Component - 8-Bit Voltage DAC (VDAC8) V1.70 Datasheet(Japanese).pdf

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PSoC Creator™
™ コンポーネント データシート
8 ビット電圧デジタル・アナログ変換器 (VDAC8)
1.70
特徴
 電圧出力範囲: 1.020-V および 44.080-V フルスケール
 ソフトウェアまたはクロック駆動出力
力ストローブ
 データ ソースには、CPU、DMA、UUDB があります
概要
VDAC8 コンポーネントは、8 ビット出力
力デジタル・アナログ変換器 (DAC) です。出力範
範囲は、 0 から 1.020 V
(4 mV/bit)、または 0 から 4.08 V (16
6 mV/bit) です。VDAC8 は、ハードウェア、ソフトウ
ウェア、またはハードウェア
とソフトウェアの組合せによって制御され
れます。
入出力接続
ここでは、VDAC8 のさまざまな入出力
力接続について説明します。I/O リストのアスタリスク
ク (*) は、その I/O の設
定条件によって、シンボルが非表示とな
なる場合があるいことを示します。
Vout – アナログ
Vout 端子は DAC の電圧出力への接
接続子です。PSoC のアナログ対応ピンにルーティングすることができます。
注 ピンにドライブされる場合は、VDA
AC はそのピンの VDDIO を超える値をドライブでき
きません。希望する結果
を得るには、正しい VDDIO 電源を設
設定してください。
data[7:0] – 入力 *
この 8 ビット幅データ信号は、VDAC8
8 を DAC バスに直接接続します。DAC バスは、U
UDB ベース コンポーネン
トやコントロール レジスタで駆動するか
か、GPIO ピンから直接ルーティングすることができます。この入力は、
Data_Source パラメータを DAC Bu
us に設定してイネーブルにします。 CPU または DMA
D
オプションを選択す
る場合は、バス接続のシンボルが非表
表示になります。
ハードウェアが CPU の介入なしに適切
切な値を設定できる場合は、data[7:0] 入力を使用
用します。このオプション
を使用する場合は、ストローブ オプショョンを External に設定します。
Cypress Semiconductor Corporatiion • 198 Champion Court • San Jose, CA 95134-170
09 • 408-943-2600
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Revised June 13, 2012
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多くの用途では、この入力は必要ありませんが、CPU または DMA がデータ レジスタに直接値を書き込みます。
ファームウェアでは、VDAC8_SetValue() 関数を使用するか、そうでない場合は値を直接 VDAC8 データ レジ
スタに書き込みます。
strobe – 入力 *
ストローブ入力はオプションの信号入力で、StrobeMode パラメータで選択されます。

StrobeMode が External に設定されると、ストローブ ピンが表示されます。有効なデジタル ソースに接続
する必要があります。このモードでは、VDAC8 レジスタから DAC へのデータ転送は、ストローブ信号のポジ
ティブエッジに同期します。

StrobeMode が Register Write に設定されると、ピンシンボルが非表示になり、、データ レジスタへ書き
込まれたデータは即座に DAC に転送されます。
オーディオや定期的なサンプリング用途では、データを DAC へ転送するクロック信号で、割り込みを発生させるこ
ともできます。この場合、クロックの各立ち上がりエッジはデータを DAC へ転送し、DAC レジスタにロードされた次
の値を取得するための割り込みを発生します。
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コンポーネント パラメータ
VDAC8 コンポーネントをデザイン上にドラッグし、ダブルクリックして Configure(設定) ダイアログを開きます。
VDAC8 コンポーネントには次のパラメータがあります。
範 囲)
Range(範
デフォルト値として 2 つの電圧範囲のいずれかを設定します。範囲は、VDAC8_SetRange() 関数を実行する
ことで、プログラム実行中に変更することができます。
範囲)
Range(範
最 低 値)
Lowest Value(最
最 高 値)
Highest Value(最
ス テ ップ サ イ ズ
Range_1_Volt
0.0 mV
1.020 V
4 mV
Range_4_Volt
0.0 mV
4.080 V
16 mV
出力式:


1-V 範囲: VOUT = (value/256) × 1.024 V
4-V 範囲: VOUT = (value/256) × 4.096 V
注 ここでの「value」は 0 から 255 の数字です。
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値
