小形ギヤードモータ 可変速ユニットタイプ 取扱説明書 US シリーズ もくじ 安全上のご注意 Low STOP High RUN ページ 2∼4 開梱されましたら 5 機種構成とモータ出力 5 ご使用いただく前に 6∼7 ノイズ対策 7 ギヤヘッドの組立方法 8 各部の名称と運転方法 9 取付方法 10 保守 11 トラブルの原因とその処置 11 トルク・回転速度特性 12 仕様 13 オプション 13 外形寸法図(コントローラ) 13 外形寸法図(モータ) 14∼15 ■ このたびは小形ギヤードモータ 可変速ユニットタイプをお買い求めいただきまして、まことに ありがとうございました。 ■ この説明書は、製品およびその取り扱い方法や安全上の注意事項について説明しています。 ■ 取り扱い・操作は簡単ですが、誤った操作は思わぬ事故を引き起こしたり、製品の寿命を縮め たり、性能を低下させることになります。ご使用前に必ずこの説明書をご熟読され、 正しくご使用いただき、末永くご愛用くださるようお願いいたします。 ■ この説明書は後々のため大切に保存してください。 ■ この説明書は必ず最終需要家様にお渡しください。 この製品は、産業機器用です。一般のご家庭では、ご使用できません。 安全上のご注意 設置・運転・保守・点検の前に必ずこの取扱説明書を熟読し、正しくお使いく ださい。製品の知識、安全の情報そして注意事項のすべてについて習熟してから 注意 ・ コントローラの背面には活電部があります。第三者が容易に触れること ができないように、箱の中に設置してください。 感電の恐れがあります。 ・ 水のかかる恐れがある場合は水がかからないようにしてください。 感電の恐れがあります。 ・ 濡れた手で操作しないでください。 感電の恐れがあります。 ・ リード線や電源コードを引っ張ったり、はさみ込んだりしないように してください。 感電の恐れがあります。 ・ 設置・移動・配線・点検時には必ず電源を切ってください。 感電の恐れがあります。 ・ モータの回転部には絶対に触れないようにしてください。 けがの恐れがあります。 ・ 停電した時や温度過昇防止装置が働いた時は、電源を切ってください。 突然の再始動による、けがの恐れがあります。 ・ お客様による改造は弊社の保証範囲外となりますので実施しないで ください。 感電・火災の恐れがあります。 ・ 修理が必要な場合は弊社または購入店にご相談いただき、弊社指定の サービス工場にて行ってください。 ・ コントローラには保護装置がついておりません。安全のため 過電流保護装置・漏電遮断器・温度過昇防止装置を設置してください。 火災の恐れがあります。 ・ 多量の静電気を発生する所では使用しないでください。 誤動作による、けがの恐れがあります。 ・ 損傷したモータは使用しないでください。 感電やけがの恐れがあります。 ・ モータの開口部に物や指を入れないでください。 感電・けがの恐れがあります。 ・ 現品が注文通りのものかよく確認してください。 けが・火災の恐れがあります。 ・ モータの周囲には絶対に可燃物を置かないでください。 やけど・火災の恐れがあります。 ・ モータの周囲には通風を妨げる障害物を置かないでください。 やけど・火災の恐れがあります。 ・ 運転中および運転停止後しばらくの間は、手や体を触れないようにして ください。 モータの表面が高温になり、やけどの恐れがあります。 ・ モータには絶対に乗ったり、踏台にしたりしないでください。 けがの恐れがあります。 ・ 異常が発生した場合は直ちに電源を切り運転を停止してください。 感電・けが・火災の恐れがあります。 ・ 引火性ガス・腐食性ガスの発生する所では使用しないでください。 火災の恐れがあります。 ・ コントローラの周囲には可燃物を置かないでください。 火災の恐れがあります。 ・ 本品を廃棄する場合は産業廃棄物として処理してください。 −2− −3− お使いください。 この取扱説明書では、安全注意事項のランクを「危険」「注意」として区分し てあります。 危険 注意 : 取り扱いを誤った場合に、危険な状況が起こりえて、 死亡または重傷を受ける可能性が想定される場合。 : 取り扱いを誤った場合に、危険な状況が起こりえて、 中程度の傷害や軽傷を受ける可能性が想定される場合 および物的障害のみの発生が想定される場合。 