UG-185: シリアル入力電圧出力20 ビットDACの評価用ボード PDF

評価用ボード・ユーザー・カイド
UG-185
シリアル入力電圧出力 20 ビット DAC の評価用ボード
特長
デバイスの説明
AD5791 のフル機能評価用ボード
接続オプション
アナログ・デバイセズのシステム開発プラットフォーム (SDP)
と組み合わせで使用して PC から制御
制御用 PC ソフトウェア
AD5791 は、高精度制御アプリケーションの要求を満たすよう
にデザインされた高精度 20 ビットD/Aコンバータ (DAC)です。
AD5791 の出力範囲は 2 つのリファレンス電圧入力で設定されま
す。このデバイスの仕様は、最大 33 Vの両電源で動作するよう
に規定されています。
AD5791 の仕様全体はアナログ・デバイセズの AD5791 データ・
シートに記載されいます。評価用ボードを使用する際には、デ
ータ・シートとこのユーザー・ガイドを組み合わせてご使用く
ださい。
概要
EVAL-AD5791 は、電圧出力 20 ビットDAC AD5791 のすべての
機能を容易に評価できるようにデザインされたフル機能評価用
ボードです。AD5791 のピンは、外部接続用内蔵コネクタから
アクセスすることができます。このボードは、オンボード・コ
ネクタ (J6) またはシステム開発プラットフォームのコネクタ
(J3)を介する 2 つの方法で制御することができます。SDP ボード
を使うと、AD5791 評価ソフトウェアを使ってWindows® XP
(SP2 以降)またはVista (32 ビット)で動作するPCのUSB ポートを
経由して評価用ボードを制御することができます。
評価用ボードの接続
POWER SUPPLY INPUTS
POSITIVE
REFERENCE
PC
USB
PORT
SYSTEM DEVELOPMENT
PLATFORM BOARD
AD5791
VOUT
NEGATIVE
REFERENCE
09290-001
PIN HEADER (J6)
図 1.
最終ページの重要なご注意と法的条項を
お読みくださるようお願いいたします。
Rev. 0
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UG-185
評価用ボード・ユーザー・カイド
目次
特長......................................................................................................1
評価用ボード・ソフトウェア .......................................................... 5
概要......................................................................................................1
ソフトウェアのインストレーション .......................................... 5
デバイスの説明 ..................................................................................1
ソフトウェアの動作 ...................................................................... 5
評価用ボードの接続 ..........................................................................1
メイン・ウインドウ ...................................................................... 6
改訂履歴..............................................................................................2
評価用ボードの性能 .......................................................................... 8
評価用ボードのハードウェア ..........................................................3
評価用ボードの回路図とアートワーク .......................................... 9
電源..................................................................................................3
オーダー情報.................................................................................... 15
接続オプション ..............................................................................3
部品表............................................................................................ 15
オンボード・コネクタ ..................................................................3
改訂履歴
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Rev. 0
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評価用ボード・ユーザー・カイド
評価用ボードのハードウェア
コネクタ J6 のピン説明
電源
表 2.コネクタ J6 ピンの設定
次の外付け電源が必要です。



AD5791 のデジタル電源用にVCC 入力とDGND 入力の間に
接続する 5 V。あるいは、ポジション Aのリンク 1 を接続
して、USB ポートからデジタル回路電源を供給します (デ
フォルト)。
AD5791 の正アナログ電源用にVDD 入力とAGND 入力の間
に接続する 7.5 V~16.5 V。
AD5791 の負アナログ電源用にVSS 入力とAGND 入力の間に
接続する-2.5 V~-16.5 V。
アナログ・プレーンとデジタル・プレーンは、AD5791の近くの
1箇所で接続されています。グラウンド・ループ問題を回避する
ため、システム内でAGNDとDGNDを接続しないことが推奨さ
れます。
2
各電源は、10 µF と 0.1 µF のコンデンサで対応するグラウンド・
プレーンへデカップリングされています。各デバイスの電源ピン
は、対応するグラウンド・プレーンに対して再度 10 µF と 0.1 µF
のコンデンサ対でデカップリングされています。
2
4
6
8
10
1
3
5
7
9
表 3.コネクタ J6 のピン説明
Pin No.
