[AK4482] AKD4482-SB AK4482評価用ボードRev.0 概 要 AKD4482-SBは、AK4482(216kHz sampling 24BitΔΣDAC)の評価用ボードです。AK4482からのアナログ 出力を加算するLPF回路を内蔵し、ディジタルオーディオインタフェースを使って、簡単に音質の評価をす ることができます。 オーダリングガイド AKD4482-SB --- AK4482評価用ボード 機 能 アナログ出力LPF回路内蔵 デジタルオーディオインターフェース(AK4118A)を装備 +12V AGND -12V +3.3V +5V Reg Reg DIR Lch COAX In 2nd Order AK4118A Opt In AK4482 LPF Rch PORT 2 Control Data Figure 1. AKD4482-SBブロック図(* 回路図は文末に添付。) ・音質評価時はCOAXを推奨します。 <KM109800> 2011/12 -1- [AK4482] 操作手順 1) 電源の配線 名称 +12V -12V AGND 色 赤 青 黒 電圧 +12V -12V 0V 内訳 レギュレータ、OPアンプ用電源 OPアンプ用電源 グランド Table 1. 電源の配線 備考 必ず接続して下さい。 必ず接続して下さい。 必ず接続して下さい。 配線は電源の根本から分けて下さい。 2) 部品の設定(以下参照) 3) DIPスイッチの設定(以下参照) 4) 電源投入 AK4482は電源投入後、必ず一度 SW2(PDN)を “L”にしてパワーダウンを行って下さい。 <KM109800> 2011/12 -2- [AK4482] モード 1. DIRを用いた評価(COAX) RCAコネクタ(J4)で受信したデータからDIRによりMCLK,BICK,LRCK,SDATAを生成します。CDテスト ディスク等を用いての評価が可能です。以下に部品の設定を示します。 ・音質評価時はCOAXを推奨します。 R13 OPEN R14 SHORT Default Figure 2. DIR使用時の部品の設定 2. DIRを用いた評価(OPTICAL) 光入力コネクタ(PORT1)で受信したデータからDIRによりMCLK,BICK,LRCK,SDATAを生成します。CD テストディスク等を用いての評価が可能です。以下に部品の設定を示します。 R13 SHORT R14 OPEN Figure 3. DIR使用時の部品の設定 DIPスイッチの設定 [SW1]: AK4118Aの設定 No. Pin 1 2 OCKS1 OCKS0 OFF ON AK4118AのMaster Clockを設定します。 Table 3を参照して下さい。 Table 2. SW1の設定 Default H L マスタクロック出力のfsに対する比はOCKS1-0 で設定します。 OCKS1 L H H OCKS0 L L H MCLK Frequency 256fs @fs=88.2/96kHz 512fs @32/44.1/48kHz 128fs @176.4/192kHz Table 3. MCLK Clock <KM109800> Default 2011/12 -3- [AK4482] トグルスイッチの動作 [SW2](PDN): AK4482のリセット。動作中は “H”にして下さい。 外部アナログフィルタ回路 ボード上にはAK4482の差動出力を加算すると同時に帯域外ノイズを除去するため、2次帰還型の LPF(fc=89.5kHz, Q=0.520)を実装しています。ボードからのアナログ信号はBNCコネクタから5.6Vpp@5Vで出 力されます。 R2 LOUT(ROUT-) R1 C2 R3 +12V C1 R1 LOUT+ (ROUT+) - R3 10u 220 + LME49710 C2 R2 10k -12V Figure 4. 外部アナログフィルタ R1 3.9k R2 R3 C1 4.7k 150 3300 Table 4. 本ボード上の素子値 fin Frequency Response 20kHz 40kHz -0.364dB -1.397dB Table 5. LPFのf特 C2 680 80kHz -4.767dB <計算> Amplitude = 20 log K= R2 , R1 fc= ω0 , 2π ω 0= 1 , 2C1C2R2R3 Q= 2C1ω0 . 1 + 1 + 1 R1 R2 R3 K 2 2 [1-(f/fc) ] +[(1/Q)(f/fc)] 2 <KM109800> [dB], 2011/12 -4- [AK4482] AK4482コントロールソフトマニュアル ■ 評価ボードとコントロールソフトの設定 1. 評価ボードを適宜、設定して下さい。 2. IBM-AT互換機と評価ボードを同梱の10線フラットケーブルで接続して下さい。10ピンヘッダーの向きに 注意して下さい。(Windows 2000/XP上でコントロールソフトを動作させる場合、同梱のドライバをイン ストールして下さい。インストール方法については“AKMデバイスコントロールソフトウェア ドライバ ーインストールマニュアル”を見て下さい。Windows95/98/ME上で動作させる場合はドライバのインスト ールは不要です。尚、Windows NT上ではコントロールソフトは動作しません。 3. 後は下記を参照して評価して下さい。 ■ 操作画面 1. 上記に従って、コントロールプログラムを立ち上げて下さい。 2. 適宜、操作を行い評価して下さい。 Figure 5. Window of Control Soft <KM109800> 2011/12 -5- [AK4482] ■ 操作説明 コントロールソフトでは、ファンクション機能、レジスタマップ操作、テストツールの操作を行えます。 これらは、上部のタブで切り替えます。 頻繁に使用するレジスタ初期設定ボタン等は、切り替え画面の外側に配置されています。 各ボタンから呼び出されるダイアログの詳細は「各ダイアログ機能の説明」を参照して下さい。 1. [Port Reset]: USB I/Fボード(AKDUSBIF-B)接続時に使用します。 ソフト起動後 USB I/Fボード(AKDUSBIF-B)を接続した場合、このボタンをクリックして 下さい。 2. [Write Default]: レジスタを初期設定にします。 