NJW4302 データシート

NJW4302
三相DCブラシレスモータ コントロールIC
■概 要
NJW4302 は、ホールセンサを利用した三相DCブラシレスモ
ータ用のプリドライバコントロールICです。
このICは、内部に速度制御回路,FGアンプ、積分アンプ
回路等を内蔵しています。
本ICを使用することにより、希望の出力のモータを精度
良く速度制御が可能となります。
■外 形
NJW4302FA1
■特
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
■端子配列
徴
PWM駆動出力
CR発振器
ロック検知出力
ブレーキ回路(ショートブレーキ方式)
スタート/ストップ切換回路
電流制限回路
過熱保護回路
FGアンプ、積分アンプ内蔵
シャントレギュレータ出力(5V)
Bi−CMOS構造
外形
QFP44
VL UH
WL VH
UL RF
H3- H3+ H2- H2+ H1-
H1+
WH
PVCC
FGIN+
VCC
FGIN-
VREG
FGOUT
DGND
FGSOUT
AGND
PGND
NJW4302 QFP44
AGND
VSH
CR
N2
CROCK
N1
R
SS
C
CLK
FILO FILI
TOC
INT IN
POUT LD
DOUT
INTREF
INTOUT
BR
FR
■ブロック図
FGSO
FGO
Dout
LD
CROCK
INTREF INTIN INTOUT S/S
BR
F/R
BR
F/R
V
+
ROCK
OSC
LD
FGIN ‐
+
FGIN
INTEGRATION
AMP
−
+
−
FG
+
SPEED
DISCRIMINATOR
H1
LOGIC
HALL
HYS
AMP
S/S
Vreg
H2
+
H2‐
H3
VREF
SPEED
PLL
Pout
+
H1‐
+
H3‐
VREG 1
VSH
VCO OUT
PROTECTION
CLK
ALTERNATIVE
PLL COUNTER
PWM BLOCK
COUNTER
CIRCUIT
TSD / LVDS
CIRCUIT
PRI−DRIVER
FILI
FILO
R
C
N1
N2
GND
CR
RF TOC
UL VL WL UH VH WH
-1-
NJW4302
■端子機能の説明
端子名
ピン番号
説明
H1+,H1-
33, 34
各相からのホール入力端子。
H2+,H2-
35, 36
ロジックの「H」とは VH+>VH- を示す。
H3+,H3-
37, 38
UH
41
VH
43
出力端子(定電流ソース出力)
。
WH
1
UL
40
出力端子(オープンコレクタ・シンク出力)
。
VL
42
PWM によるデューティ制御を行う。
WL
44
PVCC
2
電源端子。ノイズ等が入らないように GND 間にコンデンサを接続する。
VCC
3
IC 内では未接続のため、各端子は必ず外部にて PVCC、VCC に接続のこと。
VREG
4
シャントレギュレータ出力端子。
外付けの Bias 抵抗と NPN TR により、V+用の安定した 5V を生成する。
PGND,DGND
5,6
接地端子。
AGND
27,28
VSH
7
シャントレギュレータ ON/OFF 端子。
「H」又は「オープン」で ON、
「L」で OFF。
CR
8
PWM の発振周波数を設定する端子
CROCK
9
IC 内では未接続のため、各端子は必ず外部にて PGND、DGND、AGND に接続のこと。
モータ拘束保護回路用クロック断線時誤動作防止回路等の基準信号発振端子。
GND 間にコンデンサを接続する。
R
10
C
11
VCO 発振周波数設定端子。GND 間に抵抗を接続する。
VCO 発振周波数設定端子。GND 間にコンデンサを接続する。
C 端子の発振周波数が1MHzを超えない容量値に設定すること。
FILI
13
VCO フィルターアンプ入力端子。
(IC内部で)10kΩの抵抗を介して VCO PLL 出力に接続されている。
FILO
12
VCO フィルターアンプ出力端子。
(IC内部で)VCO 回路に接続される。
DOUT
18