注意 に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結びつく可 なお、 能性があります。いずれも重要な内容を記載していますので必ず守ってください。 危険 注意 ・ 電源コード・電源プラグを破損するようなことはしないでください。 傷つけたり、加工したり、熱器具に近づけたり、無理に曲げたり、 ねじったり、引っ張ったり、重い物を載せたり、束ねたりしない ・ 傷んだまま使用すると、感電・ショート・火災の原因になります。 ●コードやプラグの修理は、購入店にご相談ください。 ・ コンセントや配線器具の定格を超える使い方はしないでください。 タコ足配線などで、定格を超えると、発熱による火災の原因となります。 ・ 電源プラグのほこりなどは定期的にとってください。 プラグにほこりなどがたまると、湿気などで絶縁不良となり、 火災の原因になります。 ほこりなどをとった後は、乾いた布でふいてください。 ・ 電源プラグは根元まで確実に差し込んでください。 差し込みが不完全ですと、発熱による火災の原因になります。 ●傷んだプラグ・ゆるんだコンセントは使用しないでください。 ・ 濡れた手で電源プラグの抜き差しはしないでください。 感電の原因になります。 ・ 電源プラグを抜くときは、コードを持たずにプラグを持って 抜いてください。 コードを引っ張ると、コードが破損し、感電・ショート・火災の原因に なります。 ・ 地震時に置いても、設置・据え付けが原因で人身事故などが起こらない ように確実に設置・据え付けを行ってください。 ・ 地震後は、必ず安全性の確認を行ってください。 開梱されましたら まず次の点をお調べください。 ●ご注文の機種かどうか、お確かめください。 形式は; 出力は; 電圧は; ●付属品をお確かめください。 モータとコントローラおよび中間ケーブル(1m)が同一梱包内に入っています。 ギヤヘッドは別売です。 ●輸送中の事故で破損していないか、お確かめください。 万一、不都合なところがございましたら、購入店にご連絡ください。 機種構成とモータ出力 モータ出力 電圧 ユニット品名 モータ品名 コントローラ部 品名 適応ギヤヘッド 品名 6W 100V 200V MUSN606○L MUSN606○Y M61X6○D4L M61X6○D4Y DVUS606L DVUS606Y MX6G□B○ 15W 100V 200V MUSN715○L MUSN715○Y M71X15○D4L M71X15○D4Y DVUS715L DVUS715Y MX7G□B○ 25W 100V 200V MUSN825○L MUSN825○Y M81X25○D4L M81X25○D4Y DVUS825L DVUS825Y MX8G□B 40W 100V 200V MUSN940○L MUSN940○Y M91X40○D4L M91X40○D4Y DVUS940L DVUS940Y MX9G□B 60W 100V 200V MUSN960○L MUSN960○Y M91Z60○D4L M91Z60○D4Y DVUS960L DVUS960Y MZ9G□B MY9G□B 90W 100V 200V MUSN990○L MUSN990○Y M91Z90○D4L M91Z90○D4Y DVUS990L DVUS990Y MZ9G□B MY9G□B ■ギヤヘッドの品名の□の中には減速比が入ります。○は A 及びブランクとなります。 ■ユニット品名、モータ品名の○印内が G の場合はギヤ軸、S の場合はストレート軸を示します。 ユニット品名の見方 MUSN 6 06 ○ L 英字(1桁) L;100V Y;200V 英字(1桁) G;ギヤ軸 S;ストレート軸 英字(2桁) 06;6W 25;25W 40;40W 60;60W 90;90W 英字(1桁) 6;60㎜角 7;70㎜角 8;80㎜角 9;90㎜角 英字(4桁) MUSN;ユニットタイプ USシリーズ −4− −5− ご使用いただく前に ご使用いただく前に(つづき) 設置場所のご注意 運転時のご注意 使用温度範囲−10∼40℃、湿度は 85% RH 以 下の所で使用してください。 次のようなところは避けてください。 ● 長時間直射日光の当たるところ(屋外など) ● 振動・衝撃の激しいところ。(5m/s2 以上) ● ほこりや湿気の多いところ。 ● 引火性ガス・腐食性ガスの発生するところ。 ● 多量の静電気が発生するところ(成形・粉体・流 体材料を扱う設備の近くなど) 。 ● 強い電界が加わるところ(放送機器や高周波ウェ ルダ機器の近くなど) 。 必要に応じ十分なシールドをしてください。 ● 第三者が触れる恐れのある場合は、施錠できる 制御盤の中に設置してください。 ● コントローラの周辺には可燃物を置かないでくだ さい。 ● モータの外被温度は 90℃以下で使用してくださ い。モータの外被温度は周囲温度・負荷の状態・ 起動停止の頻度によって決まります。モータの 外被温度が 90℃をこえる場合は、さらに出力の 大きいモータを使用してください。 (モータの外被温度の測定は温度計・熱電対・ サーモテープなどで行ってください。) ● つまみスイッチは、無理に強く回したり、強く操 作しないでください。 ●速度設定が「0」でも電源の容量が小さい場合や、 電源 OFF の時間が短い場合などは、電源投入 時モータ軸がわずかに回転する場合があります ので注意してください。 ● 速度調整ボリウムのつまみを外さないでください。 ● モータの電動ファンを停止させるには、コント ローラの元電源を切ってください。 薬品・油・水などのご注意 ● アルコール・ベンジン・シンナーなどの有機溶剤および切削油・グリースなどの油類やアンモニ ア・苛性ソーダといった強アルカリ性物質などの付着に注意し、それらの雰囲気では使用しない でください。 ● 内部に水や油などが入らないようにしてください。防水構造ではありません。 ● 濡れた手で操作しないでください。 ● モータコネクタには油・グリース・水など付着しないようにしてください。 耐電圧試験・インパルス電圧試験 ● 制御盤に組み込まれた状態でラインーアース間の耐電圧試験・インパルス電圧試験・絶縁抵抗測 定などをする場合は、フレームグランド線を外して、電源コードの 2 本を短絡してから行ってく ださい。 ノイズ対策 電源関係のご注意 サーマルプロテクタ ● スピードコントローラおよびモータは、電源電圧 に合ったものを使用してください。 ● 長時間使用しないときは、必ず電源を切ってくだ さい。 ● 小容量のスライダックやトランスを使用すると故 障や誤動作を起こす場合がありますので注意して ください。 ● 下記の機種では、モータにサーマルプロテクタ (自動復帰形)が内蔵されています。 MUS960○FL、MUS960○FY MUS990○L、MUS990○Y モータが過熱しサーマルプロテクタが動作します と、運転を停止します。次にモータの温度が下 がると再起動します。 外来ラインノイズにより誤動作する場合、次のように市販のノイズフィルタを使用すると効果 があります。 AC AC コントローラ 配線上のご注意 ● コントローラには保護装置が付いておりません。 安全のため過電流保護装置・漏電遮断器・温度 過昇防止装置を設置してください。 ● サイリスタなどで制御される高容量の電気炉・溶 接機および、高周波・大電力で駆動される機器 との平行配線や同一配線は避けてください。 誤動作する場合があります。 ● 民家から離れた山小屋・ビニールハウスなど洛 雷しやすい場所や、雷が発生しやすい地域では、 分電盤の主幹の 2 次側回路に ZNR などの「雷 サージキラー」を設置してください。 ● サイリスタにより制御していますので、ラジオや 無線装置等に電気雑音が入る場合があります。 問題になる場合は、市販のノイズフィルタを使用 してください。 市販ノイズフィルタの例 MR-2043(TOKIN 製) ● 電磁接触器や電磁開閉器を用いる場合は、接点 間にスパークキラーなどのサージ電圧保護対策 を行ってください。 ● フレームグランドは、必ず機械本体や制御盤の アース端子に接続してください。フレームグランド は、 ノイズによる誤動作防止のために必要です。 ● リード線でモータを持ち上げたり、引っ張ったり しないでください。 ● 電源コード・電源プラグを破損するようなことは しないでください。 ● コンセントや配線器具の定格を超える使い方はし ないでください。 ● 電源プラグのほこりなどは定期的にとってくださ い。 ● 電源プラグは根元まで確実に差し込んでくださ い。 ● 濡れた手で電源プラグの抜き差しはしないでくだ さい。 ● 電源プラグを抜くときは、コードを持たずにプラ グを持って抜いてください。 ● コントローラとモータを離して取り付ける場合は、 オプションの延長コードを用いてください。 最大 5m まで延長することができます。 −6− 定格電圧 を入力 FG 市販のノイズフィルタの例 MR-2043 (TOKIN製) スピードコントローラとモータの距離が長くなる場合には、外来ノイズの影響を受けやすくな ります。その場合にもノイズフィルタの設置が効果がある場合があります。 −7− ギヤヘッドの組立方法 各部の名称と運転方法 ■ 組み立て前の準備 ■ 運転方法 ① O リングがインロー部の奥に装着されていることを確認してください。 O リングが浮いた状態で組み込むと、グリース漏れの原因になります。 ② ギヤケースの端面にグリースが付着している場合はよくふき取ってください。 注)グリースが付着したまま組み立てますと、グリースがにじみ出す原因になります。 ■ 組み立て ① モータピニオンを上向きにし、モータのリード線の方向とギヤヘッドの出力軸の関 係を機器にマッチングする位置に合わせてください。 ② モータピニオンの歯先をギヤヘッドの歯に当てないように、左右にわずかに回しな がら組み込んでください。 ③ モータ・ギヤヘッドの相手機械への取り付けは、付属の「取付ねじ」を使用し、O リング のかみ込みに注意しながら、モータフランジ面とギヤヘッドインロー部端面に隙間 がないよう十分に締め付けてください。 ④「取付ねじ」の推奨締め付けトルクは下表によります。 60 角 X タイプ M4 2.0N・m □70㎜ 70 角 X タイプ M5 2.5N・m □82㎜ 80 角 X タイプ M5 2.5N・m □94㎜ 90 角 X、 Z タイプ M6 2.9N・m □104㎜ Y タイプ(90mm 角ヒンジ付)ギヤ ヘッドのモータへの組み込みは、ギヤ ヘッドに付属するネジで 90mm 角 Z タイプと同様に行います。機械へ組み 込むためのボルト、ナット、平座金は 別途ご手配ください。(M8、取付ピッ チは 36mm×110mm、締め付けト ルク 10Nm) ● 中間ギヤヘッドを組み込む作業も、直結用と同様です。ただし、中間ギアヘッドに取 付ねじは付属しておりません。オプションパーツを用意しておりますので、必要に応じ て購入店へご要望ください。 注)モータとギヤヘッドを無理に組み込んだり、モータピニオンの歯先やギヤヘッドの歯に 傷が付きますと、異常音の発生や寿命低下などの原因になります。 出力軸 〈ヒンジ付ギヤヘッド〉 〈中間ギヤヘッド〉 ギヤヘッド モータピニオン Oリング インロー部 フランジ面 ■通電表示 (通電するとLEDが点灯します。) 操作面 ■RUN/STOPスイッチ ■速度調整ボリウム ■ADJ 速度設定ボリウムを最大(右いっぱい) にした時の回転速度調整 (通常はフロントパネルの下に隠れています) 60Hz:1700r/min、50Hz:1400r/minに調整してください。 調整には+ドライバーを使用してください。 RUN ■フロントパネル (取り外し可能) ■ 回転方向の切替 ●一方向運転 スピードコントローラ裏面の端子台の結線替えにより、回転方向が変わります。端子を“CW” “CCW”どちらか一方に接続してください。 モータの出力軸側から見て 時計方向……“CW”と“COM”を接続します。 反時計方向…“CCW”と“COM”を接続します。 注意事項 ギヤヘッドと組み合せますと、ギヤヘッドの出力軸の回転方向は、減速比により、モー タの回転方向と逆になる場合があります。 ●正逆運転 “CW” “CCW”の端子にスイッチを増設しますと、正逆運転がでます。 注意事項 モータが停止してから、スイッチを切り替えてください。 モータ運転中に切り替えると過大な電流が流れ、コントローラやスイッチの故障の 原因となります。 モータ用コネクタ 中間 ギヤヘッド リード線を取り外し てください。 背 面 COM CW CCW スイッチ 仕様 ギヤヘッドの 組込例 −8− STOP High RUN/STOP スイッチを“STOP”にしますと、停止します。このスイッチは電源の開閉用ではあ りませんので、長時間使用しないときは、元電源をお切りください。なお、このコントローラに は制動機能はありません。 (外配線などによる対応もできません) スイッチ リード線 Low ■ 停止 〈フレームサイズ別の取付ねじの取付ピッチと締め付けトルク〉 フレーム ギヤヘッド ねじ 締め付け 取り付け サイズ のタイプ サイズ トルク ピッチ 1. 