ハード上のリセット等でデバイスの初期化を行った場合、このボタンをクリックして 下さい。 3. [All Write]: 現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。 4. [Save]: 現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。 5. [Load]: ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。 6. [All Reg Write]: [All Reg Write] ダイアログを立ち上げます。 7. [Data R/W]: [Data R/W] ダイアログを立ち上げます。 8. [Sequence]: [Sequence] ダイアログを立ち上げます。 9. [Sequence(File)]: [Sequence(File)] ダイアログを立ち上げます。 <KM109800> 2011/12 -6- [AK4482] 1. [REG] タブ: レジスタマップ レジスタ書込み、レジスタ読み込みを実施する画面です。 レジスタマップの各ビットは押しボタンとなっています。 マウスにより操作することでレジスタの更新を実施します。 “H”または “1”はボタンDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤) 表示、 “L”または “0”はボタンUp状態、青字(Read Onlyではグレー)表示が行われます。 データシートで定義されていない部分は“---”で表示されます。 Figure 6.Window of [REG] <KM109800> 2011/12 -7- [AK4482] [Write]: データ書き込みダイアログ 同じアドレス上の複数のbitを同時に変更する場合に使用します。 レジスタマップの各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし、ダイアログを立ち上げます。 チェックボックスをチェック(9点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、 チェックしなければデータは“L”または“0”になります。 各レジスタに対応したダイアログがあります。 入力した値をレジスタに書き込む場合は[OK]ボタンを、書き込まない場合は[Cancel]ボタンを押して下 さい。 Figure 7. Window of [Register Set] <KM109800> 2011/12 -8- [AK4482] 2. [Tool] タブ: テストツール 評価テスト用のテストツール画面 各機能ボタンを押下するとテストツールを呼び出します。 Figure 8.Window of [Tool] <KM109800> 2011/12 -9- [AK4482] ■ 各ダイアログ機能の説明 1. [All Reg Write]: [All Reg Write] ダイアログ メイン画面で[All Reg Write]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 メイン画面の[ SAVE ] で作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができます。 Figure 9. Window of [All Reg Write] [ Open (左) ] ボタン : レジスタ設定ファイル (*.akr) の選択を実施します。 [ Write ] ボタン : 選択したレジスタ設定ファイルの内容でレジスタの書込みを行います。 [ Write All ] ボタン : 選択したレジスタ設定ファイルの レジスタの書込みをまとめて実施します。 選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。 [ Help ] ボタン [ Save ] ボタン [ Open (右) ] ボタン [ Close ] ボタン : 本機能の説明画面を開きます。 : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.mar”です。 :“*. mar”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 ※操作上の注意 (1) 右側にある[ Save ] と[ OPEN ] で指定するファイルは 全て同じフォルダ内に入っている必要があります。 (2) レジスタの内容をメイン画面 の [ Save ] ボタンで変更した場合、 その内容を反映させるためにそのファイルを再度読み出して下さい。 <KM109800> 2011/12 - 10 - [AK4482] 2. [Data R/W]: [Data R/W] ダイアログ メイン画面で[Data R/W]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 キーボード操作により指定アドレスに対してデータ書き込みを実施します。 Figure 10. Window of [Data R/W] [ Address ] ボックス : エディットボックス内にデータを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 [ Data ] ボックス : エディットボックス内にデータを16進数2桁で入力します。 [ Mask ] ボックス : エディットボックス内にマスクデータを16進数2桁で入力します。 [ Data ]入力に対してAND処理を実施したものが書込みデータとなります。 [ Write ] ボタン : [ Address] ボックスで指定されたアドレスのレジスタに対して [ Data ] 入力と[ Mask ] 入力より生成したデータを書込みます。 [ Read ] ボタン : [ Address] ボックスで指定されたアドレスのレジスタを読み込みます。 表示は[ Read data] ボックス内に16進数で出力されます。 ※この評価ボードではREAD機能はサポートしていません。 [ Close ] ボタン :処理を終了します。 