NJM2535 3 入力ビデオ SW ■ 概 要 NJM2535 は,NJM2235 の消費電流改善と発信対策を施した,ビデ オ信号, オーディオ信号の切り換え用の 3 入力 1 出力ビデオ SW です。 NJM2235 とピンコンパチブルの為,そのまま置き換えが可能です。 NTSC,PAL 方式のいずれの VTR でも使用できます。 ■ 外 形 NJM2535D ■ 特 徴 ●3 入力−1 出力 ●クランプ回路内蔵 ●広動作電源電圧範囲 (4.5V∼13V) ●低消費電流 (3.6mA) ●クロストーク (70dB @ 4.43MHz) ●外形 DIP8, DMP8, SIP8, SSOP8 対応 NJM2535L NJM2535M NJM2535V ■ 端子接続図 ■ ブロック図 ■ 制御入力−出力信号 SW1 SW2 出力信号 L L VIN1 H L VIN2 L/H H VIN3 Ver.2013-08-20 -1- NJM2535 ■ 絶対最大定格 項 電 消 動 保 目 源 費 作 存 記 号 電 圧 電 温 温 度 度 範 範 V+ 力 PD 囲 囲 Topr Tstg 定 格 +15 (D タイプ) 500 (M タイプ) 300 (L タイプ) 800 (V タイプ) 250 -40 ∼+85 -40 ∼+125 単 位 V mW mW mW mW ºC ºC ■ 電 気 的 特 性 (V+ = 5V, Ta = 25°C) 項 目 略 号 測 定 条 件 + 最小値 標準値 最大値 単 位 +4.5 - +13.0 V - 3.6 4.6 mA 0 +1.0 dB 電 源 電 圧 V 消 費 電 流 ICC 無信号 周 波 数 特 性 (1) Gf1 VIN = 2VPP, VO = 10MHz/ VO = 100kHz -1.0 電 圧 利 得 Gv VIN = 2VPP, VO = 100kHz -0.5 0 +0.5 dB 微 分 利 得 DG VIN = 2VPP, 10STEP 階段波, APL = 50% - 0.2 3.0 % 微 分 位 相 DP VIN = 2VPP, 10STEP 階段波, APL = 50% - 0.2 3.0 deg 出力オフセット電圧 Voff -30 0 +30 mV - -70 -60 dB 2.4 - - V ク ロ ス ト ー ク スイッチ切換電圧 CT VCH VIN = 2.0VPP, 4.43MHz VCL - - 0.8 V 出力インピーダンス RO - 25 - Ω 入力クランプ電圧 VIC - 1.5 - V -2- Ver.2013-08-20 NJM2535 ■ 測定回路図 Ver.2013-08-20 -3- NJM2535 ■ 入力部回路 端子No. 記 号 1 端子No. 記 号 VIN1 5 VIN3 (Mute) 2 SW1 6 V 3 VIN2 7 VOUT 4 SW2 8 GND -4- 内部等価回路図 内部等価回路図 + Ver.2013-08-20 NJM2535 ■ 特 性 例 消費電流対電源電圧特性例 入力 DC レベル温度特性例 電圧利得周波数特性例 Ver.2013-08-20 消費電流温度特性例 出力 DC レベル温度特性例 電圧利得対負荷特性例 -5- NJM2535 ■ 特 性 例 -6- 微分利得対負荷特性例 微分位相対負荷特性例 微分利得対 APL 特性例 微分位相対 APL 特性例 微分利得対電源電圧特性例 微分位相対電源電圧特性例 Ver.2013-08-20 NJM2535 ■ 特 性 例 微分利得温度特性例 スレッシホールドレベル温度特性例 Ver.2013-08-20 微分位相温度特性例 クロストーク対 RG 特性例 -7- NJM2535 ■ 使用上の注意 クランプ形式への入力端子は,IC 内部から入力端子の外に向かって微少な端子電流が流れる回路構成となります。こ の端子電流により,入力端子に外付けされた DC カット用コンデンサに電荷がチャージされることで入力端子電圧が不 安定になります。 クランプ形式への入力については,入力と GND 間に 1MΩ 程度の抵抗を入れて下さい。 例) クランプ形式 SW でのミュートを設定する方法は,クランプ形式 SW のミュート信号入力端子を C(0.1µF 程度)を 通して GND に接続,および R(1MΩ 程度)を通して GND に接続してください。 <注意事項> このデータブックの掲載内容の正確さには 万全を期しておりますが,掲載内容について 何らかの法的な保証を行うものではありませ ん。とくに応用回路については,製品の代表 的な応用例を説明するためのものです。また, 工業所有権その他の権利の実施権の許諾を伴 うものではなく,第三者の権利を侵害しない ことを保証するものでもありません。 -8- Ver.2013-08-20