[AK8826VN] AK8826VN HD/SD Multi Format Video Encoder with 3ch DAC 概 要 AK8826 は 10bit の DAC を 3 チャンネル内蔵した HDTV / SDTV 対応のビデオエンコーダです。 入力データとして、SDTV ブロックは SMPTE-125M-1995/ITU-R BT.601,656 に準拠した Y/Cb/Cr 4:2:2 フォーマット(8bit)、 HDTV ブロックは、SMPTE274M-1998(1080i)、SMPTE296M-2001(720p) に準拠した Y/Cb/Cr 4:2:2 フォーマット(8bit x 2)、 RGB データ(6:6:6/5:6:5 フォーマット)に対応しています。データインターフェースは EAV 信号を検出して同期するモード、 または外部 H/V 同期信号に同期するモードの選択ができます。 出力信号は CVBS/SDY/SDC、HDY/HDPB/HDPR 信号、または RGB アナログビデオ信号を排他的に出力します。 内蔵 DAC は独立して on/off 可能です。レジスタ設定によりビデオ信号だけでなく、VBI 信号を重畳することができます。また、 AK8826 に内蔵されている DAC のみの使用も可能です。マイコンインターフェースは I2C です。 機 能 コンポーネントビデオエンコーダ ◇ 対応入力データ: SMPTE125M-1995 / ITU-R BT601 (525i/625i) SMPTE293M-1996 / ITU-R BT1358 (525p/625p) SMPTE274M-1998 (1080i) SMPTE296M-2001 (720p) ◇ 入力信号フォーマット:(525i / 625i, 525p / 625p, 1080i, 720p ) Y/Cb/Cr 4:2:2 (8bit x 1: 525i/625i) Y/Cb/Cr 4:2:2 (8bit x 2: 525i/625i/525p/625p/1080i/720p) RGB 6:6:6(18bit, 525i/625i/525p/625p) RGB 5:6:5(8bit, 525i/625i) RGB 5:6:5(16bit, 525i/625i/525p/625p) ◇ 入力クロック: 27MHz (525i /625i /525p /625p) / 74.25MHz (1080i /720p) ◇ 出力信号: Y/Pb/Pr Interlace コンポーネントビデオ信号(525i / 625i, 1080i) Y/Pb/Pr Progressive コンポーネントビデオ信号(525p / 625p, 720p ) (EIA 770.2, EIA 770.3 準拠) R/G/B Interlace コンポーネントビデオ信号(525i / 625i) R/G/B Progressive コンポーネントビデオ信号(525p / 625p) ◇ 入力信号同期: EAV 同期モード(ITU-R.BT 656 I/F 同期モード) HD / VD タイミング信号によるスレーブ同期モード ( 525i /625i: ITU-R. BT601 規格準拠、625i / 525p / 1080i / 720p: CEA-861-D 準拠) ◇ VBID(CGMS-A), CC/XDS, WSS, CEA-805-B(Type A/B) ◇ カラーバージェネレータ内蔵 ◇ ブラックバーストジェネレータ内蔵 ◇ YPbPrDelay 調整機能 NTSC/PAL コンポジットビデオエンコーダ ◇ NTSC-M, PAL-B,D,G,H,I,M,N エンコード ◇ 入力信号フォーマット: Y/Cb/Cr 4:2:2 (8bit x 1: 525i/625i, ITU-R BT601 準拠 YCbCr 4:2:2 データ)* RGB 6:6:6(18bit, 525i/625i) RGB 5:6:5(8bit, 525i/625i) RGB 5:6:5(16bit, 525i/625i) ◇ 出力信号: コンポジットビデオ信号 S ビデオ信号 ◇ データインターフェース: ITU-R BT.656 4:2:2 8-ビットパラレル入力 (EAV デコード) HD / VD タイミング信号によるスレーブ同期モード (ITU-R BT.601 タイミング準拠) ◇ 入力クロック:27MHz ◇ VBID(CGMS-A), CC/XDS, WSS *コンポジットビデオエンコーダモードでは YCbCr 8bit x 2 (16bit)の入力には対応していません。 MS0972-J-02 1 2012/12 [AK8826VN] RGB 出力用ビデオ DAC ◇ 対応入力データ: RGB 6:6:6 RGB 5:6:5 ◇ データインターフェース: HD / VD 信号によるスレーブオペレーション ◇ 入力クロック: 54MHz (max) 共通仕様 ● 10 ビット DAC x 3ch (動作周波数最大 150MHz) ● I2C バス I/F (400kHz) ● パワーダウンモード ● VREF 内蔵 ● 3.0V, 1.8V CMOS ● 48pin QFN (7.2mm x 7.2mm) MS0972-J-02 2 2012/12 [AK8826VN] 1. 全体ブロック図 PDN SDA SCL SELA 27MHz or 74.25MHz CLKIN Clock Gen PLL 74.25MHz-> 148.5MHz 6.75/13.5/27/54/148.5MHz 27MHz -> 54MHz u-P I/F Cb 18-bit Y NTSC/PAL C Composite Video CVBS Encoder Y/G YCbCr to RGB RGB to YCbCr Cb/B Cr/R Component Encoder G RGB B DAC1 HDY/SDY/G DAC2 HDPb/SDC/B DAC3 HDPr/CVBS/R Y/G Cb/B Cr/R Selector Selector VDI Selector HDI Sync Generator (EAV Decode or HD/VD Sync) DATA[17:0] Cr TEST0 TEST1 Y YCbCr TMO G Delay R B R Delay Buffer HDO Delay Buffer VDO VREF PVDD1 PVDD2 DVDD DVSS AVDD AVSS VREF IREF BYPASS FLT Fig. 1 全体ブロック図 MS0972-J-02 3 2012/12 [AK8826VN] AK8826 はモード切替えにより ・マルチフォーマットコンポーネントビデオエンコーダ (コンポーネントビデオエンコーダモード) ・NTSC/PAL コンポジットビデオエンコーダ(コンポジットビデオエンコーダモード) ・高速 3ch DAC(ビデオ DAC モード) のモードで動作します。 1-1. コンポーネントエンコードブロック図 From Timing Generator HD-Timing Generator CLK Rate C CGMS-A WSS Y[7:0 ] sin(x)/x x2 x2 Compensation LPF-D LPF-G* SYNC Generator Y[9:0] to DAC CLK Rate B *CLK Rate D Cb[7:0] 4:2:2 to 4:4:4 x2 Interpolation Cr[7:0] CLK Rate A From Clock Gen LPF-E x2 x2 LPF-F LPF-H* Pb[9:0] to DAC Pr[9:0] to DAC CLK Rate B 6.75/13.5/27/54/74.25/148.5MHz Fig. 2 コンポーネントエンコードブロック図 本仕様書中では、以後このブロックをコンポーネントビデオエンコードブロックと記載します。 また、このブロックが動作するモードをコンポーネントビデオエンコーダモードと記載します。 CLK Rate D は D1 モード時のみのブロックになります。 クロックレート CLK Rate A CLK Rate B CLK Rate C CLK Rate D MS0972-J-02 D1( 525i /625i ) 6.75MHz 13.5MHz 27MHz 54MHz D2( 525P / 625P ) 13.5MHz 27MHz 54MHz - 4 D3/D4(1080i/720P) 37.125MHz 74.25MHz 148.5MHz - 2012/12 [AK8826VN] 1-2. NTSC/PAL コンポジットビデオエンコードブロック図 From Timing Generator SD-Timing Generator CGMS-A WSS Y[7:0 SYNC Generator sin(x)/x Y[9:0] to DAC sin(x)/x CVBS[9:0] to DAC sin(x)/x C[9:0] to DAC x2 LPF-A ] 13.5MHz Cb[7:0] U C Interpolation Cr[7:0] 4:2:2 to 4:4:4 LPF-B cos 6.75MHz From Clock Gen 27MHz x2 LPF-C V 13.5MHz sin DFS 27MHz Fig. 3 コンポジットビデオエンコードブロック図 本仕様書中では、以後このブロックをコンポジットビデオエンコードブロックと記載します。 また、このブロックが動作するモードをコンポジットビデオエンコーダモードと記載します。 1-3. ビデオ DAC 動作モードブロック AK8826 は DAC 単体で使うことも可能です。そのモードをビデオ DAC 動作モードと記載します。 From CLKIN DATA[5:0] / DATA[4:0] DAC1 Data DATA[17:0] Level Delay Shifter (unit CLK) DATA[11:6] / DATA[10:5] Distributor DAC2 DATA[17:12] / DATA[15:11] DAC3 HDI Delay HDO VDI Delay VDO Fig. 4 ビデオ DAC 動作モードブロック図 MS0972-J-02 5 2012/12 [AK8826VN] 1-4. CLK Gen ブロック図 CLKIN x2 PLL 74.25→148.5MHz x4 PLL 27→108MHz x2 CLK 1/2 DIV 1/2 DIV x1 CLK 1/4 DIV x1/2 CLK 1/8 DIV x1/4 CLK Fig. 5 CLK Gen ブロック図 クロックレート x1/4 CLK x1/2 CLK x1 CLK x2 CLK D1( 525i /625i ) 6.75MHz 13.5MHz 27MHz 54MHz D2( 525P / 625P ) 13.5MHz 27MHz 54MHz D3/D4(1080i/720P) 37.125MHz 74.25MHz 148.5MHz 通常動作時は各クロックの位相は一意に定まります。 MS0972-J-02 6 2012/12 [AK8826VN] 語彙に関する注記 なお、本仕様書内ではフレーム内ライン数に関して次のように定義します。 フレーム内ライン数 525 インターレス 625 インターレス 525 プログレッシブ 625 プログレッシブ 1125 インターレス 750 プログレッシブ MS0972-J-02 仕様書内の記載 525i または 480i または D1 625i または 576i または D1 525p または 480p または D2 625p または 576p または D2 1125i または 1080i または D3 750p または 720p または D4 7 2012/12 [AK8826VN] 2. オーダリングガイド AK8826VN 48 ピン QFN 3. ピン配置図 DATA14 DATA15 DVDD DVSS DATA16 PVDD2 DATA17 VDI HDI CLKIN HDO VDO 36 35 34 33 32 31 30 29 28 27 26 25 TEST1 FLT DACO3 DACO2 DACO1 AVSS AVDD VREF BYPASS BVSS IREF TEST0 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 TMO DATA13 DATA12 DATA11 DVSS PVDD2 DATA10 DATA9 DATA8 DATA7 DATA6 DATA5 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 DATA4 DATA3 DATA2 DATA1 DVDD DVSS DATA0 SELA PVDD1 SDA SCL PDN Fig. 6 ピン配置図(TopView) MS0972-J-02 8 2012/12 [AK8826VN] 4. ピン機能説明 ピン# 端子名 機能概要 パワーダウン制御及びリセットピンです。 1 PDN P1 I PDN=Low でパワーダウンモード状態になり、AK8826 は初期化されます。 PDN=High のとき通常動作モードです。PDN ピンの Hi-z 入力は不可です。 I2C バスクロック入力ピンです。 2 SCL P1 I 外部にてプルアップしてください。 I2C バスのデータ入力ピンです。 3 SDA P1 I/O 外部にてプルアップしてください。 I/O 用電源ピン 1 です。 4 PVDD1 P1 P PDN, SDA, SCL, SELA ピンに使用されます。対応するグランドは DVSS です。 I2C バスアドレス決定ピンです。 5 SELA P1 I PVSS1 または PVDD1 に固定してください。 データ入力ピンです。 6 DATA0 P2 I PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能です。 7 DVSS D G デジタルグランド接続ピンです。 8 DVDD D P デジタル電源用ピンです。 9 DATA1 P2 I データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能です。 10 DATA2 P2 I データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 11 DATA3 P2 I データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 12 DATA4 P2 I データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 13 DATA5 P2 I データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 14 DATA6 P2 I データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 15 DATA7 P2 I データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 16 DATA8 P2 I/O 未使用時は DVSS に接続してください。 データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 17 DATA9 P2 I/O 未使用時は DVSS に接続してください。 データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 18 DATA10 P2 I/O 未使用時は DVSS に接続してください。 I/O 用電源ピン 2 です。CLKIN, DATA[17:0], HDI, VDI ピンに使用されます。 19 PVDD2 P2 P 対応するグランドは DVSS です。 20 DVSS D G デジタルグランド接続ピンです。 データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 21 DATA11 P2 I/O 未使用時は DVSS に接続してください。 データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 22 DATA12 P2 I/O 未使用時は DVSS に接続してください。 データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 23 DATA13 P2 I/O 未使用時は DVSS に接続してください。 テスト用入出力ピンです。DVSS に接続してください。 24 TMO I/O P2 (内部にて約 100kΩでプルダウンしています。) データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 25 DATA14 P2 I/O 未使用時は DVSS に接続してください。 データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 26 DATA15 P2 I/O 未使用時は DVSS に接続してください。 27 DVDD D P デジタル電源用ピンです。 28 DVSS D G デジタルグランド接続ピンです。 データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 25 DATA14 P2 I/O 未使用時は DVSS に接続してください。 データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 26 DATA15 P2 I/O 未使用時は DVSS に接続してください。 27 DVDD D P デジタル電源用ピンです。 28 DVSS D G デジタルグランド接続ピンです。 データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 29 DATA16 P2 I/O 未使用時は DVSS に接続してください。 I/O 用電源ピン 2 です。CLKIN, DATA[17:0], HDI, VDI ピンに使用されます。 30 PVDD2 P2 P 対応するグランドは DVSS にです。 電源(内部保護ダイオード接続先電源) A:AVDD D:DVDD P1:PVDD1 P2:PVDD2 I/O: 入出力ピン I: 入力ピン、O:出力ピン、G:グランドピン、P:電源ピン MS0972-J-02 電源 I/O 9 2012/12 [AK8826VN] ピン# 端子名 電源 機能概要 データ入力ピンです。PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 31 DATA17 P2 I/O 未使用時は DVSS に接続してください。 スレーブ同期モード時に VD(垂直同期信号)を入力してください。 32 VDI P2 I/O PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 スレーブ同期モード時に HD(水平同期信号)を入力してください。 33 HDI P2 I/O PDN ピン=Low のとき、Hi-z 入力が可能になります。 クロック入力端子です。 コンポジットビデオエンコーダモード時は 27MHz を入力してください。 34 CLKIN P2 I コンポーネントビデオエンコーダモード時は入力画像フォーマットにより、 27MHz または 74.25MHz を入力してください。 ビデオ DAC 動作モード時は最大入力クロックは 54MHz です。Hi-z 入力は禁止です。 水平同期信号外部出力ピンです。PDN=Low のときは Low を出力します。 35 HDO P2 O 未使用時はオープンとしてください。 垂直同期信号外部出力ピンです。PDN=Low のときは Low を出力します。 36 VDO P2 O 未使用時はオープンとしてください。 テストピンです。通常動作時は DVSS に接続してください。 37 TEST1 I P2 (内部にて約 100kΩでプルダウンしています。) PLL のフィルターピンです。 38 FLT A O 820Ωと 4.7nF コンデンサを通して AVDD に接続してください。 DAC3 出力ピンです。レジスタ設定により、 コンポーネントビデオエンコーダモード時は Pr 信号 または R 信号、 39 DACO3 A O コンポジットビデオエンコーダモード時はコンポジットビデオ信号を出力します。 ビデオ DAC 動作モード時は入力データによります。負荷抵抗は 300Ωになります。 DAC2 出力ピンです。レジスタ設定により、 コンポーネントビデオエンコーダモード時は Pb 信号または B 信号、 40 DACO2 A O コンポジットビデオエンコーダモード時は C 信号を出力します。 ビデオ DAC モード時は入力データによります。負荷抵抗は 300Ωになります。 DAC1 出力ピンです。レジスタ設定により、 コンポーネントビデオエンコーダモード時は Y 信号 または G 信号 41 DACO1 A O コンポジットビデオエンコーダモード時は Y 信号 または コンポジットビデオ信号 を出力します。 ビデオ DAC 動作モード時は入力データによります。負荷抵抗は 300Ωになります。 42 AVSS A G アナロググランド接続ピンです。 43 AVDD A P アナログ電源です。 44 VREF A I 0.1uF を介し AVDD へ接続します 内蔵 VREF 電圧を出力します。 45 BYPASS A O 0.1uF 以上のコンデンサを通じて AVSS に接地してください。 46 BVSS G LSI 基盤のグランドです。AVSS に接続してください。 内部基準電流を決めます。 47 IREF A O 3.9kΩの抵抗を介して AVSS に接続してください。 テストピンです。通常動作時は DVSS に接続してください。 48 TEST0 I P1 (内部にて約 100kΩでプルダウンしています。) 電源(内部保護ダイオード接続先電源) A:AVDD D:DVDD P1:PVDD1 P2:PVDD2 I/O: 入出力ピン I: 入力ピン、O:出力ピン、G:グランドピン、P:電源ピン I/O プルアップピン/プルダウンピン ピン名 プルアップ/プルダウン TEST0 プルダウン TEST1 プルダウン TMO プルダウン MS0972-J-02 プルアップ/ダウン抵抗 約 100kΩ 約 100kΩ 約 100kΩ 10 2012/12 [AK8826VN] 5. 電気的特性 ■ 絶対最大定格 (全ての電圧はグランド、AVSS=DVSS=0V に対する値です。注 1) 項目 Min. Max. 単位 電源電圧 (VDD) AVDD (DAC,PLL,VREF) 4.2 DVDD (デジタルコア) -0.3 2.2 V 4.2 PDVD1 (デジタル I/O) 4.2 PVDD2 (デジタル I/O) PVDD1 + 0.3 入力ピン電圧 (VIN) -0.3 V PVDD2 + 0.3 入力ピン電流 (IIN) +/- 10 mA 保存温度 -40 125 ℃ 注 1. 電圧はすべて各グランドピン(DVSS= AVSS)を 0V (電圧基準)としたときの値です。 全ての電源グランド(AVSS, DVSS, BVSS)は同電位として下さい。 注意:この値を超えた条件で使用した場合,デバイスを破壊することがあります。また通常の動作は保証されません。 ■ ■ 推奨動作条件 項目 電源電圧 (VDD) AVDD DVDD PVDD1 PVDD2 動作温度 (TA) Min. Typ. Max. 2.7 1.65 DVDD DVDD -40 3.0 1.8 1.8 1.8 3.6 2.0 3.6 3.6 85 単位 V ℃ アナログ特性及び消費電力 (動作電圧 アナログ 3.0V、デジタル 1.8V 温度 25℃) 項目 単位 条件 Min Typ. Max. DAC 分解能 10 bit 積分直線性誤差 INL +/- 0.6 +/- 2.0 LSB 注 2) 微分直線性誤差 DNL +/- 0.4 +/- 1.0 LSB 注 2) 出力フルスケール電圧 1.15 1.28 1.41 V 出力負荷 300Ω DAC SNR 54 dB 注 1) 出力帯域 +/- 1 dB 注 3) DAC 間アンバランス 1.5 3 % 注 4) 内蔵基準電圧 1.43 V 基準電圧ドリフト 60 ppm/℃ アナログ部消費電流 25 40 mA 注 5) デジタル部消費電流 (コンポーネントモード) 35 70 mA 注 6) 8 16 (コンポジットモード) 8 16 (高速 DAC モード) パワーダウン電流 10 300 uA PDN=Low 設定時 注 1. 2MHz 正弦波入力時(ノイズ帯域は 0~30MHz) 注 2. DAC:148MHz 動作時。 注 3. 出力帯域 30MHz: 148MHz 動作時 DAC1(負荷抵抗は 300Ω)チャネルのみ 外部負荷容量 10pF ( [SubAddress0x0A ] HDAFLT[1:0]=11 設定時) 注 4. DAC に 700mV 相当のコードを入力した時のばらつき 注 5. DAC 3ch ON fs=74MHz コンポーネントエンコーダモード動作時(Y:30MHz 正弦波、CbCr: 15MHz 正弦波入力時) 注 6 クロックレート及び入力データは コンポジットビデオエンコーダモード時: 525i (27MHz) 内蔵カラーバー コンポーネントビデオエンコーダモード時: 1080i (74MHz) Y:30MHz 正弦波、CbCr: 15MHz 正弦波入力時 ビデオ DAC 動作モード時: 54MHz 20MHz 正弦波入力 となっています。 MS0972-J-02 11 2012/12 [AK8826VN] ■ デジタル入出力 DC 特性 (AVDD=2.7~3.6V, DVDD=1.65~2.0V、PVDD1= 1.65~3.6V, PVDD2 = 1.65~3.6V Ta= -40~85℃) 項目 記号 MIN TYP MAX 単位 条件 デジタル入力 H 電圧 1 VIH1 0.70 PVDD1 V 注1 デジタル入力 H 電圧 2 VIH2 0.70 PVDD2 V 注2 デジタル入力 L 電圧 1 VIL1 0.30 PVDD1 V 注1 デジタル入力 L 電圧 2 VIL2 0.30 PVDD2 V 注2 デジタル出力 H 電圧 VOH 0.8PVDD2 V 注 3 IOH = -600 uA デジタル出力 L 電圧 VOL 0.2PVDD2 V 注 3 IOL = 1.4 mA 入力端子リーク電流 ILIKG ±10 uA 注4 I2C 入力 H 電圧 VIHC 0.77PVDD1 V 注5 I2C 入力 L 電圧 VILC 0.21PVDD1 V 注5 注6 I2C 低レベル出力電圧 VOL2 0.4 V IOLC=3mA 注 1. PDN ピン 注 2. CLKIN, DATA[17:0], HDI, VDI ピン 注 3. HDO, VDO ピン 注 4. CLKIN, DATA[17:0], HDI, VDI, PDN, SELA, SDA, SCL ピン 注 5. SELA, SDA, SCL ピン 注 6. SDA ピン MS0972-J-02 12 2012/12 [AK8826VN] ■ AC タイミング ( AVDD=2.7~3.6V, DVDD=1.65~2.0V, PVDD1 = DVDD~3.6V, PVDD2 = DVDD~3.6V Ta: -40℃~85℃) (1) CLKIN (1-1) コンポーネントビデオエンコーダモード及びコンポジットビデオエンコーダ モード時 fCLK VIH,VIL の 1/2 レベル tCLKL tCLKH VIH CLKIN VIL Fig. 7 項目 CLKIN 記号 最小 tCLKH CLKIN パルス幅 L tCLKL 最大 74.25 27 fCLK CLKIN パルス幅 H 標準 単位 MHz 4.04 15.0 4.04 15.0 nsec nsec 備考 74.25 / 74.175MHz 27MHz (注) 74.25/74.175MHz 27MHz 74.25/74.175MHz 27MHz (注) AK8826 の動作には問題ありませんが、コンポジットビデオ出力時、この周波数がずれますとテレビモニターでの色再 生に問題が生じるケースがあります。 (1-2) ビデオ DAC 動作モード 動作時 項目 CLKIN CLKIN パルス幅 H CLKIN パルス幅 L MS0972-J-02 記号 最小 fCLK tCLKH tCLKL 6 7.4 7.4 13 標準 最大 単位 54 MHz nsec nsec 備考 2012/12 [AK8826VN] (2) ピクセルデータ入力タイミング VIH VIL CLKIN tDH tDS DATA17-DATA0 HDI VDI Fig. 8 項目 記号 最小 データセットアップタイム tDS 3.3 nsec データホールドタイム tDH 3.3 nsec (注) 標準 最大 単位 DATA17:DATA0, HDI, VDI の取り込みクロックエッジの極性はレジスタにて反転することができます。 (3) HD パルス幅 pHSW HDI Fig. 9 項目 記号 HD パルス幅 pHSW 最小 標準 15 128 15 64 15 272 最大 単位 備考 525i/625i 出力時 27MHz CLKs 525p/625p 出力時 27MHz 1080i/720p 出力時 74.25MHz ※ 標準値はアナログ VIDEO 規格の HD パルス幅をシステムクロックパルス数で換算したものです。 (4) PDN パルス幅 tPDN PDN Fig. 10 項目 PDN パルス幅 記号 最小 tPDN 100 標準 最大 単位 備考 ns 最小パルス幅はリセットに必要なパルス幅とします。 MS0972-J-02 14 2012/12 [AK8826VN] (5) パワーアップシーケンス AK8826 のパワーアップシーケンスを次に示します。 電源の立ち上げ順は問いません。なお、レジスタの書き込みには CLK 入力は不要です。 (5-1) 電源立ち上げ後パワーダウンさせる場合 電源立ち上げ後パワーダウン状態にする場合のシーケンスは 下図の通りです。 (CLKIN へのクロック入力は電気的特性で規定されたパワーダウン電流を満たすために必要となります。) (r) はレジスタ設定ビットを表します。 Power Supply AVDD:2.7V DVDD:1.65V PVDD:1.65V t >100ns(注 1) PDN CLKIN DTRSTN (r) PLLPDN (r) CONVMOD[1:0] (r) t >100clk Low 0x00(コンポジットエンコーダモード) Fig. 11 パワーアップシーケンス ( パワーアップ後パワーダウン) 注 1)電源が十分安定した後、100ns までは PDN ピンを Low にしてください。 MS0972-J-02 15 2012/12 [AK8826VN] (5-2) コンポジットビデオエンコーダモード設定の場合 電源立ち上げ後、コンポジットビデオエンコーダモードで動作させる場合の各種制御は 下図 の通りです。 リセット直後の初期状態はコンポジットビデオエンコーダモード設定になっています。 (r) はレジスタ設定ビットを表します。 Power Supply AVDD:2.7V DVDD:1.65V PVDD:1.65V t >100ns (1) PDN 27MHz CLKIN PLLPDN (r) CONVMOD[1:0] (r) 0x00 t > 100clk (2) DTRSTN (r) t > 30ms (3) DACnEN (r) DATA Fig. 12 パワーアップシーケンス (コンポジットビデオ出力時) (1) PDN 信号は電源立ち上げ後 100ns 以上 Low にしてください。 (2) コンポジットビデオエンコードブロック内の初期化を行います。 クロックを入力した状態で DTRSTN-bit を 100 クロック以上「0」に設定してください。 (3) BT656 インターフェースモードで動作させる場合、入力データとの同期に 1 フレーム 以上の時間が必要です。入力データと同期が取れた後、DAC を ON にすることにより 映像の乱れがなくなります。 MS0972-J-02 16 2012/12 [AK8826VN] (5-3) コンポーネントビデオエンコーダモード設定の場合 電源立ち上げ後、コンポーネントビデオエンコーダモードで動作させる場合の各種制御は 下図の通りです。 リセット直後の初期状態はコンポジットビデオエンコーダモード設定になっています。 レジスタ設定にてコンポーネントビデオエンコーダモードに設定してください。(CONVMOD[1:0]-bit = [01]に設定してくださ い。) (r) はレジスタ設定ビットを表します。 Power Supply AVDD:2.7V DVDD:1.65V PVDD:1.65V t >100ns (1) PDN 27MHz or 74.25MHz CLKIN t>100clk PLLPDN (r) CONVMOD[1:0] (r) DTRSTN (r) (2) (3) 0x00 0x01 (4) 31 ms (5) DACnEN (r) t>30 ms (6) DATA Fig. 13 パワーアップシーケンス (コンポーネントビデオ出力時) (1) (2) (3) (4) (5)(6) MS0972-J-02 PDN 信号は電源立ち上げ後 100ns 以上 Low にしてください。 クロック入力開始後 100 クロック経過した後に動作モードをコンポーネントビデオエンコーダ モードに切り換えてください。 PLLPDN-bit は動作モードをコンポーネントビデオエンコーダモードに切り換えた後に Low→High に切り換えてください。 DTRSTN-bit は動作モードをコンポーネントビデオエンコーダモードに切り換えた後に Low→High に切り換えてください。 PLLPDN-bit = High にした後、31ms(1 フレーム時間+PLL 立ち上がり時間)以上の時間 経過後 DAC を ON にしてください。 17 2012/12 [AK8826VN] (5-4) ビデオ DAC 動作モード設定の場合 電源立ち上げ後、ビデオ DAC 動作モードで動作させる場合の各種制御は Fig. 14 の通りです。 リセット直後の初期状態はコンポジットビデオエンコーダモード設定になっています。 レジスタ設定にてビデオ DAC 動作モードに設定してください。(CONVMOD[1:0]-bit = [10]に設定してください。) (r) はレジスタ設定ビットを表します。 Power Supply t >100ns AVDD:2.7V DVDD:1.65V PVDD:1.65V (1) PDN 54MHz (max) CLKIN t >100clk PLLPDN (r) CONVMOD[1:0] (r) DTRSTN (r) (2) Low 0x00 0x10 (3) DACnEN (r) Fig. 14 パワーアップシーケンス (ビデオ DAC 動作モード動作時) (1) PDN 信号は電源立ち上げ後 100nw にしてください。 (2) クロック入力開始後 100 クロック経過した後に動作モードをビデオ DAC 動作モードに 切り換えてください。 (3) DTRSTN-bit は動作モードを Video DAC mode に切り換えた後に Low→High に切り換えてください。 MS0972-J-02 18 2012/12 [AK8826VN] (6) パワーダウンシーケンス、パワーダウン解除シーケンス PDN 設定前(PDN=Low)各モードで内部データパスの初期化処理を行います。 PDN 解除後(PDN=High)アナログ部基準電圧・電流が安定するまで約 10ms の時間を要します。 PDN = Low 期間中 CLKIN ピンに CLK 入力があっても問題はありませんが、消費電力を削減するために、CLKIN ピンを High ま たは Low に固定することを推奨します。 PDN = Low 期間中 AVDD/DVDD は OFF にすることが可能です。 パワーダウンシーケンスは次の通りです。「 (r) 」はレジスタを意味します。 PDN = Low で全レジスタは初期化されます。パワーダウン解除後 ( PDN =Low から PDN=High に設定後) 、必ずレジスタ設定 を行ってください。 また、パワーダウン時は制御系信号を全て VIH/VIL レベルではなく確実に使用する極性の電源電圧またはグランドレベルにして ください。 (6-1) コンポジットビデオエンコーダモードからのパワーダウン 及び パワーダウン解除シーケンス コンポジットビデオエンコーダモードで動作モード時のパワーダウンシーケンス及びパワーダウン解除シーケンスを 下図 の 通り示します。 CLKIN 及び DATA 入力ピンにクロック、データが入力されても問題はありませんが、消費電力を削減するた めには、各々のピンは Low または High に固定することを推奨します。 (r) はレジスタ設定ビットを表します。 CLKIN (27MHz) Fix to Low or High DACnEN(r) CONVMOD[1:0](r) DTRSTN(r) 0x00 t > 100clk レジスタは初期化されていま す。Power up シーケンスに従っ てください。 PDN 10ms VREF Fig. 15 パワーダウン & パワーダウン解除シーケンス (コンポジットエンコーダモード動作時) MS0972-J-02 19 2012/12 [AK8826VN] (6-2) コンポーネントビデオエンコーダモードからのパワーダウン 及び パワーダウン解除シーケンス コンポーネントビデオエンコーダモードで動作モード時のパワーダウンシーケンス及びパワーダウン解除シーケンスを 下図 の通り示します。 