0.9V動作 基本波水晶発振用IC

水晶発振用IC
NJU6312のサンプル配布開始
「0.9V動作」と「Thin-Chip」で
さらなる小型化・低電圧対応の水晶発振モジュールに貢献
新日本無線では、あらゆる製品に必要不可欠な基準クロックを作る水晶発振用IC、NJU6312の開発を完
了しサンプル配布を開始しました。
NJU6312は、0.9Vの低電源電圧で基本波80MHz発振可能な基本波水晶発振用C-MOSICです。発振用
アンプ、分周器、およびトライステートバッファで構成されています。
チップサイズ0.6×0.8mm、 チップ厚140umと、発振器サイズ7050(7.0×5.0mm)から5032, 3225, 2520,さら
に小型の2016サイズにも対応可能で、フリップチップ実装に対応したパッド配置になっており発振器の小
型化に貢献します。発振用アンプはNANDタイプとし、発振停止時の低消費電流化を実現しています。分
周は、f0,f0/2,f0/4,f0/8, f0/16およびf0/32の6シリーズから選択できます。
(2004年10月27日)
<開発製品一覧>
製品名
NJU6312
機
能
基本波用水晶発振用IC
応
用
水晶発振モジュール
外 形
Thin-Chip
<製品の機能および特徴の概要>
· 動作電源電圧 0.9~3.0V
· 最高動作周波数 80MHz
· 低消費電流
· 分周段内蔵
最大f0/32分周まで
· 発振停止および出力スタンバイ機能
· トライステート出力
· 内蔵容量付
· C-MOS構造
· 外形
Thin-Chip (0.6mm × 0.8mm)
<生産予定/サンプル価格>
弊社では、NJU6312のサンプル配布を2004年10月より開始し、生産は11月より月産100万個で立ち上げ
る予定です。なお、サンプル価格は@\95です。