LifeTouch L はじめにお読みください - 日本電気

AM1-002452-001
2014 年 1 月
はじめにお読みください
LifeTouch L を安全に正しくご使用になるために必要な情報が記載されています。LifeTouch L をご使用になる前
に本書を必ずお読みください。本書は、必要なときにすぐに参照できるよう、お手元に置いておくようにしてください。
はじめに
■ 本書について
この度は LifeTouch L をお買い上げいただきまことにありがとうございます。本書では、LifeTouch L をお使いいただくために大
切な事項を説明しています。LifeTouch L をご使用の前に、本書を必ずお読みください。また、本書は読んだあとも大切に
保管してください。
■ リチウム系電池輸送規制について
LifeTouch L は、リチウムイオン電池を使用しています。LifeTouch L を輸送する場合は、輸送会社に「リチウムイオン電池
を含んだ内容物」であることを伝えて、輸送会社の指示に基づいた手続きを行ってください。法令に基づく表示等を行わな
いで、航空、海上輸送を行いますと、航空法、並びに船舶安全法に抵触し、罰せられることがあります。
■ 電波障害自主規制について
この装置は、クラス B 情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオ
やテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。取扱説明書に従って正しい取り扱い
をしてください。
VCCI-B
■ ソフトウェア使用条件について
お客様は、LifeTouch L にあらかじめ含まれているソフトウェアやコンテンツを、LifeTouch L においてのみご使用いただけます。
お客様は、これらのソフトウェアやコンテンツを複製、頒布、解読、修正できません。
■ 著作権等について
LifeTouch L の機能を用いて撮影した画像・動画や録音した音楽などを複製、編集する場合は、著作権侵害に当たる利
用方法はお控えください。
また、他人の肖像を勝手に使用、改変などをすると肖像権を侵害することとなりますので、そのような利用方法もお控えくだ
さい。なお、実演や興行、展示物などの中には、個人として楽しむなどの目的であっても撮影または録音などが禁止されて
いる場合がありますので注意してください。
カメラ機能を利用して撮影や画像転送を行う際は、プライバシーなどに配慮してください。
■ 廃棄方法について
使用後は、捨てないで当社指定の回収拠点へお持ちください。詳しくは、NEC 環境ホーム
ページ (http://www.nec.co.jp/eco/ja/business/recycle/it/)をご覧ください。
■ 免責事項について
• 地震・雷・風水害および当社の責任以外の火災、第三者による行為、その他の事故、お客様の故意または過失、誤
用、その他異常な条件下での使用により生じた損害に関して、当社は一切責任を負いません。
• LifeTouch L の使用または使用不能から生じる付随的な損害(機会を逸したことによる事業利益の損失、事業の中断
など)に関して、当社は一切責任を負いません。
• 取扱説明書の記載内容を守らないことにより生じた損害に関して、当社は一切責任を負いません。
• 当社指定外の接続機器、ソフトウェアとの組み合わせによる誤動作などから生じた損害に関して当社は一切責任を負
いません。
• LifeTouch L(ソフトウェアを含む)は日本国内専用です。LifeTouch L を日本国外で使用された場合、当社は一切責
任を負いません。また、当社は LifeTouch L に関し海外での保守サービスおよび技術サポート等は行っておりません。
■ ご注意
(1)本書の内容の一部または全部を無断転載・無断複写することは禁止されています。
(2)本書の内容については、将来予告なしに変更することがあります。
(3)本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載もれなどお気づきの点がありまし
たらご購入販売店等へ連絡してください。
(4)本商品の故障・誤動作・天災・不具合あるいは停電などの外部要因によって通信などの機会を逸したために生じた損
