News Release 2015 年 9 月 4 日 (2015 年 9 月 8 日訂正) ワンショットで 360 度の高画質な撮影ができる 「RICOH THETA S」新発売 新開発レンズ、新型イメージセンサーを搭載したハイスペック上位モデル 株式会社リコー リコーイメージング株式会社 株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)は、撮影者を取り囲む全天球イメージをワンショットで撮影 できる画像インプットデバイス「RICOH THETA(リコー・シータ)」の上位モデルとして、高精細な静止画 像や高品質な動画撮影、ライブビュー機能などに対応した「RICOH THETA S」を発売いたします。 「RICOH THETA(リコー・シータ)」は、2013 年に世界初注 1 の画像インプットデバイスとして発売以来、 全天球イメージという、撮影者の意図や予測を超えた光景、斬新な画像をいつでもどこでも記録できるカ メラとして、さまざまな用途で新たな映像表現の可能性を提供してまいりました。現行の「RICOH THETA (型番:RICOH THETA m15)」からは全天球動画撮影にも対応し、全天球イメージという映像表現手法 は、既に多くの分野から注目を集めています。 今回発売する「RICOH THETA S」は、製品コンセプトである小型・軽量ボディはそのままに、より高画 質を求めるユーザーからの要望や、ビジネス用途での高い要求にも耐えうる上位機種として開発しました。 新開発のレンズユニットやイメージセンサーの大型化、最新の画像処理等により、静止画で約 1400 万画 素に相当する高精細な画像での全天球撮影を実現するとともに、大容量データの高速転送を可能にし ています。また、全天球イメージをスマートフォンやタブレット上で確認しながら撮影できるライブビュー機 能により、肉眼では想像できない全天球イメージの撮影を、より快適におこなうことができます。さらに、フ ル HD 注 2 サイズに相当する高品質で滑らかな全天球動画撮影にも対応し、PC を使用することなくスマ ートフォン上での全天球動画が閲覧できるなど、画質をはじめとする全ての機能、性能にこだわるユーザ ーにご満足いただけるモデルとなっています。 なお、本製品は、2015 年 9 月 4 日よりドイツのベルリンで開催される世界最大のエレクトロニクスショー 「IFA2015」に出展いたします。 注1 :コンシューマー製品において、水平方向や半天球だけでなく、撮影者を取り巻く空間全てをワンショットでキャプチャーできる点において (2013年10月時点。当社調べ) 注2 :入力時 1980×1080 ピクセル。全天球動画に変換した際の記録サイズは 1920×960 ピクセル。出力時の画像サイズは表示するデバイ スの性能によって異なります。 製品名 RICOH THETA S 本体色 ブラック 発売日 2015 年 10 月下旬 価格 オープン価格 付属品:USB ケーブル、専用ケース リコーイメージング株式会社 リコーイメージングオンラインストア 報道関係のお問い合わせ先 お客様のお問い合わせ先 www.ricoh-imaging.co.jp http://store.ricoh-imaging.co.jp/ 広報チーム TEL:03-3960-0562(直通) お客様相談センター TEL:0570-001313 1 RICOH THETA S RICOH THETA S (LED 点灯時) <新製品 RICOH THETA S の主な特長> 1.高画質な全天球イメージの撮影が可能 ・開放 F 値 2.0 と明るい、新開発の大口径小型二眼屈曲光学系とイメージセンサーの大型化により、出 力画素で約 1400 万画素に相当する高精細な全天球画像が得られます。また、最新の画像処理技術 により特に暗所での画質向上を実現し、長秒時撮影(バルブ撮影)と組み合わせることで、夜景でもノ イズを抑えた全天球撮影を楽しむことができます。また、Wi-FiTM 接続したスマートフォンで、撮影や各 種の設定をおこなうことも可能です。 ・撮影した全天球イメージは、専用ウェブサイト theta360.com にアップして、Facebook や Twitter、 Tumblr などの SNS で共有することができます。また、Google マップや Google+TM 、YouTubeTM の 360°チャンネルへ全天球イメージを投稿することが可能です。 ・RICOH THETA S のアプリケーション・プログラム・インターフェース(API)は Google の Open Spherical Camera API をベースに開発されており、Google のストリートビューアプリを始めとするサービスと親和 性があります。