CLKIN 及び DATA 入力ピンにクロック、データが入力されても問題はありませんが、消費電力を削減する ためには、各々のピンは Low または High に固定することを推奨します。 (r) はレジスタ設定ビットを表します。 CLKIN 27 or 74.25MHz Fix to Low or High DACnEN(r) PLLPDN(r) CONVMOD[1:0](r) 0x01 0x00 レジスタは初期化されていま す。Power up シーケンスに従っ てください。 t > 100clk DTRSTN(r) PDN 10ms VREF Fig. 16 パワーダウンシーケンス& パワーダウン解除 (コンポーネントモード動作時) (6-3) ビデオ DAC 動作モードからのパワーダウンシーケンス ビデオ DAC 動作モードで動作モード時のパワーダウンシーケンス及びパワーダウン解除シーケンスを 下図 の通り示します。 CLKIN 及び DATA 入力ピンにクロック、データが入力されても問題はありませんが、消費電力を削減するためには、各々のピ ンは Low または High に固定することを推奨します。 (r) はレジスタ設定ビットを表します。 CLKIN 54MHz (max) Fix to Low or High DACnEN(r) CONVMOD[1:0](r) DTRSTN(r) 0x10 0x00 t >100clk PDN 10ms VREF Fig. 17 パワーダウン & パワーダウン解除シーケンス (ビデオ DAC 動作モード動作時) MS0972-J-02 20 2012/12 [AK8826VN] 2 (7) I C タイミング (7-1) タイミング1 tBUF tHD:STA tR tSU:STO tF SDA tF tR SCL tSU:STA tLOW Fig. 18 I2C タイミング図 1 項目 記号 最小 tBUF 1.3 usec tHD:STA 0.6 usec Clock Pulse Low Time tLOW 1.3 usec Input Signal Rise Time tR 300 nsec Input Signal Fall Time tF 300 nsec Bus Free Time Hold Time (Start Condition) 最大 単位 Setup Time(Start Condition) tSU:STA 0.6 usec Setup Time(Stop Condition) tSU:STO 0.6 usec 上記 I2C バスに関するタイミングは I2C バスの規格でありデバイスの制約によるものではありません。 詳細に関しては I2C バス規格を参照してください。 (7-2) タイミング 2 tHD:DAT SDA tHIGH SCL tSU:DAT Fig. 19 I2C タイミング図 2 記号 最小 Data Setup Time 項目 tSU:DAT 100(注 1) Data Hold Time tHD:DAT 0.0 tHIGH 0.6 Clock Pulse High Time 最大 単位 nsec 0.9(注 2) usec usec 注 1:I2C バス標準モードで使用する場合 tSU:DAT 250nSec を満たす必要があります。 注 2:を tLOW を延長しないバス上で使用する場合(tLOW=最小規格で使用する場合)、この条件を満足する 必要があります。 I2C によるレジスタへの Read/Write 動作に外部クロックは不要です。SCL のクロックだけで完結します。 MS0972-J-02 21 2012/12 [AK8826VN] 6. 共通機能仕様 AK8826 のコンポーネントエンコーダブロックモード、コンポジットビデオエンコーダブロックモード、ビデオ DAC 動作モー ド共通機能仕様について記載します。 ■ デバイスコントロールインターフェース AK8826 は I2C バスコントロールインターフェースによってコントロールされます。 【I2C バス SLAVE Address】 I2C スレーブアドレスは SELA ピンの設定により 0x40 または 0x42 のいずれかを選択することができます。 SELA 状態 Low (PVSS1) High (PVDD1) A6 0 A5 1 SLAVE Address 0x40 0x42 A4 0 A3 0 A2 0 A1 0 A0 SELA R/W 【I2C コントロールシーケンス】 (1) Write シーケンス 1 バイト目に AK8826 のライトモードのスレーブアドレスを受信すると、2 バイト目にサブアドレス、3 バイト目以降にデータ を受信します。Write シーケンスには 1 バイトずつ Write するシーケンスと複数バイト連続して Write する Sequential Write operation があります。 (a) 1 バイト Write シーケンス S Slave Address w A Sub Address 1- 8-bits Data 1- 8-bits bit A A 1- 8-bits bit Stp bit (b) 複数バイト (m-bytes) Write シーケンス (Sequential Write Operation) S Slave Address 8-bits w A 1 Sub Address(n) 8-bits A Data(n) A Data(n+1) A 1 8-bits 1 8-bits 1 ・・・ Data(n+m) A 8-bits 1 stp (2) Read シーケンス 1 バイト目に AK8826 のリードモードのスレーブアドレスを受信すると、2 バイト目以降はデータの送信を行います。 S Slave Address 8-bits w A Sub Address(n) A 1 8-bits 1 rS Slave Address 8-bits R A Data1 A Data2 A Data3 A 1 8-bits 1 8-bits 1 8-bits 1 ・・・ Data n Ā 8-bits 1 stp 上記それぞれの意味は次の通りです。 S, rS : Start Condition A: Acknowledge (SDA Low ) Ā: Not Acknowledge (SDA High) stp : Stop Condition R/W 1 : Read 0 : Write :マスタデバイスによります。通常はマイコン出力します。 :スレーブデバイスによります。AK8826 が出力するものです。 注:複数バイト Read/Write シーケンスを用いるときは、Add[0x00]~Add[0x35], Add[0x40]~Add[0x51]の二つに分けてください。 テストレジスタ Add[0x36]~Add[0x3F]には複数バイト Read/Write シーケンスにてアクセスしないでください。 テストレジスタにアクセスする場合は 1 バイト Read/Write シーケンスにてアクセスしてください。 MS0972-J-02 22 2012/12 [AK8826VN] ■ モード切り換え AK8826 はコンポーネントビデオエンコーダ機能、コンポジットビデオエンコーダ機能、ビデオ DAC 機能の 3 つの機能を持 つデバイスです。これらの 3 つの機能はレジスタ設定にて切り換えます。 モードの遷移は I/O Data Format Register (R/W) [Sub Address 0x0B] CONVMOD[1:0]-bit、 DAC Control Register(R/W) [SubAddress 0x0D] DACnEN-bit (n=1,2,3)、Powerdown Mode Register (R/W) [Sub Address 0x06] PLLPDN-bit にて行い ます。 I/O Data Format Register Sub Address 0x0B bit 7 bit 6 HDSDMASE YC2RGB bit 5 Reserved bit 3 CONVMOD1 bit 4 DTFMT 設定モード CONVMOD[1:0]-bit 00 コンポジットビデオエンコーダモード設定 01 コンポーネントビデオエンコーダモード設定 10 ビデオ DAC 動作モード設定 11 Reserved DAC Control Register Sub Address 0x0D bit 7 bit 6 Reserved Reserved bit 5 OLVL Default Value 0x00 bit 1 bit 0 INPFMT1 INPFMT0 備考 コンポーネントビデオエンコードブロックはス リ ー プ 状 態 に な り ま す 。 但 し 、 x2 PLL は PLLPDN-bit にてパワーダウンさせる必要がありま す。 コンポジットビデオエンコードブロックはパワー ダウン状態になります。 このモードでは PLLPDN-bit=1にしてください。 コンポーネント・コンポジットビデオエンコードブ ロックはパワーダウン状態に遷移します。但し、x2 PLL は PLLPDN-bit にてパワーダウンさせる必要が あります。 リザーブ設定です bit 3 CVBSSEL bit 4 DTRSTN bit 2 CONVMOD0 bit 2 DAC3EN Default Value 0x00 bit 1 bit 0 DAC2EN DAC1EN DACnEN-bit =1 (n=1,2,3) の時の各 DAC からの出力信号 CONVMOD[1:0]-bit 00 01 CVBSSEL=0 CVBSSEL=1 DAC1 出力 Y CVBS Y DAC2 出力 C Pb DAC3 出力 CVBS Pr DAC1EN=1 CVBSSEL=1 のとき DAC2EN=1、DAC3EN=1 に設定しない でください。(DAC2, DAC3 は 0 コード出力になります。) Powerdown Mode Register Sub Address 0x06 bit 7 bit 6 Reserved Reserved bit 3 Reserved bit 5 Reserved 条件 bit 4 Reserved bit 2 PLLPDN Default Value 0x00 bit 1 bit 0 SLPEN1 SLPEN0 コンポーネントエンコーダモード時に動作させる x2 PLL の ON/OFF 設定を行います。コンポーネントエンコーダモード動作時 は必ず PLL を ON (PLLPDN=1) に設定してください。コンポーネントエンコーダモード時以外は、ON にする必要はありませ ん。 PLLPDN 0 1 MS0972-J-02 動作 PLL はパワーダウン状態です。 PLL は動作状態です。 コンポーネントビデオエンコーダとして使う際は、必ず PLLPDN=1 としてください。 23 2012/12 [AK8826VN] モード切り替え手順例は次の通りです。 (下記例ではモード切り替え時に黒映像が出力されるようにブラックバースト信号出力(HDBBG / SDBBG)設定にしています。) (1) コンポーネントビデオエンコーダモードからコンポジットビデオエンコーダモードへの切り替え コンポーネントビデオエンコーダモード CONVMOD[1:0]-bit (r) コンポジットビデオエンコーダモード 0x01 0x00 (6) レジスタ設定 (r) (7) (9) DTRSTN-bit (r) (3) (2) (10) DACnEN-bit (r) PLL パワーダウン状態 (4) PLLPDN-bit (r) (1) (3) HDBBG-bit (r) t >30ms データ入力 Low or High 入力 (5) CLKIN (8) t >100clk 入力 Low or High Fig. 20 モード切り換え (コンポーネントビデオエンコーダモード→コンポジットビデオエンコーダモード) 画像の乱れを防ぐために、映像切り換え前にブラックバースト(黒)出力を行い、 データ入力をストップします。 (2) DAC を OFF にします。 (3) DAC OFF 後にブラックバースト出力設定をストップします。 DTRSTN-bit =0 に設定します。 (4) PLLPDN-bit = 0 に設定します。(PLL はパワーダウン状態になります。) (5) クロック入力を停止します。 (6) コンポーネントビデオエンコーダモードからコンポジットビデオエンコーダモードへ切り換 えます。 (7) 同期モード、出力信号等の設定を行います。 (8) クロックの切り替えを行います。 連続してクロック切り換えをしても問題ありません。連続してクロックを切り換える場合 は(6)(7)の処理を先に行ってください。 (9) クロック入力後(入力状態で)100clk 以上レジスタ DTRSTN-bit =0 経過後 DTRSTN=1 にしてください。 (10) 映像データを入力した後に 1 フレーム時間(30ms)経過後、DAC を ON にします。 30ms はビデオエンコーダが入力データに同期がとれるまでの最低必要な時間でにな ります。DAC を ON にした後にデータを入力した場合、瞬間的に同期が取れていない 映像が出力される可能性があります。 (1) MS0972-J-02 24 2012/12 [AK8826VN] (2) コンポジットビデオエンコーダモードからコンポーネントビデオエンコーダモードへの切り替え コンポジットビデオエンコーダモード CONVMOD[1:0]-bit (r) コンポーネントビデオエンコーダモード 0x00 0x01 (5) レジスタ設定 (r) (6) (2) (10) DACnEN-bit (r) (8) PLLPDN-bit (r) t > 1 ms (1) (3) SDBBG-bit (r) t >30ms (9) データ入力 Low or High 入力 入力 (7) CLKIN Low or High (4) Fig. 21 モード切り換え(コンポジットビデオエンコーダモード → コンポーネントビデオエンコーダモード) 画像の乱れを防ぐために、映像切り換え前にブラックバースト(黒)出力を行い、 データ入力をストップします。 (2) DAC を OFF にします。 (3) DAC OFF 後にブラックバースト出力設定をストップします。 (4) クロック入力を停止します。 (5) ビデオエンコーダモードを切り換えます。(コンポジットビデオエンコーダモード→コンポー ネントビデオエンコーダモード) (6) 同期モード、出力信号等の設定を行います。 (7) クロックを入力します。 連続してクロック切り換えをしても問題ありません。連続してクロックを切り換える場合 は(6)(7)の処理を先に行ってください。 (8) 入力クロックが安定した後、内蔵 PLL を ON にします。(PLLPDN-bit = 1 に設定します。) (9) PLL が安定した後、映像データを入力します。 (10) 映像データを入力した後に 1 フレーム時間(30ms)経過後、DAC を ON にします。 30ms はビデオエンコーダが入力データに同期がとれるまでの最低必要な時間でにな ります。DAC を ON にした後にデータを入力した場合、瞬間的に同期が取れていない 映像が出力される可能性があります。 (1) MS0972-J-02 25 2012/12 [AK8826VN] (3) コンポーネントビデオエンコーダモード動作時 クロックレートが異なるモードへの切り替えシーケンス クロック入力が 27MHz →74.25MHz または 74.25MHz → 27MHz に切り替わる場合のシーケンスです。 下図にて 27MHz / 74.25MHz モード 74.25MHz / 27MHz モード と記載されているところは、 「27MHz モード → 74.25MHz モード」へ切り替わる。 または、 「74.25MHz モード → 27MHz モード」へ切り替わる。 という意味を表します。同様に D1 or D2 / D3 or D4 D3 or D4 / D1 or D2 と記載されているところは、 「D1 または D2 モード→D3 または D4 モード」へ切り替わる。 または 「D3 または D4 モード→D3 または D4 モード」へ切り替わる。 という意味になります。 27MHz / 74.25MHz モード 74.25MHz / 27MHz モード (5) HDMOD[1:0]-bit (r) D1 or D2 / D3 or D4 D3 or D4 / D1 or D2 (2) (9) DACnEN-bit (r) (4) (7) PLLPDN-bit (r) (1) (3) t>1Frm HDBBG-bit (r) t > 1ms データ入力 Low or High 入力 (8) CLKIN 27MHz / 74.25MHz Low or High (6) 入力 74.25MHz / 27MHz Fig. 22 クロックレートが異なるモードへの切り替えシーケンス (1) 画像の乱れを防ぐために、映像切り換え前にブラックバースト(黒)出力を行い、 データ入力をストップします。 (2) DAC を OFF にします。 (3) DAC OFF 後にブラックバースト出力設定をストップします。 (4) PLLPDN = 0 を設定します。(PLL=OFF) (5) 出力モードを切り換えます。 (6) クロックの切り替えを行います。 連続してクロックを切り換えをしても問題ありません。 (クロックを切り換えは PLLPDN=0 の状態で行ってください。) (7) 内蔵 PLL を ON にします。(PLLPDN-bit = 1 に設定します。) (8) PLL が安定した後(1ms 以後)、映像データを入力します。 (9) 映像データを入力した後に 1 フレーム時間(30ms)経過後、DAC を ON にします。 30ms はビデオエンコーダが入力データに同期がとれるまでの最低必要な時間でにな ります。DAC を ON にした後にデータを入力した場合、瞬間的に同期が取れていない 映像が出力される可能性があります。 MS0972-J-02 26 2012/12 [AK8826VN] ■ 入力クロック AK8826 に入力するクロックは動作モードによって異なります。 入力クロックと動作モードの関係は次の通りです。 入力クロック コンポーネント ビデオ DAC 動作モード ビデオエンコーダモード D1, D2 D3, D4 CLKIN 入力クロック 27MHz 27MHz 74.25MHz 54MHz (max) DAC 動作クロック 27MHz 54MHz 148.5MHz CLKIN 入力クロック 内蔵 PLL 動作 OFF ON ON OFF D1 = 480i/576i(525i/625i), D2 = 480p/576p (525p/625p), D3 = 1080i (1125i), D4 = 720p (750p)とします。 コンポジット ビデオエンコーダモード 入力クロックの切り換えは Powerdown Mode Register (R/W) [Sub Address 0x06] の PLLPDN-bit =0 の状態で行ってください。 ■ 内蔵 PLL AK8826 には入力クロックを x2 するための PLL が内蔵されています。 PLL はコンポーネントビデオエンコーダモード時、必ず動作させる必要があります。コンポーネントビデオエンコーダモード 以外で使用するときは Powerdown Mode Register (R/W) [Sub Address 0x06]の PLLPDN-bit にて PLL をスリープ状態にする ことを推奨します。また、入力クロックを切り換える際は、PLLPDN-bit =0 の状態で行ってください。 Powerdown Mode Register Sub Address 0x06 bit 7 bit 6 Reserved Reserved PLLPDN 0 1 bit 5 Reserved bit 4 Reserved bit 3 Reserved bit 2 PLLPDN Default Value 0x00 bit 1 bit 0 SLPEN1 SLPEN0 動作 PLL はパワーダウン状態です。 PLL は動作状態です。 コンポーネントビデオエンコーダとして使う際は、必ず PLLPDN=1 としてください。 ■ リセット (1) コンポーネントビデオエンコードブロック、DAC 動作モードブロック、マイコンインターフェースブロックは PDN ピン を Low にすることによってリセットされます。(非同期リセット) クロック入力は不要です。 (2) コンポジットビデオエンコードブロックリセット コンポジットビデオエンコードブロックは同期リセットになります。コンポジットビデオエンコーダブロックをリセットする には、クロック入力状態で DAC Control Register(R/W) [Sub Address 0x0D] の DTRSTN-bit を Low にします。 クリアされるまでに 100 クロック以上のクロック入力が必要です。 コンポジットビデオエンコードブロックをリセットしない場合、動作開始直後、最初の 100 クロックの出力信号が 不定になる可能性があります。 DAC Control Register Sub Address 0x0D bit 7 bit 6 Reserved Reserved bit 5 OLVL bit 4 DTRSTN bit 3 CVBSSEL bit 2 DAC3EN Default Value 0x00 bit 1 bit 0 DAC2EN DAC1EN PDN ピンを Low にして初期化を終了した後は、内部レジスタは全て初期値にセットされます。 また、AK8826 のビデオ DAC 出力はハイインピーダンス状態になります。 MS0972-J-02 27 2012/12 [AK8826VN] ■ パワーダウン AK8826 の PDN ピンを Low にすることによってパワーダウンモードにすることが可能です。 パワーダウンモードへの遷移はパワーダウンシーケンスに従ってください。 パワーダウンからの復帰の場合はパワーダウン解除シーケンスに従ってください。 なお、PDN ピンでのパワーダウンではレジスタ値は全て初期値に戻りますので、レジスタ再設定が必要です。 また、PDN ピンが Low の時 PVDD のみ ON にして、AVDD/DVDD 電源を OFF にすることが可能です。 ■ スリープモード Powerdown Mode Register (R/W) [Sub Address 0x06]の SLPEN[1:0]-bit =[11] にすると I2C I/F ブロック以外のブロックが スリープモードに遷移します。 なお、スリープモードでは I2C I/F ブロックは動作していますので、待機電力をより少なくしたい場合にはパワーダウンピ ンでの制御を行ってください。 Sub Address 0x06 < HD Block > bit 7 bit 6 bit 5 Reserved Reserved Reserved MS0972-J-02 bit 4 Reserved bit 3 Reserved 28 bit 2 PLLPDN Default Value 0x00 bit 1 bit 0 SLPEN1 SLPEN0 2012/12 [AK8826VN] ■ データ入力フォーマット AK8826 は YCbCr 8bit フォーマット、YCbCr 16bit フォーマット、RGB 18bit フォーマット、RGB, 16bit フォーマットの 4 種類のデータ入力フォーマットをサポートしています。 入力データフォーマットに関する設定は I/O Data Format Register (R/W) [Sub Address 0x0B] の INPFMT[1:0]-bit と DTFMT-bit にて行います。 I/O Data Format Register Sub Address 0x0B bit 7 bit 6 HDSDMASE YC2RGB bit 5 Reserved bit 4 DTFMT bit 3 CONVMOD1 bit 2 CONVMOD0 INPFMT[1:0] -bit は入力データのビット幅を設定するレジスタです。 INPFMT[1:0] -bit の設定と入力データ形式の関係は下表の通りです。 INPFMT[1:0]-bit 入力データ形式 00 8 ビットデータ入力 01 16 ビットデータ入力 10 18 ビットデータ入力 11 Reserve Default Value 0x00 bit 1 bit 0 INPFMT1 INPFMT0 備考 DTFMT -bit はデータ形式を設定します。 DTFMT -bit の設定は下表の通りです。 DTFMT -bit 入力データ形式 0 YCbCr データフォーマットで入力します。 RGB データフォーマットで入力します。 1 CONVMOD[1:0]=00, 01 のときは RGB→YCbCr 変換を行います。* * RGB データ入力の時は EAV 同期モード(ITU-R BT.656 同期モード)はサポートしません。 RGB フォーマットで入力可能な信号は 525i/625i/525p/625p です。1080i と 720p は RGB フォーマットで入力できません。 CONVMOD[1:0] -bit はエンコーダモードを設定します。 CONVMOD[1:0] -bit の設定と入力データ形式の関係は下表の通りです。 CONVMOD[1:0] -bit 入力データ形式 00 コンポジットビデオエンコーダモードで動作します。 01 コンポーネントビデオエンコーダモードで動作します。 10 ビデオ DAC 動作モードで動作します。 11 設定しないでください。 INPFMT[1:0] -bit DTFMT-bit CONVMOD[1:0] -bit YCbCr DATA DATA Formatter MUX RGB to YCbCr Composite Video Encoder Y MUX Cb/Cr Decimation Filter Cb/Cr Composite Video Encoder Video DAC Mode RGB Fig. 23 入力インターフェース部データパス概略図 MS0972-J-02 29 2012/12 [AK8826VN] (1) YCbCr 8bit データ入力フォーマット 525i / 625i のデータを入力するときのみに用います。データを転送するクロックは 27MHz です。 データ入力ピンは DATA7-DATA0 を使用します。YCbCr のデータ列は Cb[7:0] / Y[7:0] / Cr[7:0] / Y[7:0]と多重化します。 下記表では Y[n], Cb[n], Cr[n]を Yn, Cbn, Crn と表記します。 D17 D16 D15 D14 D13 D12 D11 D10 D9 D8 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 Y7 Y6 Y5 Y4 Y3 Y2 Y1 Y0 Cb7 Cb6 Cb5 Cb4 Cb3 Cb2 Cb1 Cb0 Cr7 Cr6 Cr5 Cr4 Cr3 Cr2 Cr1 Cr0 D17 - D0 は DATA17 - DATA0 ピンに相当します。 入力データフォーマットに関する設定は次の通りです。 【I/O Data Fromat Register】設定 備考 INPFMT[1:0]-bit DTFMT-bit 00 0 8bit YCbCr 入力 動作させるブロックの設定は「■ モード切り替え) 」の項に記載されているように、 I/O Data Format Register (R/W) [Sub Address 0x0B]の CONVMOD[1:0]-bit にて設定します。 出力信号に関する設定は HD Mode Register (R/W) [Sub Address 0x00] または SD Block Control Register (R/W) [Sub Address 0x11] を参照してください。 CLKIN (27MHz) DATA[7:0] Cb Y ・・・ ・・・ Cbn Y2n Crn Y2n+1 Cbn+1 Y2n+2 Crn+1 Y2n+3 Cbn+2 Y2n+4 Crn+2 ・・・ ・・・ Fig. 24 MS0972-J-02 30 2012/12 [AK8826VN] (2) YCbCr 16bit データ入力フォーマット 525i / 625i / 525P / 625P / 1080i / 720P のデータを入力するときに用います。 525i / 625i データ入力時と 525P / 625P / 1080i / 720P データ入力時で CLK とデータの関係が異なります。 データを転送するクロックは 525i / 625i / 525P / 625P の時は 27MHz、1080i / 720P 入力するときは 74.25MHz になります。 データ入力ピンは DATA15-DATA0 を使用します。CbCr のデータ列は Cb[7:0] / Cr[7:0] と多重化します。 下記表では Y[n], Cb[n], Cr[n]を Yn, Cbn, Crn と表記します。 D17 D16 D15 D14 D13 D12 D11 D10 D9 D8 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 Cb7 Cb6 Cb5 Cb4 Cb3 Cb2 Cb1 Cb0 Y7 Y6 Y5 Y4 Y3 Y2 Y1 Y0 Cr7 Cr6 Cr5 Cr4 Cr3 Cr2 Cr1 Cr0 入力データフォーマットに関する設定は次の通りです。 【I/O Data Fromat Register】設定 INPFMT[1:0]-bit DTFMT-bit 備考 01 0 16bit YCbCr 入力 動作させるブロックの設定は「■ モード切り替え」の項に記載されているように、 I/O Data Format Register (R/W) [Sub Address 0x0B]の CONVMOD[1:0]-bit にて設定します。 出力信号に関する設定は HD Mode Register (R/W) [Sub Address 0x00]を参照してください。 なお、YCbCr 16bitデータ入力時に、コンポジットビデオ信号及びSビデオ信号を出力することはできません。 (2-1) 525i / 625i データ入力時 CLKIN (27MHz) Data[7:0] Y0 Y1 Y2 Y3 ・・・ Y2n Y2n+1 Data[15:8] Cb0 Cr0 Cb1 Cr1 ・・・ Cbn Crn Y2n+2 Cbn+1 ・・・ ・・・ Fig. 25 (2-2) 525P / 625P / 1080i / 720P データ入力時 CLKIN (27 or 74.25MHz) Data[7:0] Y0 Y1 Y2 Y3 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ Y2n Y2n+1 Y2n+2 Y2n+3 Y2n+4 Y2n+5 ・・・ ・・・ ・・・ Data[15:8] Cb0 Cr0 Cb1 Cr1 Cb2 Cr2 ・・・ ・・・ Cbn Crn Cbn+1 Crn+1 Cbn+2 Crn+2 ・・・ ・・・ ・・・ Fig. 26 MS0972-J-02 31 2012/12 [AK8826VN] (3) RGB 8bit データ入力フォーマット(RGB5:6:5) RGB データを入力し、コンポジットビデオ信号、S ビデオ信号及び、525i/625i の YPbPr 信号エンコードする場合に使用でき ます。 データを転送するクロックは 27MHz です。 データ入力ピンは DATA7-DATA0 を使用します。入力データは RG[7:0] / GB[7:0] と多重化します。 D17 D16 D15 D14 D13 D12 D11 D10 D9 D8 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 R4 R3 R2 R1 R0 G5 G4 G3 G2 G1 G0 B4 B3 B2 B1 B0 D17 - D0 は DATA17 - DATA0 ピンに相当します。 RG データ = [ R4, R3, R2, R1, R0, G5, G4, G3 ] GB データ = [ G2, G1, G0, B4, B3, B2, B1, B0 ] 入力データフォーマットに関する設定は次の通りです。 【I/O Data Fromat Register】設定 INPFMT[1:0]-bit DTFMT-bit 00 1 備考 8bit RGB 入力 動作させるブロックの設定は「■ モード切り替え」の項に記載されているように、 I/O Data Format Register (R/W) [Sub Address 0x0B]の CONVMOD[1:0]-bit にて設定します。 出力信号に関する設定は HD Mode Register (R/W) [Sub Address 0x00] または SD Block Control Register (R/W) [Sub Address 0x11] を参照してください。 CLKIN (27MHz) DATA[7:0] RG0 GB0 RG1 GB1 … … RGn GBn RGn+1 GBn+1 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 2 Fig. 27 MS0972-J-02 32 2012/12 [AK8826VN] (4) RGB 16bit データ入力フォーマット (RGB 5:6:5) RGB データを入力し、RGB データを出力するケースでの、データクロックの最大値は 54MHz になります。 RGB データを入力し、コンポジットビデオ信号、S ビデオ信号及び、525i/625i/525p/625p の YPbPr 信号に変換する場合の クロックレートは 27MHz で入力してください。 データ入力ピンは DATA15-DATA0 を使用します。 D17 D16 D15 D14 D13 D12 D11 D10 D9 D8 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 R4 R3 R2 R1 R0 G5 G4 G3 G2 G1 G0 B4 B3 B2 B1 B0 入力データフォーマットに関する設定は次の通りです。 【I/O Data Fromat Register】設定 INPFMT[1:0]-bit DTFMT-bit 01 1 備考 16bit RGB 入力 動作させるブロックの設定は「■ モード切り替え 」の項に記載されているように、 I/O Data Format Register (R/W) [Sub Address 0x0B]の CONVMOD[1:0]-bit にて設定します。 出力信号に関する設定は HD Mode Register (R/W) [Sub Address 0x00] または SD Block Control Register (R/W) [Sub Address 0x11] を参照してください。 (4-1) 525i / 625i データ入力時 CLKIN (27MHz) Data[4:0] B0 B1 B2 B3 B4 B5 ・・・ ・・・ Bn Bn+1 Bn+2 Bn+3 Bn+4 Bn+5 ・・・ ・・・ ・・・ Data[10:5] G0 G1 G2 G3 G4 G5 ・・・ ・・・ Gn Gn+1 Gn+2 Gn+3 Gn+4 Gn+5 ・・・ ・・・ ・・・ Data[15:11] R0 R1 R2 R3 R4 R5 ・・・ ・・・ Rn Rn+1 Rn+2 Rn+3 Rn+4 Rn+5 ・・・ ・・・ ・・・ Fig. 28 (4-2) 525P / 625P データ入力時 CLKIN (27MHz) Data[4:0] B0 B1 B2 B3 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ Bn Bn+1 Bn+2 Bn+3 Bn+4 Bn+5 ・・・ ・・・ ・・・ Data[10:5] G0 G1 G2 G3 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ Gn Gn+1 Gn+2 Gn+3 Gn+4 Gn+5 ・・・ ・・・ ・・・ Data[15:11] R0 R0 R1 R1 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ Rn Rn+1 Rn+2 Rn+3 Rn+4 Rn+5 ・・・ ・・・ ・・・ Fig. 29 MS0972-J-02 33 2012/12 [AK8826VN] (5) RGB 18bit データ入力フォーマット (RGB 6:6:6) RGB データを入力し、RGB データを出力するケースでの、データクロックの最大値は 54MHz になります。 RGB データを入力し、コンポジットビデオ信号、S ビデオ信号及び、525i/625i/525p/625p の YPbPr 信号に変換する場合の クロックレートは 27MHz で入力してください。 データ入力ピンは DATA17-DATA0 を使用します。 D17 D16 D15 D14 D13 D12 D11 D10 D9 D8 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 R5 R4 R3 R2 R1 R0 G5 G4 G3 G2 G1 G0 B5 B4 B3 B2 B1 B0 入力データフォーマットに関する設定は次の通りです。 