「モータ用コネクタ」を接続します。 2. RUN/STOP スイッチが“STOP”になっていることを確認のうえ電源コードを AC 電源に接 続します。 3. 電源を投入しますと、「通電表示」 が点灯します。 4. RUN/STOP スイッチを“RUN”にすると、モータは回転します。 RUN/STOP スイッチを中間の状態で止めずに確実に“RUN”または“STOP”側に操作して ください。 −9− ●単極双投 ON-OFF-ON ●100V電源:5A-200VAC以上 ●200V電源:3A-400VAC以上 取付方法 保守 使用環境(温度・湿度・ちりやほこり・振動など)の影響や使用部品の経年変化・寿命などから生ずる、 不測の不具合を未然に防ぐため、平素次の保守が大切です。 コントローラを取り付けるには、次の二つの方法があります。 1. 角穴を開けて取り付ける方法 取り付け機器 2ーM4または2ーø4.5 2ーM4ねじ 1. 運転が円滑に行われているか。 2. 運転中にモータが異常音を発していないか。 3. モータが異常発熱していないか。 トラブルが発生した場合は、次の表に従って点検・対策をお願いします。もし、原因がわからない 場合や、故障したと思われる場合、その他お困りの点がございましたら購入店あるいは弊社まで連 絡してください。 90 ±0.2 81+1 0 トラブルの原因とその処置 モータが回転しない 正規の電圧が印加されていますか YES 53 +1 0 コントローラ本体 取付方法 ①取り付け機器に角穴をあけます。 ②コントローラ本体とフロントパネルを組み合わせたままM4のねじとナットで固定します。 26 ±0.2 ø23 2ーM4ねじ 12 A (断面図A) 50 ±0.2 A 電圧を出力していますか ※1 YES 負荷の大きさは適当ですか YES サーマルプロテクタが働いていますか NO NO NO NO NO NO YES モータまたはコンデンサの故障 ø17 90 ±0.2 15 ±0.2 ナット ±0.2 ø6.5 90° ø3.5 本体取付ねじ M3皿ねじ4ヶ 2ーø7.5 ø7 “RUN”になっていますか YES コネクタの接続は確実ですか YES 2. 角穴を開けずに取り付ける方法 13.2 ±0.2 通電表示していますか YES NO コントローラ不良 “RUN”操作して下さい 確実に挿入して下さい コントローラ不良 負荷を軽減するか モータの容量を増加して 下さい 復帰のため休止して下さい 負荷の軽減またはモータ容量 を増加して下さい モータ外被温度が 90℃以下に なるように選定して下さい フロントパネル 4ーø3.5 (断面図A) モータが回転するが変速しない コントローラ本体 2.0以下 注意事項 取付機器の板厚は、2mm以下のものを使用してください。 取付方法 ①取り付け機器に穴を開けます。 ②スピードコントローラ本体からフロントパネルを取り外します。 ③スピードコントローラ本体をM3のさらねじとナットで固定します。 ④フロントパネルを取り付け機器に組み付け、 M4のねじとナットで固定します。 ■ コントローラとモータを離して取り付ける場合 コントローラとモータを離して取り付ける場合は、オプションの 「延長コード」 を用いてく ださい。 (13 ページ参照) 最大 5m まで延長することができます。 − 10 − 正しく配線して下さい タコジェネが断線していますか ※2 NO タコジェネが電圧を発生していますか ※3 YES YES NO タコジェネ不良 ※3 電圧測定 モータコネクタを挿 入 状 態で 桃ー桃 電線間の電圧を測定して 下さい。 モータが回転するが異常に熱くなる NO ※2 導通テスト モータコネクタを抜いて 桃ー桃 電線間の導通を確認して 下さい。 ロータの空転 コントローラ不良 電源電圧はあっていますか YES ※1 電圧測定 モータコネクタ挿入状態 でモ ータ電 線 の 白 ー 黒 、 白ー灰 電圧を測定して下さい。 〈CW時 白ー黒=100V〉 〈CCW時 白ー灰=100V〉 (200V仕様はこの倍の電圧) 機種を選定して下さい モータの内部損失によって発生した熱によってある程度熱くなることはやむを得ません。 しかし高温で運転しますと、寿命が著しく減少しますので、モータの外被温度が90℃以下 になるようにして下さい。 − 11 − トルク・回転速度特性 (代表特性) MUSN606○L 3.2/3.2 2.5/2.5 0.24/0.24 3.7/3.7 MUSN606○Y 3.2/3.2 2.5/2.5 0.12/0.12 3.7/3.7 MUSN715○L 8.9/8.9 2.9/2.9 0.60/0.56 7.4/7.4 MUSN715○Y 8.9/8.9 2.9/2.9 0.30/0.28 7.4/7.4 50Hz 2 0 20 50Hz 4.4/4.4 許容軸トルク (N・cm) □90 40W 10 0.5/0.5 始動電流 始動トルク (A) (N・cm) 23/23 MUSN940○Y 30/25 5.9/5.9 0.8/0.8 23/23 0.25 43/36 12/12 1800 外形寸法図 (コントローラ) 60Hz 使用限界線 50Hz ■ 40W以下 (コンデンサ内蔵) (110) 89 52.5 2ーø4.5 (13) 60Hz 0.05 0 始動電流 始動トルク (A) (N・cm) 2.5/2.4 1.3/1.2 0 500 1000 1500 Low High STOP RUN 1800 回転速度 (r/min) (N・cm) 50Hz 50Hz使用限界線 50 60Hz 使用限界線 60Hz 76 40 3.5 60 30 フレームグランド (2m) 20 10 0 500 1000 1500 電源コード (2m) (200V用はプラグなし) 1800 回転速度 (r/min) 50Hz使用限界線 (N・cm) 100 50Hz 80 60Hz 使用限界線 60Hz コンデンサ用リード線 (350±30mm) 20 0 41/41 (110) 89 52.5 2ーø4.5 (13) 60 40 41/41 ■ 60W以上 0 500 1000 1500 回転速度 (r/min) 1800 Low High STOP 100 50Hz 80 トルク MUSN990○L 59/54 25/25 2.9/2.9 54/54 MUSN990○Y 59/54 25/25 1.5/1.5 54/54 60Hz 60Hz 使用限界線 60 76 40 3.5 60 20 0 フレームグランド (2m) 0 500 1000 1500 回転速度 (r/min) ■ユニット品名の○印内が G の場合はギヤ軸、S の場合はストレート軸を示します。 ■モータの外被温度は 90℃以下で使用してください。 1800 電源コード (2m) (200V用はプラグなし) ■ コンデンサ ファストン187タブ (mm) 2ーø2.5穴 ø4.3穴 1.5 − 12 − 10max W D L 品 名 コンデンサの形式 DVUS960L(100V) M0PC20M20 表示 DVUS960Y(200V) M0PC5M40 DVUS990L(100V) M0PC25M20 T 1200r/min時 90r/min時 始動電流 始動トルク (A) (N・cm) H □90 90W RUN 50Hz使用限界線 (N・cm) 6.2 許容軸トルク (N・cm) 90 0.10 トルク MUSN960○Y 12/12 1500 50Hz使用限界線 0.20 0 43/36 1000 (N・m) 13/13 1.6/1.5 MUSN960○L 500 100 13/13 5.9/5.9 1200r/min時 90r/min時 0 ø22 1.0/1.0 30/25 □90 60W 1m 2m 3m 4m 5m 0.15 MUSN940○L 許容軸トルク (N・cm) コードの長さ 回転速度 (r/min) トルク 1200r/min時 90r/min時 品 名 DV0P0321 DV0P0322 DV0P0323 DV0P0324 DV0P0325 90 14/14 4.4/4.4 6W:15W:25W:40W:60W:90W 100 / 200V ± 10%(定格電圧に対して) 50Hz / 60Hz 90 ∼ 1400r/min / 90 ∼ 1700r/min 5%(標準値) ボリュームにて設定 − 10 ∼ 40℃ − 20 ∼ 60℃ 85% RH 以下(結露なきこと) 100 MUSN825○Y 14/14 60Hz 使用限界線 60Hz 出 力 定格電圧 使用電圧範囲 