保守品 本製品は、生産中止予定製品です。現在ご使用いただいているお客様に のみ、最終ご発注期限を定めて提供しております。新規のご検討を避けて いただき、新製品または既存品でのご検討をお願いします。 ご不明な点がございましたら、弊社営業窓口までご問い合わせ下さい。 新日本無線株式会社 http://www.njr.co.jp/ NJM2790 ミュート機能付きオーディオラインアンプ ■概 要 ■外 形 NJM2790 は、オーディオ機器向けに設計された低電源電圧動作 ラインアンプです。オーディオ帯域に対応した閉ループ電圧利得を 持ち、DSP の低電圧化に伴う信号レベルの増幅などのデジタルオ ーディオ機器に大変使い易くなっております。また、ミュート機能 内蔵により外付け部品が削減され、電源切替時のショック音も低減 しています。 NJM2790 は、閉ループ電圧利得 6.5dBですが、他に 3.5dB の NJM2174 があります。 ライン出力を持つデジタルオーディオ機器等に最適です。 ■特 徴 ●動作電源電圧 ●消費電流 ●最大出力電圧 ●閉ループ電圧利得 ●ミュート機能 ●電源リップル除去比 ●バイポーラ構造 ●外形 NJM2790V (4.5∼5.5V) + (2.5mA typ.at V =5V) (4dBV typ. at THD=0.1%) (6.5dB typ. at f=1kHz) (0.5dB typ. at f=100kHz) (-85dB typ.) (50dB typ.) SSOP14 ■端子配列 1 14 2 13 3 12 4 11 5 10 6 9 7 8 ピン配置 1. GND 2. NC 3. OUT-R 4. MUTE 1 5. MUTE 2 6. MUTE C 7. IN-R V タイプ (Top View) 8. BIAS 9. NC 10. NC 11. IN-L 12. OUT-L 13. NC 14. V+ ■ブロック図 GND 1 14 V+ NC 2 13 NC OUT-R 3 12 OUT-L MUTE1 4 11 IN-L MUTE2 5 MUTE 10 NC MUTEC 6 9 NC IN-R 7 BIAS 8 BIAS Ver.1 -1- NJM2790 ■ 絶対最大定格 (Ta=25℃) 項 目 電 源 消 費 動作温 保存温 記 電 電 度範 度範 号 定 + 圧 力 囲 囲 格 7 300 −20∼+75 −40∼+125 V PD Topr Tstg 単 位 V mW ℃ ℃ ■ 電気的特性 ( V+=5V, VIN=−6dBV, RL=47kΩ, f=1kHz, Ta=25℃,) 項 目 記号 条 件 最小 標準 最大 単位 4.5 5.0 5.5 V + 動 作 電 源 電 圧 範 囲 V 消 費 電 流 ICC 無信号時 − 2.5 4.5 mA 基 準 電 圧 VREF 無信号時 2.0 2.3 2.6 V 5.5 6.5 7.5 dB -4.0 0.5 5.0 dB 電 圧 利 得 1 G V1 電 圧 利 得 2 G V2 f=100kHz チ ャ ン ネ ル 間 利 得 差 ⊿GV 最 大 出 力 電 圧 VOM 全 高 調 波 歪 率 THD 出 力 雑 音 電 圧 VNO Rg=0Ω, A-Weighted ル MUTE VO/VIN ミ ュ ー ト レ ベ チャンネルセパレーション 電 源 リ ッ プ ル 除 去 比 -0.5 0 0.5 3 4 − (1.41) (1.6) − 0.005 0.01 -92 -85 − (25) (56) − -85 -70 THD=0.1% CS 70 dB dBV (Vrms) % dBV (µVrms) dB 90 − dB dB 35 50 − H レ ベ ル 入 力 電 圧 VIH 2.0 − V + V L レ ベ ル 入 力 電 圧 VIL 0 − 0.3 V SVR VRP=−20dBV, Rg=0Ω ■ 制御端子 動 作 状 態 MUTE 1 MUTE 2 L L 出力をミュート状態にします。 L H 出力をミュート状態にします。 H L 電圧利得を 6.5dB(標準値)にします。 H H 出力をミュート状態にします。 Ver.1 -2- NJM2790 ■ 応用回路例 OUT-L IN-L V+ NC 14 13 NC NC 10 9 11 12 8 BIAS 135kΩ 135kΩ 40pF 65kΩ 20kΩ 65kΩ 20kΩ 40pF 135kΩ 135kΩ MUTE 1 2 4 3 5 6 7 NC H OUT-R L H L IN-R <注意事項> このデータブックの掲載内容の正確さには 万全を期しておりますが、掲載内容について 何らかの法的な保証を行うものではありませ ん。とくに応用回路については、製品の代表 的な応用例を説明するためのものです。また、 工業所有権その他の権利の実施権の許諾を伴 うものではなく、第三者の権利を侵害しない ことを保証するものでもありません。 Ver.1 -3-