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本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。
FUJITSU SEMICONDUCTOR
DATA SHEET
DS04–21367–2
ASSP DTS 用
Bi-CMOS
プリスケーラ
内蔵
PLL 周波数シンセサイザ
(1.3 GHz/0.35 GHz デュアル PLL)
MB15F72UL
■ 概 要
MB15F72UL は , パルススワロー方式が可能な , 2 系統内蔵 PLL (Phase Locked Loop) 周波数シンセサイザ用 LSI です。
1300 MHz 帯の PLL 周波数シンセサイザと 350 MHz 帯 PLL 周波数シンセサイザを 2 系統内蔵しています。
当社 MB15F02SL から低電流 , 低ノイズ化のため XfinIF, VpIF, VpRF, GND 端子を増やし 16 ピンから 20 ピンに変更 ,
MB15F72SP とピンコンパチとしています。MB15F02SL, MB15F72SP とシリアルデータはコンパチであり , 低電源電圧動作
(VCC = 2.4 V ∼ ) , チャージポンプ出力電流 (1.5 mA, 6 mA) のシリアルデータ切換え , ダイレクトパワーセーブ , ロック検
出といった使いやすい機能はそのまま採用しています。さらに , 局 RF には高速チューニングを可能とするため新規回路を
採用しています。
■ 特 長
・ 高速動作
:∼ 1300 MHz ( 局 RF) / ∼ 350 MHz ( 局 IF)
・ 低電圧動作
:VCC = 2.4 V ∼ 3.6 V
超低消費電流
:標準 2.5 mA (VCC = Vp = 2.7 V, Ta =+ 25 °C, SWRF = SWIF = 0, RF, IF ロック動作 )
・ ダイレクトパワーセーブ機能内蔵:パワーセーブ時の電源電流
標準 0.1 μA (VCC = Vp = 2.7 V, Ta =+ 25 °C, 1 系統 )
最大 10 μA (VCC = Vp = 2.7 V, 1 系統 )
・ シリアルデータ制御による電流値切換え可能な定電流型チャージポンプ回路搭載:1.5 mA/6.0 mA ( 標準値 )
・ 2 モジュラスプリスケーラ分周比:1300 MHz 帯プリスケーラ (64/65, 128/129) /350 MHz 帯プリスケーラ (8/9, 16/17)
・ 23 ビットシフトレジスタ入力制御
・ 基準分周器
:バイナリ 14 ビットリファレンスカウンタ (3 ∼ 16383 分周 )
・ 比較分周器
:バイナリ 7 ビットスワローカウンタ (0 ∼ 127 分周 )
バイナリ 11 ビットプログラマブルカウンタ (3 ∼ 2047 分周 )
・ 高速チューニング , 低ノイズな位相比較器 , 電流切換え型定電流回路を内蔵
・ フェーズ変換機能付の位相比較器を内蔵
・ PLL のロック , アンロックを検出するためのディジタルロック検出回路を内蔵
・ 動作温度
:Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C
Copyright©2001-2012 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED All rights reserved
2012.8
MB15F72UL
■ 端子配列図
Clock
19
Data
finIF
3
18
LE
XfinIF
4
17
finRF
GNDIF
5
16
VCCIF
6
PSIF
7
VpIF
LE
20
2
Data
1
GND
Clock
OSCIN
OSCIN
(QFN-20)
TOP VIEW
GND
(TSSOP-20)
TOP VIEW
20
19
18
17
16
XfinIF
2
14 XfinRF
15
GNDRF
GNDIF
3
13 GNDRF
14
VCCRF
VCCIF
4
12 VCCRF
8
13
PSRF
DoIF
9
12
VpRF
PSIF
5
11 PSRF
LD/fout
10
11
DoRF
VpIF
6
(FPT-20P-M06)
2
7
8
9
10
VpRF
XfinRF
DoRF
15 finRF
LD/fout
1
DoIF
finIF
(LCC-20P-M63)
DS04–21367–2
MB15F72UL
■ 端子機能説明
端子番号
TSSOP QFN
端子記号 I/O
