データシート

フラットパネルセンサ
C10900D
4種類のスキャンモードから選択可能
受光面サイズ: 124.8 × 124.8 mm
C10900D は、 CT /パノラマ撮影用に開発されたフラットパネルセンサです。ピクセルサイズ 200 × 200 μmの“ Fast
“Panoramic mode”の4種のスキャンモードで撮影
mode”“Partial mode”、ピクセルサイズ 100 × 100 μmの“Fine mode”
が可能です。1台でCTとパノラマ撮影用のX線センサとしての役割を果たします。
特長
用途
有効画素数、ピクセルサイズの異なる4種類のスキャンモードを選択可能
コーンビームCT
高速イメージング: 280 frames/s (Panoramic mode)
高感度: 6000 LSB/mR
デジタル・ラジオグラフィなど
広いダイナミックレンジ
受光面サイズ: 約12 × 12 cm (1248 × 1248 画素)
13ビットデジタル出力 (Fast mode, Partial mode)
システム組み込み用 (ケースなし)
構成 (Fast modeの場合)
C10900Dは、センサボード部とコントロールボード部から構成されています。センサボード部には、2次元フォトダイオードアレイ、行
走査用垂直シフトレジスタ、および8ブロックに分割されたチャージアンプアレイから成るCMOSイメージセンサチップが搭載されていま
す。チャージアンプアレイは、1ブロックあたり78 chのCDS回路内蔵チャージアンプと、水平シフトレジスタで構成されています。
2次元フォトダイオードアレイ上にはCsIシンチレータが直接蒸着されており、受光部に入射したX線は蛍光に変換されて、2次元フォトダ
イオードアレイに入射し、光の強度に応じた電荷が各画素に蓄積されます。蓄積された電荷は行走査用垂直シフトレジスタにより1行ず
つ順に選択されて、データラインを通じてアンプに転送され電圧信号に変換されます。その後、水平シフトレジスタを走査することで、
アンプアレイごとにアナログ信号が送出されます。
コントロールボード部ではこのアナログ信号を13ビットのデジタル信号に変換し、1ポートから13ビットのパラレル出力としてフレームグ
ラバボードへ出力します。
本製品は、装置組み込み用センサ (ベアボードタイプ)のため保護ケースはありません。EMCの詳細については、
「注意事項」を参照してく
ださい。
Γϋ΍δȜΡ໐
ά·Γσ๔࣢
1 2
623
‫ٸ‬໐ഩ࡙
A.vdd, D.vdd
(ξȜΎȜ̀ͅဥփ)
1247 1248
଒ೄΏέΠτΐΑΗ
625
624
ೄ୪૊಍CsI
ΏϋΙτȜΗັ
έ΁ΠΘͼ΂ȜΡ
ͺτͼ
389375
ΙλȜΐͺϋίͺτͼ
No. 1
(କ໹τΐΑΗັ, 78 ch)
389376
IntExt Reso Scan IntExt Reso Scan
IO IO IO Grb Grb Grb
ΗͼηϋΈ
ΩσΑ
ΐͿΥτȜΗ
ΙλȜΐͺϋίͺτͼ
No. 8
(କ໹τΐΑΗັ, 78 ch)
Ⓨ᣺ჾ
ExtTrgIO
ExtTrgGrb
Vsync
Hsync
Pclk
ΨͼͺΑ
ΐͿΥτȜΗ
ΨΛέ͹
ͺϋί
ੜၑͺϋί
A/D
FIFO
ΨΛέ͹
ͺϋί
ੜၑͺϋί
A/D
FIFO
ΫΟ΂੄ႁ
(13 ΫΛΠΟΐΗσ)
΋ϋΠυȜσδȜΡ໐
ಕ) ά·Γσ๔࣢͈ਜ਼ͅඋ͙੄̯̳ͦ͘ȃ
KACCC0487JA
KACCC0487JA
浜松ホトニクス株式会社
1
C10900D
フラットパネルセンサ
選択可能なスキャンモード
有効画素数・ピクセルサイズの異なる4種類のモードの切り替えが可能です。
スキャンモード別の有効画素エリア
Fast mode, Fine mode
Partial mode
Panoramic mode
(1215, 1231)
(607, 615)
Fast mode: (607, 615)
Fine mode: (1215, 1231)
(607, 462)
(1215, 651)
ခْ࢘ளତ
Fast mode: 608 × 616