【I/O Data Fromat Register】設定 INPFMT[1:0]-bit DTFMT-bit 10 1 備考 18bit RGB 入力 動作させるブロックの設定は「■ モード切り替え 」の項に記載されているように、 I/O Data Format Register (R/W) [Sub Address 0x0B]の CONVMOD[1:0]-bit にて設定します。 出力信号に関する設定は HD Mode Register (R/W) [Sub Address 0x00] または SD Block Control Register (R/W) [Sub Address 0x11] を参照してください。 (5-1) 525i / 625i データ入力時 CLKIN (27MHz) Data[5:0] B0 B1 B2 B3 B4 B5 ・・・ ・・・ Bn Bn+1 Bn+2 Bn+3 Bn+4 Bn+5 ・・・ ・・・ ・・・ Data[11:6] G0 G1 G2 G3 G4 G5 ・・・ ・・・ Gn Gn+1 Gn+2 Gn+3 Gn+4 Gn+5 ・・・ ・・・ ・・・ Data[17:12] R0 R1 R2 R3 R4 R5 ・・・ ・・・ Rn Rn+1 Rn+2 Rn+3 Rn+4 Rn+5 ・・・ ・・・ ・・・ Fig. 30 (5-2) 525P / 625P データ入力時 CLKIN (27MHz) Data[5:0] B0 B1 B2 B3 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ Bn Bn+1 Bn+2 Bn+3 Bn+4 Bn+5 ・・・ ・・・ ・・・ Data[11:6] G0 G1 G2 G3 G4 G5 ・・・ ・・・ Gn Gn+1 Gn+2 Gn+3 Gn+4 Gn+5 ・・・ ・・・ ・・・ Data[17:12] R0 R1 R2 R3 R4 R5 ・・・ ・・・ Rn Rn+1 Rn+2 Rn+3 Rn+4 Rn+5 ・・・ ・・・ ・・・ Fig. 31 MS0972-J-02 34 2012/12 [AK8826VN] ■ リミッタ機能 オーバーサンプリングフィルタ出力等でのアンダーシュート部分を所定のレベルでクリップする機能です。 コンポーネントビデオエンコードブロック動作時は HD VBI & Clip Level Control Register (R/W) [Sub Address 0x01] の HDCLPLVL[1:0]-bit コンポジットビデオエンコードブロック動作時は SD Block Delay Register (R/W) [Sub Address 0x13] の SDCLPLVL[1:0]bit にて設定します。 HD VBI & Clip Level Control Register Sub Address 0x01 bit 7 bit 6 bit 5 HDCLPLVL1 HDCLPLVL0 Reserved SD Block Delay Register Sub Address 0x13 bit 7 bit 6 SDCLPLVL1 SDCLPLVL0 bit 5 SYD2 bit 4 Reserved bit 3 Reserved bit 2 HDVUNMSK bit 4 SYD1 bit 3 SYD0 bit 2 Reserved Default Value 0x04 bit 1 bit 0 HDVL1 HDVL0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 Reserved Reserved リミッタをかけるレベルは次の通りです。 HDCLPLVL[1:0]-bit アンダーシュートリミットレベル SDCLPLVL[1:0]-bit 00 クリッピングしません。 01 約 -7.0IRE でクリップします。 10 約 -1.5IRE でクリップします。 11 Reserved ■ ブラックバースト信号生成機能 AK8826 はブラックバースト信号を出力することが可能です。(同期信号付き黒出力) コンポーネントビデオエンコードブロック動作時は HD Mode Register (R/W) [Sub Address 0x00] の HDBBG-bit コンポジットビデオエンコードブロック動作時は SD Block Control Register (R/W) [Sub Address 0x11]の SDBBG-bit にて設定します。 ブラックバースト信号は輝度信号 16 固定 Pb/Pr 信号 128 固定の出力が入力された場合と同等の動作を行います。 なお、I/O Data Format Register (R/W) [Sub Address 0x0B] の HDSDMASE-bit = 1 とすると外部からの同期信号を入力す ることなくブラックバースト信号を出力することが可能です。 HD Mode Register Sub Address 0x00 bit 6 bit 7 HDBBG HDCBG bit 5 HDSETUP bit 4 HDEAVDEC bit 3 HDCEA861 bit 2 HDMODE1 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDMODE0 HDRFRSH SD Block Control Register Sub Address 0x11 bit 7 bit 6 SDBBG SDCBG bit 5 SDSETUP bit 4 SCR bit 3 SDVM3 bit 2 SDVM2 Default Value 0x10 bit 1 bit 0 SDVM1 SDVM0 MS0972-J-02 35 2012/12 [AK8826VN] ■ カラーバー信号生成機能 AK8826 はコンポジットビデオエンコーダモード及びコンポーネントビデオエンコーダモードにおいてカラーバー信号を出力 することが可能です。カラーバー出力レベルは(100/0/100/0)です。 コンポーネントビデオエンコードブロック動作時は HD Mode Register (R/W) [Sub Address 0x00] の HDCBG-bit コンポジットビデオエンコードブロック動作時は SD Block Control Register (R/W) [Sub Address 0x11]の SDCBG-bit にて設定します。 なお、I/O Data Format Register (R/W) [Sub Address 0x0B] の HDSDMASE-bit = 1 とすると外部からの同期信号を入力す ることなくカラーバー信号を出力することが可能です。 HD Mode Register Sub Address 0x00 bit 6 bit 7 HDBBG HDCBG bit 5 HDSETUP bit 4 HDEAVDEC bit 3 HDCEA861 bit 2 HDMODE1 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDMODE0 HDRFRSH SD Block Control Register Sub Address 0x11 bit 6 bit 7 SDCBG SDBBG bit 5 SDSETUP bit 4 SCR bit 3 SDVM3 bit 2 SDVM2 Default Value 0x10 bit 1 bit 0 SDVM1 SDVM0 ■ セットアップ処理機能 AK8826 ではコンポーネントビデオエンコーダモード及びコンポジットビデオエンコーダモードで 7.5%のセットアップを付加 することができます。セットアップ処理は次の処理を行います。 輝度信号 = 700[mV] x 7.5% + (セットアップ無し時の輝度信号) / 0.925 色信号 = (セットアップ無し時の Cb/Cr 信号) / 0.925 コンポーネントビデオエンコードブロック動作時は HD Mode Register (R/W) [Sub Address 0x00] の HDSETUP-bit コンポジットビデオエンコードブロック動作時は SD Block Control Register (R/W) [Sub Address 0x11]の SDSETUP-bit にて設定します。 セットアップ処理はブラックバースト出力設定時、またカラーバー出力設定時のときも有効です。 HD Mode Register Sub Address 0x00 bit 7 bit 6 HDCBG HDBBG bit 5 HDSETUP bit 4 HDEAVDEC bit 3 HDCEA861 bit 2 HDMODE1 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDMODE0 HDRFRSH SD Block Control Register Sub Address 0x11 bit 7 bit 6 SDBBG SDCBG bit 5 SDSETUP bit 4 SCR bit 3 SDVM3 bit 2 SDVM2 Default Value 0x10 bit 1 bit 0 SDVM1 SDVM0 MS0972-J-02 36 2012/12 [AK8826VN] ■ Closed Caption AK8826 は Closed Captioning 及び Closed Caption Extended Data のエンコード機能を持っています。 これらの機能の ON/OFF 及びそのデータは SD/HD V-Blanking Control Register (R/W) [Sub Address 0x12]の SDHDCC21-bit 及び SDHDCC284-bit の設定に従います。 各データは 2 バイトの連続したレジスタ Closed Caption Data 1 Register (R/W) [Sub Address 0x26] Closed Caption Data 2 Register (R/W) [Sub Address 0x27] CC Extended Data 1 Register (R/W) [Sub Address 0x28] CC Extended Data 2 Register (R/W) [Sub Address 0x29] にデータを書き込みます。 Closed Caption データは Closed Caption Data 1 Register (R/W) [Sub Address 0x26], Closed Caption Data 2 Register (R/W) [Sub Address 0x27] の順に、 Closed Caption Extended Data は CC Extended Data 1 Register (R/W) [Sub Address 0x28], CC Extended Data 2 Register (R/W) [Sub Address 0x29] の順に書き込みます。 AK8826 は Closed Caption エンコードの場合 Closed Caption Data 2 Register (R/W) [Sub Address 0x27] にデータが書き込まれたことにより、また、Closed Caption Exteded エンコードの場合は、CC Extended Data 2 Register (R/W) [Sub Address 0x29] データが書き込まれたことにより、データが更新されたものとします。 データが更新されるとその後にやってくる所定のラインにエンコードされます。 データの更新がなされない場合は ASCII NULL コードを出力します。また各ビットは Odd Parity + 7bit US ASCII を想定して おり、Parity はホスト側が用意します。 *クローズドキャプションデータがエンコードされるラインは下記の通りです。 D1/60 System (SMPTE) 625/50 System (ITU-R) Closed Caption 21 Line default 22 Line default Extended Data 284 Line default 335 Line default なお、RGB 信号出力時にはクローズドキャプション機能は使用できません。 コンポジットビデオ信号、S ビデオ信号及び、YPbPr コンポーネントビデオ信号出力時のみ使用できます。 240+/- 48nsec 10.5 +/- 0.25usec 12.91 usec +/- +/- 240+/- 48nsec Two 7-bit + PARITY ASCII Characters Data D0-D6 PARITY D0-D6 PARITY START 50 +/- 2 IRE 40IRE 10.003 +/- 0.25usec +/- 27.382 usec 33.764 usec +/- 61 usec +/- +/Fig. 32 MS0972-J-02 37 2012/12 [AK8826VN] ■ WSS AK8826 はアスペクト比判別等を行うための WSS(ITU-R.Bt.1119)(625i), IEC 62375 (625P)のエンコードをサポートしていま す。この機能の ON/OFF は コンポジットビデオエンコーダモード時は、 SD/HD V-Blanking Control Register (R/W) [Sub Address 0x12] にある SDWSS-bit の設定に コンポーネントビデオエンコーダモード時は HD Block Control Register (R/W) [Sub Address 0x07 にある HDWSS-bit の設定に 従います。 SD/HD V-Blanking Control Register Sub Address 0x12 bit 7 bit 6 bit 5 Reserved Reserved Reserved HD Block Control Register Sub Address 0x07 bit 7 bit 6 HDWSS HDCFLT1 bit 5 HDCFLT0 bit 4 Reserved bit 3 SDWSS bit 4 HDYFLT1 bit 3 HDYFLT0 bit 2 SDHDCC284 bit 2 Reserved Default Value 0x00 bit 1 bit 0 SDHDCC21 SDVBID bit 1 COLSNCEN Default Value 0x00 bit 0 HDVRATIO また設定するデータは コンポジットビデオエンコーダモード動作時は SD WSS Data 1 Register (R/W) [Sub Address 0x18]、SD WSS Data 2 Register (R/W) [Sub Address 0x19] コンポーネントビデオエンコーダモード動作時は HD WSS Data 1 Register (R/W) [Sub Address 0x08]、HD WSS Data 2 Register (R/W) [Sub Address 0x09] にて設定します。 WSS Data 更新タイミング VD Set Control Register 2 I C SDA DATA WSS Data1 WSS Data2 OLD DATA NEW DATA Fig. 33 WSS Data1: コンポジットビデオエンコーダモード SubAddress 0x18 / コンポーネントビデオエンコーダモード 0x08 WSS Data2: コンポジットビデオエンコーダモード SubAddress 0x19 / コンポーネントビデオエンコーダモード 0x09 MS0972-J-02 38 2012/12 [AK8826VN] WSS 波形 500mV +/- 5% 0H d [us] a [us] b [us] c [us] e [us] 44.5 [us] (625i/50 のみ規定) Fig. 34 Encode Line 625i /50Hz (ITU-R.Bt.1119) 625p /50Hz (IEC 62375) 23 43 Encode Clock 5MHz (Ts=200ns) 10MHz +/- 1kHz (Ts = 100ns) c d e 11.0 +/- 0.25 27.4 38.4 5.5 +/- 0.125 13.7 19.2 エンコードライン: 625i/50 23 ラインの前半 / 625p/50 43 ライン なお、WSS データが重畳されているラインには、入力映像信号は出力されません。 コーディング:bi-phase modulation coding エンコードは次の通り Run-in Start code 29 elements 24 elements Group 1 Aspect ratio 24 elements Bit numbering 0 1 2 Group 2 Enhanced Services 24 elements Bit numbering 3 4 LSB MSB 0 : 000111 1 : 111000 0x1F1C71C7 5 6 7 LSB MSB 0 : 000111 1 : 111000 Group 3 Subtitles 18 elements Bit numbering 8 9 10 LSB MSB 0 : 000111 1 : 111000 Group4 Others 18 elements Bit numbering 11 12 13 LSB MSB 0 : 000111 1 : 111000 0x1E3C1F なお、RGB 信号出力時には WSS 機能は使用できません。 コンポジットビデオ信号、S ビデオ信号及び、YPbPr コンポーネントビデオ信号出力時のみ使用できます MS0972-J-02 39 2012/12 [AK8826VN] ■ ビデオ DAC AK8826 は 10 ビット分解能、最大クロック周波数 150MHz で動作するカレントドライブ DAC です。 この DAC は負荷抵抗 300Ω、VREF 1.43V、 IREF ピン抵抗 3.9kΩ( +/- 1%精度) の条件でフルスケール 1.28Vp-p (typ.)を出力す るように設計されています。 VREF ピンは 0.1uF 以上のコンデンサを通じてアナログ電源(AVDD)に接地してください。 BYPASS ピンは 0.1uF 以上のコンデンサを通じてアナロググランド(AVSS)に接続してください。 IREF ピンは 3.9kΩの抵抗を通じてアナロググランド(AVSS)に接続してください。 DAC 出力は DAC Control Register(R/W) [Sub Address 0x0D]の DACnEN-bit (n=1,2,3) の設定にて個別に ON/OFF させるこ とが可能です。 DAC 出力 OFF 時、その出力はハイインピーダンスとなります。 DAC Control Register Sub Address 0x0D bit 7 bit 6 Reserved Reserved bit 5 OLVL bit 4 DTRSTN bit 3 CVBSSEL DACnEN-bit と DAC の状態は次の表の通りです。 DAC1EN -bit DAC2EN -bit 0 1 0 1 DAC1=OFF DAC1=ON DAC2=OFF DAC2=ON bit 2 DAC3EN Default Value 0x00 bit 1 bit 0 DAC2EN DAC1EN DAC3EN -bit 0 1 DAC3=OFF DAC3=ON ■ DAC 出力設定 3ch DAC は DAC Control Register(R/W) [Sub Address 0x0D]の CVBSSEL-bit の設定により、出力する信号を選択すること が可能です。 DAC Control Register Sub Address 0x0D bit 7 bit 6 Reserved Reserved CVBSSEL-bit DAC1 DAC2 DAC3 bit 5 OLVL SD-YC output CONVMOD[1:0]=00 0 Y C CVBS bit 3 CVBSSEL bit 4 DTRSTN SD-CVBS output CONVMOD[1:0]=00 1 CVBS 0 コード出力 0 コード出力 bit 2 DAC3EN HD output CONVMOD[1:0]=01 Y Pb Pr Default Value 0x00 bit 1 bit 0 DAC2EN DAC1EN ビデオ DAC 動作モード CONVMOD[1:0]=10 G B R ここで HD output:はコンポーネントビデオエンコードブロック出力 SD-YC output 及び SD-CVBS output はコンポジットビデオエンコードブロック出力 です。 なお、コンポーネントビデオエンコードブロック出力時とビデオ DAC 動作モード時は CVBSSEL-bit によらず、上記表に示す 出力となります。 また、DAC 動作クロックは コンポジットビデオエンコードブロック動作時 コンポーネントビデオエンコードブロック動作時 ビデオ DAC 動作モード時 になります。 MS0972-J-02 CLKIN 入力クロック CLKIN 入力クロックの 2 倍 CLKIN 入力クロック 40 2012/12 [AK8826VN] 7.コンポーネントビデオエンコードブロック仕様 ■ ブロック図 From Timing Generator HD-Timing Generator CLK Rate C CGMS-A WSS Y[7:0 ] sin(x)/x x2 x2 Compensation LPF-D LPF-G* SYNC Generator Y[9:0] to DAC CLK Rate B *CLK Rate D Cb[7:0] Cr[7:0] 4:2:2 to 4:4:4 x2 Interpolation CLK Rate A From Clock Gen LPF-E x2 x2 LPF-F LPF-H* Pb[9:0] to DAC Pr[9:0] to DAC CLK Rate B 6.75/13.5/27/54/74.25/148.5MHz Fig. 35 MS0972-J-02 41 2012/12 [AK8826VN] ■ 信号処理(データパス) 入力データとの同期は【ビデオインターフェースタイミング】に記述するように EAV 同期モードと HD/VD 信号に同期をとる スレーブ同期モードがあります。 出力信号は HD Mode Register (R/W) [Sub Address 0x00] HDRFRSH-bit, HDMODE[1:0]-bit によって設定します。 Sub Address 0x00 bit 7 bit 6 HDCBG HDBBG bit 5 HDSETUP 各種出力信号設定を下表にまとめます。 出力信号 HDMODE[1:0] -bit 525i 00 625i 00 525p 01 625p 01 1080i / 60 10 1080i / 50 10 720p / 60 11 720p / 50 11 MS0972-J-02 bit 4 HDEAVDEC bit 3 HDCEA861 bit 2 HDMODE1 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDMODE0 HDRFRSH 備考 D1/60 D1/50 D2/60 D2/50 D3/60 D3/50 D4/60 D4/50 HDRFRSH -bit 0 1 0 1 0 1 0 1 42 2012/12 [AK8826VN] (1) 525i /625i データ入力時 外部 27MHz クロックに同期した入力デジタルデータには、Y/Cb/Cr データがマルチプレクスされています。 EAV 同期モードの場合、同期タイミングを抽出します。EAV 同期タイミングを抽出した後 Y/Cb/Cr データパスに分けられます。 HD/VD スレーブ同期モードの場合も同様に Y/Cb/Cr の各データはそれぞれのデータパスに分けられます。 入力された Y データは x4 Interpolation され YC のディレイ量調整用ディレイ素子を通過後、同期信号が付加されます。 Cb/Cr データは x 8 Interpolation された後に YC のディレイ量調整用ディレイ素子を通過後 DAC にデータを渡します。Y 信号、 Cb/Cr 信号ともに 54MHz のレートで出力されます。(AK8826 で使用されているデジタルフィルタは FIR フィルタです。) 上記説明データパスを示すブロック図を下記に示します。 Synchronization Timing SYNC Form YData[9:0] EAV Decoder 8-bit or 16-bit Cb/Y/Cr DEMUX Level Conversion MUX x2 Interpolation LPF-D x2 Interpolation LPF-G x2 Interpolation LPF-F x2 Interpolation LPF-H CBData[9:0] 4:2:2 to 4:4:4 CRData[9:0] Interpolation LPF-E Delay DAC Delay DAC Delay DAC 27MHz Input Formatter 13.5MHz 27MHz 54MHz Synchronization Mode Fig. 36 525i/625i データ入力時ブロック図 輝度信号処理フィルタ特性図 (データ入力から DAC 前までの周波数特性) 10 0.200 0 0.0 2.0 4.0 6.0 0.000 8.0 10.0 12.0 14.0 16.0 18.0 20.0 22.0 24.0 26.0 0.00 0.75 1.50 2.25 3.00 3.75 4.50 5.25 6.00 6.75 -0.200 -20 Gain[dB} Gain[dB] -10 -0.400 -30 -0.600 -40 -50 -0.800 -60 -1.000 Frequency[MHz] Fig. 37 Frequncy[MHz] Fig. 38 色信号処理フィルタ特性図(データ入力から DAC 前までの周波数特性) 10 0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0 13.0 Gain[dB] -10 -20 -30 -40 -50 -60 Frequency[MHz] Fig. 39 MS0972-J-02 43 2012/12 [AK8826VN] (2) 525P/625P データ入力時 入力データは Y データと Cb/Cr データを 16-bit で入力します。入力ポート以外の動作は 525i/625i 入力時と同じです。 Synchronization Timing SYNC Form Y 8-bit EAV Decoder Y MUX 8-bit sin(x)/x Compensation x2 Interpolation LPF-D 4:2:2 to 4:4:4 Interpolation LPF-E x2 Interpolation LPF-F Y [9:0] DEMUX Cb/Cr Y Level Conversion Cb/Cr CB [9:0] CR [9:0] Cb/Cr 27MHz Input Formatter 13.5MHz 27MHz Delay DAC Delay DAC Delay DAC 54MHz Synchronization Mode Fig. 40 525P/625P データ入力時ブロック図 MS0972-J-02 44 2012/12 [AK8826VN] 輝度信号処理用アパーチャ効果補正フィルタ 輝度信号処理はアパーチャ効果補正用のフィルタが実装されています。 アパーチャ効果補正フィルタは HD Block Miscellaneous Control Register (R/W) [Sub Address 0x0A]の HDAFLT[1:0]-bit により、補正量を調整することができます。右下図はアパーチャ補正後のフィルタ特性になります。MODE0 が最も補正量が 少なく、MODE3 が最も補正量が多くなります。 HD Block Miscellaneous Control Register Sub Address 0x0A bit 7 bit 6 bit 5 Reserved Reserved STD770_2C 0 0 0 フィルタモード MODE0 MODE1 MODE2 MODE3 HDAFLT[1:0]-bit 00 01 10 11 bit 4 bit 3 HDCEA805B CCWSSSUE Default Value 0 0 bit 2 Reserved Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDAFLT1 HDAFLT0 0 0 0 備考 補正量最小 補正量最大 輝度信号処理フィルタ特性図(データ入力から DAC 前までの周波数特性) 10 3 0 2 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 1 Gain[dB] -10 Gain[dB] Aperteu Filter -20 -30 0 -1 0 5 10 MODE3 -2 -40 -3 -50 -4 MODE2 MODE1 MODE0 -5 -60 Frequency[MHz] Frequency[MHz] Fig. 42 Fig. 41 色信号処理フィルタ特性図(データ入力から DAC 前までの周波数特性) 10 0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0 13.0 Gain[dB] -10 -20 -30 -40 -50 -60 Frequency[MHz] Fig. 43 MS0972-J-02 45 2012/12 [AK8826VN] (3) 1080i 及び 720P データ入力時 入力データは Y データと Cb/Cr データを 16-bit で入力します。入力ポート以外の動作は 525i/625i 入力時と同じです。 入力部の動作クロックは 74.25MHz で動作します。 16-bit 入力時のブロック図は下記の通りです。 Synchronization Timing SYNC Form Y 8-bit EAV Decoder Y MUX 8-bit sin(x)/x x2 Compensation Interpolation 4:2:2 to 4:4:4 Interpolation LPF-E x2 Interpolation LPF-F Y [9:0] DEMUX Cb/Cr Y Level Conversion Cb/Cr CB [9:0] CR [9:0] Cb/Cr 74.25MHz Input Formatter 37.125MHz 74.25MHz Delay DAC Delay DAC Delay DAC 148.5MHz Synchronization Mode Fig. 44 1080i/720P データ入力時ブロック図 MS0972-J-02 46 2012/12 [AK8826VN] 輝度信号処理用アパーチャ効果補正フィルタ 輝度信号処理はアパーチャ効果補正用のフィルタが実装されています。 アパーチャ効果補正フィルタは HD Block Miscellaneous Control Register (R/W) [Sub Address 0x0A]の HDAFLT[1:0]-bit により、補正量を調整することができます。右下図はアパーチャ補正後のフィルタ特性になります。MODE0 が最も補正量が 少なく、MODE3 が最も補正量が多くなります。 HD Block Miscellous Control Register Sub Address 0x0A bit 7 bit 6 bit 5 Reserved Reserved STD770_2C 0 0 HDAFLT[1:0]-bit 00 01 10 11 0 bit 4 bit 3 HDCEA805B CCWSSSUE Default Value 0 0 フィルタモード MODE0 MODE1 MODE2 MODE3 bit 2 Reserved Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDAFLT1 HDAFLT0 0 0 0 備考 輝度信号処理フィルタ特性図(データ入力から DAC 前までの周波数特性) 10 2 0 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70 1 Gain[dB] -10 Gain[dB] Aperteu Filter 3 -20 -30 0 -1 0 10 20 -2 -40 -3 -50 -4 30 MODE3 40 MODE2 MODE1 MODE0 -5 -60 Frequency[MHz] Frequency[MHz] Fig. 46 Fig. 45 色信号処理フィルタ特性図(データ入力から DAC 前までの周波数特性) 10 0 Gain[dB] -10 0 5 10 15 21 26 31 36 -20 -30 -40 -50 -60 Frequency[MHz] Fig. 47 MS0972-J-02 47 2012/12 [AK8826VN] ■ 輝度信号及び色信号帯域制限フィルタ 信号処理パスでは帯域制限フィルタにて出力映像の帯域を調整することが可能です。 輝度信号帯域制限フィルタは HD Block Control Register (R/W) [Sub Address 0x07] の HDYFLT[1:0]-bit にて選択します。 色信号帯域制限フィルタは HD Block Control Register (R/W) [Sub Address 0x07] の HDCFLT[1:0]-bit にて選択します。 HD Block Control Register Sub Address 0x07 bit 6 bit 7 HDCFLT1 HDWSS HDYFLT[1:0] 00 01 10 11 HDCFLT[1:0] 00 01 10 11 MS0972-J-02 bit 5 HDCFLT0 選択フィルタ Normal Mid Soft Reserve 選択フィルタ Normal Mid Soft Reserve bit 4 HDYFLT1 bit 3 HDYFLT0 bit 2 Reserved bit 1 COLSNCEN Default Value 0x00 bit 0 HDVRATIO 備考 初期値 49 ページYFLT1 49 ページYFLT2 34H 35H 備考 初期値 49 ページCFLT1 49 ページCFLT2 36H 37H 48 2012/12 [AK8826VN] 輝度信号及び色信号帯域制限フィルタ特性図は次の通りです。 初期状態 HDYFLT [1:0]= 00 及び HDCFLT[1:0]=00 のフィルタ特性図は前項(■信号処理(データパス))に記載されています。 10 10 0 0 2 -20 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 YFLT1 0 -10 Gain[dB] Gain[dB] -10 0 YFLT2 -30 2 -20 3 4 -40 -50 -50 8 9 10 11 12 13 CFLT2 Frequency[MHz] Fig. 49 525i / 625i 色信号帯域制限フィルタ特性図 10 10 0 0 -10 0 5 10 15 20 25 -10 0 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 YFLT2 CFLT2 -20 YFLT1 -30 1 Gain[dB] Gain[dB] YFLT2 -20 YFLT1 CFLT1 -30 -40 -40 -50 -50 -60 -60 Frequency[MHz] Frequency[MHz] Fig. 50 525P / 625P 輝度信号帯域制限フィルタ特性図 Fig. 51 525P / 625P 色信号帯域制限フィルタ特性図 10 10 0 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70 YFLT2 -30 -10 Gain[dB] Gain[dB] 7 -60 Fig. 48 525i / 625i 輝度信号帯域制限フィルタ特性図 -20 6 CFLT1 Frequency[MHz] -10 0 5 -30 -40 -60 1 YFLT1 -30 -40 -50 -50 10 15 20 25 30 35 CFLT2 CFLT1 -60 Frequency[MHz] Frequency[MHz] Fig. 52 1080i/720P 輝度信号帯域制限フィルタ特性図 MS0972-J-02 5 -20 -40 -60 0 Fig. 53 1080i/720P 色信号帯域制限フィルタ特性図 49 2012/12 [AK8826VN] ■ ビデオインターフェースタイミング AK8826 は (1) EAV 同期インターフェース (2) HD/VD スレーブ同期インターフェース の 2 種類の方法で入力信号との同期を取ることが可能です。 同期モードの設定は コンポーネントビデオエンコーダモード時は HD Mode Register (R/W) [Sub Address 0x00] の HDEAVDEC-bit にて行います。 HD Mode Register Sub Address 0x00 bit 7 bit 6 HDCBG HDBBG bit 5 HDSETUP コンポーネントビデオエンコーダモード時 HDEAVDEC-bit 同期モード 0 HD/VD スレーブ同期 1 EAV 同期 MS0972-J-02 bit 4 HDEAVDEC bit 3 HDCEA861 bit 2 HDMODE1 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDMODE0 HDRFRSH 備考 HDCEA861-bit = 0 としてください 50 2012/12 [AK8826VN] (1) EAV 同期インターフェース (1 -1 ) EAV 同期概要 AK8826 は入力信号にエンコードされている同期コード(TRS)をデコードし、そのタイミングに同期をとります。 