[AKD4359A-SC] AKD4359A-SC AK4359A評価用ボード Rev.0 概 要 AKD4359A-SCはマルチチャネルオーディオDAC、AK4359Aの評価用ボードです。ディジタルインタフ ェースに対応しており、光コネクタ及びBNCコネクタを介してディジタルオーディオ機器とインタフェ ース可能です。 オーダリングガイド AKD4359A-SC --- AK4359A評価用ボード (IBM-AT互換機のプリンタポートとの接続用ケーブル とコントロールソフトを 同梱。Windows NT上ではコントロールソフトは動作しません。) 機 能 2種類のインタフェースを装備 DIRにより光入出力及びBNC入力が可能 AC3デコーダとのインタフェースを容易にする10ピンヘッダー シリアルコントロール用10ピンヘッダー -15V +15V Regulator GND LOUT1 Control Data ROUT1 10pin Header DIR AK4113 LOUT2 AK4359A ROUT2 Output Buffer BNC In Opt In LOUT3 AC3 ROUT3 10pin Header LOUT4 ROUT4 Figure 1. AKD4359A-SCブロック図 * 回路図、パターン図は文末に添付。 <KM096100> 2008/08 -1- [AKD4359A-SC] 操作手順 1) 電源の配線 名称 色 電圧 +15V 赤 +12∼+15V -15V 青 -12∼-15V AGND 黒 0V 内訳 レギュレータ, 入出力バッファ(OPアンプ) 入出力バッファ(OPアンプ) グランド 備考 レギュレータ, 入出力バッファ(OPアンプ), 必ず接続して下さい。 入出力バッファ(OPアンプ)用電源 必ず接続して下さい。 必ず接続してください。 Table 1. 電源の配線 3) ジャンパピンの設定 4) DIPスイッチの設定(以下参照) 5) 電源投入 AK4359Aは電源投入後、必ず一度 SW1(PDN)を “L”にしてパワーダウンを行って下さい。 モード 1. DIRを用いた評価(COAX) BNCコネクタ(J9)で受信したデータからDIRによりMCLK,BICK,LRCK,SDATAを生成します。CDテストディスク等を用いての評 価が可能です。以下にジャンパの設定を示します。 ・音質評価時はCOAXを推奨します。 JP1 OPT COAX COAX (Default) Figure 2. DIR使用時のジャンパピン設定 2. DIRを用いた評価(OPTICAL) 光入力コネクタ(PORT4)で受信したデータからDIRによりMCLK,BICK,LRCK,SDATAを生成します。CDテストディスク等を用 いての評価が可能です。以下にジャンパの設定を示します。 JP1 OPT COAX PORT1 Figure 3. DIR使用時のジャンパピン設定 <KM096100> 2008/08 -2- [AKD4359A-SC] DIPスイッチの設定 [SW2]: AK4113の設定 No. 1 2 Pin OFF ON OCKS1 AK4113のMaster Clockを設定します。 OCKS0 Table3を参照してください。 Defaultの状態 ON OFF Table 2. SW2の設定 [S1]: AK4359Aの設定 No. 1 2 3 Pin OFF SNUTE AK4359Aの機能を設定します。 P/S ACKS ON Defaultの状態 OFF OFF ON Table 3. SW2の設定 マスタクロック出力のfsに対する比はOCKS1-0 で設定します。 OCKS1 0 1 1 OCKS0 0 0 1 MCLK Frequency 256fs @fs=88.2/96kHz 512fs @32/44.1/48kHz 128fs @176.4/192kHz Default Table 4. MCLK Clock トグルスイッチの動作 [SW1](PDN): AK4359Aのリセット。動作中は “H”にして下さい。 <KM096100> 2008/08 -3- [AKD4359A-SC] アナログ出力 ボード上にはAK4359Aの帯域外ノイズを除去するため、2次のLPF(fc=111.8kHz, Q=0.714)を実装しています。ボード からのアナログ信号はBNCコネクタから5.68Vpp@5Vで出力されます。 C1 R4 R3 +Vop 22u R1 Analog Out R2 AOUT 10k C2 -Vop fc=111.8kHz, Q=0.714, g=-0.04dB at 40kHz Figure 4. ボード上のアナログフィルタ R1 1.5k R2 1.8k R3 2.2k R4 3.3k C1 820p C2 820p Table 5. 本ボード上の素子値 Fin Frequency Response 20kHz 0.00dB 40kHz -0.04dB 80kHz -0.76dB Table 6. LPFのf特 <計算式> Amplitude = 20 log K= R3+R4 , R4 fc= ω0 , 2π ω0= K 2 2 [1-(f/fc) ] +[(1/Q)(f/fc)] 2 [dB], 1 , 2C1C2R1R2 Q = 2πfc 1 1 1 1− k + + C1 R1 C1 R2 C 2 R2 <KM096100> 2008/08 -4- [AKD4359A-SC] コントロールソフトマニュアル 評価ボードとコントロールソフトの設定 1. AKD4359A-SCを前項参照の上、適宜、設定して下さい。 2. IBM-AT互換機とAKD4359A-SCを同梱の10線フラットケーブルで接続して下さい。10ピンヘッダーの向きに注意し て下さい。(Windows 2000/XP上でコントロールソフトを動作させる場合、同梱のドライバをインストールして下さ い。