PDF ユーザ・ガイド

評価用ボード・ユーザー・ガイド
UG-253
温度センサ内蔵、8 チャンネル、I2C、12 ビット SAR ADC AD7291 の評価用ボード
特長
デバイスの説明
AD7291のフル機能評価用ボード
接続オプション
アナログ・バイアスアップ回路を内蔵
システム・デモストレーション・プラットフォーム(SDP)と組
み合わせで使用して PC から制御
制御用 PC ソフトウェア
AD7291は、温度センサーを内蔵した 8 チャンネル 12 ビット逐
次比較型ADCです。このデバイスは 3.3 V単電源で動作し、I2C®
互換インターフェースを内蔵しています。各AD7291 は、I2Cイ
ンターフェースと互換性を持つ 2 線式シリアル・インターフェ
ースを内蔵しています。
AD7291は、予め設定しておいた、変換対象チャンネルのシーケ
ンスを選択できるようにするプログラマブルなシーケンサを提
供しています。このデバイスは 2.5 Vリファレンス電圧を内蔵し
ており、外付けリファレンスを使うときにはこれをディスエー
ブルすることができます。
評価用ボードの説明
EVAL-AD7291SDZは、AD7291のすべての機能を容易に評価で
きるようにデザインされたフル機能評価用ボードです。この評
価用ボードは、システム・デモストレーション・プラットフォ
ーム(SDP)のコネクタ(J1)を介して制御することができます。
SDPボードを使うと、AD7291評価ソフトウェアを使ってPCの
USBポートを経由して評価用ボードを制御することができます。
AD7291は、高精度バンドギャップ温度センサーを内蔵しており、
12 ビットADCにより温度を監視しデジタル化して分解能 0.25°C
で出力します。
AD7291の仕様全体はAD7291データ・シートに記載されており、
アナログ・デバイセズから提供しています。評価用ボードを使
用する際には、データ・シートとこのユーザー・ガイドを組み
合わせてご使用ください。
実装部品としては、ADP1706ロー・ドロップアウトCMOSリニ
ア・レギュレータ、AD8022高速低ノイズアンプ、AD8066高性能
145 MHz FastFET™アンプなどがあります。
この評価用ボードはアナログ・バイアスアップ回路を内蔵して
います。バイポーラ信号は、VIN SMB コネクタを介して入力し、
内蔵バイアスアップ・バッファ回路を使ってバイアスします。
バイアスアップされた信号は BIASED_VIN2 SMB に出力される
ので、SMB―SMB 間ケーブルを使って 8 個の VINx SMB コネク
タの 1 つに加えることができます。
様々な接続オプションは、評価用ボードのハードウェアのセク
ションで説明します。このボードをスタンドアロン動作に設定
する際は、このユーザー・ガイドの接続オプションのセクショ
ンを参照してください。
機能ブロック図
USB
CONNECTION
TO PC
EVAL-AD7291SDZ
SCL
SDA
AS1
AS0
VIN
BIAS-UP
BATTERY
VBIASED
VIN0
V0
AD7291
VDRIVE
VDRIVE
VIN7
VDD
DGND VDRIVE –5V AGND +5V
V7
3.3V
REGULATOR
EXT_VCC AGND
09710-001
SDP
BOARD
図 1.
