本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 FUJITSU SEMICONDUCTOR DATA SHEET DS07–16615–2 32 ビット・マイクロコントローラ CMOS FR60 MB91460P シリーズ MB91F465PA, MB91F467PA ■ 概要 MB91460P シリーズは , 民生機器や車載システムなどの高速リアルタイム処理が要求される組込み制御用途向けに設計 された , 汎用の 32 ビット RISC マイクロコントローラです。CPU には , FR ファミリ * と互換の FR60 を使用しています。 本シリーズは , LIN-USART および CAN コントローラを内蔵しています。 *:FR は , FUJITSU RISC controller の略で , 富士通セミコンダクター株式会社の製品です。 ■ 特長 1. FR60 CPU コア ・ 32 ビット RISC, ロード / ストアアーキテクチャ, パイプライン 5 段 ・ 16 ビット固定長命令 ( 基本命令 ) ・ 命令実行速度:1 命令 /1 サイクル ・ メモリ−メモリ間転送命令 , ビット処理命令 , バレルシフト命令など:組込み用途に適した命令 ・ 関数入口 / 出口命令 , レジスタ内容のマルチロードストア命令:C 言語対応命令 ・ レジスタのインタロック機能:アセンブラ記述も容易に可能 ・ 乗算器の内蔵 / 命令レベルでのサポート 符号付き 32 ビット乗算:5 サイクル 符号付き 16 ビット乗算:3 サイクル ・ 割込み (PC/PS 退避 ):6 サイクル (16 プライオリティレベル ) ・ ハーバードアーキテクチャにより , プログラムアクセスとデータアクセスを同時に実行可能 ・ FR ファミリとの命令互換 (続く) 富士通セミコンダクターのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 開発における最新の注意事項に関しては , 「デザインレビューシート」を参照してください。 「デザインレビューシート」はシステム開発において , 問題を未然に防ぐことを目的として , 最低限必要と思われる チェック項目をリストにしたものです。 http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ Copyright©2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED All rights reserved 2010.7 MB91460P シリーズ 2. 内蔵周辺機能 ・ 汎用ポート数:最大 141 ポート ・ DMAC (DMA コントローラ ) ・ 同時に最大 5 チャネルの動作が可能 ・ 2 つの転送要因 ( 内部ペリフェラル / ソフトウェア ) 起動要因はソフトウェアにて選択可能 ・ アドレッシングモード 32 ビットフルアドレス指定 ( 増加 / 減少 / 固定 ) ・ 転送モード ( デマンド転送 / バースト転送 / ステップ転送 / ブロック転送 ) 転送データサイズは 8/16/32 ビットから選択可能 多バイト転送可 ( ソフトウェアにて決定 ) DMAC デスクリプタは I/O 領域 (200H ∼ 240H, 1000H ∼ 1024H) ・ A/D コンバータ ( 逐次比較型 ) 10 ビット分解能:最大 41 チャネル * 変換時間:最小 1μs ・ 外部割込み入力:16 チャネル * 9 チャネルを CAN の RX 端子および I2C の端子と兼用 ・ ビットサーチモジュール (REALOS 使用 ) ・ 1 ワード内の MSB ( 最上位ビット ) から最初の ”0” データ /”1” データ / 変化ビット位置をサーチする機能 ・ LIN-USART ( 全二重ダブルバッファ方式 ):12 チャネル , FIFO 付 4 チャネル * ・ クロック同期 / 非同期の選択可 Sync-break 検出 ・ 専用ボーレートジェネレータ内蔵 ・ I2C バスインタフェース (400 kbps 対応 ):4 チャネル ・ マスタ / スレーブ送受信 ・ アービトレーション機能 , クロック同期化機能 ・ CAN コントローラ (C-CAN):最大 4 チャネル ・ 転送速度 最大 1Mbps ・ 32 送受信メッセージバッファ ・ サウンドジェネレータ:1 チャネル トーン周波数:PWM 周波数の 2 分周 ( リロード値+ 1) ・ 16 ビット PPG タイマ:32 チャネル * ・ 16 ビット PFM タイマ:1 チャネル ・ 16 ビットリロードタイマ:16 チャネル 8 個のリロードタイマを , 最大 4 個の 32 ビットのリロードタイマとして使用可 ( それぞれ 2 個のリロードタイマをカ スケード接続 )。 ・ 16 ビットフリーランタイマ:8 チャネル (ICU 用 , OCU 用各 1 チャネル ) ・ インプットキャプチャ:8 チャネル ( フリーランタイマと連動 ) ・ アウトプットコンペア:8 チャネル ( フリーランタイマと連動 ) ・ アップダウンカウンタ:4 チャネル (8 ビット : 4 チャネルまたは 16 ビット : 2 チャネル )* ・ ウォッチドッグタイマ ・ リアルタイムクロック ・ 低消費電力モード:スリープ / ストップモード機能 ・ 低電圧検出回路 (注意事項): * 最大チャネル数は仮定。実数はポートの多重度に依存。 (続く) 2 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ (続き) ・ クロックスーパバイザ サブクロック (32kHz) およびメインクロック (4MHz) をモニタ , 発振停止時はリカバリクロック (CR 発振器など ) に切 換え ・ クロックモジュレータ ・ クロックモニタ ・ サブクロックキャリブレーション 32kHz または CR 発振器で動作するリアルタイムクロックタイマを校正 ・ メイン発振安定化タイマ サブクロックモード時に , 安定化待ち時間用の 23 ビットカウンタ安定化時間経過後に割込みを発生 ・ サブ発振安定化タイマ メインクロックモード時に , 安定化待ち時間用の 15 ビットカウンタ安定化時間経過後に割込みを発生 3. パッケージとテクノロジ ・ パッケージ:QFP-176 ・ CMOS 0.18 μm テクノロジ ・ 3V ∼ 5V 電源 [ 降圧型コンバータにより内部 Logic 1.8 V] ・ 動作温度:− 40 °C ∼+ 125 °C DS07–16615–2 3 MB91460P シリーズ ■ 品種構成 項目 最大コア周波数 (CLKB) エミュレーションデバイス MB91V460A MB91FV460B 80 MHz 100 MHz MB91F465PA MB91F467PA 100 MHz 100 MHz 最大リソース周波数 (CLKP) 40 MHz 50 MHz 50 MHz 50 MHz 最大外部バス周波数 (CLKT) 40 MHz 50 MHz 50 MHz 50 MHz 最大 CAN 周波数 (CLKCAN) 20 MHz 50 MHz 50 MHz 50 MHz 最大 FlexRay 周波数 (SCLK) - - - - 0.35 μm 0.18 μm 0.18 μm 0.18 μm ウォッチドッグタイマ あり あり あり あり ウォッチドッグタイマ (RC 発振の場合 ) あり ( 解放可能 ) あり あり あり ビットサーチ あり あり あり あり リセット入力 (INITX) あり あり あり あり ハードウェアスタンバイ入力 (HSTX) あり なし なし なし テクノロジ クロックモジュレータ あり あり あり あり クロックモニタ あり あり あり あり 低電力モード あり あり あり あり 5 チャネル 5 チャネル 5 チャネル 5 チャネル MPU (16 チャネル )*1 MPU (16 チャネル )*1 MPU (8 チャネル )*1 MPU (8 チャネル )*1 エミュレーション SRAM 32 ビット 読出しデータ 内部フラッシュメモリ 2112 K バイト + 64 ビット読出しデータ付外 部エミュレーション SRAM 544 K バイト 1088 K バイト サテライトフラッシュ - データフラッシュ 64 K バイト - データフラッシュ 64 K バイト フラッシュ保護 - あり あり あり D-RAM 64 K バイト 64 K バイト 24 K バイト 48 K バイト ID-RAM 64 K バイト 64 K バイト 16 K バイト 32 K バイト フラッシュキャッシュ ( 命令キャッシュ ) 16 K バイト 16 K バイト 8 K バイト 8 K バイト ブート ROM/BI-ROM 4 K バイト固定 16 K バイト ブートフラッシュ 4 K バイト 4 K バイト DMA MMU/MPU フラッシュメモリ RTC 1 チャネル 1 チャネル 1 チャネル 1 チャネル フリーランタイマ 8 チャネル 12 チャネル 8 チャネル *2 8 チャネル *2 ICU 8 チャネル 10 チャネル 8 チャネル *2 8 チャネル *2 OCU 8 チャネル 8 チャネル 8 チャネル *2 8 チャネル *2 リロードタイマ 8 チャネル 16 チャネル 16 チャネル 16 チャネル 16 ビット PPG 16 チャネル 32 チャネル 32 チャネル *2 32 チャネル *2 16 ビット PFM 1 チャネル 1 チャネル 1 チャネル 1 チャネル サウンドジェネレータ 1 チャネル 1 チャネル 1 チャネル 1 チャネル アップダウンカウンタ (8/16 ビット ) 4 チャネル (8 ビット )/ 2 チャネル (16 ビット ) 4 チャネル (8 ビット )/ 2 チャネル (16 ビット ) 4 チャネル (8 ビット )/ 2 チャネル (16 ビット )*2 4 チャネル (8 ビット )/ 2 チャネル (16 ビット )*2 6 チャネル (128 msg) 6 チャネル (128 msg) 3 チャネル (32 msg) 4 チャネル (32 msg) 4 チャネル + 4 チャネル FIFO + 8 チャネル 16 チャネル FIFO 8 チャネル + 4 チャネル FIFO*2 8 チャネル + 4 チャネル FIFO*2 ( 追加再配置 2 端子 ) C_CAN LIN-USART 4 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ エミュレーションデバイス MB91F465PA MB91F467PA 8 チャネル 4 チャネル *2 4 チャネル *2 あり (32 ビットアドレス , 32 ビットデータ ) あり (32 ビットアドレス , 32 ビットデータ ) あり (24 ビットアドレス , 16 ビットデータ ) あり (24 ビットアドレス , 16 ビットデータ ) 外部割込み 16 チャネル 16 チャネル 16 チャネル *2 16 チャネル *2 NMI 割込み 1 チャネル 項目 MB91V460A MB91FV460B 4 チャネル FR 外部バス I2C (400K) 1 チャネル 1 チャネル 1 チャネル 288 328 ( 非多重化 24 本 ) 141 141 SMC 6 チャネル 328 ( 非多重化 24 本 ) - - LCD コントローラ (40 × 4) 1 チャネル 1 チャネル - - ADC (10 ビット ) 32 チャネル 32 チャネル + 22 チャネル (ADC マクロ 2) 32 チャネル *2 32 チャネル *2 + 9 チャネル (ADC マクロ 2) アラームコンパレータ 2 チャネル 2 チャネル - - 電源スーパバイザ ( 低電圧検出 ) あり あり あり あり クロックスーパバイザ あり あり あり あり 汎用 I/O ポート メインクロック発振 4 MHz 4 MHz 4 MHz 4 MHz サブクロック発振 32 kHz 32 kHz 32 kHz 32 kHz RC 発振器 100kHz 100 kHz / 3 MHz 100 kHz / 2 MHz 100 kHz / 2 MHz x 20 x 25 x 25 x 25 PLL DSU4 あり あり なし なし EDSU あり (32 BP)*1 あり (32 BP)*1 あり (16 BP)*1 あり (16 BP)*1 3V / 5V 3V / 5V 3V / 5V 3V / 5V レギュレータ あり あり あり あり 消費電力 n.a. n.a. < 1.4 W < 1.4 W 0 ∼ 70 °C 0 ∼ 70 °C -40 ∼ 125 °C -40 ∼ 125 °C パッケージ BGA660 BGA896 LQFP-176 LQFP-176 電源投入からの PLL 起動時 間 < 20 ms < 20 ms < 20 ms < 20 ms n.a. < 8 s (Typ) < 5 s (Typ) < 6 s (Typ) 電源電圧 動作温度 (Ta) フラッシュダウンロード時間 * 1:MPU チャネルは EDSU ブレークポイントレジスタ (MPU と EDSU 間の共有動作 ) を使用します。 * 2:表示は最大チャネル数。機能は外部バスアドレスで多重化。 DS07–16615–2 5 MB91460P シリーズ ■ 端子配列図 1. MB91F465PA 176 175 174 173 172 171 170 169 168 167 166 165 164 163 162 161 160 159 158 157 156 155 154 153 152 151 150 149 148 147 146 145 144 143 142 141 140 139 138 137 136 135 134 133 VDD35 P32_7/PPG31 P32_3/PPG30 P33_7/PPG29 P33_3/PPG28 P07_7/A7 or P26_7/AN31 P07_6/A6 or P26_6/AN30 P07_5/A5 or P26_5/AN29 P07_4/A4 or P26_4/AN28 P07_3/A3 or P26_3/AN27 P07_2/A2 or P26_2/AN26 P07_1/A1 or P26_1/AN25 P07_0/A0 or P26_0/AN24 P20_6/SCK3/ZIN1/CK3 or P27_7/AN23 P20_5/SOT3/BIN1 or P27_6/AN22 P20_4/SIN3/AIN1 or P27_5/AN21 P20_2/SCK2/ZIN0/CK2 or P27_4/AN20 P20_1/SOT2/BIN0 or P27_3/AN19 P20_0/SIN2/AIN0 or P27_2/AN18 P16_1/PPG9 or P27_1/AN17 P16_0/PPG8 or P27_0/AN16 VSS5 VDD5 P24_7/INT7/SCL3 or P28_7/AN15 P24_6/INT6/SDA3 or P28_6/AN14 P24_5/INT5/SCL2 or P28_5/AN13 P24_4/INT4/SDA2 or P28_4/AN12 P24_3/INT3 or P28_3/AN11 P24_2/INT2 or P28_2/AN10 P24_1/INT1 or P28_1/AN9 P24_0/INT0 or P28_0/AN8 P29_7/AN7 P29_6/AN6 P35_6/SCK9 or P29_5/AN5 P35_5/SOT9 or P29_4/AN4 P35_4/SIN9 or P29_3/AN3 P35_2/SCK8 or P29_2/AN2 P35_1/SOT8 or P29_1/AN1 P35_0/SIN8 or P29_0/AN0 P34_7/PPG27 P34_3/PPG26 P35_7/PPG25 P35_3/PPG24 VSS5 (TOP VIEW) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 QFP-176 132 131 130 129 128 127 126 125 124 123 122 121 120 119 118 117 116 115 114 113 112 111 110 109 108 107 106 105 104 103 102 101 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 VDD5 AVCC5 AVRH5 AVSS5 P25_1 P25_0 P17_7/PPG7 P17_6/PPG6 P17_5/PPG5 P18_6/SCK7/ZIN3/CK7 P18_5/SOT7/BIN3 P18_4/SIN7/AIN3 P18_2/SCK6/ZIN2/CK6 P18_1/SOT6/BIN2 P18_0/SIN6/AIN2 P19_6/SCK5/CK5 P19_5/SOT5 P19_4/SIN5 P19_2/SCK4/CK4 P19_1/SOT4 P19_0/SIN4 VSS5 VDD5 VDD5R VDD5R VCC18C VSS5 NMIX INITX X1A X0A VSS5 X0 X1 MD_3 MONCLK MD_2 MD_1 MD_0 P23_7 P23_6/INT11 P23_5/TX2 P23_4/RX2/INT10 VSS5 VSS5 P30_0/PPG16 P30_1/PPG17 P30_2/PPG18 P30_3/PPG19 P10_0/SYSCLK P10_1/ASX P10_3/WEX P09_0/CSX0 P09_1/CSX1 P09_2/CSX2 P08_0/WRX0 P08_1/WRX1 P08_4/RDX P08_7/RDY P16_2/PPG10 P16_3/PPG11 P16_4/PPG12/SGA P16_5/PPG13/SGO P16_6/PPG14/PFM P16_7/PPG15/AGTX VDD5 VSS5 P23_0/RX0/INT8 P23_1/TX0 P23_2/RX1/INT9 P23_3/TX1 P22_4/SDA0/INT14 P22_5/SCL0 P22_6/SDA1/INT15 P22_7/SCL1 P14_0/ICU0/TIN8/0/TTG24 P14_1/ICU1/TIN9/1/TTG25 P14_2/ICU2/TIN10/2/TTG26 P14_3/ICU3/TIN11/3/TTG27 P15_0/OCU0/TOT0 P15_1/OCU1/TOT1 P15_2/OCU2/TOT2 P15_3/OCU3/TOT3 P30_4/PPG20 P30_5/PPG21 P30_6/PPG22 P30_7/PPG23 VDD5 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 VSS5 P21_4/SIN1 P21_5/SOT1 P21_6/SCK1/CK1 P21_7 P06_0/A8 or P21_0/SIN0 P06_1/A9 or P21_1/SOT0 P06_2/A10 or P21_2/SCK0/CK0 P06_3/A11 or P17_4/PPG4 P06_4/A12 or P14_4/ICU4/TIN12/4TTG28/20/12/4 P06_5/A13 or P14_5/ICU5/TIN13/5TTG29/21/13/5 P06_6/A14 or P14_6/ICU6/TIN14/6TTG30/22/14/6 P06_7/A15 or P14_7/ICU7/TIN15/7TTG31/23/15/7 P05_0/A16 or P16_0/PPG8 P05_1/A17 or P16_1/PPG9 P05_2/A18 or (P20_0/SIN2/AIN0 or P34_0/SIN10) P05_3/A19 or (P20_1/SOT2/BIN0 or P34_1/SOT10) P05_4/A20 or (P20_2/SCK2/ZIN0/CK2 or P34_2/SCK10) P05_5/A21 or (P20_4/SIN3/AIN1 or P34_4/SIN11) P05_6/A22 or (P20_5/SOT3/BIN1 or P34_5/SOT11) P05_7/A23 or (P20_6/SCK3/ZIN1/CK3 or P34_6/SCK11) VDD35 VSS5 P01_0/D16 or P17_0/PPG0 P01_1/D17 or P17_1/PPG1 P01_2/D18 or P17_2/PPG2 P01_3/D19 or P17_3/PPG3 P01_4/D20 or P15_4/OCU4/TOT4 P01_5/D21 or P15_5/OCU5/TOT5 P01_6/D22 or P15_6/OCU6/TOT6 P01_7/D23 or P15_7/OCU7/TOT7 P00_0/D24 or P24_0/INT0 P00_1/D25 or P24_1/INT1 P00_2/D26 or P24_2/INT2 P00_3/D27 or P24_4/INT3 P00_4/D28 or P24_4/INT4 P00_5/D29 or P24_5/INT5 P00_6/D30 or P24_6/INT6 P00_7/D31 or P24_7/INT7 P22_0/INT12 P22_1 P22_2/INT13 P22_3 VDD35 6 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 176 175 174 173 172 171 170 169 168 167 166 165 164 163 162 161 160 159 158 157 156 155 154 153 152 151 150 149 148 147 146 145 144 143 142 141 140 139 138 137 136 135 134 133 VDD35 P32_7/PPG31 P32_3/PPG30 P33_7/PPG29 P33_3/PPG28 P07_7/A7 or P26_7/AN31 P07_6/A6 or P26_6/AN30 P07_5/A5 or P26_5/AN29 P07_4/A4 or P26_4/AN28 P07_3/A3 or P26_3/AN27 P07_2/A2 or P26_2/AN26 P07_1/A1 or P26_1/AN25 P07_0/A0 or P26_0/AN24 P20_6/SCK3/ZIN1/CK3 or P27_7/AN23 P20_5/SOT3/BIN1 or P27_6/AN22 P20_4/SIN3/AIN1 or P27_5/AN21 P20_2/SCK2/ZIN0/CK2 or P27_4/AN20 P20_1/SOT2/BIN0 or P27_3/AN19 P20_0/SIN2/AIN0 or P27_2/AN18 P16_1/PPG9 or P27_1/AN17 P16_0/PPG8 or P27_0/AN16 VSS5 VDD5 P24_7/INT7/SCL3 or P28_7/AN15 P24_6/INT6/SDA3 or P28_6/AN14 P24_5/INT5/SCL2 or P28_5/AN13 P24_4/INT4/SDA2 or P28_4/AN12 P24_3/INT3 or P28_3/AN11 P24_2/INT2 or P28_2/AN10 P24_1/INT1 or P28_1/AN9 P24_0/INT0 or P28_0/AN8 P29_7/AN7 P29_6/AN6 P35_6/SCK9 or P29_5/AN5 P35_5/SOT9 or P29_4/AN4 P35_4/SIN9 or P29_3/AN3 P35_2/SCK8 or P29_2/AN2 P35_1/SOT8 or P29_1/AN1 P35_0/SIN8 or P29_0/AN0 P34_7/PPG27 P34_3/PPG26 P35_7/PPG25 P35_3/PPG24 VSS5 2. MB91F467PA 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 QFP-176 132 131 130 129 128 127 126 125 124 123 122 121 120 119 118 117 116 115 114 113 112 111 110 109 108 107 106 105 104 103 102 101 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 VDD5 AVCC5 AVRH5 AVSS5 P25_1 P25_0 P17_7/PPG7/AN39 P17_6/PPG6/AN38 P17_5/PPG5/AN37 P18_6/SCK7/ZIN3/CK7/AN46 P18_5/SOT7/BIN3/AN45 P18_4/SIN7/AIN3/AN44 P18_2/SCK6/ZIN2/CK6/AN42 P18_1/SOT6/BIN2/AN41 P18_0/SIN6/AIN2/AN40 P19_6/SCK5/CK5 P19_5/SOT5 P19_4/SIN5 P19_2/SCK4/CK4 P19_1/SOT4 P19_0/SIN4 VSS5 VDD5 VDD5R VDD5R VCC18C VSS5 NMIX INITX X1A X0A VSS5 X1 X0 MD_3 MONCLK MD_2 MD_1 MD_0 P23_7/TX3 P23_6/RX3/INT11 P23_5/TX2 P23_4/RX2/INT10 VSS5 VSS5 P30_0/PPG16 P30_1/PPG17 P30_2/PPG18 P30_3/PPG19 P10_0/SYSCLK or P34_0/SIN10 P10_1/ASX or P34_1/SOT10 P10_3/WEX or P34_2/SCK10 P09_0/CSX0 or P34_4/SIN11 P09_1/CSX1 or P34_5/SOT11 P09_2/CSX2 or P34_6/SCK11 P08_0/WRX0 P08_1/WRX1 P08_4/RDX P08_7/RDY P16_2/PPG10 P16_3/PPG11 P16_4/PPG12/SGA P16_5/PPG13/SGO P16_6/PPG14/PFM P16_7/PPG15/AGTX VDD5 VSS5 P23_0/RX0/INT8 P23_1/TX0 P23_2/RX1/INT9 P23_3/TX1 P22_4/SDA0/INT14 P22_5/SCL0 P22_6/SDA1/INT15 P22_7/SCL1 P14_0/ICU0/TIN8/0/TTG24 P14_1/ICU1/TIN9/1/TTG25 P14_2/ICU2/TIN10/2/TTG26 P14_3/ICU3/TIN11/3/TTG27 P15_0/OCU0/TOT0 P15_1/OCU1/TOT1 P15_2/OCU2/TOT2 P15_3/OCU3/TOT3 P30_4/PPG20 P30_5/PPG21 P30_6/PPG22 P30_7/PPG23 VDD5 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 VSS5 P21_4/SIN1 P21_5/SOT1 P21_6/SCK1/CK1 P21_7 P06_0/A8 or P21_0/SIN0 P06_1/A9 or P21_1/SOT0 P06_2/A10 or P21_2/SCK0/CK0 P06_3/A11 or P17_4/PPG4 P06_4/A12 or P14_4/ICU4/TIN12/4TTG28/20/12/4 P06_5/A13 or P14_5/ICU5/TIN13/5TTG29/21/13/5 P06_6/A14 or P14_6/ICU6/TIN14/6TTG30/22/14/6 P06_7/A15 or P14_7/ICU7/TIN15/7TTG31/23/15/7 P05_0/A16 or P16_0/PPG8 P05_1/A17 or P16_1/PPG9 P05_2/A18 or (P20_0/SIN2/AIN0 or P34_0/SIN10) P05_3/A19 or (P20_1/SOT2/BIN0 or P34_1/SOT10) P05_4/A20 or (P20_2/SCK2/ZIN0/CK2 or P34_2/SCK10) P05_5/A21 or (P20_4/SIN3/AIN1 or P34_4/SIN11) P05_6/A22 or (P20_5/SOT3/BIN1 or P34_5/SOT11) P05_7/A23 or (P20_6/SCK3/ZIN1/CK3 or P34_6/SCK11) VDD35 VSS5 P01_0/D16 or P17_0/PPG0 P01_1/D17 or P17_1/PPG1 P01_2/D18 or P17_2/PPG2 P01_3/D19 or P17_3/PPG3 P01_4/D20 or P15_4/OCU4/TOT4 P01_5/D21 or P15_5/OCU5/TOT5 P01_6/D22 or P15_6/OCU6/TOT6 P01_7/D23 or P15_7/OCU7/TOT7 P00_0/D24 or P24_0/INT0 P00_1/D25 or P24_1/INT1 P00_2/D26 or P24_2/INT2 P00_3/D27 or P24_4/INT3 P00_4/D28 or P24_4/INT4 P00_5/D29 or P24_5/INT5 P00_6/D30 or P24_6/INT6 P00_7/D31 or P24_7/INT7 P22_0/INT12 P22_1 P22_2/INT13 P22_3 VDD35 MB91F467PA と MB91F465PA の端子配列の相違点は以下のとおりです。 ・ 端子 50 ∼ 55:LIN-USART10/11 を追加再配置 ・ 端子 92 ∼ 93:CAN3 RX3, TX3 を追加 ・ 端子 118 ∼ 126:ADC チャネル AN37-42, AN44-46 を追加 ・ 端子 99 ∼ 100:X0/X1 を逆配置 DS07–16615–2 7 MB91460P シリーズ ■ 端子機能説明 1. MB91F465PA, MB91F467PA 端子 番号 2 3 端子名 P21_4 SIN1 P21_5 SOT1 入出力 入出力 回路形式 *1 I/O I/O A A ポートの 多重化設定 − − P21_6 4 SCK1 P21_7 P06_0 A8 I/O A USART1 データ入力端子 汎用入出力ポート USART1 データ出力端子 − USART1 クロック入出力端子 フリーランタイマ 1 外部クロック入力端子 I/O A − I/O A PPMUX.PS4=0 汎用入出力ポート 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit8) OR 6 P21_0 SIN0 P06_1 A9 I/O A PPMUX.PS4=1 汎用入出力ポート USART0 データ入力端子 I/O A PPMUX.PS4=0 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit9) 7 OR P21_1 SOT0 P06_2 A10 8 汎用入出力ポート 汎用入出力ポート CK1 5 機能 I/O A PPMUX.PS4=1 汎用入出力ポート USART0 データ出力端子 I/O A PPMUX.PS4=0 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit10) OR P21_2 SCK0 汎用入出力ポート I/O A PPMUX.PS4=1 CK0 P06_3 A11 USART0 クロック入出力端子 フリーランタイマ 0 外部クロック入力端子 I/O A PPMUX.PS4=0 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit11) 9 OR P17_4 PPG4 I/O A PPMUX.PS4=1 汎用入出力ポート PPG タイマ出力端子 P06_4 ∼ P06_7 汎用入出力ポート I/O A PPMUX.PS4=0 A12 ∼ A15 外部アドレスバス信号端子 (bit12 ∼ bit15) OR 10 ∼ 13 P14_4 ∼ P14_7 ICU4 ∼ ICU7 TIN12/4 ∼ TIN15/7 TTG28/20/12/4 ∼ TTG31/23/15/7 8 汎用入出力ポート インプットキャプチャ入力端子 I/O A PPMUX.PS4=1 リロードタイマ外部トリガ入力端子 PPG タイマ外部トリガ入力端子 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 端子 番号 端子名 P05_0 A16 入出力 入出力 回路形式 *1 I/O A ポートの 多重化設定 PPMUX.PR10=0 機能 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit16, bit17) 14 OR P16_0 PPG8 P05_1 A17 I/O A PPMUX.PR10=1 汎用入出力ポート PPG タイマ出力端子 I/O A PPMUX.PR11=0 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit16, bit17) OR 15 P16_1 PPG9 P05_2 A18 I/O A PPMUX.PR11=1 汎用入出力ポート PPG タイマ出力端子 I/O A PPMUX.PR12=0 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit18) OR P20_0 SIN2 16 I/O A AIN0 PPMUX.PR12=1 AND PPMUX.PRPS0=1 汎用入出力ポート USART2 データ入力端子 アップダウンカウンタ入力端子 OR P34_0 SIN10 P05_3 A19 I/O I/O A A PPMUX.PR12=1 AND PPMUX.PRPS0=0 PPMUX.PR13=0 汎用入出力ポート USART10 データ入力端子 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit19) OR P20_1 SOT2 17 I/O A BIN0 PPMUX.PR13=1 AND PPMUX.PRPS0=1 汎用入出力ポート USART2 データ出力端子 アップダウンカウンタ入力端子 OR P34_1 SOT10 P05_4 A20 I/O I/O A A PPMUX.PR13=1 AND PPMUX.PRPS0=0 PPMUX.PR14=0 汎用入出力ポート USART10 データ出力端子 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit20) OR P20_2 SCK2 18 ZIN0 汎用入出力ポート I/O A PPMUX.PR14=1 AND PPMUX.PRPS0=1 CK2 USART2 クロック入出力端子 アップダウンカウンタ入力端子 フリーランタイマ 2 外部クロック入力端子 OR P34_2 SCK10 DS07–16615–2 I/O A PPMUX.PR14=1 AND PPMUX.PRPS0=0 汎用入出力ポート USART10 クロック入出力端子 9 MB91460P シリーズ 端子 番号 端子名 P05_5 A21 入出力 入出力 回路形式 *1 I/O A ポートの 多重化設定 PPMUX.PR15=0 機能 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit21) OR P20_4 19 SIN3 I/O A AIN1 PPMUX.PR15=1 AND PPMUX.PRPS0=1 汎用入出力ポート USART3 データ入力端子 アップダウンカウンタ入力端子 OR P34_4 SIN11 P05_6 A22 I/O I/O A A PPMUX.PR15=1 AND PPMUX.PRPS0=0 PPMUX.PR16=0 汎用入出力ポート USART11 データ入力端子 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit22) OR P20_5 20 SOT3 I/O A BIN1 PPMUX.PR16=1 AND PPMUX.PRPS0=1 汎用入出力ポート USART3 データ出力端子 アップダウンカウンタ入力端子 OR P34_5 SOT11 P05_7 A23 I/O I/O A A PPMUX.PR16=1 AND PPMUX.PRPS0=0 PPMUX.PR17=0 汎用入出力ポート USART11 データ出力端子 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit23) OR P20_6 SCK3 21 ZIN1 汎用入出力ポート I/O A PPMUX.PR17=1 AND PPMUX.PRPS0=1 CK3 USART3 クロック入出力端子 アップダウンカウンタ入力端子 フリーランタイマ 3 外部クロック入力端子 OR P34_6 SCK11 P01_0 ∼ P01_3 I/O I/O A A PPMUX.PR17=1 AND PPMUX.PRPS0=0 PPMUX.PS3=0 D16 ∼ D19 汎用入出力ポート USART11 クロック入出力端子 汎用入出力ポート 外部データバス信号端子 (bit16 ∼ bit19) OR 24 ∼ 27 P17_0 ∼ P17_3 I/O A PPMUX.PS3=1 PPG0 ∼ PPG3 P01_4 ∼ P01_7 汎用入出力ポート PPG タイマ出力端子 I/O A PPMUX.PS3=0 D20 ∼ D23 汎用入出力ポート 外部データバス信号端子 (bit20 ∼ bit23) OR 28 ∼ 31 P15_4 ∼ P15_7 OCU4 ∼ OCU7 TOT4 ∼ TOT7 10 汎用入出力ポート I/O A PPMUX.PS3=1 アウトプットコンペア出力端子 リロードタイマ出力端子 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 端子 番号 端子名 P00_0 ∼ P00_7 入出力 入出力 回路形式 *1 I/O A ポートの 多重化設定 PPMUX.PR0=0 D24 ∼ D31 OR P24_0 ∼ P24_7 I/O A PPMUX.PR0=1 INT0 ∼ INT7 P22_0 INT12 41 42 P22_1 P22_2 INT13 43 46 ∼ 49 汎用入出力ポート 外部データバス信号端子 (bit24 ∼ bit31) 32 ∼ 39 40 機能 P22_3 P30_0 ∼ P30_3 外部割込み入力端子 I/O A SYSCLK − I/O A − I/O A − I/O A − I/O A − PPG16 ∼ PPG19 P10_0 汎用入出力ポート I/O A 50 − 汎用入出力ポート 外部割込み入力端子 汎用入出力ポート 汎用入出力ポート 外部割込み入力端子 汎用入出力ポート 汎用入出力ポート PPG タイマ出力端子 汎用入出力ポート 外部バスクロック出力端子 OR (MB91F467PA のみ ) P34_0 SIN10 P10_1 ASX I/O A PPMUX2.PR0=1 汎用入出力ポート USART10 データ入力端子 I/O A 51 − 汎用入出力ポート アドレスストローブ出力端子 OR (MB91F467PA のみ ) P34_1 SOT10 P10_3 WEX I/O A PPMUX2.PR1=1 汎用入出力ポート USART10 データ出力端子 I/O A 52 − 汎用入出力ポート ライトイネーブル出力端子 OR (MB91F467PA のみ ) P34_2 SCK10 P09_0 CSX0 I/O A PPMUX2.PR2=1 汎用入出力ポート USART10 クロック入出力端子 I/O A 53 − 汎用入出力ポート チップ選択出力端子 OR (MB91F467PA のみ ) P34_4 SIN11 P09_1 CSX1 I/O A PPMUX2.PR3=1 汎用入出力ポート USART11 データ入力端子 I/O A 54 − 汎用入出力ポート チップ選択出力端子 OR (MB91F467PA のみ ) P34_5 SOT11 DS07–16615–2 I/O A PPMUX2.PR4=1 汎用入出力ポート USART11 データ出力端子 11 MB91460P シリーズ 端子 番号 端子名 P09_2 CSX2 入出力 入出力 回路形式 *1 I/O A 55 SCK11 58 59 60, 61 − P08_0, P08_1 WRX0, WRX1 P08_4 RDX P08_7 RDY P16_2, P16_3 PPG10, PPG11 I/O A PPMUX2.PR5=1 63 64 65 68 I/O I/O I/O I/O A A A A − − − − PPG12 I/O A − PPG13 I/O A − 外部リードストローブ出力端子 汎用入出力ポート 外部レディ入力端子 汎用入出力ポート PPG タイマ出力端子 PPG タイマ出力端子 PPG タイマ出力端子 SGO サウンドジェネレータの SGO 出力端子 P16_6 汎用入出力ポート PPG14 I/O A − PPG タイマ出力端子 PFM パルス周波数モジュレータの出力端子 P16_7 汎用入出力ポート PPG15 I/O A − PPG タイマ出力端子 ATGX A/D コンバータ外部トリガ入力端子 P23_0 汎用入出力ポート RX0 I/O A − P23_1 TX0 RX1 P23_3 TX1 SDA0 SCL0 CAN0 の RX 入力端子 外部割込み入力端子 I/O A − 汎用入出力ポート CAN0 の TX 出力端子 汎用入出力ポート I/O A − CAN1 の RX 入力端子 外部割込み入力端子 I/O A − 汎用入出力ポート CAN1 の TX 出力端子 汎用入出力ポート I/O C − I2C バスデータ入出力端子 ( オープンドレイン ) 外部割込み入力端子 P22_5 12 汎用入出力ポート 汎用入出力ポート INT14 73 外部ライトストローブ出力端子 P16_5 P22_4 72 汎用入出力ポート サウンドジェネレータの SGA 出力端子 INT9 71 汎用入出力ポート SGA P23_2 70 チップ選択出力端子 汎用入出力ポート INT8 69 汎用入出力ポート USART11 クロック入出力端子 P16_4 62 機能 OR (MB91F467PA のみ ) P34_6 56, 57 ポートの 多重化設定 汎用入出力ポート I/O C − I2C バスクロック入出力端子 ( オープンドレイ ン) DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 端子 番号 端子名 入出力 入出力 回路形式 *1 ポートの 多重化設定 P22_6 SDA1 74 汎用入出力ポート I/O C − INT15 SCL1 汎用入出力ポート I/O C − P14_0 ∼ P14_3 80 ∼ 83 TIN8/0 ∼ TIN11/ 3 インプットキャプチャ入力端子 I/O A − リロードタイマ外部トリガ入力端子 TTG24/16/8/0 ∼ TTG27/19/11/3 PPG タイマ外部トリガ入力端子 P15_0 ∼ P15_3 汎用入出力ポート OCU0 ∼ OCU3 I/O A − TOT0 ∼ TOT3 84 ∼ 87 I2C バスクロック入出力端子 ( オープンドレイ ン) 汎用入出力ポート ICU0 ∼ ICU3 76 ∼ 79 I2C バスデータ入出力端子 ( オープンドレイン ) 外部割込み入力端子 P22_7 75 機能 P30_4 ∼ P30_7 リロードタイマ出力端子 I/O A PPG20 ∼ PPG23 − P23_4 90 RX2 P23_5 TX2 I/O A − RX3 I/O A − P23_7 TX3 CAN2 の RX 入力端子 汎用入出力ポート CAN2 の TX 出力端子 汎用入出力ポート I/O A − INT11 93 PPG タイマ出力端子 外部割込み入力端子 P23_6 92 汎用入出力ポート 汎用入出力ポート INT10 91 アウトプットコンペア用出力端子 CAN3 の RX 入力端子 *4 外部割込み入力端子 I/O A − 汎用入出力ポート CAN3 の TX 出力端子 *4 94 MD_0 I G − モード設定端子 95 MD_1 I G − モード設定端子 96 MD_2 I G − モード設定端子 97 MONCLK O M − クロックモニタ端子 98 MD_3 I G − 高速クロック入力端子 − J1 − − J1 X1 99 X0 X0 100 X1 − クロック ( 発振 ) 出力 , F465PA クロック ( 発振 ) 入力 , F467PA クロック ( 発振 ) 入力 , F465PA クロック ( 発振 ) 出力 , F467PA 102 X0A − J2 − サブクロック ( 発振 ) 入力 103 X1A − J2 − サブクロック ( 発振 ) 出力 104 INITX I H − 外部リセット入力端子 105 NMIX I H − マスク不可割込み入力端子 I/O A − 112 DS07–16615–2 P19_0 SIN4 汎用入出力ポート USART4 のデータ入力端子 13 MB91460P シリーズ 端子 番号 113 端子名 P19_1 SOT4 入出力 入出力 回路形式 *1 I/O A ポートの 多重化設定 − P19_2 114 SCK4 116 P19_4 SIN5 P19_5 SOT5 I/O A − SCK5 I/O I/O A A − − I/O A − AIN2 I/O または B*2 − BIN2 I/O または B*2 − アップダウンカウンタ入力端子 ZIN2 USART6 クロック入出力端子 A I/O または B*2 − SIN7 AIN3 SOT7 BIN3 アップダウンカウンタ入力端子 フリーランタイマ 6 外部クロック入力端子 A/D コンバータ 2 の アナログ入力端子 *3 汎用入出力ポート A I/O または B*2 − USART7 のデータ入力端子 アップダウンカウンタ入力端子 A/D コンバータ 2 の アナログ入力端子 *3 P18_5 汎用入出力ポート A I/O または B*2 − AN45 USART7 のデータ出力端子 アップダウンカウンタ入力端子 A/D コンバータ 2 の アナログ入力端子 *3 P18_6 汎用入出力ポート SCK7 A ZIN3 または B*2 I/O USART7 のクロック入出力端子 − アップダウンカウンタ入力端子 CK7 フリーランタイマ 7 の外部クロック入力端子 AN46 A/D コンバータ 2 の アナログ入力端子 *3 P17_5 ∼ P17_7 PPG5 ∼ PPG7 AN37 ∼ AN39 14 USART6 のデータ出力端子 汎用入出力ポート AN44 124 ∼ 126 アップダウンカウンタ入力端子 P18_2 P18_4 123 USART6 のデータ入力端子 A/D コンバータ 2 の アナログ入力端子 *3 AN42 122 USART5 クロック入出力端子 AN41 CK6 121 USART5 のデータ出力端子 汎用入出力ポート A SCK6 120 汎用入出力ポート A/D コンバータ 2 の アナログ入力端子 *3 P18_1 SOT6 USART5 のデータ入力端子 汎用入出力ポート A AN40 119 汎用入出力ポート フリーランタイマ 5 外部クロック入力端子 P18_0 SIN6 USART4 クロック入出力端子 汎用入出力ポート CK5 118 USART4 のデータ出力端子 フリーランタイマ 4 外部クロック入力端子 P19_6 117 汎用入出力ポート 汎用入出力ポート CK4 115 機能 汎用入出力ポート A I/O または B*2 − PPG タイマ出力端子 A/D コンバータ 2 の アナログ入力端子 *3 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 端子 番号 端子名 127, 128 P25_0, P25_1 134 135 136 137 P35_3 PPG24 P35_7 PPG25 P34_3 PPG26 P34_7 PPG27 P35_0 SIN8 入出力 入出力 回路形式 *1 I/O A − I/O A − I/O I/O I/O I/O A A A B − − − PPMUX.PS5=0 機能 汎用入出力ポート 汎用入出力ポート PPG タイマ出力端子 汎用入出力ポート PPG タイマ出力端子 汎用入出力ポート PPG タイマ出力端子 汎用入出力ポート PPG タイマ出力端子 汎用入出力ポート USART8 データ入力端子 OR 138 P29_0 AN0 P35_1 SOT8 I/O B PPMUX.PS5=1 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 I/O B PPMUX.PS5=0 汎用入出力ポート USART8 データ出力端子 139 OR P29_1 AN1 P35_2 SCK8 I/O B PPMUX.PS5=1 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 I/O B PPMUX.PS5=0 汎用入出力ポート USART8 クロック入出力端子 OR 140 P29_2 AN2 P35_4 SIN9 I/O B PPMUX.PS5=1 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 I/O B PPMUX.PS5=0 汎用入出力ポート USART9 データ入力端子 141 OR P29_3 AN3 P35_5 SOT9 I/O B PPMUX.PS5=1 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 I/O B PPMUX.PS5=0 汎用入出力ポート USART9 データ出力端子 142 OR P29_4 AN4 P35_6 SCK9 I/O B PPMUX.PS5=1 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 I/O B PPMUX.PS5=0 汎用入出力ポート USART9 クロック入出力端子 143 OR P29_5 AN5 144, 145 ポートの 多重化設定 P29_6, P29_7 AN6, AN7 DS07–16615–2 I/O B PPMUX.PS5=1 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 I/O B − 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 15 MB91460P シリーズ 端子 番号 端子名 入出力 入出力 回路形式 *1 P24_0 ∼ P24_3 I/O B INT0 ∼ INT3 146 ∼ 149 ポートの 多重化設定 PPMUX.PS2=0 AND PPMUX.PR0=0 機能 汎用入出力ポート 外部割込み入力端子 OR P28_0 ∼ P28_3 I/O B AN8 ∼ AN11 P24_4 INT4 SDA2 I/O I/O D D 150 PPMUX.PS2=1 OR PPMUX.PR0=1 汎用入出力ポート PPMUX.PS2=0 AND PPMUX.PR0=0 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 外部割込み入力端子 I2C バスデータ入出力端子 ( オープンドレイン ) OR P28_4 AN12 P24_5 INT5 SCL2 I/O I/O I/O D D D PPMUX.PS2=1 OR PPMUX.PR0=1 PPMUX.PS2=0 AND PPMUX.PR0=0 151 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 汎用入出力ポート 外部割込み入力端子 I2C バスクロック入出力端子 ( オープンドレイ ン) OR P28_5 AN13 I/O D P24_6 INT6 I/O D SDA3 152 PPMUX.PS2=1 OR PPMUX.PR0=1 汎用入出力ポート PPMUX.PS2=0 AND PPMUX.PR0=0 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 外部割込み入力端子 I2C バスデータ入出力端子 ( オープンドレイン ) OR P28_6 AN14 I/O D PPMUX.PS2=1 OR PPMUX.PR0=1 P24_7 INT7 I/O C SCL3 PPMUX.PS2=0 AND PPMUX.PR0=0 153 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 汎用入出力ポート 外部割込み入力端子 I2C バスクロック入出力端子 ( オープンドレイ ン) OR P28_7 AN15 I/O B P16_0 PPG8 I/O A 汎用入出力ポート PPMUX.PS1=0 AND PPMUX.PR10=0 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 PPG タイマ出力端子 OR 156 P27_0 AN16 16 PPMUX.PS2=1 OR PPMUX.PR0=1 I/O A PPMUX.PS1=1 OR PPMUX.PR10=1 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 端子 番号 端子名 入出力 入出力 回路形式 *1 P16_1 PPG9 I/O A PPMUX.PS1=0 AND PPMUX.PR11=0 機能 汎用入出力ポート PPG タイマ出力端子 OR 157 P27_1 AN17 I/O A P20_0 SIN2 I/O A AIN0 PPMUX.PS1=1 OR PPMUX.PR11=1 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 PPMUX.PS1=0 汎用入出力ポート AND_NOT USART2 データ入力端子 (PPMUX.PR12=1 AND アップダウンカウンタ入力端子 PPMUX.PRPS0=1) OR 158 P27_2 AN18 I/O A PPMUX.PS1=1 汎用入出力ポート OR (PPMUX.PR12=1 A/D コンバータ のアナログ入力端子 AND PPMUX.PRPS0=1) A PPMUX.PS1=0 汎用入出力ポート AND_NOT USART2 データ出力端子 (PPMUX.PR13=1 AND アップダウンカウンタ入力端子 PPMUX.PRPS0=1) P20_1 SOT2 I/O BIN0 OR 159 P27_3 AN19 I/O A PPMUX.PS1=1 汎用入出力ポート OR (PPMUX.PR13=1 A/D コンバータ のアナログ入力端子 AND PPMUX.PRPS0=1) A PPMUX.PS1=0 AND_NOT (PPMUX.PR14=1 AND PPMUX.PRPS0=1) P20_2 SCK2 ZIN0 I/O CK2 汎用入出力ポート USART2 クロック入出力端子 アップダウンカウンタ入力端子 フリーランタイマ 2 外部クロック入力端子 OR 160 P27_4 AN20 DS07–16615–2 ポートの 多重化設定 I/O A PPMUX.PS1=1 汎用入出力ポート OR (PPMUX.PR14=1 A/D コンバータ のアナログ入力端子 AND PPMUX.PRPS0=1) 17 MB91460P シリーズ 端子 番号 端子名 入出力 入出力 回路形式 *1 P20_4 SIN3 I/O A AIN1 機能 PPMUX.PS1=0 汎用入出力ポート AND_NOT USART3 データ入力端子 (PPMUX.PR15=1 AND アップダウンカウンタ入力端子 PPMUX.PRPS0=1) OR 161 P27_5 AN21 I/O A PPMUX.PS1=1 汎用入出力ポート OR (PPMUX.PR15=1 A/D コンバータ のアナログ入力端子 AND PPMUX.PRPS0=1) A PPMUX.PS1=0 汎用入出力ポート AND_NOT USART3 データ出力端子 (PPMUX.PR16=1 AND アップダウンカウンタ入力端子 PPMUX.PRPS0=1) P20_5 SOT3 I/O BIN1 OR 162 P27_6 AN22 I/O A PPMUX.PS1=1 汎用入出力ポート OR (PPMUX.PR16=1 A/D コンバータ のアナログ入力端子 AND PPMUX.PRPS0=1) A PPMUX.PS1=0 AND_NOT (PPMUX.PR17=1 AND PPMUX.PRPS0=1) P20_6 SCK3 ZIN1 I/O CK3 汎用入出力ポート USART3 クロック入出力端子 アップダウンカウンタ入力端子 フリーランタイマ 3 外部クロック入力端子 OR 163 P27_7 AN23 P07_0 A0 I/O A I/O A PPMUX.PS1=1 汎用入出力ポート OR (PPMUX.PR17=1 A/D コンバータ のアナログ入力端子 AND PPMUX.PRPS0=1) PPMUX.PS0=0 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit0) OR 164 P26_0 AN24 P07_1 A1 I/O A PPMUX.PS0=1 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 I/O A PPMUX.PS0=0 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit1) 165 OR P26_1 AN25 18 ポートの 多重化設定 I/O A PPMUX.PS0=1 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 端子 番号 端子名 P07_2 A2 入出力 入出力 回路形式 *1 I/O A AN26 P07_3 A3 I/O A 汎用入出力ポート I/O A PPMUX.PS0=0 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit3) OR P26_3 AN27 P07_4 A4 I/O A PPMUX.PS0=1 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 I/O A PPMUX.PS0=0 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit4) OR 168 P26_4 AN28 P07_5 A5 I/O A PPMUX.PS0=1 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 I/O A PPMUX.PS0=0 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit5) OR 169 P26_5 AN29 P07_6 A6 I/O A PPMUX.PS0=1 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 I/O A PPMUX.PS0=0 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit6) 170 OR P26_6 AN30 P07_7 A7 I/O A PPMUX.PS0=1 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 I/O A PPMUX.PS0=0 汎用入出力ポート 外部アドレスバス信号端子 (bit7) 171 OR P26_7 AN31 175 PPMUX.PS0=1 A/D コンバータ のアナログ入力端子 167 174 汎用入出力ポート OR P26_2 173 PPMUX.PS0=0 機能 外部アドレスバス信号端子 (bit2) 166 172 ポートの 多重化設定 P33_3 PPG28 P33_7 PPG29 P32_3 PPG30 P32_7 PPG31 I/O A PPMUX.PS0=1 汎用入出力ポート A/D コンバータ のアナログ入力端子 I/O I/O I/O I/O A A A A − − − − 汎用入出力ポート PPG タイマ出力端子 汎用入出力ポート PPG タイマ出力端子 汎用入出力ポート PPG タイマ出力端子 汎用入出力ポート PPG タイマ出力端子 * 1: 入出力回路形式については , “ ■入出力回路形式 ” を参照してください。 * 2: MB91F465PA にはタイプ A, MB91F467PA にはタイプ B があります。 * 3: A/D コンバータチャネル 37-42, 44-46 は MB91F467PA でのみ使用が可能です。 * 4: CAN3 は MB91F467PA でのみ使用が可能です。 DS07–16615–2 19 MB91460P シリーズ 電源・GND 端子 I/O 端子番号 端子名 1, 23, 45, 67, 89, 101, 106, 111, 133, 155 VSS5 GND 端子 66, 88, 110, 132, 154 VDD5 電源端子 108, 109 VDD5R 129 AVSS5 131 AVCC5 A/D コンバータ用の電源端子 130 AVRH5 A/D コンバータ用の基準電源端子 107 VCC18C 内蔵レギュレータ用のコンデンサ接続端子 22, 44, 176 VDD35 I/O リング部の外部バス電源端子 20 機能 内蔵レギュレータ用の電源端子 電源 A/D コンバータ用のアナログ GND 端子 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ ■ 入出力回路形式 分類 回路形式 A 備考 プルアップ制御 ドライバ強度 制御 データライン CMOS レベル出力 ( プログラマブル IOL = 5mA, IOH = -5mA IOL = 2mA, IOH = -2mA) 入力シャットダウン機能付き 2 種類の CMOS ヒ ステリシス入力 入力シャットダウン機能付きオートモーティブ 入力 入力シャットダウン機能付き TTL 入力 プログラマブルプルアップ抵抗:約 50kΩ プルダウン制御 R CMOS ヒステリシスタイプ 1 CMOS ヒステリシスタイプ 2 オートモーティブ入力 TTL 入力 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 B プルアップ制御 ドライバ強度 制御 データライン プルダウン制御 CMOS レベル出力 ( プログラマブル IOL = 5mA, IOH = -5mA IOL = 2mA, IOH = -2mA) 入力シャットダウン機能付き 2 種類の CMOS ヒ ステリシス入力 入力シャットダウン機能付きオートモーティブ 入力 入力シャットダウン機能付き TTL 入力 プログラマブルプルアップ抵抗:約 50kΩ アナログ入力 R CMOS ヒステリシスタイプ 1 CMOS ヒステリシスタイプ 2 オートモーティブ入力 TTL 入力 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 アナログ入力 DS07–16615–2 21 MB91460P シリーズ 分類 回路形式 C 備考 プルアップ制御 データライン CMOS レベル出力 (I OL = 3mA, IOH = -3mA) 入力シャットダウン機能付き 2 種類の CMOS ヒ ステリシス入力 入力シャットダウン機能付きオートモーティブ 入力 入力シャットダウン機能付き TTL 入力 プログラマブルプルアップ抵抗:約 50kΩ プルダウン制御 R CMOS ヒステリシスタイプ 1 CMOS ヒステリシスタイプ 2 オートモーティブ入力 TTL 入力 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 D プルアップ制御 データライン CMOS レベル出力 (I OL = 3mA, IOH = -3mA) 入力シャットダウン機能付き 2 種類の CMOS ヒ ステリシス入力 入力シャットダウン機能付きオートモーティブ 入力 入力シャットダウン機能付き TTL 入力 プログラマブルプルアップ抵抗:約 50kΩ アナログ入力 プルダウン制御 R CMOS ヒステリシスタイプ 1 CMOS ヒステリシスタイプ 2 オートモーティブ入力 TTL 入力 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 アナログ入力 22 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 分類 回路形式 E 備考 プルアップ制御 ドライバ強度 制御 データライン プルダウン制御 CMOS レベル出力 ( プログラマブル IOL = 5mA, IOH = -5mA IOL = 2mA, IOH = -2mA, IOL = 30mA, IOH = -30mA) 入力シャットダウン機能付き 2 種類の CMOS ヒ ステリシス入力 入力シャットダウン機能付きオートモーティブ 入力 入力シャットダウン機能付き TTL 入力 プログラマブルプルアップ抵抗:約 50kΩ R CMOS ヒステリシスタイプ 1 CMOS ヒステリシスタイプ 2 オートモーティブ入力 TTL 入力 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 F プルアップ制御 ドライバ強度 制御 データライン プルダウン制御 CMOS レベル出力 ( プログラマブル IOL = 5mA, IOH = -5mA IOL = 2mA, IOH = -2mA, IOL = 30mA, IOH = -30mA) 入力シャットダウン機能付き 2 種類の CMOS ヒ ステリシス入力 入力シャットダウン機能付きオートモーティブ 入力 入力シャットダウン機能付き TTL 入力 プログラマブルプルアップ抵抗:約 50kΩ アナログ入力 R CMOS ヒステリシスタイプ 1 CMOS ヒステリシスタイプ 2 オートモーティブ入力 TTL 入力 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 アナログ入力 G R ヒステリシス 入力 DS07–16615–2 マスク ROM および評価デバイス : CMOS ヒステリシス入力端子 フラッシュデバイス: CMOS 入力端子 12 V 耐圧 (MD[2:0] 用 ) 23 MB91460P シリーズ 分類 回路形式 備考 H CMOS ヒステリシス入力端子 プルアップ抵抗値:約 50 kΩ プルアップ抵抗 R ヒステリシス 入力 J1 X1 R 0 X 出力 1 高速発振回路 ・ 発振モード ( 外部水晶または発振子を X0/X1 端子に接続 ) と高速外部クロック入力 (FCI) モード (X0 端子に外部クロックを接続 ) の間 でプログラマブル ・ フィードバック抵抗 = 約 2 × 0.5 MΩ 発振子が無効になっているか FCI モードの場 合 , フィードバック抵抗は中央で接地 FCI R X0 FCI または発振子が無効 J2 X 出力 X1A 低速発振回路 ・ フィードバック抵抗 = 約 2 × 5 MΩ 発振子が無効の場合 , フィードバック抵抗は 中央で接地 R R X0A 発振子が無効 24 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 分類 回路形式 K 備考 プルアップ制御 ドライバ強度 制御 データライン プルダウン制御 CMOS レベル出力 ( プログラマブル IOL = 5mA, IOH = -5mA IOL = 2mA, IOH = -2mA) 入力シャットダウン機能付き 2 種類の CMOS ヒ ステリシス入力 入力シャットダウン機能付きオートモーティブ 入力 入力シャットダウン機能付き TTL 入力 プログラマブルプルアップ抵抗:約 50kΩ LCD SEG/COM 出力 R CMOS ヒステリシスタイプ 1 CMOS ヒステリシスタイプ 2 オートモーティブ入力 TTL 入力 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 LCD SEG/COM L プルアップ制御 ドライバ強度 制御 データライン プルダウン制御 CMOS レベル出力 ( プログラマブル IOL = 5mA, IOH = -5mA IOL = 2mA, IOH = -2mA) 入力シャットダウン機能付き 2 種類の CMOS ヒ ステリシス入力 入力シャットダウン機能付きオートモーティブ 入力 入力シャットダウン機能付き TTL 入力 プログラマブルプルアップ抵抗:約 50kΩ アナログ入力 LCD 電圧入力 R CMOS ヒステリシスタイプ 1 CMOS ヒステリシスタイプ 2 オートモーティブ入力 TTL 入力 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 VLCD DS07–16615–2 25 MB91460P シリーズ 分類 回路形式 備考 M CMOS レベルの TRI-STATE 出力 (IOL = 5mA, IOH = -5mA) tri-state 制御 データライン N アナログ入力端子 ( 保護機能付き ) アナログ入力ライン 26 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ ■ ポートの多重化 1. PPMUX レジスタ MB91460P は , ポートの多重化を使用します。このことにより , 実際の端子数よりも多くのリソースが実装されているこ とになります。どのポート / リソースがどの端子と兼用しているかは , PPMUX レジスタの設定により異なります。 0x049A 0x049B 15 14 13 12 11 10 9 8 PR17 PR16 PR15 PR14 PR13 PR12 PR11 PR10 7 6 5 4 3 2 1 0 PRPS0 PR0 PS5 PS4 PS3 PS2 PS1 PS0 PPMUX レジスタは , ハーフワードでのみ書込み可能です。1 回のみ書込み可能です。 PPMUX レジスタは , INIT またはソフトウェアリセットによりリセットされます ( そのときの初期値は 0x0000)。 (注意事項)ポートの再配置 (PRx 経由 ) は , 常にポート切り替え (PSx 経由 ) よりも高い優先順位にあります。 2. PPMUX2 レジスタ (MB91F467PA) MB91F467 は , PA 第 2 のポート多重化レジスタ PPMUX2 があり , LIN-USART10, 11 の多重化を行います。 PPMUX2 の設定は , PPMUX の設定よりも高い優先順位を持っています。 0x049C 0x049D 15 14 13 12 11 10 9 8 - - PR5 PR4 PR3 PR2 PR1 PR0 7 6 5 4 3 2 1 0 - - - - - - - - PPMUX2 レジスタは , ハーフワードでのみ書込み可能です。1 回のみ書込み可能です。 PPMUX2 レジスタは , INIT またはソフトウェアリセットによりリセットされます ( そのときの初期値は 0x00)。 DS07–16615–2 27 MB91460P シリーズ 3. MB91F465PA の多重化端子配列 ANxx チャネルが有効 (PFR および EPFR 経由) の場合 , 端子はアナログ入 力に切り替わり , デジタル入 力が無効になります 。 2 ポートレイア ウト間を切り替 えるための 1 configbit (PPMUX.PS2) ANxx チャネルが有効(PFR 経由)の場合 , 端子はアナロ グ入力に切り替わり , デジタ ル入力が無効になります。 2 ポートレイア ウト間を切り替 えるための 1 configbit (PPMUX.PS5) MB91V460A では PG16-31 周辺を 非サポートです が , ポート機能 をサポートしま す 176 175 174 173 172 171 170 169 168 167 166 165 164 163 162 161 160 159 158 157 156 155 154 153 152 151 150 149 148 147 146 145 144 143 142 141 140 139 138 137 136 135 134 133 MB91V460A では PG16-31 周辺を 非サポートです が , ポート機能 をサポートしま す 2 ポートレイア ウト間を切り替 えるための 1 configbit (PPMUX.PS1) ANxx チャネルが有効(PFR 経由)の場合 , 端子はアナロ グ入力に切り替わり , デジタ ル入力が無効になります。 VDD35 P32_7/PPG31 P32_3/PPG30 P33_7/PPG29 P33_3/PPG28 P07_7/A7 or P26_7/AN31 P07_6/A6 or P26_6/AN30 P07_5/A5 or P26_5/AN29 P07_4/A4 or P26_4/AN28 P07_3/A3 or P26_3/AN27 P07_2/A2 or P26_2/AN26 P07_1/A1 or P26_1/AN25 P07_0/A0 or P26_0/AN24 P20_6/SCK3/ZIN1/CK3 or P27_7/AN23 P20_5/SOT3/BIN1 or P27_6/AN22 P20_4/SIN3/AIN1 or P27_5/AN21 P20_2/SCK2/ZIN0/CK2 or P27_4/AN20 P20_1/SOT2/BIN0 or P27_3/AN19 P20_0/SIN2/AIN0 or P27_2/AN18 P16_1/PPG9 or P27_1/AN17 P16_0/PPG8 or P27_0/AN16 VSS5 VDD5 P24_7/INT7/SCL3 or P28_7/AN15 P24_6/INT6/SDA3 or P28_6/AN14 P24_5/INT5/SCL2 or P28_5/AN13 P24_4/INT4/SDA2 or P28_4/AN12 P24_3/INT3 or P28_3/AN11 P24_2/INT2 or P28_2/AN10 P24_1/INT1 or P28_1/AN9 P24_0/INT0 or P28_0/AN8 P29_7/AN7 P29_6/AN6 P35_6/SCK9 or P29_5/AN5 P35_5/SOT9 or P29_4/AN4 P35_4/SIN9 or P29_3/AN3 P35_2/SCK8 or P29_2/AN2 P35_1/SOT8 or P29_1/AN1 P35_0/SIN8 or P29_0/AN0 P34_7/PPG27 P34_3/PPG26 P35_7/PPG25 P35_3/PPG24 VSS5 2 ポートレイア ウト間を切り替 えるための 1 configbit (PPMUX.PS0) ANxx チャネルが有効 (PFR および EPFR 経由) の場合 , 端子はアナログ入 力に切り替わり , デジタル入 力が無効になります。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 再配置により外部バス機能が 無効になった時に周辺機能 (全 8 ピン , ANxx ではない) を移すための 1 configbyte (PPMUX.PR17 ∼ PPMUX.PR10) 再配置により外部バス機能が 無効になった時に周辺機能 (全 8 ピン , ANxx, I2C では ない)を移すための 1 configbit(PPMUX.PR0) QFP-176 132 131 130 129 128 127 126 125 124 123 122 121 120 119 118 117 116 115 114 113 112 111 110 109 108 107 106 105 104 103 102 101 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 VDD5 AVCC5 AVRH5 AVSS5 P25_1 P25_0 P17_7/PPG7 P17_6/PPG6 P17_5/PPG5 P18_6/SCK7/ZIN3/CK7 P18_5/SOT7/BIN3 P18_4/SIN7/AIN3 P18_2/SCK6/ZIN2/CK6 P18_1/SOT6/BIN2 P18_0/SIN6/AIN2 P19_6/SCK5/CK5 P19_5/SOT5 P19_4/SIN5 P19_2/SCK4/CK4 P19_1/SOT4 P19_0/SIN4 VSS5 VDD5 VDD5R VDD5R VCC18C VSS5 NMIX INITX X1A X0A VSS5 X0 X1 MD_3 MONCLK MD_2 MD_1 MD_0 P23_7 P23_6/INT11 P23_5/TX2 P23_4/RX2/INT10 VSS5 MB91V460A では PG16-31 周辺を 非サポートです が , ポート機能 をサポートしま す 28 VSS5 P30_0/PPG16 P30_1/PPG17 P30_2/PPG18 P30_3/PPG19 P10_0/SYSCLK P10_1/ASX P10_3/WEX P09_0/CSX0 P09_1/CSX1 P09_2/CSX2 P08_0/WRX0 P08_1/WRX1 P08_4/RDX P08_7/RDY P16_2/PPG10 P16_3/PPG11 P16_4/PPG12/SGA P16_5/PPG13/SGO P16_6/PPG14/PFM P16_7/PPG15/AGTX VDD5 VSS5 P23_0/RX0/INT8 P23_1/TX0 P23_2/RX1/INT9 P23_3/TX1 P22_4/SDA0/INT14 P22_5/SCL0 P22_6/SDA1/INT15 P22_7/SCL1 P14_0/ICU0/TIN8/0/TTG24/16/8/0 P14_1/ICU1/TIN9/1/TTG25/17/9/1 P14_2/ICU2/TIN10/2/TTG26/18/10/2 P14_3/ICU3/TIN11/3/TTG27/19/11/3 P15_0/OCU0/TOT0 P15_1/OCU1/TOT1 P15_2/OCU2/TOT2 P15_3/OCU3/TOT3 P30_4/PPG20 P30_5/PPG21 P30_6/PPG22 P30_7/PPG23 VDD5 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 VSS5 P21_4/SIN1 P21_5/SOT1 P21_6/SCK1/CK1 P21_7 P06_0/A8 or P21_0/SIN0 外部バス(デフォル P06_1/A9 or P21_1/SOT0 ト)もしくは周辺機 P06_2/A10 or P21_2/SCK0/CK0 能(全 8 ピン)間を 切り替えるための P06_3/A11 or P17_4/PPG4 1 configbit P06_4/A12 or P14_4/ICU4/TIN12/4/TTG28/20/12/4 (PPMUX.PS4) P06_5/A13 or P14_5/ICU5/TIN13/5/TTG29/21/13/5 P06_6/A14 or P14_6/ICU6/TIN14/6/TTG30/22/14/6 P06_7/A15 or P14_7/ICU7/TIN15/7/TTG31/23/15/7 P05_0/A16 or P16_0/PPG8 P05_1/A17 or P16_1/PPG9 PPMUX.PR17 ∼ P05_2/A18 or (P20_0/SIN2/AIN0 or P34_0/SIN10) PPMUX.PR12 再 P05_3/A19 or (P20_1/SOT2/BIN0 or P34_1/SOT10) 配置端子を決定す P05_4/A20 or (P20_2/SCK2/ZIN0/CK2 or P34_2/SCK10) るための 1confgbit P05_5/A21 or (P20_4/SIN3/AIN1 or P34_4/SIN11) (PPMUX.PRPS0) P05_6/A22 or (P20_5/SOT3/BIN1 or P34_5/SOT11) P05_7/A23 or (P20_6/SCK3/ZIN1/CK3 or P34_6/SCK11) VDD35 VSS5 P01_0/D16 or P17_0/PPG0 P01_1/D17 or P17_1/PPG1 外部バス(デフォル P01_2/D18 or P17_2/PPG2 ト)もしくは周辺機 P01_3/D19 or P17_3/PPG3 能(全 8 ピン)間を P01_4/D20 or P15_4/OCU4/TOT4 切り替えるための P01_5/D21 or P15_5/OCU5/TOT5 1 configbit P01_6/D22 or P15_6/OCU6/TOT6 (PPMUX.PS3) P01_7/D23 or P15_7/OCU7/TOT7 P00_0/D24 or P24_0/INT0 P00_1/D25 or P24_1/INT1 P00_2/D26 or P24_2/INT2 P00_3/D27 or P24_3/INT3 P00_4/D28 or P24_4/INT4 P00_5/D29 or P24_5/INT5 P00_6/D30 or P24_6/INT6 P00_7/D31 or P24_7/INT7 P22_0/INT12 P22_1 P22_2/INT13 P22_3 VDD35 MB91V460A では PG16-31 周辺を 非サポートです が , ポート機能 をサポートしま す DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 4. MB91F467PA の多重化端子配列 ANxx チャネルが有効 (PFR および EPFR 経由) の場合 , 端子はアナログ入 力に切り替わり , デジタル入 力が無効になります。 2 ポートレイア ウト間を切り替 えるための 1 configbit (PPMUX.PS2) ANxx チャネルが有効(PFR 経由)の場合 , 端子はアナロ グ入力に切り替わり , デジタ ル入力が無効になります。 2 ポートレイア ウト間を切り替 えるための 1 configbit (PPMUX.PS5) MB91V460A では PG16-31 周辺を 非サポートです が , ポート機能を サポートします。 176 175 174 173 172 171 170 169 168 167 166 165 164 163 162 161 160 159 158 157 156 155 154 153 152 151 150 149 148 147 146 145 144 143 142 141 140 139 138 137 136 135 134 133 MB91V460A では PG16-31 周辺を 非サポートです が , ポート機能を サポートします。 2 ポートレイア ウト間を切り替 えるための 1 configbit (PPMUX.PS1) ANxx チャネルが有効(PFR 経由)の場合 , 端子はアナロ グ入力に切り替わり , デジタ ル入力が無効になります。 VDD35 P32_7/PPG31 P32_3/PPG30 P33_7/PPG29 P33_3/PPG28 P07_7/A7 or P26_7/AN31 P07_6/A6 or P26_6/AN30 P07_5/A5 or P26_5/AN29 P07_4/A4 or P26_4/AN28 P07_3/A3 or P26_3/AN27 P07_2/A2 or P26_2/AN26 P07_1/A1 or P26_1/AN25 P07_0/A0 or P26_0/AN24 P20_6/SCK3/ZIN1/CK3 or P27_7/AN23 P20_5/SOT3/BIN1 or P27_6/AN22 P20_4/SIN3/AIN1 or P27_5/AN21 P20_2/SCK2/ZIN0/CK2 or P27_4/AN20 P20_1/SOT2/BIN0 or P27_3/AN19 P20_0/SIN2/AIN0 or P27_2/AN18 P16_1/PPG9 or P27_1/AN17 P16_0/PPG8 or P27_0/AN16 VSS5 VDD5 P24_7/INT7/SCL3 or P28_7/AN15 P24_6/INT6/SDA3 or P28_6/AN14 P24_5/INT5/SCL2 or P28_5/AN13 P24_4/INT4/SDA2 or P28_4/AN12 P24_3/INT3 or P28_3/AN11 P24_2/INT2 or P28_2/AN10 P24_1/INT1 or P28_1/AN9 P24_0/INT0 or P28_0/AN8 P29_7/AN7 P29_6/AN6 P35_6/SCK9 or P29_5/AN5 P35_5/SOT9 or P29_4/AN4 P35_4/SIN9 or P29_3/AN3 P35_2/SCK8 or P29_2/AN2 P35_1/SOT8 or P29_1/AN1 P35_0/SIN8 or P29_0/AN0 P34_7/PPG27 P34_3/PPG26 P35_7/PPG25 P35_3/PPG24 VSS5 2 ポートレイア ウト間を切り替 えるための 1 configbit (PPMUX.PS0) ANxx チャネルが有効 (PFR および EPFR 経由) の場合 , 端子はアナログ入 力に切り替わり , デジタル入 力が無効になります。 外部バス (デフォル ト)もしくは周辺機 能 (全 8 ピン) 間を 切り替えるための 1 configbit (PPMUX.PS4) PPMUX.PR17 ∼ PPMUX.PR12 再 配置端子を決定す るための 1confgbit (PPMUX.PRPS0) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 QFP-176 再配置で外部バス機能が無効 になった時に周辺機能 (SIN10, SOT10, SCK10, SIN11, SOT11, SCK11) を移すための 1 configbyte(PPMUX2.PR0 ∼ PPMUX2.PR5) 132 131 130 129 128 127 126 125 124 123 122 121 120 119 118 117 116 115 114 113 112 111 110 109 108 107 106 105 104 103 102 101 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 VDD5 AVCC5 AVRH5 AVSS5 P25_1 P25_0 P17_7/PPG7/AN39 P17_6/PPG6/AN38 P17_5/PPG5/AN37 P18_6/SCK7/ZIN3/CK7/AN46 P18_5/SOT7/BIN3/AN45 P18_4/SIN7/AIN3/AN44 P18_2/SCK6/ZIN2/CK6/AN42 P18_1/SOT6/BIN2/AN41 P18_0/SIN6/AIN2/AN40 P19_6/SCK5/CK5 P19_5/SOT5 P19_4/SIN5 P19_2/SCK4/CK4 P19_1/SOT4 P19_0/SIN4 VSS5 VDD5 VDD5R VDD5R VCC18C VSS5 NMIX INITX X1A X0A VSS5 X1 X0 MD_3 MONCLK MD_2 MD_1 MD_0 P23_7/TX3 P23_6/RX3/INT11 P23_5/TX2 P23_4/RX2/INT10 VSS5 MB91V460A では PG16-31 周辺を 非サポートです が , ポート機能を サポートします。 DS07–16615–2 VSS5 P30_0/PPG16 P30_1/PPG17 P30_2/PPG18 P30_3/PPG19 P10_0/SYSCLK or P34_0/SIN10 P10_1/ASX or P34_1/SOT10 P10_3/WEX or P34_2/SCK10 P09_0/CSX0 or P34_4/SIN11 P09_1/CSX1 or P34_5/SOT11 P09_2/CSX2 or P34_6/SCK11 P08_0/WRX0 P08_1/WRX1 P08_4/RDX P08_7/RDY P16_2/PPG10 P16_3/PPG11 P16_4/PPG12/SGA P16_5/PPG13/SGO P16_6/PPG14/PFM P16_7/PPG15/AGTX VDD5 VSS5 P23_0/RX0/INT8 P23_1/TX0 P23_2/RX1/INT9 P23_3/TX1 P22_4/SDA0/INT14 P22_5/SCL0 P22_6/SDA1/INT15 P22_7/SCL1 P14_0/ICU0/TIN8/0/TTG24/16/8/0 P14_1/ICU1/TIN9/1/TTG25/17/9/1 P14_2/ICU2/TIN10/2/TTG26/18/10/2 P14_3/ICU3/TIN11/3/TTG27/19/11/3 P15_0/OCU0/TOT0 P15_1/OCU1/TOT1 P15_2/OCU2/TOT2 P15_3/OCU3/TOT3 P30_4/PPG20 P30_5/PPG21 P30_6/PPG22 P30_7/PPG23 VDD5 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 外部バス (デフォル ト)もしくは周辺機 能 (全 8 ピン) 間を 切り替えるための 1 configbit (PPMUX.PS3) VSS5 P21_4/SIN1 P21_5/SOT1 P21_6/SCK1/CK1 P21_7 P06_0/A8 or P21_0/SIN0 P06_1/A9 or P21_1/SOT0 P06_2/A10 or P21_2/SCK0/CK0 P06_3/A11 or P17_4/PPG4 P06_4/A12 or P14_4/ICU4/TIN12/4/TTG28/20/12/4 P06_5/A13 or P14_5/ICU5/TIN13/5/TTG29/21/13/5 P06_6/A14 or P14_6/ICU6/TIN14/6/TTG30/22/14/6 P06_7/A15 or P14_7/ICU7/TIN15/7/TTG31/23/15/7 P05_0/A16 or P16_0/PPG8 P05_1/A17 or P16_1/PPG9 P05_2/A18 or (P20_0/SIN2/AIN0 or P34_0/SIN10) P05_3/A19 or (P20_1/SOT2/BIN0 or P34_1/SOT10) P05_4/A20 or (P20_2/SCK2/ZIN0/CK2 or P34_2/SCK10) P05_5/A21 or (P20_4/SIN3/AIN1 or P34_4/SIN11) P05_6/A22 or (P20_5/SOT3/BIN1 or P34_5/SOT11) P05_7/A23 or (P20_6/SCK3/ZIN1/CK3 or P34_6/SCK11) VDD35 VSS5 P01_0/D16 or P17_0/PPG0 P01_1/D17 or P17_1/PPG1 P01_2/D18 or P17_2/PPG2 P01_3/D19 or P17_3/PPG3 P01_4/D20 or P15_4/OCU4/TOT4 P01_5/D21 or P15_5/OCU5/TOT5 P01_6/D22 or P15_6/OCU6/TOT6 P01_7/D23 or P15_7/OCU7/TOT7 P00_0/D24 or P24_0/INT0 P00_1/D25 or P24_1/INT1 P00_2/D26 or P24_2/INT2 P00_3/D27 or P24_3/INT3 P00_4/D28 or P24_4/INT4 P00_5/D29 or P24_5/INT5 P00_6/D30 or P24_6/INT6 P00_7/D31 or P24_7/INT7 P22_0/INT12 P22_1 P22_2/INT13 P22_3 VDD35 MB91V460A では PG16-31 周辺を 非サポートです が , ポート機能を サポートします。 29 MB91460P シリーズ ■ リロードタイマ / 新機能 1. 概要 リロードタイマは , 16 ビットダウンカウンタを使用して入力信号トリガを検出し , カウントダウンを行います。 カウント長は 16 ビットです。 2. 機能 形式:リロードレジスタ付き 16 ビットダウンカウンタ 数量:16 ( 出力:8 チャネル TOT [0 ∼ 7]) カスケードクロックモード:( リロードタイマ 8, 10, 12, 14 にのみ使用可能 ) ・ リロードタイマ 8 用カウント用クロック:リロードタイマ 9 の出力 ・ リロードタイマ 10 用カウント用クロック:リロードタイマ 11 の出力 ・ リロードタイマ 12 用カウント用クロック:リロードタイマ 13 の出力 ・ リロードタイマ 14 用カウント用クロック:リロードタイマ 15 の出力 カウント起動エッジ:外部イベントモード時に 3 種類から選択。 ・ 外部トリガ ( 立上り / 立下り / 両エッジ ) 割込み:アンダフローにより要求発生 その他 1:ソフトウェア上のカウンタ停止 / 再開可能 その他 2:他周辺機能の制御可能 ・ PPG 起動トリガの要因は以下です。 リロードタイマ 8:PPG16, PPG17 リロードタイマ 9:PPG18, PPG19 リロードタイマ 10:PPG20, PPG21 リロードタイマ 11:PPG22, PPG23 リロードタイマ 12:PPG24, PPG25 リロードタイマ 13:PPG26, PPG27 リロードタイマ 14:PPG28, PPG29 リロードタイマ 15:PPG30, PPG31 ・A/D コンバータ起動トリガ要因 ( リロードタイマ 7:A/D) 30 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 3. レジスタ 3.1.TMCSR: リロードタイマ制御ステータスレジスタ 制御ステータスレジスタは , リロードタイマの動作モードと割込みを制御します。 ・ TMCSR8 ( リロードタイマ 8):アドレス:00596H ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・ TMCSR9 ( リロードタイマ 9):アドレス:0059EEH ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・ TMCSR10 ( リロードタイマ 10):アドレス:005A6H ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・ TMCSR11 ( リロードタイマ 11):アドレス:005AEH ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・ TMCSR12 ( リロードタイマ 12):アドレス:005B6H ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・ TMCSR13 ( リロードタイマ 13):アドレス:005BEHH ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・ TMCSR14 ( リロードタイマ 14):アドレス:005C6H ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・ TMCSR15 ( リロードタイマ 15):アドレス:005CEH ( アクセス:バイト , ハーフワード ) 15 14 13 12 11 10 9 8 bit CSL2 CSL1 CSL0 MOD2 MOD1 - - - 0 0 0 0 0 初期値 RX/WX RX/WX RX/WX R/W R/W R/W R/W0 R/W 属性 動作中の 再書込み 7 6 MOD0 5 4 3 2 1 0 bit OULT RELD INTE UF CNTE TRG 0 - 0 0 0 0 0 0 初期値 R/W RX/WX R/W R/W R/W R(RM1), W R/W R0/W 属性 O O O 動作中の 再書込み (O:再書込み可能 , x:再書込み不可 ) ・bit12 ∼ bit10:カウント用クロック選択 CSL2 CSL1 CSL0 CLKP:周辺クロック カウント用クロック 0 0 0 内部クロック CLKP/2 0 0 1 内部クロック CLKP/8 0 1 0 内部クロック CLKP/32 0 1 1 外部イベント ( 外部クロック ) 1 0 1 内部クロック CLKP/64 1 1 0 内部クロック CLKP/128 1 1 1 RLT n+1 出力 DS07–16615–2 備考 RLT 8, 10, 12, 14 にのみ使用可能 31 MB91460P シリーズ 3.2.TMR:タイマレジスタ ・TMR8 ( リロードタイマ 8):アドレス:0592H ( アクセス:ハーフワード ) ・TMR9 ( リロードタイマ 9):アドレス:059AH ( アクセス:ハーフワード ) ・TMR10 ( リロードタイマ 10):アドレス:05A2H ( アクセス:ハーフワード ) ・TMR11 ( リロードタイマ 11):アドレス:05AAH ( アクセス:ハーフワード ) ・TMR12 ( リロードタイマ 12):アドレス:05B2H ( アクセス:ハーフワード ) ・TMR13 ( リロードタイマ 13):アドレス:05BAH ( アクセス:ハーフワード ) ・TMR14 ( リロードタイマ 14):アドレス:05C2H ( アクセス:ハーフワード ) ・TMR15 ( リロードタイマ 15):アドレス:05CAH ( アクセス:ハーフワード ) 3.3.TMRC:一致タイマレジスタ ・TMR89 ( リロードタイマ 8, 9):アドレス:05D0H ( アクセス:ワード ) ・TMR1011 ( リロードタイマ 10, 11):アドレス:05D4H ( アクセス:ワード ) ・TMR1213 ( リロードタイマ 12, 13):アドレス:05D8H ( アクセス:ワード ) ・TMR1415 ( リロードタイマ 14, 15):アドレス:05DCH ( アクセス:ワード ) 31 30 29 28 27 26 25 24 D31 D30 D29 D28 D27 D26 D25 D24 X X X X X X X X 初期値 R/WX R/WX R/WX R/WX R/WX R/WX R/WX R/WX 属性 23 22 21 20 19 18 17 16 bit D23 D22 D21 D20 D19 D18 D17 D16 X X X X X X X X 初期値 R/WX R/WX R/WX R/WX R/WX R/WX R/WX R/WX 属性 15 14 13 12 11 10 9 8 bit D15 D14 D13 D12 D11 D10 D9 D8 X X X X X X X X 初期値 R/WX R/WX R/WX R/WX R/WX R/WX R/WX R/WX 属性 7 6 5 4 3 2 1 0 bit D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 X X X X X X X X 初期値 R/WX R/WX R/WX R/WX R/WX R/WX R/WX R/WX 属性 bit カスケード接続したリロードタイマのカウント値は , タイマレジスタ TMRC 経由で同時に読出し可能です。上位のハー フワードには TMRn が含まれ , 下位のハーフワードには TMRn+1 が含まれます。 ワードアクセスを使用して読み出してください。 32 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 3.4.TMRLR:リロードレジスタ ・TMRLR8 ( リロードタイマ 8):アドレス:0590H ( アクセス:ハーフワード ) ・TMRLR9 ( リロードタイマ 9):アドレス:0598H ( アクセス:ハーフワード ) ・TMRLR10 ( リロードタイマ 10):アドレス:05A0H ( アクセス:ハーフワード ) ・TMRLR11 ( リロードタイマ 11):アドレス:05A8H ( アクセス:ハーフワード ) ・TMRLR12 ( リロードタイマ 12):アドレス:05B0H ( アクセス:ハーフワード ) ・TMRLR13 ( リロードタイマ 13):アドレス:05B8H ( アクセス:ハーフワード ) ・TMRLR14 ( リロードタイマ 14):アドレス:05C0H ( アクセス:ハーフワード ) ・TMRLR15 ( リロードタイマ 15):アドレス:05C8H ( アクセス:ハーフワード ) 4. カスケード動作 リロードモードでは , リロードタイマ 9 出力はリロードタイマ 8 のカウントイベント ( 両エッジモード ) として設定され ます。 TMLR9 n ... TMLR8 m ... CLKP ... TMR9 0 n n-1 n (1) TOUT9 n-1 (1) ... (2) TMR8 0 ... 1 TOUT8 (2) 0 ... m TMR (3) ... (1) TMR9 のアンダフローによる TOUT9 の信号変化 (2) TOUT9 による TMR8 の減少 (3) TMR8 のアンダフローによる TOUT8 の信号変化 DS07–16615–2 33 MB91460P シリーズ ■ 追加 PPG 1. レジスタ 1.1.PCSR:PPG サイクル設定レジスタ PPG のサイクル数を制御します。 ・PCSR16 (PPG16):アドレス:0512h ( アクセス:ハーフワード ) ・PCSR17 (PPG17):アドレス:0518h ( アクセス:ハーフワード ) ・PCSR18 (PPG18):アドレス:0522h ( アクセス:ハーフワード ) ・PCSR19 (PPG19):アドレス:0528h ( アクセス:ハーフワード ) ・PCSR20 (PPG20):アドレス:0532h ( アクセス:ハーフワード ) ・PCSR21 (PPG21):アドレス:0538h ( アクセス:ハーフワード ) ・PCSR22 (PPG22):アドレス:0542h ( アクセス:ハーフワード ) ・PCSR23 (PPG23):アドレス:0548h ( アクセス:ハーフワード ) ・PCSR24 (PPG24):アドレス:0552h ( アクセス:ハーフワード ) ・PCSR25 (PPG25):アドレス:0558h ( アクセス:ハーフワード ) ・PCSR26 (PPG26):アドレス:0562h ( アクセス:ハーフワード ) ・PCSR27 (PPG27):アドレス:0568h ( アクセス:ハーフワード ) ・PCSR28 (PPG28):アドレス:0572h ( アクセス:ハーフワード ) ・PCSR29 (PPG29):アドレス:0578h ( アクセス:ハーフワード ) ・PCSR30 (PPG30):アドレス:0582h ( アクセス:ハーフワード ) ・PCSR31 (PPG31):アドレス:0588h ( アクセス:ハーフワード ) 1.2.PDUT:PPG デューティ設定レジスタ PPG の出力波形のデューティを設定します。 ・PDUT16 (PPG16):アドレス:0514h ( アクセス:ハーフワード ) ・PDUT17 (PPG17):アドレス:051Ch ( アクセス:ハーフワード ) ・PDUT18 (PPG18):アドレス:0524h ( アクセス:ハーフワード ) ・PDUT19 (PPG19):アドレス:052Ch ( アクセス:ハーフワード ) ・PDUT20 (PPG20):アドレス:0534h ( アクセス:ハーフワード ) ・PDUT21 (PPG20):アドレス:053Ch ( アクセス:ハーフワード ) ・PDUT22 (PPG22):アドレス:0544h ( アクセス:ハーフワード ) ・PDUT23 (PPG23):アドレス:054Ch ( アクセス:ハーフワード ) ・PDUT24 (PPG24):アドレス:0554h ( アクセス:ハーフワード ) ・PDUT25 (PPG24):アドレス:055Ch ( アクセス:ハーフワード ) ・PDUT26 (PPG26):アドレス:0564h ( アクセス:ハーフワード ) ・PDUT27 (PPG27):アドレス:056Ch ( アクセス:ハーフワード ) ・PDUT28 (PPG28):アドレス:0574h ( アクセス:ハーフワード ) ・PDUT29 (PPG29):アドレス:057Ch ( アクセス:ハーフワード ) ・PDUT30 (PPG30):アドレス:0584h ( アクセス:ハーフワード ) ・PDUT31 (PPG31):アドレス:058Ch ( アクセス:ハーフワード ) 1.3.PCN:PPG 制御ステータスレジスタ PPG の動作とステータスを制御します。 ・PCN16 (PPG16):アドレス:0516h ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・PCN17 (PPG17):アドレス:051Eh ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・PCN18 (PPG18):アドレス:0526h ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・PCN19 (PPG19):アドレス:052Eh ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・PCN20 (PPG20):アドレス:0536h ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・PCN21 (PPG21):アドレス:053Eh ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・PCN22 (PPG22):アドレス:0546h ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・PCN23 (PPG23):アドレス:054Eh ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・PCN24 (PPG24):アドレス:0556h ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・PCN25 (PPG25):アドレス:055Eh ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・PCN26 (PPG26):アドレス:0566h ( アクセス:バイト , ハーフワード ) 34 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ ・PCN27 (PPG27):アドレス:056Eh ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・PCN28 (PPG28):アドレス:0576h ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・PCN29 (PPG29):アドレス:057Eh ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・PCN30 (PPG30):アドレス:0586h ( アクセス:バイト , ハーフワード ) ・PCN31 (PPG31):アドレス:058Eh ( アクセス:バイト , ハーフワード ) 1.4.GCN1:汎用制御レジスタ 1 PPG0 の PPG16-PPG19, PPG20-PPG23, PPG24-PPG27 および PPG28-PPG31 に対するトリガ入力を選択します。 ・GCN14 (PPG16-PPG19):アドレス:0500h ( アクセス:ハーフワード ) ・GCN15 (PPG20-PPG23):アドレス:0504h ( アクセス:ハーフワード ) ・GCN16 (PPG24-PPG27):アドレス:0505h ( アクセス:ハーフワード ) ・GCN17 (PPG28-PPG31):アドレス:050Ch ( アクセス:ハーフワード ) 1.5.GCN2:汎用制御レジスタ 2 PPG16-PPG19, PPG20-PPG23, PPG24-PPG27 および PPG28-PPG31 の内部トリガレベルをソフトウェアで生成します。 ・GCN24 (PPG16-PPG19):アドレス:0503h ( アクセス:バイト ) ・GCN25 (PPG20-PPG23):アドレス:0507h ( アクセス:バイト ) ・GCN26 (PPG24-PPG27):アドレス:050Bh ( アクセス:バイト ) ・GCN27 (PPG28-PPG31):アドレス:050Fh ( アクセス:バイト ) 1.6.PTMR:PPG タイマレジスタ PPG のカウント数を読み出します。 ・PTMR16 (PPG16):アドレス:0510h ( アクセス:ハーフワード ) ・PTMR17 (PPG17):アドレス:0518h ( アクセス:ハーフワード ) ・PTMR18 (PPG18):アドレス:0520h ( アクセス:ハーフワード ) ・PTMR19 (PPG19):アドレス:0528h ( アクセス:ハーフワード ) ・PTMR20 (PPG20):アドレス:0530h ( アクセス:ハーフワード ) ・PTMR21 (PPG21):アドレス:0538h ( アクセス:ハーフワード ) ・PTMR22 (PPG22):アドレス:0540h ( アクセス:ハーフワード ) ・PTMR23 (PPG23):アドレス:0548h ( アクセス:ハーフワード ) ・PTMR24 (PPG24):アドレス:0550h ( アクセス:ハーフワード ) ・PTMR25 (PPG25):アドレス:0558h ( アクセス:ハーフワード ) ・PTMR26 (PPG26):アドレス:0560h ( アクセス:ハーフワード ) ・PTMR27 (PPG27):アドレス:0568h ( アクセス:ハーフワード ) ・PTMR28 (PPG28):アドレス:0570h ( アクセス:ハーフワード ) ・PTMR29 (PPG29):アドレス:0578h ( アクセス:ハーフワード ) ・PTMR30 (PPG30):アドレス:0581h ( アクセス:ハーフワード ) ・PTMR31 (PPG31):アドレス:0588h ( アクセス:ハーフワード ) DS07–16615–2 35 MB91460P シリーズ ■ A/D コンバータ / 新機能 (MB91F467PA) MB91F467PA は , 10 ビット A/D コンバータ用のマクロを 2 つ持っています。MB91460 シリーズデバイスのすべてで利用 可能なオリジナルの ADC を「ADC 0」, 2 番目のマクロを「ADC 1」とよびます。 1. A/D コンバータの新機能 ・ ADC 0 および ADC 1 は双方とも他の MB91460 シリーズデバイスで使用している 10 ビット / 1 μs のマクロです。 ・ 双方の ADC はそれぞれの A/D 結果レジスタと 4 チャネルレンジコンパレータがあります。詳細は “A/D コンバータ / レ ンジコンパレータ (MB91F467PA)” 38 ページ の章を参照してください。 ・ 双方の ADC は , リロードタイマ RLT7 からトリガをかけることが可能です。 ・ 双方の ADC は , 同一の外部 ATGX 端子 (GP16_7) からトリガをかけることが可能です。 ・ MB91F467PA では , ADC0 と ADC1 はアナログ電源と基準電源 (AVCC5, AVRH5, AVSS) を共有しています。 2. アナログ入力接続 2.1.ADC アナログチャネル全イネーブル ADC アナログチャネル全イネーブル機能は , PRF/EPFR の設定に拘わりなく ADC アナログ入力を可能にします。以下の 2 つの理由により導入しました。 ・ 新規 ADC チャネルには , PFR/EPFR の組み合わせのすべてが他のリソ−スで使用されているポートに割り当てられて いるものがあります。 ・ デジタル出力信号を ADC で測定し , 外部のショートの有無を確認することが可能です。 ADC 用の PFR/EPFR 設定により , デジタルポートは常に HiZ モードに切り替えられます。 ADC アナログチャネル全イネーブルは , PORTEN レジスタのビット ADCHE で制御されます。 PORTEN レジスタ アドレス:0x0498, アクセス:バイト 7 6 5 4 3 - - - - X RX, W0 X RX, W0 X RX, W0 X RX, W0 X RX, W0 2 ADCHE 0 R, W 1 0 bit CPORTEN 0 R, W GPORTEN 0 R, W 初期値 属性 ・ bit7 ∼ bit3:予約ビット。本ビットは常に 0 を書き込んでください。 ・ bit2:ADCHE ADC アナログチャネル全イネーブル。 ADCHE 機能 0 [ 初期値 ] ADC アナログチャネル全イネーブルは OFF。 チャネル 0 ∼ 31 の ADC アナログラインは , ADERH, ADERL レジスタおよび PFR/EPFR の ADC イネーブルビット (ADEn) を設定することで使用可能 ( 許可状態 ) となります。PFR/EPFR はポー トのデジタル出力を HiZ モードに , デジタル入力を禁止にします。 1 ADC アナログ チャネル全イネーブルは ON。 チャネル 6 ∼ 7 の ADC アナログラインは , ADERH, ADERL レジスタの ADC イネーブルビット (ADEn) の設定でのみイネーブルされます。ADEn はポートのデジタル入力ラインを禁止しますが , デジタル出力には変更ありません。アナログ測定をするには , ポートを入力方向に切り替える必 要があります。 本ビットはソフトウェアリセット (RST) によりクリアされ , CPU から読み書きが可能です。 (注意事項)新規 ADC チャネル (AN32 ∼ AN53, デバイスにより異なる ) では , ADCHE 機能は常に ON です。 旧 ADC チャネル (AN0 ∼ AN31) では , チャネルが他の端子に再配置されている場合は ADCHE 機能は常に OFF です。MB91F467PA 上では , ADCHE 機能は , ポート P29 [6, 7] の再配置されていない ADC チャネル 6 ∼ 7 でのみ使用可能です。 36 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ ・ bit1, bit0:CPORTEN, GPORTEN ポート入力全イネーブル CPORTEN GPORTEN 0 [ 初期値 ] 機能 0 [ 初期値 ] ポート入力ラインはすべて禁止状態です。 1 0 LIN-USART 4 用のポート入力は許可状態です。この機能は , Boot ROM がフラッシュの プログラムをする場合に SOFTUNE とシリアル通信をするのに使用します。 X 1 ポート入力ラインはすべて許可状態です。 ・本ビットはソフトウェアリセット (RST) によりクリアされ , CPU から読み書きが可能です。 ・Boot ROM の実行後は , これらのビットは初期状態になります。 2.2.ADC 0 アナログ入力 ADC 0 はアナログ入力 AN0 ∼ AN31 用です。このアナログ入力を許可するには以下の 2 つの方法があります。 ・ すべてのチャネル:ADERH, ADERL レジスタ内の ADC チャネルイネーブルビット (ADEn) を設定し , 接続した I/O ポー トの PFR/EPFR を設定します。 ・ チャネル 6 ∼ 7:ADERH, ADERL レジスタ内の ADC チャネルイネーブルビット (ADEn) を設定し , ADC チャネル全イ ネーブルを設定します。“ADC アナログチャネル全イネーブル ” 36 ページ を参照してください。 (注意事項) チャネル AN0 ∼ AN5 および AN8 ∼ AN31 を使用するには , ポートの多重化を設定する必要があります。詳 細については“ポートの多重化” 27ページ 章と“端子機能説明” 8ページ 章を参照してください。ADC チャネ ルイネーブル機能 ADCHE は , 再配置済みのチャネル上では使用できません。 2.3.ADC 1 アナログ入力 ADC 1 はアナログ入力 AN37 ∼ AN42, AN44 ∼ AN46 用です。 アナログ入力は , AD1ERH, AD1ERL レジスタ内の ADC チャネルイネーブルビット ADEn を設定することによってのみ許 可されます。A/D アナログチャネル全イネーブル機能は , ここでは ON に固定されています。 DS07–16615–2 37 MB91460P シリーズ ■ A/D コンバータ / レンジコンパレータ (MB91F467PA) レンジコンパレータ付き新 A/D コンバータは , MB91FV460B および MB91F467PA で利用可能で , 旧デバイスで使用さ れる A/D コンバータとの間で上位互換性があります。 A/D コンバータの概要 , レジスタの構造と機能 , および A/D コンバータの動作について述べます。 1. A/D コンバータおよび A/D レンジコンパレータの概要 A/D コンバータは , アナログ入力電圧をデジタル値に変換し , 以下の機能を提供します。ADC チャネルは , 4 つのレンジ コンパレータの 1 つに割り当てることが可能です。 1.1.A/D コンバータの機能 ・ 変換時間:チャネルあたり最小 1 μs。 ・ サンプル & ホールド回路付き RC 型逐次比較変換 ・ 10 ビットまたは 8 ビット分解能 ・ プログラムセクションの 32 チャネルアナログ入力 ・ 共通結果データレジスタ 1 種および専用チャネル結果データレジスタ 32 種 ・ 単発変換モード: 特定チャネルを 1 回のみ変換。 ・ 連続モード: 特定チャネルを連続で変換。 ・ スキャン変換モード: 複数チャネルの連続変換 , 最大 32 チャネルまでプログラム可能。 ・ ストップモード: 1 チャネルを変換後 , 次回の起動まで一時停止。 ( 変換開始タイミングの同期を許可。) ・ A/D 変換の後に , CPU に対し A/D 変換割込み要求を発行することが可能です。この割込みは連続処理に最適なオプ ションで , A/D 変換の結果の メモリ に対する DMA 転送に使用可能です。 ・ すべてのチャネルに対する A/D 変換 ( スキャン変換 ) の後に , CPU に対し A/D スキャン終了割込み要求を発行するこ とが可能です。データは専用チャネル結果レジスタに格納され , DMA 転送で読み出すことが可能です。 ・ 変換開始は , ソフトウェア , 外部トリガ ( 立下りエッジ ) またはタイマ ( 立上りエッジ ) で行うことが可能です。 1.2.A/D レンジコンパレータ (RCO) の機能: ・ 4 つの変換結果レンジコンパレータチャネル。 変換結果の上位 8 ビットと , 上位スレッシュホールドと下位スレッシュ ホールドを比較します。スレッシュホールドは , 4 つのコンパレータそれぞれにプログラムすることが可能です。 ・ ADC チャネルは , 4 つのレンジコンパレータの 1 つに割り当てることが可能です。 ・ 比較結果は , 構成により ADC チャネルごとに「オーバフロー」および「割込み」フラグをセットします。以下の目的に対 し比較を構成することが可能です。 ・ 「範囲外」 :A/D 結果が下位スレッシュホールドより小または上位スレッシュホールドよりも大の場合フラグがセッ トされます。 ・ 「範囲内」 :A/D 結果が下位スレッシュホールドより大かつ上位スレッシュホールドよりも小の場合フラグがセット されます。 ・ 構成は ADC チャネルごとに個別に設定することが可能です。 ・ 範囲比較の後に , CPU に対し A/D レンジコンパレータ割込み要求を発行することが可能です。 38 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 2. A/D コンバータ入力インピーダンス 以下に , A/D コンバータのサンプリング回路図を示します。 アナログ 信号 発生源 Rext ANx Rin ADC アナログ SW Cin Rext を最大サンプリング時間(Tsamp)を越えて設定しないでください。 Rext = Tsamp / (7*Cin) - Rin DS07–16615–2 39 MB91460P シリーズ 3. A/D コンバータのブロックダイヤグラム 以下に , A/D コンバータのブロックダイヤグラムを示します。 AVCC AVRH AVRL AVSS MPX AN16 AN17 AN18 AN19 AN20 AN21 AN22 AN23 AN24 AN25 AN26 AN27 AN28 AN29 AN30 AN31 D/A コンバータ 逐次比較レジスタ ADC レンジ コンパレータ サンプルおよび ホールド回路 R - Bus コンパレータ 入力回路 AN0 AN1 AN2 AN3 AN4 AN5 AN6 AN7 AN8 AN9 AN10 AN11 AN12 AN13 AN14 AN15 32 A/D チャネル データレジスタ 上限および 下限がある 4 デジタル コンパレータ ADCD00 ~ ADCD31 32×2 フラグ (ADC チャネル ごとに 2 フラグ) RCOフラグ RCO INT A/D データレジスタ A/D 制御レジスタ 2 デコーダ INT2 A/D 制御レジスタ 0 A/D 制御レジスタ 1 INT ADCS 0/1 ATGX 16 ビット リロードタイマ CLKP 40 動作クロック プリスケーラ DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 4. A/D コンバータのレジスタ レンジコンパレータ付き A/D コンバータには以下のレジスタがあります。 アドレス アドレス (ADC 0) (ADC 1) ADC0, ADC1 それぞれ x=0 または 1 +0 +1 +2 ADxERL レジスタ 0001A0H 0005E0H 0001A4H 0005E4H ADxCS1 ADxCS0 ADxCR1 ADxCR0 A/D コントロール / ステータスレジスタ 0 + 1, A/D 変換結果レジスタ 0001A8H 0005E8H ADxCT1 ADxCT0 ADxSCH ADxECH サンプリングタイマ設定レジスタ , 開始チャネル設定レジスタ , 終了チャネル設定レジスタ 0006B0H 0006DCH ADxCS2 - - - 000688H 0006B4H RCOxH0 RCOxL0 RCOxH1 RCOxL1 レンジコンパレータ 0, 1 上位 / 下位スレッシュホールドレジスタ 00068CH 0006B8H RCOxH2 RCOxL2 RCOxH3 RCOxL3 レンジコンパレータ 2, 3 上位 / 下位スレッシュホールドレジスタ 000690H 0006BCH RCOxIRS レンジコンパレータの反転範囲選択制御 000694H 0006C0H RCOxOF レンジコンパレータオーバフローフラグ 000698H 0006C4H RCOxINT レンジコンパレータ割込みフラグ 0006A0H 0006CCH ADxCC0 ADxCC1 ADxCC2 ADxCC3 チャネル 0 ∼ 7 用チャネル制御 0006A4H 0006D0H ADxCC4 ADxCC5 ADxCC6 ADxCC7 チャネル 8 ∼ 16 用チャネル制御 0006A8H 0006D4H ADxCC8 ADxCC9 ADxCC10 ADxCC11 チャネル 16 ∼ 23 用チャネル制御 0006ACH 0006D8H ADxCC12 ADxCC13 ADxCC14 ADxCC15 チャネル 24 ∼ 31 用チャネル制御 0006E0H 000720H ADCxD0 ADCxD1 ADC チャネルデータレジスタ , チャネル 0, 1 0006E4H 000724H ADCxD2 ADCxD3 ADC チャネルデータレジスタ , チャネル 2, 3 0006E8H 000728H ADCxD4 ADCxD5 ADC チャネルデータレジスタ , チャネル 4, 5 0006ECH 00072CH ADCxD6 ADCxD7 ADC チャネルデータレジスタ , チャネル 6, 7 0006F0H 000730H ADCxD8 ADCxD9 ADC チャネルデータレジスタ , チャネル 8, 9 0006F4H 000734H ADCxD10 ADCxD11 ADC チャネルデータレジスタ , チャネル 10, 11 0006F8H 000738H ADCxD12 ADCxD13 ADC チャネルデータレジスタ , チャネル 12, 13 0006FCH 00073CH ADCxD14 ADCxD15 ADC チャネルデータレジスタ , チャネル 14, 15 000700H 000740H ADCxD16 ADCxD17 ADC チャネルデータレジスタ , チャネル 16, 17 000704H 000744H ADCxD18 ADCxD19 ADC チャネルデータレジスタ , チャネル 18, 19 000708H 000748H ADCxD20 ADCxD21 ADC チャネルデータレジスタ , チャネル 20, 21 00070CH 00074CH ADCxD22 ADCxD23 ADC チャネルデータレジスタ , チャネル 22, 23 000710H 000750H ADCxD24 ADCxD25 ADC チャネルデータレジスタ , チャネル 24, 25 DS07–16615–2 ADxERH +3 A/D チャネルイネーブルレジスタ A/D コントロール / ステータスレジスタ 2 41 MB91460P シリーズ アドレス アドレス (ADC 0) (ADC 1) ADC0, ADC1 それぞれ x=0 または 1 +0 +1 +2 レジスタ +3 000714H 000754H ADCxD26 ADCxD27 ADC チャネルデータレジスタ , チャネル 26, 27 000718H 000758H ADCxD28 ADCxD29 ADC チャネルデータレジスタ , チャネル 28, 29 00071CH 00075CH ADCxD30 ADCxD31 ADC チャネルデータレジスタ , チャネル 30, 31 4.1.A/D 入力イネーブルレジスタ (ADER) このレジスタにより , A/D コンバータ のアナログ入力機能を許可します。MB91F467PA 上では , さらに PORTEN レジス タの ADCHE ビット がアナログ入力の許可に影響します。 ・ADERH: アクセス : ワード , ハーフワード , バイト 31 30 29 28 27 26 25 24 ADE31 ADE30 ADE29 ADE28 ADE27 ADE26 ADE25 ADE24 bit 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 初期値 属性 23 22 21 20 19 18 17 16 bit ADE23 ADE22 ADE21 ADE20 ADE19 ADE18 ADE17 ADE16 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 初期値 属性 bit ・ADERL: アクセス : ワード , ハーフワード , バイト 42 15 14 13 12 11 10 9 8 ADE15 ADE14 ADE13 ADE12 ADE11 ADE10 ADE9 ADE8 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 初期値 属性 7 6 5 4 3 2 1 0 bit ADE7 ADE6 ADE5 ADE4 ADE3 ADE2 ADE1 ADE0 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 初期値 属性 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ [ADE31-0]: A/D 入力イネーブル ADEn PORTEN.ADCHE 0 [ 初期値 ] X 機能 A/D チャネル n のアナログ入力は禁止されています。 ADC はこのチャネルをサンプル / 変換しません。 0 [ 初期値 ] A/D チャネル n のアナログ入力は許可されています。対応するポートのポート機能 レジスタ (PFR, EPFR) も設定する必要があります。PFR/EPFR はポートを入力方向 に切り替え ( 出力ドライバ = HiZ), デジタル入力ラインを禁止にします。 1 A/D チャネル n のアナログ入力は許可されています。ポート機能レジスタの設定は 不要です。ADEn はポートのデジタル入力ラインを禁止しますが , ポートの方向は 変更しません。 1 ・ソフトウェアリセット (RST) は , ADEn をクリアし , PORTEN:ADCHE を 0 にします。 ・許可したすべてのチャネルに対応するため , 必ず開始チャネルと終了チャネルをセットしてください。 DS07–16615–2 43 MB91460P シリーズ 4.2.A/D コントロールステータスレジスタ (ADCS2, ADCS1, ADCS0) A/D コントロールステータスレジスタは A/D コンバータのステータスを制御し , ステータスを表示します。 A/D 変換中は ADCS0 レジスタを上書きしないでください。 ・ADCS2: アクセス:バイト 15 14 13 12 11 10 9 8 BUSY INT INTE PAUS - - INT2 INTE2 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R0 0 R0 0 R/W 0 R/W bit 初期値 属性 [bit15 ∼ bit12] BUSY, INT, INTE, PAUS これらのビットは ADCS1 の対応するビットのミラーで , レジスタ 1 つにアクセスするだけでステータスと割込み情報 すべてを高速で読み出すためものです。これらのビットに書き込むには , ADCS1 経由で行います。 [bit11, bit10] 存在しません。読み出すと 0 になります。 [bit9] INT2 ( スキャン終了フラグ ) スキャン終了フラグは , 最終チャネルの変換データが ADCR に格納するとセットされますが , この最終チャネルは ADECH レジスタの設定で定義されています。 ・ このビットがセットされたときに bit8 (INTE2) が "1" で , ADC が連続変換モードを実行中の場合 , スキャン終了割込み 要求が発生し , DMA の起動が許可されていれば , DMA は起動されます。 ・ A/D 変換が停止中には , "0" の書込みでビットをクリアしてください。 ・ リセットにより "0" に初期化されます。 ・ DMA 使用中の場合は , このビットは DMA 転送終了時にクリアされます。 ・ リードモディファイライト動作でこのビットを読むと "1" になります。 [bit8] INTE2 ( スキャン割込み終了イネーブル ) INTE2 は , 連続変換モード中のスキャン割込み終了を許可します。他の変換モード中は , このビットには影響ありませ ん。 また , INTE2 の設定を行うと , 変換データの保護機能を変更します (ADCS1:PAUS の説明を参照 )。 INTE2 0 [ 初期値 ] 1 44 機能 スキャン割込み終了を禁止し , ADC 結果保護機能により ADCR レジスタのデータを保護します。 スキャン割込み終了を許可し , ADC 結果保護機能により ADCD0 ∼ ADCD31 レジスタのデータを保護し ます ( 連続変換モード時のみ )。 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ ・ADCS1: アクセス:ハーフワード , バイト 15 14 13 12 11 10 9 8 BUSY INT INTE PAUS STS1 STS0 STRT 予約 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W bit 初期値 属性 [bit15] BUSY ( ビジーフラグ停止 ) BUSY 機能 読出し中 A/D コンバータ動作表示ビット。A/D 変換起動時にセットされ , 完了時にクリア されます。 書込み中 A/D 変換中にこのビットに "0" を書き込むと , 変換を強制終了します。連続および ストップモード中に強制終了する場合に使用します。 ・ リードモディファイライト命令でこのビットを読み出すと "1" になります。 ・ 単発変換モード時に A/D 変換が完了するとクリアされます。 ・ 連続およびストップモード中は , "0" を書き込んで変換を終了するまでこのフラグはクリアされません。 ・ ソフトウェアリセット (RST) により "0" に初期化されます。 ・ 強制終了とソフトウェア起動を同時に指定しないでください (BUSY=0 および STRT=1)。 [bit14] INT ( 変換終了割込みフラグ ) このビットは変換データが ADCR に格納されるとセットされます。 ・ このビットがセットされたときに bit5 (INTE) が "1" の場合 , 割込み要求が発生し , DMA の起動が許可されていれば , DMA は起動されます。 ・ A/D 変換が停止中には , "0" の書込みでビットをクリアしてください。 ・ ソフトウェアリセット (RST) により "0" に初期化されます。 ・ DMA 使用中の場合は , このビットは DMA 転送終了時にクリアされます。 [bit13] INTE ( 変換終了割込みイネーブル ) このビットは変換終了割込みの許可と禁止を行います。 INTE 機能 0 割込み禁止 [ 初期値 ] 1 割込み許可 ・ ソフトウェアリセット (RST) によりクリアされます。 DS07–16615–2 45 MB91460P シリーズ [bit12] PAUS (A/D コンバータ 一時停止 ) このビットは A/D 変換が一時停止するとセットされます。 A/D コンバータには , 変換結果を格納するレジスタ (ADCR) が 1 つあるほかに , 32 個の ADC チャネルデータレジスタ があります。変換が終了して以前の変換データが読み出されていない場合 , 以前のデータは上書きされます。 これを防ぐために , 以前の値が読み出される ( 例:DMA による ) まで , データレジスタの次の変換データは格納されま せん。この間 , A/D 変換は一時停止します。A/D 変換は , ADC 割込みフラグ ADCR1.INT がクリアされると再起動します。 レジスタ保護機能は , 変換モードと以下の ADCR2.INTE2 の設定により異なります。 モード INTE2 単発 , 停止 X ADCR を保護 ( 共通結果レジスタ ) 0 ADCR を保護 ( 共通結果レジスタ ) 1 ADCD0 ∼ ADCD31 を保護 ( 専用チャネルデータレジスタ ) 連続 機能 ・ INTE2==1 で連続モード中は , 開始チャネル (ADSCH によりセット ) のデータのレジスタへの書込みの準備ができると PAUS がセットされますが , IRQ2 ( スキャン終了割込み ) は有効です。 ・ 他のモード中または INTE2==0 の場合 , チャネルのデータでレジスタへの書込みの準備ができたものがあると PAUS が セットされますが , IRQ ( 変換終了 ) は有効です。 ・ PAUS は "0" を書き込むかリセットによりクリアされます。 (DMA 転送終了ではクリアされません。) しかし , DMA 転 送待機状態ではクリアされません。 ・ 変換データの保護機能については ,「6. A/D コンバータの動作」節を参照してください。 [bit11, bit10] STS1, STS0 ( 始動要因選択 ) これらのビットにより A/D の起動要因を選択します。 STS1 STS0 0 0 ソフトウェア起動 [ 初期値 ] 0 1 外部トリガ端子起動およびソフトウェア起動 1 0 タイマ起動およびソフトウェア起動 1 1 外部トリガ端子起動 , タイマ起動およびソフトウェア起動 機能 ・ これらのビットは , ソフトウェアリセット (RST) により “00” に初期化されます。 ・ 多重起動モード時は , 最初の起動で A/D 変換を始動します。 ・ 起動要因は , レジスタへの書込みと同時に変更されます。このため , A/D 動作中に起動モードを変更する場合は注意が 必要です。 ・ A/D コンバータは , 外部トリガ端子で立下りを検出します。外部トリガのレベルが「L」でこれらのビットが外部トリガ 起動モードに変更された場合 , A/D 変換が始動する場合があります。 ・ タイマを選択すると , 16 ビットリロードタイマ 7 が選択されます。 46 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ [bit 9] STRT ( 開始 ) このビットに "1" を書き込むと A/D 変換が開始します ( ソフトウェア起動 )。 ・ もう一度 "1" を書き込むと変換を再起動します。 ・ ソフトウェアリセット (RST) により "0" に初期化されます。 ・ 連続モードとストップモード時は , 再起動されません。"1" を書き込む前に BUSY ビットを確認してください。 ( クリ アの後に変換を起動してください。) ・ 強制終了とソフトウェア起動を同時に指定しないでください (BUSY=0 および STRT=1 )。 [ bit 8] 予約ビット このビットには常に "0" を書き込みます。 ・ADCS0:アクセス:ハーフワード , バイト 7 6 5 4 3 2 1 0 MD1 MD0 S10 ACH4 ACH3 ACH2 ACH1 ACH0 / ACHMD 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R, W bit 初期値 属性 [bit7, bit6] MD1, MD0 (A/D コンバータモードセット ) これらのビットにより動作モードをセットします。 MD1 MD0 0 0 単発モード 1 (A/D 変換中の再起動は許可されます。) 0 1 単発モード 2 (A/D 変換中の再起動は許可されません。) 1 0 連続モード (A/D 変換中の再起動は許可されません。) 1 1 ストップモード (A/D 変換中の再起動は許可されません。) 動作モード ・ 単発モード: 選択した始動チャネル (ADSCH) から 選択した終了チャネル (ADECH) まで A/D 変換が連続で実行 されます。これらのチャネルに対する変換がすべて終了すると停止します。 ・ 連続モード: 選択した始動チャネル (ADSCH) から 選択した終了チャネル (ADECH) まで A/D 変換が連続で実行 されます。 ・ ストップモード: 選択した始動チャネル (ADSCH) から選択した終了チャネル (ADECH) まで A/D 変換が実行され , 各チャネルの実行後に一時停止が入ります。 変換は起動で再起動します。 A/D 変換が連続モードまたはストップモードで始動した場合 , 変化動作は BUSY ビットで停止されるまで継続します。 変化動作は BUSY ビットに "0" を書き込むと停止します。 強制停止後の起動時は , 変換は選択した始動チャネル (ADSCH レジスタで選択 ) から始動します。 A/D 変換中の再起動は , 単発モード 2 中のタイマ , 外部トリガ , およびソフトウェア始動要因 , 連続およびストップモー ドすべてにおいて禁止されています。 DS07–16615–2 47 MB91460P シリーズ [bit 5] S10 このビットは A/D 変換の分解能を定義します。このビットを "0" にセットすると , 分解能は 10 ビットになります。"0" 以外の場合は , 分解能は 8 ビットになり , 変換結果は ADCR0 と専用 ADC 結果レジスタの下位 8 ビットに格納されます。 ・ リセットにより "0" に初期化されます。 [bit 4 ∼ 0] ACH4-0 ( アナログ変換選択チャネル , 読出しのみ ) これらのビットは , ビット ACHMD により現在と以前変換したアナログチャネルを示します ( 下記参照 )。 ACH4 ACH3 ACH2 ACH1 ACH0 変換済みチャネル 0 0 0 0 0 AN0 0 0 0 0 1 AN1 ... ... 1 1 1 1 0 AN30 1 1 1 1 1 AN31 ・ これらのビットに書き込んでも影響ありません (bit 0 は特殊機能 ADCHMD で書込み可能です )。 ・ ソフトウェアリセット (RST) により「0000」に初期化されます。 [bit 0] ACHMD (ACH レジスタモード , 書込みのみ ) ACH4-0 レジスタのビットを読み出す場合 ( 下記参照 ), 直接モードとラッチモードがあります。 直接モードでは , ACH4-0 には変換中の ADC チャネルの番号が表示されます ( たとえば , 内部変換チャネルポインタ )。 このポインタは変換終了直後に値が増えます。 ラッチモードでは , ACH4-0 には以前に変換が終了した ADC チャネルの番号が表示されます。変換が終了すると , 変換 チャネルポインタはラッチされ , ラッチしたデータはこのモードで読み出すことが可能です。次回の変換の終了時に PAUSE 条件が無ければ , このラッチは上書きされます。 ACHMD 機能 0 直接 ACH レジスタモード [ 初期値 ] 1 ラッチ ACH レジスタモード ・ ACHMD は書込みのみのビットです。 ・ リードまたはリードモディファイライト動作でこのビットを読むと ACH0 の値が読み出されます ( 下記参照 )。 ・ 初期値は 0 です。 48 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 4.3. 共通データレジスタ (ADCR1, ADCR0) これらのレジスタは A/D コンバータの変換結果を格納します。ADCR0 には下位の 8 ビットが格納されます。ADCR1 に は上位の 2 ビットが格納されます。これらのレジスタの値は , 各変換の終了時に更新されます。これらのレジスタは通常 , 以前の変換結果を格納します。 ・ADCR1:アクセス:ワード , ハーフワード , バイト 15 14 13 12 11 10 9 8 - - - - - - D9 D8 bit 0 R0, W0 0 R0, W0 0 R0, W0 0 R0, W0 0 R0, W0 0 R0, W0 X R X R 初期値 属性 bit ・ADCR0:アクセス:ワード , ハーフワード , バイト 7 6 5 4 3 2 1 0 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 X R X R X R X R X R X R X R X R 初期値 属性 ・ ADCR1 の bit 15 ∼ 10 を読み出すと "0" です。 ・ この A/D コンバータには変換データ保護機能があります。詳細については ,「動作」のセクションを参照してください。 4.4. 専用 A/D チャネルデータレジスタ (ADCD0 ∼ ADCD31) チャネルごとに 1 個 , 合計 32 個の ADC 結果データレジスタがあります。これらのレジスタは , 配置したチャネルの変 換終了時にハードウェアで書き込まれます。ADCD0 はチャネル 0 に , ADCD31 はチャネル 31 に配置されます。 ・ADCD0 ∼ ADCD31:アクセス:ワード , ハーフワード , バイト 15 14 13 12 11 10 9 8 bit - - - - - - D9 D8 0 R0 0 R0 0 R0 0 R0 0 R0 0 R0 X R X R 初期値 属性 7 6 5 4 3 2 1 0 bit D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 X R X R X R X R X R X R X R X R 初期値 属性 ・ ADCD レジスタの bit 15 ∼ 10 を読み出すと "0" です。 ・ この A/D コンバータには変換データ保護機能があります。連続変換モードでは , 保護機能を変更して A/D データレジ スタ (ADCR1) ではなく A/D チャネルデータレジスタを保護するようにすることが可能です。詳細については , 6.6. ADC チャネルデータレジスタの保護のセクションを参照してください。 DS07–16615–2 49 MB91460P シリーズ 4.5. サンプリングタイマ設定レジスタ (ADCT) ADCT レジスタは , アナログ入力のサンプリング時間と比較時間を制御します。このレジスタには , A/D 変換時間をセッ トします。A/D 変換中はこのレジスタの値を変更しないでください。 ・ADCT1:アクセス:ワード , ハーフワード , バイト 15 14 13 12 11 10 9 8 CT5 CT4 CT3 CT2 CT1 CT0 ST9 ST8 bit 0 R/W 0 R/W 0 R/W 1 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 初期値 属性 bit ・ADCT0:アクセス:ワード , ハーフワード , バイト 7 6 5 4 3 2 1 0 ST7 ST6 ST5 ST4 ST3 ST2 ST1 ST0 0 R/W 0 R/W 1 R/W 0 R/W 1 R/W 1 R/W 0 R/W 0 R/W 初期値 属性 [bit 15 ∼ 10] CT5-0 (A/D 比較時間セット ) これらのビットにより , 比較時間のクロック分周値を指定します。 ・「000001」は 1 分周を意味します (=CLKP)。 ・「000000」をセットしないでください。 ・ ソフトウェアリセット (RST) によりこれらのビットは 「000100」に初期化されます。 ・ 比較時間 = CT 値 x CLKP サイクル x 10 + (4 x CLKP) ・ 500 μs を越す比較時間をセットしないでください。 [bit 9 ∼ 0] ST9-0 ( アナログ入力サンプリング時間セット ) これらのビットにより , アナログ入力のサンプリング時間を指定します。 ・ ソフトウェアリセット (RST) によりこれらのビットは “0000101100” に初期化されます。 ・ サンプリング時間 = ST 値 x CLKP サイクル ・ AVCC が 4.5 V 未満の場合 , 1.2 μs 未満のサンプリング時間をセットしないでください。 必要なサンプリング時間と ST 値は以下の式で計算します。 ・ 必要なサンプリング時間 (Tsamp) = (Rext + Rin) x Cin x 7 ・ ST9 ∼ ST0 = Tsamp / CLKP サイクル ST には Tsamp 以上のサンプリング時間をセットする必要があります。 例:CLKP = 32MHz, AVCC >= 4.5V, Rext = 200KΩ Tsamp = ( 200 x 103 + 2.52 x 103 ) x 10.7 x 10-12 x 7 = 15.17 [μs] ST = 15.17-6 / 31.25-9 = 485.44 ST には 486D (111100110B) 以上のサンプリング時間をセットする必要があります。 Tsamp は Rext で決定されます。このため , 変換時間は Rext とともに考慮する必要があります。 50 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 4.6.A/D チャネル設定レジスタ (ADSCH, ADECH) これらのレジスタにより A/D コンバータに対し変換するチャネルを指定します。A/D 変換動作中はこのレジスタを変 更しないでください。 ・ADSCH:アクセス:ワード , ハーフワード , バイト 15 14 13 12 11 10 9 8 - - - ANS4 ANS3 ANS2 ANS1 ANS0 bit RX, W0 RX, W0 RX, W0 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 初期値 属性 bit ・ADECH:アクセス:ワード , ハーフワード , バイト 7 6 5 4 3 2 1 0 - - - ANE4 ANE3 ANE2 ANE1 ANE0 RX, W0 RX, W0 RX, W0 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 初期値 属性 これらのビットにより A/D コンバータに対する開始と終了チャネルをセットします。 ・ ANE4 ∼ ANE0 に ANS4 ∼ ANS0 と同じチャネルを設定することにより , そのチャネル専用の変換を指定します。( 単 発変換 ) ・ 連続またはストップモード中は , ANE4 ∼ ANE0 で指定したチャネルまで変換を行います。その後 ANS4 ∼ ANS0 で指 定したチャネルから変換が再始動します。 ・ ANS > ANE の場合 , 変換は ANS で指定したチャネルで始動し , チャネル 31 まで継続し , チャネル 0 から再始動し , ANE で指定したチャネルで終了します。 ・ ソフトウェアリセット (RST) により , ANS="00000", ANE="00000" に初期化されます。 例:チャネル設定 ANS=30ch, ANE=3ch, 単発変換モード 動作:変換チャネル設定 30ch -> 31ch -> 0ch -> 1ch -> 2ch -> 3ch 終了 [bit 12 ∼ 8] ANS4-0 ( アナログ開始チャネルセット ) [bit 4 ∼ 0] ANE4-0 ( アナログ終了チャネルセット ) ANS4 ANS3 ANS2 ANS1 ANS0 ANE4 ANE3 ANE2 ANE1 ANE0 0 0 0 0 0 AN0 0 0 0 0 1 AN1 0 0 0 1 0 AN2 0 0 0 1 1 AN3 ... 開始 / 終了チャネル ... 1 1 1 0 1 AN29 1 1 1 1 0 AN30 1 1 1 1 1 AN31 DS07–16615–2 51 MB91460P シリーズ 5. レンジコンパレータ 5.1. レンジコンパレータの構造 レンジコンパレータには 4 つの比較グループがあり , それぞれに上位 / 下位スレッシュホールドレジスタがあります。 32 個の ADC チャネルを範囲比較用に許可し , 個別に 4 つのコンパレータの 1 つに割り当てることが可能です。許可され ると , 比較によりこの ADC チャネルに対し以下のフラグを最大 2 つセットします。 ・ 割込みフラグ RCOINT。ADC 結果が範囲外を示し ,「反転」構成の場合は範囲内を示します。 ・ オーバフローフラグ RCOOF。範囲違反がオーバフローかつアンダーフローでないことを示します。 また , RCOINT フラグがセットされている場合 , 各 ADC チャネルを許可して割込み要求を CPU に送出することが可能 です。 A/D 変換結果 SAR[9:2] 上限/下限レジスタ コンパレータ RCOH0[7:0] > RCOL0[7:0] < RCOOF [0:31] RCOH1[7:0] > 32 オーバフロー フラグ RCOL1[7:0] < RCOH2[7:0] > RCOL2[7:0] < RCOH3[7:0] > RCOL3[7:0] < R-Bus へ RCOINT [0:31] R-Bus へ 32 割込み フラグ フラグ 設定 論理 AS[4:0] A/D 変換電流チャネル番号 A/D 変換結果レジスタロードパルス (ストローブ) ADE[31:0] A/D チャネル有効 RCOIRQ AND OR A/D チャネル制御レジスタ (ADC チャネルごとに) ADCC0 : RCOIE, RCOE, RCOS[1:0] ADCC1 : RCOIE, RCOE, RCOS[1:0] ADCC2 : RCOIE, RCOE, RCOS[1:0] RCOIE[0:31] ADCC3 : RCOIE, RCOE, RCOS[1:0] ... ADCC30 : RCOIE, RCOE, RCOS[1:0] ADCC31 : RCOIE, RCOE, RCOS[1:0] RCOIRS[0:31] 逆範囲選定レジスタ : ADC 結果が、 上限もしくは下限の外側(デフォル ト) ではなく、上限および下限内の場 合は、 フラグを設定してください。 RCOS[1:0]: このチャネルのために 4 コンパレータの内の 1 つを選択してください。 RCOE : この ADC チャネルのために比較を有効にしてください。 RCOIE: この ADC チャネルのために比較割込みを有効にしてください。 52 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 5.2. レンジコンパレータレジスタ レンジコンパレータ (RCO) には以下のレジスタがあります。 ・RCOHx[7:0]:上位スレッシュホールドレジスタ。コンパレータブロックあたり 1 レジスタ (x = 0~3)。 ・RCOLx[7:0]:下位スレッシュホールドレジスタ。コンパレータブロックあたり 1 レジスタ (x = 0~3)。 ・ADCCm[7:0]:ADC チャネル制御。2 つの ADC チャネルあたり 1 レジスタ (m = 0 ∼ 15)。 ・RCOIRS[0:31]:RCO 反転範囲選択。ADC チャネルあたり 1 ビット。 ・RCOOF[0:31]:RCO オーバフローフラグ。ADC チャネルあたり 1 ビット。読出しのみ。 ・RCOINT[0:31]:RCO 割込みフラグ。ADC チャネルあたり 1 ビット。 5.2.1. レンジコンパレータスレッシュホールドレジスタ (RCOH0/L0 ∼ RCOH3/L3) ・RCOH0-3:上位スレッシュホールド , アクセス:ワード , ハーフワード , バイト 15 14 13 12 11 10 9 8 RCOH7 RCOH6 RCOH5 RCOH4 RCOH3 RCOH2 RCOH1 RCOH0 1 R/W 1 R/W 1 R/W 1 R/W 1 R/W 1 R/W 1 R/W 1 R/W bit 初期値 属性 [bit 7:0] RCOH[7:0] ( レンジコンパレータ上位スレッシュホールド ) RCOH ビットにより , レンジコンパレータチャネルの上位比較スレッシュホールドを定義します。 上位のレンジコンパレータは , ADC 変換結果の上位 8 ビットが RCOH[7:0] の値を上回るかどうかを比較します。 ・RCOL0-3:下位スレッシュホールド , アクセス:ワード , ハーフワード , バイト 7 6 5 4 3 2 1 0 RCOL7 RCOL6 RCOL5 RCOL4 RCOL3 RCOL2 RCOL1 RCOL0 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W bit 初期値 属性 [bit 7:0] RCOL[7:0] ( レンジコンパレータ下位スレッシュホールド ) RCOL ビットにより , レンジコンパレータチャネルの下位比較スレッシュホールドを定義します。 下位のレンジコンパレータは , ADC 変換結果の上位 8 ビットが RCOL[7:0] の値を下回るかどうかを比較します。 DS07–16615–2 53 MB91460P シリーズ 5.2.2. A/D コンバータチャネル制御レジスタ (ADCC0 ∼ ADCC15) A/D チャネル制御レジスタは , レジスタごとに 2 つの ADC チャネルとして働き , このチャネルに対する範囲比較を制御 します。 ADCC0 レジスタは A/D チャネル 0 + 1 を制御し , ADCC1 レジスタは A/D チャネル 2 + 3 を制御し , ... ADCC15 レジスタは A/D チャネル 30 + 31 を制御します。 ・ADCC0-15:アクセス:ワード , ハーフワード , バイト 7 6 5 4 3 2 1 0 RCOIE1 RCOE1 RCOS11 RCOS10 RCOIE0 RCOE0 RCOS01 RCOS00 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W bit 7:4 は A/D チャネル 1, 3, 5, 7,...31 を制御 bit 初期値 属性 bit 3:0 は A/D チャネル 0, 2, 4, 6,..., 30 を制御 [bit 7.3] RCOIE1, RCOIE0 ( レンジコンパレータ割込みイネーブル ) RCOIE ビットにより , 対応する ADC チャネルに対しレンジコンパレータ割込みを許可します。 RCOIE 機能 0 この ADC チャネルに対する RCO 割込みは禁止されています [ デフォルト ]。 1 この ADC チャネルに対する RCO 割込みは許可されています。 [bit 6.2] RCOE1, RCOE0 ( レンジコンパレータ動作イネーブル ) RCOE ビットにより , 対応する ADC チャネルに対し範囲比較を許可します。 RCOE 機能 0 RCO は禁止 , この ADC チャネルに対する RCO フラグはセットされません [ デフォルト ]。 1 この ADC チャネルに対する RCO は許可されています。 [bit 5:4,1:0] RCOS1[1:0], RCOS0[1:0] ( コンバータチャネル選択 ) これらのビットによりレンジコンパレータチャネルに割り当てる A/D コンバータチャネルを選択します。 RCOS[1:0] 54 機能 00 この ADC チャネルに対するレンジコンパレータチャネル 0 を選択します [ デフォルト ]。 01 この ADC チャネルに対するレンジコンパレータチャネル 1 を選択します。 10 この ADC チャネルに対するレンジコンパレータチャネル 2 を選択します。 11 この ADC チャネルに対するレンジコンパレータチャネル 3 を選択します。 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 5.2.3. 反転範囲選択レジスタ RCOIRS レジスタは , 比較が「範囲外」または「範囲内」どちらをチェックするかを制御します。 RCOIRS の 32 ビットは「ADC チャネルごとに」並んでいます。ADC チャネル 0 はレジスタの MSB に位置し , ADC チャネ ル 31 は LSB に位置します。 ・RCOnIRS: アクセス : ワード , ハーフワード , バイト 31 30 29 28 27 26 259 24 RCOIRS0 RCOIRS1 RCOIRS2 RCOIRS3 RCOIRS4 RCOIRS5 RCOIRS6 RCOIRS7 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 初期値 属性 22 21 20 19 18 17 16 bit 23 RCOIRS8 bit RCOIRS9 RCOIRS10 RCOIRS11 RCOIRS12 RCOIRS13 RCOIRS14 RCOIRS15 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 初期値 属性 15 14 13 12 11 10 9 8 bit RCOIRS16 RCOIRS17 RCOIRS18 RCOIRS19 RCOIRS20 RCOIRS21 RCOIRS22 RCOIRS23 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 初期値 属性 7 6 5 4 3 2 1 0 bit RCOIRS24 RCOIRS25 RCOIRS26 RCOIRS27 RCOIRS28 RCOIRS29 RCOIRS30 RCOIRS31 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 0 R/W 初期値 属性 bit [31] は ADC チャネル 0, bit [30] は ADC チャネル 1, のように割り当てられることに注意してください。 [bit 31:0] RCOIRS[0:31] ( 反転範囲選択 ) RCOIRS ビットにより , レンジコンパレータ結果フラグを立てる方法を制御します。 ・ RCOIRS[n] が 0 の場合 , ADC 結果が上位スレッシュホールドを上回るとこのフラグがセットされます。 または , 下位スレッシュホールドを下回るとこのフラグがセットされます。この場合を「範囲外」モードといいます。 ・ RCOIRS[n] が 1 の場合 , ADC 結果が上位スレッシュホールドと等しいまたは下回るとこのフラグがセットされます。 かつ , 下位スレッシュホールドと等しいまたは上回るとこのフラグがセットされます。この場合を「範囲外」モードとい います。 RCOIRSn 機能 0 この ADC チャネルに対する範囲比較により , 「範囲外」をチェックします [ デフォルト ]。 1 この ADC チャネルに対する範囲比較により , 「範囲内」をチェックします。 DS07–16615–2 55 MB91460P シリーズ 5.2.4. レンジコンパレータ結果フラグ 範囲比較の結果は 2 つのフラグレジスタに格納されます。 ・ RCOINT[0:31]: 範囲比較割込みフラグ ・ RCOOF[0:31]: 範囲比較オーバフローフラグ レンジコンパレータ結果フラグは「ADC チャネルごとに」並んでいます。32 個のレンジコンパレータオーバフローフラ グと 32 個の割込みフラグがあります。RCO 割込みの場合は , 割込みフラグはすべて 32 ビット読出し動作で読み出すこと ができ , ビットサーチユニットで解析することができます。ビットサーチユニットにより , 割込みの生じているチャネル の番号を知ることができます。ビットサーチは MSB から LSB に対して行うので ( 左から右へ ), ADC チャネル 0 はレジス タの MSB に位置し ADC チャネル 31 は LSB に位置します。 ・RCOnINT:アクセス:ワード , ハーフワード , バイト 31 30 29 28 27 26 259 24 RCOINT0 RCOINT1 RCOINT2 RCOINT3 RCOINT4 RCOINT5 RCOINT6 RCOINT7 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 初期値 属性 23 22 21 20 19 18 17 16 bit RCOINT8 bit RCOINT9 RCOINT10 RCOINT11 RCOINT12 RCOINT13 RCOINT14 RCOINT15 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 初期値 属性 15 14 13 12 11 10 9 8 bit RCOINT16 RCOINT17 RCOINT18 RCOINT19 RCOINT20 RCOINT21 RCOINT22 RCOINT23 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 初期値 属性 7 6 5 4 3 2 1 0 bit RCOINT24 RCOINT25 RCOINT26 RCOINT27 RCOINT28 RCOINT29 RCOINT30 RCOINT31 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 0 R/W0 初期値 属性 bit [31] は ADC チャネル 0, bit [30] は ADC チャネル 1, のように割り当てられることに注意してください。 [bit 31:0] RCOINT[0:31] ( レンジコンパレータ割込みフラグ ) RCOINT フラグは ,「範囲外」または「範囲内」の条件が ADC チャネルに発生したことを表示します。 このビットは , 以下の条件でセットされます。 ・ ADC チャネルが許可 ADER.ADE[i] がセット かつ ・ このチャネルに対する範囲比較が許可 ADCCn.RCOE[i] がセット かつ ・ A/D チャネルの変換が完了直後 かつ ・ 割込み条件が発生した ( 次ページの表を参照 )。 ・ このビットは , 0 を書き込むかソフトウェアリセット (RST) によりクリアされます。1 を書いても影響ありません。 ・ リードモディファイライト動作でこのビットを読むと "1" になります。 56 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 割込み条件は比較結果に依存し , このチャネルに対する RCOIRS 設定は以下のようになります。 モード RCOIRS 上位 スレッシュ ホールド コンパレータ 下位 スレッシュ ホールド コンパレータ 1 x 割込み条件:範囲を超えた , RCOOF がセット 0 0 - x 1 割込み条件:範囲を下回った , RCOOF がクリア 1 x - 0 0 割込み条件:範囲内 x 1 - 0 範囲外 1 範囲内 割込み条件 (注意事項)上位のスレッシュホールドコンパレータは , ADC 結果の上位 8 ビットが RCOH[7:0] の値を上回ると 1 を返し ます。 下位のスレッシュホールドコンパレータは , ADC 結果の上位 8 ビットが RCOL[7:0] の値を下回ると 1 を返し ます。 ・RCOnOF: アクセス : 読出しのみ , ワード , ハーフワード , バイト 31 30 29 28 27 26 259 24 RCOOF0 RCOOF1 RCOOF2 RCOOF3 RCOOF4 RCOOF5 RCOOF6 RCOOF7 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R 初期値 属性 23 22 21 20 19 18 17 16 bit RCOOF8 bit RCOOF9 RCOOF10 RCOOF11 RCOOF12 RCOOF13 RCOOF14 RCOOF15 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R 初期値 属性 15 14 13 12 11 10 9 8 bit RCOOF16 RCOOF17 RCOOF18 RCOOF19 RCOOF20 RCOOF21 RCOOF22 RCOOF23 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R 初期値 属性 7 6 5 4 3 2 1 0 bit RCOOF24 RCOOF25 RCOOF26 RCOOF27 RCOOF28 RCOOF29 RCOOF30 RCOOF31 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R 0 R 初期値 属性 bit [31] は ADC チャネル 0, bit [30] は ADC チャネル 1, のように割り当てられることに注意してください。 [bit 31:0] RCOOF[0:31] ( レンジコンパレータオーバフローフラグ ) RCOOF 読出し専用フラグにより , 割込み条件が発生し ( 上記参照 ) 対応する RCOINT フラグがセットされていない場 合に , 上位スレッシュホールドコンパレータの出力信号を格納します。RCOOF フラグは , RCOINT フラグが前回の立ち上 がりエッジを格納している場合に上位コンパレータの状態を表示します。 DS07–16615–2 57 MB91460P シリーズ ADC チャネルに対する RCOOF フラグは , 以下の条件下で上位スレッシュホールドコンパレータの出力信号を格納して います。 ・ 対応する RCOINT フラグはまだセットされていないかつ ・ 対応する RCOINT フラグはこのサイクルでセット条件を持っている。 これらのフラグは , ソフトウェアリセット (RST) により初期化されます。 RCOOFn 機能 0 上位スレッシュホールドコンパレータの出力が 0 だった [ デフォルト ]。 1 上位スレッシュホールドコンパレータの出力が 1 だった。 5.3. レンジコンパレータ割込み要求 レンジコンパレータは , 割込み出力ライン RCOIRQ を 1 つ持っています。この割込み出力ラインは , レンジコンパレー タ割込みフラグ RCOINT[31:0] の少なくとも 1 つがセットされ , ADCC レジスタの対応する割込みイネーブルビットが セットされると起動します。 レンジコンパレータ割込みで DMA 要求を起動することはできません。 58 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 6. A/D コンバータの動作 A/D コンバータは , 10 ビットまたは 8 ビット分解能の逐次比較手法で動作します。変換結果を格納する 16 ビットレジ スタ (ADCR) を 1 つ持っており , 変換が完了するごとに更新されます。また , チャネルごとに 1 つ ADC チャネルデータレ ジスタを持っており (ADCD0...31), 割り当てられたチャネルの変換が完了するごとに更新されます。このチャネルデータ レジスタは特に連続変換モードを改善します。 DMA の機能を使用することをお勧めします。以下に動作モードについて述べます。 6.1. 