本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 MB9B120J シリーズ 32-bit ARM® Cortex®-M3 based Microcontroller MB9BF121J Data Sheet (Full Production) Notice to Readers: 本書には、弊社製品に関する最新の技術仕様が記載されています。Spansion Inc.は、 本製品の量産体制に入っており、本書の次のバージョンでは大きな変更はない見込みです。ただし、 誤字や仕様の訂正、あるいは提供中の有効な組み合わせに関する変更が生じる可能性はあります。 Publication Number MB9B120J_DS706-00053 CONFIDENTIAL Revision 2.0 Issue Date March 31, 2015 D a t a S h e e t データシートの呼称に関するお知らせ Spansion Inc.では、開発, 認定, 初期生産, 量産といった製品のライフサイクルを通してお客様に製品情報 や本来の仕様をお知らせすることを目的に、Advance InformationあるいはPreliminaryという呼称のデータ シートを公開しております。ただし、いずれの場合においても、まずは最新の情報を入手していることを 確認した上で設計を完成させてください。Spansionデータシートの呼称は以下の通りです。ぞれぞれの内 容についてご確認をお願いします。 Advance Information Advance Informationという呼称は、Spansion Inc.が1つ以上の特定の製品を開発中であるが、まだ生産を開 始していないことを意味しています。この呼称が付いた文書に記載されている情報は変更されることがあ り、場合によっては、製品の開発が中止となることもあります。したがって、Spansion Inc.は、Advance Informationに以下の条件を記載しています。 「本書には、Spansion Inc.が現在開発中の1つ以上の製品に関する情報が記載されており、お客様が 本製品を評価するのに役立てていただくことを目的としています。本製品を使用して設計される際 にはあらかじめ弊社までご連絡ください。Spansion Inc.は本製品に関する作業を予告なしに変更ま たは中止する権利を留保します。」 Preliminary Preliminaryという呼称は、製品開発が進み、製造契約が発生したことを意味しています。この呼称は、製 品認定, 初期生産、それに続く、量産に至る前の製造工程における後続フェーズなど、製品のライフサイ クルのいくつかの側面を網羅するものです。Preliminaryのデータシートに記載されている技術仕様は、製 造に関するこれらの側面を検討し、変更されることがあります。Spansion Inc.は、Preliminaryに以下の条件 を記載しています。 「本書には、弊社製品に関する、最新の技術仕様が記載されています。Preliminaryとは、製品認定 が完了し、初期生産を開始した状態であることを意味しています。効率および品質の維持が必要と なる生産工程のフェーズを経た結果、技術仕様に変更がある場合は、本書の次のバージョンまたは 修正版において改訂が行われることがあります。」 呼称の組み合わせ データシートの中には、各種呼称 (Advance Information, Preliminary, Full Production) の製品の組み合わせ で記載されているものがあります。このようなデータシートでは、必要に応じて、必ずこれらの製品やそ れぞれの呼称を分かるように記載しています。通常は、先頭ページ, オーダ情報のページ, 電気的特性表 と交流消去およびプログラム表 (表の注釈内) を記載したページで分かります。先頭ページの免責事項で 本通知について言及しています。 Full Production (呼称なし) 製品の生産開始後一定期間が経過し、わずかな変更のみで変更の必要がほぼない状態になると、 Preliminaryの呼称はデータシートから削除されます。わずかな変更としては、速度オプション、動作温度 範囲、パッケージタイプ、VIO電圧範囲の追加や削除など、入手可能な部品番号の注文数に影響を及ぼす ものが挙げられます。変更とは、説明を分かりやすく書き替えたり、誤字や誤った仕様を訂正したりする 必要のあるものです。Spansion Inc.は、この種の文書に以下の条件を適用しています。 「本書には、弊社製品に関する最新の技術仕様が記載されています。Spansion Inc.は、本製品の量 産体制に入っており、本書の次のバージョンでは大きな変更はない見込みです。ただし、誤字や仕 様の訂正、あるいは提供中の有効な組み合わせに関する変更が生じる可能性はあります。」 これらのデータシートの呼称に関してご不明な点がございましたら、最寄りの営業所までお問い合わせく ださい。 MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 CONFIDENTIAL MB9B120J シリーズ 32-bit ARM® Cortex®-M3 based Microcontroller MB9BF121J Data Sheet (Full Production) 概要 MB9B120Jシリーズは、低消費電力と低コストを求める組込み制御用途向けに設計された、高集 積32ビットマイクロコントローラです。 本シリーズは、CPUにARM Cortex-M3プロセッサを搭載し、フラッシュメモリおよびSRAMの オンチップメモリとともに、周辺機能として、各種タイマ, A/Dコンバータ, 各種通信インタ フェース(UART, CSIO, I2C, LIN)などにより構成されます。 『FM3ファミリ ペリフェラルマニュアル』において、このデータシートに記載されている製品 は、TYPE10製品に分類されます。 (注意事項) - ARM and Cortex are the registered trademarks of ARM Limited in the EU and other countries. Publication Number MB9B120J_DS706-00053 Revision 2.0 Issue Date March 31, 2015 本書には、弊社製品に関する最新の技術仕様が記載されています。Spansion Inc.は、本製品の量産体制に入っており、本書の次のバージョンでは大きな変更はない見込みで す。ただし、誤字や仕様の訂正、あるいは提供中の有効な組み合わせに関する変更が生じる可能性はあります。 CONFIDENTIAL D a t a S h e e t 特長 ・32ビットARM Cortex-M3コア ・ プロセッサ版数 : r2p1 ・ 最大動作周波数 : 72 MHz ・ ネスト型ベクタ割込みコントローラ(NVIC) : 1チャネルのNMI (ノンマスカブル割込み)と 48チャネルの周辺割込みに対応。16の割込み優先度レベルを設定できます。 ・ 24ビットシステムタイマ(Sys Tick) : OSタスク管理用のシステムタイマです。 ・オンチップメモリ [フラッシュメモリ] ・64 Kバイト ・リードサイクル:0ウェイトサイクル ・コード保護用セキュリティ機能 [SRAM] 本シリーズのオンチップSRAMは、2つの独立したSRAM (SRAM0, SRAM1) により構成されます。 SRAM0は、Cortex-M3コアのI-Codeバス, D-Codeバスに接続されます。SRAM1は、Cortex-M3コア のSystemバスに接続されます。 ・SRAM0: 4 Kバイト ・ SRAM1: 4 Kバイト ・マルチファンクションシリアルインタフェース(最大4チャネル) ・ 16段 × 9ビットFIFOあり2チャネル(ch.0/ch.1), FIFOなし2チャネル(ch.2/ch.5) ・ チャネルごとに動作モードを次の中から選択できます。 ・ UART ・ CSIO ・ LIN ・ I 2C [UART] ・ 全二重ダブルバッファ ・ パリティあり/なし選択可能 ・ 専用ボーレートジェネレータ内蔵 ・ 外部クロックをシリアルクロックとして使用可能 ・ 豊富なエラー検出機能(パリティエラー, フレーミングエラー, オーバランエラー) [CSIO] ・ 全二重ダブルバッファ ・ 専用ボーレートジェネレータ内蔵 ・ オーバランエラー検出機能 2 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t [LIN] ・ LINプロトコル Rev.2.1対応 ・ 全二重ダブルバッファ ・ マスタ/スレーブモード対応 ・ LIN break field生成(13ビット~16ビット長に変更可能) ・ LIN breakデリミタ生成(1ビット~4ビット長に変更可能) ・ 豊富なエラー検出機能(パリティエラー, フレーミングエラー, オーバランエラー) 2 [I C] Standard-mode(最大100 kbps)/Fast-mode(最大400 kbps)に対応 ・DMAコントローラ(4チャネル) DMAコントローラは、CPUとは独立したDMA専用バスを持ち、CPUと並列動作できます。 ・ 4つを独自に構成かつ動作可能なチャネル ・ ソフトウェア要求または内蔵周辺機能要求による転送開始可能 ・ 転送アドレス空間:32ビット(4 Gバイト) ・ 転送モード : ブロック転送/ バースト転送/ デマンド転送 ・ 転送データタイプ : バイト/ ハーフワード/ ワード ・ 転送ブロック数 : 1~16 ・ 転送回数 : 1~65536 ・A/Dコンバータ(最大8チャネル) [12ビットA/Dコンバータ] ・ 逐次比較型 ・ 変換時間 : 1.0μ s @ 5 V ・ 優先変換可能(2レベルの優先度) 外部トリガ入力によりA/Dを起動する機能は非搭載 ・ スキャン変換モード ・ 変換データ格納用FIFO搭載(スキャン変換用:16段, 優先変換用:4段) ・ベースタイマ(最大8チャネル) チャネルごとに動作モードを次の中から選択できます。 ・ 16ビットPWMタイマ ・ 16ビットPPGタイマ ・ 16/32ビットリロードタイマ ・ 16/32ビットPWCタイマ March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 3 D a t a S h e e t ・汎用I/Oポート 本シリーズは、端子が周辺機能に使用されていない場合、汎用I/Oポートとして使用できます。 また、どのI/Oポートに周辺機能を割り当てるかを設定できるポートリロケート機能を搭載して います。 ・ 端子ごとにプルアップ制御可能 ・ 端子レベルを直接読出し可能 ・ ポートリロケート機能 ・ 最大23本の高速汎用I/Oポート@32 pin Package ・ 一部のポートは、5 Vトレラントに対応 該当する端子については「端子機能一覧」と「入出力回路形式」を参照してください。 ・デュアルタイマ(32/16ビットダウンカウンタ) デュアルタイマは、2つのプログラム可能な32/16ビットダウンカウンタで構成されます。 各タイマチャネルの動作モードを次の中から選択できます。 ・ フリーランモード ・ 周期モード(=リロードモード) ・ ワンショットモード ・クアッドカウンタ (QPRC: Quadrature Position/Revolution Counter) (1チャネル) クアッドカウンタ(QPRC)は、ポジションエンコーダの位置を測定するために使います。また、 設定によりアップダウンカウンタとしても使用できます。 ・ 3つの外部イベント入力端子AIN, BIN, ZINの検出エッジを設定可能 ・ 16ビット位置カウンタ ・ 16ビット回転カウンタ ・ 2つの16ビットコンペアレジスタ 4 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t ・多機能タイマ 多機能タイマは、次のブロックで構成されます。 ・ 16ビットフリーランタイマ×3チャネル ・ インプットキャプチャ×4チャネル ・ アウトプットコンペア×6チャネル ・ A/D起動コンペア×1チャネル ・ 波形ジェネレータ×3チャネル ・ 16ビットPPGタイマ×3チャネル モータ制御を実現するために次の機能を用意しています。 ・ PWM信号出力機能 ・ DCチョッパ波形出力機能 ・ デッドタイマ機能 ・ インプットキャプチャ機能 ・ A/Dコンバータ起動機能 ・ DTIF(モータ緊急停止)割込み機能 ・リアルタイムクロック(RTC : Real Time Clock) 01年~99年までの年/月/日/時/分/秒/曜日のカウントを行います。 ・ 日時指定(年/月/日/時/分/秒/曜日)での割込み機能, 年/月/日/時/分だけの個別設定も可能 ・ 設定時間後/設定時間ごとのタイマ割込み機能 ・ カウントを継続して時刻書換え可能 ・ うるう年の自動カウント ・外部割込み制御ユニット ・ 外部割込み入力端子 : 最大7 本@32 pin Package ・ ノンマスカブル割込み(NMI)入力端子 : 1本 ・ウォッチドッグタイマ(2チャネル) ウォッチドッグタイマは、タイムアウト値に達すると割込みまたはリセットを発生します。 本シリーズには、"ハードウェア"ウォッチドッグと"ソフトウェア"ウォッチドッグの2つの異な るウォッチドッグがあります。 "ハードウェア"ウォッチドッグタイマは内蔵低速CR発振で動作するため、RTCモード, ストップ モード以外のすべての低消費電力モードで動作します。 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 5 D a t a S h e e t ・クロック/リセット [クロック] 5種類のクロックソース(2種類の外部発振, 2種類の内蔵CR発振, メインPLL)から選択できます。 ・ メインクロック : 4 MHz~48 MHz ・ サブクロック : 32.768 kHz ・ 内蔵高速CRクロック : 4 MHz ・ 内蔵低速CRクロック : 100 kHz ・ メインPLLクロック [リセット] ・ INITX端子からのリセット要求 ・ 電源投入リセット ・ ソフトウェアリセット ・ ウォッチドッグタイマリセット ・ 低電圧検出リセット ・ クロックスーパバイザリセット ・クロック監視機能(CSV : Clock Super Visor) 内蔵CR発振による生成クロックを用いて外部クロックの異常を監視します。 ・ 外部クロック異常(クロック停止)が検出されると、リセットがアサートされます。 ・ 外部周波数異常が検出されると、割込みまたはリセットがアサートされます。 ・低電圧検出機能(LVD : Low-Voltage Detect) 本シリーズは、2段階でVCC端子の電圧を監視します。設定した電圧よりVCC端子の電圧が 下がった場合、低電圧検出機能により割込みまたはリセットが発生します。 ・ LVD1 : 割込みによりエラーを報告 ・ LVD2 : オートリセット動作 ・低消費電力モード 4種類の低消費電力モードに対応します。 ・スリープ ・タイマ ・RTC ・ストップ ・デバッグ シリアル・ワイヤデバッグ・ポート (SW-DP) 6 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t ・ユニーク ID 41ビットのデバイス固有の値を設定済み ・電源 ワイドレンジ電圧対応: VCC = 2.7 V~5.5 V March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 7 D a t a S h e e t 品種構成 ・メモリサイズ 品種名 オンチップフラッシュメモリ SRAM0 オンチップ SRAM1 SRAM 計 MB9BF121J 64 Kバイト 4 Kバイト 4 Kバイト 8 Kバイト ・ファンクション 品種名 端子数 CPU 周波数 電源電圧範囲 DMAC マルチファンクションシリアル (UART/CSIO/LIN/I2C) ベースタイマ (PWC/リロードタイマ/PWM/PPG) 1ch. 多 A/D起動コンペア 4ch. 機 インプットキャプチャ 能 フリーランタイマ 3ch. タ アウトプットコンペア 6ch. イ 波形ジェネレータ 3ch. マ PPG 3ch. クアッドカウンタ デュアルタイマ リアルタイムクロック ウォッチドッグタイマ 外部割込み 汎用I/Oポート 12ビットA/Dコンバータ クロック監視機能(CSV) 低電圧検出機能(LVD) 高速 内蔵CR 低速 デバッグ機能 ユニークID MB9BF121J 32 Cortex-M3 72 MHz 2.7 V~5.5 V 4ch. 4ch. (最大) FIFOあり:ch.0/ch.1 FIFOなし:ch.2/ch.5 8ch. (最大) 1 unit 1ch. 1 unit 1 unit 1ch. (SW) + 1ch. (HW) 7 pin (最大) + NMI × 1 23 pin (最大) 8ch. (1 unit) Yes 2ch. 4 MHz 100 kHz SW-DP Yes (注意事項) 各製品に搭載される周辺機能の信号は、パッケージの端子数制限により、すべて割り当 てることはできません。ご使用される機能に応じて、I/Oポートのポートリロケート機 能を用いて、端子を割り当ててください。 内蔵CRのクロック周波数精度については、『電気的特性 4.交流規格 (3)内蔵CR発振規 格』を参照してください。 8 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t パッケージと品種対応 品種名 パッケージ LQFP: FPT-32P-M30 (0.8 mm pitch) QFN: LCC-32P-M73 (0.5 mm pitch) MB9BF121J : 対応 (注意事項)各パッケージの詳細は「パッケージ・外形寸法図」を参照してください。 