これは、VDAC8_Start() コマンドが実行された後 VDAC8 が出力する初期値です。VDAC8_SetValue() 関
数、または DAC レジスタへの直接書き込みは、いつでもデフォルト値を上書きします。有効な値は 0 から FF で
す。mV フィールドには VDAC 出力電圧 (ミリボルト) が表示され、8 bit Hex(8 ビット 16 進) には VDAC 入
力 データ値(16 進数)が表示されます。
Speed
このパラメータには次の 2 つの設定があります。Slow(遅い) と Fast(速い)。Slow モードでは、電圧セトリング時
間は遅いですが、動作電流消費が少なくなります。Fast モードでは、電圧セトリング時間が速くなりますが動作
電流消費が高くなります。
データ ソース)
Data Source(デ
DAC レジスタに書き込むデータ ソースを選択します。CPU (ファームウェア) または DMA に VDAC8 へデータを
データ バス)を選択します。UDB または UDB ベース コンポーネントか
書き込ませる場合は、CPU または DMA (デ
ら直接データを書き込ませるには DAC Bus を選択します。
DAC Bus が選択されると、入力シンボルが VDAC に表示されます。1つしか DAC バスがないので、複数の
VDAC は独立したハードウェア (UDB) データ ソースを持つことができません。
Data Source が DAC Bus として設定されると、カスタマイザは Strobe Mode(ストローブ モード) を
External に自動的に設定し、変更できないようにオプションを無効にします。
注 PSoC 5 シリコンの場合、DAC へ新しい値を書き込むと、DAC 出力が不定値になります。所望の値を出
力するには、同じ値で DAC を 2 回書き込みまたはストローブします。最初の書き込みが不定出力になる場合が
あるので、2 回の書き込みの間隔は最小にしてください。これは、CPU、DMA、ストローブによる書き込みの場合
に適用されます。API IDAC8_SetValue() は提供された値を 2 回書き込んで、CPU 書き込みでのこの問題を
軽減します。
ストローブ モード)
Strobe Mode(ス
データが VDAC8 データ レジスタに書き込む場合、データがすぐに DAC に書き込まれるかを選択します。
Register Write(レジスタ書き込み) オプションが選択されると有効になります。External オプションが選択した
場合、UDB からのクロックまたは信号により、DAC レジスタから DAC へのデータ転送が制御されます。
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リソ ース
VDAC8 コンポーネントは 1 つの viDAC8 アナログ ブロックを使用します。
API メモリ
(バイト)
デジタルブロック
アナログブロック
1 viDAC8 HW
データパス
マ ク ロ セル
ステータス
レ ジス タ
該当せず
該当せず
該当せず
コ ン トロ ー ル
レ ジス タ
Counter7
フ ラ ッシ ュ
RAM
ピン(外部入出
力 当 た り)
該当せず
該当せず
354
3
1
アプリケーションプログラミングインタフェース
アプリケーションプログラミングインターフェース (API) ルーチンにより、ソフトウェアを使用してコンポーネントを設定で
きます。次の表は、各関数へのインターフェースとその説明を示しています。続くセクションでは、各関数について
詳しく説明します。
デフォルトでは、PSoC Creator は、特定の設計のコンポーネントの最初のインスタンスにインスタンス名
「VDAC8_1」を割り当てます。インスタンス名は、識別子の構文ルールに従った固有の値に変更できます。イン
スタンス名は、すべてのグローバル関数名、変数名、定数名のプリフィックスになります。便宜上、次の表ではイン
スタンス名として「DMA」を使っています。
関数
説明
VDAC8_Start()
VDAC8 をデフォルトのカスタマイザ値に初期化します。
VDAC8_Stop()
VDAC8 を無効にして、最低電源消費量に設定します。
VDAC8_SetSpeed()
DACスピードを設定します。
VDAC8_SetValue()
0 から 255 の範囲の値を特定の値に設定します。
VDAC8_SetRange()
範囲を 1 または 4 ボルトに設定します。
VDAC8_Sleep()
動作を停止し、ユーザ構成を保存します。
VDAC8_WakeUp()
ユーザ構成を復元し、イネーブルにします。
VDAC8_Init()
初期化するか、デフォルトの VDAC8 設定を復元します。
VDAC8_Enable()
VDAC8 有効にします。
VDAC8_SaveConfig()
保持されない DAC データ レジスタ値を保存します。
VDAC8_RestoreConfig()
保持されない DAC データ レジスタ値を復元します。
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グ ロ ー バ ル 変数
変数
VDAC8_initVar
説明
VDAC8 が初期化されているかを示します。変数は、0 に初期化され、最初に VDAC8_Start() が呼び出され
