Component - Filter V2.0 Datasheet(Japanese).pdf

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PSoC Creator™ コンポーネント・データシートグラフィック
フィ ルタ
2.0
特長
 一部の PSoC 3 および PSoC 5 のデバイスで使用可能な Digital Filter Block
(DFB)で実行する使いやすいフィルタのユーザ構成。

2 つの独立したフィルタ チャンネルをサポートし、それぞれが最大 4 つまでの設計ステー
ジとしてカスケードできます。

複数の FIR および IIR (Biquad)フィルタ メソッド(ユーザ係数入力を含む)が優れた
柔軟性を実現します。

最終係数値は今後の解析用に抽出できます。
概要説明
フィルタ コンポーネントのカスタマイザは、DMA、割り込み、またはデータ フローを管理するポーリングを用いて、
Digital Filter Block (DFB)に渡された 1 つまたは 2 つのデータ ストリームにフィルタを構成できます。DFB の
128 のデータおよび係数のロケーションは 2 つのフィルタ チャンネル間で必要に応じて共有されます。カスタマイザ
は、ユーザ宣言サンプル間隔内でフィルタリングを実行するのに必要な最小バス クロック周波数をレポートします
(ただし設定はされていない)。
このコンポーネントは膨大な数のユーザ事例をサポートします。その使用時に何らかの異常に遭遇した場合、
[email protected] に(何が異常を引き起こしたのか適切な説明を添えて)レポートしてください。
そうすれば、サイプレスは調査可能となります。
入出力接続
このセクションでは、フィルタのさまざまな入出力接続について説明します。I/O 群リストのアスタリスク (*) は、I/O
が、その I/O の説明でリストされている条件において、シンボルに隠されている可能性があることを示します。
割り込み – 出力 *
いずれかのチャンネルが、データ準備イベントに対する割り込み生成用に設定されている場合、割り込み出力が
イネーブルになります。ハードウェア信号を ISR コンポーネントに接続して、割り込みルーチンをハンドルします。こ
の端子はチャンネルがデータ準備信号として「割り込み(Interrupt)」を選択している場合にのみ表示されます。
端子は両方のチャンネル間で共有されます。
Cypress Semiconductor Corporation • 198 Champion Court • San Jose, CA 95134-1709 • 408-943-2600
Document Number: 001-79548 Rev**
Revised May 23, 2012
フィルタ
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DMA リクエスト – 出力 *
データ準備イベントに対して、どちらかのチャネルを DMA リクエストを発生するように設定した場合、DMA リクエ
スト出力はそのチャンネルに対してイネーブルになります。。各チャンネルには独立した DMA リクエスト出力があり
ます。ハードウェア信号を DMA コンポーネントに接続して、DMA ルーチンをハンドルします。
DMA リクエスト出力信号は読み取りまではハイのままで、その後ローになります。ローカルのバッファがないため、
次のサンプルの前に各サンプルが確実に出力から読み込まれるように設計しなければいけません。この期間にサ
ンプルを読み取らないと、次のサンプルのための DMA リクエスト出力が得られません。
コンポーネント・パラメータ
フィルタ コンポーネントをデザイン上にドラッグし、ダブルクリックして Configure ダイアログを開きます。Name フィ
ールドを変更してフィルタのインスタンス名を調整します。
注 デザインには 1 つのフィルタ コンポーネント(または DFB を使用する他のコンポーネント)だけを配置してくだ
さい。2 つのコンポーネントの配置を避ける方法はありません。カスタマイザは別々に 2 つのコンポーネントで動作
しますが、2 つ以上のコンポーネントがプロジェクトのビルド時に回路図に残されていると、デザインはビルドされず、
正しく動作しません。
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フィルタ
フィルタ・パラメータ
以下の 2 つのパラメータのグループがあります:


フィルタ・パラメータは左側にあり、フィルタの応答を決定します。
パラメータは右上に表示され、どのフィルタのレスポンス グラフを表示するかとフィルタのスケール方法について
決定します。
Enable channel
このパラメータはチャンネルのコード生成をイネーブルまたはディスエーブルにします。各チャンネルはそのチャンネル
に十分なリソースがある場合に限り、イネーブルにすることができます。構成の変更をサポート可能なリソースが不
足している場合、警告アイコンが表示されます。このエラー状態の追跡は非常に複雑なため、異なる設定間を
何度も行ったり来たりしてクリックし、すべてのエラー・フラグの消去が必要になることがあります。また、エラー・フラグ
が表示されないことは、エラーがないことを保証するものではありません。
Custom coefficients
このパラメータはチャンネルのカスタム係数エントリをイネーブルまたはディスエーブルにします。このパラメータがイネ
ーブルの場合、カスタム係数を Coefficient entry テキスト ボックスに入力できます。これらのカスタム係数は、
フィルタ応答の計算および DFB マイクロコードの生成に使用されます。フィルタ 2.0 では、カスタム設定はフィルタ
の全ステージに適用されます。つまり、コンポーネント自身で設計されたステージを用いてカスタム係数を使用する
ステージを混在させることができなくなります。このパラメータがディスエーブルの場合、カスタマイザは要件からフィル
タ係数を計算し、 Coefficient entry ボックスは空白になります。この設計プロセスから得られる最終係数は、
そのチャンネルの 4 つのステージすべての集まりであり、Final coefficients タブのボックスに表示されます。これ
らの係数はクリップボードへ完全にコピーでき、 以降の処理のテキスト ファイルまたはスプレッドシートに貼り付ける
ことができます。カスタム係数モードの係数エントリ ボックスに戻って貼り付けできますから、内部デザイン フィルタ
がカスタム・デザインで使用できるようになります。
このパラメータがイネーブルの場合、Filter stages パラメータは、Filter class および Filter taps がディスエー
ブルである場合を除き、使用不可となります。このパラメータが使用不可にすると、Filter stage パラメータが再
度イネーブルになります。カスタム FIR モードでは、カスタマイザはタップ値(ゼロも可)を新しい行の各数値入力と
みなし、タップの総数をカウントします。カスタマイザは、カスタムバイクアッド モードで、エントリ数が 5 倍になること
を予測し、これが問題とならない場合以外はエラーをレポートします。またバイクアッドの分母の係数の安定性も
確認し、ひとつでもバイクアッドが不安定の場合、係数を受け入れません。
データ準備信号
このブロックは、データ準備時に各チャンネルに特定された DMA リクエスト信号仕様や両チャンネル間でシェアす
る割り込みリクエスト信号を設定します。またステータス レジスタをポーリングして DFB 出力の新規データをチェッ
クすることもできます。ただし、割り込みはここでポーリングできるようにするため、DFB 処理を開始する前に
INT_CTRL レジスタでイネーブルにする必要があります。
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フィルタ
INT_CTRL および SR (ステータス レジスタ)レジスタの詳細については、 レジスタ セクションを参照してください。
出力保持レジスタには二重のバッファがありますが、それが上書きされる前に出力からデータを取得することを忘
れないでください。
実際に高速なサンプリング・モードでフィルタを実行している場合、DMA はこれを維持するために十分な速度を
有する唯一のメソッドと思われます。なぜなら、DFB は、メイン CPU の処理を含まず、命令セットへの DSP 命
令拡張をしたマイクロコントローラよりもはるかに高速なサンプリングレートで、複雑なフィルタを実現できるからです。
サンプリング速度
速度は Sample rate ボックス(常に ksps 単位)の中に入力され、ハードウェアの処理には影響しませんが、設
計プロセスで結果を表示に使用されるフィルタ係数とグラフのスケーリングのみに影響します。所望の物理サンプリ
ング速度で DFB からデータを取り出すのは設計者の責任になります。カスタマイザは公称サンプリング速度を
1sps から 10Msps の範囲に制限します。これは単にレポートの便宜性のためです。なぜなら PSoC 3 または
PSoC 5 デバイスの最大 bus_clk 速度は 80MHz を超えないからです。
フィルタ 2.0 にはデシメーションやインターポレーションがないため、サンプリング速度はマルチステージ フィルタの各
ステージと同じになります。2 つのチャンネルのサンプリング速度は同じである必要はありませんが、フィルタ 2.0 の
DFB ファームウェアは、2 つの速度が同じか、ほぼ同等の場合、最も効率良く動作します。
フィルタ設計入力の設定後、フィルタ 2.0 は DFB が実行する必要のある最低の PSoC 3/PSoC 5 bus_clk
周波数を計算し、すべてのサンプルが処理されていることを確認します。フィルタは、この値がシステムの最高実
行可能クロック周波数を超える場合、実装できません。バッファは提供されていません。これはデジタルフィルタ ブ
ロックコードがより高速なチャンネルの着信サンプル期間に、両フィルタを実行できる必要のあることを意味していま
す。
システムの最高実行可能 bus_clk 速度、そして 2 つのチャンネルのそれぞれに必要となる係数およびフィルタ ポ
ールのカウントが分かっている場合、フィルタが実行する最大サンプリング速度を計算できます。両方のチャンネル
を使用している場合、これはより高速なサンプリング速度で実行するチャンネル(または同じ速度で実行されてい
る場合は両方のチャンネル)での速度になります。可能な最高サンプル レートは、両方のフィルタで要求される
DFB サイクル数で使える最高の bus_clk を割ることにより計算されます。そのため、2 つのチャンネルのそれぞれ
は、以下のようにサイクル カウントを計算します。
FIR のみ:
10 + number_of_taps
バイクアッドの偶数の全オーダーのみ:
13 + 5 × オーダー
バイクアッドの奇数の全オーダーのみ:
18 + 5 × オーダー
バイクアッドの偶数全オーダーおよび FIR の両方:
20 + number_of_taps + 5 × オーダー
バイクアッドの奇数全オーダーおよび FIR の両方:
25 + number_of_taps + 5 × オーダー
2 つのチャンネルの計算結果を加算。これは両チャンネルの実行に必要な bus_clk cycles の総数です。これを
使用予定の bus_clk 周波数に分割すると、2 つのうち速いほうのサンプリングレートが得られます。
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フィルタ
フィルタ・ステージ
各チャンネルには最大 4 つまでのカスケード フィルタ ステージを設定することができます。 その数は Filter stage
のドロップダウン リストから選択されます。適切なリソースが不足して、別のステージの追加をサポートできない場
合、警告が表示されます。フィルタ レスポンス グラフは新規パラメータが入力されるたびに全カスケードの動作を
表示するために更新されます。各ステージには独自のタブを介してアクセスできます。
各フィルタ・ステージのパラメータを個別に設定できます。従って、例えば、FIR のローパス フィルタはバイクアッド ノ
ッチ フィルタとカスケードできます。カスタマイザは入力のオーダーに関係なく、同様の方法で、4 つのステージすべ
ての係数とポールを合計します。すべての FIR ステージは、1 つの FIR フィルタ用に畳み込み積分され、すべて
のバイクアッド ステージがカスケードで実装されます。非常に高度なダイナミック レンジ管理アルゴリズムは全ステ
ージのシーケンスを調べ、オーダーと内部ゲインを調整して、そのフィルタから最高品質の信号処理を生み出しま
す。
Filter gain
このパラメータにより、結果として生成されるフィルタ処理済み信号の DC ゲインを提供します。このパラメータはリ
ニアとデシベルの両方のゲイン値をとります。リニアのゲインは 0.01 から 100 の範囲内にする必要があり、dB ゲ
インの対応制限は –40 dB から 40 dB です。ゲインをそれらの制限外に設定しようとすると、カスタマイザはエラ
ーのフラグをたてます。必要ならば、リニアのゲインに負の数字を入力して応答を反転させることができます。この
符号は dB 表示には反映されません。
出力結果のオーバーフローがないことを保証するには、ユニティより小さいゲインのフィルタを実装するとよいことに
着目してください。なぜならほとんどのフィルタ応答は、信号の時間領域ではオーバーシュートを示すからです。デ
フォルトのゲインはユニティに設定されますが、サイプレスは入力信号がデジタル フルスケール に達する典型的な
設計では、0.25x (– 12.04 dB)のゲインを選択することをお勧めします。カスタマイザのフィルタ設計ルーチンは、
このゲインが選択されている場合、フィルタの内部ステージは、どのような実現可能なデジタル入力信号にもオー
バーロードしません。
「Final coefficients(
(最終係数)」タブ
フィルタ・ステージのセットアップ用タブに加えて、Final coefficients タブ内に、フィルタで使用される最終係数を
表示するウィンドウがあります。これはカスタマイザが性能を最適化するために実行するすべての係数の端数の切
り捨て、ゲインのスケーリング、およびバイクアッドの再オーダリングを含みます。このウィンドウを右クリックして内容を
選択しコピーできます。次にそれらを以降の解析用にスプレッドシートへ貼り付けることができます。フィルタ・ステー
ジ:係数入力ウィンドウ セクションでは、FIR および IIR の係数の入出力、両方に使用されるフォーマットについ
て説明します。
フィルタ・ステージ:フィルタ クラス
選択可能なオプションは FIR および Biquad です。バイクアッド フィルタは 2 次フィルタ セクションの一連のカスケ
ードとして実装されています。奇数次オーダー伝達関数の 1 次のセクションは z-2 のゼロの係数で 2 次のバイク
アッドとして実装されます。
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フィルタ
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フィルタ・ステージ:フィルタ・タイプ(FIR))
ハイパス、バ
バンドパス、バ
バンドストップ、Sinc^4、および
FIR フィルタの場合、利用可能なオプションは ローパス 、ハ
Hilbert フィルタです。
sinc^4 フィルタは緩やかな立ち上がりの通過帯域を持つ専用のローパス フィルタです。4 次の sinc デシメータ
(16 ビット以下の分解能で実行時、PSoC 3 および PSoC 5 の ADC など)を使用するデルタシグマ ADC の
ドローピング周波数応答を補償するために設計されています。
ヒルベルト フィルタは、さらに 90 度の位相シフトを有するハイパス フィルタの特殊ケースです。それは、いくつかの
通信信号処理に使用されます。
バンドパス、 および バンドストップ です。
バイクアッド フィルタの場合、利用可能なオプションは ローパス、ハイパス、バ
フィルタ・ステージ:ウィンドウ(FIR))
FIR フィルタ使用時に提供されるウィンドウ メソッドはいくつかあります。それらの違いをニーズに対してバランスをと
る必要があります。パスバンド リップル、トランジション帯域幅、およびストップバンド アッテネーション、ウィンドウ メ
ソッドそれぞれによって異なった影響を受けます。