なお、Y /Cb, Cr 16bit 入力の場合、Y データの同期コードに対して同期を取ります。 (Cb/Cr データに含まれる同期コードは参照しません。) また、RGB 入力の時は、EAV 同期モードでは動作しません。(EAV 同期モードに設定しないでください。) EAV/SAV コード 8-bit で入力された入力データ中の 0xFF – 0x00 – 0x00 に続くコードが EAV/SAV のコードとなります。 EAV/SAV コードは MSB から次のような意味を持ちます。 Bit Number MSB WORD VALUE 7 6 5 4 3 2 1 0 0xFF 1 1 1 1 1 1 1 1 0x00 0 0 0 0 0 0 0 2 0x00 0 0 0 0 0 0 0 3 0xxx 1 F V H P3 P2 P1 ここで F = 0 : Field 1 = 1 : Field 2 但し、プログレッシブ出力 525P(480P)/ 750P(720P)では F-bit は常に 0 が入力されます。 V = 0 : Field Blanking (V-Blanking) 以外 = 1 : Field Blanking (V-Blanking) H = 0 : SAV = 1 : EAV P3, P2, P1, P0 : Protection Bit プロテクションビットと F/V/H の関係は次の表の通りです。 F V H P3 0 0 0 0 0 0 1 1 0 1 0 1 0 1 1 0 1 0 0 0 1 0 1 1 1 1 0 1 1 1 1 0 P2 0 1 0 1 1 0 1 0 LSB 0 1 0 0 P0 P1 0 0 1 1 1 1 0 0 P0 0 1 1 0 1 0 0 1 同期コードと入力データの関係 同期コードと入力データの関係は次の規格に準じています。 入力フォーマット 参照規格 525i ITU-R.BT656 625i ITU-R.BT656 525p SMPTE 293M 625p ITU-R. BT1358 1080i SMPTE 274M 720p SMPTE 296M MS0972-J-02 51 2012/12 [AK8826VN] (1-2) 水平方向同期 (EAV/SAV 同期) AK8826 は同期コードに含まれる EAV コードを使い水平方向の同期をとります。 各入力データの EAV コードの位置を次に示します。 525i(480i)入力の場合 (8bit) Cb Y Cr Y 359 718 359 719 Cb 360 Y Cr 720 360 EAV Y 721 ・・・ Cb 428 Y Cr 856 428 SAV Y 857 Cb 0 Y 0 Cr 0 Y 1 625i(576i)入力の場合 (8bit) Cb Y Cr Y 359 718 359 719 Cb 360 Y Cr 720 360 EAV Y 721 ・・・ Cb 431 Y Cr 862 431 SAV Y 863 Cb 0 Y 0 Cr 0 Y 1 525i/p(480i/p)入力の場合 (16bit) Y 信号 718 719 720 TRS 721 722 EAV 723 ・・・ 854 855 856 SAV 857 0 1 2 625i/p (576i/p)入力の場合 (16bit) Y 信号 718 719 720 TRS 721 722 EAV 723 ・・・ 860 861 862 SAV 863 0 1 2 1125i(1080i) / 60Hz 入力の場合 1918 1919 1920 Y 信号 TRS 1921 1923 2196 2197 2199 0 1 2 1125i(1080i) / 50Hz 入力の場合 1918 1919 1920 Y 信号 TRS 1921 2639 0 1 2 750P(720P) / 60Hz 入力の場合 1278 1279 1280 Y 信号 TRS 1281 1649 0 1 2 750P(720P) / 50Hz 入力の場合 1278 1279 1280 Y 信号 TRS 1281 1979 0 1 2 MS0972-J-02 1922 EAV 1922 1923 EAV 1282 1283 EAV 1282 EAV 1283 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 52 2198 SAV 2636 2637 2638 SAV 1646 1647 1648 SAV 1976 1977 1978 SAV 2012/12 [AK8826VN] (1-3) 垂直同期 (ライン同期) AK8826 は同期コードに含まれる F-bit または V-bit にて垂直方向の同期(ライン同期)を取ります。 インターレス入力信号の場合、F-bit にて同期を取ります。 プログレッシブ入力信号の場合、V-bit にて同期を取ります。 (1-3-1) F-bit 同期コードの F-bit とラインの関係は次の通りです。 F-bit 525i 625i 0 Line4 - Line265 Line1 - Line312 Line266 - Line525 1 Line313 - Line625 Line1 - Line3 525P/625P 全てのライン F=0 1080i Line1 - Line563 Line564 - Line1125 720P 全てのライン F=0 (1-3-2) V-bit 同期コードの V-bit とラインの関係は次の通りです。 ・525i, 625i, 1080i の場合 Field V-bit 525i 625i (V=1) Line1 - Line19 Line624 - Line22 Field 1 (V=0) Line20 - Line263 Line23 - Line310 (V=1) Line264 - Line282 Line311 - Line335 Field 2 (V=0) Line283 - Line525 Line336 - Line623 注:AK8826 は 525i/625i/1080i モードの時、V-bit を参照していません。 ・525P, 625P, 720P の場合 V-bit 525P (V=1) Line1 - Line42 (V=0) Line43 - Line525 MS0972-J-02 625P Line621 - Line44 Line45 - Line620 53 1080i (60/50Hz) Line1124 - Line20 Line21 - Line560 Line561 - Line583 Line584 - Line1123 720P Line746 - Line25 Line26 - Line745 2012/12 [AK8826VN] (1-4) インターレス出力信号用データ入力時の同期とプログレッシブ出力信号用データ入力時の同期 (1-4-1) インターレス出力信号用データ入力時(525i / 625i / 1080i モード時) インターレスデータ入力時、AK8826 は入力信号とのライン同期は EAV 内の F-bit に対して同期をかけます。 デバイス内でのライン認識と F-bit の関係は下記の通りです。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 264 265 266 267 268 269 270 271 Digital Line-No. F-bit 263 272 Digital Line-No. F-bit Fig. 54 525i 入力時の EAV によるライン同期 623 624 625 1 2 3 4 5 6 311 312 313 314 315 316 317 318 Digital Line-No. F-bit 310 319 Digital Line-No. F-bit Fig. 55 625i 入力時の EAV によるライン同期 1124 1125 1 2 3 4 5 6 561 562 563 564 565 566 567 568 Digital Line-No. F-bit Digital Line-No. F-bit Fig. 56 1080i 入力時の EAV によるライン同期 MS0972-J-02 54 2012/12 [AK8826VN] (1-4-2) プログレッシブ出力信号用データ入力時(525P/625P/720P)モード時) プログレッシブデータ入力時 AK8826 は入力信号とのライン同期は EAV 内の V-bit に対して同期をかけます。 524 525 1 2 6 7 8 9 10 11 12 13 4 5 6 7 14 ... 40 41 42 Digital Line-No. V-bit Fig. 57 525P 入力時の EAV によるライン同期 620 621 622 623 624 625 1 2 3 8 ... 42 43 44 Digital Line-No. 45 V-bit Fig. 58 625P 入力時の EAV によるライン同期 Digital Line-No. 745 746 749 750 1 2 3 4 5 6 7 25 26 V-bit Fig. 59 720P 入力時の EAV によるライン同期 MS0972-J-02 55 2012/12 [AK8826VN] (1-5) EAV/SAV と同期信号及び 0 番目のアクティブビデオピクセルデータの関係は次の通りです。 (1-5-1) 525i(480i) 8bit 入力の場合(T:13.5MHz データレート) Y Cb Cr 718 719 359 EAV 720 721 360 722 723 361 734 ・・・ 735 736 367 SAV 856 857 737 368 16T ・・・ 0 428 1 0 122T 138T 0H 50% 50% Fig. 60 EAV コードから 0 番目のピクセルまで通常は 138T です。 (1-5-2) 625i(576i) 8bit 入力の場合(T:13.5MHz データレート) Y Cb Cr 718 719 359 EAV 720 721 360 722 723 361 730 ・・・ 731 732 365 366 12T SAV 862 863 733 ・・・ 431 0 1 0 132T 144T 0H 50% 50% Fig. 61 EAV コードから 0 番目のピクセルまで通常は 144T です。 MS0972-J-02 56 2012/12 [AK8826VN] (1-5-3) 525i(480i),525p(480p) 16bit 入力の場合(T:13.5MHz データレート(525i)、T:27MHz データレート(525p)) Y 718 719 720 EAV 721 722 723 ・・・ 734 735 736 737 ・・・ 16T 854 SAV 855 856 857 0 1 2 1 2 122T 138T 0H 50% 50% Fig. 62 EAV コードから 0 番目のピクセルまで通常は 138T です。 (1-5-4) 625i(576i),625P(576P) 16bit 入力の場合(T:13.5MHz データレート(525i)、T:27MHz データレート(525p)) Y 718 719 720 EAV 721 722 723 ・・・ 730 731 732 12T 733 ・・・ 860 SAV 861 862 863 0 132T 144T 0H 50% 50% Fig. 63 EAV コードから 0 番目のピクセルまで通常は 144T です。 MS0972-J-02 57 2012/12 [AK8826VN] (1-5-5) 1125i(1080i) / 60Hz 入力の場合(T:74.25MHz レート) Y 1920 EAV 1921 1922 1923 0H 2008 1924 ・・・ 88T 2196 188T SAV 2197 2198 2199 0 1 2 2639 0 1 2 4T 192T 280T 50% 50% Fig. 64 EAV コードから 0 番目のピクセルまで通常は 280T です。 (1-5-6) 1125i(1080i) / 50Hz 入力の場合(T:74.25MHz レート) Y 1920 EAV 1921 1922 1923 0H 2448 1924 ・・・ 528T 2636 188T SAV 2637 2638 4T 192T 720T 50% 50% Fig. 65 EAV コードから 0 番目のピクセルまで通常は 720T です。 MS0972-J-02 58 2012/12 [AK8826VN] (1-5-7) 750P(720P) / 50Hz 入力の場合(T:74.25MHz レート) Y 1280 EAV 1281 1282 1283 0H 1390 1284 ・・・ 110T 1646 SAV 1647 1648 256T 1649 0 1 2 4T 260T 370T 50% 50% Fig. 66 EAV コードから 0 番目のピクセルまで通常は 370T です.。 (1-5-8) 750P(720P) / 50Hz 入力の場合(T:74.25MHz レート) Y 1280 EAV 1281 1282 1283 0H 1720 1284 ・・・ 440T 1976 256T SAV 1977 1978 1979 0 1 2 4T 260T 700T 50% 50% Fig. 67 EAV コードから 0 番目のピクセルまで通常は 700T です.。 MS0972-J-02 59 2012/12 [AK8826VN] (1-6) データ取り込みタイミング 8-bit 入力時 (1-6-1) 525i / 625i CLKIN (27MHz) Data Cb Y ・・・ ・・・ Cbn Y2n Crn Y2n+1 Cbn+1 Y2n+2 Crn+1 Y2n+3 Cbn+2 Y2n+4 Crn+2 ・・・ ・・・ Fig. 68 同期コードは下図の通りのようにデータに内蔵されています。 CLKIN (27MHz) Data 0xXX 0xXX ・・・ ・・・ 0xZZ 0xZZ 0xFF 0x00 0x00 0xYY Cb Y Cr ・・・ Y EAV/SAV Fig. 69 (1-6-2) 525i / 625i 16-bit 入力時 CLKIN (27MHz) Data[7:0] Y0 Y1 Y2 Y3 ・・・ Y2n Y2n+1 Data[15:8] Cb0 Cr0 Cb1 Cr1 ・・・ Cbn Crn Y2n+2 Cbn+1 ・・・ ・・・ Fig. 70 同期コードは下図の通りのようにYデータに内蔵されています。 CLKIN (27MHz) Data[7:0] 0xZZ 0xZZ 0xFF 0x00 0x00 0xYY Y Y ・・・ EAV/SAV Fig. 71 MS0972-J-02 60 2012/12 [AK8826VN] (1-6-3) 525P / 625P / 1080i / 720P 16-bit 入力時 CLKIN Y0 Y1 Y2 Y3 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ Y2n Y2n+1 Y2n+2 Y2n+3 Y2n+4 Y2n+5 ・・・ ・・・ ・・・ Cb0 Cr0 Cb1 Cr1 Cb2 Cr2 ・・・ ・・・ Cbn Crn Cbn+1 Crn+1 Cbn+2 Crn+2 ・・・ ・・・ ・・・ Data Fig. 72 同期コードは下図の通りのようにYデータに内蔵されています。 CLKIN Y_Data 0xXX 0xXX ・・・ ・・・ 0xZY 0xFF 0x00 0x00 0xYY Y Y Y Y Y ・・・ ・・・ EAV/SAV Fig. 73 MS0972-J-02 61 2012/12 [AK8826VN] (2) HD/VD スレーブ同期インターフェース AK8826 は EAV 同期のほかにスレーブ同期として外部からの HD 信号及び VD 信号によって同期をかけることも可能です。 HD 信号はライン内のピクセルカウンタの基準となり、VD 信号はフレーム内のラインカウンタの基準となります。 それぞれの同期は HD・VD の立下りが同期タイミングとなります。 同期タイミングは (1) AK8826 で規定する HD,VD 入力タイミングに基づく同期モード (2) CEA-861-D で規定されている入力タイミングに基づく同期モード の 2 種類のモードがあります。このタイミングモード切替は HD Mode Register (R/W) [Sub Address 0x00] の HDCEA861-bit で設定します。 HD Mode Register Sub Address 0x00 bit 7 bit 6 HDCBG HDBBG bit 5 HDSETUP bit 4 HDEAVDEC HDCEA861-bit の設定による動作は下表の通りです。 HDCEA861D 同期タイミング 0 AK8826 同期タイミング 1 CEA-861-D 同期タイミング bit 3 HDCEA861 bit 2 HDMODE1 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDMODE0 HDRFRSH 備考 また、AK8826 ではインターレス信号入力時は HD と VD の関係より第 1 フィールド・第 2 フィールドの判断をします。 MS0972-J-02 62 2012/12 [AK8826VN] (2-1) 525i 入力時 (ITU-R .BT.601 準拠) (2-1-1) HDCEA861-bit = 0 244T (-2T/+1T) 27MHz YCbCr Data Cb0 Y0 Cr0 Y1 Cb1 Y2 Cr1 RGB Data RG0 GB0 RG1 GB1 RG2 GB2 RG3 HD Fig. 74 525i 入力時の HD とデータの関係(8-bit x 1ch 入力時) 244T (-2T/+1T) 27MHz Data (Y) Y0 Y1 Y2n Y2n+1 Data (Cb/Cr) Cb0 Cr0 Cbn Crn Data (R) R0 R1 R2n R2n+1 Data (G) G0 G1 G2n G2n+1 Data (B) B0 B1 B2n B2n+1 HD Fig. 75 525i 入力時の HD とデータの関係(8-bit x 2ch 及び RGB18bit 入力時) 3 4 5 6 7 8 9 10 11 Digital Line-No. HD VD Fig. 76 525i 入力時の HD/VD の関係 (第1フィールド) 266 267 268 269 270 271 272 273 274 Digital Line-No. HD VD Fig. 77 525i 入力時の HD/VD 関係 (第2フィールド) 1/2 H 1/2 H HD 1/4 H 1/4 H 第 1 フィールド開始 VD 1/4 H 1/4 H 第 2 フィールド開始 VD Fig. 78 フィールドの認識 MS0972-J-02 63 2012/12 [AK8826VN] (2-1-2) CEA861D-bit = 1 CEA 861-D : 525i(480i) / 60Hz 720(1440)[email protected]/60Hz(Formats 6 & 7) HD, VD 入力タイミングは次の通りです。 LINE (パラメータはクロック数です) 1716 Total Horizontal Clocks per line Data Enable 1440 Clocks for Active Video 238 124 Data Enable 以外の区間は Y:10H, CbCr:80H を入力します。 38 114 HD Fig. 79 Field 1 Field 1: 22 Vertical Blanking Lines 240 Active Vertical Lines per field Data Enable 38clk HD 524 525 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 21 22 261 262 263 VD Fig. 80 Field 2 Field 2: 23 Vertical Blanking Lines 240 Active Vertical Lines per field Data Enable 38clk 858clk HD 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 284 285 524 525 1 VD Fig. 81 MS0972-J-02 64 2012/12 [AK8826VN] (2-2) 625i 入力時 (ITU-R .BT.601 準拠) (2-2-1) HDCEA861-bit = 0 264T (-2T/+1T) 27MHz YCbCr Data Cb0 Y0 Cr0 Y1 Cb1 Y2 Cr1 RGB Data RG0 GB0 RG1 GB1 RG2 GB2 RG3 HD Fig. 82 625i 入力時の HD とデータの関係(8-bit x 1ch 入力時) 264T (-2T/+1T) 27MHz Data (Y) Y0 Y1 Y2n Y2n+1 Data (Cb/Cr) Cb0 Cr0 Cbn Crn Data (R) R0 R1 R2n R2n+1 Data (G) G0 G1 G2n G2n+1 Data (B) B0 B1 B2n B2n+1 HD Fig. 83 625i 入力時の HD とデータの関係(8-bit x 2ch 及び RGB18bit 入力時) 622 623 624 625 1 2 3 4 5 6 7 8 319 320 Digital Line-No. HD VD Fig. 84 625i 入力時の HD, VD のタイミング(第 1 フィールド) 310 311 312 313 314 315 316 317 318 Digital Line-No. HD VD Fig. 85 625i 入力時の HD, VD のタイミング(第 2 フィールド) 1/2 H 1/2 H HD 1/4 H 1/4 H 第 1 フィールド開始 VD 1/4 H 1/4 H 第 2 フィールド開始 VD Fig. 86 フィールドの認識 MS0972-J-02 65 2012/12 [AK8826VN] (2-2-2) HDCEA861-bit = 1 CEA- 861-D : 625i(576i) / 60Hz 720(1440)x576i@50Hz(Formats 21 & 22) HD, VD 入力タイミングは次の通りです。 LINE (パラメータはクロック数です) Data Enable 以外の区間は Y:10H, CbCr:80H を入力します。 1728 Total Horizontal Clocks per line Data Enable 1440 Clocks for Active Video 264 126 24 138 HD Fig. 87 Field 1 Field 1: 24 Vertical Blanking Lines 288 Active Vertical Lines per field Data Enable 24clk HD 623 624 625 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 22 23 310 311 312 VD Fig. 88 Field 2 Field 2: 25 Vertical Blanking Lines 288 Active Vertical Lines per field Data Enable 24clk 864clk HD 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 335 336 623 624 625 VD Fig. 89 MS0972-J-02 66 2012/12 [AK8826VN] ( 2-3 ) 525p 入力時 8-bit x 2ch 及び RGB18bit (SMPTE 293M タイミング準拠) (2-3-1) HDCEA861-bit = 0 HD, VD 入力タイミングは次の通りです。 122T (-2T/+1T) 27MHz Data (Y) Y0 Y1 Y2 Y3 --- Y2n Y2n+1 Data (Cb/Cr) Cb0 Cr0 Cb1 Cr1 --- Cbn Crn Data (R) R0 R1 R2 R3 --- R2n R2n+1 Data (G) G0 G1 G2 G3 --- G2n G2n+1 Data (B) B0 B1 B2 B3 --- B2n B2n+1 HD Fig. 90 525p 入力時の HD とデータの関係 1 Digital Line-No. 2 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 525 HD VD Fig. 91 525P(480P)入力時の HD/VD の関係 HD 1/2 H 1/2 H VD Fig. 92 HD と VD の関係図 MS0972-J-02 67 2012/12 [AK8826VN] (2-3-2) HDCEA861-bit = 1 CEA 861-D : 525p(480p) / 60Hz [email protected]/60Hz(Formats 2 & 3) HD, VD を入力タイミングは次の通りです。 LINE (パラメータはクロック数です) 858 Total Horizontal Clocks per line 122 62 Data Enable 以外の区間は Y:10H, CbCr:80H を入力します。 Data Enable 720 Clocks for Active Video 16 60 HD Fig. 93 Field Progressive Frame: 45 Vertical Blanking Lines 480 Active Vertical Lines Data Enable 16clk HD 522 523 524 525 1 7 8 9 10 11 12 13 42 43 522 523 524 525 VD Fig. 94 MS0972-J-02 68 2012/12 [AK8826VN] ( 2-4 ) 625p 入力時 8-bit x 2ch 及び RGB18bit (2-4-1) HDCEA861-bit = 0 HD, VD 入力タイミングは次の通りです。 132T (-2T/+1T) 27MHz Data (Y) Y0 Y1 Y2 Y3 --- Y2n Y2n+1 Data (Cb/Cr) Cb0 Cr0 Cb1 Cr1 --- Cbn Crn Data (R) R0 R1 R2 R3 --- R2n R2n+1 Data (G) G0 G1 G2 G3 --- G2n G2n+1 Data (B) B0 B1 B2 B3 --- B2n B2n+1 HD Fig. 95 625p 入力時の HD とデータの関係 1 Digital Line-No. 2 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 625 HD VD Fig. 96 625P 入力時の HD/VD の関係 HD 1/2 H 1/2 H VD Fig. 97 HD と VD の関係図 MS0972-J-02 69 2012/12 [AK8826VN] (2-4-2) HDCEA861-bit = 1 CEA 861-D : 625p(576p) / 50Hz 720(1440)x576p@50Hz(Formats 17 & 18) HD, VD 入力タイミングは次の通りです。 LINE (パラメータはクロック数です) Data Enable 以外の区間は Y:10H/40H, CbCr:80H を入力します。 864 Total Horizontal Clocks per line Data Enable 720 Clocks for Active Video 132 64 68 12 HD Fig. 98 Field Progressive Frame: 49 Vertical Blanking Lines 576 Active Vertical Lines Data Enable 12clk HD 620 621 622 624 625 1 2 3 4 5 6 7 44 45 620 621 622 623 VD Fig. 99 MS0972-J-02 70 2012/12 [AK8826VN] ( 2-5) 1080i / 60Hz 入力時 8-bit x 2ch (2-5-1) HDCEA861-bit = 0 HD, VD 入力タイミングは次の通りです。 236T (-2T/+1T) 74.25MHz or 74.175MHz Data (Y) Y0 Y1 Y2 Y3 --- Y2n Y2n+1 Data (Cb/Cr) Cb0 Cr0 Cb1 Cr1 --- Cbn Crn HD Fig. 100 1080i 入力時の HD とデータの関係(8-bit x 2ch 入力 1124 1125 1 2 3 4 5 6 7 568 569 Digital Line-No. HD VD Fig. 101 1080i 入力時の HD/VD の関係 (第1フィールド) 561 562 563 564 565 566 567 Digital Line-No. HD VD Fig. 102 1080i 入力時の HD/VD の関係 (第 2 フィールド) 1/2 H 1/2 H HD 1/2 H 第 1 フィールド開始 VD 1/2 H 第 2 フィールド開始 VD Fig. 103 フィールドの認識 MS0972-J-02 71 2012/12 [AK8826VN] (2-5-2) HDCEA861-bit = 1 CEA 861-D : 1080i / 60Hz : HDTV [email protected]/60Hz(Formats 5) HD, VD 入力タイミングは次の通りです。 LINE (パラメータはクロック数です) Data Enable 以外の区間は Y:10H, CbCr:80H を入力します。 2200 Total Horizontal Clocks per line Data Enable 1920 Clocks for Active Video 192 44 148 88 HD Fig. 104 Field 1 Field 1: 22 Vertical Blanking Lines 540 Active Vertical Lines per field Data Enable 88clk HD 1123 1124 1125 1 2 3 4 5 6 7 8 9 19 20 21 560 561 562 VD Fig. 105 Field 2 Field 2: 23 Vertical Blanking Lines 540 Active Vertical Lines per field Data Enable 88clk 1100clk HD 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 582 583 584 1123 1124 1125 VD Fig. 106 MS0972-J-02 72 2012/12 [AK8826VN] ( 2-6) 1080i / 50Hz 入力時 8-bit x 2ch (2-6-1) HDCEA861-bit = 0 HD, VD 入力タイミングは次の通りです。 236T (-2T/+1T) 74.25MHz or 74.175MHz Data(Y) Y0 Y1 Y2 Y3 --- Y2n Y2n+1 Data(Cb/Cr) Cb0 Cr0 Cb1 Cr1 --- Cbn Crn HD Fig. 107 1125i(1080i)入力時の HD とデータの関係(8-bit x 2ch 入力) 1124 1125 1 2 3 4 5 6 7 Digital Line-No. HD VD Fig. 108 1125i (1080i)入力時の HD/VD の関係 (第1フィールド) 561 562 563 564 565 566 567 568 569 Digital Line-No. HD VD Fig. 109 1125i (1080i)入力時の HD/VD の関係 (第 2 フィールド) 1/2 H 1/2 H HD 1/2 H 第 1 フィールド開始 VD 1/2 H 第 2 フィールド開始 VD Fig. 110 フィールドの認識 MS0972-J-02 73 2012/12 [AK8826VN] (2-6-2) HDCEA861-bit = 1 EIA/CEA 861-B : 1080i / 50Hz : HDTV 1920x1080i@50Hz(Formats 20) HD, VD 入力タイミングは次の通りです。 LINE (パラメータはクロック数です) Data Enable 以外の区間は Y:10H, CbCr:80H を入力します。 2640 Total Horizontal Clocks per line Data Enable 1920 Clocks for Active Video 192 44 148 528 HD Fig. 111 Field 1 Field 1: 22 Vertical Blanking Lines 540 Active Vertical Lines per field Data Enable 528clk HD 1123 1124 1125 1 2 3 4 5 6 7 8 9 19 20 21 560 561 562 VD Fig. 112 Field 2 Field 2: 23 Vertical Blanking Lines 540 Active Vertical Lines per field Data Enable 528clk 1320clk HD 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 582 583 584 1123 1124 1125 VD Fig. 113 MS0972-J-02 74 2012/12 [AK8826VN] ( 2-7 ) 720P / 60Hz 入力時 8-bit x 2ch (2-7-1) HDCEA861-bit = 0 HD, VD 入力タイミングは次の通りです。 300T (-2T/+1T) 74.25MHz or 74.175MHz Data (Y) Y0 Y1 Y2 Y3 --- Y2n Y2n+1 Data (Cb/Cr) Cb0 Cr0 Cb1 Cr1 --- Cbn Crn HD Fig. 114 720P 入力時の HD とデータの関係(8-bit x 2ch 入力) 749 750 1 2 3 4 5 6 7 Digital Line-No. HD VD Fig. 115 720P 入力時の HD/VD の関係 HD 1/2 H 1/2 H VD Fig. 116 HD と VD の関係図 MS0972-J-02 75 2012/12 [AK8826VN] (2-7-1) HDCEA861-bit = 1 CEA 861-B : 720p / 60Hz : HDTV [email protected]/60Hz(Formats 4) HD, VD を入力タイミングは次の通りです。 LINE (パラメータはクロック数です) Data Enable 以外の区間は Y:10H, CbCr:80H を入力します。 1650 Total Horizontal Clocks per line Data Enable 1280 Clocks for Active Video 260 40 220 110 HD Fig. 117 Field Progressive Frame: 30 Vertical Blanking Lines 720 Active Vertical Lines Data Enable 110clk HD 745 746 747 748 749 750 1 2 3 4 5 6 24 25 26 745 746 750 VD Fig. 118 MS0972-J-02 76 2012/12 [AK8826VN] ( 2-8 ) 720P / 50Hz 入力時 8-bit x 2ch (2-8-1) HDCEA861-bit = 0 HD, VD を入力タイミングは次の通りです。 300T (-2T/+1T) 74.25MHz 74.175MHz Data(Y) Y0 Y1 Y2 Y3 --- Y2n Y2n+1 Data(Cb/Cr) Cb0 Cr0 Cb1 Cr1 --- Cbn Crn HD Fig. 119 720P 入力時の HD とデータの関係(8-bit x 2ch 入力) 749 750 1 2 3 4 5 6 7 Digital Line-No. HD VD Fig. 120 720P 入力時の HD, VD の関係 HD 1/2 H 1/2 H VD Fig. 121 HD と VD の関係図 MS0972-J-02 77 2012/12 [AK8826VN] (2-8-2) HDCEA861-bit = 1 CEA 861-B : 720p / 50Hz : HDTV 1280x720p@50Hz(Formats 19) HD, VD を入力タイミングは次の通りです。 LINE (パラメータはクロック数です) Data Enable 以外の区間は Y:10H, CbCr:80H を入力します。 