(200 × 200 µm/ْள)
Fine mode: 1216 × 1232
(100 × 100 µm/ْள)
ခْ࢘ளତ: 608 × 310
(200 × 200 µm/ْள)
ခْ࢘ளତĻġ1216 × 72
(100 × 100 µm/ْள)
(0, 580)
(0, 0)
(0, 153)
(0, 0)
(0, 0)
KACCC0483JA
一般定格
項目
画素サイズ
受光面サイズ
画素数 (H × V)
有効受光面サイズ
有効画素数 (H × V)
読み出し回路
ビデオ出力 (Data1-13)
出力データレート
同期信号 (Vsync, Hsync, Pclk)
ExtTrgGrb, IntExtGrb, ResoGrb, ScanGrb,
ExtTrgIO, IntExtIO, ResoIO, ScanIO
シンチレータ
Panoramic mode
Partial mode
Fine mode
100 × 100
100 × 100
200 × 200
124.8 × 124.8
624 × 624
1248 × 1248
121.6 × 123.2
121.6 × 62.0
121.6 × 123.2
121.6 × 7.2
608 × 616
608 × 310
1216 × 1232
1216 × 72
チャージアンプアレイ
LVDS (差動) 13ビット
LVDS (差動) 12ビット
17.68
17.68
35.35
35.35
LVDS (差動)
単位
μm
mm
画素
mm
画素
MHz
-
TTL
-
直接蒸着CsI
-
Fast mode
200 × 200
絶対最大定格 (Ta=25 °C)
項目
デジタル回路供給電圧 (+5 V)
アナログ回路供給電圧 (+5 V)
入力電圧 (ExtTrgGrb, IntExtGrb, ResoGrb,
ScanGrb, ExtTrgIO, IntExtIO, ResoIO,
ScanIO)
動作温度 *1
保存温度 *1
入射X線エネルギー
*1: 結露なきこと
記号
D.vdd
A.vdd
定格値
+6.0
+6.0
単位
V
V
Vin
0 ~ +6.0
V
Topr
Tstg
-
0 ~ +40
-10 ~ +60
90
°C
°C
kVp
2
C10900D
フラットパネルセンサ
仕様 (Typ. Ta=25 °C, A.vdd= 5.0 V, D.vdd= 5.0 V)
Fast mode
フレームレート
記号
Sf(int)
Min.
33.2
ノイズ (rms) *2
N(rms)
-
Csat
S
Reso
-
4800
2
-
フレームレート
記号
Sf(int)
Min.
66.5
ノイズ (rms) *2
N(rms)
-
Csat
S
Reso
-
4800
2
-
フレームレート
記号
Sf(int)
Min.
16.1
ノイズ (rms) *2
N(rms)
-
Csat
S
Reso
-
2800
3.6
-
フレームレート
記号
Sf(int)
Min.
266
ノイズ (rms) *2
N(rms)
-
Csat
S
Reso
-
2800
3.6
-
項目
飽和電荷
感度 *3
解像度 *4
ダイナミックレンジ
Typ.
35
2900
(2.3 LSB)
10.5
6000
2.5
3600
Max.
-
単位
frames/s
-
electrons
-
M electrons
LSB/mR
line pairs/mm
-
Typ.
70
2900
(2.3 LSB)
10.5
6000
2.5
3600
Max.
-
単位
frames/s
-
electrons
-
M electrons
LSB/mR
line pairs/mm
-
Typ.
17
1300
(2.4 LSB)
2.3
3500
4.5
1700
Max.
-
単位
frames/s
-
electrons
-
M electrons
LSB/mR
line pairs/mm
-
Typ.
280
1300
(2.4 LSB)
2.3
3500
4.5
1700
Max.