単発モード 単発変換モードでは , ANS ビットと ANE ビットで選択されたアナログ入力信号は , ANE ビットで指定される終了チャ ネルの変換が完了するまで順を追って変換されます。その後 A/D 変換が終了します。開始チャネルと終了チャネルが同一 の場合は (ANS=ANE), 単発チャネル変換のみ実行されます。 例: ・ ANS=00000b, ANE=00011b 開始 -> AN0 -> AN1 -> AN2 -> AN3 -> 終了 ・ ANS=00010b, ANE=00010b 開始 -> AN2 -> 終了 6.2. 連続モード 連続モードでは , ANS ビットと ANE ビットで選択されたアナログ入力信号は , ANE ビットで指定される終了チャネル の変換が完了するまで順を追って変換された後 , コンパータはアナログ入力に対する ANS チャネルに戻り処理を連続で 繰り返します。開始チャネルと終了チャネルが同一の場合は (ANS=ANE), このチャネルに対して連続で変換が行われま す。 例: ・ ANS=00000b, ANE=00011b 開始 -> AN0 -> AN1 -> AN2 -> AN3 -> AN0 ... -> 繰り返し ・ ANS=00010b, ANE=00010b 開始 -> AN2 -> AN2 -> AN2 ... -> 繰り返し 連続モード中は , BUSY ビットに "0" を書き込むまでは変換が繰り返されます。(BUSY ビットに "0" を書き込むと変換 動作を強制停止します。) 動作を強制終了すると , 途中で現在の変換を停止することに注意してください。( 動作を強制終 了した場合 , 変換レジスタの値は直近に完了した変換の値となります。 ) 6.3. ストップモード ストップモードでは , ANS ビットと ANE ビットで選択されたアナログ入力信号は順を追って変換されますが , 各チャ ネルの変換動作後に一時停止します。一時停止が解除されると , 開始信号をもう一回出力します。 ANE ビットで選択された終了チャネルの変換完了時に , コンパータはアナログ入力に対する ANS チャネルに戻り変換 処理を連続で繰り返します 開始チャネルと終了チャネルが同一の場合は (ANS=ANE), 信号チャネル変換のみ実行されま す。 例: ・ ANS=00000b, ANE=00011b 開始 -> AN0 -> 停止 -> 開始 -> AN1 -> 停止 -> 開始 -> AN2 -> 停止 -> 開始 -> AN3 -> 停止 -> 開始 -> AN0 ... -> 繰り返し ・ ANS=00010b, ANE=00010b 開始 -> AN2 -> 停止 -> 開始 -> AN2 -> 停止 -> 開始 -> AN2 ... -> 繰り返し ストップモードでは , スタートアップ要因は STS1, STS0 ビットで指定した要因です。このモードにより変換開始信号の 同期を許可します。 DS07–16615–2 59 MB91460P シリーズ 6.4. 単発変換 以下の図は , 単発変換モードでの A/D コンバータの動作です。 AN 入力 (1) チャネル 選択 (2) 起動 (トリガ) (4) 内部レベル サンプル ホールド (5) 変換 a 変換 b 変換値 変換中 バッファ (ADT) 前回の変換値 変換 c 完了 (7) 新変換値 A/D 変換起動時にフラグクリア 変換終了 (3) (8) (6) BUSY 変換時間 フラグクリア (A/D 変換起動 , もしくは ソフトウェア) (1) チャネル選択 (2)A/D 変換起動 ( トリガ入力:ソフトウェアトリガ / リロードタイマ / 外部トリガ ) (3)INT フラグクリア , BUSY フラグセット (4) サンプルホールド (5) 変換 ( 変換 a + 変換 b + 変換 c) (6) 変換終了 , INT フラグセット , BUSY フラグクリア (7) 変換値をバッファ。バッファしたデータの格納 (8) ソフトウェアベースの INT フラグクリア 60 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 6.5. スキャン変換 以下の図は , スキャン変換モードでの A/D コンバータの動作です。 AN 入力 (1) スキャン開始 チャネル選択 AN0 (2) 起動 (トリガ) (4) AN1 サンプルホールド AN2 (6) AN3 AN1 AN0 AN3 AN2 AN0 (10) (7) (5) a, b, c 結果レジスタ ADCD0 AN0 変換値 ADCD1 AN1 変換値 ADCD2 AN2 変換値 ADCD3 AN3 変換値 INT スキャン終了 (3) AN0 次回変換値 AN1 次回値 AN2 次回値 (8) (9) PAUS 起動チャネル選択 A/D 起動 ( トリガ:ソフトウェアトリガ / リロードタイマ / 外部トリガ ) INT フラグクリア , PAUS フラグクリア AN0 変換 a. サンプルホールド , 変換 ( 変換 a + 変換 b + 変換 c) b. 変換終了 c. 変換値をバッファ。 (5) AN1 変換 (6) AN2 変換 (7) AN3 変換 (8) INT2 ( スキャン終了 ) フラグセット , AN0 変換開始 (9) INT2 がまだクリアされていないため , ADC は AN0 の結果レジスタに対し 上書きから保護し , PAUSE 状態になります。 (10)INT2 フラグ は DMA またはソフトウェアでクリアされ , ADC は AN0 の結果を格納し AN1 のサンプリングを継続。 (1) (2) (3) (4) 6.6.ADC チャネルデータレジスタの保護 チャネルごとに 1 個 , 合計 32 個の ADC 結果データレジスタがあります。これらのレジスタは , 配置したチャネルの変 換終了時にハードウェアで書き込まれます。ADCD0 はチャネル 0 に , ADCD31 はチャネル 31 に配置されます。 CPU はいつでもデータレジスタの読出しが可能です。 変換が終了して以前の変換データが読み出されていない場合 , 以前のデータは上書きされます。これを防ぐために , 以前 の値が読み出される ( 例:DMA による ) まで , データレジスタの次の変換データは格納されません。この間 , A/D 変換は一 時停止し , PAUS フラグがセットされます。A/D 変換は , ADC 割込みフラグ ADCR1.INT がクリアされると再起動します。 DS07–16615–2 61 MB91460P シリーズ レジスタ保護機能は , 変換モードと以下の ADCR2.INTE2 の設定により異なります。 モード INTE2 単発 , 停止 X ADCR の保護 0 ADCR の保護 1 ADCD0 ∼ ADCD31 の保護 連続 機能 6.6.1. ADCD0 ∼ 31 の保護 INTE2==1 で連続モード中は , 開始チャネル (ADSCH によりセット ) のデータのレジスタへの書込みの準備ができると PAUS がセットされますが , IRQ2 ( スキャン終了割込み ) は既に有効です。 例:開始チャネル = 4, 終了チャネル = 7, 連続モード , ADCS1.INTE=0, ADCS2.INTE2=1 CPU による開始 --> チャネル 4 変換 + 安全データを ADCD4 へ , チャネル 5 変換 + 安全データを ADCD5 へ , チャネル 6 変換 + 安全データを ADCD6 へ , チャネル 7 変換 + 安全データを ADCD7 へ ---> スキャン終了割込み (IRQ2), チャネル 4 変換 + PAUS をセット (ADCD4 ∼ 7 を保護 )。 CPU または DMA がデータレジスタを読出し IRQ2 をクリアすると , スキャン変換が継続します。 6.6.2. ADCR の保護 他のモード中または INTE2==0 の場合 , チャネルのデータでレジスタへの書込みの準備ができると PAUS がセットされ ますが , IRQ ( 変換終了 ) は有効です。単発変換後にこのモードでは保護機能が有効なため , ADCR レジスタは保護されま す。 7. ADC 割込みの発生と DMA アクセス 7.1. 変換終了 ADC 割込み要因として , 変換終了とスキャン終了の 2 つがあります。 変換終了 (EoC) 割込みは , ADCS1.INTE ビットにより許可され , MB91460 シリーズの旧デバイスの A/D コンバータと互 換性があります。EoC が許可されると , 全変換サイクルで発生することになります。DMA 転送を使用して ADCR からデー タを読み出すことをお勧めします。 7.2. スキャン終了 スキャン終了 (EoS) 割込みは , ADCS2.INTE2 ビットにより許可されます。EoS が許可されると , 終了チャネルの変換後 に発生することになり , ADECH レジスタの設定で定義します。 変換終了割込みも同時に許可されている場合は , 両割込みがセットされます。この場合は , 割込みルーチンが ADCS2 レ ジスタ (ADCS1[7:4] ビットのミラーも含む ) を読み出して割込みの出所を確認することをお勧めします。 7.3.DMA 転送 DMA 転送は変換終了割込みまたはスキャン終了割込みでトリガすることが可能です。これらの割込みは別々の DMA リソース番号に割り当てられます ( 割込みベクタテーブルを参照 )。 DMA 転送後の自動割込みクリアは , 変換終了とスキャン終了別々に動作します。 62 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ ■ デバイス使用上の注意 1. ラッチアップ防止のために ラッチアップは , 次の場合に CMOS IC に発生します。(1) (VDD5, VDD35 または HVDD5 x *) より高いまたは (VSS5 または HVSS5 x *) より低い電圧を入力または出力端子に印加した場合 , (2) 定格を超す電圧を電源端子とグランド端子間に印加し た場合。ラッチアップが起きると , 電源電流が急速に増加し , デバイスの熱的破壊に繋がる場合があります。使用に際して は最大定格を超えることのないよう十分に注意してください。 (注意事項)* : HVDD5, HVSS5 は , デバイスにステッパモータコントローラがある場合にのみ利用可能です。 2. 未使用入力端子の処理について 未使用入力端子がオープンのままの場合 , 動作が異常になる場合があります。未使用入力端子は , プルアップ抵抗また はプルダウン抵抗 (2KΩ ∼ 10KΩ) に接続するか , 内部のプルアップ抵抗またはプルダウン抵抗 (PPER/PPCR) を許可して から入力イネーブル (PORTEN) をソフトウェアで有効にします。モード端子 MD_x を直接 VSS5 または VDD5 に接続するこ ともできます。未使用の ALARM 入力端子は , 直接 AVSS5 に接続することもできます。 3. 電源端子 MB91460 シリーズでは , 複数の電源端子やグランド端子を含むデバイスは次のように設計されています。同電位の必要 のある端子は , 内部で接続してラッチアップのような誤動作を防いでいます。不要輻射の低減・グランドレベルの上昇に よるストローブ信号の誤動作の防止・総出力電流規格を遵守などのために , 必ずそれらすべてを外部で電源およびグラン ドに接続してください。また , MB91460 シリーズの電源端子やグランド端子は , 低インピーダンスで電流源に接続する必 要があります。 このデバイスの電源端子とグランド端子の間に , 約 0.1 μF のセラミックコンデンサをバイパスコンデンサとして接続する ことをお勧めします。 このシリーズにはステップダウンレギュレータが内蔵されています。4.7 μF (X7R タイプのセラミックコンデンサを使用 ) のバイパスコンデンサをレギュレータの VCC18C 端子に接続してください。 4. 水晶発振回路について X0 (X0A) , X1 (X1A) 端子の近辺のノイズは本デバイスの誤動作のもととなります。X0 (X0A) 端子と X1 (X1A) 端子およ び水晶発振子さらにグランドへのバイパスコンデンサはできるかぎり近くに配置するようにプリント板を設計してくだ さい。 また , X0, X1 端子または X0A, X1A 端子の回りをグランドで囲むようなプリント板アートワークは安定した動作を期待で きますので , 強くお勧めします。 各量産品において , ご使用される発振子メーカに発振評価を依頼してください。 5. 外部クロック使用時の注意 外部クロックの使用時には , X0 (X0A) および X1 (X1A) 端子に同時供給してください。この場合 , X0 (X0A) 端子のクロッ クシグナルは X1 (X1A) 端子とは逆位相の関係であることが必要です。逆位相での供給の場合 , X0 および X1 端子では 16 MHz までの周波数を使用できます。 逆位相供給の使用例 X0 (X0A) X1 (X1A) DS07–16615–2 63 MB91460P シリーズ 6. モード端子 (MD_x) これらの端子は , 電源端子または GND 端子に直接つないで使用してください。ノイズにより誤ってテストモードに入っ てしまうことを防ぐために , プリント板上の各モード端子と電源端子または GND 端子間のパターン長をできる限り短く し , これらを低インピーダンスで接続するようにしてください。 7. PLL クロックモード動作中の注意について 本マイクロコントローラで PLL クロックを選択しているときに発振子が外れたり , クロック入力が停止した場合には PLL 内部の自励発振回路の自走周波数で動作を継続し続ける場合があります。この動作は保証外の動作です。 8. プルアップコントロール 外部バス端子として使用する端子に対してプルアップ抵抗をつけると交流規格を保証できません。 64 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ ■ デバッガ関連の注意事項 1. RETI コマンドの実行 ステップ実行する際 , 割込みが頻繁に発生する環境下では , 該当割込み処理ルーチンだけを繰り返して実行します。そ の結果 , メインルーチンや割込みレベルの低いプログラムの実行が行われなくなります。( 例えば , タイムベースタイマの 割込みを許可していた場合 , RETI をステップ実行すると , 必ずタイムベースのルーチンの先頭でブレークすることになり ます。) 該当割込み処理ルーチンのデバッグが不要になった段階で , 該当割込みを禁止してください。 2. ブレーク機能 ハードウェアブレーク ( イベントブレーク含む ) の対象アドレスが現在のシステムスタックポインタのアドレスや , ス タックポインタを含む領域に設定されていると , ユーザプログラムに実際のデータアクセス命令がないにもかかわらず , 1 命令実行後にブレークします。 回避するために , システムスタックポインタのアドレスを含む領域に対する ( ワード ) アクセスを , ハードウェアブレー ク ( イベントブレーク含む ) の対象に設定しないでください。 3. オペランドブレークについて DSU のオペランドブレークとして設定している領域にスタックポインタがあると誤動作の原因となります。システム スタックポインタのアドレスを含む領域に対するアクセスを , データイベントブレークの対象にしないでください。 4. PS レジスタに関する注意事項 一部の命令で PS レジスタを先行処理しているため例外動作により , デバッガ使用時に割込み処理ルーチンでブレーク したり , PS レジスタ内のフラグの表示内容が更新されたりする場合があります。 マイクロコントローラは , EIT イベントなどからの復帰時に再処理を正しく行うように設計されているので , EIT 前後の動作は常に仕様に従って進められます。 ・ 以下のいずれかが命令内で起きた場合 , 以下の動作が起こる場合があります。 すなわち , この命令が DIV0U/DIV0S 命令の直後の場合です。 (a) ユーザ割込みまたは NMI が受け付けられた (b) 単発ステップ実行を行った (c) データイベントまたはエミュレータメニューからの実行ブレーク 1. D0 および D1 フラグが先行して更新された。 2. EIT 処理ルーチン ( ユーザ割込み / NMI またはエミュレータ ) が実行された。 3. EIT からの復帰時 , DIV0U/DIV0S 命令が実行され , D0 および D1 フラグが 1. と同じ値に更新された。 ・ ORCCR, STILM, MOV Ri, PS の命令が実行されると , 以下の動作が発生します。 すなわち , 有効の状態にあるユーザ割込みまたは NMI ソースを有効にするための命令の実行です。 1. PS レジスタが先行して更新された。 2. EIT 処理ルーチン ( ユーザ割込み / NMI またはエミュレータ ) が実行された。 3. EIT からの復帰時 , 上記命令が実行され , PS レジスタが 1. と同じ値に更新された。 DS07–16615–2 65 MB91460P シリーズ ■ ブロックダイヤグラム 1. MB91F465PA, MB91F467PA FR60 CPU コア フラッシュキャッシュ 8 Kバイト I-bus 32 D-RAM 24 K バイト(MB91F465PA) 48 K バイト(MB91F467PA) MB91F465PA:3チャネル MB91F467PA:4チャネル ビットサーチ フラッシュメモリ 544 K バイト(MB91F465PA) 1088 K バイト(MB91F467PA) D-bus 32 CAN 3/4チャネル RX0~RX2,RX3 TX0~TX2,TX3 32 <-> 16 バスアダプタ ID-RAM 16 K バイト(MB91F465PA) 32 K バイト(MB91F467PA) バスコンバータ 外部バス データフラッシュ インタ 64 K バイト / 8 ビット フェース (MB91F467PA) WEX ASX RDX WRX0~WRX1 SYSCLK RDY CSX0~CSX2 A0~A23 D16~D31 DMAC 5 チャネル R-bus 16 クロックモジュレータ TTG0/8~TTG23/31 PPG0~PPG31 TIN0/8~TIN7/15 TOT0~TOT7 CK0~CK7 クロックスーパバイザ クロックモニタ クロックコントロール 割込みコントローラ PPGタイマ 32チャネル リロードタイマ 16チャネル フリーランタイマ 8チャネル ICU0~ICU7 インプットキャプチャ 8チャネル OCU0~OCU7 アウトプットコンペア 8チャネル MONCLK 外部割込み 16チャネル INT0~INT15 LIN-USART 12チャネル SIN0~SIN11 SOT0~SOT11 SCK0~SCK11 I2C 4チャネル SDA0~SDA3 SCL0~SCL3 リアルタイムクロック AIN0~AIN3 BIN0~BIN3 ZIN0~ZIN3 PFM 66 アップ/ダウンカウンタ 4チャネル PFMタイマ 1チャネル A/Dコンバータ 32チャネル A/Dコンバータ2 9チャネル、MB91F467PAのみ サウンドジェネレータ 1チャネル AN0~AN31 ATGX AN37~AN42, AN44~AN46 SGA SGO DS07–16615–2 MB91460P シリーズ ■ CPU および制御部 FR ファミリ CPU は , RISC アーキテクチャを採用すると同時に , 組込み型アプリケーションに適した高機能命令を導入 した , 高性能コアです。 1. 特長 ・ RISC アーキテクチャの採用 基本命令 : 1 命令 1 サイクル ・ 汎用レジスタ 32 ビット x 16 本 ・ 4G バイトのリニアなメモリ空間 ・ 乗算器の搭載 32 ビット x 32 ビット乗算 5 サイクル 16 ビット x 16 ビット乗算 3 サイクル ・ 割込み処理機能の強化 高速応答速度 (6 サイクル ) 多重割込みのサポート レベルマスク機能 (16 レベル ) ・ I/O 操作用命令の強化 メモリ−メモリ転送命令 ビット処理命令 基本命令語長:16 ビット ・ 低消費電力 スリープモード / ストップモード 2. 内部アーキテクチャ ・ FR ファミリの CPU は命令バスとデータバスが独立したハーバードアーキテクチャ構造を採用しています。 ・ 32 ビット ⇔ 16 ビットバッファが 32 ビットバス (D-bus) に接続され , CPU と周辺リソースとのインタフェースを実現 します。 ・ ハーバード ⇔ プリンストンバスコンバータ I-bus と D-bus に接続され , CPU とバスコントローラとのインタフェース を実現します。 DS07–16615–2 67 MB91460P シリーズ 3. プログラミングモデル 3.1. 基本プログラミングモデル 32 ビット R0 XXXX XXXXH R1 ... ... ... 汎用レジスタ ... ... ... ... ... R12 R13 AC ... R14 FP XXXX XXXXH R15 SP 0000 0000H プログラムカウンタ PC プログラムステータス PS テーブルベースレジスタ TBR リターンポインタ RP システムスタックポインタ SSP ユーザスタックポインタ USP 乗除算レジスタ 初期値 ILM SCR CCR MDH MDL 68 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 4. レジスタ 4.1. 汎用レジスタ 32 ࡆ࠶࠻ ೋᦼ୯ R0 XXXX XXXXH R1 ... ... ... ... ... ... ... ... R12 R13 AC ... R14 FP XXXX XXXXH R15 SP 0000 0000H レジスタ R0 ∼ R15 は汎用レジスタです。各種演算におけるアキュムレータ , およびメモリアクセスのポインタとして 使用されます。 16本のレジスタのうち, 以下に示すレジスタは特殊な用途を想定しており, そのために一部の命令が強化されています。 R13:仮想アキュムレータ R14:フレームポインタ R15:スタックポインタ リセットによる初期値は , R0 ∼ R14 は不定です。R15 は , 00000000H (SSP の値 ) となります。 4.2.PS ( プログラムステータス ) プログラムステータスを保持するレジスタで , ILM と SCR, CCR の 3 つのパートに分かれています。 図中の未定義のビット (-) はすべて予約ビットです。読出し時 , 常に ”0” が読み出されます。書込みアクセスは無効です。 bit 31 bit 20 bit 16 ILM DS07–16615–2 bit 10 bit 8 bit 7 SCR bit 0 CCR 69 MB91460P シリーズ 4.3.CCR ( コンディションコードレジスタ ) bit 7 SV S I N Z V C bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 SV S I N Z V C 初期値 - 000XXXXB :スーパバイザフラグ :スタックフラグ :割込み許可フラグ :ネガティブ許可フラグ :ゼロフラグ :オーバフローフラグ :キャリフラグ 4.4.SCR ( システムコンディションレジスタ ) bit 10 bit 9 D1 D0 bit 8 初期値 T XX0B ステップ除算用フラグ (D1, D0) ステップ除算実行時の中間データを保持します。 ステップトレーストラップフラグ (T) ステップトレーストラップを有効にするかどうかを指定するフラグです。 ステップトレーストラップの機能はエミュレータが使用します。エミュレータ使用時 , ユーザプログラム中で使用するこ とはできません。 4.5.ILM ( 割込みレベルマスクレジスタ ) 初期値 bit 20 bit 19 bit 18 bit 17 bit 16 ILM4 ILM3 ILM2 ILM1 ILM0 01111B 割込みレベルマスク値を保持するレジスタで , この ILM4 ∼ ILM0 の保持する値がレベルマスクに使用されます。 リセットにより , “01111B” に初期化されます。 4.6.PC ( プログラムカウンタ ) bit 31 bit 0 初期値 XXXXXXXXH プログラムカウンタで , 実行している命令のアドレスを示しています。 リセットによる初期値は不定です。 4.7.TBR ( テーブルベースレジスタ ) bit 31 bit 0 初期値 000FFC00H テーブルベースレジスタで , EIT 処理の際に使用されるベクタテーブルの先頭アドレスを保持します。 リセットによる初期値は 000FFC00H です。 70 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 4.8.RP ( リターンポインタ ) bit 31 bit 0 初期値 XXXXXXXXH リターンポインタで , サブルーチンから復帰するアドレスを保持します。 CALL 命令実行時 , PC の値がこの RP に転送されます。 RET 命令実行時 , RP の内容が PC に転送されます。 リセットによる初期値は不定です。 4.9.USP ( ユーザスタックポインタ ) bit 31 初期値 bit 0 XXXXXXXXH ユーザスタックポインタで , S フラグが ”1” のとき , R15 として機能します。 ・USP を明示的に指定することも可能です。 リセットによる初期値は不定です。 ・RETI 命令による使用できません。 4.10. 乗除算レジスタ bit 31 bit 0 MDH MDL 乗除算用レジスタで , 各々32 ビット長です。 リセットによる初期値は不定です。 DS07–16615–2 71 MB91460P シリーズ ■ 組込みプログラム・データメモリ ( フラッシュ ) 1. フラッシュの特長 ・ MB91F465PA:544 K バイト (8 x 64 K バイト + 4 x 8 K バイト = 4.25 M ビット ) ・ MB91F467PA:1088 K バイト (16 x 64 K バイト + 8 x 8 K バイト = 8.5 M ビット ) ・ 書込み / 読出しアクセス用のプログラマブルなウェイトステート ・ フラッシュとブートセキュリティ( セキュリティベクタ 0x0014:8000 ∼ 0x0014:800F) ・ ブートセキュリティ ・ 基本仕様:MBM29LV400TC と同じ ( サイズと一部のセクタ構成を除く ) 2. 動作モード (1)64 ビット CPU モード (MB91F467PA 上でのみ使用可能 ): ・ CPU の読出しとプログラムの実行はワード (32 ビット ) 長単位 ・ フラッシュの書込みは不可 ・ 実際のフラッシュメモリアクセスはダブルワード (64 ビット ) 長単位 (2)32 ビット CPU モード ・ CPU の読出しとプログラムの実行はワード (32 ビット ) 長単位 ・ 実際のフラッシュメモリアクセスはワード (32 ビット ) 長単位 (3)16 ビット CPU モード ・ CPU の読出しと書込みはハーフワード (16 ビット ) 長単位 ・ フラッシュからのプログラムの実行は不可 ・ 実際のフラッシュメモリアクセスは , ワード (16 ビット ) 長単位 (注意事項)フラッシュメモリの動作モードはブート ROM 機能を使用して選択できます。この機能のスタートアドレス は 0xBF60 です。パラメータの説明は , ハードウェアマニュアル 54.6 節「フラッシュアクセスモードの切り 替え」に記載されています。 72 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 3. CPU モードにおけるフラッシュアクセス 3.1. フラッシュ構成 3.1.1. MB91F465PA フラッシュメモリマップ ࠕ࠼ࠬ 0014:FFFFh 0014:C000h SA6 (8KB) SA7 (8KB) 0014:BFFFh 0014:8000h SA4 (8KB) SA5 (8KB) 0014:7FFFh 0014:4000h SA2 (8KB) SA3 (8KB) 0014:3FFFh 0014:0000h SA0 (8KB) SA1 (8KB) 0013:FFFFh 0012:0000h SA22 (64KB) SA23 (64KB) 0011:FFFFh 0010:0000h SA20 (64KB) SA21 (64KB) 000F:FFFFh 000E:0000h SA18 (64KB) SA19 (64KB) ROMS5 000D:FFFFh 000C:0000h SA16 (64KB) SA17 (64KB) ROMS4 000B:FFFFh 000A:0000h SA14 (64KB) SA15 (64KB) ROMS3 0009:FFFFh 0008:0000h SA12 (64KB) SA13 (64KB) ROMS2 0007:FFFFh 0006:0000h SA10 (64KB) SA11 (64KB) ROMS1 0005:FFFFh 0004:0000h SA8 (64KB) SA9 (64KB) ROMS0 ROMS7 ROMS6 addr+0 16ࡆ࠶࠻࠼ࠗ࠻ 32ࡆ࠶࠻࠼ ಠ DS07–16615–2 addr+1 addr+2 dat[31:16] addr+3 dat[15:0] dat[31:0] ࡔࡕ㗔ၞߥߒ addr+4 addr+5 addr+6 dat[31:16] addr+7 dat[15:0] dat[31:0] ࡔࡕ㗔ၞࠅ 73 MB91460P シリーズ 3.1.2. MB91F467PA フラッシュメモリマップ ࠕ࠼ࠬ 0014:FFFFh 0014:C000h SA6 (8KB) SA7 (8KB) 0014:BFFFh 0014:8000h SA4 (8KB) SA5 (8KB) 0014:7FFFh 0014:4000h SA2 (8KB) SA3 (8KB) 0014:3FFFh 0014:0000h SA0 (8KB) SA1 (8KB) 0013:FFFFh 0012:0000h SA22 (64KB) SA23 (64KB) 0011:FFFFh 0010:0000h SA20 (64KB) SA21 (64KB) 000F:FFFFh 000E:0000h SA18 (64KB) SA19 (64KB) ROMS5 000D:FFFFh 000C:0000h SA16 (64KB) SA17 (64KB) ROMS4 000B:FFFFh 000A:0000h SA14 (64KB) SA15 (64KB) ROMS3 0009:FFFFh 0008:0000h SA12 (64KB) SA13 (64KB) ROMS2 0007:FFFFh 0006:0000h SA10 (64KB) SA11 (64KB) ROMS1 0005:FFFFh 0004:0000h SA8 (64KB) SA9 (64KB) ROMS0 ROMS7 ROMS6 addr+0 16ࡆ࠶࠻࠼ࠗ࠻ 32ࡆ࠶࠻࠼ࠗ࠻ 64ࡆ࠶࠻࠼ 74 addr+1 addr+2 dat[31:16] addr+3 addr+4 dat[15:0] addr+5 addr+6 dat[31:16] dat[31:0] addr+7 dat[15:0] dat[31:0] dat[63:0] DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 3.2.CPU モードにおけるフラッシュアクセスタイミング設定 次の表には , 最大コア周波数 (CLKB または最大クロックモジュレータ設定による ) ごとのフラッシュの読出しおよび書 込みアクセス設定をすべて示しています。 3.2.1. フラッシュリードタイミング設定 ( 同期読出し ) コアクロック (CLKB) ATD ALEH EQ WEXH WTC ∼ 24 MHz 0 0 0 - 1 ∼ 48 MHz 0 0 1 - 2 ∼ 100 MHz 1 1 3 - 4 備考 3.2.2. フラッシュライトタイミング設定 ( 同期書込み ) コアクロック (CLKB) ATD ALEH EQ WEXH WTC 16 MHz まで 0 - - 0 3 ∼ 32 MHz 0 - - 0 4 ∼ 48 MHz 0 - - 0 5 ∼ 64 MHz 1 - - 0 6 ∼ 96 MHz 1 - - 0 7 ∼ 100 MHz 1 - - 1 8 DS07–16615–2 備考 75 MB91460P シリーズ 3.3.CPU からパラレルプログラミングモードへのアドレスマッピング 次の表には , パラレルプログラミングで使う CPU アドレスからフラッシュマクロアドレスへの計算式を示しています。 3.3.1. MB91F465PA のアドレスマップ CPU アドレス (addr) フラッシュ セクタ 条件 14:8000h ∼ 14:FFFFh SA4, SA6 addr[2]==0 (8 K バイト ) 14:8000h ∼ 14:FFFFh 08:0000h ∼ 13F:FFFFh addr[2]==0 08:0000h ∼ 13F:FFFFh SA5, SA7 addr[2]==1 addr[2]==1 (8 K バイト ) SA12, SA14, SA16, SA18 (64 K バイト ) SA13, SA15, SA17, SA19 (64 K バイト ) FA ( フラッシュアドレス ) 計算 FA := addr - addr%00:4000h + (addr%00:4000h)/2 - (addr/2)%4 + addr%4 - 0D:0000h FA := addr - addr%00:4000h + (addr%00:4000h)/2 + 00:2000h (addr/2)%4 + addr%4 - 0D:0000h FA := addr - addr%02:0000 + (addr%02:0000h)/2 - (addr/2)%4 + addr%4 FA := addr - addr%02:0000h + (addr%02:0000h)/2 + 01:0000h (addr/2)%4 + addr%4 (注意事項)FA の計算結果はパラレルフラッシュプログラミングの 10:0000h オフセットを含みません。 「パラレルフラッシュプログラミングモード」で説明されているように FA[20] = 1 としてオフセットを設定し てください。 3.3.2. MB91F467PA のアドレスマップ CPU アドレス (addr) 条件 14:0000h ∼ 14:FFFFh addr[2]==0 14:0000h ∼ 14:FFFFh addr[2]==1 04:0000h ∼ 13:FFFFh addr[2]==0 SA0, SA2, SA4, SA6 (8 K バイト ) SA1, SA3, SA5, SA7 (8 K バイト ) SA8, SA10, SA12, SA14, SA16, SA18, SA20, SA22 (64 K バイト ) 04:0000h ∼ 13:FFFFh フラッシュ セクタ addr[2]==1 SA9, SA11, SA13, SA15, SA17, SA19, SA21, SA23 FA ( フラッシュアドレス ) 計算 FA := addr - addr%00:4000h + (addr%00:4000h)/2 - (addr/2)%4 + addr%4 - 05:0000h FA := addr - addr%00:4000h + (addr%00:4000h)/2 - (addr/2)%4 + addr%4 - 05:0000h + 00:2000h FA := addr - addr%02:0000 + (addr%02:0000h)/2 - (addr/2)%4 + addr%4 + 0C:0000h FA := addr - addr%02:0000h + (addr%02:0000h)/2 - (addr/2)%4 + addr%4 + 0C:0000h + 01:0000h (64 K バイト ) (注意事項)FA の計算結果はパラレルフラッシュプログラミングの 20:0000h オフセットを含みません。 「パラレルフラッシュプログラミングモード」で説明されているように FA[21] = 1 としてオフセットを設定し てください。 76 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 4. パラレルフラッシュプログラミングモード 4.1. パラレルフラッシュプログラミングモードでのフラッシュ設定 パラレルフラッシュプログラミングモード (MD[2:0] = 111) MB91F465PA FA[20:0] MB91F467PA FA[21:0] 001F:FFFFh 001F:0000h SA19 (64KB) 003F:FFFFh 003F:0000h SA23 (64KB) 001E:FFFFh 001E:0000h SA18 (64KB) 003E:FFFFh 003E:0000h SA22 (64KB) 001D:FFFFh 001D:0000h SA17 (64KB) 003D:FFFFh 003D:0000h SA21 (64KB) 001C:FFFFh 001C:0000h SA16 (64KB) 003C:FFFFh 003C:0000h SA20 (64KB) 001B:FFFFh 001B:0000h 003B:FFFFh 003B:0000h SA19 (64KB) SA15 (64KB) 001A:FFFFh 001A:0000h 003A:FFFFh 003A:0000h SA18 (64KB) SA14 (64KB) 0039:FFFFh 0039:0000h SA17 (64KB) 0019:FFFFh 0019:0000h SA13 (64KB) 0038:FFFFh 0038:0000h SA16 (64KB) 0018:FFFFh 0018:0000h SA12 (64KB) 0037:FFFFh 0037:0000h SA15 (64KB) SA11 (64KB) 0036:FFFFh 0036:0000h SA14 (64KB) SA10 (64KB) 0035:FFFFh 0035:0000h SA13 (64KB) SA9 (64KB) 0034:FFFFh 0034:0000h SA12 (64KB) 0033:FFFFh 0033:0000h SA11 (64KB) 0032:FFFFh 0032:0000h SA10 (64KB) 0031:FFFFh 0031:0000h SA9 (64KB) 0030:FFFFh 0030:0000h SA8 (64KB) 002F:FFFFh 002F:E000h SA7 (8KB) SA8 (64KB) 0017:FFFFh 0017:E000h SA7 (8KB) 0017:DFFFh 0017:C000h SA6 (8KB) 0017:BFFFh 0017:A000h SA5 (8KB) 0017:9FFFh 0017:8000h SA4 (8KB) 002F:DFFFh 002F:C000h SA6 (8KB) SA3 (8KB) 002F:BFFFh 002F:A000h SA5 (8KB) SA2 (8KB) 002F:9FFFh 002F:8000h SA4 (8KB) SA1 (8KB) 002F:7FFFh 002F:6000h SA3 (8KB) 002F:5FFFh 002F:4000h SA2 (8KB) 002F:3FFFh 002F:2000h SA1 (8KB) 002F:1FFFh 002F:0000h SA0 (8KB) SA0 (8KB) 16ࡆ࠶࠻ࠗ࠻ࡕ࠼ FA[1:0]=00 FA[1:0]=10 DQ[15:0] DQ[15:0] ᵈᗧ㗄ᏱߦFA[0] = 0 ߅ࠃ߮ FA[20] = 1 ߣߒߡߊߛߐޕ ಠ ࡔࡕ㗔ၞࠅ 16ࡆ࠶࠻ࠗ࠻ࡕ࠼ FA[1:0]=00 FA[1:0]=10 DQ[15:0] DQ[15:0] ࡔࡕ㗔ၞߥߒ 注意事項 : 常に FA[0] = 0 および FA[21] = 1 としてください。 DS07–16615–2 77 MB91460P シリーズ 4.2. パラレルプログラミングモードでの端子接続 MD[2:0] 端子を [111] に設定後 , 再起動を行うと CPU 機能が停止します。この時 , 汎用ポートに信号のいくつかを直接 リンクさせることで , 外部端子からのフラッシュメモリユニットの直接制御が可能になります。信号の対応については , 次の表を参照してください。 このモードでは , フラッシュメモリは外部端子からみてスタンドアローンの関係になります。通常 , このモードはパラ レルフラッシュプログラマを使用して書込みや消去を行うときに設定します。このモードでは , 8.5 M ビットフラッシュ メモリの自動アルゴリズムのすべての操作が可能です。 MBM29LV400TC とフラッシュメモリ制御信号の対応 MB91F465PA, MB91F467PA 外部端子 MBM29LV400TC 外部端子 FR-CPU モード フラッシュ メモリモード 通常機能 端子番号 - INITX - INITX 104 RESET - FRSTX NMIX 105 - - MD_2 MD_2 96 “1” に設定 - - MD_1 MD_1 95 “1” に設定 - - MD_0 MD_0 94 “1” に設定 RY/BY FMCS:RDY bit RY/BYX P19_0 112 BYTE 内部で ”0” に固定 BYTEX P19_2 114 WE WEX P18_0 118 OE OEX P19_6 117 CEX P19_5 116 ATDIN MD_3 98 “0” に設定 EQIN MONCLK 97 “0” に設定 - TESTX P19_4 115 “1” に設定 - RDYI P19_1 113 “0” に設定 A-1 FA0 P17_5 124 “0” に設定 A0 ∼ A7 FA1 ∼ FA8 P06_0 ∼ P06_7 6 ∼ 13 A8 ∼ A15 FA9 ∼ FA16 P05_0 ∼ P05_7 14 ∼ 21 A16 ∼ A18 FA17 ∼ FA19 P18_1, P18_2, P18_4 119, 120, 121 FA20 P18_5 122 MB91F465PA で “1” に設定 MB91F465PA で は不要 , MB91F467PA で “1” に設定 CE - A19 内部制御シグナル + インタフェース回路に よる制御 内部アドレスバス ⎯ DQ0 ∼ DQ7 DQ8 ∼ DQ15 78 内部データバス FA21 P18_6 123 DQ0 ∼ DQ7 P01_0 to P01_7 24 ∼ 31 DQ8 ∼ DQ15 P00_0 ∼ P00_7 32 ∼ 39 備考 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 5. パラレルプログラミングモードでの電源投入順序 フラッシュメモリは , セキュリティベクタフェッチに必要な一定の待ち時間後にプログラミングモードでアクセスでき ます。 ・ VDD5/VDD5R 電源投入後の最小待ち時間:2.76 ms ・ INITX 立上り後の最小待ち時間:1.0 ms 6. フラッシュセキュリティ 6.1. ベクタアドレス 2 つのフラッシュセキュリティベクタ (FSV1, FSV2) は , フラッシュセキュリティモジュールの保護機能を制御するブー トセキュリティベクタ (BSV1, BSV2) と並列に配置されています。 FSV1: 0x14:8000 BSV1: 0x14:8004 FSV2: 0x14:8008 BSV2: 0x14:800C 6.2. セキュリティベクタ FSV1 フラッシュセキュリティベクタ FSV1 の設定によって , 8 K バイトセクタの読出し / 書込み保護モードおよび個別書込み 保護が設定されます。 6.2.1. FSV1 (bit31 ∼ bit16) フラッシュセキュリティベクタ FSV1 ビット [31:16] の設定によって , 読出し / 書込み保護モードが設定されます。 フラッシュセキュリティベクタ FSV1[31:16] のビットの説明 FSV1[31:19] FSV1[18] 書込み保護 レベル FSV1[17] 書込み保護 FSV1[16] 読出し保護 フラッシュセキュリティモード すべてのビッ トを "0" に設定 "0" に設定 "0" に設定 "1" に設定 読出し保護 ( すべてのデバイスモード , INTVEC モード MD[2:0]= 「000」を除く ) すべてのビッ トを "0" に設定 "0" に設定 "1" に設定 "0" に設定 書込み保護 ( すべてのデバイスモード , 例外なし ) すべてのビッ トを "0" に設定 "0" に設定 "1" に設定 "1" に設定 読出し保護 ( すべてのデバイスモード , INTVEC モード MD[2:0]= 「000」を除く ) および書込み 保護 ( すべてのデバイスモード ) すべてのビッ トを "0" に設定 "1" に設定 "0" に設定 "1" に設定 読出し保護 ( すべてのデバイスモード , INTVEC モード MD[2:0]= 「000」を除く ) すべてのビッ トを "0" に設定 "1" に設定 "1" に設定 "0" に設定 書込み保護 ( すべてのデバイスモード , INTVEC モード MD[2:0]= 「000」を除く ) "1" に設定 読出し保護 ( すべてのデバイスモード , INTVEC モード MD[2:0]= 「000」を除く ) および書込み 保護 ( すべてのデバイスモード , INTVEC モード MD[2:0]= 「000」を除く ) すべてのビッ トを "0" に設定 DS07–16615–2 "1" に設定 "1" に設定 79 MB91460P シリーズ 6.2.2. FSV1 (bit15 ∼ bit0) フラッシュセキュリティベクタ FSV1 ビット [15:0] により , 8 K バイトセクタの個別の書込み保護を設定できます。この 設定は , 書込み保護ビット FSV1[17] が設定されている場合にのみ評価されます。 フラッシュセキュリティベクタ FSV1[15:0] のビットの説明 FSV1 ビット セクタ FSV1[0] SA0 (MB91F467PA) “0” に設定 “1” に設定 無効 FSV1[1] SA1 (MB91F467PA) “0” に設定 “1” に設定 無効 FSV1[2] SA2 (MB91F467PA) “0” に設定 “1” に設定 無効 FSV1[3] SA3 (MB91F467PA) “0” に設定 “1” に設定 無効 FSV1[4] SA4 “0” に設定 ⎯ FSV1[5] SA5 “0” に設定 “1” に設定 FSV1[6] SA6 “0” に設定 “1” に設定 FSV1[7] SA7 “0” に設定 “1” に設定 FSV1[8] ⎯ “0” に設定 “1” に設定 無効 FSV1[9] ⎯ “0” に設定 “1” に設定 無効 FSV1[10] ⎯ “0” に設定 “1” に設定 無効 FSV1[11] ⎯ “0” に設定 “1” に設定 無効 FSV1[12] ⎯ “0” に設定 “1” に設定 無効 FSV1[13] ⎯ “0” に設定 “1” に設定 無効 FSV1[14] ⎯ “0” に設定 “1” に設定 無効 FSV1[15] ⎯ “0” に設定 “1” に設定 無効 書込み保護の許可 書込み保護の禁止 備考 書込み保護は必須 (注意事項)フラッシュセキュリティベクタ FSV1 と FSV2 が割当てられているセクタ ( この表の例では , セクタ SA4) に は , 常に書込み保護を設定しなければなりません。この設定がされていないと , セキュリティベクタの設定が 上書きされて , フラッシュコンテンツの読出しや書込みによるデータ操作が可能になってしまいます。 フラッシュメモリのセクタ構成の概要については ,「CPU モードにおけるフラッシュアクセス」を参照して ください。 80 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 6.3. セキュリティベクタ FSV2 フラッシュセキュリティベクタ FSV2 ビット [31:0] により , 64 K バイト / セクタの個別の書込み保護を設定できます。こ の設定は , 書込み保護ビット FSV1[17] が設定されている場合にのみ評価されます。 フラッシュセキュリティベクタ FSV2[31:0] のビットの説明 FSV2 ビット セクタ FSV2[0] SA8 (MB91F467PA) “0” に設定 “1” に設定 FSV2[1] SA9 (MB91F467PA) “0” に設定 “1” に設定 FSV2[2] SA10 (MB91F467PA) “0” に設定 “1” に設定 FSV2[3] SA11 (MB91F467PA) “0” に設定 “1” に設定 FSV2[4] SA12 “0” に設定 “1” に設定 FSV2[5] SA13 “0” に設定 “1” に設定 FSV2[6] SA14 “0” に設定 “1” に設定 FSV2[7] SA15 “0” に設定 “1” に設定 FSV2[8] SA16 “0” に設定 “1” に設定 FSV2[9] SA17 “0” に設定 “1” に設定 FSV2[10] SA18 “0” に設定 “1” に設定 FSV2[11] SA19 “0” に設定 “1” に設定 FSV2[12] SA20 (MB91F467PA) “0” に設定 “1” に設定 FSV2[13] SA21 (MB91F467PA) “0” に設定 “1” に設定 FSV2[14] SA22 (MB91F467PA) “0” に設定 “1” に設定 FSV2[15] SA23 (MB91F467PA) “0” に設定 “1” に設定 FSV2[31:16] ⎯ “0” に設定 “1” に設定 書込み保護の許可 書込み保護の禁止 備考 無効 (注意事項)フラッシュメモリのセクタ構成の概要については ,「CPU モードにおけるフラッシュアクセス」を参照して ください。 7. フラッシュメモリの CRC 計算に関する注意事項 フラッシュセキュリティマクロには , フラッシュメモリアドレス空間内に位置するアドレスの 32 ビットのチェックサ ムを計算する機能があります。この機能の説明は , MB91460 シリーズのハードウェアマニュアルの , 55.5.1「フラッシュ セキュリティ制御レジスタ」の項にあります。 この他の注意事項は以下です。 CRC 計算は , 内部 RC クロックで動作します。RC クロック周波数を 2 MHz に切り替えて計算時間を短くすることをお 勧めします。しかし , CPU クロック (CLKB) は RC クロックよりも高速である必要があり , そうでない場合は CRC 計算が 正常に開始しない場合があります。 DS07–16615–2 81 MB91460P シリーズ ■ 組込みデータフラッシュ (MB91F467PA) MB91F467PA は , 64 K バイトのデータフラッシュを内蔵しています。 1. データフラッシュの機能 ・ MB91F467PA: 64 K バイト (4 × 16 K バイト + 1 × 256 バイトのセキュリティセクタ ) ・ フラッシュマクロのデータ幅 8 ビット ・ 同期フラッシュインタフェースおよびフラッシュマクロ ・ 2 アクセスモード ( 直接アクセスおよびコマンドシーケンサアクセス ) ・ 内部シーケンサハードウェアによる読出しアクセス 8/16/32 ビット ・ 直接アクセスモードでの書込みアクセス 8 ビット , コマンドシーケンサ書込みモードでは 8/16/32 ビット ・ 書込み / 読出しアクセス用のプログラマブルな待ち状態 ・ データフラッシュセキュリティ機能 ( 読出しおよび書込み保護 ) ・ CRC 計算機能 ・ 割込みおよび DMA 要求 , DMA 停止要求 2. データフラッシュのブロックダイヤグラム データフラッシュは , フラッシュマクロとインタフェース , コントロール , ステータス , コマンドシーケンサ , およびセキュリティロジックから成ります。 MB91460 シリーズでは , データフラッシュは外部バスインタフェースと並列に , X バスに接続されています。 BAAX WEX ASX RDX WRX0~WRX3 BRQ MCLKE MCLKO MCLKI SYSCLK BGRNTX RDY CSX0~CSX7 32 データ フラッシュ バス インタ フェース 82 外部バス インタ フェース DMA 割込みクリア DMA STOP 要求 DMA 要求 割込み要求 X-bus 32 データフラッシュ 書込みコマンド シーケンサ A0~A31 D0~D31 8 8 ダイレクトモード書込みデータ 32 読出しデータ データフラッシュ 制御/ステータス レジスタ 8 データ フラッシュ マクロ インタ フェース データ フラッシュ セキュリティ 8 mask & 8 データ フラッシュ マクロ RDY データフラッシュ DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 3. データフラッシュの動作モード データフラッシュは , 外部バス領域の一番上のアドレス空間に位置しています。デフォルト (RST: ソフトウェアリセッ ト後 ) では , データフラッシュは無効であり , 読出し / 書込みアクセスを受け付けません。ビット DFCS:FLASHEN (DFCS はデータフラッシュコントロール / ステータスレジスタ ) を設定することで , データフラッシュを有効にできます。 3.1. 直接アクセスモード : 直接アクセスモードにおけるデータフラッシュアクセスは , 組込みプログラム / データフラッシュ ( メインフラッシュ) のアクセスと類似しています。書込みまたはプログラム処理をするには , CPU によるフラッシュコマンドシーケンスの書 込みが必要です。コマンドシーケンスは , 組込みプログラム / データフラッシュ ( メインフラッシュ) で使用されるものと 同じです。 ・ CPU は , バイト , ハーフワード , またはワード (8/16/32 ビット ) といった長さ単位でデータを読み出しますが , 16 また は 32 ビット読出し処理は , ハードウェアにより , 2 つまたは 4 つの連続した 8 ビットフラッシュマクロ読出しアクセ スに分割されます。 ・ CPU は , バイト (8 ビット ) 幅単位でデータを書き込みます。 ・ 書込みまたはプログラム処理をするには , CPU によるフラッシュコマンドシーケンスの書込みが必要です。 ・ フラッシュマクロ自動アルゴリズム ( チップ消去 , セクタ消去 , セクタ消去停止など ) は , 直接アクセスモードでのみ 起動可能です。 ・ 直接アクセスモードは , ソフトウェアリセット (RST) 後のデフォルトモードです。 3.2. コマンドシーケンサモード : コマンドシーケンサモードでは , データ書込み処理のためのフラッシュマクロ用コマンドシーケンスがハードウェアに よって生成されます。 ・ CPU は , 直接アクセスモードと同様 , バイト , ハーフワード , またはワード (8/16/32 ビット ) といった長さ単位でデー タを読出します。 ・ また CPU は , 通常の「store」命令を使用して , バイト , ハーフワード , またはワード (8/16/32 ビット ) といった長さ単位 でデータを書込みます。フラッシュマクロ用コマンドシーケンスは , 内部コマンドシーケンサハードウェアによって生 成されます。16 ビットまたは 32 ビットの書込みに対しては , それぞれ 2 つまたは 4 つのコマンドシーケンスが生成さ れます。 ・ コマンドシーケンサ書込み処理の開始後は , データフラッシュインタフェースが待ち状態を発行することはありませ ん。データフラッシュのプログラミング中 , CPU は動作を継続できます。 ・ コマンドシーケンサ書込み処理が進行中のとき , CPU が再度データを書き込もうとすると , 2 番目の書込み要求は無視 されます。そのような禁止アクセスが発生した場合 , DFWS:PAERF エラーフラグが設定されます。進行中の書込み シーケンスが正常に完了したことを示すデータフラッシュ割込みを使用することをお勧めします。 ・ コマンドシーケンサ書込み処理が進行中のとき , CPU がデータを読み出そうとすると , 0x00 が返され , DFWS:PAERF エラーフラグが設定されます。 ・ フラッシュマクロ自動アルゴリズム ( チップ消去 , セクタ消去 , セクタ消去停止など ) は起動できません。 ・ コマンドシーケンサモードは , ビット DFWC:WE ( データフラッシュ書込み制御レジスタ ) を設定することで許可でき ます。 ・ ソフトウェアリセット (RST) 後 , コマンドシーケンサモードは無効になります。 3.3. パラレルプログラミングモード : ・ パラレルプログラミングモードは , メインフラッシュメモリと類似した働きをします。外部制御ラインの機能またはタ イミングの一部に異なる点があります。 ・ パラレルプログラミングモードでは , データフラッシュ許可ビット (DFCS:FLASHEN) を設定する必要はありません。 ・ データフラッシュメモリアクセスは , バイト (8 ビット ) 長単位で実行されます。 DS07–16615–2 83 MB91460P シリーズ 4. CPU モードでのデータフラッシュアクセス 4.1. データフラッシュメモリマップ MB91F467PA データフラッシュマクロのデータ幅は 8 ビットです。外部バス領域の一番上のアドレス空間に位置しています。 ࡄ࡞ ࡊࡠࠣࡒࡦࠣ ࡕ࠼ ࠕ࠼ࠬ CPU ࠕ࠼ࠬ 0050 0000 H ᄖㇱࡃࠬ㗔ၞ FFFB F000 H ⥄േࠕ࡞ࠧ࠭ࡓ࠳ࡒࠕ࠼ࠬ FFFB FF00 H ࠺࠲ࡈ࠶ࠪࡘࠠࡘ࠹ࠖࠢ࠲㧔256 ࡃࠗ࠻㧕 FFFC 0000 H FFFC 4000 H FFFC 8000 H FFFC C000 H ࠺࠲ࡈ࠶ࠪࡘࠢ࠲ 0㧔16 K ࡃࠗ࠻㧕 ࠺࠲ࡈ࠶ࠪࡘࠢ࠲ 1㧔16 K ࡃࠗ࠻㧕 ࠺࠲ࡈ࠶ࠪࡘࠢ࠲ 2㧔16 K ࡃࠗ࠻㧕 ࠺࠲ࡈ࠶ࠪࡘࠢ࠲ 3㧔16 K ࡃࠗ࠻㧕 FFFD 0000 H 00 FF00 H 01 0000 H 01 4000 H 01 8000 H 01 C000 H 01 FFFFH ᄖㇱࡃࠬ㗔ၞ FFFF FFFFH (注意事項)ここに記載されているパラレルプログラミングモードのアドレスは , 10:0000h オフセットを含みません。 FA[22:20] = 001 をメインフラッシュのプログラミングで使用する場合と同じように維持して , オフセットを設定します。 (注意事項) 「自動アルゴリズム用ダミーアドレス」は , それらがフラッシュマクロの物理アドレスの下位に位置する場合 でも受け付けられます。このアドレス空間には , 自動アルゴリズムの正しいアドレスを適用する必要があり ます。 “自動プログラムアルゴリズム” 85ページ の例を参照してください。しかし, ダミーアドレスを使用してトグ ルフラグを読み出すことはできません。 4.2. データフラッシュおよび外部バス データフラッシュが無効である場合 (“ データフラッシュの動作モード ” 83 ページ を参照 ), 外部バスのためにすべての アドレス空間を使用できます。 データフラッシュが有効である場合は , 外部バスのチップ選択領域がデータフラッシュのアドレス範囲と重ならないよ う注意する必要があります。 チップ選択領域とデータフラッシュアドレスが重複する場合 , 次のシナリオが発生する場合があります。 ・ 書込み処理は , データフラッシュと外部バスに並行して送られます。これは , 特にデータフラッシュが直接モードで書 き込まれていて , CPU がプログラミングのためのコマンドシーケンスを送り出す場合 , 重大な問題を引き起こす場合が あります (“ 直接アクセスモード :” 83 ページ を参照 )。 ・ 読出し処理が予期せぬ結果を返します。 84 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 4.3.CPU モードでのフラッシュアクセスタイミング設定 データフラッシュは , 最大 CLKB = 100 MHz でアクセスできます。タイミングと待ち状態の設定については , “ データフ ラッシュ制御およびステータスレジスタ ” 88 ページ に記載されている , ビット TMG2, TMG1, TMG0 の説明を参照してく ださい。 データフラッシュは , 外部バス領域のアドレス空間に位置していますが , 外部バスのタイミングとデータフラッシュの タイミングとの間に依存関係はありません。 4.4. 自動プログラムアルゴリズム 自動プログラムアルゴリズムは , 直接アクセスモードにのみ適用されます。一方 , コマンドシーケンサモードが使用され ている場合 ,「プログラム」 シーケンスはハードウェアによって生成されます。 データフラッシュはメインフラッシュと同様にコマンドシーケンスに対応しています。 ࠦࡑࡦ࠼ ࠪࠤࡦࠬ ╙ 1 ࡃࠬ ࡃࠬ ᦠㄟߺࠨࠗࠢ࡞ ᦠㄟߺ ࠨࠗࠢ࡞ ࠕ࠼ࠬ ࠺࠲ ⺒ߒ/࠶࠻ 1 ⺒ߒ/࠶࠻ 3 ࡊࡠࠣࡓ 4 ࠴࠶ࡊᶖ 6 ࠢ࠲ᶖ 6 ࠢ࠲ᶖ৻ᤨᱛ ࠢ࠲ᶖౣ㐿 XXX AA8 AA8 AA8 AA8 F0 AA AA AA AA ╙ 2 ࡃࠬ ᦠㄟߺࠨࠗࠢ࡞ ╙ 3 ࡃࠬ ᦠㄟߺࠨࠗࠢ࡞ ࠕ࠼ࠬ ࠺࠲ ࠕ࠼ࠬ ࠺࠲ RA 554 554 554 554 RD 55 55 55 55 AA8 AA8 AA8 AA8 F0 A0 80 80 ╙ 4 ࡃࠬ ᦠㄟߺࠨࠗࠢ࡞ RA PA AA8 AA8 RD PD AA AA ╙ 5 ࡃࠬ ᦠㄟߺࠨࠗࠢ࡞ ࠕ࠼ࠬ ࠺࠲ 554 554 55 55 ╙ 6 ࡃࠬ ᦠㄟߺࠨࠗࠢ࡞ ࠕ࠼ࠬ ࠺࠲ AA8 SA 10 30 ࠕ࠼ࠬޟ㨄㨄㨄ޠ ߅ࠃ߮࠺࠲ޟB0ޠജߦࠃࠆࠢ࠲ᶖ৻ᤨᱛ ࠕ࠼ࠬޟ㨄㨄㨄ޠ ߅ࠃ߮࠺࠲ޟ30ޠജߦࠃࠆࠢ࠲ᶖౣ㐿 ࡃࠗࡄࠬ ⸳ቯ⸃㒰 3 AA8 AA 554 55 ࡃࠗࡄࠬ ࡊࡠࠣࡓ ⸃㒰 2 XXX A0 PA PD ࡃࠗࡄࠬ ࠶࠻⸃㒰 2 XXX 90 XXX F0/ 00 AA8 20 PA: プログラムアドレス PD: プログラムデータ。つまりロケーション PA でプログラムされるデータ。 RA: 読出しアドレス RD: ロケーション RA で読み出されるデータ。 SA: セクタアドレス ( 消去されるセクタを指す ) アドレス「AA8」および「554」は , プログラムされるセクタを指すようにすることをお勧めします。 例えば , セクタ SAS にバイトをプログラムする場合 , 次のシーケンスが使用されます。 アドレス PA=0xFFFBFF83 はセクタ SAS の内部です。 1. write addr=0xFFFBFAA8 data=0xAA 2. write addr=0xFFFBF554 data=0x55 3. write addr=0xFFFBFAA8 data=0xA0 4. write addr=0xFFFBFF83 =PA data=PD (注意事項)ここでは , 書込みシーケンス (1., 2., 3. write) のアドレスは , 「自動アルゴリズム用ダミーアドレス」を指して います。トグルビットのポーリングのため , プログラムされたセクタ内部を指すアドレスを使用する必要が あります ( 例えばプログラムされたアドレス (PA) 自体 )。 DS07–16615–2 85 MB91460P シリーズ 4.5. データフラッシュハードウェアシーケンスフラグ ( トグルビット ) 直接アクセスモードでは , データフラッシュは下記の表で示すトグルビットを返します。 コマンドシーケンサモードでは , コマンドシーケンサによって自動的に観測されるため , トグルビットを読み出す必要は ありません。 ステータス 組込みプログラムアルゴリズム 組込み消去アルゴリズム (消去一時停止セクタ) 進行中 組込み消去アルゴリズム (消去一時停止不可セクタ) DQ6 DQ5 DQ4 DQ3 DQ2 ~DQ7 トグル 0 0 0 1 0 トグル 0 1 トグル 1 1 0 トグル 1 一時停止不可 0 一時停止可能 1 一時停止不可 0 トグル 0 0 一時停止可能 消去一時停止読出し (消去一時停止セクタ) 1 1 0 0 消去一時停止読出し (消去一時停止不可セクタ) 消去一時停止プログラム (消去一時停止不可セクタ) 組込みプログラムアルゴリズム 組込み消去アルゴリズム データ データ データ ~DQ7 トグル 0 0 0 1 ~DQ7 0 トグル トグル 1 1 0 N/A 0 1 1 N/A 消去一時停止プログラム 消去一時停止モード (消去一時停止不可セクタ) ~DQ7 トグル 1 0 0 N/A 消去一時停止モード 制限時間 超過 DQ7 データ データ データ (注意事項)トグルビットのポーリングのため , プログラムされたセクタ内部を指すアドレスを使用する必要があります ( 例えばプログラムされたアドレス自体 )。「自動アルゴリズム用ダミーアドレス」は使用しないでください。 86 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 5. データフラッシュレジスタ データフラッシュは , 下記の制御 / ステータスレジスタを有しています。 DFCS : データフラッシュ制御およびステータスレジスタ アドレス 07114H 31 RDYI 0 R/W 30 TMG2 1 R/W 29 TMG1 1 R/W 28 TMG0 1 R/W 27 FLASHEN 0 R/W 26 INTE 0 R/W 25 RDYINT 0 R/W0 24 RDY 1 R 18 IDLINTE 0 R/W 17 IDLDMAE 0 R/W 16 WE 0 R/W 10 IDLINT 0 R/W0 9 ST1 0 R 8 ST0 0 R bit 初期値 属性 DFWC : データフラッシュ書込みコマンドシーケンサ制御レジスタ アドレス 07115H 23 x - 22 x - 21 x - 20 ERINTE 0 R/W 19 FININTE 0 R/W bit 初期値 属性 DFWS : データフラッシュ書込みコマンドシーケンサステータスレジスタ アドレス 07116H 15 PAERF 0 R/W0 14 WIERINT 0 R/W0 13 WERINT 0 R/W0 12 TOERINT 0 R/W0 11 FININT 0 R/W0 bit 初期値 属性 DFSCR0 : データフラッシュセキュリティ制御レジスタ 0 アドレス 07118H 31:24 23:16 1111 1111 R/W, R 1111 1111 R 15:8 7:0 bit 1111 1111 R 1111 1111 R 初期値 属性 15:8 7:0 bit 0000 0000 R, R/W 0000 0000 R, R/W 初期値 属性 DFSCR0[31:0] DFSCR1 : データフラッシュセキュリティ制御レジスタ 1 アドレス 0711CH 31:24 DFSCR1[31:0] 0 - - - 0001 R, R/W DS07–16615–2 23:16 0000 0000 R, R/W 87 MB91460P シリーズ 5.1. データフラッシュ制御およびステータスレジスタ このセクションでは , データフラッシュ制御およびステータスレジスタについて説明します。 DFCS : データフラッシュ制御およびステータスレジスタ 0x07114 アドレス : 31 30 29 28 27 26 25 24 RDYI TMG2 TMG1 TMG0 FLASHEN INTE RDYINT RDY 0 1 1 1 0 0 0 1 初期値 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W0 R 属性 RDYI bit Ready 反転 0 ( デフォルト ) 通常のフラッシュ処理 1 このビットを "1" に設定すると , フラッシュの RDYI 入力が起動します。結果として , フラッシュ の RDY 出力は "0" となります ( テスト目的にのみ使用 )。このビットには常に 0 を書き込んでくだ さい ・ このビットはソフトウェアリセット (RST) によってクリアされます。 ・ このビットには常に “0” を書き込んでください。 データフラッシュのタイミング制御 TMG2 TMG1 TMG0 CLKB 周波数 最大 読出し処理ごとの CLKB サイクル 書込み処理ごとの CLKB サイクル 0 0 0 6.2 MHz 3 3 0 0 1 16.7 MHz 4 3 0 1 0 33.3 MHz 5 3 0 1 1 50 MHz 6 3 1 0 0 66.6 MHz 8 4 1 0 1 83.3 MHz 9 5 1 1 0 100 MHz 10 6 1 1 1 ( デフォルト ) 100 MHz 11 6 ・ これらのビットは , 読出しおよび書込み処理の待ちサイクル数を制御します。 ・ ソフトウェアリセット (RST) により , ビットは “111” に設定され , 読出しと書込みができるようになります。 FLASHEN データフラッシュの許可 0 ( デフォルト ) データフラッシュは禁止され , 読出しおよび書込み処理を受け付けません 1 データフラッシュは許可され , データフラッシュのセキュリティ設定に応じて , 読出しおよび書込み ができます ・ このビットは , ソフトウェアリセット (RST) によりクリアされ , 読出しと書込みができるようになります。 ・ このビットを設定する前に , 外部バスのチップ選択領域がデータフラッシュのアドレス空間と重なっていないか確認 する必要があります。 88 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ INTE 割込み準備の許可 0 ( デフォルト ) RDYINT フラグによる割込みを禁止します。 1 RDYINT フラグによる割込みを許可します。 ・ このビットがクリアされると , RDYINT フラグが設定されていても割込みは生成されません。 ・ このビットが設定されていると , RDYINT フラグによる割込みが許可されます。 ・ このビットは , ソフトウェアリセット (RST) によりクリアされ , 読出しと書込みができるようになります。 RDYINT 割込み準備フラグ 0 ( デフォルト ) このフラッシュマクロは準備状態に入っていません 1 このフラッシュマクロは準備状態に入っています。 ・ このビットは , フラッシュマクロの RDY ステータスラインの立上りエッジ後に設定されます。 ・ このビットは , ソフトウェアリセット (RST) または “0” を書き込むことでクリアされます。“1” を書き込んでも影響は何 もありません。 ・ リードモディファイライト動作は “1” を読み出します。 RDY フラッシュマクロ準備ステータス 0 書込みまたは消去コマンドが現在実行中であることを示します。この状態の時は , リセットおよび 一時停止コマンドのみを受け付けます 1 ( デフォルト ) 書込みまたは消去コマンドが現在実行中でないことを示します。フラッシュにはど のコマンドも書込み可能です ・ このビットは , 特定の応答時間 tBUSY の後の , フラッシュマクロの RDY ステータスを示します。 直接アクセスモードの場合 , tBUSY は , プログラムシーケンスの最後の書込みアクセスから最小で 90 ns です。 書込みシーケンサモードでは , コマンドシーケンサが RDY 信号を確認します。よって RDY のポーリングは必要ありま せん。 ・ このビットは読出し専用です。 DS07–16615–2 89 MB91460P シリーズ 5.2. データフラッシュ書込みコマンドシーケンサ制御レジスタ このセクションでは , データフラッシュシーケンサ制御レジスタについて説明します。 DFWC : データフラッシュ書込みコマンドシーケンサ制御 0x07115 アドレス : 23 22 21 20 19 18 17 16 bit - - - ERINTE FININTE IDLINTE IDLDMAE WE x x x 0 0 0 0 0 初期値 - - - R/W R/W R/W R/W R/W 属性 ・bit7 ∼ bit5 には常に “0” を書き込んでください。 ERINTE エラー割込みの許可 0 ( デフォルト ) エラーフラグによる割込みを禁止します 1 エラー フラグによる割込みを許可します ・ このビットがクリアされると , エラーフラグ (TOERINT, WERINT および WIERINT) が設定されていても割込みは生成 されません。 ・ このビットを設定した場合 , いずれかのエラーフラグが設定されると割込みが生成されます。 ・ このビットは , ソフトウェアリセット (RST) によりクリアされ , 読出しと書込みができるようになります。 FININTE 完了割込みの許可 0 ( デフォルト ) FININT フラグによる割込みを禁止します 1 FININT フラグによる割込みを許可します ・ このビットがクリアされると , FININT フラグが設定されていても割込みは生成されません。 ・ このビットを設定した場合 , FININT フラグが設定されると割込みが生成されます。 ・ このビットは , ソフトウェアリセット (RST) によりクリアされ , 読出しと書込みができるようになります。 IDLINTE アイドル割込みの許可 0 ( デフォルト ) IDLINT フラグによる割込みを禁止します 1 IDLINT フラグによる割込みを許可します ・ このビットがクリアされると , IDLINT フラグが設定されていても割込みは生成されません。 ・ このビットを設定した場合 , IDLINT フラグが設定されると割込みが生成されます。 ・ このビットは , ソフトウェアリセット (RST) によりクリアされ , 読出しと書込みができるようになります。 IDLDMAE アイドル DMA の許可 0 ( デフォルト ) DMA 転送要求を禁止します 1 IDLINT フラグが設定されている場合 , DMA 転送要求を許可します ・ このビットがクリアされると , IDLINT フラグが設定されていても DMA 転送要求は生成されません。 ・ このビットを設定した場合 , IDLINT フラグが設定されているときに DMA 転送要求が生成されます。 ・ このビットは , ソフトウェアリセット (RST) によりクリアされ , 読出しと書込みができるようになります。 90 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ WE 書込みコマンドシーケンサの許可 0 ( デフォルト ) 書込みコマンドシーケンサは禁止され , データフラッシュは直接モードで動作しま す 1 書込みコマンドシーケンサモードを許可します ・ このビットはコマンドシーケンサモードを許可します。 ・ このビットは , ソフトウェアリセット (RST) によりクリアされ , 読出しと書込みができるようになります。 DS07–16615–2 91 MB91460P シリーズ 5.3. データフラッシュ書込みコマンドシーケンサステータスレジスタ このセクションでは , データフラッシュコマンドシーケンサステータスレジスタについて説明します。 DFWS : データフラッシュ書込みコマンドシーケンサステータス 0x07116 アドレス : 15 14 13 12 11 10 9 8 bit PAERF WIERINT WERINT TOERINT FININT IDLINT ST1 ST0 0 0 0 0 0 0 0 0 初期値 R/W0 R/W0 R/W0 R/W0 R/W0 R/W0 R R 属性 コマンドシーケンサステータスフラグは , コマンドシーケンサが有効 (DFWC:WE=1) であるときのみ設定されます。 PAERF 禁止アクセスエラーフラグ 0 ( デフォルト ) 禁止アクセスは検出されませんでした 1 禁止アクセスが検出されました ・ このフラグは , データフラッシュがコマンドシーケンサによってアクセスされているときに , CPU がデータフラッシュ 領域への読出しまたは書込みを試みた場合に設定されます。 ・ このフラグは割込みを生成しません。 ・ このビットは , ソフトウェアリセット (RST) または 0 を書き込むことでクリアされます。1 を書き込んでも影響は何も ありません。 ・ リードモディファイライト処理は 1 を読み出します。 WIERINT 書込み未完了エラーフラグ 0 ( デフォルト ) コマンドシーケンサ書込み処理が完了しました 1 書込み処理の進行中に , コマンドシーケンサが禁止されました ・ このフラグは , コマンドシーケンサが無効 (DFWC:WE=0) に設定され「非待機」状態になったときに設定されます。 ・ このフラグが 0 の場合でも , 書込み処理が正常に完了したという保証にはなりません。その場合は FININT フラグを使 用します。 ・ DFWC:ERINTE が設定されている場合 , このフラグは割込みを生成できます。 ・ このビットは , ソフトウェアリセット (RST) または 0 を書き込むことでクリアされます。1 を書き込んでも影響は何も ありません。 ・ リードモディファイライト処理は 1 を読み出します。 WERINT 書込みエラーフラグ 0 ( デフォルト ) 書込みエラーは検出されませんでした 1 書込み処理がエラーを返しました ・ このフラグは , 書込みアクセスで次のようなエラーが返されると設定されます。 - 消去が一時停止されている , または書込みが保護されているセクタに書込みを試みた - フラッシュにビット "0" が設定されているにもかかわらず , ビット "1" の書込みを試みた ・ DFWC:ERINTE が設定されている場合 , このフラグは割込みを生成できます。 ・ このビットは , ソフトウェアリセット (RST) または 0 を書き込むことでクリアされます。1 を書き込んでも影響は何も ありません。 ・ リードモディファイライト処理は 1 を読み出します。 92 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ TOERINT タイムアウトエラーフラグ 0 ( デフォルト ) タイムアウトエラーは検出されませんでした 1 書込み処理がタイムアウトエラーで終了しました ・ このフラグは , 書込み処理がタイムアウト状態で終了すると設定されます。 ・ DFWC:ERINTE が設定されている場合 , このフラグは割込みを生成できます。 ・ このビットは , ソフトウェアリセット (RST) または 0 を書き込むことでクリアされます。1 を書き込んでも影響は何も ありません。 ・リードモディファイライト処理は 1 を読み出します。 FININT コマンドシーケンス完了フラグ 0 ( デフォルト ) 書込みコマンドがまだ正常に完了していません 1 書込みコマンドは正常に完了しました ・ このフラグは , コマンドシーケンサ書込み処理が正常に完了すると設定されます。 ・ DFWC:FININTE が設定されている場合 , このフラグは割込みを生成できます。 ・ このビットは , ソフトウェアリセット (RST) または 0 を書き込むことでクリアされます。1 を書き込んでも影響は何も ありません。 ・ このビットは , IDLINT による DMA 転送が完了した後でもクリアされます。 ・ リードモディファイライト処理は 1 を読み出します。 IDLINT コマンドシーケンサ待機フラグ 0 ( デフォルト ) コマンドシーケンサが無効または非待機状態になりました 1 コマンドシーケンサが待機状態になりました ・ このフラグは , 書込み処理が完了した後 , コマンドシーケンサが有効 (DFWC:WE=1) に設定されるか ,「待機」状態に なったときに設定されます。 ・ DFWC:INTE が設定されている場合 , このフラグは割込みを生成できます。 ・ DFWC:IDLDMAE が設定されている場合 , このフラグは DMA 転送要求を生成できます。 ・ このビットは , ソフトウェアリセット (RST) または 0 を書き込むことでクリアされます。1 を書き込んでも影響は何も ありません。 ・ このビットは , DMA 転送が完了した後でもクリアされます。 ・ リードモディファイライト処理は 1 を読み出します。 ST1 ST0 0 0 ( デフォルト ) コマンドシーケンサが無効または待機状態になりました 0 1 コマンドシーケンサが書込みコマンドを送信しています 1 0 コマンドシーケンサはフラッシュプログラムの完了を待っています 1 1 コマンドシーケンサが「非待機」状態で無効なりました コマンドシーケンサステータスフラグ ・ ステータスビット {ST1,ST0} =2’ b11 は , コマンドシーケンサが「非待機」状態で無効となり , フラッシュへの直接アク セスがまだ許可されていない ( フラッシュシーケンスの完了を待っている ) ことを示します。コマンドシーケンサの禁 止からの最大待ち時間は 11 クロックサイクルです。 DS07–16615–2 93 MB91460P シリーズ 5.4. データフラッシュセキュリティ制御レジスタ 0,1 “ データフラッシュレジスタ ” 102 ページ を参照してください。 94 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 6. データフラッシュ割込みおよび DMA アクセス コマンドシーケンサ書込み処理が進行中のとき , CPU が再度データを書き込もうとすると , 2 番目の書込み要求は無視 されます。よって , 書込みシーケンスが正常に完了したことを示す , データフラッシュ割込みまたは DMA を使用するこ とをお勧めします。 6.1. データフラッシュ割込みフラグの概要 データフラッシュインタフェースは 6 つの割込みフラグを持ち , 割込み /DMA 要求のための 3 つの出力ラインと特定の 関係があります。 割込みフラグ ・IDLINT 待機フラグ。書込みシーケンス後 , コマンドシーケンサが待機状態 になったことを示します。このフラグは , DFWC:WE を設定することでコマンドシーケンサが許可された直後にも設定されます。 ・RDYINT 準備フラグ。フラッシュマクロが準備状態になったことを示します。 ・FININT 完了フラグ。コマンドシーケンサが書込みシーケンスを正常に完了したことを示します。 ・TOERINT タイムアウトエラーフラグ。コマンドシーケンサの書込みシーケンスがタイムアウトエラー状態で終了した ことを示します。 ・WERINT 一時停止セクタ書込みエラーフラグ。消去が一時停止されているか書込み保護されていて , 書込み準備が できていないセクタに対して書込みが要求されたことを示します。 ・WIERINT 書込み未完了エラーフラグ。書込みシーケンスの進行中に , コマンドシーケンサが無効 (DFWC:WE = 0) に なったことを示します。 ・PAERF 禁止アクセスエラーフラグ。コマンドシーケンサの書込みが進行しているときに , CPU が読出しまたは書込 みを試みたことを示します。PAERF はステータスフラグであり , 割込みを生成することはできません。 下の図は , 割込みフラグとその許可ビットを示します。 INTE RDYINT IDLDMAE DMA ⷐ᳞ IDLINT IDLINTE IDLINT CPU ߳ߩഀㄟߺⷐ᳞ FININTE FININT TOERINT ERINTE DMA ᱛⷐ᳞ WERINT WIERINT DMA 要求は , 待機フラグのみによって起動され , 別個の許可ビットを有しています (DFWC:IDLDMAE)。 DMA 停止要求は , エラーフラグによって起動されます。 CPU 割込みはすべての割込みフラグによって起動されます。 DS07–16615–2 95 MB91460P シリーズ 7. データフラッシュパラレルプログラミングモード : (注意事項)現在提供されているパラレルフラッシュプログラマは , データフラッシュのプログラミングに対応していま せん。ご依頼に応じて , プログラマを更新することが可能です。この章は参考としてお読みください。 7.1. パラレルフラッシュプログラミングモードでのフラッシュ設定 パラレルフラッシュプログラミングモード (MD[2:0]=111): MB91F467PA ࡄ࡞ ࡊࡠࠣࡒࡦࠣ ࡕ࠼ ࠕ࠼ࠬ CPU ࠕ࠼ࠬ 0050 0000 H ᄖㇱࡃࠬ㗔ၞ FFFB F000 H ⥄േࠕ࡞ࠧ࠭ࡓ࠳ࡒࠕ࠼ࠬ FFFB FF00 H ࠺࠲ࡈ࠶ࠪࡘࠠࡘ࠹ࠖࠢ࠲㧔256 ࡃࠗ࠻㧕 FFFC 0000 H FFFC 4000 H FFFC 8000 H FFFC C000 H ࠺࠲ࡈ࠶ࠪࡘࠢ࠲ 0㧔16 K ࡃࠗ࠻㧕 ࠺࠲ࡈ࠶ࠪࡘࠢ࠲ 1㧔16 K ࡃࠗ࠻㧕 ࠺࠲ࡈ࠶ࠪࡘࠢ࠲ 2㧔16 K ࡃࠗ࠻㧕 ࠺࠲ࡈ࠶ࠪࡘࠢ࠲ 3㧔16 K ࡃࠗ࠻㧕 FFFD 0000 H 00 FF00 H 01 0000 H 01 4000 H 01 8000 H 01 C000 H 01 FFFFH ᄖㇱࡃࠬ㗔ၞ FFFF FFFFH (注意事項)ここに記載されているパラレルプログラミングモードのアドレスは , 10:0000h オフセットを含みません。 FA[22:20] = 001 をメインフラッシュのプログラミングで使用する場合と同じように維持して , オフセットを 設定します。 (注意事項) 「自動アルゴリズム用ダミーアドレス」は , それらがフラッシュマクロの物理アドレスの下位に位置する場合 でも受け付けられます。このアドレス空間には , 自動アルゴリズムの正しいアドレスを適用する必要があり ます。 “ 自動プログラムアルゴリズム ” 85 ページ の例を参照してください。 7.2.CPU からパラレルプログラミングモードへのアドレスマッピング 次の表には , パラレルプログラミングで使う CPU アドレスからデータフラッシュマクロアドレスへの計算式を示して います。 96 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 7.2.1. アドレスマッピング MB91F467PA CPU アドレス (addr) 条件 FFFB:FF00h ∼ FFFC:FFFFh - フラッシュ セクタ SAS, SA0, SA1, SA2, SA3 (256 バイト + 64 バイト ) FA ( フラッシュアドレス ) 計算式 FA := addr - 0B:0000h (注意事項)FA の計算結果はパラレルフラッシュプログラミングの 10:0000h オフセットを含みません。 FA[22:20] = 001 をメインフラッシュのプログラミングで使用する場合と同じように維持して , オフセットを 設定します。 DS07–16615–2 97 MB91460P シリーズ 7.3. パラレルプログラミングモードでの端子接続 MD[2:0] 端子を “111” に設定後 , リセットを行うと CPU 機能が停止します。この時 , 汎用ポートに信号のいくつかを直接 リンクさせることで , 外部端子からのフラッシュメモリユニットの直接制御が可能になります。 信号の対応については , 次の表を参照してください。 このモードでは , データフラッシュメモリは外部端子からスタンドアローンユニットとして見えることになります。 通常 , このモードはパラレルフラッシュプログラマを使用して書込みや消去を行うときに設定します。このモードでは , フラッシュメモリの自動アルゴリズムのすべての操作が可能です。 フラッシュマクロとフラッシュメモリ制御信号との対応 MB91F467PA 外部端子 データフラッシュ マクロ端子 FR-CPU モード ⎯ INITX ⎯ INITX 104 FRSTX ⎯ FRSTX NMIX 105 ⎯ ⎯ MD_2 MD_2 96 "1" に設定 ⎯ ⎯ MD_1 MD_1 95 "1" に設定 ⎯ ⎯ MD_0 MD_0 94 "1" に設定 RDY FMCS:RDY ビット RY/BYX P19_0 112 FCLK FCLK P19_2 114 WEX WEX P18_0 118 OEX OEX P19_6 117 CEX CEX P19_5 116 RAS MD_3 98 EQIN MONCLK 97 LTIN LTIN P23_0 68 "0" に設定 ⎯ TESTX P19_4 115 "1" に設定 ⎯ RDYI P19_1 113 "0" に設定 FA0 P17_5 125 FA1 ∼ FA8 FA1 ∼ FA8 P06_0 ∼ P06_7 6 ∼ 13 FA9 ∼ FA16 FA9 ∼ FA16 P05_0 ∼ P05_7 14 ∼ 21 FA17 ∼ FA19 P18_1, P18_2, P18_4 119, 120, 121 "0" に設定 FA20,FA21 P18_5, P18_6 122, 123 "10" に設定 DQ0 ∼ DQ7 P01_0 ∼ P01_7 24 - 31 RAS EQIN 内部制御信号 + インタ フェース回路による制 御 FA0 備考 クロック入力 内部アドレスバス ⎯ 内部アドレスバス ⎯ DI0 ∼ DI7, DO0 ∼ DO7 98 内部データバス DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 7.4. パラレルプログラミングモードにおけるデータフラッシュへのアクセスまでの待ち時間 電源を入れた後 , または設定初期化要求 (INITX) の終了後 , 内部データフラッシュのセキュリティモジュールはセキュリ ティ情報を取り込みます。セキュリティベクタの取り込みが終了するまで , パラレルプログラマはフラッシュにアクセス できません。待ち時間は次のとおりです。 ・VDD5/VDD5R 電源投入後の最少待ち時間 : 2.9ms ・INITX 立上り後の最少待ち時間:1.0ms DS07–16615–2 99 MB91460P シリーズ 8. データフラッシュセキュリティ 8.1. データフラッシュセキュリティ処理 データフラッシュセキュリティは , フラッシュを不正な読出し / 書込みアクセスから保護します。 ・ 保護されたフラッシュへの読出しアクセスには , 通告なしに data=0x00 が返されます。読出しアクセスがデータフラッ シュセキュリティモジュールによってマスクされたことを示すフラグはありません。 ・ 書込み保護されたセクタへの書込みアクセスはキャンセルされます。 フラッシュマクロはリセット状態になり , セキュリティマクロはセキュリティ情報を再取り込みします。 データフラッシュが再びアクセス可能になるまでには , 最大 600μs かかります。 直接アクセスモードの場合 , トグルビットは変化せず , ビット DFCS:RDY は下位状態に移行しません。 コマンドシーケンサモードでは , フラグ DFWS:WERINT が設定され , 書込み処理が正常に完了しなかったことを示し ます。 ・ 保護されたセクタで唯一可能な書込み処理は , チップ消去です。 ・ データフラッシュセキュリティは , 外部端子 FSC_DISABLE = 1 を設定することで禁止できます。 ・ INIT 後 , データフラッシュにアクセスできるようになるまでには 3 ms かかります。これは , セキュリティベクタの取 り込みと , 内部信号同期に必要な時間です。この時間は , FSC_DISABLE = 1 の場合にも有効です。 8.2. セキュリティベクタ 2 つの 16 ビットデータフラッシュセキュリティベクタ (DFSV1, DFSV2) は , 256 バイトセキュリティセクタに配置され , データフラッシュセキュリティモジュールの保護機能を制御しています。 DFSV1[15:0]: 0xFFFB:FF00 DFSV2[15:0]: 0xFFFB:FF02 ベクタ アドレス +0 FFFBFF00H +1 +2 DFSV1[15:0] +3 DFSV2[15:0] ブロック データフラッシュ セキュリティ ベクタ 8.3. セキュリティベクタ DFSV1 (bit 15 ∼ bit 0) フラッシュセキュリティベクタ DFSV1 の設定によって , 読出し / 書込み保護モードが設定されます。 フラッシュセキュリティベクタ DFSV1 [15:0] のビットの説明 DFSV1[15:3] DFSV1[2] 書込み 保護レベル DFSV1[1] 書込み 保護 DFSV1[0] 読出し 保護 すべての ビットを "0" に 設定 "0" に設定 "0" に設定 “1” に設定 読出し保護 (INTVEC を除くすべてのデバイスモード ) すべての ビットを "0" に 設定 "0" に設定 “1” に設定 "0" に設定 書込み保護 ( すべてのデバイスモード , 例外なし ) すべての ビットを "0" に 設定 "0" に設定 “1” に設定 “1” に設定 読出し保護 (INTVEC を除くすべてのデバイスモード ) および 書込み保護 ( すべてのデバイスモード , 例外なし ) すべての ビットを "0" に 設定 “1” に設定 "0" に設定 “1” に設定 読出し保護 (INTVEC を除くすべてのデバイスモード ) すべての ビットを "0" に 設定 “1” に設定 “1” に設定 "0" に設定 書込み保護 (INTVEC を除くすべてのデバイスモード ) 100 フラッシュセキュリティモード DS07–16615–2 MB91460P シリーズ DFSV1[15:3] DFSV1[2] 書込み 保護レベル DFSV1[1] 書込み 保護 DFSV1[0] 読出し 保護 すべての ビットを "0" に 設定 “1” に設定 “1” に設定 “1” に設定 フラッシュセキュリティモード 読出し保護 (INTVEC を除くすべてのデバイスモード ) および 書込み保護 (INTVEC を除くすべてのデバイスモード ) INTVEC モードは内部ベクタ取り込みモードです (MD[2:0] = “000”) (注意事項)読出し保護が設定されていて , デバイスが INTVEC モードではなく , データフラッシュがコマンドシーケン サ書込みアクセスによって書き込まれている場合 , フラッシュプログラミングの正常な完了が確認できない ため , コマンドシーケンサはエラーフラグを設定します。 8.4. セキュリティベクタ DFSV2 フラッシュセキュリティベクタ DFSV2 ビット [15:0] の設定により , データフラッシュセクタの個別の書込み保護が設 定されます。この設定は , 書込み保護ビット DFSV1 [1] が設定されている場合にのみ評価されます。 フラッシュセキュリティベクタ DFSV2[15:0] のビットの説明 DFSV2 ビット セクタ 書込み保護の許 可 書込み保護の禁 止 DFSV2[0] SA0 “0” に設定 “1” に設定 DFSV2[1] SA1 “0” に設定 “1” に設定 DFSV2[2] SA2 “0” に設定 “1” に設定 DFSV2[3] SA3 “0” に設定 “1” に設定 DFSV2[7:4] ⎯ ⎯ ⎯ セクタは使用不可 DFSV2[8] SAS “0” に設定 ⎯ 書込み保護は必須 DFSV2[15:9] ⎯ ⎯ ⎯ セクタは使用不可 備考 (注意事項)フラッシュセキュリティベクタ DFSV1 と DFSV2 が割当てられているセクタ ( この表の例では , セクタ SAS) には , 常に書込み保護を設定しなければなりません。この設定がされていないと , セキュリティベクタの設定 が上書きされて , フラッシュコンテンツの読出しや書込みによるデータ操作が可能になってしまいます。 フラッシュメモリのセクタ構成の概要については, “CPU モードでのデータフラッシュアクセス” 84ページ を 参照してください。 DS07–16615–2 101 MB91460P シリーズ 8.5. データフラッシュレジスタ データフラッシュセキュリティモジュールは , データフラッシュのコンテンツから CRC を算出するために使用できま す。また , 次のレジスタを使用して , セキュリティベクタの再取り込みを強制することも可能です。 8.5.1. DFSCR0 : データフラッシュセキュリティ制御レジスタ 0 アドレス 07118H S[7:0] 31:24 S[7:0] CRC[31:24] 1111 1111 W, R 23:16 15:8 7:0 bit 1111 1111 R 初期値 属性 CRC[23:0] 1111 1111 R 1111 1111 R シーケンスの起動 0xA5 --> 0x5A フラッシュセキュリティベクタ再取り込みシーケンスの開始 ( 書込みのみ ) 0xF0 --> 0x0F フラッシュメモリ CRC32 チェックサムシーケンスの開始 ( 書込みのみ ) ・ DFSCR0[31:24] レジスタに "A5H", "5AH" を連続して書き込むと , "5AH" を書き込んだ直後にフラッシュセキュリティベ クタ再取り込みシーケンスが開始されます。"A5H" と "5AH" の間に時間制限はありませんが , もし "A5H" が書き込まれ た後に "5AH" 以外が書き込まれた場合 , 再度 "A5H" を書き込む必要があります。そうしないと , "5AH" が書き込まれて も , 再取り込みシーケンスは開始されません。 ・ DFSCR0[31:24] レジスタに "F0H", "0FH" を連続して書き込むと , "0FH" を書き込んだ直後に CRC32 チェックサムシーケ ンスが開始されます。"F0H" と "0FH" の間に時間制限はありませんが , もし "F0H" が書き込まれた後に "0FH" 以外が書き 込まれた場合 , 再度 "F0H" を書き込む必要があります。そうしないと , "0FH" が書き込まれても , CRC チェックサムシー ケンスは開始されません。 ・ これらのビットは , 外部端子からの INIT 信号 (INITX) またはハードウェアウォッチドッグによってクリアされます。書 込み専用です。 (注意事項)フラッシュセキュリティベクタ再取り込みシーケンスは , 外部 INITX リセットを適用する必要なくセキュリ ティステータスを更新するためのチップ消去コマンドの後で使用するか, または DFSV1 セキュリティベクタ のステータス変更後に使用するよう特に意図されています。 (注意事項)CRC 計算は , 内部 RC クロック上で実行されます。計算時間を短縮するため , RC クロックの周波数を 2 MHz に切り替えることをお勧めします。しかし , CPU クロック (CLKB) は RC クロックよりも速い必要がありま す。さもないと CRC 計算が正しく開始されません。 CRC[31:0] CRC チェックサム結果 CRC チェックサム結果 ( 読出しのみ ) ・ このレジスタは , CRC32 チェックサムシーケンス完了後の CRC 32 チェックサム結果を含んでいます。シーケンスの完 了は DFSCR1.RDY によって示されます。CRC チェックサムは標準計算されます。 CRC32/AAL5 アルゴリズムのポリゴン x^32+x^26+x^23+x^22+x^16+x^12+x^11+x^10+x^8+x^7+x^5+x^4+x^2+x+1. ・ これらのビットは , 外部端子からの INIT 信号 (INITX) またはハードウェアウォッチドッグによって 0xFFFFFFFF に設 定されます。読出し専用です。 102 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 8.5.2. DFSCR1 : データフラッシュセキュリティ制御レジスタ 1 アドレス 0711CH 31:24 SVF_RDY--- --- RDY 0xxx xxx1 R/Wx 23:16 - - - - CSZ[3:0] 0000 0000 R, R/W 15:8 7:0 bit 0000 0000 R/W 初期値 属性 CSA[15:0] 0000 0000 R/W ・ bit 30-25: 予約ビットです。読出し時 , 常に "X" が読み出されます。 ・ bit 23-20: 予約ビットです。読出し時 , 常に "0" が読み出されます。 bit 31: SVF_RDY セキュリティベクタ取り込み準備 ( フラグ ) 0 セキュリティベクタが取り込まれていません。データフラッシュは , 読出し / 書込みアクセスから 保護されています。データフラッシュへの読出し処理には 0x00 が返されます。書込み処理は無視 されます 1 セキュリティベクタが取り込まれました。セキュリティ設定に基づいてデータフラッシュにアク セスできます bit 24: RDY CRC シーケンス準備 ( フラグ ) 0 CRC シーケンスが実行中または開始されていません 1 CRC シーケンスの準備が完了しています (DFSCR0 レジスタのデータが有効 ) bit 19-16: CSZ[3:0] CRC サイズマスク 0000 CRC サイズマスクは 256 バイト 0001 CRC サイズマスクは 512 バイト 0010 CRC サイズマスクは 1 K バイト 0011 CRC サイズマスクは 2 K バイト 0100 CRC サイズマスクは 4 K バイト 0101 CRC サイズマスクは 8 K バイト 0110 CRC サイズマスクは 16 K バイト 0111 CRC サイズマスクは 32 K バイト 1000 CRC サイズマスクは 64 K バイト 1001 - 1111 対応していません ・ CSZ3-0 は , CSA15-0 によって与えられたアドレスの OR マスクとして使用されます。アドレス計算については下記を参 照してください。 ・ これらのビットは , 外部端子からの INIT 信号 (INITX) またはハードウェアウォッチドッグによってクリアされます。 bit 15-0 CSA[15:0] CRC 計算スタートアドレス 0x00FF CRC スタートアドレスは 0x0FF00 ( セクタ SAS スタート ) 0x0100 CRC スタートアドレスは 0x10000 ( セクタ SA0 スタート ) 0x0140 CRC スタートアドレスは 0x14000 ( セクタ SA1 スタート ) (注意事項) 上記の値は例です。このレジスタに書き込まれるアドレスは , CPU モードで使用されたマップ済みアドレス ではなく , フラッシュパラレルプログラミングモードで使用されるようなフラッシュメモリアドレスです。 “CPU からパラレルプログラミングモードへのアドレスマッピング ” 96 ページ を参照してください。 ・ CSA レジスタは , 256 バイトアドレスに揃えられた CRC スタートアドレスを含みます。CRC チェックサムの計算は , データフラッシュメモリアドレス空間に配置されたアドレスに対してのみ可能です。他のアドレスは無効であり , 誤っ たチェックサムを導く可能性があります。 DS07–16615–2 103 MB91460P シリーズ 8.5.3. CRC スタートアドレスおよび終了アドレスの計算 CSZ3-0 設定は最初にマスク値に変換されます。 CSZ3-0 マスク 0000 0001 0010 0011 0100 0101 0110 0111 1000 1001-1111 0000_0000_0000_0000 0000_0000_0000_0001 0000_0000_0000_0011 0000_0000_0000_0111 0000_0000_0000_1111 0000_0000_0001_1111 0000_0000_0011_1111 0000_0000_0111_1111 0000_0000_1111_1111 同様に続く ・CRC スタートアドレス = CSA[15:0] << 8 + 0x00 ・CRC 終了アドレス = (CSA[15:0] または MASK) << 8 + 0xFF 104 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ ■ メモリ空間 FR ファミリの論理アドレス空間は 4 G バイト (232 番地 ) あり , CPU はリニアにアクセスします。 ・ダイレクトアドレッシング領域 アドレス空間の下記の領域は I/O 用に使用されます。 この領域をダイレクトアドレッシング領域とよびます。命令中で直接オペランドのアドレスを指定できます。 アドレスが可能なダイレクト領域は , アクセスするデータのサイズにより , 以下のように異なります。 バイトデータアクセス :000H ∼ 0FFH ハーフワードアクセス :000H ∼ 1FFH ワードデータアクセス :000H ∼ 3FFH DS07–16615–2 105 MB91460P シリーズ ■ メモリマップ 1. MB91F465PA, MB91F467PA MB91F465PA 00000000H 00000400H 00001000H I/O ダイレクトアドレッシング領域 I/O DMA フラッシュキャッシュ (8 K バイト) フラッシュメモリ制御 0000C000H ブート ROM (4 K バイト) CAN 00030000H D-RAM (0 ウェイト、 24 K バイト) ID-RAM (16 K バイト) 00034000H 00040000H 外部バス領域 00004000H 00007000H 0000B000H 0000C000H 00024000H 00030000H 外部バス領域 フラッシュメモリ(32 K バイト) ࣈ࣮ࢺ ROM 㸦4 K ࣂࢺ㸧 CAN D-RAM 㸦0 ࢙࢘ࢺࠊ 48 K ࣂࢺ㸧 ID-RAM 㸦32 K ࣂࢺ㸧 00150000H 00180000H እ㒊ࣂࢫ㡿ᇦ 00180000H 外部バス領域 00500000H 外部データバス 00500000H እ㒊ࣂࢫ㡿ᇦ FFFBF000H FFFBFF00H FFFCFFFFH FFFFFFFFH FFFFFFFFH 106 ࣇࣛࢵࢩ࣓ࣗࣔࣜไᚚ ࣇࣛࢵࢩ࣓ࣗࣔࣜ㸦1088 K ࣂࢺ㸧 00150000H 注意事項 ࣇࣛࢵࢩࣗ࢟ࣕࢵࢩࣗ 㸦8 K ࣂࢺ㸧 00038000H フラッシュメモリ(512 K バイト) 00148000H DMA 00040000H 00080000H 00100000H I/O 0000D000H 0000D000H 0002A000H 00001000H I/O ࢲࣞࢡࢺࢻࣞࢵࢩࣥࢢ㡿ᇦ 00008000H 00008000H 0000B000H 00000400H 00006000H 00006000H 00007000H 00000000H 00002000H 00002000H 00004000H MB91F467PA アクセス禁止領域 ὀព㡯 ࢹ࣮ࢱࣇࣛࢵࢩࣗ 64 K ࣂࢺ + 256 ࣂࢺ / እ㒊ࣂࢫ㡿ᇦ ࢡࢭࢫ⚗Ṇ㡿ᇦ DS07–16615–2 MB91460P シリーズ ■ I/O マップ 1. MB91F465PA, MB91F467PA アドレス 000000H レジスタ +0 +1 +2 +3 PDR0 [R/W] XXXXXXXX PDR1 [R/W] XXXXXXXX PDR2 [R/W] XXXXXXXX PDR3 [R/W] XXXXXXXX ブロック T-unit ポートデータレジスタ リード / ライト属性 リセット後のレジスタ初期値 レジスタ名 (1 コラムのレジスタが 4n 番地 , 2 コラムが 4n + 1 番地 ...) 最左のレジスタ番地 ( ワードでアクセスした際は , 1 コラム目のレジスタが データの MSB 側となる。) (注意事項)レジスタのビット値は , 以下のように初期値を表します。 “ 1 ” :初期値 “ 1 ” “ 0 ” :初期値 “ 0 ” “ X ” :初期値 “ 不定 ” “ - ” :その位置に物理的にレジスタがない 記述されていないデータアクセス属性によるアクセスは禁止です。 