CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト SmartSense™ 自動チ ュ ーニ ング、 16 ボ タ ン、 2 ス ラ イ ダー、 近接セ ンサーを備えた CapSense® Express™ コ ン ト ロー ラ ー CapSense Express 16 ボ タ ン コ ン ト ロ ー ラ ー 概要説明 CY8CMBR3xxx CapSense® Express™ コ ン ト ロー ラ ーは、高度な機能を持つが実装が簡単な静電容量 タ ッ チ セ ン シ ング ユーザー イ ン タ ー フ ェ ース ソ リ ュ ーシ ョ ン を提供 し ます。 こ のレ ジス タ 設定可能な フ ァ ミ リ は最大 16 の静電容量検知入力に対応 し てお り 、 時間のかかる フ ァ ームウ ェ ア開発を必要 と し ません。 これらの コ ン ト ロー ラ ーは、 最小限の開発サイ ク ル時間で静電容量ボ タ ン、 ス ラ イ ダーお よび近接検知 ソ リ ュ ーシ ョ ン を実装する ために理想的な ものです。 CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ は高性能アナロ グ セ ン シ ング チ ャ ネル、 お よび 100:1 よ り 高い信号対 ノ イ ズ比 (SNR) を実現 し て極度に ノ イ ズの多い環境下で も高精度な タ ッ チ を保証で き る静電容量シグマ デル タ PLUS (CSD PLUS) セ ン シ ング アルゴ リ ズムを内蔵 し ています。 また こ れ らの コ ン ト ロー ラ ーはサイ プ レ スの SmartSense™ 自動チ ュ ーニ ン グ アルゴ リ ズムを備えてお り 、 製造ばら つ き を補正 し 、 全ての環境条件で最適なセ ンサー性能を動的に監視および維持 し ています。 更に SmartSense 自動チ ュ ーニ ングに よ り 、 開発や増産の間に時間のかかる手動チ ュ ーニ ングが不要にな り 、 最終製品を最短で市場投入で き る よ う にな り ます。 LED 輝度調整や、 近接検知、 シス テム診断な どの高度な機能によ り 、 開発時間を節約で き ます。 これらの コ ン ト ロー ラ ーは霧、 水滴、 流水な どによ る誤 タ ッ チ を な く する こ と で堅牢な耐液体性のあるデザイ ン を可能に し ます。 CY8CMBR3xxx コ ン ト ロー ラ ーは、 様々な業界標準の小型パ ッ ケージ で提供 さ れています。 CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ のエ コ シス テムは、 迅速なユーザー イ ン タ ー フ ェ ース設計を可能にする ソ フ ト ウ ェ ア と ハー ド ウ ェ アの 開発ツールを含んでいます。 例えば EZ-Click カ ス タ マ イザ ツールは、 I2C イ ン タ ー フ ェ ース を介 し てデバイ ス機能を設定する た めの簡単なグ ラ フ ィ カル ユーザー イ ン タ ー フ ェ ース ソ フ ト ウ ェ ア です。 このツールはまた、 シ ス テム動作を監視 し 、 検証やデ バ ッ ギン グをサポー ト する ための CapSense デー タ 表示に対応 し ています。 デザイ ン ツールボ ッ ク ス と い う 他のツールは、 セ ン サー サイ ズ、 配線の長 さ 、 寄生容量な ど を最適化する ためのデザイ ン ガ イ ド ラ イ ンやレ イ アウ ト 推奨項目を提供する こ と で回路 基板レ イ アウ ト を簡略化 し ます。 CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ の機能を早 く 評価する ために、 CY3280-MBR3 評価キ ッ ト を使用 し て く だ さ い。 機能 ■ 隣接 し たボ タ ン での誤 タ ッ チ を無 く すための隣接セ ンサー 抑制 (FSS) ❐ アナロ グ電圧出力 ❐ セ ンサー状態の全ての変化を示すホス ト へのア テ ン シ ョ ン ラ イ ン割 り 込み ❐ レ ジ ス タ 設定可能な CapSense Express コ ン ト ロー ラ ー フ ァ ームウ ェ ア開発は不要 ❐ 特許取得 CSD セ ン シ ン グ アルゴ リ ズム ❐ 高感度 (0.1pF) • オーバーレ イの厚 さ : ガ ラ ス最大 15mm、 プ ラ スチ ッ ク 最大 5mm • 近接性ソ リ ュ ーシ ョ ン • 感度はカ ウン ト 当た り 最大 2fF ❐ ク ラ ス最高の 100:1 を超え る SNR 性能 • 放射性 ノ イ ズおよび導電性 ノ イ ズに対する優れた ノ イ ズ 耐性 • 超低放射妨害波 ❐ SmartSense 自動チ ュ ーニ ング • 実行中に最適なセ ンサーの性能を設定、 維持 • 開発 と 量産段階での手動チ ュ ーニ ングは不要 ❐ ■ 低消費電力 CapSense リ フ レ ッ シ ュ間隔 120ms でセ ンサー当た り の平均消費電流 は 22µA ❐ 寄生容量 (CP) の広い範囲 : 5 ~ 45pF ■ ■ ■ ❐ ■ 高度なユーザー イ ン タ ー フ ェ ース機能 耐水性 ❐ 視覚 タ ッ チ フ ィ ー ド バ ッ ク用のユーザー設定可能な LED輝 度 • LED 駆動用の最大 8 個の高シ ン ク 電流 GPO ❐ 音声 タ ッ チ フ ィ ー ド バ ッ ク 用のブザー信号出力 ❐ Cypress Semiconductor Corporation 文書番号 : 001-92218 Rev. *A • シ ス テム診断機能は以下を検出 変調コ ンデンサ (CMOD) の不適切な値 ❐ 範囲外のセ ンサー寄生容量 (CP) 値 ❐ セ ンサー短絡 ❐ EZ-Click™ カ ス タ マ イザ ツール ❐ デバイ ス設定用の簡単な GUI ❐ CapSense ボ タ ン、 ス ラ イ ダおよび近接セ ンサーのデー タ 表示および監視 ❐ 迅速なデバ ッ グ用のシス テム診断 I2C ス レーブ ❐ 最大 400kHz に対応 ❐ ハー ド ウ ェ ア ア ド レ ス一致時のウ ェ ー ク ア ッ プ ❐ 処理中にバス ス ト ールまたはク ロ ッ ク ス ト レ ッ チは発生 し ない ■ 低消費電力モー ド での動作電圧 : 1.71V ~ 5.5V 2 ❐ デ ィ ープ ス リ ープ モー ド 、 割 り 込みおよび I C ア ド レ ス検 出によ る ウ ェ イ ク ア ッ プ ■ 産業用途向け温度範囲 : -40°C ~ +85°C ■ パ ッ ケージのオプ シ ョ ン ❐ 8 ピ ン SOIC (150mil) ❐ 16 ピ ン SOIC (150 mil) ❐ 16 ピ ン QFN (3 × 3 × 0.6mm) ❐ 24 ピ ン QFN (4 × 4 × 0.6mm) 198 Champion Court • San Jose, CA 95134-1709 •408-943-2600 改訂日 2015 年 5 月 13 日 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 詳細情報 サイ プ レ スは、 ユーザーが設計に適切な CapSense デバイ ス を 選択 し 、 デバイ ス を設計に迅速で効果的に統合するのに役立つ 豊富な情報を www.cypress.com に掲載 し ています。リ ソ ースの 総合 リ ス ト については、 「KBA92181、 Resources Available for CapSense® Controllers」 知識ベース記事を参照 し て く だ さ い。 以下は CapSense の リ ソ ースの要約です。 ■ ■ 概要 : CapSense ポー ト フ ォ リ オ、 CapSense ロー ド マ ッ プ 製品セ レ ク タ ー : CapSense、 CapSense Plus、 CapSense Express、 CapSense 付きの PSoC3、 CapSense 付きの PSoC5、 PSoC4。 1. 「Getting Started with CapSense」 – 全ての CapSense ユー ザーの最初に読むべき文書 2. 「CY8CMBR3xxx CapSense Design Guide」 – CY8CMBR3xxx の完全な シ ス テム デザイ ン ガ イ ド ラ イ ン こ れら のデザイ ン ガ イ ド ラ イ ンは、 www.cypress.com/go/capsense から ダウン ロー ド で き ます。 レ ジ ス タ TRM CY8CMBR3xxx のレ ジ ス タ TRM は、 CY8CMBR3xxx コ ン ト ロー ラ ー フ ァ ミ リ の全てのレ ジ ス タ を ア ド レ ス順で詳述 し ま す。 レ ジ ス タ には、 ホス ト と の I2C イ ン タ ー フ ェ ース を介 し て ア ク セスで き ます。 CY8CMBR3xxx エ コ シ ス テム ソ フ ト ウ ェ ア ユーテ ィ リ テ ィ サイ プ レ スは、 CY8CMBR3xxx CapSense コ ン ト ロー ラ ー フ ァ ミ リ で迅速な開発サイ クルを可能にする よ う に完全なエ コ シ ス テムを提供 し ています。 このエ コ シ ス テムは、 デバイ ス設 定、 デザイ ン検証 と 診断用の簡単な ツールを含みます。 EZ-Click のカ ス タ マ イザ ツール ド キュ メ ン ト こ の GUI ベース ツールを使用 し て以下を し ます。 1. 製品セ レ ク タ を使用 し 、 エ ン ド ア プ リ ケーシ ョ ンの要件に 応 じ て適切な部品番号を選択 し ます。 2. デバイ スの機能を設定 し ます。 3. ボ タ ン と 近接セ ンサー用の CapSense デー タ を監視 し ます。 4. シ ス テム診断 と 組み込み自己試験 (BIST) 機能を使用 し てデ バ ッ グや生産ラ イ ンの試験を行います。 デザイ ン ガ イ ド デザイ ン ガ イ ド には、 各種の CapSense ベース デザイ ンが掲 載 さ れています。 ソ リ ュ ーシ ョ ンや完全なシ ス テム デザイ ン ガ イ ド ラ イ ンについて説明 し ます。 CY8CMBR3xxx について は、 以下のデザイ ン ガ イ ド を参照 し て く だ さ い。 EZ-Click カ ス タ マ イザ ツールは、 CY8CMBR3xxx デバイ スの コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン を カ ス タ マ イ ズするのに使用する簡単 な GUI ベース ソ フ ト ウ ェ ア ユーテ ィ リ テ ィ です。 図 1. Ez-Click を使 っ た CY8CMBR3xxx 設定 1 2 2 3 4 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 2/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト ツール オン ラ イ ン デザイ ン ツールボ ッ ク ス 印刷物の他に、 多 く のウ ェ ブ リ ソ ースがあ り ます。 CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ 専用のウ ェ ブページには、 全ての最新情報が 載っ てあ り ます。 デザイ ン ツールボ ッ ク スは、 静電容量ボ タ ン向けのア プ リ ケーシ ョ ン特有のデザイ ン ガ イ ド ラ イ ン を提供する対話型ス プ レ ッ ド シー ト です。 これは CapSense シス テムの設定およ び検証に使用 さ れます。 デザイ ン ツールボ ッ ク スは : ト レ ーニ ン グ www.cypress.com/training では、 PSoC と CapSense の無料テ ク ニ カル ト レーニ ング ( オ ン デマ ン ド 、 ウ ェ ビナー、 ワー ク シ ョ ッ プ ) を オン ラ イ ン で ご利用になれます。 様々な ト ピ ッ ク と 異な る スキル レ ベルの ト レーニ ングは、 お客様の設計作業 の手助けにな り ます。 ■ CapSense の PCB 基板用に一般的な レ イ アウ ト のガ イ ド ラ イ ン を提供 ■ エ ン ド ア プ リ ケーシ ョ ンの要件に応 じ てボ タ ン寸法を推定 テ ク ニ カル サポー ト ■ ボ タ ン寸法に基づいて消費電力を計算 ■ レ イ アウ ト デザイ ン を検証 技術的な問題について支援が必要な場合は、 知識ベースの記事 および フ ォ ー ラ ム (www.cypress.com/support) で検索 し て く だ さ い。 解決策が見つから ない場合は、 テ ク ニ カル サポー ト ケース を ご作成にな るか、 または、 テ ク ニ カル サポー ト (1-800-541-4736) ま で ご連絡 く だ さ い。 評価キ ッ ト CY3280-MBR3 評価キ ッ ト は、 CY8CMBR3xxx ソ リ ュ ーシ ョ ンの様々な機能を迅速に評価する ために使用 さ れます。 こ の キ ッ ト はまた、 Arduino シール ド と し て機能 し ているので、 市 場にある様々な Arduino ベース コ ン ト ロー ラ ーに対応で き ま す。 このキ ッ ト はサイ プ レ スのオ ン ラ イ ン ス ト アで購入で き ます。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 3/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 目次 シ ス テム概要 ...................................................................... 5 機能概要 ............................................................................. 6 CapSense セ ンサー .................................................... 6 ス ラ イ ダー .................................................................. 6 近接セ ンサー ............................................................... 6 SmartSense 自動チ ュ ーニ ン グ ................................... 6 耐水性 .......................................................................... 6 ノ イ ズ耐性 .................................................................. 6 隣接セ ンサー抑制 (FSS) ............................................. 6 タ ッ チ フ ィ ー ド バ ッ ク ............................................... 6 汎用出力 (GPO) ........................................................... 6 ブザー 駆動 ................................................................. 6 レ ジ ス タ 設定可能性 .................................................... 7 ホス ト と の通信 ........................................................... 7 シ ス テム診断 ............................................................... 7 超低消費電力 ............................................................... 7 MPN 対機能のま と め .................................................. 8 ピ ン配置 ............................................................................. 9 CY8CMBR3116 (16 個のセ ン シ ング入力 ) ................. 9 CY8CMBR3106S (16 個のセ ン シ ング入力 ; ス ラ イ ダー対 応 ) .................................................................................... 10 CY8CMBR3108 (8 個のセ ン シ ング入力 ) ................. 11 CY8CMBR3110 (10 個のセ ン シ ング入力 ) ............... 12 CY8CMBR3102 (2 個のセ ン シ ング入力 ) ................. 13 CY8CMBR3002 (2 個のセ ン シ ング入力 ) ................. 13 デバイ ス機能の詳細 ......................................................... 14 自動閾値 .................................................................... 14 感度制御 .................................................................... 14 セ ンサー自動 リ セ ッ ト .............................................. 14 ノ イ ズ耐性 ................................................................ 15 隣接セ ンサー抑制 ...................................................... 15 汎用出力 .................................................................... 15 LED ON 時間 ............................................................. 16 ト グル ........................................................................ 16 ブザー信号出力 ......................................................... 16 ホス ト 割 り 込み ......................................................... 17 ラ ッ チ状態出力 ......................................................... 17 アナログ電圧出力...................................................... 17 シ ス テム診断 ............................................................. 18 文書番号 : 001-92218 Rev. *A レ ジ ス タ 設定可能性 ......................................................... 18 ア プ リ ケーシ ョ ン回路図の例 ........................................... 19 電源供給情報 .................................................................... 21 電気的仕様 ........................................................................ 