0.8MB

本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。
富士通マイクロエレクトロニクス
SUPPORT SYSTEM
SS01-71108-1
DSU-FR エミュレータ
MB2198-01-E
取扱説明書
はじめに
MB2198-01-E は , 富士通 FR*1/F2MC*2-16FX ファミリ マイクロコントローラを使用した
応用製品の開発ならびに評価を行うための開発支援ツールです。
本書は , MB2198-01-E ( 以降 , エミュレータと称します ) を使用して , FR*1/F2MC*2-16FX
ファミリの応用製品を開発される技術者の方を対象に , 本製品の取扱いや接続方法などに
ついて解説したものです。
*1 : FR は , FUJITSU RISC CONTROLLER の略で富士通マイクロエレクトロニクス株式会
社の製品です。
*2 : F2MC は FUJITSU Flexible Microcontroller の略で , 富士通マイクロエレクトロニクス株
式会社の商標です。
■ 安全にご使用していただくために
本書には , 本製品を安全にご使用いただくための重要な情報が記載されています。
本製品をご使用になる前に必ずお読みいただき , ご使用の際には説明に従い正しくお使い
くださるようお願い致します。
特に , 本書の冒頭にあります「■ 本書に掲載の製品に対する警告事項」をよく熟読され ,
安全のための確認を十分行った上で , 本製品をご使用ください。
なお , 本書は , 本製品ご使用中 , いつでも参照できるよう大切に保管してください。
■ 保証と責任
本製品の仕様については , 事前の通告なしに変更されることがあります。
また , 本製品を使用した結果の影響に関しましては , 直接的 , 間接的に関わらず一切の
責任を負いかねますので , あらかじめご了承ください。
■ 関連マニュアル
以下のマニュアルをあわせて参照してください。
• 各評価 MCU のハードウェアマニュアル
• 各アダプタの取扱説明書
• 各ヘッダの取扱説明書
•「DSU-FR エミュレータ DSU-FR ケーブル MB2198-10-E 取扱説明書」
•「SOFTUNE Workbench 操作マニュアル」
■ 欧州 RoHS 対応について
型格の末尾に "-E" を付記した製品は欧州 RoHS 対応品です。
■ 本書の内容について
本書の内容は発行当時のものであり , 本書の情報は予告なく変更される場合がありま
す。
最新情報については営業部門にご確認ください。
i
■ 本書に掲載の製品に対する警告事項
本書に掲載している製品に対して下記の警告事項が該当します。
警告
正しく使用しない場合 , 死亡するまたは重傷を負う危険性があること , または ,
お客様のシステムに対し , 故障の原因となる可能性を示しています。
感電・故障
本書に記載されている全ての作業は , システムの全ての電源を切断した状態で
行ってください。
電源を投入したまま作業を行うと , 感電や機器の故障の原因となる場合があり
ます。
感電・故障
電源投入後は , 本製品の金属部分に身体が触れないようにしてください。
金属部分に身体が触れると , 感電や機器の故障の原因となる場合があります。
注意
けが・故障
正しく使用しない場合 , 軽傷 , または中程度の傷害を負う危険性があることと , 本
製品や接続された機器が破損したり , データなどのソフトウェア資産やその他財
産が破壊されたりする危険性があることを示しています。
本製品を移動する場合は , 必ず全ての電源を切断し , ケーブルを取り外し , 作業は
足元に注意して行ってください。また , 振動の激しい場所や傾いた場所など , 不
安定な場所では使用しないでください。
本製品が落下し , けがや故障の原因となることがあります。
けが
本製品は , 尖った部分がやむなく露出しております。露出箇所に触れますと , け
がをする恐れがあります。取扱いには十分ご注意ください。
故障
本製品の上に物を乗せたり , 本製品に衝撃を与えたりしないでください。また ,
電源投入後は , 持ち運んだりしないでください。
過重や衝撃により , 故障の原因となることがあります。
故障
本製品は , 多くの電子部品を使用しているため , 直射日光や高温・多湿を避け , 結
露のないようにしてください。また , ほこりの多い場所や , 長時間強い磁界や電
界のかかる場所での使用や保存は避けてください。
使用環境または保存環境による故障の原因となることがあります。
故障
本製品は , 仕様範囲以内でお使いください。
一般仕様の範囲外で動作させると , 故障する恐れがあります。
故障
静電破壊防止のため , コネクタの金属部分に指や物を触れないようにしてくださ
い。また , 本製品に触れる前に , 金属製のもの ( ドアノブなど ) に触れるなどして
人体の静電気を放電してください。
故障
電源の投入および切断は , 本説明書に記載された順序に従い行ってください。
特に , 電源の投入は , 必要なすべての接続が終了してから行ってください。また ,
本製品の設定方法および使用方法は , 本説明書に従ってください。
誤った使用は , 故障の原因となることがあります。
故障
本製品の各種ケーブルの抜き差しは , 必ず電源を切断してから行ってください。
また , ケーブルを抜く場合は , 必ずケーブルのコネクタ部を持って抜いてくださ
い。ケーブル部を引っ張ったり折り曲げたりすると , ケーブル芯線の露出や断線
による故障の原因となることがあります。
故障
MCU ソケットは , 評価 MCU を誤った方向と位置に実装できない構造になってい
ますが , 評価 MCU の実装方向には十分注意して実装してください。
無理に誤った方向に実装すると , 評価 MCU のピンまたはソケットの誤挿入防止
機構を損傷し , 故障の原因となることがあります。
故障
保存時は梱包箱に納めておくことをお勧めします。また , 再輸送を行う場合 , 製
品が損傷し , 故障の原因となる恐れがありますので , 納入時の梱包材料を保管し ,
ご使用ください。
ii
• 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。
• 本資料に記載された動作概要や応用回路例は, 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので, 実
