データシート

プリアンプ付赤外検出モジュール
電子冷却型
取り扱いが容易なアンプ一体型モジュール
直流電源を接続するだけで赤外線を検出できるアンプ一体型のモジュールです。InGaAs・InAs・InSb・InAsSbの各素子について低
ノイズの電子冷却型を用意しています。この他、用途に応じて特注品にも対応が可能です。
特長
用途
高 S/N
各種赤外線検出
小型
付属品
取り扱いが容易
直流電源を接続するだけで動作
素子の性能に合った回路設計
電子冷却型用6芯ケーブル (直流電源用): 2 m (片側コネクタ付)
A4372-03: P4631-03
A4372-07: C12485-210, C12486-210, C12483-250, C12492-210,
C12494-210M, C12494-210S
温度制御回路を内蔵
取扱説明書
構成/絶対最大定格
型名
検出素子
受光面
サイズ
窓材
(mm)
C12485-210 InGaAs (G12182-210K)
硼珪酸ガラス
C12486-210 InGaAs (G12183-210K)
ARコート
C12483-250 InGaAs (G12180-250A) (1.55 μmピーク)付
硼珪酸ガラス
C12492-210 InAs (P10090-21)
P4631-03 InSb (P6606-310) サファイア
ガラス
C12494-210M InAsSb (P12691-201)
C12494-210S InAsSb (P11120-201)
電源電圧
Vcc
(V)
Vp
(V)
ϕ1
+2.5 +0.5
- 0.1
ϕ5
ϕ1
1×1
ϕ1
入射光量
max.
(μW)
0.06
0.07
絶対最大定格
電源電圧
動作温度*1 保存温度*1
Topr
Tstg
Vcc
Vp
(V)
(V)
(°C)
(°C)
+5
0.2
±15 ± 0.5
±18
0 ~ +40 -20 ~ +50
+4.5 ± 0.25
2.6
67
+7
+2.5 +0.5
- 0.1
26
+5
*1: 結露なきこと
高湿環境においては、製品とその周囲で温度差があると製品表面が結露しやすく、特性や信頼性に影響が及ぶことがあります。
注) 絶対最大定格を一瞬でも超えると、製品の品質を損なう恐れがあります。必ず絶対最大定格の範囲内で使用してください。
浜松ホトニクス株式会社
1
プリアンプ付赤外検出モジュール
電子冷却型
電気的および光学的特性 (指定のない場合はTyp. Ta=25 °C)
定格入力
電圧時 最大 カットオフ
感度
波長
素子温度 波長
λc
λp
Td
型名
(°C)
C12485-210
C12486-210
C12483-250
C12492-210
P4631-03
C12494-210M
C12494-210S
-15
-28
-58
-28
(μm)
1.95
2.3
1.55
3.25
5.5
6.7
4.9
(μm)
2.05
2.56
1.66
3.45
6.1
8.3
5.9
受光感度
S
λ=λp
*2
Min.
Typ.
(V/W) (V/W)
1.1 × 108 1.8 × 108
1.0 × 108 2.0 × 108
3.3 × 107 5.0 × 107
0.8 × 107 1.0 × 107
1.2 × 105 1.5 × 105
雑音等価電力
NEP
λ=λp
Typ.
(W/Hz1/2)
1 × 10-13
4 × 10-13
7 × 10-14
6 × 10-12
3 × 10-11
Max.
(W/Hz1/2)
3 × 10-12
6 × 10-12
7 × 10-13
1 × 10-11
6 × 10-11
5.0 × 105 7.5 × 105 1 × 10-10 3 × 10-10
周波数特性
-3 dB
FcL
Typ.
DC
DC
DC
5
DC
(Hz)
FcH
Min. Typ.
1.5 k 2.2 k
2.1 k 3 k
900 1.1 k
80 k 90 k
80 k 100 k
5
80 k 100 k
最大
出力
出力
インピー
電圧
ダンス
RL=1 kΩ
(Ω)
±13
+10
Vcc
Typ.
Max.
(mA) (mA)
+30, -13 +60, -30
+30, -14 +60, -30
+30, -22 +50, -30
+30, -20 +80, -30
+80, -22 +90, -30
±13
+30, -20 +80, -30 +600
(V)
+10
50
消費電流*3
Vp
Typ. Max.
(mA) (mA)
+500
+600 +1100
+950
*2: f=100 Hz (C12485-210, C12486-210, C12483-250), f=1.2 kHz (P4631-03)
*3: Vcc=±15 V, Vp=2.5 V (C12485-210, C12486-210, C12483-250, C12492-210, C12494-210M, C12494-210S), Vcc=±15 V, Vp=4.5 V (P4631-03)
推奨直流電源 (アナログ電源): PW18-1.3ATS [ (株)テクシオ・テクノロジー], E3630A (Keysight Technologies)
電流容量: 最大消費電流の1.5倍以上
リップルノイズ: ±15 V電源 5 mVp-p以下
+2.5 V, +4.5 V電源 5 mVp-p以下
分光感度特性
(Typ.)