速度ディスクリミネータ出力端子。オーバースピード時「L」が出力される。
POUT
19
PLL 出力端子。1/2fCLK と 1/2fFG の位相比較を出力する。
LD
20
ロック検知出力端子。オープンコレクタ出力モータ回転数がロック範囲内(±6.25%)のとき「L」となる。
INT REF
14
積分アンプ正転入力端子。
(1/2V+で Bias)
INT IN
17
積分アンプ反転入力端子。
INT OUT
16
積分アンプ出力端子。
TOC
15
トルク指令入力端子。通常、INT OUT 端子と接続する。TOC 電位を下げると UL,VL,WL の PWM デューティが変化してトルク力
が UP するよう作用する。
-2-
FGIN+
32
FG アンプ正転入力端子(1/2V+で Bias)
。GND 間にコンデンサを接続する。
FGIN-
31
FG アンプ反転入力端子。
FGOUT
30
FG アンプ出力端子。
FGSOUT
29
FG アンプ出力端子(シュミット後)
。オープンコレクタ出力。
RF
39
出力電流検出端子。GND 間に低抵抗を接続する。出力最大電流 IOUT=0.5/Rf で設定する。
SS
24
スタート・ストップ制御端子。
「L」でスタート、
「H」又は「オープン」でストップ。
FR
22
正転/逆転制御端子。
「L」で正転、
「H」又は「オープン」で逆転。
BR
21
ブレーキ端子(ショートブレーキ動作)
「L」でスタート、
「H」又は「オープン」でブレーキ。
CLK
23
外部クロック信号入力端子。10kHz max.
N1
25
速度ディスクリミネータ カウント数切り替え端子。
N2
26
NJW4302
■機能説明
1. VCO 回路
基準信号周波数の可変範囲は、R 及び C 端子に接続する素子と VCO ループフィルタ定数等により決まる。
ただし、VCO の発振周波数範囲は、約 160kHZ∼1.0MHZ である。
定数の参考値を以下に記す。
R=20kΩ、C=100pF
フィルタ定数:0.47μF、27kΩ
2. 出力駆動回路
PWM は、外付けトランジスタの上側で行っている。
3. 速度ロックの範囲
速度ロックの範囲は、定速の±6.25%以内である。モータの回転数がロック範囲内で LD 端子は「L」となる(オープン
コレクタ)
。モータの回転数がロック範囲を外れると LD 端子は「H」となる。
LD 信号は、起動時に初期点灯することがある。
4. PWM 周波数
PWM 周波数は、CR 端子に接続する抵抗とキャパシタにより決まり、下記の式により計算できる。
fPWM≒1/(0.48CR)
C=1500pF,R=75kΩで、約 19kHZ が得られる。
5. 拘束保護回路(CROCK)
スタート状態でモータ拘束時に IC 及びモータの保護を行う。LD 出力が一定時間「H」であると上側の出力トランジスタ
の全相をオフする。
設定時間は、CROCK 端子に接続するキャパシタで決まり、下記の式により計算できる。
設定時間(秒)≒66C(μF)
C=0.068μFで約 4.5 秒が得られる。
拘束保護が動作した場合、解除するにはストップ状態または電源の再投入が必要である。この機能を使用しない場合は、
CROCK 端子を AGND に接続する。
6. F/R 切り替え
モータの回転方向の切り替えは、F/R 端子で行うことができ、モータの回転状態で行っても問題はない。
7. ブレーキ
ブレーキは、外付けトランジスタの上側を全相オンさせるショートブレーキ方式である。この時、下側トランジスタは
全相オフになる。
8. VREG 端子と VSH 端子
モータ駆動回路を 1 電源で構成する場合、VREG 端子を使用し、本 IC の電源電圧(5V)を作ることができる。VREG 端子
と V+端子でシャントレギュレータ回路を構成しており外付け素子(抵抗、トランジスタ)を付加することにより V+端子
に 5V±5%を発生する。この場合、VSH 端子を「H」またはオープンにする。
本 IC 用に別電源が用意されている場合は、VREG 端子はオープンにし VSH 端子を「L」にする。
9. FG アンプ