インストール方法については“AKMデバイスコントロールソフトウェア ドライバーインストールマニュアル” を見て下さい。Windows95/98/ME上で動作させる場合はドライバのインストールは不要です。尚、Windows NT上で はコントロールソフトは動作しません。) 3. “AKD4359A-SC Evaluation Kit”のラベルが貼ってあるCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入して下さい。 4. CD-ROMドライブにアクセスして、 “akd4359a-sc.exe”をダブルクリックし、コントロールプログラムを立ち上げて 下さい。 5. 後は下記を参照して評価して下さい。 操作手順 下記の手順を守って下さい。 1. 上記に従って、コントロールプログラムを立ち上げて下さい。 2. Port Resetボタンをクリックして下さい。 後は適宜、ダイアログを立ち上げ、データを入力して評価して下さい。 各ボタンの説明 1. [Port Reset] : USB I/Fボード(AKDUSBIF-A)接続時に使用します。 2. [Write Default] : AK4359Aのレジスタを初期設定にします。 3. [All Write] : 現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。 4. [Function1] : キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。 5. [Function2] : キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。 6. [Function3] : レジスタのシーケンスを設定し、実行します。 7. [Function4] : [Function3] で作成したシーケンスファイルを割り当て、実行します。 8. [Function5] : メイン画面の[Save]で作成したレジスタ設定を複数割り当て実行ができます。 9. [Save] : 現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。 10. [Open] ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。 11. [Write] : 各レジスタに対応したマウス操作によるデータ書き込みダイアログを立ち上げます。 データの表示 入力されたデータはレジスタマップに表示されます。赤字は “H”または “1”を表し、青字は “L”または “0”を表します。 ブランク部分はデータシートで定義されていない部分です。 <KM096100> 2008/08 -5- [AKD4359A-SC] 各ダイアログの説明 1. [Writeダイアログ] : マウス操作によるデータ書き込みダイアログ ・各レジスタに対応したダイアログがあります。 ・各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし、ダイアログを立ち上げます。チェックボックスを チェック(9点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、チェックしなければデータは“L”ま たは“0”になります。 ・入力した値をAK4359Aに書き込む場合は[OK]ボタンを、書き込まない場合は[Cancel]ボタンを 押して下さい。 2. [Function1ダイアログ] : キーボード操作によるデータ書き込みダイアログ ・Addressボックス: ・Dataボックス: データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 データを16進数2桁で入力します。 ・ 入力した値をAK4359Aに書き込む場合は [OK]ボタンを、書き込まない場合は [Cancel]ボタンを押して下さい。 3. [Function2ダイアログ] : ATT評価用のダイアログ ・ アドレス03H, 04Hにのみ対応するダイアログです。 ・ Addressボックス: データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 ・ Start Dataボックス: Start Dataを16進数2桁で入力します。 ・ End Dataボックス: End Dataを16進数2桁で入力します。 ・ Intervalボックス: Interval間隔でAK4359Aにデータを書き込みます。 ・ Stepボックス: Step間隔でデータを書き換えます。 ・ Mode Selectボックス: 9点でチェックした場合、空白でチェックしない場合です。 チェックした場合: Start DataからEnd Dataまで達し、さらにStart Dataに戻ります。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 09 データの流れ:00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00 チェックしない場合: Start DataからEnd Dataまで達し、Start Dataには戻りません。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 09 データの流れ:00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 ・ 入力した値をAK4359Aに書き込む場合は [OK]ボタンを、書き込まない場合は [Cancel]ボタンを押して下さい。 <KM096100> 2008/08 -6- [AKD4359A-SC] 4. [Save] ボタンと [Open] ボタンについて 4-1. [Save] 現在のレジスタの設定値を保存します。