クロック用水晶発振器 ■ 2700 シリーズの取り扱いについて ■ 鉛フリーはんだ付け条件例(赤外線ソルダリング) Temperature(°C) 300 200 100 0 Peak 260±5°C/10sec. Max 4.5°C/s max 4.5°C/s max 230°C over 30±10sec. 150–180°C 90±30sec. 4.5°C/s max Time ●はんだ付け条件 条件によっては、製品の特性の劣化を招く場合がありますので、 下記条件にてご使用下さい。 * 260℃以下 10 秒以内または 230℃以下 60 秒以内のいずれか。 ●衝撃性 本 製 品 は、 衝 撃 に 強 く( 硬 質 木 板 上 75cm 3 回 又 は 29,400m/s 2 半波正弦波 X, Y, Z 方向各 3 回保証)設計されて おりますが、誤って製品が落下した際は、再測定(発振チェック) をして下さい。 ●洗浄 超音波洗浄は可能ですが、条件によって振動子が共振破壊さ れる可能性がありますので、ご使用される前には、必ず貴社 にてご確認下さい。 ●その他 ・本製品は CMOS を使用しておりますので、静電気に対して は通常の CMOS IC 同様十分な御注意をお願い致します。 ・#2 端子(GND)はグランド端子ですので、#4 端子(VDD) と間違って逆電圧を加えると内部破壊を起こすことがあり ますので、端子接続は確実に行って下さい。 ■ 2700 シリーズの梱包について ■ テープ ■ リール 2.0 0.3 5.4 引き出し方向 5.5 φ13.0 Pull direction 3.5 φ180 4.0 φ60 φ1.5 12.0 φ1.5 1.2 1.75 Product 製品方向direction (標準) (Standard) 8.0 1.40 13.0 テーピング形式は上記により最大 1000 個/リールを箱詰めして出荷されます。 *注意 上記梱包方法は数量のまとまった場合の標準梱包です。 少数出荷、サンプル等の出荷形態につきましては、 数量により異なる場合があります。 cc85_100909_2700cla_j クロック用水晶発振器 ■2700 シリーズの 保証項目 ● 2700 シリーズの環境及び機械的特性に関しては、下記の試験項目を適用し保証致します。 No. 試 験 項 目 条 件 規 格 1 熱衝撃試験 –40 ~ +85℃(各 30 分)を 1 サイクルとして 100 サイクル *1 2 高温高湿試験 温度 +85℃、湿度 80 ~ 85%にて、500 時間(非動作) *1 3 85℃エージング 85℃(非動作)720 時間 *1 4 振動試験 全振幅 1.52mm 又は 196m/s 、周波数 10 ~ 2000Hz、対数掃引往復時間 20 分を直交 3 方向各 4 時間(合計 12 時間) 5 衝撃試験 衝撃加速度 29,400m/s 、衝撃時間 0.3ms、半波正弦波を直交 3 方向各 3 回 *1 6 自然落下試験 硬質木版上に 75cm の高さより 3 回落下 *1 7 はんだ付け試験 +230℃± 5℃のはんだ槽に 3.5 ± 1 秒間浸漬 8 はんだ耐熱試験 2 2 *1 はんだ付け部の 95%以上 がはんだで覆われている事 余熱 180℃ 90 ± 30 秒、ピーク温度 260±5℃(Max 10 秒) (230℃以上 30 ± 10 秒)でリフロー 3 回実施 *1 (* 1)上記試験の後、電気的特性規格を満足し、更に上記試験前後の F の変化量は、 △ F/F ≦± 10 × 10– 6を満足すること。 電気的特性規格とは下記項目の仕様規格を言う。 (消費電流、Tr/Tf、VOL/VOH、波形シンメトリ、スタンバイ時消費電流、スタンバイ機能) ■ 2700 シリーズのパッケージ表示方法 ■ 2700 シリーズ Symbol for a model name 形名記号 #1 表示 #1 indication ロット番号(3 桁) Lot number (three digits) Q : 2725Q T : 2725T Z : 2725Z Output frequency 出力周波数 トレースコード Trace code ●出力周波数の表示は、スペースの関係上、小数点を含め 6 桁 〔例〕14.31818MHz → 14.318 となります。 cc86_100909_warranty_j