CYUSB306X EZ-USBTM CX3: MIPI CSI-2 -スーパース ピー ド USB ブ リ ッ ジ コ ン ト ロー ラ 特長 ■ ユニバーサル シ リ アルバス (USB) を一体化 USB 3.0 仕様 1.0 に準拠 し た USB 3.0 と USB 2.0 ペ リ フ ェ ラル ❐ PIPE 3.0 準拠の 5Gbps USB 3.0 PHY ❐ 32 の物理エ ン ド ポ イ ン ト ■ ❐ ■ ■ MIPI CSI-2 Rx イ ン タ ー フ ェ ース ❐ MIPI CSI-2 準拠 (バージ ョ ン 1.01 Rev. 0.04 –2009 年 4 月 2 日) ❐ 最大 4 デー タ レーン ま で対応可能 ❐ 各デー タ レーンが 1Gbps ま で対応可能 ❐ イ メ ージセ ンサ設定用の CCI イ ン タ ー フ ェ ース ■ ■ ■ 10 × 10 mm、 0.8 mm ピ ッ チ 鉛フ リ ーボール グ リ ッ ド ア レ イ (BGA) パ ッ ケージ コ ー ド 開発のために EZ-USB® ソ フ ト ウ ェ ア開発キ ッ ト (SDK) を用意 ア プ リ ケーシ ョ ン 以下のビデオ デー タ フ ォ ーマ ッ ト に対応 ユーザ定義 8 ビ ッ ト RAW8/10/12/14 ❐ YUV422 (CCIR/ITU 8/10 ビ ッ ト )、 YUV444 ❐ RGB888/666/565 ■ デジ タ ル ビデオ カ メ ラ ■ デジ タ ル スチル カ メ ラ ■ ウェ ブカ メ ラ ■ スキ ャ ナ 完全にア ク セス可能な 32 ビ ッ ト CPU ❐ 200MHz で動作する ARM926EJ-S コ ア ❐ 512KB または 256KB の内蔵 SRAM ■ テ レ ビ会議シ ス テム ■ ジ ェ スチ ャ ー ベースの制御 ■ 監視カ メ ラ ■ 医療用画像装置 ■ ビデオ IP フ ォ ン ■ USB 顕微鏡 ■ 産業用カ メ ラ ❐ ❐ ■ コ アおよび I/O 用の独立パワー ド メ イ ン 1.2V でのコ ア動作 2 ❐ 1.8 ~ 3.3V で動作する I S、 UART、 SPI 2 ❐ 1.8 ~ 3.3V で動作する I C、 I/O ❐ 以下のペ リ フ ェ ラルへの接続機能 2 ❐ 1MHz の I C マス タ コ ン ト ロー ラ 2 ❐ 32 kHz、 44.1 kHz、 48 kHz のサン プ リ ング周波数での I S マス タ ( ト ラ ン ス ミ ッ タ 専用) ❐ 4Mbps ま で対応可能な UART ❐ 33MHz で動作する SPI マス タ ■ 12 個の GPIO ■ コ ア電源遮断モー ド によ る超低消費電力 Cypress Semiconductor Corporation 文書番号 : 001-90635 Rev. *A • 198 Champion Court • San Jose, CA 95134-1709 • 408-943-2600 改訂日 2014 年 5 月 15 日 CYUSB306X TMS TCK TRST TDI TD0 ロジ ッ ク ブロ ッ ク図 JTAG CPU ARM926EJ-S SSRXCP / CM SSRX+ SS D0P / D0M 32 EPs MIPI CSI-2 RX interface D1P / D1M Peripheral HS/FS D2P / D2M Peripheral D3P / D3M USB Port SSTXSSTX+ D+ D- MCLK XRST XSHUTDOWN Program RAM RESET# CLKIN CLKIN_32 文書番号 : 001-90635 Rev. *A SPI UART TX RX CTS RTS I2S MISO MOSI SSN SCK I2C_SDA I2C_SCL I2C I2S_CLK I2S_SD I2S_WS I2S_MCLK REFCLK 2/27 CYUSB306X 目次 機能の概要 .......................................................................... 4 応用例 .......................................................................... 4 USB イ ン タ ー フ ェ ース ...................................................... 4 レ ニ ュ メ レーシ ョ ン .................................................... 4 VBUS 過電圧保護 ........................................................ 5 MIPI CSI-2 RX イ ン タ ー フ ェ ース ...................................... 5 その他出力 .................................................................. 5 CPU .................................................................................... 5 JTAG イ ン タ ー フ ェ ース .................................................... 5 その他イ ン タ ー フ ェ ース .................................................... 5 UART イ ン タ ー フ ェ ース ............................................. 6 I2C イ ン タ ー フ ェ ース ................................................. 6 I2S イ ン タ ー フ ェ ース ................................................. 6 SPI イ ン タ ー フ ェ ース ................................................. 6 ブー ト オプ シ ョ ン .............................................................. 6 リ セ ッ ト ............................................................................. 6 ハー ド リ セ ッ ト .......................................................... 6 ソ フ ト リ セ ッ ト .......................................................... 6 ク ロ ッ ク ............................................................................. 6 32kHz ウ ォ ッ チ ド ッ グ タ イ マ ク ロ ッ ク入力 .............. 7 電源 .................................................................................... 7 パワー モー ド .............................................................. 7 構成オプ シ ョ ン .................................................................. 9 デジ タ ル I/O ....................................................................... 9 GPIO ................................................................................... 9 EMI ................................................................................... 10 シ ス テム レ ベルの ESD ................................................... 10 文書番号 : 001-90635 Rev. *A ピ ン配置 ........................................................................... 10 ピ ン機能 ........................................................................... 11 絶対最大定格 .................................................................... 13 動作条件 ........................................................................... 13 DC 仕様 ............................................................................ 13 MIPI D-PHY 電気的特性 ................................................... 14 AC タ イ ミ ング パラ メ ー タ .............................................. 15 MIPI デー タ と ク ロ ッ クの タ イ ミ ン グ ........................ 15 リ フ ァ レ ン ス ク ロ ッ ク仕様 ...................................... 16 MIPI CSI ローパワー AC 特性 ................................... 16 AC 仕様 ..................................................................... 16 シ リ アル ペ リ フ ェ ラル タ イ ミ ング .......................... 