害などの純粋経済損失につきましては、当社は一切その責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
(5)本装置は、社団法人 電子情報技術産業協会の定めたパーソナルコンピュータの瞬時電圧低下対策規格を満足して
います。しかし、本規格の基準を上回る瞬時電圧低下に対しては、不都合が生じることがあります。
■ 商標について
・ Bluetooth®は、その権利者が所有している商標であり、日本電気株式会社はライセンスに基づき使用しています。
・ SD および microSD は、SD アソシエーションの商標です。
・ HDMI、HDMI ロゴ、High-Definition Multimedia Interface は、HDMI Licensing, LLC の商標または登録商標です。
・ LifeTouch は日本電気株式会社の登録商標です。
本書中のその他の登録商標および商標はそれぞれの所有者に帰属します。
本書に記載されている商品名は、各社の商標または登録商標です。
■ 輸出する際の注意事項
本商品の輸出(非居住者への役務提供等を含む)に際しては、外国為替及び外国貿易法等、関連する輸出管理法
等をご確認のうえ、必要な手続きをお取りください。
ご不明な場合、または輸出許可等申請手続きにあたり資料等が必要な場合には、ご購入販売店等に相談してくださ
い。
安全にお使いいただくために必ずお読みください
安全に正しくお使いいただくための表示について
警 告
人が死亡する、または重傷を負うおそれがあることを示します。
注 意
人が軽傷を負う、または物的損害を負うおそれがあることを示します。
この記号は、危険が発生するおそれがあることを表します。記号の
中の絵表示は危険の内容を図案化したものです。
例:感電注意
この記号は行為の禁止を表します。記号の中や近くの絵表示は、
してはならない行為の内容を図案化したものです。
例:分解禁止
行為の禁止
例:プラグを抜け
行為の強制
この記号は行為の強制を表します。記号の中の絵表示は、しなけ
ればならない行為の内容を図案化したものです。危険を避けるた
めにはこの行為が必要です。
本書で使用する記号
 警告・注意を促す記号
破裂注意
高温注意
 行為を禁止する記号
一般禁止
火気禁止
ぬれ手禁止
分解禁止
 行為を指示する記号
一般指示
電源プラグをコンセントから抜け
水ぬれ禁止
ぬれた手で LifeTouch L を操作したりしないでください。感電の原因となります。
航空機内や病院内などの無線機器の使用を禁止された区域では、LifeTouch L の電源を切ってください。電
子機器や医療機器に影響を与え、事故の原因となります。航空機内での使用については航空会社にお問い
合わせください。
LifeTouch L は、高精度な制御や微弱な信号を取り扱う電子機器や心臓ペースメーカなどの近くに設置した
り、近くで使用したりしないでください。電子機器や心臓ペースメーカなどが誤動作するなどの原因になることが
あります。また、医療用電子機器の近くや病院内など、使用を制限された場所では使用しないでください。
LifeTouch L のそばに花びん、植木鉢、コップ、化粧品、薬品や水の入った容器、または小さな金属類を置か
ないでください。こぼれて中に入った場合、火災、感電、故障の原因となることがあります。
ふろ場や加湿器のそばなど、湿度の高いところでは設置および使用はしないでください。火災、感電、故障の
原因となることがあります。
雷が鳴りだしたら、AC アダプタおよび AC ケーブル、AC アダプタで充電中の本体に触れたりしないでください。落
雷による感電の原因となります。
LifeTouch L に乗らないでください。壊れてけがの原因となることがあります。
赤外線ポートを目に向けて送信しないでください。目に悪影響を及ぼす原因となります。
LifeTouch L には、必ず付属またはオプションの専用 AC アダプタを使用してください。火災、感電、故障の原因
となります。
注 意
直射日光の当たるところや、密閉された自動車の中(特に夏期)、ストーブ、ヒーターなどの発熱器のそばなど、温度の
高いところに置かないでください。内部の温度が上がり、火災、破裂、故障の原因になります。