D* (λ, 1200, 1) (cm · Hz1/2/W)
1013
C12483-250
C12485-210
12
10
C12486-210
C12492-210
11
10
P4631-03
1010
C12494-210M
109
8
C12494-210S
10
107
1
2
3
4
5
6
7
8
9
෨ಿ (μm)
KIRDB0188JM
2
プリアンプ付赤外検出モジュール
電子冷却型
外形寸法図 (単位: mm)
C12485-210, C12486-210, C12483-250, C12492-210, C12494-210M, C12494-210S
26 ± 0.3
20
45
਋࢕໐
3.3 ± 0.2
਋࢕࿂
75.2
26 ± 0.3
40
(4 ×) M3 ૬̯ 5
(Υΐࠪ)
႖‫ݕ‬έͻϋ (ஜ࿂)
2
46 ± 0.3
26.5
12
20 ± 0.3
BNC΋Υ·Η (૞࣢੄ႁ)
6άϋ΋Υ·Η (ഩ࡙වႁ)
50
0.8
ঐা̧̈́࢖ओ: ±1
KIRDA0009JH
P4631-03
4.6 ± 0.5
20
਋࢕࿂
3
45
34 ± 0.3
8
਋࢕໐
7
31 ± 0.3
66.5
7
45
66
0.2 ± 0.4
132.5
64.5
62 ± 0.3
2
႖‫ݕ‬έͻϋ (ஜ࿂)
(4 ×) M3 ૬̯ġ5
(Υΐࠪ)
26.5
12
20 ± 0.3
20 ± 0.3
BNC΋Υ·Η
(૞࣢੄ႁ)
6άϋ΋Υ·Η
(ഩ࡙වႁ)
΂έΓΛΠ಺ାΥΐ
ঐা̧̈́࢖ओĻġ±1
KIRDA0137JE
注) 冷却フィン (前面)は取り外し可能です。
3
プリアンプ付赤外検出モジュール
電子冷却型
ケーブル (直流電流用) A4372-03
2000 ± 100
90 ± 10
ɸ1
10 ± 3
ɸ11
ɸ4.8
27
͉̺ͭੜၑ
΋Υ·Η: HR10-7P-6P
(ΪυΓୋ)
άϋNo.
΋Υ·Η
άϋ୪௽
+2.5 V (̹͉͘ +4.5 V)
႖‫ݕ‬΋ϋΠυȜρဥഩ࡙
GND
႖‫ݕ‬΋ϋΠυȜρဥഩ࡙
‫أ‬ഽΙͿΛ·ဥ੄ႁ
+15 V
-15 V
GND
ςȜΡ૗
୤
୒
ถႂ
ؕ
ฒ
ࣱිͤ஌
ঐা̧̈́࢖ओĻġ±1
KIRDA0197JD
ケーブル (直流電流用) A4372-07
36
90 ± 10
10 ± 2
12.3
4.8
1900 ± 10
͉̺ͭੜၑ
΋Υ·Η: LF07WBP-6P
(ΪυΓୋ)
άϋNo.
΋Υ·Η
άϋ୪௽
+2.5 V ̹͉͘+4.5 V
႖‫ݕ‬΋ϋΠυȜρဥഩ࡙
GND
႖‫ݕ‬΋ϋΠυȜρဥഩ࡙
‫أ‬ഽΙͿΛ·ဥ੄ႁ
+15 V
-15 V
GND
ςȜΡ૗
୤
୒
ถႂ
ؕ
ฒ
ࣱ
ঐা̧̈́࢖ओ: ±1
KIRDA0241JC
4
プリアンプ付赤外検出モジュール
電子冷却型
使用上の注意
・本検出器は両電源 (±15 V)で使用し、片電源 (+15 Vまたは-15Vのみ)で使用することは絶対に避けてください。片電源で使用すると、
アンプ部が故障する恐れがあります。
・本検出器には、必ず冷却用電源 (+2.5 Vまたは+4.5 V)も印加して、使用してください。
・検出素子の表面には、過度の力を加えないように特に注意してください。過度の力を加えると、受光窓の破損などが発生する場合が
あります。受光窓には、直接手で触れないようにしてください。汚れはエチルアルコールを用いて軽くふき取ってください。
・本製品を落下させたり、強い衝撃を与えないようにしてください。
関連情報
http://www.hamamatsu.com/sp/ssd/doc_ja.html
注意事項
・ 製品に関する注意事項とお願い
・ 安全上の注意
・ 化合物光半導体 受光素子/使用上の注意
技術情報
・ 赤外線検出素子/技術資料
・ 赤外線検出素子/用語の説明
本資料の記載内容は、平成28年6月現在のものです。
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Cat. No. KIRD1036J24 Jun. 2016 DN
5