-
単位
frames/s
-
electrons
-
M electrons
LSB/mR
line pairs/mm
-
Partial mode
項目
飽和電荷
感度 *3
解像度 *4
ダイナミックレンジ
Fine mode
項目
飽和電荷
感度 *3
解像度 *4
ダイナミックレンジ
Panoramic mode
飽和電荷
感度 *3
解像度 *4
ダイナミックレンジ
*2: 内部トリガモード
*3: 80 kVp、アクリルフィルタ 170 mm
*4: CTF=5 %のときの空間周波数
注) X線エネルギーの範囲は20 k~90 kVpです。
解像度
(Ta=25 °C, A.vdd=5.0 V, D.vdd=5.0 V)
100
90
80
70
CTF (%)
項目
60
Fine mode
Panoramic mode
50
40
Fast mode
Partial mode
30
20
10
0
0
0.5
1
1.5
2
2.5
3
3.5
4
4.5
ߗ‫ۼ‬ਔ෨ତ (line pairs/mm)
KACCB0204JA
3
C10900D
フラットパネルセンサ
その他の仕様 (Fine mode, Typ. Ta=25 °C, A.vdd= 5.0 V, D.vdd= 5.0 V)
項目
欠陥ライン *5
キズ *6
感度不均一性 *6
欠陥クラスタ *6
欠陥ラインに隣接した明ライン出力 *6
出力オフセット *7
Min.
-
記号
-
Typ.
なし
65
-
Max.
8
600
4
単位
lines
μm
%
%
LSB
120
200
*5: 周辺画素の感度平均と比べて1/8以下の感度の画素が4個以上連続している垂直または水平のライン。
垂直・水平ともに隣接した欠陥がないこと。
*6:「用語説明 (Fine modeの場合)」を参照 (P. 9)
*7: Sf(int)における全有効画素の平均値
タイミングチャート
内部トリガモード
フレームグラバボードで画像を得るためには、以下を参考にしてソフトウェアのプログラム内またはパラメータファイル内にパラメータを記述
してください。
1 έτȜθ (Tvc)
Vsync+ (ΈρΨ)
ΘηȜρͼϋ
ల1࣐
He
ల2࣐
डਞ࣐
Tvdpw
ల1࣐
ల2࣐
̳͓͈̀ΩσΑ͉ȂHsync+͈
High‫;΃ͅۼܢ‬ϋΠ̯̳ͦ͘ȃ
Hsync+ (ΈρΨ)
‫ڐ‬ఱ଎
Vsync+ (ΈρΨ)
ల1࣐
ల2࣐
Hsync+ (ΈρΨ)
Phe
Pg
Phe
Phd
Phe
Phd
Pclk+ (ΈρΨ)
̳͓͈̀ΩσΑ͉Pclk+͈ၛ̻ષ̦ͤ́΃;ϋΠ̯̳ͦ͘ȃ
ခ࢘ΫΟ΂੄ႁ͉Phe‫̳ͦ͘͘܄͙͈ͅۼܢ‬ȃ
Hsync+͉Vsync+̦Low͈‫͜ۼܢ‬Ⴒ௽എͅ੄ႁ̯̳ͦ͘ȃ
KACCC0361JC
項目
ダミーライン
有効ライン
ダミーライン
ダミーライン
有効ライン
ダミーライン
He
Phe
Phd
Pg
Fast mode
0
616
Partial mode
0
310
Fine mode
0
1232
Panoramic mode
0
72
8
0
16
0
8
608
8
608
16
1216
16
1216
8
8
16
16
177
157
177
157
354
311
354
346
注) HeはHsyncのカウント数。Phe、Phd、PgはPclkのカウント数。
4
C10900D
フラットパネルセンサ
外部トリガモード
外部トリガモードで画像を得るには、以下の図のように外部トリガパルスを入力してください。外部トリガパルスの立ち上がりエッジからTvd時
間後にVsync+、Hsync+、ビデオ出力が出力されます。
パルスX線源と同期させて使用する場合は、Txrayの期間にX線を照射してください。
έτȜθশ‫( ۼ‬Tvc ȡ Tmax)
έτȜθশ‫͈ۼ‬50 %ͬଔ੻
ExtTrgIO
ExtTrgGrb
(TTL)
Tvd
Tvc - Tvdpw
Txray
Tvl
Vsync+
(LVDS)
Hsync+, Pclk̤͍͢ခ࢘ΫΟ΂੄ႁ͉ඤ໐Πς΄κȜΡ͂൳̲̳́ȃ
ȆTmax͉Sf(ext)͈ड઀౵͈‫ݙ‬ତ́೰݅
ȆTxray = έτȜθশ‫ ۼ‬- Tvd - (Tvc - Tvdpw)
ȆTvl = έτȜθশ‫ ۼ‬- (Tvc - Tvdpw)
KACCC0489JA
(Typ.)