ると 1 に設定されます。これにより、コンポーネントは VDAC8_Start() ルーチンへの最初の呼び出し後、再初期
化せずに再起動できます。
コンポーネントの初期化が必要な場合は、VDAC8_Start() または VDAC8_Enable() 関数の前に
VDAC8_Init() 関数を呼び出します。
void VDAC8_Start(void)
説明:
これは、コンポーネントの動作を開始する際に推奨される方法です。VDAC8_Start() は initVar 変数を設
定し、VDAC8_Init() 関数、VDAC8_Enable() 関数の順に呼び出して、VDAC8 を特定の消費電力レ
ベルに上げます。消費電力レベル 0 は、VDAC_Stop() 関数実行と同じです。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副作用:
initVar 変数がすでに設定されている場合は、この関数は VDAC8_Enable() 関数を呼び出すだけです。
void VDAC8_Stop(void)
説明:
VDAC8 を最低消費電力に下げて、出力を無効にします。
注 PSoC 3 ES2 および PSoC 5 シリコンでこの API を使用することは推奨されません。これらのデバ
イスは、電源が切れている場合、アナログリソースへの接続が不安定になる欠陥があります。不安定な
状態とは、そのリソースを使用しているコンポーネントが停止した際に、サイレントな欠陥 (例:アナログ コ
ンポーネントの予期しない不良な結果) という形で現れます。VDAC8 コンポーネントは必ず消費電力
を上げます (VDAC8_Start() API 呼び出し)。VDAC8_Stop() API を呼び出さないでください。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副作用:
なし
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void VDAC8_SetSpeed(uint8 speed)
説明:
DAC シードを設定します。
パラメータ:
uint8 speed: DACスピードを設定します。有効なパラメータについては、以下の表を参照してください。
オプ ショ ン
説明
VDAC8_LOWSPEED
低速度 (低消費電力)
VDAC8_HIGHSPEED
高速 (高消費電力)
返り値:
なし
副作用:
なし
void VDAC8_SetRange(uint8 range)
説明:
範囲を 1 または 4 ボルトに設定します。
パラメータ:
uint8 range: VDAC8 にフル スケール範囲を設定します。範囲については以下の表を参照してください。
オプ ショ ン
説明
VDAC8_RANGE_1V
1.020 V のフル スケール範囲を設定
VDAC8_RANGE_4V
4.080 V のフル スケール範囲を設定
返り値:
なし
副作用:
なし
void VDAC8_SetValue(uint8 value)
説明:
VDAC8 の出力に値を設定します。有効な値は 0 ~ 255 までです。
パラメータ:
uint8 value: 0 ~ 255 の値。0 値は最低 (ゼロ) で、255 値はフルスケール値です。フルスケール値は、
VDAC8_SetRange() API で選択される範囲によって異なります。
返り値:
なし
副 作 用:
PSoC 3 ES2、PSoC 3 Production、PSoC 5 シリコンでは、VDAC への電力を有効にした後で
VDAC8_SetValue() 関数が呼び出されます。
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void VDAC8_Sleep(void)
説明:
これは、コンポーネントのスリープを準備するのに推奨される API です。VDAC8_Sleep() API は、現在のコ
ンポーネントの状態を保存します。次に VDAC8_Stop() 関数、VDAC8_SaveConfig() 関数の順に呼び
出して、ハードウェア設定を保存します。
CyPmSleep() または CyPmHibernate() 関数の前に VDAC8_Sleep() 関数を呼び出します。パワーマ
ネジメント関数については、PSoC Creator System Reference Guide (システム リファレンス ガイド) を参
照してください。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副作用:
なし
void VDAC8_Wakeup(void)
説明:
これは、コンポーネントを VDAC8_Sleep() が呼び出されたときの状態に復元するための推奨 API です。
VDAC8_Wakeup() 関数は、設定を復元するために VDAC8_RestoreConfig() 関数を呼び出します。
VDAC8_Sleep() 関数が呼び出される前にコンポーネントがイネーブルになっている場合は、
VDAC8_Wakeup() 関数がコンポーネントを再度イネーブルにします。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副作用:
最初にVDAC8_Sleep() または VDAC8_SaveConfig() 関数を呼び出さないで VDAC8_Wakeup() 関
数を呼び出すと、予期しない動作が発生する場合があります。
void VDAC8_Init(void)
説明:
カスタマイザの [Configure (設定)] ダイアログの設定に従って、コンポーネントを初期化または復元します。
VDAC8_Start() API が VDAC8_Init() 関数を呼び出すので、この関数を呼び出す必要はありません。こ
れはコンポーネントの動作を開始する際に推奨される方法です。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副 作 用:
すべてのレジスタが初期値に設定されます。これによって、コンポーネントが再初期化されます。レジスタの現
在値以外の他の新しい値を設定する場合は、VDAC8_Init() 関数呼び出しには、VDAC8_SetValue()
を呼び出す必要があります。
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void VDAC8_Enable(void)
説明:
ハードウェアの使用を開始し、コンポーネントの動作を開始します。VDAC8_Start() API が
VDAC8_Enable() 関数を呼び出すので、この関数を呼び出す必要はありません。これはコンポーネントの
動作を開始する際に推奨される方法です。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副作用:
なし
void VDAC8_SaveConfig(void)
説明:
この関数は、コンポーネントの設定と保持されないレジスタを保存します。この関数は、[Configure] (設定)
ダイアログで定義されている、または該当する API で変更される、現在のコンポーネント パラメータ値も保存
します。この関数は、VDAC8_Sleep()に呼び出されます。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副作用:
なし
void VDAC8_RestoreConfig(void)
説明:
この関数は、コンポーネントの設定と非保持レジスタを復元します。また、この関数はコンポーネントのパラ
メータ値を VDAC8_Sleep() 関数を呼び出す前の状態に復元します。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副作用:
VDAC_Sleep() の呼び出し前にこの関数を呼び出すことで、予期しない動作を引き起こす場合がありま
す。
DMA Wizard (DMA ウィザード)
VDAC8 コンポーネントは DMA 要求信号の実装は必要ありません。通常の使用は信号生成です。VDAC8 コ
ンポーネントへのデータ レートは外部から制御されます。DMA Wizard を使って次のように DMA 処理を設定で
きます。
DMA ウィザードの DMA ソース/
デス ティ ネーシ ョ ンの 名 前
VDAC8_Data_PTR
方向
要求
DMA要
信号
Destination 該当せず
(転送先)
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DMA 要求
タイ プ
該当せず
説明
DAC 値( 0 ~ 255) を格納
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ファームウェア ソースコードのサンプル
PSoC Creator は、[Find Example Project (サンプルプロジェクトを検索)] ダイアログに多数のサンプルプロジェ
クトを提供しており、そこには回路図およびサンプル コードが含まれています。コンポーネント固有の例を見るには、
[Component Catalog ] または回路図に置いたコンポーネント インスタンスからダイアログを開きます。一般例に
ついては、[Start Page] または [File (ファイル)] メニューからダイアログを開きます。必要に応じてダイアログにある
Filter Options を使用し、選択できるプロジェクトのリストを絞り込みます。
詳しくは、PSoC Creator ヘルプの「Find Example Project (サンプルプロジェクトを検索)」を参照してください。
機能説明
VDAC8 として使用する場合は、viDAC8 アナログ ブロックを電圧 DAC として設定して、電圧ソースとして使用
することができます。
VDAC として使用する場合、出力は、基準電圧を必要とする用途に対応する 8 ビット デジタル・アナログ変換
電圧です。この場合、基準ソースは VREF(DAC) と呼ばれるアナログ基準ブロックの電圧基準です。
DACx_CR0 [4] レジスタを設定して電圧モードで動作するように DAC を設定することができます。このモードに
は、DACx_CR0[3:2] レジスタで選択される 2 つの出力範囲があります。


0 V ~ 1.024 V
0 V ~ 4.096 V
両方の出力範囲には 255 のステップ数があります。VDAC は、電流出力DACを駆動し、抵抗を介して電圧が
出力されます。出力はバッファされていない為、、DACの DC 電流の変化によって出力レベルが変化します。し