最終ページの重要なご注意と法的条項を
お読みくださるようお願いいたします。
Rev. A
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関して、あるいは利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、
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電話 06(6350)6868
本
UG-253
評価用ボード・ユーザー・ガイド
目次
特長......................................................................................................1
ソフトウェアのインストレーション .......................................... 5
評価用ボードの説明 ..........................................................................1
ソフトウェアの動作 ...................................................................... 5
デバイスの説明 ..................................................................................1
メイン・ウインドウ ...................................................................... 6
機能ブロック図 ..................................................................................1
コマンド・レジスタ ...................................................................... 7
改訂履歴..............................................................................................2
アラート上下限値 .......................................................................... 7
評価用ボードのハードウェア ..........................................................3
電源..................................................................................................3
接続オプション ..............................................................................3
ADC サンプル/連続サンプル........................................................ 7
評価用ボードの回路図とアートワーク .......................................... 9
オーダー情報.................................................................................... 13
ソケット/コネクタ .........................................................................4
評価用ボード・ソフトウェア ..........................................................5
改訂履歴
6/11—Rev. 0 to Rev. A
Changes to Features and Evaluation Board Description
Sections ................................................................................................1
Changes to Table 1 and Table 2 ............................................................3
Changes to Figure 9 Through Figure 14 ...............................................8
Changes to Bill of Materials, Table 3 .................................................12
3/11—Revision 0: Initial Version
Rev. A
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部品表............................................................................................ 13
UG-253
評価用ボード・ユーザー・ガイド
評価用ボードのハードウェア
電源
接続オプション
電源と信号を評価用ボードに接続する前に、すべての接続位置
が必要とされる動作モードに従っていることを確認するよう注
意してください。
表 1に、評価用ボードを梱包する際に設定した接続位置を示し
ます。接続は、SDPボードから制御信号とVDRIVEを供給するよう
に設定してあります。
この評価用ボードとSDPボードを組み合わせて使用する場合、
+5 V、−5 V、GNDをコネクタJ2 に接続してください。VDRIVEは
SDPボードから、VDDは内蔵レギュレータから、それぞれ供給さ
れます。各電源はEVAL-AD7291SDZ上で 10 µFと 0.1 µFのコン
デンサでデカップリングされています。このボードでは一枚の
グラウンド・プレーンを使って高周波ノイズ干渉の影響を小さ
くしています。
評価用ボードを使用する前に、複数の接続オプション(LKx)とハ
ンダ接続(SLx)オプションを設定して該当する動作セットアップ
を選択する必要があります。デフォルト接続位置を表 1に、こ
れらのオプション機能を表 2に、それぞれ示します。
表 1.接続オプション
Link No.
Position
Function
LK1
LK2
LK3
LK4
LK5
Inserted
Inserted
Inserted
Inserted
Position A
This link option pulls the AD7291 VIN0 input to GND via a 10 kΩ resistor.
This link option pulls the AD7291 VIN1 input to GND via a 10 kΩ resistor.
This link option pulls the AD7291 VIN6 input to GND via a 10 kΩ resistor.
This link option pulls the AD7291 VIN7 input to GND via a 10 kΩ resistor.
Connects the PD/RST pin to VDRIVE voltage.
LK6
LK7
LK8
LK9
Position A
Position A
Inserted
Inserted
LK10
LK11
LK12
LK13
LK14
LK20
SL1
SL2
SL3
SL4
Inserted
Inserted
Inserted
Inserted
Inserted
Position A
Position B
Position A
Position B
Position B
When in Position A, the 3.3 V VCC supply is supplied by the on-board regulator, ADP1706.
When in Position A, the VDRIVE supply is taken from the SDP board via VIO_CONNECTOR.
When inserted, the VREF signal is connected to the VREF test point.
When inserted, the buffered internal reference voltage is divided by a factor of 3 and used as the
bias input for U10.
This link option pulls the AD7291 VIN2 input to GND via a 10 kΩ resistor.
This link option pulls the AD7291 VIN3 input to GND via a 10 kΩ resistor.
This link option pulls the AD7291 VIN4 input to GND via a 10 kΩ resistor.
This link option pulls the AD7291 VIN5 input to GND via a 10 kΩ resistor.
This link option connects +5 V to Pin 1 of J1.
In Position A, the buffered internal reference is used as the bias input for U10.
Buffered output from SMA Connector V7 is routed to SMB Connector BUFF_V7.
In Position A, there is no amplifier included in the Analog Input Channel VIN1 path.
Buffered output from SMA Connector V0 is routed to SMB Connector BUFF_V0.
In Position B, there is an amplifier included on the Analog Input Channel VIN0 path.