項目
遅延時間 (外部トリガモードのみ)
Vsync サイクル時間 (内部トリガモード)
Vsync+がLowの期間 (内部トリガモード)
記号
Tvd
Tvc
Tvdpw
Fast mode
83
28.5
170
Partial mode
110
14.2
120
Fine mode
81
56.7
170
Panoramic mode
140
3.56
290
単位
μs
ms
μs
注) 有効数字2桁 (Tvcは除く)
外部トリガモードで動作させる場合、以下に示す範囲でフレームレートを設定して下さい。
外部トリガモード時のフレームレート
スキャンモード
Fast mode
Partial mode
Fine mode
Panoramic mode
フレームレート: Sf(ext)
単位
Sf(int) ~ 10
frames/s
Sf(int) ~ 50
frames/s
トリガモードの選択
40ピンレセプタクルによる設定
モード
内部トリガモード
外部トリガモード
ピンNo. A17 (ExtTrgGrb)
(入力信号は無効となります)
矩形信号
(上図参照)
ピンNo. B17 (IntExtGrb)
Low
High
40ピンレセプタクルを通してトリガモードを選択する際は、外部I/Oコネクタは接続しないでください。
外部I/Oコネクタによる設定
入力モード
内部トリガモード
外部トリガモード
外部I/Oコネクタ
ピンNo. 1 (IntExtIO)
ピンNo. 2 (ExtTrgIO)
Low
High
(入力信号は無効と
なります)
矩形信号
(上図参照)
40ピンレセプタクル
ピンNo. A17 (ExtTrgGrb), ピンNo. B17 (IntExtGrb)
Highまたは開放
5
C10900D
フラットパネルセンサ
スキャンモードの選択
40ピンレセプタクルによる設定
スキャンモード
Fast mode
Partial mode
Fine mode
Panoramic mode
画素サイズ
ピンNo. A15 (ResoGrb)
200 μm
High
100 μm
Low
ピンNo. A16 (ScanGrb)
High
Low
High
Low
40ピンレセプタクルを通してスキャンモードを選択する際は、外部I/Oコネクタは接続しないでください。
外部I/Oコネクタによる設定
スキャンモード
Fast mode
Partial mode
Fine mode
Panoramic mode
画素サイズ
200 μm
100 μm
外部I/Oコネクタ
40ピンレセプタクル
ピンNo. 3 (ResoIO) ピンNo. 4 (ScanIO) ピンNo. A15 (ResoGrb) ピンNo. A16 (ScanGrb)
High
High
Low
Highまたは開放
High
Low
Low
そのほかの必要なシステム
C10900Dの性能を十分に引き出して動作させるには、以下のシステムおよび周辺機器が必要です。
● PC:
必要な画像処理能力も考慮の上、フレームグラバボードの仕様に合ったPCを用意してください。
● フレームグラバボード:
モノクロ16ビット以上、ピクセルクロック15.15 MHz以上、同期信号LVDSインターフェース
± 0.1 V (900 mA), D.vdd=+5.0 ± 0.1 V (350 mA)
上記電圧範囲は、フラットパネルセンサ側での電圧です。
·
· 外部電源は、低ノイズシリーズ電源をご使用ください (スイッチング電源の使用は避けてください)。
· ACラインからのサージを防ぐため、電源のACラインにはノイズフィルタを設置してください。
· 周辺機器からのノイズの影響を避けるため、必ずアース接続を行ってください。
● 電源: A.vdd=+5.0
電源ケーブル、フレームグラバボード用ケーブル (同期信号・ビデオ出力・外部コントロール信号用)、アースケーブル、
画像取得ソフトウェア、画像処理ライブラリは本体には付属していません。
6
フラットパネルセンサ
C10900D
40ピンレセプタクル (フレームグラバボード用)のピン接続
ピン No.