ファイル名の拡張子は “akr”です。 <操作方法> (1) [Save] ボタンをクリックして下さい。 (2) ファイル名を指定して [Save] ボタンをクリックして下さい。拡張子は “akr”にして下さい。 4-2. [Open] [Save]で保存したレジスタ値を AK4359A へ書き込みます。ファイル形式は[Save] と同じ形式です。 <操作方法> (1) [Open] ボタンをクリックして下さい。 (2) ファイル名(拡張子は “akr ”)を選択して [Open] ボタンをクリックして下さい。 <KM096100> 2008/08 -7- [AKD4359A-SC] 5. [Function3ダイアログ] レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。 (1) [F3] を押して下さい。 (2) 動作させるシーケンスをセットして下さい。 アドレス、データ、インターバル時間を入力して下さい。シーケンスを終わらせるステップのアドレスには “-1”を 入力して下さい。 (3) [Start] ボタンを押して下さい。設定したシーケンスが実行されます。 インターバル時間が “-1” のとき、そのステップを実行後、シーケンスが停止します。再度 [START] ボタンを押すと 停止した状態から再び動作を開始します。 シーケンスは[Function3] のWindow中の[Save] や[Open] ボタンで保存または開くことができます。ファイル名の拡張 子は “aks” です。 Figure 5. Window of [F3] <KM096100> 2008/08 -8- [AKD4359A-SC] 6. [Function4ダイアログ] [Function3] で作成したシーケンスファイルの設定を割り当て、実行することができます。[F4] ボタンを押すとFigure 6 に示すようなwindowが開きます。 Figure 6. [F4] window <KM096100> 2008/08 -9- [AKD4359A-SC] 6-1. 左側の [OPEN] ボタンと [START] ボタンについて (1) [OPEN] ボタンを押し、シーケンスファイル (*.aks)を選択して下さい。 シーケンスファイルがFigure 7 に示す様に表示されます。 Figure 7. [F4] window(2) (2) [START] ボタンを押すとシーケンスを実行します。 6-2. 右側下の[SAVE] ボタンと[OPEN] ボタンについて [SAVE] : シーケンスファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.ak4”です。 [OPEN] : “*.ak4”でセーブしたシーケンスファイルの割り当てを読み出します。 6-3. 操作上の注意 (1) [Function4] はシーケンスを一時停止する機能はサポートしていません。 (2) 右側にある [SAVE] と [OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要があります。 (3) [Function3] においてシーケンスを変更した場合、その内容を反映させるためにそのファイルを再度読み出しして下 さい。 <KM096100> 2008/08 - 10 - [AKD4359A-SC] 7. [Function5ダイアログ] メイン画面の[SAVE] で作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができます。 [F5] ボタンを押すとFigure 8に示す様なWindowが開きます。 Figure 8. [F5] window 7-1. 左側の[OPEN] ボタンと[WRITE]ボタンについて (1) [OPEN] ボタンを押し、 レジスタ設定ファイル (*.akr) を選択して下さい。 (2) [WRITE] ボタンを押すとレジスタへの書き込みが実行されます。 7-2. 右側の[SAVE] ボタン と [OPEN] ボタンについて [SAVE] : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.ak5” です。 [OPEN] : “*.ak5”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 7-3. 操作上の注意 (1) 右側にある[SAVE] と[OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要があります。 (2) レジスタの内容をメイン画面 の [Save] ボタンで変更した場合、その内容を反映させるためにそのファイルを再度読 み出して下さい。 <KM096100> 2008/08 - 11 - [AKD4359A-SC] MEASUREMENT RESULTS [Measurement condition] • Measurement unit • MCLK • BICK • fs • Bit • Power Supply • Interface • Temperature fs=44.1kHz Parameter S/(N+D) DR S/N fs=96kHz Parameter S/(N+D) DR S/N fs=192kHz Parameter S/(N+D) DR S/N : Audio Precision, System two, Cascade : 512fs (44.1kHz), 256fs (96kHz), 128fs (192kHz) : 64fs : 44.1kHz, 96kHz, 192kHz : 24bit : AVDD=DVDD=5V : Internal DIR : Room Input signal 1kHz, 0dB 1kHz, -60dB no signal Input signal 1kHz, 0dB 1kHz, -60dB no signal Input signal 1kHz, 0dB 1kHz, -60dB no signal Measurement filter 20kLPF 22kLPF, A-weighted 20kLPF 22kLPF, A-weighted Measurement filter 40kLPF 22kLPF, A-weighted 40kLPF 22kLPF, A-weighted Measurement filter 40kLPF 22kLPF, A-weighted 40kLPF 22kLPF, A-weighted <KM096100> Lch 99.3 dB 104.2 dB 107.0 dB 104.4 dB 107.0 dB Rch 98.9 dB 104.5 dB 107.2 dB 104.4 dB 107.2 dB Lch 97.2 dB 101.7 dB 106.3 dB 101.7 dB 106.5 dB Rch 97.8 dB 101.7 dB 106.5 dB 101.9 dB 106.5 dB Lch 96.9 dB 101.1 dB 105.7 dB 101.8 dB 106.3 dB Rch 97.2 dB 101.2 dB 105.9 dB 101.7 dB 106.5 dB 2008/08 - 12 - [AKD4359A-SC] Plots (fs=44.1kHz) AKM AK4359A FFT AVDD=DVDD=5V, MCLK=512fs, fs=44.1kHz, 0dBFS Input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz Figure 9. FFT (1kHz, 0dBFS input) AKM AK4359A FFT AVDD=DVDD=5V, MCLK=512fs, fs=44.1kHz, -60dBFS Input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r -70 A -90 -80 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 20 50 100 200 500 1k 2k Hz Figure 10. FFT (1kHz, -60dBFS input) <KM096100> 2008/08 - 13 - [AKD4359A-SC] (fs=44.1kHz) AKM AK4359A FFT AVDD=DVDD=5V, MCLK=512fs, fs=44.1kHz, No signal Input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 11. FFT (noise floor) AKM AK4359A FFT Out of Band Noise AVDD=DVDD=5V, MCLK=512fs, fs=44.1kHz, No signal Input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 100k Hz Figure 12. FFT (out-of-band noise) <KM096100> 2008/08 - 14 - [AKD4359A-SC] (fs=44.1kHz) AKM AK4359A THD+N vs. Input Level AVDD=DVDD=5V, MCLK=512fs, fs=44.1kHz, fin=1kHz -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 d B r -94 -96 A -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 13. THD+N vs Input Level (fin=1kHz) AKM AK4359A THD+N vs. Input Frequency AVDD=DVDD=5V, MCLK=512fs, fs=44.1kHz, 0dBFS Input -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 d B r -94 -96 A -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 14. THD+N vs fin (Input level=0dBFS) <KM096100> 2008/08 - 15 - [AKD4359A-SC] (fs=44.1kHz) AKM AK4359A Linearity AVDD=DVDD=5V, MCLK=512fs, fs=44.1kHz, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 15. Linearity (fin=1kHz) AKM AK4359A Frequency Response AVDD=DVDD=5V, MCLK=512fs, fs=44.1kHz, 0dBFS Input +1 +0.9 +0.8 +0.7 +0.6 +0.5 +0.4 +0.3 +0.2 d B r A +0.1 +0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 -0.9 -1 2k 4k 6k 8k 10k 12k 14k 16k 18k 20k Hz Figure 16. Frequency Response (Input level=0dBFS) <KM096100> 2008/08 - 16 - [AKD4359A-SC] (fs=44.1kHz) AKM AK4359A Crosstalk AVDD=DVDD=5V, MCLK=512fs, fs=44.1kHz, 0dBFS Input -80 -85 -90 -95 -100 -105 d B -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 17. Cross-talk (Input level=0dBFS) <KM096100> 2008/08 - 17 - [AKD4359A-SC] (fs=96kHz) AKM AK4359A FFT AVDD=DVDD=5V, MCLK=256fs, fs=96kHz, 0dBFS Input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k 10k 20k 40k Hz Figure 18. FFT (1kHz, 0dBFS input) AKM AK4359A FFT AVDD=DVDD=5V, MCLK=256fs, fs=96kHz, -60dBFS Input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r -70 A -90 -80 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 40 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 19. FFT (1kHz, -60dBFS input) <KM096100> 2008/08 - 18 - [AKD4359A-SC] (fs=96kHz) AKM AK4359A FFT AVDD=DVDD=5V, MCLK=256fs, fs=96kHz, No signal Input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k 10k 20k 40k Hz Figure 20. FFT (noise floor) AKM AK4359A FFT Notch AVDD=DVDD=5V, MCLK=256fs, fs=96kHz, 0dBFS Input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r -70 A -90 -80 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 40 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 21. FFT (Notch) <KM096100> 2008/08 - 19 - [AKD4359A-SC] (fs=96kHz) AKM AK4359A THD+N vs. Input Level AVDD=DVDD=5V, MCLK=256fs, fs=96kHz, fin=1kHz -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 d B r -94 -96 A -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 22. THD+N vs Input Level (fin=1kHz) AKM AK4359A THD+N vs. Input Frequency AVDD=DVDD=5V, MCLK=256fs, fs=96kHz, 0dBFS Input -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 d B r -94 -96 A -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz Figure 23. THD+N vs fin (Input level=0dBFS) <KM096100> 2008/08 - 20 - [AKD4359A-SC] (fs=96kHz) AKM AK4359A Linearity AVDD=DVDD=5V, MCLK=256fs, fs=96kHz, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 24. Linearity (fin=1kHz) AKM AK4359A Frequency Response AVDD=DVDD=5V, MCLK=256fs, fs=96kHz, 0dBFS Input +1 +0.9 +0.8 +0.7 +0.6 +0.5 +0.4 +0.3 +0.2 d B r A +0.1 +0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 -0.9 -1 2.5k 5k 7.5k 10k 12.5k 15k 17.5k 20k 22.5k 25k 27.5k 30k 32.5k 35k 37.5k 40k Hz Figure 25. Frequency Response (Input level=0dBFS) <KM096100> 2008/08 - 21 - [AKD4359A-SC] (fs=96kHz) AKM AK4359A Crosstalk AVDD=DVDD=5V, MCLK=256fs, fs=96kHz, 0dBFS Input -80 -85 -90 -95 -100 -105 d B -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz Figure 26. Cross-talk (Input level=0dBFS) <KM096100> 2008/08 - 22 - [AKD4359A-SC] (fs=192kHz) AKM