Rev. A
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評価用ボード・ユーザー・ガイド
UG-253
ソケット/コネクタ
この評価用ボードにはAD7291の動作に関係するSMB入力ソケットが 16 個あります。これらのソケットの機能を表 2に示します。
表 2.ソケット/コネクタの機能
Socket
Function
BIASED_VIN2
BUFF_V0
BUFF_V7
EXT_OFFSET
J3
J4
J5
J6
J8
J9
J10
J11
J12
J13
SMB socket for the output of the bias up circuit
SMB socket for the buffered V0 input (SL3 must be in Position A and SL4 must be in Position B)
SMB socket for the buffered V7 input (SL1 must be in Position A)
SMB socket for an external bias input, which is applied to U10
V0 SMB socket for a single-ended input that is applied to the VIN0 pin of the AD7291
V1 SMB socket for a single-ended input that is applied to the VIN1 pin of the AD7291
V6 SMB socket for a single-ended input that is applied to the VIN6 pin of the AD7291
V7 SMB socket for a single-ended input that is applied to the VIN7 pin of the AD7291
V2 SMB socket for a single-ended input that is applied to the VIN2 pin of the AD7291
V3 SMB socket for a single-ended input that is applied to the VIN3 pin of the AD7291
V4 SMB socket for a single-ended input that is applied to the VIN4 pin of the AD7291
V5 SMB socket for a single-ended input that is applied to the VIN5 pin of the AD7291
SMB socket connected to the VREF pin of the AD7291 (by default the internal reference is used)
SMB socket connected to the PD/RST pin of the AD7291
VIN
VREF_BUFF
SMB socket to connect input to the bias-up circuit
SMB socket for the output of the buffered reference
Rev. A
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UG-253
評価用ボード・ユーザー・ガイド
評価用ボード・ソフトウェア
ソフトウェアのインストレーション
ソフトウェアの動作
AD7291評価キットには、CDに自己インストール型のソフトウ
ェアが添付されています。このソフトウェアは、Windows® XP
(SP2)とWindows Vista® (32ビット)に互換です。セットアップ・フ
ァイルが自動的に実行されない場合は、CDからsetup.exeを実行
することができます。
ソフトウェアを起動するときは、次のステップに従ってくださ
い。
評価ソフトウェアをインストールした後に、評価用ボードと
SDPボードをPCのUSBポートに接続し、評価システムがPCを接
続する際に正しく認識されたことを確認してください。
1.
Start メ ニ ュ ー で 、 Analog Devices – AD7291 > AD7291
Evaluation Softwareを選択します。ソフトウェアのメイ
ン・ウインドウが表示されます(図 3参照)。
2.
ソフトウェアを起動したとき評価システムがUSBポートに
接続されていない場合、接続エラーが表示されます(図 2参
照)。評価用ボードをPCのUSBポートに接続して、数sec待
った後、Rescanをクリックします。表示される指示に従っ
てください。
CDからのインストレーションが完了した後、電源のセクシ
ョンの説明に従ってAD7291 評価用ボードをパワーアップさ
せます。SDPボード(コネクタA)をAD7291評価用ボード(コ
ネクタJ1)に接続し、次に添付ケーブルを使ってPCのUSBポ
ートに接続します。
評価システムが検出されると表示されるダイアログ・ボッ
クスに従って進みます。これによりインストレーションが
完了します。
09710-002
2.
1.