電源周波数 速度制御範囲 速度変動率 速度設定 使用温度範囲 保存温度範囲 使用湿度範囲 (延長コード) ø 22 MUSN825○L 1800 50Hz使用限界線 (N・cm) トルク 1200r/min時 90r/min時 1000 1500 回転速度 (r/min) オプション 80.5 □80 25W 始動電流 始動トルク (A) (N・cm) 500 0 0 許容軸トルク (N・cm) 60Hz 使用限界線 60Hz 6 4 トルク 1200r/min時 90r/min時 始動電流 始動トルク (A) (N・cm) 8 仕様 80.5 許容軸トルク (N・cm) 10 トルク 始動電流 始動トルク 1200r/min時 90r/min時 (A) (N・cm) □70 15W 50Hz使用限界線 (N・cm) 許容軸トルク (N・cm) □60 6W (50Hz の値/60Hz の値) DVUS990Y(200V) M0PC6.2M37 − 13 − L W D H T 50.2 26.7 37 36 5 50 30.5 41 41.5 50.2 31 41 42 50 30.5 41 41.5 4 5 4 外形寸法図(モータ) モータ名; M61X6○D4L M61X6○D4Y 10 □60 13 2.5 Oリング 300±30 0 ø7 リード線300±30mm 4ーø4.5 ハスバ歯車 モジュール 0.5 歯 数 6 モータ名; M71X15○D4L M71X15○D4Y ユニット名; MUSN960○L MUSN960○Y 13.6 7 2.5 300±30 ø64h7 MAXø74 ø40 2 ø8 4ーø5.5 モータ名; M81X25○D4L M81X25○D4Y 85 7 ユニット名; MUSN990○L MUSN990○Y CCW 300±30 ø75h7 MAXø86 ø40 Oリング リード線300±30mm 2.6 □80 11.3 2 ハスバ歯車 モジュール 0.5 歯 数 9 4 ø9 4 4ーø6.5 ハスバ歯車 モジュール 0.6 歯 数 9 モータ名; M91Z90○D4L M91Z90○D4Y 172 7.5 86 CW 0 ø1 20.5 2 □90 CW Oリング CCW 4 0 ø1 4ーø5.5 ■品名の○印内が G の場合はギヤ軸、S の場合はストレート軸を示します。 − 14 − 電源電圧 100V 200V CW CCW 300±30 10 リード線300±30mm □90.4 電源電圧 100V 200V □90 20.5 2 Oリング ハスバ歯車 モジュール 0.5 歯 数 7 ユニット名; MUSN825○L MUSN825○Y 7.5 40 CW CCW リード線300±30mm モータ名; M91Z60○D4L M91Z60○D4Y 150 □70 Oリング 電源電圧 100V 200V 0 ø1 4ーø6.5 300±30 80 4 ø85h7 10 CW CCW ハスバ歯車 モジュール 0.55 歯 数 9 リード線300±30mm □92 電源電圧 100V 200V □90 12.8 2 CCW ø54h7 MAXø65 ø40 7.5 CW Oリング ユニット名; MUSN715○L MUSN715○Y 105 300±30 7 ø85h7 75 MAXø95 ø40 10 モータ名; M91X40○D4L M91X40○D4Y 電源電圧 100V 200V ユニット名; MUSN940○L MUSN940○Y ø85h7 電源電圧 100V 200V ユニット名; MUSN606○L MUSN606○Y 外形寸法図 (モータ) つづき リード線300±30mm ハスバ歯車 モジュール 0.6 歯 数 9 4ーø6.5 ■品名の○印内が G の場合はギヤ軸、S の場合はストレート軸を示します。 − 15 − お問い合わせ ●お客様技術相談窓口 電話:072-870-3057・3110 受付時間:月∼金曜日 9:00 ∼ 17:00(土曜・日曜・祝祭日を除きます) 便利メモ(お問い合わせや修理の時のために、記入しておいてください) ご購入年月日 年 月 日 機 種 名 ご購入店名 電 話( ) − 〒 574-0044 IMA37N+A 大阪府大東市諸福 7 丁目 1 番 1 号 電話(代表)072-871-1212 A0596-2110