1980 Total Horizontal Clocks per line 260 Data Enable 1280 Clocks for Active Video 40 220 440 HD Fig. 122 Field Progressive Frame: 30 Vertical Blanking Lines 720 Active Vertical Lines Data Enable 440clk HD 745 746 747 748 749 750 1 2 3 4 5 6 24 25 26 745 746 750 VD Fig. 123 MS0972-J-02 78 2012/12 [AK8826VN] ■ 出力同期信号波形 【同期信号の付加について】 初期状態では同期信号は輝度信号(Y)に重畳されます。 HD Block Control Register (R/W) [Sub Address 0x07] の COLSNCEN-bit を設定することにより、PbPr 信号にも同期信号 を重畳することが可能です。 なお、Pb/Pr に重畳される同期信号のタイミング及び波形は Y 信号に重畳される同期信号と同じになります。 HD Block Control Register Sub Address 0x07 bit 7 bit 6 HDWSS HDCFLT1 COLSNCEN-bit 0 1 bit 5 HDCFLT0 bit 4 HDYFLT1 bit 3 HDYFLT0 bit 2 Reserved bit 1 COLSNCEN Default Value 0x00 bit 0 HDVRATIO 同期信号を付加する信号 輝度信号 Y にのみ同期信号が付加されます。 輝度信号 Y 及び PbPr 信号に同期信号が付加されます。 Y Y Pb 同期信号なし Pb Pr 同期信号なし Pr COLSNCEN-bit = 0 COLSNCEN-bit = 1 Fig. 124 525i / 625i / 525p / 625p の場合 Y Y Pb Pb 同期信号なし Pr Pr 同期信号なし COLSNCEN-bit = 0 COLSNCEN-bit = 1 Fig. 125 1080i / 720p の場合 MS0972-J-02 79 2012/12 [AK8826VN] (1) 525i 同期信号波形( EIA-770.2-C ) 【同期信号レベルについて】 525i 出力時に限り、同期信号レベルは HD Block Control Register (R/W) [Sub Address 0x07] の HDVRATIO-bit を設定す ることにより 286mV/300mV を選択することが可能です。 HD Block Control Register Sub Address 0x07 bit 7 bit 6 HDWSS HDCFLT1 bit 5 HDCFLT0 bit 4 HDYFLT1 bit 3 HDYFLT0 bit 2 Reserved bit 1 COLSNCEN Default Value 0x00 bit 0 HDVRATIO 同期信号レベル 300mV (EIA770.2-A)で出力されます。 286mV (EIA770.1-A)で出力されます。 HDVRATIO-bit 0 1 (1-1) 525i 水平同期信号波形タイミング Horizontal Blanking rise time 90% 50% Sync rise time 10% 90% Horizontal reference point 50% 50% 300mV* 10% H blanking start to H-reference Sync H reference to Blanking End Fig. 126 measurement point Total line period(derived) Sync rise time Horizontal Sync 10% - 90% 50% value Recommended tolerance 63.556 140 4.7 +/- 20 +/- 0.1 units usec nsec usec 設計値 (T=1/13.5MHz) H-Blanking start to H-reference H reference to H-blanking end Measurement Point 50% 50% Reference Clock 16T 122T * レジスタ設定により 286mV で出力することが可能です。 MS0972-J-02 80 2012/12 [AK8826VN] (1-2) 525i 垂直同期信号波形タイミング 3H B A 1 3H E 0.5H 2 3H F D 3 4 5 C 6 7 8 20 +1/- 2Line (レジスタにて設定) 3H 3H 9 20 3H 0.5H 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 284 Fig. 127 Symbol A B C D E F Duration 429T 858T 31T 429T 858T 63T Measurement point Reference 50% 13.5MHz Clock G I H I I Equalizing Pulse Equalizing Pulse と Serration Pulse Measurement point Value Field Period (derived) 16.6833 Frame period (derived) 33.3667 Vertical blanking start before first 50% 1.5 equalizing pulse Vertical blanking 19* lines + 1.5 usec (63.556usec x 20lines + 1.5usec) Pre-equalizing duration 3 G Pre-equalizing pulse width 50% 2.3 Vertical sync duration 3 H Vertical serration pulse width 50% 4.7 Post-equalizing duration 3 G Post-equalizing pulse width 50% 2.3 I Sync rise time 140 * 20Line が V-Blank というものもあります。この値はレジスタにて設定可能です。 MS0972-J-02 300mV or 286mV Serration Pulse Fig. 128 Symbol I 81 Recommended tolerance units msec msec +/- 0.1 usec 0 +/- 0.1 lines usec lines usec lines usec lines usec nsec +/- 0.1 +/- 0.1 +/- 0.1 +/- 20 2012/12 [AK8826VN] (2) 625i 同期信号波形 (2-1) 625i 水平同期信号波形タイミング Horizontal Blanking rise time 90% 50% 700mV Sync rise time 10% 90% Horizontal reference point 50% 50% 300mV 10% H blanking start to H-reference Sync H reference to Blanking End Fig. 129 measurement point Total line period(derived) Sync rise time Horizontal Sync 設計値 10% - 90% 50% value Recommended tolerance 64.0 0.2 4.7 +/- 0.1 +/- 0.2 units usec usec usec (T=1/13.5MHz) H-Blanking start to H-reference H reference to H-blanking end MS0972-J-02 Measurement Point 50% 50% Reference Clock 12T 132T 82 2012/12 [AK8826VN] (2-2) 625i 垂直同期信号波形タイミング 0.5H 623 624 625 1 2 3 4 5 6 0.5H 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 Fig. 130 G I H I I Equalizing Pulse Equalizing Pulse と Serration Pulse Measurement point 50% 50% 50% Value G Pre-equalizing pulse width 2.35 H Vertical serration pulse width 4.7 G Post-equalizing pulse width 2.35 I Sync rise time* 200 * there is case where tolerance of Sync rise time is added to Pulse width tolerance. MS0972-J-02 300mV Serration Pulse Fig. 131 Symbol I 83 Recommended tolerance +/- 0.1 +/- 0.2 +/- 0.1 MAX300 units usec usec usec nsec 2012/12 [AK8826VN] (3) 525p 同期信号波形( EIA-770.2-C ) (3-1) 525p 水平同期信号波形タイミング Horizontal Blanking rise time 90% 50% Sync rise time 10% 90% Horizontal reference point 50% 50% 300mV 10% H blanking start to H-reference Sync H reference to Blanking End Fig. 132 measurement point Total line period(derived) Sync rise time Horizontal Sync 設計値 10% - 90% 50% value Recommended tolerance 31.776 70 2.33 +/- 10 +/- 0.05 units usec nsec usec (T=1/27MHz) H-Blanking start to H-reference H reference to H-blanking end MS0972-J-02 Measurement Point 50% 50% Reference Clock 16T 122T 84 2012/12 [AK8826VN] (3-2) 525p 垂直同期信号波形タイミング AK8826 の 525p の垂直同期信号は CEA 770.2-A と CEA 770.2-C の両規格に対応します。 準拠する規格は HD Block Miscellaneous Control Register (R/W) [Sub Address 0x0A] の STD770_2C -bit で設定します。 HD Block Miscellaneous Control Register Sub Address 0x0A bit 5 bit 7 bit 6 STD770_2C Reserved Reserved bit 4 HDCEA805B bit 3 CCWSSSUE bit 2 Reserved Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDAFLT1 HDAFLT0 STD770_2C -bit 設定による出力信号は下表の通りです。 STD770_2C -bit 対応規格 備考 0 CEA 770.2-A 旧 EIA 770.2-A / SMPTE293M-1996 規格 1 CEA 770.2-C (3-2-1) CEA 770.2-A 準拠 (STD770_2C-bit =0) 6H 6H 63 6H 858 63 795 795 525 1 858 2 6 7 8 12 13 14 42 43 42 Fig. 133 Measurement point Frame period (derived) Vertical blanking (31.776usec x 42lines + 0.59usec) Vertical sync duration Vertical serration pulse width Recommended tolerance value 16.6833 6 2.33 50% msec lines usec lines usec 0 +/- 0.05 42 lines + 0.59usec units +/- 0.05 (3-2-2) CEA 770.2-C 準拠 (STD770_2C-bit =1) 6H 9H 63 6H 858 63 795 795 525 1 2 858 9 10 11 15 16 17 45 46 45 Fig. 134 Measurement point Frame period (derived) Vertical blanking (31.776usec x 42lines + 0.59usec) Vertical sync duration Vertical serration pulse width MS0972-J-02 value Recommended tolerance 16.6833 45 lines + 0.59usec 6 2.33 50% 85 0 +/- 0.05 +/- 0.05 units msec lines usec lines usec 2012/12 [AK8826VN] (4) 625p 同期信号波形 (ITU-R. BT1358) (4-1) 625p 水平同期信号波形タイミング e 90% a 50% 700mV f 10% 90% 50% Horizontal reference point 50% 300mV 10% C d b Fig. 135 Symbol H a d f Characteristics Nominal line period (us) Horizontal blanking interval(us) Synchronizing pulse (us) Build-up time (10 to 90%) of the edges of the horizontal synchronizing pulses (us) 625/50/1:1 32 6.0±1.5 2.35±0.1 0.1±0.05 設計値 (T=1/27MHz) Refrence CLK c Front porch 12T b Interval between time datum (0H) and back edge of horizontal blanking pulse (us) 132T MS0972-J-02 86 2012/12 [AK8826VN] (4-2) 625p 垂直同期信号波形タイミング α β χ A δ B C D Fig. 136 r p s Fig. 137 Symbol V D A C B p r s Characteristics Nominal frame period (ms) Vertical blanking interval Build-up time (10 to 90%) of the edges of vertical blanking pulse (us) Interval between front edges of vertical blanking interval and front edges of first vertical synchronizing pulse Interval between back edges of last vertical synchronizing pulse and back edge of vertical blanking interval Duration of sequence of vertical synchronizing pulses Duration of vertical synchronizing pulse (us) Interval between vertical synchronizing pulse (us) Build-up time (10 to 90%) og the vertical synchronizing pulses (us) 625/50/1:1 20 49H+a* 0.15±0.05 5H* 39H* 5H* 29.65±0.1 2.35±0.1 0.1±0.05 Line number 621 MS0972-J-02 1 6 87 44 2012/12 [AK8826VN] (5) 1080i 同期信号波形 (EIA-770.3-C ) (5-1-1) 1080i 水平同期信号波形タイミング (60Hz) 2200T 0H b e (192T) 50% f V/2 50% f V/2 Sp f 50% Sm 45T 1920T a (44T) 272T 1920T VIDEO DATA EAV EAV ANCILLARY DATA or BLANKING CODEWORDS 4T SAV 4T c (44T) 90% 300mV BLANKING 300mV BPSRT 10% BPSTP HLFP f t1 BROAD PULSE t2 Fig. 138 1080i 60Hz 記号 a b c e f t2 – t1 Sm Sp V BPSRT BPSTP HLFP パラメータ Negative line sync width End of active video positive line sync width Start of active video Rise/fall time Symmetry of rising edge Amplitude of negative pulse Amplitude of positive pulse Amplitude of video signal Total Lines Active Lines Broad pulse start pos Broad pulse stop pos H/2 pos MS0972-J-02 Nominal value 0.593 [usec] 1.120 [usec] 0.593 [usec] 2.589 [usec] 0.054 [usec] 300 [mV] 300 [mV] 700 [mV] Reference clock Interval 44 89 44 192 4 2200 1920 132 1012 1100 88 Tolerance CLK +/- 3 +/- 3 -0 / + 6 +/- 1.5 Tolerance +/- 0.040 [usec] +0.080 [usec] +/- 0.040 [usec] +0.080 [usec] +/- 0.020 [usec] +/- 0.002 [usec] +/- 6mV +/- 6mV -12, +0 -3 ~ +3 -3 ~ +3 -3 ~ +3 2012/12 [AK8826VN] (5-1-2) 1080i 垂直同期信号波形タイミング (60Hz) 22H 20H 5H 1123 1124 1125 1 2 3 4 5 6 7 8.... 20 21 First Field 23H 20.5H 5H 5H 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570... 583 584 Second Field Fig. 139 垂直同期信号(ITU-R.BT709 参照) 300mV 300mV δ η γ 0H 1H Fig. 140 δ γ η MS0972-J-02 Duration 132 T 1100 T 1012 T Tolerance +/- 3 +/- 3 +/- 3 89 2012/12 [AK8826VN] (5-2-1) 1080i 水平同期信号波形タイミング (50Hz) 2640T 0H b e (192T) 50% f V/2 50% f V/2 Sp f 50% Sm 485T 1920T a (44T) 712T 1920T VIDEO DATA EAV EAV ANCILLARY DATA or BLANKING CODEWORDS 4T SAV 4T c (44T) 90% 300mV BLANKING 300mV BPSRT 10% BPSTP HLFP f t1 BROAD PULSE t2 Fig. 141 1080i 50Hz 記号 a b c e f t2 – t1 Sm Sp V BPSRT BPSTP HLFP パラメータ Negative line sync width End of active video positive line sync width Start of active video Rise/fall time Symmetry of rising edge Amplitude of negative pulse Amplitude of positive pulse Amplitude of video signal Total Lines Active Lines Broad pulse start pos Broad pulse stop pos H/2 pos MS0972-J-02 Nominal value 0.593 [usec] 7.120 [usec] 0.593 [usec] 2.589 [usec] 0.054 [usec] 300 [mV] 300 [mV] 700 [mV] Reference clock Interval 44 529 44 192 4 2640 1920 132 1012 1100 90 Tolerance CLK +/- 3 +/- 3 -0 / + 6 +/- 1.5 Tolerance +/- 0.040 [usec] +0.080 [usec] +/- 0.040 [usec] +0.080 [usec] +/- 0.020 [usec] +/- 0.002 [usec] +/- 6mV +/- 6mV -12, +0 -3 ~ +3 -3 ~ +3 -3 ~ +3 2012/12 [AK8826VN] (5-2-2) 1080i 垂直同期信号波形タイミング(50Hz) 22H 20H 5H 1123 1124 1125 1 2 3 4 5 6 7 8.... 20 21 First Field 23H 20.5H 5H 5H 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570... 583 584 Second Field Fig. 142 垂直同期信号(ITU-R.BT709 参照) 300mV 300mV δ η γ 0H 1H Fig. 143 δ γ η MS0972-J-02 Duration 132 T 1100 T 1012 T Tolerance +/- 3 +/- 3 +/- 3 91 2012/12 [AK8826VN] (6) 720p 同期信号波形タイミング( EIA-770.3-C ) (6-1-1) 720p 水平同期信号波形タイミング(60Hz) 1650T 0H b e (260T) 50% f V/2 50% f V/2 Sp f 50% Sm 70T 1280T a (40T) c (40T) 362T 1280T VIDEO DATA EAV EAV ANCILLARY DATA or BLANKING CODEWORDS 4T SAV 4T 90% 300mV BLANKING 300mV 10% BROAD PULSE f t1 t2 BPSRT BPSTP Fig. 144 記号 a b c e f t2 – t1 Sm Sp V BPSRT BPSTP パラメータ Negative line sync width End of active video positive line sync width Start of active video Rise/fall time Symmetry of rising edge Amplitude of negative pulse Amplitude of positive pulse Amplitude of video signal Total Lines Active Lines Broad Pulse Start pos Broad Pulse stop pos MS0972-J-02 Nominal value 0.539 [usec] 1.495 [usec] 0.539 [usec] 3.502 [usec] 0.054 [usec] 300 [mV] 300 [mV] 700 [mV] Reference clock Interval 40 111 40 260 4 1650 1280 260 1540 92 Tolerance CLK +/- 3 +/- 3 -0 / + 6 +/- 1.5 -12, +0 0 ~ +6 -6 ~ 0 Tolerance +/- 0.040 [usec] +0.080 [usec] +/- 0.040 [usec] +0.080 [usec] +/- 0.020 [usec] +/- 0.002 [usec] +/- 6mV +/- 6mV +0.080 [usec] - 0.080 [usec] 2012/12 [AK8826VN] (6-1-2) 720p 垂直同期タイミング(60Hz) (EIA-770.3-C 参照) 30H 25H 5H 745 746... 750 1 2 3 4 5 6 7 8.... 25 26 Fig. 145 300mV 300mV δ γ 0H 1H Fig. 146 δ γ MS0972-J-02 Duration 260 T 1540T Tolerance -0 / +6 -6 / +0 93 2012/12 [AK8826VN] (6-2-1) 720p 水平同期信号波形タイミング(50Hz) (SMPTE296M 換算) 1650T 0H b e (260T) 50% f V/2 50% f V/2 Sp f 50% Sm 70T 1280T a (40T) c (40T) 362T 1280T VIDEO DATA EAV EAV ANCILLARY DATA or BLANKING CODEWORDS 4T SAV 4T 90% 300mV BLANKING 300mV 10% BROAD PULSE f t1 t2 BPSRT BPSTP Fig. 147 記号 a b c e f t2 – t1 Sm Sp V BPSRT BPSTP パラメータ Negative line sync width End of active video positive line sync width Start of active video Rise/fall time Symmetry of rising edge Amplitude of negative pulse Amplitude of positive pulse Amplitude of video signal Total Lines Active Lines Broad Pulse Start pos Broad Pulse stop pos MS0972-J-02 Nominal value 0.539 [usec] 5.926 [usec] 0.539 [usec] 3.502 [usec] 0.054 [usec] 300 [mV] 300 [mV] 700 [mV] Reference clock Interval 40 440 40 260 4 1980 1280 260 1540 94 Tolerance CLK +/- 3 +/- 0.040 [usec] +/- 3 -0 / +6 +/- 1.5 +/- 0.040 [usec] +0.080 [usec] +/- 0.020 [usec] 0 ~ +6 -6 ~ 0 +0.080 [usec] - 0.080 [usec] Tolerance 2012/12 [AK8826VN] (6-2-2) 720p 垂直同期タイミング(50Hz) 30H 25H 5H 745 746... 750 1 2 3 4 5 6 7 8.... 25 26 Fig. 148 300mV 300mV δ γ 0H 1H Fig. 149 δ γ MS0972-J-02 Duration 260 T 1540T Tolerance -0 / +6 -6 / +0 95 2012/12 [AK8826VN] ■ V-Blank 期間・出力設定機能 AK8826 では V-Blank 期間の設定及び、その期間の出力を設定することが可能です。 V-Blank 期間は HD VBI & Clip Level Control Register (R/W) [Sub Address 0x01] の HDVL[1:0]-bit で設定します。 また、V-Blank 期間の出力は VUNMASK-bit にて設定します。 VUNMASK-bit を”0”に設定すると、入力信号はペデスタルレベルになります。 HD VBI & Clip Level Control Register Sub Address 0x01 bit 7 bit 6 bit 5 HDCLPLVL1 HDCLPLVL0 Reserved bit 4 Reserved bit 3 Reserved bit 2 HDVUNMSK Default Value 0x04 bit 1 bit 0 HDVL1 HDVL0 V-Blank 期間設定 10 Line1 – Line18 Line264 – Line281 Line623 – Line20 Line311 – Line333 Line1 – Line40 Line621 – Line42 Line1124 – Line1125 Line1 – Line18 Line561 – Line581 Line746 – Line750 Line1 – Line23 525i 625i 525p 625p 1080i 720p HDVL[1:0]-bit 11 00 Line1 – Line19 Line1 – Line20 Line264 – Line282 Line264 – Line283 Line623 – Line21 Line623 – Line22 Line311 – Line334 Line311 – Line335 Line1 – Line41 Line1 – Line42 Line621 – Line43 Line621 – Line44 Line1124 – Line1125 Line1124 – Line1125 Line1 – Line19 Line1 – Line20 Line561 – Line582 Line561 – Line583 Line746 – Line750 Line746 – Line750 Line1 – Line24 Line1 – Line25 また、V-Blank 期間の出力は HDVUNMASK-bit の設定により次のようになります。 モード 525i/625i モード 525p/625p モード 1080i モード HDVUNMSK V-Blank 期間は V-Blank 期間は V-Blank 期間は 0 黒コード出力 黒コード出力 黒コード出力 1 MS0972-J-02 V-Blank 期 間 も 入 力 データが出力されま す。 (525i : Line1-9 及 び Line264-272 625i : Line623-7 及び Line311-318 は除きます。) V-Blank 期 間 も 入 力 データが出力されま す。 (525p : Line1-12 625p : Line641-5 は除きます。) 96 V-Blank 期 間 も 入 力 データが出力されま す。 (Line1124-1125-6 及 び Line561-568 は除きま す。) 01 Line1 – Line21 Line264 – Line284 Line623 – Line23 Line311 – Line336 Line1 – Line43 Line621 – Line45 Line1124 – Line1125 Line1 – Line21 Line561 – Line584 Line746 – Line750 Line1 – Line26 720p モード V-Blank 期間は 黒コード出力 V-Blank 期 間 も 入 力 データが出力されま す。 ( Line746-750-5 は 除 きます。) 2012/12 [AK8826VN] ■ 同期信号タイミングと Y 信号タイミング及び C 信号タイミング調整機能 AK8826 では同期信号タイミングと Y 信号出力の関係を調整することが可能です。調整可能な量の設定は HDYPBPR Delay Control Register (R/W) [Sub Address 0x02] の HDYDELAY[2:0]-bit にて行います。同期信号と Y 信号の調整範囲は+/- 3clock となります。調整単位は 525i, 625i, 525P, 625P モード時は 27MHz クロックでの調整となり、1080i/720p モード時は 74.25MHz クロックでの調整となります。 また Pb/Pr 信号と Y 信号との関係を調整することも可能です。調整可能な量の設定は HDYPBPR Delay Control Register (R/W) [Sub Address 0x02] の PBPRELAY[2:0]-bit にて行います。調整範囲は+/-3clock となります。調整単位は 525i, 625i, 525P, 625P モード時は 27MHz クロックでの調整となり、1125i/750p モード時は 74.25MHz での調整となります。 244T @ 27MHz Y Y (初期値) 247T @ 27MHz 241T @ 27MHz Y Pb/Pr 27MHz-clock 3clk 3clk 同期信号と Y 信号の関係 Y 信号と Pb/Pr 信号の関係 Fig. 150 525i/p, 625i/p 入力モード時 Y Y 188T @ 74.25MHz (初期値) Y Pb/Pr 74.25MHz-clock 185T @ 74.25MHz 3clk 3clk 191T @ 74.25MHz Y 信号と Pb/Pr 信号の関係 同期信号と Y 信号の関係 Fig. 151 1080i 入力モード時 Y Y 256T @ 74.25MHz (初期値) Y Pb/Pr 74.25MHz-clock 253T @ 74.25MHz 3clk 3clk 259T @ 74.25MHz Y 信号と Pb/Pr 信号の関係 同期信号と Y 信号の関係 Fig. 152 720p 入力モード時 MS0972-J-02 97 2012/12 [AK8826VN] ■ RGB 信号出力 YCbCr で入力されたデータをコンポーネントビデオエンコーダブロックで RGB に変換して出力する機能があります。 同期信号は Green 信号に重畳する Sync On Green 方式で出力されます。 RGB 信号出力設定は I/O Data Format Register(R/W) [SubAddress 0x0B] の YC2RGB-bit を設定します。 I/O Data Format Register Sub Address 0x0B bit 7 bit 6 YC2RGB HDSDMASE bit 5 Reserved bit 4 DTFMT bit 3 CONVMOD1 bit 2 CONVMOD0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 INPFMT1 INPFMT0 入力データ設定 入力データ YCbCr データ入力 RGB データ入力 MS0972-J-02 アナログ RGB 出力 YC2RGB-bit 1 0 98 2012/12 [AK8826VN] ■ Video ID (CEA-805-A / CEA-805-B) AK8826 は出力信号にコピープロテクト情報 CGMS-A を重畳する機能があります。 AK8826 では、CEA-805-A または CEA-805-B 規格に準じています。 なお、RGB 信号出力時にはクローズドキャプション機能は使用できません (1) CEA-805-A AK8826 は出力信号にコピープロテクト情報 CGMS-A を重畳する機能があります。 CEA-805-A の規格は CEA-805-B の Type-A 規格を満たしています。ここでは、CEA-805-A 規格に準じて記載されています。 700mV H : White Peak (70+/- 10)% Ref 70% bit1 bit2 bit3 bit20 L : 0 (+10 / - 5) % 0H 0 b a -300mV c Fig. 153 a b c Line 11.2 +/- 0.3usec Line 20 2.235 +/- 50nsec 49.1 +/- 0.44usec 但し 0H からの時間 Line 283 6T (5.8 +/- 0.15usec) 22T T : 1/(fH x 33) T +/- 30nsec Line 41 但し 0H からの時間 (21.2 +/- 0.22usec) = 963nsec 4T 22T T : 1/(fH x 2200/77) Line 19 1080i T +/- 30nsec ( 4.15 +/- 0.16usec) ( 22.84 +/- 0.21usec) = 1.038usec Line 582 4T 22T T : 1/(fH x 1650/58) 720P T +/- 30nsec Line 24 (3.13 +/- 0.09usec) (17.20+/- 0.16usec) = 0.782usec * 525i/p(480i/p)信号の同期信号波形は上記図と異なりますが、タイミングは 0H を起点とした時間となります。 