長方形:このメソッドはウィンドウのない代表例であり、理想的なローパス フィルタの sinc インパルス応答は
使用するタップ数を越えるとゼロに切り捨てられます。これらのフィルタは大きな通過帯域リップル、鋭いロール
オフ、および貧弱なストップバンド アッテネーションを示します。このウィンドウは、ギブス現象に起因する大きな
リップル効果があるため、まれにしか使用されません。

ハミング:フィルタ 2.0 で、使用されるウィンドウは実際には少し修正を加えた Albrecht によるハミング ウィン
ドウです。それは、ある程度の平坦性とより均一な阻止帯域を示します。これは優れた汎用 FIR フィルタで
あり、新たに配置されたコンポーネントはデフォルトの選択となります。

ブラックマン:修正 ブラックマン ウィンドウ(Blackman-Nuttal ウィンドウに近く、これも Albrecht による) これ
はウィンドウの ハミング クラスより大きなストップバンド アッテネーションを提供しますが、トランジション帯域はよ
り広くなります。
フィルタ・ステージ:フィルタ・タップ(FIR)
)
このエントリボックスのバージョンは FIR クラスのフィルタ・ステージが利用できます。FIR フィルタのみを使用する場
合、全フィルタの総結合サイズは最大 128 タップまで可能です。FIR フィルタの次数はタップの数よりも 1 少なく
なります。
フィルタ・ステージ:シェイプ(バイクアッド)
フィルタ 2.0 でバイクアッド フィルタ クラスを使用時、シェイプは バタワース、ベッセル、および チェビシェフ となります。
フィルタ 2.0 のベッセル実装は古典的な線形バージョンのバイリニア変換を使用します。これはサンプリングレート
のかなりの割合を占めるカットオフ周波数に対するフラット群遅延のビヘイビアをプリザーブできません。
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フィルタ
フィルタ・ステージ:オーダー(バイクアッド)
エントリボックスの、このバージョンはバイクアッド クラスのフィルタ ステージ用です。ローパスおよびハイパス フィルタ
は偶数または奇数のいずれかになりますが、 1 ポールが DFB 内に同じバイクアッド トポロジで実装されるため、
実装は常に最も近い偶数で端数を切り捨てられます。バンドパスおよびバンドストップ フィルタは偶数の次数だけ
が可能で、この場合に奇数を入力するとエラーが表示されます。チェビシェフ および バタワース フィルタは最高 50
の次数が可能です。非常に高いオーダー、および狭いバンドパスまたはバンドストップの帯域幅では、カスタマイザ
の数値制限は予期しない結果を生み出すことがあります。
ベッセル ローパスおよびハイパス フィルタは最高 25 オーダーまで設計可能です。
バイクアッド カスケード フィルタのオーダー N で必要とされるメモリロケーションの数は N が偶数の場合は 2.5N、
また N が奇数の場合は 2.5(N + 1) となります。バイクアッド フィルタは追加変数の 3 つの内部メモリ ロケーショ
ンを必要とするため、バイクアッドまたはバイクアッド+FIR 使用時は、すべてのフィルタの総結合サイズは 125 メモ
リ ロケーションを超えることはできません。
フィルタ・ステージ:カットオフ
Sinc^4、ロー パス、ハイ パス、および ヒルベルト フィルタの通過帯域周波数のエッジを入力します。この周波数
でのフィルタの予想ゲインはフィルタのクラスとタイプによって決まります。FIR のローパス、ハイパスおよびヒルベルト
フィルタの場合、応答は入力したカットオフ周波数で名目上 –6 dB です。バイクアッド ベッセル および バタワース
フィルタの場合、応答は –3 dB です。チェビシェフ フィルタの場合、通過帯域で最も高いゲインについて、応答は
入力リップル値に等しくなります。
FIR sinc^4 フィルタのゲインの応答は実験によって最適に評価されます。
フィルタ・ステージ:中心周波数および帯域幅(バンドパスおよびバンドストップ)
バンドパス フィルタの帯域幅は、フィルタ クラスおよびタイプのために以前提供されたカットオフ基準を満たす、上
下限周波数の周波数差です。中心周波数は上下限周波数の間にありますが、それらの周波数との正確な関
係はフィルタ・クラスおよびタイプで決まります。
FIR クラスのフィルタの場合、バンドパス フィルタまたはバンドストップ フィルタの中心周波数は上下限カットオフ周
波数の算術平均です。言い換えれば、顧客によって作成された応答は中心周波数まわりに等差級数的に対
称になります。10 kHz の中心周波数および 10 kHz の帯域幅を持つ FIR バンドパス フィルタまたはバンドスト
ップ フィルタは、5 kHz および 15 kHz で –6 dB のポイントです。
フィルタ 2.0 で使用されるバンドパスおよびバンドストップ 変換のタイプは、幾何学的に対称な周波数応答を提
供します。バイクアッド クラスのバンドパス フィルタは、上下カットオフ周波数で定義され、それらはユーザが入力し
た中心周波数まわりに数値的に 対称で、FIR の場合と同様に設置されます。その結果、バタワース バイクアッ
ド バンドパスフィルタでは 10 kHz の中心周波数と 10 kHz の帯域幅を入力すると、5 kHz および 15 kHz で
–3 dB のポイントを得ることができます。該フィルタの「真」の中心周波数は 10 kHz ではなく、この場合、
SQRT(5 kHz × 15 kHz) = 8.66 kHz となります。
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フィルタ
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バイクアッド クラスのバンドストップ フィルタは、 入力した中心周波数で最大の減衰量になるように設計されてい
ます。これは帯域通過カットオフ周波数が、FIR の場合と一致するようには設置できないことを意味しています。
カットオフ周波数するために、実際には次の小さな計算を行う必要があります。
Flower = SQRT(0.25 × BW2 + Fcenter2) – 0.5 × BW
また当然 Fupper = Flower + BW
10 kHz の中心周波数と 10 kHz の帯域幅の例で、この計算は Flower = 6.18 kHz および Fupper = 16.18
kHz となります。
フィルタ・ステージ:リップル(IIR チェビシェフ)
このパラメータはバイクアッド クラスの チェビシェフ フィルタの場合のみ有効です。これはフィルタの理論通過帯域リ
ップルを決定します。許容範囲は 0.00001 dB から 3 dB です。
フィルタ・ステージ:係数入力ウィンドウ
選択したフィルタ ステージにカスタム係数を入力する場合には、このテキスト ボックスを使用します。Custom
Coefficients チェック ボックスが選択されている必要がありますから、詳細は、Custom coefficients を参照し
てください。
各行に係数を浮動小数点値で入力してください。空白は無視されますが、ゼロは有効な入力となります。数値
入力はフィルタ 2.0 では受付られません。
バイクアッド フィルタの場合、最初に 3 つの分子係数(z0、 z-1、および z-2)を入力してください。続いて 2 つの分
母係数( z0 の分母係数がユニティであることが前提)を入力してください。入力した係数がバリデートされても、
もし係数が無効である(または総数が 5 で割り切れない)ことがわかったときは、エラーが表示されます。入力した
分母係数は安定性もテストされます。もしバイクアッドが不安定であると分かったときは、警告が表示されます。
バイクアッド係数は同じゲイン調整およびシーケンス アルゴリズムに適用されますが、これらには内部生成係数が
使われるので、実装上のオーダーは入力と同じにならない場合があります。また、通過帯域のフィルタのピーク ゲ
インは、ユーザ ゲイン ボックスに入力された値になるよう調整されます。任意の分子スケーリング値を入力でき、
アルゴリズムはそれらを適切にスケーリングします。フィルタ 2.0 を PID 実装または他の制御ループに使用している
場合、独自のゲイン値を計算し、ゲイン・ボックスに入れて、ゲイン全体が所望の値になっていることを確認する
必要があります。
FIR フィルタの場合、入力した最初の値は z0 の係数、遅延のないタップとして取り扱われます。FIR のみのフィル
タの場合、セパレート ゲイン調整アルゴリズムは適用されません。FIR の場合は、係数値の最大許容範囲は–1
から 1-2-23 です。範囲外の値の入力は可能ですが、その場合は許容範囲内に入るように数値を落としたフィ
ルタ ゲイン値とする必要があります。このゲイン値は、無効な係数の入力で得られます。
FIR および バイクアッド フィルタが結合されている場合、ゲインのスケーリングが自動的に FIR 部分に適用され、
バイクアッドが実行される前に実装されます。Final coefficients タブに表示されたカスケード全体をスケーリン
グした結果を表示できます。そこから、必要に応じて、以降の解析用に別のアプリケーションへ結果を貼り付ける
ことができます。
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フィルタ
パラメータの表示
パラメータの表示は、フィルタの応答を構成ウィンドウに表示する方法にのみ影響します。フィルタ設定のコード生
成には影響しません。
パラメータ選択のセットアップは、このセクションの上部にあるグラフ構成ボタンで表示または非表示することができ
ます。これによりグラフをより簡単に読み込めるようになります。多数のィンドウ枠がグラフ領域に表示される場合、
プロット軸は自動プロット ルーチンの制限のため、思い通りに番号付けされないことがあります。
プロットは、周波数およびパラメータの 2 つのサブプロット領域に分割されます。それぞれのサブプロットを右クリック
すると、ビットマップ形式でクリップボード側をコピーして、自分のレポートに貼り付けることができます。