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 9 D a t a S h e e t 端子配列図 • FPT-32P-M30 P0F/NMIX/SUBOUT_0/CROUT_1/RTCCO_0 P04/SWO P03/SWDIO P01/SWCLK AVRH AVRL VSS VCC 32 31 30 29 28 27 26 25 (TOP VIEW) P3A/RTO00_0/TIOA0_1/INT07_0/SUBOUT_2/RTCCO_2/FRCK0_0/SCK2_0 1 24 P21/AN14/SIN0_0/INT06_1/BIN1_1 P3B/RTO01_0/TIOA1_1/IC00_0/SOT2_0 2 23 P22/AN13/SOT0_0/TIOB7_1/ZIN1_1 P3C/RTO02_0/TIOA2_1/INT18_2/IC01_0/SIN2_0 3 22 P23/AN12/SCK0_0/TIOA7_1/AIN1_1/DTTI0X_1 P3D/RTO03_0/TIOA3_1/SCK5_1/AIN1_0/IC02_0 4 21 P15/AN05/SOT0_1/INT14_0/IC03_2 P3E/RTO04_0/TIOA4_1/INT19_2/SOT5_1/BIN1_0 5 20 P14/AN04/SIN0_1/INT03_1/IC02_2/SCK0_1 P3F/RTO05_0/TIOA5_1/SIN5_1/ZIN1_0 6 19 P13/AN03/SCK1_1/SUBOUT_1/IC01_2/RTCCO_1/ZIN1_2/TIOB6_2 VCC 7 18 P12/AN02/SOT1_1/IC00_2/BIN1_2/TIOA6_2 C 8 17 P11/AN01/SIN1_1/INT02_1/FRCK0_2/AIN1_2 9 10 11 12 13 14 15 16 VSS PE2/X0 PE3/X1 INITX DTTI0X_0/INT07_1/P46/X0A INT14_2/P47/X1A MD0 PE0/MD1 LQFP - 32 <注意事項> XXX_1, XXX_2のように「_ (アンダバー)」がついている端子の、「_」以降の数字はリロケー ションポート番号を示しています。 これらの端子は1つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。 拡張ポート機能レジスタ(EPFR)によって利用する端子名を選択してください。 10 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t • LCC-32P-M73 P0F/NMIX/SUBOUT_0/CROUT_1/RTCCO_0 P04/SWO P03/SWDIO P01/SWCLK AVRH AVRL VSS VCC 32 31 30 29 28 27 26 25 (TOP VIEW) P3A/RTO00_0/TIOA0_1/INT07_0/SUBOUT_2/RTCCO_2/FRCK0_0/SCK2_0 1 24 P21/AN14/SIN0_0/INT06_1/BIN1_1 P3B/RTO01_0/TIOA1_1/IC00_0/SOT2_0 2 23 P22/AN13/SOT0_0/TIOB7_1/ZIN1_1 P3C/RTO02_0/TIOA2_1/INT18_2/IC01_0/SIN2_0 3 22 P23/AN12/SCK0_0/TIOA7_1/AIN1_1/DTTI0X_1 P3D/RTO03_0/TIOA3_1/SCK5_1/AIN1_0/IC02_0 4 P3E/RTO04_0/TIOA4_1/INT19_2/SOT5_1/BIN1_0 5 P3F/RTO05_0/TIOA5_1/SIN5_1/ZIN1_0 6 19 P13/AN03/SCK1_1/SUBOUT_1/IC01_2/RTCCO_1/ZIN1_2/TIOB6_2 VCC 7 18 P12/AN02/SOT1_1/IC00_2/BIN1_2/TIOA6_2 C 8 17 P11/AN01/SIN1_1/INT02_1/FRCK0_2/AIN1_2 21 P15/AN05/SOT0_1/INT14_0/IC03_2 QFN - 32 9 10 11 12 13 14 15 16 VSS PE2/X0 PE3/X1 INITX DTTI0X_0/INT07_1/P46/X0A INT14_2/P47/X1A MD0 PE0/MD1 20 P14/AN04/SIN0_1/INT03_1/IC02_2/SCK0_1 <注意事項> XXX_1, XXX_2のように「_ (アンダバー)」がついている端子の、「_」以降の数字はリロケー ションポート番号を示しています。 これらの端子は1つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。 拡張ポート機能レジスタ(EPFR)によって利用する端子名を選択してください。 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 11 D a t a S h e e t 端子機能一覧 ・ 端子番号別 XXX_1, XXX_2のように、「_(アンダバー)」がついている端子の、「_」以降の数字はリロケー ションポート番号を示しています。 これらの端子は1つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。 拡張ポート機能レジスタ(EPFR)によって利用する端子名を選択してください。 入出力 回路形式 端子状態 形式 F K 2 P3B RTO01_0 (PPG00_0) IC00_0 F J 3 TIOA1_1 SOT2_0 (SDA2_0) P3C RTO02_0 (PPG02_0) IC01_0 F K F J F K 端子番号 端子名 P3A RTO00_0 (PPG00_0) FRCK0_0 1 INT07_0 TIOA0_1 SCK2_0 (SCL2_0) SUBOUT_2 RTCCO_2 INT18_2 TIOA2_1 SIN2_0 4 5 12 CONFIDENTIAL P3D RTO03_0 (PPG02_0) IC02_0 TIOA3_1 SCK5_1 (SCL5_1) AIN1_0 P3E RTO04_0 (PPG04_0) INT19_2 TIOA4_1 SOT5_1 (SDA5_1) BIN1_0 MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t 端子番号 端子名 6 P3F RTO05_0 (PPG04_0) TIOA5_1 入出力 回路形式 端子状態 形式 F J SIN5_1 ZIN1_0 7 VCC - - 8 C - - 9 VSS - - A A A B B C D F D G H D C E G* M G* L 10 11 12 PE2 X0 PE3 X1 INITX P46 13 X0A DTTI0X_0 INT07_1 P47 14 X1A INT14_2 15 16 MD0 PE0 MD1 P11 AN01 17 SIN1_1 INT02_1 FRCK0_2 AIN1_2 P12 18 AN02 SOT1_1 (SDA1_1) TIOA6_2 IC00_2 BIN1_2 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 13 D a t a S h e e t 端子番号 端子名 19 AN03 SCK1_1 (SCL1_1) SUBOUT_1 入出力 回路形式 端子状態 形式 G* L G* M G* M G* L G* L G* M P13 TIOB6_2 IC01_2 RTCCO_1 ZIN1_2 P14 AN04 SIN0_1 20 INT03_1 SCK0_1 (SCL0_1) IC02_2 P15 21 AN05 SOT0_1 (SDA0_1) INT14_0 IC03_2 P23 22 AN12 SCK0_0 (SCL0_0) TIOA7_1 DTTI0X_1 AIN1_1 P22 23 AN13 SOT0_0 (SDA0_0) TIOB7_1 ZIN1_1 P21 AN14 24 SIN0_0 INT06_1 BIN1_1 14 CONFIDENTIAL 25 VCC - - 26 VSS - - MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t 端子名 入出力 回路形式 端子状態 形式 27 AVRL - - 28 AVRH - - E I E I E I E H 端子番号 29 30 31 P01 SWCLK P03 SWDIO P04 SWO P0F NMIX 32 SUBOUT_0 CROUT_1 RTCCO_0 *: 5 VトレラントI/O March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 15 D a t a S h e e t ・ 端子機能別 XXX_1, XXX_2のように、「_(アンダバー)」がついている端子の、「_」以降の数字はリロケー ションポート番号を示しています。 これらの端子は1つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。 拡張ポート機能レジスタ(EPFR)によって利用する端子名を選択してください。 端子機能 ADC 端子名 端子番号 機能説明 AN01 17 AN02 18 AN03 19 AN04 AN05 A/Dコンバータアナログ入力端子。 ANxx は ADC ch.xx を示します。 20 21 AN12 22 AN13 23 AN14 24 ベースタイマ 0 TIOA0_1 ベースタイマch.0のTIOA端子 1 ベースタイマ 1 TIOA1_1 ベースタイマch.1のTIOA端子 2 ベースタイマ 2 TIOA2_1 ベースタイマch.2のTIOA端子 3 ベースタイマ 3 TIOA3_1 ベースタイマch.3のTIOA端子 4 ベースタイマ 4 TIOA4_1 ベースタイマch.4のTIOA端子 5 ベースタイマ 5 TIOA5_1 ベースタイマch.5のTIOA端子 6 TIOA6_2 ベースタイマch.6のTIOA端子 18 TIOB6_2 ベースタイマch.6のTIOB端子 19 TIOA7_1 ベースタイマch.7のTIOA端子 22 TIOB7_1 ベースタイマch.7のTIOB端子 シリアルワイヤデバッグインタフェース クロック入力端子 シリアルワイヤデバッグインタフェース データ入出力端子 シリアルワイヤビューワ出力端子 23 INT02_1 外部割込み要求02の入力端子 17 INT03_1 外部割込み要求03の入力端子 20 INT06_1 外部割込み要求06の入力端子 24 ベースタイマ 6 ベースタイマ 7 SWCLK デバッガ SWDIO SWO INT07_0 外部割込み INT07_1 INT14_0 INT14_2 CONFIDENTIAL 外部割込み要求14の入力端子 30 31 1 13 21 14 INT18_2 外部割込み要求18の入力端子 3 INT19_2 外部割込み要求19の入力端子 5 ノンマスカブル割込み入力端子 32 NMIX 16 外部割込み要求07の入力端子 29 MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t 端子機能 端子名 機能説明 P01 P03 P04 29 汎用入出力ポート0 P11 17 P12 18 汎用入出力ポート1 20 P15 21 P21 24 汎用入出力ポート2 23 P23 22 P3A 1 P3B 2 P3D 汎用入出力ポート3 3 4 P3E 5 P3F 6 P46 P47 汎用入出力ポート4 PE0 PE2 SIN0_0 SIN0_1 SOT0_0 (SDA0_0) SOT0_1 (SDA0_1) SCK0_0 (SCL0_0) SCK0_1 (SCL0_1) SIN1_1 SOT1_1 (SDA1_1) SCK1_1 (SCL1_1) 13 14 16 汎用入出力ポートE PE3 10 11 マルチファンクションシリアルインタフェースch.0 の入力端子 マルチファンクションシリアルインタフェースch.0 の出力端子。 UART/CSIO/LIN端子(動作モード0~3)として使用す るときはSOT0として、I2C端子(動作モード4)として 使用するときはSDA0として機能します。 マルチファンクションシリアルインタフェースch.0 のクロックI/O端子。 CSIO端子(動作モード2)として使用するときはSCK0 として、I2C端子(動作モード4)として使用するときは SCL0として機能します。 マルチファンクションシリアルインタフェースch.1 の入力端子 マルチファンクションシリアルインタフェースch.1 の出力端子。 UART/CSIO/LIN端子(動作モード0~3)として使用す るときはSOT1として、I2C端子(動作モード4)として 使用するときはSDA1として機能します。 マルチファンクションシリアルインタフェースch.1 のクロックI/O端子。 CSIO端子(動作モード2)として使用するときはSCK1 として、I2C端子(動作モード4)として使用するときは SCL1として機能します。 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 19 P14 P3C マルチ ファンクション シリアル 1 31 32 P22 マルチ ファンクション シリアル 0 30 P0F P13 GPIO 端子番号 24 20 23 21 22 20 17 18 19 17 D a t a S h e e t 端子機能 端子名 SIN2_0 マルチ ファンクション シリアル 2 SOT2_0 (SDA2_0) SCK2_0 (SCL2_0) SIN5_1 マルチ ファンクション シリアル 5 SOT5_1 (SDA5_1) SCK5_1 (SCL5_1) 18 CONFIDENTIAL 機能説明 マルチファンクションシリアルインタフェースch.2 の入力端子 マルチファンクションシリアルインタフェースch.2 の出力端子。 UART/CSIO/LIN端子(動作モード 0~3)として使用するときはSOT2として、I2C端子(動 作モード4)として使用するときはSDA2として機能 します。 マルチファンクションシリアルインタフェースch.2 のクロックI/O端子。 CSIO端子(動作モード2)として使用するときはSCK2 として、I2C端子(動作モード4)として使用するときは SCL2として機能します。 マルチファンクションシリアルインタフェースch.5 の入力端子 マルチファンクションシリアルインタフェースch.5 の出力端子。 UART/CSIO/LIN端子(動作モード0~3)として使用す るときはSOT5として、I2C端子(動作モード4)として 使用するときはSDA5として機能します。 マルチファンクションシリアルインタフェースch.5 のクロックI/O端子。 CSIO端子(動作モード2)として使用するときはSCK5 として、I2C端子(動作モード4)として使用するときは SCL5として機能します。 端子番号 3 2 1 6 5 4 MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t 端子機能 端子名 DTTI0X_0 DTTI0X_1 FRCK0_0 FRCK0_2 多機能タイマ0のRTO00~RTO05出力を制御する波 形ジェネレータの入力信号 13 16ビットフリーランタイマch.0の外部クロック入力 端子 1 18 多機能タイマ0の16ビットインプットキャプチャの 入力端子。 ICxxは、チャネル数を示します。 3 19 4 IC02_2 20 IC03_2 21 RTO00_0 (PPG00_0) RTO01_0 (PPG00_0) RTO02_0 (PPG02_0) RTO03_0 (PPG02_0) RTO04_0 (PPG04_0) RTO05_0 (PPG04_0) 多機能タイマ0の波形ジェネレータ出力端子。 PPG0出力モードで使用するときは、PPG00として機 能します。 多機能タイマ0の波形ジェネレータ出力端子。 PPG0出力モードで使用するときは、PPG00として機 能します。 多機能タイマ0の波形ジェネレータ出力端子。 PPG0出力モードで使用するときは、PPG02として機 能します。 多機能タイマ0の波形ジェネレータ出力端子。 PPG0出力モードで使用するときは、PPG02として機 能します。 多機能タイマ0の波形ジェネレータ出力端子。 PPG0出力モードで使用するときは、PPG04として機 能します。 多機能タイマ0の波形ジェネレータ出力端子。 PPG0出力モードで使用するときは、PPG04として機 能します。 AIN1_0 AIN1_1 1 2 3 4 5 6 4 QPRC ch.1のAIN入力端子 22 AIN1_2 17 BIN1_0 5 BIN1_1 QPRC ch.1のBIN入力端子 24 BIN1_2 18 ZIN1_0 6 ZIN1_1 QPRC ch.1のZIN入力端子 23 ZIN1_2 19 RTCCO_0 32 RTCCO_1 リアルタイムクロックの0.5秒パルス出力端子 19 RTCCO_2 1 SUBOUT_0 32 SUBOUT_1 サブクロック出力端子 SUBOUT_2 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 17 IC00_2 IC02_0 リアルタイム クロック 22 2 IC01_2 クアッド カウンタ 端子番号 IC00_0 IC01_0 多機能タイマ 0 機能説明 19 1 19 D a t a S h e e t 端子機能 RESET 端子名 INITX MD0 Mode POWER GND CONFIDENTIAL 15 16 VCC アナログ/デジタル電源端子 7 VCC アナログ/デジタル電源端子 25 VSS アナログ/デジタルGND端子 9 VSS アナログ/デジタルGND端子 26 メインクロック(発振)入力端子 10 X0A サブクロック(発振)入力端子 13 X1 メインクロック(発振)I/O端子 11 サブクロック(発振)I/O端子 14 内蔵高速CR発振クロック出力ポート 32 AVRH A/Dコンバータのアナログ基準電圧入力端子 28 AVRL A/Dコンバータのアナログ基準電圧入力端子 27 電源安定化容量端子 8 CROUT_1 20 12 モード1端子。 