Description
1
2
SDO
RESET
3
4
DGND
CLR
5
6
IOVCC
LDAC
7
8
9
10
SDIN
DGND
SCLK
SYNC
オンボード・コネクタ
接続オプション
ボードを使用する前に、必要とされる動作に合わせて評価用ボ
ードの接続オプションを設定する必要があります。接続オプシ
ョンの機能を 表 5 に示します。
AD5791 評価用ボード PCBには、表 4 に示す 9 個のコネクタが
あります。
表 4.オンボード・コネクタ
デフォルト接続オプションのセットアップ
Connector
Function
デフォルト接続オプションを 表 1 に示します。
J1
J2
J3
J6
VOUT
VOUT_BUF
VREF
Analog power supply connector
Digital power supply connector
SDP board connector
Digital interface pin header connector
DAC output connector
Buffered DAC output connector
5 V voltage reference input connector (+10 V
and −10 V reference voltages are generated from 5 V
input)
DAC negative reference input connector
DAC positive reference input connector
表 1.デフォルト接続オプション
Link No.
Option
LK1
LK3
LK4
LK5
LK6
LK8
LK9
A
A
Removed
Removed
Removed
A
C
Rev. 0
VREFN
VREFP
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評価用ボード・ユーザー・カイド
表 5.接続オプション
Link No.
Description
LK1
This link selects the source of the digital power supply.
Position A selects the source from the SDP board.
Position B selects the source from Connector J2.
LK3
This link selects the voltage source for the IOVCC pin.
Position A connects IOVCC to VCC.
Position B selects an externally applied voltage at Pin 5 of J6.
LK4
This link selects the state of the LDAC pin.
When this link is inserted, LDAC is at logic low.
When this link is removed, LDAC is at logic high.
LK5
This link selects the state of the CLR pin.
When this link is inserted, CLR is at logic low.
When this link is removed, CLR is at logic high.
LK6
This link selects the state of the RESET pin.
When this link is inserted, RESET is at logic low.
When this link is removed, RESET is at logic high.
LK8
This link selects the positive reference source.
Position A selects an on-board generated 10 V, derived from 5 V applied at Connector VREF.
Position B selects an external voltage applied at Connector VREFP.
LK9
This link selects the negative reference source.
Position A selects an external voltage applied at Connector VREFN.
Position B selects AGND.
Position C selects an on-board generated −10 V, derived from 5 V applied at Connector VREF.
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評価用ボード・ユーザー・カイド
評価用ボード・ソフトウェア
ソフトウェアのインストレーション
ソフトウェアの動作
AD5791評価キットには、自己インストール型のソフトウェア
CD が添付されています。このソフトウェアは、Windows XP
(SP2) とVista (32ビット)に互換です。セットアップ・ファイルが
自動的に実行されない場合は、CDからsetup.exeを実行すること
ができます。
ソフトウェアを起動するときは、次のステップに従ってくださ
い。
1.
Start メ ニ ュ ー で 、 Analog Devices – AD5791 > AD5791
Evaluation Softwareを選択します。ソフトウェアのメイ
ン・ウインドウが表示されます (図 3 参照)。
評価ソフトウェアをインストールした後に、評価用ボードと
SDP ボードを PCのUSB ポートに接続し、評価システムがPCを
接続する際に正しく認識されたことを確認してください。
2.
ソフトウェアを起動したとき評価用システムがUSB ポート
に接続されていない場合、接続エラーが表示されます (図 2
参照)。評価用ボードをPCのUSB ポートに接続して、数sec
待った後、 Rescanをクリックします。表示される指示に従
ってください。
1.
09290-002
2.