際に使用する機器での動作を保証するものではありません。したがいまして , これらを使用するにあたっ
てはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害などについては ,
当社はその責任を負いません。
• 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財
産権やその他の権利の使用権または実施権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用に
ついて , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うものではありません。した
がって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を
負いません。
• 本資料に記載された製品は, 通常の産業用, 一般事務用, パーソナル用, 家庭用などの一般的用途に使用され
ることを意図して設計・製造されています。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保され
ない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途 ( 原子力施設
における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持
のための医療機器 , 兵器システムにおけるミサイル発射制御をいう ), ならびに極めて高い信頼性が要求さ
れる用途 ( 海底中継器 , 宇宙衛星をいう ) に使用されるよう設計・製造されたものではありません。した
がって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談な
く使用されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。
• 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火
災事故 , 社会的な損害を生じさせないよう , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設
計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。
• 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連
法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続きをおとりください。
• 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。
Copyright ©2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved
iii
1. 製品取扱いと仕様
1.1 梱包物の確認
エミュレータをご使用になる前に , 以下の梱包物がそろっていることを確認してくださ
い。
• DSU-FR エミュレータ本体
:1 台
• AC アダプタ
:1 台
• AC コード *
:1 本
• 取扱説明書 ( 和文 : 本書 )
:1 部
• 取扱説明書 ( 英文 )
:1 部
* : AC コードは , AC アダプタの包装箱に同梱されています。
1
1.2 外観および各部の名称
エミュレータの外観および各部の名称を図 1 ∼図 3 に示します。
MB2198-01
(1)
POWER
UVCC
(2)
(3)
(4)
(5)
番号
名称
内容
(1)
状態表示 LCD*1 設定内容 , 通信状態 , 動作状態などの各種情報を表示します。
(2)
POWER LED
エミュレータの電源投入中に点灯します。
(3)
UVCC LED
ユーザシステムの電源 (UVCC) 投入中に点灯します。
(4)
設定スイッチ *1
状態表示 LCD の表示切換え , 設定変更などに使用するス
イッチです。
(5)
アダプタボード
各種アダプタボード ( 別売品 ) 接続用コネクタです。
コネクタ *2
*1 : 状態表示 LCD 表示内容 , および設定スイッチ操作方法については , 「3.1 設定ス
イッチ操作方法」を参照してください。
*2 : DSU-FR ケーブルを使用する場合は , 本コネクタは使用しません。
図 1 エミュレータ外観図 ( 上面図 )
2
(1)
DSU CABLE
TRIG
EMUL
(2)
(3)
番号
名称
内容
(1)
DSU-FR ケーブルコネクタ DSU-FR ケーブル接続用コネクタです。
(2)
TRIG 端子
外部トリガ入力端子です。
(3)
EMUL 端子
プログラム実行出力端子です。
図 2 エミュレータ外観図 ( 正面図 )
(1)
RESET
POWER
(2)
番号
(3)
(4)
名称
LAN
SERIAL
DC IN
(5)
(6)
(7)
内容
(1)
リセットスイッチ
エミュレータシステムリセット用スイッチです。
(2)
電源スイッチ
エミュレータの電源スイッチです。
(3)
DC インレット
付属 AC アダプタ接続用インレットです。
(4)
USB コネクタ
USB ケーブル接続用コネクタです。
(5)
RS-232C コネクタ
RS-232C ケーブル接続用コネクタです。
(6)
TEST 端子
製品試験用端子です。使用しないでください。
(7)
LAN コネクタ
LAN ケーブル接続用コネクタです。
図 3 エミュレータ外観図 ( 背面図 )
3
1.3 一般仕様
エミュレータの一般仕様を , 表 1 に示します。
表 1 エミュレータ一般仕様
項目
仕様
名称
DSU-FR エミュレータ
型格
MB2198-01-E
電源
エミュレータ電源入力
+16 V/2.5 A ( 専用 AC アダプタより供給 )
DSU 専用電源出力 *1
+3.3 V (VCCT)/350 mA ( ヒューズ付 )
ユーザ電源入力 *2
0 V ∼ +5.5 V (UVCC)/100 mA 以下
最大 : 33 MHz*3
動作周波数
温度
動作時:+ 5 °C ∼+ 35 °C
保存時:0 °C ∼+ 70 °C
湿度
動作時:20% ∼ 80% ( ただし , 結露しないこと )
保存時:20% ∼ 80% ( ただし , 結露しないこと )