17 リ セ ッ ト シーケ ン ス ........................................................ 22 外形図 ............................................................................... 23 注文情報 ........................................................................... 24 注文コ ー ド の定義 ...................................................... 24 略語 .................................................................................. 25 本書の表記法 .................................................................... 25 測定単位 .................................................................... 25 変更履歴 ........................................................................... 26 セールス、 ソ リ ュ ーシ ョ ンおよび法律情報 ..................... 27 ワール ド ワ イ ド な販売 と 設計サポー ト ..................... 27 製品 ........................................................................... 27 PSoC® ソ リ ュ ーシ ョ ン ............................................. 27 サイ プ レ ス開発者コ ミ ュ ニ テ ィ ................................ 27 テ ク ニ カル サポー ト ................................................. 27 3/27 CYUSB306X 機能の概要 は、 UART、 SPI、 I2C、 および I2S な どのシ リ アル ペ リ フ ェ ラ ルに接続する イ ン タ ー フ ェ ース も 提供 し ています。 サイ プ レ ス製の EZ-USB CX3 は、 MIPI CSI-2 (カ メ ラ シ リ ア ル イ ン タ ー フ ェ ース 2) イ ン タ ー フ ェ ース付きデバイ ス を USB 3.0 ホス ト に接続する次世代ブ リ ッ ジ コ ン ト ロー ラ です。 CX3 にはア プ リ ケーシ ョ ン開発ツールが用意 さ れています。 ソ フ ト ウ ェ ア開発キ ッ ト には応用例が付随 し てお り 、 市場投入ま での時間を短縮する こ と がで き ます。 CX3 は、 4 レーンの CSI-2 レ シーバを備えてお り 、 それぞれの レーンが最大 1Gbps の速度に対応で き ます。 RAW8/10/12/14、 YUV422 (CCIR/ITU 8/10 ビ ッ ト )、 RGB888/666/565、 ユーザ 定義 8 ビ ッ ト な どのビデオ デー タ フ ォ ーマ ッ ト に対応 し ます。 CX3 は USB 3.0 v1.0 仕様に準拠 し てお り 、 USB 2.0 仕様に も 後方互換性があ り ます。 また、 MIPI CSI-2 v1.01、 2009 年 4 月 2 日付け Rev.0.04 仕様に も 準拠 し ています。 CX3 は、 USB 3.0 と USB 2.0 物理層 (PHY) を、 強力なデー タ 処理 と カ ス タ ム ア プ リ ケーシ ョ ンの構築に対応 し た 32 ビ ッ ト ARM926EJ-S マ イ ク ロ プ ロ セ ッ サ と 一体化 し ま し た。 応用例 一般的な応用例 (図 1 を参照) では、 CX3 が メ イ ン プ ロ セ ッ サ と し て動作 し 、 イ メ ージ セ ンサ、 オーデ ィ オ装置、 カ メ ラ制 御装置な ど と 接続 し ます。 CX3 には、 コ ー ド と デー タ 用の 512 KB の内蔵 SRAM (24 ペー ジの注文情報を参照) を備えています。 さ ら に、 EZ-USB CX3 図 1. EZ-USB CX3 の応用例 Clock 6-40 MHz Clock 19.2 MHz REFCLK CLKIN Power subsystem VDD MIPI CSI-2 RX U S B EZ-USB CX3 I2C Autofocus, Pan, Tilt, Zoom, Shutter control, Lighting, etc. USB イ ン タ ー フ ェ ース I2S Audio output SPI Audio input 図 2. USB イ ン タ ー フ ェ ース信号 EZ-USB CX3 CX3 は以下の仕様に準拠 し 、 次の特長を持 っ ています。 ■ CX3は、USB 3.0仕様Rev. 1.0 に対応する USB ペ リ フ ェ ラル機 能をサポー ト し てお り 、 また USB 2.0 仕様 と の後方互換性も 備えています。 ■ ペ リ フ ェ ラル と し て、 CX3 はスーパース ピー ド 、 ハイ ス ピー ド 、 フ ルス ピー ド で動作で き ます。 ■ 16 入力エ ン ド ポ イ ン ト と 16 出力エ ン ド ポ イ ン ト ま で対応で き ます。 ■ USB 3.0 ス ト リ ーム機能を備えています。 ■ USB ペ リ フ ェ ラル と し て、 CX3 は UAS、 USB ア タ ッ チ ス ト レージ (UVC)、 および メ デ ィ ア転送プ ロ ト コ ル (MTP) USB ペ リ フ ェ ラルク ラ スに対応 し ます。USBペ リ フ ェ ラル と し て、 他のすべてのデバイ ス ク ラ スがパススルーモー ド (外部のホ ス ト プ ロ セ ッ サに よ っ て完全に処理 さ れる) でのみサポー ト さ れています。 文書番号 : 001-90635 Rev. *A USB Host VUSB SSRXSSRX+ SSTXSSTX+ DD+ USB Interface Image sensor レ ニ ュ メ レ ーシ ョ ン CX3 は ソ フ ト 構成のため、 1 個のチ ッ プが複数の異な る USB デバイ ス ID を持つ こ と がで き ます。 最初に USB に差 し 込む と 、 CX3 はサ イ プ レ ス ベ ン ダ ー ID (0x04B4) で 自動的に エ ニ ュ メ レ ー ト し 、 フ ァ ーム ウ ェ ア と USB デ ィ ス ク リ プ タ を USB イ ン タ ー フ ェ ース を介 し てダウン ロー ド し ます。 ダウン ロー ド し た フ ァ ームウ ェ アは、 電気的な 切断 と 接続を行います。 CX3 は、 ダウン ロー ド し た情報に定義 さ れたデバイ ス と し て再びエニ ュ メ レー ト し ます。 こ の特許化 さ れた2段階のプ ロ セスは レ ニ ュ メ レーシ ョ ン (ReNumeration) と 呼ばれ、 デバイ スが USB に接続 さ れた直後に実行 さ れます。 4/27 CYUSB306X VBUS 過電圧保護 CX3 の VUSB ピ ンの最大入力電圧は 6V です。 一般に充電器は VUSB に 9V ま での電圧を 出力 し 得ま す。 こ の場合、 CX3 を VUSB に よ る 損傷か ら 保護す る た め に 外付 け の過電圧保護 (OVP) デバイ スが必要にな り ます。 図 3 は、 OVP デバイ スが VUSB に接続 さ れたシ ス テムア プ リ ケーシ ョ ン図を示 し ていま す。 VUSB の動作電圧範囲については 13 ページの DC 仕様 を 参照 し て く だ さ い。 注意: USB コ ネ ク タ の VBUS ピ ンは CX3 の VUSB ピ ンに接続 する必要があ り ます。 図 3. VUSB 用の OVP デバイ スのシス テム図 AVDD VDD CVDDQ VDDIO3 VDDIO2 VDDIO1 U3TXVDDQ U3RXVDDQ POWER SUBSYSTEM EZ-USB CX3 OVP device USB Connector 2 SSRXSSRX+ SSTXSSTX+ DD+ 3 4 5 6 7 8 9 VUSB その他出力 標準の MIPI CSI-2 信号に加え、次の 3 つの出力が提供 さ れます。 1. XRST : イ メ ージ セ ンサを リ セ ッ ト する ために使用で き ま す。 2. XSHUTDOWN : セ ンサを ス タ ンバイ/シ ャ ッ ト ダウン モー ド に移行 さ せる ために使用で き ます。 3. MCLK: イ メ ージ セ ンサに出力ク ロ ッ ク を提供する ために使 用で き ます。 こ のク ロ ッ ク の周波数はフ ァ ームウ ェ ア で設定 する こ と がで き ます。 CPU CX3 は、 32 ビ ッ ト 200MHz ARM926EJ-S コ アの CPU を内蔵 し ています。 コ アは、 16kB の命令密接合 メ モ リ (TCM) お よ び 8kB のデー タ TCM に直接ア ク セ ス す る こ と がで き ま す。 ARM926EJ-S コ アにはフ ァ ームウ ェ ア デバ ッ グ用に JTAG イ ン タ ー フ ェ ースがあ り ます。 CX3 は次の利点を持っ ています。 ■ USB-Port 1 7. シ リ アル イ ン タ ー フ ェ ース (例えば、I2C、I2S、SPI、UART) は、 オー ト フ ォ ー カ ス、 パン、 テ ィ ル ト 、 ズーム (PTZ) な どのカ メ ラ機能を実装するのに利用で き ます。 ■ GND ■ MIPI CSI-2 RX イ ン タ ー フ ェ ース MIPI 協会 (Mobile Industry Processor Interface association) は、 イ メ ージデー タ を広帯域幅のシ リ アル ラ イ ン上で送信す る た めのカ メ ラ シ リ アル イ ン タ ー フ ェ ース 2 (CSI-2) 規格を定義 し ま し た。 CX3 は次の特長を持つ MIPI CSI-2 レ シーバを実装 し ています。 1. 4 レーン ま で ク ロ ッ ク と デー タ を受信で き ます。 2. 