特にデータ書込みを実施しない場合はこちらで画面を閉じることで キャンセルを行うことが出来ます。 <KM109800> 2011/12 - 11 - [AK4482] 3.[Sequence]: [Sequence] ダイアログ メイン画面で[Sequence]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。 Figure 11. Window of [Sequence] シーケンスの設定 シーケンス設定は以下の手順で設定します。 (1). シーケンス処理内容を選択します。 [Select]コンボボックスから動作させる処理内容を選択します。 処理内容に応じてデータ設定の必要な入力ボックスが有効になります。 < Select選択項目 > ・No_use : 未使用 ・Register : レジスタ書込み ・Reg(Mask) : レジスタ書込み(マスク指定) ・Interval : インターバル ・Stop : 一時停止 ・End : シーケンス終了 <KM109800> 2011/12 - 12 - [AK4482] (2). 動作させるシーケンスを入力して下さい。 [ Address ] : アドレス [ Data ] : データ [ Mask ] : マスク [ Data ] と[ Mask ]のAND処理を実施したものが書込みデータとなります。 Mask = 0x00のとき、現在値の設定を維持します。 Mask = 0xFFのとき、Dataで設定された8bitデータが書き込まれます。 Mask =0x0Fのとき、Dataで設定された下位4bitデータが書き込まれます。 上位4bitは現在の設定値を維持します。 [ Interval ] : インターバル時間 シーケンス処理内容毎の入力項目は次の通りです。 ・No_use : なし ・Register : [ Address ]、[ Data ]、[ Interval ] ・Reg(Mask) : [ Address ]、[ Data ]、[ Mask ]、[ Interval ] ・Interval : [ Interval ] ・Stop : なし ・End : なし 操作ボタン説明 操作ボタンの機能は以下の通りです。 [ Start ] ボタン : 設定したシーケンスが実行されます。 [ Help ] ボタン [ Save ] ボタン [ Open ] ボタン [ Close ] ボタン : 本機能の説明画面を開きます。 : シーケンス設定ファイルを保存します。ファイル名は “*.aks” です。 : “*.aks”で保存されたシーケンス設定ファイルの割り当てを読み出します。 : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 シーケンスの一時停止 シーケンス処理内容にStopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します。 再度[ Start ]ボタンを押下すると停止した状態から再び動作を開始します。 再開時のステップは[ Start Step ]のボックスに表示されます。 処理の終わりまで実行させた場合[ Start Step ]は “1”に戻ります。 [ Start Step ]ボックスに任意のステップを入力することで途中から実行することが可能です。 処理の途中で最初から再実行を行いたい場合は[ Start Step ]に ”1”を入力し [ Start ]ボタンを押下して実行して下さい。 <KM109800> 2011/12 - 13 - [AK4482] 4. [Sequence(File)]: [Sequence(File)] ダイアログ メイン画面で[Sequence(File)]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 シーケンス設定画面([Sequence]ダイアログ)の[ SAVE ]で作成したシーケンス設定ファイルを複数割り当 て、実行することができます。 Figure 12. Window of [Sequence(File)] [ Open (左) ] ボタン: シーケンス設定ファイル (*.aks) の選択を実施します。 : 選択したシーケンス設定ファイルの内容でシーケンス処理の実行を行います。 [ Start ] ボタン [ Start All ] ボタン : 選択したシーケンス設定ファイルのシーケンス処理実行をまとめて実施します。 選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。 : 本機能の説明画面を開きます。 [ Help ] ボタン [ Save ] ボタン : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は "*.mas" です。 [ Open (右) ] ボタン: "*.mas"で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 [ Close ] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 ※操作上の注意 (1) 右側にある[ Save ] と[ OPEN ] で指定するファイルは 全て同じフォルダ内に入っている必要があります。 (2) シーケンス処理内容に Stopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します。 一時停止中は以下のようなメッセージを出力します。[ OK ]ボタンを押下すると先に進みます。 