SANYO LA8638NV

注文コードNo.N 6 6 2 7
No. N 6 6 2 7
82500
新
LA8638NV
モノリシックリニア集積回路
小電力コードレスホン用コンパンダLSI
LA8638NVは、小電力コードレスホンなどの送受信システムにおいて、音声信号のダイナミックレンジ拡大や、
ノイズ抑制による音声品質向上を目的として開発されたLSIである。信号圧縮率が対数比1/2倍のコンプレッサ回
路と伸長率が対数比2倍のエキスパンダ回路を内蔵している他、スプラッタフィルタ, マイクアンプ, BTLアンプ,
受信データ用波形整形, 送受ミュート, スタンバイ等の機能を1チップに搭載しており、コードレスホンに最適な
コンパンダシステムLSIである。
機能 ・送信系
コンプレッサ, マイクアンプ, リミッタ (IDC), ミュート, 出力レベル切換え (レベル設定可能),
スプラッタフィルタ (5次)
・受信系
エキスパンダ, フィルタ用バッファアンプ, ミュート, 出力レベル切換え (レベル設定可能), BTLアンプ
・その他
受信データ用波形整形, スタンバイ
特長 ・送信系/受信系のベースバンド信号処理が容易。
・BTLレシーバアンプ内蔵 (セラミックスピーカ用:負荷2kΩ)
・スタンバイ機能により受信データ波形整形回路系のみ動作可能なため、間欠受信時でのバッテリセービ
ングに有効。
・スプラッタフィルタ内蔵 (fc設定可能)
・低電圧動作 1.8V∼5.5V
最大定格 / Ta=25℃
最大電源電圧
許容消費電力
動作周囲温度
保存周囲温度
動作条件 / Ta=25℃
推奨電源電圧
動作電源電圧範囲
VCC max
Pd max Ta≦75℃
Topr
Tstg
VCC
VCC op
7.0
100
−20∼+75
−40∼+125
unit
V
mW
℃
℃
2.4
1.8∼5.5
unit
V
V
外形図 3191A
(unit : mm)
30
0.5
7.6
5.6
15
9.75
(1.3)
1.5max
本書記載の規格値(最大定格、動作条件範囲
等) を瞬時たりとも越えて使用し、その結果
発生した機器の欠陥について、弊社は責任
を負いません。
1
0.15
0.1
本書記載の製品は、極めて高度の信頼性を
要する用途(生命維持装置、航空機のコント
ロールシステム等、多大な人的・物的損害
を及ぼす恐れのある用途)に対応する仕様に
はなっておりません。そのような場合には、
あらかじめ三洋電機販売窓口までご相談下
さい。
16
0.22
0.65
(0.33)
SANYO : SSOP30
〒370-0596 群馬県邑楽郡大泉町坂田一丁目1番1号
82500MH寿◎佐藤 B8-5326 No.6627-1/15
LA8638NV
電気的特性 / Ta=25℃, VCC=2.4V, fin=1kHz
min
無信号消費電流
ICCO
無信号
3.0
スタンバイ電流
ISTBY
スタンバイモード
0.4
〈送信系ブロック〉Vinrefc=−60dBV=0dB, Mic Amp Gain=40dB, RL=15kΩ
出力レベル
VOc
VIN=Vinrefc=0dB
−18.1
利得切換えレベル差
GCc
VIN=−10dB
3.5
利得誤差
GEc
VIN=−40dB
−2.0
全高調波ひずみ率
THDc
VIN=0dB
出力雑音電圧
VNOc
Rg=620Ω, f=20∼20kHz
リミッティング電圧
VLT
VIN=+30dB, 1kHz BPF
0.88
マイクアンプ最大電圧利得 VG max
40
LPF減衰量
Latt
fIN=5kHz, 5次バターワース
12.0
(fc=3.35k)
ミュート減衰レベル
ATTc
VIN=+30dB, 1kHz BPF
クロストークレベル
CTc
RX−VIN=−10dBV, 1kHz BPF
〈受信系ブロック〉Vinrefc=−20dBV=0dB, RL=15kΩ
出力レベル
VOe
VIN=Vinrefc=0dB
−18.8
利得切換えレベル差
GCe
VIN=0dB
6.0
利得誤差
GEe
VIN=−30dB
−1.5
出力雑音電圧
VNOe
Rg=620Ω, f=20∼20kHz
