ADI8000C25

赤外線アレイセンサ Grid-EYE(AMG88)
赤外線アレイセンサ
Grid-EYE
先進のMEMS技術が生み出した高精度な赤外線センサ
特
長
8×8(64画素)で2次元エリア温度検知を実現
デジタル出力(温度値を出力可能)
小型SMDパッケージ(リフロー実装対応)
RoHS指令対応
主な用途
高機能家電(電子レンジ・エアコン)
オフィス省エネ(空調・照明制御)
デジタルサイネージ
自動ドア・エレベータ
ご注文品番体系
AMG 8 8
縦画素構成
8 : 8 画素
品 横画素構成
8 : 8 画素
増幅率
1 : ハイゲイン
2 : ローゲイン
3 : 高性能タイプ ハイゲイン
4 : 高性能タイプ ローゲイン
電源電圧
3 : 3.3 V.DC
5 : 5 V.DC
種
テーピング包装:1,000 個
商品名
画素数
動作電圧
3.3 V.DC
赤外線アレイセンサ
Grid-EYE
64
( 縦 8× 横 8 のマトリクス )
赤外線アレイセンサ
Grid-EYE
高性能タイプ
定 5.0 V.DC
3.3 V.DC
5.0 V.DC
増幅率
ご注文品番
ハイゲイン
AMG8831
ローゲイン
AMG8832
ハイゲイン
AMG8851
ローゲイン
AMG8852
高性能タイプ ハイゲイン
AMG8833
高性能タイプ ローゲイン
AMG8834
高性能タイプ ハイゲイン
AMG8853
高性能タイプ ローゲイン
AMG8854
格
項目
電源電圧
性能概要
ハイゲイン
ローゲイン
3.3 V.DC±0.3 V.DC または 5.0 V.DC±0.5 V.DC
測定対象物の温度範囲
0 °C ~ 80 °C
−20 °C ~ 100 °C
動作温度範囲
0 °C ~ 80 °C
−20 °C ~ 80 °C
保存温度範囲
−20 °C ~ 80 °C
−20 °C ~ 80 °C
設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
01 May. 2016
赤外線アレイセンサ Grid-EYE(AMG88)
絶対最大定格
項目
電源電圧
入力電圧
出力シンク電流
静電気 (Human Body Model)
静電気 (Machine Model)
特 絶対最大定格
−0.3 V.DC ~ 6.5 V.DC
−0.3 V.DC ~ VDD 値 +0.3 V.DC
−10 mA ~ 10 mA
1 kV
200 V
端子
VDD
SCL, SDA, AD_SELECT
INT, SDA
全端子
全端子
性
性能概要
高性能ハイゲイン 高性能ローゲイン
Typ.±2.5 °C
Typ.±3.0 °C
7 m 以内(参考値)
Typ. 0.05 °C 1 Hz
Typ. 0.16 °C 10 Hz
Typ.60 °
Typ.±5.6 ° 以内
Typ.4.5 mA(ノーマルモード)
Typ.0.2 mA(スリープモード)
Typ.0.8 mA(スタンバイモード)
Typ.50 ms(起動後、通信が可能となる時間)
Typ.15 s(起動後、出力が安定するまでの時間)
項目
ハイゲイン
ローゲイン
Typ.±2.5 °C
Typ.±3.0 °C
5 m 以内(参考値)
Typ. 0.08 °C 1 Hz
Typ. 0.26 °C 10 Hz
温度精度
人検知距離 ✽1
NETD ✽2
視野角
光軸ずれ
消費電流
起動時間
注)✽1 検出対象と背景との温度差は 4 °C 以上
検出対象サイズは 700×250 mm(人体想定サイズ)
✽2 中央 4 画素より算出
性能概要
項目
画素数
外部インターフェイス
フレームレート
性能概要
64(縦 8、横 8 のマトリクス)
I2C(fast mode)
Typ. 毎秒 10 フレーム または 1 フレーム
ノーマル
スリープ
スタンバイ(10 s 間欠 or 60 s 間欠)
温度出力
移動平均なし または 2 回移動平均
0.25 °C
2(I2C スレーブアドレス)
−20 °C ~ 80 °C
0.0625 °C
動作モード ✽1
出力モード
演算モード
温度出力分解能
センサアドレス数
サーミスタ出力温度範囲
サーミスタ出力分解能
注) ✽1 ノーマルモード:通常動作モード、スリープモード:検知 OFF 状態(出力読み出し不可)
、スタンバイモード:10 sec または 60 sec 間欠で 1 フレーム測定
内部回路図
3.3 V.DC or 5 V.DC
赤外線アレイセンサ
センサチップ
2
VDD
SDA
ROM
9
I2C I/F
3
SCL
Selector
Control
コンデンサ
10 μF
5
Gain
amp
GND
ADC
