0.3 mm ピッチ超低背 FPC 用コネクタ 【バックロックタイプ】

0.3 mm ピッチ超低背 FPC 用コネクタ
【バックロックタイプ】
FF20 Series
概 要
FF20 シリーズは、0.3mm ピッチ、奥行 3.80mm、
高さ 0.66mm の超低背 FPC コネクタです。
特 長
・弊社独自のカム式バックロック採用により、確実な作業が行えます。
・コンタクト接点は、上接点です。
・ FPC を上方向に引張り上げても、ロックが開きません。
・ニッケルバリアの採用により、はんだ上がりを防止しています。
・ ロック解除状態で納入の為、作業前にレバーを開く必要が有りません。
注意:FPC を挿入しない状態でロックレバーを閉じないで下さい。
用 途
携帯電話、ノート PC, PDA, 小型モバイル機器
仕 様
定格電圧
AC 50V(r.m.s.)
定格電流
0.2A /コンタクト
耐電圧
AC 200V(r.m.s.) / 1 分間
絶縁抵抗
DC 250V で 50 M Ω 以上
接触抵抗
50m Ω以下
材 質 / 表面処理
部品名
131010
RoHS
Compliant
Compliant
材質/表面処理
コンタクト
銅合金/ Ni 下地 Au フラッシュめっき
ハウジング
LCP 樹脂(UL94V-0)/黒色
ロックレバー
PPS 樹脂(UL94V-0)/ブラウン
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
また、掲載している製品の特性、 及び仕様は参考値です。 製品を使用する際は、最新の納入仕様書で内容のご確認をお願い致します。
http://www.ddknet.co.jp
単位:mm
FF20 Series
○ 超低背コネクタ【バックロックタイプ】
FF20- □□ A-R11A
品名構成
①
②
③
④ ⑤ ⑥ ⑦
①シリーズ名
FF20
③接点形状
A:上接点
②芯 数
表ー 1 参照
④コンタクトスタイル
⑤コンタクトテール長さ
R:ライトアングル
1:0.45mm
奇数芯数の場合(Applicable for the odd1:Ni
number contacts)
⑥コンタクト表面処理
下地 /Au(フラッシュ)めっき
奇数芯数の場合
⑦ロックレバー形状
A:標準タイプ
No.1 コンタクト
0.70 以下
3.45
No.(n) コンタクト
C
X
B
0.12
0.60
0.03
0.20 X
No.(n) コンタクト
1.65
1.35
0.55
0.45
1.00
0.45
0.42
0.15
0.45
No.1 コンタクト
3.80
0.10
0.10
0.20
(FPC position)
0.18
0.30
(1.39)
A
B
偶数の端子
奇数の端子
No.(n-1) コンタクト
No.2 コンタクト
0.30
0.12
0.60
0.03
0.20 X
偶数芯数の場合(Applicable for the even number contacts)
偶数芯数の場合
No.1 コンタクト
3.80
3.45
No.(n) コンタクト
C
X
B
0.60
0.12
0.03
0.20 X
No.(n-1) コンタクト
0.45
0.42
0.45
0.15
No.1 コンタクト
0.10
0.10
0.70 以下
0.30
(1.39)
A
B
No.2 コンタクト
0.30
0.60
No.(n) コンタクト
0.12
0.03
FF20-xxA-R11A
0.20 X
G-503097(2/3)
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
また、掲載している製品の特性、 及び仕様は参考値です。 製品を使用する際は、最新の納入仕様書で内容のご確認をお願い致します。
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2
Recommended P.C.B Pattern lay-out
Applicable for F
No.1端子を基準に千鳥に配列。
0.03
Recommended P.C.B Pattern lay-out
0.30
0.02
嵌合口
0.02
D
B
0.10
0.15
0.10
0.10
0.10
0.65
No.1 コンタクト
0.30
品 名
FF20- 12A-R11A
FF20- 17A-R11A
FF20- 20A-R11A
FF20- 24A-R11A
FF20- 25A-R11A
FF20- 35A-R11A
FF20- 39A-R11A
偶数芯数の場合(Applicable for the Even number contacts)
芯数
8
12
17
0.03
0.10
0.10
0.30
0.03
20
0.03
24
No.(n) コンタクト
25
35
39
0.10
0.10
0.30
0.03
0.03
0.03
0.10
0.15
2.70
6.50
4.80
5.45
5.40
6.90
7.55
7.50
10.20
10.85
10.80
8.90
13.10
0.10
0.10
0.10
0.75
1.40
0.03
補強板
7.20
11.40
3.95
6.35
7.85
12.05
3.90
6.30
7.80
12.00