AK4359A FFT AVDD=DVDD=5V, MCLK=128fs, fs=192kHz, 0dBFS Input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r -80 A -100 -90 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 90 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 80k 20k 50k 80k Hz Figure 27. FFT (1kHz, 0dBFS input) AKM AK4359A FFT AVDD=DVDD=5V, MCLK=128fs, fs=192kHz, -60dBFS Input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r -70 A -90 -80 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 90 200 500 1k 2k 5k 10k Hz Figure 28. FFT (1kHz, -60dBFS input) <KM096100> 2008/08 - 23 - [AKD4359A-SC] (fs=192kHz) AKM AK4359A FFT AVDD=DVDD=5V, MCLK=128fs, fs=192kHz, No signal Input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 90 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 80k 20k 50k 80k Hz Figure 29. FFT (noise floor) AKM AK4359A FFT Notch AVDD=DVDD=5V, MCLK=128fs, fs=192kHz, 0dBFS Input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r -80 A -100 -90 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 90 200 500 1k 2k 5k 10k Hz Figure 30. FFT (Notch) <KM096100> 2008/08 - 24 - [AKD4359A-SC] (fs=192kHz) AKM AK4359A THD+N vs. Input Level AVDD=DVDD=5V, MCLK=128fs, fs=192kHz, fin=1kHz -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 d B r -94 -96 A -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 50k 80k dBFS Figure 31. THD+N vs Input Level (fin=1kHz) AKM AK4359A THD+N vs. Input Frequency AVDD=DVDD=5V, MCLK=128fs, fs=192kHz, 0dBFS Input -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 d B r -94 -96 A -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 90 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 32. THD+N vs fin (Input level=0dBFS) <KM096100> 2008/08 - 25 - [AKD4359A-SC] (fs=192kHz) AKM AK4359A Linearity AVDD=DVDD=5V, MCLK=128fs, fs=192kHz, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 33. Linearity (fin=1kHz) AKM AK4359A Frequency Response AVDD=DVDD=5V, MCLK=128fs, fs=192kHz, 0dBFS Input +1 +0.8 +0.6 +0.4 +0.2 +0 -0.2 d B r -0.4 -0.6 A -0.8 -1 -1.2 -1.4 -1.6 -1.8 -2 5k 10k 15k 20k 25k 30k 35k 40k 45k 50k 55k 60k 65k 70k 75k 80k Hz Figure 34. Frequency Response (Input level=0dBFS) <KM096100> 2008/08 - 26 - [AKD4359A-SC] (fs=96kHz) AKM AK4359A Crosstalk AVDD=DVDD=5V, MCLK=128fs, fs=192kHz, 0dBFS Input -70 -75 -80 -85 -90 -95 -100 d B -105 -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 90 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 80k Hz Figure 35. Cross-talk (Input level=0dBFS) <KM096100> 2008/08 - 27 - [AKD4359A-SC] 改訂履歴 Date (yy/mm/dd) Manual Revision Board Revision Reason 08/08/05 KM096100 0 初版 Page Contents 重要な注意事項 • 本書に記載された製品、及び、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく変更するこ とがあります。