ゲート機能付メタルパッケージPMT内蔵 光センサモジュール H12056シリーズ H12056シリーズは、 メタルパッケージ光電子増倍管と高圧電源回路、 シャッタ回路を 内蔵した光センサモジュールです。過大光保護用シャッタ回路は、装置等の開閉時に 光電子増倍管に入る過大光から光電子増倍管を保護できるため、電源を切ることなく 試料等の交換を行うことができます。 従来のバイアルカリ光電面より高感度のスーパーバイアルカリ光電面、近赤外領域ま で感度を有するマルチアルカリ光電面、赤感度を増強したマルチアルカリ光電面を用 意しています。さらに、 フォトンカウンティング計測用にゲインとダークカウントを選別した Pタイプも用意しています。 製品バリエーション 感度波長範囲 230 nm ∼ 700 nm 230 nm ∼ 870 nm 230 nm ∼ 920 nm 230 nm ∼ 700 nm 型名 H12056-110 H12056-01 H12056-20 H12056P-110 特長 スーパーバイアルカリ光電面、可視用 UV∼近赤外域用 増強型赤外延長マルチアルカリ光電面 フォトンカウンティング用 本製品は、真空環境、減圧環境では使用できません。 仕様 項目 サフィックス 入力電圧 最大入力電圧 最大入力電流 *1 最大平均出力信号電流 *2 最大コントロール電圧 推奨コントロール電圧調整範囲 有効光電面サイズ 最大感度波長 陰 ルーメン感度 極 青感度指数 (CS 5-58) 特 性 赤感度比 放射感度 *3 ルーメン感度 *2 標 陽 準 放射感度 *2*3 極 品 特 暗電流 *2*4 性 ダークカウント(Pタイプ)*2*4 時間特性 上昇時間 *2 リップルノイズ *2*5 (peak to peak) セトリングタイム *6 動作周囲温度 *7 保存温度 *7 質量 最小値 標準値 標準値 標準値 標準値 最小値 標準値 標準値 標準値 最大値 標準値 最大値 最大値 最大値 標準値 H12056シリーズ -20 -01 -110 / P-110 +4.5 ∼ +5.5 +6 10 100 +1.1(入力インピーダンス1 MΩ) +0.5 ∼ +1.1(入力インピーダンス1 MΩ) 8 400 630 400 100 350 80 200 500 105 — — 13.5 0.2 0.45 — 77 78 110 100 350 80 400 1000 210 1.5 × 105 1.5 × 105 2.2 × 105 1 1 10 10 10 100 50 — — 100 — — 0.57 0.6 10 +5 ∼ +50 -20 ∼ +50 70 *1: 入力電圧 +5 V、コントロール電圧 +1.0 V、暗電流出力 *2: コントロール電圧 +1.0 V *3: 最大感度波長時 *4: 暗中にて30分間放置後測定 *5: ケーブルRG-174/U、ケーブル長450 mm、負荷抵抗1 MΩ、負荷容量22 pF *6: コントロール電圧を+1.0 Vから+0.5 Vへ変化させたときの安定時間 *7: 結露なきこと (at +25 °C) 単位 — V V mA µA V V mm nm µA/lm — — mA/W A/lm A/W nA s-1 ns mV s °C °C g HAMAMATSU PHOTONICS K.K. MAY 2014 特性図 1000 感度調整方法 TPMOB0246JA 108 TPMOB0226JA 電圧可変動作 電源 光センサモジュール 信号出力(ピン⑦) 信号GND(ピン⑥) 低電圧入力(ピン④) GND(ピン⑤) 基準電圧出力(ピン②) コントロール電圧入力(ピン③) シャッタ信号入力(ピン①) 107 -20 106 10 ゲイン 陰極放射感度 (mA/W) 100 -110 / P-110 +5 V GND +0.5 V ∼ +1.1 V GND ・コントロール電圧を調整して 感度調整を行ってください。 ・基準電圧は電気的に絶縁した 状態で使用してください。 