NJL6502R-1 照度センサ ■ 概 要 NJL6502R-1は視感度補正フィルタを内蔵したフォトダイオードタイプの照度センサです。赤外線の影響を受けにくく、 広い範囲の照度(0.1∼100,000Lux)に対してリニアリティが良好です。 ■ 特 徴 1. ピ−ク感度波長 580 nm 2. 光電流 420nA±15% 3. 照度検出範囲 0.1∼100,000 Lux 4. 表面実装型 パッケージ寸法:1.7×1.2×0.8mm ■ 用 条件:VR=0V, Ta=25C 途 1. 携帯電話、液晶TV、ノートPC、PDAなどのディスプレイの輝度調整 2. 照明器具、時計、玩具などのオン・オフ制御 3. カメラの絞り制御 ■ 絶対最大定格 (Ta=25C) 項目 逆電圧 動作温度 保存温度 リフローはんだ付け温度 記号 VR Topr Tstg Tsol ■ 電気的光学的特性 (Ta=25C) 項目 記号 VF 順電圧 ID 暗電流 IL1 光電流1 IL2 光電流2 光源別感度比 − ピーク感度波長 p Ct 端子間容量 10 April 2015 Rev1.0 定格 6 -30∼+85 -40∼+100 260 条件 IF=1mA,入射光なし VR=5V,入射光なし Ev=1,000Lux,白色 LED Ev=1,000Lux,A光源 IL2/IL1 − FREQ=10kHz,VR=0V 単位 V ℃ ℃ ℃ 最小 − − 357 − − − − 標準 − − 420 500 1.2 580 35 最大 1 0.5 483 − − − − 単位 V nA nA nA − nm pF -1- NJL6502R-1 外形図 0.32 0.42 1.7 アノード電極 0.32 1 0.45 (0.2) 0.45 (0.2) (0.28) 受光面0.57□ 1.2 0.8±0.15 レジスト カソード電極 ・単位 mm ・指示無き公差は±0.1 ・( )内寸法は参考値 0.56 0.56 0.56 1.16 推奨フットパターン 10 April 2015 Rev1.0 -2- NJL6502R-1 ■ 特性例 Spectral Response (Ta=25°C) Photocurrent vs. Illuminance (Ta=25℃) 100 10000 Photocurrent (nA) 100000 Relative Response (%) 120 80 60 40 20 1000 100 10 1 0.1 0.01 0 300 400 500 600 700 800 900 0.1 1000 1100 1 Wavelength(nm) NJL6502R-1 Human eye 10 100 1000 10000 Illuminance (Lux) White LED Incandescent lamp 100000 Dark Current vs. Temperature VR=5V Photocurrent vs. Temperature VR=0V 1.0E-08 120 Dark Current ID (A) Relative Photocurrent (%) 115 110 Incandescient lamp 105 100 95 White LED 90 1.0E-09 1.0E-10 1.0E-11 1.0E-12 85 1.0E-13 80 -40 -20 0 20 40 60 Ambient Temperature Ta (°C) 80 100 -40 -20 0 20 40 60 80 Ambient Tempetrature Ta(°C) 100 Mask plate (Window: 0.9mm□) NJL6502R-1 Light Measurement image (Recommended condition) 10 April 2015 Rev1.0 -3- NJL6502R-1 ■実装条件 (注意) 以下のプロファイルでの実装評価を実施し、問題ないことを確認しておりますが、あらかじめ貴社条件での実装性を確認して 頂けますようお願い致します。 以下いずれの場合に於いても本体が高温となり、高温状態を長時間保つことは信頼性に悪影響を及ぼしますので、出来るだけ短時間 ではんだ付けを行うことが必要です。 実装回数は2回以内でお願いします。 リフローはんだ法 *リフロー温度プロファイル f 260C e 230C 220C d 180C 150C a:温度上昇勾配 b:予備加熱温度 時間 c:温度上昇勾配 d:実装領域 A 温度 時間 e:実装領域 B 温度 時間 f:ピーク温度 g:冷却温度勾配 : : : : : : : : : : 1∼4C/s 150∼180C 60∼120s 1∼4C /s 220C 60s 以内 230C 40s 以内 260C 以下 1∼6C /s 温度測定点 : パッケージ表面 常温 a b c g (注1)ハロゲンランプ等、短波長赤外線ヒータ使用のリフロー炉の場合 温度プロファイルについては、リフロー炉の場合に準じて下さい。 