各 CSI レーンは 1Gbps ま でのデー タ を転送で き ます。 3. RAW8/10/12/14、 YUV422 (CCIR/ITU 8/10 ビッ ト) 、 RGB888/666/565 およびユーザ定義 8 ビ ッ ト な どのビデオ フ ォ ーマ ッ ト に対応で き ます。 4. セ ンサを設定する ための CCI イ ン タ ー フ ェ ース (7 ビ ッ ト の ア ド レ ス指定可能な 400KHz の I2C イ ン タ ー フ ェ ース と の互 換性がある) を提供 し ます。 5. GPIO は、 イ メ ージセ ンサ付きの外部の フ ラ ッ シ ュ/照明シ ス テムに接続する ために使用 さ れ、そのシ ス テムを チ ッ プに 同期 さ せます。 このシ ス テムによ り 被写体が明る く な り 、 信 号対 ノ イ ズ比を改善する こ と で、 画質が良 く な り ます。 6. GPIO は、 外部イ ベン ト と イ メ ージセ ンサを同期 さ せる ため に も使用で き ます。それによ り 画像を外部イ ベン ト によ り 取 り 込む こ と がで き ます。 文書番号 : 001-90635 Rev. *A コ ー ド と デー タ に対応する 512 KB の SRAM と 、8 kB の命令 キ ャ ッ シ ュ と デー タ キ ャ ッ シ ュ を内蔵 し ています。 様々なペ リ フ ェ ラル (例えば、 USB、 CSI-2 Rx、 I2S、 SPI、 UART) の間で効率的で柔軟な DMA 接続を行います。 こ れ によ り 、 フ ァ ームウ ェ アがペ リ フ ェ ラル間のデー タ ア ク セス を設定する だけで、 その後は DMA 構造によ っ て管理 さ れま す。 ARM926EJ-S 用の業界標準の開発ツールを使用 し て、 容易に ア プ リ ケーシ ョ ン を開発する こ と がで き ます。 CX3 フ ァ ームウ ェ アのサン プルは Cypress EZ-USB CX3 開発 キ ッ ト に付属 し ます。 外部プ ロ セ ッ サに移植可能な ソ フ ト ウ ェ ア API は、 Cypress EZ-USB CX3 ソ フ ト ウ ェ ア開発キ ッ ト に 付属 し ます。 JTAG イ ン タ ー フ ェ ース CX3 の JTAG イ ン タ ー フ ェ ースは、 JTAG デバ ッ ガへ接続する ために標準の 5 ピ ン イ ン タ ー フ ェ ース を備えてお り 、 CPU コ アの内蔵デバ ッ グ回路を介 し て フ ァ ームウ ェ ア をデバ ッ グする こ と がで き ます。 ARM926EJ-S コ ア用の業界標準デバ ッ グ ツールは、 CX3 ア プ リ ケーシ ョ ン開発に使用する こ と がで き ます。 その他イ ン タ ー フ ェ ース CX3 は、 以下のシ リ アル ペ リ フ ェ ラルをサポー ト し ます。 ■ UART ■ I2C ■ I2S ■ SPI 11 ページの CYUSB3065 ピ ン一覧 に こ れら イ ン タ ー フ ェ ース を マ ッ ピ ングする方法を示 し ます。 5/27 CYUSB306X UART イ ン タ ー フ ェ ース SPI イ ン タ ー フ ェ ース CX3 の UART イ ン タ ー フ ェ ースは、 全二重通信に対応 し てい ます。 取 り 扱 う 信号は表 1 にある ものです。 CX3 は、 シ リ アル ペ リ フ ェ ラル ポー ト で SPI マス タ イ ン タ ー フ ェ ース をサポー ト し ます。 最大動作周波数は 33MHz です。 表 1. UART イ ン タ ー フ ェ ース信号 SPI コ ン ト ロー ラは、 ス タ ー ト /ス ト ッ プ ク ロ ッ ク を使用 し た SPI 通信の 4 つのモー ド に対応 し ています (モー ド の詳細 については、 20 ページの SPI タ イ ミ ン グ仕様 を参照 し て く だ さ い)。 こ のコ ン ト ロー ラは、 1 つの SSN 信号の制御を持つ、 1 つのマス タ 用の コ ン ト ロー ラ です。 これは 4 ビ ッ ト ~ 32 ビ ッ ト の ト ラ ンザク シ ョ ン サイ ズに対応 し ます。 信号 TX RX CTS RTS 説明 出力信号 入力信号 フ ロー制御 フ ロー制御 ブー ト オプ シ ョ ン UART は、 フ ァ ームウ ェ アで選択可能な 300 bps ~ 4608Kbps のボーレー ト を発生 さ せる こ と がで き ます。 フ ロー制御が有効 である場合、 CTS 入力がアサー ト さ れる時のみ、 CX3 の UART はデー タ を送信 し ます。 また CX3 の UART は、 デー タ を受信で き る よ う にな っ た時、 RTS 出力信号を アサー ト し ま す。 CX3 は、 PMODE ピ ンの設定によ り 選択 さ れる様々な ソ ースか ら ブー ト イ メ ージ を ロー ド する こ と がで き ます。CX3 のブー ト オプ シ ョ ンは以下の通 り です。 I2C イ ン タ ー フ ェ ース ■ I2C ■ USB からのブー ト ■ I2C から のブー ト I2C CX3 の イ ン タ ー フ ェ ースは バス仕様 Rev. 3 に準拠 し ています。 この I2C イ ン タ ー フ ェ ースは、 I2C マス タ と し ての み動作 し ます。 他の I2C のス レーブデバイ ス と 通信するのに使 用で き ます。 例えば、 CX3 はブー ト オプ シ ョ ン と し て、 I2C イ ン タ ー フ ェ ースに接続 し ている EEPROM から 起動する こ と がで き ます。 表 2. CX3 ブー ト オプ シ ョ ン PMODE[2:0] [1] CX3 の I2C マス タ コ ン ト ロー ラは、 マルチマス タ モー ド に も 対応 し ています。 I2C イ ン タ ー フ ェ ースへの電源供給は VDDIO1 であ り 、 これは 他のシ リ アル ペ リ フ ェ ラルか ら独立 し たパワー ド メ イ ン です。 これによ り 、 他のイ ン タ ー フ ェ ース と 異な る電圧で動作する柔 軟性が I2C イ ン タ ー フ ェ ースにあ り ます。 I2C コ ン ト ロー ラは、 400kHz と 1MHz のバス周波数をサポー ト し ます。 VDDIO1 が 1.8 V、 2.5 V または 3.3V である場合、 サポー ト さ れる動作周波数は 400kHz と 1MHz です。 I2C コ ン ト ロー ラは、 ク ロ ッ ク ス ト レ ッ チ機能をサポー ト し 、 遅いデ バイ スがフ ロー制御を実行で き る よ う に し ます。 I2C イ ン タ ー フ ェ ースの SCL と SDA 信号には、 外部プルア ッ プ抵抗が必要です。 プルア ッ プ抵抗は VDDIO1 に接続する必要 があ り ます。 注 : 0x0000111x パ タ ーン を持つ I2C ア ド レ スは内部で使用 さ れ、 このア ド レ ス を持つス レーブ デバイ ス をバスに接続 し て はいけません。 I2S イ ン タ ー フ ェ ース CX3 は I2S ポー ト を備えてお り 、 外部オーデ ィ オ コ ーデ ッ ク デバイ ス をサポー ト し ています。 CX3 は、 ト ラ ン ス ミ ッ タ と な る I2S のマス タ と し てのみ機能 し ます。 I2S イ ン タ ー フ ェ ー スは次の 4 つの信号で構成 さ れています : ク ロ ッ ク ラ イ ン (I2S_CLK)、 シ リ アル デー タ ラ イ ン (I2S_SD)、 ワー ド セ レ ク ト ラ イ ン (I2S_WS)、 マス タ シ ス テム ク ロ ッ ク (I2S_MCLK)。 CX3 は、 I2S_MCLK を出力 と し て シス テム ク ロ ッ ク を生成するか、 I2S_MCLK を入力 と し て外部シ ス テム ク ロ ッ ク を受け入れる こ と がで き ます。 I2S イ ン タ ー フ ェ ースが対応するサン プ リ ン グ周波数は 32kHz、 44.1kHz および 48kHz です。 文書番号 : 001-90635 Rev. *A SPI から のブー ト (対応する SPI デバイ スは M25P16 (16Mbit)、 M25P80 (8Mbit)、 および M25P40 (4Mbit) ま たはそれら に相当する もの) ブー ト 元 F11 USB ブー ト F1F 2C、 1FF I 2C 0F1 SPI、 不具合時に USB ブー ト が有効 不具合時に USB ブー ト が有効 のみ リセッ ト ハー ド リ セ ッ ト ハー ド リ セ ッ ト は、 CX3 の Reset# ピ ン を アサー ト する こ と で 開始 し ます。特定の リ セ ッ ト シーケ ン ス と タ イ ミ ング要件の詳 細については、 22 ページの図 11 と 22 ページの表 14 を参照 し て く だ さ い。 ハー ド リ セ ッ ト 中、 全ての I/O は ト ラ イ ス テー ト に さ れます。 MIPI_RESET リ セ ッ ト ピ ンが、 MIPI CSI-2 コ アの リ セ ッ ト に 用意 さ れます。 こ れは通常動作のために抵抗で プルダウン し ま す。 ソフ ト リセッ ト ソ フ ト リ セ ッ ト には、 次の 2 種類があ り ます。 ■ CPU リ セ ッ ト : CPU プ ログ ラ ム カ ウン タ が リ セ ッ ト さ れま す。 CPU リ セ ッ ト 後に、 フ ァ ームウ ェ ア を リ ロー ド する必 要はあ り ません。 ■ デバイ ス全体の リ セ ッ ト : こ の リ セ ッ ト はハー ド リ セ ッ ト と 同 じ です。 デバイ ス全体の リ セ ッ ト 後に、 フ ァ ームウ ェ ア を リ ロー ド する必要があ り ます。 クロッ ク CX3 は、 通常動作のために 2 つのク ロ ッ ク を必要 と し ます。 1. CLKIN ピ ン に接続する 19.2MHz のク ロ ッ ク 2. REFCLK ピ ンに接続する 6MHz ~ 40MHz のク ロ ッ ク 6/27 CYUSB306X CX3 への ク ロ ッ ク入力は、 7 ページの表 3 で指定 さ れている位 相 ノ イ ズ と ジ ッ タ の要件を満たす必要があ り ます。 入力ク ロ ッ ク周波数は、 CX3 コ ア またはいずれのデバイ ス イ ン タ ー フ ェ ース (CSI-2 Rx ポー ト を含む) のク ロ ッ ク および デー タ レー ト と 無関係です。 内部 PLL は、 入力周波数に応 じ て適切な ク ロ ッ ク逓倍オプ シ ョ ン を適用 し ます。 