22 絶対最大定格 ............................................................. 22 動作温度 .................................................................... 22 DC 電気的特性 .......................................................... 22 AC 電気的仕様 .......................................................... 23 I2C 仕様 ..................................................................... 24 シ ス テム仕様 .................................................................... 25 消費電力および動作状態 .................................................. 27 応答時間 ........................................................................... 29 CY8CMBR3xxx リ セ ッ ト ................................................ 29 ホス ト 通信プ ロ ト コ ル 29 I2C ス レーブ ア ド レ ス .............................................. 29 I2C 通信のガ イ ド ラ イ ン ........................................... 30 書き込み動作 ............................................................. 30 デバイ ス デー タ ポ イ ン タ の設定 .............................. 30 読み出 し 動作 ............................................................. 31 レ イ アウ ト ガ イ ド ラ イ ンやベス ト プ ラ ク テ ィ ス ............ 32 注文情報 ........................................................................... 32 注文コ ー ド の定義 ...................................................... 32 パ ッ ケージの寸法 ............................................................. 33 熱抵抗 ........................................................................ 35 はんだ リ フ ロの仕様 .................................................. 35 本書の表記法 .................................................................... 36 測定単位 .................................................................... 36 用語集 ............................................................................... 37 参考資料 ........................................................................... 37 改訂履歴 ........................................................................... 38 セールス、 ソ リ ュ ーシ ョ ンおよび法律情報 ..................... 39 ワール ド ワ イ ド な販売 と 設計サポー ト ..................... 39 製品 ........................................................................... 39 PSoC® ソ リ ュ ーシ ョ ン ............................................ 39 サイ プ レ ス開発者コ ミ ュ ニ テ ィ ................................ 39 テ ク ニ カル サポー ト ................................................. 39 ページ 4/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト シ ス テム概要 静電容量セ ンサーは、 静電容量の変化を検出 し て導電性物体へ の接触または近接を判定 し ます。静電容量セ ンサーはユーザー イ ン タ ー フ ェ ース ソ リ ュ ーシ ョ ン において、 従来の メ カ ニ カ ル ボ タ ン を置き換え る静電容量ボ タ ンか、 メ カ ニ カル ノ ブ を 置き換え る静電容量ス ラ イ ダーか、 または赤外線セ ンサーを置 き換え る近接セ ンサーです。 標準的な静電容量ユーザー イ ン タ ー フ ェ ース シス テムは以下の ものか ら な り ます。 ■ 静電容量セ ンサー ■ ブザーや LED な どのオーデ ィ オ - ビ ジ ュ アル出力 ■ セ ンサーに接続 さ れた静電容量セ ン シ ング コ ン ト ロー ラ ー ■ ホス ト プ ロ セ ッ サ 静電容量 コ ン ト ロー ラ ーは、 I2C や GPO な どの通信イ ン タ ー フ ェ ース を介 し てセ ンサー と 出力を ホス ト プ ロ セ ッ サに接続 し ます。 静電容量ユーザー イ ン タ ー フ ェ ース シ ス テムは、 ユーザーの 接触入力を取得 し 、 ブザーまたは LED を介 し て ビ ジ ュ アル オーデ ィ オ フ ィ ー ド バ ッ ク を提供する ヒ ュ ーマ ン マシ ン イ ン タ ー フ ェ ース と し て動作 し ます。 CY8CMBR3xxx は、 接触ま たは近接に基づいて静電容量の変化を検知 し 、 それに応 じ て ユーザー イ ン タ ー フ ェ ース シス テムを制御する静電容量セ ン シ ング コ ン ト ロー ラ ーの フ ァ ミ リ です。 コ ン ト ロー ラ ーに内 蔵 さ れたセ ン シ ング アルゴ リ ズムは、 接触の存在を判定 し 、 出力を駆動するか、 または信号を ホス ト プ ロ セ ッ サに送信 し ま す。 こ のアルゴ リ ズムは、 信号 ( 接触または近接に基づ く ) と 、 環境または電気的条件によ り 発生する ノ イ ズを区別で き ま す。 図 2 は、 シス テムを制御 し 、 更に I2C を介 し てホス ト プ ロ セ ッ サ と 通信する CY8CMBR3xxx CapSense Express コ ン ト ロー ラ ーに静電容量ボ タ ンが接続 さ れた標準的ユーザー イ ン タ ー フ ェ ース シ ス テムを示 し ます。 従来の静電容量セ ン シ ング コ ン ト ロー ラ ーは、 特定のユー ザー イ ン タ ー フ ェ ース機能を実装するにはフ ァ ームウ ェ ア開 発を、 最適な性能を実現するにはシ ス テムの手動チ ュ ーニ ング を必要 と し ます。 その一方、 CY8CMBR3xxx CapSense Express フ ァ ミ リ の コ ン ト ロー ラ ーは、 フ ァ ームウ ェ ア開発を 必要 と せず、 市場投入ま での時間を短縮で き ます。 こ れら のデ バイ スは SmartSense 自動チ ュ ーニ ング を備えてお り 、 手動 チ ュ ーニ ングを不要に し 、 極度に ノ イ ズの多い状況下で も 最適 な性能を実現 し ます。 図 2. 標準的 CapSense シス テム CapSense Buttons Linear Slider Radial Slider I2C HI CapSense Sensors CY8CMBR3xxx CapSense Controller Host Interrupt Host Processor Buzzer LEDs Outputs 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 5/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 機能概要 ザー イ ン タ ー フ ェ ース を フ ァ ームウ ェ ア で ロ ッ ク し て接触入 力を防止 し ます。 CapSense セ ンサー CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ は、 水、 ケ ッ チ ャ ッ プ、 油、 血な ど の液体に対する耐水性を提供 し ます。 CY8CMBR3xxx コ ン ト ロー ラ ー フ ァ ミ リ は最大 16 の静電容量 セ ンサーに対応 し ています。 これ らは以下のよ う に設定で き ま す。 ■ 最大 16 個の CapSense ボ タ ン ■ 最大 2 個のス ラ イ ダー : リ ニア またはラ ジ アル ス ラ イ ダー と し て設定可能 ■ 30cm ま での距離で検知可能な最大 2 個の近接セ ンサー ス ラ イ ダー ■ 最大 2 個の 5 セグ メ ン ト ス ラ イ ダーに対応 ■ ス ラ イ ダーを それぞれ リ ニア またはラ ジ アル ス ラ イ ダーに 設定 ■ 両方のス ラ イ ダーを組み合わせて 1個の10 セグ メ ン ト ス ラ イ ダーに形成 ■ ユーザーが設定可能なス ラ イ ダー分解能に対応 近接セ ンサー ■ CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ は、 最大 30cm ま での距離で検知で き る最大 2 個の近接セ ンサーに対応 し ています。 こ れらの近 接セ ンサーは、 近接 と 接触両方のイ ベン ト を検知で き ます。 ■ ウ ェ ー ク オン ア プ ローチ ( 近づいた と き にオンにな る ) 機能 は、 近接イ ベン ト の発生時にデバイ ス を低消費電力状態から ア ク テ ィ ブ モー ド に復帰 さ せます。 ■ デバイ スはまた、 金属物質がある場合の近接検知範囲を広げ る駆動シール ド 機能も 備えています。 ■ デバイ スは CP の範囲が 8pF ~ 45pF の近接セ ンサーに対応 し ています。 SmartSense 自動チ ュ ーニ ン グ CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ は、 実行時にシ ス テム と 環境の変化 に応 じ て連続的に補正を行 う サイ プ レ スの特許取得 CapSense アルゴ リ ズムである SmartSense 自動チ ュ ーニ ング を備えてい ます。 SmartSense 自動チ ュ ーニ ン グは以下の利点があ り ま す。 ■ 手動チ ュ ーニ ング を不要に し 設計工数を削減 ■ タ ッ チ セ ン シ ング性能を低下 さ せて し ま う 、 プ リ ン ト 基板、 オーバーレ イ、 塗装、 製造のばら つ き に適応 ■ 量産段階での手動チ ュ ーニ ング を不要にする ■ ノ イ ズに起因 し たシ ス テム環境の変化に適応 ■ 様々なオーバレ イ、 ボ タ ン形状や配線長に対応 し たプ ラ ッ ト フ ォ ーム設計手法を可能にする 耐水性 CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ は、 霧、 水滴、 流水や湿 っ た手な ど の湿潤状態に起因 し た誤 タ ッ チ を な く する耐水性のあるデザイ ン を提供 し ます。 水流中に、 CapSense コ ン ト ロー ラ ーはユー 文書番号 : 001-92218 Rev. *A EZ-Click を使っ て レ ジス タ マ ッ プによ り シール ド 電極を有効 に し て湿潤状態での誤 タ ッ チ を防止 し 、 シール ド 電極 と ガー ド セ ンサー両方を有効に し て水流状況の誤 タ ッ チ を防止 し ます。 シール ド 電極 と ガー ド セ ンサーはそれぞれ CapSense コ ン ト ロー ラ ーにて 1 個のポー ト ピ ン を使用 し ます。 耐水性のある デザイ ン実装のベス ト プ ラ ク テ ィ スおよびデザイ ン ガ イ ド ラ イ ンについては、 「CY8CMBR3xxx CapSense Design Guide」 を参照 し て く だ さ い。 ノ イ ズ耐性 CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ は堅牢な CSD PLUS 静電容量セ ン シ ング アルゴ リ ズムを備えています。 更に、 極度に ノ イ ズの多 い環境下で も 安定的な動作を確保する ために、 高度な ノ イ ズ耐 性アルゴ リ ズム EMC も実装 し ています。 EMC アルゴ リ ズムは平均電力を よ り 多 く 消費 し ます。 ノ イ ズ がそんなに多 く ない低消費電力ア プ リ ケーシ ョ ンにおいては、 こ の機能を I2C イ ン タ ー フ ェ ース を介 し て無効にする こ と がで き ます。 隣接セ ンサー抑制 (FSS) こ の機能は複数の隣接 し たボ タ ンから の信号を識別 し て、 誤 タ ッ チ を除去 し ます。 こ れは、 シ ス テムが最初に触れら れたボ タ ンのみを認識する こ と を保証 し ます。 タ ッ チ フ ィ ードバッ ク CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ は、 ブザーまたは LED によ る ビ ジ ュ アル - オーデ ィ オ フ ィ ー ド バ ッ ク 用に構成で き る ピ ン を備えて います。 汎用出力 (GPO) GPO は、 ほ と んどの LED を駆動で き る高シ ン ク 電流出力で す。 GPO 状態は CapSense セ ンサーで直接制御する こ と が可 能なので、 セ ンサーの 「ON」 状態に応 じ て、 対応する LED が 自動的に 「ON」 にな り ます。 また GPO は、 I2C イ ン タ ー フ ェ ース を介 し てホス ト で制御する こ と も 可能です。 GPO は以下の高度な機能に も対応 し ています。 ■ CSxから GPOxへの直接駆動: ボ タ ン接触または近接イ ベン ト で GPO を直接制御 ■ パルス幅変調 (PWM) : LED の輝度を制御 ■ ト グル : メ カ ニ カル ト グル ス イ ッ チの機能を模倣する ため に、 GPO 状態が、 ボ タ ン セ ンサーでの接触イ ベン ト および 近接セ ンサーでの近接イ ベン ト の度に ト グル さ れます。 ■ 電圧出力 : ボ タ ン状態を示すアナログ電圧 ブザー 駆動 CY8CMBR3xxx コ ン ト ロー ラ ーの出力ピ ンは、 PWM を通 し て シ ングル入力 DC 圧電ブザーを駆動する よ う に設定する こ と が で き ます。 PWM 周波数およびブザーの有効期間は設定可能で す。 ブザー 出力は、 指の接触が検知 さ れる と 、 限られた時間 でア ク テ ィ ブにな り ます。 ページ 6/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト レ ジ ス タ 設定可能性 CY8CMBR3xxx レ ジ ス タ は I2C イ ン タ ー フ ェ ース を介 し て設 定する こ と がで き ます。 設定可能な I2C レ ジス タ マ ッ プに適 切な値を書き込む こ と によ り 、 デバイ スの機能を有効/無効に する、 または修正する こ と がで き ます。 こ のレ ジ ス タ マ ッ プ はまた、 タ ッ チ/ リ リ ース状態やシ ス テム性能 と デバ ッ グ パ ラ メ ー タ を示すための様々な状態出力を提供 し ます。 ス デザイ ンの障害を避け る こ と がで き ます。 シ ス テム診断機 能は、 シ ス テム レ ベルのパラ メ ー タ ーを監視 し て開発段階で デザイ ン をデバ ッ グする こ と に も 役立ち ます。 内蔵シ ス テム診断は、 電源投入時に以下の障害状態を検出 し 、 以下のも のを監視 し ます。 ■ 変調コ ンデンサ (CMOD) の不適切な値 マ イ ク ロ コ ン ト ロー ラ ーまたは EZ-Click カ ス タ マ イ ズな どの ホス ト コ ン ト ロー ラ ーによ り I2C イ ン タ ー フ ェ ース を介 し て デバイ スのレ ジ ス タ マ ッ プにア ク セスする こ と がで き ます。 ■ 範囲外の CP 値 ■ セ ンサー短絡 CY8CMBR3xxx デバイ スは、 フ ラ ッ シ ュ書き込みまたはその 他の誤 っ た イ ベン ト 中に電源異常に起因 し た コ ン フ ィ ギ ュ レー シ ョ ン デー タ 破損を克服する安全な レ ジス タ マ ッ プ更新仕組 みを備えています。 コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン デー タ がレ ジ ス タ マ ッ プの更新中に破損 さ れた場合、 デバイ スは自 ら最新の 既知の有効な コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ンに再設定 し ます。 超低消費電力 ホス ト と の通信 CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ は 2 つの動作モー ド に対応 し ていま す。 CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ は、 以下の方法でホス ト プ ロ セ ッ サ と 通信 し ます。 ■ ■ ■ I2C イ ン タ ー フ ェ ースによ り 、 ホス ト がパ ラ メ ー タ を設定 し 、 接触イ ベン ト で状態情報を受信する こ と が可能 と な り ます。 ホス ト 割 り 込みは、 新 し い接触イ ベン ト が発生する と ホス ト に警告 し ます。 こ れは、 ホス ト と CapSense コ ン ト ロー ラ ーの間で効果的な通信の構築に役立ち ます。 また CPU は、 I2C を介 し て読み出す こ と でデバイ スの状態をポー リ ングす る こ と がで き ます。 GPO はセ ンサーの ON または OFF 状態を ホス ト に通知 し ま す。 GPO ポー ト は、 外部抵抗ネ ッ ト ワー ク を介 し てアナロ グ電圧や DC 出力 (DCO) を実装する ために利用で き ます。 シ ス テム診断 CY8CMBR3xxx デバイ スはシ ス テム診断機能を備えてお り 、 シ ス テム レ ベル障害状態を検出 し 、 ユーザー イ ン タ ー フ ェ ー 文書番号 : 001-92218 Rev. *A 電池で動作する も のな どの低消費電力ア プ リ ケーシ ョ ンの場 合、 超低消費電力の静電容量セ ン シ ング コ ン ト ロー ラ ーを選 択 し ます。 CY8CMBR3xxx コ ン ト ロー ラ ーは、 セ ンサー毎に 1.8V で 22µA の平均電流を引き出 し ます。 ■ ア ク テ ィ ブ : セ ンサーは消費電力の最適化のために定期的に スキ ャ ン さ れます。 ■ デ ィ ープ ス リ ープ : セ ンサーのスキ ャ ン を再開する コ マ ン ド を ホス ト から受信する ま で、 セ ンサーがスキ ャ ン さ れませ ん。 ア ク テ ィ ブ モー ド では、 CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ は、 平均消 費電力を最適化 し た り 、 リ フ レ ッ シ ュ間隔を増加せずにスムー ズなユーザー イ ン タ ー フ ェ ース体験を提供 し た り する な どの 追加技術を実装 し ます。 こ れら のモー ド の他に、 デバイ スは、 近接セ ン シ ング を使っ て 平均消費電力を減少 さ せ、 シ ス テムが非ア ク テ ィ ブの時に電力 節約を確保するウ ェ イ ク オン ア プ ローチ機能を備えています。 