外形寸法
(W) 148 mm × (D) 210 mm × (H) 44 mm ( 突起部・ゴム足は含みません )
重量
700g
*1 : 評価 MCU に DSU 専用電源入力端子がある場合のみ使用します。
上記以外の用途では使用禁止です。
エミュレータより DSU-FR ケーブルまたはアダプタボード経由で評価 MCU に供給し
ます。
*2 : ユーザ電源は , ユーザシステムより DSU-FR ケーブルまたはアダプタボード経由で供
給されます。
*3 : エミュレータインタフェースバスの動作周波数であり , MCU 動作周波数ではありま
せんのでご注意ください。また , 最低動作周波数はデバッガソフトウェアに依存しま
す。
4
1.4 RS-232C 回線仕様
エミュレータには , RS-232C が 1 回線あります。
RS-232C の回線仕様を表 2 に , コネクタ回路形式を図 4 に示します。
RS-232C ケーブルの結線情報については ,「1.12 別売品」を参照してください。
表 2 RS-232C 回線仕様
項目
内容
コネクタ形状
D-Sub 9 ピン オス型
信号定義
DTE ( パーソナルコンピュータと同様 )
ボーレート *
9600 bps, 19.2 kbps, 115.2 kbps
データビット長
8 ビット
ストップビット長
1 ビット
パリティビット
なし
X 制御
なし
* : 設定可能な値は , エミュレータデバッガの仕様に依存します。
詳細は「SOFTUNE Workbench 操作マニュアル」をご覧ください。
CTS
8 (CTS)
RTS
7 (RTS)
6 (DSR)
エミュレータ内部回路へ
5 (GND)
4 (DTR)
TXD
3 (TXD)
RXD
2 (RXD)
1 (DCD)
<注意事項> エミュレータは図の信号線以外は使用していません。
図 4 RS-232C コネクタの回路形式
5
1.5 USB 回線仕様
エミュレータには , USB が 1 回線あります。
USB の回線仕様を表 3 に示します。
表 3 USB 回線仕様
項目
内容
準拠規格
USB 1.1
通信方式
Full Speed Bulk Transfer
データ転送速度
12 Mbps
コネクタ形状
Series B
Self Powered
電源
1.6 LAN 回線仕様
エミュレータには , LAN が 1 回線あります。
LAN の回線仕様を表 4 に示します。
表 4 LAN 回線仕様
項目
内容
準拠規格
IEEE 802.3
通信方式
TCP/IP
データ転送速度
コネクタ形状
10 Mbps/100 Mbps
Series B
IP アドレス
可変
ポートアドレス
可変
イーサネットアドレス
グローバル :固定 (IEEE 登録済 )
ローカル :可変
<注意事項> エミュレータの制御を LAN 通信経由で行う場合 , ホストマシンへ LAN インタフェースの設定
を行う必要があります。詳細は「SOFTUNE Workbench 操作マニュアル」を参照してください。
6
1.7 外部トリガ入力端子仕様
エミュレータには , 外部トリガ入力端子として TRIG 端子を用意しています。
外部トリガ入力は , ロジックアナライザなどの外部装置とエミュレータを接続し , 外部
装置からユーザシステム上の評価 MCU にブレークを要求するための機構です ( 外部トリ
ガブレーク機能 )。
外部トリガ入力端子の仕様を表 5 に , 回路形式を図 5 に示します。
表 5 外部トリガ入力端子仕様
端子名称
入出力
TRIG
入力
内容
外部からのトリガ信号入力端子です。
ブレークの制御に使用します。
“L” → “H” 入力を検出するとブレークします。
74LVC244
(Vcc=3.3V)
TRIG 端子
(BNC コネクタ )
エミュレータ内部回路へ
100 kΩ
図 5 外部トリガ入力端子の回路形式
■ 外部トリガ入力端子使用上の注意
外部トリガ機能を使用する場合は , 下記のブレークスリップ特性をよくご理解の上ご使
用ください。
• 外部トリガ入力端子から入力されたトリガ信号は , エミュレータ内部でエミュレー
タインタフェース上の動作周波数に同期させた後 , 評価 MCU に伝達されます。
また , エミュレータインタフェースの動作周波数は , 評価 MCU の動作周波数よりも
低くなっています ( 動作周波数比率は評価 MCU に依存します )。
このため , トリガ信号が入力されてから評価 MCU がブレークするまで , 数十∼数百
マシンクロック分のブレークスリップが発生します。
7
1.8 プログラム実行出力端子仕様
エミュレータには , プログラム実行出力端子として EMUL 端子を用意しています。
プログラム実行出力は , ユーザプログラム実行を示します。
プログラム実行出力端子の仕様を表 6 に , 回路形式を図 6 に示します。
表 6 プログラム実行出力端子仕様
端子名称
入出力
内容
EMUL
出力
ユーザプログラム実行信号出力端子です。
ユーザプログラムを実行している間 , “H” を出力します。
74LVC244
(Vcc=3.3V)
33 Ω
エミュレータ内部回路より
図 6 プログラム実行出力端子の回路形式
8
EMUL 端子
(BNC コネクタ )
1.9 パワーオンデバッグ仕様
エミュレータには , 評価 MCU 電源投入直後からプログラム実行を行うパワーオンデ
バッグ機能 *1 を用意しています。
パワーオンデバッグは , 評価 MCU のリセット端子 *2 を用いて , 電源投入直後からのプ
ログラム実行を検証する機能です。
なお , 本機能を使用する場合はパワーオンデバッグ機能関連の操作を行う必要がありま
す。
操作方法については ,「SOFTUNE Workbench 操作マニュアル」をご覧ください。
*1 : 本機能は , 評価 MCU がパワーオンデバッグ機能に対応している必要があります。
ご使用前に営業部門またはサポート部門へお問合せください。
*2 : 評価 MCU の品種によって , リセット端子の名称が異なる場合があります。
ご使用前に営業部門またはサポート部門へお問合せください。
■ 動作フロー
パワーオンデバッグ動作フローを図 7 に示します。
・パワーオンデバッグ有効
・電源断検出レベル設定
プログラム実行
ユーザ電源切断
UVCC LED 消灯
評価 MCU リセット出力
ユーザ電源投入 ?
YES
NO
NO
UVCC LED 点灯
動作安定時間経過 ?