調理台のそばなど油飛びや湯気が当たるような場所に置かないでください。火災、感電、故障の原因となることがあり
ます。
ぐらついた台の上や傾いたところなど、不安定な場所に置かないでください。また、LifeTouch L の上に重いものを置かな
いでください。バランスがくずれて倒れたり、落下してけがの原因となることがあります。
LifeTouch L にものをのせたり布を掛けたりしないでください。内部に熱がこもり、火災の原因となることがあります。
温度変化の激しい場所(クーラーや暖房機のそばなど)に置かないでください。LifeTouch L の内部に結露が発生し、
火災、感電、故障の原因となります。
LifeTouch L を落とさないでください。落下が故障の原因になる場合があります。落下した場合、そのまま使用すると火
災・感電の原因になることがあります。万一、LifeTouch L を落としたり破損した場合は、すぐに LifeTouch L の AC ア
ダプタおよび AC ケーブルをコンセントから抜いて LifeTouch L の電源を切り、ご購入販売店等へ連絡してください。
LifeTouch L は動作中に熱くなることがありますが、手で触れることができる温度であれば異常ではありません。ただし、
長時間触れたまま使用すると低温やけどになることがあります。
AC アダプタ、AC ケーブルの取り扱いについて
警 告
接触禁止
AC アダプタおよび AC ケーブルを加熱したり、火中に投入しないでください。火災やけが、故障の原因となりま
す。
AC アダプタおよび AC ケーブルを金属類でショートさせないでください。火災やけが、故障の原因となります。
注意の喚起
発火注意
LifeTouch L を分解・改造したりしないでください。火災、感電、内蔵充電池の液漏れや故障の原因になりま
す。
LifeTouch L を加熱したり、火中に投入しないでください。LifeTouch L に内蔵されている充電池が破裂して火
災やけが、故障の原因となります。
LifeTouch L の充電端子を金属類でショートさせないでください。内蔵されている充電池が破裂して火災やけ
が、故障の原因となります。
LifeTouch L の充電端子に水滴がついたまま充電しないでください。火災、感電、故障の原因となることがあり
ます。
万一、煙が出ている、変なにおいがするなどの異常状態のまま使用すると、火災、感電の原因となります。すぐ
に LifeTouch L の AC アダプタおよび AC ケーブルをコンセントから抜いて LifeTouch L の電源を切ってください。
煙が出なくなるのを確認してから、ご購入販売店等へ連絡してください。お客様による修理は危険ですから絶
対におやめください。
LifeTouch L を水や海水につけたりしないでください。万一、内部に水などの液体が入ったり、ぬらした場合は、
すぐに LifeTouch L の AC アダプタおよび AC ケーブルをコンセントから抜いて LifeTouch L の電源を切り、ご購
入販売店等へ連絡してください。そのまま使用すると、火災、感電、故障の原因となることがあります
LifeTouch L のマイク用穴部、スピーカー用穴部、各コネクタ部に金属類や燃えやすいものなどの、異物を差し
込んだりしないでください。万一、異物が入った場合は、すぐに LifeTouch L の AC アダプタおよび AC ケーブルを
コンセントから抜いて LifeTouch L の電源を切り、ご購入販売店等へ連絡してください。そのまま使用すると、
火災、感電、故障の原因となることがあります。
万一、LifeTouch L を落としたり破損した場合は、すぐに LifeTouch L の AC アダプタおよび AC ケーブルをコン
セントから抜いて LifeTouch L の電源を切り、ご購入販売店等へ連絡してください。そのまま使用すると、火
災、感電の原因となることがあります。
LifeTouch L は OA 機器として設計されております。人命に直接関わる医療機器や、極めて高い信頼性を要
求されるシステム(幹線通信機器や電算機システムなど)では使用しないでください。社会的に大きな混乱が
発生したり人が死亡または重傷を負うおそれがあります。