09710-003
図 2.接続エラー警告
図 3.メイン・ウインドウ
Rev. A
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UG-253
評価用ボード・ユーザー・ガイド
メイン・ウインドウ
図 4にAD7291評価ソフトウェアのメイン・ウインドウを示します。
デバイスは、COMMAND REGISTERボタンを使って設定するこ
とができます。
CONTINUOUSLY SAMPLE または SAMPLE ADC の選択に応
じてサンプルを連続して、または 1 個ずつ取得することができ
ます。
ウインドウの下部に、AD7291データがグラフ表示されます。デ
ータ・ディスプレイ・ウインドウのタブ設定を使うと、ADCア
ナログ入力チャンネル変換結果の表示と内部温度センサー結果
の表示を切り替えることができます。図 4に、VIN0 の連続アナ
ログ入力チャンネル変換結果を示します。 図 4に、TSENSE
RESULTSタブを選択した状態のメイン・パネルを示します。
このウインドウの FLASH LED をイネーブルすると、SDP ボー
ドのオレンジ色の LED1A が点滅するので、デバッグ・ツール
として役立ちます。
09710-004
AD7291には 9 対のリミット・レジスタがあります。各対は、各
アナログ入力チャンネルと内蔵温度センサーに対する変換の上
限と下限を格納します。これらはALERT LIMITS SETUPボタ
ンで設定することができます。これらの上下限値を超えると、
ALERT AインジケータまたはALERT Bインジケータが赤に変わ
ります。警告上下限値の詳細は、READ ALERT STATUSをク
リックして何時でも確認できます。
図 4. TSENSE結果とTSENSE平均結果を表示するAD7291メイン・ウインドウ
Rev. A
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UG-253
評価用ボード・ユーザー・ガイド
このモードでは、ユーザ・インターフェースにアナログ入力チ
ャンネルの変換結果は表示されません。
コマンド・レジスタ
コントロール・レジスタを設定する前に、AD7291データ・シー
トのコマンド・レジスタ・セクションをを参照してください。
コ マ ン ド ・ レ ジ ス タ を 設 定 す る と き は 、 COMMAND
REGISTERをクリックします(図 4参照)。
WRITE をクリックすると、コントロール・レジスタが更新さ
れます。
アラート上下限値
09710-005
AD7291には 9 対のリミット・レジスタがあります。各対は、各
アナログ入力チャンネルと内蔵温度センサーに対する変換の上
限と下限を格納します。リミット・レジスタの各対には、対応
するヒステリシス・レジスタがあります。アラート上下限値と
対応するヒステリシス・レジスタを設定するときは、メイン・
ウインドウのALERT LIMITS SETUPをクリックします。
図 5.コマンド・レジスタ
DB5/NOISE DELAYED BIT TRIAL SAMPLINGをイネーブルす
ると、I2Cバス上に動作がある場合、クリティカル・サンプリン
グ間隔とビット・トライアルが遅延されるので、AD7291のDC
性能が向上します。
ALERT ピンのアクティブ極性は、DB3/POLARITY OF ALERT
PIN がイネーブルされると、アクティブ・ローに設定されます。
逆に、このビットをディスエーブルすると、アクティブ・ハイ
動作に設定されます。
DB2/CLEAR ALERT では、アラート・ステータス・レジスタ値
をクリアします。アラート・ステータス・レジスタ値をクリア
した後は、このビットをロジック 0 に再設定して、以後のアラ
ートを検出できるようにする必要があります。
コマンド・レジスタのDB1/RESETビットをイネーブルすると、
コマンド・レジスタ自体を含むAD7291のすべての内部レジスタ
値がそれぞれのデフォルト値へリセットされます。リセット完
了後にこのビットをディスエーブルして、内部レジスタを再設
定できるようにしてください。
DB0/AUTOCYCLE MODEでは、自動サイクル・モードをイネ
ーブルします。自動サイクル・モードでは、チャンネル(アナロ
グ入力チャンネルと温度センサー・チャンネル)の選択したシー
ケンスを連続的に変換するようにAD7291を設定します。このた
め、システム・モニタリングに最適な動作モードになります。
Rev. A
09710-006
シーケンス内で、変換に必要な ADC チャンネルを選択します。
内部温度センサーをイネーブルするときは、DB7/TSENSE を選
択します。
図 6.アラート上下限値の設定
変換結果がリミット・レジスタにより設定された上限または下
限の外側になったとき、AD7291はハードウェアから警報を発生
します。上下限値を超えると、メイン・ウインドウのALERTA
インジケータとALERTBインジケータが赤に変わります(図 7参
