電力管理機器 デマンドコントローラ FM78 ■機種一覧 ●デマンドコントローラは,契約種別・電力管理目的により,2 種類の中から選択できます。 ●デマンドコントローラの導入で ・契約電力の超過防止が図れます。 ・電気料金の節約が図れます。 ・電力管理の合理化が図れます。 種類 特長 デマンドコントローラ FM78P デマンドコントローラ FM78 パソコン連携可能 プリンタ付 パソコン連携可能 ・プリンタにより豊富なデータを記録 ・安価な普及形 ・お手持ちのパソコンとデマンドコントローラを USB ケーブルで接続することで 各種データ収集と,各種設定が可能 ・きめ細い電力監視により 5 回路の負荷を自動制御 ・電池レスで 240 時間の停電補償付 ・表面取付,埋込取付,卓上形のいずれにも対応可能 ❹電力管理用計器 原理 予測電力 目標電力 固定警報 現在電力 設定値 (FM78P,FM78) 現在電力 ΔP 目標電力線 Δt 警報発生 固定警報 30-t 初期電力 可変 0 t 目標電力 30分 Δt:1∼5分可変 (1分単位) 現在電力とその増加傾向によりデマンド値を予測し,予測値が目標電力を超えな い範囲まで,所定の負荷に決められた順序にしたがって,遮断指令を出してコン トロールします。 使用電力に余裕ができた場合は,遮断した負荷に復帰指令を出します。 固定警報が設定できます。 ■ご注文指定事項(形名説明) F M 7 8 P 形 GE 富士電機メーターを示す 記録機能付を示す デマンド受量器を示す デマンドコントローラの設計順番を示す デマンド受量器の設計順番を示す 4-12 デマンド監視装置 契約電力の超過を防止し,電力管理の合理化,電気料金の節約, 設備運営の効率化を実現します! ■特長 1.合理的な負荷制御方式 ●デマンド値を監視し,契約電力を超過しないよう,負荷を 制御できます。 ● 5 回路の負荷制御を自動で行います。 ●電気の使用状況に合わせたキメ細かな負荷制御が可能です。 2.通信機能搭載 お手持ちのパソコンとデマンドコントローラを USB ケーブルで 接続することにより ●パソコンから各種設定ができます。 ●パソコンで日報,月報などの計量データを CSV ファイル形式 で収集できます。 ● CSV 形式で収集した計量データは,パソコンで受電日報など を容易に作成できます。 ●専用アプリケーションを用いることで,パソコンに日報,月 報などのトレンドデータをグラフ表示することができます。 ■ FM78P 形(プリンタ付) 3.固定警報機能搭載 ●デマンド値が設定した値に達すると警報でお知らせします。 4 電力管理用計器 ❹ 4.スーパーキャパシタで 240 時間の停電補償 ●計量データのバックアップは電池を使っていないため,定期 的な電池交換の煩わしさがありません。 5.3 タイプの設置に対応 ●表面取付,埋込取付,卓上のいずれの設置にも対応できます。 6.見やすい管理データ(FM78P 形) ●漢字を多く用いて,見やすい印字で出力します。 ■ FM78 形(プリンタ無し) 4-13 電力管理機器 デマンドコントローラ FM78 形,FM78P 形 ■仕様 形名 FM78形(プリンタ無し) ,FM78P形 (プリンタ付) 取付方法 表面取付,埋込取付,卓上 デマンド時限 15分,30分,60分より選択(電源周波数同期) 入力 入力パルス AC ・無電圧1a接点 パルス回路電源AC100/110V外部接続,接点容量AC110V 50mA以上 ・パルス間隔:630ms以上,パルス幅:100ms以上 ・入力感度電流:L=5mA以下,H=10mA以上 DC 表示 ・無電圧1a接点またはオープンコレクタ信号,接点容量DC24V 50mA以上 ・パルス間隔:25.2ms以上,パルス幅:10ms以上 入力パルス定数 1∼99999pulse/kWh 時限外部同期 ・無電圧1a接点またはオープンコレクタ信号,接点容量DC24V 50mA以上 ・パルス幅:100ms以上 数字表示 No. 1表示器 ・予測デマンド ・使用可能電力 ・月最大デマンド (赤色LED5桁) ・設定データ(設定モード中) No. 2表示器 ・目標電力 ・現在デマンド ・設定データ(設定モード中) (赤色LED5桁) No. 3表示器 ・調整電力 ・固定警報 ・設定データ (設定モード中) (赤色LED5桁) No. 4表示器 ・残り時間 ・設定データ (設定モード中) (赤色LED2桁) ランプ表示 赤色LED ・負荷遮断状態 (No. 1∼5) ・警報出力状態 アラーム1,アラーム2,固定警報,制御不能,高負荷, データクリア,紙切れ (FM78P形のみ) ・現在表示項目 ・設定モード表示 設定 設定方式 ファンクションキー入力および項目選択方式 基本設定項目 ・デマンド時限 ・パルス定数 ・VCT比 ・同期方式・モード ・年 (西暦) ・月,日 ・時,分 ・日報時 ・月報日 ・目標電力 ・固定警報動作 ・固定警報値 ・遮断電力 ・負荷遮断ロック ・負荷遮断順位 ・負荷制御方式 ・印字設定 (FM78P形のみ) 特殊設定項目 ・警報ロック時間 ・初期電力 ・高負荷制限 ・サンプリング時間 ・時限切替警報出力 ・時限切替警報出力遅延時間 ・ブザー入/切 操作 ロッカースイッチ操作 電源 ON/OFF ファンクションキー操作 ・表示切替 ・各種設定 ・ブザー停止 ・時限同期 ・取消 警報出力接点 ・アラーム1(超過) ・アラーム2(負荷制御) ×1 ×1 ・固定警報 ×1 ・任意印字 (FM78P形のみ) ・紙送り (FM78P形のみ) 出力 ●電力管理用計器 4 印字 無電圧1a接点,各1点 片側コモン (AC200V,1A以下またはDC30V,1A以下) ・制御不能 ×1 ・高負荷制限超過 ・時限切替警報 ×1 ×1 遮断出力 No. 1∼No. 5 ×5 ブザー ・データクリア・・・・連続音 ・その他の警報・・・・間欠音 同上 プリンタ(FM78P形のみ) サーマルラインドットプリンタ (漢字,英数字,かな,カナ,記号) 印字項目 ・電源投入印字 ・年月日,時刻修正 ・年,月日更新 ・時限同期印字 ・停電・復電印字 ・デマンド印字 ・負荷制御印字 ・高負荷制限超過 ・日報印字 ・日負荷曲線印字 設定可能項目 ・デマンド時限 ・パルス定数 ・VCT比 ・同期方式・モード ・日報時 ・月報日 ・目標電力 ・月報印字 ・年報印字 ・任意印字 ・設定内容印字 通信 ・固定警報 ・遮断電力 ・負荷遮断ロック ・負荷遮断順位 ・負荷制御方式 ・警報ロック時間 ・初期電力 ・高負荷制御 ・サンプリング時間 ・時限切替警報出力 ・ブザー入/切 ・プリンタ動作 (FM78P形のみ) デマンド,制御警報,日報印字,日負荷曲線印字 月報印字,年報印字 CSVファイル形式 日報 データ 以下のデータを1日単位で出力し,92日分のデータを保存します。 ・デマンド ・30分使用量 ・1日合計電力量 ・月累計電力量 ・1日最大デマンド ・月最大デマンド ・日負荷率 ・月負荷率 月報 以下のデータを1ヶ月単位で出力し,2ヶ月分のデータを保存します。 ・1日合計電力量 ・1日最大デマンド ・月合計電力量 ・月最大デマンド ・月負荷率 年報 以下のデータを1年単位で出力し,13ヶ月分のデータを保存します。 ・月合計電力量 ・月最大デマンド ・年最大デマンド トレンドデータ 外部のパソコンに,下記のデータを棒グラフおよび数値表示可能 日報 月報 年報 PCの動作環境 棒グラフ表示 数値表示 ・デマンド (時限単位) ・1日合計電力量 ・月累計電力量 ・電力量 (1時間単位) ・1日最大デマンド ・日負荷率 ・月負荷率 ・1日最大デマンド(1日単位) ・月合計電力量 ・月最大デマンド ・1日合計電力量 (1日単位) ・月負荷率 ・月最大デマンド(1ケ月単位) ・年最大デマンド (旧) ・月合計電力量(1ケ月単位) ・年最大デマンド (新) OS:Windows 2000 Pro(SP3以上) ,Windows XP Home/Pro (SP2) CPU:Celeron,Pentium 4 または同等以上 モニタ:1024×768ドット (XGA) 