機 能 説 明
基準分周器の入力端子。
TCXO からの信号を AC 結合で入力してください。
1
19
OSCIN
I
2
20
GND
⎯
3
1
finIF
I
局 IF プリスケーラの入力端子。AC 結合にて入力してください。
4
2
XfinIF
I
局 IF プリスケーラの相補入力端子。容量接地してください。
5
3
GNDIF
⎯
局 IF の GND 端子。
6
4
VCCIF
⎯
局 IF 回路 ( チャージポンプ回路以外 ) , OSC 入力バッファ回路 , シフトレジスタ回
路の電源端子。
局 IF のパワーセーブ制御信号入力端子。電源立上げ時には必ず “L” に設定してく
ださい ( オープンでの使用は禁止 ) 。
PSIF = “H” 時:動作モード
PSIF = “L” 時:パワーセーブモード
OSC 入力バッファ回路 , シフトレジスタ回路の GND 端子。
7
5
PSIF
I
8
6
VpIF
⎯
局 IF のチャージポンプ回路の電源端子。
9
7
DOIF
O
局 IF のチャージポンプ出力端子。
10
8
LD/fout
O
ロック検出の出力 (LD)端子。また , 位相比較器入力のモニタ (fout) 端子も兼ねて
います。
データの LDS ビットにより LD/fout の出力が選択されます。
LDS = “H” 時:fout を出力
LDS = “L” 時:LD を出力
11
9
DORF
O
局 RF のチャージポンプ出力端子。
12
10
VpRF
⎯
局 RF のチャージポンプ回路の電源端子。
局 RF のパワーセーブ制御信号入力端子。電源立上げ時には必ず “L” に設定してく
ださい ( オープンでの使用は禁止 ) 。
PSRF = “H” 時:動作モード
PSRF = “L” 時:パワーセーブモード
13
11
PSRF
I
14
12
VCCRF
⎯
局 RF 回路 ( チャージポンプ回路以外 ) の電源端子。
15
13
GNDRF
⎯
局 RF の GND 端子。
16
14
XfinRF
I
局 RF プリスケーラの相補入力端子。容量接地してください。
17
15
finRF
I
局 RF プリスケーラの入力端子。AC 結合にて入力してください。
18
16
LE
I
ロードイネーブル信号入力端子 ( シュミットトリガ回路付 ) 。
LE 立上りエッジのとき , シリアルデータのコントロールビットとの組合せにより ,
シフトレジスタの内容をラッチへ転送します。
19
17
Data
I
シリアルデータ入力端子 ( シュミットトリガ回路付 ) 。
データのコントロールビット設定により , 局 IF 基準 / 局 RF 基準 / 局 IF 比較 / 局
RF 比較分周器のいずれかのデータ転送先を選択します。
20
18
Clock
I
23 ビットシフトレジスタのクロック入力端子 ( シュミットトリガ回路付 ) 。
クロックパルスの立上り時にデータを読込みます。
DS04–21367–2
3
MB15F72UL
■ ブロックダイヤグラム
VCCIF
GNDIF
6 (4)
5 (3)
PSIF 7
(5)
(1)
finIF 3
XfinIF 4
(2)
間欠動作制御
回路・局 IF
3 bit ラッチ
LDS
SWIF FCIF
プリスケーラ
・局 IF
(8/9, 16/17)
7 bit ラッチ
11 bit ラッチ
スワロー
カウンタ・局 IF
( バイナリ 7 bit)
プログラマブル
カウンタ・局 IF
( バイナリ 11 bit)
位相
比較器・
局 IF
fpIF
2 bit ラッチ
T1
T2
14 bit ラッチ
1 bit ラッチ
リファレンス
カウンタ・局 IF
( バイナリ 14 bit)
frIF
チャージ
ポンプ
電流設定 CS
VpIF
8 (6)
チャージ
ポンプ・ 電流
切換え
局 IF
ディジタルロック
検出回路・局 IF
LDIF
高速
チュー
ニング
回路
LD/fout
AND
OSCIN 1
(19)
選択回路
LD
frIF
frRF
fpIF
fpRF
OR
frRF
T1
(15)
finRF 17
XfinRF 16
(14)
PSRF 13
(11)
LE 18
(16)
(17)
Data 19
Clock 20
(18)
9 DoIF
(7)
T2
2 bit ラッチ
プリスケーラ
・局 RF
(64/65, 128/129)
間欠動作制御
回路・局 RF
チャージポンプ
電流設定 CS
14 bit ラッチ
1 bit ラッチ
LDRF
fpRF
LDS SWRF FCRF
スワロー
カウンタ・局 RF