4
6
AD_SELECT
INT
Thermistor
GND
✽ ④ INT 端子は、通常時は VDD と同電位、割り込み発生時は GND(0 V.DC)となります。
設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
01 May. 2016
赤外線アレイセンサ Grid-EYE(AMG88)
画素配列と視野
(2) 視野
センサの視野(Typical)は下図のとおり。
(1) 画素配列
1 から 64 までの画素の配列は下図のとおり。
64 63 62 61 60 59 58 57
56 55 54 53 52 51 50 49
48 47 46 45 44 43 42 41
40 39 38 37 36 35 34 33
32 31 30 29 28 27 26 25
縦方向の視野角60°
横方向の視野角60°
24 23 22 21 20 19 18 17
光
学
特
16 15 14 13 12 11 10
9
8
1
7
6
5
4
3
2
性
(1) 各画素の視野中心角
センサの光学中心(下グラフの原点)のずれ:
Typ. ± 5.6°以内(横方向、縦方向ともに)
(2) 各画素の視野角(半値角)
中心の 4 画素(画素番号 28、29、36、37)の
視野角(半値角):
横方向 Typ. 7.7 °
縦方向 Typ. 8 °
40
20
20
各画素の横方向視野角
縦方向視野中心角
−40
20
10
−20
−30
−10
0
0
10
20
30
40
各画素の縦方向視野角
30
15
10
5
(° )
(° )
10
5
0
0
1
−10
15
5
9
13 17 21 25 29 33 37 41 45 49 53 57 61
1
画素番号
5
9
13 17 21 25 29 33 37 41 45 49 53 57 61
画素番号
(° )
−20
−30
−40
横方向の視野中心角 (° )
法
図
外形寸法図
8
1
品番
(AMG88を省略して表記)
5.3
8.0
P
51
11.6
7
ロットNo.
8.9
端子番号 名 称
NC
1
SDA
2
SCL
3
INT
4
5 AD_SELECT
GND
6
NC
7
端子番号 名 称
NC
8
VDD
9
AVDD-PC
J
NC
K
DVDD-PC
L
VPP
M
NC
N
11.0±0.05
(0.75)
N
レンズ
□2.6
3.6
2.0
推奨基板パッド
3.5
8.7
寸
10-0.7
✽4隅
4-0.8
P1.27±0.05×4=5.08
4.3
1.5
注)NC:フローティング状態でご使用願います。
⑨端子と⑬端子は内部結線されています。
14-0.5
7
13-2.0
7.8
3.0
1
N
P1.27×4
10.9
8
指示外公差± 0.2
単位:mm 設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
01 May. 2016
赤外線アレイセンサ Grid-EYE(AMG88)
回
路
図
(1)センサの I2C スレーブアドレスを 1101000 に設定する場合
※⑤端子(AD_SELECT 端子)を GND に接続してください。
(2)センサの I2C スレーブアドレスを 1101001 に設定する場合
※⑤端子(AD_SELECT 端子)を VDD に接続してください。
VDD
10 μF±20%
GND
1 μF±10%
20 Ω±5%
JAVDD-PC
9VDD
10 kΩ±5%
10 kΩ±5%
2SDA
3SCL
4INT
5AD_SELECT
6GND
MVPP
LDVDD-PC
JAVDD-PC
9VDD
1.5 μF±10%
10 μF±20%
GND
1 μF±10%
マイコンなどへ
マイコンなどへ
マイコンなどへ
20 Ω±5%
MVPP
LDVDD-PC
2SDA
3SCL
4INT
5AD_SELECT
6GND
マイコンなどへ
マイコンなどへ
マイコンなどへ
10 kΩ±5%
10 kΩ±5%
10 kΩ±5%
10 kΩ±5%
10 kΩ±5%
VDD
1.5 μF±10%
本回路は赤外線アレイセンサ Grid-EYE を駆動する回路例であり、当社として本回路によって生じた損失に対しては何ら
責任を負いません。
包装形態(テーピング包装)
テープ形状および寸法
テーピングリール形状および寸法
16.0±0.3
21.5±1.0
17.5±1.0
0.35±0.05
+0.1
0
トップテープ
f1.5
f380.0±2.0
1.75±0.1
f80.0±1.0
7.5±0.1
f1.5 +0.1
0
4.0±0.1