以上,16ビット以上を表示可能なカラーモニタ メモリ:512MB以上推奨 ハードディスク:10MB以上(.Net Framework2.0を除く) ソフトウェア:.Net Framework2.0 USB:Ver2.0以上 時計 通電時 電源周波数同期 停電時 補助電源 負担 その他 水晶発振 ±2秒/日以内 (at25℃) 電圧 AC100V±10% 周波数 50/60Hz (周波数自動判別) 補助電源(MA-MB) 14.5VA,14.5W パルス回路 (RA-RB) 3.8VA,3.8W 停電補償 240時間(スーパーキャパシタ) 使用温度範囲,湿度 0℃∼+50℃,80% RH以下 外形寸法・質量 FM78形 :270(W)× 200(H)× 130(D)約1.7kg FM78P形:270(W)× 200(H)× 130(D)約2.0kg 4-14 ・記載されている製品名・社名は各社の商標・登録商標です。 デマンド監視装置 ■各部の名称と機能 ④遮断出力表示部 ②状態表示部 ③警報表示部 ⑩上部掛金 ⑤設定モード 表示部 ①表示部 №1表示 №2表示 №3表示 №4表示 ⑦プリンタ (FM78P形のみ) 電源スイッチ (カバーを開けます) ⑧USB通信コネクタ ⑥操作ボタン・設定ボタン ⑪表面取付金具 ⑨端子部 ⑪表面取付金具 端子カバー ① 表示部(数字表示) No.1 表示............予測デマンド値,使用可能電力値,月最大デ ⑦ プリンタ..................デマンド,日報,月報,年報,任意,設定内容, 制御などの各記録を行います。 マンド値を表示します。 No.2 表示............目標電力値,現在デマンド値を表示します。 No.3 表示............調整電力値の超過/余裕の表示,固定警報値を 表示します。 No.4 表示............デマンド残り時間を表示します。 *FM78形はプリンタがありません。 ③ 警報表示部..............各種警報 (アラーム1,アラーム2,固定警報, 高負荷,データクリア,紙切れ)発生時に点灯 します。 ④ 遮断出力表示部.......負荷制御回路 (No.1∼5) の遮断時に点灯します。 ●電力管理用計器 ② 状態表示部..............表示部 (No.1,No.2,No.3表示)がどの値を 示しているか点灯表示します。 ⑧ USB通信コネクタ...USB通信を行うときに使用します。 4 ⑨ 端子部 ・補助電源端子 (AC100V) ・電力量パルス入力端子 ・外部時限同期端子 ・警報出力接点 (無電圧1a接点) ・遮断出力接点 (無電圧1a接点) ⑩ 上部掛金.................表面取付の時に使用します。 ⑪ 表面取付金具.........表面取付の時に本体からスライドさせて使用 します。 ⑤ 設定モード表示部...設定中にどの項目を設定しているか点灯表示 します。 ⑥ 操作ボタン (上段)...表示切替,印字,紙送り,ブザー停止,時限 同期合わせの操作に使用します。 設定ボタン (下段)...設定ボタン,Up,Downボタンにより設定値 の更新を行います。 4-15 電力管理機器 デマンドコントローラ FM78 形,FM78P 形 ■通信 デマンドコントローラのUSB通信コネクタとパソコンをUSBケーブ ルで接続することにより,デマンドコントローラに記憶されたデー タの収集および設定・接点制御操作をすることができます。 デマンドコントローラ (FM78P 形) パソコン なお,データの収集および操作を行う場合は下記の準備が必要です。 ●準備するもの 1.通信ソフトウェア (製品に同梱されています。 ) 2.USBケーブル(お客様でご準備ください。 ) 3.パソコン ( 「仕様」 欄の通信の項を参考に, お客様でご準備ください。 ) ●通信できること ①トレンドグラフ表示 日報,月報,年報の各データをパソコン画面にてグラフ表示でみる ことができます。 USB ケーブル ③設定操作 パソコンからデマンドコントローラの各種設定 (時刻変更を除く)を 行うことができます。