AC アダプタおよび AC ケーブルを分解・改造したりしないでください。火災、感電、故障の原因になります。
お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し説明しています。
感電注意
警 告
AC アダプタおよび AC ケーブルは LifeTouch L 以外に使用しないでください。火災、感電、故障の原因となりま
す。
本書には、お使いになる人や他の人々への危害や財産への損害を未然に防ぎ、本商品を安全に正しくお使いい
ただくために守っていただきたい事項を示しています。その表示と図記号の意味は次のようになっています。
一般注意
LifeTouch L 本体の取り扱いについて
万一、煙が出ている、変なにおいがするなどの異常状態のまま使用すると、火災、感電の原因となります。すぐ
に電源プラグをコンセントから抜いてください。煙が出なくなるのを確認してから、ご購入販売店等へ連絡してくだ
さい。お客様による修理は危険ですから絶対におやめください。
AC アダプタおよび AC ケーブルを水や海水につけたり、ぬらさないでください。万一、内部に水などの液体が入っ
たり、ぬらした場合は、すぐに電源プラグをコンセントから抜いて、ご購入販売店等へ連絡してください。そのまま
使用すると、火災、感電、故障の原因となることがあります。
AC アダプタおよび AC ケーブルのコネクタ部に金属類や燃えやすいものなどの、異物を差し込んだりしないでくだ
さい。万一、異物が入った場合は、すぐに電源プラグをコンセントから抜いて、ご購入販売店等へ連絡してくださ
い。そのまま使用すると、火災、感電、故障の原因となることがあります。
ぬれた手で AC アダプタおよび AC ケーブルに触れないでください。感電の原因となります。
ふろ場や加湿器のそばなど、湿度の高いところでは設置および使用はしないでください。火災、感電、故障の原
因となることがあります。
雷が鳴りだしたら、AC アダプタおよび AC ケーブルに触れないでください。落雷による感電の原因となります。
AC アダプタおよび AC ケーブルに乗らないでください。壊れてけがの原因となることがあります。
電源は AC100V(50/60Hz)を使用してください。異なる電圧で使用すると、感電、発煙、火災の原因になりま
す。*AC アダプタ自体は、入力電圧 AC240V までの安全認定を取得していますが、添付の AC ケーブルは
AC100V 用(日本仕様)です。
LifeTouch L の AC アダプタおよび AC ケーブルは、たこ足配線にしないでください。たこ足配線にするとテーブルタ
ップなどが過熱、劣化し、火災の原因となります。
AC ケーブルを傷つけたり、破損したり、加工したり、無理に曲げたり、引っ張ったり、ねじったり、たばねたりしない
でください。火災、感電の原因となります。また、重いものをのせたり、加熱したりすると AC ケーブルが破損し、火
災、感電の原因となります。
AC ケーブルが傷んだ(芯線の露出・断線など)状態のまま使用すると火災・感電の原因となります。すぐに
LifeTouch L の AC アダプタおよび AC ケーブルをコンセントから抜いて、ご購入販売店等へ連絡してください。
AC アダプタにものをのせたり布を掛けたりしないでください。過熱し、ケースや AC ケーブルの被覆が溶けて火災、
感電の原因となります。
AC アダプタは風通しの悪い狭い場所(収納棚や本棚の後ろなど)に設置しないでください。過熱し、火災や破
損の原因となることがあります。AC アダプタおよび AC ケーブルは、容易に抜き差し可能な電源コンセントに差し
込んでください。
AC アダプタおよび AC ケーブルのプラグやケーブルを口に入れないでください。けがや故障の原因となります。
注 意
LifeTouch L の電源プラグはコンセントに確実に差し込んでください。抜くときは、必ず電源プラグを持って抜いてく
ださい。AC ケーブルを引っ張るとケーブルが傷つき、火災、感電の原因となることがあります。
LifeTouch L の電源プラグとコンセントの間のほこりは、定期的に取り除いてください。放置すると火災の原因とな
ることがあります。
移動させる場合は、LifeTouch L の AC アダプタおよび AC ケーブルをコンセントから抜いたことを確認のうえ、行っ