525i* (480i) 525p* (480p) bit Data 1 2 WORD 0 2bits 3 4 5 6 7 8 9 WORD 1 4bits 10 11 12 13 14 WORD 2 8bits 15 16 17 18 19 20 CRCC 6bits 20-bit のデータは上記のように WORD 0 : 2-bits / WORD 1 : 4-bits / WORD 2 : 8-bits / CRCC : 6-bits / の構成となっています。 CGMS-A データを設定する場合は HD VBID Data 1 Register (R/W) [Address 0x03] の HDVBIDEN-bit=1 にすることで CGMS-A データを重畳するモードになります。設定するデータは HD VBID Data 1 Register (R/W) [Address 0x03] と HD VBID Data 2 Register (R/W) [Address 0x04] に設定する値を書き込んでください。 HD VBID Data 1 Register Address 0x03 bit 7 bit 6 HDVBIDEN Reserved bit 5 HDVBID1 bit 4 HDVBID2 bit 3 HDVBID3 bit 2 HDVBID4 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDVBID5 HDVBID6 HD VBID Data 2 Register Address 0x04 bit 7 bit 6 HDVBID7 HDVBID8 bit 5 HDVBID9 bit 4 HDVBID10 bit 3 HDVBID11 bit 2 HDVBID12 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDVBID13 HDVBID14 MS0972-J-02 99 2012/12 [AK8826VN] 2 VBID(CGMS)データは所定の出力ラインに対し、その 1 ライン前が終わるまでに I C による書き込みを終了させます。 (データが出力されている際に、データの書き込みが終わると、書き込み終了時点から新規データになります。) CGMS-A data Out 2 I C Write 525i: Line20 / Line283 525p: Line41 1080i: Line19 / Line582 720p: Line24 Data(n) Fig. 154 CRCC は AK8826 が自動的に計算して附加します。CRCC 多項式 X6 + X+ 1 の初期値は全て 1 です。(下図参照) SW1 D D D D D D b SW2 Output Input a Fig. 155 CRCC の生成は初期値を全て1とし SW1 を閉じ、SW2 は a にして最初のデータ 14 ビットを入力し、15bit 目から SW1 を明け SW2 をbにして CRCC を出力します。 なお、CGMS-A 出力と他の波形が重なった時は、CGMS-A が優先されます。 MS0972-J-02 100 2012/12 [AK8826VN] (2) CEA-805-B 本規格に対応するモードは 480P/1080i/720P モードのときのみです。(CEA-805-B 規格は 480i をサポートしていません。) CEA-805-B Type-A 規格は CEA-805-A 規格に準じていますので、この項では記載していません。 700mV S SB : Star Symbol H : White Peak (70+/- 10)% 70% • • p127 p126 p8 p7 p6 p5 p4 p3 p2 p1 p0 h5 h4 h3 h2 h1 h0 0H • 0 b a b L : 0 (+10 / - 5) % b -300mV b Fig. 156 1 480P* 1080i a 156T 但し 0H からの時間 308T b Tolerance form 0H Line 4T +/- 18.5ns T : 1/27MHz 10T +/- 18.5ns T : 1/74.25MHz Line 43 720P 232T*2 8T +/- 18.5ns T : 1/74.25MHz *1 480P 信号の同期信号波形は上記図と異なりますが、タイミングは 0H を起点として時間となります。 *2 232T は Active Video スタート前になります。 Line 18 Line 581 Line 23 CEA-805-B TypeB データを設定する場合は HD Block Miscellaneous Control Register (R/W) [Sub Address 0x0A] の HDCEA805B-bit = 1 に設定します。 設定データは VBID-B Header Data Register (R/W) [Sub Address 0x40] VBID-B Version Number Register (R/W) [Sub Address 0x41] VBID-B Payload Packet Length Register (R/W) [Sub Address 0x42] VBID-B Data1 Register (R/W) [Sub Address 0x43] - VBID-B Data13 Register (R/W) [Sub Address 0x2B] に書き込んでください。 CRCC は AK8826 が自動的に計算して附加します。CRCC 多項式 X6 + X+ 1 の初期値は全て 1 です。(下図参照) なお、CRCC は AK8826 が自動的に計算して附加します。CRCC 多項式 X6 + X+ 1 の初期値は全て 1 です。(下図参照) SW1 D D D D D D b SW2 Output Input a Fig. 157 MS0972-J-02 101 2012/12 [AK8826VN] ■ Closed Caption Closed Caption に関しては、【6. 共通機能仕様】の Closed Caption の項目(p.37) に記載しています。 なお、Closed Caption 付加機能は 525i モード設定時有効になります。 3H218 ■ WSS WSS に関しては、【6. 共通機能仕様】の WSS の項目(p.38) に記載しています。 なお、WSS 付加機能は 625i モード設定時及び 625P モード設定時有効になります。 4H239 ■ DAC 動作レート AK8826 コンポーネントエンコーダブロック動作時、内蔵 x2 PLL にて入力クロックの 2 倍のクロックが内部生成されます。 DAC 動作は x2 されたクロックにて動作します。入力データと DAC 動作クロックの関係を次の表の通り示します。 入力データ DAC 動作レート MS0972-J-02 525i/625i 54MHz 525p/625p 54MHz 1080i 148.5MHz 102 720p 148.5MHz 2012/12 [AK8826VN] 8. コンポジットビデオエンコードブロック仕様 ■ ブロック図 From Timing Generator SD-Timing Generator CGMS-A WSS Y[7:0 SYNC Generator sin(x)/x Y[9:0] to DAC sin(x)/x CVBS[9:0] to DAC sin(x)/x C[9:0] to DAC x2 LPF-A ] 13.5MHz Cb[7:0] U C Cr[7:0] 4:2:2 to 4:4:4 LPF-B cos 6.75MHz From Clock Gen 27MHz x2 LPF-C V 13.5MHz sin DFS 27MHz Fig. 158 MS0972-J-02 103 2012/12 [AK8826VN] ■ コンポジットビデオ信号出力設定 コンポジットエンコーダモード動作時、出力信号設定は SD Block Control Register (R/W) [Sub Address 0x11] の SDVM[3:0] -bit にて行います。 SD Block Control Register Sub Address 0x11 bit 7 bit 6 SDBBG SDCBG bit 5 SDSETUP SDVM[3:0]-bit と出力信号設定の関係は下表の通りです。 SDVM0 SDVM1 SDVM2 SDVM3 NTSC 0 0 0 0 NTSC-4.43 1 1 0 0 PAL 1 1 1 1 PAL-M 1 0 1 0 PAL-60 1 1 1 0 PAL-Nc 0 1 1 1 MS0972-J-02 bit 3 SDVM3 bit 4 SCR SCR 1 0 1 1 0 1 104 bit 2 SDVM2 Default Value 0x10 bit 1 bit 0 SDVM1 SDVM0 備考 Setup は必要に応じて設定してください。 2012/12 [AK8826VN] ■ ビデオ信号用フィルタ (1) 輝度信号用フィルタ コンポジットビデオエンコードブロックでの輝度信号用オーバーサンプリングフィルタ(ブロック図中 LPF-A)のはレジスタ設 定により選択可能です。設定レジスタは SD Block FLT Register (R/W) [Sub Address 0x14] の SDYFLT[1:0]-bit です。 SD Block FLT Register Sub Address 0x14 bit 7 bit 6 Reserved Reserved bit 4 SDYFLT1 bit 5 Reserved bit 3 SDYFLT0 選択されるフィルタ YFLT0 YFLT1 YFLT2 SDYFLT [1:0] -bit 00 01 10 bit 2 Reserved Default Value 0x00 bit 1 bit 0 Reserved Reserved 備考 初期設定 それぞれのフィルタの周波数特性を示します。 10 0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0 13.0 Gain[dB] -10 -20 YFLT1 YFLT2 -30 YFLT0 -40 -50 -60 Frequency[MHz] Fig. 159 LPF-A 特性図 MS0972-J-02 105 2012/12 [AK8826VN] (2) 色信号用フィルタ (2-1) コンポジットビデオエンコードブロックで 6.75MHz レートの Cb/Cr 信号を 13.5MHz にアップサンプリングする際のオー バーサンプリングフィルタです。(ブロック図中の LPF-B) 周波数特性は次に示すとおりです。 10 0 Gain[dB] -10 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 -20 -30 -40 -50 -60 Frequency[MHz] Fig. 160 LPF-B 周波数特性図 (2-2)コンポジットビデオエンコードブロックで 13.5MHz レートの C 信号を 27.0MHz にアップサンプリングする際のオーバー サンプリングフィルタです。(ブロック図中 LPF-C) 周波数特性を下記に示します。 10 0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0 13.0 Gain[dB] -10 -20 -30 -40 -50 -60 Frequency[MHz] Fig. 161 LPF-C 周波数特性図 MS0972-J-02 106 2012/12 [AK8826VN] ■ カラーバースト信号 バースト信号は 32 ビットのデジタル周波数シンセサイザーにより生成されます。 カラーバーストサブキャリア周波数は SD Block Control Register (R/W) [Sub Address 0x11] の SDVM0-SDVM1 ビットにて設定されます。 SD Block Control Register Sub Address 0x11 bit 7 bit 6 SDBBG SDCBG bit 5 SDSETUP bit 4 SCR bit 3 SDVM3 bit 2 SDVM2 規格 Subcarrier Freq (MHz) Video Process 1 [SDVM1,SDVM0] NTSC-M 3.57954545 [0,0] PAL-M 3.57561188 [0,1] PAL-B,D,G,H,I 4.43361875 [1,1] PAL-N(Arg) 3.5820558 [1,0] PAL-N(non-Arg) 4.43361875 [1,1] PAL60 4.43361875 [1,1] NTSC-4.43 4.43361875 [1,1] Default Value 0x10 bit 1 bit 0 SDVM1 SDVM0 バースト信号表 また、サブキャリア周波数及び SCH 位相は Sub Carrier Frequency Control Register (R/W) [Sub Address 0x16] Sub Carrier Phase Control Register (R/W) [Sub Address 0x17]にて微調整が可能です。 バースト周波数及び初期位相分解能は以下の通りです。 設定周波数分解能 0.8046Hz SCH 位相分解能 360/256 度 MS0972-J-02 107 2012/12 [AK8826VN] ■ ビデオデータインターフェースタイミング AK8826 は入力データとの同期方法として (1) ITU-R BT.656 同期モード(EAV 同期モード) (2) HD/VD スレーブ同期モード の 2 種類の同期モードをサポートしています。 同期モードの設定は、SD Blanking Set Register (R/W) [Sub Address 0x10] の REC656-bit にて行います。 SD Blanking Set Register Sub Address 0x10 bit 7 bit 6 SDBLN4 SDBLN3 同期モード設定 REC656-bit 0 1 bit 5 SDBLN2 bit 4 SDBLN1 bit 3 SDBLN0 同期モード スレーブ同期モード ITU-R.BT656 同期モード Default Value 0xA1 bit 0 bit 1 REC656 Reserved bit 2 Reserved 備考 (1) ITU-R BT.656 同期モード(EAV 同期モード) ITU-R BT.656 エンコードされた信号の場合、その中にある EAV をデコードして同期信号とします。 AK8826 は EAV の先頭 から 32/24 ( NTSC/PAL ) 番目の SYSCLK 立ち上がりタイミングで HD を出力します。 (AC 特性 同期信号を出力タイミング) 参照) このモードに設定するには、SD Blanking Set Register (R/W) [Sub Address 0x10] の REC656-bit=1 とします。 また、RGB 入力の時は、EAV 同期モードでは動作しません。(EAV 同期モードに設定しないでください。) EAV Y/Cb/Cr Data# 525 system Data# 625 system SAV Cb Y Cr 360 720 360 360 720 360 Y Cb Y Cr Y 721 361 722 361 723 721 361 722 361 723 Cb Y Cr Y Cb Y 368 736 368 855 428 856 366 732 366 861 431 862 Cr Y Cb Y Cr Y Cb 428 857 0 0 0 1 1 431 863 0 0 0 1 1 SYSCLK 33 / 25T (525 / 625) 243 / 263T (525 / 625) 276/ 288T (525 / 625) HD Analog OUT Fig. 162 MS0972-J-02 108 2012/12 [AK8826VN] (2) HD/VD スレーブ同期モード AK8826 はスレーブ同期モード動作時に HD と VD(レジスタ設定で選択)を入力します。 スレーブ同期モード動作時、AK8826 は SYSCLK の立ち上がりタイミングで HD の変化を見ています。(AC 特性 同期信号を 入力タイミング]参照)HD が Low になった直後の SYSCLK の立ち上がりタイミングをビデオストリームの 32(24)番目と認識し、 276(288)番目のデータを Cb0 データ(下図参照)として取り込みます。 ビデオフィールドは VD と HD に対する関係により認識します。下図に示す様に、その関係には±1/4H の余裕を持っています。 このモードに設定するには、SD Blanking Set Register (R/W) [Sub Address 0x10] の REC656-bit=0 とします。 244T / 264T (525/625) 27MHz YCbCr Data RGB Data 8bit RGB Data 16bit or 18bit Cb0 Y0 Cr0 Y1 Cb1 Y2 Cr1 RG0 GB0 RG1 GB1 RG2 GB2 RG3 R0 R1 R2 R3 G0 G1 G2 G3 B0 B1 B2 B3 HD Fig. 163 HD とデータの関係 フィールドの認識は次のタイミングで決まります。 1/2 H 1/2 H HD 1/4 H 1/4 H 第 1 フィールド開始 VD 1/4 H 1/4 H 第 2 フィールド開始 VD Fig. 164 フィールドの認識 MS0972-J-02 109 2012/12 [AK8826VN] ラインと VD 信号入力の関係は次の通りです。 525 システム 525 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 Digital Line-No. HD VD Fig. 165 1st Field Digital Line-No. 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 HD VD Fig. 166 2nd Field 625 システム 622 623 624 625 1 2 3 4 5 6 7 8 319 320 Digital Line-No. HD VD Fig. 167 1st Field 310 311 312 313 314 315 316 317 318 Digital Line-No. HD VD Fig. 168 2nd Field MS0972-J-02 110 2012/12 [AK8826VN] ■ 出力同期信号波形・バースト波形 (1) NTSC / NTSC-4.43 / PAL-M (1-1)水平同期信号出力タイミング(SMPTE-170M) Horizontal Blanking rise time 90% 50% 50% Burst Envelope rise time 90% Sync rise time 10% 10% Burst Height 90% Burst Horizontal reference point 50% 50% Sync Level 10% Sync H. ref. to Burst Start H blanking start to H-reference H reference to Blanking End Fig. 169 measurement point Total line period(derived) Sync Level Horizontal Blanking rise time Sync rise time Burst envelope rise time H-Blanking start to H-reference Horizontal Sync Horizontal reference point to burst start H reference to H-blanking end Burst * Burst Height ** Recommended tolerance value units 10% - 90% 10% - 90% 10% - 90% 50% 50% 63.556 40 140 140 300 1.5 4.7 +/- 1 +/- 20 +/- 20 +200 -100 +/- 0.1 +/- 0.1 usec IRE nsec nsec nsec usec usec 50% 19 defined by SC/H cycles 50% 50% 9.2 9 40 + 0.2 - 0.1 +/- 1 +/- 1 usec cycles IRE * Burst 期間の測定はバースト振幅が 50%以上あるサブキャリアの、最初の半サイクルに先立つゼロ・クロス点として定義され るバースト開始点と同定義による終了点の期間をいいます。 また、NTSC4.43 の場合、Burst 期間は 10cycles となります。 ** PAL-M の Burst Height は 306mV となります。 19 cycles +/-10 9 cycles 50% Fig. 170 NTSC カラーバースト信号 MS0972-J-02 111 2012/12 [AK8826VN] (1-2) 垂直同期信号出力タイミング 3H B A 1 3H E 0.5H 2 3 3H F D 4 5 C 6 7 8 20 +1/- 2Line (レジスタにて設定) 3H 3H 9 20 3H 0.5H 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 284 Fig. 171 Symbol A B C D E F Duration 429T 858T 31T 429T 858T 63T Measurement point Reference 50% 13.5MHz Clock G I H I I Equalizing Pulse I 286mV Serration Pulse Fig. 172 Equalizing Pulse と Serration Pulse Symbol Measurement point Value Field Period (derived) 16.6833 Frame period (derived) 33.3667 Vertical blanking start before first 50% 1.5 equalizing pulse Vertical blanking 19* lines + 1.5 usec (63.556usec x 20lines + 1.5usec) Pre-equalizing duration 3 G Pre-equalizing pulse width 50% 2.3 Vertical sync duration 3 H Vertical serration pulse width 50% 4.7 Post-equalizing duration 3 G Post-equalizing pulse width 50% 2.3 I Sync rise time 140 * 20Line が V-Blank というものもあります。この値はレジスタにて設定可能です。 MS0972-J-02 112 Recommended tolerance units msec msec +/- 0.1 usec 0 +/- 0.1 lines usec lines usec lines usec lines usec nsec +/- 0.1 +/- 0.1 +/- 0.1 +/- 20 2012/12 [AK8826VN] (1-3) 垂直同期信号タイミング及びバーストフェイズ A 519 257 520 258 521 259 522 523 260 524 261 525 262 1 263 2 264 3 265 4 266 5 267 6 268 7 269 8 9 A B 270 271 A 519 257 520 258 521 259 522 260 523 524 261 525 262 263 1 2 264 3 265 4 266 5 267 6 268 269 10 272 B 7 8 A B 270 B 9 271 10 272 Fig. 173 A : Phase of Burst : nominal Value + 135 B : Phase of Burst : nominal Value - 135 MS0972-J-02 113 2012/12 [AK8826VN] (2) PAL-B,D,G,H,I,N / PAL-60 (2-1) 水平同期信号出力タイミング Horizontal Blanking rise time 90% 50% 50% Burst Envelope rise time 90% Sync rise time 10% 10% Burst Height 90% Burst Horizontal reference point 50% 50% Sync Level 10% Horizontal Sync H. ref. to Burst Start H blanking start to H-reference H reference to Blanking End Fig. 174 measurement point Total line period(derived) Sync Level Horizontal Blanking rise time Sync rise time Burst envelope rise time H-Blanking start to H-reference Horizontal Sync Horizontal reference point to burst start H reference to H-blanking end Burst Burst Height MS0972-J-02 value Recommended tolerance units 64.0 300 0.3 0.2 +/- 0.1 +/- 0.1 1.5 4.7 +/- 0.3 +/- 0.2 usec mV usec usec nsec usec usec 50% 19 defined by SC/H cycles 50% 50% 10.5 10 300 +/- 1 usec cycles mV 10% - 90% 10% - 90% 10% - 90% 50% 50% 114 2012/12 [AK8826VN] (2-2) 垂直同期信号タイミング及びバーストフェイズ PAL-B,D,G,H,I,N / PAL-60 (SD Block Control Register [SDVM3:SDVM2]-bit = 11 の場合) A 308 620 308 620 309 621 309 621 310 622 311 623 310 622 312 624 311 623 625 312 624 313 314 1 313 625 315 2 314 1 316 3 315 2 317 4 316 3 318 5 317 4 5 319 320 A B 6 7 A B 318 319 A B 6 B 322 321 322 8 320 7 321 8 Fig. 175 A : Phase of Burst : nominal Value + 135 B : Phase of Burst : nominal Value - 135 MS0972-J-02 115 2012/12 [AK8826VN] ■ Video ID AK8826 はアスペクト比判別等を行うための Video ID (EIAJ CPR-1204)のエンコードをサポートしています。 この機能は CGMS としても利用されています。この機能を ON/OFF するためには SD/HD V-Blanking Control Register (R/W) [Sub Address 0x12] の SDVBID-bit=1 とすることによって設定されます。また設定するデータは SD VBID-A Data1 Register (R/W) [Sub Address 0x2A], SD VBID-A Data2 Register (R/W) [Sub Address 0x2B] に書き込みます。 なお、Video ID 情報は VBI 情報の中では最も優先順位の高い情報となります。 また、コンポーネントエンコードモード時の VIDEO ID の規定に関しては別項で記載しています。 VBID Data 更新タイミング VD Set Control Register u-P Data NEW DATA DATA OLD DATA NEW DATA Fig. 176 VBID Data コード割り付け 20bit のデータは WORD0 = 2bit、WORD1 = 4bit、WORD2 = 8bit、CRC = 6bit の構成とする。 CRC は AK8826 が自動的に 計算して付加します。CRC 多項式 X6+X+1 の初期値は全て1です。 bit1 bit20 DATA WORD0 2bit WORD1 4bit WORD2 8bit CRC 6bit VBID 信号波形 Ref. bit1 bit2 bit3 bit20 70IRE +/- 10IRE 0IRE + 10 IRE 5 IRE 2.235usec +/- 50nsec 11.2usec +/- 0.3usec 49.1usec +/- 0.44usec 1H Fig. 177 525/60 System 70IRE 20/283 振幅 エンコードライン MS0972-J-02 116 2012/12 [AK8826VN] ■ Closed Caption Closed Caption に関しては、【6. 共通機能仕様】の Closed Caption の項目(p.37) に記載しています。 3H218 ■ WSS WSS に関しては、【6. 共通機能仕様】の WSS の項目(p.38) に記載しています。 4H239 MS0972-J-02 117 2012/12 [AK8826VN] 9. ビデオ DAC 動作モード ビデオ DAC 動作モードの動作について規定します。 ■ ブロック図 Data HDI Level Converter DAC Delay (+/-3clk) HDO VDO VDI Fig. 178 ビデオ DAC 動作モードブロック図 ■ 入力データ 入力データ 出力信号 動作 RGB565 RGB666 アナログ RGB アナログ RGB 入力された RGB デジタルデータを DAC にてアナログ変換し出力します。 入力された RGB デジタルデータを DAC にてアナログ変換し出力します。 ■ フルスケールコード及びレベル変換 ビデオ DAC モードでは入力データを 10-bit 拡張して出力します。 10-bit DAC へのフルスケール入力コードは次の通りです。 フルスケールコード RGB565 R=0x3E0 G=0x3F0 B=0x3E0 RGB666 R=0x3F0 G=0x3F0 B=0x3F0 また、フルスケールコード入力時の DAC 出力レベルは DAC Control Register(R/W) [Sub Address 0x0D] の OLVL-bit 設定に より、次の出力設定が可能です。 DAC Control Register Sub Address 0x0D bit 7 bit 6 Reserved Reserved OLVL-ibit 0 1 MS0972-J-02 bit 5 OLVL bit 4 DTRSTN bit 3 CVBSSEL bit 2 DAC3EN Default Value 0x00 bit 1 bit 0 DAC2EN DAC1EN 出力レベル [V] 1.28 (typ) 0.7V (typ) 118 2012/12 [AK8826VN] ■ タイミング信号遅延機能 レジスタ設定により、入力されたタイミング信号(HD)を+/-3CLK 遅延させることが可能です。 遅延調整は Video DAC Delay Control Register(R/W) [Sub Address 0x51] Video DAC Delay Control Register Sub Address 0x51 bit 7 bit 6 bit 5 Reserved Reserved Reserved bit 4 Reserved bit 3 Resrved bit 2 HDLY2 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDLY1 HDLY0 遅延設定は HDLY[2:0]-bit にて行います。設定は 2 の補数です。 HDLY[2:0]-bit 000 001 010 011 111 110 101 MS0972-J-02 遅延量 遅延量 0 1CLK 遅延します。 2CLK 遅延します。 3CLK 遅延します 1CLK 早く出力します 2CLK 早く出力します 3CLK 早く出力します 119 2012/12 [AK8826VN] 9. AK8826 レジスタ定義 ■ レジスタマップ SubRegister Address 0x00 HD Mode Register 0x01 HD VBI & Clip Level Control Register 0x02 HDYPBPR Delay Control Register 0x03 HD VBID Data 1 Register 0x04 HD VBID Data 2 Register 0x05 Reserved Register 0x06 Powerdown Mode Register Default R/W Function 0x00 0x04 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W コンポーネントブロックの設定を行います VBI 期間設定、クリップ設定を行います コンポーネントブロックの遅延調整用です コンポーネントエンコードモード時の VBID データ設 定を行います。 リザーブレジスタです。 パワーダウン設定を行います。 0x07 HD Block Control Register 0x00 R/W コンポーネントビデオエンコーダブロックの各 種設定を行います。 0x08 0x09 0x0A 0x0B 0x0C 0x0D HD WSS Data 1 Register HD WSS Data 2 Register HD Block Miscellaneous Control Register I/O Data Format Register I/O Pin Control Register DAC Control Register 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 R/W R/W R/W R/W R/W R/W コンポーネントエンコードモード時の WSS データ設 定を行います。 コンポーネントブロック各種機能設定を行います I/O データ設定を行います I/O ピンに関する設定を行います DAC の制御を行います。 0x10 0x11 SD Blanking Set Register SD Block Control Register 0xA1 0x10 R/W R/W 0x12 SD/HD V-Blanking Control Register 0x00 R/W 0x13 SD Block Delay Register 0x00 R/W 0x14 SD Block FLT Register 0x00 R/W 0x15 0x16 0x17 0x18 0x19 0x1A 0x1B 0x1C 0x1D 0x1E 0x1F 0x20 0x21 0x22 0x23 0x24 0x25 0x26 0x27 0x28 0x29 0x2A 0x2B 0x2C 0x2D 0x2E 0x2F 0x30 0x31 0x32 0x33 0x34 0x35 Reserve Register Sub Carrier Frequency Control Register Sub Carrier Phase Control Register SD WSS Data 1 Register SD WSS Data 2 Register Reserved Reserved Reserved Reserved Reserved Reserved Reserved Reserved Reserved Reserved Reserved 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x0F 0xFC 0x20 0xD0 0x6F 0x0F 0x00 0x00 0x0C 0xF3 0x09 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W コンポジットモード時の VBI 期間設定を行います コンポジットモード時の各種設定を行います コンポジットモード時の VBI 期間の各種信号の出力 設定を行います コンポジットモード時の遅延調整を行います コンポジットモード時の輝度フィルタ帯域設定を行 います リザーブレジスタです。 サブキャリアフェイズ調整を行います。 サブキャリア周波数の微調整を行います。 コンポジットモード時の WSS データ設定を行いま す。 