FG アンプは通常、ノイズを除去するために応用回路例のようなフィルタアンプを構成する。FG アンプ後にはシュミッ
トコンパレータが接続されているのでアンプの出力振幅は 250mVp-p 以上になるように増幅度を設定する。
FGIN+端子対 GND に接続するキャパシタは、バイアス電圧安定化と内部ロジックの初期リセットパルス発生のために必
要である。リセットパルスは、FGIN+端子が 0V→約 1.25V となる時間に発生する。
10. 積分アンプ
積分アンプは、Dout および Pout を積分し、速度指令電圧に変換するとともに制御ループのゲイン及び周波数特性を外
付けで設定する。
-3-
NJW4302
11. 速度制御
本 IC は、PLL 回路を付加した速度ディスクリ回路と位相比較回路の2系統により速度制御を行っており、モータからの
FG パルスと CLK 端子から入力されるクロック周波数が同じになる様に制御がかかる。よって、クロック周波数を変えるこ
とによりモータの回転数を変化させることができる。
回転数は以下に記す要領で計算することができる。
例)FGパルス数が36パルス/一回転とすると、回転数Nは、
N=CLK(HZ)*(60/36)[RPM]
となる。
VCOの発振周波数は、約160kHZ∼1.0MHZまでの範囲なのでカウント数を1024とすると、 入力クロックの幅は、
約156HZ∼960HZであり、回転数は、260回転∼1600回転となる。
-4-
NJW4302
■絶対最大定格
項目
記号
最大電源電圧
V+
最大入力電流
Ireg
出力電流
Io
動作周囲温度
定格
単位
7
V
Vreg 端子(5.6V)
10
mA
UL,VL,WL
30
mA
Topr
−40∼85
℃
保存周囲温度
Tstg
−55∼150
℃
許容消費電力
Pd
700
mW
■許容動作範囲/Ta=25℃
項目
記号
条件
条件
単位
1.0∼5.0
mA
入力電流範囲
IREG
FG シュミットアウト印加電圧
VFGSO
0∼8
V
FG シュミットアウト出力電流
IFGSO
0∼5
mA
ロック検出出力電流
ILD
0∼20
mA
4.5∼5.5
V
電源電圧
+
V
VREG 端子(5.6V)
定格
-5-
NJW4302
■電気的特性/Ta=25℃,V+=5.0V
項目
記号
電源電流1
ICC1
電源電流2
ICC2
出力飽和電圧
出力電流
VO (sat)
IO
条件
最小
標準
最大
単位
−
38
55
mA
STOP 時
−
8
18
mA
UL,VL,WL出力Io=20mA
−
0.2
0.7
V
UH,VH,WH出力Vout=1.4V
-20
-16
-12
mA
出力リーク電流
IO(leak)
UL,VL,WL 出力
−
−
100
μA
出力オフ電圧
VO(off)
UH,VH,WH 出力
−
−
0.5
V
最小
標準
最大
単位
●ホールアンプ
項目
記号
入力バイアス電流
IHB(HA)
-4
-1
−
μA
同相入力電圧範囲
VICM
1.5
−
VCC-1.5
V
ホール入力感度
△VIN(HA)
−
60
−
mVP−P
ヒステリシス幅
△VIN(HA)
17
32
60
mV
入力電圧L→H
VSLH
8
16
30
mV
入力電圧H→L
VSHL
-30
-16
-8
mV
●CR 発振器
項目
記号
最小
標準
最大
単位
条件
条件
出力Hレベル電圧
VOH(CR)
2.4
2.7
3.0
V
出力Lレベル電圧
VOL(CR)
1.3
1.6
1.9
V
−
19
−
kHz
0.9
1.1
1.3
VP−P
最小
標準
最大
単位
発振周波数
f(CR)
振幅
V(CR)
R=75kΩ,C=1500pF
●CROCK 発振器
項目
記号
出力Hレベル電圧
VOH(RK)
2.7
3.0
3.3
V
出力Lレベル電圧
VOL(RK)
0.1
0.4
0.7
V
外付けC充電電流
ICHG1
−
-10
−
μA
外付けC放電電流
ICHG2
−
10
−
μA
発振周波数
f(RK)
−
35
−
Hz
振幅
V(RK)
2.4
2.6
2.8
VP−P
最小
標準
最大