フィルタ応答グラフ
ゲイン – これがイネーブルの場合、周波数全域のフィルタ応答の振幅を表示します。
位相 – これがイネーブルの場合、周波数全域のフィルタ応答の位相シフトを表示します。
群遅延 – これがイネーブルの場合、周波数全域のフィルタ応答の群遅延を表示します。
トーン入力 – これがイネーブルの場合、フィルタへの入力として使用する、中心での正弦波信号またはフィルタの
カットオフ周波数を表示します。複数のフィルタ・ステージが使用されている場合、トーンはアベレージ センター ま
たはカットオフ周波数と等しくなります。フィルタ 2.0 では、この正弦波の周波数は個別に設定できません。
トーン応答 – これがイネーブルの場合、あらかじめ定められたトーン入力波へのフィルタ応答を表示します(トーン
入力 を参照)。
インパルス – これがイネーブルの場合、単一サンプルの立上りインパルスへのフィルタ応答を表示します。
ステップ – これがイネーブルの場合、立上り単位ステップ関数へのフィルタ応答を表示します。
フィルタ応答のスケーリング:ズーム
使用可能なオプションは Log、Linear、および Custom です。
対数ズーム オプションは、DC からナイキスト周波数までの対数周波数軸によるフィルタ応答の表示を提供しま
す。
線形オプションは、DC からナイキスト周波数までの通過帯域周波数を線形周波数軸で表示します。
カスタム オプションの選択をイネーブルにすると、ゲインおよび周波数の最大最小制限の入力設定が可能になり
ます。カスタムビューで、周波数およびゲイン軸に独自の制限を定義することができます。このモードで、周波数お
よびゲイン軸を線形モードと対数モードの両方に設定できます。
フィルタ応答のスケーリング:ゲイン
dB ゲインを選択すると、 ゲイン応答に対しデシベルでゲイン値を表示します。Linear 表示を設定すると、線形
スケールでゲイン値を表示します。
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フィルタ
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フィルタ応答のスケーリング:位相
このパラメータにより、ラジアンまたは度表現で、ラップまたはアンラップ位相を選択表示できます。使用可能なオプ
ションは Unwrapped in degrees、Wrapped in degrees、Unwrapped in radians、および Wrapped
in radians です。ゼロを送信するいくつかのフィルタ(例えば、バンドストップ フィルタ)はアンラップ位相を選択した
場合でも、不連続な位相応答を表示します。
フィルタ応答のスケーリング:群遅延
このパラメータにより、マイクロ秒での時間またはサンプル数で群遅延応答を選択できるようになります。
フィルタ応答のスケーリング:周波数
このパラメータにより、kHz またはサンプル数の値で x 軸の周波数応答を選択できます。
フィルタ応答のスケーリング:基準時間
このパラメータにより、ミリ秒またはサンプル数の値で x 軸の時間応答を選択できるようになります。
周波数軸のスケーリング:対数/線
線形選択
このオプションは Custom ズームが選択されている場合に限り有効です。Log を選択すると、x 軸の周波数応
答を対数スケールに設定します。Linear を選択すると、x 軸を線形スケールで設定します。
周波数軸のスケーリング:上限
このオプションは Custom ズームが選択されている場合に限り有効です。周波数レスポンス グラフの x 軸の上
限を設定します。最上限はサンプリング速度の半分以下にする必要があります。
周波数軸のスケーリング:下限
このオプションは Custom ズームが選択されている場合に限り有効です。周波数レスポンス グラフの x 軸の下
限を設定します。最下限は上限値よりも小さく、かつゼロよりも大きくする必要があります。
ゲイン軸のスケーリング:対数/線
線形選択
このオプションは Custom ズームが選択されている場合に限り有効です。Log を選択すると、ゲイン軸を対数ス
ケールに設定します。Linear を選択すると、ゲイン軸を線形スケールに設定します。
ゲイン軸のスケーリング:上限
このオプションは Custom ズームが選択されている場合に限り有効です。Log または Linear ボタンを選択した
かどうかに基づき、dB または線形スケールのいずれかでゲイン応答の上限を設定します。
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フィルタ
ゲイン軸のスケーリング:下限
このオプションは Custom ズームが選択されている場合に限り有効です。Log または Linear ボタンを選択した
かどうかに基づき、dB または線形スケールのいずれかでゲイン応答の下限を設定します。下限は上限値よりも
小さくする必要があります。
配置
フィルタ 2.0 コンポーネントは DFB すべてを消費するため、動作中のプロジェクトは配置済みフィルタ(または
DFB を必要とする他のコンポーネント)は 1 つだけしか入れることができません。複数のフィルタ コンポーネントを
配置する場合、それぞれを独自にカスタマイザでセットアップし、そのプロパティーを保存することができます。これに
よりプロジェクトのビルド前の最初の回路図に、複数のフィルタのセットアップを既定値として保存しておく方法がと
れます。
リソ ース
API メモリ(バイ
ト)
Digital Blocks
Analog Blocks
データパス
Macro セ
ル
Status
Registers
Control
Registers
Counter7
フ ラ ッシ
ュ
RAM
ピン(外部入出
力 ご と)
該当なし
該当なし
該当なし
該当なし
該当なし
該当なし
3116
69
1
フィルタ 2.0 コンポーネントは DFB 以外のリソーセスは消費しません。最高のスループットを実現するには、デー
タ管理に DMA が必要になると思われます。
アプリケーション プログラミング インタフェース
アプリケーション・プログラミング・インタフェース (API) ルーチンにより、ソフトウェアを使用してコンポーネントとやりとり
できます。次の表に、各関数に対するインタフェースを「include」ファイルによって提供される関連定数とともに示
します。続くセクションでは、各関数について詳しく説明します。
デフォルトでは、PSoC Creator は、インスタンス名「Filter_1」を、特定のプロジェクトにおける最初のコンポーネ
ントのインスタンスに割り当てます。コンポーネントのインスタンス名は、識別子の文法ルールに従ってユニークな名
前に変更できます。インスタンス名は、すべてのグローバル関数名、変数名、定数名のプリフィックスになります。
読みやすいように、下表では「Filter.」というインスタンス名を使用しています。
関数
説明
Filter_Start()
割り込み、DMA およびフィルタ設定に対し、フィルタ・コンポーネントのハードウェアを設定
し、イネーブルにします。
Filter_Stop()
フィルタを動作状態から停止し、ハードウェアの電源を切ります。
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フィルタ
関数
説明
Filter_Read8()
フィルタの出力保持レジスタの電流値を読み取ります。最上位のバイトのバイトを読み取り
ます。
Filter_Read16()
フィルタの出力保持レジスタの電流値を読み取ります。最上位のバイトの 2 バイトを読み
取ります。
Filter_Read24()
フィルタの出力保持レジスタの電流値を読み取ります。データ出力保持レジスタの 3 バイト
を読み取ります。
Filter_Write8()
新しい 8 ビットのサンプルをフィルタの入力ステージング・レジスタに書き込みます。
Filter_Write16()
新しい 16 ビットのサンプルをフィルタの入力ステージング・レジスタに書き込みます。
Filter_Write24()
新しい 24 ビットのサンプルをフィルタの入力ステージング・レジスタに書き込みます。
Filter_ClearInterruptSource()
Filter_ALL_INTR マスクをステータス・レジスタに書き込み、アクティブな割り込みをすべて
クリアします。
Filter_IsInterruptChannelA()
チャンネル A がデータ準備割り込みでトリガされたかどうかを識別します。
Filter_IsInterruptChannelB()
チャンネル B がデータ準備割り込みでトリガされたかどうかを識別します。
Filter_Sleep()
動作を停止し、ユーザ構成を保存します。
Filter_Wakeup()
ユーザ構成を復元し、イネーブルにします。
Filter_Init()
初期化、もしくはデフォルトのフィルタ構成を復元します。
Filter_Enable()
フィルタをイネーブルにします。
Filter_SaveConfig()
フィルタのノンリテンション レジスタの構成を保存します。
Filter_RestoreConfig()
フィルタのノンリテンション レジスタの構成を復元します。
Filter_SetCoherency()
コヒーレンス・レジスタのキー・コヒーレンス・バイトを設定します。
グローバル変数
変数
Filter_initVar
説明
フィルタが初期化されたかどうかを表示します。変数は、0 に初期化され、Filter_Start() が初めて呼び出され
たときに 1 に設定されます。これにより、コンポーネントは Filter_Start() ルーチンへの最初の呼び出し後、再初
期化せずにリスタートできます。
コンポーネントの再初期化が必要な場合、関数 Filter_Start() や Filter_Enable() の前に、関数
Filter_Init() が呼び出されます。
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PSoC Creator™ コンポーネント データシート
フィルタ
定義