照)。アラート・レジスタAはアナログ電圧変換チャンネルの警
告を、アラート・レジスタBは内部温度センサーの警告を、そ
れぞれ格納しています。
アラート・ステータスの詳細については、フロント・パネルの
READ ALERT STATUSをクリックします。例えば、VIN0 下限、
TSENSE AVG上限、TSENSE上限を超えたときの例を図 8に示し
ます。
ADCサンプル/連続サンプル
選択したチャンネルのサンプル・データを収集するときは、
SAMPLE ADC または CONTINUOUSLY SAMPLE をクリックし
ます。両ボタンはメイン・ウインドウの中程にあります。サン
プリングを停止するときは、CONTINOUSLY SAMPLE を再度ク
リックします。
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09710-007
評価用ボード・ユーザー・ガイド
09710-008
図 7.ALERT AインジケータとALERT Bインジケータで警報発生を表示するAD7291メイン・ウインドウ
図 8.アラート・ステータスの表示
Rev. A
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評価用ボード・ユーザー・ガイド
評価用ボードの回路図とアートワーク
09710-009
図 9.EVAL-AD7291SDZの回路図― 1/3
Rev. A
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評価用ボード・ユーザー・ガイド
09710-010
図 10.EVAL-AD7291SDZの回路図― 2/3
Rev. A
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評価用ボード・ユーザー・ガイド
09710-011
図 11.EVAL-AD7291SDZの回路図― 3/3
Rev. A
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評価用ボード・ユーザー・ガイド
09710-013
図 12.部品面のアートワーク
09710-014
図 12.ハンダ面のアートワーク
図 13.部品面のシルクスクリーン
Rev. A
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評価用ボード・ユーザー・ガイド
オーダー情報
部品表
表 3.
Reference
Designator
Part Type
Capacitor
Value
1 nF
Tolerance
0.1
Part Number
U0603R102KCT
Stock Code
FEC 9406174
C2, C12, C22, C30,
C32, C34, C72,
C77,C82, C 85,
Capacitor
10 pF
0.05
50 V NPO multilayer ceramic
capacitor
06035A100JAT2A
FEC 499110
C3, C5, C7, C10,
C13, C20, C23, C24,
C25, C33
Not inserted
N/A
N/A
0603 capacitor spacing
N/A
N/A
C4
Capacitor
10 µF
0.2
6.3 V X5R ceramic capacitor
C0603C106M9PACTU
FEC 1288201
C6, C8, C15, C36,
C44, C45,C47, C48,
C74, C76
Capacitor
100 nF
0.05
16 V X7R ceramic capacitor
0603YC104JAT2A
FEC 432210
C9, C16
Capacitor
4.7 µF
0.1
10 V X7R multilayer ceramic
capacitor 603
C0603C475K8PAC 7867
FEC 1572625
C14, C26
Capacitor
10 µF
0.1
10 V SMD tantalum capacitor
TAJA106K010R
FEC 197130
C17
Capacitor
47 µF
0.2
SMD tantalum capacitor
TAKA106010R
FEC 1658411
C18, C19, C71, C78,
C81, C83
Capacitor
0.1 µF
0.1
16 V X7R multilayer ceramic
capacitor
B0603R104KCT
FEC 9406140
C27, C29, C70, C79,
C80, C84
Capacitor
10 µF
0.2
16 V X5R multilayer ceramic
capacitor 1206
ECJ-HVB1C106M
Digi-Key
PCC2417CT-ND
C28
Capacitor
10 nF
0.1
50 V NPO multilayer ceramic
capacitor
06035C103KAZ2A
FEC 7569548
