2相半波モータプリドライバIC

2相半波モータプリドライバIC
NJM2641のサンプル配布開始
12V電源ファンモータ用に小型・低価格化を実現
新日本無線では、2相半波方式ファンモータ用プリドライバNJM2641の開発を完了し、サンプル配布を可
能としました。
NJM2641は、クーリングファン市場で最も生産数量の多い12Vファン向けに設計された2相半波方式のプ
リドライバで、2個のパワートランジスタと、わずかな周辺部品で2相半波ファンモータが容易に構成できま
す。接続するパワートランジスタ容量に応じて、小出力から高出力まで様々なバリエーション化が可能で
す。
安全面ではモータロック時の保護回路と自動復帰回路を内蔵し、ロック時の通電ON/OFF比は、従来品
では1:5.5であったものを1:10に変更したことで、ロック時のモータコイルの発熱と消費電力の低減化を図
っています。また、ロック時のアラーム出力端子も備えています。
パッケージは、小型のTVSP8と汎用のDMP8の2種類で、DMP8は24V、48V用の2相半波モータプリドライ
バNJM2640とはピンコンパチになっており、基板を共通化することが可能です。
(2003年11月04日)
<製品の機能および特徴の概要>
· 動作電源電圧
4~14V
· 絶対最大定格電圧
15V
· ロック保護/自動復帰回路内蔵
· ロックアラーム出力端子
· ロック時通電ON/OFF比 1:10
· 外形
TVSP8(2.9×4.0×1.0mm)、
DMP8(5.0×6.8×1.6mm)
<生産予定/サンプル価格>
弊社では、NJM2641のサンプル配布を2003年11月より開始し、生産は2004年1月より、両パッケージ合
わせて月産100万個で立ち上げる予定です。
なお、サンプル価格は@\50です。