フラッシュメモリのシリアル書込み時は、MD1="L" を入力してください。 X1A Analog POWER Analog GND C端子 端子番号 MD1 X0 CLOCK 機能説明 外部リセット入力端子。 INITX="L"のとき、リセットが有効です。 モード0端子。 通常動作時は、MD0="L"を入力してください。 フラッシュメモリのシリアル書込み時は、MD0="H" を入力してください。 C MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t 入出力回路形式 分類 回路 備考 メイン発振/GPIO 切換え可能 メイン発振機能選択時 ・ 発振帰還抵抗 : 約 1 MΩ ・ スタンバイ制御あり Pull-up resistor P-ch P-ch Digital output X1 N-ch Digital output R GPIO 機能選択時 ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス 入力 ・ プルアップ抵抗制御あり ・ スタンバイ制御あり ・ プルアップ抵抗 : 約 50 kΩ ・ IOH = -4 mA, IOL = 4 mA Pull-up resistor control Digital input Standby mode control Clock input A Feedback resistor Standby mode control Digital input Standby mode control Pull-up resistor R P-ch P-ch Digital output N-ch Digital output X0 Pull-up resistor control ・ CMOS レベルヒステリシス 入力 ・ プルアップ抵抗 : 約 50 kΩ B Pull-up resistor Digital input March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 21 D a t a S h e e t 分類 回路 備考 ・ オープンドレイン出力 ・ CMOS レベルヒステリシ ス入力 Digital input C Digital output N-ch サブ発振/GPIO 切換え可能 サブ発振機能選択時 ・ 発振帰還抵抗 : 約 5 MΩ ・ スタンバイ制御あり Pull-up resistor P-ch P-ch Digital output X1A N-ch Digital output R Pull-up resistor control GPIO 機能選択時 ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス 入力 ・ プルアップ抵抗制御あり ・ スタンバイ制御あり ・ プルアップ抵抗 : 約 50 kΩ ・ IOH = -4 mA, IOL = 4 mA Digital input Standby mode control Clock input Feedback D resistor Standby mode control Digital input Standby mode control Pull-up resistor R P-ch P-ch Digital output N-ch Digital output X0A Pull-up resistor control 22 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t 分類 回路 P-ch E 備考 P-ch N-ch Digital output ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス 入力 ・ プルアップ抵抗制御あり ・ スタンバイ制御あり ・ プルアップ抵抗 : 約 50 kΩ ・ IOH = -4 mA, IOL = 4 mA ・ +B 入力可 Digital output R Pull-up resistor control Digital input Standby mode control P-ch F P-ch N-ch Digital output Digital output R ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス 入力 ・ プルアップ抵抗制御あり ・ スタンバイ制御あり ・ プルアップ抵抗 : 約 50 kΩ ・ IOH = -12 mA, IOL = 12 mA ・ I2C 端子として使用すると き、デジタル出力 P-ch トランジスタは常にオフで す。 ・ +B 入力可 Pull-up resistor control Digital input Standby mode control March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 23 D a t a S h e e t 分類 回路 P-ch 備考 P-ch N-ch G R ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス 入力 ・ 入力制御あり ・ アナログ入力 Digital output ・ 5 V トレラント ・ プルアップ抵抗制御あり ・ スタンバイ制御あり ・ プルアップ抵抗 : 約 50 kΩ ・ IOH = -4 mA, IOL = 4 mA Digital output ・ PZR レジスタ制御可能 ・ I2C 端子として使用すると き、デジタル出力 P-ch トランジスタは常にオフで Pull-up resistor control す。 Digital input Standby mode control Analog input Input control CMOS レベルヒステリシス 入力 H 24 CONFIDENTIAL Mode input MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t 取扱上のご注意 半導体デバイスは、ある確率で故障します。また、半導体デバイスの故障は、使用される条件(回 路条件, 環境条件など)によっても大きく左右されます。 以下に、半導体デバイスをより信頼性の高い状態で使用していただくために、注意・配慮しなけ ればならない事項について説明します。 1. 設計上の注意事項 ここでは、半導体デバイスを使用して電子機器の設計を行う際に注意すべき事項について述べま す。 ・ 絶対最大定格の遵守 半導体デバイスは、過剰なストレス (電圧, 電流, 温度など) が加わると破壊する可能性がありま す。この限界値を定めたものが絶対最大定格です。従って、定格を一項目でも超えることのない ようご注意ください。 ・ 推奨動作条件の遵守 推奨動作条件は、半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は、全 てこの条件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を越え て使用すると、信頼性に悪影響を及ぼすことがあります。 本資料に記載されていない項目, 使用条件, 論理組み合わせでの使用は、保証していません。記載 されている以外の条件での使用をお考えの場合は、必ず事前に営業部門までご相談ください。 ・ 端子の処理と保護 半導体デバイスには、電源および各種入出力端子があります。これらに対して以下の注意が必要 です。 (1) 過電圧・過電流の防止 各端子に最大定格を超える電圧・電流が印加されると、デバイスの内部に劣化が生じ、著しい 場合には破壊に至ります。機器の設計の際には、このような過電圧・過電流の発生を防止して ください。 (2) 出力端子の保護 出力端子を電源端子または他の出力端子とショートしたり、大きな容量負荷を接続すると大電 流が流れる場合があります。この状態が長時間続くとデバイスが劣化しますので、このような 接続はしないようにしてください。 (3) 未使用入力端子の処理 インピーダンスの非常に高い入力端子は、オープン状態で使用すると動作が不安定になる場合 があります。適切な抵抗を介して電源端子やグランド端子に接続してください。 ・ ラッチアップ 半導体デバイスは、基板上に P 型と N 型の領域を形成することにより構成されます。外部から異 常な電圧が加えられた場合、内部の寄生 PNPN 接合 (サイリスタ構造) が導通して、数百 mA を越 える大電流が電源端子に流れ続けることがあります。これをラッチアップと呼びます。この現象 が起きるとデバイスの信頼性を損ねるだけでなく、破壊に至り発熱・発煙・発火の恐れもありま す。これを防止するために、以下の点にご注意ください。 (1) 最大定格以上の電圧が端子に加わることが無いようにしてください。異常なノイズ, サージ等 にも注意してください。 (2) 電源投入シーケンスを考慮し、異常な電流が流れないようにしてください。 管理番号: DS00-00004-3 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 25 D a t a S h e e t ・ 安全等の規制と規格の遵守 世界各国では、安全や、電磁妨害等の各種規制と規格が設けられています。お客様が機器を設計 するに際しては、これらの規制と規格に適合するようお願いします。 ・ フェイル・セーフ設計 半導体デバイスは、ある確率で故障が発生します。半導体デバイスが故障しても、結果的に人身 事故, 火災事故, 社会的な損害を生じさせないよう、お客様は、装置の冗長設計, 延焼対策設計, 過 電流防止設計, 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 ・ 用途に関する注意 本資料に記載された製品は、通常の産業用, 一般事務用, パーソナル用, 家庭用などの一般的用途 に使用されることを意図して設計・製造されています。極めて高度な安全性が要求され、仮に当 該安全性が確保されない場合、社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危 険性を伴う用途 (原子力施設における核反応制御, 航空機自動飛行制御,航空交通管制, 大量輸送 システムにおける運行制御, 生命維持のための医療機器, 兵器システムにおけるミサイル発射制 御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途 (海底中継器, 宇宙衛星をいう) に使用 されるよう設計・製造されたものではありません。当社は、これらの用途に当該製品が使用され たことにより発生した損害などについては、責任を負いかねますのでご了承ください。 2. パッケージ実装上の注意事項 パッケージには、リード挿入形と表面実装形があります。いずれの場合も、はんだ付け時の耐熱 性に関する品質保証は,当社の推奨する条件での実装に対してのみ適用されます。実装条件の詳細 については営業部門までお問い合わせください。 ・ リード挿入形 リード挿入形パッケージのプリント板への実装方法は、プリント板へ直接はんだ付けする方法と ソケットを使用してプリント板に実装する方法とがあります。 プリント板へ直接はんだ付けする場合は、プリント板のスルーホールにリード挿入後、噴流はん だによるフローはんだ方法 (ウェーブソルダリング法) が一般的に使用されます。この場合、はん だ付け実装時には、通常最大定格の保存温度を上回る熱ストレスがリード部分に加わります。当 社の実装推奨条件で実装してください。 ソケット実装方法でご使用になる場合、ソケットの接点の表面処理と IC のリードの表面処理が異 なるとき、長時間経過後、接触不良を起こすことがあります。このため、ソケットの接点の表面 処理と IC のリードの表面処理の状態を確認してから実装することをお勧めします。 ・ 表面実装形 表面実装形パッケージは、リード挿入形と比較して、リードが細く薄いため、リードが変形し易 い性質をもっています。また、パッケージの多ピン化に伴い、リードピッチも狭く、リード変形 によるオープン不良や、はんだブリッジによるショート不良が発生しやすいため、適切な実装技 術が必要となります。 当社ははんだリフロー方法を推奨し、製品ごとに実装条件のランク分類を実施しています。当社 推奨のランク分類に従って実装してください。 ・ 鉛フリーパッケージ BGA パッケージの Sn-Ag-Cu 系ボール品を Sn-Pb 共晶はんだにて実装した場合、使用状況により 接合強度が低下することがありますのでご注意願います。 26 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t ・ 半導体デバイスの保管について プラスチックパッケージは樹脂でできているため、自然の環境に放置することにより吸湿します。 吸湿したパッケージに実装時の熱が加わった場合、界面剥離発生による耐湿性の低下やパッケー ジクラックが発生することがあります。以下の点にご注意ください。 (1) 急激な温度変化のある所では製品に水分の結露が起こります。このような環境を避けて、温度 変化の少ない場所に保管してください。 (2) 製品の保管場所はドライボックスの使用を推奨します。相対湿度 70%RH 以下, 温度 5°C~30°C で保管をお願いします。ドライパッケージを開封した場合には湿度 40%~70%RH を推奨いた します。 (3) 当社では必要に応じて半導体デバイスの梱包材として防湿性の高いアルミラミネート袋を用 い、乾燥剤としてシリカゲルを使用しております。半導体デバイスはアルミラミネート袋に入 れて密封して保管してください。 (4) 腐食性ガスの発生する場所や塵埃の多い所は避けてください。 ・ ベーキングについて 吸湿したパッケージはベーキング (加熱乾燥) を実施することにより除湿することが可能です。 ベーキングは、当社の推奨する条件で実施してください。 条件:125°C/24 時間 ・ 静電気 半導体デバイスは静電気による破壊を起こしやすいため、以下の点についてご注意ください。 (1) 作業環境の相対湿度は 40 % ~ 70%RH にしてください。 除電装置 (イオン発生装置) の使用なども必要に応じて検討してください。 (2) 使用するコンベア, 半田槽, 半田ゴテ, および周辺付帯設備は大地に接地してください。 (3) 人体の帯電防止のため、指輪または腕輪などから高抵抗 (1 MΩ 程度) で大地に接地したり、 導電性の衣服・靴を着用し、床に導電マットを敷くなど帯電電荷を最小限に保つようにしてく ださい。 (4) 治具, 計器類は, 接地または帯電防止化を実施してください。 (5) 組立完了基板の収納時、発泡スチロールなどの帯電し易い材料の使用は避けてください。 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 27 D a t a S h e e t 3. 使用環境に関する注意事項 半導体デバイスの信頼性は、先に述べました周囲温度とそれ以外の環境条件にも依存します。ご 使用にあたっては、以下の点にご注意ください。 (1) 湿度環境 高湿度環境下での長期の使用は、デバイス自身だけでなくプリント基板等にもリーク性の不具 合が発生する場合があります。高湿度が想定される場合は、防湿処理を施す等の配慮をお願い します。 (2) 静電気放電 半導体デバイスの直近に高電圧に帯電したものが存在すると、放電が発生し誤動作の原因とな ることがあります。 このような場合、帯電の防止または放電の防止の処置をお願いします。 (3) 腐食性ガス, 塵埃, 油 腐食性ガス雰囲気中や、塵埃, 油等がデバイスに付着した状態で使用すると、化学反応により デバイスに悪影響を及ぼす場合があります。このような環境下でご使用の場合は、防止策につ いてご検討ください。 (4) 放射線・宇宙線 一般のデバイスは、設計上、放射線, 宇宙線にさらされる環境を想定しておりません。した がって、これらを遮蔽してご使用ください。 (5) 発煙・発火 樹脂モールド型のデバイスは、不燃性ではありません。発火物の近くでは、ご使用にならない でください。発煙・発火しますと、その際に毒性を持ったガスが発生する恐れがあります。 その他、特殊な環境下でのご使用をお考えの場合は、営業部門にご相談ください。 最新の取扱上のご注意については、下記の URL にてご確認ください。 http://www.spansion.com/fjdocuments/jp/datasheet/j-ds/DS00-00004.pdf 28 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t デバイス使用上の注意 ・ 電源端子について VCC, VSS 端子が複数ある場合、デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するためにデ バイス内部で同電位にすべきものどうしを接続してありますが、不要輻射の低減・グランドレベ ルの上昇によるストローブ信号の誤動作の防止・総出力電流規格を遵守などのために、必ずそれ らすべてを外部で電源およびグランドに接続してください。