f13±0.2
2.0±0.1
12.6±0.1
16.0±0.1
引き出し方向
エンボスキャリアテープ
9.0±0.1
単位:mm
4.7±0.1
使用上のご注意
■ 原理的に注意すべき点
赤外線アレイセンサは、赤外線量を検出するサーモパイル型
赤外線センサです。一般的に以下のような場合には温度精度
が低下しますのでご注意ください。必ず実際の使用状態にて
性能および信頼性をご確認していただき、必要に応じて温度
補正を実施してください。
・ センサ実装位置の近傍に発熱体がある場合。
・ センサ本体に温風、冷風があたる場合。
・ センサ本体の温度が急激に変化した場合。
・ ガラス、アクリル、湯気などの遠赤外線を透過しにくい物
体が、
センサと検知物体の間にある場合。
・センサ本体のレンズに、遠赤外線を透過しにくい物体(異
物や水滴など)が付着した場合。
■ 使用環境について
1) 温度:定格をご参照ください。
2) 湿度:15 % ∼ 85 %RH(結露、氷結はお避けください)
3) 気圧:86 ∼ 106 kPa
4) センサ本体に振動や衝撃が加わると損傷により動作不良、
性能劣化を招きますのでご注意ください。また、レンズ
に荷重や衝撃が加わると損傷により動作不良、性能劣化
を招きますのでご注意ください。
5) 本製品は防水、防塵構造ではありません。したがいまし
て使用環境に応じて防水、防塵、結露、氷結の対策を講
じた上でご使用ください。なお、結露した場合は、熱源
検知の応答性が数秒程度遅延する可能性がございます。
6) 周囲に腐食性ガス(有機溶剤系ガス、亜硫酸系ガス、硫
化水素系ガスなど)の存在する場所でのご使用、保管は、
動作不良や性能劣化の恐れがありますので避けてくださ
い。
7) 外部サージ電圧が加わりますと内部回路が破壊すること
がありますので、サージ吸収素子などをご使用ください。
8) 静電気やカミナリ、携帯電話、アマチュア無線、放送局
などの電気的雑音によって誤動作する場合があります。
9) 使用周囲温度(湿度)範囲につきましては、センサを連
続的に動作させることのできる温度(湿度)範囲ですが、
温度により湿度範囲が異なりますので、次頁に示す湿度
範囲でお願いします。また限界付近での連続使用は避け
てください。この温度範囲は耐久性能を保証するもので
はございません。
■ その他取扱いについて
本仕様は製品単体の仕様ですので、実際に使用するにあたっ
ては信頼性を高めるために、実使用状態での性能および品質
確認を十分お願いします。
1)本製品を単品落下されますと、機能障害を生じることが
ありますので、単品落下されたものはご使用にならない
でください。
2) 指定のレジスタ、ビット以外に書き込みをされますと、
動作不良や性能劣化の恐れがありますのでご注意くださ
い。(お問い合わせください)
3) 温度範囲、接続方法に間違いがありますと故障の原因に
なりますのでご注意ください。
設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
01 May. 2016
赤外線アレイセンサ Grid-EYE(AMG88)
4) 高周波の振動がセンサ本体に加わると故障の原因になる
可能性がありますので、以下に挙げる例のような衝撃が
加わった製品はご使用にならないようお願いします。
・金属製の物体への接触
・センサ同士の接触
5)静電気によって本製品が破壊することがあります。取り
扱いには次のようなことにご注意ください。
・ プラスチック系の容器は帯電しやすいため、保存およ
び運搬には 使用しないでください。
・ センサの保存および運搬は、静電気の発生しにくい環
境(例えば湿度 45 ∼ 60 %)にし、導電性包装材に
て保護ください。
・ 製品の包装開封後は、静電気対策を実施ください。
(1)センサを取り扱う作業者は、静電性衣服を着用し人
体アースを取ってください。
(2)作業台上に導電性のある板を張り、測定器、治具な
どはアースを取ってください。
(3)はんだごてはリーク電流の少ないものを使用する
か、先端をアースしてください。
(4)ユーザー様機器組立に使用する設備類もアースを
取ってください。
・電源には安定化電源をご使用ください。電源重畳ノイ
ズにより誤動作する場合があります。
■ 使用周囲温度(湿度)範囲について
使用周囲温度(湿度)範囲につきましては、センサを連続的
に動作させることのできる温度(湿度)範囲ですが、温度に
より湿度範囲が異なりますので、下記に示す湿度範囲でお願
いします。また限界付近での連続使用は避けてください。一
般的に高温度、高湿度の環境下では電子部品などの劣化が加
速されますのでご採用の際は事前に使用される環境を想定し