注 : REFCLK と CLKIN は、 個別のク ロ ッ ク入力を持つ必要が あ り ます。 あるいは、 同 じ 信号源を使用する場合、 そのク ロ ッ ク は、 2 つの出力を備えたバ ッ フ ァ を通 し て、 ク ロ ッ ク ピ ンに 接続する必要があ り ます。 表 3. CX3 入力 ク ロ ッ ク仕様 記号 仕様 項目 100Hz オ フ セ ッ ト 位相 ノ イ ズ Min Max – –75 単位 dB 1kHz オ フ セ ッ ト – –104 dB 10kHz オ フ セ ッ ト – –120 dB 100kHz オ フ セ ッ ト – –128 dB 1MHz オ フ セ ッ ト – –130 dB 最大周波数偏差 – 150 ppm デ ュ ーテ ィ 比 30 70 % オーバーシ ュ ー ト – 3 % ア ン ダーシ ュ ー ト – –3 % 上昇時間/下降時間 – 3 ns 32kHz ウ ォ ッ チ ド ッ グ タ イ マ ク ロ ッ ク入力 ■ VDD : ロ ジ ッ ク コ ア用の電源です。定格電源電圧は 1.2V であ り 、 コ ア ロ ジ ッ ク 回路に供給 さ れます。 同 じ 電源を以下に も使用 し ます。 ❐ AVDD : PLL、 水晶発振器およびその他のコ ア アナログ回 路用の 1.2V 電源です。 ❐ U3TXVDDQ/U3RXVDDQ : USB3.0 イ ン タ ー フ ェ ース用の 1.2V 電源です。 ■ VUSB:USB I/O およびアナログ回路用の 3.2V ~ 6V バ ッ テ リ 電源です。こ れは CX3 の内部電圧レギ ュ レー タ を介 し て USB ト ラ ン シーバに電源を供給 し ます。VUSB は内部で 3.3V に調 整 さ れています。 CX3 はウ ォ ッ チ ド ッ グ タ イ マ を内蔵 し ています。ウ ォ ッ チ ド ッ グ タ イ マは、 ARM926EJ-S コ アに割 り 込みをかけ、 ス タ ンバ イ モー ド 中の CX3 を自動的に復帰 さ せ、 ARM926EJ-S コ ア を リ セ ッ ト す る のに使用 で き ま す。 ウ ォ ッ チ ド ッ グ タ イ マ は 32kHz の ク ロ ッ ク で動作 し 、CX3 の専用ピ ンに接続する外部ク ロ ッ ク を利用する こ と も で き ます。 フ ァ ームウ ェ アはウ ォ ッ チ ド ッ グ タ イ マ を無効にで き ます。 外部 32kHz ク ロ ッ ク入力の要件を 表 4 に示 し ます。 表 4. 32kHz ク ロ ッ ク入力の要件 パラ メ ー タ Min Max デ ュ ーテ ィ 比 40 60 単位 % 周波数偏差 – ±200 ppm 上昇時間/下降時間 – 200 ns 注 : 図 4 に示すよ う に、 こ れら の電源は特定のシーケ ン スでオ ン/オ フ する必要があ り ます。 パワー モー ド CX3 は以下のパワー モー ド に対応 し ています。 ■ 通常モー ド : 機能が全て動作する モー ド です。 こ のモー ド で は、 内部 CPU ク ロ ッ ク と 内部 PLL が有効にな り ます。 ❐ 通常の動作消費電力は、 ICC コ アの最大値 と ICC USB の最 大値の合計を超え ません (消費電流の仕様については、 13 ページの DC 仕様 を参照 し て く だ さ い)。 ❐ I/O電源のVDDIO2 と VDDIO3 は、対応する イ ン タ ー フ ェ ースが 使用 さ れていない時にオ フ にする こ と がで き ます。 VDDIO1 は、 通常動作の場合にオ フ に し てはいけません。 ■ 低消費電力モー ド (8 ページの表 5 を参照) : ❐ USB 3.0 PHY が有効に さ れたサスペ ン ド モー ド ❐ ス タ ンバイ モー ド ❐ コ ア電源遮断モー ド 電源 CX3 は、 次の電源 ド メ イ ンがあ り ます。 ■ IO_VDDQ : デジ タ ル I/O 用に独立 し た電源 ド メ イ ンのグルー プ です。 2 ❐ VDDIO1 ; GPIO、 I C、 JTAG ❐ VDDIO2 ; I/O 2 ❐ VDDIO3 ; UART、 SPI、 I S ❐ CVDDQ ; ク ロ ッ ク 注 1. F は フ ローテ ィ ン グ状態を意味 し ています。 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 7/27 CYUSB306X 図 4. 電源投入シーケ ン ス VUSB (VBUS) VDD (VDD, AVDD, VDD_MIPI) VDDIO1 <= 10 ms <= 10 ms CVDDQ, VDDIO2, VDDIO3 CLK_IN, REFCLK RESET# MIPI_RESET >= 1 ms XRST (Image Sensor RESET) User programmable in firmware 表 5. 低消費電力モー ド への遷移方法 低消費電力モー ド USB 3.0 PHY を有 効に し たサスペン ド モー ド ■ ■ 特性 こ のモー ド の消費電力は ISB1 を超え ま せん USB 3.0 PHY が有効で、U3 モー ド にな り ます (USB 3.0 仕様で定義 さ れたサスペ ン ド モー ド の 1 つ) その他すべてのク ロ ッ クはシ ャ ッ ト ダウン し て も、 このブ ロ ッ ク自身が内部 ク ロ ッ ク で動作可能 です ■ すべての I/O は前の状態を保持 し ます ■ 復帰 ソ ース と コ ア電源への電源電圧を保 持する必要があ り ます。 他のすべてのパ ワー ド メ イ ンは個別にオン/オ フ にする こ と がで き ます ■ コ ン フ ィ グレーシ ョ ン レ ジス タ 、 バ ッ フ ァ メ モ リ 、 お よびすべての内部 RAM の状態が保持 さ れます ■ CX3 がサスペン ド モー ド に入る前に、 す べての ト ラ ンザ ク シ ョ ン を完了する必要 があ り ます (未完了 ト ラ ンザク シ ョ ンの 状態は保持 さ れません) ■ プ ログ ラ ム カ ウン タ を リ セ ッ ト し ないの で、 フ ァ ームウ ェ アはサスペ ン ド し た時 点か ら動作を再開 し ます (RESET# ア サーシ ョ ンによ っ て復帰 し た場合を除 く) 文書番号 : 001-90635 Rev. *A ■ 遷移方法 ARM926EJ-S コ ア で実行する フ ァ ームウ ェ アは、 CX3 をサスペ ン ド モー ド にする こ と がで き ます : た と えば、 USB サスペン ド 状態で、 フ ァ ームウ ェ アは CX3 をサスペン ド 状態にする場合があ り ます ■ 離脱方法 D+ の Low または High への遷移 ■ D- のLowまたはHighへ の遷移 ■ SSRX ± での再開条件 ■ VBUS の検知 ■ UART_CTS でのレ ベ ル検知 (プ ログ ラ マ ブ ル極性) ■ RESET# のアサー ト 8/27 CYUSB306X 表 5. 低消費電力モー ド への遷移方法 (続き) 低消費電力モー ド ス タ ンバイ モー ド ■ ■ 特性 こ のモー ド の消費電力はISB3 を超え ませ ん ■ 全ての コ ン フ ィ グレーシ ョ ン レ ジ ス タ の 設定及びプ ログ ラ ム/デー タ RAM の内 容は保持 さ れます。 ただ し 、 バ ッ フ ァ 内 またはデー タ パスの他の部分にあるデー タ については、 保証 さ れません。 このた め、 外部プ ロ セ ッ サは、 CX3 を ス タ ンバ イ モー ド にする前に、 必要なデー タ を読 み込む必要があ り ます ■ プ ログ ラ ム カ ウン タ は、 ス タ ンバイ モー ド か らの復帰時に リ セ ッ ト さ れます ■ GPIO ピ ンはその設定を保持 し ます ■ 内部 PLL はオ フ にな り ます ■ USB ト ラ ン シーバはオ フ にな り ます ■ ARM926EJ-S コ アは電源を遮断 さ れます 復帰時に、 コ アは再起動 し 、 プ ログ ラ ム /デー タ RAM に保存 さ れたプ ロ グ ラ ム を実行 し ます 復帰 ソ ース と コ ア電源への電源電圧を保 持する必要があ り ます。 他のすべてのパ ワー ド メ イ ンは個別にオン/オ フ にする こ と がで き ます コ ア電源遮断モー ド ■ こ のモー ド の消費電力はISB4 を超え ませ ん 遷移方法 ARM926EJ-S コ ア または外部プ ロ セ ッ サでのフ ァ ームウ ェ アの実行に よ り 、 適切な レ ジ ス タ が設定 さ れま す ■ 離脱方法 VBUS の検知 ■ UART_CTS でのレ ベ ル検知 (プ ログ ラ マ ブ ル極性) ■ RESET# のアサー ト ■ VDD を再供給 ■ RESET# のアサー ト ■ ■ コ ア電源がオ フ にな り ます ■ 全てのバ ッ フ ァ メ モ リ 、 コ ン フ ィ グレー シ ョ ン レ ジス タ 、 およびプ ログ ラ ム RAM は状態を保持 し ません。 こ のモー ド を終了 し た後、 フ ァ ームウ ェ ア を リ ロー ド し ます。 ■ こ のモー ド では、 他のすべてのパワー ド メ イ ンは個別にオ ン/オ フ にする こ と が で き ます 構成オプ シ ョ ン 構成オプ シ ョ ンは、特定の使用方法で利用する こ と がで き ます。 詳細についてはサ イ プ レ スのマーケ テ ィ ン グ部門 ([email protected]) ま でお問い合わせ く だ さ い。 デジ タ ル I/O CX3 は、 全てのデジ タ ル I/O ピ ンに フ ァ ームウ ェ ア で制御 さ れ る内部プルア ッ プ またはプルダウン抵抗を持っ ています。 ピ ン がフ ローテ ィ ングにな ら ないよ う に、 内部 50 kΩ 抵抗で high に吊 り 、 内部 10 kΩ 抵抗で low に落 と し ます。 I/O ピ ンは次の 状態を と り ます。 ■ VDD を オ フ にする ■ 低消費電力モー ド の時、 ホール ド (I/O はその値を保持) ■ JTAG TDI、TMC、および TRST# 信号には固定の 50 kΩ 内部プ ルア ッ プ抵抗を付け、TCK 信号には固定の 10 kΩ プルダウン 抵抗を付けています。 内部プルア ッ プ抵抗を使用 し て、全ての未使用の I/O を High に 吊る必要があ り ます。 全ての未使用の出力はフ ローテ ィ ン グに し ます。 全ての I/O は、 フル、 3/4、 1/2、 1/4 の能力で駆動で き ます。 