また、電流供給源からできる限り低 インピーダンスで本デバイスの各電源端子と GND 端子に接続してください。 さらに、本デバイスの近くで各電源端子 と GND 端子の間、AVRH 端子と AVRL 端子の間に 0.1μF 程度のセラミックコンデンサをバイパスコンデンサとして接続することを推奨します。 ・ 電源電圧の安定化について 電源電圧の変動が VCC の推奨動作条件内においても、急激な変化があると誤動作することがあり ます。安定化の基準として VCC は、商用周波数 (50 Hz~60 Hz) におけるリプル変動(ピークピー ク値) を推奨動作条件内の 10%以内にしてください。かつ電源切換えによる瞬間変動の過渡変動 率は 0.1V/μs 以下にしてください。 ・ 水晶発振回路について X0/X1, X0A/X1A 端子の近辺のノイズは本デバイスの誤動作の原因となります。X0/X1, X0A/X1A 端子および水晶発振子さらにグランドへのバイパスコンデンサはできる限り近くに配置するよう にプリント板を設計してください。 また、X0/X1, X0A/X1A 端子の周りをグランドで囲むようなプリント板アートワークは安定した動 作を期待できるため、強く推奨します。 実装基板にて、使用する水晶振動子の発振評価を実施してください。 ・ サブクロック用水晶振動子について 本シリーズのサブクロック発振回路は消費電流を低く抑えた設計を行っており、増幅度が低い回 路となっています。安定した発振をさせるためサブクロック用水晶振動子には、以下の条件を満 たす水晶振動子の使用を推奨します。 ・ 表面実装タイプ サイズ :3.2 mm × 1.5 mm 以上 負荷容量:6 pF~7 pF 程度 ・ リードタイプ 負荷容量: 6 pF~7 pF 程度 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 29 D a t a S h e e t ・ 外部クロック使用時の注意 メインクロックの入力として外部クロックを使用する場合は、X0/X1 端子を外部クロック入力に 設定し、X0 端子にクロックを入力してください。X1(PE3)端子は汎用 I/O ポートとして使用でき ます。 同様にサブクロックの入力として外部クロックを使用する場合は、X0A/X1A 端子を外部クロック 入力に設定し、X0A 端子にクロックを入力してください。X1A(P47)端子は汎用 I/O ポートとして 使用できます。 ・外部クロック使用例 本デバイス X0(X0A) 外部クロック入力 に設定 汎用 I/O ポートと して使用可能 X1(PE3), X1A(P47) ・ マルチファンクションシリアル端子を I2C 端子として使用する場合の扱いについて マルチファンクションシリアル端子を I2C 端子として使用する場合、デジタル出力 P-ch トランジ スタは常にディセーブルです。しかし、I2C 端子もほかの端子と同様に、デバイスの電気的特性を 守り、電源をオフにしたまま外部 I2C バスシステムへ接続してはいけません。 ・ C 端子について 本シリーズはレギュレータを内蔵しています。必ず C 端子と GND 端子の間にレギュレータ用の平 滑コンデンサ(CS)を接続してください。平滑コンデンサにはセラミックコンデンサまたは同程度の 周波数特性のコンデンサを使用してください。 なお、積層セラミックコンデンサは、温度による容量値の変化幅に特性(F 特性,Y5V 特性)を持つ ものがあります。コンデンサの温度特性を確認し、使用条件において規格値を満たすコンデンサ を使用してください。 本シリーズでは 4.7μF 程度の平滑コンデンサを推奨します。 C 本デバイス CS VSS GND 30 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t ・ モード端子(MD0)について モード端子(MD0)は VCC 端子または VSS 端子に直接接続してください。内蔵フラッシュメモリ書 換えなどの目的で、モード端子レベルを変更できるようにプルアップまたはプルダウンをする場 合には、ノイズによりデバイスが意図せずテストモードに入るのを防止するため、プルアップま たはプルダウンに使用する抵抗値はできるだけ低く抑えると共に、モード端子から VCC 端子また は VSS 端子への距離を最小にし、できるだけ低インピーダンスで接続するようにプリント基板を 設計してください。 ・ 電源投入時について 電源を投入/切断する際は同時か、あるいは次の順番で投入/切断を行ってください。 投入時 : VCC → AVRH 切断時 : AVRH → VCC ・ シリアル通信について シリアル通信においては、ノイズなどにより間違ったデータを受信する可能性があります。その ため、ノイズを抑えるボードの設計をしてください。 また、万が一ノイズなどの影響により誤ったデータを受信した場合を考慮し、最後にデータの チェックサムなどを付加してエラー検出を行ってください。エラーが検出された場合には、再送 を行うなどの処理をしてください。 ・ メモリサイズの異なる製品間およびフラッシュメモリ製品と MASK 製品の特性差について メモリサイズの異なる製品間およびフラッシュメモリ製品と MASK 製品ではチップレイアウトや メモリ構造の違いにより消費電流や ESD, ラッチアップ, ノイズ特性, 発振特性等を含めた電気的 特性が異なります。 お客様にて同一シリーズの別製品に切り換えて使用する際は、電気的特性の評価を行ってくださ い。 ・ 5 V トレラント I/O のプルアップ機能について 5 V トレラント I/O のプルアップ機能使用時は VCC 電圧以上の信号を入力してはいけません。 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 31 D a t a S h e e t ブロックダイヤグラム MB9BF121J SWCLK, SWDIO SWO SRAM0 4 Kbyte SW-DP ROM Table Multi-layer AHB (Max 72MHz) Cortex-M3 Core I @72MHz(Max) D NVIC Sys AHB-APB Bridge: APB0(Max 40MHz) Dual-Timer WatchDog Timer (Software) INITX Clock Reset Generator WatchDog Timer (Hardware) SRAM1 4 Kbyte Flash I/F On-Chip Flash 64 Kbyte Security DMAC 4ch. CSV CLK X0A X1A Main Osc Sub Osc PLL CR 4MHz Source Clock AHB-AHB Bridge X0 X1 CR 100kHz CROUT 12-bit A/D Converter TIOBx Base Timer 16-bit 8ch./ 32-bit 4ch. AINx BINx ZINx QPRC 1ch. A/D Activation Compare 1ch. IC0x FRCKx 16-bit Input Capture 4ch. 16-bit Free-run Timer 3ch. 16-bit Output Compare 6ch. DTTI0X RTO0x Waveform Generator 3ch. 16-bit PPG 3ch. AHB-APB Bridge : APB2 (Max 40MHz) TIOAx Power-On Reset Unit 0 ANxx AHB-APB Bridge : APB1 (Max 40MHz) AVRH, AVRL LVD Ctrl LVD IRQ-Monitor Regulator C RTCCO, SUBOUT Real-Time Clock External Interrupt Controller 7pin + NMI INTx NMIX MODE-Ctrl MD0, MD1 GPIO P0x, P1x, . . . Pxx PIN-Function-Ctrl SCKx Multi-function Serial I/F 4ch. (with FIFO ch.0/ch.1) SINx SOTx Multi-function Timer メモリサイズ メモリサイズについては、「品種構成」の「メモリサイズ」を参照してください。 32 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t メモリマップ メモリマップ (1) Peripherals Area 0x41FF_FFFF Reserved 0xFFFF_FFFF Reserved 0xE010_0000 0xE000_0000 Cortex-M3 Private Peripherals 0x4006_1000 0x4006_0000 DMAC Reserved Reserved 0x4003_C000 0x4003_B000 0x4003_9000 0x4003_8000 0x4400_0000 0x4200_0000 0x4000_0000 32Mbytes Bit band alias 0x4003_6000 0x4003_5000 Peripherals 0x4003_4000 0x4003_3000 0x4003_2000 Reserved 0x2400_0000 0x2200_0000 0x4003_0000 32Mbytes Bit band alias 0x4002_F000 0x4002_E000 Reserved 0x4002_8000 0x2008_0000 0x2000_0000 0x1FF8_0000 メモリサイズの 詳細は 次項の「●メモリマップ (2)」を参照してくださ い。 0x0010_0008 0x0010_0000 0x4003_1000 0x4002_7000 SRAM1 SRAM0 Reserved 0x4002_6000 0x4002_5000 0x4002_4000 Security/CR Trim MFS Reserved LVD/DS mode Reserved GPIO Reserved Int-Req.Read EXTI Reserved CR Trim Reserved A/DC QPRC Base Timer PPG Reserved 0x4002_1000 0x4002_0000 Flash 0x4001_5000 0x4001_3000 0x4001_2000 0x4001_1000 0x4001_0000 0x4000_1000 0x4000_0000 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J MFT unit0 Reserved 0x0000_0000 CONFIDENTIAL RTC Reserved Dual Timer Reserved SW WDT HW WDT Clock/Reset Reserved Flash I/F 33 D a t a S h e e t メモリマップ (2) MB9BF121J 0x2008_0000 Reserved 0x2000_1000 0x2000_0000 0x1FFF_F000 SRAM1 4Kbytes SRAM0 4Kbytes Reserved 0x0010_0008 0x0010_0004 0x0010_0000 CR trimming Security Reserved 0x0000_FFF8 SA0-7 (8KBx8) Flash 64Kbytes * 0x0000_0000 *: フラッシュメモリの詳細は『MB9A420L/120L/MB9B120J シリーズ フラッシュプログラミングマ ニュアル』を参照してください。 34 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t ペリフェラル・アドレスマップ スタート アドレス エンド アドレス 0x4000_0000 0x4000_0FFF 0x4000_1000 0x4000_FFFF 0x4001_0000 0x4001_0FFF クロック・リセット制御 0x4001_1000 0x4001_1FFF ハードウェアウォッチドッグタイマ 0x4001_2000 0x4001_2FFF 0x4001_3000 0x4001_4FFF 0x4001_5000 0x4001_5FFF デュアルタイマ 0x4001_6000 0x4001_FFFF 予約 0x4002_0000 0x4002_0FFF 多機能タイマunit0 0x4002_1000 0x4002_3FFF 予約 0x4002_4000 0x4002_4FFF PPG 0x4002_5000 0x4002_5FFF ベースタイマ 0x4002_6000 0x4002_6FFF 0x4002_7000 0x4002_7FFF A/Dコンバータ 0x4002_8000 0x4002_DFFF 予約 0x4002_E000 0x4002_EFFF 内蔵CRトリミング 0x4002_F000 0x4002_FFFF 予約 0x4003_0000 0x4003_0FFF 外部割込み 0x4003_1000 0x4003_1FFF 割込み要因確認レジスタ 0x4003_2000 0x4003_2FFF 予約 0x4003_3000 0x4003_3FFF GPIO 0x4003_4000 0x4003_4FFF 予約 0x4003_5000 0x4003_57FF 0x4003_5800 0x4003_7FFF 予約 0x4003_8000 0x4003_8FFF マルチファンクションシリアル バス AHB APB0 APB1 APB2 周辺機能 フラッシュメモリI/Fレジスタ 予約 ソフトウェアウォッチドッグタイマ 予約 クアッドカウンタ(QPRC) 低電圧検出 0x4003_9000 0x4003_AFFF 予約 0x4003_B000 0x4003_BFFF RTC 0x4003_C000 0x4003_FFFF 予約 0x4004_0000 0x4005_FFFF 予約 0x4006_0000 0x4006_0FFF 0x4006_1000 0x41FF_FFFF March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL AHB DMACレジスタ 予約 35 D a t a S h e e t 各 CPU ステートにおける端子状態 端子の状態として使用している語句は、以下の意味を持ちます。 ・ INITX=0 INITX端子が"L"レベルの期間です。 ・ INITX=1 INITX端子が"H"レベルの期間です。 ・ SPL=0 スタンバイモードコントロールレジスタ(STB_CTL)のスタンバイ端子レベル設定ビット (SPL)が"0"に設定された状態です。 ・ SPL=1 スタンバイモードコントロールレジスタ(STB_CTL)のスタンバイ端子レベル設定ビット (SPL)が"1"に設定された状態です。 ・ 入力可 入力機能が使用可能な状態です。 ・ 内部入力"0"固定 入力機能が使用できない状態です。内部入力は"L"に固定されます。 ・ Hi-Z 端子駆動用トランジスタを駆動禁止状態にし、端子をHi-Zにします。 ・ 設定不可 設定できません。 ・ 直前状態保持 本モードに遷移する直前の状態を保持します。 内蔵されている周辺機能が動作中であれば、その周辺機能に従います。 ポートとして使用している場合は、その状態を保持します。 ・ アナログ入力可 アナログ入力が許可されています。 