A1
A2
A3
A4
A5
A6
A7
A8
A9
A10
A11
A12
A13
A14
A15
A16
A17
A18
A19
A20
信号
Data1+ (LSB)
Data2+
Data3+
Data4+
Data5+
Data6+
Data7+
Data8+
Data9+
Data10+
Data11+
Data12+
Data13+ (MSB)
Reserved
ResoGrb (TTL)
ScanGrb (TTL)
ExtTrgGrb (TTL)
Vsync+
Hsync+
Pclk+
ピン No.
B1
B2
B3
B4
B5
B6
B7
B8
B9
B10
B11
B12
B13
B14
B15
B16
B17
B18
B19
B20
信号
Data1- (LSB)
Data2Data3Data4Data5Data6Data7Data8Data9Data10Data11Data12Data13- (MSB)
Reserved
GND
GND
IntExtGrb (TTL)
VsyncHsyncPclk-
指定のない場合は、信号レベルはLVDS。
40ピンレセプタクル: 8931E-040-178LF (KEL社)
適合プラグ: 8925R-040-179F (KEL社)
Reserved: 拡張機能用ピン (現在未使用)。制御信号、電圧供給、GNDと接続しないでください。
外部I/Oコネクタのピン接続
Pin No.
信号
1
IntExtIO (TTL)
2
ExtTrgIO (TTL)
3
ResoIO (TTL)
4
ScanIO (TTL)
5
6
7
8
Reserved
Reserved
Reserved
Digital GND
設定
Low
High
Low
High
Low
High
-
機能
内部トリガモード
外部トリガモード
外部トリガモード時のトリガ信号を入力
画素サイズ: 100 × 100 μm
画素サイズ: 200 × 200 μm
Panoramic mode, Partial mode
Fine mode, Fast mode
デジタルGND
8ピンレセプタクル: 53048-0810 (日本モレックス社)
適合プラグ: 51021-0800 (日本モレックス社)
電源ピン接続
ピン No.
1
2
3
4
5
信号
デジタル GND
デジタル +5 V
アナログ GND
アナログ +5 V
シールド ( アナログ GND)
電源プラグ: 53259-0529 (日本モレックス社)
電源レセプタクル: 51067-0500 (日本モレックス社)
7
C10900D
フラットパネルセンサ
接続例
フレームグラバボードを製造元のマニュアルに従って、パソコンに取り付けてください。汎用のフレームグラバボードを使用すると、デジタ
ルI/OラインからIntExtGrb、ExtTrgGrbをコントロールしてトリガモードの設定ができます。ResoGrb、ScanGrbをコントロールしてスキャン
モードの設定ができます。外部I/Oコネクタからも、IntExtIO、ExtTrgIOをコントロールしてトリガモードの設定ができます。また、ResoIO、
ScanIOをコントロールしてスキャンモードの設定ができます。
OS +
ْ௨৾ංΕέΠ;Ϳͺ
ΫΟ΂੄ႁ
(12ΫΛΠ/13ΫΛΠΟΐΗσ)
Vsync, Hsync,
Pclk
έτȜθ
ΈρΨ
δȜΡ
PC/AT
ࡽ۟‫ܥ‬
(෸࿂໐)
IntExtGrb
ExtTrgGrb
ResoGrb
ScanGrb
C10900D
X஌࡙
IntExtIO
ExtTrgIO
ResoIO
ScanIO
చય໤
κΣΗ
ഩգ࡙
(A.vdd, D.vdd)
KACCC0482JA
外形寸法図 (単位: mm, 指定のない場合の公差: ±1 mm)
18.3
10
0.6
33.7
3.5
6.6
35
3.5
4.1
10
10
8
ခ࢘਋࢕࿂ 121.6
31
60
12.7
26
16
3
43.3
ฃశ㕙 124.8
73.8
31.5
3
ΏϋΙτȜΗ̥ͣ
ΠΛί΃ΨȜ́͘
2.5
4
7
13.5
22
14
48
185
177
ခ࢘਋࢕࿂ 123.2 *
