AK4385VT

ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
AKD4385-SC
AK4385評価ボードRev.1
概
要
AKD4385-SCは、AK4385(192kHz sampling 24BitΔΣDAC)の評価用ボードです。AK4385からのアナログ
出力を加算するLPF回路を内蔵し、ディジタルオーディオインタフェースを使って、簡単に音質の評価をす
ることができます。
„ オーダリングガイド
AKD4385-SC
---
AK4385評価用ボード
機
能
† アナログ出力LPF回路内蔵
† デジタルオーディオインターフェース(AK4113)を装備
+15V
AGND -15V
+3.3V
+5V
Reg
Reg
DIR
Lch
COAX In
2nd Order
AK4113
Opt In
AK4385
LPF
Rch
PORT1
EXT
PORT2
Control
Data
Figure 1. AKD4385-SCブロック図(* 回路図、パターン図は文末に添付。)
・音質評価時はCOAXを推奨します。
<KM082701>
2006/04
-1-
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
„ 操作手順
1)
電源の配線(「その他のジャンパ設定」を参照して下さい。)
名称
+15V
-15V
AGND
色
赤
青
黒
電圧
+12∼+15V
-12∼-15V
0V
内訳
レギュレータ、OPアンプ用電源
OPアンプ用電源
グランド
Table 1. 電源の配線
備考
必ず接続して下さい。
必ず接続して下さい。
必ず接続して下さい。
配線は電源の根本から分けて下さい。
2)
3)
4)
ジャンパピンの設定
DIPスイッチの設定(以下参照)
電源投入
AK4385は電源投入後、必ず一度 SW1(PDN)を “L”にしてパワーダウンを行って下さい。
<KM082701>
2006/04
-2-
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
„ モード
1. DIRを用いた評価(COAX)
BNCコネクタ(J1)で受信したデータからDIRによりMCLK,BICK,LRCK,SDATAを生成します。CDテスト
ディスク等を用いての評価が可能です。以下にジャンパの設定を示します。
・音質評価時はCOAXを推奨します。
JP4
OPT
COAX
RX
(Default)
Figure 2.
DIR使用時のジャンパピン設定
2. DIRを用いた評価(OPTICAL)
光入力コネクタ(PORT3)で受信したデータからDIRによりMCLK,BICK,LRCK,SDATAを生成します。CD
テストディスク等を用いての評価が可能です。以下にジャンパの設定を示します。
JP4
OPT
COAX
RX
Figure 3.
DIR使用時のジャンパピン設定
3. マスタクロックを含む全インタフェース信号を外部から供給(PORT1)
R13, R15, R17, R18 : open
R1, R2, R3, R8 : 100Ω or short (0Ω)
„ DIPスイッチの設定
[SW2]: AK4113の設定
No.
Pin
1
2
OCKS1
OCKS0
OFF
ON
AK4113のMaster Clockを設定します。
Table4を参照して下さい。
Table 2. SW2の設定
Defaultの状態
ON
OFF
マスタクロック出力のfsに対する比はOCKS1-0 で設定します。
OCKS1
0
1
1
OCKS0
0
0
1
MCLK Frequency
256fs @fs=88.2/96kHz
512fs @32/44.1/48kHz
128fs @176.4/192kHz
Table 3. MCLK Clock
<KM082701>
Default
2006/04
-3-
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
„ トグルスイッチの動作
[SW1](PDN): AK4385のリセット。動作中は “H”にして下さい。
„ 外部アナログフィルタ回路
ボード上にはAK4385の差動出力を加算すると同時に帯域外ノイズを除去するため、2次帰還型の
LPF(fc=93.2kHz, Q=0.712)を実装しています。ボードからのアナログ信号はBNCコネクタから5.5Vpp@5Vで出
力されます。
R2
LOUT(ROUT-)
R1
C2
R3
+15V
C1
R1
LOUT+
(ROUT+)
-
R3
22u
100
+
NJM4580D
C2
R2
10k
-15V
Figure 4. 外部アナログフィルタ
R1
4.7k
R2
R3
C1
4.7k
200
3300p
Table 4. 本ボード上の素子値
fin
Frequency Response
20kHz
40kHz
-0.003dB
-0.122dB
Table 5. LPFのf特
C2
470p
80kHz
-1.821dB
<計算>
Amplitude = 20 log
K=
R2 ,
R1
fc=
ω0 ,
2π
ω 0=
1
,
2C1C2R2R3
Q=
2C1ω0
.
