NJU6360 シリーズ 暫定資料 高出力基本波水晶発振用 高出力基本波水晶発振用 IC ■概 要 NJU6360 シリーズは、50MHz まで発振可能な高出力負荷対 応基本波水晶発振用 C-MOS IC です。発振用アンプ、分周器及 びトライステートバッファで構成されています。 分周器は、内部結線により f0,f0/2,f0/4,f0/8,f0/16 及び f0/32 の うち1波のみを出力します。 発振用アンプは NAND タイプになっているために、発振停 止時の低消費電流化を実現しています。 トライステートバッファは、高ファンアウトな C-MOS コン パチブルで、50pF 負荷(5V 時)がドライブ可能です。 ■外 形 ■特 徴 ●動作電源電圧 ●最高動作周波数 ●低消費電流 ●高ファンアウト ■端子配列 NJU6360XC-D 2.7∼5.5V 50MHz Thin-Chip CONT XT XT VSS IOH/[email protected] IOH/[email protected] ●分周段内蔵 最大 f0/32 分周まで ●発振停止及び出力スタンバイ機能 ●トライステート出力 ●内蔵容量付 ●C-MOS 構造 ●外形 Thin-Chip ■シリーズ構成 バージョン NJU6360 A B C D E F VDD FOUT ■パッド座標 出力 周波数 f0 f0/2 f0/4 f0/8 f0/16 f0/32 内部接続 Cg/Cd A 部接続,他未接続 B 部接続,他未接続 C 部接続,他未接続 D 部接続,他未接続 E 部接続,他未接続 F 部接続,他未接続 15/15pF 15/15pF 15/15pF 15/15pF 15/15pF 15/15pF No パッド名 X Y 1 CONT -178 231 2 XT -178 77 3 XT -178 -77 4 5 6 VSS FOUT VDD -178 206 206 -231 -231 231 原点:チップセンター 単位[um] チップサイズ:0.7x0.75mm 薄型チップ厚(-D):200±20um パッドサイズ:90x90um ■ブロック図 VDD XT VSS Rf XT 1/ 2 Cg 1/ 2 1/ 2 1/ 2 1/ 2 Cd A B C D E F 3 − STATE BUFFER FOUT CONT 2003/01/29 ( 1 / 5 ) NJU6360 シリーズ ■端子説明 記 号 機 能 発振停止及びトライステート出力制御端子 FOUT CONT CONT H or OPEN L f0,f0/2,f0/4,f0/8,f0/16 及び f0/32 のうち 1波のみを出力 発振停止及び出力ハイインピーダンス 注 1) XT 水晶振動子接続端子 XT VSS VSS=0V FOUT 周波数信号を出力 VDD VDD=3.3V/5.0V 注 1)シリーズ構成表参照。 ■絶対最大定格 (Ta=25℃) 項 目 記 号 定 格 単 位 V VDD -0.5∼+7.0 電 源 電 圧 VIN V 入 力 電 圧 VSS-0.5∼VDD+0.5 VO V -0.5∼VDD+0.5 出 力 電 圧 IIN mA 入 力 端 子 電 流 ±10 IO mA 出 力 端 子 電 流 ±25 Topr 動 作 温 度 範 囲 -40∼+85 ℃ Tstg 保 存 温 度 範 囲 -55∼+125 ℃ 注 2)入力電圧は、VDD または 7.0V より小さい方の値を越えて印加しないで下さい。 注 3)IC を安定して動作させるために、VDD-VSS 間にデカップリングコンデンサを挿入して下さい。 2003/01/29 ( 2 / 5 ) NJU6360 シリーズ ■電気的特性 電 項 源 目 電 項 目 圧 記 号 VDD 記 号 条 件 条 件 A バージョン,fosc=16MHz,CL=30pF B バージョン,fosc=16MHz,CL=30pF C バージョン,fosc=16MHz,CL=30pF D バージョン,fosc=16MHz,CL=30pF E バージョン,fosc=16MHz,CL=30pF F バージョン,fosc=16MHz,CL=30pF 動 作 時 消 費 電 流 IDD 発振停止時消費電流 ISTB CONT =VSS, No load ス タ ン バ イ 電 流 Ist CONT =XT=VSS, No load レベル入力電圧 レベル入力電圧 レベル出力電流 レベル出力電流 VIH VIL IOH IOL H L H L 入 力 電 流 IIN 3 ステートオフリーク電流 IOZ 帰 還 抵 抗 内 蔵 容 量 最 高 発 振 周 波 数 Rf Cg/Cd FMAX 出 力 対 称 性 SYM 出力立ち上がり時間 tr 出力立ち下がり時間 tf 