たがって、このモードでは、出力に接続する負荷は容量性負荷となります。
VDAC は最大 1 Mspsに対応します。さらに、DAC では、4-V モードは 1-V モードより遅いです。 VSSA への抵
抗負荷が 4 倍大きいためです。4-V モードでは、VDAC は最大 250 ksps となります。
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ブロックダイアグラムと設定
図 1 は VDAC8 コンポーネントのブロック図です。
図 1. VDAC8 ブロック図
VDDA
VCC(Regulated)
DAC Value Mirror
1x, 2x ... 255x (8 bit)
Calibration Mirror
1.024V
Output
ISOURCE
VOUT
R
Reference
Current Source
Scaler
R
3R
レ ジ スタ
コンポーネントで提供される機能は、共通のランタイム関数で提供されます。次のレジスタ・リファレンスは上級者
向けの簡易説明です。VDAC8_Data レジスタは API を使用せず、データを DAC へ直接書き込むために使用
することができます。これは CPU または DMA のいずれかを利用する際に便利です。
VDAC8_CR0
ビ ット
7
6
RSVD
値



5
4
3
モード
2
Range[1:0]
1
0
hs
RSVD
mode: DAC を電圧モードまたは電流モードのいずれかに設定します
Range[1:0]: DAC 範囲の設定
hs: データ スピードを設定します
VDAC8_CR1
ビ ット
値

7
6
RSVD
5
4
3
2
1
0
mx_data
reset_udb_e
n
mx_idir
idirbit
Mx_ioff
ioffbit
mx_data: データ ソースを選択します
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




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reset_udb_en: DAC リセット イネーブル
mx_idir: DAC 電流の方向コントロールの Mux 選択
idirbit: DAC 電流の方向のレジスタ ソース
mx_off: DAC 電流オフコントロールの Mux 選択
ioffbit: DAC 電流オフのレジスタ ソース
VDAC8_DATA
ビ ット
7
6
5
4
2
1
0
Data[7:0]
値

3
Data[7:0]: DAC データ レジスタ
PSoC 3 の DC および AC 電気的特性
次の値は特性データに基づいています。特記されていない限り、仕様は–40°C £ TA £ 85 °C および TJ £
100 °C で有効です。下の表で別途指定されている場合を除き、すべての通常の値は TA = 25 °C、 VDDA =
5.0 V、アナログ接地の基準出力 (VSSA)、fast モードです。
VDAC8 DC 電気的特性
パラメータ
説明
条件
分解能
Typ
Max
–
8
–
ビット
単位
INL1
積分非直線性
1-V スケール
–
±2.1
±2.5
LSB
DNL1
微分非直線性
1-V スケール
–
±0.3
±1
LSB
ROUT
出力抵抗値
1-V スケール
–
4
–
k
4-V スケール
–
16
–
k
1-V スケール
–
1
–
V
4-V スケール、VDDA = 5 V
–
4
1
–
V
単調増加性
–
–
あり
–
VOS
セロスケール エラー
–
0
±0.9
LSB
FSGainErr
フルスケール ゲイン エラー
–
±1.6
±2.5
%
VOUT
1
Min
出力電圧範囲、
code = 255
1-V スケール
5 V 以下の VDDA 電圧の場合、出力は出力電圧以下の仕様にのみ準拠します (VDDA – 1 V)。
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パラメータ
8 ビット電圧デジタル・アナログ変換器 (VDAC8)
Min
Typ
Max
4-V スケール
–
±1.5
±2.5
%
1-V スケール
–
–
0.02
%FSR/°C
4-V スケール
–
–
0.02
%FSR/°C
Slow モード
–
–
100
µA
Fast モード
–
–
500
µA
説明
TCGainErr
温度係数、ゲイン エラー
IDD
動作電流
条件
単位
図
INL 対 DAC コード、1.0-V 範囲
INL 対 DAC コード、4.0-V 範囲
0.8
0.6
0.6
0.4
0.4
0.2
0.2
Bits
1
Bits
1
0.8
0
0
-0.2
-0.2
-0.4
-0.4
-0.6
-0.6
-0.8
1V INL
-1
0
32
64
96
128
160
Code
192
224
-0.8
0
0.2
0.2
0.15
0.15
0.1
0.1
0.05
0.05
Bits
0
-0.05
-0.1
-0.1
-0.15
1V DNL
-0.2
32
64
96
128
160
Code
Document Number: 001-80524 Rev. **
64
96
128
160
Code
192
224
256
0
-0.05
0
32
DNL 対 DAC コード、4.0-V 範囲