YES
ユーザシステムリセット有効
プログラム実行
図 7 パワーオンデバッグ動作フロー
9
■ 動作概要
パワーオンデバッグ動作タイミングを図 8 に示します。
また例として , リセット端子名を “ INIT” として説明しています。
【動作タイミング】
電源切断検出 :
ユーザ電源 (UVCC) 電圧の電源切断検出を行います。
電源断検出レベル以下の電圧になると , 評価 MCU の誤動作を防ぐため , エミュレータ
から評価 MCU の INIT 端子に “L” レベルを出力します ( 図 8 (1) を参照してください )。
電源投入検出 :
ユーザ電源 (UVCC) 電圧の電源投入検出を行います。
ユーザ電源が電源断検出レベル以上の電圧を検出後 , 評価 MCU の動作安定時間 ( 約
10 ms) の間 , 電源断検出レベル以上の電圧を保持していることを確認します ( 図 8 (2) を参
照してください )。
リセット解除 :
リセット端子の制御を行います。
動作安定時間経過後 , 評価 MCU の INIT 端子出力をユーザシステムからのリセット入力
(xRSTIN) に切り換えます ( 図 8 (3) を参照してください )。
(1)
(2)
UVCC
電源断検出レベル
動作安定時間 (10 ms)
INIT
(3)
"H"
"L"
図 8 パワーオンデバッグ動作タイミング
■ 動作条件
パワーオンデバッグにてユーザ電源 (UVCC) 電圧の電源切断を行う場合は , 以下の三つ
の条件をすべて満たす必要がありますのでご注意ください。
• 評価 MCU のすべてのユーザ電源レベルが 0.9 VCC から 0.5 VCC まで低下する時間が
25 µs 以上であること。
• 評価 MCU の内部動作周波数が 1 MHz 以上であること。
• ユーザプログラムが実行中であること。
10
1.10 DSU-FR ケーブル仕様
DSU-FR ケーブルは , 評価 MCU が内蔵するエミュレータインタフェース方式 (DSU-3 ま
たは DSU-4) に合わせて , ユーザシステムに接続します。
DSU-FR ケーブルの仕様を表 7 , 外観を図 9 に示します。
各エミュレータインタフェースの信号線端子配列を表 8, 表 9 および図 10, 図 11 に示し
ます。
表 7 DSU-FR ケーブル仕様
項目
仕様
名称
DSU-FR エミュレータ DSU-FR ケーブル
型格
MB2198-10-E
ケーブル寸法 650 mm ( ケーブルコネクタ含む , フラットケーブル接続時 )
外形寸法
(W) 62 mm × (D) 100 mm × (H) 22 mm ( 突起部は含んでいません )
重量
160 g ( フラットケーブル接続時 )
ユーザシステムコネクタ *
コネクタ型格 • DSU-3 使用時:KM66M-4030-0270 (FPC ケーブル , 東京エレテック社製 )
• DSU-4 使用時:FAS-2001-2101-0BF ( 山一電機社製 )
* : DSU-FR ケーブルは , 評価 MCU が内蔵するエミュレータインタフェース方式 (DSU-3
または DSU-4) によって , 接続するコネクタの形態が異なります。各評価 MCU のハー
(FPC ケーブル [DSU-3 用 ])
( フラットケーブル [DSU-4 用 ])
CAUTION
ELECTROSTATIC
SENSITIVE DEVICE
DON'T TOUCH TERMINALS.
端子に触れないで
ください
静電気破壊注意
ドウェアマニュアルなどを確認してご使用ください。
ユーザシステムコネクタ
ユーザシステムコネクタ
図 9 DSU-FR ケーブル外観
11
表 8 エミュレータインタフェース信号線端子配列 (DSU-3 用コネクタ )
端子番号
端子名
入出力
3
ICLK
入力
5
ICS[0]
入力
7
ICS[1]
入力
9
ICS[2]
入力
11
ICD[0]
入出力
13
ICD[1]
入出力
15
ICD[2]
入出力
17
ICD[3]
入出力
19
BREAK
出力
内容
エミュレータ制御
接続条件
• 評価 MCU の同一名称に接続
• 最大配線長は 50 mm
• 評価 MCU のリセット端子に接続
• エミュレータ使用時はユーザシステ
ム上のリセット出力回路と評価
MCU リセット端子間の配線を切り
21
RST
出力
評価 MCU リセット
離すこと
• “L” 出力にて有効
• オープンドレイン出力。
UVCC 端子を
利用した 10 kΩ プルアップ抵抗内蔵
(VOL =+ 0.4 V Max, IOL = 12 mA)
• ユーザシステムのリセット出力回路
に 接続
23
xRSTIN
入力
ユーザシステムリセット
• “L” 入力にて有効
(VIH =+ 1.7 V Min, IIH =− 10 µA)
(VIL = + 0.8 V Max, IIL = 10 µA)
25
FR
入力
モード
27, 29
UVCC*
入力
ユーザシステム電源
1, 2, 4, 6, 8, 10,
12, 14, 16, 18, 20,
22, 24, 26, 28, 30
GND
⎯
GND
• 未使用のため開放
• 評価 MCU の外部 I/O 電源に接続
(0 V ∼+ 5.5 V/100 mA 以下 )
• 評価 MCU の VSS 端子 (0 V) に接続
* : 評価 MCU が単一電源の場合は VCC 端子に , 複数電源の場合は外部 I/O 電源に接続してください。
12
30 ピン
1 ピン
静電気破壊注意
端子に触れないで
ください
CAUTION
ELECTROSTATIC
SENSITIVE DEVICE
DON'T TOUCH TERMINALS.