105 TTLレベル入力 GND 抵抗可変動作 104 電源 光センサモジュール 1 信号出力(ピン⑦) 信号GND(ピン⑥) 低電圧入力(ピン④) GND(ピン⑤) 基準電圧出力(ピン②) コントロール電圧入力(ピン③) シャッタ信号入力(ピン①) 0.1 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 102 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1.0 1.2 TTLレベル入力 GND モニタ コントロール電圧 (V) 波長 (nm) +5 V GND CW 103 -01 可変抵抗器 (10 kΩ) ・可変抵抗器を使って感度調整を行う場合は、コントロール電圧が +1.1 Vを超えないようにモニタしながら使用してください。 シャッタ特性 TPMOC0243JA スイッチングノイズ特性 TPMOB0245JA +2 V ∼ +5 V at 10 kΩ シャッタ信号入力 負荷抵抗: 10 kΩ OFF 出力 10 % 10 ms ∼ DC 90 % ON 遅延時間 0.1 ms 50 % 出力 2 mV/div. 遅延時間 0.7 ms 上昇時間 0.1 ms 下降時間 0.3 ms 10 %到達時間 0.7 ms 90 %到達時間 1 ms 0 %到達時間 1 ms 100 %到達時間 3 ms シャッタ信号入力 5 V/div. TPMOC0244JA 2 ms/div. シャッタ仕様 外形寸法図(単位:mm) ― 51.0 ± 0.5 11 15.24 23 7 前面図 54 底面図 1.5 ± 0.2 30.0 ± 0.5 1シャッタパルス入力 (TTL) 2基準電圧出力 (+1.2 V) 3コントロール電圧入力 (+0.5 V ∼ +1.1 V) 4低電圧入力 (+5 V) 5GND 6信号GND 7信号出力 入射窓 1 側面図 □仙台営業所 〒980-0011 □筑波営業所 〒305-0817 □東京営業所 〒105-0001 □中部営業所 〒430-8587 □大阪営業所 〒541-0052 □西日本営業所 〒812-0013 6 10 ms kΩ 1 5.08 オプション取付用ネジ穴 (4-M2 深さ 3) 14.0 ± 0.2 ― ― 12.7 5.08 17.8 有効光電面 ( 8) 14.0 ± 0.2 25.0 ± 0.5 単位 ― ― ms ms 12 ± 1 項目 内容 / 値 モード 定常時オン シャッタ幅 (FWHM) 10 ms ∼ DC 上昇時間 標準値 0.1 下降時間 標準値 0.3 シャッタ 繰り返し 70 Hz(シャッタ幅10 ms) 動作 最大値 周波数 9 Hz(シャッタ幅100 ms) スイッチング 標準値 103 レシオ 遅延時間 標準値 0.1(上昇時)、0.7(下降時) TTLレベル シャッタ レベル (ハイレベル: +2 V ∼ +5 V) 信号入力 入力インピーダンス 10 WEB SITE www.hamamatsu.com 仙台市青葉区上杉1-6-11(日本生命仙台勾当台ビル2階) TEL (022)267-0121 つくば市研究学園D6街区8画地(研究学園スクウェアビル7階) TEL (029)848-5080 東京都港区虎ノ門3-8-21(虎ノ門33森ビル5階) TEL (03)3436-0491 浜松市中区砂山町325-6(日本生命浜松駅前ビル4階) TEL (053)459-1112 大阪市中央区安土町2-3-13(大阪国際ビル10階) TEL (06)6271-0441 福岡市博多区博多駅東1-13-6(竹山博多ビル5階) TEL (092)482-0390 □電子管営業推進部 〒438-0193 静岡県磐田市下神増314-5 TEL (0539)62-5245 FAX (0539)62-2205 TPMOA0076JA FAX (022)267-0135 FAX (029)855-1135 FAX (03)3433-6997 FAX (053)459-1114 FAX (06)6271-0450 FAX (092)482-0550 TPMO1053J02 MAY 2014 IP