本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 富士通半導体デバイス SUPPORT SYSTEM SS01-71049-1 DSU-FR エミュレータ BGA-660P アダプタ MB2198-300 取扱説明書 はじめに ■ 本書の目的と対象読者 このたびは , DSU-FR エミュレータ BGA-660P アダプタ (MB2198-300) *1 をお買い上げい ただきまして誠にありがとうございます。 本製品は , DSU-FR エミュレータ LQFP-176P 用ヘッダタイプ 3 (MB2198-301) *2 などと 併せて使用し , DSU-FR エミュレータ (MB2198-01) *3 および FR-DSU ケーブル (MB219810) *4 と , 富士通 FR *5 マイクロコントローラ MB91460 シリーズを使用したユーザシステ ムとを接続する製品です。 本説明書は , DSU-FR エミュレータ BGA-660P アダプタの取扱いについて説明したもの です。ご使用いただく前に必ずお読みください。 また , 本製品に対応する量産 MCU および評価 MCU については , 弊社営業担当部門また はサポート部門へお問い合わせください。 *1 : 以降 , アダプタと称します。 *2 : 以降 , ヘッダボードと称します。 *3 : 以降 , エミュレータと称します。 *4 : 以降 , DSU ケーブルと称します。 *5 : FR は , FUJITSU RISC CONTROLLER の略で富士通株式会社の製品です。 ■ 安全にご使用していただくために 本書には , 本製品を安全にご使用いただくための重要な情報が記載されています。本製 品をご使用になる前に必ずお読みいただき , ご使用の際には説明に従い正しくお使いくだ さいますようお願い申し上げます。 特に , 本書冒頭の「本書に掲載の製品に対する警告事項」, および 「2. 使用上の注意」 をよ く熟読され , 安全のための確認を十分行った上で , 本製品をご使用ください。 なお , 本書は , 本製品ご使用中 , いつでもご覧頂けるように大切に保管してください。 ■ 保証と責任 本製品の仕様については , 事前の通告なしに変更されることがあります。 また , 本製品を使用した結果の影響に関しましては , 直接的 , 間接的に関わらず一切の 責任を負いかねますので , あらかじめご了承ください。 ■ 製品の使用環境 本製品は , 動作温度 5 °C ∼ 35 °C, 動作湿度 20%∼ 80%です。高温 , 多湿を避け , 結露の ないようにしてください。 本製品は , 筐体のないプリント板ユニットであり , すべての電子部品が露出しています。 したがって , 製品の上に物を乗せたり , 製品の金属部分に人体や電気を帯びている物質 を接触させたりしないでください。さらに , 電源投入後はショートの恐れのあるもの , 燃え やすいもの等は製品から遠ざけるよう心掛けてください。 できるだけ水平にして使用し , 振動の激しい場所 , ほこりや爆発性のガスが周囲にある ような場合では動作させないでください。 なお , 上記の使用環境外でご使用になられた場合 , 使用者および周囲の身体や財産等に 予期しない損害を生じる恐れがあります。 また , 故障等のため再輸送を行う場合 , 納入時の梱包材料をそのままお使いになれます ので保存しておくと便利です。 ■ 関連マニュアル 次のマニュアルを併せてご覧ください。 • DSU-FR エミュレータ MB2198-01 ハードウェアマニュアル • DSU-FR エミュレータ DSU-FR ケーブル MB2198-10 取扱説明書 • DSU-FR エミュレータ LQFP-176P ヘッダタイプ 3 MB2198-301 取扱説明書 i ■ 本書に掲載の製品に対する警告事項 本マニュアルに掲載している製品に対して下記の警告事項が該当します。 警告 正しく使用しない場合 , 死亡するまたは重傷を負う危険性があること , または , お客様のシステムに対し , 故障の原因となる可能性を示しています。 感電・故障 本書に記載されている全ての作業は , システムの全ての電源を切断した状態で 行ってください。電源を投入したまま作業を行うと , 感電や機器の故障の原因 となる場合があります。 感電・故障 電源投入後は , 本製品の金属部分に身体が触れないようにしてください。 金属部分に身体が触れると , 感電や機器の故障の原因となる場合があります。 注意 正しく使用しない場合 , 軽傷 , または中程度の傷害を負う危険性があることと , 本 製品や接続された機器が破壊されたり , データなどのソフトウェア資産やその他 財産が破壊されたりする危険性があることを示しています。 けが・故障 本製品を移動する場合は , 必ず全ての電源を切断し , ケーブルを取り外し , 作業は 足元に注意して行ってください。また , 振動の激しい場所や傾いた場所など , 不 安定な場所では使用しないでください。 本製品が落下し , けがや故障の原因となることがあります。 けが 本製品にはやむなくショートプラグ等の尖った部分が露出した箇所があります。 尖った部分でけがをしないよう , 十分注意して取り扱ってください。 故障 本製品の上に物を乗せたり , 本製品に衝撃を与えたりしないでください。また , 電源投入後は , 持ち運んだりしないでください。 過重や衝撃により , 故障の原因となることがあります。 故障 本製品は , 多くの電子部品を使用しているため , 直射日光や高温・多湿を避け , 結 露のないようにしてください。また , ほこりの多い場所や , 長時間強い磁界や電 界のかかる場所での使用や保存は避けてください。 使用環境または保存環境による故障の原因となることがあります。 故障 本製品は , 仕様範囲以内でお使いください。 一般仕様の範囲外で動作させると , 故障する恐れがあります。 故障 本製品は , 静電破壊防止のため , コネクタの金属部分に指や物を触れないように してください。また , 本製品に触れる前に , 金属製のもの ( ドアノブなど ) に触れ るなどして人体の静電気を放電してください。 故障 電源の投入および切断は , 本説明書に記載された順序に従って行ってください。 特に , 電源の投入は , 必要なすべての接続が終了してから行ってください。 また , 本製品の設定方法および使用方法は , 本説明書に従ってください。 誤った使用は , 故障の原因となることがあります。 故障 本製品の各種ケーブルの抜き差しは , 必ず電源を切断してから行ってください。 また , ケーブルを抜く場合は , 必ずケーブルのコネクタ部を持って抜いてくださ い。ケーブル部を引っ張ったり折り曲げたりすると , ケーブル芯線の露出や断線 による故障の原因となることがあります。 故障 MCU ソケットは , 評価 MCU を誤った方向と位置に実装できる構造となっていま す。評価 MCU の実装方向には十分注意して実装してください。 故障 本製品は筐体を持たないため , 保存時は梱包箱に納めておくことをお勧めします。 また , 再輸送を行う場合 , 製品が損傷し , 故障の原因となる恐れがありますので , 納入時の梱包材料を保存し , ご使用ください。 ii • 本資料の記載内容は, 予告なしに変更することがありますので, ご用命の際は当社営業担当部門にご確認く ださい。 • 本資料に記載された動作概要や応用回路例は, 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので, 実 際に使用する機器での動作を保証するものではありません。従いまして , これらを使用するにあたっては お客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害などについては , 当社 はその責任を負いません。 • 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財 産権やその他の権利の使用権または実施権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用に ついて , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うものではありません。従い まして , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を 負いません。 • 本資料に記載された製品は, 通常の産業用, 一般事務用, パーソナル用, 家庭用などの一般的用途に使用され ることを意図して設計・製造されています。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保され ない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途(原子力施設 における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持 のための医療機器 , 兵器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求 される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・製造されたものではありません。し たがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に当社営業担当部門までご相談ください。 ご相談なく使用されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承くださ い。 • 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火 災事故 , 社会的な損害を生じさせないよう , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設 計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 • 本資料に記載された製品が , 「外国為替および外国貿易法」に基づき規制されている貨物または技術に該 当する場合には , 本製品を輸出するに際して , 同法に基づく許可が必要となります。 ©2006 FUJITSU LIMITED Printed in Japan iii 1. 製品の概要 1.1 概要 本製品は , DSU-FR エミュレータのオプション製品で , 富士通 FR ファミリ マイクロコ ントローラを使用したユーザシステムの開発を支援するための製品です。 