図 10 DSU-3 用コネクタ端子配列
13
表 9 エミュレータインタフェース信号線端子配列 (DSU-4 用コネクタ )
端子番号
端子名
入出力
20
ICLK
入力
18
ICS[0]
入力
17
ICS[1]
入力
16
ICS[2]
入力
14
ICD[0]
入出力
13
ICD[1]
入出力
12
ICD[2]
入出力
11
ICD[3]
入出力
10
BREAK
出力
5
TRST
8
PLEVEL *
内容
接続条件
エミュレータ制御
• 評価 MCU の同一名称に接続
• 最大配線長は 50 mm
出力
1
出力
• 評価 MCU のリセット端子に接続
• エミュレータ使用時はユーザシステム上のリ
セット出力回路と評価 MCU リセット端子間の
7
INIT
出力
評価 MCU リセット
配線を切り離すこと
• “L” 出力にて有効
• オープンドレイン出力。
UVCC 端子を利用した
10 kΩ プルアップ抵抗内蔵
(VOL =+ 0.4 V Max, IOL = 12 mA)
• ユーザシステムのリセット出力回路に接続
6
xRSTIN
入力
• "L" 入力にて有効
ユーザシステム
リセット
(VIH = + 1.7 V Min, IIH = − 10 µA)
(VIL = + 0.8 V Max, IIL = 10 µA)
⎯
3
DSUIO
2
1
VCCT *
出力
1
N.C
⎯
4
UVCC *2
入力
9, 15, 19
GND
⎯
予備
• 未使用のため開放
DSU 専用電源
• 評価 MCU の同一名称に接続 ( + 3.3 V/350 mA)
⎯
• 未使用のため開放
ユーザシステム電源
• 評価 MCU の外部 I/O 電源に接続
(0 V ∼+ 5.5 V/100 mA 以下 )
• 評価 MCU の VSS 端子 (0 V) に接続
GND
*1 : 評価 MCU によっては , PLEVEL または VCCT 端子を持たない品種もありますので , その場合は開放とし
てください。
*2 : 評価 MCU が単一電源の場合は VCC 端子に , 複数電源の場合は外部 I/O 電源に接続してください。
インデックス
1 ピン
▼
2 ピン
20 ピン
図 11 DSU-4 用コネクタ端子配列
14
19 ピン
1.11 ユーザシステム仕様
ユーザシステム上に実装するエミュレータインタフェースコネクタの推奨型格および
回路構成 , 設計時の注意 , 配線規定を示します。
フラットケーブル使用時は , ハウジング有コネクタの組み合わせを選択されることを推
奨します。
■ 推奨コネクタ型格
表 10 推奨コネクタ型格
付属ケーブル
FPC ケーブル
フラット
ケーブル
型格
備考
006224030002829+ ( メーカ : 京セラエルコ株式会社 ) ラッチ付き
FAP-2001-120x*-0BF ( メーカ : 山一電機株式会社 )
ハウジングあり , ショートラッチ付き
FAP-20-08#x*-0BF ( メーカ : 山一電機株式会社 )
ハウジングあり , ラッチなし
FAP-20-04#x* ( メーカ : 山一電機株式会社 )
ハウジングなし ( 誤挿入注意 )
* : 「x」は , 端子形状を示します。以下に詳細を示します。
x = 1: ライトアングル
x = 2: ライトアングル / 半田ディップ
x = 3: ストレート
x = 4: ストレート / 半田ディップ
コネクタ形状寸法などの情報と合わせて , 各メーカのデータシートを参照してください。
15
■ 回路構成
エミュレータ
インタフェース
コネクタ
評価 MCU
VCC
1
FUSE*
UVCC
VCC
ICLK
ICS[2:0]
ICD[3:0]
ICLK
ICS[2:0]
ICD[3:0]
BREAK
RST
BREAK
RST
*2
xRSTIN
FR
( 開放 )
リセット
出力回路
GND
VSS
*1 : 次頁の「配線規定」UVCC の項を参照してください。
*2 : 切換え回路が必要になる場合がありますので , 次頁の「設計時の注意」を参照し
てください。
図 12 回路構成 (DSU-3)
エミュレータ
インタフェース
コネクタ
VCC
UVCC
VCCT*2
FUSE*
1
*3
評価 MCU
VCC
VCCT
ICLK
ICS[2:0]
ICD[3:0]
ICLK
ICS[2:0]
ICD[3:0]
BREAK
PLEVEL*2
TRST
INIT
BREAK
PLEVEL
TRST
INIT
*3
*3
xRSTIN
DSUIO
( 開放 )
リセット
出力回路
GND
VSS
*1 : 次頁の「配線規定」UVCC, VCCT の項を参照してください。
*2 : 評価 MCU によっては , PLEVEL または VCCT 端子を持たない品種もありますので
その場合は開放としてください。
*3 : 切換え回路が必要になる場合がありますので , 次頁の「設計時の注意」を参照し
てください。
図 13 回路構成 (DSU-4)
16
■ 設計時の注意
エミュレータを接続しない状態でユーザシステム上の評価 MCU を動作させる場合 ,
ユーザシステム上でエミュレータインタフェースと接続している評価 MCU の各入力端子
を処理する必要があります。
よって , ユーザシステム上に切換え回路などが必要になる場合がありますので , 設計時
にはご注意ください。
各エミュレータインタフェースの端子処理について表 11, 表 12 に示します。
表 11 エミュレータインタフェース端子処理 (DSU-3)
評価 MCU 端子名
端子処理
RST
ユーザシステム上のリセット出力回路に接続します。
その他
開放とします。
表 12 エミュレータインタフェース端子処理 (DSU-4)
評価 MCU 端子名
端子処理
VCCT
評価 MCU の VCC 端子 ( + 3V 系電源 ) に接続します。
TRST
ユーザシステム上のリセット出力回路に接続します。
INIT
ユーザシステム上のリセット出力回路に接続します。
その他
開放とします。
■ 配線規定
表 13 エミュレータインタフェース配線規定
信号線名
ICLK,
ICS[2:0],
ICD[3:0],
BREAK
配線規定
• 各信号の総配線長 ( 評価 MCU ピンからエミュレータインタフェース
コネクタピンまで ) は , 50 mm 以内とします。
• 各信号の総配線長の差は 20 mm 以内とし , かつ ICLK の総配線長を最
短とします。
• 定格電流以上の容量を持つパターンで配線してください。
UVCC,
VCCT
• プローブの誤接続により各電源と GND がショートしたり逆接続と
なる場合がありますので 安全のため各電源パターンにヒューズな
どの保護回路を挿入してください。
GND
• グランドプレーンなどの電源系パターンに直結してください。
17
1.12 別売品
エミュレータ本体は , 単体では使用できません。
表 14 に示す別売品を必要に応じて別途