従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであること を弊社営業担当、あるいは弊社特約店営業担当にご確認下さい。 • 本書に掲載された情報・図面の使用に起因した第三者の所有する特許権、工業所有権、その他の権 利に対する侵害につきましては、当社はその責任を負うものではありませんので、ご了承下さい。 • 本書記載製品が、外国為替及び、外国貿易管理法に定める戦略物資(役務を含む)に該当する場合、 輸出する際に同法に基づく輸出許可が必要です。 • 医療機器、安全装置、航空宇宙用機器、原子力制御用機器など、その装置・機器の故障や動作不良 が、直接または間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるよ うな極めて高い信頼性を要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必ず事前に弊社代表取締 役の書面による同意をお取り下さい。 • この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生ずる損害 等の責任を一切負うものではありませんのでご了承下さい。 • お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用か ら損害等が生じた場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい。 <KM096100> 2008/08 - 28 - 1 T1 NJM78M05FA R2 3 DVDD EXT_LRCK 100 + EXT_BICK R3 C1 SDTI1 SDTI2 SDTI3 SDTI4 100 EXT_MCLK OUT C2 47u GND 100 1 IN +15V C3 2 R1 0.1u 0.1u T2 NJM78M05FA 1 2 3 4 5 PORT1 10 9 8 7 6 R6 AVDD 100K + SDTI1 SDTI2 SDTI3 AC3 MCLK 1 BICK 2 LRCK 3 SDATA 4 AD/ROM 5 R4 100 3 R5 100 R7 100K R8 100 R9 100K R10 100 R11 100K PORT2 10 9 8 7 6 C4 C6 47u OUT GND MCLK BICK LRCK SDATA SDTI4 short IN 1 VOP+ C7 2 R201 0.1u + C5 0.1u 470u -15V R12 0_C R13 0_C R14 0_C R15 0_C EXT R16 D3V 10k VOP470u DIR EXT R18 0_C 4113_SDTO C9 C10 10_C 0_C + R17 open R19 open EXT 4113_MCLK DIR U1 R21 open 0_C R20 A R23 0_C 4113_LRCK DIR EXT_LRCK EXT EXT EXT_BICK DIR 4113_BICK 0_C R25 SDTI1 R24 5.1 MCLK 1 MCLK DZF1 R26 100 BICK 2 BICK DZF2 29 R27 100 SDTI1 3 SDTI1 AVDD 28 R28 100 LRCK 4 LRCK AVSS 27 5 RSTB VCOM 26 6 SMUTE/CSN/CAD0 LOUT1 25 LOUT1 ROUT1 24 ROUT1 P/S 23 P/S open R22 SDTI2 SDTI3 SDTI4 SDTI2 9 SDTI2 LOUT2 22 LOUT2 R30 100 SDTI3 10 SDTI3 ROUT2 21 ROUT2 R31 100 SDTI4 11 SDTI4 LOUT3 20 LOUT3 12 DIF1 ROUT3 19 ROUT3 13 DEM0 LOUT4 18 LOUT4 14 DVDD ROUT4 17 ROUT4 15 DVSS DEM/I2C 16 DVDD 5.1 R32 0.1u DIF0/CDTI/SDA C11 100 DVDD C15 ACKS/CCLK/SDL 8 A AVDD R29 PDN for U11 7 30 + C16 10u C17 + C13 0.1u C12 10u 0.1u + EXT_MCLK C8 C14 10u 0.1u AK4359A D3V SMUTE S1 10 8 6 4 2 PORT3 9 7 5 3 1 R33 R34 R35 10k 10k 10k CSN CCLK CDTI uP-I/F R37 R36 470 R38 470 ACKS P/S SMUTE 1 P/S 2 ACKS 3 470 U11 2 3 5 6 11 10 14 13 1A 1B 2A 2B 3A 3B 4A 4B 1 15 A/B G 8 7 6 5 4 1Y 4 2Y 7 3Y 9 4Y 12 D3V MODE1 RP1 4 3 2 1 SMUTE P/S ACKS Title Size A3 74LVC157 47k Date: 1 AKD4359A-SC Document Number AK4359A Sheet Friday, August 08, 2008 Rev 0 1 of 3 1 C19 C18 820p 820p C109 C101 C102 100p open R39 R40 3.3k 2.2k C110 100p open R41 R42 3.3k 2.2k R44 R43 short 