CDからのインストレーションが完了した後、 電源のセク
ションの説明に従って AD5791 評価用ボードをパワーアッ
プさせます。SDP ボードを AD5791 評価用ボードに接続し、
次に添付ケーブルを使ってPCのUSB ポートに接続します。
評価システムが検出されると表示されるダイアログ・ボッ
クスに従って進みます。これによりインストレーションが
完了します。
09290-003
図 2. 接続エラー警告
図 3.メイン・ウインドウ
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メイン・ウインドウ
メイン・ウインドウは、Configure、Program Voltage、Measure
DAC Output の 3 つのタブから構成されています。
Configure
Configure セクションでは、コントロール・レジスタ、クリアコ
ード・レジスタ、ソフトウェア・コントロール・レジスタ、
DAC レジスタに対するアクセスが可能で、さらにRESETピン、
CLRピン、LDAC ピンの制御を行うこともできます(図 3 参照)。
Program Voltage
09290-004
Program Voltageセクションでは、DAC レジスタに値を設定す
ることができます。この値は、入力した正リファレンス電圧
(VREFP)、負リファレンス電圧 (VREFN)、所望の出力電圧の 3
つの値から計算されます(図 4 参照)。
測定を開始するときは、START ボタンをクリックします。測定
は、STOP ボタンをクリックして何時でも停止させることがで
きます。測定が完了すると、ダイアログ・ボックスが表示され
て、3 列のデータを持つスプレットシート・ファイルとしてデ
ータを保存することができます。1 列目は DAC コード、2 列目
はDAC 電圧(V)、3 列目はINL誤差(LSB数)です(図 5 参照)。DAC
出力電圧対DAC コードとINL 誤差対DAC コードのグラフがス
クリーンに表示されます。図 6 に示す測定例では、測定はコー
ド 0 から始まりコード 1,047,552 までの 1024 コード・ステップ
で合計 1023 回測定されています。マルチメータの電源ライン・
サイクル数 (NPLC) 設定値 = 1 では、測定に約 75 secを要してい
ます。1,048,576 の測定ポイントを必要とする全コード測定には
約 21 時間を要します。
図 4.Program Voltage ウインドウ
Measure DAC Output
マルチメータは、汎用インターフェース・バス (GPIB)を介して
制御します。マルチメータをPCに接続した後、測定を開始する
前にフロント・パネルからマルチメータを設定する必要があり
ます。図 6 に測定オプションを示します。ソフトウェアはステ
ップのシーケンスを実行して、DAC レジスタの設定とDAC 出
力電圧の測定を行います。このシーケンスは、DAC にStart
Code値を設定するソフトウェアから開始され、設定した値を各
ステップで Code Step値だけインクリメントさせ、設定した値
が Stop Code値に一致したとき終了します。必要に応じて、各
測定間に遅延を挿入することができます。マルチメータのGPIB
アドレスを指定する必要があります。
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Measure DAC Output セクションでは、PC から Agilent 社の
3458A マルチメータを制御して、DAC 出力電圧を測定/記録す
ることができます。
図 5.保存データ・フォーマット
Agilent 社の 3458A マルチメータを PC に接続しない場合、ソフ
トウェアは測定を行わずにコードを実行します。
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評価用ボード・ユーザー・カイド
図 6.Measure DAC Output ウインドウ
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評価用ボード・ユーザー・カイド
評価用ボードの性能
次に AD5791 評価用ボード回路の直線性性能の測定値を示します。ボードの電源は、VDD = +15 V、VSS = −15 V、VREF = +5 Vです。
1
0.8
0.6
INL ERROR (LSB)
0.4
0.2
0
–0.2
–0.4
–0.6
–1
0
200k
400k
600k
800k
DAC CODE
1M
09290-007
–0.8
1.0
0.9
0.8
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
0
–0.1
–0.2
–0.3
–0.4
–0.5
–0.6
–0.7
–0.8
–0.9
–1.0
0
100k 200k 300k 400k 500k 600k 700k 800k 900k
DAC CODE
図 8.DAC コード対 DNL 誤差
Rev. 0
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1M 1,048,575
09290-008
DNL ERROR (LSBs)
図 7.DAC コード対 INL 誤差
評価用ボード・ユーザー・カイド
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評価用ボードの回路図とアートワーク
09290-009
図 9.AD5791 の回路図
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評価用ボード・ユーザー・カイド
図 10.リファレンス電圧スケーリング回路の回路図
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評価用ボード・ユーザー・カイド
図 11.SDP ボード・コネクタの回路図
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評価用ボード・ユーザー・カイド
09290-013
図 12.部品配置図
図 13.部品面 PCB のアートワーク
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評価用ボード・ユーザー・カイド
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図 14.内部 1 層目の PCB アートワーク
図 15.内部 2 層目の PCB アートワーク
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評価用ボード・ユーザー・カイド
図 16.裏面 PCB のアートワーク
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オーダー情報
部品表
表 6.