ミュート減衰レベル
ATTe
VIN=+10dB, 1kHz BPF
クロストークレベル
CTe
TX−VIN=−40dBV, 1kHz BPF
〈BTLアンプ〉RL=2kΩ
最大出力電圧
VObt1
THD=3%
3.2
全高調波ひずみ率
THDbt1
VIN=−5dBV
〈データシェイパ〉VIN=−20dBV, RL=100kΩ
デューティ
DUTY
43
不感帯
UNSN
−39.0
出力「H」電圧
VH
2.2
出力「L」電圧
VL
〈ディジタル入力特性〉
入力「H」レベル電圧1
VIH1
17, 18, 20, 22ピン
0.6VCC
入力「L」レベル電圧1
VIL1
17, 18, 20, 22ピン
入力「H」レベル電圧2
VIH2
19ピン
1.3
入力「L」レベル電圧2
VIL2
19ピン
typ
5.4
0.76
max
7.6
1.0
−16.1
4.0
−0.7
0.45
1.8
1.05
46
16.5
−14.1
4.4
+1.0
1.0
4.5
1.23
25.0
dBV
dB
dB
%
mVrms
Vp-p
dB
dB
−83
−61
−65
−50
dBV
dBV
−16.3
7.1
+0.3
18
−100
−83
−13.8
8.4
+2.0
40
−80
−65
4.2
0.4
1.0
50
−34.5
2.38
0.12
57
−30.0
0.3
0.25VCC
0.3
unit
mA
mA
dBV
dB
dB
μVrms
dBV
dBV
Vp-p
%
%
dBV
V
V
V
V
V
V
No.6627-2/15
No.6627-3/15
FM-DET
2
29
1
VCC
TX-LVL-ADJ
30
GND
VREF
+
1/2VCC
3
+ −
28
MIC
CMP-NF
4
VREF2
CMP
MIC-AMP
27
DT-VREF
5
TX-MUTE
26
6
AMP
7
CMP-RCT
8
ATT
IDC
+
LPF
23
TX
TX-LVL-CNG
SUM-AMP
24
FREQ-ADJ
25
EXP
EXP-RCT
9
TX-LVL-CNT
10
21
RX-LVL-CNG
LIMITER
22
RX-ATT-ADJ
TX-DATA-IN
RX-MUTE
TX-MUTE
13
BTL
14
17
SUB-CNT
18
CONTROL
12
20
11
19
BTL-CNT
BTL-GND
RX-LVL-CNT
RX-MUTE
CPU
CERAMIC
SPEAKER
STBY
SUB-CNT2
SUB-CNT1
+
15
VCC
16
DATA
SHAPER
A13519
ブロック図
LA8638NV
No.6627-4/15
FM-DET
2
29
4.7μF
3
4
27
20kΩ
MIC-IN2
5
26
MIC-OUT
1kΩ
100kΩ
DT-VREF
RX-IN
4.7μF
3300pF
7
6
25
CMP-RCT
+
0.1μF
28
0.1μF
22kΩ
RX-FIL-OUT
MIC
100kΩ
1
30
TX-LVL-ADJ
4.7kΩ
GND
VREF
MIC-IN1
+
1/2VCC
0.33μF
CMP-NF
1μF
68kΩ
47pF
20kΩ
8200pF
EXP-IN
1μF
1μF
4.3kΩ
8
23
9
22
LA8638NV
FREQ-ADJ
TX-OUT
TX-LVL-CNT
24
EXP-RCT
RX-ATT-ADJ
10
21
TX-DATA-IN
TX
1μF
1kΩ
RX-OUT
15kΩ
0.1μF
0.47μF
47kΩ
12
11
19
TX-MUTE
BTL-IN
+
16
15
17
14
13
18
SUB-CNT2
BTL-OUT1
20
BTL-CNT
BTL-GND
SUB-CNT1
BTL-OUT2
FSK-OUT
CPU
CERAMIC
SPEAKER
VCC
100kΩ
33μF
Top view
A13520
VCC
応用回路例
LA8638NV
+
INPUT
0.1μF
2
1
TP2
+
29
30
4.7kΩ
+
3
28
S11
100kΩ
0.1μF 620Ω
1μF
4.7μF
0.33μF
S7
S6
5
4
120kΩ