てください。ケーブルが傷つき、火災、感電の原因となることがあります。
長期間ご使用にならないときは、安全のため必ず LifeTouch L の AC アダプタをコンセントから抜いてください。
LifeTouch L の使用中や使用直後、AC アダプタは、高温になる場合があり、やけどなどのおそれがありますので
注意してください。
直射日光の当たるところや、密閉された自動車の中(特に夏期)、ストーブ、ヒーターなどの発熱器のそばなど、
温度の高いところに置かないでください。内部の温度が上がり、火災、破裂、故障の原因になります。
調理台のそばなど油飛びや湯気が当たるような場所、ほこりの多い場所に置かないでください。火災、感電、故
障の原因となることがあります。
温度変化の激しい場所(クーラーや暖房機のそばなど)に置かないでください。AC アダプタの内部に結露が発生
し、火災、感電、故障の原因となります。
ぐらついた台の上や傾いたところなど,不安定な場所に置かないでください。また、AC アダプタおよび AC ケーブルの
上に重いものを置かないでください。落下してけがの原因となることがあります。
AC アダプタおよび AC ケーブルを落とさないでください。落下が故障の原因になる場合があります。落下した場
合、そのまま使用すると火災・感電の原因になることがあります。万一、AC アダプタおよび AC ケーブルを落とした
り破損した場合は、すぐに電源プラグをコンセントから抜いて、ご購入販売店等へ連絡してください。
内蔵充電池について
警 告
LifeTouch L には、リチウムイオン電池を内蔵しています。取り扱いを誤りますと破裂、発火、発煙のおそれ、性能低下、故障の
原因となりますので、次の内容を必ず守ってください。
LifeTouch L にはリチウムイオン電池(2 次電池)を内蔵しています。LifeTouch L の廃棄に関しては、本書の「廃
棄方法について」を参照してください。
LifeTouch L 本体を分解し、内蔵している充電池を分解したり、改造しないでください。
内蔵充電池には、危険を防止するための安全機構や保護装置が組み込まれています。これらを損なうと内蔵
充電池が漏液、発熱、破裂、発火する原因となります。
内蔵充電池に釘を刺す、ハンマーでたたく、踏みつけるなどの強い衝撃を与えたり、投げ付けたりしないでくださ
い。内蔵充電池が漏液、発熱、破裂、発火する原因となります。
内蔵充電池を水や火の中に投入したり、加熱しないでください。内蔵充電池が漏液、発熱、破裂、発火する
原因となります。
内蔵充電池の端子をショートさせないでください。内蔵充電池が漏液、発熱、破裂、発火する原因となります。
内蔵充電池が漏液して液が目に入ったときは、こすらずにすぐに水道水などのきれいな水で十分に洗ったあと、
直ちに医師の治療を受けてください。放置すると液により目に障害を与える原因となります。
充電の際に 6 時間(25℃、電源 OFF の状態)を超えても充電が完了しない場合には、充電をやめてください。
内蔵充電池を漏液、発熱、破裂、発火させる原因となります。
電子レンジや高圧容器に入れたりしないでください。急に加熱されたり、密閉状態が壊れたりして漏液、発熱、
発煙、破裂、発火の原因となります。
LifeTouch L 本体から漏液したり異臭がするときには直ちに火気より遠ざけてください。漏液した電解液に引火
し、発煙、破裂、発火の原因となります。
注 意
充電は必ず 5~35℃の周囲温度範囲で行ってください。
内蔵充電池が漏液して液が皮膚や衣類に付着したときは、すぐに水道水などのきれいな水で洗い流し
てください。皮膚がかぶれたりする原因となることがあります。
microSD カードについて
警 告
microSD カードを使用する場合、microSD カードを小さなお子様の手の届く場所には絶対置かないでください。
誤って飲み込み、窒息する危険があります。万一、飲み込んだ場合には、直ちに医師の診断を受けてください。
タッチパネル付液晶画面について
タッチパネル付き液晶画面(以下、液晶画面とします)は非常に精密度の高い技術で作られていますが、液晶の特性上、点灯
しない画素や常に点灯する画素が存在することがあります。また、液晶画面の明るさにムラが発生する可能性があります。これら