購入の上 , 使用する評価 MCU に適合するエミュレータシステムを構成してください。
表 14 別売品
名称
型格
評価 MCU*1
MB91xxx, MB91Vxxx
DSU-FR ケーブル *2
MB2198-10-E
アダプタボード *3
MB2197-xxx, MB2198-xxx-E
ヘッダボード *3
MB2197-xxx, MB2198-xxx-E
RS-232C ケーブル *4, *5
⎯
USB ケーブル *4, *6
⎯
LAN ケーブル *4
⎯
BNC ケーブル *7
⎯
*1 : 使用する評価 MCU により型格が異なります。詳細については , 営業部門またはサ
ポート部門へお問合せください。
*2 : DSU-FR ケーブルは , ユーザシステムとエミュレータを接続するためのケーブルで
す。 将来複数の種類のケーブルが発売される可能性があります。本製品およびユー
ザシステムの両方に適合する DSU-FR ケーブルをご選択のうえご購入ください。な
お , DSU-FR ケーブルの選択方法については , 営業部門またはサポート部門へお問合
せください。
以降本書では , DSU-FR ケーブルに関する説明は , すべて MB2198-10-E を対象として
説明しています。
*3 : アダプタボードおよびヘッダボードは , ユーザシステムとエミュレータ本体を接続
するためのインタフェースボードです。
使用する評価MCUに適合するアダプタボードおよびヘッダボードをご選択のうえご
購入ください。なお , アダプタボードの選択方法については , 営業部門またはサポー
ト部門へお問合せください。
アダプタボードの取扱い方法 , 使用方法および安全に使用するための注意事項など
については , 各アダプタの取扱説明書をご覧ください。ヘッダボードの取扱い方法 ,
使用方法および安全に使用するための注意事項などについては , 各ヘッダの取扱説
明書を参照してください。
*4 : 通信回線は , RS-232C, USB, LAN のいずれかを使用します。ご使用になるホストマシ
ンとエミュレータの双方に適合するケーブルを別途ご用意ください。
*5 : RS-232C ケーブルはクロス ( インタリンク ) ケーブルをご用意ください。
クロス ( インタリンク ) ケーブルの結線情報を図 14 に示します。
*6 : USB ケーブルは , ケーブル長 2 m 以下のものをご用意ください。
*7 : エミュレータの TRIG 端子および EMUL 端子を使用する場合のみ必要となります。
BNCケーブルは, インピーダンス 50 Ω, ケーブル長 2 m 以下のものをご用意ください。
接続先装置とエミュレータの双方に適合するケーブルを別途ご用意ください。
18
パーソナル
コンピュータ側
D-sub
9pin メス
(DCD) 1
(RXD) 2
(TXD) 3
(DTR) 4
(GND) 5
(DSR) 6
(RTS) 7
(CTS) 8
(RI) 9
SHELL
エミュレータ側
D-sub
9pin メス
1 (DCD)
2 (RXD)
3 (TXD)
4 (DTR)
5 (GND)
6 (DSR)
7 (RTS)
8 (CTS)
9 (RI)
SHELL
図 14 クロス ( インタリンク ) ケーブル結線図
19
2. 接続方法
2.1 システム構成
エミュレータはホストマシンに接続し , ホストマシンより制御を行うようになっていま
す。
また , ホストマシンはエミュレータデバッガソフトウェアによりエミュレータを制御
します。
ソフトウェアの操作については ,「SOFTUNE Workbench 操作マニュアル」を参照して
ください。
エミュレータのシステム構成を図 15, 図 16 に示します。
(2)
(1)
ホストマシン
エミュレータ
ユーザシステム
(3)
測定器
( ロジックアナライザなど )
(1) DSU-FR ケーブル ( 付属ケーブル込 )*
(2) RS-232C ケーブル *, USB ケーブル * または LAN ケーブル *
(3) BNC ケーブル *
* : 別途用意してください。
図 15 システム構成 (DSU-FR ケーブル使用時 )
(2)
エミュレータ
ホストマシン
(1)
ユーザシステム
(3)
測定器
( ロジックアナライザなど )
(1) アダプタユニット * ( アダプタボード + フラットケーブル + ヘッダボード *)
(2) RS-232C ケーブル *, USB ケーブル * または LAN ケーブル *
(3) BNC ケーブル *
* : 別途用意してください。
図 16 システム構成 ( アダプタユニット使用時 )
20
2.2 DSU-FR ケーブルと付属ケーブルの接続
図 17 または図 18 に従って , DSU-FR ケーブルに付属ケーブル (FPC またはフラットケー
ブル ) を接続します。
また , DSU-FR ケーブルの製品出荷状態では , フラットケーブルが接
続されています。
DSU-FR ケーブルは , 評価 MCU が内蔵するエミュレータインタフェース方式 (DSU-3 ま
たは DSU-4) によって , 接続するコネクタの形態が異なります。各評価 MCU のハードウェ
アマニュアルなどを確認してご使用ください。
またエミュレータインタフェース方式の詳細については ,「1.10 DSU-FR ケーブル仕様」
をご覧ください。
■ DSU-FR ケーブルと FPC ケーブルの接続 (DSU-3 用 )
可動片
FPC ケーブルコネクタ
FPC ケーブル
FPC ケーブルを接続する場合は , FPC ケーブルコネクタの下側にある可動片を引
き出して FPC ケーブルを差し込み , 可動片を押し込んでください。
FPC ケーブルを外す場合は , FPC ケーブルコネクタの下側にある可動片を引き出
して FPC ケーブルを取り外し , 可動片を押し込んでください。
図 17 DSU-FR ケーブルと FPC ケーブルの接続 (DSU-3)
21
■ DSU-FR ケーブルとフラットケーブルの接続 (DSU-4 用 )
ロックレバー
フラットケーブルコネクタ
フラットケーブル
フラットケーブルを接続する場合は , フラットケーブルコネクタのロックレバーを開いてフラット
ケーブルを差し込み , ロックレバーを閉じてください。
フラットケーブルを外す場合は , フラットケーブルコネクタのロックレバーを開いてフラットケーブ
ルを取り外し , ロックレバーを閉じてください。
図 18 DSU-FR ケーブルとフラットケーブルの接続 (DSU-4)
22
2.3 ユーザシステムの接続
図 19 または図 20 に従って , DSU-FR ケーブルをユーザシステム上のエミュレータイン
タフェースコネクタに接続します。
エミュレータインタフェースコネクタの仕様については 「1.11
,
ユーザシステム仕様」を
参照してください。
■ ユーザシステムの接続 (DSU-3 用 )
