si-8033sd ds jp

1-1-3 DC/DCコンバータIC
SI-8000SDシリーズ 面実装・他励型降圧スイッチング方式
■特長
■ラインアップ
・面実装(TO263-5)パッケージ
・出力電流:3.0A
・高効率:79%typ(SI-8033SD)、
84%typ(SI-8050SD)
・外付け部品は4点
・位相補正及び出力電圧を内部にて調整済み
・基準発振器(60kHz)
を内蔵
・過電流、過熱保護回路内蔵
・出力ON/OFF可能
・ON/OFF端子による、
ソフトスタート可能
品名
VO(V)
IO(A)
SI-8033SD
3.3
SI-8050SD
5.0
3
■絶対最大定格
項 目
直流入力電圧
許容損失*2
接合部温度
保存温度
熱抵抗(接合部−ケース間)
熱抵抗(接合部−周囲間)
記 号
VIN
PD
Tj
Tstg
θj-c
θj-a
定格値
43*1
3
+125
−40∼+125
3
33.3
単 位
V
W
℃
℃
℃/W
℃/W
条件
ガラスエポキシ基板 40×40mm(銅箔エリア100%)実装時
ガラスエポキシ基板 40×40mm(銅箔エリア100%)実装時
*1: SI-8033SDは35V
■用途
*2: 但し、過熱保護により制限されます。
・テレコム機器用電源
・オンボードローカル電源など
■推奨動作条件
項 目
定格値
記 号
直流入力電圧範囲
出力電流範囲*
動作時接合部温度範囲
動作温度範囲*
SI-8033SD
5.5∼28
VIN1
IO
Tjop
Top
単 位
SI-8050SD
7∼40
V
A
℃
℃
0∼3.0
−30∼+125
−30∼+125
*:但し、Ta−PD特性で制限されます。
■電気的特性
(Ta=25℃)
規格値
項 目
設定出力電圧
効率
動作周波数
ラインレギュレーション
ロードレギュレーション
出力電圧温度係数
過電流保護開始電流
ソフトスタート*
端子
Lowレベル電圧
Low時流出電流
記 号
VO
条 件
η
条 件
f
条 件
ΔVOLINE
条 件
ΔVOLOAD
条 件
ΔVO/ΔTa
IS1
条 件
VSSL
ISSL
条 件
min.
3.17
SI-8033SD
typ.
3.3
VIN=15V、IO=1A
79
VIN=15V、IO=1A
60
VIN=15V、IO=1A
25
VIN=8∼28V、IO=1A
10
VIN=15V、IO=0.5∼1.5A
±0.5
max.
3.43
min.
4.8
80
30
3.1
20
VIN=15V
0.2
30
端子電圧をVSSL以下にすることで出力は停止します。ソフトスタート端子の電位切り替えは、
ト
ランジスタのオープンコレクタ駆動等で行うことができます。尚、
ソフトスタートと、ON/OFFを併
用した場合、ON/OFF用トランジスタにはC3のディスチャージ電流が流れるため、C3の容量が
大きい場合は、電流制限等の保護を行ってください。また、
ソフトスタート端子はIC内部電源に
40
20
%
kHZ
100
40
mV
mV
mV/℃
V
40
SI-8000SD
SI-8000SD
5 ON/OFF
5 ON/OFF
C3
VOUT. ON/OFF
V
A
VIN=20V
0.2
30
VSSL=0.2V
プルアップされていますので、外部からの電圧印加はできません。未使用の場合は、
オープンと
してください。
IC
単 位
max.
5.2
3.1
*:5番端子は、
ソフトスタート端子で、
コンデンサーを接続することによりソフトスタートさせることが
できます。また、
ソフトスタート端子を用い、出力をON/OFFすることが可能です。ソフトスタート
28
SI-8050SD
typ.
5.0
VIN=20V、IO=1A
84
VIN=20V、IO=1A
60
VIN=20V、IO=1A
40
VIN=10∼30V、IO=1A
10
VIN=20V、IO=0.5∼1.5A
±0.5
ソフトスタート
μA
SI-8000SD
5 ON/OFF
C3
ソフトスタート
+VOUT. ON/OFF
SI-8000SDシリーズ
■外形図
(単位:mm)
±0.2
10.0
(8.0)
±0.2
1.2
(6.8)
±0.1
±0.2
±0.2
樹脂封じ型
不燃化度:94V-0
製品質量:約1.48g
4.9
(R0.3)
2.54
±0.3
2.0
2.4
(R0.3)
(0.75)
±0.2
0.10
(3°)
15.30
±0.3
±0.3
15.3
9.2±
±0.2
±0.15
(3°)
4.9
±0.10
±0.2
(2×R0.45)
(3°)
0.88
端子配列
q VIN
w SWOUT
e GND
r VOS
t ON/OFF
9.2
(4.6)
±0.2
+0.10
1.3 –0.05
3-R0.3
φ1.5 Dp:
(4.4)
±0.2
4.5
(1.75)
(0.40)
ケース温度測定点
(15°)
0~6°
(0.5)
±0.1
±0.1
0.8
±0.25
)
(1.7
±0.25
(1.7
)
1
2
3
4
(1.7
0.8
±0.25
(1.7
)
±0.25
)
5
±0.2
9.9
(3°)
(3°)
2-R0.3
±0.02
10.0
■ブロック図
VIN
SWOUT
内部電源
ガラスエポキシ基板上銅箔面積vs接合部−周囲温度間熱抵抗(代表値)
2
過電流保護
発振器
リセット
接合部−周囲温度間熱抵抗θj-a(℃/W)
1
■参考データ
ラッチ&ドライバ
過熱保護
コンパ
レータ
VOS
4
エラー
アンプ
基準電圧
S.S
50
ガラスエポキシ基板40×40mm使用時
45
40
35
30
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
1600
1800
銅箔面積(mm2)
GND
5
55
3
■標準接続回路図
L1
1
VIN
SWOUT
VIN
SI-8000SD
C1
+
S.S
5
GND
3
VOS
2
VOUT
4
+
D1
C2
C3
GND
GND
C1:50V/1000μF
C2:50V/1000μF
C3:0.01μF
(ソフトスタート機能を使用時のみ)
L1 :150μH
D1:SPB-G56S(サンケン製)
ダイオード D1
・D1には、必ずショットキーバリアダイオードを使用してください。
ファーストリカバリダイオードを使用した場合、
リカバリおよびオン電圧による逆電圧印加によりICを破壊する恐れがあります。
チョークコイル L1
・チョークコイルの巻き線抵抗が大きい場合、効率が低下し規格の値に達しない場合があります。
・過電流保護開始電流が3.5A程度のため、過負荷・負荷短絡時の磁気飽和によるチョークコイルの発熱に注意願います。
コンデンサー C1, C2, C3
・C1, C2には大きなリップル電流が流れますので、
スイッチング電源用高周波低インピーダンス品をご使用ください。特にC2のインピーダンスが高
い場合、低温時にスイッチング波形に異常を起こすことがあります。又、C2にOSコン、
タンタルコンデンサー等直流等価抵抗(ESR)が極端に
小さいコンデンサーを使用した場合、異常発振となる可能性があるため使用しないでください。
・C3はソフトスタート用コンデンサーです。ソフトスタート機能を使用しない場合は5番端子をオープンとしてください。IC内部でプルアップ済みです。
◎最適な動作環境とするためには、各部品を最短で配置することが必要です。
IC
29