また,デマンドコントローラの設定内容を保 存,確認することができます。 【デマンド値トレンドグラフ画面(日報) 】 【基本・制御設定画面】 ●電力管理用計器 4 【電力量トレンドグラフ画面 (日報)】 【印字・特殊設定画面】 ②CSVデータ収集 日報,月報,年報の各データをCSVファイル形式で収集,保存でき ます。 受電日誌などの帳票作成がパソコンで容易に行えます。 4-16 ④リレー接点制御 パソコンからデマンドコントローラの警報出力接点および遮断出力 接点の制御を行うことができます。 本機能は運用開始前に各接点の動作を確認するための機能です。 デマンド監視装置 ■動作 デマンドコントローラは,電力会社の取引用計器が出力するパルスを 受信することでデマンド値を演算し,契約電力を超過しないよう設備 制御を行う装置です。 60 (1)現在デマンド値 (P) = × N T VCT比 パルス定数 × 〔kW〕 T=定格時限 (15分,30分,60分から選択) N=時限開始時から現時点までの入力パルス積算数 PF:予測デマンド値 予測デマンド線 デマンド値 Po:目標電力値 警報発令 (kW) (2) =P 予測デマンド値(PF) P:現在デマンド値 (時限終了時点の予測したデマンド値) ΔP 現在デマンド線 ΔP Δt + × (T−t) 〔kW〕 Δt 目標電力線 残り時間 (T-t) 0 T × 〔kW〕 (PF−PO) (3)調整電力値= (T−t) t (時限終了時点のデマンド値を,目標電力値内に抑えるために調 整すべき電力値) T:定格時限 時間(分) (注) 取引用計器とデマンドコントローラの間にはパルス検出器 (パルス 変換器) が必要です。詳しくは4-3頁∼4-8頁をご覧ください。 ■記録印字の見方 (FM78P形) (3) 日負荷曲線 (1)デマンド印字(印字時間設定可能) 終了時刻 382.5kW 382.5kW 382.5kW 382.5kW 382.5kW 382.5kW 382.5kW 382.5kW 382.5kW 85% 85% 85% 85% 85% 85% 85% 85% 85% 最終デマンド値 [日負荷曲線]2007 年 05 月 29 日(火) 時 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 対目標% (2)負荷制御印字(印字時間範囲設定可能) 負荷№ 2と№ 3が遮断した場合 未遮断は“-”を印字 ■負荷遮断 K 負荷遮断回路 NO.-23-K 残り 1 5 分 00 秒 デマンド 346. 0kW +75. 0kW K 時刻 1 0 時 1 5 分 調整 残り時間 遮断時刻 ■負荷投入 K 負荷投入回路 K 残り 30分00秒 K 時刻 10時30分 調整電力 (+符号付き) 現在デマンド値 負荷№ 5が投入した場合 遮断中は“-”を印字 ●電力管理用計器 01時00分 01時30分 02時00分 02時30分 03時00分 03時30分 04時00分 04時30分 05時00分 4 ① ② 0 20 40 60 80 100 % NO. ----5 0. 0kW デマンド -500. 0kW 調整 調整電力(−符号付き) ①7時00分から8時00分の間の負荷率 1時間の発生デマンドのうち大きい方の値 負荷率= ×100 目標電力 ②横軸目盛り (フルスケール 110%) 4-17 電力管理機器 デマンドコントローラ FM78 形,FM78P 形 (4) 日報印字 (5) 月報印字 [日報] 時 01 02 03 04 05 06 07 08 09 16 17 18 19 20 21 22 23 24 2007年05月29日(火) デマンド デマンド 60分使用量 <kWh> <kW> <kW> 106. 0 108. 0 104. 0 103. 5 103. 0 104. 0 103. 0 103. 0 103. 0 103. 5 103. 0 104. 0 103. 0 103. 0 103. 0 103. 5 104. 0 103. 