36 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t ・端子状態一覧表 端 子 状 態 形 式 A B グループ機能名 パワーオン リセット または 低電圧検出 状態 電源不安定 ‐ ‐ INITX 入力状態 デバイス内部 リセット状態 電源安定 INITX=0 INITX=1 ‐ ‐ ランモード または スリープ モード状態 タイマモード, RTC モード または ストップモード状態 電源安定 INITX=1 ‐ 電源安定 INITX=1 SPL=0 SPL=1 GPIO選択時 設定不可 設定不可 設定不可 直前状態保持 直前状態保持 Hi-Z/ 内部入力"0"固定 メイン水晶 発振入力端子/ 外部メインクロック 入力選択時 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 GPIO選択時 設定不可 設定不可 設定不可 直前状態保持 直前状態保持 Hi-Z/ 内部入力"0"固定 外部メインクロック 入力選択時 設定不可 設定不可 設定不可 直前状態保持 直前状態保持 Hi-Z/ 内部入力"0"固定 メイン水晶 発振出力端子 Hi-Z/ 直前状態保持/ 直前状態保持/ 直前状態保持/ 内部入力"0"固定 Hi-Z/ Hi-Z/ 発振停止時*1は 発振停止時*1は 発振停止時*1は または 内部入力"0"固定 内部入力"0"固定 Hi-Z/ Hi-Z/ Hi-Z/ 入力可 内部入力"0"固定 内部入力"0"固定 内部入力"0"固定 C INITX入力端子 プルアップ/ 入力可 プルアップ/ 入力可 プルアップ/ 入力可 プルアップ/ 入力可 プルアップ/ 入力可 プルアップ/ 入力可 D モード入力端子 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 モード入力端子 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 GPIO選択時 設定不可 設定不可 設定不可 直前状態保持 直前状態保持 Hi-Z/ 入力可 GPIO選択時 設定不可 設定不可 設定不可 直前状態保持 直前状態保持 Hi-Z/ 内部入力"0"固定 外部割込み 許可選択時 設定不可 設定不可 設定不可 直前状態保持 直前状態保持 直前状態保持 サブ水晶 発振入力端子/ 外部サブクロック 入力選択時 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 GPIO選択時 設定不可 設定不可 設定不可 直前状態保持 直前状態保持 外部サブクロック 入力選択時 設定不可 設定不可 設定不可 直前状態保持 直前状態保持 Hi-Z/ 内部入力"0"固定 Hi-Z/ 内部入力"0"固定 直前状態保持/ 発振停止時*2は Hi-Z/ 内部入力"0"固定 直前状態保持 E F G サブ水晶 発振出力端子 H NMIX選択時 上記以外の リソース選択時 Hi-Z/ 直前状態保持/ 内部入力"0"固定 Hi-Z/ Hi-Z/ 発振停止時*2は 直前状態保持 または 内部入力"0"固定 内部入力"0"固定 Hi-Z/ 入力可 内部入力"0"固定 設定不可 設定不可 設定不可 Hi-Z Hi-Z/ 入力可 Hi-Z/ 入力可 Hi-Z プルアップ/ 入力可 プルアップ/ 入力可 GPIO選択時 シリアルワイヤ デバッグ選択時 直前状態保持 GPIO選択時 設定不可 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 設定不可 設定不可 Hi-Z/ 内部入力"0"固定 直前状態保持 直前状態保持 I 直前状態保持 直前状態保持 Hi-Z/ 内部入力"0"固定 37 D a t a S h e e t 端 子 状 態 形 式 グループ機能名 パワーオン リセット または 低電圧検出 状態 電源不安定 ‐ ‐ INITX 入力状態 デバイス内部 リセット状態 電源安定 INITX=0 INITX=1 ‐ ‐ ランモード または スリープ モード状態 タイマモード, RTC モード または ストップモード状態 電源安定 INITX=1 ‐ 電源安定 INITX=1 SPL=0 SPL=1 直前状態保持 直前状態保持 Hi-Z/ 内部入力"0"固定 リソース選択時 J Hi-Z Hi-Z/ 入力可 Hi-Z/ 入力可 設定不可 設定不可 設定不可 Hi-Z Hi-Z/ 入力可 Hi-Z/ 入力可 GPIO選択時 外部割込み 許可選択時 K 上記以外の リソース選択時 直前状態保持 直前状態保持 直前状態保持 Hi-Z/ 内部入力"0"固定 GPIO選択時 アナログ入力選択時 L Hi-Z Hi-Z/ Hi-Z/ Hi-Z/ Hi-Z/ Hi-Z/ 内部入力"0"固定/内部入力"0"固定/ 内部入力"0"固定/内部入力"0"固定/ 内部入力"0"固定/ アナログ入力可 アナログ入力可 アナログ入力可 アナログ入力可 アナログ入力可 上記以外の リソース選択時 設定不可 設定不可 設定不可 直前状態保持 直前状態保持 Hi-Z/ 内部入力"0"固定 GPIO選択時 アナログ入力選択時 M Hi-Z Hi-Z/ Hi-Z/ Hi-Z/ Hi-Z/ Hi-Z/ 内部入力"0"固定/内部入力"0"固定/ 内部入力"0"固定/内部入力"0"固定/ 内部入力"0"固定/ アナログ入力可 アナログ入力可 アナログ入力可 アナログ入力可 アナログ入力可 外部割込み 許可選択時 上記以外の リソース選択時 直前状態保持 設定不可 設定不可 設定不可 直前状態保持 直前状態保持 Hi-Z/ 内部入力"0"固定 GPIO選択時 *1: サブタイマモード, 低速CRタイマモード, ストップモード, RTCモードは発振が停止します。 *2: ストップモードは発振が停止します。 38 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t 電気的特性 1. 絶対最大定格 項目 記号 電源電圧*1 ,*2 アナログ基準電圧*1 ,*3 VCC AVRH 入力電圧*1 VI 定格値 最小 最大 VSS - 0.5 VSS - 0.5 VSS + 6.5 VSS + 6.5 VCC + 0.5 (≦6.5 V) VSS + 6.5 VCC + 0.5 (≦6.5 V) VCC + 0.5 (≦6.5 V) +2 +20 10 20 4 12 100 50 - 10 - 20 -4 - 12 - 100 - 50 350 + 150 VSS - 0.5 VSS - 0.5 アナログ端子入力電圧*1 VIA VSS - 0.5 出力電圧*1 VO VSS - 0.5 ICLAMP Σ[ICLAMP] -2 "L"レベル最大出力電流*4 IOL - "L"レベル平均出力電流*5 IOLAV - ∑IOL ∑IOLAV - "H"レベル最大出力電流*4 IOH - "H"レベル平均出力電流*5 IOHAV - 最大クランプ電流 最大総クランプ電流 "L"レベル最大総出力電流 "L"レベル平均総出力電流*6 単位 備考 V V V V 5 V トレラント V V mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA mW °C *7 *7 4 mA タイプ 12 mA タイプ 4 mA タイプ 12 mA タイプ 4 mA タイプ 12 mA タイプ 4 mA タイプ 12 mA タイプ "H"レベル最大総出力電流 ∑IOH 6 "H"レベル平均総出力電流* ∑IOHAV 消費電力 PD 保存温度 TSTG - 55 *1: VSS = 0 V を基準にした値です。 *2: VCC は VSS - 0.5 V より低くなってはいけません。 *3: 電源投入時など VCC + 0.5 V を超えてはいけません。 *4: 最大出力電流は、該当する端子 1 本のピーク値を規定します。 *5: 平均出力電流は、該当する端子 1 本に流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。 *6: 平均総出力電流は、該当する端子すべてに流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定しま す。 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 39 D a t a S h e e t *7: ・ 該当端子については、「端子機能一覧」、「入出力回路形式」を参照してください。 ・ 推奨動作条件内でご使用ください。 ・ +B 入力は直流電圧(電流)でご使用ください。 ・ +B 信号と本デバイスの間には、必ず電流制限抵抗を接続し+B 信号を印加してください。 ・ +B 入力を行うとき、本デバイスの端子に入力される電流が、瞬時/定常を問わず規格値以下に なるように電流制限抵抗の値を設定してください。 ・ 低消費電力モードなど本デバイスの駆動電流が少ない動作モードでは、+B 入力電位が保護ダイ オードを通して VCC 端子の電位を上昇させ、本デバイスや他の機器へ影響を及ぼすことがあり ます。そのため+B 入力時には VCC の電位が推奨動作条件を超えないようにしてください。 ・ 本デバイスの電源が OFF 時(0V に固定していない場合)、または電源投入時に+B 入力を行って いる場合は、端子から電源が供給されているため、パワーオンリセットが正常に動作せず不完 全な動作を行うことがあります。 ・ 推奨回路例(入出力等価回路)を下記に示します。 Protection Diode VCC VCC Limiting resistor P-ch Digital output +B input (0V~16V) N-ch Digital input R VCC Analog input <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス (電圧, 電流, 温度など) の印加は、半導体デバイスを破壊する 可能性があります。したがって、定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 40 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t 2. 推奨動作条件 (VSS = AVRL = 0.0V) 項目 電源電圧 記号 条件 規格値 最小 最大 単位 備考 VCC AVRH AVRL CS 2.7 5.5 V 2.7 VCC V アナログ基準電圧 VSS VSS V 平滑コンデンサ容量 1 10 μF レギュレータ用* 4 層基板 - 40 + 105 °C 実装時 FPT-32P-M30, 動作温度 TA 単層 LCC-32P-M19 両面基板 - 40 + 85 °C 実装時 *1: 平滑コンデンサの接続方法は、「■デバイス使用上の注意」の「・C 端子について」を参照してく ださい。 *2: 電源電圧が最小値未満かつ低電圧リセット/割込み検出電圧以上の間は、内蔵高速 CR クロック(メ イン PLL 使用含む)または内蔵低速 CR クロックでの命令実行と低電圧検出のみ動作可能です。 <注意事項> 推奨動作条件は、半導体デバイスの正常な動作を確保するための条件です。電気的特性の規格値 は、すべてこの条件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条 件を超えて使用すると、信頼性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目, 使用条件, 論理の組合せでの使用は、保証していません。 記載されている以外の条件での使用をお考えの場合は、必ず事前に営業部門までご相談ください。 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 41 D a t a S h e e t 3. 直流規格 (1) 電流規格 (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVRL = 0V, TA = - 40°C~+105°C) 項目 記号 端子名 条件 PLL ランモード ラン モード 電流 ICC VCC スリープ モード 電流 ICCS CPU: 72 MHz, 周辺: 36 MHz フラッシュ実行 CPU: 72 MHz, 周辺:クロック停止 フラッシュ実行, NOP 動作 CPU: 72 MHz, 周辺: 36 MHz RAM 実行 規格値 標準*3 最大*4 単位 備考 27 35 mA *1, *5 18 22 mA *1, *5 23 29 mA *1, *5 高速 CR ランモード CPU/周辺: 4 MHz*2 フラッシュ実行 2.2 3.1 mA *1 サブ ランモード CPU/周辺: 32 kHz フラッシュ実行 73 910 μA *1, *6 低速 CR ランモード CPU/周辺: 100 kHz フラッシュ実行 105 930 μA *1 周辺: 36 MHz 17 20 mA *1, *5 周辺: 4 MHz*2 1.3 2.2 mA *1 周辺: 32 kHz 64 890 μA *1, *6 周辺: 100 kHz 80 910 μA *1 PLL スリープモード 高速 CR スリープモード サブ スリープモード 低速 CR スリープモード *1: 全ポート固定時 *2: トリミングにて 4MHz に設定した場合 *3: TA=+25°C, VCC=5.5 V *4: TA=+105°C, VCC=5.5 V *5: 水晶振動子(4 MHz)使用時(発振回路の消費電流を含む) *6: 水晶振動子(32 kHz)使用時(発振回路の消費電流を含む) 42 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVRL = 0V, TA = - 40°C~+105°C) 項目 記号 端子名 規格値 標準*2 最大*2 条件 TA = + 25°C, LVD off 時 TA = + 105°C, LVD off 時 TA = + 25°C, LVD off 時 サブ タイマモード TA = + 105°C, LVD off 時 TA = + 25°C, LVD off 時 RTC モード TA = + 105°C, LVD off 時 TA = + 25°C, LVD off 時 ストップモード TA = +105°C, LVD off 時 メイン タイマモード タイマ モード 電流 ICCT VCC RTC モード 電流 ICCR ストップ モード 電流 ICCH 単位 備考 3.5 4.1 mA *1, *3 - 4.6 mA *1, *3 15 45 μA *1, *4 - 740 μA *1, *4 13 39 μA *1, *4 - 580 μA *1, *4 12 33 μA *1 - 550 μA *1 *1: 全ポート固定時 *2: VCC=5.5 V *3: 水晶振動子(4 MHz)使用時(発振回路の消費電流を含む) *4: 水晶振動子(32 kHz)使用時(発振回路の消費電流を含む) ・ LVD 電流 (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVRL = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 低電圧検出回路 (LVD) 電源電流 記号 ICCLVD 端子名 VCC 条件 規格値 標準 最大 単位 備考 リセット発生用 動作時 0.13 0.3 μA 未検出時 割込み発生用 動作時 0.13 0.3 μA 未検出時 ・ フラッシュメモリ電流 (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVRL = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 端子名 条件 フラッシュメモリ 書込み/消去電流 ICCFLASH VCC 書込み/ 消去時 規格値 標準 最大 9.5 11.2 単位 備考 mA ・ A/D コンバータ電流 (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVRL = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 電源電流 基準電源電流 記号 端子名 条件 ICCAD VCC ICCAVRH AVRH A/D 動作時 A/D 動作時 AVRH=5.5 V A/D 停止時 AVRH=5.5 V March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 規格値 標準 最大 単位 0.7 0.9 mA 1.1 1.97 mA 0.1 1.7 μA 備考 43 D a t a S h e e t (2) 端子特性 (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVRL = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 "H"レベル 入力電圧 (ヒステリ シス入力) VIHS "L"レベル 入力電圧 (ヒステリ シス入力) VILS 端子名 CMOS ヒステリシス入 力端子, MD0, MD1 5 V トレラント 入力端子 CMOS ヒステリシス入 力端子, MD0, MD1 5 V トレラント 入力端子 4mA タイプ "H"レベル 出力電圧 VOH 12mA タイプ 4mA タイプ "L"レベル 出力電圧 VOL 12mA タイプ 条件 最小 規格値 標準 最大 - VCC×0.8 - VCC + 0.3 V - VCC×0.8 - VSS + 5.5 V - VSS - 0.3 - VCC×0.2 V - VSS - 0.3 - VCC×0.2 V VCC - 0.5 - VCC V VCC - 0.5 - VCC V VSS - 0.4 V VSS - 0.4 V μA VCC ≧ 4.5 V, IOH = - 4 mA VCC < 4.5 V, IOH = - 2 mA VCC ≧ 4.5 V, IOH = - 12 mA VCC < 4.5 V, IOH = - 8 mA VCC ≧ 4.5 V, IOL = 4 mA VCC < 4.5 V, IOL = 2 mA VCC ≧ 4.5 V, IOL = 12 mA VCC < 4.5 V, IOL = 8 mA 入力リーク 電流 IIL - - -5 - +5 プルアップ 抵抗値 RPU プルアップ 端子 VCC ≧ 4.5 V 33 50 90 VCC < 4.5 V - - 180 CIN VCC, VSS, AVRH, AVRL 以外 - - 5 15 入力容量 44 CONFIDENTIAL 単位 備考 kΩ pF MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t 4. 交流規格 (1) メインクロック入力規格 (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 入力周波数 入力クロック周期 入力クロック パルス幅 入力クロック 立上り, 立下り 時間 内部動作クロック*1 周波数 内部動作クロック*1 サイクル時間 記号 端子名 fCH tCYLH - X0, X1 tCF, tCR 条件 規格値 最小 最大 単位 備考 VCC≧4.5V VCC < 4.5V 4 4 48 20 MHz 水晶発振子接続時 - 4 48 MHz 外部クロック時 PWH/tCYLH, PWL/tCYLH 20.83 250 ns 外部クロック時 45 55 % 外部クロック時 - - 5 ns 外部クロック時 fCM - - - 72 MHz fCC - - - 72 MHz fCP0 fCP1 fCP2 - - - 40 40 40 MHz MHz MHz tCYCC - - 13.8 - ns tCYCP0 tCYCP1 - - 25 25 - ns ns マスタクロック ベースクロック (HCLK/FCLK) APB0 バスクロック*2 APB1 バスクロック*2 APB2 バスクロック*2 ベースクロック (HCLK/FCLK) APB0 バスクロック*2 APB1 バスクロック*2 tCYCP2 - - 25 - ns APB2 バスクロック*2 *1: 各内部動作クロックの詳細については、『FM3 ファミリ ペリフェラルマニュアル』の『CHAPTER 2-1:クロック』を参照してください。 *2: 各ペリフェラルが接続されている APB バスについては「■ブロックダイヤグラム」を参照して ください。 X0 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 45 D a t a S h e e t (2) サブクロック入力規格 (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 端子名 条件 規格値 最小 標準 最大 単位 備考 32.768 kHz 水晶発振接続時* 32 100 kHz 外部クロック時 X0A, 入力クロック周期 tCYLL 10 31.25 μs 外部クロック時 X1A PWH/tCYLL, 入力クロックパルス幅 45 55 % 外部クロック時 PWL/tCYLL *: ご使用する水晶振動子については、「■デバイス使用上の注意」の「・サブクロック用水晶振動子 について」を参照してください。 入力周波数 fCL X0A 46 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t (3) 内蔵 CR 発振規格 ・内蔵高速 CR (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 クロック周波数 周波数安定時間 記号 fCRH 規格値 単位 最小 標準 最大 条件 TA = + 25°C, 3.6 V < VCC ≦ 5.5 V TA =0°C~+ 85°C, 3.6 V < VCC ≦ 5.5 V TA = - 40°C~+ 105°C, 3.6 V < VCC ≦5.5 V TA = + 25°C, 2.7 V ≦ VCC ≦ 3.6 V TA = - 20°C~+ 85°C, 2.7 V ≦ VCC ≦ 3.6 V TA = - 20°C~+ 105°C, 2.7 V ≦ VCC ≦ 3.6 V TA = - 40°C~+ 105°C, 2.7 V ≦ VCC ≦ 3.6 V 3.92 4 4.08 3.9 4 4.1 3.88 4 4.12 3.94 4 4.06 トリミング時*1 MHz 3.92 4 4.08 3.9 4 4.1 3.88 4 4.12 TA = - 40°C~+ 105°C 2.8 4 5.2 - - - 30 tCRWT 備考 非トリミング時 μs *2 *1: 出荷時に設定されるフラッシュメモリ内の CR トリミング領域の値を周波数トリミング値/温度ト リミング値に使用した場合 *2: トリミング値設定後に高速 CR クロックの周波数が安定するまでの時間です。なおトリミング値設 定後、周波数安定時間が経過する期間も高速 CR クロックをソースクロックとして使用できます。 ・内蔵低速 CR (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 条件 クロック周波数 fCRL - March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 規格値 単位 最小 標準 最大 50 100 150 備考 kHz 47 D a t a S h e e t (4-1) メイン PLL の使用条件(PLL の入力クロックにメインクロックを使用) (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 規格値 最小 標準 最大 PLL 発振安定待ち時間*1 tLOCK 100 (LOCK UP 時間) PLL 入力クロック周波数 fPLLI 4 PLL 逓倍率 5 PLL マクロ発振クロック周波数 fPLLO 75 メイン PLL クロック周波数*2 fCLKPLL *1: PLL の発振が安定するまでの待ち時間 *2: メイン PLL クロック(CLKPLL)の詳細については、『FM3 『CHAPTER 2-1:クロック』を参照してください。 単位 - - μs - 16 37 150 72 MHz 逓倍 MHz MHz 備考 ファミリ ペリフェラルマニュアル』の (4-2) メイン PLL の使用条件(メイン PLL の入力クロックに内蔵高速 CR クロックを使用) (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 規格値 最小 標準 最大 単位 備考 PLL 発振安定待ち時間*1 tLOCK 100 μs (LOCK UP 時間) PLL 入力クロック周波数 fPLLI 3.8 4 4.2 MHz PLL 逓倍率 19 35 逓倍 PLL マクロ発振クロック周波数 fPLLO 72 150 MHz メイン PLL クロック周波数*2 fCLKPLL 72 MHz *1: PLL の発振が安定するまでの待ち時間 *2: メイン PLL クロック(CLKPLL)の詳細については、『FM3 ファミリ ペリフェラルマニュアル』の 『CHAPTER 2-1:クロック』を参照してください。 (注意事項) メイン PLL のソースクロックには、必ず周波数トリミングを行った高速 CR クロック (CLKHC)を入力してください。 PLL 逓倍後、内蔵高速 CR クロックの精度を加味した上で、マスタクロック周波数上限を 超えないようにしてください。 メイン PLL 接続図 PLL 入力 クロック メインクロック(CLKMO) 高速 CR クロック(CLKHC) K 分周 メイン PLL クロック (CLKPLL) PLL マクロ 発振クロック メイン PLL M 分周 N 分周 48 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t (5) リセット入力規格 (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 リセット入力時間 記号 端子名 条件 tINITX INITX - 規格値 最小 最大 500 - 単位 備考 ns (6) パワーオンリセットタイミング (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 電源立上り時間 tVCCR 電源断時間 パワーオンリセット解 除までの時間 tOFF 規格値 端子名 VCC tPRT 単位 最小 最大 0 - ms 1 - ms 0.34 3.15 ms 備考 VCC_minimum VCC VDH_minimum 0.2V 0.2V 0.2V tVCCR tPRT Internal reset CPU Operation Reset active tOFF Release start 用語解説 ・ VCC_minimum: 推奨動作条件(VCC)の下限電圧 ・ VDH_minimum: 低電圧検出リセット検出電圧最小値(SVHR=00000 時)。 「6.低電圧検出特性」を参照してください。 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 49 D a t a S h e e t (7) ベースタイマ入力タイミング ・ タイマ入力タイミング (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 入力パルス幅 記号 端子名 条件 tTIWH, tTIWL TIOAn/TIOBn (ECK, TIN として 使用するとき) - tTIWH 規格値 最小 最大 2tCYCP - 単位 備考 ns tTIWL ECK TIN VIHS VIHS VILS VILS ・ トリガ入力タイミング (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 端子名 条件 入力パルス幅 tTRGH, tTRGL TIOAn/TIOBn (TGIN として 使用するとき) - tTRGH TGIN VIHS 規格値 最小 最大 2tCYCP - 単位 備考 ns tTRGL VIHS VILS VILS (注意事項) tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 ベースタイマが接続されている APB バス番号については「■ブロックダイヤグラム」を 参照してください。 50 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t (8) CSIO/UART タイミング ・ CSIO (SPI = 0, SCINV = 0) (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 端子名 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCK↓→SOT 遅延時間 tSLOVI SIN→SCK↑ セットアップ時間 tIVSHI SCK↑→SIN ホールド時間 tSHIXI シリアルクロック "L"パルス幅 シリアルクロック "H"パルス幅 SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx tSHSL SCKx tSLOVE SIN→SCK↑ セットアップ時間 tIVSHE SCK↑→SIN ホールド時間 tSHIXE SCK 立下り時間 SCK 立上り時間 SCKx tSLSH SCK↓→SOT 遅延時間 tF tR 条件 SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx SCKx マスタ モード VCC < 4.5 V 最小 最大 VCC≧4.5 V 単位 最小 最大 4tCYCP - 4tCYCP - ns - 30 + 30 - 20 + 20 ns 50 - 30 - ns 0 - 0 - ns - ns - ns 2tCYCP 10 tCYCP + 10 スレーブ モード - 2tCYCP 10 tCYCP + 10 - 50 - 30 ns 10 - 10 - ns 20 - 20 - ns - 5 5 - 5 5 ns ns (注意事項) ・クロック同期モード時の交流規格です。 ・tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 マルチファンクションシリアルが接続されている APB バス番号については「■ブロッ クダイヤグラム」を参照してください。 ・本規格は同リロケート・ポート番号のみの保証です。 例えば SCKx_0, SOTx_1 の組み合わせは保証外です。 ・外部負荷容量 CL = 30 pF 時 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 51 D a t a S h e e t tSCYC VOH SCK VOL VOL tSLOVI VOH VOL SOT tIVSHI VIH VIL SIN tSHIXI VIH VIL マスタモード tSLSH SCK tSHSL VIH VIH tF VIL VIL VIH tR tSLOVE SOT SIN VOH VOL tIVSHE VIH VIL tSHIXE VIH VIL スレーブモード 52 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t ・ CSIO (SPI = 0, SCINV = 1) (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 端子名 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCK↑→SOT 遅延時間 tSHOVI SIN→SCK↓ セットアップ時間 tIVSLI SCK↓→SIN ホールド時間 tSLIXI シリアルクロック "L"パルス幅 シリアルクロック "H"パルス幅 SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx tSHSL SCKx tSHOVE SIN→SCK↓ セットアップ時間 tIVSLE SCK↓→SIN ホールド時間 tSLIXE SCK 立下り時間 SCK 立上り時間 SCKx tSLSH SCK↑→SOT 遅延時間 tF tR 条件 SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx SCKx マスタ モード VCC < 4.5 V 最小 最大 VCC≧4.5 V 単位 最小 最大 4tCYCP - 4tCYCP - ns - 30 + 30 - 20 + 20 ns 50 - 30 - ns 0 - 0 - ns - ns - ns 2tCYCP 10 tCYCP + 10 スレーブ モード - 2tCYCP 10 tCYCP + 10 - 50 - 30 ns 10 - 10 - ns 20 - 20 - ns - 5 5 - 5 5 ns ns (注意事項) ・クロック同期モード時の交流規格です。 ・tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 マルチファンクションシリアルが接続されている APB バス番号については「■ブロッ クダイヤグラム」を参照してください。 ・本規格は同リロケート・ポート番号のみの保証です。 例えば SCKx_0, SOTx_1 の組み合わせは保証外です。 ・外部負荷容量 CL = 30 pF 時 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 53 D a t a S h e e t tSCYC SCK VOH VOH VOL tSHOVI VOH VOL SOT tIVSLI VIH SIN tSLIXI VIH VIL VIL マスタモード tSHSL SCK VIH VIH VIL tR SOT tSLSH tF tSHOVE VOH VOL tIVSLE SIN VIL VIL VIH VIL tSLIXE VIH VIL スレーブモード 54 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t ・ CSIO (SPI = 1, SCINV = 0) (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 端子名 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCK↑→SOT 遅延時間 tSHOVI SIN→SCK↓ セットアップ時間 tIVSLI SCK↓→SIN ホールド時間 tSLIXI SOT→SCK↓遅延時間 tSOVLI シリアルクロック "L"パルス幅 シリアルクロック "H"パルス幅 SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx, SOTx SCKx tSHSL SCKx tSHOVE SIN→SCK↓ セットアップ時間 tIVSLE SCK↓→SIN ホールド時間 tSLIXE SCK 立下り時間 SCK 立上り時間 SCKx tSLSH SCK↑→SOT 遅延時間 tF tR 条件 SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx SCKx マスタ モード VCC < 4.5 V 最小 最大 VCC≧4.5 V 単位 最小 最大 4tCYCP - 4tCYCP - ns - 30 + 30 - 20 + 20 ns 50 - 30 - ns 0 - 0 - ns - ns - ns - ns 2tCYCP 30 2tCYCP 10 tCYCP + 10 スレーブ モード - 2tCYCP 30 2tCYCP 10 tCYCP + 10 - 50 - 30 ns 10 - 10 - ns 20 - 20 - ns - 5 5 - 5 5 ns ns (注意事項) ・クロック同期モード時の交流規格です。 ・tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 マルチファンクションシリアルが接続されている APB バス番号については「■ブロッ クダイヤグラム」を参照してください。 ・本規格は同リロケート・ポート番号のみの保証です。 例えば SCKx_0, SOTx_1 の組み合わせは保証外です。 ・外部負荷容量 CL = 30 pF 時 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 55 D a t a S h e e t tSCYC VOH SCK VOL tSOVLI SOT VOH VOL VOH VOL tIVSLI tSLIXI VIH VIL SIN VOL tSHOVI VIH VIL マスタモード tSLSH VIH SCK SOT VIL tF * VOH VOL tIVSLE SIN VIL tSHSL tR VIH VIH tSHOVE VOH VOL tSLIXE VIH VIL VIH VIL スレーブモード *: TDR レジスタにライトすると変化 56 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t ・ CSIO (SPI = 1, SCINV = 1) (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 端子名 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCK↓→SOT 遅延時間 tSLOVI SIN→SCK↑ セットアップ時間 tIVSHI SCK↑→SIN ホールド時間 tSHIXI SOT→SCK↑遅延時間 tSOVHI シリアルクロック "L"パルス幅 シリアルクロック "H"パルス幅 SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx, SOTx SCKx tSHSL SCKx tSLOVE SIN→SCK↑ セットアップ時間 tIVSHE SCK↑→SIN ホールド時間 tSHIXE SCK 立下り時間 SCK 立上り時間 SCKx tSLSH SCK↓→SOT 遅延時間 tF tR 条件 SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx SCKx マスタ モード VCC < 4.5 V 最小 最大 VCC≧4.5 V 単位 最小 最大 4tCYCP - 4tCYCP - ns - 30 + 30 - 20 + 20 ns 50 - 30 - ns 0 - 0 - ns - ns - ns - ns 2tCYCP 30 2tCYCP 10 tCYCP + 10 スレーブ モード - 2tCYCP 30 2tCYCP 10 tCYCP + 10 - 50 - 30 ns 10 - 10 - ns 20 - 20 - ns - 5 5 - 5 5 ns ns (注意事項) ・クロック同期モード時の交流規格です。 ・tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 マルチファンクションシリアルが接続されている APB バス番号については「■ブロッ クダイヤグラム」を参照してください。 ・本規格は同リロケート・ポート番号のみの保証です。 例えば SCKx_0, SOTx_1 の組み合わせは保証外です。 ・外部負荷容量 CL = 30 pF 時 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 57 D a t a S h e e t tSCYC VOH SCK tSOVHI tSLOVI VOH VOL SOT VOH VOL tSHIXI tIVSHI VIH VIL SIN VOH VOL VIH VIL マスタモード tR SCK VIL tF tSHSL VIH VIH tSLSH VIL VIL tSLOVE VOH VOL SOT VOH VOL tIVSHE tSHIXE VIH VIL SIN VIH VIL スレーブモード ・ UART 外部クロック入力 (EXT = 1) (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 シリアルクロック"L"パルス幅 シリアルクロック"H"パルス幅 SCK 立下り時間 SCK 立上り時間 tSLSH tSHSL tF tR CL = 30 pF tR SCK 58 CONFIDENTIAL VIL 規格値 最小 最大 条件 tF tSHSL VIH tCYCP + 10 tCYCP + 10 - VIH VIL 5 5 単位 備考 ns ns ns ns tSLSH VIL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t (9) 外部入力タイミング (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 端子名 条件 規格値 単位 最小 最大 FRCKx 入力パルス幅 tINH, tINL 2tCYCP*1 - ns ICxx DTTIxX INTxx, NMIX - 2tCYCP*1 1 - ns *2 2tCYCP + 100* - ns *3 500 - ns 備考 フリーランタイマ 入力クロック インプット キャプチャ 波形ジェネレータ 外部割込み, NMI *1: tCYCP は APB バスクロックのサイクル時間です。多機能タイマ, 外部割込みが接続されている APB バス番号については「■ブロックダイヤグラム」を参照してください。 *2: ランモード, スリープモード時 *3: タイマモード, RTC モード, ストップモード時 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 59 D a t a S h e e t (10) クアッドカウンタ タイミング (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 規格値 条件 最小値 最大値 単位 AIN 端子"H"幅 tAHL AIN 端子"L"幅 tALL BIN 端子"H"幅 tBHL BIN 端子"L"幅 tBLL AIN"H"レベルから PC_Mode2 または tAUBU BIN 立上りまでの時間 PC_Mode3 BIN"H"レベルから PC_Mode2 または tBUAD AIN 立下りまでの時間 PC_Mode3 AIN"L"レベルから PC_Mode2 または tADBD BIN 立下りまでの時間 PC_Mode3 BIN"L"レベルから PC_Mode2 または tBDAU AIN 立上りまでの時間 PC_Mode3 BIN"H"レベルから PC_Mode2 または tBUAU AIN 立上りまでの時間 PC_Mode3 2tCYCP* ns AIN"H"レベルから PC_Mode2 または tAUBD BIN 立下りまでの時間 PC_Mode3 BIN"L"レベルから PC_Mode2 または tBDAD AIN 立下りまでの時間 PC_Mode3 AIN"L"レベルから PC_Mode2 または tADBU BIN 立上りまでの時間 PC_Mode3 ZIN 端子"H"幅 tZHL QCR:CGSC="0" ZIN 端子"L"幅 tZLL QCR:CGSC="0" ZIN レベル確定から AIN/BIN 立下り立上りま tZABE QCR:CGSC="1" での時間 AIN/BIN 立下り立上り から ZIN レベル確定まで tABEZ QCR:CGSC="1" の時間 *: tCYCP は APB バスクロックのサイクル時間です。 クアッドカウンタが接続されている APB バス番号については「■ブロックダイヤグラム」を参照 してください。 tALL tAHL AIN tAUBU tADBD tBUAD tBDAU BIN tBHL 60 CONFIDENTIAL tBLL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t tBLL tBHL BIN tBUAU tBDAD tAUBD tADBU AIN tAHL tALL ZIN ZIN AIN/BIN March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 61 D a t a S h e e t 2 (11) I C タイミング (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 条件 Standard-mode 最小 最大 Fast-mode 単位 備考 最小 最大 SCL クロック周波数 fSCL 0 100 0 400 kHz (反復)「スタート」条件 ホールド時間 tHDSTA 4.0 0.6 μs SDA↓→SCL↓ SCL クロック"L"幅 tLOW 4.7 1.3 μs SCL クロック"H"幅 tHIGH 4.0 0.6 μs 反復「スタート」条件 セットアップ時間 tSUSTA 4.7 0.6 μs SCL↑→SDA↓ CL = 30 pF, データホールド時間 1 tHDDAT R = (Vp/IOL)* 0 3.45*2 0 0.9*3 μs SCL↓→SDA↓↑ データセットアップ時間 tSUDAT 250 100 ns SDA↓↑→SCL↑ 「ストップ」条件 セットアップ時間 tSUSTO 4.0 0.6 μs SCL↑→SDA↑ 「ストップ」条件と 「スタート」条件との間の tBUF 4.7 1.3 μs バスフリー時間 ノイズフィルタ tSP 2 tCYCP*4 2 tCYCP*4 ns *1: R, CL は、SCL, SDA ラインのプルアップ抵抗、負荷容量です。Vp はプルアップ抵抗の電源電圧, IOL は VOL 保証電流を示します。 *2: 最大 tHDDAT は少なくともデバイスの SCL 信号の"L"区間(tLOW)を延長していないということを満た していなければなりません。 *3: Fast-mode I2C バスデバイスは Standard-mode I2C バスシステムに使用できますが、要求される条件 tSUDAT≧250 ns を満足しなければなりません。 *4: tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 I2C が接続されている APB バス番号については「■ブロックダイヤグラム」を参照してください。 Standard-mode 使用時は、APB バスクロックを 2 MHz 以上に設定してください。 Fast-mode 使用時は、APB バスクロックを 8 MHz 以上に設定してください。 SDA SCL 62 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t (12) SWD タイミング (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 端子名 SWDIO SWCLK, tSWS セットアップ時間 SWDIO SWDIO SWCLK, tSWH ホールド時間 SWDIO SWDIO SWCLK, tSWD 遅延時間 SWDIO (注意事項) 外部負荷容量 CL = 30 pF 時 条件 規格値 最小 最大 単位 - 15 - ns - 15 - ns - - 45 ns 備考 SWCLK SWDIO (When input) SWD SWDIO (When output) March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 63 D a t a S h e e t 5. 12 ビット A/D コンバータ ・A/D 変換部電気的特性 (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 規格値 標準 最大 - ± 3.0 ± 2.5 12 ± 4.5 ± 3.5 bit LSB LSB ANxx - ± 15 ± 20 mV VFST ANxx - tS tCCK tSTT CAIN - 1.0*1 0.3 50 - - RAIN - - - - - - - ANxx - 項目 記号 端子名 分解能 積分直線性誤差 微分直線性誤差 ゼロトランジション 電圧 フルスケール トランジション電圧 変換時間 サンプリング時間*2 コンペアクロック周期*3 動作許可状態遷移時間 アナログ入力容量 - - VZT アナログ入力抵抗 チャネル間ばらつき アナログポート 入力リーク電流 アナログ入力電圧 最小 AVRH ± 15 AVRH ± 20 単位 備考 AVRH = 2.7 V~5.5 V mV μs μs ns μs pF - 10 1000 1.0 9.7 1.5 2.2 4 LSB - 5 μA kΩ VCC≧4.5 V VCC < 4.5 V ANxx VSS AVRH V AVRH 2.7 VCC V 基準電圧 AVRL VSS VSS V *1: 変換時間は サンプリング時間 (tS) + コンペア時間 (tC) の値です。 最小変換時間の条件は、サンプリング時間 : 300 ns, コンペア時間 : 700 ns の値です。 必ずサンプリング時間(tS), コンペアクロック周期(tCCK)の規格を満足するようにしてください。 サンプリング時間, コンペアクロック周期の設定については、 『FM3 ファミリ ペリフェラルマニュ アル アナログマクロ編』の『CHAPTER 1-1: A/D コンバータ』の章を参照してください。 A/D コンバータのレジスタの設定は APB バスクロックのタイミングで反映されます。 A/D コンバータが接続されている APB バス番号については「■ブロックダイヤグラム」を参照し てください。 サンプリングおよびコンペアクロックはベースクロック(HCLK)を元に生成されます。 *2: 外部インピーダンスにより必要なサンプリング時間は変わります。 必ず(式 1)を満たすようにサンプリング時間を設定してください。 *3: コンペア時間(tC) は (式 2)の値です。 64 CONFIDENTIAL - MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t ANxx アナログ入力端子 アナログ 信号発生源 REXT コンパレータ RAIN Rin CAIN Cin (式 1) tS ≧ ( RAIN + REXT ) × CAIN × 9 tS: サンプリング時間 RAIN: A/D の入力抵抗 = 1.5 kΩ 4.5 V ≦ VCC ≦ 5.5 V の場合 A/D の入力抵抗 = 2.2 kΩ 2.7 V ≦ VCC < 4.5 V の場合 CAIN: A/D の入力容量 = 9.7 pF 2.7 V ≦ VCC ≦ 5.5 V の場合 REXT: 外部回路の出力インピーダンス (式 2) tC=tCCK × 14 tC: コンペア時間 tCCK: コンペアクロック周期 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 65 D a t a S h e e t ・12 ビット A/D コンバータの用語の定義 ・ 分解能: A/D コンバータにより識別可能なアナログ変化 ・ 積分直線性誤差: ゼロトランジション点(0b000000000000 ←→ 0b000000000001)とフルス ケールトランジション点(0b111111111110 ←→ 0b111111111111)を結んだ 直線と実際の変換特性との偏差 ・ 微分直線性誤差: 出力コードを 1LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差 積分直線性誤差 0xFFF 微分直線性誤差 実際の変換特性 0xFFE 0x(N+1) 実際の変換特性 {1 LSB(N-1) + VZT} VFST (実測値) VNT 0x004 (実測値) 0x003 理想特性 デジタル出力 デジタル出力 0xFFD 0xN V(N+1)T 0x(N-1) (実測値) 実際の変換特性 0x002 VNT 理想特性 実際の変換特性 VZT (実測値) AVRL AVRH AVRL AVRH アナログ入力 = デジタル出力 N の微分直線性誤差 = N: VZT: VFST: VNT: CONFIDENTIAL アナログ入力 デジタル出力 N の積分直線性誤差 1LSB = 66 (実測値) 0x(N-2) 0x001 VNT - {1LSB × (N - 1) + VZT} 1LSB V(N + 1) T - VNT 1LSB [LSB] - 1 [LSB] VFST – VZT 4094 A/D コンバータデジタル出力値 デジタル出力が 0x000 から 0x001 に遷移する電圧 デジタル出力が 0xFFE から 0xFFF に遷移する電圧 デジタル出力が 0x (N - 1)から 0xN に遷移する電圧 MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t 6. 低電圧検出特性 (1) 低電圧検出リセット (TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 条件 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH SVHR*1 = 00000 LVD 安定待ち時間 tLVDW - LVD 検出遅延時間 tLVDDL - SVHR*1 = 00001 SVHR*1 = 00010 SVHR*1 = 00011 SVHR*1 = 00100 SVHR*1 = 00101 SVHR*1 = 00110 SVHR*1 = 00111 SVHR*1 = 01000 SVHR*1 = 01001 SVHR*1 = 01010 最小 規格値 単位 標準 最大 2.25 2.45 2.65 2.30 2.50 2.70 2.39 2.60 2.81 SVHR = 0000 の規格値 2.48 2.70 2.92 SVHR = 0000 の規格値 2.58 2.80 3.02 SVHR = 0000 の規格値 2.76 3.00 3.24 SVHR = 0000 の規格値 2.94 3.20 3.46 SVHR = 0000 の規格値 3.31 3.60 3.89 SVHR = 0000 の規格値 3.40 3.70 4.00 SVHR = 0000 の規格値 3.68 4.00 4.32 SVHR = 0000 の規格値 3.77 4.10 4.43 SVHR = 0000 の規格値 3.86 4.20 4.54 SVHR = 0000 の規格値 8160× tCYCP*2 - - 200 V V V V V V V V V V V V V V V V V V V V V V 備考 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 μs μs *1: 低電圧検出電圧設定レジスタ(LVD_CTL)の SVHR ビットは、低電圧検出リセットで SVHR = 00000 に初期化されます。 *2: tCYCP は APB2 バスクロックのサイクル時間です。 