26
100kΩ
22pF
2.2μF
27
1kΩ
S8
6
25
+
0.47μF
0.33μF
23
22
S5
4.3kΩ
7
+
8
9
LA8638NV
24
+
2.2μF 15kΩ
0.47μF
+
620Ω
0.1μF
S13
S12
+
10
15kΩ
0.1μF 620Ω
21
TP10
1kΩ
+
0.33μF
11
20
S4
S14
S9
12
19
S3
47kΩ
0.1μF
+
620Ω
47kΩ
S2
TP13
13
18
14
TP14
2kΩ
S1
17
+
15
16
TP16
100kΩ
47μF
TP23
0.1μF
TP29
Top view
VCC
A13521
V1=0.35V
V2=0.45V
LA8638NV
測定回路図
No.6627-5/15
LA8638NV
使用上の注意
1. 内部基準電圧について
29ピン (VREF) ⇒ 電源電圧追従型 (約0.5VCC)
4ピン (VREF2) ⇒ 固定型 (約1.25V)
2. マイクアンプについて
高利得用に設計しているため、バッファアンプ (非反転ゼロゲインアンプ)としては使用しないこと。発
振する場合がある。従って、利得は6dB以上で使用すること。また、バイアス抵抗 (28-29ピン間)と帰還抵
抗 (26-27ピン間)は回路のバランスを考慮して、同一抵抗値を使用すること。
3. BTLアンプについて
内蔵のBTLアンプはセラミック型スピーカ用に設計しており、ダイナミックスピーカ駆動対応とはなっ
ていない。
4. 受信系入力フィルタについて
内蔵バッファアンプを使用して外付の容量/抵抗にてしゃ断周波数を決定する。外付定数は、規格化回
路定数値より簡単に求めることができる。〔表1〕の定数値を利用して使用する抵抗をすべて同じ数値にし
て目的のしゃ断周波数となる容量値を決定する。ただし、実際のコンデンサの容量値はあまり細かく設定
されていないので近似の容量値を選択し、最終的には抵抗によって微妙な設定が必要になってくる。従っ
て、最終決定の抵抗値が同一になるとは限らない。また、4-5ピン間の経路には微少電流 (5ピン入力部ト
ランジスタのベース電流)が流れており、この経路の抵抗での電圧降下が後段のデータシェイパのデュー
ティ比に影響を与えることになるため、フィルタ定数決定後に、4-5ピン間の直列抵抗値の総和が120kΩ
程度となるように、バイアス電圧供給用抵抗値RBを決定すること。
Ca=Xa/2πfcR
Vref
RB
R
CIN
R
C2
R
+
C3
C1
A13522
〔表1.〕規格化回路定数値表
LPFの種類
X1
X2
X3
2次バターワース
0.7071
1.4142
−
3次バターワース
0.2025
3.5468
1.3926
2次ベッセル
0.5000
0.6667
−
3次ベッセル
0.1451
0.8136
0.5647
ただし、ベッセル型のしゃ断周波数は、3dB減衰の概念ではない。
3dB減衰周波数は、2次がfcの1.38倍、3次が1.75倍である。
5. スプラッタフィルタ (送信系フィルタ)しゃ断周波数設定について
24ピン-GND間の抵抗により設定する (参考P7:グラフ1)。ただし、目標とする周波数を微妙に設定する
場合には、抵抗を2本使用して所定の周波数となるように設計すること。
6. 送受信出力切換えレベル設定について
a:送信系⇒29-30ピン間の抵抗により設定 (参考P7:グラフ2)
b:受信系⇒9ピン-GND間の抵抗により設定 (参考P7:グラフ3)
7. 静破対策保護ダイオードについて
コントロールピン および データ出力ピンは、上側の保護ダイオードが削除されており、マイコンと直
接接続が可能となる。
保護Diなし
⇒ VCC (15), GND (1, 12)系
下側保護Diのみ ⇒ 16∼20ピン, 22ピン
上下保護Diあり ⇒ 上記以外のピン
No.6627-6/15
LA8638NV
8. プリエンファシス/ディエンファシスについて
このICにおいては、プリエンをマイクアンプで、ディエンをBTLアンプ入力部で構成するシステムとな
っている。プリエンは、マイクアンプ正入力部 (28ピン)もしくは負入力部 (27ピン)のCR時定数により決