単位
条件
C=0.068μF
●VCO 発振器(PLL COUNTER)
項目
記号
C端子出力Hレベル電圧
VOH(C)
1.15
1.25
1.35
V
C端子出力Lレベル電圧
VOL(C)
0.9
1.0
1.1
V
発振周波数
f(C)
−
−
1.0
MHz
振幅
V(C)
0.15
0.25
0.6
VP−P
-6-
条件
NJW4302
●電流制限動作
項目
記号
リミッタ
VRF
●FG アンプ
項目
入力オフセット電圧
入力バイアス電流
出力Hレベル電圧
出力Lレベル電圧
FG入力感度
次段のシュミット幅
動作周波数範囲
オープンループゲイン
記号
VIO(FG)
IB(FG)
VOH(FG)
VOL(FG)
⊿VIN (FG)
⊿VSH(FG)
⊿FG
AV(FG)
●FGSO 出力
項目
記号
出力飽和電圧
VO(FGSO)
出力リーク電流
IL(FGSO)
条件
条件
GAIN 40dB
f(FG)=2kHz
条件
IO(FGS)=2mA
+
VO=V
最小
標準
最大
単位
0.47
0.52
0.57
V
最小
-10
-1
V+-1.5
−
−
100
−
−
標準
0
0
V+-1.0
1
3
180
16
51
最大
10
1
−
1.5
−
250
−
−
単位
mV
μA
V
V
mV
mV
kHz
dB
最小
標準
最大
単位
−
0.1
0.5
V
−
−
10
μA
最小
標準
最大
単位
●速度ディスクリ出力(Dout)
項目
記号
出力Hレベル電圧
VOH(D)
V+-1.0
V+-0.7
−
V
出力 L レベル電圧
VOL(D)
−
0.4
−
V
●速度制御 PLL 出力(Pout)
項目
記号
最小
標準
最大
単位
出力Hレベル電圧
VOH(P)
3.35
3.65
3.95
V
出力Lレベル電圧
VOL(P)
1.35
1.65
1.95
V
●ロック検出(LD)
項目
記号
最小
標準
最大
単位
−
0.1
0.5
V
−
−
10
μA
-6.25
−
+6.25
%
出力飽和電圧
VOL(LD)
条件
条件
条件
ILD=10mA
+
出力リーク電流
IL(LD)
VO=V
ロック範囲
⊿LOCK
設計目標値
-7-
NJW4302
●積分アンプ
項目
入力オフセット電圧
入力バイアス電流
出力Hレベル電圧
出力Lレベル電圧
オープンループゲイン
利得帯域幅積
基準電圧
記号
VIO(INT)
IB(INT)
VOH(INT)
VOL(INT)
AV(INT)
GBW(INT)
VB(INT)
●フィルターアンプ(PLL COUNTER)
項目
記号
入力バイアス電流
条件
条件
IB(FIL)
最小
標準
-10
-0.4
V+-0.12
−
−
−
2.375
−
−
V+-0.8
0.8
60
1.6
2.5
最小
標準
最大
単位
0.4
−
μA
−
+
+
最大
10
0.4
−
1.2
−
−
2.625
単位
mV
μA
V
V
dB
MHz
V
出力Hレベル電圧
VOH(FIL)
V -1.2
V -0.8
−
V
出力Lレベル電圧
VOL(FIL)
−
0.8
1.2
V
基準電圧
VB(FIL)
2.375
2.5
2.625
V
最小
標準
最大
単位
●S/S 端子
項目
記号
条件
+
入力Hレベル電圧
VIH(S/S)
3.5
4.2
V
V
入力Lレベル電圧
VIL(S/S)
0
0.8
1.0
V
ヒステリシス幅
△VIN(S/S)
1.0
1.3
1.6
V
プルアップ抵抗
RU(S/S)
60
80
100
kΩ
最小
標準
最大
単位
●F/R 端子
項目
記号
条件
入力Hレベル電圧
VIH(F/R)
3.5
4.2
V+
V
入力Lレベル電圧
VIL(F/R)
0
0.8
1.0
V
ヒステリシス幅
△VIN(F/R)
1.0
1.3
1.6
V
プルアップ抵抗
RU(F/R)
60
80
100
kΩ
最小
標準
最大
単位
●BR 端子
項目
記号
条件
入力Hレベル電圧
VIH(BR)
3.5
4.2
V+
V
入力Lレベル電圧
VIL(BR)
0
0.8
1.0
V
ヒステリシス幅
△VIN(BR)