Closed Caption Data 1 Register Closed Caption Data 2 Register CC Extended Data 1 Register CC Extended Data 2 Register SD VBID-A Data1 Register SD VBID-A Data2 Register 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 R/W R/W R/W R/W R/W R/W Reserved Reserved Reserved Reserved Reserved Reserved Reserved Status Register Device ID & Revision ID Register 0xE3 0xBD 0x66 0xB5 0x90 0xB2 0x7D 0x00 0x25 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R R 0x38 TEST Register 1 0x00 R/W MS0972-J-02 120 リザーブレジスタです コンポジットエンコーダモード時の Closed Caption データ設定を行います。 コンポジットエンコーダモード時の Closed Caption Extended データ設定を行います コンポジットエンコーダモード時の VBID データ設定 を行います。 リザーブレジスタです ステータスレジスタです デバイス ID 及びリビジョン ID を示します テストレジスタです 2012/12 [AK8826VN] 0x39 0x3A 0x3B 0x3C 0x3D 0x3E 0x3F 0x40 0x41 0x42 0x43 0x44 0x45 0x46 0x47 0x48 0x49 0x4A 0x4B 0x4C 0x4D 0x4E 0x4F 0x50 0x51 TEST Regster 2 TEST Regster 3 TEST Regster 4 TEST Regster 5 TEST Regster 6 TEST Regster 7 TEST Regster 8 VBID-B Header Data Register VBID-B Version Number Register VBID-B Payload Packet Length Register VBID-B Payload Data1 Register VBID-B Payload Data2 Register VBID-B Payload Data3 Register VBID-B Payload Data4 Register VBID-B Payload Data5 Register VBID-B Payload Data6 Register VBID-B Payload Data7 Register VBID-B Payload Data8 Register VBID-B Payload Data9 Register VBID-B Payload Data10 Register VBID-B Payload Data11 Register VBID-B Payload Data12 Register VBID-B Payload Data13 Register VBID-B Payload Data14 Register Video DAC Delay Control Register 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x08 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W テストレジスタです テストレジスタです テストレジスタです テストレジスタです テストレジスタです テストレジスタです テストレジスタです VBID Header データの設定を行います VBID Version Number レジスタです VBID パケット長を示すレジスタです VIBD Payload データ設定を行います VIBD Payload データ設定を行います VIBD Payload データ設定を行います VIBD Payload データ設定を行います VIBD Payload データ設定を行います VIBD Payload データ設定を行います VIBD Payload データ設定を行います VIBD Payload データ設定を行います VIBD Payload データ設定を行います VIBD Payload データ設定を行います VIBD Payload データ設定を行います VIBD Payload データ設定を行います VIBD Payload データ設定を行います VIBD Payload データ設定を行います 高速ビデオ DAC モード動作時nディレイ調整です 注意) 次ページ以降、「Reserved」のみ記載されている Reserved ビットには何を書き込んでも構いません。 「Reserved 0 を書き込んでください。」と記載されている項目は必ず「0」を書き込んでください。 またテスト用レジスタ (TEST Register 1~TETS Register 8) には初期値(0x00)以外の値を書き込まないでください。 MS0972-J-02 121 2012/12 [AK8826VN] HD Mode Register (R/W) [Sub Address 0x00] 【コンポーネントエンコーダブロック用レジスタ】 AK8826 のコンポーネントビデオエンコーダモードに関しての設定を行います。 Sub Address 0x00 bit 7 bit 6 HDCBG HDBBG 0 0 bit 5 HDSETUP 0 HD Mode Register (R/W) [Sub Address 0x00] BIT Register Name bit 4 bit 3 HDEAVDEC HDCEA861 Default Value 0 0 R/W bit 0 HDRFRSH Refresh Rate bit R/W bit1 ~ bit2 HDMODE0 ~ HDMODE1 Mode Set bit R/W bit3 HDCEA861 H/V timing std bit R/W bit 4 HDEAVDEC EAV Decode bit R/W bit 5 HDSETUP HD Setup-bit R/W bit 6 HDBBG HD Black Burst bit R/W bit 7 HDCBG HD Color Bar bit R/W MS0972-J-02 bit 2 HDMODE1 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDMODE0 HDRFRSH 0 0 Definition リフレッシュレートを定義します。 0 : 60Hz 1 : 50Hz 入出力信号を定義します。 [MODE1:MODE0] 00 : 525i/625i 01 : 525p/625p 10 : 1080i 11 : 720p HD/Vsyn に同期をとるときの関係を指定します 0 : AK8826 のタイミングで取り込みます 1 : CEA861D に規定されるタイミングで取り込みます EAVDEC : 1 の時、このビットは無視されます AK8826 の同期方式を設定します。 0: HD/VD 信号に同期します。(スレーブモード) 1: EAV にて同期をとります。 コンポーネントビデオエンコーダモード時にセットアップ処理を 行います。 0: セットアップ処理を行いません。 1: セットアップ処理を行います。 ブラックバースト出力設定を行います。 0: 通常出力です。 1: ブラックバースト信号を出力します。 カラーバー出力と同時に設定された場合ブラックバーストが優先 になります。 カラーバー出力設定を行います。 0: 通常出力です。 1: カラーバー信号を出力します。 ブラックバースト出力と同時に設定された場合ブラックバースト が優先になります。 122 2012/12 [AK8826VN] HD VBI & Clip Level Control Register (R/W) [Sub Address 0x01] 【コンポーネントエンコーダブロック用レジスタ】 VBI 期間の設定及びクリップ値を設定します。 Sub Address 0x01 bit 7 bit 6 HDCLPLVL1 HDCLPLVL0 0 0 bit 5 Reserved 0 bit 4 bit 3 Reserved Reserved Default Value 0 0 bit 2 HDVUNMSK 1 Default Value 0x04 bit 1 bit 0 HDVL1 HDVL0 0 0 HD VBI & Clip Level Control Register (R/W) [Sub Address 0x01] BIT Register Name R/W Definition 垂直ブランキング期間を設定します 初期値(20 ライン)にたいして垂直ブランキング期間の最後のラ インが変化します bit 0 HDVL0 [HDVL1:HDVL0]-bit ~ ~ HD VB Setting R/W 01:1 ライン長くなります bit 1 HDVL1 00: 初期値です 11: 1 ライン短くなります 10: 2 ライン短くなります V-Blank 期間入力データをマスクするかしないかを設定するビッ トです。 0: V-Blank 期間はマスクされます。(出力は黒が出力されます。) 1: V-Blank 期間はマスクされません。(VBlank 期間も入力データが 出力されます。) マスクされない期間はモードにより次の通りに設定されます。 bit 2 HDVUNMSK V-Blank UnMask bit R/W 525i : 10 – 20(+/-HDVL[1:0])ライン 及び 273-283(+/-HDVL[1:0])ライン 525P : 13 – 42(+/-HDVL[1:0])ライン 625P : 6 – 44(+/-HDVL[1:0])ライン 1080i : 7 – 20(+/-HDVL[1:0])ライン及び 569 – 583(+/-HDVL[1:0])ライン 750P : 6 – 24(+/-HDVL[1:0])ライン bit3 ~ bit5 bit 6 ~ bit7 Reserved HDCLPLVL0 ~ HDCLPLVL1 MS0972-J-02 Reserved bit HD Clamp Level bit 0 を書き込んでください。 R/W Reserved R/W コンポーネントビデオエンコーダモード動作時のオーバーサンプ リングフィルタの出力のアンダーシュート部分を所定のレベルで クリップします。 [HDCLPLVL1:HDCLPLVL0] = 00: クリップ処理は行いません。 01: 約-7.0 IRE でクリップします。 10: 約-1.5 IRE でクリップします。 11: 設定禁止 123 2012/12 [AK8826VN] HDYPBPR Delay Control Register (R/W) [Sub Address 0x02] 【コンポーネントエンコーダブロック用レジスタ】 コンポーネントビデオエンコードモード時の Y 信号及び Pb/Pr 信号の遅延量を設定します。 Sub Address 0x02 bit 7 bit 6 Reserved PBPRDLY2 0 0 bit 5 PBPRDLY1 0 bit 4 bit 3 PBPRDLY0 Reserved Default Value 0 0 bit 2 HDYDELAY2 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDYDEALY1 HDYDELAY0 0 0 HDYPBPR Delay Control Register (R/W) [Sub Address 0x02] BIT Register Name R/W Definition 輝度信号遅延量を設定します。遅延は同期信号からの遅延となり ま す 。 遅 延 量 は 480i/p モ ー ド の 場 合 27MHz ク ロ ッ ク 、 1080i/720p モードの場合 74.25MHz クロックです。 このビット操作では HDPb/HDPr も HDY と同様に動きます。 [HDYDELAY2:HDYDELAY0]-bit 000 : 遅延量 0 bit 0 HDYDELAY0 ~ ~ HDY Delay Set bits R/W 001 : 1CLK 遅延します。 bit 2 HDYDELAY2 010 : 2CLK 遅延します。 011 : 3CLK 遅延します。 111 : 1CLK 早く出力します。 110 : 2CLK 早く出力します。 101 : 3CLK 早く出力します。 100 : 設定禁止 bit 3 Reserved Reserved bit R/W Reserved 0 を書き込んでください。 色差信号遅延量を設定します。遅延は輝度信号からの遅延となり ます。 遅延量は 480i/モードの場合 27MHz クロック、1080i/720p モード の場合 74.25MHz クロックです。 遅延量の設定により PBPR 共に同量遅延します。 [PBPRDLY2: PBPRDLY0]-bit bit 4 PBPRDLY0 000 : 遅延量 0 ~ ~ C Delay Set bits R/W 001 : 1CLK 遅延します。 bit 6 PBPRDLY2 010 : 2CLK 遅延します。 011 : 3CLK 遅延します。 111 : 1CLK 早く出力します。 110 : 2CLK 早く出力します。 101 : 3CLK 早く出力します。 100 : 設定禁止 bit 7 Reserved Reserved bit R/W Reserved 0 を書き込んでください。 MS0972-J-02 124 2012/12 [AK8826VN] HD VBID Data 1 Register (R/W) [Address 0x03] HD VBID Data 2 Register (R/W) [Address 0x04] 【コンポーネントエンコーダブロック用レジスタ】 VBID(CGMS-A)のデータを設定するレジスタです。 CRCC データは自動的に附加されます。 Address 0x03 bit 7 HDVBIDEN bit 6 Reserved bit 5 HDVBID1 0 0 0 Address 0x04 bit 7 HDVBID7 bit 6 HDVBID8 bit 5 HDVBID9 0 0 0 HD VBID Data 1 Register (R/W) [Address 0x03] BIT Register Name bit 4 bit 3 HDVBID2 HDVBID3 Default Value 0 0 bit 2 HDVBID4 bit 4 bit 3 HDVBID10 HDVBID11 Default Value 0 0 bit 2 HDVBID12 R/W bit 0 ~ bit 5 HDVBID6 ~ HDVBID1 VBID DATA bit R/W bit 6 Reserved Reserved bit R/W bit 7 HDVBIDEN VBID Enable bit R/W HD VBID Data 2 Register (R/W) [Address 0x04 BIT Register Name bit 0 ~ bit 7 HDVBID14 ~ HDVBID7 VBID Data bit R/W R/W 0 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDVBID5 HDVBID6 0 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDVBID13 HDVBID14 0 0 Definition HD 信号 Y 出力に載せる VBID(CGMS-A)データを設定します。 設定するデータは HDVBID1~HDVBID6 です。 HDVBID7~HDVBID14 は HDVBID Data 2 Register に設定してく ださい。 Reserved 0 を書き込んでください。 HD 信号 Y に VBID(CGMS-A)信号を重畳する場合に設定します。 重畳するラインは MODE Register の[MODE1:MODE0]-bits によっ て自動的に判断されます。 0 : CGMS-A 機能は OFF です。 1 : CGMS-A 信号を重畳します。 Definition HD 信号 Y 出力に載せる VBID(CGMS-A)データを設定します。 設定するデータは HDVBID7~HDVBID14 です。 HDVBID1~HDVBID6 は HD VBID Data 1 Register に設定してくだ さい。 ・VBID(CGMS)データの出力について VBID(CGMS)データは所定の出力ラインに対し、その 2 ライン前が終わるまでに I2C による書き込みを終了させます。 MS0972-J-02 125 2012/12 [AK8826VN] Reserved Register (R/W) [Sub Address 0x05] リザーブレジスタです。 Sub Address 0x05 bit 7 bit 6 Reserved Reserved 0 0 bit 5 Reserved 0 Reserved Register (R/W) [Sub Address 0x05] BIT Register Name bit 0 ~ Reserved Reserved bit bit 7 MS0972-J-02 bit 4 bit 3 Reserved Reserved Default Value 0 0 R/W R/W bit 2 Reserved 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 Reserved Reserved 0 0 Definition Reserved 126 0 を書き込んでください。 2012/12 [AK8826VN] Powerdown Mode Register (R/W) [Sub Address 0x06] 【ブロック共通レジスタ】 パワーダウン設定を行います。 Sub Address 0x06 < HD Block > bit 7 bit 6 bit 5 Reserved Reserved Reserved 0 0 0 bit 4 bit 3 Reserved Reserved Default Value 0 0 BIT Register Name bit 0 ~ bit 1 SLPEN0 ~ SLPEN1 Sleep Enable bit R/W bit 2 PLLPDN PLL Power Down bit R/W bit 3 ~ bit 6 Reserved Reserved bit R/W MS0972-J-02 R/W bit 2 PLLPDN 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 SLPEN1 SLPEN0 0 0 Definition スリープモードの設定を行います。 SLPEN[1:0]= 00: 通常動作状態 01: 設定禁止 10: 設定禁止 11: I2C インターフェースブロック以外のブロックがパワーダウ ン状態になります。 PLL パワーダウン制御を行います。 0: PLL はパワーダウン状態です。 1: PLL 動作状態です。 Reserved 127 0 を書き込んでください。 2012/12 [AK8826VN] HD Block Control Register (R/W) [Sub Address 0x07] 【コンポーネントエンコーダブロック用レジスタ】 コンポーネントビデオエンコーダブロックの各種設定を行います。 Sub Address 0x07 bit 7 bit 6 HDWSS HDCFLT1 0 bit 5 HDCFLT0 0 0 HD Block Control Register BIT Register Name bit 4 bit 3 HDYFLT1 HDYFLT0 Default Value 0 0 R/W bit 0 HDVRATIO Video ratio bit R/W bit 1 COLSNCEN Color SYNC Enable bit R/W bit 2 Reserved Reserved-bit R/W HDY Filter select R/W Bit3 ~ bit4 HDYFLT0 ~ HDYFLT1 Bit5 ~ bit6 HDCFLT0 ~ HDCFLT1 HDPBPR Filter select R/W bit 7 HDWSS WSS set bit R/W MS0972-J-02 bit 2 Reserved bit 1 COLSNCEN 0 0 Default Value 0x00 bit 0 HDVRATIO 0 Definition D1/60Hz 時 286/714 比率のビデオを出します 0 : 300/700 比率のビデオを出力します(770.2-A) 1 : 286/714 比率のビデオを出力します(770.1-A) コンポーネント PbPr 信号に同期信号をつける場合に設定します。 0: PbPr 信号に同期信号を付加しません。 1: PbPr 信号に同期信号を付加します。 Reserved 0 を書き込んでください。 HDY ビデオ信号帯域制限フィルタを指定します [HDYFLT 1: HDYFLT 0] = 00 : Normal 01 : Mild 10 : Soft 11 : Normal HDPBPR ビデオ信号帯域制限フィルタを指定します [HDCFLT 1: HDCFLT 0] = 00 : Normal 01 : Mild 10 : Soft 11 : Normal WSS 信号をエンコードします。 D1/50Hz 及び D2/50Hz 出力時の み ON になります。 0 : WSS off 1 : WSS on 128 2012/12 [AK8826VN] HD WSS Data 1 Register (R/W) [Sub Address 0x08] HD WSS Data 2 Register (R/W) [Sub Address 0x09] 【コンポーネントエンコーダブロック用レジスタ】 コンポーネントエンコーダモード時の WSS データの設定を行います。 Sub Address 0x08 bit 7 bit 6 HDG2-7 HDG2-6 0 0 Sub Address 0x09 bit 7 bit 6 Reserved Reserved 0 0 bit 5 HDG2-5 0 bit 5 HDG4-13 0 bit 4 bit 3 HDG2-4 HDG1-3 Default Value 0 0 bit 2 HDG1-2 bit 4 bit 3 HDG4-12 HDG4-11 Default Value 0 0 bit 2 HDG3-10 0 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDG1-1 HDG1-0 0 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDG3-9 HDG3-8 0 0 注) WSS データは 0x08、0x09 の順に書き込みます。WSS Data の 2 バイト目(0x19)が書き込まれた時に、はデータが更新さ れたと判断し次のビデオライン(D1 モード時 Line23 / D2 モード時 43 ライン)にエンコードします。 なお、データは新しいデータが更新されまで保持されます。 MS0972-J-02 129 2012/12 [AK8826VN] HD Block Miscellaneous Control Register (R/W) [Sub Address 0x0A] 【コンポーネントエンコーダブロック用レジスタ】 AK8826 の入出力データに関しての設定を行います。 Sub Address 0x0A bit 7 bit 6 Reserved Reserved 0 bit 5 STD770_2C 0 0 bit 4 bit 3 HDCEA805B CCWSSSUE Default Value 0 0 BIT Register Name bit 0 ~ bit 1 HDAFLT0 ~ HDAFLT1 HD Aparteu FIilter Set bit R/W bit 2 Reserved Reserved R/W bit 3 CCWSSSUE CC, WSS, Enable bit bit 4 HDCEA805B CEA 805B Encode bit R/W bit 5 STD770_2C CEA 770.2-C bit R/W bit 6 ~ bit 7 Reserved Reserved R/W MS0972-J-02 R/W Setup R/W bit 2 Reserved 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDAFLT1 HDAFLT0 0 0 Definition コンポーネントビデオエンコードモード時のアパーチャ補正フィ ルタを設定します。 [AFLT1:AFLT0] 00: Mode0 (初期値) 01: Mode1 10: Mode2 11: Mode3 アパーチャ補正は Mode0 が最も弱く、Mode3 が最も強い補正に なっています。 Reserved 0 を書き込んでください。 CC, WSS 挿入時、そのラインにおける Setup レベルアップを制御 します。 0: setup によるレベルアップは適用しません。 1: SEtup によるレベルアップを適用します。 但し、挿入信号の振幅値変更はしません。 CEA805B TypeB データのエンコード制御を行います。 0: エンコードしません。 1: エンコードします。 CEA770.2-C への対応ビットです。 0: CEA770.2.A 規格に対応します。 1: CEA770.2.C 規格に対応します。 Reserved 130 0 を書き込んでください。 2012/12 [AK8826VN] I/O Data Format Register (R/W) [Sub Address 0x0B] 【ブロック共通レジスタ】 AK8826 の入出力データに関しての設定を行います。 Sub Address 0x0B bit 7 bit 6 HDSDMASE YC2RGB 0 bit 5 Reserved 0 BIT Register Name bit 0 ~ bit 1 INPFMT0 ~ INPFMT1 bit 2 ~ bit 3 CONVMOD0 ~ CONVMOD1 bit 4 DTFMT bit 5 0 bit 4 bit 3 DTFMT CONVMOD1 Default Value 0 0 R/W Input Data Format bit R/W Convert Module Select bit R/W Data Format bit R/W Reserved Reserved bit R/W bit 6 YC2RGB YCbCr to RGB bit R/W bit 7 HDSDMASE HD/SD Mastermode Enable bit R/W bit 2 CONVMOD0 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 INPFMT1 INPFMT0 0 0 Definition 入力データのフォーマットを設定します。 [INPFMT1: INPFMT0] 00: 8bit でデータ入力します。 01: 16bit でデータ入力します。* 10: 18bit でデータ入力します。 11: 設定禁止 データ変換モジュールを設定します。 CONVMOD[1:0]= 00: コンポジットビデオエンコーダモードで動作します。 DAC への接続はコンポジットモジュールになります。 但し、DAC からの出力信号は DAC Set Register で設定する 必要があります。 また、コンポーネントビデオエンコーダモジュールは スリープ状態になります。 01: コンポーネントビデオエンコーダモードで動作します。 DAC への接続はコンポーネントモジュールになります。 また、コンポジットビデオエンコーダモジュールは スリープ状態になります。 10: ビデオ DAC モードで動作します。 DAC への接続はビデオ DAC 動作モジュールからになります。 このとき、コンポーネントビデオエンコーダモジュールと コンポジットビデオエンコーダモジュールはスリープ状態に なります。 11: 設定禁止 入力データの形式を設定します。 0: 入力データは YCbCr データ形式です。 1: 入力データは RGB データ形式です。 Reserved 0 を書き込んでください。 YCbCr データを入力し RGB データを出力するときに設定します。 このモードは CONVMOD[1:0]=[01]の時にのみ有効になります。 0: YCbCr データは RGB 変換されません。 1: 入力された YCbCr データを RGB アナログ信号に変換します。 HDBBG-bit / HDCBG-bit / SDBBG-bit / SDCBG-bit 設定時の同期 モードを設定します。 0: ブラックバースト、カラーバー出力は外部同期で動作します。 1: ブラックバースト、カラーバー出力は自走タイミングで動作し ます。 * YCbCr 16bit データ入力時に、コンポジットビデオ信号及び S ビデオ信号を出力することはできません。 MS0972-J-02 131 2012/12 [AK8826VN] I/O Pin Control Register (R/W) [Sub Address 0x0C] 【ブロック共通レジスタ】 I/O ピンの属性他の設定します。 Sub Address 0x0C bit 7 bit 6 VDOEN HDOEN 0 bit 5 VDI_INV 0 0 bit 4 bit 3 HDI_INV Reserved Default Value 0 0 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDOPOL CLKINV 0 0 BIT Register Name bit 0 CLKINV Clock Invert -bit R/W bit 1 HDOPOL HDO Polarity bit R/W bit 2 VDOPOL VDO Polarity bit R/W bit 3 Reserved Reesrved R/W Reserved R/W コンポーネントエンコーダ及びコンポジットビデオエンコーダブ ロックに入力する同期 HD タイミング信号の極性を指定します。 0 : アクティブ Lo 1 : アクティブ Hi bit 4 HDI_INV R/W bit 2 VDOPOL HD pol select bit 5 VDI_INV VD pol select R/W bit 6 HDOEN HDO Output Enable bit R/W bit 7 VDOEN VDO Ouput Enable bit R/W MS0972-J-02 Definition CLKIN に入力するクロックのデータ取り込みエッジを設定しま す。 0: クロックの立ち上がりエッジでデータを取り込みます。 1: クロックの立ち下がりエッジでデータを取り込みます。 HDO から出力される極性を設定します。 0: 入力極性のままの出力になります。 1: 入力極性を反転して出力します。 VDO から出力される極性を設定します。 0: 入力極性のままの出力になります。 1: 入力極性を反転して出力します。 0 を書き込んでください。 コンポーネントエンコーダ及びコンポジットビデオエンコーダブ ロックに入力する同期 VD タイミング信号の極性を指定します。 0 : アクティブ Lo 1 : アクティブ Hi HDO ピンからの出力を制御します。 0: HDO ピンから信号を出力しません。 1: HDO ピンから信号を出力します。 VDO ピンからの出力を制御します。 0: VDO ピンから信号を出力しません。 1: VDO ピンから信号を出力します。 132 2012/12 [AK8826VN] DAC Control Register(R/W) [Sub Address 0x0D] 【ブロック共通レジスタ】 DAC に関する設定を行います。 Sub Address 0x0D bit 7 bit 6 Reserved Reserved 0 bit 5 OLVL 0 0 bit 4 bit 3 DTRSTN CVBSSEL Default Value 0 0 BIT Register Name bit 0 DAC1EN DAC1 Enable bit R/W bit 1 DAC2EN DAC2 Enable bit R/W bit 2 DAC3EN DAC3 Enable bit R/W bi 3 CVBSSEL CVBS Select bit R/W bit 4 DTRSTN Data Clear bit R/W bit 5 OLVL Output Level bit R/W bit 6 ~ bit 7 Reserved Reserved bit R/W MS0972-J-02 R/W bit 2 DAC3EN 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 DAC2EN DAC1EN 0 0 Definition DAC1 の出力を制御します。 0: DAC OFF です。DAC 出力は Hi-z 状態になります。 1: DAC ON です。 DAC2 の出力を制御します。 0: DAC OFF です。DAC 出力は Hi-z 状態になります。 1: DAC ON です。 DAC3 の出力を制御します。 0: DAC OFF です。DAC 出力は Hi-z 状態になります。 1: DAC ON です。 コンポジットビデオ信号の出力 DAC を選択します。 0: DAC3 から出力されます。 1: DAC1 から出力されます。 データパス内をリセットします。 0: データパス内初期化します。 1: 解除します。 DAC 出力レベルを制御します。 ビデオ DAC モードのときのみ有効です。 (コンポーネントビデオエンコーダ動作時及びコンポジットビデ オエンコーダ動作時は 1 に設定しないでください。) 0: 0xFF のデータ入力時 約 1.28V の出力になります。 1: 0xFF のデータ入力時 約 0.7V の出力になります。 Reserved 133 0 を書き込んでください。 2012/12 [AK8826VN] SD Blanking Set Register (R/W) [Sub Address 0x10] 【コンポジットエンコーダブロック用レジスタ】 コンポジットビデオエンコーダモード時のブランキング期間及び同期モードを設定します。 Sub Address 0x10 bit 7 bit 6 SDBLN4 SDBLN3 1 bit 5 SDBLN2 0 1 bit 4 bit 3 SDBLN1 SDBLN0 Default Value 0 0 Default Value 0xA1 bit 1 bit 0 Reserved REC656 0 0 1 BIT Register Name bit 0 REC656 REC 656 bit R/W Reserved Reserved bit R/W Reserved SDBLN0 ~ SDBLN4 SD Blanking Line No. R/W V ブランキング期間を設定します。初期値は 20 ラインまでをブラ ンキング期間として設定されています。VBID や CC が有効のとき VBID や CC 等のブランキング情報出力が優先されます。 bit 1 ~ bit 2 bit 3 ~ bit 7 MS0972-J-02 R/W bit 2 Reserved Definition ITU-R BT656 規格で同期をとります。 0: H/V スレーブモード同期モードです。 1: 656 I/F で同期をとります。 134 0 を書き込んでください。 2012/12 [AK8826VN] SD Block Control Register (R/W) [Sub Address 0x11] 【コンポジットエンコーダブロック用レジスタ】 出力する信号を設定するためのレジスタです。 Sub Address 0x11 bit 7 bit 6 SDBBG SDCBG 0 BIT 0 0 Register Name bit 0 ~ bit 3 SDVM0 ~ SDVM3 bit 4 SCR bit 5 SDSETUP bit 6 SDCBG bit 7 bit 5 SDSETUP SDBBG bit 4 bit 3 SCR SDVM3 Default Value 1 0 R/W bit 2 SDVM2 0 Default Value 0x10 bit 1 bit 0 SDVM1 SDVM0 0 0 Definition [SDVM1:SDVM0]-bit 00 : 3.57954545 MHz 01 : 3.57561188 MHz 10 : 3.5820558 MHz 11 : 4.43361875 MHz Video Mode 0 Register ~ Video Mode 3 Register R/W Sub Carrier Reset bit R/W SD Setup-bit R/W SD Color Bar Generator Control bit R/W SD Black Burst Generator Control bit R/W [SDVM3:SDVM2]-bit 00 : 525/60 01 : 525/60 PAL (PAL-M etc.) 10 : Reserved 11 : 625/50 PAL (PAL-B,D,G,H,I,N) カラーシーケンス毎のサブキャリアのリセットの有無を 設定します。 0 : サブキャリアのリセットはしません。 1 : サブキャリアのリセットを行います。 NTSC : 2 フレームに 1 回リセットを行います。 PAL : 4 フレームに 1 回リセットを行います。 コンポジットエンコーダモード時のセットアップ設定です。 0: セットアップ処理を行いません。 1: セットアップ処理を行います。 コンポジットエンコーダモード時のカラーバー出力設定です。 