定する (1次HPF)。ディエンは、10-11ピン間にて、1次LPFのCR時定数により決定する。
9. 全波整流平滑用容量について
8ピン、25ピンの外付容量は、エキスパンダ/コンプレッサの全波整流平滑用のためのものである。この
容量は、平滑と共に過渡特性における時定数も決定する。時定数は、内部全波整流回路入力抵抗15kΩと
の積で決定される。エキスパンダ側の場合、語尾ノイズの関係にて時定数を小さくする傾向がありますが、
小さくすることは、平滑能力の低下 (出力信号ひずみの悪化)を招くので、そのことを考慮して決定する。
10. コンプレッサ加算アンプについて
コンプレッサ加算アンプは、直流ゲインが1倍、交流ゲインが無限大倍となるような特性となるように、
交流帰還を抑制する必要がある。3ピンは、この抑制用容量を外付する端子となっている。カットオフ周
波数は、内部抵抗22.5kΩとの積で決定する。
11. スタンバイ機能について
このICのスタンバイ機能とは、音声信号処理系ブロックを非動作状態、受信データ波形整形系ブロック
を動作状態とする機能であり、全回路を非動作状態とするものではない。したがって、電源端子 (15ピン)
を直接電池に接続するという構成はできない。電源はトランジスタスイッチにより、間欠供給動作を行う
こと。
12. コントロールモードについて
17ピン
18ピン
SUB-CNT1
SUB-CNT2
OPEN/HIGH
OPEN/HIGH
動作状態
スタンバイモード
OPEN/HIGH
Low
受信系音声ミュート
Low
OPEN/HIGH
受信出力標準レベル
Low
Low
受信出力LOWレベル
ピン番号
ピン名称
OPEN/HIGH
LOW
19ピン
BTL-CNT
BTLアンプ非動作
BTLアンプ動作
TX-MUTE
送信系音声ミュート
送信系音声出力
20ピン
22ピン
TX-LVL-CNT 送信出力標準レベル 送信出力HIGHレベル
ただし、スタンバイモード時には、他モードコントロール不可。
スプラッタフィルタしゃ断周波数設定
外付抵抗値決定用グラフ(グラフ1)
4.2
5
VCC =2.4V
送信系切換えレベル差設定
外付抵抗値決定用グラフ(グラフ2)
VCC =2.4V
3.8
4
レベル差 − dB
遮断周波数 − kHz
4.0
3.6
3.4
3.2
3.0
3
2
2.8
2.6
3.0
3.5
4.0
4.5
5.0
5.5
抵抗値 − kΩ
6.0
6.5
7.0
1
0
10
20
30
40
50
抵抗値 − kΩ
No.6627-7/15
LA8638NV
受信系切換えレベル差設定
外付抵抗値決定用グラフ(グラフ3)
-4
VCC =2.4V
-5
レベル差 − dB
-6
-7
-8
-9
-10
-11
-12
-13
0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
3.0
外付抵抗値 − kΩ
端子説明
端子
番号
1
端子名
端子電圧
(V)
等 価 回 路 図
GND
BTLアンプ以外の接地端子
1/2VCC
100kΩ
VCC
2
VCC/2
抵抗分割端子
2
+
100kΩ
29
備 考
VREF
29
−
基準電圧端子
(受信データ系回路以外)
VCC/2
A13523
VCC
3
CMP-NF
VCC/2
VREF
+
IN
−
45kΩ
22.5kΩ
コンプレッサ回路部加算アンプ
交流帰還抑制用
DCゲイン:1倍
ACゲイン:無限大倍
22.5kΩ
3
A13524
REGURATOR
4
DT-VREF
VREF2
+
基準電圧端子
(受信データ系回路用)
※ 5ピンへのバイアス電圧供給
4
1.25V
−
A13525
TODTSH
DTSHININ
TO
5
RX-IN
1.25V 印加
5
フィルタ用バッファ入力
+
500Ω
6
−
6
RX-FILOUT
1.25V
フィルタ用バッファ出力
100kΩ
A13526
VREF
EXP-IN
VCC/2
7
VREF
15kΩ
8
EXP-RCT
VCC
30kΩ
8
+
−
エキスパンダ入力
電圧-電流変換入力部
全波整流回路入力部