1.0
1.3
1.6
V
プルアップ抵抗
RU(BR)
60
80
100
kΩ
-8-
NJW4302
●CLK 端子
項目
記号
条件
最小
標準
最大
単位
入力Hレベル電圧
VIH(CLK)
3.5
4.2
V+
V
入力Lレベル電圧
VIL(CLK)
0
0.8
1.0
V
ヒステリシス幅
△VIN(CLK)
1.0
1.3
1.6
V
プルアップ抵抗
RU(CLK)
60
80
100
kΩ
入力周波数
f(CLK)
−
16
−
kHz
●N1 端子
項目
記号
最小
標準
最大
単位
条件
入力Hレベル電圧
VIH(N1)
3.5
4.2
V+
V
入力Lレベル電圧
VIL(N1)
0
0.8
1.0
V
ヒステリシス幅
△VIN(N1)
1.0
1.3
1.6
V
プルアップ抵抗
RU(N1)
60
80
100
kΩ
●N2 端子
項目
記号
最小
標準
最大
単位
条件
入力Hレベル電圧
VIH(N2)
3.5
4.2
V+
V
入力Lレベル電圧
VIL(N2)
0
0.8
1.0
V
ヒステリシス幅
△VIN(N2)
1.0
1.3
1.6
V
プルアップ抵抗
RU(N2)
60
80
100
kΩ
●低電圧保護
項目
記号
最小
標準
最大
単位
動作電圧
VSDL
−
3.75
−
V
解除電圧
VSDH
−
4.0
−
V
ヒステリシス幅
△VSD
0.15
0.25
0.35
V
●シャントレギュレータ出力
項目
記号
最小
標準
最大
単位
4.75
5.0
5.25
V
最小
標準
最大
単位
出力電圧
●VSH 端子
項目
条件
条件
VO(VSH)
記号
条件
入力Hレベル電圧
VIH(VSH)
3.5
4.2
V+
V
入力Lレベル電圧
VIL(VSH)
0
0.8
1.0
V
ヒステリシス幅
△VIN(VSH)
1.0
1.3
1.6
V
プルアップ抵抗
RU(VSH)
60
80
100
kΩ
-9-
NJW4302
■速度ディスクリカウント数
N1
N2
カウント数
Hまたはオープン
Hまたはオープン
128
Hまたはオープン
L
512
L
Hまたはオープン
256
L
L
1024
■3相ロジック真理値表(IN H とは、IN+>IN- の状態を示す)
F/R=L
F/R=H
出力
H 1
H 2
H 3
H 1
H 2
H 3
1
H
L
H
L
H
L
VH
UL
2
H
L
L
L
H
H
WH
UL
3
H
H
L
L
L
H
WH
VL
4
L
H
L
H
L
H
UH
VL
5
L
H
H
H
L
L
UH
WL
6
L
L
H
H
H
L
VH
WL
■S/S 端子
Hまたはオープン
ストップ
L
スタート
■BR 端子
Hまたはオープン
ブレーキ
L
解除
- 10 -
Source
Sink
NJW4302
■応用回路例
VM
QVR
R12
R13
R14
R10
VCC
AGND
R3 27k
C4
0.47u
220p
C5
0.1u C6
0.22u
C7
FR
C
2k 0.47u
R8 C9
FGS
SS
CLK
LD
R
POUT
N1
DOUT
100p
CROCK
INT IN
C3
20k
N2
INT OUT
R2
0.047u
CR
TOC
C2
1500p
C8
1000p
AGND
INT REF
C1
0.1u
PGND
NJW4302 QFP44
VSH
FILI
75k
FILO
VSH
R11
C10
FGOUT 100k
R7
FGSOUT
DGND
R1
H1-
FGIN-
VREG
47u
H1+
FGIN+
BR
CVR
H2+
H2-
H3+
H3-
RF
UL
VL
UH
WH
PVCC
VH
WL
R9
C
R5 R6
R418k 2.4M
150k
- 11 -
NJW4302
■特性例1
NJW4302
vco-frequency vs. Temperature
(C=100pF,R=20k,V+=5v)
NJW4302
CROCK-OSC vs. Temperature
N=1024
1,000
(V+=5v,CROCK=0.047uF)
60
CROCK-OSC frequency [Hz]