1 + 1 + 1
R1 R2 R3
K
2 2
[1-(f/fc) ] +[(1/Q)(f/fc)] 2
<KM082701>
[dB],
2006/04
-4-
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
コントロールソフトマニュアル
„ 評価ボードとコントロールソフトの設定
1. AKD4385-SCを前項参照の上、適宜、設定して下さい。
2. IBM-AT互換機とAKD4385-SCを同梱の10線フラットケーブルで接続して下さい。10ピンヘッダーの向き
に注意して下さい。(Windows 2000/XP上でコントロールソフトを動作させる場合、同梱のドライバをイ
ンストールして下さい。インストール方法については AKMデバイスコントロールソフトウェア ドラ
イバーインストールマニュアル を見て下さい。Windows95/98/ME上で動作させる場合はドライバのイ
ンストールは不要です。尚、Windows NT上ではコントロールソフトは動作しません。)
3. “AKD4385-SC Evaluation Kit”のラベルが貼ってあるCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入して下さい。
4. CD-ROMドライブにアクセスして、“AKD4385-SC.exe”をダブルクリックし、コントロールプログラムを
立ち上げて下さい。
5. 後は下記を参照して評価して下さい。
„ 操作手順
下記の手順を守って下さい。
1. 上記に従って、コントロールプログラムを立ち上げて下さい。
2. Port Resetボタンをクリックして下さい。
後は適宜、ダイアログを立ち上げ、データを入力して評価して下さい。
„ 各ボタンの説明
1. [Port Reset] : USB I/Fボード(AKDUSBIF-A)接続時に使用します。
2. [Write Default] : AK4385のレジスタを初期設定にします。
3. [All Write] :
現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。
4. [Function1] : キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。
5. [Function2] : キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。
6. [Function3] : レジスタのシーケンスを設定し、実行します。
7. [Function4] : [Function3] で作成したシーケンスファイルを割り当て、実行します。
8. [Function5] : メイン画面の[Save]で作成したレジスタ設定を複数割り当て実行ができます。
9. [Save] :
現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。
10. [Open]
ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。
11. [Write] :
各レジスタに対応したマウス操作によるデータ書き込みダイアログを立ち上げます。
„ データの表示
入力されたデータはレジスタマップに表示されます。赤字は “H”または “1”を表し、青字は “L”または “0”
を表します。ブランク部分はデータシートで定義されていない部分です。
<KM082701>
2006/04
-5-
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
„ 各ダイアログの説明
1. [Writeダイアログ] :
マウス操作によるデータ書き込みダイアログ
・各レジスタに対応したダイアログがあります。
・各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし、ダイアログを立ち上げます。チェックボックスを
チェック(9点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、チェックしなければデ
ータは“L”または“0”になります。
・入力した値をAK4385に書き込む場合は[OK]ボタンを、書き込まない場合は[Cancel]ボタンを
押して下さい。
2. [Function1ダイアログ] : キーボード操作によるデータ書き込みダイアログ
・Addressボックス:
・Dataボックス:
データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。
データを16進数2桁で入力します。
・ 入力した値をAK4385に書き込む場合は [OK]ボタンを、書き込まない場合は [Cancel]ボタンを押して下
さい。
3. [Function2ダイアログ] : ATT評価用のダイアログ
・アドレス03H, 04Hにのみ対応するダイアログです。
・Addressボックス:
データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。
・Start Dataボックス:
Start Dataを16進数2桁で入力します。
・End Dataボックス:
End Dataを16進数2桁で入力します。
・Intervalボックス:
Interval間隔でAK4385にデータを書き込みます。
・Stepボックス:
Step間隔でデータを書き換えます。
・Mode Selectボックス: 9点でチェックした場合、空白でチェックしない場合です。
チェックした場合:
Start DataからEnd Dataまで達し、さらにStart Dataに戻ります。
[実行例]
Start Data = 00, End Data = 09
データの流れ: 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00
チェックしない場合: Start DataからEnd Dataまで達し、Start Dataには戻りません。
Start Data = 00, End Data = 09
[実行例]
データの流れ: 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09
・入力した値をAK4385に書き込む場合は [OK]ボタンを、書き込まない場合は [Cancel]ボタンを押して下
さい。
<KM082701>
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ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
4. [Save] ボタンと [Open] ボタンについて
4-1. [Save]
現在のレジスタの設定値を保存します。ファイル名の拡張子は “akr”です。