アダプタの主な特長は以下のとおりです。 • BGA-660P アダプタはアダプタ , AC アダプタで構成されます。 • アダプタ上に評価 MCU 用 IC ソケット (BGA-660 ピン , パッケージコード:BGA-660PM02) が搭載されています。 • ヘッダボードと併せて使用し , エミュレータとユーザシステムとを接続します。 • アダプタへの電源は , AC アダプタとヘッダボードとを経由してユーザシステムから 2 系統を供給します。 • 2 系統 (VCC3, VCC5) のユーザ電源を監視し , ユーザ電源電圧に +1 V した電源 2 系統 (VCC3H, VCC5H) をヘッダボードに供給します ( 上限値:5.4 V, 下限値:4.0 V) 。 • 評価MCUのVCC3端子には, 3.5 V固定もしくは3.15 Vを下限としてUVCC3に追従す る電源を接続します。接続する電源の選択はショートプラグを用います。 MB91V460 使用時は 3.5 V 固定とします。 • アダプタ上より供給する各電源 (VCC3H, VCC5H および評価 MCU の VCC3 に供給す る電源 ) は , ユーザシステムの VCC3 もしくは VCC5 を監視しシャットダウン電圧 以下となったとき , シャットダウンします ( 初期値 2.5 V, 調整可能 ) 。 • 内部 ROM エミュレーションメモリ機能をサポート • 外部トレース機能をサポート 1 1.2 システム構成 アダプタは , エミュレータ , ヘッダボードなどと併せて使用します。また , ユーザシステ ムに接続して使用します 本製品のシステム構成図を図 1.1 に示します。 ホストコンピュータ 外部トリガ / プログラム実行 汎用測定機 AC in AC アダプタ DSU-FR エミュレータ 本体 DSU-FR ケーブル AC in AC アダプタ 評価 MCU アダプタ ユーザシステム ヘッダボード 図 1.1 システム構成図 エミュレータを使用するためには , ホストコンピュータとエミュレータデバッガソフト が別途必要です。 また , アダプタとヘッダボードとの接続方法は 「3. , 接続方法」を参照して ください。 エミュレータやアダプタなどの仕様に関しては , 各製品のハードウェアマニュアルまた は取扱説明書を参照してください。 2 1.3 外観および各部名称 アダプタの外観および各部の名称を図 1.2 に示します。なお , 図 1.2 は出荷時の状態を表 します。 (20) (21) (22) (23) (24) (26) (25) (27) (28) (29) (30) (1) (19) (18) (17) (16) (15) (14) (13) (2) (12) 番号 (11) (10) (9) (8) (7) 名称 (6) (5) (4) 番号 (3) 名称 (1) ソケット実装抵抗器 (10 kΩ) (16) 水晶発振子用 IC ソケット (2) VCC5 ショートプラグ (17) モニタピン A グループ (3) プルアップ抵抗 (10 kΩ) (18) X0/X1, X0A/X1A 設定ショートプラグ (4) MCLKI/MCLKO ショートプラグ (19) 評価 MCU 用 IC ソケット (5) P10_7 ショートプラグ (20) 評価 MCU 設定ショートプラグ (6) MONCLK モニタピン (21) EDSU_BREAKX スイッチ (7) VCC3SEL ショートプラグ (22) DSU コネクタ (8) VCC3H ショートプラグ (23) ツールバス設定ショートプラグ (9) シャットダウン電圧調整用半固定抵抗器 (24) C ショートプラグ (10) SHDNSEL ショートプラグ (25) P225, P243 設定ショートプラグ (11) 基準電圧設定用半固定抵抗器 * (26) P224, P242 設定ショートプラグ (12) 電源ランプ (27) ソケット実装抵抗器 (100 kΩ) (13) DC ジャック (28) ヘッダ I/F コネクタ 1 (14) 電源スイッチ (29) ソケット実装抵抗器 (100 kΩ) (15) 外 ROM エミュレーションメモリ設定 ショートプラグ (30) ヘッダ I/F コネクタ 2 * : 基準電圧設定用半固定抵抗器は出荷時に設定済みですので設定を変更しないでください。 図 1.2 外観図 3 1.4 梱包物の確認 アダプタをご使用になる前に , 以下の梱包物がすべて揃っていることを確認してくださ い。 • アダプタ ( 基盤裏面に絶縁板 , 側面に基板用足を装着 ) :1 台 • AC アダプタ :1 台 • 取扱説明書 ( 和文:本書 , 英文 ) :各 1 部 1.5 別売品 アダプタには , 表 1.1 に示す別売品があります。必要に応じて別途購入してください。 表 1.1 別売品 名 称 型 格 DSU-FR エミュレータ MB2198-01 FR-DSU ケーブル MB2198-10 LQFP-176P ヘッダタイプ 3 *1 MB2198-301 評価用 MCU *2 MB91V460 *1 : 本製品は , 別売の DSU-FR エミュレータ LQFP-176P 用ヘッダ ( 型格:MB2198-301) と組み合わせることにより , アダプタユニットとして機能します。 ヘッダボードの取扱い方法 , 使用方法 , および安全に使用するための注意事項などに ついては ,「DSU-FR エミュレータ LQFP-176P ヘッダタイプ 3 取扱説明書」を参照し てください。 *2 : 評価 MCU はアダプタに接続して使用します。他の適合評価 MCU につきましては , 弊社営業担当部門またはサポート部門へお問い合わせください。 4 2. 使用上の注意 アダプタを使用する場合には , 以下の注意事項および制限事項を守ってください。 ■ 注意事項 • 一般仕様の範囲外で動作させると , 装置が故障する恐れがあります。仕様範囲内でお 使いください。 • アダプタの設定および使用方法は , 本書に従ってください。 • 動作時の温度 , 湿度ならびに保存時の温度 , 湿度を表 2.1 に示します。 表 2.1 動作 • 保存環境 温 度 湿 度 動作時 5 °C ∼ 35 °C 20 % ∼ 80 % ( ただし , 結露しないこと ) 保存時 0 °C ∼ 70 °C 20 % ∼ 80 % ( ただし , 結露しないこと ) ■ 制限事項 アダプタ全般の制限事項を以下に示します。 • アダプタ上のショートプラグの設定はアダプタ , エミュレータ , ユーザシステムすべ ての電源を切断した状態で行ってください。 • ユーザシステムから CLK 信号を評価 MCU に供給する場合は , ユーザシステム側の CLK 信号の供給源として , 発振器を使用してください。 • ユーザシステムより発振器を用いて評価MCUにCLK信号を供給する際, 評価MCUの 制限事項として , X0 もしくは X1 端子をオープンと設定するよう指示がある場合 は, 指示された側のCLK信号の供給源を切り換えるショートプラグを取り外します。 X0A/X1A についても同様です。 • エミュレータ使用時は , 評価 MCU の INITX ショートプラグをエミュレータ側に設定 してください。これにより , 評価 MCU の INITX 端子はエミュレータが制御し , ユー ザシステムからのリセット入力は評価 MCU に直結せずにエミュレータを経由しま す。 このため , リセットのタイミングは実際のリセットタイミングよりも数クロック 分遅延します。また , エミュレータのリセットコマンドによるリセットでは評価 MCU のみリセットされ , ユーザシステムはリセットされません。さらに , ブレーク中 のユーザシステムからの INITX 端子への信号はエミュレータでマスクされます。 • 評価 MCU がユーザホールド / 低消費電力モード中のユーザバスの端子状態は , 評価 MCU のハードウェアマニュアルに示された状態と同様の状態になります。 • アダプタ , ヘッダボードおよびエミュレータからユーザシステムへの電源供給は行 いません。 • 内 ROM エミュレーションメモリ , 外 ROM エミュレーションメモリ , 外部トレースメ モリのデータはユーザシステムの電源切断によって失われます。 • アダプタボードはMB2198-01とDSUケーブルで接続されます。よって, MB2198-01の 持つ外部トレース機能およびパフォーマンス測定等の各種測定機能については非対 応となります。 LQFP-176P ヘッダタイプ 3 (MB2198-301) を使用し , MB91V460 を用いて MB91461 をエ ミュレーションする場合は , 以下の制限事項が追加されます。 • UVCC3が3.3 V±0.3 V, UVCC5が5 V±10 %で動作する時, 外部バスを通してユーザ システムとアクセスする場合は , EPILRx.y レジスタ ( 詳細は MB91V460 または MB91461 のデータシートを参照 ) を用いて , 外部バスの入力レベルを 5 V TTL レベ 5 ルに設定してください。 • UVCC3 が 3.3 V ± 0.3 V, UVCC5 が 5 V ± 10 %で動作するとき , P28_1, P28_2, P28_3, P28_4, を除く P28 系 , P29 系のポートはヘッダボードのレベルシフト機能の対象外 となっているため , これらの端子を汎用ポートして使用するときは 5 V I/O 端子にな ります。 • 上記を除く MB91461 のすべての I/O 端子にレベルシフト機能を挿入します。 このため , MB91461 の各 I/O 端子が 3.3 V ± 0.3 V, 5 V ± 10 % 混在で動作するよう な電源接続を MB91461 の VCC5 ( ピン番号:176, 162, 147, 133) および VCC3 に対し て行った場合でも 3.3 V ± 0.3 V で駆動するユーザシステム端子と MB91V460 との インタフェースがとれるよう , MB91V460 の対応する端子に VCC5 にてプルアップ 処理 ( 抵抗値:10 kΩ) を施しています。また , プルアップ抵抗は取り外し可能なので , 不要な場合は取り外してください。 • レベルシフト機能を挿入した各 I/O 端子が 5 V ± 10 %で動作するような電源接続を MB91461 の VCC5 ( ピン番号:176, 162, 147, 133) , VCC3 に対して行った場合 , MB91V460 に入力される信号の電圧は 4.4 V ± 0.1 V となります。 • LQFP-176Pヘッダタイプ3 (MB2198-301) を使用し, 評価MCUのVCC5に5 V±10 %を 印加する場合 , アダプタはユーザシステムからのクロック入力をサポートしていな いため , 必ずアダプタ上からクロック入力を行ってください。 • MB91V460のVCC5に3.3 V±0.3 Vを印加するとき, 外ROMエミュレーションメモリ にアクセスする際は 1 ウェイトのウェイトを挿入してください。 6 3. 接続方法 ■ 評価 MCU の接続 図 3.1 を参照して , 評価 MCU を接続します。 評価 MCU 用 IC ソケットの位置については「1.3 外観および各部名称」を参照してくださ い。 1. IC ソケット上部を垂直に押し下げます。 2. IC フックが起き上がったことを確認し , 評価 MCU を IC ソケット上に置いてください。 3. 静かに IC ソケット上部を上げ , IC フックが評価用 MCU を固定したことを確認します。 <注意事項> IC ソケット上部を押し下げる際は , 基板がたわまないように基板下を支えるなど , 取扱いに注 意してください。 インデックス表示 インデックス表示 評価 MCU 評価 MCU 固定用ラッチ 図 3.1 評価用 MCU の接続 ■ 水晶発振子の接続 図 3.2 を参照して , 水晶発振子を接続します。 水晶発振子用 IC ソケットの位置については「1.3 外観および各部名称」を参照してくださ い。 1. 水晶発振子用 IC ソケットの 1 番端子 , 8 番端子に水晶発振子を接続します。 2. 水晶発振子用 IC ソケットの 2 番端子 ( もしくは 3 番端子 ) と 4 番端子との間にコンデ ンサを接続します。 3. 各水晶発振子用 IC ソケットの 7 番端子 ( もしくは 6 番端子 ) と 5 番端子との間にコン デンサを接続します。 水晶発振子 コンデンサ コンデンサ 図 3.2 水晶発振子の接続 7 ■ ヘッダボードの接続 図 3.3 を参照して , ヘッダボードを接続します。 ヘッダI/Fコネクタ1, 2の位置については「1.3 外観および各部名称」を参照してください。 アダプタのヘッダ I/F コネクタ 1, 2 とヘッダのアダプタ I/F コネクタ 1, 2 をそれぞれ接 続します。 アダプタ 基板用足 ヘッダボード 図 3.3 ヘッダボードの接続 ■ ユーザシステムの接続 図 3.4 および図 3.5 を参照して , ユーザシステムを接続します。 1. ユーザシステム上に実装されている NQPACK176SD ( ヘッダボード付属品 ) のインデッ クス ( ▲ ) の示す 1 番ピンの位置と , ヘッダボード上のインデックス ( ▲ ) の位置を合 わせて差し込みます ( 図 3.4 を参照 ) 。 YQPACK のピンは細く曲がりやすいため , NQPACK176SD に接続する場合は , YQPACK のピンが曲がっていないことを確認して差し込んでください。 2. アダプタの基板用足の蝶ねじを緩め足の高さを調節した後 , 蝶ねじをしっかりと締め ます。 3. ヘッダボード上の4箇所のネジ穴にワッシャを通したヘッダボード固定用ネジ (各ヘッ ダボード付属品 ) を入れ , 対角にネジを締めてください ( 図 3.5 を参照 ) 。 ネジを締める際は NQPACK 添付の専用ドライバーを使用し , 順次均等に締めてくださ い。 8 基板用足 アダプタ ヘッダボード ユーザシステム 絶縁板 ヘッダボード インデックス ( ▼ ) NQPACK176SD インデックス ( ▲ ) TET 176SD YQPACK ( 半田面側に実装 ) 図 3.4 ユーザシステムの接続 ヘッダボード 固定用ネジ ワッシャ ヘッダボード YQPACK NQPACK176SD ユーザシステム 図 3.5 ヘッダボードの固定 9 ■ AC アダプタの接続 図 3.6 を参照して , AC アダプタを接続します。 DC ジャックの位置については「1.3 外観および各部名称」を参照してください。 1. AC コードを AC アダプタに接続します。 2. AC アダプタをアダプタに接続します。 3. AC プラグを AC コンセントに挿し込んでください。 DC ジャック AC アダプタ 図 3.6 AC アダプタの接続 10 4. 操作方法 各種基本設定方法および電源投入 / 切断手順について説明します。電源投入前に必ずお 読みください。 また , シャットダウン電圧の設定以外は , 必ずシステムのすべての電源を切 断した上で行ってください。 4.1 ショートプラグの設定 ■ VCC5 ショートプラグの設定 図 4.1 に VCC5 ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。アダプタ上 の VCC5 ショートプラグの位置については「1.3 外観および各部名称」を参照してください。 本ショートプラグで評価 MCU の VCC5 に接続する電源を選択するほか , VCC5 に接続 する電源を監視し , 1 V を加えた電源を VCC5H としてヘッダボードに出力します。 上限値 は 5.4 V, 下限値は 4.0 V です。 S28 UVCC5 VCC5 UVCC3 名称 設定値 内容 備考 UVCC5 MB91V460 使用時 , UVCC5 評価 MCU の VCC5 に UVCC5 を に 5 V を印加する場合はこち 接続します。 らを選択します。 UVCC3 MB91V460 使用時 , UVCC3 評価 MCU の VCC5 に UVCC3 を に 5 V を印加する場合はこち 接続します。 らを選択します。 VCC5 評価 MCU を 5 V もしくは 3.3 V の単一電源で駆動する場合はどちらを選択してもか まいません。 図 4.1 VCC5 ショートプラグの設定 11 ■ MCLKI/MCLKO ショートプラグの設定 図 4.2 に MCLKI/MCLKO ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。ア ダプタ上のMCLKI/MCLKOショートプラグの位置については 「1.3 外観および各部名称」を 参照してください。 本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照 し , 使用環境に合わせて選択してください。 S30 MCLKI EVA USER EVA USER MCLKO S31 名称 設定値 内容 備考 USER F36 番端子 (MCLKI) をユーザシス テムに接続します。 EVA F36 番端子 (MCLKI) を F35 番端子 (MCLKO) に接続します。 MCLKI ( ) 内の端子名は F35 番端子 (MCLKO) をユーザシス MB91V460 の端子名です。 テムに接続します。 USER MCLKO F36 番端子 (MCLKI) を F35 番端子 (MCLKO) に接続します。 EVA 図 4.2 MCLKI/MCLKO ショートプラグの設定 ■ P10_7 ショートプラグの設定 図 4.3 に P10_7 ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。アダプタ上 の P10_7 ショートプラグの位置については「1.3 外観および各部名称」を参照してください。 本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照 し , 使用環境に合わせて選択してください。 S21 PULLUP P10_7 PULLDOWN 名称 設定値 内容 備考 E37 番端子 (P10_7) に VCC5 で 100 kΩ プルアップ処理を追加 ( ) 内の端子名は します。 P10_7 MB91V460 の端子名です。 E37 番端子 (P10_7) に 100 kΩ PULLDOWN プルダウン処理を追加します。 PULLUP プルアップ , プルダウン処理が不必要な場合はショートプラグを取り外してください。 図 4.3 P10_7 ショートプラグの設定 12 S27 3.3V VCC3SEL 3.5V ■ VCC3SEL ショートプラグの設定 図 4.4 に VCC3SEL ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。アダプタ 上の VCC3SEL ショートプラグの位置については 「1.3 外観および各部名称」を参照してく ださい。 本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照 し , 使用環境に合わせて選択してください。 名称 設定値 内容 備考 MB91V460 使用時はこちらを 選択してください。電源はア ダプタ上のレギュレータより 供給します。 3.5 V 評価 MCU の VCC3 に 3.5 V の電源を接続します。 3.3 V 評価 MCU の VCC3 に 3.15 V 電源はアダプタ上のレギュ を下限として UVCC3 に追従 レータより供給します。 する電源を接続します。 VCC3SEL 図 4.4 VCC3SEL ショートプラグの設定 ■ VCC3H ショートプラグの設定 図 4.5 に VCC3H ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。アダプタ上 の VCC3H ショートプラグの位置については「1.3 外観および各部名称」を参照してくださ い。 本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照 し , 使用環境に合わせて選択してください。 UVCC3 VCC3H UVCC5 S29 名称 VCC3H 設定値 内容 備考 UVCC3 の電位を監視し , 1 V を加え UVCC3 た電源を VCC3H としてヘッダボー ドに接続します。 上限値は 5.4 V, 下限値は UVCC5 の電位を監視し , 1 V を加え 4.0 V です。 UVCC5 た電源を VCC3H としてヘッダボー ドに接続します。 図 4.5 VCC3H ショートプラグの設定 13 ■ SHDNSEL ショートプラグの設定 図 4.6 に SHDNSEL ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。アダプ タ上の SHDNSEL ショートプラグの位置については「1.3 外観および各部名称」を参照して ください。 本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照 し , 使用環境に合わせて選択してください。 