ETC AN8000MS

電源レギュレータ
AN8000MS
携帯電話用リップルフィルタIC
■ 概 要
Unit : mm
+0.20
2.80 –0.30
+0.25
1.50 –0.05 (0.65)
6
1
5
2
4
3
0 to 0.10
(0.80)
1.10+0.20
–0.10
• 入出力ドロップ電圧を 0.3 V に低減 (パス・トラン
ジスタに PNP トランジスタを使用)
• ミニ型 6 端子パッケージ採用により , 実装面積を
削減
0.16+0.10
–0.06
■ 特 長
■ 用 途
• 携帯電話他
(1.45)
2.90 +0.20
–0.05
1.90±0.20
(0.95) (0.95)
(0.65)
0.30 +0.10
–0.05
AN8000MS は , レギュレータ出力に重畳したリッ
プル成分を除去するリップルフィルタICです。携帯
電話の VCO バイアスに用いることで C/N, S/N を向
上させ, 高品位通話が可能となります。また , 入出力
電圧差を小さくし, VCOの電源電圧の低下が少なく
なるようにしています。
0.1 to 0.30
0.40±0.20
MINI-6D
■ ブロック図
VOUT
2
1
電圧制御
C2
4
定電流
6
スイッチ
5
On/Off
3
GND
発行年月 : 2002年2月
VIN
SDH00013DJB
C1
1
AN8000MS
■ 端子説明
Pin No.
記号
説明
1
VIN
2
C2
コンデンサ接続端子 2
3
C1
コンデンサ接続端子 1
4
VOUT
出力端子
5
GND
接地端子
6
On/Off
入力端子
コントロール端子
■ 絶対最大定格
項目
記号
定格
単位
電源電圧
VIN
7.0
V
電源電流
IIN
20
mA
出力電流
IO
−15
mA
VON/OFF
VIN
V
C1 端子容量許容最大値
C1
100
µF
C2 端子容量許容最大値
C2
10
µF
PD
60
mW
Topr
−25 ∼ +75
°C
Tstg
−40 ∼ +125
°C
On/Off端子許容印加電圧
許容損失
*2
動作周囲温度
*1
保存温度 *1
注 ) *1 : 動作周囲温度および保存温度の項目以外はすべて Ta = 25°C とする。
*2 : 許容損失は Ta = 75°C の値。
■ 推奨動作範囲
項目
電源電圧
記号
範囲
VCC
2.5 ∼ 6.5
単位
V
■ 電気的特性 Ta = 25°C
項目
2
記号
条件
最小
標準
最大
単位
出力電圧 1
VO1
VIN = 2.5 V, IOUT = −1 µA
2.10
2.27

V
出力電圧 2
VO2
VIN = 2.5 V, IOUT = −15 mA
1.95
2.14

V
出力電圧 3
VO3
VIN = 3.0 V, IOUT = −1 µA
2.60
2.79

V
出力電圧 4
VO4
VIN = 3.0 V, IOUT = −15 mA
2.60
2.66

V
出力電圧 5
VO5
VIN = 7.0 V, IOUT = −1 µA
6.70
6.87

V
出力電圧 6
VO6
VIN = 7.0 V, IOUT = −15 mA
6.60
6.74

V
SDH00013DJB
AN8000MS
■ 電気的特性(つづき) Ta = 25°C
項目
記号
条件
最小
標準
最大
単位
消費電流 1
IO1
VIN = 2.5 V, IOUT = −1 µA
−420
−322

µA
消費電流 2
IO2
VIN = 2.5 V, IOUT = −15 mA
−400
−304

µA
消費電流 3
IO3
VIN = 3.0 V, IOUT = −1 µA
−600
−490

µA
消費電流 4
IO4
VIN = 3.0 V, IOUT = −15 mA
−550
−450

µA
消費電流 5
IO5
VIN = 7.0 V, IOUT = −1 µA
−2.0
−1.5

mA
消費電流 6
IO6
VIN = 7.0 V, IOUT = −15 mA
−2.0
−1.7

mA
負荷変動 1
REGL1
VIN = 2.5 V, IOUT = −1 µA ∼ −15 mA
0
134
200
mV
負荷変動 2
REGL2
VIN = 3.0 V, IOUT = −1 µA ∼ −15 mA
0
122
200
mV
負荷変動 3
REGL3
VIN = 7.0 V, IOUT = −1 µA ∼ −15 mA
0
126
200
mV
消費電流負荷変動 1
IREG1
VIN = 2.5 V, IOUT = −1 µA ∼ −15 mA −100
−18
100
µA
消費電流負荷変動 2
IREG2
VIN = 3.0 V, IOUT = −1 µA ∼ −15 mA −100
−18
100
µA
消費電流負荷変動 3
IREG3
VIN = 7.0 V, IOUT = −1 µA ∼ −15 mA −150
−5
150
µA
リップル除去率 1
RR1
VIN = 3 V ± 0.15 V, IOUT = −15 mA,
f = 1 kHz
20
23

