AKM AK8126A

[ AK8126A]
AK8１26A
EMI対策用スペクトラム拡散IC
AK8126Aは、EMI対策用クロックジェネレータICです。 発振周波数または入力信号を変調することで
不要輻射のピーク値を減衰することができます。
特
□
□
□
□
□
□
電源電圧：
低消費電流：
入力周波数範囲：
発振回路：
出力周波数範囲：
変調度：
センター・スプレッド：
ダウン・スプレッド：
□
変調周波数：
1.
ブロック図
長
3.0V ～ 3.6V
4.5mA typ.(100MHz,出力端子無負荷時)
22.5～32MHz/45～64MHz/90～128MHz
22.5～32MHz
22.5～32MHz/45～64MHz/90～128MHz
±0.25%,±0.5%,±1.0%,±1.5%
-0.5%,-1.0%,-2.0%,-3.0%
30.05kHz（100MHz動作時）
*変調周波数は動作周波数に依存します。
□ 出力負荷：
8～15pF max.
□ サイクル-サイクル・ジッタ ：100ps（１σ）
□ パッケージ：
10ピンTMSOP (鉛フリー/ハロゲンフリー)
■用途
HDTV,STB,MFP,PCグラフィックカードなど
VDD
XIN
Crystal OSC
CKOUT
PLL
XOUT
S1
Control
S0
Logic
C/D/OFF
FR1
Vref
FR0
VSS
MS0978-J-01
2008/08
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[AK8126A]
2.
端子説明
２－１）端子配置図
10:C/D/OFF
1:XIN
2:XOUT
9:FR1
3:VSS
8:FR0
4:S1
7:VDD
5:S0
6:CKOUT
２－２）端子機能説明
端子番号
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
端子名
XIN
（AI）
XOUT
（AO）
VSS
（PWR）
S1
（DI）
S0
（DI）
CKOUT
（DO）
VDD
（PWR）
FR0
（DI）
FR1
（DI）
C/D/OFF
(DI)
説明
水晶振動子接続端子/外部入力
水晶振動子接続端子/外部入力時は開放にしてください。
接地端子
変調度設定端子
360kΩで内部プルダウンされています。
変調度設定端子
360kΩで内部プルダウンされています。
クロック出力端子
電源端子
動作周波数設定端子
360kΩで内部プルダウンされています。
動作周波数設定端子
360kΩで内部プルアップされています。
動作モード設定端子
360kΩ抵抗でプルアップおよびプルダウンされています。
AI ：アナログ入力
AO：アナログ出力
DI ：デジタル入力
DO：デジタル出力
PWR：電源
MS0978-J-01
2008/08
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[AK8126A]
２－３）機能選択
表1-2-1 変調度設定
S1
S0
L
L
H
H
L
H
L
H
センタ・スプレッド設定時
C/D/OFF=”H”
±0.5%
±0.25%
±1.0%
±1.5%
ダウン・スプレッド設定時
C/D/OFF=”L”
-1.0%
-0.5%
-2.0%
-3.0%
表1-2-2 動作モード設定
C/D/Off
出力周波数
L
ダウン・スプレッド
M
スプレッド・オフ
H
センター・スプレッド
注1)“M”は中ﾚﾍﾞﾙ入力電圧です。 C/D/Off端子を開放にすると中ﾚﾍﾞﾙ電圧となります。
注2) ｽﾌﾟﾚｯﾄﾞ・ｵﾌ時にS1=”H”でFR1端子の状態が変化するとICﾃｽﾄﾓｰﾄﾞとなり誤動作をする場合がありますので
ｽﾌﾟﾚｯﾄﾞ・ｵﾌ設定時は、FR1端子を”L”または”H”固定でご使用ください。
表1-2-3 動作周波数設定
FR1
FR0
入力周波数範囲
出力周波数範囲
L
L
22.5-32MHz
22.5-32MHz(1x)
L
H
45-64MHz
45-64MHz(1x)
H
L
90-128MHz
90-128MHz(1x)
H
H
22.5-32MHz
90-128MHz(4x)
注1) FR1/FR0=”HH”は４逓倍出力となり、入力の4倍の周波数を出力します。
MS0978-J-01
2008/08
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[AK8126A]
3.