た信頼性の確認をお願いします。
・ この湿度範囲は耐久性能を保証するものではありません。
ハイゲインタイプ
ローゲインタイプ
湿度
(%RH)
湿度
(%RH)
85
85
許容範囲
0℃以下
の場合氷
結はお避
けください
−20
許容範囲
0℃以下
の場合氷
結はお避
けください
結露は
お避けください
15
0
温度 (°C)
80
−20
0℃以上の場合
結露はお避けく
ださい
温度 (°C)
T3
T1=150 ∼ 180 ℃
T2=230 ℃
T3=250 ℃以内
t1 =60 ∼ 120 秒
t2 =30 秒以内
T2
T1
t1
t2
3) センサの実装後に、基板の切り折りを行う際にははんだ
部に応力が発生しないようにご配慮願います。
4) はんだ付け部のリワーク
・ リワークは一度でお済ましください。
・ はんだブリッジのリワークの際はコテ先形上の平らな
コテを使い、フラックスの追加塗布は行わないでくだ
さい。
・ はんだコテ先温度は、上記の温度以下のコテをご使用
ください。
5) センサは端子が露出する構造ですので、金属片などが端
子に触れると出力の異常を引き起こします。
金属片や手など触れることなきようご注意願います。
6) はんだ付け後、基板の絶縁劣化を防止するためコーティ
ング実施する際、センサに薬剤が付着しないよう配慮く
ださい。
■ 結線について
1) 結線は端子接続図の通り正確に行ってください。特に、
電源逆接続は製品の破損や劣化が起こりますのでご注意
ください。
2) 空き端子には結線しないでください。センサ故障の原因
となります。
3) ケーブル配線をご使用の場合は、ノイズの影響を防止する
ためにシールド線を使用し、極力短い配線をお薦めします。
■ 洗浄について
超音波を使用した洗浄は、結線の断線を生ずる可能性があり
ますのでお避けください。
15
0
・ セルフアラインメントが期待できないことがございますの
で、端子とパターンの位置あわせは慎重に行ってください。
・ プロファイルの温度は、端子部近傍のプリント基板で
測定した値といたします。
・ センサのリフロー後、基板裏面にリフローはんだを行う場
合、例えば接着剤などでの固定処理を実施してください。
80
■ 輸送と保管について
■ 実装について
製品が十分に固定できるようなプリント基板ランドを採用く
ださい。弊社推奨のプリント基板は FR4
(厚み 1.6 mm)
です。
推奨以外のプリント基板への実装に関しましては、ご使用に
際し、事前に十分な性能および品質確認をお願いします。
・ 本製品への供給電源に大きなノイズがのっている場合には誤
動作の原因となる事があります。特に耐電源重畳ノイズ性を
確保するために、センサ入力端子間(VDD-GND 間)には
センサの直近(パターン配線長 20 mm 以内の位置)に推
奨コンデンサを設置ください。ただし、実機上でご確認の上、
最適なコンデンサ容量の再選定をお願いいたします。
・ センサ本体上面(品番捺印面)は GND となっております
ので、他電子部品などの金属部が接触しないようご注意く
ださい。
■ はんだ付けについて
はんだ付けに際しては、外部からの熱の影響をできる限り少
なくするようにご配慮ください。熱変形による破損、特性変
動の恐れがあります。フラックスは非腐食性のロジン系をご
使用ください。
1) 手はんだ
・ はんだこて先端温度 350 ∼ 400 ℃(30 ∼ 60 W)
で 3 秒以内で実施ください。
・ 端子に負荷をかけてはんだ付けをされた場合、出力が
変化する恐れがございます。
・ こて先のクリーニングを十分に行ってください。
2) リフローはんだ
推奨リフロー温度プロファイル条件を以下に示します。
・ クリームはんだの印刷方式は、スクリーンはんだ印刷
方式をお勧めいたします。
・ プリント基板フットパターンは、プリント基板推奨仕
様図をご参考ください。
1) 輸送中に極度の振動や衝撃を与えますと、本体が破損す
るおそれがありますので、外装箱およびリールは丁寧に
扱ってください。
2) 保管環境が極端に悪い場合、はんだ付け性の低下、外観
不良、特性劣化を生じるおそれがありますのでご注意く
ださい。保管場所については、以下の条件を推奨いたし
ます。
・ 温 度 :0 ∼ 45℃
・ 湿 度 :70%RH 以下
・ 雰囲気 :亜硫酸ガスなどの有害物質がなく、ほこりが
少ないこと。
3) 本センサは湿度に敏感であるため防湿包装をしておりま
すが、保管の際には以下の点にご注意ください。
・ 防湿密封包装パック開封後は、すみやかにご使用くだ
さい。
(1 週間以内 ≦ 30 ℃ 60 %RH)