Filter_CHANNEL_x – Filter_CHANNEL_A または Filter_CHANNEL_B. 関数呼び出しで発生する
処理をチャンネル指定する際に使用してください。

Filter_CHANNEL_x_INTR – ステータス・レジスタの CHANNEL_A または CHANNEL_B の割り込み
をマスクします。

Filter_ALL_INTR – ステータス・レジスタの可能性がある割り込みをマスクします。
void Filter_Start(void)
説明:
これは、コンポーネントのオペレーションを開始する際に好ましいメソッドです。割り込み、DMA およびフィルタ
設定に対し、フィルタ・コンポーネントのハードウェアを設定し、イネーブルにします。
引数:
なし
戻り値:
なし
副作用:
なし
void Filter_Stop(void)
説明:
フィルタ ハードウェアを動作状態から停止し、電源を切ります。
引数:
なし
戻り値:
なし
副作用:
なし
uint8 Filter_Read8(uint8 channel)
説明:
チャンネル A またはチャンネル B の出力保持レジスタの最上位バイトを読み取ります。
引数:
uint8 channel: どのフィルタ チャンネルを読み取る必要があるか。Filter_CHANNEL_A および
Filter_CHANNEL_B はオプションです。
戻り値:
8 ビット フィルタ出力値
副作用:
なし
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フィルタ
uint16 Filter_Read16(uint8 channel)
説明:
チャンネル A またはチャンネル B の出力保持レジスタの最上位 2 バイトを読み取ります。
引数:
uint8 channel: どのフィルタ チャンネルを読み取る必要があるか。Filter_CHANNEL_A および
Filter_CHANNEL_B はオプションです。
戻り値:
16 ビット フィルタ出力値
副作用:
なし
uint32 Filter_Read24(uint8 channel)
説明:
チャンネル A またはチャンネル B の出力保持レジスタの 3 バイトすべてを読み取ります。
引数:
uint8 channel: どのフィルタ チャンネルを読み取る必要があるのか。Filter_CHANNEL_A および
Filter_CHANNEL_B はオプションです。
戻り値:
符号拡張 24 ビット出力値の符号なし 32 ビット表現
副作用:
なし
void Filter_Write8(uint8 channel, uint8 sample)
説明:
チャンネル A またはチャンネル B の入力ステージング・レジスタの最上位バイトに書き込みます。
引数:
uint8 channel: どのフィルタ チャンネルを読み取る必要があるか。Filter_CHANNEL_A および
Filter_CHANNEL_B はオプションです。
uint8 sample: 入力レジスタに書き込まれる値
戻り値:
なし
副 作 用:
この関数は最上位のバイトのみを書き込みます。これは、最下位バイトがゼロに設定されていなかった場合、
入力サンプルに追加されてノイズの原因となることがあります。
void Filter_Write16(uint8 channel, uint16 sample)
説明:
チャンネル A またはチャンネル B の入力ステージング・レジスタの最上位 2 バイトを書き込みます。
引数:
uint8 channel: どのフィルタ チャンネルを読み取る必要があるか。Filter_CHANNEL_A および
Filter_CHANNEL_B はオプションです。
uint16 sample: 入力レジスタに書き込まれる値
戻り値:
なし
副作用:
なし
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フィルタ
void Filter_Write24(uint8 channel, uint32 sample)
説明:
チャンネル A またはチャンネル B の入力ステージング・レジスタの 3 バイトすべてに書き込みます。
引数:
uint8 channel: どのフィルタ チャンネルを読み取る必要があるか。Filter_CHANNEL_A および
Filter_CHANNEL_B はオプションです。
uint32 sample: 入力レジスタに書き込まれる値
戻り値:
なし
副作用:
なし
void Filter_ClearInterruptSource(void)
説明:
Filter_ALL_INTR マスクをステータス・レジスタに書き込み、アクティブな割り込みをすべてクリアします。この
マスクの定義については、前の 定義 セクションを参照してください。
引数:
なし
戻り値:
なし
副作用:
なし
uint8 Filter_IsInterruptChannelA(void)
説明:
チャンネル A がデータ準備割り込みでトリガされたかどうかを識別します。
引数:
なし
戻り値:
チャンネルAに割り込み無しの場合は0、その他の場合は正の値。
副作用:
なし
uint8 Filter_IsInterruptChannelB(void)
説明:
チャンネル B がデータ準備割り込みでトリガされたかどうかを識別します。
引数:
なし
戻り値:
チャンネル B に割り込み無しの場合は0、その他の場合は正値。
副作用:
なし
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フィルタ
void Filter_SetCoherency(uint8 channel, unit8 byte_select)
説明:
DFB コヒーレンス・レジスタの値を設定します。この値はキー・コヒーレンス・バイトを決定します。キー・コヒー
レンス・バイトはフィールドの更新が求められたとき、ソフトウェアが最後にどのバイトが読み書きされたかをハー
ドウェアをうまく伝えるソフトウェアの方法です。
引数:
uint8 channel: そのオプションは Filter_Channel_A および Filter_Channel_B です。
uint8 byte_select: どの 3 バイトをキー・コヒーレンス・バイトとして設定するか決定します。オプションは
High バイト、Med バイトおよび Low バイトです。
戻り値:
なし
副作用:
デフォルトでは、High バイトはキー コヒーレンス バイトです。この API を使用してデフォルトの動作を変更し
て、次に前に述べた Filter_Read() and Filter_Write() API を使用すると、予期しない動作を引き起こす
ことがあります。
void Filter_Sleep(void)
説明:
DFB 処理を停止します。構成レジスタおよびコンポーネントのイネーブル状態を保存します。スリープの入力
直前に呼び出しておく必要があります。
引数:
なし
戻り値:
なし
副作用:
フィルタ出力レジスタはノンリテンションであり、スリープしようとしている間は保存されません。そのため、スリープ
しようとする前に、ペンディングの変換がないことを確認してください。
void Filter_Wakeup(void)
説明:
これは、コンポーネントを Filter_Sleep() が呼び出されたときの状態に復元するための推奨 API です。
Filter_Wakeup() 関数は、設定を復旧させるために Filter_RestoreConfig() 関数を呼び出します。