機能の詳細は 14 ページのデバイ ス機能の詳細に述べられてい ます。 ページ 7/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト MPN 対機能のま と め CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ は 6 つの MPN を含んでお り 、 それぞれの MPN は異な る機能セ ッ ト に対応 し ています。 以下の表では、 全ての MPN お よび対応 さ れてい る機能を ま と めます。 # 機能 CY8CMBR3116 CY8CMBR3106S CY8CMBR3110 CY8CMBR3108 CY8CMBR3102 CY8CMBR3002 1 ボ タ ンの最大数 16 11 10 8 2 2 2 ス ラ イ ダーの最大数 × 2 × × × × 3 近接セ ンサーの最大数 2 2 2 2 2 × 4 シール ド 電極 ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ × 5 ガー ド セ ンサー ✔ × ✔ ✔ × × 6 ウ ェ イ ク オ ン ア プ ロー チ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ × 7 耐水性 ✔ × ✔ ✔ ✔ × 8 自動閾値 閾値オーバー ラ イ ド ✔ 設定可能 ✔ ✔ 設定可能 × ✔ 設定可能 ✔ ✔ 設定可能 ✔ ✔ 9 ✔ 設定可能 × 10 感度制御 ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ × 11 セ ンサー自動 リ セ ッ ト ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ 12 ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ メ ジ ア ン及び IIR フ ィ ルタ × 13 高度な LOW パス フ ィ ルタ 14 電磁環境適合性 (EMC) ✔ × ✔ ✔ ✔ × ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ × 15 FSS ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ × 16 GPO / LED 駆動出力 の最大数 17 GPO / LED シ ン ク お よび ソ ース駆動のサ ポー ト 18 LED 輝度調整 8 0 5 ✔ 1 2 ✔ 設定可能 × ✔ 設定可能 ✔ 設定可能 ✔ 設定可能 シン ク ✔ × ✔ ✔ ✔ × 19 LED ON 時間 ✔ × ✔ ✔ ✔ × 20 ✔ × ✔ ✔ ✔ × 21 ブザー信号出力 ✔ ✔ ✔ ✔ × × 22 ホス ト 割 り 込み ✔ ✔ ✔ ✔ × × 23 ト グル ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ × 24 アナログ電圧出力 ✔ × ✔ ✔ ✔ ✔ 25 シ ス テム診断 ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ 26 I2C イ ン タ ー フ ェ ース ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ × ラ ッ チ状態出力 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 8/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト ピ ン配置 CY8CMBR3116 (16 個のセ ン シ ン グ入力 ) 表 1. ピ ン図及び定義 - CY8CMBR3116 24QFN CS0 / PS0 – CapSense ボ タ ン/近接セ ンサー : GPO0 を制御 グ ラ ン ド /グ ラ ン ド 2 CS1 / PS1 – CapSense ボ タ ン/近接セ ンサー : GPO1 を制御 グ ラ ン ド /グ ラ ン ド CS1 3 CS2 / GUARD – CapSense ボ タ ン/ガー ド セ ンサー : GPO2 を制御 グ ラ ン ド /グ ラ ン ド CS2 4 CS3 – CapSense ボ タ ン : GPO3 を制御 グラ ン ド CS3 5 CMOD – 外部モ ジ ュ レー タ コ ンデンサ。 該当な し 2.2nF/5V/X7R または NPO コ ンデンサ に接続 CMOD 6 VCC 電源 内部レギ ュ レー タ 出力。 VDD > 1.8V の 該当な し 場合、 0.1µF のデ カ ッ プ リ ング コ ンデ ンサに接続。 VDD が 1.71V ~ 1.89V の 場合、 このピ ン を VDD に短絡 VCC 7 VDD 電源 電源 該当な し VDD 8 VSS 電源 グラ ン ド 該当な し VSS 9 CS15 / SH / HI I / DO CapSense ボ タ ン/シール ド 電極/ホ ス ト 割 り 込み ( レ ジ ス タ マ ッ プの SPO1) 未使用の場合 グ ラ ン ド /開放状態 /開放状態 HI 10 CS14 / GPO6 I / DO CapSense ボ タ ン/汎用出力 (GPO) グ ラ ン ド /開放状態 GPO6 11 CS13 / GPO5 I / DO CapSense ボ タ ン/ GPO グ ラ ン ド /開放状態 GPO5 12 CS12 / GPO4 I / DO CapSense ボ タ ン/ GPO グ ラ ン ド /開放状態 GPO4 13 CS11 / GPO3 I / DO CapSense ボ タ ン/ GPO グ ラ ン ド /開放状態 GPO3 14 CS10 / GPO2 I / DO CapSense ボ タ ン/ GPO グ ラ ン ド /開放状態 GPO2 15 CS9 / GPO1 I / DO CapSense ボ タ ン/ GPO グ ラ ン ド /開放状態 GPO1 16 CS8 / GPO0 I / DO CapSense ボ タ ン/ GPO グ ラ ン ド /開放状態 GPO0 17 CS7 18 CS6 [2] – CapSense ボ タ ン : GPO7 を制御 グラ ン ド CS7 – CapSense ボ タ ン : GPO6 の制御 開放状態 CS6 19 CS5 – CapSense ボ タ ン : GPO5 を制御 グラ ン ド CS5 20 CS4 – CapSense ボ タ ン : GPO4 を制御 グラ ン ド CS4 21 I2C SDA DIO I2C デー タ プルア ッ プ I2C SDA 22 I2C SCL DIO I2C ク ロ ッ ク プルア ッ プ I2C SCL 23 HI / BUZ / GPO7 DO ホス ト 割 り 込み/ブザー出力/ GPO ( レ ジ ス タ マ ッ プの SPO0) 開放状態/開放状態 /開放状態 GPO7 24 XRES XRES 25 Center Pad[1] XRES ア ク テ ィ ブ Low 外部 リ セ ッ ト ( このピ 開放状態 ンのア ク テ ィ ブ Low パルスが CapSense コ ン ト ロー ラ ーを リ セ ッ ト ) E-pad 機械的、 熱的、 および電気的に最適な どの信号に も接続 さ 性能を得る ために、 VSS に接続 れず、 開放状態にな る。 ピ ン図 XRES HI/BUZ/GPO7 I2C SCL I2C SDA CS4 CS5 1 デフ ォル ト 設定 CS0 内容 CS0/PS0 CS1/PS1 CS2/GUARD CS3 CMOD VCC 1 2 3 4 5 6 24 23 22 21 20 19 タ イプ 18 17 16 QFN (Top View) 15 14 13 7 8 9 10 11 12 ピ ン名 CS6 CS7 CS8/GPO0 CS9/GPO1 CS10/GPO2 CS11/GPO3 VDD VSS CS15/SH/HI CS14/GPO6 CS13/GPO5 CS12/GPO4 ピン # E-pad 凡例 : I = アナログ入力、 O = アナログ出力、 DIO = デジ タ ル入力/出力、 DO = デジ タ ル出力、 CS = CapSense ボ タ ン、 PS = 近接セ ンサー SH = シール ド 電極、 BUZ = ブザー出力、 GPO = 汎用出力、 GUARD = ガー ド セ ンサー、 SPO = 専用出力。 注 1. 機械的、 熱的、 お よび電気的に最適な性能を得る ために、 QFN パ ッ ケージ中央のパ ッ ド を必ずグ ラ ン ド (VSS) に接続 し て く だ さ い。 グ ラ ン ド に接続 し ない と 、 どの信号に も 接続 さ れずに開放 さ れたま まに し なければな り ません。 2. こ の I/O は起動中に リ セ ッ ト (AXRES) ピ ン と し て機能 し ます。 デバイ スの正常な ブー ト ア ッ プために、 電源投入中に こ のピ ン を グ ラ ン ド に接続 し ないで く だ さ い。 ブー ト ア ッ プ後、 こ の I/O はピ ン名が示すよ う に機能 し ます。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 9/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト CY8CMBR3106S (16 個のセ ン シ ン グ入力 ; ス ラ イ ダー対応 ) 表 2. ピ ン図および定義 - CY8CMBR3106S 24-QFN CS0 / PS0 – CapSense ボ タ ン/近接セ ン サー グ ラ ン ド /グ ラ ン ド CS0 2 CS1 / PS1 – CapSense ボ タ ン/近接セ ン サー グ ラ ン ド /グ ラ ン ド CS1 3 CS2 – CapSense ボ タ ン グラ ン ド CS2 4 CS3 – CapSense ボ タ ン グラ ン ド 5 CMOD – 外部モ ジ ュ レー タ コ ンデンサ。 該当な し 2.2nF/ 5V/X7R または NPO コ ンデンサに接続 CMOD 6 VCC 電源 内部レギ ュ レー タ 出力。 VDD > 該当な し 1.8V の場合、 0.1µF のデ カ ッ プ リ ン グ コ ンデンサに接続。 VDD が 1.71V ~ 1.89V の場合、 このピ ン を VDD に短絡 VCC 7 VDD 電源 電源 該当な し VDD 8 VSS 電源 グラ ン ド 該当な し VSS 9 SLD10 – ス ラ イ ド 1、 セグ メ ン ト 0 グラ ン ド SLD10 10 SLD11 – ス ラ イ ド 1、 セグ メ ン ト 1 グラ ン ド SLD11 11 SLD12 – ス ラ イ ド 1、 セグ メ ン ト 2 グラ ン ド SLD12 12 SLD13 – ス ラ イ ド 1、 セグ メ ン ト 3 グラ ン ド SLD13 13 SLD14 – ス ラ イ ド 1、 セグ メ ン ト 4 グラ ン ド SLD14 14 CS11 / SLD20 – CapSense ボ タ ン/ス ラ イ ド 2、 セグ メ ン ト 0 グ ラ ン ド /グ ラ ン ド SLD20 15 CS12 / SLD21 – CapSense ボ タ ン/ス ラ イ ド 2、 セグ メ ン ト 1 グ ラ ン ド /グ ラ ン ド SLD21 16 CS13 / SLD22 – CapSense ボ タ ン/ス ラ イ ド 2、 セグ メ ン ト 2 グ ラ ン ド /グ ラ ン ド SLD22 17 CS14 / SLD23 – CapSense ボ タ ン/ス ラ イ ド 2、 セグ メ ン ト 3 グ ラ ン ド /グ ラ ン ド SLD23 18 CS15 / SLD24[4] – CapSense ボ タ ン/ス ラ イ ド 2、 セグ メ ン ト 4 開放状態/開放状態 SLD24 19 CS5 / SH / HI – CapSense ボ タ ン/シール ド 電 グ ラ ン ド /開放状態/開放 極/ホス ト 割 り 込み 状態 ( レ ジ ス タ マ ッ プの SPO1) CS4 – CapSense ボ タ ン グラ ン ド 21 I2C SDA DIO I2C デー タ プルア ッ プ I2C SDA 22 I2C ク ロ ッ ク プルア ッ プ I2C SCL ホス ト 割 り 込み/ブザー出力。 こ のピ ンは こ のデバイ スの SPO0 と し て動作 ( レ ジ ス タ マ ッ プの SPO0) 開放状態/開放状態 XRES 外部 リ セ ッ ト 開放状態 E-pad 機械的、 熱的、 お よび電気的に どの信号に も接続 さ れず、 最適な性能を得る ために、 VSS 開放状態にな る。 に接続 I2C SCL DIO HI / BUZ O 24 XRES 25 セ ン タ ーパ ッ ド [3] 1 2 3 4 5 6 18 17 16 QFN (Top View) 15 14 13 CS15/SLD24 CS14/SLD23 CS13/SLD22 CS12/SLD21 CS11/SLD20 SLD14 CS5 20 23 CS0/PS0 CS1/PS1 CS2 CS3 CMOD VCC VDD VSS SLD10 SLD11 SLD12 SLD13 CS3 XRES HI/BUZ I2C SCL I2C SDA CS4 CS5/SH/HI 1 未使用の場合 24 23 22 21 20 19 タ イプ 7 8 9 10 11 12 ピ ン名 内容 ピ ン図 デ フ ォル ト 設定 ピン # CS4 HI XRES E-pad 凡例 : I = アナログ入力、 O = アナログ出力、 DIO = デジ タ ル入力/出力、 CS = CapSense ボ タ ン PS = 近接セ ンサー、 SH = シール ド 電極、 BUZ = ブザー出力、 SPO = 専用出力。 注 3. 機械的、 熱的、 お よび電気的に最適な性能を得る ために、 QFN パ ッ ケージ中央のパ ッ ド を必ずグ ラ ン ド (VSS) に接続 し て く だ さ い。 グ ラ ン ド に接続 し ない と 、 どの信号に も 接続 さ れずに開放 さ れたま まに し なければな り ません。 4. こ の I/O は起動中に リ セ ッ ト (AXRES) ピ ン と し て機能 し ます。 デバイ スの正常な ブー ト ア ッ プために、 電源投入中に こ のピ ン を グ ラ ン ド に接続 し ないで く だ さ い。 ブー ト ア ッ プ後、 こ の I/O はピ ン名が示すよ う に機能 し ます。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 10/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト CY8CMBR3108 (8 個のセ ン シ ン グ入力 ) 表 3. ピ ン図および定義 - CY8CMBR3108 16QFN CS0 2 CS1 / PS1 – CapSense ボ タ ン/近接セ ン サー : GPO1 を制御 グ ラ ン ド /グ ラ ン ド CS1 3 CMOD – 外部モ ジ ュ レー タ コ ンデンサ。 該当な し 2.2nF/5V/X7R または NPO コ ンデンサに接続 CMOD CS0/PS0 CS1/PS1 VCC 電源 内部レギ ュ レー タ 出力。 VDD 該当な し > 1.8V の場合、 0.1µF のデ カ ッ プ リ ング コ ンデンサに接 続。 VDD が 1.71V ~ 1.89V の 場合、 このピ ン を VDD に短絡 VCC 5 VDDIO 電源 I2C と HI ラ イ ン用の電源 VDD に接続 6 VDD 電源 電源 該当な し VDD 7 VSS 電源 グラ ン ド 該当な し VSS 8 CS4 / GPO0 I / DO CapSense ボ タ ン/ GPO グ ラ ン ド /開放状態 GPO0 9 CS5 / GPO1 – CapSense ボ タ ン/ GPO グ ラ ン ド /開放状態 GPO1 CS6 / GPO2 I / DO CapSense ボ タ ン/ GPO グ ラ ン ド /開放状態 GPO2 11 CS7 / GPO3 / SH I / DO CapSense ボ タ ン/ GPO / シール ド 電極 ( レ ジス タ マ ッ プの SPO1) グ ラ ン ド /開放状態 GPO3 12 CS2 / GUARD[6] – CapSense ボ タ ン : GPO2 / ガー ド セ ンサーを制御 開放状態/開放状態 CS2 13 CS3 – CapSense ボ タ ン : GPO3 を制 グ ラ ン ド 御 14 I2C SDA DIO I2C デー タ プルア ッ プ I2C SDA 15 I2C SCL DIO I2C ク ロ ッ ク プルア ッ プ I2C SCL 16 HI / BUZ DO ホス ト 割 り 込み/ブザー出力 開放状態/開放状態 HI でのブザー と プルア ッ プ抵 抗の電圧供給は VDDIO と 同 じ でなければな ら ない。 ( レ ジス タ マ ッ プの SPO0) セ ン タ ーパ ッ ド [5] E-pad 機械的、 熱的、 および電気的 に最適な性能を得る ために、 VSS に接続 どの信号に も接続 さ れず、 開放状態にな る。 VDD VSS VDDIO VDDIO 10 17 12 11 3 (Top View) 10 4 9 QFN 5 6 4 CMOD VCC 1 2 CS3 グ ラ ン ド /グ ラ ン ド CS2/GUARD CS7/GPO3/SH CS6/GPO2 CS5/GPO1 CS4/GPO0 CapSense ボ タ ン/近接セ ン サー : GPO0 を制御 I2C SCL I2C SDA – 14 13 CS0 / PS0 7 8 1 未使用の場合 HI/BUZ タ イプ 16 15 ピ ン名 内容 ピ ン図 デ フ ォル ト 設定 ピン # CS3 HI E-pad 凡例 : I = アナログ入力、 O = アナログ出力、 DIO = デジ タ ル入力/出力、 CS = CapSense ボ タ ン、 PS = 近接セ ンサー SH = シール ド 電極、 BUZ = ブザー出力、 GPO = 汎用出力、 GUARD = ガー ド セ ンサー、 SPO = 専用出力。 注 5. 機械的、 熱的、 お よび電気的に最適な性能を得る ために、 QFN パ ッ ケージ中央のパ ッ ド を必ずグ ラ ン ド (VSS) に接続 し て く だ さ い。 グ ラ ン ド に接続 し ない と 、 どの信号に も 接続 さ れずに開放 さ れたま まに し なければな り ません。 6. こ の I/O は起動中に リ セ ッ ト (AXRES) ピ ン と し て機能 し ます。 デバイ スの正常な ブー ト ア ッ プために、 電源投入中に こ のピ ン を グ ラ ン ド に接続 し ないで く だ さ い。 ブー ト ア ッ プ後、 こ の I/O はピ ン名が示すよ う に機能 し ます。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 11/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト CY8CMBR3110 (10 個のセ ン シ ン グ入力 ) 表 4. ピ ン図および定義 - CY8CMBR3110 16-SOIC デフ ォル ト 設定 ピン # ピ ン名 タ イプ 1 I2C SDA DIO I2C デー タ プルア ッ プ I2C SDA 2 I2C SCL DIO I2C ク ロ ッ ク プルア ッ プ I2C SCL 3 CS0 / PS0 – 4 5 CS1 / PS1 CMOD – – 内容 未使用の場合 CapSense ボ タ ン/近接セ ン グ ラ ン ド /グ ラ ン ド サー : GPO0 を制御 CS0 CapSense ボ タ ン/近接セ ン グ ラ ン ド /グ ラ ン サー : GPO1 を制御 ド CS1 外部モ ジ ュ レー タ コ ンデン サ。 2.2nF/5V/X7R ま たは NPO コ ンデンサに接続 該当な し CMOD 6 VCC 電源 内部レギ ュ レー タ 出力。 VDD > 1.8V の場合、 0.1µF のデ カ ッ プ リ ング コ ンデン サに接続。 