C35, C38, C40,
C41,C43,C73,C75
Capacitor
10 µF
0.1
16 V SMD tantalum capacitor
AVX TAJB106K016R
FEC 498737
J1
CON-120/
FX8-120S-SV
120-way connector, 0.6 mm pitch
FX8-120S-SV(21)
FEC 1324660
J2
CON/POWER3
3-pin terminal block, 5 mm pitch
CTB5000/3
FEC 151790
J3 to J6,J8 to J13,
BUFF_V0,
BUFF_V7
SMB
50 W gold plated PCB SMB jack
1-1337482-0
FEC 1206013
J15, J16
CON/POWER
2-pin terminal block, 5 mm pitch
CTB5000/2
FEC 151789
LK1 to LK4, LK8 TO
LK14
Jumper
2-pin header and shorting shunt
M20-9990206
FEC 1022247 and
150411
LK5
Jumper
8-pin (4x2) header and shorting
shunt
M20-9990206
FEC 1022231 &
150411
LK6, LK7
Jumper
4-pin (2x2) header and shorting
shunt
M20-9990206
FEC 1022233 &
150411
LK20
Jumper
6-pin (3x2) header and shorting
shunt
M20-9983646
FEC 1022244 %
150411
R1, R11, R21, R31
Resistor
500 Ω
0.01
0603 SMD resistor
MC0.063W06031%499R
FEC 1170758
R2, R12, R20, R22,
R32, R50, R54, R61,
R62, R63, R64, R65
Resistor
10 kΩ
0.01
0603 SMD resistor
MC0.063W06031%10K
FEC 9330399
R3, R13, R23, R26 to
R29, R30, R33, R37,
R38, R39, R40, R41,
R42, R55, R56, R58,
R59
Not inserted
N/A
N/A
0603 resistor space
N/A
N/A
R4, R14, R24, R34,
R43, R51, R52, R53
Resistor
1 kΩ
0.01
0603 SMD resistor
MC0.063W06031%1K
FEC 9330380
R5 to R10, R15 to
R19, R25, R35, R36,
R46, R49, R57, R60
Resistor
0Ω
0.01
0603 SMD resistor
MC0.063W06030R
FEC 9331662
R44
Resistor
2k
0.01
0603 SMD resistor
MC0.063W06031%2K
FEC 9330763
R45, R47, R48
Resistor
500 Ω
0.001
0805 SMD resistor
CRCW0805499RFKEA
FEC 1152405
C1, C11, C21, C31
Rev. A
Part Description
50 V X7R multilayer ceramic
capacitor
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評価用ボード・ユーザー・ガイド
Reference
Designator
SL1 to SL4
Part Type
Solder link
U1
AD7291
U2
AD8022
U3
AD8066
U4
EEPROM
U5
ADP1706
U8, U9, U10
Value
Tolerance
Part Description
two-way solder bridge
Part Number
N/A
Stock Code
N/A
Main device
AD7291BCPZ
AD7291BCPZ
Dual op amp
AD8022ARZ
AD8022ARZ
Dual op amp
AD8066ARZ
AD8066ARZ
32 kΩ I2C serial EEPROM
24LC32A-1/MS
FEC 1331330
Linear regulator
ADP1706ACPZ-3.3V-R7
ADP1706ACPZ3.3V-R7
AD8021
Op amp
AD8021ARZ
AD8021ARZ
T_SCLK, PD,
T_CS, T_DIN,
T_TENSE_B,
TDOUT, VCC,
VDRIVE
Test point
Black test point
20-2137
FEC 8731128
BIASED_VIN2,
EXT_OFFSET, VIN,