出力ディセーブル時間 出力イネーブル時間 TPLZ TPZL MIN 2.7 MIN TYP (VDD=3.3V,Ta=25℃) TYP MAX 単位 8 6 4 mA 3 3 3 2 注 4) VOH=2.97V VOL=0.33V (Ta=25℃) MAX 単位 5.5 V 2.31 0 8 8 5 uA 1 uA 3.3 0.99 V V mA mA CONT =0.8VDD 7.5 12.0 uA CONT =0.2VDD 1.2 2.0 uA ±0.1 uA CONT =VSS, FOUT= VDD or VSS 255 15/15 fosc=16MHz,A/B/C/D/E/F/バージョン CL=15pF, @VDD/2 CL=30pF, @VDD/2 CL=15pF,10%∼90% CL=30pF,10%∼90% CL=15pF,90%∼10% CL=30pF,10%∼90% CL=15pF,RUP=10kΩ CL=15pF,RUP=10kΩ 50 45 45 50 50 3 4 3 4 kΩ pF MHz 55 55 6 8 6 8 150 150 % ns ns ns ns 注 4) CONT =VSS でのプルアップ抵抗に流れる電流を含みません。 2003/01/29 ( 3 / 5 ) NJU6360 シリーズ 項 目 記 号 条 件 A バージョン,fosc=16MHz,CL=50pF B バージョン,fosc=16MHz,CL=50pF C バージョン,fosc=16MHz,CL=50pF D バージョン,fosc=16MHz,CL=50pF E バージョン,fosc=16MHz,CL=50pF F バージョン,fosc=16MHz,CL=50pF 動 作 時 消 費 電 流 IDD 発振停止時消費電流 ISTB CONT =VSS, No load ス タ ン バ イ 電 流 Ist CONT =XT=VSS, No load レベル入力電圧 レベル入力電圧 レベル出力電流 レベル出力電流 VIH VIL IOH IOL H L H L 入 力 電 流 IIN 3 ステートオフリーク電流 IOZ 帰 還 抵 抗 内 蔵 容 量 最 高 発 振 周 波 数 Rf Cg/Cd FMAX 出 力 対 称 性 SYM 出力立ち上がり時間 tr 出力立ち下がり時間 tf 出力ディセーブル時間 出力イネーブル時間 TPLZ TPZL MIN (VDD=5.0V,Ta=25℃) TYP MAX 単位 15 11 9 mA 7 7 7 2 注 4) VOH=4.5V VOL=0.5V 3.5 0 16 16 5 uA 1 uA 5.0 1.5 V V mA mA CONT =0.8VDD 10.0 15.0 CONT =0.2VDD 1.8 3.0 ±0.1 CONT =VSS, FOUT= VDD or VSS 255 15/15 fosc=16MHz,A/B/C/D/E/F/バージョン CL=15pF, @VDD/2 CL=50pF, @VDD/2 CL=15pF,10%∼90% CL=50pF,10%∼90% CL=15pF,90%∼10% CL=50pF,90%∼10% CL=15pF,RUP=10kΩ CL=15pF,RUP=10kΩ 50 45 45 50 50 3 4 3 4 uA uA kΩ pF MHz 55 55 6 8 6 8 100 100 % ns ns ns ns 注 4) CONT =VSS でのプルアップ抵抗に流れる電流を含みません。 2003/01/29 ( 4 / 5 ) NJU6360 シリーズ ■測定回路図 (1)出力対称性(CL=15pF/30pF/50pF) VDD 1000pF Pulse Generator 1/2VDD FOUT XT 50Ω CL H VSS L (2)立ち上がり/立ち下がり時間(CL=15pF/30pF/50pF) 90% VDD 1000pF Pulse Generator FOUT XT 50Ω 50% 10% CL VSS tr tf (3)出力ディセーブル/出力イネーブル時間(CL=15pF,RUP=10kΩ) RUP=10kΩ VDD XT Pulse Generator 50Ω CONT VSS CONT FOUT 0.8VDD 0.2VDD TPLZ TPZL CL=15pF FOUT VOH VOL <注意事項> このデータブックの掲載内容の正確さには 万全を期しておりますが、掲載内容について 何らかの法的な保証を行うものではありませ ん。特に応用回路については、製品の代表的 な応用例を説明するためのものです。また、 工業所有権その他の権利の実施権の許諾を伴 うものではなく、第三者の権利を侵害しない ことを保証するものでもありません。 2003/01/29 ( 5 / 5 )