こ れら ド ラ イ ブ レ ベルは、 イ ン タ ー フ ェ ース個別に設定 し ます。 GPIO ■ ト ラ イ ス テー ト (High-Z) ■ 軽プルア ッ プ (内部 50 kΩ) CX3 では、照明、同期表示な どに使用する こ と がで き る汎用 I/O と し て 12 個のピ ン を用意 し ています。 詳細は 10 ページのピ ン 配置を参照 し て く だ さ い。 ■ プルダウン (内部 10 kΩ) 全ての GPIO ピ ンは最大 16pF の外部負荷に対応 し ます。 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 9/27 CYUSB306X EMI CX3 は、家電に対応する FCC part 15B (米国) および EN55022 ( ヨ ーロ ッ パ) に記述 さ れている EMI 要件を シ ス テムレ ベルで 満た し ています。 CX3 は、 これ らの規格に記述 さ れている レ ベ ルの EMI への耐性があ り 、 正常に機能 し 続けます。 シ ス テム レベルの ESD CX3 は、USB イ ン タ ー フ ェ ース上の D+、D–、GND ピ ンに ESD 保護を組み込んでいます。これ らのポー ト に提供 さ れる ESD 保 護レ ベルは次の通 り です。 ■ ■ IEC61000-4-2 レ ベル3Aに基づ く シ ス テム レ ベルの 外部保護 デバイ ス を使用 し た接触放電は ± 6kV 、 気中放電は ± 8kV ■ IEC61000-4-2 レ ベル 4C に基づ く シ ス テム レ ベルの外部保護 デバイ ス を使用 し た接触放電は ± 8kV、 気中放電は ± 15kV こ の保護によ り 、本節で述べら れている レ ベルに達 し た ESD イ ベン ト が発生 し た後に も デバイ スが継続 し て機能する こ と を保 証 し ています。 SSRX+、 SSRX–、 SSTX+、 SSTX– ピ ンの内部 ESD 保護レ ベ ルは ± 2.2kV ま での HBM のみです。 JESD22-A114 仕様に基づいた ± 2.2 KV の人体モデル(HBM) ピ ン配置 図 5. CX3 ボール配置 ( ト ッ プ ビ ュ ー) A1 A2 A3 A4 A5 A6 A7 A8 A9 A10 A11 U3VSSQ U3RXVDDQ SSRXM SSRXP SSTXP SSTXM AVDD VSS DP DM GPIO[24] B1 B2 B3 B4 B5 B6 B7 B8 B9 B10 B11 VDDIO3 VSS GPIO[23] GPIO[21] U3RXVDDQ CVDDQ AVSS VSS VSS VDD TRST# C1 C2 C3 C4 C5 C6 C7 C8 C9 C10 C11 SPI_SSN / GPIO[54] SPI_MISO / GPIO[55] VDD GPIO[26] RESET# GPIO[18] GPIO[19] GPIO[22] GPIO[45] TDO I2S_MCLK / GPIO[57] D1 D2 D3 D4 D5 D6 D7 D8 D9 D10 D11 I2S_CLK / GPIO[50] I2S_SD / GPIO[51] I2S_WS / GPIO[52] SPI_SCK / GPIO[53] SPI_MOSI / GPIO[56] CLKIN_32 CLKIN VSS I2C_SCL I2C_SDA GPIO[17] E1 E2 E3 E4 E5 E6 E7 E8 E9 E10 E11 UART_TX / GPIO[48] GPIO[20] TDI TMS VDD VUSB VSS UART_CTS / GPIO[47] VSS VDDIO2 UART_RX / GPIO[49] F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7 F8 F9 F10 F11 TCK DNU DNU DNU DNU VDD DNU REFCLK GPIO[44] XRST UART_RTS / GPIO[46] G1 G2 G3 G4 G5 G6 G7 G8 G9 G10 G11 VSS XSHUTDOWN MCLK PMODE[0] / GPIO[30] GPIO[25] DNU DNU DNU DNU DNU VSS H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 VDD DNU DNU PMODE[1] / GPIO[31] DNU MIPI RESET DNU DNU DNU DNU VDDIO1 J1 J2 J3 J4 J5 J6 J7 J8 J9 J10 J11 DNU DNU DNU DNU MIPI_D0P MIPI_D1P MIPI_CP MIPI_D2P MIPI_D2N DNU VDD K1 K2 K3 K4 K5 K6 K7 K8 K9 K10 K11 DNU DNU VSS VSS MIPI_D0N MIPI_D1N MIPI_CN MIPI_D3N DNU DNU DNU L1 L2 L3 L4 L5 L6 L7 L8 L9 L10 L11 VSS PMODE[2] / GPIO[32] VDD_MIPI VSS VDD MIPI_D3P VDDIO1 DNU VSS VSS VSS 凡例 グラン ド USB PHY 電源、 ク ロ ッ ク電源 電源 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 10/27 CYUSB306X ピ ン機能 表 6. CYUSB3065 ピ ン一覧 (続き) CX3 表 6. CYUSB3065 ピ ン一覧 CX3 ピ ン番号 F10 ピ ン名 DNU I/O F9 DNU I/O F7 DNU I/O G10 DNU I/O G9 DNU I/O I/O F8 DNU I/O H10 DNU I/O H9 DNU I/O J10 DNU I/O H7 DNU I/O K11 DNU I/O L10 DNU I/O K10 DNU I/O K9 DNU I/O G7 DNU I/O G8 DNU I/O K2 DNU I/O ピ ン番号 C4 ピ ン名 GPIO[26] I/O I/O F3 GPIO[44] I/O C9 GPIO[45] I/O G4 PMODE[0] / GPIO[30] I/O H4 PMODE[1] / GPIO[31] I/O L4 PMODE[2] / GPIO[32] I/O F1 DNU I/O H6 MIPI RESET I/O C5 RESET# I F4 XRST O G2 XSHUTDOWN O G3 MCLK O F5 VDDIO2 パワー ド メ イ ン UART_RTS / GPIO[46] I/O E1 UART_CTS / GPIO[47] I/O E5 UART_TX / GPIO[48] I/O E4 UART_RX / GPIO[49] I/O D1 I2S_CLK / GPIO[50] I/O D2 I2S_SD / GPIO[51] I/O D3 I2S_WS / GPIO[52] I/O D4 VDDIO3 パワー ド メ イ ン SPI_SCK / GPIO[53] I/O C1 SPI_SSN / GPIO[54] I/O C2 SPI_MISO / GPIO[55] I/O D5 SPI_MOSI / GPIO[56] I/O C11 I2S_MCLK / GPIO[57] I/O J4 DNU I/O K1 DNU I/O J2 DNU I/O J3 DNU I/O J1 DNU I/O H2 DNU I/O H3 DNU I/O G6 DNU I/O H5 DNU I/O H8 DNU I/O VDDIO1 パワー ド メ イ ン GPIO[17] A4 SSRXP I D11 I/O A6 SSTXM O C6 GPIO[18] I/O A5 SSTXP O C7 GPIO[19] I/O E6 GPIO[20] I/O B4 GPIO[21] I/O A9 USB ポー ト (VUSB パワー ド メ イ ン) DP I/O C8 GPIO[22] I/O A10 DM I/O B3 GPIO[23] I/O F2 VDDIO1 パワー ド メ イ ン REFCLK I J7 VDD_MIPI パワー ド メ イ ン MIPI_CP I A11 GPIO[24] I/O G5 GPIO[25] I/O 文書番号 : 001-90635 Rev. *A USB ポー ト (U3TXVDDQ/U3RXVDDQ パワー ド メ イ ン) A3 SSRXM I 11/27 CYUSB306X 表 6. CYUSB3065 ピ ン一覧 (続き) 表 6. CYUSB3065 ピ ン一覧 (続き) CX3 ピ ン番号 K7 ピ ン名 MIPI_CN CX3 I ピ ン番号 A2 ピ ン名 U3RXVDDQ PWR I/O I/O J5 MIPI_D0P I A7 AVDD PWR K5 MIPI_D0N I B7 AVSS PWR J6 MIPI_D1P I L5 VDD_MIPI PWR K6 MIPI_D1N I B10 VDD PWR J9 MIPI_D2N I J11 VDD PWR J8 MIPI_D2P I C3 VDD PWR L8 MIPI_D3P I E9 VDD PWR K8 MIPI_D3N I F11 VDD PWR CVDDQ パワー ド メ イ ン CLKIN H1 VDD PWR D7 I L7 VDD PWR D6 CLKIN_32 I D8 VSS PWR E2 VSS PWR D9 VDDIO1 パワー ド メ イ ン I2C_SCL I/O E11 VSS PWR D10 I2C_SDA I/O G1 VSS PWR E7 TDI I A8 VSS PWR C10 TDO O G11 VSS PWR B11 TRST# I L1 VSS PWR E8 TMS I B8 VSS PWR F6 TCK I L6 VSS PWR B2 VSS PWR E10 パワー ド メ イ ン VUSB PWR L11 VSS PWR A1 U3VSSQ PWR B9 VSS PWR H11 VDDIO1 PWR K4 VSS PWR L9 VDDIO1 PWR L3 VSS PWR E3 VDDIO2 PWR K3 VSS PWR B1 VDDIO3 PWR L2 VSS PWR B6 CVDDQ PWR B5 U3RXVDDQ PWR 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 12/27 CYUSB306X 絶対最大定格 最大ラ ッ チア ッ プ電流 ............................................... 