Figure 13.Window of [Sequence Pause] <KM109800> 2011/12 - 14 - [AK4482] 測定結果 [Measurement condition] • Measurement unit • MCLK • BICK • fs • Bit • Power Supply • Interface • Temperature : Audio Precision System two Cascade (AP2) : 512fs (44.1kHz), 256fs (96kHz), 128fs (192kHz) : 64fs : 44.1kHz, 96kHz, 192kHz : 24bit : VDD=5V : Internal DIR (44.1kHz, 96kHz, 192kHz) : Room fs=44.1kHz Parameter S/(N+D) DR S/N Input signal 1kHz, 0dB 1kHz, -60dB “0” data Measurement filter 20kLPF 22kLPF, A-weighted 22kLPF, A-weighted Lch 100.6 109.5 110.6 Rch 100.1 109.5 110.6 fs=96kHz Parameter S/(N+D) Input signal 1kHz, 0dB Measurement filter 40kLPF 40kLPF 22kLPF, A-weighted 40kLPF 22kLPF, A-weighted Lch 100.3 106.4 110.9 108.1 110.9 Rch 99.6 106.3 110.5 108.1 110.9 Measurement filter 40kLPF 40kLPF 22kLPF, A-weighted 40kLPF 22kLPF, A-weighted Lch 99.7 107.6 110.4 107.5 110.4 Rch 98.7 107.5 110.3 107.5 110.4 DR 1kHz, -60dB S/N “0” data fs=192kHz Parameter S/(N+D) Input signal 1kHz, 0dB DR 1kHz, -60dB S/N “0” data <KM109800> 2011/12 - 15 - [AK4482] Plots (fs=44.1kHz) AK4482 FFT VDD=5V, fs=44.1kHz, fin=1kHz, 0dBFS input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 14. FFT (fin=1kHz, 0dBFS input) AK4482 FFT VDD=5V, fs=44.1kHz, fin=1kHz, -60dBFS input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k Hz Figure 15. FFT (fin=1kHz, -60dBFS input) <KM109800> 2011/12 - 16 - [AK4482] (fs=44.1kHz) AK4482 FFT VDD=5V, fs=44.1kHz, fin=1kHz, No signal input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 16. FFT (Noise Floor) AK4482 FFT Out of band noise VDD=5V, fs=44.1kHz, No signal input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r -80 A -100 -90 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 100k Hz Figure 17. FFT (Out of band noise) <KM109800> 2011/12 - 17 - [AK4482] (fs=44.1kHz) AK4482 THD+N vs. Input Level VDD=5V, fs=44.1kHz, fin=1kHz -70 -75 -80 -85 -90 -95 d B r -100 A -110 -105 -115 -120 -125 -130 -135 -140 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 18 . THD+N vs. Input level (fin=1kHz) AK4482 THD+N vs. Input Frequency VDD=5V, fs=44.1kHz, 0dBFS input -70 -75 -80 -85 -90 -95 d B r -100 A -110 -105 -115 -120 -125 -130 -135 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 19 . THD+N vs. Input Frequency (0dBFS input) <KM109800> 2011/12 - 18 - [AK4482] (fs=44.1kHz) AK4482 Linearity VDD=5V, fs=44.1kHz, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 20. Linearity (fin=1kHz) AK4482 Frequency Response VDD=5V, fs=44.1kHz, 0dBFS input +1 +0.9 +0.8 +0.7 +0.6 +0.5 +0.4 +0.3 +0.2 d B r A +0.1 +0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 -0.9 -1 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 21. Frequency Response AOUTL+/-pin / AOUTR+/- pin (0dBFS input) <KM109800> 2011/12 - 19 - [AK4482] (fs=44.1kHz) AK4482 Crosstalk VDD=5V, fs=44.1kHz, 0dBFS input -70 -75 -80 -85 -90 -95 -100 d B -105 -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 22. Crosstalk (0dBFS input) <KM109800> 2011/12 - 20 - [AK4482] (fs=96kHz) AK4482 FFT VDD=5V, fs=96kHz, fin=1kHz, 0dBFS input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k 