S26 SHDNSEL UVCC3 UVCC5 名称 設定値 内容 備考 UVCC3 の電位を監視し , シャット ダウン電圧以下となったとき , アダ UVCC3 プタからの電源供給 (VCC3H, VCC5H, 評価 MCU の VCC3 供給電 シャットダウン電圧の初 期値は 2.5 V です。 源 ) を切断します。 SHDNSEL シャットダウン電圧は調 UVCC5 の電位を監視し , シャット 整可能です。 ダウン電圧以下となったとき , アダ 調整範囲:1.3 V ∼ 3.1 V UVCC5 プタからの電源供給 (VCC3H, VCC5H, 評価 MCU の VCC3 供給電 源 ) を切断します。 図 4.6 SHDNSEL ショートプラグの設定 14 名称 設定値 D16 D32 S13 D32_D16SL 0 1 S12 MDENS2 0 1 S10 MDENS1 1 S11 MDENS0 0 ■ 外 ROM エミュレーションメモリ設定ショートプラグの設定 図 4.7 に外 ROM エミュレーションメモリ設定ショートプラグの製品出荷時の設定と設 定内容を示します。アダプタ上の外 ROM エミュレーションメモリ設定ショートプラグの 位置については「1.3 外観および各部名称」を参照してください。 本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照 し , 使用環境に合わせて選択してください。 内容 MDENS2 MDENS1 MDENS0 メモリディセーブル MDENS0 MDENS1 MDENS2 0 0 0 メモリディセーブル 0 0 1 メモリディセーブル 0 1 0 メモリディセーブル 0 1 1 メモリ容量を 512 KB に設定します。 1 0 0 メモリ容量を 1 MB に設定します。 1 0 1 メモリ容量を 2 MB に設定します。 1 1 0 メモリ容量を 4 MB に設定します。 1 1 1 メモリ容量を 8 MB に設定します。 D32 外 ROM エミュレーションメモリア クセス時のバス幅を 32 ビットに設 定します。 D16 外 ROM エミュレーションメモリア クセス時のバス幅を 16 ビットに設 定します。 D32_D16SL 図 4.7 外 ROM エミュレーションメモリ設定ショートプラグの設定 15 S24 EML X0A USER S25 EML X1A USER S22 EML X0 USER B B S23 EML X1 USER ■ X0/X1, X0A/X1A ショートプラグの設定 図 4.8 に X0/X1, X0A/X1A ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。ア ダプタ上の X0/X1, X0A/X1A ショートプラグの位置については 「1.3 外観および各部名称」 を参照してください。 本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照 し , 使用環境に合わせて選択してください。 X0/X1, X0A/X1A ショートプラグ X0/X1, X0A/X1A ショートプラグシルク表示 X0/X1, X0A/X1A ショートプラグと X0/X1, X0A/X1A ショートプラグシルク表示とは , 左からそれぞれ対 応します。 名称 設定値 内容 備考 USER AB35 番端子 (X1) をユーザシステムに接 続します。 ⎯ EML AB35 番端子 (X1) にアダプタボード上の 水晶発振子用 IC ソケットの X1 端子を接 続します。 LQFP-176P ヘッダタイプ 3 (MB2198301) 使用時 , 評価 MCU の VCC5 に 5V ± 10%を印加する場合はこちらを選 択してください。 USER AA36 番端子 (X0) をユーザシステムに接 続します。 ⎯ X1 X0 EML LQFP-176P ヘッダタイプ 3 (MB2198AA36 番端子 (X0) にアダプタボード上の 301) 使用時 , 評価 MCU の VCC5 に 水晶発振子用 IC ソケットの X0 端子を接 5V ± 10%を印加する場合はこちらを選 続します。 択してください。 USER AB38 番端子 (X1A) をユーザシステムに 接続します。 ⎯ EML AB38 番端子 (X1A) にアダプタボード上 の水晶発振子用 IC ソケットの X1A 端子 を接続する。 LQFP-176P ヘッダタイプ 3 (MB2198301) 使用時 , 評価 MCU の VCC5 に 5V ± 10%を印加する場合はこちらを選 択してください。 USER AA35 番端子 (X0A) をユーザシステムに 接続します。 ⎯ X1A X0A EML LQFP-176P ヘッダタイプ 3 (MB2198AA35 番端子 (X0A) にアダプタボード上の 301) 使用時 , 評価 MCU の VCC5 に 水晶発振子用 IC ソケットの X0A 端子を 5V ± 10%を印加する場合はこちらを選 接続します。 択してください。 図 4.8 X0/X1, X0A/X1A ショートプラグの設定 16 DIS EN DIS S1 ALARM_SEL EN S2 ADC_SEL DIS EN S7 FSC_DISABLE ■ 評価 MCU 設定ショートプラグの設定 図 4.9 に評価 MCU 設定ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。アダ プタ上の評価 MCU 設定ショートプラグの位置については「1.3 外観および各部名称」 を参 照してください。 本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照 し , 使用環境に合わせて選択してください。 DIS 評価 MCU 設定 ショートプラグ EN DIS S3 HWWDG_KILL EN DIS S4 FIX_ENX EN S5 CSV_KILL DIS EN S6 SRAM_SFX 評価 MCU 設定ショートプラグシルク表示 評価 MCU 設定ショートプラグと評価 MCU 設定ショートプラグシルク表示は , 左からそれぞれ対応し ます。 名称 設定値 内容 DIS AE3 番端子 (SRAM_SFX) を VCC5 に接続します。 EN AE3 番端子 (SRAM_SFX) を GND に接続します。 DIS AF3 番端子 (CSV_KILL) を GND に接続します。 EN AF3 番端子 (CSV_KILL) を VCC5 に接続します。 DIS AH2 番端子 (FIX_ENX) を VCC5 に接続します。 EN AH2 番端子 (FIX_ENX) を GND に接続します。 DIS AG2 番端子 (HWWDG_KILL) を GND に接続します。 備考 SRAM_SFX CSV_KILL FIX_ENX EN ( ) 内の端子名 は MB91V460 AG2 番端子 (HWWDG_KILL) を VCC5 に接続します。 の端子名です。 DIS AF4 番端子 (FSC_DISABLE) を GND に接続します。 EN AF4 番端子 (FSC_DISABLE) を VCC5 に接続します。 DIS AF1 番端子 (ADC_SEL) を GND に接続します。 EN AF1 番端子 (ADC_SEL) を VCC5 に接続します。 DIS AE4 番端子 (ALARM_SEL) に GND を接続します。 EN AE4 番端子 (ALARM_SEL) に VCC5 を接続します。 HWWDG_KILL FSC_DISABLE ADC_SEL ALARM_SEL 図 4.9 評価 MCU 設定ショートプラグの設定 17 ■ ツールバス設定ショートプラグの設定 図 4.10 にツールバス設定ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。ア ダプタ上のツールバス設定ショートプラグの位置については「1.3 外観および各部名称」を 参照してください。 本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照 し , 使用環境に合わせて選択してください。 ツールバス設定用ショートプラグシルク表示 PD_ON PD_ON PD_ON S19 ICD0 PD_OFF PD_OFF PD_OFF S18 ICD1 PD_ON PD_OFF S17 ICD2 PD_ON S16 ICD3 PD_OFF ICE S20 BREAK ICE S15 USER TRSTX USER S14 INITX ツールバス設定用ショートプラグ ツールバス設定ショートプラグとツールバス設定ショートプラグシルク表示は , 左からそれぞれ対応しま す。 名称 設定値 ICE INITX ICD3 ICD2 ICD1 ICD0 ユーザシステムからの INITX 信号をエミュ レータ経由で評価 MCU の INITX 端子に接続 します。 備考 エミュレータ使用時は必ずこちらに設定 してください。 USER ユーザシステムからの INITX 信号を評価 MCU エミュレータを切り離してアダプタを使 用する際はこちらを選択してください。 に直接接続します。 ICE 評価 MCU の TRSTX 端子をエミュレータにて エミュレータ使用時は必ずこちらに設定 してください。 制御します。 USER ユーザシステムからの INITX 信号を評価 MCU エミュレータを切り離してアダプタを使 の TRSTX に直接接続します。 用する際はこちらを選択してください。 TRSTX BREAK 内容 PD_ON 100 kΩ のプルダウン抵抗を接続します。 PD_OFF 100 kΩ のプルダウン抵抗を接続しません。 評価 MCU に MB91460 を使用しエミュ レータを切り離してアダプタを使用する 際はこちらを選択してください。 ⎯ 評価 MCU に MB91460 を使用しエミュ レータを切り離してアダプタを使用する 際はこちらを選択してください。 PD_ON 100 kΩ のプルダウン抵抗を接続します。 PD_OFF 100 kΩ のプルダウン抵抗を接続しません。 PD_ON 100 kΩ のプルダウン抵抗を接続します。 PD_OFF 100 kΩ のプルダウン抵抗を接続しません。 PD_ON 100 kΩ のプルダウン抵抗を接続します。 PD_OFF 100 kΩ のプルダウン抵抗を接続しません。 PD_ON 100 kΩ のプルダウン抵抗を接続します。 評価 MCU に MB91460 を使用しエミュ レータを切り離してアダプタを使用する 際はこちらを選択してください。 PD_OFF 100 kΩ のプルダウン抵抗を接続しない。 ⎯ ⎯ 評価 MCU に MB91460 を使用しエミュ レータを切り離してアダプタを使用する 際はこちらを選択してください。 ⎯ 評価 MCU に MB91460 を使用しエミュ レータを切り離してアダプタを使用する 際はこちらを選択してください。 ⎯ 図 4.10 ツールバス設定ショートプラグの設定 18 ■ C ショートプラグの設定 図 4.11 に C ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。アダプタ上の C ショートプラグの位置については「1.3 外観および各部名称」を参照してください。 本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照 し , 使用環境に合わせて選択してください。 S8 VCC3C C VCC3 名称 設定値 内容 VCC3C 評価 MCU の VCC3C 端子 ( ピン番号:AA38, Y37, Y36, Y35) にヘッダボードの VCC3C 端子 ( ヘッダ I/F コネクタ 1 の B95 番端子 ) を接続します。 VCC3 評価 MCU の VCC3C 端子 ( ピン番号:AA38, Y37, Y36, Y35) に VCC3 を接続します。 C 評価 MCU の VCC3C 端子 ( ピン番号:AA38, Y37, Y36, Y35) には個別に 0.1 µF のコ ンデンサが付加されています。 図 4.11 C ショートプラグの設定 ■ P225, P243 設定ショートプラグ , P224, P242 設定ショートプラグの設定 図 4.12 に P225, P243 設定ショートプラグ , P224, P242 設定ショートプラグの製品出荷時 の設定を示します。アダプタ上の P225, P243 設定ショートプラグ , P224, P242 設定ショー トプラグの位置については「1.3 外観および各部名称」を参照してください。 S32 P224 CN3_A6 S34 P225 CN2_B68 P242 CN3_A5 S33 CN2_B67 P243 S35 図 4.12 P225, P243 設定ショートプラグ , P224, P242 設定ショートプラグの設定 <注意事項> 各ショートプラグの設定は変更しないでください。 19 4.2 ソケット実装抵抗器の取り扱い アダプタ上には集合抵抗 (10 kΩ) が 10 個 , 単抵抗 (100 kΩ) が 4 個 , 単抵抗 (10 kΩ) が 8 個ソケット実装にて実装されています。使用する評価 MCU の仕様と , ユーザシステムの状 況によっては取り外しが可能です。各抵抗器の名称を基板上にシルク表示していますので 表 4.1 と合わせて確認してください。 表 4.1 ソケット実装抵抗器の取り扱い 抵抗器 内容 ALARM_0 L4 番端子 (ALARM_0) を 100 kΩ でプルダウン処理。 ALARM_1 L3 番端子 (ALARM_1) を 100 kΩ でプルダウン処理。 RSTX AD2 番端子 (RSTX) を 100 kΩ にてプルアップ処理。 HSTX AC3 番端子 (HSTX) を 100 kΩ にてプルアップ処理。 NMIX AD3 番端子 (NMIX) を 10 kΩ にて VCC5 にプルアップ処理。 P16_7 B26 番端子 (P16_7) を 10 kΩ にて VCC5 にプルアップ処理。 P17_4 B22 番端子 (P17_4) を 10 kΩ にて VCC5 にプルアップ処理。 P17_5 D23 番端子 (P17_5) を 10 kΩ にて VCC5 にプルアップ処理。 P17_6 D24 番端子 (P17_6) を 10 kΩ にて VCC5 にプルアップ処理。 P17_7 A25 番端子 (P17_7) を 10 kΩ にて VCC5 にプルアップ処理。 P14_[7:0] P15_[7:0] P17_[3:0] P18_[7:0] P19_[7:0] P20_[7:0] P21_[7:0] ( ) 内の端子名は MB91V460 の 端子名を表します。 LQFP-176P ヘッダタイプ 3 使 用時の未使用端子処理。 ユーザシステムの状況により 本端子処理が不必要な場合は 取り外しが可能です。 B30, A31, B29, C29, D29, C28, D28, A30 番端子 (P14_[7:0]) を MB91V460 の VCC5 に 5 V ± 10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理。 10 %を印加し , ヘッダボード に MB2198-301 等のレベルシ A29, B28, B27, D27, C27, D26, C26, A28 番端子 (P15_[7:0]) を フト機能搭載ヘッダボードを 10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理。 使用するとき , 本端子が 5 V C23, B21, C22, A24 番端子 (P17_[3:0]) を 10 kΩ 集合抵抗にて ± 10 % → 3.3 V ± 0.3 V のレ ベルシフト機能の対象となっ VCC5 でプルアップ処理。 ている場合は取り外さないで D22, A23, C21, A22, D21, A21, D20, B20 番端子 (P18_[7:0]) を ください。 10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理。 レベルシフト機能の詳細は , C20, A20, C19, A19, D19, B19, D18, A18 番端子 (P19_[7:0]) を 各ヘッダボードの取扱説明書 を参照してください。 10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理。 MB91V460 でエミュレーショ A17, B18, C18, B17, C17, D17, D16, A16 番端子 (P20_[7:0]) を ンする量産 MCU については 各量産 MCU のデータシート 10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理。 を参照してください。 B16, A15, B15, C16, C15, B14, B13, A14 番端子 (P21_[7:0]) を 10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理。 P22_[7:0] A13, D14, C14, D13, C13, B12, B11, A14 番端子 (P22_[7:0]) を 10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理。 P23_[7:0] D12, A11, D11, C12, C11, B10, B9, A10 番端子 (P23_[7:0]) を 10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理。 P24_[7:0] A9, D10, C10, D9, C9, B8, B7, A8 番端子 (P24_[7:0]) を 10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理。 20 備考 4.3 モニタデータの観測 汎用測定機等をモニタピンに接続して , 各信号を観測します。アダプタ上の MONCLK モ ニタピン , モニタピン A グループの位置については「1.3 外観および各部名称」を参照して ください。 MONCLK モニタピンは評価 MCU の W37 番端子の信号をモニタします。 図4.13にモニタピンAグループとモニタピンAグループシルク表示との対応を示します。 モニタピン A グループ A モニタピン A グループ シルク表示 A TP3 TP1 TP4 IHIT1 IHIT3 IHIT0 TP9 TP8 TP10 FLASH_EQIN FLASH_BYTEX FLASH_FRSTX TP2 IHIT2 TP5 TP6 TP11 FLASH_ALE FLASH_SECUR FLASH_ATDIN TP14 TP7 TP12 FLASH_RDY FLASH_SYNC FLASH_RD32 モニタピン A グループとモニタピン A グループシルク表示とは , 左からそれぞれ対応します。 モニタピン 内容 IHIT3 評価 MCU の AN36 番端子 (IHIT3) の信号をモニタします。 IHIT2 評価 MCU の AN37 番端子 (IHIT2) の信号をモニタします。 IHIT1 評価 MCU の AM36 番端子 (IHIT1) の信号をモニタします。 IHIT0 評価 MCU の AP38 番端子 (IHIT0) の信号をモニタします。 FLASH_ALE FLASH_SECUR 備考 評価 MCU の AN38 番端子 (FLASH_ALE) の信号をモニタします。 評価 MCU の AM38 番端子 (FLASH_SECUR) の信号をモニタします。 FLASH_ATDIN 評価 MCU の AL35 番端子 (FLASH_ATDIN) の信号をモニタします。 FLASH_EQIN 評価 MCU の AL36 番端子 (FLASH_EQIN) の信号をモニタします。 FLASH_BYTEX 評価 MCU の AK36 番端子 (FLASH_BYTEX) の信号をモニタします。 FLASH_FRSTX 評価 MCU の AK37 番端子 (FLASH_FRSTX) の信号をモニタします。 FLASH_RDY 評価 MCU の AM37 番端子 (FLASH_RDY) の信号をモニタします。 FLASH_SYNC 評価 MCU の AL37 番端子 (FLASH_SYNC) の信号をモニタします。 FLASH_RD32 評価 MCU の AK35 番端子 (FLASH_RD32) の信号をモニタします。 ( ) 内の端子名は MB91V460 の端 子名です。 図 4.13 モニタピン A グループとモニタピン A グループシルク表示との対応 21 4.4 シャットダウン電圧の設定 シャットダウン電圧は , 出荷時の設定で 2.5V に設定されていますが , アダプタ上の シャットダウン電圧調整用半固定抵抗器を用いてシャットダウン電圧の調整が可能です。 シャットダウン電圧調整用半固定抵抗器の位置については「1.3 外観および各部名称」を参 照してください。 図 4.14 を参照して , 下記のとおり調整を行います。 1. SHDN とシルク表示したランドと GND とシルク表示したモニタピンの間に電圧計を接 続します。 