VCO-frequency [Hz]
50
N=512
N=256
N=128
100
-50
-25
0
25
40
30
20
10
50
75
0
100
-50
-25
Temperature [degC]
ΔVIN [V]
CR-OSC frequency [kHz]
15
75
100
75
100
1
0.5
-25
0
25
50
75
0
-50
100
-25
25
50
NJW4302
IHB(HA) vs. Temperature
(V+=5v)
500
0
Temperature [degC]
NJW4302
SH(FG) vs. Temperature
(V+=5v)
500
400
IHB(HA) [nA]
400
FG(SH) [mV]
100
1.5
Temperature [degC]
300
200
100
300
200
100
-25
0
25
50
Temperature [degC]
- 12 -
75
(V+=5v)
2
20
0
-50
50
NJW4302 Logic-Input
ΔVIN vs. Temperature
(V+=5v,CR=1500pF,75k)
25
10
-50
25
Temperature [deg]
NJW4302
CR-OSC vs. Temperature
30
0
75
100
0
-50
-25
0
25
50
Temperature [degC]
NJW4302
■特性例2
NJW4302
Icc vs. Temperature
NJW4302
IB(INT) vs. Temperature
(V+=5v)
150
(V+=5v)
50
icc1
icc2
100
Icc [mA]
IB(INT) [nA]
40
30
20
50
10
0
-50
-25
0
25
50
75
0
-50
100
-25
Temperature [degC]
NJW4302
Icc vs. V+
25
50
75
100
75
100
75
100
NJW4302
Io vs. Temperature
(Ta=25degC,標準外付け部品あり)
40
0
Temperature [degC]
(V+=5v,V(vh)=1.4v)
20
ICC1
ICC2
35
30
15
Io [mA]
Icc [mA]
25
20
10
15
10
5
5
0
0
0
1
2
3
4
5
6
-50
-25
V+ [V]
NJW4302
VIO(INT) vs. Temperature
25
50
NJW4302
VOsat vs. Temperature
(V+=5v)
1.6
0
Temperature [degC]
(V+=5v,Io=20mA)
0.5
1.4
0.4
1
VOsat [V]
VIO(INT) [mV]
1.2
0.8
0.6
0.3
0.2
0.4
0.1
0.2
0
-50
-25
0
25
50
Temperature [degC]
75
100
0
-50
-25
0
25
50
Temperature [degC]
- 13 -
NJW4302
■特性例3
NJW4302
ΔVIN(HA) vs. Temperature
(V+=5v)
60
50
ΔVIN(HA) [mV]
40
30
20
10
0
-50
0
50
100
Temperature [degC]
■アプリケーションノート
●FG アンプ部
FG アンプは、入力差動アンプと出力シュミットコンパレータから構成されています。アンプ部には外付け帰還R,
C等でフィルタアンプを構成してノイズ対策を施します。FG 入力信号は微弱な信号なので、シュミットコンパレー
タのヒステリシス 250mVP-P 以上になるようにアンプゲインを設定する必要があります。
FG+端子は、内部で中点電圧にバイアスされています。この端子を利用して内部ロジックのリセットをかけている
ため外付けCが必要です。リセットパルスは、FG+端子の電圧が 0V から 1.25V に遷移する間に生成されます。
FG アンプアプリケーション例
1000p
100k
0.47u 2k
FGO
FG-
