有鉄心リニアモータ

新製品紹介
有鉄心リニアモータ
Linear Motors with Iron Cores
Linear motors :Tri-MaxTM
プレート構造にあり(図 2)
,これら
ド併用の電機子可動方式とすること
コアレス方式のリニアモータに比べ
によって一般的な設計手法による同
でトライマックスの低コギング性能
て消費電力を約 40 %削減(社内比)
体格の有鉄心リニアモータに比べ推
(TMX-250:5 N)が生かせ,10 nm
する有鉄心リニアモータ「トライ
力定数を約 1.5 倍に高めた(TMX-
の精密ステップ応答性能が得られた
NEOMAX エンジニアリングは,
TM
(図 3)
。
250:推力定数 90 N /Arms)
。
マックス(Tri-Max )
」を磁性材料
当製品は,まず小型機(TMX-90,
トライマックスの応用例として,
研究所(日立金属)と共同で開発し
軽いマグネットプレートを可動体
TMX-150)および中型機(TMX-180,
トライマックスの特長は,1 つの
(TMX-150:質量 1 kg)にしてダイボ
TMX-250)から供給を開始し,さら
コイルで複数極を一括励磁できるシ
ンダやチップマウンタなどに搭載す
に大型機
(TMX-350)を加えてシリー
ンプルで占積率の高い電機子構造と,
ることで,高速駆動と省電力化の両
ズ強化を図る。
両面励磁が可能な平板状マグネット
立を可能にした。また,リニアガイ
た(図 1,表 1)
。
表 1 トライマックス TM の仕様
Table 1 Ratings and specifications of Tri-MaxTM
TMX-250(Moving coil type)
項目
(mm)
定格推力
最大推力
(N)
Peak force
断面寸法
Section dimensions
100 mm
図1 トライマックス TM と制御ドライバの外観
Fig. 1 Appearance of Tri-MaxTM and controller
N
S N
S N
マグネットプレート
Magnet plate
(kg)
可動子長
(mm)
Length of magnet plate
150
180
250
270
450
540
750
262
(kg)
260
350
1050
(B)115×(H)70
296
360
3.9
4.8
6.6
7.7
12.1
363
412
464
500
600
0.9
1.0
1.7
1.9
2.6
50
指令波形
Command
40
応答波形
Response
10 nm
30
20
10
0
0
2
4
6
8
10
12
14
16
時間 Time(s)
スライドシャフト
Slide shaft
Model
型式
TMX-250
Stroke length
ストローク
200 mm
Displacement step
移動ステップ
10 nm
設置方向
Setting
水平 Horizontal
分解能
Resolution
1.2 nm
モータ構成
電機子可動型 Moving coil type
Constitution
適用制御系
MC+高精度3相PWMアンプ
Controller
Motion controller and high accuracy 3 phase PWM amplifire
負荷質量
5 kg
Payload
図2 トライマックス TM の構造
Fig. 2 Structure of Tri-MaxTM
100
90
213
Weight of magnet plate
コイル
Coil
N
S N
S
Weight of armature
移動量 Displacement(nm)
N
S
電機子質量
70
(B)72×(H)54 (B)96×(H)62
電機子長
可動子質量
コア
Iron core
マグネット
Magnet
(mm)
Length of armature (mm)
TMX-250(Moving magnet type)
40
(N)
Rated force
Controller
TMX-350
TMX-90 TMX-150 TMX-180 TMX-250
ストローク
Stroke length
S
(NEOMAX エンジニアリング株式会社)
図3 トライマックス TM のナノステップ位置決め動作
Fig. 3 Nano meter step positioning behavior of Tri-MaxTM
日立金属技報 Vol. 27(2011) 59