BP5710 AC/DCコンバータ AC100V C100V入力、 入力、12V/350mA 12V/350mA出力タイプ 出力タイプ ●外形寸法図(単位:mm) ●絶対最大定格/Absolute Maximum Ratings Unit 170 350 2 −20 ∼ +80 −25 ∼ +85 1800 V mApk kV ℃ ℃ Vrms 15.0MAX. 36.0MAX. DC Mark Side Limits Vi Io Vsurge Topr Tstg 24.0MAX. Symbol IEC61000-4-2 厳しさレベル1 4±1.0 Parameter 入力電圧 出力電流 静電破壊耐量 動作温度範囲 保存温度範囲 1-2次間耐電圧 1 2 4 5 8 10 11 0.5±0.1 2sec 0.25±0.05 1.3±0.2 P=2.54±0.2 2.54×10=25.4 ●電気的特性/Electrical Characteristics Conditions DC(85∼115VAC相当) Vi=141V, Io=350mA Vi=141V Vi=120∼162V, Io=350mA Vi=141V, Io=0∼350mA Vi=141V, Io=350mA Vi=141V, Io=350mA 1-2次間 DC100V Unit V V mA V V Vp-p % MΩ ●ディレーテイングカーブ *1 *2 *2 *1 最大出力電流は周囲温度により変わります。ディレーティングを参照ください。 *2 ロードレギュレーション・変換効率を参照ください。 Pin No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 BP5710 安全のため、ヒューズを 必ずご使用ください。 4 5 8 10 11 出力 ZNR C1 C2 12V + + − − C3 C4 C5 ご使用にあたっては貴社製品に実装された状態で必ず評価、確認をお願いします。 特に出力負荷電流が絶対最大定格を超えていないか、カレントプローブ等でご確認をお願いします。 外付け部品について FUSE: ヒューズ 500 400 300 200 100 0 0 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 0 速断型ヒューズ0.5Aを必ずご使用ください。 C1,2,4 : 雑音端子電圧低減用 耐圧は200V以上 C1,2は0.1μF∼0.22μF。C4は4700pF程度。 フイルムコンデンサまたはセラミックコンデンサ 雑音端子電圧を低減します。定数は実機にてご評価ください。 C3: 入力平滑用コンデンサ 耐圧は200V以上 33μF∼330μF C5: 出力平滑用コンデンサ 耐圧は25V以上 470μF∼1000μF 低インピーダンス品 ESR(等価直列抵抗)は0.16Ω以下 許容リプル電流は0.58Arms以上のものをご使用ください。 出力ノイズ電圧に影響を与えます。定数は実機にてご評価ください。 D1: 整流用ダイオード せん頭逆方向電圧が400V以上、平均整流電流が0.5A以上 せん頭サージ電流が20A以上の整流用ダイオードをご使用ください。 (本製品は全波整流でもご使用頂けます。) FL1: 雑音端子電圧低減用 ZNR: バリスタ ラインフィルタは必要に応じてご使用ください。 バリスタは必ずご使用ください。雷サージや静電気から 本製品を保護します。 50 100 150 200 250 300 350 Output Current Io(mA) ●変換効率 Conversion Efficiency (Ta=25℃, Vi=141V) 50 100 150 200 250 300 350 Output Current Io(mA) ●ロードレギュレーション Load Regulation (Ta=25℃, Vi=141V) 14 Output Voltage Vo(V) 入力 AC100V 50Hz/60Hz FUSE D1 端子定義/Function 入力端子 Vi(141VDC) 入力端子 Vi(141VDC) 抜きピン COMMON (1次) COMMON (1次) 抜きピン 抜きピン COMMON (2次) 抜きピン コンデンサ接続ピン 出力端子 Vo(12V) Switching Frequency (Ta=25℃, Vi=141V) 600 12 10 8 6 4 2 0 0 100 200 300 400 500 600 700 