FG+
内部ロジックの
リセットへ
0.1u
NJW4302
- 14 -
FGS
NJW4302
●矩形波 FG 信号へのアプリケーション
FG センサがホールICやオプチカルエンコーダなどの0V∼5V スイング矩形波信号の場合のアプリケーション回
路例は次のようになります。
FG 矩形波アプリケーション例
FGO
1.5k
ホール IC など
FGS
FGFG+
3.5k
内部ロジックの
リセットへ
0.1u
NJW4302
FG入力に0→5の矩形波を入力する場合は、上図のように内部FGアンプの同相入力電圧範囲を超えないような信号
を入力します。同相入力電圧範囲は、0V∼VCC-1.5Vです。
●内蔵基準電圧からの動作電圧設定
●内蔵基準電圧からの動作電圧設定
制御システム全体の電源は、NJW4302、ホール素子バイアス、出力段用に100mAの能力が必要です。
リップル除去用に47μF程度のCも付加してください。
●ホールバイアス
ホールバイアスはNJW4302の入力感度以上になるように設定してください。
●FG入力
NJW4302に内蔵のFGアンプは入出力共にピンに出力されています。ここで構成したアンプのゲイン、
AFG, は
AFG =
R7
R8
C8はノイズ低減用、C9はDCカットです。C10は0.1μFを標準とします。FGINに接続されたイ
ンダクタのマークの素子は、前出のプリント板上のFGパルス検出パターンです。
●PWM周波数
PWMのクロック周波数は内蔵のCR発振器で以下の式で決まります。
f PWM =
1
0.48 ⋅ R1 ⋅ C1
この図の場合は約19kHzです。
- 15 -
NJW4302
●VCO周波数の可変範囲
VCOの可変範囲は160kHzから1MHzです。外部定数は以下のようになります。
R2 = 20k ohm, C3 = 100pF, R3 = 27k ohm, C4 = 0.47 uF
VCOはこの値での使用を推奨します。変更の必要がある場合、まずは速度ディスクリの分割数変更をお奨め
します。
●ロック保護の検出時間
ロック保護の検出時間はC2によって以下のように決まります。
t ROCK = 66 ⋅ C 2
この場合、約3.1秒になります。
●積分アンプ
積分アンプには、速度ディスクリの出力とPLLの出力がそれぞれ抵抗を通して合成された後、入力されるよ
う構成します。C6には無極性型をお使いください。
●上側パワートランジスタ
上側のパワートランジスタは、電源変動などの影響を軽減するため、基準電圧でバイアスされたNPNを介し
て出力しています。NJW4302の出力電流は最小でも12mAですので、1A程度のモータ電流なら1個、
それ以上のモータ電流ならダーリントントランジスタを使用します。コレクターエミッタ間には回生用のダイオ
ードを入れてください。
●下側パワートランジスタ
下側は1.5A程度までの電流なら1段、それ以上ならダーリントントランジスタを使用します。ベース−エ
ミッタ間の抵抗は素子のカットオフに効くため、PWM動作の場合は特に重要です。ノイズが生じる場合はこの
抵抗に並列にCを入れます。コレクターエミッタ間には回生ダイオードを入れてください。R11はPWM用の
電流検出の抵抗です。以下のように設定してください。VRFは検出電圧、Ioは検出電流です。R11の電力
消費は大きいので、発熱に注意してください。
R11 =
VRE
IO
●回生用ダイオード
回生ダイオードにはショットキーバリア型をお奨めします。発熱の考慮のため、適切な電流容量と順方向電圧、
逆方向復帰時間(100ns以下の物を推奨)に注意してください。
<注意事項>
このデータブックの掲載内容の正確さには
万全を期しておりますが、掲載内容について
何らかの法的な保証を行うものではありませ
ん。とくに応用回路については、製品の代表
的な応用例を説明するためのものです。また、
工業所有権その他の権利の実施権の許諾を伴
うものではなく、第三者の権利を侵害しない
ことを保証するものでもありません。
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