si-3011zd ds jp

1-1-4 リニアレギュレータIC
SI-3000ZDシリーズ 面実装・低損失型
■特長
■絶対最大定格
・小型面実装パッケージ
(TO263-5)
・出力電流:3.0A
・低損失 VDIF≦0.6V(IO=3.0A時)
・低消費オフ時回路電流 Iq(OFF)≦1μA
・過電流、過熱保護回路内蔵
(Ta = 25℃)
項 目
直流入力電圧
出力制御端子電圧
出力電流
許容損失
接合部温度
動作周囲温度
保存温度
接合部−周囲空気間熱抵抗
接合部−ケース間熱抵抗
■用途
・2次側安定化電源(ローカル電源)用
記 号
VIN*1
VC
IO*1
PD*3
Tj
Top
Tstg
θj-a
θj-c
定格値
10
6
3.0
3
−30∼+125
−30∼+85
−40∼+125
33.3
3
単 位
V
V
A
W
℃
℃
℃
℃/W
℃/W
■推奨動作条件
項 目
入力電圧
出力電流
動作時周囲温度
動作時接合周囲温度
出力電圧可変範囲
記 号
VIN
IO
Top(a)
Top(j)
VOADJ
規格値
単 位
V
A
℃
℃
V
*2∼6*1
0∼3
−20∼+85
−20∼+100
1.2∼5
備 考
SI-3011ZDのみ。ブロック図を参照ください。
*1:PD=(VIN−VO)×IOの関係がありますので、使用条件によってはVIN(MAX)、IO(MAX)が限定されます。
*2:出力電圧を2.0V以下に設定される場合は、入力電圧は2.4V以上としてください。
(SI-3011ZD)
*3:ガラスエポキシ基板40×40mm(銅箔エリア100%)実装時
■電気的特性
(特に指定のない限り、Ta = 25℃、VC=2V)
規格値
項 目
記 号
設定出力電圧
(SI-3011ZDは基準電圧VADJ)
ラインレギュレーション
ロードレギュレーション
入出力電圧差
静止時回路電流
オフ時回路電流
出力電圧温度係数
リップル減衰率
過電流保護開始電流*2
*4
制御電圧(出力ON)*3
制御電圧(出力OFF)*3
VC端子
制御電流(出力ON)
制御電流(出力OFF)
VO(VADJ)
条 件
ΔVOLINE
条 件
ΔVOLOAD
条 件
VDIF
条 件
Iq
条 件
I(
q OFF)
条 件
ΔVO/ΔTa
条 件
RREJ
条 件
IS1
条 件
VC、IH
VC、IL
IC、IH
条 件
IC、IL
条 件
min.
1.078
SI-3011ZD(可変タイプ)
typ.
1.100
VIN=VO+1V、IO=10mA
max.
1.122
10
VIN=3.3∼5V、IO=10mA(VO=2.5V)
40
VIN=3.3V、IO=0∼3A(VO=2.5V)
0.6
IO=3A(VO=2.5V)
1
1.5
VIN=VO+1V、IO=0A、VC=2V
1
VIN=VO+1V、VC=0V
±0.3
Tj=0∼100℃
60
VIN=VO+1V、f=100∼120HZ、IO=0.1A
3.2
VIN=VO+1V
2
0.8
100
VC=2.7V
−5
0
VC=0V
min.
3.234
SI-3033ZD
typ.
3.300
VIN=5V、IO=10mA
単 位
max.
3.366
10
VIN=4.5∼5.5V、IO=10mA
40
VIN=5V、IO=0∼3A
0.6
IO=3A
1
VIN=5V、IO=0A、VC=2V
1.5
1
VIN=5V、VC=0V
±0.3
Tj=0∼100℃
60
VIN=5V、f=100∼120HZ、IO=0.1A
V
mA
μA
A
VIN=5V
2
0.8
100
VC=2.7V
0
VC=0V
*1:出力電圧を2.0V以下に設定される場合は、入力電圧は2.4V以上としてください。
*4:フの字引き込み型の過電流保護回路を内蔵しています。このため、次のようなアプリケーションでは、起動ミスを起こす場合がありますので使用できません。
①定電流負荷②プラスマイナス電源③直列電源④グランドアップによるVO調整
IC
mV
dB
*2:IS1の規格値は出力電圧Vo(設定出力電圧の条件)の−5%降下点です。
*3:出力制御端子Vcはオープンで出力はオフします。各入力レベルはLS-TTL相当です。従ってLS-TTLによる直接ドライブも可能です。
84
mV
mV/℃
3.2
−5
V
V
μA
μA
SI-3000ZDシリーズ
■外形図
(単位:mm)
±0.2
10.0
(8.0)
±0.2
1.2
4.5
(4.4)
±0.2
1.3 +0.10
–0.05
(2×R0.45)
(6.8)
(3°)
±0.3
±0.15
0.10
(3°)
±0.1
(3°)
±0.2
(R0.3)
±0.2
4.9
2.54
±0.10
±0.3
2.0
2.4
(R0.3)
(0.75)
±0.2
4.9
0.88
15.30
15.3
9.2±
±0.3
±0.2
±0.2
±0.2
(4.6)
3-R0.3
φ1.5 Dp:
9.2
(15°)
(1.75)
(0.40)
ケース温度測定点
0~6°
(0.5)
±0.1
±0.1
±0.25
(1.7
0.8
±0.25
(1.7
)
)
1
2
3
4
9.9
±0.25
(1.7
(3°)
2-R0.3
10.0
0.1
)
0.8
±0.25
(1.7
)
樹脂封じ型
不燃化度:94V-0
製品質量:約1.48g
5
±0.2
(3°)
端子配列
q VC
w VIN
e GND(製品裏面と共通)
r VO
t Sense(SI-3011ZDはADJ)
±0.02
■ブロック図
SI-3011ZD
2
4
+
*
R3
CIN
Drive
ON/
OFF
1
TSD
OCP
AMP1
R1
5
-
+
+
REF
VC
VO
+
VIN
ADJ
-
CO
R2
CIN :入力コンデンサ(10μF程度)
CO :出力コンデンサ(47μF以上)
SI-3000ZDシリーズは、出力コンデンサにセラミックコンデ
ンサ等の低ESRタイプのコンデンサを使用しますと出力電
圧が発振する場合があります。
+
3
GND
R1、R2:出力電圧設定抵抗
出力電圧は、R1、R2を上図のように接続することで設定す
ることができます。
そのとき、
R2は10kΩまたは11kΩを推奨します。
SI-3033ZD
VIN
2
4
VO
+
5
Drive
VC
ON/
OFF
1
TSD
OCP
AMP1
-
+
SENSE
+
REF
+
CIN
CO
+
R1=(VO−VADJ)/(VADJ/R2)
*VO≦1.8Vに設定する場合はR3を挿入ください。R3は
10kΩを推奨します。
3
GND
■参考データ
接合部−周囲温度間熱抵抗θj-a(℃/W)
ガラスエポキシ基板上銅箔面積vs接合部−周囲温度間熱抵抗(代表値)
55
・モノリシックIC がマウントされていますインナーフレームにつながる銅箔面積を
大きくすることで、放熱効果が上がります。
・接合部温度の求め方
GND端子の温度:TCを、熱電対等により測定し、次式に代入することで、接合
部温度を求めることができます。
50
ガラスエポキシ基板40×40mm使用時
45
40
35
30
0
Tj=PD×θj−C+TC PD=(VIN−VO)・IOUT
200
400
600
800
1000
1200
1400
1600
1800
銅箔面積(mm2)
IC
85