VREF_BUFF
SMB
50Ω SMB jack
SMB1251B1-3GT30G-50
FEC 1111349
I2C は、Philips Semiconductors 社(現在の NXP Semiconductors 社)が制定した通信プロトコルです。
ESD に関する注意
ESD(静電放電)の影響を受けやすいデバイスです。電荷を帯びたデバイスや回路ボードは、検知されないまま放電することがあります。本製品は当社独自の特許技
術である ESD 保護回路を内蔵してはいますが、デバイスが高エネルギーの静電放電を被った場合、損傷を生じる可能性があります。したがって、性能劣化や機能低
下を防止するため、ESD に対する適切な予防措置を講じることをお勧めします。
法的条項
アナログ・デバイセズの標準販売条項が適用される評価用ボードの購入の場合を除き、ここで説明する評価用ボード (すべてのツール、部品ドキュメント、サポート資料、また評
価用ボードも含む)を使用することにより、以下に定める条項(本契約) にお客様は同意するものとします。本契約に同意した方のみ、評価用ボードを使用することができます。お客
様が評価用ボードを使用した場合は、本契約に同意したと見なします。本契約は、"お客様"とOne Technology Way, Norwood, MA 02062, USA に本社を置くAnalog Devices, Inc. (以降
ADIと記載)との間で締結されるものです。本契約条項に従い、ADI は、無償、限定的、一身専属、一時的、非独占的、サブライセンス不能、譲渡不能な評価用ボードを、評価目的
でのみ使用するライセンスをお客様に許諾します。お客様は、評価用ボードが上記目的に限定して提供されたこと、さらに他の目的に評価用ボードを使用しないことを理解し、同
意するものです。さらに、許諾されるライセンスには次の追加制限事項が適用されるものとします。(i) 評価用ボードを賃借、賃貸、展示、販売、移転、譲渡、サブライセンス、ま
たは頒布しないものとします。 (ii) 評価用ボードへのアクセスを第三者に許可しないものとします。ここで言う “第三者” には、ADI、お客様、その従業員、関連会社、および社
内コンサルタント以外のあらゆる組織が含まれます。この評価用ボードはお客様に販売するものではありません。評価用ボードの所有権などの、本契約にて明示的に許諾されてい
ないすべての権利は、ADI に帰属します。本契約と評価用ボードはすべて、ADI の機密および専有情報と見なされるものとします。お客様は、この評価用ボードの如何なる部分
も、如何なる理由でも他者に開示または譲渡しないものとします。評価用ボード使用の中止または本契約の終了の際、お客様は評価用ボードを速やかにADI へ返却することに同意
するものです。<追加制限事項>お客様は、評価用ボード上のチップの逆アセンブル、逆コンパイル、またはリバース・エンジニアリングを行わないものとします。 お客様は、ハ
ンダ処理または評価用ボードの構成材料に影響を与えるその他の行為に限らず、評価用ボードに発生したすべての損傷や修正または改変をADI へ通知するものとします。評価用ボ
ードに対する修正は、RoHS 規制に限らずすべての該当する法律に従うものとします。<契約の終了>ADI は、お客様に書面通知を行うことで、何時でも本契約を終了することが
できるものとします。お客様は、評価用ボードを速やかにADI に返却することに同意するものです。<責任の制限>ここに提供する評価用ボードは現状有姿のまま提供されるもの
であり、ADI はそれに関する如何なる種類の保証または表明も行いません。特にADI は、明示か黙示かを問わず、評価用ボードにおけるあらゆる表明、推奨または保証(商品性、
権原、特定目的適合性または知的財産権非侵害の黙示の保証を含みますがこれらに限定されません)を行いません。如何なる場合でも、ADI およびそのライセンサーは、利益の喪
失、遅延コスト、労賃、またはのれん価値の喪失など (これらには限定されません)、評価用ボードのお客様による所有または使用から発生する、偶発的損害、特別損害、間接損
害、または派生的損害については、責任を負うものではありません。すべての原因から発生するADI の損害賠償責任の負担額は、総額で 100 米国ドル ($100.00)に限定されるものと
します。<輸出>お客様は、この評価用ボードを他国に直接的または間接的に輸出しないことに同意し、輸出に関する該当するすべての米国連邦法と規制に従うことに同意するも
のとします。準拠法。本契約は、マサチューセッツ州の実体法に従い解釈されるものとします(法律の抵触に関する規則は排除します)。本契約に関するすべての訴訟は、マサチュ
ーセッツ州サフォーク郡を管轄とする州法廷または連邦法廷で審理するものとし、お客様は当該法廷の人的管轄権と裁判地に従うものとします。本契約には、国際物品売買契約に
関する国連条約は適用しないものとし、同条約はここに明確に排除されるものです。
Rev. A
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