Bits
標準 DNL 対 DAC コード、1.0-V 範囲
4V INL
-1
256
192
224
256
-0.15
4V DNL
-0.2
0
32
64
96
128
160
Code
192
224
256
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VDAC INL 対 温度、1-V モード
VDAC DNL 対 温度、1-V モード
1.0
3.0
0.9
2.5
0.8
0.7
DNL, LSB
INL, LSB
2.0
1.5
1.0
0.4
0.2
0.1
0.0
0.0
-40
-20
0
20
40
Temperature, °C
60
-40
80
VDAC フルスケール エラー 対 温度、1-V モード
1.0
1.0
0.8
0.8
0.6
0.6
0.4
0.2
0.0
-0.2
-0.4
-1.0
60
80
VDAC 動作電流 対 温度、1-V モード、Slow モード
-40
-20
0
20
40
Temperature, °C
80
VDAC 動作電流 対 温度、1-V モード、Fast モード
100
400
90
350
Operating Current. µA
80
70
60
Max, Vdda = 5.5 V
40
Max, Vdda = 2.7 V
30
60
-0.4
-0.8
50
80
0.0
-1.0
20
40
Temperature, °C
60
-0.2
-0.6
0
20
40
Temperature, °C
0.2
-0.8
-20
0
0.4
-0.6
-40
-20
VDAC フルスケール エラー 対 温度、4-V モード
Full Scale Error, %
Full Scale Error, %
0.5
0.3
0.5
Operating Current. µA
0.6
20
Max, Vdda = 5.5 V
300
250
200
150
100
50
10
0
0
-40
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-20
0
20
40
Temperature, °C
60
80
-40
-20
0
20
40
Temperature, °C
60
80
Document Number: 001-80524 Rev. **
®
PSoC Creator™ コンポーネント データシート
8 ビット電圧デジタル・アナログ変換器 (VDAC8)
VDAC8 AC 電気的特性
Min
Typ
Max
1-V スケール
–
–
1000
ksps
4-V スケール
–
–
250
ksps
1-V スケール、CLOAD = 15 pF
–
0.45
1
µs
4-V スケール、CLOAD = 15 pF
–
0.8
3.2
µs
1-V スケール、CLOAD = 15 pF
–
0.45
1
µs
4-V スケール、CLOAD = 15 pF
–
0.7
3
µs
スルー レート、ステップ 10% ~
90%
1-V スケール、CLOAD = 15 pF
–
0.3
0.5
µs
4-V スケール、CLOAD = 15 pF
–
0.5
1.3
µs
スルー レート、ステップ 90% ~
10%
1-V スケール、CLOAD = 15 pF
–
0.3
0.5
µs
4-V スケール、CLOAD = 15 pF
–
0.3
1.3
µs
パラメータ
FDAC
説明
条件
更新レート
TsettleP
0.1% までのセトリング タイム、
ステップ 25% ~ 75%
TsettleN
SRP
SRN
0.1% までのセトリング タイム、
ステップ 75% ~ 25%
単位
Vn4V
ノイズ密度
2
4-V スケール、コード 255
–
3
–
µV/rtHz
Vn1V
ノイズ密度
2
1-V スケール、コード 255
–
750
–
nV/rtHz
図
ノイズ レベル、スケール 4 V
ノイズ レベル、スケール 1 V
100000
Scale = 4 V, Code = 255
Scale = 4 V, Code = 64
100000
Scale = 1 V, Code = 255
Scale = 1 V, Code = 64
10000
10000
nV/rtHz
nV/rtHz
1000
1000
100
100
Voltage Noise proportional to Scale * Code
Voltage Noise proportional to Scale * Code
10
10
0.01
2
0.1
1
kHz
10
100
1000
0.01
0.1
1
kHz
10
100
1000
出力ノイズはコード値に比例します。
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®
8 ビット電圧デジタル・アナログ変換器 (VDAC8)
PSoC Creator™ コンポーネント データシート
PSoC 5 DC/ AC 電気的特性
次の値は特性データに基づいています。特記されていない限り、仕様は –40°C £ TA £ 85 °C および TJ £
100 °C で有効です。下の表で別途指定されている場合を除き、すべての標準値は TA = 25 °C、 VDDA = 5.0
V、アナログ接地の基準出力 (VSSA)、fast モードで有効です。