140mA 最大定格を超え る と 、 デバイ スの寿命が短 く な る可能性があ り ます。 全ての I/O 設定に対応 し た 最大出力短絡電流 (VOUT = 0 V) ............................ –100 mA 保存温度 .................................................. –65℃ ~ +150℃ 動作条件 グ ラ ン ド 電位に対する電源電圧 VDD、 AVDDQ ................................................................ 1.25V TA (バイ ア ス印加時の周囲温度) 工業用 ....................................................... –40 ℃ ~ +85 ℃ VDDIO1、 VDDIO2、 VDDIO3 ........................................... ...3.6V U3TXVDDQ、 U3RXVDDQ ........................................ .....1.25 V VDD、 AVDDQ、 U3TXVDDQ、 U3RXVDDQ 電圧 .............................................................. 1.15V ~ 1.25V 任意の入力ピ ンへの DC 入力電圧..........................VCC + 0.3 VUSB 電圧 ................................................ ............3.2V ~ 6V High Z 状態の出力に印加する DC 電圧 (VCC は対応する I/O 電圧).....................................VCC + 0.3 VDDIO1、 VDDIO2、 VDDIO3、 CVDDQ 電圧 .................................................................. 1.7V ~ 3.6V DC 仕様 記号 項目 Min Max VDD コ ア電源電圧 1.15 1.25 AVDD アナロ グ電源電圧 1.15 1.25 単位 V 標準 1.2V V 標準 1.2V 注 VDD_MIPI MIPI ブ リ ッ ジ D-PHY 電源電圧 1.15 1.25 V 標準 1.2V VDDIO1 I2C、 JTAG、 GPIO ド メ イ ン電 源電圧 1.7 3.6 V 標準 1.8、 2.5、 3.3V VDDIO2 UART/I2S ド メ イ ン電源電圧 1.7 3.6 V 標準 1.8、 2.5、 3.3V VDDIO3 SPI/I2S 1.7 3.6 V 標準 1.8、 2.5、 3.3V VUSB USB 電源電圧 3.2 6 V 標準 5V U3TXVDDQ USB 3.0 1.2V 電源 1.15 1.25 V 標準 1.2V こ の電源供給には、 22µF のバイパス コ ンデンサが必 要です U3RXVDDQ USB 3.0 1.2V 電源 1.15 1.25 V 標準 1.2V こ の電源供給には、 22µF のバイパス コ ンデンサが必 要です ド メ イ ン電源電圧 CVDDQ ク ロ ッ ク電源電圧 1.7 3.6 V 標準 1.8、 3.3V VIH1 入力 HIGH 電圧 1 0.625 × VCC VCC+0.3 V VIH2 入力 HIGH 電圧 2 VCC – 0.4 VCC+0.3 V 2.0 V VCC 3.6 V (USB および MIPI CSI-2 ピ ン を除 く ) 用 : VCC は対応する I/O 電源電圧です 1.7 V VCC 2.0 V (USB および MIPI CSI-2 ピ ン を除 く ) 用 : VCC は対応する I/O 電源電 圧です VIL 入力 LOW 電圧 –0.3 0.25 × VCC V VCC は対応する I/O 電源電圧です VOH 出力 HIGH 電圧 0.9 × VCC – V IOH (max) = –100 µA。 ド ラ イ ブ レ ベル 1/4 で テ ス ト : VCC は対応する I/O 電源電圧です VOL 出力 LOW 電圧 – 0.1 × VCC V IOL (min) = +100µA。 ド ラ イ ブ レ ベ ル 1/4 で テ ス ト : VCC は対応する I/O 電源電圧です IIX SSTXP/SSXM/SSRXP/SSRXM を除 く 、 全てのピ ンの入力漏れ 電流 –1 1 µA 全ての I/O 信号が VDDQ で保持 さ れます : (プルア ッ プ/プルダウ ン抵抗を接続 し た I/O の漏れ電流 は VDDQ/RPU または VDDQ/RPD 分 増加 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 13/27 CYUSB306X DC 仕様 (続き) 記号 項目 SSTXP/SSXM/SSRXP/SSRXM および MIPI CSI-2 信号を除 く す べてのピ ンの出力 High-Z 漏れ電 流 Min Max –1 1 ICC コ ア コ アおよびアナロ グ電圧動作電 流 – 380 mA ICC USB USB 電源の動作電流 – 60 mA ISB1 USB 3.0 PHY を有効に し たサス ペン ド モー ド 中での合計サスペ ン ド 電流 コ ア : 558.35µA – µA I/O : 4.58µA – µA USB : 4672µA – µA コ ア電源遮断モー ド 中の合計ス タ ンバイ電流 コ ア : 148.31µA – µA IOZ ISB3 単位 注 µA 全ての I/O 信号が VDDQ で保持 さ れます I/O : 3.16µA – µA USB : 15.8µA 0.2 – µA 12 VRAMP コ アおよび I/O 電源の電圧上昇 率 VN VDD および I/O 電源に許容 さ れ る ノ イ ズ レ ベル – 100 VN_AVDD AVDD 電源に許容 さ れる ノ イ ズ レ ベル – 20 AVDD、 VDD に流れる合計電流 コ ア電流は VDD、 AVDD および VDD_MIPI を介 し て測定 さ れ、 I/O 電 流は VDDIO1 から VDDIO3 を介 し て 測定、 USB 電流は VUSB、 U3TXVDDQ および U3RXVDDQ を介 し て測定 さ れます V/ms 電圧の立ち上が り は単調でなけれ ばな り ません mV AVDD を除 く すべての電源に許容 さ れる最大 p-p ノ イ ズ レ ベル mV AVDD に許容 さ れる最大 p-p ノ イ ズ レ ベル MIPI D-PHY 電気的特性 記号 項目 Min 仕様 Nom Max 単位 MIPI D-PHY RX DC 特性 VPIN 入力信号の電圧範囲 –50 – 1350 mV VIH 880 – – mV ロ ジ ッ ク 1 入力電圧 VIL ロ ジ ッ ク 0 入力電圧 – – 550 mV VCMRX (DC) HS レ シーバ モー ド の コ モ ン モー ド 電圧 70 – 330 mV VIDTH 差動入力ス レ ッ シ ョ ル ド High – 70 mV VIDTL 差動入力ス レ ッ シ ョ ル ド Low –70 – – mV VIHHS シ ン グル エ ン ド 入力 High 電圧 – 460 mV VILHS シ ン グル エ ン ド 入力 Low 電圧 –40 – – mV 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 14/27 CYUSB306X AC タ イ ミ ング パラ メ ー タ MIPI デー タ と ク ロ ッ ク の タ イ ミ ン グ 図 6. MIPI CSI 信号デー タ と ク ロ ッ ク の タ イ ミ ング Reference Time TSETUP THOLD 0.5UIINST + TSKEW CLKp CLKn 1 UIINST TCLKp 表 7. MIPI デー タ と ク ロ ッ ク の タ イ ミ ング 記号 TSKEW 項目 Min Max 単位 デー タ か ら ク ロ ッ ク ま でのスキ ュ ー ( ト ラ ン ス ミ ッ タ で観測) –0.15 0.15 UIINST TSETUP デー タ か ら ク ロ ッ ク ま でのセ ッ ト ア ッ プ時間 (レ シーバ側) 0.15 – UIINST THOLD ク ロ ッ クか ら デー タ ま でのホール ド 時間 (レ シーバ側) 0.15 – UIINST 12.5 ns 25 ns UIINST 1 デー タ ビ ッ ト 時間 (瞬時) 1 TCLKp デ ュ アルデー タ レー ト ク ロ ッ ク の周期 2 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 15/27 CYUSB306X リ フ ァ レ ン ス ク ロ ッ ク仕様 表 8. リ フ ァ レ ン ス ク ロ ッ ク 仕様 記号 項目 Min RefClk リ フ ァ レ ン ス ク ロ ッ ク 周波数 RefclkDutyCyl デ ュ ーテ ィ 比 RefClkPJ リ フ ァ レ ン ス ク ロ ッ ク 入力ピ リ オドジッ タ Max 単位 MHz 6 40 40% 60% -100 100 注 ps MIPI CSI ローパワー AC 特性 図 7. MIPI CSI バス入力グ リ ッ チ除去 2*TLPX eSPIKE 2*TLPX VIH Input VIL TMIN-RX TMIN-RX eSPIKE Output 表 9. MIPI CSI ローパワー AC 特性 記号 項目 Min Max 単位 注 V.ps スパイ ク の電圧 と 時間の積算値 : 電圧が VIL 以 上 (LP0 状態の場合) または VIH 以下 (LP1 状態の場合) が該当 し 、 こ れよ り 小 さ い イ ン パルスはレ シーバの状態を変更 し ません ns こ れよ り 大き い入力パルスは出力を切 り 替え ます mV eSPIKE 入力 ノ イ ズ除去 – 300 TMIN-RX 応答する最小パルス幅 20 – VINT 干渉の最大振幅 – 200 FINT 干渉の周波数 450 – MHz TLPX 任意の低消費電力状態の期間 50 – ns Min Max 単位 詳細/条件 – 100 mV ΔVCMRX(HF) は、 レ シーバ入力で観測する重ね 合わせた正弦波の最大振幅です -50 50 mV 定常的なグ ラ ン ド 電位の変動分 