電気的特性
３－１）絶対最大定格
項
目
記号
MIN
MAX
単位
電源電圧
VDD
-0.3
4.6
V
グランド・レベル
VSS
0
0
V
入力端子電圧
VIN
VSS-0.3
VDD+0.3
V
入力電流
IIN
-10
10
mA
保存温度
Tstg
-55
130
℃
備考
３－２）動作条件
項
目
記号
MIN
動作温度
Ta
-10
電源電圧
VDD
3.0
出力端子 負荷容量
Cp1
TYP
3.3
MAX
単位
85
℃
3.6
V
15
10
8
pF
備考
*1
*2
*3
*1) 出力周波数 22.5M～64MHz 時
*2) 出力周波数 90M～100MHz 時
*3) 出力周波数 100M～128MHz 時
３－３）消費電流
項
消費電流
VDD＝3.3V， Ta＝25℃
目
記号
MIN
IDD
TYP
4.5
MAX
単位
mA
備考
*1
*1) 入力周波数 100MHz, センタースプレッド±1.0%, 出力端子無負荷時
MS0978-J-01
2008/08
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[AK8126A]
３－４）ＤＣ特性
項目
特記無き場合、VDD＝3.0～3.6V，Ta＝-10～85℃
端子
MIN
0.8*VDD
低ﾚﾍﾞﾙ入力電圧１
S1,S0
FR1,FR0
同上
高ﾚﾍﾞﾙ入力電圧 2
C/D/Off
0.85*VDD
低ﾚﾍﾞﾙ入力電圧 2
同上
中ﾚﾍﾞﾙ入力電圧
同上
0.45*VDD
-20
出力高ﾚﾍﾞﾙ電圧
S1,S0
FR1,FR0
C/D/Off
CKOUT
出力低ﾚﾍﾞﾙ電圧
同上
高ﾚﾍﾞﾙ入力電圧 1
入力ﾘｰｸ電流
TYP
MAX
単位
備考
V
0.2*VDD
V
V
0.5*VDD
0.15*VDD
V
0.55*VDD
V
+20
uA
0.8*VDD
V
IOH=-4mA
0.2*VDD
V
IOL=4mA
３－５）ＡＣ特性
項目
水晶発振周波数
入力クロック周波数
VDD＝3.0～3.6V，Ta＝-10～85℃
端子
MIN
XIN,XOUT
XIN
TYP
MAX
単位
22.5
32.0
MHz
22.5
45.0
90.0
32.0
64.0
128
出力 CLK
立ち上がり時間
出力 CLK
立ち下がり時間
ｻｲｸﾙｰｻｲｸﾙ ｼﾞｯﾀ
(1σ)
ｻｲｸﾙｰｻｲｸﾙ ｼﾞｯﾀ
(peak to peak)
出力 CLK
ﾃﾞｭｰﾃｨｰｻｲｸﾙ
CKOUT
1.2
CKOUT
1.2
出力ﾛｯｸ時間
CKOUT
CKOUT
100
CKOUT
600
CKOUT
40
50
5
60
備考
水晶振動子使用時
基本波
MHz 外部入力モード時
入力周波数≦100MHz
1Vpp 以上
Duty:30%-70%
入力周波数>100MHz
1.2Vpp 以上
Duty:40%-60%
ns *1、*3
0.2*VDD→0.8*VDD
ns *1、*3
0.8*VDD→0.2*VDD
ps 1x
*1
ps 1x
*1
%
*1、*3
ｍs
*1、*2
*1) 設計値
*2) 電源が VDD 電圧に達した後、出力が所定の周波数の±0.1%に安定するまでの時間。
*3) CKOUT の負荷容量は、3-2)動作条件を御参照下さい。
MS0978-J-01
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[AK8126A]
３－６）周波数特性
VDD＝3.0～3.6V，Ta＝-10～85℃
項目
端子
MIN
入力周波数範囲
XIN
変調周波数
出力周波数範囲
CKOUT
CKOUT
22.5
45
90
22.5
27.04
22.5
45
90
周波数変調度
センタースプレッド設定時
CKOUT
周波数変調度
ダウンスプレッド設定時
CKOUT
ダウンスプレッド時
平均周波数ずれ *2
CKOUT
TYP
±0.5
±0.25
±1.0
±1.5
-1.0
-0.5
-2.0
-3.0
-0.6
-0.36
-1.2
-1.8
MAX
単位
備考
32
64
128
32
38.46
32
64
128
MHz
FR1/0=LL
FR1/0=LH
FR1/0=HL
FR1/0=HH
*1
FR1/0=LL
FR1/0=LH
FR1/0=HL/HH
S1/0=LL
S1/0=LH
S1/0=HL
S1/0=HH
S1/0=LL
S1/0=LH
S1/0=HL
S1/0=HH
S1/0=LL
S1/0=LH
S1/0=HL
S1/0=HH
KHz
MHz
%
%
%
*1) 変調周波数は入力周波数に依存します。
FR1/0=LL 22.5-32MHz ：19.23kHz X 入力周波数（発振周波数）/16MHz
FR1/0=LH 45-64MHz ：19.23kHz X 入力周波数（発振周波数）/32MHz
FR1/0=HL 90-128MHz ：19.23kHz X 入力周波数（発振周波数）/64MHz
FR1/0=HH 90-128MHz ：19.23kHz X 入力周波数（発振周波数/4）/16MHz
*2)ﾀﾞｳﾝｽﾌﾟﾚｯﾄﾞ時、理想平均周波数は、｜変調度｜÷ 2(%)低い周波数となりますが、AK8126Aでは上表のとおり
平均周波数が低くなります。
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[AK8126A]
4.
パッケージ外形寸法図（TMSOP-10：単位ｍｍ）
0 ~ 10°
2.9 ± 0.2
1
0.55 ± 0.2
4.0 ± 0.2
6
2.8 ± 0.2
10
5
+0.1
0.127 -0.05
+0.1
0.1 -0.05
1.0 MAX
0.5
0.2 ± 0.1
5.
マーキング図
ａ． １ピン表示
丸印
ｂ． ロゴ
ＡＫＭ
ｃ． マーケティングコード
８１２６Ａ
ｄ． 日付コード
ＸＸＸ（3 桁）
6
10
ＡＫＭ
１２６Ａ
ＸＸＸ
１
5
MS0978-J-01
2008/08
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[AK8126A]
重要な注意事項
● 本書に記載された製品、および、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく
変更することがあります。従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新
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● 本書に掲載された情報・図面の使用に起因した第三者の所有する特許権、工業所有権、そ
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当する場合、輸出する際に同法に基づく輸出許可が必要です。
● 医療機器、安全装置、航空宇宙用機器、原子力制御用機器など、その装置・機器の故障や
動作不良が、直接または間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通
常予想されるような極めて高い信頼性を要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必
ず事前に弊社代表取締役の書面による同意をお取り下さい。
● この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生
ずる損害等の責任を一切負うものではありませんのでご了承下さい。
● お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、そ
の使用から損害等が生じた場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承
下さい。
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