5k 10k 20k 40k Hz Figure 23. FFT (fin=1kHz, 0dBFS input) AK4482 FFT Notch Filter=ON VDD=5V, fs=96kHz, fin=1kHz, 0dBFS input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 40 50 100 200 500 1k 2k Hz Figure 24. FFT(fin=1kHz, 0dBFS input, Notch) <KM109800> 2011/12 - 21 - [AK4482] (fs=96kHz) AK4482 FFT VDD=5V, fs=96kHz, fin=1kHz, -60dBFS input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k 5k 10k 20k 40k Hz Figure 25. FFT (fin=1kHz, -60dBFS input) AK4482 FFT VDD=5V, fs=96kHz, No signal input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 40 50 100 200 500 1k 2k Hz Figure 26. FFT (Noise Floor) <KM109800> 2011/12 - 22 - [AK4482] (fs=96kHz) AK4482 THD+N vs. Input Level VDD=5V, fs=96kHz, fin=1kHz -70 -75 -80 -85 -90 -95 d B r -100 A -110 -105 -115 -120 -125 -130 -135 -140 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 27. THD+N vs. Input level (fin=1kHz) AK4482 THD+N vs. Input Frequency VDD=5V, fs=96kHz, 0dBFS input -70 -75 -80 -85 -90 -95 d B r -100 A -110 -105 -115 -120 -125 -130 -135 -140 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz Figure 28. THD+N vs. Input Frequency (0dBFS input) <KM109800> 2011/12 - 23 - [AK4482] (fs=96kHz) AK4482 Linearity VDD=5V, fs=96kHz, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 29. Linearity (fin=1kHz) AK4482 Frequency Response VDD=5V, fs=96kHz, 0dBFS input +1 +0.9 +0.8 +0.7 +0.6 +0.5 +0.4 +0.3 +0.2 d B r A +0.1 +0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 -0.9 -1 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz Figure 30. Frequency Response AOUTL+/-pin / AOUTR+/- pin (0dBFS input) <KM109800> 2011/12 - 24 - [AK4482] (fs=96kHz) AK4482 Crosstalk VDD=5V, fs=96kHz, 0dBFS input -70 -75 -80 -85 -90 -95 -100 d B -105 -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz Figure 31. Crosstalk (0dBFS input) <KM109800> 2011/12 - 25 - [AK4482] (fs=192kHz) AK4482 FFT VDD=5V, fs=192kHz, fin=1kHz, 0dBFS input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r -80 A -100 -90 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 90 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 80k 10k 20k 50k 80k Hz Figure 32. FFT (fin=1kHz, 0dBFS input) AK4482 FFT Notch Filter=ON VDD=5V, fs=192kHz, fin=1kHz, 0dBFS input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r -80 A -100 -90 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 90 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 33. FFT(fin=1kHz, 0dBFS input, Notch) <KM109800> 2011/12 - 26 - [AK4482] (fs=192kHz) AK4482 FFT VDD=5V, fs=192kHz, fin=1kHz, -60dBFS input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r -80 A -100 -90 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 90 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 80k 10k 20k 50k 