<操作方法>
(1) [Save] ボタンをクリックして下さい。
(2) ファイル名を指定して [Save] ボタンをクリックして下さい。拡張子は “akr”にして下さい。
4-2. [Open]
[Save]で保存したレジスタ値を AK4385 へ書き込みます。ファイル形式は[Save] と同じ形式です。
<操作方法>
(1) [Open] ボタンをクリックして下さい。
(2) ファイル名(拡張子は “akr ”)を選択して [Open] ボタンをクリックして下さい。
<KM082701>
2006/04
-7-
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
5. [Function3ダイアログ]
レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。
(1) [F3] を押して下さい。
(2) 動作させるシーケンスをセットして下さい。
アドレス、データ、インターバル時間を入力して下さい。シーケンスを終わらせるステップのアドレス
には “-1”を入力して下さい。
(3) [Start] ボタンを押して下さい。設定したシーケンスが実行されます。
インターバル時間が “-1” のとき、そのステップを実行後、シーケンスが停止します。再度 [START] ボ
タンを押すと停止した状態から再び動作を開始します。
シーケンスは[Function3] のWindow中の[Save] や[Open] ボタンで保存または開くことができます。ファ
イル名の拡張子は “aks” です。
Figure 5. Window of [F3]
<KM082701>
2006/04
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ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
6. [Function4ダイアログ]
[Function3] で作成したシーケンスファイルの設定を割り当て、実行することができます。[F4] ボタンを押
すとFigure 6に示すようなwindowが開きます。
Figure 6. [F4] window
<KM082701>
2006/04
-9-
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
6-1. 左側の [OPEN] ボタンと [START] ボタンについて
(1) [OPEN] ボタンを押し、シーケンスファイル (*.aks)を選択して下さい。
シーケンスファイルがFigure 7 に示す様に表示されます。
Figure 7. [F4] window(2)
(2) [START] ボタンを押すとシーケンスを実行します。
6-2. 右側下の[SAVE] ボタンと[OPEN] ボタンについて
[SAVE] : シーケンスファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.ak4”です。
[OPEN] : “*.ak4”でセーブしたシーケンスファイルの割り当てを読み出します。
6-3. 操作上の注意
(1) [Function4] はシーケンスを一時停止する機能はサポートしていません。
(2) 右側にある [SAVE] と [OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要がありま
す。
(3) [Function3] においてシーケンスを変更した場合、その内容を反映させるためにそのファイルを再度読み
出しして下さい。
<KM082701>
2006/04
- 10 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
7. [Function5ダイアログ]
メイン画面の[SAVE] で作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができます。
[F5] ボタンを押すとFigure 8に示す様なWindowが開きます。
Figure 8. [F5] window
7-1. 左側の[OPEN] ボタンと[WRITE]ボタンについて
(1) [OPEN] ボタンを押し、 レジスタ設定ファイル (*.akr) を選択して下さい。
(2) [WRITE] ボタンを押すとレジスタへの書き込みが実行されます。
7-2. 右側の[SAVE] ボタン と [OPEN] ボタンについて
[SAVE] : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.ak5” です。
[OPEN] : “*.ak5”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。
7-3. 操作上の注意
(1) 右側にある[SAVE] と[OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要があります。
(2) レジスタの内容をメイン画面 の [Save] ボタンで変更した場合、その内容を反映させるためにそのファ
イルを再度読み出して下さい。
<KM082701>
2006/04
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ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
測定結果
[Measurement condition]
• Measurement unit : Audio Precision System two Cascade (AP2)
• MCLK
: 512fs (44.1kHz), 256fs (96kHz), 128fs (192kHz)
• BICK
: 64fs
• fs
: 44.1kHz, 96kHz
• Bit
: 24bit
• Power Supply
: VDD=5V
• Interface
: Internal DIR (44.1kHz, 96kHz)
• Temperature
: Room
fs=44.1kHz
Parameter
S/(N+D)
DR
S/N
Input signal
1kHz, 0dB
1kHz, -60dB
“0” data
Measurement filter
20kLPF
22kLPF, A-weighted
22kLPF, A-weighted
Lch
95.4 dB
108.7 dB
109.3 dB
Rch
95.3 dB
108.7 dB
109.3 dB
Parameter
S/(N+D)
Input signal
1kHz, 0dB
DR
1kHz, -60dB
S/N
“0” data
Measurement filter
40kLPF
40kLPF
22kLPF, A-weighted
40kLPF