2. アダプタに付属の AC アダプタを接続します。 3. アダプタ上の電源スイッチを ON にします。 RV4 4. 電圧計を確認しながらシャットダウン電圧調整用半固定抵抗器を左右に回しシャット ダウン電圧を調整します。 シャットダウン電圧調整範囲:1.3 V ∼ 3.1 V UVCC5 M37 S26 SHDNSEL UVCC3 M29 SHDN GND 電圧計を接続する。 シャットダウン電圧が下がる シャットダウン電圧が上がる 図 4.14 シャットダウン電圧の調整 <注意事項> シャットダウン電圧調整用半固定抵抗器以外の半固定抵抗器の設定は変更しないでくださ い。 22 4.5 電源投入 / 切断手順 ■ 電源投入順序 電源投入は , すべての接続が終了してから , 図 4.15 の順序で行ってください。 エミュレータの電源投入は , エミュレータ背面の電源スイッチを押し込むことにより行 います。 このとき , スイッチは押し込まれた状態で固定されます。電源スイッチの位置につ いては , エミュレータのハードウェアマニュアルを参照してください。 アダプタの電源投入は , アダプタ上の電源スイッチで行います。アダプタの電源スイッ チの位置については「1.3 外観および各部名称」を参照してください。 なお , 製品出荷直後の状態では , ユーザシステム電源の投入前にエミュレータの初期化 作業 ( モニタローディング ) が必要です。初期化作業の方法については ,「SOFTUNE Workbench 操作マニュアル」を参照してください。 ホストマシンの電源を投入 エミュレータの電源を投入 エミュレータの POWER LED 点灯 「SOFTUNE Workbench」を起動 「Emulator Debugger」を起動 エミュレータ初期化済み ? Yes No エミュレータ初期化作業を実施 ダイアログ表示を確認 ( 図 4.16 を参照 ) アダプタの電源を投入 ユーザシステムの電源を投入 ダイアログ表示にて「OK」をクリック 図 4.15 電源投入の順序 23 図 4.16 ダイアログ表示 <注意事項> 電源の投入は , 必要なすべての接続が終了してから行ってください。 感電の恐れがあるため , 電源投入後は本製品の金属部分に身体が触れないようにしてくださ い。 ユーザシステムに電源が投入されるとアダプタボード上のUSER POWER LEDが点灯します。 電源投入時に LED が点灯しない場合は , 速やかに全システムの電源を切断して接続ミスなど がないことを確認し , 原因を取り除いた上で再度投入してください。 ■ 電源切断順序 電源切断は , 図 4.17 に示す順序で行ってください。 エミュレータの電源切断は , エミュレータ背面の電源スイッチを押し込んで手を離すこ とにより行います。このとき , 押し込んだスイッチは , OFF の状態 ( スイッチが突き出した 状態 ) に戻ります。 電源スイッチの位置については , エミュレータのハードウェアマニュ アルを参照してください。 アダプタの電源切断は , アダプタ上の電源スイッチで行います。アダプタの電源スイッ チの位置については「1.3 外観および各部名称」を参照してください。 「Emulator Debugger」 を終了 ユーザシステムの電源を切断 アダプタの電源を切断 エミュレータの電源を切断 ホストマシンの電源を切断 ( 必要な場合 ) 図 4.17 電源切断の順序 24 5. 仕様 5.1 一般仕様 アダプタの一般仕様を表 5.1 に示します。 表 5.1 一般仕様 項目 製品名称 ( 型格 ) 内容 備考 DSU-FR エミュレータ用 BGA-660P アダプタ (MB2198-300) ⎯ UVCC5 * 3.0 V ∼ 5.5 V ユーザシステムより供給 UVCC3 * 3.15 V ∼ 3.6 V ユーザシステムより供給 16 V 16 V AC アダプタより供給 VCC5H UVCC5 + 1 V ( 下限値 4.0 V, 上限値 5.4 V) ヘッダボードへ出力 レベルシフタ用 VCC3H UVCC3 + 1 V ( 下限値 4.0 V, 上限値 5.4 V) ヘッダボードへ出力 レベルシフタ用 動作温度および保存温度 動作時:5 °C ∼ 35 °C 保存時:0 °C ∼ 70 °C 結露がないこと 動作湿度および保存湿度 動作時:20 % ∼ 80 % 保存時:20 % ∼ 80 % 結露がないこと 外形寸法 220 mm (W) × 260 mm (D) × 42 mm (H) 基板用足は含みません。 重量 476.0 g ユーザシステム電源 アダプタ電源 ヘッダボード電源 ⎯ * : ユーザシステム電源は使用する評価 MCU により動作電圧範囲が異なります。 評価 MCU の VCC3 はアダプタ上のレギュレータより電源を供給します。詳細は「5.2 機能仕様」を参照 してください。 評価 MCU の VCC5 はユーザシステムより電源を供給します。詳細は「5.2 機能仕様」を参照してください。 25 5.2 機能仕様 アダプタの機能仕様を表 5.2 に示します。 表 5.2 アダプタ機能仕様 項目 内容 アダプタ機能 ヘッダボードと併せて使用し , エミュレータおよび評価 MCU とユーザシステムを接続 するアダプタとして機能します。エミュレータとの接続にはアダプタボード上の DSU コネクタを使用し , DSU ケーブルを用いて接続します。 内 ROM エミュ レーション メモリ 内 ROM エミュレーションメモリとして SRAM を 8MB (2 M ワード× 8 ビット× 4) 実装 します。 外 ROM エミュレーションメモリとして SRAM を 8MB (2 M ワード× 8 ビット× 4) 実装 します。 外 ROM エミュレーションメモリ容量を 0 B から 512 KB, 1 MB, 2 MB, 4 MB, 8 MB の間で 切換え可能です。また , メモリ容量を制限したとき , アドレスの上位端子はポートとし て使用可能です。メモリ容量と使用するアドレス端子の関係を以下に示します。 外 ROM エミュ レーション メモリ メモリ容量 32 ビットバス幅 16 ビットバス幅 8 MB A[22:2] A[22:1] 4 MB A[21:2] A[21:1] 2 MB A[20:2] A[20:1] 1 MB A[19:2] A[19:1] 512 KB A[18:2] A[18:1] 0B ― ― メモリ容量の切換えは MDENS3, MDENS2, MDENS1, MDENS0 ショートプラグを用いま す。各ショートプラグの詳細は「4.1 ショートプラグの設定」を参照してください。 外部バスの I/O レベルは 3.3VTTL から 5 V CMOS まで対応可能です。 AC 仕様の詳細は「5.4 外 ROM エミュレーションメモリ AC 仕様」を参照してくださ い。 16 ビットバス幅 , 32 ビットバス幅に対応しています。バス幅の切換えには D32_D16SEL ショートプラグを用います。ショートプラグの詳細は「4.1 ショートプラ グの設定」を参照してください。 外部トレース メモリ 外部トレースメモリとして SSRAM を 64 K フレーム (64 K ワード× 36 ビット× 2) 実装 します。 アダプタ上の DC ジャックに AC アダプタ (16 V) を接続し , アダプタ上の評価 MCU, 外 部トレースメモリ , 内 / 外エミュレーションメモリなどや , ヘッダボード上のレベルシ フタに電源を供給します。また , 電源スイッチを持ち , AC アダプタからの電源の投入 / 切断が可能です。この電源スイッチに電源ランプが連動しています。 電源 評価 MCU の VCC3 端子には 3.5 V 固定もしくは 3.15 V を下限として UVCC3 に追従す る電源を接続します。接続する電源の選択は VCC3SEL ショートプラグを用います。 MB91V460 使用時は 3.5 V 固定です。ショートプラグの詳細は「4.1 ショートプラグの 設定」を参照してください。 (続く) 26 項目 内容 評価 MCU の VCC5 端子には UVCC5 もしくは UVCC3 を接続します。接続する電源の 選択は VCC5 ショートプラグを用います。通常 , UVCC5 の接続を想定していますが , MB91V460 使用時において , エミュレーション対象の量産 MCU の外部バス端子 ( 対応 電源端子:VCC3) を 5V で駆動し , かつ汎用ポート ( 対応電源端子:VCC5) を 3.3 V で駆 動する場合は VCC5 に UVCC3 を接続します。また , VCC5 に接続する電源を監視し , 1V を加えた電源を VCC5H としてヘッダボードに接続します。上限値は 5.4 V, 下限値は 4.0V です。 電源 UVCC3 もしくは UVCC5 を監視し 1 V を加えた電源を VCC3H としてヘッダボードに接 続します。上限値は 5.4 V, 下限値は 4.0 V です。監視電源の選択は VCC3H ショートプ ラグにて行います。本ショートプラグの設定は評価 MCU の VCC3 端子に接続する電源 には影響しません。 評価 MCU の VCC3C 端子 ( ピン番号:AA38, Y37, Y36, Y35) に個別に 0.1 µF のコンデン サを接続します。また , 各 VCC3C 端子に VCC3 の接続もしくはヘッダボードの VCC3C 端子の接続を選択可能です。この選択は C ショートプラグを用います。 UVCC3 もしくは UVCC5 を監視し , シャットダウン電圧 ( 初期値 2.5 V) 以下に電圧が低 下したとき , アダプタ上の電源 (VCC3H, VCC5H, VCC3 供給電源 ) を切断します。監視 する電源の選択は SHDNSEL ショートプラグを用います。 ショートプラグの詳細は「4.1 ショートプラグの設定」を参照してください。 水晶発振子用の IC ソケットを持ち , アダプタ上より評価 MCU に CLK 信号の供給を行 CLK 用 います ( ユーザシステムへの CLK 信号の供給は行いません ) 。ユーザシステムからの IC ソケット CLK 信号供給とアダプタ上からの CLK 信号はショートプラグにて切り換えます。切換 (X0/X1, X0A/X1A えは X0, X1, X0A, X1A ショートプラグを用います。ショートプラグの詳細は「4.1 各1個) ショートプラグの設定」を参照してください。 その他のショートプラグ , スイッチの機能を示します。 • INITX ショートプラグ 評価 MCU の INITX 制御元としてエミュレータ (DSU コネクタ 7 番端子接続 ) もし くはユーザシステム ( ヘッダ I/F コネクタ 1 の A96 番端子接続 ) を選択します。 