36.5
40.3
14 11
3
7
4
168
ฃశ㕙 124.8
ષ࿂΃ΨȜ͉΃Ȝδϋέ͹ͼΨୋ (࢚̯0.4 mm)
ৗၾ: 1.2 kg
* Fast mode / Fine modeশ
KACCA0254JD
8
C10900D
フラットパネルセンサ
用語説明 (Fine modeの場合)
キズ
感度が周辺画素の平均感度に比べ90 %以下である画素クラスタの長さ。
Ⴅ
欠陥ラインに隣接した明ライン出力
以下で定義されるa、bの相対感度比 a/bが、垂直・水平ラインともに120 %以下であること。
a: 欠陥ラインに隣接した明ライン (Line A)の平均感度
b: Line Aに隣接した標準のライン (Line B)の平均感度
ただし、明ラインの平均感度は、欠陥ラインの欠陥部分に隣接する部分から算出する。
例: 右図参照
欠陥ラインの欠陥部分: 画素 (J, 1)から画素 (J, 15)
࣐
a: 画素 (I, 1)から画素 (I, 15)、または画素 (K, 1)から画素 (K, 15)の平均感度値
b: 画素 (H, 1)から画素 (H, 15)、または画素 (L, 1)から画素 (L, 15)の平均感度値
A B C D E F G H I
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
J K L M N O P Q R S
Line B
(Ⴅ H, L)
Line A
(Ⴅ I, K)
ࠧ‫ۿ‬ρͼϋ
(Ⴅ J)
KACCC0385JB
欠陥クラスタ
感度が周辺画素の平均感度に比べ1/8以下である画素の 3 × 3画素以上の固まり。
ࠧ‫·ۿ‬ρΑΗ
ດ੔ْள
ࠧ‫·ۿ‬ρΑΉ̞̈́
ࠧ‫ْۿ‬ள
KACCC0384JB
感度不均一性
下図のように有効画素エリアを16 × 16エリアに区分し (周囲エッジ部分の1 mmを除く)、エリアごとに平均感度 (Xij)を算出する。
感度不均一性は以下の式で表される。
ۜഽະ޳֚଻ =
σ
x
σ: 16 × 16΀ςͺ͈Xij͈ດ੔༊ओ
x : 16 × 16΀ςͺ͈Xij͈໹޳౵
75ْள
75ْள
10
71ْள ْள
10
75ْள ْள
1 mm
10
ْள 75ْள
75ْள
···········
75ْள
ခ࢘਋࢕࿂
···········
···········
16΀ςͺ
16΀ςͺ
10
ْள 75ْள
···········
1 mm
···········
1 mm
1 mm
ခ࢘਋࢕࿂
KACCC0407JA
9
フラットパネルセンサ
C10900D
注意事項
・本製品に強い振動や衝撃を与えないように注意してください。(落下などによる強い衝撃を与えると本製品に回復不可能なダメージを与える
ことがあります。)
・X線に対する必要な安全策や遮蔽は、ユーザーの責任によって実施してください。
・本データシートに記載されているデータ値は、出荷時のものです。X線照射により特性が変動するため、定期的な補正などの適切な措置を
取ってください。
・本資料の製品の保証は、納入後1年以内に瑕疵が発見され、かつ当社に通知された場合、本製品の修理または代品の納入を限度とします。た
だし保証期間内であっても積算照射量が25000R (入射X線エネルギー90 kVp以下)を超えている場合、もしくは天災および不適切な使用 (改
造、ならびに本資料に記載の環境・適用分野・使用方法・保管等に関する諸条件に反したこと等)に起因する損害等については、当社はその
責を負いかねますのでご了承願います。
・本製品は、装置組み込み用センサ (ベアボードタイプ)のため保護ケースはありません。本製品を装置に組み込んで使用する際は、本
製品およびその接続ケーブルにシールドを施すなどのEMC対策を行ってください。
本資料の記載内容は、平成26年8月現在のものです。
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Cat. No. KACC1167J09 Aug. 2014 DN
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