Reference Designator
Part Description
Part Number
Stock Code
C1, C2, C9, C11, C12, C16,
C17, C20, C41, C42, C48,
C54, C95, C96, C98, C99,
C102, C103
C3, C4, C5, C6, C7, C8,
C10, C25, C31, C40, C43,
C45, C47, C53, C93, C100,
C101
J1
J2
J3
J6
L1, L2, L3, L4
LK1, LK3
LK4, LK5, LK6
LK8
Capacitor, 10 µF, 16 V, 10%, Case B
TAJB106K016R
FEC 498737
Capacitor, 0603, 0.1 µF, 16 V
B0603R104KCT
FEC 9406140
3-pin terminal block (5 mm pitch)
2-pin terminal block (5 mm pitch)
120-way connector (0.6 mm pitch)
20-pin (2 × 10) header
Ferrite bead, 600 Ω
3-pin SIL header and shorting link
2-pin (0.1" pitch) header and shorting shunt
4-pin (2 × 2) 0.1" header and shorting block
CTB5000/3
CTB5000/2
FX8-120S-SV(21)
N/A
74279204
M20-9990345 and M7567-05
M20-9990246 and M7566-05
M20-9983646
LK9
6-pin (3 × 2) 0.1" header and shorting block
M20-9983646
R1, R2, R3, R4, R5, R6,
R7
R8
R15, R16, R17, R18
R45, R46, R47
R48
TP1 to TP7
U2
U3
U6
U8
U11
U28
VOUT, VOUT_BUF,
VREF, VREFN, VREFP
SMD resistor, 0 Ω
MC 0.063W 0603 0R
FEC 151790
FEC 151789
FEC 1324660
FEC 1022244 (36 + 36 pin strip)
FEC 1635719
FEC 1022248 and FEC 150410
FEC 1022247 and FEC 150-411
FEC 148-535 and FEC 150-411
(36 pin strip)
FEC 148-535 and FEC 150-411
(36 pin strip)
FEC 9331662
SMD resistor, 1.5 kΩ
SMD resistor, 10 Ω
Precision resistor, 1 kΩ
Precision resistor, 2 kΩ
Black testpoint
Dual op amp
64K I2C serial EEPROM
Single op amp, 8-pin
Dual op amp
20-bit, ±1 LSB INL, voltage output DAC
Single op amp, 8-pin
Straight PCB mount SMB jack, 50 Ω
MC 0.1W 0805 5% 1K5
MC 0.063W 0603 10k
PCF0805-13-1K-B-T1
PCF0805-13-2K-B-T1
20-2137
AD8676BRZ
24LC64-ISN
AD8675ARZ
AD8676BRZ
AD5791BRUZ
AD8675ARZ
1-1337482-0
FEC 9333924
FEC 9331662
FEC 1108863
FEC 1108872
FEC 240-333
AD8676BRZ
FEC 9758070
AD8675ARZ
AD8676BRZ
AD5791BRUZ
AD8675ARZ
FEC 1206013
Rev. 0
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評価用ボード・ユーザー・カイド
UG-185
ESD に関する注意
ESD(静電放電)の影響を受けやすいデバイスです。電荷を帯びたデバイスや回路ボードは、検知されないまま放電することがあります。本製品は当社独自の特許技