VDD が 1.71V ~ 1.89V の場合、 このピ ン を VDD に短絡 該当な し VCC 7 VDD 電源 電源 該当な し VDD 電源 グラ ン ド 該当な し 8 VSS 9 CS5 / GPO0 I / DO CapSense ボ タ ン/ GPO グ ラ ン ド /開放状 態 GPO0 10 CS6 / GPO1 I / DO CapSense ボ タ ン/ GPO グ ラ ン ド /開放状 態 GPO1 11 CS7 / GPO2 I / DO CapSense ボ タ ン/ GPO グ ラ ン ド /開放状 態 GPO2 12 CS8 / GPO3 I / DO CapSense ボ タ ン/ GPO グ ラ ン ド /開放状 態 GPO3 13 CS2 / GUARD 14 – CapSense ボ タ ン : GPO2 / グ ラ ン ド /グ ラ ン ド ガー ド セ ンサーを制御 CS9 / GPO4 / HI I / DO CapSense ボ タ ン/ GPO / 開放状態/開放状 / BUZ[7] ホス ト 割 り 込み/ブザー出 態/開放状態/開 力。 放状態 ( レ ジ ス タ マ ッ プ の SPO1) 15 CS3 – 16 CS4 / SH I/O ピ ン図 I2C SDA 1 16 I2C SCL 2 15 CS3 CS0/PS0 3 14 CS9/GPO4/HI/BUZ CS1/PS1 4 13 CS2/GUARD CMOD 5 12 VCC 6 11 CS8/GPO3 CS7/GPO2 VDD 7 10 CS6/GPO1 VSS 8 9 CS5/GPO0 SOIC CS4/SH VSS CS2 GPO4 CapSense ボ タ ン : GPO3 を グ ラ ン ド 制御 CS3 CapSense ボ タ ン : GPO4 / グ ラ ン ド /開放状 シール ド 電極を制御 ( レ ジ ス 態 タ マ ッ プ の SPO0) CS4 凡例 : I = アナ ログ入力、 O = アナ ログ出力、 DIO = デジ タ ル入力/出力、 CS = CapSense ボ タ ン、 PS = 近接セ ンサー SH = シール ド 電極、 BUZ = ブザー出力、 GPO = 汎用出力、 GUARD = ガー ド セ ンサー、 SPO = 専用出力。 注 7. こ の I/O は起動中に リ セ ッ ト (AXRES) ピ ン と し て機能 し ます。 デバイ スの正常な ブー ト ア ッ プために、 電源投入中に こ のピ ン を グ ラ ン ド に接続 し ないで く だ さ い。 ブー ト ア ッ プ後、 こ の I/O はピ ン名が示すよ う に機能 し ます。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 12/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト CY8CMBR3102 (2 個のセ ン シ ン グ入力 ) 表 5. ピ ン図および定義 - CY8CMBR3102 8-SOIC ピン # ピ ン名 タ イプ 1 I2C SCL DIO 2 CMOD – VCC 3 電源 内容 未使用の場合 I2C ク ロ ッ ク プルア ッ プ 外部モ ジ ュ レー タ コ ンデンサ。 2.2nF/5V/X7R または NPO コ ンデ ンサに接続 該当な し 内部レギ ュ レー タ 出力。 VDD > 1.8V の場合、 0.1µF のデ カ ッ プ リ ング コ ンデンサに接続。 VDD が 1.71V ~ 1.89V の場合、 こ のピ ン を VDD に短絡 該当な し 4 VDD 電源 電源 該当な し 5 VSS 電源 グラ ン ド 該当な し 6 CS1 / PS1 / GPO0 / SH 7 CS0 / PS0[8] – 8 I2C SDA DIO I / DO CapSense ボ タ ン/近接セ ンサー / O / GPO /シール ド 電極 ( レ ジ ス タ マ ッ プ の SPO0) ピ ン図 I2C SCL CMOD SCL , I,I2C P0[5] , I,CMOD P0[3] CL, P1[1] VCC VDD Vss VCC 1 2 3 4 SOIC 8 7 6 5 I2C SDA Vdd CS0/PS0 P0[4], A, I P0[2], A, I CS1/PS1/GPO0/SH VSS P1[0], I2C SDA VDD VSS グ ラ ン ド /グ ラ ン ド / 開放状態/開放状態 CapSense ボ タ ン/近接セ ンサー : 開放状態/開放状態 GPO0 を制御 I2C デー タ デフ ォル ト 設定 GPO0 CS0 I2C SDA プルア ッ プ 凡例 : I = アナ ログ入力、 O = アナ ログ出力、 DIO = デジ タ ル入力/出力、 CS = CapSense ボ タ ン、 PS = 近接セ ンサー、 SH = シール ド 電極、 GPO = 汎用出力、 SPO = 専用出力。 CY8CMBR3002 (2 個のセ ン シ ン グ入力 ) 表 6. ピ ン図及び定義 - CY8CMBR3002 8-SOIC ピン # ピ ン名 タ イプ 1 GPO1 DO 2 CMOD I/O 3 VCC 電源 内容 未使用の場合 GPO 開放状態 外部モ ジ ュ レー タ コ ンデンサ。 2.2nF/5V/X7R または NPO コ ン デンサに接続 該当な し 内部レギ ュ レー タ 出力。 VDD > 1.8V の場合、 0.1µF のデ カ ッ プ リ ング コ ンデンサに接続。 VDD が 1.71V ~ 1.89V の場合、 こ の ピ ン を VDD に短絡 該当な し 4 VDD 電源 電源 該当な し 5 VSS 電源 グラン ド 該当な し 6 CS1 – CapSense ボ タ ン : GPO1 を制御 グラ ン ド 7 CS0[8] – CapSense ボ タ ン : GPO0 を制御 開放状態 8 GPO0 DO GPO 開放状態 ピ ン図 , I,GPO1 P0[5] , I,CMOD P0[3] CL, P1[1] VCC VDD Vss 1 2 3 4 8 7 SOIC 6 5 GPO0 Vdd CS0 P0[4], A, I A, I VSS P1[0], I2C P0[2], CS1 凡例 : I = アナ ログ入力、 DO = デジ タ ル出力、 CS = CapSense ボ タ ン、 GPO = 汎用出力 注 8. こ の I/O は起動中に リ セ ッ ト (AXRES) ピ ン と し て機能 し ます。 デバイ スの正常な ブー ト ア ッ プために、 電源投入中に こ のピ ン を グ ラ ン ド に接続 し ないで く だ さ い。 ブー ト ア ッ プ後、 こ の I/O はピ ン名が示すよ う に機能 し ます。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 13/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト デバイ ス機能の詳細 自動閾値 表 7. デバイ スの機能や利点 ■ 環境の ノ イ ズに応 じ てボ タ ン セ ンサーの閾値パラ メ ー タ ー を動的に設定 し ます。 ■ レ ジス タ マ ッ プによ り 有効/無効にする こ と がで き ます。 ■ ボ タ ン セ ンサーのみに適用可能です。 ■ EMC 機能 と は排他的関係にあ り ます。EMC が有効にな る と 、 自動閾値が自動的に無効にな り ます。 ■ 計算 し た閾値を レ ジス タ マ ッ プ で指定 し た値で上書き する こ と が可能です。 詳細については、 「CY8CMBR3xxx CapSense Design Guide」 を参照 し て く だ さ い。 機能 自動閾値 感度制御 利点 異な る ノ イ ズ設定に応 じ て、 セ ンサー の閾値パ ラ メ ー タ ーを全て自動調整 異な るオーバーレ イや ノ イ ズ条件に応 じ て、 最適なボ タ ン操作機能を維持 セ ンサー自動 リ セ ッ ト ス タ ッ ク セ ンサ ( フ ォル ト ) 条件の発 生時、 セ ンサーを再校正 し 、 ホス ト へ の無効なセ ンサー出力状態を防止 ノ イ ズ耐性 外部 ノ イ ズ耐性をサポー ト し 、 ノ イ ズ 環境で誤 ト リ ガ を無 く し タ ッ チ検出を 可能 と する 隣接セ ンサ抑制 (FSS) 隣接 し たボ タ ンのデザイ ン では、 複数 のボ タ ンの ト リ ガ を防止 ホス ト 制御 GPO LED ON 時間 ト グル ブザー信号出力 ホス ト 割 り 込み ラ ッ チ状態出力 ホス ト プ ロ セ ッ サが I2C を介 し て制御 する こ と が可能な GPO ピ ン タ ッ チが リ リ ース さ れた後、 GPO 出 力状態が設定期間で ON のま まに し て 良い視覚 フ ィ ー ド バ ッ ク を提供 セ ンサーを起動する度にセ ンサー出力 状態を切 り 替えて メ カ ニ カルな ト グル ボ タ ン機能を模倣 ボ タ ンに触る時に音を出す セ ンサー状態に変化がある時、 ホス ト への割 り 込みを提供 ホス ト が活性化 さ れたセ ンサー状態を 読み込むま で、 レ ジ ス タ のセ ンサー状 態の変化を ラ ッ チ。 これによ り 、 ホス ト は CY8CMBR3xxx から のホス ト 割 り 込み信号の提供が遅 く な っ て も、 セ ンサー状態が常にホス ト で読み込む こ と を保証可能 アナログ電圧出力 ボ タ ン状態を電圧レ ベルで示す シ ス テム診断機能 低電力ス リ ープ モー ド およびデ ィ ープ ス リ ープ モー ド 生産テ ス ト と デバ ッ ギングをサポー ト 消費電力を減少 感度制御 こ の機能によ り 、 セ ンサー状態変化 (OFF → ON またはその逆 ) を ト リ ガーで き る セ ンサー静電容量の最小変化の指定が可能 と な り ます。 ■ 感度は CapSense ボ タ ン と ス ラ イ ダー毎に指定で き ます。 ■ 感度は 4 つの値のいずれかに指定で き ます : 0.1pF、 0.2pF、 0.3pF、 0.4pF。 ■ 高い感度値は、 厚いオーバレ イ または小 さ いボ タ ン直径に使 用 し ます。 ■ 低い感度値は、 消費電力を最小限にする ために大き いボ タ ン または薄いオーバレ イ に使用 し ます。 セ ンサー自動 リ セ ッ ト こ の機能では、 CapSense セ ンサーがまたア ク テ ィ ブに さ れて も、 特定の期間が経っ た後、 それら を OFF 状態に リ セ ッ ト し ます。 ■ セ ンサーがまたア ク テ ィ ブに さ れて も、 特定の期間が経っ た 後、 セ ンサー ベース ラ イ ン を現行の raw カ ウン ト に リ セ ッ ト し ます。 ■ セ ンサーの近 く に金属が置かれている時にセ ンサーが動作 し ない状態を回避 し ます。 ■ 自動 リ セ ッ ト 周期は 5 秒または 20 秒にセ ッ ト し 、 レ ジス タ マ ッ プにある 2 つのグローバル設定に設定する こ と がで き ま す。 ❐ 全ての近接セ ンサー用のグローバル設定 ❐ CapSense ボ タ ン と ス ラ イ ダー セグ メ ン ト 用のグローバル 設定 ■ ガー ド セ ンサーは自動 リ セ ッ ト を し ません。 図 3. GPO0 ボ タ ン自動 リ セ ッ ト の例 (DC ア ク テ ィ ブ LOW 出 力) Sensor Activated Auto Reset Period CSx Touch on Sensor GPOx GPOx turns inactive as Auto Reset period expired for CSx 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 14/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト ノ イ ズ耐性 汎用出力 ■ CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ は堅牢な CSD PLUS 静電容量セ ン シ ング アルゴ リ ズムを備えています。 ■ ■ 電磁妨害を最小限にする ために、 疑似ラ ン ダム シーケ ン ス (PRS) の ク ロ ッ ク ソ ース を使用 し ます。 ■ ■ 外部の放射 ノ イ ズ と 伝導性 ノ イ ズに う ま く 対応で き る ノ イ ズ 耐性アルゴ リ ズム、 すなわち、 電磁環境適合性 (EMC) を提 供 し ています。 ❐ EMC アルゴ リ ズムは平均電力を よ り 多 く 消費 し ます。 ノ イ ズがそんなに多 く ない低消費電力ア プ リ ケーシ ョ ン におい ては、 こ の機能を EZ-Click ツールによ り 無効にする こ と がで き ます。 ■ ボ タ ンおよびス ラ イ ダー セ ンサーに メ ジ ア ンおよび IIR フ ィ ル タ ーを提供 し ます。 ■ 近接セ ンサーにア ド バン ス ト ロー パス (ALP) フ ィ ル タ ーを提 供 し ます。 部品番号に応 じ て、 セ ンサー入力または他の機能に多重化 さ れる最大 8 個の GPO に対応 し ています。 GPO 状態の制御をサポー ト し ます。 GPO は、 I2C イ ン タ ー フ ェ ース を介 し てセ ンサー入力またはホス ト で制御する よ う に設定する こ と がで き ます。 ■ 設定可能な ア ク テ ィ ブ LOW またはア ク テ ィ ブ HIGH論理出力 をサポー ト し ます。 ア ク テ ィ ブ LOW 論理出力は、 電流シ ン ク モー ド で LED を直接駆動する よ う に設定で き ます。 ア ク テ ィ ブ HIGH 論理出力は、 GPO を ホス ト と 他の回路 と イ ン タ ー フ ェ ースする よ う に設定する こ と がで き ます。 ■ GPOx 状態はデ ィ ープ ス リ ープ モー ド で保持 さ れません。 GPOx 出力状態は、 デ ィ ープ ス リ ープの間およびデ ィ ープ ス リ ープからのウ ェ イ ク ア ッ プ時に初期設定に リ セ ッ ト さ れま す。 図 5. CSx は GPOx を制御 ( ア ク テ ィ ブ HIGH 論理 ) 隣接セ ンサー抑制 ■ 複数の隣接 し たボ タ ンから の信号を識別 し て、 誤 タ ッ チ を除 去 し ます。 ■ CapSense ボ タ ン毎に別々に有効/無効にする こ と がで き ま す。 ■ FSS が有効にな っ ている 2 個以上のセ ンサーで接触が検知 さ れる と 、 最初に触れら れたセ ンサーのみはア ク テ ィ ブ状態を 通知 し ます。 ■ 一度に 1 個のボ タ ンのみが TOUCH 状態にな り ます。 ■ CapSense ボ タ ン でのみ対応 さ れています。 Sensor Activated CSx GPOx ■ 2 つの ド ラ イ ブ モー ド に対応 し ています : ❐ アナログ電圧出力 と LED直接駆動用のオープ ン ド レ イ ン ド ラ イ ブ モー ド (HIGH-Z と GND) ❐ ホス ト や他の回路 と イ ン タ ー フ ェ ースする ためのス ト ロ ン グ ド ラ イ ブ モー ド (VDD と GND) ■ LED 輝度調整用の GPO 上の PWM に対応 し ています。2 つの 異な るデ ュ ーテ ィ サイ ク ル ( ア ク テ ィ ブ と 非ア ク テ ィ ブ状態 デ ュ ーテ ィ サイ ク ル ) はセ ンサーの TOUCH と NO TOUCH 状態に設定で き ます。 GPO がホス ト で制御 さ れてお り 、 ま た GPO では PWM 制御が有効にな っ ている場合、 同 じ TOUCH と NO TOUCH デ ュ ーテ ィ サイ クルはホス ト 制御 GPO の ON と OFF 状態に使用 さ れます。 ■ 近接セ ンサーが有効にな っ ている時、 近接イ ベン ト は対応す る GPO を制御 し ます。 近接セ ンサーの接触イ ベン ト は I2C レ ジス タ マ ッ プのみを介 し て示 さ れます。 ■ セ ンサーの障害状態は、 シス テム診断によ り 電源投入時に対 応する GPO のパルス信号で示 さ れます。 図 4. FSS が有効にな っ ている時の報告 さ れる セ ンサー状態 CS0 CS0 CS1 CS1 CS2 CS2 CS3 CS3 No sensor touched CS1 is touched, CS1 reported ON CS2 also touched along with CS1, CS0 CS0 CS1 CS1 CS2 C S2 CS2 CS3 CS3 文書番号 : 001-92218 Rev. *A Sensor Deactivated CS1 is reported ON Only CS2 is touched; reported ON ページ 15/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト LED ON 時間 ■ ■ LED によ る良い視覚表示のため、 セ ンサーの立ち下が り エ ッ ジの後の特定期間で GPO の状態を ON に維持 し ます。 図 6. CSx は LED ON 時間が有効にな っ ている GPO を制御 Sensor Activated Sensor Deactivated CSx physical status GPOの全ての設定 (ア ク テ ィ ブLOW と ア ク テ ィ ブHIGH DC出 力、 PWM 出力、 オープ ン ド レ イ ンおよびス ト ロ ング ド ラ イ ブ モー ド ) で有効にする こ と がで き ます。 ブザー信号出力 ■ CapSense ボ タ ン またはガー ド セ ンサーで接触が検出 さ れる と 、 音声フ ィ ー ド バ ッ ク を生成する圧電ブザーを駆動する た めの PWM 信号を作 り 出 し ます。 ■ 以下の図に示すよ う にブザー接続をサポー ト し ます。 図 8. ブザー接続 [9] BUTTON_STAT register shows sensor inactivation CSx bit in BUTTON_STAT VDDIO Buzzer GPOx LED ON Time Button response time CY8CMBR3xxx BUZ ■ GPOがCapSense セ ンサーによ り 直接制御 さ れている時にの み有効にする こ と がで き ます。 ■ セ ンサー毎に有効/無効に し 、ON 時間を 20ms のイ ン ク リ メ ン ト で 0 ~ 2 秒に設定する こ と がで き ます。 ■ ト グル モー ド を除き、 GPO の全ての設定で有効にする こ と がで き ます。 ■ セ ンサー自動 リ セ ッ ト によ り セ ンサー状態が OFF に さ れた 時、 適用不可能です。 ■ 設定可能な PWM 周波数 : ブザー周波数は、様々な圧電ブザー 駆動要件に対応 し 、 また様々な ト ーン を出すために設定する こ と がで き ます。 こ れは、 EZ-Click ツールを使用するか、 ま たは対応する制御レ ジス タ に書き込む こ と で実施 し ます。 対 応 さ れている ブザー周波数については、 25 ページのシス テ ム仕様を参照 し て く だ さ い。 ■ 接触が検知 さ れた時、PWM 出力を固定期間 (ON 時間 ) で生成 し ます。 ON 時間は、 EZ-Click を介 し て、 100ms のス テ ッ プ で 100ms ~ 12.7s に設定で き ます。 ■ ブザー信号出力 と EMC (CY8CMBR3xxxのレ ジ ス タ TRM を参 照 ) は相互排他的な機能です。 こ れらは同時に有効に し ては いけません。 ト グル ■ コ ン ト ロー ラ ーは、 セ ンサーの起動イ ベン ト の全ての立ち上 り エ ッ ジ で GPO 状態を ト グル し て、 メ カ ニ カル ト グル ス イ ッ チの機能を模倣する こ と がで き ます ( ボ タ ン セ ンサーの 接触イ ベン ト または近接セ ンサーの近接イ ベン ト はセ ンサー を ア ク テ ィ ブに し ます )。 図 7. CSx は ト グル機能が有効にな っ ている GPO を制御 Sensor Activated Sensor Deactivated Sensor Activated 図 9. 接触イ ベン ト によ る ブザー起動 Sensor Activated CSx GPOx CSx ■ GPO が静電容量セ ンサーによ り 直接制御 さ れてい る時にの み有効にする こ と がで き ます。 ■ 静電容量セ ンサー毎に別々に有効/無効にする こ と がで き ま す。 CSx Active BUZ Buzzer ON Time 注 9. ブザーは VDDIO と BUZ ピ ンの間で接続 し て く だ さ い。 