その他ショート プラグ , スイッチ • TRSTX ショートプラグ 評価 MCU の TRSTX の制御元としてエミュレータ (DSU コネクタ 5 番端子接続 ) も しくはユーザシステム ( ヘッダ I/F コネクタ 1 の A96 番端子接続 ) を選択します。 • BREAK, ICD3, ICD2, ICD1, ICD0 ショートプラグ 評価 MCU の上記端子にプルダウン抵抗の接続 , 非接続を選択します。 ショートプラグの詳細は「4.1 ショートプラグの設定」を参照してください。 (続く) 27 項目 内容 以下のショートプラグは評価 MCU の各種設定を行います。端子名は MB91V460 の端 子名を表します。 • P10_7 ショートプラグ E37 番端子 (P10_7) を VCC5 で PULLUP ( 抵抗値:100 kΩ) , または PULLDOWN ( 抵 抗値:100 kΩ) の切換えをショートプラグにて行います。 また , この端子はユーザシステム ( ヘッダ I/F コネクタ 1 の A29 番端子接続 ) に接 続します。 • ADC_SEL, ALARM_SEL, FSC_DISABLE, CSV_KILL, HWWDC_KILL, FIX_ENX, SRAM_SFX ショートプラグ AF1 番端子 (ADC_SEL) , AE4 番端子 (ALARM_SEL) , AF4 番端子 その他ショート プラグ , スイッチ (FSC_DISABLE) , AF3 番端子 (CSV_KILL) , AG2 番端子 (HWWDC_KILL) , AH2 番 端子 (FIX_ENX) , AE3 番端子 (SRAM_SFX) をショートプラグにて評価 MCU の VCC5 ( 以下 VCC5 と称します ) , GND 接続の切換えが可能です。 • MCLKI, MCLKO ショートプラグ F36 番端子 (MCLKI) と F35 番端子 (MCLKO) の短絡もしくはそれぞれユーザシス テムへの接続 (MCLKI はヘッダ I/F コネクタ 1 の A27, MCLKO はヘッダ I/F コネク タ 1 の A28 と接続 ) を選択します。 • EDSU_BREAKX スイッチ AG4 番端子 (EDSU_BREAKX) を VCC5 で PULLUP (10 kΩ) し , プッシュスイッチ にて GND レベルに設定可能 (RC 回路によりチャタリング除去を行います ) です。 ショートプラグの詳細は「4.1 ショートプラグの設定」を参照してください。 評価 MCU の各信号をモニタピンに接続します。端子名は MB91V460 の端子名を表し ます。 • FLASH_RDY AM37 番端子 (FLASH_RDY) を評価 MCU の VCC3 にて PULLUP ( 抵抗値:3.3 kΩ) モニタピン 処理の上モニタピンに接続します。 • FLASH_ALE, FLASH_SYNC, FLASH_ATDIN, FLASH_EQIN, FLASH_RD32, FLASH_BYTEX, FLASH_SECUR, FLASH_FRSTX, MONCLK, IHIT[3:0] AN38 番端子 (FLASH_ALE) , AL37 番端子 (FLASH_SYNC) , AL35 番端子 (FLASH_ATDIN) , AL36 番端子 (FLASH_EQIN) , AK35 番端子 (FLASH_RD32) , AK36 番端子 (FLASH_BYTEX) , AM38 番端子 (FLASH_SECUR) , AK37 番端子 (FLASH_FRSTX) , W37 番端子 (MONCLK) , AN36 番端子 , AN37 番端子 , AM36 番端子 , AP38 番端子 (IHIT[3:0]) をモニタピンに接続します。 (続く) 28 (続き) 項目 内容 評価 MCU の以下の端子処理を行います。端子名は MB91V460 の端子名を表します。各 抵抗器の取り扱いについては「4.2 ソケット実装抵抗器の取り扱い」を参照してくださ い。 • RSTX, HSTX AD2 番端子 (RSTX) , AC3 番端子 (HSTX) を 100 kΩ にて VCC5 にプルアップ処理を 行います。 プルアップ抵抗は取り外しが可能です。 • NMIX, P16_7, P17_4, P17_5, P17_6, P17_7 AD3 番端子 (NMIX) , B26 番端子 (P16_7) , B22 番端子 (P17_4) , D23 番端子 (P17_5) , D24 番端子 (P17_6) , A25 番端子 (P17_7) を 10 kΩ にて VCC5 にプルアッ プ処理を行います。 プルアップ抵抗は取り外しが可能です。 • ALARM_0, ALARM_1 L4 番端子 (ALARM_0) , L3 番端子 (ALARM_1) に 100 kΩ にてプルダウン処理を行 います。プルダウン抵抗は取り外しが可能です。 • P14_[7:0], P15_[7:0], P17_[3:0], P18_[7:0], P19_[7:0], P20_[7:0], P21_[7:0], P22_[7: 端子処理 0], P23_[7:0], P24_[7:0] B30, A31, B29, C29, D29, C28, D28, A30 番端子 (P14_[7:0]) , A29, B28, B27, D27, C27, D26, C26, A28 番端子 (P15_[7:0]) , C23, B21, C22, A24 番端子 (P17_[3:0]) , D22, A23, C21, A22, D21, A21, D20, B20 番端子 (P18_[7:0]) , C20, A20, C19, A19, D19, B19, D18, A18 番端子 (P19_[7:0]) , A17, B18, C18, B17, C17, D17, D16, A16 番端子 (P20_[7:0]) , B16, A15, B15, C16, C15, B14, B13, A14 番端子 (P21_[7:0]) , A13, D14, C14, D13, C13, B12, B11, A12 番端子 (P22_[7:0]) , D12, A11, D11, C12, C11, B10, B9, A10 番端子 (P23_[7:0]) , A9, D10, C10, D9, C9, B8, B7, A8 番端子 (P24_[7:0]) を 10 kΩ 集合抵抗を使って VCC5 にプルアップ処理を行います。プルアップ抵抗は取り外しが可能です。 上記以外のユーザ I/O 端子は , 付加回路なしでヘッダボードに接続されます。 29 5.3 コネクタ仕様 コネクタの仕様を表 5.3 に示します。 表 5.3 コネクタ仕様 項 目 DC ジャック 付属の AC アダプタを接続します。 DSU ケーブル DSU ケーブルを接続します。DSU ケーブルの接続方法はエ ミュレータのハードウェアマニュアルを参照してください。 ヘッダ I/F コネクタ 1, 2 30 内 容 ヘッダボードを接続します。接続方法は「3. 接続方法」の 「■ ヘッダボードの接続」を参照してください。 ヘッダ I/F コネクタ 1, 2 の端子配列を表 5.4, 5.5, 5.6, 5.7 に示 します。 表 5.4 ヘッダ I/F コネクタ 1 (A 列 ) コネクタ端子番号 評価 MCU 端子番号 A1 ― A2 ― A3 J36 A4 H37 A5 K36 A6 J35 A7 J83 A8 K35 A9 J37 A10 K38 A11 ― A12 ― A13 E38 A14 F37 A15 F38 A16 G35 A17 G38 A18 H36 A19 G37 A20 H38 A21 ― A22 ― A23 C38 A24 D37 A25 D38 A26 E35 A27 F36 A28 F35 A29 E37 A30 G36 A31 ― A32 ― A33 C34 A34 A36 A35 C35 A36 B35 A37 D36 A38 B36 A39 E36 A40 C37 A41 ― A42 ― A43 C32 A44 A34 A45 C33 A46 B33 A47 D33 A48 B34 A49 D34 A50 A35 端子名 UVCC5 UVCC5 P081 P080 P083 P082 P085 RDX P087 P086 GND GND P091 P090 P093 P092 P095 P094 P097 P096 GND GND P101 P100 P103 P102 P105 P104 P107 P106 GND GND P111 P110 P113 P112 P115 P114 P117 P116 GND GND P121 P120 P123 P122 P125 P124 P127 P126 コネクタ端子番号 評価 MCU 端子番号 A51 ― A52 ― A53 C30 A54 A32 A55 C31 A56 D30 A57 B31 A58 D31 A59 B32 A60 A33 A61 ― A62 ― A63 D28 A64 A30 A65 D29 A66 C28 A67 B29 A68 C29 A69 B30 A70 A31 A71 ― A72 ― A73 C26 A74 A28 A75 C27 A76 D26 A77 B27 A78 D27 A79 A29 A80 B28 A81 AC38 A82 AB36 A83 AC36 A84 AC35 A85 ― A86 AF38 A87 AD36 A88 AE36 A89 AG38 A90 ― A91 AD3 A92 AC3 A93 ― A94 ― A95 ― A96 AD1 A97 ― A98 AD2 A99 ― A100 ― 端子名 GND GND P131 P130 P133 P132 P135 P134 P137 P136 GND GND P141 P140 P143 P142 P145 P144 P147 P146 GND GND P151 P150 P153 P152 P155 P154 P157 P156 D0 D2 D4 D6 GND D9 D11 D13 D15 NC NMIX HSTX NC UVCC5 GND INITX GND RSTX GND VCC5H A 列はコネクタの極性表示側に対応します。また , B 列はその反対側に対応します。 