50 mV を差 し 引き ますが、 こ れは DC 平均コ モ ン モー ド 電 位 と 比較 し た電圧差です AC 仕様 表 10. AC 仕様 記号 項目 ΔVCMRX(HF) 450MHz を超え る コ モ ン モー ド 干渉 ΔVCMRX(LF) 50 ~ 450MHz の コ モ ン モー ド 干 渉 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 16/27 CYUSB306X シ リ アル ペ リ フ ェ ラ ル タ イ ミ ン グ I2C タ イ ミ ング 図 8. I2C タ イ ミ ング定義 表 11. I2C タ イ ミ ング パラ メ ー タ [2] 記号 項目 Min Max 単位 SCL ク ロ ッ ク周波数 0 100 kHz tHD ; STA ホール ド 時間ス タ ー ト コ ンデ ィ シ ョ ン 4 – µs tLOW SCL の LOW 期間 4.7 – µs tHIGH SCL の HIGH 期間 4 – µs tSU ; STA リ ピー ト ス タ ー ト コ ンデ ィ シ ョ ンのセ ッ ト ア ッ プ時間 4.7 – µs 0 – µs 250 – ns ns I2C fSCL 標準モー ド パラ メ ー タ tHD ; DAT デー タ ホール ド 時間 tSU ; DAT デー タ セ ッ ト ア ッ プ時間 tr SDA と SCL 信号の上昇時間 – 1000 tf SDA と SCL 信号の下降時間 – 300 ns tSU:STO ス ト ッ プ コ ンデ ィ シ ョ ンのセ ッ ト ア ッ プ時間 4 – µs tBUF ス ト ッ プ コ ンデ ィ シ ョ ン と ス タ ー ト コ ンデ ィ シ ョ ン と の間でのバスの空き時間 4.7 – µs tVD ; DAT デー タ 有効時間 – 3.45 µs tVD ; ACK デー タ 有効 ACK – 3.45 µs tSP 入力 フ ィ ル タ によ っ て抑制する必要がある スパイ クのパルス幅 該当な し 該当な し 注 2. すべてのパ ラ メ ー タ は設計で保証 さ れてお り 、 特性評価に よ っ て検証済みです。 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 17/27 CYUSB306X 表 11. I2C タ イ ミ ング パラ メ ー タ [2] (続き) 記号 項目 Min Max 単位 0 400 kHz 2 I C 高速モー ド パラ メ ー タ fSCL SCL ク ロ ッ ク周波数 tHD ; STA ホール ド 時間ス タ ー ト コ ンデ ィ シ ョ ン 0.6 – µs tLOW SCL の LOW 時間 1.3 – µs tHIGH SCL の HIGH 時間 0.6 – µs tSU:STA リ ピー ト ス タ ー ト コ ンデ ィ シ ョ ンのセ ッ ト ア ッ プ時間 0.6 – µs tHD ; DAT デー タ ホール ド 時間 0 – µs tSU ; DAT デー タ セ ッ ト ア ッ プ時間 100 – ns 300 ns tr SDA と SCL 信号の上昇時間 – tf SDA と SCL 信号の下降時間 – 300 ns tSU ; STO ス ト ッ プ コ ンデ ィ シ ョ ンのセ ッ ト ア ッ プ時間 0.6 – µs tBUF ス ト ッ プ コ ンデ ィ シ ョ ン と ス タ ー ト コ ンデ ィ シ ョ ン と の間でのバスの空き時間 1.3 – µs 0.9 µs tVD ; DAT デー タ 有効時間 – tVD ; ACK デー タ 有効 ACK – 0.9 µs tSP 入力 フ ィ ル タ によ っ て抑制する必要がある スパイ クのパルス幅 0 50 ns 0 1000 kHz I2C 高速モー ド プ ラ ス パラ メ ー タ fSCL SCL ク ロ ッ ク周波数 tHD ; STA ホール ド 時間ス タ ー ト コ ンデ ィ シ ョ ン 0.26 – µs tLOW SCL の LOW 時間 0.5 – µs tHIGH SCL の HIGH 時間 0.26 – µs tSU ; STA リ ピー ト ス タ ー ト コ ンデ ィ シ ョ ンのセ ッ ト ア ッ プ時間 0.26 – µs tHD ; DAT デー タ ホール ド 時間 0 – µs tSU ; DAT デー タ セ ッ ト ア ッ プ時間 50 – ns tr SDA と SCL 信号の上昇時間 – 120 ns tf SDA と SCL 信号の下降時間 – 120 ns tSU ; STO ス ト ッ プ コ ンデ ィ シ ョ ンのセ ッ ト ア ッ プ時間 0.26 – µs tBUF ス ト ッ プ コ ンデ ィ シ ョ ン と ス タ ー ト コ ンデ ィ シ ョ ン と の間のバス空き時間 0.5 – µs tVD ; DAT デー タ 有効時間 – 0.45 µs tVD ; ACK デー タ 有効 ACK – 0.55 µs tSP 入力 フ ィ ル タ によ っ て抑制する必要がある スパイ クのパルス幅 0 50 ns 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 18/27 CYUSB306X I2S タ イ ミ ング図 図 9. I2S 送信サイ クル tT tTR tTF tTL tTH SCK tThd SA, WS (output) tTd 表 12. I2S タ イ ミ ン グ パラ メ ー タ [3] 記号 項目 Min Max 単位 ト ラ ン ス ミ ッ タ ク ロ ッ ク サイ クル tTR – ns ト ラ ン ス ミ ッ タ サイ ク ル LOW 時間 0.35 tTR – ns ト ラ ン ス ミ ッ タ サイ ク ル HIGH 時間 0.35 tTR – ns I2S ト ラ ン ス ミ ッ タ 上昇時間 – 0.15 tTR ns tTF I2S ト ラ ン ス ミ ッ タ 下降時間 – 0.15 tTR ns tThd I2S ト ラ ン ス ミ ッ タ デー タ ホール ド 時間 0 – ns tTd I2S ト ラ ン ス ミ ッ タ 遅延時間 – 0.8 tT ns tT I2S tTL I2S tTH I2S tTR 注 tT はク ロ ッ ク ギア で選択可能です。 最大 tTR、 32 ビ ッ ト での 96kHz コ ーデ ッ ク で 326ns (3.072MHz) に設計 さ れています。 注 3. すべてのパ ラ メ ー タ は設計で保証 さ れてお り 、 特性評価に よ っ て検証済みです。 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 19/27 CYUSB306X SPI タ イ ミ ング仕様 図 10. SPI タ イ ミ ング SSN (output) tlead SCK (CPOL=0, Output) tsdi MISO (input) twsck thoi MSB LSB td tsdd tdis tdi v MOSI (output) tlag trf twsck SCK (CPOL=1, Output) tssnh tsck LSB MSB SPI Master Timing for CPHA = 0 SSN (output) SCK (CPOL=0, Output) tssnh tsck tlead twsck trf tlag twsck SCK (CPOL=1, Output) tsdi MISO (input) thoi LSB tdis tdi tdv MOSI (output) MSB LSB MSB SPI Master Timing for CPHA = 1 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 20/27 CYUSB306X 表 13. SPI タ イ ミ ング パラ メ ー タ [4] 記号 fop 項目 Min Max 単位 動作周波数 0 33 MHz tsck サイ クル時間 30 – ns twsck ク ロ ッ ク High / Low 時間 13.5 – ns tlead SSN-SCK 先行時間 tsck[5] tlag 可能遅延時間 tsck[5] tsck[5] trf 1/2 0.5 –5 1.5 1.5 +5 ns +5 ns 上昇/下降時間 – 8 ns tsdd SSN 出力から 有効デー タ ま での遅延時間 – 5 ns tdv 出力デー タ 有効時間 – 5 ns tdi 出力デー タ 無効 0 – ns tssnh 最小 SSN High 時間 10 – ns tsdi 入力デー タ セ ッ ト ア ッ プ時間 8 – ns thoi 入力デー タ ホール ド 時間 0 – ns tdis SSN High でデー タ 出力を無効 0 – ns 注 4. すべてのパ ラ メ ー タ は設計で保証 さ れてお り 、 特性評価に よ っ て検証済みです。 5. SPI_CONFIG レ ジ ス タ の LAG と LEAD 設定に依存 し ます。 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 21/27 CYUSB306X リ セ ッ ト シーケ ン ス 本節では、 CX3 のハー ド リ セ ッ ト シーケ ン スの要件を規定 し ます。 表 14. リ セ ッ ト お よびス タ ンバイ タ イ ミ ング パラ メ ー タ 記号 定義 tRPW RESET# 最小パルス幅 tRH RESET# 最小 High 時間 条件 ク ロ ッ ク入力 – tRR リ セ ッ ト 回復時間 (ブー ト ローダーがフ ァ ームウ ェ ア のダウン ロー ド を開始 し た後) tSBY ス タ ンバイ/サスペン ド 開始ま での時間 (MAIN_CLOCK_EN/ MAIN_POWER_EN ビ ッ ト を セ ッ ト し た時点か ら) tWU ス タ ンバイ状態か ら復帰する ま での時間 tWH ス タ ンバイ/サスペン ド ソ ース を再アサー ト する ま で の最小時間 Min (ms) Max (ms) 1 – 5 – ク ロ ッ ク入力 1 – – – 1 ク ロ ッ ク入力 – 1 – 5 – 図 11. リ セ ッ ト シーケ ン ス VDD ( core ) xVDDQ CLKIN CLKIN must be stable before exiting Standby/Suspend Mandatory Reset Pulse tRR tRh Hard Reset RESET# tWH tRPW Standby/ Suspend Source tSBY Standby/Suspend source Is asserted (MAIN_POWER_EN/ MAIN_CLK_EN bit is set) 文書番号 : 001-90635 Rev. *A tWU Standby/Suspend source Is deasserted 22/27 CYUSB306X 外形図 図 12. 