0 103. 5 103. 0 104. 0 105. 5 103. 0 108. 0 146. 5 120. 0 173. 0 357. 0 341. 0 314. 0 228. 0 160. 0 115. 0 108. 0 107. 0 103. 0 347. 0 341. 0 280. 0 202. 0 129. 0 110. 0 107. 0 106. 0 103. 0 352. 0 341. 0 297. 0 215. 0 144. 5 112. 5 107. 5 106. 5 103. 0 ●電力管理用計器 4618. 0kWh 1日合計電力量 109058. 0kWh 月累計電力量 <kW> 1日最大デマンド 381. 0 05 月 29 日 15 時 00 分 <kW> 月最大デマンド 05 月 29 日 15 時 00 分 381. 0 負荷率 日 月 50% 41% 4 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ①15時00分∼15時30分までのデマンド値 [月報] 2007年05月31日 1日合計 電力量 01日 4580. 0kWh 02日 4567. 0kWh 03日 2496. 0kWh 04日 2496. 0kWh 05日 2496. 0kWh 06日 2496. 0kWh 07日 4590. 0kWh 08日 4551. 0kWh 09日 4297. 0kWh 10日 4189. 0kWh 11日 4121. 0kWh 12日 2346. 0kWh 13日 2340. 0kWh 14日 4267. 0kWh 15日 4250. 0kWh 16日 4215. 0kWh 17日 4299. 0kWh 18日 4532. 0kWh 19日 2496. 0kWh 20日 2496. 0kWh 21日 4487. 0kWh 22日 4611. 0kWh 23日 4600. 0kWh 24日 4598. 0kWh 25日 4555. 0kWh 26日 2496. 0kWh 27日 2496. 0kWh 28日 4477. 0kWh 29日 4618. 0kWh 30日 4534. 0kWh 31日 4478. 0kWh 1日最大 デマンド 375. 0kW 369. 0kW 105. 0kW 105. 0kW 105. 0kW 105. 0kW 377. 0kW 360. 0kW 379. 0kW 380. 0kW 333. 0kW 105. 0kW 105. 0kW 366. 0kW 372. 0kW 380. 0kW 368. 0kW 375. 0kW 105. 0kW 105. 0kW 380. 0kW 345. 0kW 359. 0kW 366. 0kW 364. 0kW 105. 0kW 105. 0kW 375. 0kW 381. 0kW 359. 0kW 357. 0kW 月合計電力量 118070. 0kWh 月最大デマンド <kW> 05月29日 15時00分 381. 0 月負荷率 41% ②15時30分∼16時00分までのデマンド値 ③15時∼16時までの使用電力量 ④1日合計電力量 前回日報時から今回日報時までの合計電力量を印字します。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑤月累計電力量 月報後からの累計電力量を印字します。 ⑥1日最大デマンド 前回日報時からの最大デマンド値を発生月日,時分と共に印字し ます。 ⑦月最大デマンド 前回月報日からの最大デマンド値を発生月日,時分と共に印字し ます。 ⑧日負荷率,月負荷率 日 (月) 負荷率= 1日合計 (月累計) 電力量 1日 (月) 最大デマンド×稼働時間 ①各日の1日合計電力量と1日最大デマンド値を1ヶ月分印字します。 ②5月17日24時∼5月18日24時までの1日合計電力量(左側)と 1日最大デマンド値(右側) ③月合計電力量 1ヶ月間の使用合計電力量を印字します。 ④月最大デマンド 前回月報日からの最大デマンド値を発生月日,時分と共に印字 します。 ⑤月負荷率 月負荷率= 4-18 月合計電力量 月最大デマンド×稼働時間 デマンド監視装置 ■外形寸法図〔単位:mm〕 270 130 (116.5) 約 9 200 13.5 0° 表面取付の場合 取付ねじ(M4またはM5) 44 *FM78形はプリンタがありません。 (パネルカット寸法) 262 ±1 端子カバー 表面取付金具 φ5.5 192 191 179 (表面取付) ±1 29 (表面取付) 261 端子ねじ(M3×6) 表面取付金具 φ5.5 4 外部時限同期入力 無電圧1a接点または オープンコレクタ CVVS 1.25mm2以上 伝送距離 500m以下 ■接続図 ACパルス入力 電力量パルス入力 CVVS 1.25mm2以上 (2000pulse/kWh) 伝送距離 4km以下 制御不能 警報出力 高負荷制限 接点 時限切替 + − NC NC NC NC NC NC A6 A5 A4 NC S2 S1 RB RA NC NC 負荷No.5 負荷No.4 遮断出力 負荷No.3 接点 負荷No.2 負荷No.1 COM1 ●電力管理用計器 208 T5 T4 T3 T2 T1 T01 A3 A2 A1 A0 R2 R1 + − G 上段 G MB MA 下段 補助電源 AC100V±10% 50/60Hz DCパルス入力 無電圧1a接点または 電力量パルス入力 オープンコレクタ CVVS 1.25mm2以上 (50000pulse/kWh) 伝送距離 500m以下 固定警報 警報出力 アラーム2 接点 アラーム1 COM D種接地 600Vビニル 電線2mm2以上 NC: 空端子 ・絶縁抵抗試験、耐電圧試験を不用意に行うと装置を破損することがありますので、次の事項をお守りください。 1. 補助電源端子「MA, M B」間にはサージアブソーバが挿入されていますので、M AM B間には通常の商用電源(AC100V)以外の電圧をかけないでください。 2. 補助電源端子と G 端子「 」間にも、サージアブソーバが挿入されています。絶縁抵抗試験及び耐電圧試験を実施する場合は、必ず G 端子 「 」への接続を外してください。 3. 絶縁抵抗試験、耐電圧試験を実施される場合は下記の値で行ってください。規定以上の電圧を印加すると機器の故障や焼損の原因となります。 ケース(取付用盤など)と各端子間の絶縁抵抗と耐電圧 注 意 試 験 箇 所 補助電源端子(MA, MB)とケース(取付用盤など)間 出力端子(A1∼ A6, A0, T1∼ T5, T01)および入力端子(RA, RB)とケース(取付用盤など)間 入力端子(R1, R2, S1, S2)とケース(取付用盤など)間 絶 縁 抵 抗 耐 電 圧 20MΩ以上(DC500V) AC 2kV 1 分間 20MΩ以上(DC500V) AC 2kV 1 分間 試験は行わないでください 試験は行わないでください 4-19 電力管理機器 デマンドコントローラ FM78 形,FM78P 形 ■使用方法 使用電力を監視し,契約電力の超過を防止します。 適用例 接続例を参照下さい 取引用計器 (電力会社) VCT デマンドコントローラ FM78形, FM78P形 パルス検出器 貫通形CT 負 荷 負 荷 警報出力 遮断出力 (5回路) 負 荷 (注1)負荷を直接遮断/投入させる制御回路は,本装置の外部に設けていただく必要があります。 (注2)電力会社により,パルス検出方法が異なりますので事前にご相談ください。 ■接続例 (1) 取引用計器が複合計器50,000pulse/kWhの場合 パルス検出器 PD3 R1 R2 R0 MA MB C1A C2B C2A C2B C3A C3B 複合計器 補助 電源 発信 装置 3L P2 1L C1 C2 VT ●電力管理用計器 CT 4 デマンドコントローラ FM78形,FM78P形 パルス検出器の設定 ・検出パルス切替スイッチ:4 ・出力パルス選択スイッチ:8 ・変換比設定スイッチ:全て0 T5 T4 T3 T2 A5 T1 T01 A3 遮断出力 D種接地 パルス 検出部 警報出力 NC NC NC NC NC NC A6 G 注) 外部同期スイッチ シールド線 A4 NC S2 A2 A1 A0 S1 RB RA NC NC R2 R1 G G MB MA 警報出力 補助電源 D種接地 !"