VDDIO がデバイ スにない場合、 ブザーを VDDIO の代わ り に VDD に接続 し ます。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 16/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 図 10. 連続的な接触時のブザー動作 ラ ッ チ状態出力 Sensor Activated ■ ボ タ ン接触を見逃 さ ないよ う に、 現時点の状態 (CS) と ラ ッ チ状態 (LS) の両方を読み出す こ と を可能に し ます。 ■ CS と LS は、 それぞれ BUTTON_STAT と LATCHED_BUTTON_STAT レ ジス タ によ り 読み出 さ れます。 Sensor Re‐activated CSx 表 8 は、 CS と LS の様々な組み合わせを説明 し ます。 BUZ 表 8. ラ ッ チ状態の読み出 し CS LS Buzzer ON Tim e ブザーがア ク テ ィ ブにな っ ていない時、 ブザー出力は ト リ ガー イ ベン ト 毎に開始 し ます。 ■ ■ ブザーがア ク テ ィ ブにな っ た場合、 ブザー出力が論理 HIGH 状態 と 論理 LOW 状態を切 り 替えて ブザーを駆動 し ます。 ブ ザーが非ア ク テ ィ ブにな っ た場合、 ブザー出力は論理 HIGH 状態のま ま です。 ブザー ON 時間の範囲は (1 ~ 127) × 100ms です。 ホス ト 割 り 込み この機能では、 CapSense セ ンサー状態の変化に応 じ てパルス 信号を生成 し ます。 ■ ホス ト 割 り 込みは、 セ ンサー状態またはス ラ イ ダー位置が変 化する時に HI ピ ンに生成 さ れる ア ク テ ィ ブ LOW パルス信 号です。 ■ ア ク テ ィ ブ LOW ホス ト 割 り 込みパルスの期間は THI です (25 ページのシ ス テム仕様を参照 し て く だ さ い )。 ■ 2つのHIパルスの間の最短時間は1つの リ フ レ ッ シ ュ間隔に相 当 し ます。 説明 0 0 CSx は現時点の I2C の読み出 し 中に触れ られない。 ホス ト は、 以前の I2C を読み出 し た時、 以前の CSx 接触 を既に認識 し た。 0 1 CSx が現時点の I2C 読み出 し の前に触れ られた。 ホス ト はこ の CSx 接触を見逃 し た。 アナ ロ グ電圧出力 一部のア プ リ ケーシ ョ ンは、 効果的な方法 と し てアナログ電圧 を使っ てホス ト コ ン ト ロー ラ ーにセ ンサー状態を示 し ます。 そのよ う なア プ リ ケーシ ョ ン では、 簡単な外部抵抗ネ ッ ト ワー ク を CY8CMBR3xxx の GPO と 共に使用 し て接触検出時にア ナログ電圧出力を生成 し ます。 CY8CMBR3xxx GPO はオープ ン ド レ イ ン LOW ド ラ イ ブ モー ド をサポー ト し ます。 こ のモー ド では、 セ ンサーの 「TOUCH」 状態は GPO 上の論理 LOW 信号で示 さ れ、 「NO TOUCH」 状態は HIGH-Z 信号で示 さ れます。 図 12 に示 さ れ た外部抵抗によ り 、 セ ンサーが触れら れる と 、 対応する GPO が論理 LOW 信号に駆動 さ れます。 こ れによ り 、 簡単な電圧分 周器が成形 さ れ、 電圧出力が生成 さ れます。 他の GPO は、 そ れら に対応する セ ンサーが 「NO TOUCH」 状態にな っ ている ので、 全て HIGH-Z 状態にな り ます。 図 12. GPO と 抵抗ネ ッ ト ワーウを使っ た電圧出力 図 11. CSx ボ タ ンが別々に触れられたホス ト 割 り 込みラ イ ン R0 Sensor Activated Sensor D eactivated CS1 CS2 CS4 CS6 ■ ホス ト 割 り 込みピ ンはオープ ン ド レ イ ン LOW ド ラ イ ブ モー ド をサポー ト し ます。 ■ CY8CMBR3108 では、こ のピ ンは VDDIO によ り 電源供給 さ れ ます。 こ れによ り 、 チ ッ プの VDD よ り 低い電圧レ ベルでホ ス ト プ ロ セ ッ サ と の通信が可能 と な り ます。 ■ 複数のピ ン でホス ト 割 り 込み機能を備えているデバイ スで は、 1 本のみのピ ンはホス ト 割 り 込み と し て設定で き ます。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A GPO1 CS3 CS5 CS6 CS7 THI CS1 CS4 CS5 HI GPO0 CS2 CS3 CSx CS0 CS7 R1 CY8CMBR3xxx CS0 GPO2 GPO3 GPO4 GPO5 GPO6 GPO7 R R2 R3 VOUT R4 R5 R6 R7 出力アナログ電圧は以下の式で計算 さ れます。 こ こ で、 Rn は特定の GPO の直列抵抗値を示 し ます。 注 : 2 個以上のボ タ ンが同時にア ク テ ィ ブに さ れた場合、 Rn は全ての Rn 抵抗に等 し く ( パラ レルに ) な り ます。 ■ 図 12 に示 さ れた回路が動作するには、 GPO はア ク テ ィ ブ LOW 論理、 オープ ン ド レ イ ン ド ラ イ ブ モー ド に設定する必 ページ 17/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 要があ り ます。 また、 PWM を無効に し 、 CSx か ら GPOx へ の直接駆動を有効にする ( すなわち、 GPO を セ ンサー制御 と し て設定する ) 必要があ り ます。 ■ 一度に 1 個のボ タ ンのみが ON と し て示 さ れる ために、FSS 機 能を有効にする こ と がで き ます。 シ ス テム診断 シ ス テム診断は、 デバイ スの リ セ ッ ト 時に、 誤セ ンサー、 シー ル ド 、 CMOD 条件な ど を テ ス ト する BIST 機能です。 ■ セ ンサーが こ れら のテ ス ト に不合格 し た場合、 50ms のパル スが対応する GPO に送信 さ れ ( すなわち、 CSx がテ ス ト に 不合格 し た ら 、 パルスが GPOx で監視 さ れる )、 セ ンサーが 無効にな り ます。 ■ シール ド がテ ス ト に不合格 し た場合、 50ms のパルスが全て の GPO に送信 さ れ、 全てのセ ンサーが無効にな り ます。 ■ CMOD がテ ス ト に不合格 し た場合、 50ms のパルスが全ての GPO に送信 さ れ、 全てのセ ンサーが無効にな り ます。 ■ シ ス テム診断不合格パルスはデバイ スの起動時間内に送信 さ れます。 ■ レ ジ ス タ マ ッ プ内のシ ス テム診断状態 も更新 さ れます。 従っ て、 ホス ト は I2C イ ン タ ー フ ェ ース を介 し て テ ス ト 結果 を読み出す こ と がで き ます。 セ ンサー CP>45pF セ ンサーの寄生容量が 45pF を超え る と 、 セ ンサーは無効にな り ます。 不適切な CMOD 値 CMOD 値が 1nF 未満であるか、 または 4nF を超えた場合、 全 てのセ ンサは無効にな り ます (CMOD の推奨値は 2.2nF)。 セ ンサー短絡 シ ス テム診断は以下のエ ラ ー も チ ェ ッ ク し ます。 ■ セ ンサーが Vss と 短絡 [10] ■ セ ンサーが VDD と 短絡 ■ セ ンサーが他のセ ンサー と 短絡 ■ セ ンサーがシール ド と 短絡 レ ジス タ 設定可能性 CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ は I2C 設定可能な レ ジス タ マ ッ プ を 備えています。 表 9 に示すよ う に、 CY8CMBR3xxx レ ジ ス タ は 3 つのカ テ ゴ リ ーに分け られています。 表 9. CY8CMBR3xxx レ ジ ス タ レ ジス タ マップ 説明 ア ド レ スの 範囲 0x00-0x7E こ れら のレ ジ ス タ には CY8CMコンフ ィ BR3xxx コ ン ト ロー ラ ー用のコ ン ギ ュ レー フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン デー タ が格納 シ ョ ン レジ さ れる。 ホス ト は CTRL_CMD コ スタ マ ン ド レ ジ ス タ に書き込む こ と で、 こ れら のレ ジ ス タ に書き込ん で不揮発性 メ モ リ にデー タ を保存 で き る。 設定内容が不揮発性 メ モ リ に格納 さ れて、 デバイ スが リ セ ッ ト さ れた後にのみ、 新 し い設 定が有効にな る こ と に注意 (29 ページの CY8CMBR3xxx リ セ ッ ト を参照 )。 0x80-0x87 こ れら のレ ジ ス タ はホス ト から の コマン ド レ ジス タ コ マ ン ド を受け入れる。 こ れら の レ ジ ス タ に書き込まれる コ マ ン ド は I2C によ る コ マ ン ド の認識後 TI2C_LATENCY_ MAX 期間以内に実行 さ れる。 ス テー タ ス 0x88-0xFB こ れら は読み出 し 専用レ ジス タ で、 コ マ ン ド 実行、 シ ス テム診断およ レ ジス タ びセ ンサー デー タ の状態を示す。 レ ジス タ カテゴ リ CY8CMBR3xxx デバイ スは、 「Save」 ( 保存 ) コ マ ン ド や他の 誤っ た イ ベン ト 中に電源異常に起因 し た コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン デー タ 破損を克服する安全な レ ジ ス タ マ ッ プ更新仕組みを 備えています。 デバイ スがデー タ を保存 し ている間に コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン デー タ が破損 さ れた場合、 デバイ スは自ら 最新の既知の有効な コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ンに再設定 し ます。 ユーザーが保存 し た 有効な コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ンがない場合、 デバイ スはレ ジ ス タ TRM に指定 さ れている工場出荷時の初期コ ン フ ィ ギ ュ レー シ ョ ン を ロー ド し ます。 注 10. 「セ ンサーが Vss と 短絡」 エ ラ ーは、 特定のパ ッ ケージ で AXRES ピ ン以外、 全てのピ ン に対 し て検出 さ れます。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 18/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト ア プ リ ケーシ ョ ン回路図の例 図 13. 4 個のボ タ ンおよび 4 個の GPO を示す回路図の例 CS3 560E R3 1 CS1 560E R5 2 CMOD 3 VCC 4 I2C_SDA 330E 560E 14 13 CS1/PS1 CS7/GPO3/SH CMOD CS6/GPO2 VCC CS5/GPO1 8 VDD VSS 7 VDD_IO C1 0.1uF C2 1uF C6 0.1uF CS3 I2C_SCL CS2/GUARD 5 2.2nF CS0/PS0 6 C3 C4 0.1uF 12 R4 560E 11 D4 R9 1K 10 D1 R6 1K 9 D2 R7 1K CS2 VDD CS4/GPO0 CS0 I2C_SDA HI 330E HI/BUZ U1 16 I2C HEADER 15 I2C_SCL I2C_SDA C5 1uF VDD R10 R1 VDD 1 2 3 4 5 R2 (TO HOST) J1 I2C_SCL VDDIO CY8CMBR3108(16-QFN) VDDIO D3 VDD R8 1K 図 13[11、 12] では、 CY8CMBR3108 デバイ スは以下の方法で設 定 さ れます。 ■ CS0 ~ CS3: CapSense ボ タ ン ❐ ノ イ ズ耐性を向上 さ せる ために、 全ての CapSense ピ ンは ( チ ッ プの近 く に配置 さ れた ) 560Ω 直列抵抗に接続する こ と が必要 ■ GPO0 ~ GPO3: 外部 LED に接続 ❐ CY8MBR3xxx デバイ スが高シ ン ク 電流能力を持つため、 LED はシ ン ク モー ド で接続 ❐ 直列抵抗は GPO 電流を IIL に制限する よ う に接続 ■ CMOD ピ ン : 2.2nF コ ンデンサを介 し てグ ラ ン ド に接続 ■ VCC ピ ン : 0.1µF コ ンデンサを介 し てグ ラ ン ド に接続 ■ VDD ピ ン : 外部電源電圧に接続 ❐ ■ ■ ■ VDD 1µF および 0.1µF デ カ ッ プ リ ング コ ンデンサが VDD に接続 VDDIO ピ ン : 電源電圧 ( VDD) に接続 2 ❐ VDDIO は I C と HI ラ イ ンに電源を供給 ❐ 1µF および 0.1µF デ カ ッ プ リ ング コ ンデンサが VDDIO に接 続 I2C_SCL と I2C_SDA ピ ン : 330Ω抵抗を介 し て I2C ヘ ッ ダに接 続 2 2 2 ❐ I C通信用: I C ラ イ ンのプルア ッ プ抵抗がI C ヘ ッ ダの外の ホス ト 側にある こ と が仮定 さ れてい る HI ピ ン : ホス ト に接続 2 ❐ ホス ト に、 変わっ たセ ンサー状態を読み出すよ う I C ト ラ ンザ ク シ ョ ン を開始 さ せる 注 11. 1.71V VDD 1.89V の場合、 VCC は VDD に接続する必要があ り ます。 12. 優れた SNR 性能のために、 適当なグ ラ ン ド レ イ アウ ト は重要です。 全てのレ イ アウ ト ガ イ ド ラ イ ン については、 CY8CMBR3xxx CapSense デザイ ン ガ イ ド と CapSense 入門ガ イ ド を ご参考 く だ さ い。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 19/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト CS4 図 14. 複数のセ ンサー タ イ プ を示す回路図の例 I2C_SCL I2C_SDA 330E I2C_SCL I2C_SDA 330E XRES VDD BUZZER CSS1 VDD SLD10 VDD I2C HEADER R18 R3 SLD11 HI 1 2 3 4 5 (TO HOST) J1 C1 C4 1uF 0.1uF SLD12 VDD 100E 19 R2 21 560E R1 22 20 CS4 CS5/SH/BUZ 18 R5 560E SLD24 17 R7 560E SLD23 16 R9 560E SLD22 15 R11 560E SLD21 14 R12 560E SLD20 13 R13 560E SLD14 SLD13 C3 0.1uF SLD14 7 C2 2.2nF VCC 12 6 CS10/SLD20 560E VCC CMOD SLD12 5 CS9/SLD21 11 CMOD CS3 560E 4 I2C_SCL R10 I2C_SDA 560E CS8/SLD22 SLD11 CS3 CS6/SLD24 CS2 SLD10 3 9 R8 CapSense Linear Slider 5 Seg CS7/SLD23 10 560E SLD14 CS1/PS1 560E CS2 CS0/PS0 560E 2 VSS 1 R6 VDD R4 560E 8 560E CS1 HI/BUZ XRES PSO 23 U1 24 SLD13 SLD20 SLD21 CY8CMBR3106S(24-QFN) R15 R14 R16 R17 SLD10 SLD11 SLD12 SLD13 SLD22 SLD23 SLD24 CapSense Radial slider 5-Seg 図 14[13、 15] では、 CY8CMBR3106S デバイ スは以下の方法で 設定 さ れます。 ■ PS0: CapSense 近接セ ンサー ■ CS1 ~ CS4: CapSense ボ タ ン [14] ■ CMOD ピ ン : 2.2nF を介 し てグ ラ ン ド に接続 ■ VCC ピ ン : 0.1µF コ ンデンサを介 し てグ ラ ン ド に接続 ■ VDD ピ ン : 外部電源電圧に接続 ❐ 1µF および 0.1µF デ カ ッ プ リ ング コ ンデンサが VDD に接続 ■ SLD10 ~ SLD14: CapSense リ ニア ス ラ イ ダー セグ メ ン ト ■ SLD20 ~ SLD24: CapSense ラ ジ アル ス ラ イ ダー セグ メ ン ト ■ BUZ: ブザーに接続 ❐ ❐ ■ AC ブザー (1 ピ ン ) ブザー第 2 ピ ンがグ ラ ン ド に接続 I2C_SCL と I2C_SDA ピ ン : 330Ω抵抗を介 し て I2C ヘ ッ ダに接 続。 I2C ラ イ ンのプルア ッ プ抵抗が、 I2C ヘ ッ ダの外のホス ト 側にある こ と が仮定 さ れている ❐ I2C 通信用 ■ HI ピ ン : ホス ト に接続 2 ❐ ホス ト に、 変わっ たセ ンサー状態を読み出すよ う I C ト ラ ンザ ク シ ョ ン を開始 さ せる ■ XRES ピ ン : 開放 ❐ 外部 リ セ ッ ト 用。 注 13. 1.71V VDD 1.89V の場合、 VCC を VDD と 短絡 さ せる必要があ り ます。 14. ノ イ ズ耐性を向上 さ せる ために、 全ての CapSense ピ ンは ( チ ッ プの近 く に配置 さ れた ) 560Ω の直列抵抗に接続 さ れています。 15. 優れた SNR 性能のために、 適当なグ ラ ン ド レ イ アウ ト は重要です。 全てのレ イ アウ ト ガ イ ド ラ イ ン については、 「CY8CMBR3xxx CapSense Design Guide」 と 「Getting started with CapSense 」 を参考 し て く だ さ い。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 20/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 電源供給情報 ■ CY8CMBR3xxx コ ン ト ロー ラ ー フ ァ ミ リ は 3 つの電源 ド メ イ ン を含んでいます : VDD、 VCC、 VDDIO。 ■ ■ VDD: チ ッ プへの一次電源であ り 、1.8V±5% または 1.8 ~ 5.5V で電源を供給 し ます。 CapSense コ ン ト ロー ラ ーは VDD か ら 電源供給 さ れ、 全ての I/O 信号レ ベル (I2C ラ イ ン、 HI、 XRES 以外 ) は VDD 電源電圧を基準に し ています。VDDIO を備 えないパ ッ ケージおよび MPN では、 I2C SDA、 I2C SCL、 HI、 XRES 信号レ ベル も VDD 電源電圧を基準に し ています。 VDDIO: I2C SDA、 I2C SCL、 HI、 XRES ラ イ ン用の電源入力で す。 こ れら の I/O の信号レ ベルは VDDIO を基準に し ていま す。 VDDIO 電源は最低 1.71V から、 最高 VDD 電源電圧ま で です。 VDDIO は、 VDD 電源電圧よ り 高い電圧で電源供給 し て はいけません。 VDDIO は特定のパ ッ ケージにのみ備え ら れています。 VDDIO を備えないパ ッ ケージ では、 I2C SDA、 I2C SCL、 HI、 XRES 信号レ ベルは VDD 電源電圧を基準に し ています。 ■ VCC: コ ア と 静電容量セ ン シ ング回路に電源を供給する内部 レギ ュ レー タ 出力です。 性能を向上 さ せる ために 0.1µF の 5V セ ラ ミ ッ ク コ ンデンサを VCC ピ ンの近 く に接続する必要 があ り ます。 ■ 電源シーケ ン ス : CY8CMBR3xxx デバイ スでは、 電源供給 シーケ ン スが VDD と VDDIO 電源に必要あ り ません。 