22kLPF, A-weighted
Lch
91.3 dB
104.4 dB
107.8 dB
105.7 dB
108.9 dB
Rch
91.5 dB
104.4 dB
107.8 dB
105.6 dB
108.8 dB
Measurement filter
40kLPF
40kLPF
22kLPF, A-weighted
40kLPF
22kLPF, A-weighted
Lch
92.7 dB
103.4 dB
106.3 dB
104.6 dB
108.0 dB
Rch
93.2 dB
103.4 dB
106.3 dB
104.6 dB
107.0 dB
fs=96kHz
fs=192kHz
Parameter
S/(N+D)
Input signal
1kHz, 0dB
DR
1kHz, -60dB
S/N
“0” data
<KM082701>
2006/04
- 12 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
Plots
(fs=44.1kHz)
AKM
AK4385 FFT
VDD=5V, fs=44.1kHz, MCLK=512, 0dBFS input, fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
r
-80
A
-100
-90
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
5k
10k
20k
Hz
Figure 9. FFT (fin=1kHz, 0dBFS input)
AKM
AK4385 FFT
VDD=5V, fs=44.1kHz, MCLK=512, -60dBFS input, fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
r
-80
A
-100
-90
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
20
50
100
200
500
1k
2k
Hz
Figure 10. FFT (fin=1kHz, -60dBFS input)
<KM082701>
2006/04
- 13 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
(fs=44.1kHz)
AKM
AK4385 FFT
VDD=5V, fs=44.1kHz, MCLK=512, fin=No signal
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
r
-80
A
-100
-90
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
Hz
Figure 11. FFT (Noise Floor)
AKM
AK4385 FFT Out-of-band noise
VDD=5V, fs=44.1kHz, MCLK=512fs, fin=No signal
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
r
-80
A
-100
-90
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
50k
100k
Hz
Figure 12. FFT (Out of band noise)
<KM082701>
2006/04
- 14 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
(fs=44.1kHz)
AKM
AK4385 THD+N vs. Input Level
VDD=5V,fs=44.1kHz, MCLK=512fs, fin=1kHz
-70
-75
-80
-85
-90
d
B
r
-95
A
-100
-105
-110
-115
-120
-120
-110
-100
-90
-80
-70
-60
-50
-40
-30
-20
-10
+0
dBFS
Figure 13 . THD+N vs. Input level (fin=1kHz)
AKM
AK4385 THD+N vs. Input Frequency
VDD=5V, fs=44.1kHz, MCLK=512fs, 0dBFS input
-70
-75
-80
-85
-90
d
B
r
-95
A
-100
-105
-110
-115
-120
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
Hz
Figure 14 . THD+N vs. Input Frequency (0dBFS input)
<KM082701>
2006/04
- 15 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
(fs=44.1kHz)
AKM
AK4385 Linearity
VDD=5V fs=44.1kHz, MCLK=512fs, fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
d
B
r
A
-50
-60
-70
-80
-90
-100
-110
-120
-120
-110
-100
-90
-80
-70
-60
-50
-40
-30
-20
-10
+0
dBFS
Figure 15. Linearity (fin=1kHz)
AKM
AK4385 Frequency Response
VDD=5V, fs=44.1kkHz, MCLK=512fs, 0dBFS input
+1
+0.9
+0.8
+0.7
+0.6
+0.5
+0.4
+0.3
+0.2
d
B
r
A
+0.1
+0
-0.1
-0.2
-0.3
-0.4
-0.5
-0.6
-0.7
-0.8
-0.9
-1
2k
4k
6k
8k
10k
12k
14k
16k
18k
20k
Hz
Figure 16. Frequency Response (0dBFS input)
<KM082701>
2006/04
- 16 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
(fs=44.1kHz)
AKM
AK4385 Crosstalk (Red=Lch, Blue=Rch)
VDD=5V, fs=44.1kHz, MCLK=512fs, 0dBFS input
-80
-85
-90
-95
-100
-105
d
B
-110
-115
-120
-125
-130
-135
-140
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
Hz
Figure 17. Crosstalk (0dBFS input)
