保守品 本製品は、生産中止予定製品です。現在ご使用いただいているお客様に のみ、最終ご発注期限を定めて提供しております。新規のご検討を避けて いただき、新製品または既存品でのご検討をお願いします。 ご不明な点がございましたら、弊社営業窓口までご問い合わせ下さい。 新日本無線株式会社 http://www.njr.co.jp/ NJM2248 3 入力ビデオスーパーインポーザ ■ 概 要 NJM2248 は,ビデオ信号切換用の 3 入力 1 出力ビデオスーパーイ ンポーザです。 3入力のうち2つの入力端子は, シンクチップクランプ機能をもち, ビデオ信号の DC レベルを固定して使用できます。 そのほかの 1 つの入力端子は,輝度信号入力用にベースオープン入 力となっており,外部回路からの輝度レベル設定が容易になっていま す。 動作電源電圧は 5V 電源から使用でき,周波数特性 10MHz,クロス トーク 70dB (at 4.43MHz) の高性能ビデオスーパーインポーザです。 ■ 特 徴 ●電源電圧範囲 ●3 入力-1 出力 ●シンクチップクランプ機能内蔵 ●輝度信号設定入力端子内蔵 ●クロストーク ●広帯域周波数特性 ●外形 ■ 外 形 NJM2248D NJM2248M NJM2248V NJM2248L (V+ = 4.75V~+13V) (VIN1, VIN2) (VIN3 のみ) (70dB at 4.43MHz) DIP8,DMP8,SIP8,SSOP8 ■ 用 途 ●VTR,ビデオカメラ,AV テレビ,ビデオディスクプレイヤー ■ 端 子 接 続 図 ■ ブ ロ ッ ク 図 Ver.2004-02-17 ■ 制御入力-出力信号 SW1 SW2 出力信号 L L VIN1 H L VIN2 L/H H VIN3 -1- NJM2248 ■ 絶対最大定格 (Ta = 25°C) 項 電 目 源 記 号 電 定 + V 圧 格 単 位 15 V (D タイプ) 500 消 費 電 (M タイプ) 300 PD 力 mW (V タイプ) 250 (L タイプ) 800 動 作 温 度 Topr -20~+75 °C 保 存 温 度 Tstg -40~+125 °C ■ 電 気 的 特 性 (V+ = 5V, Ta = 25°C) 項 推 奨 電 電 圧 波 記 号 条 件 + 最 小 標 準 最 大 単 位 4.75 - 13.0 V - 10.5 14.0 mA 圧 V 電 流 ICC S1 = S2 = S3 = S4 = S5 = 1 利 得 GV V1 = 2.5VP-P,100kHz,VO / V1 -0.5 - +0.5 dB 性 Gf V1 = 2.0VP-P,VO (10MHz) / VO (100MHz) -1.0 0 +1.0 dB - 0.2 - % 源 源 電 周 目 数 電 特 微 分 利 得 DG V1 = 2V P-P,標準ステアケース信号 微 分 位 相 DP V1 = 2V P-P,標準ステアケース信号 - 0.1 - deg ク CT V1 = 2.0V P-P,4.43MHz,VO / V1(注 1) - -70 - dB ス イ ッ チ 切 換 電 圧 VCH IC 内各スイッチの ON レベル保証値 2.4 - - V VCL IC 内各スイッチの OFF レベル保証値 - - 0.8 V - 10 - Ω ク ロ ス ト ー 出力インピーダンス RO (注 1) :a)S1 = 2,S4 = S5 = 1,b)S2 = 2,S4 = 2,S5 = 1,c)S3 = 2,S5 = 2 の組合せを除くすべての組合せモードで測定。 (注 2) :特に指定の無い場合は VBIAS = 3V で測定。 (注 3) :スイッチ S1~S5 の条件の無いものは,下記 3 モードで測定。 a)S1 = 2,S2 = S3 = S4 = S5 = 1,b)S1 = 1,S2 = 2,S3 = 1,S4 = 2,S5 = 1,c)S1 = S2 = 1,S3 = 2,S4 = 1 or 2,S5 = 2 + + (注 4) :VIN1,VIN2 のクランプ電圧は,約(2×V ) /5 です (V = 5V の場合,約 2.0V) 。 ■ 測 定 回 路 図 -2- Ver.2004-02-17 NJM2248 ■ 使用上の注意 ・発振対策 アプリケーションにより発振する場合は,図に示す様に出力に LPF を入れ御検討願います。 尚,C に関しましては配線寄生容量で対応可能な場合も考えられます。 Ver.2004-02-17 -3- NJM2248 ■ 入 力 部 回 路 端子 No. 記 号 端子 No. 記 号 1 VIN1 5 VIN3 2 SW1 6 V 3 VIN2 7 VOUT 4 SW2 8 GND -4- 内部等価回路図 内部等価回路図 + Ver.2004-02-17 NJM2248 ■ 使用上の注意 クランプ形式 SW への入力端子は,IC 内部から入力端子の外に向かって微少な端子電流が流れる回路構成となります。 この端子電流により,入力端子に外付けされた DC カット用コンデンサに電荷がチャージされることで入力端子電圧が 不安定になります。 クランプ形式 SW への入力については,入力と GND 間に 1MΩ 程度の抵抗を入れて下さい。 例) クランプ形式 SW でのミュートを設定する方法は,クランプ形式 SW のミュート信号入力端子を C(0.1uF 程度)を 通して GND に接続,および R(1MΩ 程度)を通して GND に接続してください。 例) <注意事項> このデータブックの掲載内容の正確さには 万全を期しておりますが、掲載内容について 何らかの法的な保証を行うものではありませ ん。とくに応用回路については、製品の代表 的な応用例を説明するためのものです。また、 工業所有権その他の権利の実施権の許諾を伴 うものではなく、第三者の権利を侵害しない ことを保証するものでもありません。 Ver.2004-02-17 -5-