これ ら の電源のど ち ら かが他のも のよ り 早 く か遅 く ラ ン プ で き ま す。 唯一の要件は、 VDDIO が VDD よ り 大き く ない と い う こ と です。 1.8V外部安定化動作: VDDが1.8V ±5%電源から 供給 さ れた時、 VCC と VDD ピ ン を外部で短絡 さ せ、 DEVICE_CFG3 レ ジ ス タ の SUPPLY_LOW_POWER ビ ッ ト を I2C イ ン タ ー フ ェ ー ス を介 し て 1 にセ ッ ト する必要があ り ます ( レ ジ ス タ の詳細 については、 CY8CMBR3xxx のレ ジ ス タ TRM を参照 し て く だ さ い )。 VCC と VDD ピ ンが短絡 さ れてい る時、 内部電圧 レギ ュ レー タ がバイパス さ れます。 こ の条件下で、 VDD が 1.89V を超えないよ う に確保 し て く だ さ い。 注 : EZ-Click がデバイ ス を設定するのに使用 さ れる場合、 それ は、 EZ-Click で選択 さ れた電圧設定に基づいて必要な レ ジス タ 設定を自動的に処理 し ます。 CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ の コ ン ト ロー ラ ーは、 工場出荷時に 1.8V ~ 5.5V の動作に設定 さ れています。 工場設定デバイ ス を 1.8V の外部安定化動作に設定するには、 以下の手順通 り 進め て く だ さ い。 ■ VDD と VCC を短絡 さ せます。 ■ デバイ ス を 1.8V で電源投入 し ます ( 注 : SUPPLY_LOW_POWER ビ ッ ト の値に関わら ず、 デバイ ス は設定のために 1.8V で電源投入で き ます。 SUPPLY_LOW_POWER ビ ッ ト が正 し く 設定 さ れていない 場合、 CapSense 動作のみは保証 さ れません )。 ■ EZ-Click を使用 し てデバイ ス を 1.8V の動作に設定 し ます。 ■ 保存 し て、 デバイ ス を リ セ ッ ト し ます。 ■ グ ラ ン ド についての注意 : デバイ スの VSS ピ ン も金属パ ッ ド (E-pad) も グ ラ ン ド に接続する必要があ り ます。 図 15. CY8CMBR3xxx CapSense コ ン ト ロー ラ ーの電源接続 [16] Power supply connections when 1.8 < VDD < 5.5 V Power supply connections* when 1.71 < VDD < 1.89 V 1.8 V to 5.5 V VDD 0.1 F CY8CMBR3xxx 1.71 V to 1.89 V VDD 0.1 F 1 F VCC VCC 1 F 0.1 F 1.71 V < VDDIO < VDD 1 F CY8CMBR3xxx VDDIO 0.1 F 1.71 V < VDDIO < VDD 1 F VSS VDDIO 0.1 F VSS *SUPPLY_LOW_POWER bit in DEVICE_CFG3 register should be set to 1 to operate device at 1.8V (±5%) 注 16. 適当なグ ラ ン ド のレ イ アウ ト は最高性能に大切です。 CY8CMBR3xxx CapSense デザイ ン ガ イ ド と CapSense 入門ガ イ ド に記載 し ている レ イ アウ ト ガ イ ド ラ イ ン を ご参考 く だ さ い。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 21/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 電気的仕様 絶対最大定格 表 10. 絶対最大定格 [17] パラ メ ー 説明 ター VDD_MAX VSS を基準に し た VDD ピ ンの最大電圧 VDDIO_MAX VSS を基準に し た VDDIO ピ ンの最大電圧 VCC_MAX VSS を基準に し た VCC ピ ンの最大電圧 VIO I/O の VSS を基準に し た DC 入力電圧 ESD_HBM 静電気放電、 人体モデル ESD_CDM 静電気放電、 デバイ ス帯電モデル ILU ラ ッ チア ッ プ電流限定 IIO GPIO ご と の電流 条件 –40°C ~ +85°C TA、 絶対最大値 Min Typ Max 単位 –0.5 6 V –40°C ~ +85°C TA、 絶対最大値 0.5 ~ – 6 V 絶対最大値 –0.5 – 1.89 V –40°C ~ +85°C TA、 絶対最大値 –0.5 – VDD+0.5 V 人体モデル ESD 2200 – – V デバイ ス帯電モデル ESD 500 – – V 入力または出力、 ピ ンから ピ ン、 また はピ ンから電源への最大/最小電流 –140 – 140 mA – – 25 mA Min Typ Max –40 25 85 単位 °C –40 – 100 °C 動作温度 表 11. 動作温度 パラ メ ー タ ー TO 動作温度 TJ 接合部温度 説明 条件 シス テムカバー内の周囲温度 DC 電気的特性 チ ッ プ レ ベルの DC 仕様 表 12 の仕様は –40°C TA 85°C の条件で有効にな り ます。 標準値は TA = 25°C、 VDD = 3.3V で指定 さ れ、 デザイ ン ガ イ ド 向け のみです。 表 12. チ ッ プ レ ベルの DC 仕様 パラ メ ー タ ー 説明 Min 1.71 Typ 1.8 Max 1.89 単位 V VCC は VDD に短絡 さ れない。 VCC は 0.1µF デ カ ッ プ リ ン グ コ ンデンサに接 続 さ れる 1.8 – 5.5 V 1.71V < VDD < 1.89V 1.71 – VDD V 1.8V < VDD < 5.5V 1.71 – VDD V +25°C TA、 VDD > 2V、 感度 0.1pF – – ±50 mV +25°C TA、 VDD > 1.75V、 CP < 20pF、 感 度 = 0.4pF – – ±25 mV 条件/詳細 VCC は VDD に短絡 さ れる VDD VDDIO VDD_RIPPLE チ ッ プ電源電圧 電源電圧 I/O 電源の最大許容 リ ッ プル、 DC ~ 10MHz CEFC 外部レギ ュ レー タ 電圧のバイパス (VCC ピ X5R セ ラ ミ ッ ク ±10% または これよ り 良質のもの ンに接続 さ れる コ ンデンサ ) – 0.1 – µF CEXC VDD の電源供給デ カ ッ プ リ ング コ ンデン X5R セ ラ ミ ッ ク または これよ り 良質の もの サ – 1 – µF 注 17. 表 10 に記載 さ れている絶対最大条件を超え て使用する と 、 デバイ スに恒久的なダ メ ージ を与え る可能性があ り ます。 長時間にわた っ て絶対最大条件下に置 く と 、 デバイ スの信頼性に影響する可能性があ り ます。 最大保管温度は JEDEC 標準 「JESD22-A103、 High Temperature Storage Life」 に準拠 し た 150°C です。 絶対最大条件以下で使用 し ている場合で も 、 標準的な動作条件を超え る と 、 デバイ スが仕様に従 っ て動作 し ない可能性があ り ます。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 22/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト XRES の DC 仕様 表 13. XRES の DC 仕様 パラ メ ー ター 説明 条件/詳細 Min Typ Max 単位 VIH_XRES XRES ピ ンの HIGH 入力電圧の閾値 CMOS 入力 0.7*VDD – – V VIL_XRES XRES ピ ンの LOW 入力電圧の閾値 CMOS 入力 – – 0.3*VDD V CIN_XRES XRES ピ ンの入力容量 – – 7 pF VDD ≤ 4.5V – 0.05*VDD – mV VDD > 4.5V 200 – – mV VHYSXRES XRES ピ ンの入力電圧の ヒ ス テ リ シス I/O ポー ト の DC 仕様 表 14 の仕様は –40°C TA +85°C で有効です。 標準値は TA=25°C で指定 さ れ、 デザイ ン ガ イ ド 向けのみです。 表 14. I/O ポー ト の DC 仕様 パラ メ ー タ ー 説明 VOH HIGH レ ベル出力電圧 VOL LOW レ ベル出力電圧 CPIN ITOT_GPIO RPU ピ ンの静電容量 Min Typ Max 単位 VDD = 3V の時、 IOH = –4mA VDD–0.6 – – V VDD = 1.8V の時、 IOH = –1mA VDD–0.5 – – V VDD = 1.8V の時、 IOL = 4mA – – 0.6 V VDD = 3V の時、 IOL = 10mA – – 0.6 V 全ての VDD、 全てのパ ッ ケージ、 全ての I/O – 3 7 pF – – 85 mA 3.5 5.6 8.5 k 条件 最大の合計シ ン ク電流 +25°C TA、 全ての VDD プルア ッ プ抵抗 AC 電気的仕様 表 15. チ ッ プ レ ベルの AC 仕様 パラ メ ー タ ー 説明 TSR_POWER_UP 電源投入時の電源スルーレー ト 条件 –40°C ≤ TA ≤ 85°C、 全ての VDD Min Typ Max 単位 1 – 67 V/ms Min Typ Max 単位 5 – – µs XRES の AC 仕様 表 16. XRES の AC 仕様 パラ メ ー タ ー TXRES 説明 外部 リ セ ッ ト パルス幅 条件/詳細 –40°C ≤ TA ≤ 85°C、 全ての VDD 注 18. VIH は VDD + 0.2V を超え てはいけません。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 23/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト I2C 仕様 表 17. I2C の仕様 パラ メ ー タ ー FSCLI2C_FM 説明 条件 2 TSUSTAI2C_FM Typ Max 単位 0 – 400 kHz ホール ド 時間 ( 反復 ) START 条件 ; こ の時間の経 過後に、 最初の ク ロ ッ ク パルスが生成 さ れる 0.6 – – µs I C SCL の ク ロ ッ ク周波数 THDSTAI2C_FM Min 反復 START 条件のセ ッ ト ア ッ プ時間 0.6 – – µs TLOWI2C_FM SCL ク ロ ッ クの LOW 期間 1.3 – – µs THIGHI2C_FM SCL ク ロ ッ クの HIGH 期間 0.6 – – µs µs THDDATI2C 0 – – TSUDATI2C_FM デー タ セ ッ ト ア ッ プ時間 100 – – ns TSUSTOI2C_FM I2C STOP 条件のセ ッ ト ア ッ プ時間 0.6 – – µs CB_FM 各 I2C バス ラ イ ンの静電容量負荷 – – 400 pF デー タ 有効の時間 – – 0.9 µs デー タ 有効承認時間 – – 0.9 µs 入力フ ィ ル タ に よ っ て抑制 さ れたスパイ ク のパル ス幅 – – 50 ns デー タ ホール ド 時間 TVDDATI2C_FM TVDACKI2C_FM TSPI2C_FM TBUFI2C_FM STOP と START 条件間のバスの空き時間 VIL_I2C 入力 LOW 電圧 VIH_I2C 1.3 – – µs 2mA シ ン ク –0.5 – 0.3 * VDD V 入力 HIGH 電圧 3mA シ ン ク 0.7* VDD – – V VOL_I2C_L 出力 LOW 電圧、 低電源電圧範囲 VDD < 2 V、 3mA シ ン ク – – 0.3×VDD V VOL_I2C_H 出力 LOW 電圧、 高電源電圧範囲 VDD > 2V、 3mA シ ン ク – – 0.4 V IOL_I2C_FM I2C 出力 LOW 電流 高速モー ド 、 1.71V ≤ VDD ≤ 5.5V、 負荷 = CB_SM、 VOL = 0.6V 6 – – mA I2C_VHYS_HV I2C 入力 ヒ ス テ リ シ ス 高速や標準モー ド I2C 速度。 2V ≤ VDD ≤ 4.5V 0.05 * VDD – – mV I2C_VHYS_5V5 I2C 入力 ヒ ス テ リ シ ス 高速や標準モー ド I2C 速度。 4.5V < VDD < 5.5V 200 – – mV I2C_VHYS_LV I2C 入力 ヒ ス テ リ シ ス 高速や標準モー ド I2C 速度。 VDD < 2V 0.3×VDD – – mV 図 16. フ ァ ース ト モー ド か標準モー ド の I2C バス タ イ ミ ング図 TBUFI2C SDA P TSUSTAI2C S TLOWI2C TSUDATI2C TSUSTOI2C S SCL THDSTAI2C 文書番号 : 001-92218 Rev. *A THIGHI2C THDDATI2C ページ 24/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト シ ス テム仕様 以下の表の仕様は特記がない限 り 、 TA = 25°C と VDD = 5V で有効にな り ます。 表 18. シ ス テム仕様 Min Typ Max 単位 0.2pF の感度、 SNR 5:1 5 – 45 pF サポー ト さ れたセ ンサーの寄生容量範囲 0.1pF の感度、 SNR 5:1 12 – 35 pF 0.1pF の感度、 SNR 4:1 5 – 45 pF 5V の定格電圧、 X7R 又は NP0 のコ ンデ ンサ CP ≤ 45pF – 2.2 – nF IAVG_NT VDD = 5V、 3.3V、 2.5V、 1.8V、 指が接触 し ない場合のボ タ ン当た り の平 CP = 10pF、 2 つのボ タ ン、 均電流 リ フ レ ッ シ ュ間隔 = 120ms、 EMC 無効、 0.4pF の感度 – – 22 A IAVG_WT VDD = 5V、 3.3V、 2.5V、 1.8V、 指が接触 し た場合のボ タ ン当た り の平均 CP = 10pF、 8 つのボ タ ン、 電流 リ フ レ ッ シ ュ間隔 =120ms、 EMC 無効、 0.4pF の感度 – – 600 μA IAVG_WF EMC のある平均電流 VDD = 5V、 3.3V、 2.5V、 1.8V、 CP = 10pF、 8 つのボ タ ン、 リ フ レ ッ シ ュ間隔 = 120ms、 EMC 有効、 0.4pF の感度 – – 300 μA EMC な し の平均電流 VDD = 5V、 3.3V、 2.5V、 1.8V、 CP = 10pF、 8 つのボ タ ン、 リ フ レ ッ シ ュ間隔 = 120ms、 EMC 無効 – – 100 μA IDS I2C が ON にな る状態のデ ィ ープ ス リ ー プ電流 VDD ≤ 3.3V、 TA = 25°C、 I2C 有効 – 2.5 – μA TBOOT_SYS シ ス テム診断が有効および EMC が無効 時の起動時間 ( 電源投入時から セ ンサー が初めてスキ ャ ンする ま での時間 ) 16 個のボ タ ン、 CP ≤ 18pF – – 900 ms TBOOT_WF シ ス テム診断が無効および EMC が有効 時の起動時間 ( 電源投入時から セ ンサー が初めてスキ ャ ンする ま での時間 ) 10 個のボ タ ン、 CP ≤ 18pF – – 850 ms TBOOT シ ス テム診断 と EMC が両方無効の場合 の起動時間 ( 電源投入時から セ ンサーが 初めてスキ ャ ンする ま での時間 ) 16 個のボ タ ン、 CP ≤ 18pF – – 400 ms シ ス テム診断 と EMC が両方有効の場合 の起動時間 ( 電源投入時から セ ンサーが 初めてスキ ャ ンする ま での時間 ) 10 個のボ タ ン、 CP ≤ 18pF – – 1350 ms 起動時間 ( 電源投入から I2C が準備で き る ま での時間 ) – – 15 ms 2 ン ド 発行から 実行ま での時間 ( TI2C_LATENCY_ I C コ マ[19] コ マ ン ド を除 く 全てのコ マ ン 「保存」 MAX ド に対 し て ) – – 50 ms パラ メ ー タ ー CP CMOD IAVG_NF TBOOT_SYS_W F TI2CBOOT 内容 CMOD の外部 コ ンデンサの値 条件/詳細 注 19. 保存 コ マ ン ド の実行は 220ms を要 し ます。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 25/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 表 18. シ ス テム仕様 ( 続き ) パラ メ ー タ ー 内容 条件/詳細 Min Typ Max 単位 THI ホス ト 割 り 込みパルス幅 5V、 1.8V 200 – 700 ms FBUZ_4 ブザー出力周波数 5V、 1.8V – 4.00 – kHz FBUZ_2.67 ブザーの出力周波数 5V、 1.8V – 2.67 – kHz FBUZ_2 ブザーの出力周波数 5V、 1.8V – 2.00 – kHz FBUZ_1.60 ブザーの出力周波数 5V、 1.8V – 1.60 – kHz FBUZ_1.33 ブザーの出力周波数 5V、 1.8V – 1.33 – kHz FBUZ_1.143 ブザーの出力周波数 5V、 1.8V – 1.14 – kHz FBUZ_1 ブザーの出力周波数 5V、 1.8V – 1.00 – kHz FPWM GPO PWM の周波数 5V、 1.8V – 106.7 – Hz TSNS_RST5 セ ンサー自動 リ セ ッ ト 間隔 5 秒 5V、 1.8V – 5 – sec TSNS_RST20 セ ンサー自動 リ セ ッ ト 間隔 20 秒 5V、 1.8V – 20 – sec TFAULTY_SNS_ PULSE 対応する CSx がシ ス テム診断テ ス ト で不 合格にな っ た場合の GPOx のパルス幅 – 50 – ms CP_SHIELD シール ド 電極にサポー ト さ れた最大 CP – – 100 pF 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 26/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 消費電力および動作状態 CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ の コ ン ト ロー ラ ーは、 複数の低消費 電力動作状態に対応で き る よ う に設計 さ れてお り 、 電池駆動ア プ リ ケーシ ョ ンの低消費電力要件を満たす こ と がで き ます。 こ れらの コ ン ト ロー ラ ーは以下の動作状態があ り ます ( 図 17 を 参照 し て く だ さ い )。 1. ブー ト : デバイ スは最新の既知の コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン デー タ を ロー ド し 、 シ ス テム診断のテ ス ト を行います。 2. ア ク テ ィ ブ : セ ンサーは接触、 近接またはス ラ イ ダ上の指 の位置を確定する ために リ フ レ ッ シ ュ間隔によ っ てセ ッ ト さ れた速度でスキ ャ ン さ れ、 設定済みの出力 (GPO、 ブ ザー、 HI) は全て駆動 さ れます。 リ フ レ ッ シ ュ間隔は、 EZ-Click ツールを使用するか、 またはレ ジ ス タ を設定する こ と で 20ms のス テ ッ プ で 20ms ~ 500ms に設定で き ま す。 3. Look-for-Touch: 全てのセ ンサーははるかに遅いユーザー設 定 リ フ レ ッ シ ュ間隔でスキ ャ ン さ れ、 有効にな っ た GPO (PWM や DC ト グルな ど ) が駆動 さ れます。 4. Look-for-Proximity: ウ ェ イ ク オ ン ア プ ローチ用に有効に な っ た近接セ ンサーのみはスキ ャ ン さ れます。 こ の状態で は、 出力は駆動 さ れません。 