術である ESD 保護回路を内蔵してはいますが、デバイスが高エネルギーの静電放電を被った場合、損傷を生じる可能性があります。したがって、性能劣化や機能低
下を防止するため、ESD に対する適切な予防措置を講じることをお勧めします。
法的条項
アナログ・デバイセズの標準販売条項が適用される評価用ボードの購入の場合を除き、ここで説明する評価用ボード (すべてのツール、部品ドキュメント、サポート資料、また評
価用ボードも含む)を使用することにより、以下に定める条項(本契約) にお客様は同意するものとします。本契約に同意した方のみ、評価用ボードを使用することができます。お客
様が評価用ボードを使用した場合は、本契約に同意したと見なします。本契約は、"お客様"と One Technology Way, Norwood, MA 02062, USA に本社を置く Analog Devices, Inc. (以降
ADI と記載)との間で締結されるものです。本契約条項に従い、ADI は、無償、限定的、一身専属、一時的、非独占的、サブライセンス不能、譲渡不能な評価用ボードを、評価目的
でのみ使用するライセンスをお客様に許諾します。お客様は、評価用ボードが上記目的に限定して提供されたこと、さらに他の目的に評価用ボードを使用しないことを理解し、同
意するものです。さらに、許諾されるライセンスには次の追加制限事項が適用されるものとします。(i) 評価用ボードを賃借、賃貸、展示、販売、移転、譲渡、サブライセンス、ま
たは頒布しないものとします。 (ii) 評価用ボードへのアクセスを第三者に許可しないものとします。ここで言う “第三者” には、ADI、お客様、その従業員、関連会社、および社
内コンサルタント以外のあらゆる組織が含まれます。この評価用ボードはお客様に販売するものではありません。評価用ボードの所有権などの、本契約にて明示的に許諾されてい
ないすべての権利は、ADI に帰属します。本契約と評価用ボードはすべて、ADI の機密および専有情報と見なされるものとします。お客様は、この評価用ボードの如何なる部分
も、如何なる理由でも他者に開示または譲渡しないものとします。評価用ボード使用の中止または本契約の終了の際、お客様は評価用ボードを速やかに ADI へ返却することに同意
するものです。<追加制限事項>お客様は、評価用ボード上のチップの逆アセンブル、逆コンパイル、またはリバース・エンジニアリングを行わないものとします。 お客様は、ハ
ンダ処理または評価用ボードの構成材料に影響を与えるその他の行為に限らず、評価用ボードに発生したすべての損傷や修正または改変を ADI へ通知するものとします。評価用ボ
ードに対する修正は、RoHS 規制に限らずすべての該当する法律に従うものとします。<契約の終了>ADI は、お客様に書面通知を行うことで、何時でも本契約を終了することが
できるものとします。お客様は、評価用ボードを速やかに ADI に返却することに同意するものです。<責任の制限>ここに提供する評価用ボードは現状有姿のまま提供されるもの
であり、ADI はそれに関する如何なる種類の保証または表明も行いません。特に ADI は、明示か黙示かを問わず、評価用ボードにおけるあらゆる表明、推奨または保証(商品性、
権原、特定目的適合性または知的財産権非侵害の黙示の保証を含みますがこれらに限定されません)を行いません。如何なる場合でも、ADI およびそのライセンサーは、利益の喪
失、遅延コスト、労賃、またはのれん価値の喪失など (これらには限定されません)、評価用ボードのお客様による所有または使用から発生する、偶発的損害、特別損害、間接損
害、または派生的損害については、責任を負うものではありません。すべての原因から発生する ADI の損害賠償責任の負担額は、総額で 100 米国ドル ($100.00)に限定されるもの
とします。<輸出>お客様は、この評価用ボードを他国に直接的または間接的に輸出しないことに同意し、輸出に関する該当するすべての米国連邦法と規制に従うことに同意する
ものとします。準拠法。本契約は、マサチューセッツ州の実体法に従い解釈されるものとします(法律の抵触に関する規則は排除します)。本契約に関するすべての訴訟は、マサチ
ューセッツ州サフォーク郡を管轄とする州法廷または連邦法廷で審理するものとし、お客様は当該法廷の人的管轄権と裁判地に従うものとします。本契約には、国際物品売買契約
に関する国連条約は適用しないものとし、同条約はここに明確に排除されるものです。
Rev. 0
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