15kΩ
7
エキスパンダ回路用
全波整流回路出力部
(交流平滑用)
不定
(無信号時)
A13527
次ページへ続く。
No.6627-8/15
LA8638NV
前ページから続く。
端子電圧
端子
端子名
(V)
番号
等 価 回 路 図
備 考
BIAS CIRCUIT
VCA
受信系出力レベル切換え
減衰量設定端子
ATT CIRCUIT
0.03V
500Ω
RX-ATTADJ
500Ω
9
9
A13528
10
RX-OUT
VREF
+
IN
−
VCC/2
10
受信系出力
60kΩ
12
A13529
BTL-GND
BTLアンプ用接地端子
VCC
BTL-IN
VCC/2
VREF
+
14
−
BTLOUT1
VCC/2
+
14
BTLOUT2
BTLアンプ反転出力
20kΩ
13
BTLアンプ入力
20kΩ
11
13
VCC/2
11
−
BTLアンプ非反転出力
A13530
15
16
VCC
電圧印加
不定
FSK-OUT
(無信号時)
電源供給端子
FROM 6PIN
IN
−
VREF2
+
16
コンパレータ出力
(オープン・コレクタ型)
A13531
18
SUB-CNT2
VCC
20
TX-MUTE
VCC
22
TX-LVL-CNT
VCC
100kΩ
VCC
100kΩ
SUB-CNT1
A13532
VCC
BTL-CNT
VCC+0.65
2
100kΩ
BTL AMP
19
内部回路動作制御端子
(17・18・20・22は同一構成)
17 20
18 22
15kΩ
70kΩ
17
V V
CC
100kΩ
BTLアンプ動作制御端子
19
A13533
21
TX-DATAVCC/1.6
IN
VREF3
+
21
−
LPF
40kΩ
IDC
送信データ入力
50kΩ
A13534
23
TX-OUT
VCC/1.6
VREF3
+
LPF
−
23
20kΩ
送信系出力
30kΩ
A13535
次ページへ続く。
No.6627-9/15
LA8638NV
前ページから続く。
端子電圧
端子
端子名
(V)
番号
等 価 回 路 図
BIAS CIRCUIT
FREQADJ
24
備 考
A13535
LPF
スプラッタフィルタ
しゃ断周波数設定端子
0.01V
24
A13536
VCC
VREF
CMP-RCT
不定
(無信号時)
IN
15kΩ
25
25
+
−
15kΩ
コンプレッサ回路用
全波整流回路出力部
(交流平滑用)
A13537
26
MIC-OUT
VCC/2
27
MIC-IN2
VCC/2
28
28
27
VCC/2
印加
MIC-IN1
VCC
500Ω
500Ω
TX-LVLADJ
26
マイクアンプ負入力
−
TO CMP IN
A13538
30
VCC/2
29kΩ
送信系出力レベル切換え
増幅度設定端子
−
20kΩ
-50
信号クロストークレベル, C T − dBV
fin=1kHz
)
(2
3ピ
ン
10ピ
)
ン)
ン
ピ
TX
-D
TOU
T
U
-O
TX
23
T(
RX
-60
T(
-20
-OU
出力レベル, VO − dBV
0
-40
クロストーク特性
VCC =2.4V
1kHz - BPF
-60
RX⇒TX (2
-140
-120
-100
-80
-60
-40
入力レベル, VIN − dBV
-20
0
3ピン)
-70
TX-MUTE (23ピン)
-80
TX⇒RX (10ピン)
-90
(10ピン)
RX-MUTE
-100
-80
-100
-160
A13539
入出力特性
20 V =2.4V
CC
マイクアンプ正入力
+
IN
30
マイクアンプ出力
+
-110
-60
-50
-40
-30
-20
-10
入力レベル, VIN − dBV
No.6627-10/15
0
LA8638NV
スプラッタフィルタ周波数特性
10
0
no signal
6
消費電流, I C C − mA
レスポンス − dB
消費電流 VCC依存性
7
VCC = 2.4V
24ピン抵抗:4.3kΩ
-10
-20
-30
-40
BTLオン
5
BTLオフ
4
3
2
スタンバイ
1
-50
-60
0.1
2