!!!#$%&'()*+, !"!!!#$%&'()*+, 注)遠隔での時限同期合わせをする場合に使用します。 (2) 取引用計器が複合計器2,000pulse/kWhの場合 デマンドコントローラ FM78 形, FM78P 形 パルス検出器 パルス検出器の設定 PD3 複合計器 発信 装置 3L P2 1L C1 C2 VT CT 補助 電源 R1 R2 R0 MA MB C1A C2B C2A C2B C3A C3B D 種接地 !"""#$%&'()*+, ・検出パルス切替スイッチ:1 ・出力パルス選択スイッチ:8 ・変換比設定スイッチ:全て0 注) 外部同期スイッチ !"""#$%&'()*+, シールド線 警報出力 NC NC NC NC NC NC A6 T5 G T4 T3 T2 A5 T1 T01 A3 遮断出力 A4 NC S2 A2 A1 A0 S1 RB RA NC NC R2 R1 G G MB MA 警報出力 補助電源 D 種接地 注)遠隔での時限同期合わせをする場合に使用します。 4-20 デマンド監視装置 ■デマンドコントローラパルス受信方法 1. 電力会社の取引用計器からパルスを受信する場合の接続方法 取引用計器の種類 接続図 (2,000pulse/kWh出力の場合) パルス定数 取引用計器 パルス変換部 電力需給用 パルス検出器 50,000 pulse/kWh 複合計器 青 赤 黒 発信 装置 3L P2 1L C1 C2 パルス検出部 R1 R2 R0 MA MB C1A C1B C2A C2B C3A C3B G D種接地 2,000 pulse/kWh 50,000pulse/kWh 補助電源AC100/110V 2,000 pulse/kWh 発信装置付 パルス検出器 精密電力量計 最大需要電力計 青 赤 黒 発信 装置 3L P2 1L CA CB kW MA MB RA RB パルス検出部 R1 R2 R0 MA MB C1A C1B C2A C2B C3A C3B 4 電力管理用 計器 ❹ G D種接地 2,000 pulse/kWh 2,000pulse/kWh 補助電源AC100/110V 8,000 pulse/kWh 発信装置付 精密電力量計 パルス検出器 デマンドコントローラ 最大需要電力計 青 kW 赤 黒 発信装置 P2 1L C0 C1 C2 MA MB R0 R1 R2 パルス検出部 R1 R2 R0 MA MB C1A C1B C2A C2B C3A C3B CVVS 1.25mm2 以上 4km以下 G D種接地 2,000 pulse/kWh 4,000pulse/kWh MA MB G RA RB R1 R2 S1 S2 補助電源 D種接地 AC100V 2mm2 50/60Hz 以上 外部同期 スイッチ CVVS 1.25mm2以上 500m以下 補助電源AC100/110V 9,000 pulse/kWh 発信装置付 精密電力量計 パルス検出器 最大需要電力計 青 赤 黒 発信装置 1L C0 C1 C2 C3 kW MA MB R0 R1 R2 R3 パルス検出部 3,000pulse/kWh R1 R2 R0 MA MB C1A C1B C2A C2B C3A C3B G D種接地 2,000 pulse/kWh 補助電源AC100/110V 4-21 電力管理機器 デマンドコントローラ 2. 発信装置付精密電力量計からパルスを受信する場合 発信装置付精密電力量計 FP3C-S22VR形 発信 装置 1S P1 P3 3S 3L P2 1L CA CB CVVS 1.25mm2以上 4km以下 デマンドコントローラ FM78形へ FM78P形へ P1 P2 P3 1S 1L 負 電 ❹電力管理用 計器 4-22 荷 源 3L 3S