Filter_Sleep() 関数が呼び出される前にコンポーネントがイネーブルになった場合、Filter_Wakeup() 関
数がコンポーネントを再度イネーブルにします。
引数:
なし
戻り値:
なし
副作用:
最初に Filter _Sleep() または Filter _SaveConfig() 関数を呼び出さずにFilter_Wakeup() 関数を呼
び出すと、予期しない動作につながる可能性があります。
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フィルタ
void Filter_Init(void)
説明:
カスタマイザの [Configure] (設定) ダイアログの設定に従って、コンポーネントを初期化または復元します。
Filter_Start() API が Filter_Init() 関数を呼び出すので、この関数を呼び出す必要はありません。これはコ
ンポーネントのオペレーションを開始する際に好ましいメソッドです。
引数:
なし
戻り値:
なし
副作用:
すべてのレジスタがリセットされ、初期値になります。これによって、コンポーネントが再初期化されます。
void Filter_Enable(void)
説明:
ハードウェアの使用を開始し、コンポーネントの動作を開始します。Filter_Start() API が Filter_Enable()
関数を呼び出すので、この関数を呼び出す必要はありません。これはコンポーネントのオペレーションを開始
する際に好ましいメソッドです。
引数:
なし
戻り値:
なし
副作用:
なし
void Filter_SaveConfig(void)
説明:
この関数は、コンポーネントの設定と保持されないレジスタを保存します。この関数は、[Configure] ダイアロ
グで定義されている、または該当する API で変更される、現在のコンポーネント・パラメータ値も保存しま
す。この関数は、Filter_Sleep() 関数に呼び出されます。
引数:
なし
戻り値:
なし
副作用:
なし
void Counter_RestoreConfig(void)
説明:
この関数は、コンポーネントの設定とノンリテンション レジスタを復元します。この関数はまた、コンポーネントの
パラメータ値を Filter_Sleep() 関数を呼び出す前の状態に復旧します。
引数:
なし
戻り値:
なし
副作用:
Filter_SaveConfig() または Filter_Sleep() を事前に呼び出さず、この関数を呼び出した場合、予期し
ない動作を引き起こすことがあります。
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PSoC Creator™ コンポーネントデータシート
フィルタ
ファームウェア・ソースコードのサンプル
PSoC Creator は、[Find Example Project (サンプルプロジェクトを検索)] ダイアログに多数のサンプルプロジ
ェクトを提供しており、そこには回路図およびサンプル コードが含まれています。コンポーネント固有の例を見るに
は、[Component Catalog ] または回路図に置いたコンポーネント インスタンスからダイアログを開きます。一般
例については、[Start Page] または [File (ファイル)] メニューからダイアログを開きます。必要に応じてダイアログ
にある Filter Options を使用し、選択できるプロジェクトのリストを絞り込みます。
詳しくは、PSoC Creator ヘルプの「Find Example Project (サンプルプロジェクトを検索)」を参照してください。
機能説明
フィルタ・コンポーネントは DFB のコプロセッサに必要なコードを生成し、フィルタコンポーネントを設定します。マル
チステージ フィルタはコンボリューションによって数学的に単一フィルタにまとめあげて、各チャンネルを 1 つの大きな
フィルタにします。フィーチャ・モードは各チャンネルからの IIR-FIR ストリームのサポートを含みます。
DMA
DMA コンポーネントはフィルタ出力から RAM へ変換結果を転送するのに使用できます。DMA コンポーネント
はフィルタ入力レジスタへ入力サンプル値を転送するのにも使用できます。フィルタ データ READY 信号は DMA
のデータ リクエスト信号に接続する必要があります。DMA Wizard は次に示した表のように DMA オプションを
設定するのに使用できます。
フ ィ ルタ
分解 能
8 ビット
DMA ウィザードでの
デステ ィネ ー
DMA ソース/デ
シ ョ ン の名 前
Filter_HOLDBH_PTR
方向
source
DMA Req
Signal
DMA
Req
Type
DMA_Req_B
レベル
8 ビット・フィルタ出力値をフィルタ出力レ
ジスタ Filter_HOLDB から受信します。
DMA_Req_A
レベル
8 ビット・フィルタ出力値をフィルタ出力レ
ジスタ Filter_HOLDA から受信します。
Filter_STAGEAH_PTR destination
(転送先)
DMA_Rea_A ま
たは該当なし
Level ま 8 ビット入力サンプル値を RAM からフィ
たは該当 ルタ入力レジスタ Filter_STAGEA へ受
なし
信します。
Filter_STAGEBH_PTR destination
(転送先)
DMA_Req_B ま
たは該当なし
Level ま 8 ビット入力サンプル値を RAM からフィ
たは該当 ルタ入力レジスタ Filter_STAGEB へ受
なし
信します。
Filter_HOLDB_PTR
DMA_Req_B
レベル
(ソース)
Filter_HOLDAH_PTR
source
(ソース)
16 ビット
説明
source
(ソース)
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16 ビット・フィルタ出力値をフィルタ出力
レジスタ Filter_HOLDB から受信しま
す。
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フ ィ ルタ
分解 能
DMA ウィザードでの
デステ ィネ ー
DMA ソース/デ
シ ョ ン の名 前
Filter_HOLDA_PTR
方向
source
フィルタ
DMA Req
Signal
DMA
Req
Type
DMA_Req_A
レベル
(ソース)
24ビット
説明
16 ビット・フィルタ出力値をフィルタ出力
レジスタ Filter_HOLDA から受信しま
す。
Filter_STAGEA_PTR
destination
(転送先)
DMA_Rea_A ま
たは該当なし
Level ま 16 ビット入力サンプル値を RAM からフィ
たは該当 ルタ入力レジスタ Filter_STAGEA へ受
信します。
なし
Filter_STAGEB_PTR
destination
(転送先)
DMA_Req_B ま
たは該当なし
Level ま 16 ビット入力サンプル値を RAM からフィ
たは該当 ルタ入力レジスタ Filter_STAGEB へ受
なし
信します。
Filter_HOLDB_PTR
source
DMA_Req_B
レベル
24 ビット・フィルタ出力値をフィルタ出力
レジスタ Filter_HOLDB から受信しま
す。
DMA_Req_A
レベル
24 ビット・フィルタ出力値をフィルタ出力
レジスタ Filter_HOLDA から受信しま
す。
(ソース)
Filter_HOLDA_PTR
source
(ソース)
Filter_STAGEA_PTR