0: 入力データをエンコードします。 1: カラーバー出力をします。 ブラックバースト出力と同時に設定された場合ブラックバースト が優先になります。 SDMAS-bit により自走出力をします。 コンポジットエンコーダモード時のブラックバースト信号出力設 定です。 0: 入力データをエンコードします。 1: ブラックバースト信号を出力します。 カラーバー出力と同時に設定された場合ブラックバーストが優先 になります。 SDMAS-bit により自走出力をします。 なお、各規格に対する VM3-VM0 の設定は次の通りとなります。 NTSC PAL-B,D,G,H,I PAL-M PAL-60 NTSC-4.43 MS0972-J-02 SDVM3:SDVM0 0000 1111 0101 0111 0011 135 2012/12 [AK8826VN] SD/HD V-Blanking Control Register (R/W) [Sub Address 0x12] 【コンポーネントエンコーダ・コンポジットエンコーダブロック用レジスタ】 コンポジットエンコーダモード時の V ブランキング期間のデータ設定するためのレジスタです。 Sub Address 0x12 bit 7 bit 6 Reserved Reserved 0 bit 5 Reserved 0 0 bit 4 bit 3 Reserved SDWSS Default Value 0 0 BIT Register Name bit 0 SDVBID SD Video ID bit R/W bit 1 SDHDCC21 Closed Caption bit R/W bit 2 SDHDCC284 Closed Caption Extended Data bit R/W bit 3 SDWSS WSS set bit R/W bit 4 ~ bit 7 Reserved Reserved bit R/W MS0972-J-02 R/W bit 2 SDHDCC284 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 SDHDCC21 SDVBID 0 0 0 Definition コンポジットビデオエンコーダモード時の Video ID を設定します。 0: VBID OFF 1: VBID ON コンポジットビデオエンコーダモード時及びコンポーネントビデ オエンコードモード時の Closed Caption データ設定の On/Off 設定 します。 0: OFF 1: ON コンポジットビデオエンコーダモード時及びコンポーネントビデ オエンコード時の Closed Caption Extended データ設定の On/Off 設定します。 0: OFF 1: ON コンポジットビデオエンコーダモード時の WSS データ設定の On/Off 設定します。 0: OFF 1: ON Reserved 136 0 を書き込んでください。 2012/12 [AK8826VN] SD Block Delay Register (R/W) [Sub Address 0x13] 【コンポジットエンコーダブロック用レジスタ】 出力する信号の YC ディレイ値を調整します。 Sub Address 0x13 bit 7 bit 6 SDCLPLVL1 SDCLPLVL0 0 BIT bit 0 ~ bit 2 bit 5 SYD2 0 0 Register Name Reserved bit 3 ~ bit 5 SYD0 ~ SYD2 bit 6 ~ bit 7 SDCLPLVL0 ~ SDCLPLVL1 MS0972-J-02 bit 4 bit 3 SYD1 SYD0 Default Value 0 0 R/W Reserved bit R/W S-video Y Delay bit R/W SD Clip Level Set bit R/W bit 2 Reserved 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 Reserved Reserved 0 0 Definition Reserved 0 を書き込んでください。 SDY,SDC は相互に+/-3 システムクロック(27MHz)分前後にずらす ことが可能です [SYD2:SYD0]-bit 101 : SDY は SDC に対して 1clock 早く出力されます。 110 : SDY は SDC に対して 2clock 早く出力されます。 111 : SDY は SDC に対して 3clock 早く出力されます。 000 : SDY は SDC に Delay はありません。 001 : SDY は SDC に対して 1clock 遅れて出力されます。 010 : SDY は SDC に対して 2clock 遅れて出力されます。 011 : SDY は SDC に対して 3clock 遅れて出力されます。 100: 設定禁止 オーバーサンプリングフィルタ出力のアンダーシュート部分を所 定のレベルでクリップします。 00: クリップしません。 01: 約-7.0 IRE でクリップします。 10: 約-1.5 IRE でクリップします。 11: 設定禁止 137 2012/12 [AK8826VN] SD Block FLT Register (R/W) [Sub Address 0x14] 【コンポジットエンコーダブロック用レジスタ】 コンポジットビデオ信号の輝度帯域制限フィルタを設定します。 Sub Address 0x14 bit 7 bit 6 Reserved Reserved 0 BIT bit 0 ~ bit 2 bit 5 Reserved 0 0 Register Name Reserved bit 4 bit 3 SDYFLT1 SDYFLT0 Default Value 0 0 R/W Reserved bit bit 2 Reserved 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 Reserved Reserved 0 0 Definition R/W Reserved 0 を書き込んでください。 bit 3 ~ bit 4 SDYFLT0 ~ SDYFLT1 SDY FIlter Select bit R/W コンポジットビデオ信号の輝度帯域制限フィルタを指定します。 [SDYFLT1:SDYFLT0]= 00: Normal 01: Mid 10: Soft 11: 設定禁止 bit 5 ~ bit 7 Reserved Reserved R/W Reserved MS0972-J-02 138 0 を書き込んでください。 2012/12 [AK8826VN] Reserve Register (R/W) [Sub Address 0x15] 【コンポジットエンコーダブロック用レジスタ】 リザーブレジスタです。 Sub Address 0x15 bit 7 bit 6 Reserved Reserved 0 BIT bit 0 ~ bit 7 bit 5 Reserved 0 0 Register Name Reserved MS0972-J-02 bit 4 bit 3 Reserved Reserved Default Value 0 0 R/W Reserved bit R/W bit 2 Reserved 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 Reserved Reserved 0 0 Definition Reserved 139 0 を書き込んでください。 2012/12 [AK8826VN] Sub Carrier Frequency Control Register (R/W) [Sub Address 0x16] 【コンポジットエンコーダブロック用レジスタ】 サブキャリア周波数を設定します。 Sub Address 0x16 bit 7 bit 6 SUBF7 SUBF6 0 BIT bit 0 ~ bit 7 0 Register Name SUBF0 ~ SUBF7 MS0972-J-02 bit 5 SUBF5 0 bit 4 bit 3 SUBF4 SUBF3 Default Value 0 0 R/W Sub Carrier Frequency control bit R/W bit 2 SUBF2 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 SUBF1 SUBF0 0 0 Definition サブキャリアの微調整を行います。周波数の調整は +127~-128 調整ステップ : 0.8Hz となります。 140 2012/12 [AK8826VN] Sub Carrier Phase Control Register (R/W) [Sub Address 0x17] 【コンポジットエンコーダブロック用レジスタ】 サブキャリアフェイズを設定します。 Sub Address 0x17 bit 7 bit 6 SUBP7 SUBP6 0 0 BIT Register Name bit 0 ~ bit 7 SUBP0 ~ SUBP7 MS0972-J-02 bit 5 SUBP5 0 bit 4 bit 3 SUBP4 SUBP3 Default Value 0 0 R/W Sub Carrier Phase control bit R/W bit 2 SUBP2 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 SUBP1 SUBP0 0 0 Definition サブキャリアの位相の初期値を設定します。 調整ステップ : 360/255[deg]となります。 初期値ではサブキャリア位相は-180 度となります。 設定値に対して逆時計回りに位相は回ります。 141 2012/12 [AK8826VN] SD WSS Data 1 Register (R/W) [Sub Address 0x18] SD WSS Data 2 Register (R/W) [Sub Address 0x19] 【コンポジットエンコーダブロック用レジスタ】 コンポジットエンコーダモード時の WSS データの設定を行います。 Sub Address 0x18 bit 7 bit 6 SDG2-7 SDG2-6 0 0 Sub Address 0x19 bit 7 bit 6 Reserved Reserved 0 0 bit 5 SDG2-5 0 bit 5 SDG4-13 0 bit 4 bit 3 SDG2-4 SDG1-3 Default Value 0 0 bit 2 SDG1-2 bit 4 bit 3 SDG4-12 SDG4-11 Default Value 0 0 bit 2 SDG3-10 0 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 SDG1-1 SDG1-0 0 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 SDG3-9 SDG3-8 0 0 注) WSS データは 0x18、0x19 の順に書き込みます。WSS Data の 2 バイト目(0x19)が書き込まれた時に、はデータが更新さ れたと判断し次のビデオライン(Line23)にエンコードします。なお、データは新しいデータが更新されまで保持されます。 MS0972-J-02 142 2012/12 [AK8826VN] Closed Caption Data 1 Register (R/W) [Sub Address 0x26] Closed Caption Data 2 Register (R/W) [Sub Address 0x27] 【コンポーネントエンコーダ・コンポジットエンコーダブロック用レジスタ】 Closed Caption データの設定を行います。 Sub Address 0x26 bit 7 CC7 0 bit 6 CC6 bit 5 CC5 0 0 Sub Address 0x27 bit 7 bit 6 CC15 CC14 0 0 bit 5 CC13 0 bit 4 bit 3 CC4 CC3 Default Value 0 0 bit 2 CC2 bit 1 CC1 0 0 bit 4 bit 3 CC12 CC11 Default Value 0 0 bit 2 CC10 bit 1 CC9 0 0 Default Value 0x00 bit 0 CC0 0 Default Value 0x00 bit 0 CC8 0 注) Closed Caption は 0x26、0x27 の順に書き込みます。Closed Caption Data の 2 バイト目(0x27)が書き込まれた時に、はデー タが更新されたと判断し次のビデオ・ラインにエンコードします。データが更新されていないラインでは NULL が自動的に出力 されます。ホスト側が各々のバイトデータのパリティビットを付けるものとしています。 MS0972-J-02 143 2012/12 [AK8826VN] CC Extended Data 1 Register (R/W) [Sub Address 0x28] CC Extended Data 2 Register (R/W) [Sub Address 0x29] 【コンポーネントエンコーダ・コンポジットエンコーダブロック用レジスタ】 Closed Caption Extended データの設定を行います(SD)。 Sub Address 0x28 bit 7 bit 6 EXT7 EXT6 0 0 Sub Address 0x29 bit 7 bit 6 EXT15 EXT14 0 0 bit 5 EXT5 0 bit 5 EXT13 0 bit 4 bit 3 EXT4 EXT3 Default Value 0 0 bit 2 EXT2 bit 1 EXT1 0 0 bit 4 bit 3 EXT12 EXT11 Default Value 0 0 bit 2 EXT10 bit 1 EXT9 0 0 Default Value 0x00 bit 0 EXT0 0 Default Value 0x00 bit 0 EXT8 0 注) Closed Caption Extended Data は 0x28、0x29 の順に書き込みます。Closed Caption Extended Data の 2 バイト目(0x29) が書き込まれた時に、はデータが更新されたと判断し次のビデオ・ラインにエンコードします。データが更新されていないライ ンでは NULL が自動的に出力されます。ホスト側が各々のバイトデータのパリティビットを付けるものとしています。 MS0972-J-02 144 2012/12 [AK8826VN] SD VBID-A Data1 Register (R/W) [Sub Address 0x2A] SD VBID-A Data2 Register (R/W) [Sub Address 0x2B] 【コンポジットエンコーダブロック用レジスタ】 Video ID データの設定を行います。 Sub Address 0x2A bit 7 bit 6 Reserved Reserved 0 0 Sub Address 0x2B bit 7 bit 6 SDVBID7 SDVBID8 0 0 bit 5 SDVBID1 0 bit 5 SDVBID9 0 bit 4 bit 3 SDVBID2 SDVBID3 Default Value 0 0 bit 2 SDVBID4 bit 4 bit 3 SDVBID10 SDVBID11 Default Value 0 0 bit 2 SDVBID12 0 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 SDVBID5 SDVBID6 0 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 SDVBID13 SDVBID14 0 0 注) Reserved-bit には「0」を Write してください。VBID1 - VIBD14 は「(11) Video ID」の項目中の「VBID Data コード割り付 け」図に記述されている bit1 - bit14 に相当します。bit15 - bit20 までの 6bit の CRC コードは AK8826 が自動的に付加します。 なお、データは新しいデータが更新されまで保持されます。 MS0972-J-02 145 2012/12 [AK8826VN] Status Register (R) [Sub Address 0x34] AK8826 のステータスを示します。 Sub Address 0x34 bit 7 bit 6 Reserved Reserved bit 5 Reserved bit 4 Reserved BIT Register Name bit 0 EN21 Encode 21 bit R bit 1 EN284 Encode 284 bit R bit 2 ~ bit 7 Reserved Reserved bit R MS0972-J-02 R/W bit 3 Reserved bit 2 Reserved bit 1 EN284 bit 0 EN21 Definition Closed Caption Data の更新タイミングを示します。 EN21 が1の場合、AK8826 はデータ入力待ちとなっています。 このビットは 2 バイト目(0x27)にデータが書き込まれた後に 0 にな ります。 Closed Caption Extended Data の更新タイミングを示します。 EN284 が 1 の場合、AK8826 はデータ入力待ちとなっています。 このビットは 2 バイト目(0x29)にデータが書き込まれた後に 0 にな ります。 Reserved 146 2012/12 [AK8826VN] Device ID & Revision ID Register (R) [Sub Address 0x35] AK8826 の Device ID を示します。 Sub Address 0x35 bit 7 bit 6 REV1 REV0 0 0 BIT bit 0 ~ bit 5 bit 6 ~ bit 7 Register Name DEV0 ~ DEV5 REV0 ~ REV1 MS0972-J-02 bit 5 DEV5 1 bit 4 DEV4 0 bit 3 DEV3 0 R/W bit 2 DEV2 1 bit 1 DEV1 0 Default Value 0x25 bit 0 DEV0 1 Definition Device ID bit R Device ID を示します。 AK8826 は 0x25 となります。 Revision ID R Revision ID を示します。Revision ID はソフトウェアの変更が生じ る可能性がある場合にアップデートされます。 初期値は 00 です。 147 2012/12 [AK8826VN] VBID-B Header Data Register (R/W) [Sub Address 0x40] 【コンポーネントエンコーダブロック用レジスタ】 Video ID Type-B Header データの設定を行います。 Sub Address 0x40 bit 7 bit 6 Reserved Reserved 0 0 bit 5 h5 0 bit 4 bit 3 h4 h3 Default Value 0 1 bit 2 h2 bit 1 h1 0 0 bit 2 p2 bit 1 p1 0 0 bit 2 p10 bit 1 p9 0 0 Default Value 0x08 bit 0 h0 0 VBID-B Version Number Register (R/W) [Sub Address 0x41] 【コンポーネントエンコーダブロック用レジスタ】 Type-B Payload データの設定を行います。 (規格では Verision Number を規定しています。) Sub Address 0x41 bit 7 p7 0 bit 6 p6 bit 5 p5 0 0 bit 4 bit 3 p4 p3 Default Value 0 0 Default Value 0x00 bit 0 p0 0 VBID-B Payload Packet Length Register (R/W) [Sub Address 0x42] 【コンポーネントエンコーダブロック用レジスタ】 Type-B Payload データの設定を行います。 (規格では Payload データのパケット長を規定しています。) Sub Address 0x42 bit 7 p15 0 MS0972-J-02 bit 6 p14 bit 5 p13 0 0 bit 4 bit 3 p12 p11 Default Value 0 0 148 Default Value 0x00 bit 0 p8 0 2012/12 [AK8826VN] VBID-B Data1 Register (R/W) [Sub Address 0x43] - VBID-B Data13 Register (R/W) [Sub Address 0x2B] 【コンポーネントエンコーダブロック用レジスタ】 Video ID データの設定を行います。 CRC コードは AK8826 が自動的に付加します。 なお、データは新しいデータが更新されまで保持されます。 VBID-B Payload Data1 Register (R/W) [Sub Address 0x43] Sub Address 0x43 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 p23 p22 p21 p20 p19 Default Value 0 0 0 0 0 bit 2 p18 bit 1 p17 0 0 VBID-B Payload Data2 Register (R/W) [Sub Address 0x44] Sub Address 0x44 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 p31 p30 p29 p28 p27 Default Value 0 0 0 0 0 bit 2 p26 bit 1 p25 0 0 VBID-B Payload Data3 Register (R/W) [Sub Address 0x45] Sub Address 0x45 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 p39 p38 p37 p36 p35 Default Value 0 0 0 0 0 bit 2 p34 bit 1 p33 0 0 VBID-B Payload Data4 Register (R/W) [Sub Address 0x46] Sub Address 0x46 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 p47 p46 p45 p44 p43 Default Value 0 0 0 0 0 bit 2 p42 bit 1 p41 0 0 VBID-B Payload Data5 Register (R/W) [Sub Address 0x47] Sub Address 0x47 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 p55 p54 p53 p52 p51 Default Value 0 0 0 0 0 bit 2 p50 bit 1 p49 0 0 VBID-B Payload Data6 Register (R/W) [Sub Address 0x48] Sub Address 0x48 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 p63 p62 p61 p60 p59 Default Value 0 0 0 0 0 bit 2 p58 bit 1 p57 0 0 MS0972-J-02 149 Default Value 0x00 bit 0 p16 0 Default Value 0x00 bit 0 p24 0 Default Value 0x00 bit 0 p32 0 Default Value 0x00 bit 0 p40 0 Default Value 0x00 bit 0 p48 0 Default Value 0x00 bit 0 p56 0 2012/12 [AK8826VN] VBID-B Payload Data7 Register (R/W) [Sub Address 0x49] Sub Address 0x49 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 p71 p70 p69 p68 p67 Default Value 0 0 0 0 0 bit 2 p66 bit 1 p65 0 0 VBID-B Payload Data8 Register (R/W) [Sub Address 0x4A] Sub Address 0x4A bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 p79 p78 p77 p76 p75 Default Value 0 0 0 0 0 bit 2 p74 bit 1 p73 0 0 VBID-B Payload Data9 Register (R/W) [Sub Address 0x4B] Sub Address 0x4B bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 p87 p86 p85 p84 p83 Default Value 0 0 0 0 0 bit 2 p82 bit 1 p81 0 0 VBID-B Payload Data10 Register (R/W) [Sub Address 0x4C] Sub Address 0x4C bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 p95 p94 p93 p92 p91 Default Value 0 0 0 0 0 bit 2 p90 bit 1 p89 0 0 VBID-B Payload Data11 Register (R/W) [Sub Address 0x4D] Sub Address 0x4D bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 p103 p102 p101 p100 p99 Default Value 0 0 0 0 0 bit 2 p98 bit 1 p97 0 0 VBID-B Payload Data12 Register (R/W) [Sub Address 0x4E] Sub Address 0x4E bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 p111 p110 p109 p108 p107 Default Value 0 0 0 0 0 bit 2 p106 bit 1 p105 0 0 VBID-B Payload Data13 Register (R/W) [Sub Address 0x4F] Sub Address 0x4F bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 p119 p118 p117 p116 p115 Default Value 0 0 0 0 0 bit 2 p114 bit 1 p113 0 0 bit 2 Resrved bit 1 p121 0 0 VBID-B Payload Data14 Register (R/W) [Sub Address 0x50] Sub Address 0x50 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 Reserved Reserved Reserved Reserved Reserved Default Value 0 0 0 0 0 MS0972-J-02 150 Default Value 0x00 bit 0 p64 0 Default Value 0x00 bit 0 p72 0 Default Value 0x00 bit 0 p80 0 Default Value 0x00 bit 0 p88 0 Default Value 0x00 bit 0 p96 0 Default Value 0x00 bit 0 p104 0 Default Value 0x00 bit 0 p112 0 Default Value 0x00 bit 0 p120 0 2012/12 [AK8826VN] Video DAC Delay Control Register(R/W) [Sub Address 0x51] 【高速ビデオ DAC 用レジスタ】 ビデオ DAC モード時の Delay 量を設定します。 Sub Address 0x51 bit 7 bit 6 Reserved Reserved 0 bit 5 Reserved 0 BIT Register Name bit 0 ~ bit 2 HDLY0 ~ HDLY2 bit 3 ~ bit 7 Reserved MS0972-J-02 0 bit 4 bit 3 Reserved Resrved Default Value 0 0 R/W HD Delay bit R/W Reserved R/W bit 2 HDLY2 0 Default Value 0x00 bit 1 bit 0 HDLY1 HDLY0 0 0 Definition 入力された HD データの遅延を調整します。 000 : 3CLK 遅延します。 001 : 2CLK 遅延します。 010 : 1CLK 遅延します。 011 : 遅延量 0 111 : 1CLK 早く出力します。 110 : 2CLK 早く出力します。 101 : 3CLK 早く出力します。 100 : 設定禁止 Reserved 151 0 を書き込んでください。 2012/12 [AK8826VN] 10. システム接続例 8 or 16 MPEG DATA[15:0] CLKIN HDI VDI Decoder DAC1 - DAC2 - DAC3 - Amp + LPF 300-ohm 75-ohm x 3ch AK8826 SELA AVDD AVDD PVDD2 0.1uF VREF 2 820-ohm FLT u-P I C Bus 4.7nF SDA SCL BYPASS 0.1uF IREF PDN GPIO 3.9k-ohm Data I/O Power PVDD1 TMO u-P I/O Power TEST0 TEST1 PVDD2 DVDD DVSS AVSS AVDD Analog 3.0V Digital 1.8V 0.1uF 10uF 10uF 0.1uF Fig. 179 システム接続例 MS0972-J-02 152 2012/12 [AK8826VN] 11. パッケージ図 7.20±0.10 7.00±0.05 3-C0.2 3-0.50+0.40 -0.15 0.17±0.05 A 36 25 37 37 7.20±0.10 7.00±0.05 B 45° 1 45° 13 13 48 C0.6 36 25 24 24 48 12 12 0.22±0.05 0.35±0.12 0.05 M S AB 1 0.25 +0.40 -0.15 0.92±0.08 0.05 S S -0.015 0.02 +0.02 0.17±0.05 0.50 Fig. 180 パッケージ図 MS0972-J-02 153 2012/12 [AK8826VN] 12. マーキング AKM AK8826VN XXXXXXX 1 Fig. 181 マーキング図 a. b. c. d. MS0972-J-02 形状 ピン数 品番 管理コード : : : : 154 QFN 48 ピン AK8826VN XXXXXXX (7 桁) 2012/12 [AK8826VN] 修正履歴 MS0972-J-01 → MS0972-J-02 ○CVBS 信号及び S ビデオ信号出力を行うコンポジットビデオエンコーダモード設定では、YCbCr 16bit のデータ入力に対応し ていない旨を下記ページに記載。 Page.1, 32, 131 ○ 水平同期信号及び垂直同期信号に関して、仕様書内各所で HSYNC/HD/hsync や VSYNC/VD/vsync など記載が統一されてい ない箇所をすべて HD 及び VD に統一。 ○Page.1 コンポーネントビデオエンコーダ及び NTSC/PAL コンポジットビデオエンコーダの項目内にて、 入力信号フォーマット及び出力信号に関して、AK8826 が対応するすべてのフォーマット及び信号を記載。 ○Page.2 注記追加 ○Page.9 TMO ピン処理(DVSS に接続)を追記。 DATA16 ピン未使用時処理(DVSS に接続)を追記。 ○Page.10 DATA17 ピン処理(DVSS に接続)を追記。 ○Page.14 ピクセルデータ入力タイミング表記の記号を訂正(tDS_HDtDS, tDH_HDtDH) HD パルス幅表記備考欄を SD525i/625i, PS525p/625p, HD1080i/720p に記載変更。 ○Page.16,17,18 各ページ図内の”Register set”タイミングを削除。 ○Page.27 下部 2 行記載内容を、「初期化終了後」「PDN ピンを Low にして初期化を終了した後」に記載修正。 ○Page.29 DTFMT-bit 表記の脚注を修正。RGB フォーマットで入力可能な信号は 1080i と 720p 以外であることを明確に記載。 MS0972-J-02 155 2012/12 [AK8826VN] ○Page.32 RGB データ入力に対し、コンポジットビデオ信号、S ビデオ信号及び 525i/625i の YPbPr 信号にエンコードすることを明確 に記載。 ○Page.33,34 RGB16bit 及び 18bit データ入力フォーマットの 525i / 625i データ入力時の図を両ページ共に訂正。(CLKINx2 で1データ更新) ○Page.39 WSS 機能は RGB 信号出力時には使用できないことを追記。 ○Page.51 インターフェースタイミングの記名を、 「EAV 同期インターフェース」及び「HD/VD スレーブ同期インターフェース」に統一。 (Page.51 以外でも訂正。) SD Blanking Set Register の項目を削除(当該ページはコンポーネントエンコーダモード説明ページであるため。) ○Page.60 525i/625i 16bit 入力時のフォーマットを追加。 ○Page.63 Fig.74 に RGB Data を追記。 Fig.75 を追加。(8-bit x 2ch 及び RGB18bit 入力時を追加) ○Page.65 Fig.82 に RGB Data を追記。 Fig.83 を追加。(8-bit x 2ch 及び RGB18bit 入力時を追加) ○Page.67 Fig.90 に RGB Data を追記。 ○Page.69 Fig.95 に RGB Data を追記。 Fig.96, Fig97 を追加。 ○Page.95 「720p 垂直同期タイミング(50Hz)」を追加。 ○Page.99 上部 4 行目、RGB 信号出力時にはクローズドキャプション機能が使用できないことを追記。 ○Page.108 RGB 入力時には EAV 同期モードでは動作しないことを明記。 ○Page.109 Fig.163 に RGB Data を追記。 ○Page.112 Fig.171 内の VBLANK 期間ラインを 19 ラインから 20 ラインに訂正。また 283 ラインを 284 ラインに訂正。 MS0972-J-02 156 2012/12 [AK8826VN] 重要な注意事項 本書に記載された製品、および、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく変更することがあります。 従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであることを弊社営業担当、 あるいは弊社特約店営業担当にご確認下さい。 本書に掲載された情報・図面の使用に起因した第三者の所有する特許権、工業所有権、その他の権利に対する 侵害につきましては、当社はその責任を負うものではありませんので、ご了承下さい。 本書記載製品が、外国為替および、外国貿易管理法に定める戦略物資(役務を含む)に該当する場合、 輸出する際に同法に基づく輸出許可が必要です。 医療機器、安全装置、航空宇宙用機器、原子力制御用機器など、その装置・機器の故障や動作不良が、 直接または間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるような極めて高い信頼性を 要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必ず事前に弊社代表取締役の書面による同意をお取り下さい。 この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生ずる損害等の責任を 一切負うものではありませんのでご了承下さい。 お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用から損害等が生じた 場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい。 MS0972-J-02 157 2012/12