3
5 7 1.0
2
3
5 7 10
2
3
0
1
5
2
3
周波数, f −Hz
出力レベル VCC依存性
-6
切換えレベル差, GC − dB
出力レベル, VO − dBV
-12
V =−60dBV
TX (23ピン)← IN
-16
RX (10ピン)←VIN=−20dBV
2
3
4
5
6
TX-CHANGE
4
High/Lowレベル
9ピン抵抗:1kΩ
30 - 29ピン抵抗:4.7kΩ
2
3
全高調波ひずみ率, THD − %
利得誤差, GE − dB
0
Compressor←VIN=−40dB
-1
4
5
6
2
1
RX (10ピン)←VIN=−20dBV
TX (23ピン)←VIN=−60dBV
0
1
7
TX-DATA (23ピン)←VIN=−20dBV
2
-80
12
-85
減衰レベル − dBV
最大出力電圧, VO − VP-P
BTLパワーアンプ最大出力電圧 VCC依存性
14 R =2kΩ
L
10
%
=3
D
TH
1%
D=
TH
6
4
5
6
7
受信系ミュート減衰レベル VCC依存性
VIN =-10dBV
1kHz - BPF
ン
13, 14ピ
-90
-95
-100
4
2
1
3
電源電圧, VCC − V
電源電圧, VCC − V
8
5
出力ひずみ率 VCC依存性
3
Expandor←VIN=−30dB
3
4
電源電圧, VCC − V
コンパンダ利得誤差 VCC依存性
2
7
5
3
1
7
1
-2
1
6
6
電源電圧, VCC − V
2
7
7
-18
-20
1
6
RX-CHANGE
-10
-14
5
切換えレベル差 VCC依存性
8
Limit level (1kHz-BPF)
-8
4
電源電圧, VCC − V
10ピン
-105
2
3
4
5
電源電圧, VCC − V
6
7
-110
1
2
3
4
5
6
電源電圧, VCC − V
No.6627-11/15
7
LA8638NV
受信系 (TX⇒ RX)クロストーク VCC依存性
-70
13ピン
-80
10ピン
-90
14ピン
-100
-110
1
2
3
4
5
6
送信系クロストーク VCC依存性
-50
1kHz - BPF
TX-IN(28ピン):VIN =- 40dBV
クロストークレベル, CT − dBV
クロストークレベル, CT − dBV
-60
7
1kHz - BPF
=−10dBV)
RX⇒TX (RX-VIN
-60
-70
TX-MUTE (VIN=−30dBV)
-80
-90
-100
2
1
電源電圧, VCC − V
出力ノイズレベル VCC依存性
4.0
DIN AUDIO filter
-50
TX (23ピン)
-60
TX-MUTE (23ピン)
-70
-80
RX-MUTE (10ピン)
-90
-100
4
5
6
7
スプラッタフィルタしゃ断周波数 VCC依存性
Att.=3dBdown
24ピン抵抗 :
3.8
しゃ断周波数 − kHz
出力ノイズレベル − dBV
-40
3
電源電圧, VCC − V
3.6
3.4
3.2
RX (10ピン)
1
2
3
4
5
6
3.0
1
7
2
-12
3
4
5
6
7
電源電圧, VCC − V
電源電圧, VCC − V
スプラッタフィルタ減衰量VCC依存性
56
fin=5k/1kHz
24ピン抵抗 :
データシェイパデューティ比 VCC依存性
54
デューティ比 − %
減衰量 − dB
-14
-16
-18
52
VIN=−20dBV
50
VI
N=−
30dB
48
V
46
-20
1
2
3
4
5
6
44
1
7
2
-28
3
4
5
6
7
電源電圧, VCC − V
電源電圧, VCC − V
データシェイパ不感帯 VCC依存性
消費電流温度特性
6
no signal
5
-30
消費電流, I C C − mA
最小入力レベル − dBV
BTLオン
-32
-34
-36
-38
1
BTLオフ
4
3
2
1
2
3
4
5
電源電圧, VCC − V
6
7
0
-40
スタンバイ
-20
0
20
40
60
周囲温度, Ta − ℃