destination
(転送先)
DMA_Rea_A ま
たは該当なし
Level ま 24 ビット入力サンプル値を RAM からフィ
たは該当 ルタ入力レジスタ Filter_STAGEA へ受
なし
信します。
Filter_STAGEB_PTR
destination
(転送先)
DMA_Req_B ま
たは該当なし
Level ま 24 ビット入力サンプル値を RAM からフィ
たは該当 ルタ入力レジスタ Filter_STAGEB へ受
なしw
信します。
レ ジ スタ
ステージング
フィルタ コンポーネントの 2 つのチャンネルは、それぞれ 24 ビット専用の入力ステージングレジスタを備えています。
データ処理を行なわない場合は、フィルタはウェイト状態に入ります。このときフィルタはデザインの新しいパススル
ーを始めるために、これらのひとつのレジスタへの書き込みを待ちます。
保持
最新の出力サンプルは、入力データ処理後、 24 ビット出力保持レジスタに配置されます。出力 サンプル準備
のシステム通知については、以下のように 3 つのオプションがあります。割り込み、DMA リクエスト、またはポーリン
グ。
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フィルタ
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Data Align (Filter_DALIGN) Register
DFB は入力データが MSB 整列となることを必要とし、提供された出力結果も MSB 整列となります。DFB ハ
ードウェアは、入力ステージング レジスタおよび出力ホールディング レジスタのデータ アライメント機能を提供しま
す。これは、システムソフトウェアにとって便利です。
ステージングおよびホールディング レジスタはともにバイト アクセスをサポートし、8 ビット以下の入出力サンプルの
アライメント処理に対応します。同様に、これら 4 つのレジスタはすべて 32 ビット レジスタとしてマッピングされるた
め、(4 バイトのうち 3 バイトが使われるため)17 から 24 ビット間にわたるサンプルではアライメント問題が発生しま
せん。しかし、サンプル サイズが、9 から 16 のサンプル サイズの場合、それらはホールディング/ステージング レジス
タのビット 23:8 に source、sink しますが、これらのサンプルをバスのビット 15:0 で読み/書きできれば便利です。
データ アライン レジスタのビットは、システム バスのビット 15:0 がホールディング レジスタのビット 23:8 からの
source か、または ステージング レジスタのビット 23:8 への sink のいずれかにできるアライメント機能を提供しま
す。ステージング および ホールディングレジスタのそれぞれは個々に DALIGN レジスタのビットで設定可能です。
ビットがハイに設定されていると、効果的なバイト シフトが起こります。
例 デルタ-シグマ ADC からの出力サンプルが 12 ビット幅で ADC の出力 サンプル レジスタの 23 ビットに配置さ
れていて、この値を DFB に流したい場合、ADC のデータ アライメント機能をイネーブルにすればいいです。これ
により、ADC の 出力サンプル レジスタの 16 ビットはバスのビット 15:0 で読み取られます DFB のアライメント機
能を ステージング A 入力レジスタに設定すると、この 16 ビットはバスのビット 15:0 に書き込みできますが、必要
な場合、 ステージング A レジスタのビット 23:8 にも書き込みできます。
Coherency (Filter_COHER) Register
コヒーレンスは、レジスタ・フィールドがバス アクセスより広い場合にブロック障害を保護するために、DFB に含まれ
るハードウェアのことをさします。このケースはフィールドが部分的に書き/読み される時間に合わせてインターバル
をおくことができます(インコヒーレント)。
コヒーレント チェックはオプションで、COHER レジスタでイネーブルです。ハードウェアはコヒーレント チェックを
Staging および Holding レジスタの両方に提供します。
システム・ソフトウェアがフィールドを部分的に更新するだけの場合、ハードウェアがそのフィールドを使用しないよう
に、ステージング レジスタは、書き込み保護されます。フィールドが、システムソフトウェアや DMA によって部分的
に読み出される場合、ハードウェアがフィールドを更新しないように、ホールディング レジスタは読み込み保護され
ます。ブロックの構成によっては、ステージングおよび ホールディング レジスタのすべてのバイトが必要になるとは限
りません。コヒーレント メソッドによって、いかなるサイズの出力フィールドも可能となり、正しくハンドルできます。
レジスタのビット・フィールドは Key Coherency バイトとして使用される ステージング およびホールディング レジス
タの 3 つのバイトのうち、どれを選択するのかに使用されます。COHER レジスタでは、コヒーレントはイネーブルで、
Key Coherency Byte が選択されます。Key Coherency Byte は、フィールドの更新が求められたときに、ハ
ードウェアに、フィールドのどのバイトが最後に書き/読みされたかを知らせる、ユーザ(ソフトウェア)です。.
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フィルタ
Filter Register および DMA Wizard Settings
フ ィ ルタ 分 解
能
8 ビット
Endian Flag
バ ース ト あ
た りの バイ
ト数 *
Filter_COHER および Filter_DALIGN レ
ジスタ設定
1
Filter_COHER_REG = 0xAA
PSoC 3
*
PSoC 5
オフ
オフ
Filter_COHER_REG = 0x00
TD_SWAP_EN |
オフ
Filter_DALIGN_REG = 0x0F
TD_INC_DST_ADR
Filter_COHER_REG = 0xAA
TD_SWAP_EN |
TD_SWAP_SIZE4 |
TD_INC_DST_ADR
Filter_DALIGN_REG = 0x00
16 ビット
24ビット
2
4
Filter_DALIGN_REG = 0x00
*
TD_SWAP_SIZE4
DMA ウィザード ツールで設定
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PSoC Creator™ コンポーネントデータシート
フィルタ
Filter_SR_REG
Filter Status Register。これを読み取り割り込みソースを取得します。Filter_ClearInterruptSource() マクロ
を使用して、それをクリアします。
ビ ット
値
7
6
5
INTR
SEM2
INTR
SEM1
INTR
SEM0
4
3
INTR
HOLDING
REG B
INTR
HOLDING
REG A
2
1
RND
MODE
SAT
MODE
0
RAM SEL
このレジスタはブロック生成割り込みのステータスを示す 5 つのビットおよび データパス ユニットからの 3 ビットのス
テータスを含みます。
注 システム ソフトウェアがイベントをポールしたい場合、生成された割り込みがない場合、割り込みを
INT_CTRL レジスタでイネーブルにする必要があります。そうすれば、ここでポールができます。