5. デ ィ ープ ス リ ープ : セ ンサーがスキ ャ ン さ れず、 CY8CMBR3xxx デバイ スは処理な し の低消費電力状態に入 り ます。 デ ィ ープ ス リ ープ モー ド では、 GPO 状態は初期設定値に リ セ ッ ト さ れます。 6. コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン : スキ ャ ン または通知が行われず、 デバイ スは コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン設定が有効にな る ま で リ セ ッ ト を待機 し ます。 CY8CMBR3xxx コ ン ト ロー ラ ーは 4 つの動作状態 ( ブー ト 、 ア ク テ ィ ブ、 Look-for-Touch、 Look-for-Proximity) の間の遷移 を自動的に管理 し ます。 ホス ト は、 デ ィ ープ ス リ ープ状態へ/ からの遷移を強制で き ます。 ホス ト コ マ ン ド はコ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン デー タ を修正 し て、 コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン状態 への遷移を起 こ す こ と がで き ます。 ブー ト の後に も、 遷移は自 動的に発生で き ます。 ア ク テ ィ ブ状態では、 ボ タ ン接触 と 近接イ ベン ト への迅速な応 答用の高い リ フ レ ッ シ ュ レー ト ( すなわち、 低い リ フ レ ッ シ ュ 間隔 ) を重視 し ます。 Look-for-Touch 状態では、 タ ッ チ無 し の 期間中に低消費電力を可能に し ます。 Look-for-Proximity 状態では、 セ ンサーの近 く に人体の存在が ない時に超低消費電力を可能に し ます。 デバイ スは、 ウ ェ イ ク オ ン ア プ ローチ機能が有効にな っ た ( ト グル機能が無効にな っ た ) 場合にのみ この状態に移行 し ます。 こ の状態では、 CY8CMBR3xxx コ ン ト ロー ラ ーは定期的に近接セ ンサーを ス キ ャ ン し て人体の存在を判定 し ます。 人体の存在を検出する と 、 コ ン ト ロー ラ ーは全てのセ ンサーを遅いユーザー設定 リ フ レ ッ シ ュ間隔でスキ ャ ンする Look-for-Touch 状態に入 り ます。 タ ッ チがある と 、 コ ン ト ロー ラ ーはア ク テ ィ ブ状態に移行する 文書番号 : 001-92218 Rev. *A か、 または入っ たま まにな り ます。 こ の状態では、 セ ンサー状 態を更新 し 、 対応する出力を駆動 し ます。 タ ッ チが検出 さ れ ず、 ブザーが駆動 さ れない場合、 デバイ スはア ク テ ィ ブ状態か ら Look-for-Touch 状態に遷移 し ます。 同様に、 近接が検出 さ れない場合、 Look-for-Touch から Look-for-Proximity に遷移 し ます。 以下のパラ メ ー タ ーで動作状態を設定 し ます。 ■ 状態 タ イ ムアウ ト (STATE_TIMEOUTレ ジ ス タ ) は以下のも の を定義 し ます。 ❐ ア ク テ ィ ブ状態での NO TOUCH 動作の最短時間 ( 秒 ) ❐ Look-for-Touch 状態への遷移を ト リ ガーする ための最短時 間 ❐ Look-for-Touch 状態での非接触ア ク テ ィ ビ テ ィ の最短時間 ❐ Look-for-Proximity 状態への遷移を ト リ ガーする ための最短 時間 ■ リ フ レ ッ シ ュ間隔 (REFRESH_CTRL レ ジス タ ) は、Look for Touch と Look-for-Proximity 状態での後続スキ ャ ンの開始時 点間の最短時間を定義 し ます。 ■ ア ク テ ィ ブ状態の リ フ レ ッ シ ュ間隔は 20ms に固定 さ れてい ます。 ア ク テ ィ ブ、 Look-for-Touch および Look-for-Proximity の 3 つ の動作状態中、 各 リ フ レ ッ シ ュ間隔以内でデバイ スは、 必要な セ ンサーを スキ ャ ン し 処理 し た後に低消費電力状態に入 り ま す。 こ れによ り 、 いかな る リ フ レ ッ シ ュ間隔以内で、 平均消費 電力は最小限に維持 さ れます。 I2C バス上に I2C ト ラ フ ィ ッ ク が検出 さ れた時、 または I2C_SCL が LOW に維持 さ れた時に は、 デバイ スはセ ンサーのスキ ャ ン と 処理後に低消費電力状態 に移行 し ません。 こ れは、 デバイ スが低消費電力状態への定期 的な移行のため I2C ト ラ ンザク シ ョ ンに不要な NACK 信号を 送信 し ないよ う に し ます。 し たがっ てデバイ スは電源最適化の ために、 I2C イ ン タ ー フ ェ ースが 「フ リ ー」 状態であ り 、 I2C ラ イ ンがプルア ッ プ さ れる こ と を必要 と し ます。 動作電流を最小限にする ために、 以下のガ イ ド ラ イ ンに従っ て く だ さ い。 ■ 未使用の Capsense 入力を全てグ ラ ン ド に接続 し ます。 ■ CP を最小限に し ます。 ■ CSx ボ タ ン感度を低下 さ せます。 ■ 消費電力に最適化 さ れる よ う にデザイ ン を設定 し ます。 ■ 低 ノ イ ズ環境で高 ノ イ ズ耐性レ ベルの使用を避けます。 ■ よ り 高いボ タ ン スキ ャ ン速度またはデ ィ ープ ス リ ープ動作 モー ド を使用 し ます。 ページ 27/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 図 17. CY8CMBR3xxx 動作状態および遷移 Deep Sleep (S) SLEEP Command SLEEP Command SLEEP Command I2C Address Match No Touch No Touch Reset Boot (B) Active (A) Look-for-Touch (T) Touch Detected Configuration Corrupted I2C Commands I2C Commands Proximity Detected Look-for-Proximity (P) I2C Commands Configuration (C) Reset 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 28/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 応答時間 ホス ト 通信プ ロ ト コル ボ タ ン と 近接セ ンサーの応答時間は、 デバイ スが有効な活性化 か非活性化イ ベン ト と し て検出で き る よ う にセ ンサーがア ク テ ィ ブ/非ア ク テ ィ ブ ( 接触または近接の存在 ) である必要が ある最短時間です。 CY8CMBR3xxx CapSense コ ン ト ロー ラ ーは I2C イ ン タ ー フ ェ ース を介 し てホス ト と 通信 し ます。 I2C は、 以下の 2 本の 線を使用する簡単な 2 線式の同期通信プ ロ ト コ ルです。 CY8CMBR3xxx デバイ ス フ ァ ミ リ では、 異な る セ ンサーの応 答時間はデザイ ン ツールボ ッ ク ス を使用する こ と で予測で き ます。 以下の応答時間の値はツールボ ッ ク スで提供 さ れていま す。 ■ RFBT: こ の値は、 デバイ スが Look-for-Touch または Look-for-Proximity 動作状態にある時の最初のボ タ ン タ ッ チ の応答時間を示 し ます。 ■ RCBT: こ の値は、 デバイ スがア ク テ ィ ブ動作状態にある時の 連続的ボ タ ン タ ッ チの応答時間を示 し ます。 ■ RFST: こ の値は、 デバイ スが Look-for-Touch 動作状態にある 時の最初のス ラ イ ダー タ ッ チの応答時間を示 し ます。 ■ RCST: こ の値は、 デバイ スがア ク テ ィ ブ動作状態にある時の 連続的ス ラ イ ダー タ ッ チ用の応答時間を示 し ます。 ■ RBSR: この値は、 デバイ スがア ク テ ィ ブ動作状態にある時の ボ タ ン と ス ラ イ ダーの リ リ ース イ ベン ト の応答時間を示 し ます。 ■ RProx: こ の値は、 近接セ ンサーで有効な近接イ ベ ン ト を検 出する ための応答時間を示 し ます。 ■ RProx_release: こ の値は、 近接セ ンサーで近接 リ リ ース イ ベン ト の応答時間を示 し ます。 ■ シ リ アル ク ロ ッ ク (SCL) : ス レーブ を マス タ ー と 同期化する ために使用 さ れます。 ■ シ リ アル デー タ (SDA) : マス タ ー と ス レーブの間でデー タ を 送信する ために使用 さ れます。 CY8CMBR3xxx I2C イ ン タ ー フ ェ ースは以下の機能を持っ てい ます。 ■ ビ ッ ト レー ト 400kbps ■ 設定可能 I2C ス レーブ ア ド レ ス (7 ビ ッ ト ) ■ 処理中にバス ス ト ールまたはク ロ ッ ク ス ト レ ッ チは発生 し ない ■ 読み出 し と 書き込み用の I2C マス タ ーへのレ ジス タ ベース ア ク セス ■ REPEATED START に対応 CY8CMBR3xxx CapSense コ ン ト ロー ラ ーはシ ングル ス レー ブ またはマルチ ス レーブ環境の一部です。 図 18. 1 つのマス タ ー と 1 つのス レーブ間の I2C 通信 VDD VDD VDD CY8CMBR3xxx リ セ ッ ト CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ の CapSense コ ン ト ロー ラ ーは 3 つ の リ セ ッ ト オプ シ ョ ン (2 つのハー ド ウ ェ ア リ セ ッ ト と 1 つの ソ フ ト ウ ェ ア リ セ ッ ト ) に対応 し ています。 ■ ■ ハー ド ウ ェ ア リ セ ッ ト ❐ 電源 リ セ ッ ト : CapSense コ ン ト ロー ラ ーのVDD ピ ン上で電 源を ト グルする と 、 コ ン ト ロー ラ ーは リ セ ッ ト さ れます。 ❐ XRES リ セ ッ ト : TXRES 期間でデバイ スXRES ピ ン を LOWに プル し てから、 HIGH にプル し ます。 HI HOST CY8CMBR3xxx SCL SDA ソフ トウェア リセッ ト ソ フ ト ウ ェ ア を リ セ ッ ト する ために、 1 つの SW_RESET コ マ ン ド を コ マ ン ド レ ジス タ に書き込みます。 全ての 3 つの リ セ ッ ト は機能が同様で、 CapSense コ ン ト ロー ラ ーはどの リ セ ッ ト 後に も ブー ト 状態に入 り ます ( 消費電力および動作状態 を参照 し て く だ さ い )。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A I2C ス レーブ ア ド レ ス I2C バスで各デバイ ス を識別する ために、 固有の 7 ビ ッ ト I2C ス レーブ ア ド レ スが使用 さ れます。 マス タ ーがバスでス レー ブ と 通信 し たい時、 START 条件およびそれに続いて適切な I2C ア ド レ ス を送信 し ます。 START 条件は、 新たな ト ラ ンザ ク シ ョ ン を開始する時に、 バス上の全てのス レーブに警告 し ま す。 I2C ア ド レ ス を指定 さ れたス レーブはマス タ ーを認識 し ま す。 全ての他のス レーブは、 次の START 条件が検出 さ れる ま でに、 他の ト ラ フ ィ ッ ク を無視 し ます。 ページ 29/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト I2C 通信のガ イ ド ラ イ ン 書き込み動作 1. デバイ スの リ セ ッ ト 後、 ホス ト は、 I2C 通信を起動する前 に、 TI2CBOOT 時間で待機 し なければな り ません。 CY8CMBR3xxx の CapSense コ ン ト ロー ラ ー フ ァ ミ リ は、 ホス ト が この時間が経過する前に通信 し よ う と する場合、 NACK を生成 し ます。 2. CY8CMBR3xxx コ ン ト ロー ラ ーは、 低電力状態 ( デ ィ ープ ス リ ープ、 Look-for-Touch、 Look-for-Proximity またはア ク テ ィ ブ と い う 動作状態のいずれか中 ) に入っ ている と し て も、 ア ド レ ス一致イ ベン ト を NACK で き るはずです。 コ ン ト ロー ラ ーは、 ア ド レ スの一致時に、 低消費電力の状態か ら ウ ェ ー ク ア ッ プ し ますが、 ア ク テ ィ ブ状態に遷移 し た後 の最初の ト ラ ンザ ク シ ョ ン ま で NACK を送信 し ます。 デバ イ スが ト ラ ンザク シ ョ ン を NACK する場合、 ホス ト は ACK を受信する ま でに ト ラ ンザ ク シ ョ ン を再試行 し ます。 3. 1 つの I2C ト ラ ンザク シ ョ ン内で 2 つの後続バイ ト の間に、 340ms 以上の遅延がある場合、 デバイ スが低消費電力の状 態に入 り 、 ホス ト が NACK を受ける こ と があ り ます。 4. ホス ト が SAVE_CHECK_CRC コ マ ン ド を送信する時、 デ バイ スは コ マ ン ド の実行が完了する ま でに、 次のいかな る I2C ト ラ ンザ ク シ ョ ン で NACK を送信 し ます。 SAVE_CHECK_CRC コ マ ン ド を完了するに要する時間は 220ms (typ) です。 5. ホス ト は読み出 し 専用レ ジ ス タ へ書き込んではいけません。 このよ う な読み出 し 専用レ ジ ス タ への書き込みは無視 さ れ ます。 ホス ト は、 書き込み中に以下のス テ ッ プ を実行 し ます。 1. ホス ト は START 条件を送信する。 2. ホス ト は、 読み出 し /書き込みビ ッ ト が続 く ス レーブ ア ド レ ス を指定 し て、 書き込み動作を指定する。 3. デバイ スはホス ト を NACK する。 4. ホス ト は、 Repeat Start ( または STOP 条件、 それに続いて START 条件 ) を送信 し てから ア ド レ ス と 読み出 し /書き込 みビ ッ ト を送信する こ と で書き込み動作を指定する。 ホス ト は、 デバイ スが ACK を送信する ま で、 Repeat Start、 そ れに続いてア ド レ ス と 読み出 し /書き込みビ ッ ト を送信 し 続ける。 デバイ スはホス ト に応答 (ACK) する。 5. ホス ト は、 書き込む必要がある レ ジ ス タ ア ド レ ス を指定す る。 6. デバイ スはホス ト に応答 (ACK) する。 7. ホス ト は、 ホス ト で指定 さ れた レ ジ ス タ ア ド レ スに書き込 まれるデー タ をデバイ スに送信 し 始める。 次にデバイ スか ら の ACK と 続 く 。 8. 書き込み動作がよ り 多 く のバイ ト を含む と 、 1 バイ ト ずつ が次のレ ジ ス タ ア ド レ スに書き込まれる。 逐次のバイ ト の 次にデバイ スから の ACK が続 く 。 9. 書き込み動作の完了後、 ホス ト は STOP 条件をデバイ スに 送信する。 こ れで通信が終わる ( 図 19 を ご参照 く だ さ い )。 図 19. ホス ト がデバイ スへ 「x」 バイ ト を書き込む Slave Address Slave Address ` ` S Register Address (n) AAAAAAA R N 6543 210W NS Data[n] Data[n+1] Data[n+x] A A A A A A A R R R R R R R R R D D D D D D D D D D D D D D D D DD D D D D D D AP A A A A 6 5 4 3 2 1 0 W 7 6 5 4 3 2 1 0 7 6 5 4 3 2 1 0 7 6 5 4 3 2 1 0 76 5 4 3 2 1 0 Stop ACK ACK ACK ホス ト はデバイ ス デー タ ポ イ ン タ を設定 し て今後の読み出 し 動作のス タ ー ト ポ イ ン ト を指定 し ます。 デバイ ス デー タ ポ イ ン タ は以下のス テ ッ プ で設定 し ます。 1. ホス ト は START 条件を送信する。 2. ホス ト は、 読み出 し /書き込みビ ッ ト が続 く ス レーブ ア ド レ ス を指定 し て、 書き込み動作を指定する。 3. デバイ スはホス ト を NACK する。 ACK ACK Write Start NACK Start NACK Start デバイ ス デー タ ポ イ ン タ の設定 4. ホス ト は、 Repeat Start を送信 し てから ア ド レ ス と 読み出 し /書き込みビ ッ ト を送信する こ と で書き込み動作を指定 する。 ホス ト は、 デバイ スが ACK を送信する ま で、 Repeat Start、 それに続いてア ド レ ス と 読み出 し /書き込み ビ ッ ト を送信 し 続ける。 5. デバイ スはホス ト に応答 (ACK) する。 6. ホス ト はレ ジ ス タ ア ド レ ス を指定する。 その後の全ての読 み出 し 動作がこ のア ド レ スから 行われる。 7. ホス ト は STOP 条件を送信する ( 図 20 を ご参照 く だ さ い )。 図 20. ホス ト がデバイ ス デー タ ポ イ ン タ を設定 Slave Address ` S ` AAAAAAA R N 6 5 4 3 2 1 0W Stop ACK ACK Write Start NACK Start NACK Start 文書番号 : 001-92218 Rev. *A Slave Register Address pointer AAAAAAA R RR RRRRRR N S A AP 6 5 4 3 2 1 0W 7 6 5 4 3 2 10 ページ 30/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 読み出 し 動作 ホス ト は、 読み出 し 動作のために、 以下の手順を実行 し ます。 1. ホス ト は START 条件を送信する。 2. ホス ト は、 読み出 し /書き込みビ ッ ト が続 く ス レーブ ア ド レ ス を指定 し て、 書き込み動作を指定する。 3. デバイ スはホス ト を NACK する。 4. ホス ト は、 Repeat Start を送信 し てから ア ド レ ス と 読み出 し /書き込みビ ッ ト を送信する こ と で書き込み動作を指定 する。 ホス ト は、 デバイ スが ACK を送信する ま で、 Repeat Start、 それに続いて ア ド レ ス と 読み出 し /書き込み ビ ッ ト を送信 し 続ける。 5. デバイ スはホス ト に応答 (ACK) する。 6. デバイ スは事前に指定 さ れた レ ジ ス タ ア ド レ スからバイ ト を読み出 し てから 、 ホス ト に送信する。 ホス ト はデバイ ス を ACK する。 7. 逐次のバイ ト が逐次のレ ジ ス タ ア ド レ スから読み出 さ れて から ホス ト に送信 さ れ、 その次にホス ト から の ACK が続 く。 8. ホス ト は必要なバイ ト を受信 し た後、 デバイ ス を NACK す る。 9. ホス ト は STOP 条件をデバイ スに送信する。 こ れで通信が 終わる ( 図 21 を ご参照 く だ さ い )。 