この場合にはモールド樹脂の為、吸熱効果により樹脂部表面温度がリード端子部分より高くなる恐れがありますので、樹脂 部への直接照射は避けて下さい。 (注2)その他の方法 本体を直接溶融はんだに浸漬すること、ベーパーフェーズ(VPS)法によるはんだ付けについては、本体が急加熱される など不適当ですのでお避け下さい。 (注3)はんだ付け直後は樹脂が柔らかくなっていますので、特にモールド面に他の物を接触させないこと、及び水または溶剤など に浸さない様ご注意願います。 フローはんだ法 *フローはんだ法は適用できません 手付けはんだ法 *手付けはんだ法は適用できません。 10 April 2015 Rev1.0 -4- NJL6502R-1 ■洗浄条件 本製品のリフロー後の洗浄は避けて下さい。 ■保管条件 1) 温湿度の範囲 開封前: 5 ∼ 40(℃)、40 ∼ 80(%)RH 開封後: 5 ∼ 30(℃)、40 ∼ 70(%)RH 開封後、48hr 以内に実装願います。 40%以下の乾燥した環境では、静電気による製品の破壊が生じ易いため保管は避けて下さい。 製品に水分の結露が起こるような急激な温度変化のある環境での保管は避けて下さい。 2) 加熱状態でリール側面に荷重が加わらない様、ベーキング時は縦置きとして下さい。 3) 腐食性の雰囲気にさらされない所に保管して下さい。 4) 塵やほこりの少ない所に保管して下さい。 5) 直射日光の当たらない状態で保管して下さい。 6) IC に荷重がかからない状態で保管して下さい。 7) ベーキングの際にリールに貼付のラベルが剥がれる可能性がありますのでご注意願います。 8) 品質の安定化を図るため、ご使用される前にはベーキング処理を推奨します。 ■ベーキング処理 上記保管条件(温湿度の範囲)を満足しない場合は、ベーキング処理を行って下さい。(耐熱テープ品) ベーキング条件 : Ta=60(℃) 48(h)以上 72(h)以内 3 回まで もしくは、Ta=100(℃) 2(h)以上 6(h)以内 3 回まで ■保管期間 納入後、1 年以内に実装願います。 1 年を経過した場合は、はんだ付け性、端子の状態についてご確認のうえ使用願います。 ■Moisture Sensitivity Levels JEDEC : Level 5 10 April 2015 Rev1.0 -5- NJL6502R-1 ■ 包装仕様 《NJL6502R-1 エンボスキャリアテープ包装仕様》 単位:mm 引き出し方向 称号文字 A B D0 D1 E F P0 P1 P2 T0 T1 W0 W1 【テーピング寸法】 製品挿入方向 (品名による) D0 P0 T0 F B W1 (TE1) W0 E P2 P1 A T1 D1 寸法 1.40 2.00 1.50 1.10 1.75 3.50 4.00 4.00 2.00 0.25 1.05 8.00 5.40 ±0.10 ±0.10 備考 内底の寸法 内底の寸法 +0.10 -0.0 ±0.10 ±0.10 ±0.05 ±0.10 ±0.10 ±0.05 ±0.05 ±0.10 ±0.30 ±0.10 厚さ0.1MAX *キャリアテープ材質:ポリカーボネイト(耐熱導電) カバーテープ材質:ポリエステル(耐熱導電) ■ テーピング強度 キャリアテープとカバーテープとの開角 10∼15°で引っ張ったとき 20∼40g の範囲に剥離強度があること。 ■ 包装 1) テーピングされた製品は図のようにテーピングに巻取っています。 2) 巻取り仕様 ① 巻始め :キャリアテープ空凹を 20 ケ以上 ② 巻終わり :キャリアテープ空凹を 20 ケ以上+カバーテープのみ2周分をつけています。 3) テーピング数量 :2,000 個 4) 各リール,シリカゲルと共に防湿袋に挿入し、封着しています。 E A B D C 称号文字 寸法 A φ180.0±1.0 B φ60.0±1.0 C φ13.0±0.2 D φ21.0±0.8 E 2.0±0.5 W0 9.5±1.0 W1 13.1±1.0 *リール材質:PPE(耐熱導電) W0 W1 <注意事項> このデータシートの掲載内容の正確さには 万全を期しておりますが、掲載内容について 何らかの法的な保証を行うものではありませ ん。とくに応用回路については、製品の代表 的な応用例を説明するためのものです。また、 工業所有権その他の権利の実施権の許諾を伴 うものではなく、第三者の権利を侵害しない ことを保証するものでもありません。 10 April 2015 Rev1.0 -6-