ビット 7: Semaphore 2 Interrupt – このビットがハイの場合、セマフォ・レジスタのビット 2 は現在の割り込み
のソースです。クリアするには、このビットに ‘1’を書き込みます。

ビット 6: Semaphore 1 Interrupt – このビットがハイの場合、セマフォ・レジスタのビット 1 は現在の割り込み
のソースです。クリアするには、このビットに ‘1’を書き込みます。

ビット 5: Semaphore 0 Interrupt – このビットがハイの場合、セマフォ・レジスタのビット 0 は現在の割り込み
のソースです。クリアするには、このビットに ‘1’を書き込みます。

ビット 4: Holding Register B Interrupt – このビットがハイの場合、ホールディング レジスタ B は現在の割り
込みのソースです。クリアするには、このビットに ‘1’を書き込みます。ホールディング レジスタ B を読み取り、
このビットもクリアします。

ビット 3: Holding Register A Interrupt – このビットがハイの場合、ホールディング レジスタ A は現在の割り
込みのソースです。クリアするには、このビットに ‘1’を書き込みます。ホールディング レジスタ A を読み取り、
このビットもクリアします。

ビット 2: Round Mode – DP が ラウンド モードであることを示します。これは DP ユニット外をパスする結果
すべてが 16 ビット値に丸められることを意味します。

ビット 1: Saturation Mode – DP ユニットが Saturation モードであることを示します。これは、すべての数値
計算において、24 ビットの 2 の補数外の数は、許容される正または負の数に抑えられることを意味します。
サチュレーション(Saturation)モードのセット、アンセットは、DFB コントローラの Assembly で制御されます。

ビット 0: RAM Select – どの CS RAM が使用されているのかを表示します。
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フィルタ
Filter_INT_CTRL_REG
このレジスタはイベントの割り込み生成を制御します。このレジスタのビットでイネーブルされたイベント群は、論理
和がとれ、dfb_intr signal を生成します。
ビ ット
値
7
resvd
6
resvd
5
resvd
4
3
2
1
0
EN SEM2
EN SEM1
EN SEM0
EN
HOLDING
REG B
EN
HOLDING
REG A
ポーリング メソッドを使用する場合、選択したフィルタ チャンネルに対して、このレジスタのビット 0 または 1 のどち
らかをイネーブルにしてください。これにより、データが フィルタ 出力レジスタで準備になると、割り込みを生成しま
す。対応するステータス ビットはステータス レジスタに設定されます。ファームウェアはステータス レジスタの対応す
るビットをポーリングして フィルタ 出力データを読み取ることができます。


7 ~ 5 ビット 予約

ビット 3: ENABLE Semaphore 1 – このビットがハイの場合、'1' がセマフォ レジスタのビット 1 に書き込まれ
るたびに割り込みが生成されます。

ビット 2: ENABLE Semaphore 0 – このビットがハイの場合、'1' がセマフォ レジスタのビット 0 に書き込まれ
るたびに割り込みが生成されます。

ビット 1: ENABLE HOLDING Register B – このビットがハイの場合、新しい有効データが出力 ホールディ
ング レジスタ B に書き込まれるたびに割り込みが生成されます。

ビット 0: ENABLE HOLDING Register A – このビットがハイの場合、新しい有効データが出力 ホールディ
ング レジスタ A に書き込まれるたびに割り込みが生成されます。
ビット 4: ENABLE Semaphore 2 – このビットがハイの場合、'1'がセマフォ レジスタのビット 2 に書き込まれ
るたびに割り込みが生成されます。
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フィルタ
PSoC 3 の DC および AC 電気的特性
フィルタ DC 仕様
パラメータ
説明
DFBの動作電流
Min
Typ
Max
単位
100 kHz (1.3 ksps)
--
0.03
0.05
mA
500 kHz (6.7 ksps)
--
0.16
0.27
mA
1 MHz (13.4 ksps)
--
0.33
0.53
mA
10 MHz (134 ksps)
--
3.3
5.3
mA
48 MHz (644 ksps)
--
15.7
25.5
mA
67 MHz (900 ksps)
--
21.8
35.6
mA
Min
Typ
Max
単位
DC
--
67
MHz
Min
Typ
Max
単位
100 kHz (1.3 ksps)
--
0.03
0.075
mA
500 kHz (6.7 ksps)
--
0.16
0.3
mA
1 MHz (13.4 ksps)
--
0.33
0.57
mA
10 MHz (134 ksps)
--
3.3
5.5
mA
48 MHz (644 ksps)
--
15.7
26
mA
67 MHz (900 ksps)
--
21.8
35.6
mA
条件
FDFB で 64 タップ FIR
フィルタの AC 仕様
パラメータ
FDFB
説明
条件
DFBの動作周波数
PSoC 5 の DC および AC 電気特性
フィルタ DC 仕様
パラメータ
説明
DFBの動作電流
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条件
FDFB で 64 タップ FIR
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PSoC Creator™ コンポーネント データシート
フィルタ
フィルタの AC 仕様
パラメータ
FDFB
説明
DFBの動作周波数
条件
Min
Typ
Max
単位
DC
--
67
MHz
コンポーネントの変更
ここでは、過去のバージョンからコンポーネントに加えられた主な変更を示します。
バージョン
2.0
変 更 の説 明
変 更 の理 由 / 影 響
IIR フィルタをサポート
IIR フィルタは旧バージョンではサポートされていませんでした。
FIR フィルタの再設計
旧バージョンの FIR フィルタのウィンドウ表示バージョンでは問題がありまし
た。
更新に関連した Filter DMA ウィザード
Filter はデータ READY 信号として DMA を設定せずに、DMA を使用
してデータ転送の転送先として設定できます。
フィルタ・パラメータ設定に基づく要求バス・ パラメータの選択に基づくバス・クロック要件が分かります。
クロック周波数を表示するため、構成ウイ
ンドウに表示フィールドを追加しました。
フィルタ構成ウインドウの更新
1.50.a
カスタム係数のオプションを提供し、見栄えと印象も改善されています。
データシートに特性データを追加
データシートのマイナーな編集と更新
1.50
Sleep/Wakeup (スリープ/ウェイクアップ)
と Init/Enable (初期化/イネーブル) API
を追加。
ローパワー・モードをサポートし、ほとんどのコンポーネントの初期化とイネ
ーブル化の制御を分離する共通インターフェースを提供するため。
コンポーネントに DMA 能力ファイルを追
加しました。
このファイルにより、PSoC Creator で Filter が DMA Wizard ツールで
サポートされるようになります。
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らすことを合理的に予想される、生命維持システムの重要なコンポーネンツとしてサイプレス製品を使用することを許可していません。生命維持システムの用途にサイプレス製品を供することは、製造者がそのような使用におけ
るあらゆるリスクを負うことを意味し、その結果サイプレスはあらゆる責任を免除されることを意味します。
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Document Number: 001-79548 Rev**
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