VDAC8 DC 電気的特性
パラメータ
説明
条件
分解能
Typ
Max
–
8
–
ビット
単位
INL1
積分非直線性
1-V スケール
–
±2.1
±2.5
LSB
DNL1
微分非直線性
1-V スケール
–
±0.3
±1
LSB
ROUT
出力抵抗値
1-V スケール
–
4
–
k
4-V スケール
–
16
–
k
1-V スケール
–
1.02
–
V
4-V スケール、VDDA = 5 V
–
4.08
3
–
V
単調増加性
–
–
あり
–
VOS
セロスケール エラー
–
0
±0.9
LSB
Eg
ゲイン エラー
1-V スケール
–
–
±5
%
4-V スケール
–
–
±5
%
1-V スケール
–
–
0.03
%FSR/°C
4-V スケール
–
–
0.03
%FSR/°C
4-V Slow モード
–
–
100
µA
4-V Fast モード
–
–
500
µA
1-V Slow モード
300
µA
1-V Fast モード
600
µA
VOUT
TC_Eg
IDD
3
Min
出力電圧範囲、
code = 255
温度係数、ゲイン エラー
動作電流
5 V 以下の VDDA 電圧の場合、出力は出力電圧以下の仕様にのみ準拠します (VDDA – 1 V)。
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®
PSoC Creator™ コンポーネント データシート
8 ビット電圧デジタル・アナログ変換器 (VDAC8)
図
VDAC DNL 対 入力コード、1-V モード
1
1
0.5
0.5
DNL, LSB
INL, LSB
VDAC INL 対 入力コード、1-V モード
0
-0.5
0
-0.5
-1
-1
0
32
64
96
128 160
Code, 8-bit
192
224
256
VDAC INL 対 温度、1-V モード
0
32
64
96
128 160
Code, 8-bit
192
224
256
VDAC DNL 対 温度、1-V モード
0.2
1
DNL, LSB
INL, LSB
0.5
0
0.1
-0.5
-1
-40
-20
0
20
40
Temperature, °C
Document Number: 001-80524 Rev. **
60
80
0
-40
-20
0
20
40
Temperature, °C
60
80
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®
8 ビット電圧デジタル・アナログ変換器 (VDAC8)
PSoC Creator™ コンポーネント データシート
VDAC フルスケール エラー 対 温度、4-V モード
2
2
1.5
1.5
1
1
Full Scale Error, %
Full Scale Error, %
VDAC フルスケール エラー 対 温度、1-V モード
0.5
0
-0.5
-1
-1.5
0
-0.5
-1
-1.5
-2
-40
-20
0
20
40
Temperature, °C
60
-2
80
-40
VDAC 動作電流 対 温度、1-V モード、Slow モード
-20
0
20
40
Temperature, °C
60
80
VDAC 動作電流 対 温度、1-V モード、Fast モード
500
500
400
400
Operating Current, µA
Operating Current, µA
0.5
300
200
100
300
200
100
0
0
-40
-20
0
20
40
Temperature, °C
60
80
-40
-20
0
20
40
Temperature, °C
60
80
VDAC8 AC 電気的特性
パラメータ
FDAC
TsettleP
TsettleN
更新レート
0.1% までのセトリング タイム、
ステップ 25% ~ 75%
0.1% までのセトリング タイム、
ステップ 75% ~ 25%
電圧ノイズ
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Min
Typ
Max
1-V スケール
–
–
1000
ksps
4-V スケール
–
–
250
ksps
1-V スケール、CLOAD = 15 pF
–
0.45
1
µs
4-V スケール、CLOAD = 15 pF
–
0.8
4
µs
1-V スケール、CLOAD = 15 pF
–
0.45
1
µs
4-V スケール、CLOAD = 15 pF
–
0.7
4
µs
範囲 = 1 V、fast モード、
VDDA = 5 V, 10 kHz
–
750
–
nVsqrtHz
説明
条件
単位
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®
PSoC Creator™ コンポーネント データシート
8 ビット電圧デジタル・アナログ変換器 (VDAC8)
図
VDAC ステップ応答、コード 0x40 ~ 0xC0、1-V モード、
Fast モード、VDDA = 5 V
VDAC グリッチ応答、コード 0x7F ~ 0x80、1-V モード、
Fast モード、VDDA = 5 V
0.9
0.56
0.8
0.7
0.54
0.5
Vout, V
Vout, V
0.6
0.4
0.52
0.3
0.50
0.2
0.1