Output Current Io(mA) ●表面温度上昇 Surface Temperature Rising ΔT(℃) FL1 Derating Curve 400 350 300 250 200 Operation Range 150 100 50 0 -30 -20 -10 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 Ambient Temperature Ta(℃) ●スイッチング周波数 ●応用回路例 1 2 Output Current Io(mA) Max. 162 13 350 0.3 0.3 − − − Switching Frequency fsw(kHz) Typ. 141 12 − 0.15 0.15 0.25 77 − Conversion Efficiency η(%) Symbol Min. Parameter 入力電圧範囲 120 Vi 出力電圧 Vo 11 出力電流 Io 0 ラインレギュレーション Vr − ロードレギュレーション Vl − 出力リップル電圧 Vp − 電力変換効率 η 70 絶縁抵抗 100 5.25MAX. 5.5MAX 60 Surface Temperature Rising (Ta=25℃, Vi=141V) 50 40 30 20 10 0 0 50 100 150 200 250 300 350 Output Current Io(mA) 9.75MAX. AC/DCコンバータ使用上の注意 使用上の注意事項 1)ご使用にあたっては貴社製品に実装された状態で必ず評価、確認を実施ください。 2)過大な負荷電流(定格電流以上)が流れる場合、当製品の性能、信頼性が損なわれる恐れがある ため必ず定格電力以下で使用してください。 3)周囲温度の上昇に伴って出力電源を軽減する必要があります。(ディレーティングカーブ参照) 4)異常時の発煙、発火を防ぐためにヒューズの使用をお願いします。 5)一次側とは絶縁しておりませんので感電の恐れがあります。(非絶縁型AC/DCコンバータのみ) 6)本製品に強い衝撃を与えないでください。 7)ご使用される外付け部品については記載された範囲のもの、もしくは同等品をご使用ください。 記載以外のものをご使用になる場合には、十分なご評価をお願いします。異なった仕様の部品を 用いた場合、仕様を満足できないばかりでなく、故障の原因になる場合もあります。 8)電源投入時のチャタリングにはご注意ください。 9)モータ、リレー等の負荷の場合、ON/OFF時の逆起電力によりモジュールの入力、出力端子に 過大電圧・電流が流れる場合がありますが絶対最大定格を超えないようにしてください。 10)結露について 結露により端子間が絶縁劣化すると正常に動作しなくなり、破壊することがあります。 入力端子間は特にご注意ください。 11)動作温度について 密閉された環境下でご使用の場合、必ず温度測定を行い、ディレーティングカーブ内であること をご確認ください。 12)出力端子には出力電圧を超える過電圧を印加しないでください。破壊の原因となります。 13)出力端子に逆電圧を印加すると出力電圧が立ち上がらないことがありますので、電源投入時に、 逆電圧が印加されることが無いことをご確認ください。 14)振動が大きい場合には、本製品を固定してお使いください。 15)リード端子の半田付けは、確実に行ってください。半田付けはフロー半田を原則とさせていただ きます。(260℃ 10秒以内)また手半田付けの際にはこて先温度310℃以下 3秒以内にしてください。 16)ハロゲン系(塩素系、臭素系等)活用度の高いフラックスを使用する場合、フラックスの残さに よる性能、信頼性への影響が考えられるため、事前にご確認ください。 17)リード端子の折り曲げは、リード部の細くなったところから曲げてください。曲げるときは、 すべての端子を固定し、曲げる回数は2回(往復1回)を限度としてください。曲げる角度は90度 以内としてください。 保管上の注意事項 1)以下の環境及び条件で保管されますと性能劣化や半田付けの性等の性能に影響を与える恐れがあり ますので下記条件での保管は避けてください。 ①潮風、CI2、H2S、NH3、SO2、NO2等の腐食性ガスの多い場所での保管 ②推奨温度、湿度以外での保管 (推奨温度・・・5∼30℃,湿度・・・40∼60%RH) 2)半田付け性等の性能は当社出荷から1年とし、上記保管方法を遵守された場合に限らせて戴きます。