例えば、RICOH THETA S で撮影した全天球画像を簡単に Google マップに投稿する ことができます。 ※スマートフォンで事前設定したシャッタースピードでの露光になるため、長秒時撮影(バルブ撮影)を長秒時撮影に修 正します。大変失礼いたしました。(2015 年 9 月 8 日) 2.スマートフォン合成に対応した高品質な全天球動画 ・フル HD サイズに相当する 1920×1080 ピクセル(記録時)で 30 fps(フレーム/秒)という、高品質で滑 らかな全天球動画撮影を実現しています。最大 25 分間(合成後)の撮影が可能で、専用アプリ 「RICOH THETA S」内の動画変換ツール注 3 により変換処理することで、つなぎ目のない全天球動画 の作成が、PC を介することなくスマートフォンやタブレット上で簡単におこなえます。作成した全天球 動画は、通常の静止画像と同様に指先で画像のサイズや形、構図を変えて楽しむことができます。 ・専用ウェブサイト theta360.com に作成した動画をアップして、通常の全天球イメージと同様に各種 SNS で共有することが可能です(theta360.com にアップできる動画は、データ容量 5MB までです)。 注3 :RICOH THETA S アプリ(iOS8.0 以上、AndroidTM4.4 以上、全ての機器での動作を保証するものではありません) 2 3.RICOH THETA 初のライブビュー対応 ・スマートフォンやタブレットとの Wi-FiTM 接続時に、ライブビュー表示が可能です(静止画撮影時のみ)。 各種設定の変更結果をライブビュー画面で確認しながら撮影することができます。表示方式は、全天 球表示またはパノラマ表示の 2 種類から選択可能です。 4.高速通信 ・新型の Wi-FiTM モジュールを搭載し、転送速度を最大で約 4 倍(従来比)に高速化しています。高画 質化に伴い大容量となる画像や動画の転送を快適におこなうことができます。 5.高級感と操作性に優れたボディデザイン ・ボディには、高級感とグリップ性能を高めるブラックのラバー塗装ソフトフィール表面処理を施していま す。また、現在の設定が一目でわかるモード表示用 LED や、本体側面に配置した静止画/動画切り 替えボタンにより、スムーズな操作性を実現しています。 ※正しくはラバー塗装ではなくソフトフィール表面処理でした。お詫びして訂正いたします。(2015 年 9 月 8 日) 6.その他 ・8GB の大容量内蔵メモリを搭載 ・HDMI®(typeD)端子を装備 ・「RICOH THETA S」本体の機能設定や操作を独自にアレンジして楽しめるオリジナルアプリの作成が 可能な API(Application Programming Interface)も同時公開 【別売りアクセサリー】 ≪ストラップ用アタッチメント(シルバー、グレー、グリーン、ブルー、オレンジ)≫ 本体の底面にある三脚穴に取りつけ、市販のストラップを使用することができます。 価 格:オープン 発売日:発売中 ≪「Hard Case TH-1」(ブラック)≫ ・頑丈な透明ポリカーボネート製の防滴ケース「Hard Case TH-1」 ・水辺などでの撮影に適した、IPX7 相当の防水性能を備えたハードタイプのケースです。 ※水中での撮影はできません。撮影はスマートフォンからのリモート操作のみとなります。 ・三脚座を備えているので、さまざまなカメラアクセサリーに取り付けることが可能です。 価 格:オープン 発売日:発売中 ≪「Soft Case TS-1」(ホワイト、ブラック)≫ ・機能性と保護性を兼ねそなえたスロットインタイプの収納ケース「Soft Case TS-1」 ・小型・軽量の「RICOH THETA」に似合う、持ち運びしやすいデザインのケースです。合皮仕様で、カラ ーバリエーションは白と黒の 2 色を用意しています。 ・専用オプション「ストラップ用アタッチメント」を装着したまま、収納することが可能です。 価 格:オープン 発売日:発売中 3 <RICOH THETA S の主な仕様> 撮影距離 約 10cm~∞(レンズ先端より) 撮影モード 静止画:オート、シャッター優先、ISO 優先、マニュアル※1、 動画:オート ライブストリーミング:オート 露出制御モード オート 露出補正 静止画:マニュアル補正(-2.0~+2.0EV 1/3EV ステップ)※1 ISO 感度(標準出力感度) 静止画:ISO100~1600、動画:ISO100~1600、ライブストリーミング:100~1600 ホワイトバランスモード 静止画:オート、屋外、日陰、曇天、白熱灯1、白熱灯2、昼光色蛍光灯、 昼白色蛍光灯、白色蛍光灯、電球色蛍光灯※1 