No.6627-12/15
80
LA8638NV
出力レベル温度特性
-8
切換えレベル差温度特性
8
切換えレベル差, GC − dB
出力レベル, VO − dBV
Limiter level (1k-BPF)
-10
-12
-14
RX (10ピン) : VIN=−20dBV
TX (23ピン) : VIN=−60dBV
-16
-18
-40
TX-DATA (23ピン) : VIN=−20dBV
-20
0
20
40
60
RX-CHANGE
7
6
5
TX-CHANGE
4
High/Lowレベル
9ピン抵抗:1kΩ
30- 29ピン抵抗:4.7kΩ
3
-40
80
-20
0
周囲温度, Ta − ℃
コンパンダ利得誤差温度特性
1
Expandor←VIN=−30dB
0
Compressor←VIN=−40dB
-1
-2
-40
-20
0
20
40
60
最大出力電圧, VO − VP-P
全高調波ひずみ率, THD − %
80
0.3
0.2
5.0
0.7
0.6
13ピン
14ピン
-20
0
20
40
BTLパワーアンプ最大出力温度特性
THD出力 =1%
4.5
4.0
3.5
0.3
0.2
-40
-20
0
20
40
60
3.0
-40
80
-20
BTL 出力レベル温度特性
-85
BTL- IN:VIN =- 5dBV
(BTL gain⇒ 0dB)
減衰レベル − dBV
-4
0
-5
13ピン
14ピン
-6
-20
0
20
40
周囲温度, Ta − ℃
40
60
80
受信系ミュート減衰レベル温度特性
1kHz-BPF
VIN =- 10dBV
14ピン
-90
13ピン
-95
10ピン
-100
-7
-40
20
周囲温度, Ta − ℃
周囲温度, Ta − ℃
出力レベル, VO − dBV
60
RX (10ピン) : VIN=−20dBV
0.4
周囲温度, Ta − ℃
BTL ひずみ率温度特性
0.4
80
TX (23ピン) : VIN=−60dBV
0.5
0.1
-40
80
BTL- IN:VIN =- 5dBV
(BLT gain⇒ 0dB)
0.5
60
0.6
周囲温度, Ta − ℃
0.8
40
出力ひずみ率温度特性
0.7
全高調波ひずみ率, THD − %
利得誤差, GE − dB
2
20
周囲温度, Ta − ℃
60
80
-105
-40
-20
0
20
40
60
80
周囲温度, Ta − ℃
No.6627-13/15
LA8638NV
受信系 (TX⇒RX)クロストーク温度特性
-50
TX- IN:VIN =- 40dBV
1KHz - BPF
-75
クロストークレベル, CT − dBV
クロストークレベル, CT − dBV
-70
13ピン
-80
10ピン
-85
-90
14ピン
-95
-100
-40
-20
0
20
40
60
80
送信系クロストーク VCC依存性
1KHz- BPF
-60
RX⇒TX (RX-VIN=−10dBV)
-70
=−30dBV)
TX-MUTE (VIN
-80
-90
-100
-40
-20
周囲温度, Ta − ℃
出力ノイズレベル温度特性
DIN AUDIO filter
-3.5
TX (23ピン)
-60
60
80
スプラッタフィルタしゃ断周波数温度特性
Att.=3dB down
24ピン抵抗:4.3kΩ
TX-MUTE (23ピン)
-70
-3.3
-80
-3.2
-90
RX-MUTE (10ピン)
-20
0
RX (10ピン)
20
40
60
80
-3.1
-40
-20
0
スプラッタフィルタ減衰量温度特性
-11
fin=5k/1kHz
24ピン抵抗:4.3kΩ
5ピン最大入力レベル − dBV
-15
-16
-17
-18
-40
-20
0
20
40
60
60
80
受信系最大入力レベル温度特性
-12
-13
-14
-15
-16
-40
80
-20
0
20
40
60
80
周囲温度, Ta − ℃
送信データ最大入力レベル温度特性
54
出力(23ピン)THD=1%
データシェイパデューティ比温度特性