<KM082701>
2006/04
- 17 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
(fs=96kHz)
AKM
AK4385 FFT
VDD=5V, fs=96kHz, MCLK=256fs, 0dBFS input, fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
r
-80
A
-100
-90
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
40
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
40k
10k
20k
40k
Hz
Figure 18. FFT (fin=1kHz, 0dBFS input)
AKM
AK4385 FFT
fs=96kHz, MCLK=256fs, fin=1kHz, 0dBFS input, Notch=ON
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
r
-80
A
-100
-90
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
40
50
100
200
500
1k
2k
5k
Hz
Figure 19. FFT(fin=1kHz, 0dBFS input, Notch)
<KM082701>
2006/04
- 18 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
(fs=96kHz)
AKM
AK4385 FFT
VDD=5V, fs=96kHz, MCLK=256fs, -60dBFS input, fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
r
-80
A
-100
-90
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
40
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
40k
5k
10k
20k
40k
Hz
Figure 20. FFT (fin=1kHz, -60dBFS input)
AKM
AK4385 FFT
VDD=5V, fs=96kHz, fin=No signal
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
r
-80
A
-100
-90
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
40
50
100
200
500
1k
2k
Hz
Figure 21. FFT (Noise Floor)
<KM082701>
2006/04
- 19 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
(fs=96kHz)
AKM
AK4385 THD+N vs. Input Level
VDD=5V, fs=96kHz, MCLK=256fs, fin=1kHz
-70
-75
-80
-85
-90
d
B
r
-95
A
-100
-105
-110
-115
-120
-120
-110
-100
-90
-80
-70
-60
-50
-40
-30
-20
-10
+0
dBFS
Figure 22. THD+N vs. Input level (fin=1kHz)
AKM
AK4385 THD+N vs. Input Frequency
VDD=5V, fs=96kHz, MCLK=256fs, 0dBFS input
-70
-75
-80
-85
-90
d
B
r
-95
A
-100
-105
-110
-115
-120
40
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
40k
Hz
Figure 23. THD+N vs. Input Frequency (0dBFS input)
<KM082701>
2006/04
- 20 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
(fs=96kHz)
AKM
AK4385 Linearity
VDD=5V, fs=96kHz, MCLK=256fs, fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
-50
d
B
r
-60
-70
A
-80
-90
-100
-110
-120
-130
-130
-120
-110
-100
-90
-80
-70
-60
-50
-40
-30
-20
-10
+0
dBFS
Figure 24. Linearity (fin=1kHz)
AKM
AK4385 Frequency Response
VDD=5V, fs=96kHz, MCLK=256fs, 0dBFS input
+1
+0.9
+0.8
+0.7
+0.6
+0.5
+0.4
+0.3
+0.2
d
B
r
A
+0.1
+0
-0.1
-0.2
-0.3
-0.4
-0.5
-0.6
-0.7
-0.8
-0.9
-1
2.5k
5k
7.5k
10k
12.5k
15k
17.5k
20k
22.5k
25k
27.5k
30k
32.5k
35k
37.5k
40k
Hz
Figure 25. Frequency Response (0dBFS input)
<KM082701>
2006/04
- 21 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
(fs=96kHz)
AKM
AK4385 Crosstalk (Red=Lch, Blue=Rch)
VDD=5V, fs=96kHz, MCLK=256fs, 0dBFS input
-80
-85
-90
-95
-100
-105
d
B
-110
-115
-120
-125
-130
-135
-140
40
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
40k
Hz
Figure 26. Crosstalk (0dBFS input)
<KM082701>
2006/04
- 22 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
(fs=192kHz)
AKM
AK4385 FFT
VDD=5V, fs=192kHz, MCLK=128fs, 0dBFS input, fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
r
