低電圧動作LPF内蔵ビデオアンプ NJM2574のサンプル配布開始 3V単一電源にて2Vpp出力(75Ω負荷)を実現 新日本無線では、DVC(デジタルビデオカメラ)やDSC(デジタルスチルカメラ)の映像出力部に最適 な低電圧動作LPF内蔵ビデオアンプ、NJM2574の開発を完了しサンプル配布を可能としました。 NJM2574は、LPF(ローパスフィルタ)と12dBアンプ、75Ωドライバで構成されており、DVC(デジタルビデ オカメラ)やDSC(デジタルスチルカメラ)などのポータブル映像機器の映像出力部に最適です。 主な特徴として 1. 最低動作電圧=2.8Vの低電圧動作が可能。V+= 3V時に2.7Vpptyp. の高出力を実現。(弊社従来 製品、および競合他社ビデオアンプは電源電圧:5V) 2. 内蔵のLPF([email protected])により、DSPからのクロック周波数の漏れをカット。 3. 便利な切り替え回路を内蔵。 · LPF/スルーの切り替えにより、LPFの使用の有無を任意に設定可能。 · クランプ/バイアス切り替えにより、入力信号に合わせた入力回路が選択可能。 4. パワーセーブ回路を内蔵しており、低消費設計に貢献。 5. 小型/薄型パッケージ (TVSP8 実装寸法 2.9mm×4.0mm×1.0mm)搭載のため省スペースに 貢献。 (2001年7月31日) <製品の機能および特徴の概要> · 低電圧動作 2.8V ~ 5.5V · クランプ/バイアス切替回路内蔵 · LPF/スルー切替回路内蔵 · パワーセーブ機能 パワーセーブ時消費電流 70µAtyp. @Vcc = 3.0V · コンポジットビデオ信号入力 0.5Vp-p · 12dBAmp. + 75Ωドライバ内蔵 · 75Ω 2系統ドライブ可能 · 消費電流 9.0mA typ.@Vcc = 3.0V · バイポーラ構造 · 外形 TVSP8 (実装寸法 2.9mm×4.0mm×1.0mm) <生産予定/サンプル価格> 弊社ではNJM2574のサンプル配布を2001年8月より開始し、生産は8月後半より月産50万個で立ち 上げる予定です。なお、サンプル価格は@\150です。