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 67 D a t a S h e e t (2) 低電圧検出割込み (TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH LVD 安定待ち時間 tLVDW LVD 検出遅延時間 tLVDDL 条件 規格値 最小 標準 最大 単位 2.58 2.67 2.76 2.85 2.94 3.04 3.31 3.40 3.40 3.50 3.68 3.77 3.77 3.86 3.86 3.96 2.80 2.90 3.00 3.10 3.20 3.30 3.60 3.70 3.70 3.80 4.00 4.10 4.10 4.20 4.20 4.30 3.02 3.13 3.24 3.35 3.46 3.56 3.89 4.00 4.00 4.10 4.32 4.43 4.43 4.54 4.54 4.64 V V V V V V V V V V V V V V V V - - - 8160× tCYCP* μs - - - 200 μs SVHI = 00011 SVHI = 00100 SVHI = 00101 SVHI = 00110 SVHI = 00111 SVHI = 01000 SVHI = 01001 SVHI = 01010 備考 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 *: tCYCP は APB2 バスクロックのサイクル時間です。 68 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t 7. フラッシュメモリ書込み/消去特性 (1)書込み/消去時間 (VCC = 2.7V~5.5V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 規格値 標準* 最大* 単位 備考 セクタ消去時間 0.3 0.7 s 内部での消去前書込み時間を含む ハーフワード(16 ビット) システムレベルのオーバヘッド時間は 16 282 μs 書込み時間 除く チップ消去時間 2.4 5.6 s 内部での消去前書込み時間を含む *: 標準は出荷直後の代表値、最大は書換え 1 万回までの保証値です。 (2)書込みサイクルとデータ保持時間 消去/書込みサイクル (cycle) 保持時間(年) 1,000 20 * 10,000 10 * 備考 *: 平均温度+85℃時 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 69 D a t a S h e e t 8. スタンバイ復帰時間 (1)復帰要因:割込み 内部回路の復帰要因受付からプログラム動作開始までの時間を示します。 ・ 復帰カウント時間 (VCC = 2.7V~5.5V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 スリープモード 高速 CR タイマモード, メインタイマモード, PLL タイマモード 低速 CR タイマモード 規格値 標準 最大* サブタイマモード 43 83 μs 310 620 μs 534 724 μs 479 μs RTC モード, 278 ストップモード *: 規格値の最大値は内蔵 CR の精度に依存します。 備考 μs tCYCC tICNT 単位 ・ スタンバイ復帰動作例(外部割込み復帰時*) External interrupt Interrupt factor accept Active tICNT CPU Operation Interrupt factor clear by CPU Start *: 外部割込みは立下りエッジ検出設定時 70 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t ・ スタンバイ復帰動作例(内部リソース割込み復帰時*) Internal resource interrupt Interrupt factor accept Active tICNT CPU Operation Interrupt factor clear by CPU Start *: 低消費電力モードのとき、内部リソースからの割込みは復帰要因に含まれません。 (注意事項) ・ 復帰要因は低消費電力モードごとに異なります。 各低消費電力モードからの復帰要因は、『FM3 ファミリ ペリフェラルマニュアル』の 『CHAPTER 6: 低消費電力モード』のスタンバイモード動作説明を参照してください。 ・ 割込み復帰時、CPU が復帰する動作モードは低消費電力モード遷移前の状態に依存しま す。詳細は『FM3 ファミリ ペリフェラルマニュアル』の『CHAPTER 6: 低消費電力モー ド』を参照してください。 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 71 D a t a S h e e t (2)復帰要因:リセット リセット解除からプログラム動作開始までの時間を示します。 ・ 復帰カウント時間 (VCC = 2.7V~5.5V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 スリープモード 高速 CR タイマモード, メインタイマモード, PLL タイマモード 低速 CR タイマモード tRCNT サブタイマモード 規格値 単位 標準 最大* 149 264 μs 149 264 μs 318 603 μs 308 583 μs 443 μs RTC モード, 248 ストップモード *: 規格値の最大値は内蔵 CR の精度に依存します。 備考 ・ スタンバイ復帰動作例(INITX 復帰時) INITX Internal reset Reset active Release tRCNT CPU Operation 72 CONFIDENTIAL Start MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t ・ スタンバイ復帰動作例(内部リソースリセット復帰時*) Internal resource reset Internal reset Reset active Release tRCNT CPU Operation Start *: 低消費電力モードのとき、内部リソースからのリセット発行は復帰要因に含まれません。 (注意事項) ・ 復帰要因は低消費電力モードごとに異なります。 各低消費電力モードからの復帰要因は、『FM3 ファミリ ペリフェラルマニュアル』の 『CHAPTER 6: 低消費電力モード』のスタンバイモード動作説明を参照してください。 ・ 割込み復帰時、CPU が復帰する動作モードは低消費電力モード遷移前の状態に依存し ます。詳細は『FM3 ファミリ ペリフェラルマニュアル』の『CHAPTER 6: 低消費電力 モード』を参照してください。 ・ パワーオンリセット/低電圧検出リセット時は、復帰要因には含まれません。パワーオン リセット/低電圧検出リセット時は、「■電気的特性 4. 交流規格 (6)パワーオンリセッ トタイミング」を参照してください。 ・ リセットからの復帰時、CPU は高速 CR ランモードに遷移します。 メインクロックや PLL クロックを使用する場合、追加でメインクロック発振安定待ち時 間や、メイン PLL クロックの安定待ち時間が必要になります。 ・内部リソースリセットとは、ウォッチドッグリセット, CSV リセットを指します。 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL 73 D a t a S h e e t オーダ型格 型格 オンチップ フラッシュ メモリ オンチップ SRAM パッケージ MB9BF121JPMC-G-JNE2 64 Kbyte 8 Kbyte プラスチック・LQFP (0.8 mm ピッチ),32 ピン (FPT-32P-M30) 8 Kbyte プラスチック・QFN (0.5 mm ピッチ),32 ピン (LCC-32P-M73) MB9BF121JWQN-G-JNE2 74 CONFIDENTIAL 64 Kbyte 包装 トレイ MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t パッケージ・外形寸法図 プラスチック・LQFP, 32ピン リードピッチ 0.80 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 7.00 mm × 7.00 mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.60 mm MAX (FPT-32P-M30) プラスチック・LQFP, 32ピン (FPT-32P-M30) 注1)*印寸法はレジン残りを含まず。 注2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 9.00±0.20(.354±.008)SQ +0.05 * 7.00±0.10(.276±.004)SQ 24 0.13 –0.00 +.002 .005 –.000 17 16 25 0.10(.004) Details of "A" part 1.60 MAX (Mounting height) (.063) MAX INDEX 0.25(.010) 9 32 0~7° 1 0.80(.031) C 0.35 .014 2009-2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED F32051S-c-1-2 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL "A" 8 +0.08 –0.03 +.003 –.001 0.20(.008) M 0.60±0.15 (.024±.006) 0.10±0.05 (.004±.002) 単位:mm(inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 75 D a t a S h e e t リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 5.00 mm × 5.00 mm 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 0.80 mm Max. 質量 0.06 g プラスチック・QFN, 32ピン (LCC-32P-M73) プラスチック・QFN, 32ピン (LCC-32P-M73) 5.00±0.10 (.197±.004) 3.20±0.10 (.068±.004) 0.25±0.05 (.010±.002) INDEX AREA 5.00±0.10 (.197±.004) 3.20±0.10 (.068±.004) 0.50(.020) (TYP) 0.75±0.05 (.030±.002) (0.20) ((.008)) C CONFIDENTIAL 1PIN CORNER C0.25(C.010) +0.03 0.02 -0.02 (.0008 +.0012 -.0008 ) 2013 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED HMbC32-73Sc-1-1 76 0.40±0.05 (.016±.002) 単位:mm(inches) 注意:括弧内の値は参考値です 。 MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015 D a t a S h e e t 主な変更内容 ページ 場所 Revision 0.1 Revision 1.0 3 特長 5 特長 8 9 10,11 23 32 41,43 49 変更箇所 - Initial release - PRELIMINARY → 正式版 社名変更および記述フォーマットの変換 I2C 動作モードの名称を訂正 MFT の A/D 起動コンペアのチャネル数を訂正 ・内蔵高速 CR 精度の注釈を追記 ・MFTのA/D起動コンペアのチャネル数を訂正 パッケージコードを訂正 パッケージコードを訂正 分類 E と F の備考を訂正 MFT の A/D 起動コンペアのチャネル数を訂正 品種構成 パッケージと品種対応 端子配列図 入出力回路形式 ブロックダイヤグラム 電気特性 3.直流規格 (1)電流規格 電気特性 4.交流規格 (6)パワーリセットオンタイミン グ 規格値の”TBD”を変更 規格値の”TBD”を変更 62 電気特性 4.交流規格 (11)I2Cタイミング ・I2C 動作モードの名称を訂正 ・ノイズフィルタ規格を訂正 ・注釈文を訂正 63 電気特性 4.交流規格 (12)SWDタイミング SWDIO 遅延時間の規格値を追記 64 電気特性 5.12ビットA/Dコンバータ A/D変換部電気特 性 69 電気特性 7.フラッシュメモリ書き込み/消去特性 70,72 電気特性 8.スタンバイ復帰時間 パッケージ・外形寸法図 76 Revision 2.0 23 ■入出力回路形式 ■メモリマップ 34 ・メモリマップ(2) ■電気的特性 39, 40 1. 絶対最大定格 ■電気的特性 41 2. 推奨動作条件 ■電気的特性 42, 43 3. 直流規格 (1) 電流規格 ■電気的特性 4. 交流規格 48 (4-1) メインPLLの使用条件 (4-2) メインPLLの使用条件 ■電気的特性 49 4. 交流規格 (6) パワーオンリセットタイミング ■電気的特性 51-58 4. 交流規格 (7) CSIO/UARTタイミング ■電気的特性 64 5. 12ビットA/Dコンバータ 74 ■オーダ型格 March 31, 2015, MB9B120J_DS706-00053-2v0-J CONFIDENTIAL ・サンプリング時間の規格値を追記 ・注釈の説明文を訂正 ・微分直線性誤差の規格値を変更 +/-2.5LSB → +/-3.5LSB ・(暫定値)の記載を削除 ・規格値の”TBD”を変更 ・書き込みサイクルとデータ保持時間の注釈を訂正 ・(目標値)の記載を削除 規格値の”TBD”を変更 パッケージコードを訂正 +B 入力可能な回路形式に追記 フラッシュメモリのセクタ構成の概略を追記 ・最大クランプ電流を追加。 ・+B 入力について追加。 電源電圧が最小値未満について追記 ・条件の表記を変更 ・メインタイマモード電流を追加 メイン PLL 接続図を追加 タイミング図を変更 ・UART タイミング→CSIO/UART タイミングに修正 ・内部シフトクロック動作→マスタモードに変更 ・外部シフトクロック動作→スレーブモードに変更 積分/微分直線性誤差、ゼロ/フルスケールトランジション電圧の標 準値を追加 型格の表記を変更 77 D a t a S h e e t 免責事項 本資料に記載された製品は、通常の産業用, 一般事務用, パーソナル用, 家庭用などの一般的用途 (ただし、用 途の限定はありません) に使用されることを意図して設計・製造されています。(1) 極めて高度な安全性が要求 され、仮に当該安全性が確保されない場合、社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危 険性を伴う用途 (原子力施設における核反応制御, 航空機自動飛行制御, 航空交通管制, 大量輸送システムにお ける運行制御, 生命維持のための医療機器, 兵器システムにおけるミサイル発射制御等をいう) 、ならびに(2) 極めて高い信頼性が要求される用途 (海底中継器, 宇宙衛星等をいう) に使用されるよう設計・製造されたもの ではありません。上記の製品の使用法によって惹起されたいかなる請求または損害についても、Spansion は、 お客様または第三者、あるいはその両方に対して責任を一切負いません。半導体デバイスはある確率で故障が 発生します。当社半導体デバイスが故障しても、結果的に人身事故, 火災事故, 社会的な損害を生じさせないよ う、お客様において、装置の冗長設計, 延焼対策設計, 過電流防止対策設計, 誤動作防止設計などの安全設計を お願いします。本資料に記載された製品が、外国為替及び外国貿易法、米国輸出管理関連法規などの規制に基 づき規制されている製品または技術に該当する場合には、本製品の輸出に際して、同法に基づく許可が必要と なります。 商標および注記 このドキュメントは、断りなく変更される場合があります。本資料には Spansion が開発中の Spansion 製品に関 する情報が記載されている場合があります。Spansion は、それらの製品に対し、予告なしに仕様を変更したり、 開発を中止したりする権利を有します。このドキュメントに含まれる情報は、現状のまま、保証なしに提供さ れるものであり、その正確性, 完全性, 実施可能性および特定の目的に対する適合性やその市場性および他者の 権利を侵害しない事を保証するものでなく、また、明示, 黙示または法定されているあらゆる保証をするもの でもありません。Spansion は、このドキュメントに含まれる情報を使用することにより発生したいかなる損害 に対しても責任を一切負いません。 Copyright © 2013-2015 Cypress All rights reserved. 商標:Spansion®, Spansion ロゴ (図形マーク), MirrorBit®, MirrorBit® Eclipse™ , ORNAND™ , Easy DesignSim™ , Traveo™ 及びこれらの組合せは、米国・日本ほか諸外国における Spansion LLC の商標です。第三者の社名・製 品名等の記載はここでは情報提供を目的として表記したものであり、各権利者の商標もしくは登録商標となっ ている場合があります。 78 CONFIDENTIAL MB9B120J_DS706-00053-2v0-J, March 31, 2015