図 21. ホス ト がデバイ スか ら 「x」 バイ ト を読み出す Slave Address Slave Address ` S AAAAAAA R N 6 5 4 3 2 1 0W N S Data[n] Data[n+2] Data[n+1] Data[n+x] ` A A A A A A A R D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D DD D D D D D D NP A A A A 6 5 4 3 2 1 0W 7 6 5 4 3 2 1 0 7 6 5 4 3 2 1 0 7 6 5 4 3 2 1 0 76 5 4 3 2 1 0 Stop NACK ACK ACK ACK ACK Read Start NACK Start NACK Start 凡例 : CY8CMBR3xxx to Host HOST to CY8CMBR3xxx 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 31/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト レ イ アウ ト ガ イ ド ラ イ ンやベス ト プ ラ ク テ ィ ス サイ プ レ スは CapSense の基板設計の広範囲なガ イ ド ラ イ ン を提供 し ます。 完全な シス テム ガ イ ド ラ イ ンについては、 CY8CMBR3xxx CapSense デザイ ン ガ イ ド を ご参照 く だ さ い。 注文情報 CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ は、 パ ラ メ ー タ ーによ っ て異な る 6 つの製品を含みます。 以下の表では、 全ての製品及びサポー ト さ れ る機能の要約を示 し ます。 表 19. 注文情報 [20] 注文 コ ー ド 静電容量セ CapSense ボタ ン ン シ ング入 力の合計 パ ッ ケージ タ イプ 動作温度 24 ピ ン QFN 産業用 最大 16 CY8CMBR3106S-LQXI 24 ピ ン QFN 産業用 最大 16 CY8CMBR3116-LQXI CY8CMBR3110-SX2I 16 ピ ン SOIC スラ イ ダー 近接検知 セ ンサー GPO 数 シール ド 通信イ ン タ ー フ ェ ース 最大 16 0 最大 2 最大 8 1 I2C / GPO 最大 11 最大 2 最大 2 0 1 最大 10 0 最大 8 最大 8 0 産業用 最大 2 最大 2 産業用 2 2 最大 10 産業用 CY8CMBR3108-LQXI 16 ピ ン QFN 産業用 CY8CMBR3102-SX1I 8 ピ ン SOIC CY8CMBR3002-SX1I 8 ピ ン SOIC I2 C 2 最大 5 1 I C / GPO 最大 2 最大 4 + HI 1 I2C / GPO 0 最大 2 最大 1 1 I2C / GPO 0 0 2 0 GPO 最大 2 注文 コ ー ド の定義 CY 8 C MBR 3 X XX X - XXX I 温度範囲 : I = 産業用 パ ッ ケージ タ イ プ : XXX = LQX、 SX2 または SX1 LQX = 24 ピ ン QFN ( 鉛フ リ ー ) または 16 ピ ン QFN ( 鉛フ リ ー ) ; SX2 = 16 ピ ン SOIC ( 鉛フ リ ー ) ; SX1 = 8 ピ ン SOIC ( 鉛フ リ ー ) X = 空白または S 空白 = ス ラ イ ダーがサポー ト さ れない ; S = デバイ スはス ラ イ ダーに対応 CapSense ボ タ ンの数 : XX = 16、 06、 10、 08 または 02 16 = 16 個のボ タ ン ; 10 = 10 個のボ タ ン ; 08 = 8 個のボ タ ン ; 06 = 6 個のボ タ ン ; 02 = 2 個のボ タ ン コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン イ ン タ ー フ ェ ース : X = 1 または 0 1 = I2C コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン可能 ; 0 = H/W コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン設定可能 第 3 世代 MBR フ ァ ミ リ メ カ ニ カル ボ タ ンの置き換え テ ク ノ ロ ジー コ ー ド : C = CMOS マーケテ ィ ング コ ー ド : 8 = PSoC 会社 ID: CY = サイ プ レ ス 注 20. 全てのパ ッ ケージはテープおよび リ ールで提供 さ れています。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 32/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト パ ッ ケージの寸法 図 22. 24 ピ ン QFN (Sawn) 4 × 4 × 0.55mm 001-13937 *F 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 33/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 図 23. 16 ピ ン QFN 3 × 3 × 0.6mm 001-87187 *A 図 24. 16 ピ ン SOIC (150mil) 51-85068 *E 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 34/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 図 25. 8 ピ ン SOIC (150mil) 51-85066 *G 熱抵抗 表 20. 熱イ ン ピーダ ン ス パ ッ ケージ 標準値 θJA (°C/W) 8 ピ ン SOIC 127°C/W 16 ピ ン SOIC 80°C/W 16 ピ ン QFN 33°C/W 24 ピ ン QFN 21°C/W はんだ リ フ ロの仕様 表 21 は良好なはんだ付け強度を得る ための、 はんだ リ フ ローに必要な最低ピー ク温度を示 し ます。 表 21. 半田 リ フ ローの仕様 パ ッ ケージ 最高温度の時間 8 ピ ン SOIC 最高ピー ク温度 260°C 16 ピ ン SOIC 260°C 30 秒 16 ピ ン QFN 260°C 30 秒 24 ピ ン QFN 260°C 30 秒 文書番号 : 001-92218 Rev. *A 30 秒 ページ 35/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 本書の表記法 測定単位 表 22. 測定単位 記号 °C 測定単位 摂氏温度 fF フ ェムト フ ァ ラ ッ ド Hz ヘルツ kbps キロ ビ ッ ト 毎秒 kHz キロヘルツ k キロ オーム MHz メ ガヘルツ µA マ イ ク ロ ア ンペア µF マイ クロフ ァ ラ ッ ド µs マ イ ク ロ秒 mA ミ リ ア ンペア ms ミ リ秒 mV ミ リ ボル ト nA ナ ノ ア ンペア ns ナノ秒 nV ナ ノ ボル ト オーム pp ピー ク ツー ピー ク pF ピコファラ ッ ド s 秒 V ボル ト 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 36/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 用語集 CP 寄生容量 EZ-Click CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ のコ ン ト ロー ラ ー用にレ ジ ス タ 設定やデバ ッ ギングを容易にする カ ス タ マ イ ズ ツール (GUI) GPO General Purpose Output ( 汎用出力 ) : ユーザーが設定で き る チ ッ プの出力ピ ン。 FSS Flanking Sensor Suppression ( 隣接セ ンサー抑制 )。 複数の隣接 し たボ タ ンからの信号を識別 し て、 誤 っ た接触を除去する アルゴ リ ズム。 シ ス テムが最初に触れられたボ タ ンのみを認識する こ と を保証 SmartSense シ ス テム、 製造お よび環境の変化に応 じ て連続的に補正を行 う サイ プ レ ス CapSense アルゴ リ ズム SNR タ ッ チ し た時のセ ンサーの信号 と タ ッ チ し ない時のセ ンサーの ノ イ ズ信号 と の比率 ト グル セ ンサーを起動する度に GPO の状態を切 り 替え る MBR デバイ スの機能 オープ ン ド レ イ ン ロー ド ラ イ ブ モー ド 論理 0 が低電圧 ( 電圧 <VOL) で示 さ れ、 論理 1 が出力ラ イ ン を高イ ン ピーダ ン ス状態に開放する こ と で示 さ れる出力ピ ン ド ラ イ ブ モー ド ス ト ロ ング ド ラ イ ブ モー ド 論理 0 が低電圧 ( 電圧 <VOL) で示 さ れ、 論理 1 が高電圧 ( 電圧 V>VOH) で示 さ れる出力ピ ン ド ラ イ ブ モー ド Raw カ ウン ト 検知 し た静電容量に相当するデジ タ ル カ ウン ト を示す カ ウン ト 値 ベース ラ イ ン Raw カ ウン ト の フ ィ タ リ ング さ れたバージ ョ ン。 ベース ラ イ ンは基本的に、 シ ス テムの寄生容量の値 を追求するが、 指の静電容量の値を追求 し ない 寄生容量 セ ンサーへの PC 基板配線の固有容量 指の静電容量 指がセ ンサーに近づ く /触れる時に CapSense セ ンサーに発生する追加の静電容量 グローバル設定 セ ッ ト の全ての要素に共通の設定値。 ア ク テ ィ ブ LOW 信号 ア ク テ ィ ブ状態を論理値 0 で、 非ア ク テ ィ ブ状態を論理値 1 で示す信号 ア ク テ ィ ブ HIGH 信号 ア ク テ ィ ブ状態を論理値 1 で、 非ア ク テ ィ ブ状態を論理値 0 で示す信号 低消費電力状態 何の処理 も実行 し な く 、 消費電力が少ないデバイ スの状態 参考資料 文書名 内容 CapSense CY8CMBR3xxx デザイ ン ガ イ ド 静電容量 タ ッ チ セ ン シ ング (CapSense) 機能を CY8CMBR3xxx フ ァ ミ リ の CapSense コ ン ト ロー ラ ーを使っ て設計する ガ イ ド ラ イ ン CapSense® 入門 静電容量 タ ッ チ セ ン シ ング (CapSense) を初めて ご使用にな る方や、 設計上の主 要な注意点およびレ イ アウ ト のベス ト プ ラ ク テ ィ ス を学ぶ方に と っ て、 最初に読 むべき文書 デザイ ン ツールボ ッ ク ス 4 つのセ ク シ ョ ンから な る : CapSense プ リ ン ト 基板の一般的レ イ アウ ト ガ イ ド ラ イ ン、 ボ タ ン寸法推定用のレ イ アウ ト エ ス テ ィ メ ー タ 、 消費電力計算器 ( ボ タ ン寸法に基づ く )、 レ イ アウ ト デザイ ン検証用のデザイ ン検証ツール EZ-Click ユーザー ガ イ ド EZ-Click カ ス タ マ イザ ツールのイ ン ス ト ールやア ン イ ン ス ト ール方法、 および基 板の設定方法を説明。 GUI の全ての タ ブについて も 詳細に説明 CY8CMBR3xxx のプ ロ グ ラ ミ ング仕様 CY8CMBR3xxx デバイ スの不揮発性 メ モ リ を プ ログ ラ ムするのに必要な情報を提 供。 外部プ ログ ラ マによ る ア ク セスに必要な通信プ ロ ト コ ルを記述 し 、 プ ログ ラ ミ ング アルゴ リ ズムを説明 し 、 物理的な接続の電気的仕様を提供 CapSense® Express™ コ ン ト ロー ラ ー レ ジ ス タ TRM CY8CMBR3102、 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 および CY8CMBR3116 CapSense® Express™ コ ン ト ロー ラ ーのレ ジ ス タ を全て リ ス ト ア ッ プ し 詳述。 全てのレ ジ ス タ はア ド レ ス順に リ ス ト ア ッ プ さ れている 文書番号 : 001-92218 Rev. *A ページ 37/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト 改訂履歴 文書名 : CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102、 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108、 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト SmartSense™ 自動チ ュ ーニ ング 16 ボ タ ン、 2 ス ラ イ ダ、 近接セ ンサを備えた CapSense® Express™ コ ン ト ロー ラ ー 文書番号 : 001-92218 版 ** ECN 番号 4354540 変更者 HZEN *A 4753259 HZEN 文書番号 : 001-92218 Rev. *A 発行日 変更内容 04/21/2014 こ れは英語版 001-85330 Rev *E を翻訳 し た日本語版 001-92218 Rev. ** です。 05/13/2015 こ れは英語版 001-85330 Rev *J を翻訳 し た日本語版 001-92218 Rev. *A です。 ページ 38/39 CY8CMBR3002、 CY8CMBR3102 CY8CMBR3106S、 CY8CMBR3108 CY8CMBR3110、 CY8CMBR3116 デー タ シー ト セールス、 ソ リ ュ ーシ ョ ンおよび法律情報 ワール ド ワ イ ド な販売 と 設計サポー ト サイ プ レ スは、 事業所、 ソ リ ュ ーシ ョ ン セ ン タ ー、 メ ー カ ー代理店および販売代理店の世界的なネ ッ ト ワー ク を保持 し ています。 お客様の最寄 り のオ フ ィ スについては、 サイ プ レ スのロ ケーシ ョ ン ページ を ご覧 く だ さ い。 PSoC® ソ リ ュ ーシ ョ ン 製品 車載用 クロ ッ ク & バッ フ ァ イ ン タ ー フ ェ ース 照明 & 電力制御 メモリ PSoC タ ッ チ セ ン シ ング USB コ ン ト ロー ラ ー ワ イヤレ ス/ RF cypress.com/go/automotive cypress.com/go/clocks cypress.com/go/interface cypress.com/go/powerpsoc cypress.com/go/plc cypress.com/go/memory cypress.com/go/psoc psoc.cypress.com/solutions PSoC 1 | PSoC 3 | PSoC 4 | PSoC 5LP サイ プ レ ス開発者 コ ミ ュ ニ テ ィ コ ミ ュ ニ テ ィ | フ ォ ー ラ ム | ブ ログ | ビデオ | ト レーニ ン グ テ ク ニ カル サポー ト cypress.com/go/support cypress.com/go/touch cypress.com/go/USB cypress.com/go/wireless © Cypress Semiconductor Corporation, 2013-2015. 本文書に記載 さ れる情報は、 予告な く 変更 さ れる場合があ り ます。 Cypress Semiconductor Corporation ( サイ プ レ ス セ ミ コ ン ダ ク タ 社 ) は、 サ イ プ レ ス製品に組み込まれた回路以外のいかな る回路を使用する こ と に対 し て一切の責任を負いません。 サイ プ レ ス セ ミ コ ン ダ ク タ 社は、 特許またはその他の権利に基づ く ラ イ セ ン ス を譲渡する こ と も、 または含意する こ と も あ り ません。 サイ プ レ ス製品は、 サイ プ レ ス と の書面によ る合意に基づ く ものでない限 り 、 医療、 生命維持、 救命、 重要な管理、 または安全の用途のために使用す る こ と を保証する ものではな く 、 また使用する こ と を意図 し た もので も あ り ません。 さ ら にサイ プ レ スは、 誤動作や誤 り によ っ て使用者に重大な傷害を も た ら す こ と が合理的に予想 さ れる生命維 持シ ス テムの重要な コ ンポーネ ン ト と し てサイ プ レ ス製品を使用する こ と を許可 し ていません。 生命維持シ ス テムの用途にサイ プ レ ス製品を供する こ と は、 製造者がそのよ う な使用におけるあ ら ゆる リ ス ク を負 う こ と を意味 し 、 その結果サイ プ レ スはあ ら ゆる責任を免除 さ れる こ と を意味 し ます。 すべてのソ ース コ ー ド ( ソ フ ト ウ ェ アおよび/またはフ ァ ームウ ェ ア ) はサイ プ レ ス セ ミ コ ン ダ ク タ 社 ( 以下 「サイ プ レ ス」 ) が所有 し 、 全世界の特許権保護 ( 米国およびその他の国 )、 米国の著 作権法な ら びに国際協定の条項に よ り 保護 さ れ、 かつそれら に従います。 サイ プ レ スが本書面に よ り ラ イ セ ン シーに付与する ラ イ セ ン スは、 個人的、 非独占的かつ譲渡不能の ラ イ セ ン ス であ り 、 適用 さ れる契約で指定 さ れたサイ プ レ スの集積回路 と 併用 さ れる ラ イ セ ン シーの製品のみをサポー ト する カ ス タ ム ソ フ ト ウ ェ アおよび/またはカ ス タ ム フ ァ ームウ ェ ア を作成する目的に限 っ て、 サイ プ レ スのソ ース コ ー ド の派生著作物を コ ピー、 使用、 変更そ し て作成する ための ラ イ セ ン ス、 な ら びにサ イ プ レ スの ソ ース コ ー ド および派生著作物を コ ンパイルする ための ラ イ セ ン スです。 上記で指定 さ れた場合を除き、 サイ プ レ スの書面によ る明示的な許可な く し て本 ソ ース コ ー ド を複製、 変更、 変換、 コ ンパイル、 または表示する こ と はすべて禁止 し ます。 免責条項 : サイ プ レ スは、 明示的または黙示的を問わず、 本資料に関するいかな る種類の保証 も行いません。 こ れには、 商品性または特定目的への適合性の黙示的な保証が含まれますが、 こ れに 限定 さ れません。 サイ プ レ スは、 本文書に記載 さ れる資料に対 し て今後予告な く 変更を加え る権利を留保 し ます。 サイ プ レ スは、 本文書に記載 さ れるいかな る製品または回路を適用または使用 し た こ と によ っ て生ずるいかな る責任も負いません。 サイ プ レ スは、 誤動作や故障によ っ て使用者に重大な傷害を も た ら す こ と が合理的に予想 さ れる生命維持シ ス テムの重要な コ ンポーネ ン ト と し てサイ プ レ ス製品を使用する こ と を許可 し ていません。 生命維持シ ス テムの用途にサイ プ レ ス製品を供する こ と は、 製造者がそのよ う な使用におけるあ ら ゆる リ ス ク を負 う こ と を意味 し 、 その結 果サイ プ レ スはあ ら ゆる責任を免除 さ れる こ と を意味 し ます。 ソ フ ト ウ ェ アの使用は、 適用 さ れるサイ プ レ ス ソ フ ト ウ ェ ア ラ イ セ ン ス契約によ っ て制限 さ れ、 かつ制約 さ れる場合があ り ます。 文書番号 : 001-92218 Rev. *A 改訂日 2015 年 5 月 13 日 ページ 39/39 PSoC® および CapSense® はサイ プ レ スセ ミ コ ン ダ ク タ 社の登録商標であ り 、 PSoC Designer™、 SmartSense™、 EZ-Click™、 CapSense Express™ および Programmable System-on-Chip™ はサ イ プ レ ス セ ミ コ ン ダ ク タ 社の商標です。 I2C コ ンポーネ ン ト をサイ プ レ ス またはサブ ラ イ セ ン ス を持つ関連業者から購入する と 、 Philips I2C の特許権の下で ラ イ セ ン スが付与 さ れます。 こ の ラ イ セ ン スによ り 、 シ ス テムが Philips の指定 する I2C の標準仕様を満たす限 り 、 I2C システムで こ れらのコ ンポーネ ン ト を使用で き ます。 2006 年 10 月 1 日以降、 Philips Semiconductors 社は新社名 NXP Semiconductors を使用 し ています。 本書で言及するすべての製品名および会社名は、 それぞれの所有者の商標である場合があ り ます。