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
また、掲載している製品の特性、 及び仕様は参考値です。 製品を使用する際は、最新の納入仕様書で内容のご確認をお願い致します。
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3
0.03
0.10
0.15
0.65
0.10
0.10
0.10
1.40
0.75
2.00 以上
0.03
0.03
0.03
0.03
No.(n) コンタクト
2.75
11.90
0.75
0.12
0.10
0.10
0.30
2,10
5.70
0.07
No.(n) コンタクト
3.80
8.60
(3.65)
0.03
0.30
2.00 以上
0.03
0.50 以上
0.30
0.65
0.10
0.10
0.10
1.40
0.75
0.03
1.50 以上
0.02
D
7.40
No.1 コンタクト
0.03
2.00 以上
0.02
1.50 以上
D
B
0.07
0.05
0.50 以上
0.12
C
補強板
0.02
補強板
0.07
0.03
B
3.30
0.02
偶数芯数の場合(Applica
0.30
0.03
A
5.00
0.07
0.03
偶数芯数の場合
0.05
0.15 0.10
(3.65)
1.40
0.03
0.50 以上
2.15
0.03
0.10コンタク
No.(n-1)
ト
0.10 0.03
0.30 0.03
0.03
偶数芯数の場合(Applicable for the Even number contacts)
0.12
0.12
0.75
0.65
B
0.30
0.60
0.30
0.03
0.50 以上
2.00 以上
補強板
0.30 0.07
*芯数対応については、弊社営業までお問い合せ下さい。
0.03
No.1 コンタクト
0.07
1.50 以上
(0.10)
0.10
0.10
0.10
1.40
0.75
0.03
0.10
0.03
0.05
0.03
FF20- 8A-R11A
1.40
0.75
0.03
0.75
No.(n-1) コンタクト
表 -1
0.03
No.1 コンタクト
No.(n-1) コンタクト
2.00 以上
0.02
0.03
0.10
0.30
0.30
偶数芯数の場合(Applicable for the Even number contacts)
0.50 以上
0.07
1.50 以上
0.03
0.75
0.03
2.15
0.30
0.60
0.30
0.10
0.30 0.02
No.(n) コンタクト
偶数芯数の場合
(3.65)
No.(n) コンタクト
0.03
0.03
0.75
0.30
0.60
0.30
偶数芯数の場合
ックレバー
0.03
0.30
0.30
0.02
0.75
0.03
2.15 0.65
補強板
0.02
No.(n) コンタクト
0.02
No.1 コンタクト
0.03 コンタクト
B No.(n)
0.05
0.02
0.07
0.03
No.1 コンタクト
0.60 0.03
0.03
0.03
0.02
0.03
0.75
0.03
2.15
0.10
0.30
0.07
D
B
0.03
No.(n-1) コンタクト
0.10 0.03
0.03
D
B
No.1 コンタクト
0.60 0.03
0.75
B
0.02
No.(n) コンタクト
0.12
嵌合口
No.1 コンタクト
0.30
0.60
0.30
No.(n) コンタクト
0.12
1.50 以上
0.30
(0.10)
0.10
0.10
0.10
0.15
0.65
嵌合口
0.07
0.03
(0.10)
0.02
0.30
0.02
0.50 以上
B 0.03
コネクタ
0.30
実装位置
0.02
0.30
0.03
◆推奨 FPC 寸法
ロックレバー
0.30 0.03
0.05
No.2 D
コンタクト
0.07
No.1 コンタクト
0.03
0.03
(3.65)
0.60
No.(n) コンタクト
0.30
1.50 以上
0.75
1.40
0.75
0.03
2.15
0.03
ロックレバー
0.02
No.1 コンタクト
0.60 0.03
1.40
0.75
0.10
0.03
No.(n) コンタクト
0.03
0.75 0.03
2.00 以上
0.03
0.30
0.60
0.30
(3.65)
2.15
B
嵌合口
0.02
Applicable for FPC recommended
dimension
0.30
0.75
No.(n) コンタクト
0.30
ロックレバー
0.02
0.30
0.07
0.30
0.03
0.03
No.1 コンタクト
0.75
0.03
No.(n) コンタクト
No.(n) コンタクト
0.03
コネクタ
実装位置
0.30
0.60
0.30
0.10
No.1 コンタクト
0.60
0.02
0.10
0.03
0.30 0.03
No.2 コンタクト
0.75
No.(n-1) コンタクト
0.02
0.75
B
コネクタ
実装位置
クレバー
0.30
(0.10)
0.03
嵌合口
ern lay-out
0.02
0.10
0.03
(0.10)
2.15
コネクタ
実装位置
0.60
No.(n-1) コンタクト
