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富士トランスデューサ
Cシリーズ 三相位相角トランスデューサ
富士「Cシリーズトランスデューサ(三相位相角トランスデューサ)」
は,電圧と電流の位相差を直流の電圧・電流信号に変換するとともに
入・出力絶縁を行います。独自の位相弁別方式により,力率を正確に
監視できます。
■特長
● 入力・出力間は変成器により絶縁しています。
● ケースは難燃性樹脂を使用しています。
● 端子保護カバー付です。
● 補助電源なしも製作できます。
● 接続端子はM4ねじです。
(写 No.AF02-88)
■仕様
C
シ
リ
ー
ズ
形式
CP3
方式
位相弁別方式
基準精度
±3.0%
温度特性
±3%/10℃
■形式(=商品コード)説明
(WT5P3-□□□□□)
応答時間
0.7s以下(0→90%)
絶縁抵抗
100MΩ以上(DC500V)
定格入力
50/60Hz共用
定格周波数
定格入力
CP3-□□□ □ □
電圧
110V
220V
電流
1A
力率
LEAD LAG, LEAD LAG
5A
1A
5A
60°
∼0∼60°
, 90°
∼0∼90°
消費VA
定格出力
1
AC100/110V,50/60Hz
119
AC110V,1A 90°
∼0∼90°
2
AC200/220V,50/60Hz
156
AC110V,5A 60°
∼0∼60°
3
DC24V±10%
159
AC110V,5A 90°
∼0∼90°
4
DC110V(84∼150V)
9
なし
約2×0.35VA(110V)
216
AC220V,1A 60°
∼0∼60°
電流
約2×0.25VA(5A)
219
AC220V,1A 90°
∼0∼90°
1∼5V, 0∼5V,−5∼0∼+5V,0∼10V
電圧
電流
(DC)
256
AC220V,5A 60°
∼0∼60°
(1kΩ以上)
(1kΩ以上)(1kΩ以上) (2kΩ以上)
259
AC220V,5A 90°
∼0∼90°
4∼20mA, 0∼1mA, 0∼5mA, 0∼20mA
ZZZ
特殊
定格出力
(600Ω以下)
(10kΩ以下)
(2kΩ以下)
(600Ω以下)
出力調整
ゼロ調整
約±3%(ただし,
定格により異る)
範囲
スパン調整
約±3%
周囲温度・湿度
−10℃∼+50℃,90%RH以下(結露しないこと)
補助電源
AC
100/110V,200/220V±10% 50/60Hz(約2.2VA)
DC
24V±10%(約90mA) 110V(84∼150V)
(約30mA)
(消費電力)
AC110V,1A 60°
∼0∼60°
電圧
(負荷抵抗) (DC)
補助電源
116
約0.55kg
質量
50・60Hz以外の周波数で使用する場合は,ご相談ください。
入力波形がひずみ波形の場合,誤差を生じることがあります。
定格電流が1/10以下に下がった場合,力率1相当の出力としています。
補助電源なしの場合,正常動作範囲は定格入力電圧±10%となります。この範囲を
越える場合は補助電源ありの形式をご選定ください。
5. 電源なしの場合は,電源の消費VAが入力に加算されます。
6. 受電または送電用としてのみ使用できます。(潮流用では,使用できません。)
(備考) 1.
2.
3.
4.
A
DC1∼5V
B
DC0∼5V
C
DC0∼10V
H
DC4∼20mA
J
DC0∼1mA
K
DC0∼5mA
P
DC0∼20mA
S
DC−5∼0∼+5V
Z
特殊
■耐電圧
● 入力――出力間 AC2000V
(1分間)
● 入力――電源間 AC2000V
(1分間)
● 出力――電源間 AC2000V
(1分間)
■使用条件
● 電圧:平衡
● 電流:不平衡
● 出力――ケース間
(アース端子含む) AC2000V
(1分間)
■瞬時過負荷
● 入力――1)
電流側:定格入力の10倍
(10秒間)
2)
電圧側:定格入力の1.5倍
(10秒間)
● 補助電源――定格電圧の1.5倍
(10秒間)
■製作可能範囲
● 入力 上表・定格入力範囲
● 出力 0∼10mV以上…0∼10V以下
0∼1mA以上…0∼20mA以下
−5∼0∼+5V
120
(注)
電流出力の±は
製作できません。
CP3
■外形寸法図〔単位:mm〕
58
Cシリーズ
135
23
取付寸法
68
15
10
2
3
5
6
110
9
120
8
96
7
IEC
35mm幅
レール
4
110
1
m
M4
A
B
C
D
7
2-φ4.5
■外部接続図
■ブロック図
CP3形
CP3形
C
シ
リ
ー
ズ
LOAD
1
2
3
321
U
V U
u
v u
L K
K
V
k
v
3
増幅
回路
波形 補償整形
4
増幅
回路
波形 補償整形
増幅
回路
波形
整形
増幅
回路
波形
整形
増幅
回路
波形
整形
2
※
k
1 1S 2 1L 3 3S 4 3L
5
波形 補償整形
L
CT
VT
増幅
回路
1
CT
6
7
8
P1
9
P3
P2
7
E
A
SA
B
SB
C
+
D
8
−
+
9
SOURCE OUTPUT
位相差
検出
位相差
検出
増幅・平滑
回 路
位相差
検出
出力
回路
電源
回路
C
+
D
-
A
+
出力
補助電源
B -
VT
SA SB 端子はありません。
(備考)補助電源なしの場合,上記接続図のSOURCE. , (注意)※:CT・VTを使用しない場合,絶対に接地しないでください。
■入力−出力関係
位相角(CP形)
入力
出力
LEAD LAG
0∼5V
60°∼ 0 ∼ 60° 0∼10V
LEAD LAG
0∼1mA
90°∼ 0 ∼ 90° 0∼5mA
(V)
(V)
(mA)
(mA)
5 1 10 5
出
2.5 0.5 5 2.5
力
0 0 0 0
60° 0° 60°
90° 0° 90°
LAG
LEAD
入力cosφ
(V)
(V)
20 5
出
LEAD LAG 1∼5V※
12 3
60°∼ 0 ∼ 60° 4∼20mA※
力
4 1
LEAD LAG
60° 0° 60°
90° 0° 90°
90°∼ 0 ∼ 90°
LAG
LEAD
※入力が0%未満になると出力は0Vまたは0mAまで下ります。
入力cosφ
入力
出力
入力
出力
LEAD LAG
−5∼0∼+5V
60°∼ 0 ∼ 60°
LEAD LAG
90°∼ 0 ∼ 90°
出
力
(V)
+5
0
−5
60° 0° 60°
90° 0° 90°
LEAD
LAG
入力cosφ
121