-80
A
-100
-90
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
90
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
50k
80k
50k
80k
Hz
Figure 27. FFT (fin=1kHz, 0dBFS input)
AKM
AK4385 FFT
VDD=5V, fs=192kHz, MCLK=128fs, 0dBFS input, fin=1kHz, Notch=ON
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
r
-80
A
-100
-90
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
90
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
Hz
Figure 28. FFT(fin=1kHz, 0dBFS input, Notch)
<KM082701>
2006/04
- 23 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
(fs=192kHz)
AKM
AK4385 FFT
VDD=5V, fs=192kHz, MCLK=128fs, -60dBFS input, fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
r
-80
A
-100
-90
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
90
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
50k
80k
20k
50k
80k
Hz
Figure 29. FFT (fin=1kHz, -60dBFS input)
AKM
AK4385 FFT
VDD=5V, fs=192kHz, MCLK=128fs, fin=No signal
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
r
-80
A
-100
-90
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
90
200
500
1k
2k
5k
10k
Hz
Figure 30. FFT (Noise Floor)
<KM082701>
2006/04
- 24 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
(fs=192kHz)
AKM
AK4385 THD+N vs. Input Level
VDD=5V, fs=192kHz, MCLK=128fs, fin=1kHz
-70
-75
-80
-85
-90
d
B
r
-95
A
-100
-105
-110
-115
-120
-120
-110
-100
-90
-80
-70
-60
-50
-40
-30
-20
-10
+0
dBFS
Figure 31. THD+N vs. Input level (fin=1kHz)
AKM
AK4385 THD+N vs. Input Frequency
VDD=5V, fs=192kHz, MCLK=128fs, 0dBFS input
-70
-75
-80
-85
-90
d
B
r
-95
A
-100
-105
-110
-115
-120
90
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
50k
80k
Hz
Figure 32. THD+N vs. Input Frequency (0dBFS input)
<KM082701>
2006/04
- 25 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
(fs=192kHz)
AKM
AK4385 Linearity
VDD=5V, fs=192kHz, MCLK=128fs, fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
-50
d
B
r
-60
-70
A
-80
-90
-100
-110
-120
-130
-130
-120
-110
-100
-90
-80
-70
-60
-50
-40
-30
-20
-10
+0
dBFS
Figure 33. Linearity (fin=1kHz)
AKM
AK4385 Frequency Response
VDD=5V, fs=192kHz, MCLK=128fs, 0dBFS input
+1
+0.8
+0.6
+0.4
+0.2
-0
-0.2
-0.4
-0.6
d
B
r
A
-0.8
-1
-1.2
-1.4
-1.6
-1.8
-2
-2.2
-2.4
-2.6
-2.8
-3
5k
10k
15k
20k
25k
30k
35k
40k
45k
50k
55k
60k
65k
70k
75k
80k
Hz
Figure 34. Frequency Response (0dBFS input)
<KM082701>
2006/04
- 26 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
(fs=192kHz)
AKM
AK4385 Crosstalk (Red=Lch, Blue=Rch)
VDD=5V, fs=192kHz, MCLK=128fs, 0dBFS input
-80
-85
-90
-95
-100
-105
d
B
-110
-115
-120
-125
-130
-135
-140
90
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
50k
80k
Hz
Figure 35. Crosstalk (0dBFS input)
<KM082701>
2006/04
- 27 -
ASAHI KASEI
[AKD4385-SC]
改定履歴
Date
Manual
Board
(YY/MM/DD) Revision
Revision
06/01/23
KM082700
0
06/04/17
KM082701
1
Reason
Contents
初版
変更
GNDパターン引き回し変更。
P4
計算式の一部を変更。
ω0=
1
C1C2R2R3
ω0=
1
2C1C2R2R3
P12
fs=192kHz Table Data 追加。
追加
P13∼27
Plot Data 追加。
重要な注意事項
• 本書に記載された製品、及び、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく変更するこ