80k Hz Figure 34. FFT (fin=1kHz, -60dBFS input) AK4482 FFT VDD=5V, fs=192kHz, No signal input +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r -80 A -100 -90 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 90 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 35. FFT (Noise Floor) <KM109800> 2011/12 - 27 - [AK4482] (fs=192kHz) AK4482 THD+N vs. Input Level VDD=5V, fs=192kHz, fin=1kHz -70 -75 -80 -85 -90 -95 d B r -100 A -110 -105 -115 -120 -125 -130 -135 -140 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 36. THD+N vs. Input level (fin=1kHz) AK4482 THD+N vs. Input Frequency VDD=5V, fs=192kHz, 0dBFS input -70 -75 -80 -85 -90 -95 d B r -100 A -110 -105 -115 -120 -125 -130 -135 -140 90 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 80k Hz Figure 37. THD+N vs. Input Frequency (0dBFS input) <KM109800> 2011/12 - 28 - [AK4482] (fs=192kHz) AK4482 Linearity VDD=5V, fs=192kHz, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 50k 80k dBFS Figure 38. Linearity (fin=1kHz) AK4482 Frequency Response VDD=5V, fs=192kHz, 0dBFS input +1 +0.8 +0.6 +0.4 +0.2 -0 -0.2 -0.4 -0.6 d B r A -0.8 -1 -1.2 -1.4 -1.6 -1.8 -2 -2.2 -2.4 -2.6 -2.8 90 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 39. Frequency Response AOUTL+/-pin / AOUTR+/- pin (0dBFS input) <KM109800> 2011/12 - 29 - [AK4482] (fs=192kHz) AK4482 Crosstalk (Red=Lch, Bule=Rch) VDD=5V, fs=192kHz, 0dBFS input -70 -75 -80 -85 -90 -95 -100 d B -105 -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 90 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 80k Hz Figure 40. Crosstalk (0dBFS input) <KM109800> 2011/12 - 30 - [AK4482] 改定履歴 Date Manual (YY/MM/DD) Revision 11/12/01 KM109800 Board Revision 0 Reason Contents 初版 重要な注意事項 z z z z z z 本書に記載された製品、および、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく変更することがあります。 従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであることを弊社営業担当、あるいは弊 社特約店営業担当にご確認ください。 本書に記載された周辺回路、応用回路、ソフトウェアおよびこれらに関連する情報は、半導体製品の動作例、応 用例を説明するものです。お客様の機器設計において本書に記載された周辺回路、応用回路、ソフトウェアおよ びこれらに関連する情報を使用される場合は、お客様の責任において行ってください。本書に記載された周辺回 路、応用回路、ソフトウェアおよびこれらに関連する情報の使用に起因してお客様または第三者に生じた損害に 対し、弊社はその責任を負うものではありません。また、当該使用に起因する、工業所有権その他の第三者の所 有する権利に対する侵害につきましても同様です。 本書記載製品が、外国為替および、外国貿易管理法に定める戦略物資(役務を含む)に該当する場合、輸出す る際に同法に基づく輸出許可が必要です。 医療機器、安全装置、航空宇宙用機器、原子力制御用機器など、その装置・機器の故障や動作不良が、直接ま たは間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるような極めて高い信頼性を 要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必ず事前に弊社代表取締役の書面による同意をお取りくださ い。 この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生ずる損害等の責任を 一切負うものではありませんのでご了承ください。 お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用から損害等が 生じた場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい。 <KM109800> 2011/12 - 31 - 5 4 3 2 1 D D 4 3 OCKS1 OCKS0 P3.3V H SW1 DIP-2 1 2 L R6 100 R7 100 25 D5V SDTO 27 26 MCKO2 DAUX BICK 29 28 30 XTI XTO 32 31 PDN 34 R5 100 R31 (short) AVDD R8 24 LRCK R9 23 MCKO1 5.1 1 2 39 + C1 + (open) C2 10u R10 (open) C4 0.1u + R11 (open) R12 10k R VSS2 VCOM DVDD 41 42 43 P3.3V RX3 (OPT) VCC GND OUT C8 C9 0.1u 10u 3 1 L1 47u C5 10p P3.3V 3 21 5 6 VSS3 44 20 VOUT/GP7 C PORT1 TORX141 22 4 40 C3 10u U2 RX0 AK4118A NC COUT/GP5 RX1 BOUT/GP4 C6 0.1u + 7 C7 10u 8 MCLK DZFL BICK SDTI LRCK PDN DZFR U1 AK4482 VDD VSS AOUTL+ CSN AOUTL- CCLK AOUTR+ CDTI AOUTR- 16 C18 0.1u + C19 10u + C20 (open) R34 3.9k 14 + 45 R13 46 TEST1 TX1/GP3 RX2 TX0/GP2 + 13 12 11 R32 300 R33 3k R35 150 C29 100u C30 0.01u C23 470p 10 9 C22 4.7n C21 10p 18 R37 180 R36 10 R38 1k C 1 C24 100p R39 51 2 3 17 4 2 2 1 R43 5.1 15 19 UOUT/GP6 P12V-EX 100 C25 15000p 16 R40 1.2k C26 1500p U5 LME49710 NC NC -IN V+ +IN OUT V- NC 8 C27 (short) 7 + 38 P3.3V INT1 R4 100 OCKS1/CCLK/SCL 37 OCKS0/CSN/CAD0 INT0 36 35 R3 100 CM0/CDTO/CAD1 10k 33 10k R2 CM1/CDTI/SDA R1 6 J5 MR-573P R41 100 LOUT (COAX) 5 R42 (open) C28 (open) 15 (open) C12 10u + VIN/GP0 C31 100u C32 0.01u R44 5.1 12 XTL1 XTL0 11 10 M12V R16 100 R17 100 R18 100 P12V-EX R56 5.1 R19 100 R47 3.9k P3.3V R45 300 R46 3k R48 150 K B D1 HSU119 1 L 3 A R20 10k H P3.3V C13 0.1u C14 10u 2 SW2 ATE1D-2M3 1 3 5 9 11 13 14 7 PDN + C15 0.1u U3 74HC14 1A 2A 3A 4A 5A 6A VCC GND 1Y 2Y 3Y 4Y 5Y 6Y R50 180 2 4 6 8 10 12 C33 10p R51 1k C36 100p R52 51 1 2 3 4 R21 100 C41 100u C42 0.01u C35 470p C34 4.7n R49 10 P3.3V + C37 15000p R53 1.2k C38 1500p + C43 100u U6 LME49710 B NC NC -IN V+ +IN V- OUT NC 8 7 6 C39 (short) + 9 P/SN IPS1/IIC DIF2/RX7 8 C11 0.1u 13 TVDD 7 VSS1 DIF1/RX6 6 5 TEST2 4 1 R15 75 DIF0/RX5 RX3 NC 48 3 R14 0 IPS0/RX4 C10 0.1u 14 NC/GP1 2 J4 MR-573P RX3 (COAX) VSS4 + 47 J6 MR-573P R54 100 ROUT (COAX) 5 R55 (open) C40 (open) C44 0.01u P3.3V 10 8 6 4 2 PORT2 uP-I/F 9 7 5 3 1 R22 10k R23 10k CSN CCLK CDTI R24 10k R25 R26 470 470 R27 470 2 3 5 6 11 10 14 13 1 15 U4 74LVC157 1A 1B 2A 2B 3A 3B 4A 4B A/B G 1Y 2Y 3Y 4Y VCC GND R57 5.1 4 7 R28 100 R29 9 100 R30 12 M12V 100 P3.3V 16 8 C16 0.1u + C17 10u A A - 32 - Title AKD4482-SB Size A1 Document Number 4 3 2 Rev 0 AKD4482 Date: 5 Thursday, September 22, 2011 1 Sheet 1 of 2 5 4 3 2 1 J1 T-45_R D D P12V-EX P12V Q1 BCP 56 D5V J2 T-45_B R58 6.8k + 12V-GND R59 4.7k R62 4.3k C45 (open) R60 1 D2 DZ2B1 + + J3 T-45_BL C C46 470u + C51 0.01u C55 100u C52 100p C47 0.01u C60 (open) R61 1k M12V 1 C49 100p 2 M12V 3 C48 100u 4 + D3 DZ2C2 U7 AD817A/AD NC NC -IN V+ +IN OUT V- NC 8 C 7 6 5 C53 100p Q2 2SB1188 CSC + C54 100u R63 3.6k C50 100p T1 uPC3533HF-AZ +3.3V IN C56 100u + C57 0.01u GND +12V B P3.3V OUT + C58 0.01u B C59 470u A A Title - 33 - Size A3 Date: 5 4 3 2 AKD4482-SB Document Number Rev 0 Power Supply Thursday, July 21, 2011 Sheet 1 2 of 2