0.0
0.48
0
1
2
3
Time, µs
4
5
0
1
2
3
4
5
Time, µs
VDAC PSRR 対周波数
40
PSRR, dB
30
20
4 V, code 0x7F
10
4 V, code 0xFF
0
0.1
1
10
Frequency, kHz
100
1000
専門用語
積分非直線性(INL))
INL (積分比直線性)は、DAC の動作範囲上の最良適合直線からの LSB 単位の最大偏差。
微分非直線性(DNL))
DNL (微分非直線性) は、2 つの隣接コード間の測定した変化と理想的な 1LSB 変化の差です。この VDAC
はデザインにより単調増加性が保証されています。出力は「サーモメータ エンコード」です。各連続ステップは、以
前に有効にされた出力ソースに合計される別の出力ソースをオンにして行われます。
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8 ビット電圧デジタル・アナログ変換器 (VDAC8)
®
PSoC Creator™ コンポーネント データシート
単調増加性
A DAC は、出力が増加するか、デジタル コードの入力値の増加と同じ状態である場合は、単調増加性として
定義されます。VDAC8 コンポーネントは、電圧および温度のフル動作範囲において単調増加性。
セロスケール エラー
ゼロ スケール エラーは、コード 0x00 の測定値とコード 0x00 の最良適合直線の値との差です。
フルスケール ゲイン エラー
フルスケール ゲイン エラーは最大コードでの測定値と公称値との差です。最大値は、コード = 255 での 1.020 V
または 4.080 V のいずれかです。
フルスケール ゲイン温度係数 (TC)
フルスケール ゲイン温度係数は、温度の変動によるフルスケール値 (最大コード 0xFF) の変動です。低ゲインで
のゲイン変動はコード値に比例します。
電源電圧変動除去比 (PSRR)
電源電圧変動除去比は、VDAC の出力のアイソレーションを電源から測定します。
セトリング タイム
セトリング タイムは、特定のデジタル入力変動の特定レベルに安定させるために出力に必要な期間です。
スルー レート
スルー レートは、VDAC 出力の最大変動率です。スルー レートは、フルスケール値の 10 % ~ 90 %が測定さ
れます。
グリッチ振幅
グリッチ振幅は、入力コードがミッドスケール (0x7F ~ 0x80) での単一カウントを変更する場合に、出力に投入
されるパルス ピーク振幅です。パルスは、データの変動の前後のスタティック値の差より大きいです。
電圧ノイズ
電圧ノイズは、VDAC の出力抵抗と、VDAC の電流ノイズ x 出力抵抗の合計です。このノイズは、コード値の
機能に応じて変わります。
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®
PSoC Creator™ コンポーネント データシート
8 ビット電圧デジタル・アナログ変換器 (VDAC8)
コンポーネントの変更
ここでは、過去のバージョンからコンポーネントに加えられた主な変更を示します。
バージョン
1.70.a
変 更 の理 由 / 影 響
変 更 の説 明
PSoC 5 の DC と AC 電気的特性デー
タを追加。
データシートのマイナーな編集と更新
1.70
1.60
PSoC 5 の VDAC8_Stop() API を変
更
PSoC 5 と併用する場合、コンポーネントの停止時に独立したアナログ信
号に影響を与えることを防ぐには、変更が必要です。
VDAC カスタマイザを更新。

VDAC レイアウトを IDAC レイアウと同じにするため。

データ ソースが DAC Bus として選択された場合、ストローブ モードを
External 設定に強制するため。
GUI Configuration Editor を追加
以前の設定ウィンドウは、使用しやすい十分な情報がありませんでした。
データシートに特性データを追加
データシートのマイナーな編集と更新
1.50
Sleep/Wakeup (スリープ/ウェイクアップ) ローパワー モードをサポートし、ほとんどのコンポーネントの初期化と有効化
と Init/Enable (初期化/イネーブル) API の制御を分離する共通インターフェースを提供するため。
を追加しました。
コンポーネントに DMA 能力ファイルを追
加しました。
このファイルにより、PSoC Creator の DMA Wizard ツールでサポートされ
るようになります。
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医療、生命維持、救命、重要な管理、又は安全の用途のために使用することを保証するものではなく、また使用することを意図したものでもありません。さらにサイプレスは、誤動作や故障によって使用者に重大な傷害をもた
らすことを合理的に予想される、生命維持システムの重要なコンポーネンツとしてサイプレス製品を使用することを許可していません。生命維持システムの用途にサイプレス製品を提供することは、製造者がそのような使用にお
けるあらゆるリスクを負うことを意味し、その結果サイプレスはあらゆる責任を免除されることを意味します。
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