は故障ではありませんのであらかじめご了承ください。
注 意
液晶画面部分にものを当てたり、強く抑えたり、本体を落としたりすると液晶画面が割れることがあります。
液晶画面をとがったものや固いもので突かないでください。故障の原因となります。
電波について
LifeTouch L は、IEEE802.11n(2.4GHz 帯、5GHz 帯)、IEEE802.11a(5GHz 帯)、IEEE802.11b(2.4GHz 帯)、IEEE802.11g
(2.4GHz 帯)の無線 LAN 規格と Bluetooth®ワイヤレステクノロジーver2.1+EDR 規格に準拠した情報表示端末です。
■ 電波に関する注意事項
LifeTouch L は、日本国における電波法施行規則第 6 条第 4 項第 4 号「小電力データ通信システムの無線局」を満足した無
線設備であり、日本国における端末設備等規則第 36 条「電波を使用する自営電気通信端末設備」を満足した端末設備で
す。分解や改造などを行っての運用は違法であり、処罰の対象になりますので絶対に行わないでください。また、LifeTouch L は
日本国以外ではご使用になれません。
■ IEEE802.11n または IEEE802.11a 通信で W52 帯、W53 帯、W56 帯に対応
LifeTouch L は IEEE802.11n または IEEE802.11a 通信において W52 帯、W53 帯、W56 帯に対応しており、IEEE802.11n ま
たは IEEE802.11a 通信をご利用の場合に、W52 帯、W53 帯、W56 帯ではそれぞれ最大で以下のチャネルがご利用になれま
す。
タイプ
チャネル
周波数帯域
W52
36, 40, 44, 48ch
5.2GHz 帯(5150-5250MHz)
W53
52, 56, 60, 64ch
5.3GHz 帯(5250-5350MHz)
W56
100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140ch
5.6GHz 帯(5470-5725MHz)
ただし、W52 帯、W53 帯、W56 帯は使用している周波数帯/チャネルが異なるため通信できない組み合わせがあります。以下の
相互接続一覧表を参照の上、注意してください。
LifeTouch L
無線 LAN 端末(子機)
(W52/W53/W56 対応)
無線 LAN アクセスポイント(親機)
W52/W53/W56
W52/W53/W56 対応の無線 LAN アクセスポイント(親機)
W52,W53,W56
◎
W52/W53 対応の無線 LAN アクセスポイント(親機)
W52,W53
○
J52 対応の無線 LAN アクセスポイント(親機)で、W52 に対応した場合
W52
△
J52 対応の無線 LAN アクセスポイント(親機)
J52
×
◎:W52 帯(5150-5250MHz)、W53 帯(5250-5350MHz)、W56 帯(5470-5725MHz)を使用して、最大 19 チャネルから選択が
可能です。
○:W52 帯(5150-5250MHz)、W53 帯(5250-5350MHz)を使用して、最大 8 チャネルから選択が可能です。
△:W52 帯(5150-5250MHz)を使用して、最大 4 チャネルから選択が可能です。
×: 利用不可
 LifeTouch L は、IEEE802.11n(5GHz)および IEEE802.11a 通信利用時は 5GHz 帯域の電波を使用しております。なお、W52
帯、W53 帯の電波を屋外で使用することは、電波法により禁じられています。
 W53(52/56/60/64ch)または W56(100/104/108/112/116/120/124/128/132/136/140ch)を選択した場合は、法令によ
り次のような制限事項があります。(アクセスポイント側動作)
・ 各チャネルの通信開始前に、1 分間のレーダー波検出を行いますので、その間は通信を行えません。
・ 通信中にレーダー波を検出した場合は、自動的にチャネルを変更しますので、通信が中断されることがあります。
 本商品では、5GHz 帯小電力データ通信システムが内蔵されています。本機に内蔵されている無線設備は、5GHz 帯域