ユーザシステムコネクタ
可動片
ユーザシステム
エミュレータインタフェースコネクタ
DSU-FR ケーブルを接続する場合は , ユーザシステム上のエミュレータインタフェースコネクタの
下側にある可動片を引き出してユーザシステムコネクタを差し込み , 可動片を押し込んでください。
DSU-FR ケーブルを外す場合は , ユーザシステム上のエミュレータインタフェースコネクタの下側
にある可動片を引き出してユーザシステムコネクタを取り外し , 可動片を押し込んでください。
図 19 ユーザシステムの接続 (DSU-3)
23
■ ユーザシステムの接続 (DSU-4 用 )
インデックス
ユーザシステムコネクタ
エミュレータインタフェースコネクタ
ユーザシステム
DSU-FR ケーブルを接続する場合は , ユーザシステム上のエミュレータインタフェースコネクタの
インデックスとユーザシステムコネクタのインデックスを合わせて接続してください。
DSU-FR ケーブルを外す場合は , ユーザシステム上のエミュレータインタフェースコネクタから
ユーザシステムコネクタを引き出してください。
図 20 ユーザシステムの接続 (DSU-4)
24
2.4 DSU-FR ケーブルの接続
図 21 に従って , エミュレータ正面の DSU-FR ケーブルコネクタに DSU-FR ケーブルを
接続します。
DSU-FR ケーブルの仕様については 「1.10
,
DSU-FR ケーブル仕様」を参照してください。
■ DSU-FR ケーブルの接続
DSU-FR ケーブルコネクタ
ロックレバー
エミュレータコネクタ
DSU-FR ケーブルを接続する場合は , エミュレータコネクタ両端のロックレバーをつまみ , DSU-FR
ケーブルコネクタへ差し込み , ロックがかかるまでエミュレータコネクタを押し込んでください。
DSU-FR ケーブルを外す場合は , エミュレータコネクタ両端のロックレバーをつまみ , ロックを解
除し , DSU-FR ケーブルコネクタから DSU-FR ケーブルを取り外してください。
図 21 DSU-FR ケーブルの接続
25
2.5 アダプタボードの接続
エミュレータ上面のアダプタボードコネクタにアダプタボード (別売品) を接続します。
また , ユーザシステムとの接続はヘッダボードなどで行います。
アダプタボードのユーザシステムとの接続方法については , ご使用になるアダプタの取
扱説明書を参照してください。
2.6 ホストマシンの接続
図 22 に従って , ホストマシンとエミュレータを RS-232C ケーブル , USB ケーブルまた
は LAN ケーブルにより接続します。
USB をホストマシンにプラグ & プレイで接続する場合は , すべての電源を投入後にホ
ストマシン側の USB プラグをホストマシンに接続してください。
■ ホストマシンの接続
USB ケーブル
RS-232C ケーブル
LAN ケーブル
図 22 ホストマシンの接続
<注意事項> ホストマシンとエミュレータを接続する際は , RS-232C ケーブル , USB ケーブル , LAN ケー
ブルのいずれか 1 本を接続してください。複数のケーブルを同時に接続して使用すると誤作
動の原因となります。
26
2.7 AC アダプタの接続
図 23 に従って , AC アダプタをエミュレータに接続します。
まず , AC コードを AC アダプタに接続します。次に , AC アダプタをエミュレータに接続
します。
最後に , AC プラグを AC コンセントに挿し込んでください。
■ AC アダプタの接続
AC コード
図 23 AC アダプタの接続
27
2.8 測定器の接続
エミュレータの外部トリガ入力機能およびプログラム実行出力機能を使用する場合の
み , 図 24 に従って , 測定器とエミュレータを接続してください。
使用しない場合は , 端子を開放状態のままにしてください。
■ 測定器との接続
BNC ケーブル
図 24 測定器の接続
28
3. 操作方法
3.1 設定スイッチ操作方法
設定スイッチの操作方法および状態表示 LCD について説明します。
■ 設定スイッチの機能
設定スイッチと状態表示 LCD ( 以降 , LCD と称します ) を使用することにより , LCD の
表示内容を切り換えたり , LAN 回線のパラメータを変更することができます。
本書では , メニュー表示時の設定スイッチ操作方法および LCD 表示内容について説明
します。
メニュー表示時 , 通常動作時など , 各表示時の設定スイッチ操作方法および LCD
表示内容の詳細については ,「SOFTUNE Workbench 操作マニュアル」をご覧ください。
設定スイッチの機能を表 15 に示します。
表 15 設定スイッチ機能
キー名称
シルク
表記
LCD 表示
機能
エミュレータトップ画面 メニュー表示への遷移
メニュー
下位項目への遷移
変更桁 ( 位置 ) の確定
ENTER キー
LAN パラメータ
変更値 ( 数値 ) の確定
選択 / 確認
メニュー
上 / 下キー
▲/▼
LAN パラメータ / 選択
LAN パラメータ
選択項目の決定または確認終了
表示項目の上下スクロール
カーソル位置の上下または左右への
移動
変更値 ( 数値 ) のインクリメント
またはデクリメント
■ パラメータ変更時の操作方法
パラメータ変更時の操作方法を以下に示します。
1) パラメータ表示後 , 上 / 下キーを使用し , 変更桁 ( 位置 ) にカーソル “■” ( 点滅表示 ) を
移動します。
2) ENTER キーをクリックし , 変更桁 ( 位置 ) を確定します。
このとき , カーソルは “_” ( アンダーバー) 表示となります。
3) 上 /下キーを使用し , 変更値 ( 数値 ) をインクリメントまたはデクリメントし , 変更値
( 数値 ) を切り換えます。
4) ENTER キーをクリックし , 変更値 ( 数値 ) を確定します。
5) すべての変更値 ( 数値 ) の変更終了後 , 上 / 下キーを使用してカーソルを [OK] の左に
移動し , ENTER キーをクリックし , パラメータ変更を終了します。
■ 選択 / 確認時の操作方法
選択 / 確認時の操作方法を以下に示します。
• 選択時 : 上 / 下キーを使用して選択肢 ([Yes], [NO] など ) の左にカーソルを移動し ,
ENTER キーをクリックします。
• 確認時 : カーソル位置が [OK] の左にある状態で , ENTER キーをクリックします。
29
■ 表示構成
メニュー表示の構成を図 25 に示します。
・ エミュレータのトップ画面です。
出荷時の初期状態では左の画面が表示されます。
ファームウェアの登録状態により表示画面が異なりま
す。
F u j i t s u E m u l a t o r
L o a d e r M o d e N o w .