dB
リップル除去率 2
RR2
VIN = 3 V ± 0.15 V, IOUT = −15 mA,
f = 25 kHz
35
40

dB
リップル除去率 3
RR3
VIN = 3 V ± 0.15 V, IOUT = −15 mA,
f = 100 kHz
30
36

dB
■ 技術資料
1. MINI-6D パッケージ許容損失
PD  T a
140
120
許容損失 PD (W)
単体
PD = 120 mW (25°C)
100
単体
PD = 60 mW (75°C)
80
60
40
20
0
0
25
50
75
100
125
150
周囲温度 Ta (°C)
SDH00013DJB
3
AN8000MS
■ 技術資料(つづき)
2. 主要特性データ
出力電圧  Ta
RR  Ta
2.7
45
VIN = 3.0 V
IOUT = 15 mA
2.68
35
30
出力電圧 (V)
リップル除去率 RR (dB)
40
25
20
f = 25 kHz
f = 100 kHz
f = 1 kHz
15
10
2.66
2.64
2.62
VIN = 3.0 V
5
IOUT = 15 mA
2.6
0
−25
0
50
25
75
−25
周囲温度 Ta (°C)
0
25
周囲温度 Ta (°C)
RR  frpl
リップル除去率 RR (dB)
40
35
30
25
65°C
25°C
−25°C
20
15
10
5
0
100
1k
10k
100k
リップル周波数 frpl (Hz)
3. 過渡応答
1) テスト回路と条件
入力
4.7 µF
3.6 V
Reg.
1
0.1 µF
4 700 pF
2
入力
SYNPWRR On
3
5
4
出力
V-out
出力
270 Ω
SYNPWRR On
0.015 µF
4
3V
0V
AN8000MS
6
50
SDH00013DJB
0V
75
Ta = 65°C
Ta = 25°C
Ta = −25°C
SYNPWR
0
0
2
3
0
1
2
3
(V)
1
2 ms/div.
2 ms/div.
0
1
2
3
0
1
2
3
(V)
1
2
3
0
1
2
3
(V)
0
1
2
3
0
1
2
3
(V)
0
0
2
3
0
1
2
3
(V)
1
2 ms/div.
全体
1
2
3
0
1
2
3
(V)
VOUT
SYNPWR
VOUT
SYNPWR
VOUT
SYNPWR
VOUT
SYNPWR
VOUT
SYNPWR
VOUT
10 µs/div.
10 µs/div.
10 µs/div.
リーディングエッジ
SYNPWR
0
1
2
3
0
1
2
3
(V)
0
1
2
3
0
1
2
3
(V)
0
1
2
3
0
1
2
3
(V)
VOUT
SYNPWR
VOUT
SYNPWR
SDH00013DJB
VOUT
2) 過度特性(SYNPWR, VOUT)
10 µs/div.
10 µs/div.
10 µs/div.
フォーリングエッジ
AN8000MS
■ 技術資料(つづき)
3. 過度応答( つづき)
5
AN8000MS
■ 応用回路例
1. 応用システム例
レギュレータ出力に重畳した
リップル成分を除去する
バッテリ
電圧
リップルフィルタ
AN8000MS
レギュレータ
VCO
PLL
2. 応用回路例
定電流
6 On/Off
0.1 µF
スイッチ
5
GND
3
C1
3. パターン
AN8000MS
4
1 6
6
SDH00013DJB
4 700 pF
2
C2
1 VIN
4.7 µF
4
電圧制御
負荷
0.015 µF
VOUT
本資料に記載の技術情報および半導体のご使用にあたってのお願いと注意事項
(1)
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「外国為替及び外国貿易法」
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(2)
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工業所有
権等の保証または実施権の許諾を意味するものではありません。
(3)
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標準用途 — 一般電子機器(事務機器、
通信機器、
計測機器、
家電
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特別な品質、
信頼性が要求され、
その故障や誤動作が直接人命を脅かしたり、
人体に危害を及ぼす
—
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弊社営業窓口までご相談願います。
(4)
本資料に記載しております製品および製品仕様は、
改良などのために予告なく変更する場合があ
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(5)
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特に最大定格、
動作電源電圧範囲、
放熱特性については保証範囲内でご使用いただ
きますようお願い致します。
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その後に発生した機器の欠陥につ
いては弊社として責任を負いません。
また、
保証値内のご使用であっても、
弊社製品の動作が原因でご使用機器が各種法令に抵触しな
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取り決めた条件 (保存
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2001 MAR