121 ボール BGA (10 × 10 × 1.7 mm) パ ッ ケージの外形図、 001-87293 001-87293 Rev. ** 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 23/27 CYUSB306X 注文情報 表 15. 注文情報 注文 コ ー ド MIPI CSI-2 レーン パ ッ ケージ 4 121 ボール BGA CYUSB3065-BZXI 注文 コ ー ド の定義 CY USB 3 065 - BZ X I 温度グ レー ド : I = 工業用 無鉛 パ ッ ケージ タ イ プ : BZ = 121 ボール BGA 販売部品番号 USB 3.0 用の基本部品番号 販売コ ー ド : USB = USB コ ン ト ロー ラ 会社 ID : CY=Cypress 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 24/27 CYUSB306X 略語 略語 CSI - 2 本書の表記法 説明 Camera Serial Interface - 2 ( カ メ ラ シ リ アル イ ン タ ー フ ェ ース - 2) Direct Memory Access ( ダ イ レ ク ト メ モ リ ア ク セス ) 測定単位 記号 単位 ℃ Mbps 摂氏温度 Do Not Use ( 未使用 ) Host Negotiation Protocol ( ホス ト ネゴ シ エーシ ョ ン プ ロ ト コ ル ) MBps メ ガバイ ト /秒 MIPI MMC DMA DNU HNP MTP PLL PMIC SD SDIO SLC SPI SRP USB WLCSP メ ガ ビ ッ ト /秒 MHz メ ガヘルツ µA マ イ ク ロ ア ンペア Mobile Industry Processor Interface ( 団体名 ) µs マ イ ク ロ秒 Multimedia Card ( マルチ メ デ ィ ア カ ー ド ) Media Transfer Protocol ( メ デ ィ ア転送プ ロ ト コ ル ) Phase Locked Loop ( 位相ロ ッ ク ループ ) Power Management IC ( パワー マネージ メ ン ト IC) mA ミ リ ア ンペア ms ミ リ秒 ns ナノ秒 Ω オーム pF ピコファ ラ ッ ド V ボル ト Secure Digital ( セキ ュ ア デジ タ ル ) Secure Digital Input / Output ( セキ ュ ア デジ タ ル入力/出力 ) Single-Level Cell ( 単一レ ベル セル ) Serial Peripheral Interface ( シ リ アル ペ リ フ ェ ラル イ ン タ ー フ ェ ース ) Session Request Protocol ( セ ッ シ ョ ン リ ク エス ト プロ ト コル ) Universal Serial Bus ( ユニバーサル シ リ アル バス ) Wafer level chip scale package ( ウ ェ ハレ ベル チ ッ プ スケール パ ッ ケージ ) 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 25/27 CYUSB306X 変更履歴 文書名 : CYUSB306X、 EZ-USBTM CX3: MIPI CSI-2 -スーパース ピー ド USB ブ リ ッ ジ コ ン ト ロー ラ 文書番号 : 001-90635 ECN 版 変更者 発行日 変更内容 ** 4237242 HZEN 01/06/2014 こ れは英語版 001-87516 Rev *E を翻訳 し た日本語版 Rev. ** です。 *A 4377480 HZEN 05/15/2014 こ れは英語版 001-87516 Rev. ** を翻訳 し た日本語版 Rev. *A です。 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 26/27 CYUSB306X セールス、 ソ リ ュ ーシ ョ ンおよび法律情報 ワール ド ワ イ ド な販売 と 設計サポー ト サイ プ レ スは、 事業所、 ソ リ ュ ーシ ョ ン セ ン タ ー、 メ ー カ ー代理店および販売代理店の世界的なネ ッ ト ワー ク を保持 し ています。 お客様の最寄 り のオ フ ィ スについては、 サイ プ レ スのロ ケーシ ョ ン ページ を ご覧 く だ さ い。 PSoC® ソ リ ュ ーシ ョ ン 製品 車載用 ク ロ ッ ク、 バ ッ フ ァ イ ン タ ー フ ェ ース 照明、 電力制御 メモリ PSoC タ ッ チ セ ン シ ング USB コ ン ト ロー ラ ワ イヤレ ス/ RF cypress.com/go/automotive cypress.com/go/clocks cypress.com/go/interface cypress.com/go/powerpsoc cypress.com/go/plc cypress.com/go/memory cypress.com/go/psoc psoc.cypress.com/solutions PSoC 1 | PSoC 3 | PSoC 4 | PSoC 5LP サイ プ レ ス開発者 コ ミ ュ ニ テ ィ コ ミ ュ ニ テ ィ | フ ォ ー ラ ム | ブ ログ | ビデオ | ト レーニ ン グ テ ク ニ カル サポー ト cypress.com/go/support cypress.com/go/touch cypress.com/go/USB cypress.com/go/wireless © Cypress Semiconductor Corporation, 2013 - 2014. 本文書に記載 さ れる情報は、 予告な く 変更 さ れる場合があ り ます。 Cypress Semiconductor Corporation (サイ プ レ ス セ ミ コ ン ダ ク タ 社) は、 サイ プ レ ス製品に組み込まれた回路以外のいかな る回路を使用する こ と に対 し て一切の責任を負いません。 サイ プ レ ス セ ミ コ ン ダ ク タ 社は、 特許またはその他の権利に基づ く ラ イ セ ン ス を譲渡す る こ と も、 または含意する こ と も あ り ません。 サイ プ レ ス製品は、 サイ プ レ ス と の書面によ る合意に基づ く ものでない限 り 、 医療、 生命維持、 救命、 重要な管理、 または安全の用途のために使用 する こ と を保証する ものではな く 、 また使用する こ と を意図 し た もので も あ り ません。 さ ら にサイ プ レ スは、 誤動作や故障によ っ て使用者に重大な傷害を も た ら す こ と が合理的に予想 さ れる生命 維持シス テムの重要な コ ンポーネ ン ト と し てサイ プ レ ス製品を使用する こ と を許可 し ていません。 生命維持シ ス テムの用途にサイ プ レ ス製品を供する こ と は、 製造者がそのよ う な使用におけるあ ら ゆる リ ス ク を負 う こ と を意味 し 、 その結果サイ プ レ スはあ ら ゆる責任を免除 さ れる こ と を意味 し ます。 全ての ソ ース コ ー ド (ソ フ ト ウ ェ アおよび/またはフ ァ ームウ ェ ア) はサイ プ レ ス セ ミ コ ン ダ ク タ 社 (以下 「サイ プ レ ス」) が所有 し 、 全世界の特許権保護 (米国およびその他の国)、 米国の著作 権法な ら びに国際協定の条項によ り 保護 さ れ、 かつそれら に従います。 サイ プ レ スが本書面によ り ラ イ セ ン シーに付与する ラ イ セ ン スは、 個人的、 非独占的かつ譲渡不能のラ イ セ ン スであ り 、 適 用 さ れる契約で指定 さ れたサイ プ レ スの集積回路 と 併用 さ れる ラ イ セ ン シーの製品のみをサポー ト する カ ス タ ム ソ フ ト ウ ェ アおよび/またはカ ス タ ム フ ァ ームウ ェ ア を作成する目的に限 っ て、サ イ プ レ スのソ ース コ ー ド の派生著作物を コ ピー、 使用、 変更そ し て作成する ための ラ イ セ ン ス、 な ら びにサイ プ レ スの ソ ース コ ー ド お よび派生著作物を コ ンパイルする ためのラ イ セ ン スです。 上 記で指定 さ れた場合を除き、 サイ プ レ スの書面によ る明示的な許可な く し て本ソ ース コ ー ド を複製、 変更、 変換、 コ ンパイル、 または表示する こ と は全て禁止 し ます。 免責条項 : サイ プ レ スは、 明示的または黙示的を問わず、 本資料に関するいかな る種類の保証も 行いません。 こ れには、 商品性または特定目的への適合性の黙示的な保証が含まれますが、 こ れに 限定 さ れません。 サイ プ レ スは、 本文書に記載 さ れる資料に対 し て今後予告な く 変更を加え る権利を留保 し ます。 サイ プ レ スは、 本文書に記載 さ れるいかな る製品または回路を適用または使用 し た こ と によ っ て生ずるいかな る責任も負いません。 サイ プ レ スは、 誤動作や故障によ っ て使用者に重大な傷害を も た ら す こ と が合理的に予想 さ れる生命維持シ ス テムの重要な コ ンポーネ ン ト と し てサイ プ レ ス製品を使用する こ と を許可 し ていません。 生命維持シ ス テムの用途にサイ プ レ ス製品を供する こ と は、 製造者がそのよ う な使用におけるあ ら ゆる リ ス ク を負 う こ と を意味 し 、 その結 果サイ プ レ スはあ ら ゆる責任を免除 さ れる こ と を意味 し ます。 ソ フ ト ウ ェ アの使用は、 適用 さ れるサイ プ レ ス ソ フ ト ウ ェ ア ラ イ セ ン ス契約によ っ て制限 さ れ、 かつ制約 さ れる場合があ り ます。 文書番号 : 001-90635 Rev. *A 改訂日 2014 年 5 月 15 日 EZ-USB® は、 サイ プ レ ス セ ミ コ ン ダ ク タ 社の登録商標です。 本書で言及するすべての製品名および会社名は、 それぞれの所有者の商標である場合があ り ます。 27/27