3 1 8 + 2 C26 220 R49 22u 1.5k 1.8k NC short LOUT3 C22 10u 820p R55 10k U3A NJM4580 C24 R54 2 3 C27 10k C28 100p 1 U5A NJM4580 220 LOUT3 C25 10u 820p R56 20k R52 + NC R51 8 C20 1.8k R50 + R47 1.5k + R46 22u + C21 - short C23 + R45 LOUT1 LOUT1 - 4 J1 R48 J2 4 short R53 20k C29 100p R58 R57 short short C31 C30 820p 820p C111 R59 R60 3.3k 2.2k + C38 U3B NJM4580 220 ROUT1 R67 C35 R68 R69 C36 22u 1.5k 1.8k NC 6 5 ROUT3 short C34 10u 820p R73 10k R66 7 8 5 ROUT1 2.2k J4 R71 C39 20k C40 100p U5B NJM4580 220 ROUT3 C37 10u 820p R74 10k R70 7 8 short 6 3.3k + NC + C33 1.8k open R62 J3 4 R65 1.5k + R64 22u - C32 R63 C112 R61 + open 4 100p 100p + C104 - C103 R72 20k C41 100p VOPVOP+ A C42 0.1u 10u C43 + C44 0.1u A C45 10u + C46 C47 820p C105 C106 100p open R75 R76 3.3k 2.2k 820p C113 C114 100p R77 open R78 R79 3.3k 2.2k R80 short 8 short + LOUT2 1 C54 10k U4A NJM4580 4 LOUT2 C50 10u 820p R91 220 C51 R90 R86 C52 R85 22u 1.5k 1.8k NC short 2 3 LOUT4 R89 C55 20k C56 10k R93 NJM4580 220 LOUT4 C53 10u 820p R92 100p R87 1 U6A + 3 8 2 + NC + 4 C49 1.8k + R83 1.5k - R82 22u + C48 J5 - R81 short J6 R84 R88 20k C57 100p R94 short short C58 C59 820p C107 C108 100p open R95 R96 3.3k 2.2k 820p C115 C66 820p R108 10k 8 + short ROUT2 R107 U4B NJM4580 C62 10u R106 20k C63 R103 R104 C64 22u 1.5k 1.8k NC 6 5 J8 ROUT4 short C67 C68 820p R110 100p 10k R105 7 U6B NJM4580 + 220 4 R102 7 8 5 ROUT2 2.2k + 6 + NC 3.3k J7 4 C61 1.8k + R101 1.5k - R100 22u R98 + C60 open R97 - R99 C116 100p 220 ROUT4 C65 10u R109 20k C69 100p Title Size A2 Date: 1 AKD4359A-SC Document Number Rev 0 Output Friday, August 08, 2008 Sheet 2 of 3 1 2 1 D1 HSU119 SW2 R111 10k 1 1 H 3 L U9A 74HC14 3 4 OCKS1 OCKS0 H L 512fs@fs=32k/44.1k/48kHz L L 256fs@fs=88.2k/96kHz H H 128fs@fs=176.4k/192kHz Master Clock U9B 74HC14 C70 0.1u 2 SW1 PDN 2 PDN T3 upc3533HF short 3 R112 5.1 C71 0.1u SW2 U10 1 2 C75 10u IN 1 C73 0.1u VOP+ C74 47u + OCKS1 OCKS0 OCKS D3V + 4 3 C72 0.1u OUT GND R202 2 for 74HC14 1 DVDD CM0/CDTO/CAD1 30 2 DVSS CM1/CDTI/SDA 29 3 TVDD OCKS1/CCLK/SCL 28 4 V/TX OCKS0/CSN/CAD0 27 5 XTI MCKO1 26 6 XTO MCKO2 25 7 PDN DAUX 24 8 R BICK 23 9 AVDD SDTO 22 10 AVSS LRCK 21 C76 0.1u C77 0.1u A R114 10k R115 10k 4113_MCLK A R113 15k 4113_BICK C78 10u + 4113_SDTO C79 0.1u 4113_LRCK TEST1 J9 COAX 11 RX1 INT0 20 12 RX2/DIF0 FS96/I2C 19 13 RX3/DIF1 P/SN 18 14 RX4/DIF2 INT1 17 15 RX5 RX6/IPS 16 C80 0.1u COAX R116 75 JP1 RX AK4113 2 OPT L3 short 1 PORT4 VCC 3 GND OUT 2 1 DIR C81 0.1u R117 short Title Size A3 Date: 1 AKD4359A-SC Document Number Rev 0 DIR Friday, August 08, 2008 Sheet 3 of 3