(5.15GHz~5.35GHz、5.47GHz~5.725GHz)を使用しており、以下のチャンネルに対応しています。ラベルの見かたは、次の
とおりです。
W52: Ch36(5180MHz),Ch40(5200MHz),Ch44(5220MHz),Ch48(5240MHz)
W53: Ch52(5260MHz),Ch56(5280MHz),Ch60(5300MHz),Ch64(5320MHz)
W56: Ch100(5500MHz),Ch104(5520MHz),Ch108(5540MHz),
Ch112(5560MHz),Ch116(5580MHz),Ch120(5600MHz),
Ch124(5620MHz),Ch128(5640MHz),Ch132(5660MHz),
Ch136(5680MHz),Ch140(5700MHz)
 IEEE802.11n(2.4GHz)、IEEE802.11b、IEEE802.11g、Bluetooth®通信利用時は、2.4GHz 帯域の電波を使用しており、こ
の周波数帯では、電子レンジなどの産業・科学・医療機器のほか、他の同種無線局、工場の製造ラインなどで使用される
免許を要する移動体識別用構内無線局、免許を要しない特定小電力無線局、アマチュア無線局など(以下「他の無線
局」と略す)が運用されています。
2.4
:2.4GHz 帯を使用する無線設備を示す
DS/OF
:DS-SS 方式および OFDM 方式を示す
4
:想定される干渉距離が 40m 以下であることを示す
■■■
:全帯域を使用し、かつ移動体識別装置の帯域を回避可能であることを
意味する
2.4
:2.4GHz 帯を使用する無線設備を示す
FH
:FH-SS 方式を示す
2
:想定される干渉距離が 20m 以下であることを示す
:全帯域を使用し、かつ移動体識別装置の帯域を回避不可であることを
意味する
(1.) LifeTouch L を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局および特定小電力無線局並びにアマチュア無線局が
運用されていないことを確認してください。
(2.) 万一、LifeTouch L から移動体識別用の構内無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合には、速やかに電
波の発射を停止したうえで、使用場所を変えるか、または機器の運用を停止(電波の発射を停止)してください。
(3.) その他、この機器から移動体識別用の特定小電力無線局あるいはアマチュア無線局に対して有害な電波干渉の事例が
発生した場合など何かお困りのことが起きたときは、ご購入販売店等へ連絡 してください。
万一、液晶画面が割れた場合は、液晶画面や液晶画面から漏れた液体には絶対に触らないでください。
液晶画面を強い力でこすったり、押したり、つついたりしないでください。けがや故障の原因となります。
つめをたてて操作をしないでください。けがや故障の原因となります。
液晶画面に砂埃やゴミなどがつかないように注意してください。ついてしまった場合は、必ずやわらかい乾いた布な
どできれいにふき取ってください。そのままご使用されますと、タッチパネルに傷がつき故障の原因となる可能性があ
ります。
取り扱い上の注意
 LifeTouch L を安全に正しくお使いいただくために、次のような所への設置は避けてください。
・振動が多い場所
・気化した薬品が充満した場所や、薬品に触れる場所
・ラジオやテレビなどのすぐそばや、磁界を発生する装置が近くにある場所
(電子レンジ、コードレス電話、スピーカー、テレビ、ラジオ、蛍光灯、インバーターエアコン、電磁調理器など)ラジオやテレビなどに近いと
受信障害の原因となったり、テレビ画面が乱れることがあります。また、コードレス電話機の通話にノイズが入ったり、発信・着信が正し
く動作しない場合があります。このような場合は、お互いを数メートル以上離してお使いください。
・高周波雑音を発生する場所
 無線 LAN アクセスポイント(親機)と LifeTouch L の距離が近すぎるとデータ通信でエラーが発生する場合があります。このような場合
は、1m 以上離してお使いください。
 動作環境温度の範囲でお使いください。LifeTouch L が正常に動作しないことがあります。