0.02
0.07
0.10
0.30
0.02
0.03
0.05
0.30 D0.03
B 0.03
No.2 コンタクト
0.03
ロックレバー
0.03
0.10
0.30
0.10
0.60
0.03
No.2 コンタクト
No.1 コンタクト
0.60
0.30
0.60
0.30
(3.65)
コネクタ
実装位置
0.02
Applicable for FPC recommended dimension
0.60
0.10
No.1端子を基準に千鳥に配列。
No.(n-1) コンタクト
0.75
No.2 コンタクト
0.02
0.03
ロックレバー
0.30
0.65
(3.65)
0.15
0.03
B
0.15
No.1端子を基準に千鳥に配列。
0.03
0.30
0.03
嵌合口
◆推奨基板寸法
Applicable for
FPC recommended dimension
Recommended P.C.B Pattern lay-out
0.60
偶数芯数の場合
No.1 コンタクト
0.60
0.60
0.30
0.75
(0.10)
奇数芯数の場合
0.30
2.15
0.03
○ 超低背コネクタ【バックロックタイプ】
単位:mm 0.30 0.07
0.75
コネクタ
実装位置
0.15
No.(n-1) コンタクト
0.02
0.65
ロックレバー
0.30
0.10
0.03
0.03
No.2 コンタクト
(3.65)
0.60
0.30
FF20 Series
補強板
FF20 Series
単位:mm
○ コネクタ操作方法と注意点
1.コネクタ実装状態
納入時のロックレバーは解放状態です
ロックレバー開放状態での納入となりますので 、
ケーブルを挿入する前に、ロックを操作する必要はありません。
(写真①参照)
ロックレバーを閉じた状態でリフロー実装をしないで下さい。
写真①
FPC 未挿入状態でロックレバーを閉じないでください。
FPC 未挿入状態でロックレバーを閉じると、接点間ギャップが狭くなり、
FPC 挿入力が上昇します。
ロックレバー真上から、荷重 (0.3N×pin 以上 ) をかけないで下さい。(図①参照)
又、反ロック方向に荷重 (0.3N×pin 以上 ) をかけないで下さい。(図②参照)
ロック破損、もしくは端子変形の原因となります。
0.3N×pin 以上
0.3N×pin 以上
図②
図①
2.FPC 挿入方法
FPC導体面を写真②の方向にして、挿入します。(正:写真②、誤:写真③参照)
FPCをコネクタに対して真っすぐに挿入して下さい。
FPC仮保持機構を採用している為、挿入に若干の力が必要です。
FPCがしっかり奥まで挿入出来ているか、確認してください。
パターン面
補強板面
NG
写真③
写真②
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
また、掲載している製品の特性、 及び仕様は参考値です。 製品を使用する際は、最新の納入仕様書で内容のご確認をお願い致します。
http://www.ddknet.co.jp
4
FF20 Series
単位:mm
○ コネクタ操作方法と注意点
3.FPC 確認方法
ハウジング上壁直線と、FPCパターン境界線を比較する事により、
浅挿入、斜め挿入を、確認、防止する事が出来ます。(写真④、写真⑤、写真⑥参照)
NG
NG
2° Max.
0.1mm Max.
OK
写真④:正常挿入状態
写真⑤:浅め挿入状態
写真⑥:斜め挿入状態
4.ロック方法
回転させる要領で、ロックレバーを押し下げます。( 写真⑦ )
その際に、ハウジングに無理な力 (3N 以上 ) をかけないよう注意して下さい。( 写真⑧ )
NG
OK
写真⑦
3N 以上
写真⑧
爪の先端でロックしないでください。ロック破損の原因となります。(写真⑨)
ロックレバー端部をロックする場合は、少なくとも 5mm 以上の幅を押して下さい。(写真⑩)
5mm 以上
NG
写真⑨
NG
写真⑩
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
また、掲載している製品の特性、 及び仕様は参考値です。 製品を使用する際は、最新の納入仕様書で内容のご確認をお願い致します。
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5
FF20 Series
単位:mm
○ コネクタ操作方法と注意点
5.FPC 抜去方法
ロックレバーを矢印方向に軽く跳ね上げる要領で、押し上げます。(写真⑪)
その際に、必要以上の力 (0.3N×pin 以上 ) をロックレバーにかけないよう注意して下さい。( 写真⑫)
NG
OK
写真⑪
0.3N×pin 以上
写真⑫
6.その他
手はんだ実装時、過量のはんだ(端子上 0.05mm 以上 ) を盛らないでください。(図 - ③)
0.05mm 以下
図-③
7.ESD
(静電耐電圧)
本コネクタは、ESD 対策をしておりませんので、取扱時には注意して下さい。
8.コネクタ廃却方法
産業廃棄物として処理して下さい。
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
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6