・ 防湿密封包装パック開封後に長期保管される場合は、
シリカゲルを入れた防湿袋などでの防湿包装を推奨し
ます。
(3 ヶ月を目安としてください。)
※吸湿した状態ではんだ実装時の熱ストレスを加えると、
水分が気化 , 膨張し、パッケージ内部の応力が増大し、
パッケージ表面に膨れやクラックなどが起こる場合があ
りますので、はんだ付け条件と合わせてご注意願います。
■ 特記事項
本品の品質管理には最大限の注力をいたしますが、以下につ
きましても、ご留意下さい。
1) 本仕様書記載以外の事項での不測の事態の発生を可能な
限り防止するために、貴社製品の仕様並びに需要先、本
品の使用条件、本品の取り付け部の詳細などをご提示い
ただきますようお願いいたします。
設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
01 May. 2016
赤外線アレイセンサ Grid-EYE(AMG88)
2) 万一、本品の品質不良が原因となり、人命並びに財産に
多大の影響が予測される場合には、本仕様書記載の保証
特性・性能の数値に対し余裕を持たれ、かつ二重回路な
どの安全対策を組み込んでいただくことは、製造物責任
の観点からもお勧めします。
3) 本品の品質保証期間は貴社納入後 1 年間とし、本仕様書
に記載された項目とその範囲内に限定させていただきま
す。貴社納入後に万一、本品に弊社の責による瑕疵が明
らかになった場合には、誠意をもって代替品の提供、ま
たは本品の瑕疵部分の交換、修理を本品の納入場所で速
やかに行わせていただきます。ただし、次の場合はこの
保証の対象から除かせていただきます。
・ 納入品の故障や瑕疵から誘発された他の損害の場合。
・ 貴社納入後の取扱い、保管、運搬(輸送)において、
本仕様書記載 以外の条件が本品に加わった場合。
・ 貴社納入時までに実用化されていた技術では、予見す
ることが不 可能であった現象に起因する場合。
・ 地震・洪水・火災・紛争など弊社に責のない自然或いは、
人為的 災害による場合。
■ 輸出管理
【日本国内のお客様へ】
本品は日本の“外国為替および外国貿易法”で定めら
れた規制貨物に該当します。本品を日本から輸出され
る時、または国外に持ち出される時は、日本政府の輸
出許可が必要です。(2015 年 8 月現在)
本品を目的用途以外には使用しないでください。また、
余剰品や在庫品を処分する場合は、第三者へ転売せず
再利用できない形で処分してください。
【日本国以外のお客様へ】
本品は、日本国の安全保障貿易管理に係わる法令(外
国為替および外国貿易法)の規制品です。本品を貴社
に転売・提供するのに際して、弊社は日本国政府の許
可を受けて輸出しています。本品を目的用途以外には
使用しないでください。輸出される場合は、貴国の法
令により規制される可能性がありますのでご注意くだ
さい。また、余剰品や在庫品を処分する場合は、第三
者へ転売せず再利用できない形で処分してください。
安全に関するご注意
ケけがや事故防止のため、以下のことを必ずお守りください。
定格、環境条件など仕様範囲を越えて使用しないでください。
仕様範囲を越えて使用した場合、異常発熱、発煙などで回路損傷による事故の恐れがあります。
リード線の接続につきましては、仕様図などでピン配置をご確認の上、正しく接続してください。
誤った接続をされますと、予期せぬ誤動作、異常発熱、発煙などで、回路損傷の原因となる恐れがありますので、ご注意ください。
赤外線アレイセンサを分解もしくは改造して使用しないでください。
センサの故障モードとして、ショート〈短絡〉、オープン〈開放〉モードがあります。
ショート〈短絡〉モードの場合、温度上昇の発生が考えられます。
安全上、特に重要な用途には、保護回路、保護装置などによる安全などの適切な措置をご配慮ください。
・ 各種安全機器や安全装置
・ 交通信号機
・ 防犯、防災装置
・ 列車、自動車などの制御やその安全に関する装置
・ 本センサの出力を用いて温度制御をする用途など
ご購入の前に
このカタログに記載の商品の標準価格には、消費税、配送、設置調整費、使用済みの商品の引き取り費用などは含まれておりません。
商品改良のため、仕様・外観は予告なしに変更することがありますのでご了承ください。
本品のうち戦略物資(または役務)に該当するものは、輸出に際し、外為法に基づく輸出(または役務取引)許可が必要です。
詳細は当社までご相談ください。
このカタログの記載商品の詳細については、販売店、専門工事店または当社にご相談ください。
設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
01 May. 2016