- - - - M E N U
1 . L A N
・ メニュー表示のトップ画面 , および LAN 情報のメニュー
表示です。
- - - -
- - - - L A N - - - 1 . I P A d d r e s s
1 9 2 . 1 6 8 . 0 0 0 . 0 0 1
O K
・IP アドレスを表示 , および変更できます。
- - - - L A N - - - 2 . S u b n e t M a s k
5 5 5 . 2 5 5 . 2 5 5 . 0 0 0
O K
・サブネットマスクを表示 , および変更できます。
- - - - L A N - - - 3 . M A C A d d r e s s
x x x x x x x x x x x x
O K
・ MAC アドレスを表示します。エミュレータ固有のアド
レスが表示されます。
- - - - L A N - - - 4 . P o r t A d d r e s s
0 5001
O K
・Port アドレスを表示 , および変更できます。
- - - - L A N
5 . E x i t
P a r a m e t e r
Y e s
- - - -
S a v e ?
N O
・LAN 回線のパラメータ変更結果のセーブを選択します。
TOP MENU RETURN?
O K
C A N C E L
- - - - M E N U - - - 2 . U S B
f f f f f f f f f f f f
O K
- - - - M E N U - - - 3 . . L o a d e r M o d e
L o a d e r
O K
・USB 情報のメニュー表示のリザーブ画面です。
・ ローダー情報のメニュー表示です。
[OK] を選択するとロード可能状態になります。
M o d e O K ?
C A N C E L
・インフォメーション情報のメニュー表示です。
- - - - M E N U - - - 4 . I n f o r m a t i o n
- I N F O R M AT I O N
1 . V e r s i o n
-
- I n f o r m a t i o n
2 . O t h e r
-
L OA D
C M N
D E P E
D E P E
D E P E
CMNS
- - - - O T H E R
2 . E X I T
- - - - M E N U
5 . E x i t
- - - -
- - - -
-
E R :
:
N 1 :
N 2 :
N 3 :
UB:
V
V
V
V
V
V
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
L
L
L
L
L
L
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
R
R
R
R
R
R
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
・ 各バージョン情報を表示します。
上 / 下キーで確認したいバージョン項目を切り換えて
ください。
ENTER キーで上位表示画面へ遷移します。
・その他の設定を表示 , および変更できます。
- - - - O T H E R - - - 1 . K E Y C L I C K
- I n f o r m a t i o n
3 . E x i t
・LAN 情報のメニュー表示終了を選択します。
- - K E Y
O N
C L I C K - O F F
・ 設定スイッチをクリックした場合のクリック音の ON/
OFF を選択します。
・その他の設定表示を終了します。
・インフォメーション情報のメニュー表示を終了します。
・メニュー表示を終了します。
図 25 メニュー表示構成
30
3.2 電源投入の順序
電源投入は , すべての接続が終了してから , ホストマシン→エミュレータ→ユーザシス
テムの順に行ってください ( 図 26 参照 )。
エミュレータの電源投入は , エミュレータ背面の電源スイッチ ( 図 3 参照 ) を押し込む
ことにより行います。
このときスイッチは押し込まれた状態で固定されます。
なお , 製品出荷直後の状態ではユーザシステム電源の投入前にエミュレータの初期化作
業 (モニタプログラムのダウンロード) が必要です。初期化作業の方法については,「SOFTUNE
Workbench 操作マニュアル」を参照してください。
ホストマシンの電源を投入する
エミュレータの電源を投入する
POWER LED 点灯
「SOFTUNE Workbench」を起動する
「Emulator Debugger」を起動する
YES
エミュレータ初期化済みか ?
NO
エミュレータ初期化作業を実施
ダイアログ表示を確認する
( 図 27 参照 )
ユーザシステムの電源を投入する
ダイアログ表示にて
「OK」をクリックする
図 26 電源投入の順序
31
図 27 ダイアログ表示
3.3 電源切断の順序
電源切断は , ユーザシステム→エミュレータ→ホストマシンの順に行ってください ( 図
28 参照 )。
エミュレータの電源切断は , エミュレータ背面の電源スイッチ ( 図 3 参照 ) を押し込ん
で手を離すことにより行います。このとき押し込んだスイッチは , OFF の状態 ( スイッチが
突き出した状態 ) に戻ります。
「Emulator Debugger」を終了する
ユーザシステムの電源を切断する
エミュレータの電源を切断する
ホストマシンの電源を切断する
( 必要な場合 )
図 28 電源切断の順序
32
SS01-71108-1
富士通マイクロエレクトロニクス・SUPPORT SYSTEM
DSU-FR エミュレータ
MB2198-01-E
取扱説明書
2008 年 8 月 初版発行
発行
富士通マイクロエレクトロニクス株式会社
編集
マーケティング統括部 ビジネス推進部
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