 LifeTouch L プラスチック部品の一部に、光の具合によっては傷に見える部分があります。プラスチック商品の製造過程で生じることが
ありますが、構造上および機能上は問題ありません。安心してお使いください。
 ベンジン、シンナー、アルコールなどでふかないでください。LifeTouch L の変色や変形の原因となることがあります。汚れがひどいときは、
薄い中性洗剤をつけた布をよくしぼって汚れをふき取り、やわらかい布でからぶきしてください。ただし、コネクタ部分は、よくしぼった場合
でもぬれた布では絶対にふかないでください。
 水滴が付いている場合は、乾いた布でふき取ってください。
 LifeTouch L の電源を切ったあと、すぐに電源を入れ直さないでください。10 秒以上の間隔をあけてから電源を入れてください。すぐに
電源を入れると電源が入らないことがあります。
 内蔵充電池は消耗品です。電池の寿命はお客様の使用環境により変わります。寿命が近づいた電池は、不具合が発生する可能
性がありますので、以下に記載した目安に当てはまる場合は、使用をおやめになり内蔵電池の交換をしてください。内蔵充電池の交
換に関しては、ご購入販売店等へ連絡してください。
<寿命判断の目安>
寿命については、『スタートアップガイド』を参照してください
 microSD カードの使用中は、microSD カードを取り外したり、LifeTouch L 本体の電源を切ったりしないでください。データの消失、故
障の原因となります。
 microSD カードに保存されたデータは、バックアップを取るなどして別に保管してくださるようお願いします。万一、保存されたデータが消
失または変化しても、当社としては責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
■ 無線 LAN に関する注意事項
(1.) 最大 300Mbps(規格値)、最大 54Mbps(規格値)、最大 11Mbps(規格値)は、IEEE802.11 の無線 LAN 規格で定めら
れたデータ転送クロックの最大値であり、実際のデータ転送速度(実効値)ではありません。
(2.) 無線 LAN の伝送距離や伝送速度は壁や家具・什器などの周辺環境により大きく変動します。
■ 無線 LAN 商品ご使用におけるセキュリティに関する注意事項
無線 LAN では、LAN ケーブルを使用する代わりに、電波を利用してパソコンなどと無線アクセスポイント間で情報のやり取り
を行うため、電波の届く範囲であれば自由に LAN 接続が可能であるという利点があります。その反面、電波はある範囲内で
あれば障害物(壁など)を越えてすべての場所に届くため、セキュリティに関する設定を行っていない場合、以下のような問題
が発生する可能性があります。
(1.) 通信内容を盗み見られる
悪意ある第三者が、電波を故意に傍受し、ID やパスワードまたはクレジットカード番号などの個人情報、メールの内容など
の通信内容を盗み見られる可能性があります。
(2.) 不正に侵入される
悪意ある第三者が、無断で個人や会社内のネットワークへアクセスし、個人情報や機密情報を取り出す(情報漏洩)特
定の人物になりすまして通信し、不正な情報を流す(なりすまし)傍受した通信内容を書き換えて発信する(改ざん)コンピ
ューターウィルスなどを流しデータやシステムを破壊する(破壊)などの行為をされてしまう可能性があります。
本来、無線 LAN カードや無線アクセスポイントは、これらの問題に対応するためのセキュリティの仕組みを持っていますので、
無線 LAN 商品のセキュリティに関する設定を行って商品を使用することで、その問題が発生する可能性は少なくなります。
セキュリティの設定を行わないで使用した場合の問題を十分理解したうえで、お客様自身の判断と責任においてセキュリテ
ィに関する設定を行い、商品を使用することをお勧めします。セキュリティ対策をほどこさず、あるいは、無線 LAN の仕様上
やむをえない事情によりセキュリティの問題が発生してしまった場合、当社はこれによって生じた損害に対する責任は一切負
いかねますのであらかじめご了承ください。
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