DS07–16615–2 107 MB91460P シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 000000H PDR00 [R/W] XXXXXXXX PDR01 [R/W] XXXXXXXX 予約 予約 000004H 予約 PDR05 [R/W] XXXXXXXX PDR06 [R/W] XXXXXXXX PDR07 [R/W] XXXXXXXX 000008H PDR08 [R/W] X - - X - -XX PDR09 [R/W] - - - - - XXX PDR10 [R/W] - - - - X - XX 予約 00000CH 予約 予約 PDR14 [R/W] XXXXXXXX PDR15 [R/W] XXXXXXXX 000010H PDR16 [R/W] XXXXXXXX PDR17 [R/W] XXXXXXXX PDR18 [R/W] - XXX - XXX PDR19 [R/W] - XXX - XXX 000014H PDR20 [R/W] - XXX - XXX PDR21 [R/W] XXXX - XXX PDR22 [R/W] XXXXXXXX PDR23 [R/W] XXXXXXXX 000018H PDR24 [R/W] XXXXXXXX PDR25 [R/W] - - - - - - XX PDR26 [R/W] XXXXXXXX PDR27 [R/W] XXXXXXXX 00001CH PDR28 [R/W] - -XXXXX PDR29 [R/W] XXXXXXXX PDR30 [R/W] XXXXXXXX 予約 000020H PDR32 [R/W] X---X--- PDR33 [R/W] X---X--- PDR34 [R/W] XXXXXXXX PDR35 [R/W] XXXXXXXX ブロック R-bus ポートデータ レジスタ 000024H ∼ 00002CH 予約 000030H EIRR0 [R/W] XXXXXXXX ENIR0 [R/W] 00000000 ELVR0 [R/W] 00000000 00000000 外部割込み (INT 0 ∼ INT 7) NMI 000034H EIRR1 [R/W] XXXXXXXX ENIR1 [R/W] 00000000 ELVR1 [R/W] 00000000 00000000 外部割込み (INT 8 ∼ INT 15) 000038H DICR [R/W] -------0 HRCL [R/W] 0 - - 11111 予約 遅延割込み 00003CH 予約 SCR00 [R/W,W] 00000000 SMR00 [R/W,W] 00000000 000044H ESCR00 [R/W] 00000X00 ECCR00 [R/W,R,W] -00000XX 000048H SCR01 [R/W,W] 00000000 SMR01 [R/W,W] 00000000 ESCR01 [R/W] 00000X00 ECCR01 [R/W,R,W] -00000XX 000040H 00004CH 108 SSR00 [R/W,R] 00001000 RDR00/TDR00 [R/ W] 00000000 LIN-USART 0 予約 SSR01 [R/W,R] 00001000 RDR01/TDR01 [R/ W] 00000000 LIN-USART 1 予約 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 +3 SCR02 [R/W,W] 00000000 SMR02 [R/W,W] 00000000 SSR02 [R/W,R] 00001000 RDR02/TDR02 [R/ W] 00000000 000054H ESCR02 [R/W] 00000X00 ECCR02 [R/W,R,W] -00000XX 000058H SCR03[R/W,W] 00000000 SMR03 [R/W,W] 00000000 00005CH ESCR03 [R/W] 00000X00 ECCR03 [R/W,R,W] -00000XX 000060H SCR04 [R/W,W] 00000000 SMR04 [R/W,W] 00000000 SSR04 [R/W,R] 00001000 RDR04/TDR04 [R/ W] 00000000 000064H ESCR04 [R/W] 00000X00 ECCR04 [R/W,R,W] -00000XX FSR04 [R] - - - 00000 FCR04 [R/W] 0001 - 000 000068H SCR05 [R/W,W] 00000000 SMR05 [R/W,W] 00000000 SSR05 [R/W,R] 00001000 RDR05/TDR05 [R/ W] 00000000 00006CH ESCR05 [R/W] 00000X00 ECCR05 [R/W,R,W] -00000XX FSR05 [R] - - - 00000 FCR05 [R/W] 0001 - 000 000070H SCR06 [R/W,W] 00000000 SMR06 [R/W,W] 00000000 SSR06 [R/W,R] 00001000 RDR06/TDR06 [R/ W] 00000000 000074H ESCR06 [R/W] 00000X00 ECCR06 [R/W,R,W] -00000XX FSR06 [R] - - - 00000 FCR06 [R/W] 0001 - 000 000078H SCR07 [R/W,W] 00000000 SMR07 [R/W,W] 00000000 SSR07 [R/W,R] 00001000 RDR07/TDR07 [R/ W] 00000000 00007CH ESCR07 [R/W] 00000X00 ECCR07 [R/W,R,W] -00000XX FSR07 [R] - - - 00000 FCR07 [R/W] 0001 - 000 000080H BGR100 [R/W] 00000000 BGR000 [R/W] 00000000 BGR101 [R/W] 00000000 BGR001 [R/W] 00000000 000084H BGR102 [R/W] 00000000 BGR002 [R/W] 00000000 BGR103 [R/W] 00000000 BGR003 [R/W] 00000000 000088H BGR104 [R/W] 00000000 BGR004 [R/W] 00000000 BGR105 [R/W] 00000000 BGR005 [R/W] 00000000 00008CH BGR106 [R/W] 00000000 BGR006 [R/W] 00000000 BGR107 [R/W] 00000000 BGR007 [R/W] 00000000 000050H ブロック LIN-USART 2 予約 SSR03 [R/W,R] 00001000 RDR03/TDR02 [R/ W] 00000000 LIN-USART 3 予約 LIN-USART 4 FIFO 搭載 LIN-USART 5 FIFO 搭載 LIN-USART 6 FIFO 搭載 LIN-USART 7 FIFO 搭載 ボーレート ジェネレータ LIN-USART 0 ∼ 7 000090H ∼ 0000CCH DS07–16615–2 予約 109 MB91460P シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 0000D0H IBCR0 [R/W] 00000000 IBSR0 [R] 00000000 ITBAH0 [R/W] - - - - - - 00 ITBAL0 [R/W] 00000000 0000D4H ITMKH0 [R/W] 00 - - - - 11 ITMKL0 [R/W] 11111111 ISMK0 [R/W] 01111111 ISBA0 [R/W] - 0000000 0000D8H 予約 IDAR0 [R/W] 00000000 ICCR0 [R/W] - 0011111 予約 0000DCH IBCR1 [R/W] 00000000 IBSR1 [R] 00000000 ITBAH1 [R/W] - - - - - - 00 ITBAL1 [R/W] 00000000 0000E0H ITMKH1 [R/W] 00 - - - - 11 ITMKL1 [R/W] 11111111 ISMK1 [R/W] 01111111 ISBA1 [R/W] - 0000000 0000E4H 予約 IDAR1 [R/W] 00000000 ICCR1 [R/W] - 0011111 予約 ブロック I2C 0 I2C 1 0000E8H ∼ 0000FCH 予約 000100H GCN10 [R/W] 00110010 00010000 予約 GCN20 [R/W] - - - - 0000 PPG コントロール 0∼3 000104H GCN11 [R/W] 00110010 00010000 予約 GCN21 [R/W] - - - - 0000 PPG コントロール 4∼7 000108H GCN12 [R/W] 00110010 00010000 予約 GCN22 [R/W] - - - - 0000 PPG コントロール 8 ∼ 11 000110H PTMR00 [R] 11111111 11111111 000114H PDUT00 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000118H PTMR01 [R] 11111111 11111111 00011CH PDUT01 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000120H PTMR02 [R] 11111111 11111111 000124H PDUT02 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000128H PTMR03 [R] 11111111 11111111 00012CH PDUT03 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000130H PTMR04 [R] 11111111 11111111 000134H PDUT04 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000138H PTMR04 [R] 11111111 11111111 00013CH PDUT05 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 110 PCSR00 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH00 [R/W] 0000000 - PCNL00 [R/W] 000000 - 0 PCSR01 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH01 [R/W] 0000000 - PCNL01 [R/W] 000000 - 0 PCSR02 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH02 [R/W] 0000000 - PCNL02 [R/W] 000000 - 0 PCSR03 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH03 [R/W] 0000000 - PCNL03 [R/W] 000000 - 0 PCSR04 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH04 [R/W] 0000000 - PCNL04 [R/W] 000000 - 0 PCSR05 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH05 [R/W] 0000000 - PCNL05 [R/W] 000000 - 0 PPG 0 PPG 1 PPG 2 PPG 3 PPG 4 PPG 5 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 000140H PTMR06 [R] 11111111 11111111 000144H PDUT06 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000148H PTMR07 [R] 11111111 11111111 00014CH PDUT07 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000150H PTMR08 [R] 11111111 11111111 000154H PDUT06 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000158H PTMR09 [R] 11111111 11111111 00015CH PDUT09 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000160H PTMR10 [R] 11111111 11111111 000164H PDUT10 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000168H PTMR11 [R] 11111111 11111111 00016CH PDUT11 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000170H P0TMCSRH [R/W] - 0000000 +2 +3 PCSR06 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH06 [R/W] 0000000 - PCNL06 [R/W] 000000 - 0 PCSR07 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH07 [R/W] 0000000 - PCNL07 [R/W] 000000 - 0 PCSR08 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH08 [R/W] 0000000 - PCNL08 [R/W] 000000 - 0 PCSR09 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH09 [R/W] 0000000 - PCNL09 [R/W] 000000 - 0 PCSR10 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH10 [R/W] 0000000 - PCNL10 [R/W] 000000 - 0 PCSR11 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX P0TMCSRL [R/W] 01000000 PCNH11 [R/W] 0000000 - PCNL11 [R/W] 000000 - 0 P1TMCSRH [R/W] - 0000000 P1TMCSRL [R/W] 01000000 000174H P0TMRLR [W] XXXXXXXX XXXXXXXX P0TMR [R] XXXXXXXX XXXXXXXX 000178H P1TMRLR [W] XXXXXXXX XXXXXXXX P1TMR [R] XXXXXXXX XXXXXXXX 00017CH 000180H PPG 6 PPG 7 PPG 8 PPG 9 PPG 10 PPG 11 パルス 周波数モジュレータ 予約 予約 ICS01 [R/W] 00000000 予約 ICS23 [R/W] 00000000 000184H IPCP0 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX IPCP1 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX 000188H IPCP2 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX IPCP3 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX 00018CH OCS01 [R/W] - - - 0 - - 00 0000 - - 00 OCS23 [R/W] - - - 0 - - 00 0000 - - 00 000190H OCCP0 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX OCCP1 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000194H OCCP2 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX OCCP3 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX DS07–16615–2 ブロック インプット キャプチャ 0∼3 アウトプット コンペア 0∼3 111 MB91460P シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 000198H SGCRH [R/W] 0000 - - 00 SGCRL [R/W] - - 0 - - 000 00019CH SGAR [R/W] 00000000 0001A0H +2 +3 SGFR [R/W, R] XXXXXXXX XXXXXXXX SGTR [R/W] XXXXXXXX 予約 ADERH [R/W] 00000000 00000000 SGDR [R/W] XXXXXXXX ADCS1 [R/W] 00000000 ADCS0 [R/W] 00000000 ADCR1 [R] 000000XX ADCR0 [R] XXXXXXXX 0001A8H ADCT1 [R/W] 00010000 ADCT0 [R/W] 00101100 ADSCH [R/W] - - - 00000 ADECH [R/W] - - - 00000 0001B0H TMRLRC0 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 予約 0001B8H TMRLRC1 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 0001BCH 予約 0001C0H TMRLRC2 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 0001C4H 予約 0001C8H TMRLRC3 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 0001CCH 予約 0001D0H TMRLRC4 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 0001D4H 予約 0001D8H TMRLRC5 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 0001DCH 予約 0001E0H TMRLRC6 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 112 A/D コンバータ 0 予約 0001B4H 0001E4H サウンド ジェネレータ ADERL [R/W] 00000000 00000000 0001A4 0001ACH ブロック 予約 TMRC0 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX TMCSRCH0 [R/W] - - - 00000 TMCSRCL0 [R/W] 0 - 000000 リロードタイマ 0 (PPG 0-1) TMRC1 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX TMCSRCH1 [R/W] - - - 00000 TMCSRCL1 [R/W] 0 - 000000 リロードタイマ 1 (PPG 2-3) TMRC2 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX TMCSRCH2 [R/W] - - - 00000 TMCSRCL2 [R/W] 0 - 000000 リロードタイマ 2 (PPG 4-5) TMRC3 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX TMCSRCH3 [R/W] - - - 00000 TMCSRCL3 [R/W] 0 - 000000 リロードタイマ 3 (PPG 6-7) TMRC4 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX TMCSRCH4 [R/W] - - - 00000 TMCSRL4 [R/W] 0 - 000000 リロードタイマ 4 (PPG 8 ∼ 9) TMRC5 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX TMCSRCH5 [R/W] - - - 00000 TMCSRL5 [R/W] 0 - 000000 リロードタイマ 5 (PPG10 ∼ 11) TMRC6 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX TMCSRCH6 [R/W] - - - 00000 TMCSRL6 [R/W] 0 - 000000 リロードタイマ 6 (PPG 8 ∼ 9) DS07–16615–2 MB91460P シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 TMRLR7 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 0001E8H +3 ブロック TMRC7 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX 0001ECH 予約 0001F0H TCDT0 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX 予約 TCCS0 [R/W] 00000000 フリーランタイマ 0 (ICU 0 ∼ 1) 0001F4H TCDT1 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX 予約 TCCS1 [R/W] 00000000 フリーランタイマ 1 (OCU 2 ∼ 3) 0001F8H TCDT2 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX 予約 TCCS2 [R/W] 00000000 フリーランタイマ 2 (OCU 0 ∼ 1) 0001FCH TCDT3 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX 予約 TCCS3 [R/W] 00000000 フリーランタイマ 3 (OCU 2 ∼ 3) 000200H DMACA0 [R/W] 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000204H DMACB0 [R/W] 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 000208H DMACA1 [R/W] 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00020CH DMACB1 [R/W] 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 000210H DMACA2 [R/W] 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000214H DMACB2 [R/W] 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 000218H DMACA3 [R/W] 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00021CH DMACB3 [R/W] 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 000220H DMACA4 [R/W] 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000224H DMACB4 [R/W] 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX TMCSRCL7 [R/W] 0 - 000000 リロードタイマ 7 (PPG 14 ∼ 15) TMCSRCH7 [R/W] - - - 00000 DMAC 000228H ∼ 00023CH 000240H 予約 DMACR [R/W] 00 - - 0000 予約 000244H ∼ 00027CH DS07–16615–2 予約 113 MB91460P シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 SCR08 [R/W,W] 00000000 SMR08 [R/W,W] 00000000 SSR08 [R/W,R] 00001000 RDR08/TDR08 [R/ W] 00000000 000284H ESCR08 [R/W] 00000X00 ECCR08 [R/W,R,W] -00000XX 000288H SCR09 [R/W,W] 00000000 SMR09 [R/W,W] 00000000 00028CH ESCR09 [R/W] 00000X00 ECCR09 [R/W,R,W] -00000XX 000290H SCR10 [R/W,W] 00000000 SMR10 [R/W,W] 00000000 000294H ESCR10 [R/W] 00000X00 ECCR10 [R/W,R,W] -00000XX 000298H SCR11 [R/W,W] 00000000 SMR11 [R/W,W] 00000000 ESCR11 [R/W] 00000X00 ECCR11 [R/W,R,W] -00000XX 000280H 00029CH ブロック LIN-USART 8 予約 SSR09 [R/W,R] 00001000 RDR09/TDR09 [R/ W] 00000000 LIN-USART 9 予約 SSR10 [R/W,R] 00001000 RDR10/TDR10 [R/ W] 00000000 LIN-USART 10 予約 SSR11 [R/W,R] 00001000 RDR11/TDR11 [R/ W] 00000000 LIN-USART 11 予約 0002A0H ∼ 0002BCH 予約 0002C0H BGR108 [R/W] 00000000 BGR008 [R/W] 00000000 BGR109 [R/W] 00000000 BGR009 [R/W] 00000000 0002C4H BGR110 [R/W] 00000000 BGR010 [R/W] 00000000 BGR111 [R/W] 00000000 BGR011 [R/W] 00000000 予約 ICS67 [R/W] 00000000 ボーレート ジェネレータ LIN-USART 8 ∼ 11 0002C8H ∼ 0002CCH 0002D0H 予約 予約 ICS45 [R/W] 00000000 0002D4H IPCP4 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX IPCP5 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX 0002D8H IPCP6 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX IPCP7 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX 0002DCH OCS45 [R/W] - - -0 - -00 0000 - -00 OCS67 [R/W] - - -0 - -00 0000 - -00 0002E0H OCCP4 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX OCCP5 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX 0002E4H OCCP6 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX OCCP7 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX 114 インプット キャプチャ 4∼7 アウトプット コンペア 4∼7 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 +3 ブロック 0002E8H ∼ 0002ECH 予約 0002F0H TCDT4 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX 予約 TCCS4 [R/W] 00000000 フリーランタイマ 4 (ICU 4 ∼ 5) 0002F4H TCDT5 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX 予約 TCCS5 [R/W] 00000000 フリーランタイマ 5 (ICU 6 ∼ 7) 0002F8H TCDT6 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX 予約 TCCS6 [R/W] 00000000 フリーランタイマ 6 (OCU 4 ∼ 5) 0002FCH TCDT7 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX 予約 TCCS7 [R/W] 00000000 フリーランタイマ 7 (OCU 6 ∼ 7) 000300H UDRC1 [W] 00000000 UDRC0 [W] 00000000 UDCR1 [R] 00000000 UDCR0 [R] 00000000 000304H UDCCH0 [R/W] 00000000 UDCCL0 [R/W] 00000000 予約 UDCS0 [R/W] 00000000 000308H UDCCH1 [R/W] 00000000 UDCCL1 [R/W] 00000000 予約 UDCS1 [R/W] 00000000 00030CH アップダウン カウンタ 0∼1 予約 000310H UDRC3 [W] 00000000 UDRC2 [W] 00000000 UDCR3 [R] 00000000 UDCR2 [R] 00000000 000314H UDCCH2 [R/W] 00000000 UDCCL2 [R/W] 00000000 予約 UDCS2 [R/W] 00000000 000318H UDCCH3 [R/W] 00000000 UDCCL3 [R/W] 00000000 予約 UDCS3 [R/W] 00000000 予約 GCN23 [R/W] - - - - 0000 00031CH 000320H アップダウン カウンタ 2∼3 予約 GCN13 [R/W] 00110010 00010000 PPG コントロール 12 ∼ 15 000324H ∼ 00032CH 予約 000330H PTMR12 [R] 11111111 11111111 000334H PDUT12 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000338H PTMR13 [R] 11111111 11111111 00033CH PDUT13 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000340H PTMR14 [R] 11111111 11111111 000344H PDUT14 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX DS07–16615–2 PCSR12 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH12 [R/W] 0000000 - PCNL12 [R/W] 000000 - 0 PCSR13 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH13 [R/W] 0000000 - PCNL13 [R/W] 000000 - 0 PCSR14 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH14 [R/W] 0000000 - PCNL14 [R/W] 000000 - 0 PPG 12 PPG 13 PPG 14 115 MB91460P シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 000348H PTMR15 [R] 11111111 11111111 00034CH PDUT15 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX +2 +3 PCSR15 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH15 [R/W] 0000000 - PCNL15 [R/W] 000000 - 0 000368H IBCR2 [R/W] 00000000 IBSR2 [R] 00000000 ITBAH2 [R/W] - - - - - - 00 ITBAL2 [R/W] 00000000 00036CH ITMKH2 [R/W] 00 - - - - 11 ITMKL2 [R/W] 11111111 ISMK2 [R/W] 01111111 ISBA2 [R/W] - 0000000 000370H 予約 IDAR2 [R/W] 00000000 ICCR2 [R/W] - 0011111 予約 000374H IBCR3 [R/W] 00000000 IBSR3 [R] 00000000 ITBAH3 [R/W] - - - - - - 00 ITBAL3 [R/W] 00000000 000378H ITMKH3 [R/W] 00 - - - - 11 ITMKL3 [R/W] 11111111 ISMK3 [R/W] 01111111 ISBA3 [R/W] - 0000000 00037CH 予約 IDAR3 [R/W] 00000000 ICCR3 [R/W] - 0011111 予約 ブロック PPG 15 I2C 2 I2C 3 000380H ∼ 00038CH 000390H 予約 ROMS [R] 11111111 01000011 予約 ROM 選択レジスタ 000394H ∼ 0003ECH 予約 0003F0H BSD0 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0003F4H BSD1 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0003F8H BSDC [W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0003FCH BSRR [R] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX ビットサーチ モジュール 000400H ∼ 00043CH 116 予約 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 +3 000440H ICR00 [R/W] ---11111 ICR01 [R/W] ---11111 ICR02 [R/W] ---11111 ICR03 [R/W] ---11111 000444H ICR01 [R/W] ---11111 ICR05 [R/W] ---11111 ICR06 [R/W] ---11111 ICR07 [R/W] ---11111 000448H ICR08 [R/W] ---11111 ICR09 [R/W] ---11111 ICR10 [R/W] ---11111 ICR11 [R/W] ---11111 00044CH ICR12 [R/W] ---11111 ICR13 [R/W] ---11111 ICR14 [R/W] ---11111 ICR15 [R/W] ---11111 000450H ICR16 [R/W] ---11111 ICR17 [R/W] ---11111 ICR18 [R/W] ---11111 ICR19 [R/W] ---11111 000454H ICR20 [R/W] ---11111 ICR21 [R/W] ---11111 ICR22 [R/W] ---11111 ICR23 [R/W] ---11111 000458H ICR24 [R/W] ---11111 ICR25 [R/W] ---11111 ICR26 [R/W] ---11111 ICR27 [R/W] ---11111 00045CH ICR28 [R/W] ---11111 ICR29 [R/W] ---11111 ICR30 [R/W] ---11111 ICR31 [R/W] ---11111 000460H ICR32 [R/W] ---11111 ICR33 [R/W] ---11111 ICR34 [R/W] ---11111 ICR35 [R/W] ---11111 000464H ICR36 [R/W] ---11111 ICR37 [R/W] ---11111 ICR38 [R/W] ---11111 ICR39 [R/W] ---11111 000468H ICR40 [R/W] ---11111 ICR41 [R/W] ---11111 ICR42 [R/W] ---11111 ICR43 [R/W] ---11111 00046CH ICR44 [R/W] ---11111 ICR45 [R/W] ---11111 ICR46 [R/W] ---11111 ICR47 [R/W] ---11111 000470H ICR48 [R/W] ---11111 ICR49 [R/W] ---11111 ICR50 [R/W] ---11111 ICR51 [R/W] ---11111 000474H ICR52 [R/W] ---11111 ICR53 [R/W] ---11111 ICR54 [R/W] ---11111 ICR55 [R/W] ---11111 000478H ICR56 [R/W] ---11111 ICR57 [R/W] ---11111 ICR58 [R/W] ---11111 ICR59 [R/W] ---11111 00047CH ICR60 [R/W] ---11111 ICR61 [R/W] ---11111 ICR62 [R/W] ---11111 ICR63 [R/W] ---11111 000480H RSRR [R/W] 10000000 STCR [R/W] 00110011 TBCR [R/W] 00XXX 00 CTBR [W] XXXXXXXX 000484H CLKR [R/W] ---- 0000 WPR [W] XXXXXXXX DIVR0 [R/W] 00000011 DIVR1 [R/W] 00000000 00048CH PLLDIVM [R/W] - - - 00000 PLLDIVN [R/W] - - - 00000 PLLDIVG [R/W] - - - 00000 PLLDIVG [W] 00000000 000490H PLLCTRL [R/W] - - - - 0000 000494H OSCC1 [R/W] - - - - - 010 000488H 予約 DS07–16615–2 割込み 制御 部 クロック コントロール 予約 予約 OSCS1 [R/W] 00001111 ブロック OSCC2 [R/W] - - - - - 010 OSCS2 [R/W] 00001111 PLL クロック ギア部 メイン / サブ 発振 コントロール 117 MB91460P シリーズ アドレス 000498H 00049CH 0004A0H レジスタ +0 +1 PORTEN [R/W] - - - - - 000 予約 +2 WTCER [R/W] - - - - - - 00 ポート入力 許可コントロール / PortMux 制御 予約 PortMux 制御 2 (MB91F467PA) WTCR [R/W] 00000000 000 00 0 WTBR [R/W] - - - XXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0004A4H 予約 0004A8H WTHR [R/W] - - - 00000 WTMR [R/W] - - 000000 WTSR [R/W] - - 000000 予約 0004ACH CSVTR [R/W] - - - 00010 CSVCR [R/W] 00011100 CSCFG [R/W] 0X000000 CMCFG [R/W] 00000000 0004B0H CUCR [R/W] - - - - - - - - - - - 0 - - 00 CUTD [R/W] 10000000 00000000 0004B4H CUTR1 [R] - - - - - - - - 00000000 CUTR2 [R] 00000000 00000000 0004B8H CMPR [R/W] - - 000010 11111101 0004BCH CMT1 [R/W] 00000000 1 - - - 0000 ブロック PPMUX [R/W] *1 00000000 00000000 PPMUX2 [R/W] *2 - - 00 0000 - - - - - - - 予約 +3 予約 CMCR [R/W] - 001 - - 00 CMT2 [R/W] - - 000000 - - 000000 リアルタイム クロック ( ウォッチタイマ ) クロック スーパバイザ / セレクタ / モニタ サブ発振の校正部 クロック モジュレータ 0004C0H CANPRE [R/W] 0 - - - 0000 CANCKD [R/W] - - - - 0000 *3 予約 予約 CAN クロックコント ロール 0004C4H LVSEL [R/W] 00000111 LVDET [R/W] 0000 0 - 00 HWWDE [R/W] - - - - - - 00 HWWD [R/W,W] 00011000 低電圧検出 / ハードウェア ウォッチドッグ 0004C8H OSCRH [R/W] 000 - - 001 OSCRL [R/W] - - - - - 000 WPCRH [R/W] 00 - - - 000 WPCRL [R/W] - - - - - - 00 メイン / サブ 発振安定タイマ REGSEL [R/W] - - 000110 REGCTR [R/W] - - - 0 - - 00 メイン発振スタンバ イコントロール メイン / サブレギュ レータ コントロール 0004CCH OSCCR [R/W] - - - - - - 00 予約 000500H GCN14 [R/W] 00110010 00010000 予約 GCN24 [R/W] - - - - 0000 PPG コントロール 16 ∼ 19 000504H GCN15 [R/W] 00110010 00010000 予約 GCN25 [R/W] - - - - 0000 PPG コントロール 20 ∼ 23 000508H GCN16 [R/W] 00110010 00010000 予約 GCN26 [R/W] - - - - 0000 PPG コントロール 24 ∼ 27 00050CH GCN17 [R/W] 00110010 00010000 予約 GCN27 [R/W] - - - - 0000 PPG コントロール 28 ∼ 31 118 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 000510H PTMR16 [R] 11111111 11111111 000514H PDUT16 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000518H PTMR17 [R] 11111111 11111111 00051CH PDUT17 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000520H PTMR18 [R] 11111111 11111111 000524H PDUT18 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000528H PTMR19 [R] 11111111 11111111 00052CH PDUT19 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000530H PTMR20 [R] 11111111 11111111 000534H PDUT20 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000538H PTMR21 [R] 11111111 11111111 00053CH PDUT21 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000540H PTMR22 [R] 11111111 11111111 000544H PDUT22 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000548H PTMR23 [R] 11111111 11111111 00054CH PDUT23 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000550H PTMR24 [R] 11111111 11111111 000554H PDUT24 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000558H PTMR25 [R] 11111111 11111111 00055CH PDUT25 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 000560H PTMR26 [R] 11111111 11111111 000564H PDUT26 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX DS07–16615–2 +2 +3 PCSR16 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH16 [R/W] 0000000 - PCNL16 [R/W] 000000 - 0 PCSR17 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH17 [R/W] 0000000 - PCNL17 [R/W] 000000 - 0 PCSR18 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH18 [R/W] 0000000 - PCNL18 [R/W] 000000 - 0 PCSR19 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH19 [R/W] 0000000 - PCNL19 [R/W] 000000 - 0 PCSR20 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH20 [R/W] 0000000 - PCNL20 [R/W] 000000 - 0 PCSR21 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH21 [R/W] 0000000 - 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XXXXXXXX TMCSRH12 [R/W] - - 000000 TMCSRL12 [R/W] 0 - 000000 リロードタイマ 12 (PPG 24 ∼ 27) DS07–16615–2 MB91460P シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 TMRLR13 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 0005B8H 予約 0005C0H TMRLR14 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 予約 0005C8H TMRLR15 [W] XXXXXXXX XXXXXXXX 0005CCH TMCSRL13 [R/W] 0 - 000000 リロードタイマ 13 (PPG 24 ∼ 27) TMR14 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX TMCSRH14 [R/W] - - 000000 0005C4H ブロック TMR13 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX TMCSRH13 [R/W] - - 000000 0005BCH +3 TMCSRL14 [R/W] 0 - 000000 リロードタイマ 14 (PPG 28 ∼ 31) TMR15 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX TMCSRH15 [R/W] - - 000000 予約 TMCSRL15 [R/W] 0 - 000000 リロードタイマ 15 (PPG 28 ∼ 31) 0005D0H TMR89 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX リロードタイマ 8 + 9 0005D4H TMR1011 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX リロードタイマ 10 + 11 0005D8H TMR1213 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX リロードタイマ 12 + 13 0005DCH TMR1415 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX リロードタイマ 14 + 15 AD1ERH [R/W] 00000000 00000000 0005E0H AD1ERL [R/W] 00000000 00000000 0005E4H AD1CS1 [R/W] 00000000 AD1CS0 [R/W] 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レジスタ アドレス 002000H ∼ 006FFCH +0 +1 +2 +3 MB91F465PA: フラッシュキャッシュサイズは 8 K バイト : 004000H ∼ 005FFCH MB91F467PA: フラッシュキャッシュサイズは 8 K バイト : 004000H ∼ 005FFCH FMCS [R/W] 01101000 007000H FMCR [R] - - - 00000 FCHCR [R/W] - - - - - - 00 10000011 FMWT [R/W] 11111111 11111111 007004H FMWT2 [R] - 001 - - - - FMPS [R/W] - - - - - 000 007008H FMAC [R] 00000000 00000000 00000000 00000000 00700CH FCHA0 [R/W] - - - - - - - - - - - 00000 00000000 00000000 007010H FCHA1 [R/W] - - - - - - - - - - - 00000 00000000 00000000 ブロック フラッシュ キャッシュ /I-RAM 領域 フラッシュメモリ / フラッシュ キャッシュ制御 レジスタ I- キャッシュ非 キャッシュ領域設定 レジスタ 007014H ∼ 0070FCH 予約 007100H FSCR0 [R/W, R] 11111111 11111111 11111111 11111111 007104H FSCR1 [R , R/W] 0 - - - 0001 00000000 00000000 00000000 フラッシュ セキュリティ CRC 制御 レジスタ 007108H ∼ 007110H 予約 DFCS [R/W] 0000 000X 007114H DFWC [R/W] - - - 0 0000 DFWS [R/W,R] 0000 0000 予約 007118H DFSCR0 [R/W, R] 11111111 11111111 11111111 11111111 00711CH DFSCR1 [R , R/W] 0 - - - 0000 00000000 00000000 00000000 データフラッシュ 制御レジスタ データフラッシュ セキュリティ CRC 制御 007120H ∼ 007FFCH 予約 008000H MB91F465PA: ブート ROM サイズは 4 K バイト : 00B000H ∼ 00BFFCH MB91F467PA: ブート ROM サイズは 4 K バイト : 00B000H ∼ 00BFFCH ( 命令アクセスは 1 ウェイトサイクル , データアクセスは 1 ウェイトサイクル ) ∼ 00BFFCH 00C000H CTRLR0 [R/W] 00000000 00000001 STATR0 [R/W] 00000000 00000000 00C004H ERRCNT0 [R] 00000000 00000000 BTR0 [R/W] 00100011 00000001 00C008H INTR0 [R] 00000000 00000000 TESTR0 [R/W] 00000000 X0000000 00C00CH BRPE0 [R/W] 00000000 00000000 予約 DS07–16615–2 ブート ROM 領域 CAN 0 コントロール レジスタ 131 MB91460P シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 00C010H IF1CREQ0 [R/W] 00000000 00000001 IF1CMSK0 [R/W] 00000000 00000000 00C014H IF1MSK20 [R/W] 11111111 11111111 IF1MSK10 [R/W] 11111111 11111111 00C018H IF1ARB20 [R/W] 00000000 00000000 IF1ARB10 [R/W] 00000000 00000000 00C01CH IF1MCTR0 [R/W] 00000000 00000000 予約 00C020H IF1DTA10 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTA20 [R/W] 00000000 00000000 00C024H IF1DTB10 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTB20 [R/W] 00000000 00000000 ブロック CAN 0 IF 1 レジスタ 00C028H ∼ 00C02CH 予約 00C030H IF1DTA20 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTA10 [R/W] 00000000 00000000 00C034H IF1DTB20 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTB10 [R/W] 00000000 00000000 00C038H ∼ 00C03CH 予約 00C040H IF2CREQ0 [R/W] 00000000 00000001 IF2CMSK0 [R/W] 00000000 00000000 00C044H IF2MSK20 [R/W] 11111111 11111111 IF2MSK10 [R/W] 11111111 11111111 00C048H IF2ARB20 [R/W] 00000000 00000000 IF2ARB10 [R/W] 00000000 00000000 00C04CH IF2MCTR0 [R/W] 00000000 00000000 予約 00C050H IF2DTA10 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTA20 [R/W] 00000000 00000000 00C054H IF2DTB10 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTB20 [R/W] 00000000 00000000 CAN 0 IF 2 レジスタ 00C058H ∼ 00C05CH 予約 00C060H IF2DTA20 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTA10 [R/W] 00000000 00000000 00C064H IF2DTB20 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTB10 [R/W] 00000000 00000000 00C068H ∼ 00C07CH 132 予約 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ アドレス 00C080H レジスタ +0 +1 +2 TREQR20 [R] 00000000 00000000 +3 ブロック TREQR10 [R] 00000000 00000000 00C084H ∼ 00C08CH 00C090H 予約 NEWDT20 [R] 00000000 00000000 NEWDT10 [R] 00000000 00000000 00C094H ∼ 00C09CH 00C0A0H CAN 0 予約 INTPND20 [R] 00000000 00000000 ステータスフラグ INTPND10 [R] 00000000 00000000 00C0A4H ∼ 00C0ACH 00C0B0H 予約 MSGVAL20 [R] 00000000 00000000 MSGVAL10 [R] 00000000 00000000 00C0B4H ∼ 00C0FCH 予約 00C100H CTRLR1 [R/W] 00000000 00000001 STATR1 [R/W] 00000000 00000000 00C104H ERRCNT1 [R] 00000000 00000000 BTR1 [R/W] 00100011 00000001 00C108H INTR1 [R] 00000000 00000000 TESTR1 [R/W] 00000000 X0000000 00C10CH BRPE1 [R/W] 00000000 00000000 予約 DS07–16615–2 CAN 1 コントロール レジスタ 133 MB91460P シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 00C110H IF1CREQ1 [R/W] 00000000 00000001 IF1CMSK1 [R/W] 00000000 00000000 00C114H IF1MSK21 [R/W] 11111111 11111111 IF1MSK11 [R/W] 11111111 11111111 00C118H IF1ARB21 [R/W] 00000000 00000000 IF1ARB11 [R/W] 00000000 00000000 00C11CH IF1MCTR1 [R/W] 00000000 00000000 予約 00C120H IF1DTA11 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTA21 [R/W] 00000000 00000000 00C124H IF1DTB11 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTB21 [R/W] 00000000 00000000 ブロック CAN 1 IF 1 レジスタ 00C128H ∼ 00C12CH 予約 00C130H IF1DTA21 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTA11 [R/W] 00000000 00000000 00C134H IF1DTB21 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTB11 [R/W] 00000000 00000000 00C138H ∼ 00C13CH 予約 00C140H IF2CREQ1 [R/W] 00000000 00000001 IF2CMSK1 [R/W] 00000000 00000000 00C144H IF2MSK21 [R/W] 11111111 11111111 IF2MSK11 [R/W] 11111111 11111111 00C148H IF2ARB21 [R/W] 00000000 00000000 IF2ARB11 [R/W] 00000000 00000000 00C14CH IF2MCTR1 [R/W] 00000000 00000000 予約 00C150H IF2DTA11 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTA21 [R/W] 00000000 00000000 00C154H IF2DTB11 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTB21 [R/W] 00000000 00000000 CAN 1 IF 2 レジスタ 00C158H ∼ 00C15CH 予約 00C160H IF2DTA21 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTA11 [R/W] 00000000 00000000 00C164H IF2DTB21 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTB11 [R/W] 00000000 00000000 00C168H ∼ 00C17CH 134 予約 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ アドレス 00C180H レジスタ +0 +1 +2 TREQR21 [R] 00000000 00000000 +3 ブロック TREQR11 [R] 00000000 00000000 00C184H ∼ 00C18CH 00C190H 予約 NEWDT21 [R] 00000000 00000000 NEWDT11 [R] 00000000 00000000 00C194H ∼ 00C19CH 00C1A0H CAN 1 予約 INTPND21 [R] 00000000 00000000 ステータスフラグ INTPND11 [R] 00000000 00000000 00C1A4H ∼ 00C1ACH 00C1B0H 予約 MSGVAL21 [R] 00000000 00000000 MSGVAL11 [R] 00000000 00000000 00C1B4H ∼ 00C1FCH 予約 00C200H CTRLR2 [R/W] 00000000 00000001 STATR2 [R/W] 00000000 00000000 00C204H ERRCNT2 [R] 00000000 00000000 BTR2 [R/W] 00100011 00000001 00C208H INTR2 [R] 00000000 00000000 TESTR2 [R/W] 00000000 X0000000 00C20CH BRPE2 [R/W] 00000000 00000000 予約 DS07–16615–2 CAN 2 コントロール レジスタ 135 MB91460P シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 00C210H IF1CREQ2 [R/W] 00000000 00000001 IF1CMSK2 [R/W] 00000000 00000000 00C214H IF1MSK22 [R/W] 11111111 11111111 IF1MSK12 [R/W] 11111111 11111111 00C218H IF1ARB22 [R/W] 00000000 00000000 IF1ARB12 [R/W] 00000000 00000000 00C21CH IF1MCTR2 [R/W] 00000000 00000000 予約 00C220H IF1DTA12 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTA22 [R/W] 00000000 00000000 00C224H IF1DTB12 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTB22 [R/W] 00000000 00000000 ブロック CAN 2 IF 1 レジスタ 00C228H ∼ 00C22CH 予約 00C230H IF1DTA22 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTA12 [R/W] 00000000 00000000 00C234H IF1DTB22 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTB12 [R/W] 00000000 00000000 00C238H ∼ 00C23CH 予約 00C240H IF2CREQ2 [R/W] 00000000 00000001 IF2CMSK2 [R/W] 00000000 00000000 00C244H IF2MSK22 [R/W] 11111111 11111111 IF2MSK12 [R/W] 11111111 11111111 00C248H IF2ARB22 [R/W] 00000000 00000000 IF2ARB12 [R/W] 00000000 00000000 00C24CH IF2MCTR2 [R/W] 00000000 00000000 予約 00C250H IF2DTA12 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTA22 [R/W] 00000000 00000000 00C254H IF2DTB12 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTB22 [R/W] 00000000 00000000 CAN 2 IF 2 レジスタ 00C258H ∼ 00C25CH 予約 00C260H IF2DTA22 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTA12 [R/W] 00000000 00000000 00C264H IF2DTB22 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTB12 [R/W] 00000000 00000000 00C268H ∼ 00C27CH 136 予約 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ アドレス 00C280H レジスタ +0 +1 +2 TREQR22 [R] 00000000 00000000 +3 ブロック TREQR12 [R] 00000000 00000000 00C284H ∼ 00C28CH 00C290H 予約 NEWDT22 [R] 00000000 00000000 NEWDT12 [R] 00000000 00000000 00C294H ∼ 00C29CH 00C2A0H CAN 2 予約 INTPND22 [R] 00000000 00000000 ステータスフラグ INTPND12 [R] 00000000 00000000 00C2A4H ∼ 00C2ACH 00C2B0H 予約 MSGVAL22 [R] 00000000 00000000 MSGVAL12 [R] 00000000 00000000 00C2B4H ∼ 00C2FCH 予約 00C300H CTRLR3 [R/W] 00000000 00000001 STATR3 [R/W] 00000000 00000000 00C304H ERRCNT3 [R] 00000000 00000000 BTR3 [R/W] 00100011 00000001 00C308H INTR3 [R] 00000000 00000000 TESTR3 [R/W] 00000000 X0000000 00C30CH BRPE3 [R/W] 00000000 00000000 予約 DS07–16615–2 CAN 3 制御レジスタ (MB91F467PA) 137 MB91460P シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 00C310H IF1CREQ3 [R/W] 00000000 00000001 IF1CMSK3 [R/W] 00000000 00000000 00C314H IF1MSK23 [R/W] 11111111 11111111 IF1MSK13 [R/W] 11111111 11111111 00C318H IF1ARB23 [R/W] 00000000 00000000 IF1ARB13 [R/W] 00000000 00000000 00C31CH IF1MCTR3 [R/W] 00000000 00000000 予約 00C320H IF1DTA13 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTA23 [R/W] 00000000 00000000 00C324H IF1DTB13 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTB23 [R/W] 00000000 00000000 ブロック CAN 3 IF 1 レジスタ (MB91F467PA) 00C328H ∼ 00C32CH 予約 00C330H IF1DTA23 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTA13 [R/W] 00000000 00000000 00C334H IF1DTB23 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTB13 [R/W] 00000000 00000000 00C338H ∼ 00C33CH 予約 00C340H IF2CREQ3 [R/W] 00000000 00000001 IF2CMSK3 [R/W] 00000000 00000000 00C344H IF2MSK23 [R/W] 11111111 11111111 IF2MSK13 [R/W] 11111111 11111111 00C348H IF2ARB23 [R/W] 00000000 00000000 IF2ARB13 [R/W] 00000000 00000000 00C34CH IF2MCTR3 [R/W] 00000000 00000000 予約 00C350H IF2DTA13 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTA23 [R/W] 00000000 00000000 00C354H IF2DTB13 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTB23 [R/W] 00000000 00000000 CAN 3 IF 2 レジスタ (MB91F467PA) 00C358H ∼ 00C35CH 予約 00C360H IF2DTA23 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTA13 [R/W] 00000000 00000000 00C364H IF2DTB23 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTB13 [R/W] 00000000 00000000 00C368H ∼ 00C37CH 138 予約 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ アドレス 00C380H レジスタ +0 +1 +2 TREQR23 [R] 00000000 00000000 +3 ブロック TREQR13 [R] 00000000 00000000 00C384H ∼ 00C38CH 00C390H 予約 NEWDT23 [R] 00000000 00000000 NEWDT13 [R] 00000000 00000000 00C394H CAN 3 ∼ 00C39CH 00C3A0H 予約 INTPND23 [R] 00000000 00000000 ステータスフラグ (MB91F467PA) INTPND13 [R] 00000000 00000000 00C3A4H ∼ 00C3ACH 00C3B0H 予約 MSGVAL23 [R] 00000000 00000000 MSGVAL13 [R] 00000000 00000000 00C3B4H ∼ 00EFFCH 予約 00F000H BCTRL [R/W] - - - - - - - - - - - - - - - - 11111100 00000000 00F004H BSTAT [R/W] - - - - - - - - - - - - - 000 00000000 10 - - 0000 00F008H BIAC [R] - - - - - - - - - - - - - - - - 00000000 00000000 00F00CH BOAC [R] - - - - - - - - - - - - - - - - 00000000 00000000 00F010H BIRQ [R/W] - - - - - - - - - - - - - - - - 00000000 00000000 EDSU / MPU 00F014H ∼ 00F01CH 予約 00F020H BCR0 [R/W] - - - - - - - - 00000000 00000000 00000000 00F024H BCR1 [R/W] - - - - - - - - 00000000 00000000 00000000 00F028H BCR2 [R/W] - - - - - - - - 00000000 00000000 00000000 00F02CH BCR3 [R/W] - - - - - - - - 00000000 00000000 00000000 00F030H ∼ 00F07CH DS07–16615–2 予約 139 MB91460P シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 00F080H BAD0 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00F084H BAD1 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00F088H BAD2 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00F08CH BAD3 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00F090H BAD4 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00F094H BAD5 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00F098H BAD6 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00F09CH BAD7 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00F0A0H BAD8 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00F0A4H BAD9 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00F0A8H BAD10 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00F0ACH BAD11 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00F0B0H BAD12 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00F0B4H BAD13 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00F0B8H BAD14 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00F0BCH BAD15 [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX +3 ブロック EDSU/MPU 00F0C0H ∼ 023FFCH 予約 024000H MB91F467PA: D-RAM サイズは 48 K バイト : 024000H ∼ 02FFFCH MB91F465PA: D-RAM サイズは 24 K バイト : 02A000H ∼ 02FFFCH ( データアクセスは 0 ウェイトサイクル ) ∼ 02FFFCH 030000H ∼ 037FFCH MB91F465PA: ID-RAM サイズは 16 K バイト : 030000H ∼ 033FFCH MB91F467PA: ID-RAM サイズは 32 K バイト : 030000H ∼ 037FFCH ( 命令アクセスは 0 ウェイトサイクル , データアクセスは 1 ウェイトサイクル ) D-RAM 領域 ID-RAM 領域 * 1: 書込みは , ハーフワードとして 1 回のみ可能。PPMUX は INIT および RST によりリセットます。 * 2: PPMUX2 は MB91F467PA でのみ使用可能。書込みは , ハーフワードとして 1 回のみ可能。INIT および RST により リセットされます。 (続く) 140 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ (続き) * 3: 有効 CAN チャネルの数に応じて異なります。 MB91F465PA には 3CAN チャネル -bit[2:0] あり MB91F467PA には 4CAN チャネル -bit[3:0] あり * 4: ADC1 は MB91F467PA でのみ使用可能。 * 5: ACRO[11:10] モードベクタフェッチ情報のバス幅により異なります。 * 6: TCR[3:0]INIT 値 =0000, RST 後の値を保持します。 * 7: ADC0, ADC1 のレンジコンパレータは MB91F467PA でのみ使用可能です。 * 8: ADC0, ADC1 チャネルデータレジスタは , MB91F467PA でのみ使用可能です。 * 9: MB91F467PA では , ビット IOS[1] に常に 1 を書き込んでください。 * 10:ポート 00--10 の PFR 初期値は , モード端子 MD_0--MD_2 で選択されたモードに応じて異なります。 内部ベクタ取り込みモード (MD=000):PFR00--PFR10 はすべて "0" に初期化 外部ベクタ取り込みモード (MD=001):PFR00--PFR10 はすべて "1" に初期化 DS07–16615–2 141 MB91460P シリーズ 2. フラッシュメモリ , データフラッシュ , および外部バス領域 32 ビット リード / ライト *1 16 ビットリード / ライト アドレス 040000H ∼ 05FFFCH 060000H ∼ 07FFFCH dat[31:0] dat[31:16] dat[31:0] dat[15:0] dat[31:16] dat[15:0] ブロック レジスタ +0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 SA8 (64KB, MB91F467PA) SA9 (64KB, MB91F467PA) 外部バス (MB91F465PA) 外部バス (MB91F465PA) SA10 (64KB, MB91F467PA) SA11 (64KB, MB91F467PA) 外部バス (MB91F465PA) 外部バス (MB91F465PA) SA12 (64kB) SA13(64kB) ROMS2 SA14(64kB) SA15(64kB) ROMS3 SA16(64kB) SA17(64kB) ROMS4 SA18(64kB) SA19(64kB) ROMS0 ROMS1 080000H ∼ 09FFFCH 0A0000H ∼ 0BFFFCH 0C0000H ∼ 0DFFFCH 0E0000H ∼ 0FFFF4H ROMS5 2 0FFFFCH 100000H ∼ 11FFF8H 120000H ∼ 13FFF8H 140000H ∼ 143FFCH 144000H ∼ 17FFCH FMV [R] * 06 00 00 00H FRV [R] 00 00 BF F8H SA20 (64KB, MB91F467PA) SA21 (64KB, MB91F467PA) 外部バス (MB91F465PA) 外部バス (MB91F465PA) SA22 (64KB, MB91F467PA) SA23 (64KB, MB91F467PA) 外部バス (MB91F465PA) 外部バス (MB91F465PA) SA0 (8KB, MB91F467PA) SA1 (8KB, MB91F467PA) 予約 (MB91F465PA) 予約 (MB91F465PA) SA2 (8KB, MB91F467PA) SA3 (8KB, MB91F467PA) 予約 (MB91F465PA) 予約 (MB91F465PA) ROMS6 ROMS7 148000H ∼ 14BFFCH SA4(8kB) SA5(8kB) SA6(8kB) SA7(8kB) 14C000H ∼ 14FFFCH 150000H ∼ 17FFFCH 142 予約 ROMS7 ( 続き ) DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 32 ビット リード / ライト *1 16 ビットリード / ライト アドレス dat[31:0] dat[31:16] dat[31:0] dat[15:0] dat[31:16] dat[15:0] ブロック レジスタ +0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 180000H ROMS8 ∼ 1BFFFCH 1C0000H ROMS9 ∼ 1FFFFCH 200000H ROMS10 ∼ 27FFFCH 280000H ROMS11 ∼ 2FFFFCH 300000H 外部バス領域 ROMS12 ∼ 37FFFCH 380000H ROMS13 ∼ 3FFFFCH 400000H ROMS14 ∼ 47FFFCH 480000H ROMS15 ∼ 4FFFFCH 500000H FFFBEFFCH 外部バス領域 外部バス FFFBF000H FFFCFFFCH データフラッシュ領域 ( 許可されている場合 ) または外部バス領域 MB91F467PA のデータフラッシュは 64 K バイト + 256 バイト データ フラッシュ 領域 *3 FFFD0000H FFFFFFFCH 外部バス領域 外部バス領域 * 1:フラッシュメモリへの 32 ビット書込みは ,MB91F467PA でのみ使用可能。 * 2:アドレス 0FFFF8H および 0FFFFCH への書込み処理は禁止です。 これらのアドレスを読み出す場合は , 上に示した値が読み出されます。 * 3:データフラッシュは MB91F467PA でのみ使用可能。 DS07–16615–2 143 MB91460P シリーズ 3. データフラッシュメモリのセクタ構成 データフラッシュセクタは , DFCS:FLASHEN を設定してデータフラッシュを有効にした後でのみアクセスできます。 データフラッシュが有効である場合は , チップ選択エリアがデータフラッシュのアドレス空間と重ならないよう注意する 必要があります。 MB91F467PA dat[31:0] 32 ビットアクセス 16 ビットアクセス dat[31:16] dat[15:0] 8 ビットアクセス dat[7:0] dat[7:0] dat[7:0] dat[7:0] アドレス +0 +1 +2 +3 ... ∼ FFFB EFFCH FFFB F000H ∼ FFFB FEFCH FFFB FF00H ∼ FFFB FFFCH 備考 外部バス領域 フラッシュ自動アルゴリズムアドレッシング ( 書込みシーケンス ) 用ダミー領域 SAS (256 バイト ) セキュリティセクタ FFFC 0000H ∼ FFFC 3FFCH SA0 (16 KB) データフラッシュ FFFC 4000H ∼ FFFC 7FFCH SA1 (16 KB) FFFC 8000H ∼ FFFC BFFCH SA2 (16 KB) FFFC C000H ∼ FFFC FFFCH SA3 (16 KB) FFFD 0000H ∼ FFFF FFFCH 144 外部バス領域 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ ■ 割込みベクタテーブル 割込み番号 割込み 割込みレベル *1 設定 レジスタ 10 進 16 進 レジスタ アドレス 割込みベクタ *2 オフ セット デフォルト ベクタアドレス DMA 要因番号 リセット 0 00 3FCH 000FFFFC モードベクタ 1 01 3F8H 000FFFF8 システム予約 2 02 3F4H 000FFFF4 システム予約 3 03 3F0H 000FFFF0 システム予約 4 04 3ECH 000FFFEC CPU スーパバイザモード (INT #5 命令 ) *5 5 05 3E8H 000FFFE8 メモリ保護例外 *5 6 06 3E4H 000FFFE4 システム予約 7 07 3E0H 000FFFE0 システム予約 8 08 3DCH 000FFFDC システム予約 9 09 3D8H 000FFFD8 システム予約 10 0A 3D4H 000FFFD4 システム予約 11 0B 3D0H 000FFFD0 システム予約 12 0C 3CCH 000FFFCC システム予約 13 0D 3C8H 000FFFC8 未定義命令 例外 14 0E 3C4H 000FFFC4 NMI 要求 15 0F 3C0H 000FFFC0 外部割込み 0 16 10 3BCH 000FFFBC 0, 16 外部割込み 1 17 11 3B8H 000FFFB8 1, 17 外部割込み 2 18 12 3B4H 000FFFB4 2, 18 外部割込み 3 19 13 3B0H 000FFFB0 3, 19 外部割込み 4 20 14 3ACH 000FFFAC 20 外部割込み 5 21 15 3A8H 000FFFA8 21 外部割込み 6 22 16 3A4H 000FFFA4 22 外部割込み 7 23 17 3A0H 000FFFA0 23 外部割込み 8 24 18 39CH 000FFF9C 外部割込み 9 25 19 398H 000FFF98 外部割込み 10 26 1A 394H 000FFF94 外部割込み 11 27 1B 390H 000FFF90 外部割込み 12 28 1C 38CH 000FFF8C 外部割込み 13 29 1D 388H 000FFF88 外部割込み 14 30 1E 384H 000FFF84 外部割込み 15 31 1F 380H 000FFF80 リロードタイマ 0 リロードタイマ 8 32 20 37CH 000FFF7C 4, 32 128 リロードタイマ 1 リロードタイマ 9 33 378H 000FFF78 5, 33 129 DS07–16615–2 FH 固定 ICR00 440H ICR01 441H ICR02 442H ICR03 443H ICR04 444H ICR05 445H ICR06 446H ICR07 447H ICR08 21 448H 145 MB91460P シリーズ 割込み 割込み番号 割込みレベル *1 10 進 16 進 設定 レジスタ レジスタ アドレス 割込みベクタ *2 DMA 要因番号 オフ セット デフォルト ベクタアドレス 374H 000FFF74 34 130 リロードタイマ 2 リロードタイマ 10 34 リロードタイマ 3 リロードタイマ 11 35 23 370H 000FFF70 35 131 リロードタイマ 4 リロードタイマ 12 36 24 36CH 000FFF6C 36 132 リロードタイマ 5 リロードタイマ 13 37 25 368H 000FFF68 37 133 リロードタイマ 6 リロードタイマ 14 38 26 364H 000FFF64 38 134 リロードタイマ 7 リロードタイマ 15 39 27 360H 000FFF60 39 135 フリーランタイマ 0 40 28 35CH 000FFF5C 40 フリーランタイマ 1 41 29 358H 000FFF58 41 フリーランタイマ 2 42 2A 354H 000FFF54 42 フリーランタイマ 3 43 2B 350H 000FFF50 43 フリーランタイマ 4 44 2C 34CH 000FFF4C 44 フリーランタイマ 5 45 2D 348H 000FFF48 45 フリーランタイマ 6 46 2E 344H 000FFF44 46 フリーランタイマ 7 47 2F 340H 000FFF40 47 CAN 0 48 30 33CH 000FFF3C CAN 1 49 31 338H 000FFF38 CAN 2 50 32 334H 000FFF34 CAN 3 *6 51 33 330H 000FFF30 予約 52 34 32CH 000FFF2C 予約 53 35 328H 000FFF28 LIN-USART 0 RX 54 36 324H 000FFF24 6, 48 LIN-USART 0 TX 55 37 320H 000FFF20 7, 49 LIN-USART 1 RX 56 38 31CH 000FFF1C 8, 50 LIN-USART 1 TX 57 39 318H 000FFF18 9, 51 LIN-USART 2 RX 58 3A 314H 000FFF14 52 LIN-USART 2 TX 59 3B 310H 000FFF10 53 LIN-USART 3 RX 60 3C 30CH 000FFF0C 54 LIN-USART 3 TX 61 3D 308H 000FFF08 55 システム予約 62 3E 304H 000FFF04 遅延割込み 63 3F 300H 000FFF00 システム予約 *4 64 40 2FCH 000FFEFC システム予約 *4 65 41 2F8H 000FFEF8 LIN-USART (FIFO) 4 RX 66 42 2F4H 000FFEF4 10, 56 LIN-USART (FIFO) 4 TX 67 43 2F0H 000FFEF0 11, 57 LIN-USART (FIFO) 5 RX 68 44 2ECH 000FFEEC 12, 58 LIN-USART (FIFO) 5 TX 69 45 2E8H 000FFEE8 13, 59 146 22 ICR09 ICR10 ICR11 449H 44AH 44BH ICR12 44CH ICR13 44DH ICR14 44EH ICR15 44FH ICR16 450H ICR17 451H ICR18 452H ICR19 453H ICR20 454H ICR21 455H ICR22 456H ICR23 *3 457H (ICR24) (458H) ICR25 459H ICR26 45AH DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 割込み 割込み番号 割込みレベル *1 10 進 16 進 設定 レジスタ レジスタ アドレス LIN-USART (FIFO) 6 RX 70 46 LIN-USART (FIFO) 6 TX 71 47 LIN-USART (FIFO) 7 RX 72 48 LIN-USART (FIFO) 7 TX 73 49 74 4A IC1/IC3 75 4B LIN-USART 8 RX 76 4C LIN-USART 8 TX 77 4D LIN-USART 9 RX 78 4E LIN-USART 9 TX 79 4F LIN-USART 10 RX 80 50 LIN-USART 10 TX 81 51 LIN-USART 11 RX 82 52 LIN-USART 11 TX 83 53 システム予約 84 54 システム予約 85 55 システム予約 86 56 システム予約 87 57 システム予約 88 58 システム予約 89 59 システム予約 90 5A システム予約 91 5B インプットキャプチャ 0 92 5C インプットキャプチャ 1 93 5D インプットキャプチャ 2 94 5E インプットキャプチャ 3 95 5F インプットキャプチャ 4 96 60 インプットキャプチャ 5 97 61 インプットキャプチャ 6 98 62 インプットキャプチャ 7 99 63 アウトプットコンペア 0 100 64 アウトプットコンペア 1 101 65 アウトプットコンペア 2 102 66 アウトプットコンペア 3 103 67 アウトプットコンペア 4 104 68 アウトプットコンペア 5 105 69 アウトプットコンペア 6 106 6A アウトプットコンペア 7 107 6B サウンドジェネレータ 108 6C 位相周波数モジュレータ 109 6D 2 2 2 2 IC0/IC2 DS07–16615–2 ICR27 45BH ICR28 45CH ICR29 45DH ICR30 45EH ICR31 45FH ICR32 460H ICR33 461H ICR34 462H ICR35 463H ICR36 464H ICR37 465H ICR38 466H ICR39 467H ICR40 468H ICR41 469H ICR42 46AH ICR43 46BH ICR44 46CH ICR45 46DH ICR46 46EH 割込みベクタ *2 DMA 要因番号 オフ セット デフォルト ベクタアドレス 2E4H 000FFEE4 60 2E0H 000FFEE0 61 2DCH 000FFEDC 62 2D8H 000FFED8 63 2D4H 000FFED4 2D0H 000FFED0 2CCH 000FFECC 64 2C8H 000FFEC8 65 2C4H 000FFEC4 66 2C0H 000FFEC0 67 2BCH 000FFEBC 68 2B8H 000FFEB8 69 2B4H 000FFEB4 70 2B0H 000FFEB0 71 2ACH 000FFEAC 72 2A8H 000FFEA8 73 2A4H 000FFEA4 74 2A0H 000FFEA0 75 29CH 000FFE9C 76 298H 000FFE98 77 294H 000FFE94 78 290H 000FFE90 79 28CH 000FFE8C 80 288H 000FFE88 81 284H 000FFE84 82 280H 000FFE80 83 27CH 000FFE7C 84 278H 000FFE78 85 274H 000FFE74 86 270H 000FFE70 87 26CH 000FFE6C 88 268H 000FFE68 89 264H 000FFE64 90 260H 000FFE60 91 25CH 000FFE5C 92 258H 000FFE58 93 254H 000FFE54 94 250H 000FFE50 95 24CH 000FFE4C 248H 000FFE48 147 MB91460P シリーズ 割込み 割込み番号 割込みレベル *1 10 進 16 進 設定 レジスタ レジスタ アドレス システム予約 110 6E システム予約 111 6F PPG0 PPG16 112 70 ICR47 *3 ICR48 46FH 割込みベクタ *2 DMA 要因番号 オフ セット デフォルト ベクタアドレス 244H 000FFE44 240H 000FFE40 23CH 000FFE3C 15, 96 144 470H PPG1 PPG17 113 71 238H 000FFE38 97 145 PPG2 PPG18 114 72 234H 000FFE34 98 146 PPG3 PPG19 115 73 230H 000FFE30 99 147 PPG4 PPG20 116 74 22CH 000FFE2C 100 148 ICR49 ICR50 471H 472H PPG5 PPG21 117 75 228H 000FFE28 101 149 PPG6 PPG22 118 76 224H 000FFE24 102 150 PPG7 PPG23 119 77 220H 000FFE20 103 151 PPG8 PPG24 120 78 21CH 000FFE1C 104 152 ICR51 ICR52 473H 474H PPG9 PPG25 121 79 218H 000FFE18 105 153 PPG10 PPG26 122 7A 214H 000FFE14 106 154 PPG11 PPG27 123 7B 210H 000FFE10 107 155 PPG12 PPG28 124 7C 20CH 000FFE0C 108 156 ICR53 ICR54 475H 476H PPG13 PPG29 125 7D 208H 000FFE08 109 157 PPG14 PPG30 126 7E 204H 000FFE04 110 158 PPG15 PPG31 127 7F 200H 000FFE00 111 159 アップ / ダウンカウンタ 0 128 80 1FCH 000FFDFC アップ / ダウンカウンタ 1 129 81 1F8H 000FFDF8 アップ / ダウンカウンタ 2 130 82 1F4H 000FFDF4 アップ / ダウンカウンタ 3 131 83 1F0H 000FFDF0 リアルタイムクロック 132 84 1ECH 000FFDEC キャリブレーションユニット 133 85 1E8H 000FFDE8 A/D コンバータ 0 A/D コンバータ 0 スキャン終了 *6 134 86 1E4H 000FFDE4 14, 112 120 *6 A/D コンバータ 1 *6 A/D コンバータ 1 スキャン終了 *6 135 1E0H 000FFDE0 113 *6 121 *6 ICR55 148 ICR56 478H ICR57 479H ICR58 47AH ICR59 87 477H 47BH DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 割込み 割込み番号 割込みレベル *1 10 進 16 進 設定 レジスタ レジスタ アドレス 予約 136 88 予約 137 89 低電圧検出 138 8A 予約 139 8B タイムベースオーバフロー 140 8C PLL クロックギア データフラッシュ書込み完了 *6 141 8D DMA コントローラ 142 8E メイン / サブ発振安定待ち 143 8F セキュリティベクタ 144 90 145 91 ∼ 255 ∼ FF INT 命令で使用 ICR60 47CH ICR61 47DH ICR62 47EH ICR63 47FH 割込みベクタ *2 オフ セット デフォルト ベクタアドレス 1DCH 000FFDDC 1D8H 000FFDD8 1D4H 000FFDD4 1D0H 000FFDD0 1CCH 000FFDCC 1C8H 000FFDC8 1C4H 000FFDC4 1C0H 000FFDC0 1BCH 000FFDBC 1B8H ∼ 000H DMA 要因番号 195 *6 000FFDB8 ∼ 000FFC00 注意事項 : * 1 : ICR ( 割込み制御レジスタ ) は割込みコントローラに割当てられており , 各割込み要求の割込みレベルを設定しま す。また , 割込み要求ごとに , 各レジスタが割り当てられています。 * 2 : 各 EIT ( 例外 , 割込み , またはトラップ ) のベクタアドレスは , リスト内のオフセットをテーブルベースのレジスタ 値 (TBR) に足すことにより計算されます。TBR は , EIT ベクタテーブルの一番上を指定します。テーブルにリストさ れているアドレスは , デフォルトの TBR 値 (000FFC00H) 用です。TBR は , リセットされるとこの値に初期化されま す。内部ブート ROM が実行されると , TBR は 000FFC00H に設定されます。 * 3 : ICR23 と ICR47 は REALOS 互換ビット ( アドレス 0C03H : IOS[0]) を設定することにより入れ替えられます。 * 4 : REALOS で使用 * 5 : メモリ保護ユニット (MPU) をサポートします。 * 6 : CAN 3, データフラッシュ , ADC1 および ADC0 ( スキャン終了 ) 割込みは , MB91F467PA でのみ使用可能です。 DS07–16615–2 149 MB91460P シリーズ ■ 推奨設定 1. PLL クロックギア設定 メインレギュレータとフラッシュの 1.8 V オペレーションモードの場合 , MB91F465PA のコアベースクロック周波数が 有効になりますので注意してください。 PLL 分周とクロックギアの推奨設定 PLL 入力 (CLK) [MHz] 150 周波数設定 クロックギア設定 PLL 出力 (X) [MHz] コアベース クロック [MHz] DIVM DIVN DIVG MULG 4 2 25 16 24 200 100 4 2 24 16 24 192 96 4 2 23 16 24 184 92 4 2 22 16 24 176 88 4 2 21 16 20 168 84 4 2 20 16 20 160 80 4 2 19 16 20 152 76 4 2 18 16 20 144 72 4 2 17 16 16 136 68 4 2 16 16 16 128 64 4 2 15 16 16 120 60 4 2 14 16 16 112 56 4 2 13 16 12 104 52 4 2 12 16 12 96 48 4 2 11 16 12 88 44 4 4 10 16 24 160 40 4 4 9 16 24 144 36 4 4 8 16 24 128 32 4 4 7 16 24 112 28 4 6 6 16 24 144 24 4 8 5 16 28 160 20 4 10 4 16 32 160 16 4 12 3 16 32 144 12 備考 MULG DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 2. クロックモジュレータ設定 以下の表に , 32 MHz ∼ 88 MHz のベースクロック周波数範囲で設定可能なクロックモジュレータの設定を示します。 フラッシュアクセス時間設定は , Fmax に応じて調整する必要があります。一方 , PLL とクロックギア設定はベースク ロック周波数に基づいて設定する必要があります。 クロックモジュレータ設定 , 周波数範囲 , サポート電源電圧 変調 度 (k) 乱数値 (N) CMPR [hex] ベースクロック [MHz] Fmin [MHz] Fmax [MHz] 1 3 026F 88 79.5 98.5 1 3 026F 84 76.1 93.8 1 3 026F 80 72.6 89.1 1 5 02AE 80 68.7 95.8 2 3 046E 80 68.7 95.8 1 3 026F 76 69.1 84.5 1 5 02AE 76 65.3 90.8 1 7 02ED 76 62 98.1 2 3 046E 76 65.3 90.8 3 3 066D 76 62 98.1 1 3 026F 72 65.5 79.9 1 5 02AE 72 62 85.8 1 7 02ED 72 58.8 92.7 2 3 046E 72 62 85.8 3 3 066D 72 58.8 92.7 1 3 026F 68 62 75.3 1 5 02AE 68 58.7 80.9 1 7 02ED 68 55.7 87.3 1 9 032C 68 53 95 2 3 046E 68 58.7 80.9 2 5 04AC 68 53 95 3 3 066D 68 55.7 87.3 4 3 086C 68 53 95 1 3 026F 64 58.5 70.7 1 5 02AE 64 55.3 75.9 1 7 02ED 64 52.5 82 1 9 032C 64 49.9 89.1 1 11 036B 64 47.6 97.6 2 3 046E 64 55.3 75.9 2 5 04AC 64 49.9 89.1 3 3 066D 64 52.5 82 4 3 086C 64 49.9 89.1 5 3 0A6B 64 47.6 97.6 1 3 026F 60 54.9 66.1 1 5 02AE 60 51.9 71 1 7 02ED 60 49.3 76.7 1 9 032C 60 46.9 83.3 DS07–16615–2 151 MB91460P シリーズ 152 変調 度 (k) 乱数値 (N) CMPR [hex] ベースクロック [MHz] Fmin [MHz] Fmax [MHz] 1 11 036B 60 44.7 91.3 2 3 046E 60 51.9 71 2 5 04AC 60 46.9 83.3 3 3 066D 60 49.3 76.7 4 3 086C 60 46.9 83.3 5 3 0A6B 60 44.7 91.3 1 3 026F 56 51.4 61.6 1 5 02AE 56 48.6 66.1 1 7 02ED 56 46.1 71.4 1 9 032C 56 43.8 77.6 1 11 036B 56 41.8 84.9 1 13 03AA 56 39.9 93.8 2 3 046E 56 48.6 66.1 2 5 04AC 56 43.8 77.6 2 7 04EA 56 39.9 93.8 3 3 066D 56 46.1 71.4 3 5 06AA 56 39.9 93.8 4 3 086C 56 43.8 77.6 5 3 0A6B 56 41.8 84.9 6 3 0C6A 56 39.9 93.8 1 3 026F 52 47.8 57 1 5 02AE 52 45.2 61.2 1 7 02ED 52 42.9 66.1 1 9 032C 52 40.8 71.8 1 11 036B 52 38.8 78.6 1 13 03AA 52 37.1 86.8 1 15 03E9 52 35.5 96.9 2 3 046E 52 45.2 61.2 2 5 04AC 52 40.8 71.8 2 7 04EA 52 37.1 86.8 3 3 066D 52 42.9 66.1 3 5 06AA 52 37.1 86.8 4 3 086C 52 40.8 71.8 5 3 0A6B 52 38.8 78.6 6 3 0C6A 52 37.1 86.8 7 3 0E69 52 35.5 96.9 1 3 026F 48 44.2 52.5 1 5 02AE 48 41.8 56.4 1 7 02ED 48 39.6 60.9 1 9 032C 48 37.7 66.1 1 11 036B 48 35.9 72.3 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 変調 度 (k) 乱数値 (N) CMPR [hex] ベースクロック [MHz] Fmin [MHz] Fmax [MHz] 1 13 03AA 48 34.3 79.9 1 15 03E9 48 32.8 89.1 2 3 046E 48 41.8 56.4 2 5 04AC 48 37.7 66.1 2 7 04EA 48 34.3 79.9 3 3 066D 48 39.6 60.9 3 5 06AA 48 34.3 79.9 4 3 086C 48 37.7 66.1 5 3 0A6B 48 35.9 72.3 6 3 0C6A 48 34.3 79.9 7 3 0E69 48 32.8 89.1 1 3 026F 44 40.6 48.1 1 5 02AE 44 38.4 51.6 1 7 02ED 44 36.4 55.7 1 9 032C 44 34.6 60.4 1 11 036B 44 33 66.1 1 13 03AA 44 31.5 73 1 15 03E9 44 30.1 81.4 2 3 046E 44 38.4 51.6 2 5 04AC 44 34.6 60.4 2 7 04EA 44 31.5 73 2 9 0528 44 28.9 92.1 3 3 066D 44 36.4 55.7 3 5 06AA 44 31.5 73 4 3 086C 44 34.6 60.4 4 5 08A8 44 28.9 92.1 5 3 0A6B 44 33 66.1 6 3 0C6A 44 31.5 73 7 3 0E69 44 30.1 81.4 8 3 1068 44 28.9 92.1 1 3 026F 40 37 43.6 1 5 02AE 40 34.9 46.8 1 7 02ED 40 33.1 50.5 1 9 032C 40 31.5 54.8 1 11 036B 40 30 59.9 1 13 03AA 40 28.7 66.1 1 15 03E9 40 27.4 73.7 2 3 046E 40 34.9 46.8 2 5 04AC 40 31.5 54.8 2 7 04EA 40 28.7 66.1 2 9 0528 40 26.3 83.3 DS07–16615–2 153 MB91460P シリーズ 154 変調 度 (k) 乱数値 (N) CMPR [hex] ベースクロック [MHz] Fmin [MHz] Fmax [MHz] 3 3 066D 40 33.1 50.5 3 5 06AA 40 28.7 66.1 3 7 06E7 40 25.3 95.8 4 3 086C 40 31.5 54.8 4 5 08A8 40 26.3 83.3 5 3 0A6B 40 30 59.9 6 3 0C6A 40 28.7 66.1 7 3 0E69 40 27.4 73.7 8 3 1068 40 26.3 83.3 9 3 1267 40 25.3 95.8 1 3 026F 36 33.3 39.2 1 5 02AE 36 31.5 42 1 7 02ED 36 29.9 45.3 1 9 032C 36 28.4 49.2 1 11 036B 36 27.1 53.8 1 13 03AA 36 25.8 59.3 1 15 03E9 36 24.7 66.1 2 3 046E 36 31.5 42 2 5 04AC 36 28.4 49.2 2 7 04EA 36 25.8 59.3 2 9 0528 36 23.7 74.7 3 3 066D 36 29.9 45.3 3 5 06AA 36 25.8 59.3 3 7 06E7 36 22.8 85.8 4 3 086C 36 28.4 49.2 4 5 08A8 36 23.7 74.7 5 3 0A6B 36 27.1 53.8 6 3 0C6A 36 25.8 59.3 7 3 0E69 36 24.7 66.1 8 3 1068 36 23.7 74.7 9 3 1267 36 22.8 85.8 1 3 026F 32 29.7 34.7 1 5 02AE 32 28 37.3 1 7 02ED 32 26.6 40.2 1 9 032C 32 25.3 43.6 1 11 036B 32 24.1 47.7 1 13 03AA 32 23 52.5 1 15 03E9 32 22 58.6 2 3 046E 32 28 37.3 2 5 04AC 32 25.3 43.6 2 7 04EA 32 23 52.5 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 変調 度 (k) 乱数値 (N) CMPR [hex] ベースクロック [MHz] Fmin [MHz] Fmax [MHz] 2 9 0528 32 21.1 66.1 2 11 0566 32 19.5 89.1 3 3 066D 32 26.6 40.2 3 5 06AA 32 23 52.5 3 7 06E7 32 20.3 75.9 4 3 086C 32 25.3 43.6 4 5 08A8 32 21.1 66.1 5 3 0A6B 32 24.1 47.7 5 5 0AA6 32 19.5 89.1 6 3 0C6A 32 23 52.5 7 3 0E69 32 22 58.6 8 3 1068 32 21.1 66.1 9 3 1267 32 20.3 75.9 10 3 1466 32 19.5 89.1 DS07–16615–2 155 MB91460P シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大定格 項目 記号 定格値 最小 最大 単位 ⎯ ⎯ 50 V/ms 電源電圧 1* VDD5R − 0.3 + 6.0 V 電源電圧 2*1 VDD5 − 0.3 + 6.0 V 電源電圧 3*1 VDD35 − 0.3 + 6.0 V 電源スルーレート 1 電源電圧の 関係 備考 VDD5-0.3 VDD5+0.3 V 端子 P07, P16, P20, P24, または P29 (ANn) のうち少なくとも 1 本はデジタル入出力として使 用していること VSS5-0.3 VDD5+0.3 V ポートの全端子 P07, P16, P20, P24, または P29 (ANn) が , VIA の条件に従っていること AVCC5 アナログ電源電圧 *1 AVCC5 − 0.3 + 6.0 V *2 アナログ基準 電源電圧 *1 AVRH − 0.3 + 6.0 V *2 入力電圧 1*1 VI1 Vss5 − 0.3 VDD5 + 0.3 V VI2 Vss5 − 0.3 VDD35 + 0.3 V アナログ端子入力電圧 * VIA AVss5 − 0.3 AVcc5 + 0.3 V 1 VO1 Vss5 − 0.3 VDD5 + 0.3 V VO2 Vss5 − 0.3 VDD35 + 0.3 V *3 *3 入力電圧 2*1 1 出力電圧 1* 1 出力電圧 2* ICLAMP − 4.0 + 4.0 mA Σ |ICLAMP| ⎯ 20 mA “L” レベル最大 出力電流 *4 IOL ⎯ 10 mA “L” レベル平均 出力電流 *5 IOLAV ⎯ 8 mA “L” レベル最大 総出力電流 ΣIOL ⎯ 100 mA “L” レベル平均 総出力電流 *6 ΣIOLAV ⎯ 50 mA “H” レベル最大 出力電流 *4 IOH ⎯ − 10 mA “H” レベル平均 出力電流 *5 IOHAV ⎯ −4 mA “H” レベル最大 総出力電流 ΣIOH ⎯ − 100 mA ΣIOHAV ⎯ − 25 mA fmax, CLKB ⎯ 100 fmax, CLKP ⎯ 50 fmax, CLKT ⎯ 50 fmax, CLKCAN ⎯ 50 fmax, CLKB ⎯ 96 最大クランプ電流 最大総クランプ電流 “H” レベル平均総出力 電流 *6 許容動作周波数 許容動作周波数 156 fmax, CLKP ⎯ 48 fmax, CLKT ⎯ 48 fmax, CLKCAN ⎯ 48 外部バス 外部バス MHz TA < 105 °C MHz TA < 125 °C DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 項目 許容損失電力 *7 記号 定格値 単位 備考 最小 最大 ⎯ 1250 *8 mW TA < 85 °C ⎯ 630 *8 mW TA < 105 °C ⎯ 1400 *8 mW TA < 105 °C, フラッシュ書込み / 消去なし *9 ⎯ 1100 *8 mW TA < 115 °C, フラッシュ書込み / 消去なし *9 ⎯ 780 *8 mW TA < 125 °C, フラッシュ書込み / 消去なし *9 PD 動作温度 TA − 40 + 125 °C 保存温度 Tstg − 55 + 150 °C * 1:パラメータは VSS5 = AVSS5 = 0.0 V を基準にしています。 * 2:AVCC5 と AVRH5 は , VDD5 + 0.3 V を超えてはいけません。 * 3:・推奨動作条件内でご使用ください。 ・直流電圧 ( 電流 ) でご使用ください。 ・+ B 信号は , VDD5 電圧を超える入力信号です。+ B 信号とマイクロコントローラの間には , 必ず制限抵抗を接 続し , + B 信号を印加してください。 ・+ B 入力時にマイクロコントローラ端子に入力される電流が , 瞬時・定常を問わず規格値以下になるように制限 抵抗の値を設定してください。 ・低消費電力モードなどマイクロコントローラの駆動電流が少ない動作状態では , + B 入力電位が保護ダイオード を通して電源端子の電位を上昇させ , 他の機器へ影響を及ぼす可能性があるのでご注意ください。 ・マイクロコントローラ電源が OFF 時 (0V に固定していない場合 ) に+ B 入力がある場合は , 端子から電源が供給 されているため , 不完全な動作を行う可能性があるのでご注意ください。 ・電源投入時に+ B 入力がある場合は , 端子から電源が供給されているため , パワーオンリセットが動作しない電 源電圧になる可能性があるのでご注意ください。 ・+ B 入力端子は , 開放状態にならないようにご注意ください。 ・推奨回路例: 入出力等価回路 保護ダイオード VCC 制限 抵抗 P-ch + B 入力 (0 V ∼ 16 V) N-ch R * 4:最大出力電流は , 該当する端子 1 本のピーク値を規定します。 * 5:平均出力電流は , 該当する端子 1 本に流れる電流の 100ms の期間内での平均電流を規定します。 * 6:平均総出力電流は , 該当する端子すべてに流れる電流の 100ms の期間内での平均電流を規定します。 (続く) DS07–16615–2 157 MB91460P シリーズ (続き) * 7:最大許容損失電力は , 大気温度 , エアフローの速さ , および PCB のパッケージの熱伝導性によって異なります。 実際の損失電力は , 用途によって異なり , 下記のとおり計算されます。 PD = PIO + PINT PIO = Σ (VOL * IOL + VOH + IOH) (IO の負荷電力損失 , すべての IO ポートの値を合計します ) PINT = VDD5R * ICC + AVCC5 * IA + AVRH5 * IR ( 内部電力損失 ) * 8:4 層 PCB 搭載の QFP パッケージの , 指定 TA ( 動作温度 ), エアフローなし状態での最悪値です。 * 9:そのような条件で使用する場合 , 信頼性の限界について富士通にお問い合わせください。 <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 158 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 2. 推奨動作条件 (VSS5 = AVSS5 = 0.0 V) 項目 記号 規格値 単位 備考 最小 標準 最大 VDD5 3.0 ⎯ 5.5 V VDD5R 3.0 ⎯ 5.5 V 内蔵レギュレータ VDD35 3.0 ⎯ 5.5 V 外部バス AVCC5 3.0 ⎯ 5.5 V A/D コンバータ CS ⎯ 4.7 ⎯ μF X7R セラミックコンデンサまた は同程度の周波数特性のコンデ ンサを使用してください。 電源スルーレート ⎯ ⎯ 50 V/ms メイン発振 安定時間 10 電源電圧 VCC18C 端子の平滑コン デンサ ms ロックアップ時間 PLL (4 MHz ->16 ...100MHz) 0.6 ESD 保護 ( 人体モデル ) Vsurge 2 RC 発振 fRC100kHz fRC2MHz 50 1 ms kV 100 2 200 4 kHz MHz Rdischarge = 1.5kΩ Cdischarge = 100pF VDDCORE ≧ 1.65V <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。 VCC18C VSS5 AVSS5 CS DS07–16615–2 159 MB91460P シリーズ 3. 直流規格 (注意事項)表内の「VDD」は , 外部バス用端子の場合 VDD35, その他の端子の場合は VDD5 です。 表内の「VSS」は , その他の端子の場合は VSS5 です。 (VDD5 = AVCC5 = 3.0 V ∼ 5.5 V, VSS5 = AVSS5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 記号 端子名 条件 ⎯ 0.8/0.2 CMOS ヒステリ シス入力を 選択時に ポート入力 規格値 単位 備考 VDD + 0.3 V CMOS ヒステリシス 入力 ⎯ VDD + 0.3 V 4.5 V ≦ VDD ≦ 5.5 V ⎯ VDD + 0.3 V 3 V ≦ VDD < 4.5 V 0.8 × VDD ⎯ VDD + 0.3 V 2.0 ⎯ VDD + 0.3 V ⎯ 0.8 × VDD ⎯ VDD + 0.3 V INITX 入力端子 (CMOS ヒステリシス ) ∼ MD_0 ⎯ VDD − 0.3 ⎯ VDD + 0.3 V モード入力端子 VIHX0S X0, X0A ⎯ 2.5 ⎯ VDD + 0.3 V “発振モード”での外 部クロック VIHX0F X0 ⎯ 0.8 × VDD ⎯ VDD + 0.3 V “ 高速クロック入力 モード ” での外部ク ロック ⎯ 0.8/0.2 CMOS ヒステリ シス入力を選択時に ポート入力 VSS − 0.3 ⎯ 0.2 × VDD V ⎯ 0.7/0.3 CMOS ヒステリ シス入力を選択時に ポート入力 VSS − 0.3 ⎯ 0.3 × VDD V オートモーティブ ヒステリシス入力を 選択時にポート入力 VSS − 0.3 ⎯ 0.5 × VDD V ⎯ 4.5 V ≦ VDD ≦ 5.5 V VSS − 0.3 ⎯ 0.46× VDD V 3 V ≦ VDD < 4.5 V ⎯ TTL 入力を 選択時に ポート入力 VSS − 0.3 ⎯ 0.8 V ⎯ VSS − 0.3 ⎯ 0.2 × VDD V INITX 入力端子 (CMOS ヒステリシス ) ∼ MD_0 ⎯ VSS − 0.3 ⎯ VSS + 0.3 V モード入力端子 X0, X0A ⎯ VSS − 0.3 ⎯ 0.5 V “発振モード”での外 部クロック 最小 標準 最大 0.8 × VDD ⎯ ⎯ 0.7/0.3 CMOS ヒステリ 0.7 × VDD シス入力を 選択時に 0.74 × VDD ポート入力 ⎯ オートモーティブ ヒステリシス入力を選 択 ⎯ TTL 入力を選択時に ポート入力 VIH “H” レベル 入力電圧 VIHR INITX MD_2 VIHM VIL “L” レベル 入力電圧 VILR INITX MD_2 VILM VILXDS 160 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ (VDD5 = AVCC5 = 3.0 V ∼ 5.5 V, VSS5 = AVSS5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 “L” レベル 入力電圧 記号 端子名 条件 VILXDF X0 ⎯ VOH2 通常 出力 “H” レベル出 力電圧 VOH5 VOH3 VOL2 “L” レベル 出力電圧 VOL5 VOL3 入力リーク 電流 IIL アナログ入 力リーク電 流 IAIN プルアップ 抵抗 RUP プルダウン 抵抗 RDOWN 入力 コンデンサ DS07–16615–2 CIN 規格値 単位 備考 0.2 × VDD V “高速クロック入力 モード”での外部ク ロック ⎯ ⎯ V 駆動能力設定 2 mA VDD − 0.5 ⎯ ⎯ V 駆動能力設定 5 mA VDD − 0.5 ⎯ ⎯ V ⎯ ⎯ 0.4 V 駆動能力設定 2 mA ⎯ ⎯ 0.4 V 駆動能力設定 5 mA 3.0V ≦ VDD ≦ 5.5V, IOH =+ 3mA ⎯ ⎯ 0.4 V 3.0V ≦ VDD ≦ 5.5V VSS5 < VI < VDD TA = 25 °C −1 ⎯ +1 3.0V ≦ VDD ≦ 5.5V VSS5 < VI < VDD TA = 125 °C −3 ⎯ +3 3.0V ≦ VDD ≦ 5.5V TA = 25 °C −1 ⎯ +1 μA 3.0V ≦ VDD ≦ 5.5V TA = 125 °C −3 ⎯ +3 μA Pnn_m*3, 3.0V ≦ VDD ≦ 3.6V INITX 4.5V ≦ VDD ≦ 5.5V 40 100 160 25 50 100 3.0V ≦ VDD ≦ 3.6V 40 100 180 4.5V ≦ VDD ≦ 5.5V 25 50 100 - 5 15 通常 出力 I2C 出力 通常 出力 通常 出力 I2C 出力 Pnn_m *1 ANn*2 Pnn_m*4 4.5V ≦ VDD ≦ 5.5V, IOH =− 2mA 3.0V ≦ VDD < 4.5V, IOH =− 1.6mA 4.5V ≦ VDD ≦ 5.5V, IOH =− 5mA 3.0V ≦ VDD < 4.5V, IOH =− 3mA 3.0V ≦ VDD ≦ 5.5V, IOH =− 3mA 4.5V ≦ VDD ≦ 5.5V, IOH =+ 2mA 3.0V ≦ VDD < 4.5V, IOH =+ 1.6mA 4.5V ≦ VDD ≦ 5.5V, IOH =+ 5mA 3.0V ≦ VDD < 4.5V, IOH =+ 3mA 下記を 除く すべての 端子 VDD5, f = 1 MHz VDD5R, VSS5, AVCC5, AVSS5, AVRH5 最小 標準 最大 VSS − 0.3 ⎯ VDD − 0.5 μA kΩ kΩ pF 161 MB91460P シリーズ 項目 記号 ICC 電源 電流 ICCH 端子名 VDD5R VDD5R MB91F465PA 規格値 単位 備考 140 mA フラッシュメモリ からのコード フェッチ 30 150 μA - 0.3 2.0 mA TA =+ 125 °C - 0.75 5.0 mA TA =+ 25 °C - 100 500 μA TA =+ 105 °C - 0.5 2.4 mA TA =+ 125 °C - 0.85 5.4 mA TA =+ 25 °C - 50 250 μA TA =+ 105 °C - 0.4 2.2 mA TA =+ 125 °C - 0.8 5.2 mA 最小 標準 最大 - 110 TA =+ 25 °C - TA =+ 105 °C CLKB: CLKP: CLKT: CLKCAN: 100 MHz 50 MHz 50 MHz 50 MHz ストップモード時 *5 RTC: 4 MHz モード *5 RTC: 100 kHz モード *5 ILVE VDD5 ⎯ ⎯ 70 150 μA 外部低電圧検出 ILVI VDD5R ⎯ ⎯ 50 100 μA 内部低電圧検出 - - 250 500 μA メインクロック (4 MHz) - - 20 40 μA サブクロック (32 kHz) フラッシュからの コードフェッチ , データフラッシュ 許可 IOSC ICC 電源 電流 条件 ICCH VDD5 VDD5R VDD5R MB91F467PA *6 CLKB: CLKP: CLKT: CLKCAN: 100 MHz 50 MHz 50 MHz 50 MHz - 130 160 mA TA =+ 25 °C - 30 150 μA TA =+ 105 °C - 0.3 2.0 mA TA =+ 125 °C - 0.75 5.0 mA TA =+ 25 °C - 100 500 μA TA =+ 105 °C - 0.5 2.4 mA TA =+ 125 °C - 0.85 5.4 mA TA =+ 25 °C - 50 250 μA TA =+ 105 °C - 0.4 2.2 mA TA =+ 125 °C - 0.8 5.2 mA ストップモード時 *7 RTC: 4 MHz モード RTC: 100 kHz モード ILVE VDD5 ⎯ ⎯ 70 150 μA 外部低電圧検出 ILVI VDD5R ⎯ ⎯ 50 100 μA 内部低電圧検出 - - 250 500 μA メインクロック (4 MHz) - - 20 40 μA サブクロック (32 kHz) IOSC VDD5 * 1:Pnn_m は汎用入出力端子のすべてを含みます。アナログ (AN) チャネルおよびプルアップ / プルダウンは無効です。 * 2:ANn は AN チャネルが有効であるすべての端子を含みます。 * 3:Pnn_m は汎用入出力端子のすべてを含みます。プルアップ抵抗は , PPER/PPCR 設定で許可され , 端子が入力方向に ある必要があります。 * 4:Pnn_m は汎用入出力端子のすべてを含みます。プルダウン抵抗は , PPER/PPCR 設定で許可され , 端子が入力方向に ある必要があります。 * 5:メインレギュレータをオフ , サブレギュレータを 1.2 V に設定 , 低電圧検出を禁止 * 6:MB91F467PA ターゲットデータ * 7:メインレギュレータをオフ , サブレギュレータを 1.2 V に設定 , 低電圧検出を禁止 162 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 4. A/D 変換部電気的特性 (VDD5 = AVCC5 = 3.0 V ∼ 5.5 V, VSS5 = AVSS5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 記号 端子名 分解能 ⎯ 総合誤差 規格値 単位 備考 最小 標準 最大 ⎯ ⎯ ⎯ 10 bit ⎯ ⎯ −3 ⎯ +3 LSB 非直線性誤差 ⎯ ⎯ − 2.5 ⎯ + 2.5 LSB 微分非直線性 誤差 ⎯ ⎯ − 1.9 ⎯ + 1.9 LSB ゼロリーディング 電圧 VOT ANn AVRL − 1.5 LSB AVRL + 0.5 LSB AVRL + 2.5 LSB V フルスケール リーディング電圧 VFST ANn AVRH − 3.5 LSB AVRH − 1.5 LSB AVRH + 0.5 LSB V Tcomp ⎯ 0.6 ⎯ 16,500 コンペア時間 μs 4.5 V ≦ AVCC5 ≦ 5.5 V 2.0 ⎯ ⎯ μs 3.0 V ≦ AVCC5 < 4.5 V 0.4 ⎯ ⎯ μs 4.5 V ≦ AVCC5 ≦ 5.5 V, REXT < 2 kΩ 1.0 ⎯ ⎯ μs 3.0 V ≦ AVCC5 < 4.5 V, REXT < 1 kΩ 1.0 ⎯ ⎯ μs 4.5 V ≦ AVCC5 ≦ 5.5 V 3.0 ⎯ ⎯ μs 3.0 V ≦ AVCC5 < 4.5 V ⎯ ⎯ 11 pF ⎯ ⎯ 2.6 kΩ 4.5 V ≦ AVCC5 ≦ 5.5 V ⎯ ⎯ 12.1 kΩ 3.0 V ≦ AVCC5 < 4.5 V −1 ⎯ +1 μA TA =+ 25 °C −3 ⎯ +3 μA TA =+ 125 °C サンプリング時間 Tsamp ⎯ ⎯ 変換時間 Tconv 入力容量 CIN ANn 入力抵抗 RIN ANn アナログ入力リー ク電流 IAIN アナログ入力電圧 範囲 VAIN ANn AVRL ⎯ AVRH V 入力チャネル間の ばらつき ⎯ ANn ⎯ ⎯ 4 LSB AVRH AVRH5 0.75 × AVCC5 ⎯ AVCC5 V AVRL AVSS5 AVSS5 ⎯ AVCC5× 0.25 V IA AVCC5 ⎯ 2.5 5 mA A/D コンバータ動作時 IAH AVCC5 ⎯ ⎯ 5 μA A/D コンバータ非動作 時 *1 IR AVRH5 ⎯ 0.7 1 mA A/D コンバータ動作時 IRH AVRH5 ⎯ ⎯ 5 μA A/D コンバータ非動作 時 *2 ANn 基準電圧範囲 電源電流 ADC マクロあたり *3 基準電圧電流 ADC マクロあたり *3 * 1:A/D コンバータ , ALARM コンパレータ非動作時 , AVCC5 の場合の電源電流 (VDD5 = AVCC5 = AVRH = 5.0 V 時 ) * 2:A/D コンバータ非動作時 , AVRH5 の場合の入力電流 (VDD5 = AVCC5 = AVRH = 5.0 V 時 ) * 3:ここで示される ADC マクロあたりの電流消費量。複数の A/D コンバータを有するデバイスの場合 , 電流値はマクロの数で乗算する必要があります。 (注意事項)AVRH - AVRL の差が小さいほど , 精度は低くなります。 (続く) DS07–16615–2 163 MB91460P シリーズ (続き) サンプリング時間の計算式 Tsamp = ( 2.6 kΩ + REXT) × 11pF × 7 (4.5V< AVCC5 < 5.5V 時 ) Tsamp = ( 12.1 kΩ + REXT × 11pF × 7 (3.0V< AVCC5 < 4.5V 時 ) 変換時間の計算式 Tconv = Tsamp + Tcomp 164 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ A/D コンバータの用語の定義 ・ 分解能 ・ A/D コンバータにより認識可能なアナログ変化 ・ 非直線性誤差 ・ ゼロトランジション点 (00 0000 0000B ↔ 00 0000 0001B) とフルスケールトランジション点 (11 1111 1110B ↔ 11 1111 1111B) とを結んだ直線と 実際の変換特性との偏差 ・ 微分非直線性誤差 ・ 出力コードを 1 LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差 ・ 総合誤差 実際の値と理論値との差を言い, ゼロトランジション誤差/フルスケールトランジション誤差/非直線性誤差を含む誤差 総合誤差 3FFH 1.5 LSB’ 3FEH 実際の変換特性 3FDH デジタル出力 {1 LSB’ (N - 1) + 0.5 LSB’} 004H VNT ( 実測値 ) 003H 実際の変換特性 002H 理想特性 001H 0.5 LSB' AVSS5 AVRH アナログ入力 1LSB' ( 理想値 ) = AVRH − AVSS5 1024 デジタル出力 N の総合誤差 = [V] VNT − {1 LSB' × (N − 1) + 0.5 LSB'} 1 LSB' N:A/D コンバータデジタル出力値 VOT' ( 理想値 ) = AVSS5 + 0.5 LSB' [V] VFST' ( 理想値 ) = AVRH − 1.5 LSB' [V] VNT:デジタル出力が (N + 1) H から NH に遷移する電圧 (続く) DS07–16615–2 165 MB91460P シリーズ 非直線性誤差 3FFH 微分非直線性誤差 実際の変換特性 実際の変換特性 (N+1)H 3FEH {1 LSB (N - 1) + VOT} デジタル出力 004H VNT ( 実測値 ) 003H デジタル出力 VFST ( 実測値 ) 3FDH NH 理想特性 (N-1)H VFST ( 実測値 ) 実際の変換特性 002H VNT ( 実測値 ) 理想特性 (N-2)H 001H VTO ( 実測値 ) AVSS5 AVSS5 AVRH アナログ入力 デジタル出力 N の非直線性誤差 = デジタル出力 N の微分非直線性誤差 = 1LSB = VFST − VOT 1022 実際の変換特性 AVRH アナログ入力 VNT − {1LSB × (N − 1) + VOT} [LSB] 1LSB V (N + 1) T − VNT 1LSB − 1 [LSB] [V] N:A/D コンバータデジタル出力値 VOT:デジタル出力が 000H から 001H に遷移する電圧 VFST:デジタル出力が 3FEH から 3FFH に遷移する電圧 166 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 5. フラッシュメモリ書込み / 消去特性 5.1.MB91F465PA (VDD5 = 3.0 V ∼ 5.5 V, VDD5R = 3.0 V ∼ 5.5 V, VSS5 = 0 V, TA =− 40 oC ∼+ 105 oC) 規格値 項目 単位 備考 最小 標準 最大 セクタ消去時間 - 0.9 3.6 s プログラミング消去時間を除く チップ消去時間 - n × 0.9 n × 3.6 s n はデバイスのフラッシュセクタの数 です。 ワード (16 ビット幅 ) 書込み時間 - 23 370 μs システムオーバーヘッドタイムを除く 書込み / 消去回数 フラッシュメモリデータ保持時間 10 000 cycle 20 year * *:表内の数値は , テクノロジの信頼性評価結果を変換したものです ( アレニウスの式で高温測定を + 85 °C の正規化数 に変換 )。 5.2.MB91F467PA (VDD5 = 3.0 V ∼ 5.5 V, VDD5R = 3.0 V ∼ 5.5 V, VSS5 = 0 V, TA =− 40 oC ∼+ 105 oC) 規格値 項目 単位 備考 最小 標準 最大 セクタ消去時間 - 0.5 2.0 s プログラミング消去時間を除く チップ消去時間 - n × 0.5 n × 2.0 s n はデバイスのフラッシュセクタの数 です。 ワード (16 または 32 ビット幅 ) 書 込み時間 - 6 100 μs システムオーバーヘッドタイムを除く 書込み / 消去サイクル フラッシュメモリデータ保持時間 10 000 cycle 20 year * *:表内の数値は , テクノロジの信頼性評価結果を変換したものです ( アレニウスの式で高温測定を+ 85 °C の正規化数 に変換 )。 5.3.MB91F467PA データフラッシュ (VDD5 = 3.0 V ∼ 5.5 V, VDD5R = 3.0 V ∼ 5.5 V, VSS5 = 0 V, TA =− 40 oC ∼+ 105 oC) 項目 規格値 単位 備考 最小 標準 最大 - 0.5 2.0 s プログラミング消去時間を除く - 0.8 3.6 s プログラミング消去時間を含む バイト 書込み時間 - 15 100 μs システムオーバーヘッドタイムを除く ワード書込み時間 (32 ビット幅コマンド シーケンサ書込み *) - 63 403 μs システムオーバーヘッドタイムを含む CLKB = 64 MHz 書込み / 消去サイクル 100 000 セクタ消去時間 cycle Tj=<105 oC / のとき Tj>105 oC のときは 10,000 サイクル *:CPU 書込みアクセスから , 割込みフラグ DFWS:FININT が設定されるまでの時間。これには , 4 バイト書込み時間+ 書込みシーケンスのための 180 CLKB サイクル , RDY ポーリング , およびコマンドシーケンサによる結果の検証も含 まれます。CPU の割込み待ち時間は含まれません。 DS07–16615–2 167 MB91460P シリーズ 6. 交流規格 6.1. クロックタイミング (VDD5 = 3.0 V ∼ 5.5 V, Vss5 = AVss5 = 0 V, TA =− 40 oC ∼+ 125 oC) 項目 記号 クロック周波数 fC 端子名 規格値 単位 最小 標準 最大 X0 X1 3.5 4 16 MHz X0A X1A 32 32.768 100 kHz 条件 逆位相の外部 供給または水晶 クロックタイミング 条件 tC X0, X1, X0A, X1A 0.8 VCC 0.2 VCC PWH 168 PWL DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 6.2. リセット入力規格 (VDD5 = 3.0 V ∼ 5.5 V, VSS5 = AVSS5 = 0 V, TA =− 40 oC ∼+ 125 oC) 項目 INITX 入力時間 ( 電源投入時 ) 記号 tINTL 端子名 条件 規格値 単位 最小 最大 8 ⎯ ms 20 ⎯ μs ⎯ INITX INITX 入力時間 ( 上記以外 ) tINTL INITX DS07–16615–2 0.2 VCC 169 MB91460P シリーズ 6.3.LIN-USART タイミング (VDD5 = 3.0V ∼ 5.5V 時 ) ・ AC 測定中の条件 下記の条件ですべての AC テストを測定 - IOdrive = 5 mA - VDD5 = 3.0 V ∼ 5.5 V, Iload = 3 mA - VSS5 = 0 V - Ta = -40 °C ∼ +125 °C - Cl = 50 pF ( テスト時の端子の負荷容量値 ) - VOL = 0.2 x VDD5 - VOH = 0.8 x VDD5 - EPILR = 0, PILR = 1 ( オートモーティブレベル = 最悪条件 ) (VDD5 = 3.0 V ∼ 5.5 V, VSS5 = AVSS5 = 0 V, TA =− 40 oC ∼+ 125 oC) 項目 記号 端子名 シリアルクロック サイクル時間 tSCYCI SCKn SCK ↓ → SOT 遅延時間 tSLOVI SCKn SOTn SOT → SCK ↓ 遅延時間 tOVSHI SCKn SOTn 有効 SIN → SCK ↑セットアッ プ時間 tIVSHI SCKn SINn SCK ↑ →有効 SIN ホールド時間 tSHIXI シリアルクロック “H" パルス幅 条件 内部 クロック 動作 ( マスタモー ド) VDD5 = 3.0 V ∼ 4.5 V VDD5 = 4.5 V ∼ 5.5 V 単位 最小 最大 最小 最大 4 tCLKP ⎯ 4 tCLKP ⎯ ns − 30 30 − 20 20 ns mx ⎯ mx ⎯ ns tCLKP − 30* tCLKP − 20* tCLKP + 55 ⎯ tCLKP + 45 ⎯ ns SCKn SINn 0 ⎯ 0 ⎯ ns tSHSLE SCKn tCLKP + 10 ⎯ tCLKP + 10 ⎯ ns シリアルクロック “L" パルス幅 tSLSHE SCKn tCLKP + 10 ⎯ tCLKP + 10 ⎯ ns SCK ↓ → SOT 遅延時間 tSLOVE SCKn SOTn ⎯ 2 tCLKP + 55 ⎯ 2 tCLKP + 45 ns 有効 SIN → SCK ↑セットアッ プ時間 tIVSHE SCKn SINn 10 ⎯ 10 ⎯ ns SCK ↑ →有効 SIN ホールド時間 tSHIXE SCKn SINn tCLKP + 10 ⎯ tCLKP + 10 ⎯ ns SCK 立上り時間 tFE SCKn ⎯ 20 ⎯ 20 ns SCK 立下り時間 tRE SCKn ⎯ 20 ⎯ 20 ns 外部クロッ ク 動作 ( スレーブ モード ) *:パラメータ m は tSCYCI に依存しており , 次のように計算されます。: ・tSCYCI = 2 × k × tCLKP の場合、m = k となります。ここでは , k は整数値 > 2 ・tSCYCI = (2 x k + 1) x tCLKP の場合 , m = k + 1 となります。ここでは , k は整数値 > 1 (注意事項)・CLK 同期モード時の交流規格です。 ・tCLKP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 170 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ ・内部クロックモード ( マスタモード ) tSCYCI SCKn ESCR:SCES = 0 VOH VOL VOL VOH SCKn ESCR:SCES = 1 VOH VOL tSLOVI tOVSHI VOH VOL SOTn tIVSHI tSHIXI VOH VOL SINn VOH VOL ・外部クロックモード ( スレーブモード ) tSLSHE SCKn ESCR:SCES = 0 VOH SCKn ESCR:SCES = 1 VOL tSHSLE VOH VOL VOL VOH VOH VOL VOH VOL tRE tFE tSLOVE SOTn VOH VOL tIVSHE SINn DS07–16615–2 VOH VOL tSHIXE VOH VOL 171 MB91460P シリーズ 6.4.I2C 交流タイミング (VDD5 = 3.0 V ∼ 5.5 V 時 ) ・AC 測定中の条件 下記の条件ですべての AC テストを測定します。 - IOdrive = 3 mA - VDD5 = 3.0 V ∼ 5.5 V, Iload = 3 mA - VSS5 = 0 V - Ta =− 40 °C ∼+ 125 °C - Cl = 50 pF - VOL = 0.3 × VDD5 - VOH = 0.7 × VDD5 - EPILR = 0, PILR = 0 (CMOS ヒステリシスて 0.3 × VDD5/0.7 × VDD5) 高速モード : (VDD5 = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS5 = AVSS5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 記号 端子名 fSCL 規格値 単位 最小 最大 SCLn 0 400 kHz tHD;STA SCLn, SDAn 0.6 ⎯ μs SCL クロックの LOW 期間 tLOW SCLn 1.3 ⎯ μs SCL クロックの HIGH 期間 tHIGH SCLn 0.6 ⎯ μs 繰返し START 条件のセットアップ時 間 tSU;STA SCLn, SDAn 0.6 ⎯ μs I2C バスデバイスのデータホールド時 間 tHD;DAT SCLn, SDAn 0 0.9 μs データセットアップ時間 tSU;DAT SCLn SDAn 100 ⎯ ns SDA, SCL 信号の立上り時間 tr SCLn, SDAn 20 + 0.1Cb 300 ns SDA, SCL 信号の立下り 時間 tf SCLn, SDAn 20 + 0.1Cb 300 ns tSU;STO SCLn, SDAn 0.6 ⎯ μs STOP, START 間のバスフリー時間 tBUF SCLn, SDAn 1.3 ⎯ μs 各バスラインの負荷容量 Cb SCLn, SDAn ⎯ 400 pF 入力フィルタで抑制されるスパイク のパルス幅 tSP SCLn, SDAn 0 (1..1.5) × tCLKP ns SCL クロック周波数 ( 繰返し ) START 条件のホールド時間 この期間の後 , 最初のクロックパルス が生成されます STOP 条件のセットアップ時間 備考 * *:ノイズフィルタは , パルス幅 0 ns から 1 ∼ 1.5 サイクルの周辺系クロック でシングルスパイクを抑制します。 また、それは I2C シグナル (SDA, SCL) と周辺系クロックの位相関係に依存します。 (注意事項)tCLKP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 172 DS07–16615–2 DS07–16615–2 SCL SDA tHD;STA tf S tr tHD;DAT tLOW tHIGH tSU;DAT tSU;STA Sr tHD;STA tSP tr P tSU;STO tBUF S tf MB91460P シリーズ 173 MB91460P シリーズ 6.5. フリーランタイマクロック (VDD5 = 3.0 V ∼ 5.5 V, VSS5 = AVSS5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 入力パルス幅 記号 端子名 条件 tTIWH tTIWL CKn ⎯ 規格値 最小 最大 4tCLKP ⎯ 単位 ns (注意事項)tCLKP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 CKn VIH VIH tTIWH 6.6. トリガ系入力タイミング VIL VIL tTIWL (VDD5 = 3.0 V ∼ 5.5 V, VSS5 = AVSS5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 記号 端子名 条件 インプットキャプチャ入力トリ ガ tINP ICUn tATGX ATGX A/D コンバータトリガ 規格値 単位 最小 最大 ⎯ 5tCLKP ⎯ ns ⎯ 5tCLKP ⎯ ns (注意事項)tCLKP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 tATGX, tINP ICUn, ATGX 174 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 6.7. 外部バス交流タイミング (VDD35 = 4.5 V ∼ 5.5 V) ・AC 測定中の条件 下記の条件ですべての AC テストを測定します。 - IOdrive = 5 mA - VDD35 = 4.5 V ∼ 5.5 V, Iload = 5 mA - VSS5 = 0 V - Ta =− 40 °C ∼+ 125 °C - Cl = 50 pF - VOL = 0.2 × VDD35 - VOH = 0.8 × VDD35 - EPILR = 0, PILR = 1 ( オートモーティブレベル=最悪条件 ) 6.7.1. 基本タイミング 項目 SYSCLK (VDD35 = 4.5 V ∼ 5.5 V, Vss5 = AVss5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 記号 tCLCH tCHCL 端子名 SYSCLK tCLCSL SYSCLK ↓ ∼ CSXn 遅延時間 SYSCLK ↑ ∼ CSXn 遅延時間 (Addr → CS 遅延 ) tCLCSH tCHCSL tCLASL SYSCLK ↓ ∼ ASX 遅延時間 SYSCLK ↓ ∼ アドレス有効遅延時間 SYSCLK CSXn tCLASH tCLAV SYSCLK ASX SYSCLK A25 ∼ A0 規格値 単位 最小 最大 1/2 × tCLKT − 4 1/2 × tCLKT + 2 ns 1/2 × tCLKT − 2 1/2 × tCLKT + 4 ns ⎯ 12 ns ⎯ 9 ns 3 8 ns ⎯ 13 ns ⎯ 12 ns ⎯ 13 ns (注意事項)tCLKT は , 外部バスクロックのサイクル時間です。 DS07–16615–2 175 MB91460P シリーズ tCLCH tCHCL tCYC SYSCLK tCLCSL tCLCSH CSXn tCHCSL ㆃᑧ CSXn tCLASH tCLASL ASX tCLAV ADDRESS tCLBAH tCLBAL BAAX 176 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 6.7.2. 同期 / 非同期の読出しアクセス (VDD35 = 4.5 V ∼ 5.5 V, Vss5 = AVss5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 SYSCLK ↑ RDX 遅延時間 記号 端子名 TCHRL SYSCLK RDX TCHRH データ有効 → RDX ↑ セットアップ 時間 TDSRH RDX ↑ → データ有効ホールド時間 TRHDX SYSCLK ↓ → WRXn ( バイトイネーブル時 ) 遅延時間 TCLWRL 最大 2 7 ns 2 9 ns 20 ⎯ ns 0 ⎯ ns SYSCLK WRXn ⎯ 12 ns 3 ⎯ ns SYSCLK CSXn ⎯ 12 ns ⎯ 9 ns D31 ∼ D16 TCLCSL TCLCSH 単位 最小 RDX TCLWRH SYSCLK ↓ → CSXn 遅延時間 規格値 RDX D31 ∼ D16 SYSCLK tCLCSL tCLCSH CSXn tCLWRL tCLWRH WRXn 㧔ࡃࠗ࠻ࠗࡀࡉ࡞ᤨ㧕 tCHRH tCHRL RDX tDSRH tRHDX DATA IN DS07–16615–2 177 MB91460P シリーズ 6.7.3. 同期ライトアクセス−バイトコントロールタイプ (VDD35 = 4.5 V ∼ 5.5 V, Vss5 = AVss5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 SYSCLK ↓ → WEX 遅延時間 記号 端子名 TCLWL SYSCLK WEX TCLWH TDSWL WEX ↑ → データ有効ホールド時間 TWHDH SYSCLK ↓ → WRXn ( バイトイネーブル時 ) 遅延時間 TCLWRL SYSCLK ↓ → CSXn 遅延時間 最大 ⎯ 12 ns 2 ⎯ ns −2 ⎯ ns tCLKT − 9 ⎯ ns SYSCLK WRXn ⎯ 12 ns 3 ⎯ ns SYSCLK CSXn ⎯ 12 ns ⎯ 9 ns D31 ∼ D16 WEX D31 ∼ D16 TCLWRH TCLCSL TCLCSH 単位 最小 WEX データ有効 → WEX ↓ セットアップ時間 規格値 SYSCLK tCLCSH tCLCSL CSXn tCLWRH tCLWRL WRXn 㧔ࡃࠗ࠻ࠗࡀࡉ࡞ᤨ㧕 tCLWH tCLWL WEX tDSWL tWHDH DATA OUT 178 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 6.7.4. 同期ライトアクセス−非バイトコントロールタイプ (VDD35 = 4.5 V ∼ 5.5 V, Vss5 = AVss5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 SYSCLK ↓ → WRXn 遅延時間 記号 端子名 TCLWRL SYSCLK WRXn TCLWRH データ有効 → WRXn ↓ セットアップ時間 TDSWRL WRXn ↑ → データ有効ホールド時間 TWRHDH SYSCLK ↓ → CSXn 遅延時間 TCLCSL TCLCSH 規格値 最大 ⎯ 12 ns 3 ⎯ ns −1 ⎯ ns tCLKT − 9 ⎯ ns ⎯ 12 ns ⎯ 9 ns WRXn D31 ∼ D16 WRXn D31 ∼ D16 単位 最小 SYSCLK CSXn SYSCLK tCLCSH tCLCSL CSXn tCLWRH tCLWRL WRXn tDSWRL tWRHDH DATA OUT DS07–16615–2 179 MB91460P シリーズ 6.7.5. 非同期ライトアクセス−バイトコントロールタイプ (VDD35 = 4.5 V ∼ 5.5 V, Vss5 = AVss5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 記号 端子名 WEX ↓ → WEX ↑ パルス幅 TWLWH WEX データ有効 → WEX ↓ セットアップ 時間 TDSWL WEX ↑ → データ有効ホールド時間 TWHDH WEX → WRXn 遅延時間 WEX → CSXn 遅延時間 TWRLWL TWHWRH TCLWL TWHCH 規格値 WEX D31 ∼ D16 WEX D31 ∼ D16 WEX WRXn WEX CSXn 単位 最小 最大 tCLKT − 8 ⎯ ns 1/2 × tCLKT − 1 ⎯ ns 1/2 × tCLKT − 9 ⎯ ns ⎯ 1/2 × tCLKT + 1 ns 1/2 × tCLKT − 0 ⎯ ns ⎯ 1/2 × tCLKT + 7 ns 1/2 × tCLKT − 1 ⎯ ns CSXn tWHCH tCLWL WRXn 㧔ࡃࠗ࠻ࠗࡀࡉ࡞ᤨ㧕 tWHWRH tWRLWL tWLWH WEX tDSWL tWHDH DATA OUT 180 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 6.7.6. 非同期ライトアクセス−非バイトコントロールタイプ (VDD35 = 4.5 V ∼ 5.5 V, Vss5 = AVss5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 WRXn ↓ → WRXn ↑パルス幅 記号 端子名 TWRLWRH WRXn データ有効 → WRXn ↓ セットアップ 時間 TDSWRL WRXn ↑ → データ有効ホールド時間 TWRHDH WRXn → CSXn 遅延時間 規格値 WRXn D31 ∼ D16 WRXn D31 ∼ D16 TCLWRL WRXn CSXn TWRHCH 単位 最小 最大 tCLKT − 7 ⎯ ns 1/2 × tCLKT − 1 ⎯ ns 1/2 × tCLKT − 9 ⎯ ns ⎯ 1/2 × tCLKT + 7 ns 1/2 × tCLKT − 1 ⎯ ns CSXn tWRHCH tCLWRL tWRLWRH WRXn tDSWRL tWRHDH DATA OUT DS07–16615–2 181 MB91460P シリーズ 6.7.7. RDY ウェイトサイクルの挿入 (VDD35 = 4.5 V ∼ 5.5 V, Vss5 = AVss5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 記号 端子名 RDY セットアップ時間 TRDYS RDY ホールド時間 TRDYH 規格値 単位 最小 最大 SYSCLK RDY 16 ⎯ ns SYSCLK RDY 0 ⎯ ns SYSCLK tRDYS tRDYH RDY 182 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 6.8. 外部バス交流タイミング (VDD35 = 3.0 V ∼ 4.5 V) ・ AC 測定中の条件 下記の条件ですべての AC テストを測定します。 - IOdrive = 5 mA - VDD35 = 3.0 V ∼ 4.5 V, Iload = 3 mA - VSS5 = 0 V - Ta =− 40 °C ∼+ 125 °C - Cl = 50 pF - VOL = 0.2 × VDD35 - VOH = 0.8 × VDD35 - EPILR = 0, PILR = 1 ( オートモーティブレベル=最悪条件 ) 6.8.1. 基本タイミング 項目 SYSCLK SYSCLK ↓ → CSXn 遅延時間 SYSCLK ↑ → CSXn 遅延時間 ( アドレス → CS 遅延 ) SYSCLK ↓ → ASX 遅延時間 SYSCLK ↓ → アドレス有効遅延時間 DS07–16615–2 (VDD35 = 3.0 V ∼ 4.5 V, Vss5 = AVss5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 記号 TCLCH TCHCL 端子名 最大 1/2 × tCLKT − 4 1/2 × tCLKT + 5 ns 1/2 × tCLKT − 5 1/2 × tCLKT + 4 ns ⎯ 8 ns ⎯ 9 ns 1 8 ns SYSCLK ASX ⎯ 8 ns ⎯ 9 ns SYSCLK ⎯ 12 ns SYSCLK SYSCLK CSXn TCHCSL TCLASL TCLASH TCLAV 単位 最小 TCLCSL TCLCSH 規格値 A23 ∼ A0 183 MB91460P シリーズ tCLCH tCHCL tCYC SYSCLK tCLCSL tCLCSH CSXn tCHCSL ㆃᑧ CSXn tCLASH tCLASL ASX tCLAV ADDRESS tCLBAH tCLBAL BAAX 184 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 6.8.2. 同期 / 非同期のリードアクセス (VDD35 = 3.0 V ∼ 4.5 V, Vss5 = AVss5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 SYSCLK ↑ → RDX 遅延時間 記号 端子名 TCHRL SYSCLK RDX TCHRH データ有効 → RDX ↑ セットアップ時 間 TDSRH RDX ↑ → データ有効ホールド時間 TRHDX SYSCLK ↓ → WRXn ( バイトイネーブル時 ) 遅延時間 TCLWRL TCLWRH TCLCSL SYSCLK ↓ → CSXn 遅延時間 TCLCSH 規格値 単位 最小 最大 1 8 ns 2 8 ns 26 ⎯ ns 0 ⎯ ns SYSCLK WRXn ⎯ 9 ns 3 ⎯ ns SYSCLK CSXn ⎯ 8 ns ⎯ 9 ns RDX D31 ∼ D16 RDX D31 ∼ D16 SYSCLK tCLCSL tCLCSH CSXn tCLWRL tCLWRH WRXn 㧔ࡃࠗ࠻ࠗࡀࡉ࡞ᤨ㧕 tCHRH tCHRL RDX tDSRH tRHDX DATA IN DS07–16615–2 185 MB91460P シリーズ 6.8.3. 同期ライトアクセス−バイトコントロールタイプ (VDD35 = 3.0 V ∼ 4.5 V, Vss5 = AVss5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 SYSCLK ↓ → WEX 遅延時間 記号 端子名 TCLWL SYSCLK WEX TCLWH データ有効 → WEX ↓ セットアップ時間 TDSWL WEX ↑ → データ有効ホールド時間 TWHDH SYSCLK ↓ → WRXn ( バイトイネーブル 時 ) 遅延時間 TCLWRL SYSCLK ↓ → CSXn 遅延時間 最大 ⎯ 9 ns 3 ⎯ ns −6 ⎯ ns tCLKT − 13 ⎯ ns SYSCLK WRXn ⎯ 9 ns 4 ⎯ ns SYSCLK CSXn ⎯ 8 ns ⎯ 9 ns D31 ∼ D16 WEX D31 ∼ D16 TCLCSL TCLCSH 単位 最小 WEX TCLWRH 規格値 SYSCLK tCLCSH tCLCSL CSXn tCLWRH tCLWRL WRXn 㧔ࡃࠗ࠻ࠗࡀࡉ࡞ᤨ㧕 tCLWH tCLWL WEX tDSWL tWHDH DATA OUT 186 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 6.8.4. 同期ライトアクセス−非バイトコントロールタイプ (VDD35 = 3.0 V ∼ 4.5 V, Vss5 = AVss5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 SYSCLK ↓ → WRXn 遅延時間 記号 端子名 TCLWRL SYSCLK WRXn TCLWRH データ有効 → WRXn ↓ セットアッ プ時間 TDSWRL WRXn ↑ → データ有効ホールド 時間 TWRHDH SYSCLK ↓ → CSXn 遅延時間 WRXn D31 ∼ D16 WRXn D31 ∼ D16 TCLCSL SYSCLK CSXn TCLCSH 規格値 単位 最小 最大 ⎯ 9 ns 4 ⎯ ns −6 ⎯ ns tCLKT − 15 ⎯ ns ⎯ 8 ns ⎯ 9 ns SYSCLK tCLCSH tCLCSL CSXn tCLWRH tCLWRL WRXn tDSWRL tWRHDH DATA OUT DS07–16615–2 187 MB91460P シリーズ 6.8.5. 非同期ライトアクセス−バイトコントロールタイプ (VDD35 = 3.0 V ∼ 4.5 V, Vss5 = AVss5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 記号 端子名 WEX ↓ → WEX ↑ パルス幅 TWLWH WEX データ有効 → WEX ↓ セットアッ プ時間 TDSWL WEX ↑ → データ有効ホールド 時間 TWHDH WEX → WRXn 遅延時間 WEX → CSXn 遅延時間 TWRLWL TWHWRH WEX D31 ∼ D16 WEX D31 ∼ D16 WEX WRXn TCLWL WEX CSXn TWHCH 規格値 単位 最小 最大 tCLKT − 4 ⎯ ns 1/2 × tCLKT − 6 ⎯ ns 1/2 × tCLKT − 13 ⎯ ns ⎯ 1/2 × tCLKT + 1 ns 1/2 × tCLKT − 1 ⎯ ns ⎯ 1/2 × tCLKT + 1 ns 1/2 × tCLKT − 0 ⎯ ns CSXn tWHCH tCLWL WRXn 㧔ࡃࠗ࠻ࠗࡀࡉ࡞ᤨ㧕 tWHWRH tWRLWL tWLWH WEX tDSWL tWHDH DATA OUT 188 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ 6.8.6. 非同期ライトアクセス−非バイトコントロールタイプ (VDD35 = 3.0 V ∼ 4.5 V, Vss5 = AVss5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 WRXn ↓ → WRXn ↑パルス幅 記号 端子名 TWRLWRH WRXn データ有効 → WRXn ↓ セットアッ プ時間 TDSWRL WRXn ↑ → データ有効ホールド 時間 TWRHDH WRXn → CSXn 遅延時間 規格値 WRXn D31 ∼ D16 WRXn D31 ∼ D16 TCLWRL WRXn CSXn TWRHCH 単位 最小 最大 tCLKT − 2 ⎯ ns 1/2 × tCLKT − 6 ⎯ ns 1/2 × tCLKT − 14 ⎯ ns ⎯ 1/2 × tCLKT + 1 ns 1/2 × tCLKT − 0 ⎯ ns CSXn TWRHCH TCLWRL TWRLWRH WRXn TDSWRL TWRHDH DATA 出力 DS07–16615–2 189 MB91460P シリーズ 6.8.7. RDY ウェイトサイクルの挿入 (VDD35 = 3.0 V ∼ 4.5 V, Vss5 = AVss5 = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 125 °C) 項目 記号 端子名 RDY セットアップ時間 TRDYS RDY ホールド時間 TRDYH 規格値 単位 最小 最大 SYSCLK RDY 21 ⎯ ns SYSCLK RDY 0 ⎯ ns SYSCLK tRDYS tRDYH RDY ■ オーダ型格 型格 パッケージ 備考 MB91F465PAPMC-GSE2 プラスチック LQFP, 176 ピン (FPT-176P-M07) 鉛フリーパッケージ MB91F467PAPMC-GSE2 プラスチック LQFP, 176 ピン (FPT-176P-M07) 鉛フリーパッケージ 190 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ ■ パッケージ・外形寸法図 プラスチック・LQFP, 176ピン リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 24.0 × 24.0 mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70 mm MAX コード(参考) P-LQFP-0176-2424-0.50 (FPT-176P-M07) プラスチック・LQFP, 176ピン (FPT-176P-M07) 注1)*印寸法はレジン残りを含まず。レジン残りは片側+0.25(.010)MAX 注2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 26.00±0.20(1.024±.008)SQ *24.00±0.10(.945±.004)SQ 0.145±0.055 (.006±.002) 132 89 133 88 0.08(.003) Details of "A" part +0.20 1.50 –0.10 +.008 (Mounting height) .059 –.004 0°~8° 0.10±0.10 (.004±.004) (Stand off) INDEX 176 45 "A" LEAD No. 1 44 0.50(.020) C 0.22±0.05 (.009±.002) 0.08(.003) 0.50±0.20 (.020±.008) 0.60±0.15 (.024±.006) 0.25(.010) M 2004-2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED F176013S-c-1-3 単位:mm(inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ DS07–16615–2 191 MB91460P シリーズ ■ 改版履歴 版 日付 2.0 2008-06-10 初版 2.1 2008-08-15 デバイス使用上の注意 : PS レジスタに関する注意事項を理解しやすいように修正 割込みベクタテーブル : 注釈を修正 フラッシュ : フラッシュ動作モードの切り替えに関する注意事項を追加し , セクション「パラレルプログラミングモードでの電源投入順序」を追加 絶対最大定格 : アナログ入出力端子は +B シグナル入力に 非対応とする注意事項を削除 直流規格 : プルアップ / プルダウン抵抗を更新 , 注釈を更新 ILV を外部および内部 LV 検出に分割 AD コンバータの特性を更新 ( 全セクション ) 2.2 2008-09-04 データフラッシュと 2 つの ADC マクロを持つ MB91F467PA を追加 - 「A/D コンバータ / 新機能」の章を追加 - 「A/D コンバータ / レンジコンパレータ」の章を追加 - 「組込みデータフラッシュ」の章を追加 2008-09-23 A/D コンバータ / 新機能 (MB91F467PA): ADC チャネル許可機能は , 非再配置 ADC チャネル 6-7 でのみ 使用可能 IO マップ : IOS レジスタ ( アドレス 0xC03) と注釈 「IOS[1] には常に 1 を書き込んでください」を追加。IO マップ内にブックマークを 追加。 IO マップは MB91F465PA と MB91F467PA で共通 組込みデータフラッシュ (MB91F467PA): コマンドシーケンサ書込み動作時の読出し動作についての情報を追加 2008-09-23 データフラッシュ : コマンドシーケンサモードについてのテキストを修正 (DFWC:WE ビット ); TMG2,TMG1,TMG0=000 を最大 . 6.2MHz に修正 CRC 計算についての注意事項を修正 (CLKB は RC クロックより速い ) 組込みプログラム / データメモリ ( フラッシュ ): セクション 7 「フラッシュメモリ CRC 計算に関する注意事項」を追加 (CLKB は RC クロックより速くする必要がある ) 端子配列図 : 「SYSCLK7」修正 端子機能説明 : F467PA の X0/X1 端子スペックを追加 Ta=125 °C 特性を追加 2.3 3.0 3.1 未発行 備考 組込みデータフラッシュ : 「自動アルゴリズム用ダミーアドレス」は , トグルビット のポーリングに 使用できない旨の注意を 3 つ追加 DFCS レジスタビットの説明 : INTEN を INTE に修正 データフラッシュセキュリティ FSC_DISABLE についての情報を追加 フラッシュメモリ書込み / 消去特性 : 5.3 MB91F467PA データフラッシュを追加 ( 消去 / 書込み時間 ) ■ 本版での主な変更内容 ページ 28 29 場所 ■ ポートの多重化 変更内容 「3. MB91F465PA の多重化端子配列」の端子名を訂正 「4. MB91F467PA の多重化端子配列」の端子名を訂正 変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。 192 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ MEMO DS07–16615–2 193 MB91460P シリーズ MEMO 194 DS07–16615–2 MB91460P シリーズ MEMO DS07–16615–2 195 MB91460P シリーズ 富士通セミコンダクター株式会社 〒 222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜 2-10-23 野村不動産新横浜ビル http://jp.fujitsu.com/fsl/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせ先 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 プロモーション推進部