31 表 5.5 ヘッダ I/F コネクタ 1 (B 列 ) コネクタ端子番号 評価 MCU 端子番号 B1 ― B2 ― B3 B23 B4 A26 B5 B24 B6 C24 B7 B25 B8 C25 B9 B26 B10 A27 B11 ― B12 ― B13 C22 B14 A24 B15 C23 B16 B21 B17 D23 B18 B22 B19 A25 B20 D24 B21 ― B22 ― B23 D20 B24 B20 B25 D21 B26 A21 B27 C21 B28 A22 B29 D22 B30 A23 B31 ― B32 ― B33 D18 B34 A18 B35 D19 B36 B19 B37 C19 B38 A19 B39 C20 B40 A20 B41 ― B42 ― B43 D16 B44 A16 B45 C17 B46 D17 B47 C18 B48 B17 B49 A17 B50 B18 端子名 NC NC P161 P160 P163 P162 P165 P164 P167 P166 GND GND P171 P170 P173 P172 P175 P174 P177 P176 GND GND P181 P180 P183 P182 P185 P184 P187 P186 GND GND P191 P190 P193 P192 P195 P194 P197 P196 GND GND P201 P200 P203 P202 P205 P204 P207 P206 コネクタ端子番号 評価 MCU 端子番号 端子名 B51 GND ― B52 GND ― B53 B13 P211 B54 A14 P210 B55 C15 P213 B56 B14 P212 B57 B15 P215 B58 C16 P214 B59 B16 P217 B60 A15 P216 B61 GND ― B62 GND ― B63 B11 P221 B64 A12 P220 B65 C13 P223 B66 B12 P222 B67 C9 P243 B68 B6 P242 B69 A13 P227 B70 D14 P226 B71 GND ― B72 GND ― B73 B9 P231 B74 A10 P230 B75 C11 P233 B76 B10 P232 B77 D11 P235 B78 C12 P234 B79 D12 P237 B80 A11 P236 B81 AD38 D1 B82 AA37 D3 B83 AB37 D5 B84 AD35 D7 B85 AE38 D8 B86 AC37 D10 B87 AD37 D12 B88 AE37 D14 B89 GND ― B90 NC ― B91 L4 ALARM_0 B92 L3 ALARM_1 B93 NC ― B94 UVCC5 ― B95 VCC3C ― B96 NC ― B97 NC ― B98 NC ― B99 NC ― B100 VCC3H ― A 列はコネクタの極性表示側に対応します。また , B 列はその反対側に対応します。 32 表 5.6 ヘッダ I/F コネクタ 2 (A 列 ) コネクタ端子番号 評価 MCU 端子番号 A1 ― A2 ― A3 B7 A4 A8 A5 C14 A6 D13 A7 C10 A8 D9 A9 A9 A10 D10 A11 ― A12 ― A13 E2 A14 F2 A15 D1 A16 F4 A17 C1 A18 E4 A19 D2 A20 E3 A21 ― A22 ― A23 H4 A24 J4 A25 F1 A26 H2 A27 E1 A28 G2 A29 F3 A30 G3 A31 ― A32 ― A33 K3 A34 K4 A35 H1 A36 K2 A37 G1 A38 J2 A39 H3 A40 J3 A41 ― A42 ― A43 D5 A44 A3 A45 D6 A46 A4 A47 C7 A48 C6 A49 A5 A50 B5 端子名 UVCC3 UVCC3 P241 P240 P225 P224 P245 P244 P247 P246 GND GND P251 P250 P253 P252 P255 P254 P257 P256 GND GND P261 P260 P263 P262 P265 P264 P267 P266 GND GND P271 P270 P273 P272 P275 P274 P277 P276 GND GND P281 P280 P283 P282 P285 P284 P287 P286 コネクタ端子番号 評価 MCU 端子番号 A51 ― A52 ― A53 J1 A54 L2 A55 C2 A56 D3 A57 B3 A58 C4 A59 B4 A60 C5 A61 ― A62 ― A63 L1 A64 N2 A65 N4 A66 N3 A67 M4 A68 M3 A69 K1 A70 M2 A71 ― A72 ― A73 N1 A74 P1 A75 R3 A76 T2 A77 P3 A78 R2 A79 M1 A80 P2 A81 AF37 A82 AF36 A83 AG36 A84 AG37 A85 ― A86 AK38 A87 AH36 A88 AJ36 A89 AL38 A90 AE1 A91 AE2 A92 ― A93 A6 A94 C8 A95 E9 A96 ― A97 ― A98 AB38 A99 ― A100 AA35 端子名 GND GND P291 P290 P293 P292 P295 P294 P297 P296 GND GND P301 P300 P303 P302 P305 P304 P307 P306 GND GND P311 P310 P313 P312 P315 P314 P317 P316 D16 D18 D20 D22 GND D25 D27 D29 D31 MD0 MD2 NC AVRH3 AVRL AVSS UVCC3 GND X1A GND X0A A 列はコネクタの極性表示側に対応します。また , B 列はその反対側に対応します。 33 表 5.7 ヘッダ I/F コネクタ 2 (B 列 ) コネクタ端子番号 評価 MCU 端子番号 B1 ― B2 ― B3 ― B4 ― B5 R1 B6 U4 B7 V2 B8 U3 B9 U2 B10 T3 B11 R4 B12 T4 B13 ― B14 ― B15 W2 B16 W3 B17 V1 B18 W4 B19 U1 B20 V4 B21 T1 B22 V3 B23 ― B24 ― B25 AA1 B26 AB1 B27 Y2 B28 AA4 B29 Y1 B30 Y4 B31 W1 B32 Y3 B33 ― B34 ― B35 AC1 B36 AC2 B37 AB4 B38 AC4 B39 AB2 B40 AB3 B41 AA2 B42 AA3 B43 ― B44 ― B45 L36 B46 K37 B47 L35 B48 M36 B49 M35 B50 L38 端子名 NC NC NC NC P321 P320 P323 P322 P325 P324 P327 P326 GND GND P331 P330 P333 P332 P335 P334 P337 P336 GND GND P341 P340 P343 P342 P345 P344 P347 P346 GND GND P351 P350 P353 P352 P355 P354 P357 P356 GND GND A1 A0 A3 A2 A5 A4 コネクタ端子番号 評価 MCU 端子番号 B51 L37 B52 M38 B53 M37 B54 ― B55 N35 B56 N36 B57 P35 B58 P36 B59 P38 B60 N38 B61 ― B62 N37 B63 R36 B64 P37 B65 R37 B66 T36 B67 T37 B68 R38 B69 T354 B70 T38 B71 U35 B72 ― B73 U37 B74 U36 B75 V37 B76 V36 B77 V38 B78 U38 B79 ― B80 V35 B81 AH38 B82 AF35 B83 AG35 B84 AH37 B85 AJ38 B86 AH35 B87 AJ35 B88 AJ37 B89 ― B90 AF2 B91 ― B92 ― B93 D7 B94 B6 B95 A7 B96 ― B97 ― B98 AA36 B99 ― B100 AB35 A 列はコネクタの極性表示側に対応します。また , B 列はその反対側に対応します。 34 端子名 A7 A6 A8 GND A10 A9 A12 A11 A14 A13 GND A15 A17 A16 A19 A18 A21 A20 A23 A22 A24 GND A26 A25 A28 A27 A30 A29 GND A31 D17 D19 D21 D23 D24 D26 D28 D30 GND MD1 NC NC AVCC5 AVCC3 AVRH5 UVCC3 GND X0 GND X1 5.4 外 ROM エミュレーションメモリ AC 仕様 ■ 外 ROM エミュレーションメモリライトタイミング 図 5.1 に外 ROM エミュレーションメモリライトタイミングを示します。 twc A[22:0] twr tcw ECSX twp tds tdh EWR[3:0] D[31:0] 記号 項目 最小 最大 単位 twc ライトサイクル時間 45.2 ⎯ ns tcw CS0X ↓⇒ WR[3:0]X ↑ 33.9 ⎯ ns twp ライトパルス幅 22.6 ⎯ ns tds データセットアップ時間 22.6 ⎯ ns tdh データホールド時間 0.0 ⎯ ns twr アドレスホールド時間 1.0 ⎯ ns 図 5.1 外 ROM エミュレーションメモリライトタイミング 35 ■ 外 ROM エミュレーションメモリリードタイミング 図 5.2 に外 ROM エミュレーションメモリリードタイミングを示します。 VCC5 に印加する電圧によって AC 仕様が異なる点にご注意願います。 trc A[22:0] ECS[2:0] trd RSX taa D[31:0] VCC5=3.3V 時リードアクセス 記号 項目 最小 最大 単位 25.0 ⎯ ns trc リードサイクル時間 taa アドレスアクセス時間 ⎯ 25.0 ns trd RDX ↓から有効データ出力時間 ⎯ 17.1 ns 最小 最大 単位 30.5 ⎯ ns VCC5=5V 時リードアクセス 記号 項目 trc リードサイクル時間 taa アドレスアクセス時間 ⎯ 30.5 ns trd RDX ↓から有効データ出力時間 ⎯ 22.5 ns 図 5.2 外 ROM エミュレーションメモリリードタイミング 36 SS01-71049-1 富士通半導体デバイス・SUPPORT SYSTEM DSU-FR エミュレータ BGA-660P アダプタ MB2198-300 取扱説明書 2006 年 2 月 初版発行 発行 富士通株式会社 電子デバイス事業本部 編集 営業推進部