とがあります。従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであること
を弊社営業担当、あるいは弊社特約店営業担当にご確認下さい。
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利に対する侵害につきましては、当社はその責任を負うものではありませんので、ご了承下さい。
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が、直接または間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるよ
うな極めて高い信頼性を要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必ず事前に弊社代表取締
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• この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生ずる損害
等の責任を一切負うものではありませんのでご了承下さい。
• お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用か
ら損害等が生じた場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい。
<KM082701>
2006/04
- 28 -
1
-15V
+15V
VOP+
T1
NJM78M05FA
+
R3
R2
R1
R8
open
open
open
open
MCLK
BICK
LRCK
SDATA
1
2
3
4
5
+
470u
C4
C3
470u
0.1u
OUT
short
3
AVDD
C2
0.1u
2
C7
IN
GND
R4
1
VOP-
+
C1
47u
PORT1
10
9
8
7
6
EXT
AVDD
U8
4113_MCLKO1
A
4113_BICK
4113_SDTO
4113_LRCK
R13
5.1
MCLK
1
MCLK
DZFL
16
R15
100
BICK
2
BICK
DZFR
15
R17
100
SDTI1
3
SDTI
VDD
14
R18
100
LRCK
4
LRCK
VSS
13
5
PDN
AOUTL+
12
AOUTL+
6
CSN
AOUTL-
11
AOUTL-
7
CCLK
AOUTR+
10
AOUTR+
8
CDTI
AOUTR-
9
AOUTR-
PDN
C5
10p
C6
C8
0.1u
+
A
C9
10u
AK4385
open
D3V
10
8
6
4
2
PORT2
9
7
5
3
1
uP-I/F
R20
R22
R21
10k
10k
10k
AVDD
U2
CSN
CCLK
CDTI
R23
470
R24
470
R25
470
2
3
5
6
11
10
14
13
1A
1B
2A
2B
3A
3B
4A
4B
1
15
A/B
G
1Y
4
2Y
7
3Y
9
4Y
12
VCC
GND
16
8
74LVC157
C22
0.1u
Title
Size
A3
Date:
1
Document Number
AKD4385-SC
Rev
0
AK4385
Thursday, January 12, 2006
Sheet
1
of
3
1
R28
R29
4.7K
4.7K
AOUTL-
-15V
R32
C20
200
470p
VOPVOPC24
2
-
200
3
8
R34
4.7K
1
+
AOUTL+
R41
C55
4.7K
470p
R36
220
+
NC
R35
J2
4
C23
3900p
U7A
C54
NJM4580 22u
AOUTL
10u
+
C32
C31
0.1u
R37
10k
+15V
VOP+
VOP+
10u
+
C37
C38
0.1u
A
A
R30
R31
4.7K
4.7K
AOUTRR33
C21
200
470p
VOP-
200
5
AOUTR+
R38
4.7K
R43
C47
4.7K
470p
J4
R40
7
220
+
6
8
NC
R39
+
3900p
4
C50
-
C48
U7B
C49
NJM4580 22u
AOUTR
R42
10k
VOP+
Title
AKD4385-SC
Size
A3
Date:
1
Document Number
Rev
0
Analog
Thursday, January 12, 2006
Sheet
2
of
3
1
AVDD
T3
upc3533HF
SW2
U3
VCC
6A
6Y
5A
5Y
4A
4Y
14
13
12
11
10
9
8
1
VOP+
C29
0.1u
+
C30
C11
47u
47u
+
IN
C12
0.1u
GND
1A
1Y
2A
2Y
3A
3Y
GND
OUT
3
short
D3V
C10
0.1u
2
1
2
3
4
5
6
7
R26
74HC14
Master Clock
OCKS1
OCKS0
H
L
512fs@fs=32k/44.1k/48kHz
L
L
256fs@fs=88.2k/96kHz
H
H
128fs@fs=176.4k/192kHz
PDN
SW1
PDN
3
D1
HSU119
1
2
L
2
1
H
C28
0.1u
R49
10k
R44
5.1
U5
SW2
C15
10u
+
1
DVDD
CM0/CDTO/CAD1
30
2
DVSS
CM1/CDTI/SDA
29
OCKS1/CCLK/SCL
28
OCKS0/CSN/CAD0
27
OCKS0
OCKS1
C13
0.1u
3
4
2
1
OCKS
C14
0.1u
R46
10k
3
TVDD
R45
10k
4
V/TX
5
XTI
MCKO1
26
6
XTO
MCKO2
25
7
PDN
DAUX
24
8
R
BICK
23
4113_BICK
9
AVDD
SDTO
22
4113_SDTO
10
AVSS
LRCK
21
4113_MCLKO1
A
A
R48
15k
C16
10u
+
C17
0.1u
4113_LRCK
TEST1
J1
COAX
11
RX1
INT0
20
12
RX2/DIF0
FS96/I2C
19
13
RX3/DIF1
P/SN
18
14
RX4/DIF2
INT1
17
15
RX5
RX6/IPS
16
C18
0.1u
R27
75
COAX
JP4
RX
L1
short
1
AVDD
OPT
2
AK4113
PORT3
6
6
5
5
GND
VCC
GND
OUT
TORX173
4
3
2
1
R47
short
C19
0.1u
Title
AKD4385-SC
Size
A3
Date:
1
Document Number
Rev
0
DIR
Thursday, January 12, 2006
Sheet
3
of
3