動画:オート、ライブストリーミング:オート シャッタースピード 静止画:(マニュアルモード以外)1/6400 秒~1/8 秒 (マニュアルモード)1/6400 秒~60 秒 動画:(L)1/8000 秒~1/30 秒、(M)1/8000 秒~1/15 秒 ライブストリーミング:1/8000 秒~1/15 秒(USB)、1/8000 秒~1/30 秒(HDMI®) 記録媒体 内蔵メモリー:約 8GB 記録可能枚数、時間※2 静止画:(L)約 1600 枚、(M)9000 枚、 動画(1 回の記録時間):最大 25 分もしくはファイルサイズの上限 4GB※3、 動画(合計記録時間):(L)約 65 分、(M)約 175 分※3 電源 リチウムイオンバッテリー(内蔵)※4 電池寿命 約 260 枚※5 画像ファイル形式 静止画:JPEG(Exif Ver2.3) DCF2.0 準拠 動画:MP4(映像:MPEG-4 AVC/H.264、音声:AAC) ライブストリーミング:Motion JPEG 外部インターフェース microUSB:USB2.0、HDMI® -Micro(Type-D) 外形・寸法 44mm(幅)×130mm(高さ)×22.9mm(17.9mm※6)(奥行き) 質量 約 125g レンズ構成、F 値 6 群 7 枚、F2.0 撮像素子、サイズ 1/2.3(×2) 有効画素数 約 12M(×2)、※出力画素 約 14M 静止画解像度 L:5376×2688、M:2048×1024 動画解像度/フレームレート/ ビットレート L:1920x1080/30fps/16Mbps(入力時) M:1280x720/15fps/6Mbps(入力時) ライブストリーミング解像度/ フレームレート(USB) 1280×720/15fps ライブストリーミング解像度/ フレームレート(HDMI®) 無線_通信プロトコル ※1 L:1920×1080/30fps M:1280×720/30fps S:720×480/30fps ※ディスプレイに合わせて自動切換え HTTP (Open Spherical Camera API※7 対応) モード変更やマニュアル設定にはスマートフォンが必要です。 ※2 枚数および時間はあくまでも目安です。撮影状況により異なります。 内部温度上昇時は自動終了します。 ※4 付属の USB ケーブルでパソコンに接続して、充電してください。 ※5 撮影可能枚数は当社測定方法(無線 ON 状態にて 30 秒毎に 1 枚撮影しスマートフォンに転送)による目安であり、使用条件により変 わります。 ※6 レンズ部を除く。 ※7 Google Developers Web Site https://developers.google.com/open-spherical-camera/ 参照 ※3 ・Wi-Fi は Wi-Fi Alliance の商標です。 ・Mac、iPhone,および App Store は、Apple Inc.の商標です。 ・iOS の商標は、米国 Cisco のライセンスに基づき使用されています。 ・Facebook は、Facebook, Inc.の登録商標です。 4 ・Twitter は、Twitter, Inc.の登録商標です。 ・Tumblr は、Tumblr,Inc.の登録商標です。 ・Android、Google+、Google マップ、Google ストリートビューおよび YouTube は、Google Inc.の商標です。 ・HDMI、HDMI ロゴ、High-Defi nition Multimedia Interface は、米国およびその他の国々における HDMI ライセンシングの商標または登 録商標です。 ・その他記載の会社名および製品名は、それぞれ各社の商号、商標または登録商標です。 | リコーグループについて | リコーグループは、オフィス向け画像機器、プロダクションプリントソリューションズ、ドキュメントマネジメントシステ ム、ITサービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2015年3月期リコーグループ連結 売上は2兆2,319億円)。 人と情報のかかわりの中で新しい価値を生む製品、ソリューション、サービスを中心に、デジタルカメラや産業用 の製品など、幅広い分野で事業を展開しています。高い技術力に加え、際立った顧客サービスや持続可能社 会の実現への積極的な取り組みが、お客様から高い評価をいただいています。 想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を 提供していきます。 より詳しい情報は、下記をご覧ください。 http://jp.ricoh.com/ 5