52
デューティ比 − %
-8
-10
50
-20
0
20
40
周囲温度, Ta − ℃
60
80
BV
20d
V IN=−
BV
48
-12
-14
-40
40
出力(10ピン)THD=1%
周囲温度, Ta − ℃
-6
20
周囲温度, Ta − ℃
周囲温度, Ta − ℃
減衰量 − dB
40
-3.4
-100
-40
21ピン最大入力レベル − dBV
20
しゃ断周波数 − kHz
出力ノイズレベル − dBV
-50
0
周囲温度, Ta − ℃
46
-40
=−
V IN
-20
30d
0
20
40
60
周囲温度, Ta − ℃
No.6627-14/15
80
LA8638NV
-32
データシェイパ不感帯温度特性
最小入力レベル − dBV
-33
-34
-35
-36
-37
-38
-40
-20
0
20
40
60
80
周囲温度, Ta − ℃
本書記載の製品は、定められた条件下において、記載部品単体の性能・特性・機能などを規定するものであ
本書記載の製品は、定められた条件下において、記載部品単体の性能・特性・機能などを規定するものであ
り、お客様の製品(機器)での性能・特性・機能などを保証するものではありません。部品単体の評価では
り、お客様の製品(機器)での性能・特性・機能などを保証するものではありません。部品単体の評価では
予測できない症状・事態を確認するためにも、お客様の製品で必要とされる評価・試験を必ず行って下さい。
予測できない症状・事態を確認するためにも、お客様の製品で必要とされる評価・試験を必ず行って下さい。
弊社は、高品質・高信頼性の製品を供給することに努めております。しかし、半導体製品はある確率で故障
弊社は、高品質・高信頼性の製品を供給することに努めております。しかし、半導体製品はある確率で故障
が生じてしまいます。この故障が原因となり、人命にかかわる事故、発煙・発火事故、他の物品に損害を与
が生じてしまいます。この故障が原因となり、人命にかかわる事故、発煙・発火事故、他の物品に損害を与
えてしまう事故などを引き起こす可能性があります。機器設計時には、このような事故を起こさないような、
えてしまう事故などを引き起こす可能性があります。機器設計時には、このような事故を起こさないような、
保護回路・誤動作防止回路等の安全設計、冗長設計・機構設計等の安全対策を行って下さい。
保護回路・誤動作防止回路等の安全設計、冗長設計・機構設計等の安全対策を行って下さい。
本書記載の製品が、外国為替及び外国貿易法に定める規制貨物(役務を含む)に該当する場合、輸出する
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際に同法に基づく輸出許可が必要です。
際に同法に基づく輸出許可が必要です。
弊社の承諾なしに、本書の一部または全部を、転載または複製することを禁止します。
弊社の承諾なしに、本書の一部または全部を、転載または複製することを禁止します。
本書に記載された内容は、製品改善および技術改良等により将来予告なしに変更することがあります。した
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がって、ご使用の際には、「納入仕様書」でご確認下さい。
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この資料の情報(掲載回路および回路定数を含む)は一例を示すもので、量産セットとしての設計を保証す
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るものではありません。また、この資料は正確かつ信頼すべきものであると確信しておりますが、その使用
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にあたって第3者の工業所有権その他の権利の実施に対する保証を行うものではありません。
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Y120 PS No.6627-15/15