( バイナリ 7 bit)
プログラマブル
カウンタ・局 RF
( バイナリ 11 bit)
3 bit ラッチ
7 bit ラッチ
11 bit ラッチ
シュミット回路
ラッチ選択回路
シュミット回路
C C
シフト
N N
レジスタ (23 bit)
1 2
シュミット回路
リファレンス
カウンタ・局 RF
( バイナリ 14 bit)
2 (20)
GND
10 LD/
(8) fout
ディジタルロック
検出回路・局 RF
高速
位相
チュー
比較器
ニング
局 RF
回路
14 (12)
VCCRF
15 (13)
GNDRF
チャ 電流
ージ 切換え
ポンプ
局 RF
11 DoRF
(9)
12 (10)
VpRF
〇内数字は TSSOP パッケージの端子番号です。
( ) 内数字は QFN パッケージの端子番号です。
4
DS04–21367–2
MB15F72UL
■ 絶対最大定格
項 目
単 位
最 小
最 大
VCC
− 0.5
+ 4.0
V
Vp
VCC
4.0
V
VI
− 0.5
VCC + 0.5
V
LD/fout
VO
GND
VCC
V
DoIF, DoRF
VDO
GND
Vp
V
Tstg
− 55
+ 125
°C
電源電圧
入力電圧
出力電圧
定 格 値
記 号
保存温度
<注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ
ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。
■ 推奨動作条件
項 目
記 号
規 格 値
単 位
最 小
標 準
最 大
VCC
2.4
2.7
3.6
V
Vp
VCC
2.7
3.6
V
入力電圧
VI
GND
⎯
VCC
V
動作温度
Ta
− 40
⎯
+ 85
°C
電源電圧
備 考
VCCRF = VCCIF
(注意事項)・VCCRF, VpRF, VCCIF, VpIF は同時制御による使用をお願いします。
・RF, IF どちらか単体の使用の場合でも , VCCRF, VpRF, VCCIF, VpIF すべて電圧印加し , PS 制御による使用
をお願いします。
・静電気破壊に対しては , 静電防止素子を付加し , また回路上で向上を図っておりますが , 取扱いについて
は下記の事項を守ってください。
・保管や移動は導電性ケースに入れて行ってください。
・取り扱う前に, 作業者および治具, 工具類は帯電のない状態 (アース) を確認し, 作業台にはアースされた
導電性シートをご用意ください。
・LSI をソケットに挿入またはソケットから取り外す際には , 電源をオフしてください。
・LSI を実装したボードを取り扱う ( 運搬など ) 際には , リードを導電性のシートで保護してください。
<注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条
件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼
性に悪影響を及ぼすことがあります。
データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され
ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。
DS04–21367–2
5
MB15F72UL
■ 電気的特性
(VCC = 2.4 V ∼ 3.6 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C)
項 目
記号
finIF
*3
finRF
*3
OSCIN
単位
標 準
最 大
0.6
1.0
1.4
mA
局 RF
1.0
1.5
PS = “L” 時の IF 側電源電流
⎯
PS = “L” 時の RF 側電源電流
⎯
finIF
局 IF
50
finRF
局 RF
ICCRF
パワーセーブ電流
規 格 値
最 小
ICCIF * 1 局 IF
電源電流
動作周波数
条 件
*2
IPSIF
* 10
IPSRF
* 10
⎯
fOSC
2.1
mA
0.1
*8
10
μA
0.1
*8
10
μA
⎯
350
MHz
100
⎯
1300
MHz
3
⎯
40
MHz
finIF
PfinIF
局 IF, 50 Ω 系
− 15
⎯
+2
dBm
finRF
PfinRF
局 RF, 50 Ω 系
− 15
⎯
+2
dBm
OSCIN
VOSC
0.5
⎯
VCC
VP − P
“H”レベル入力電圧 Data,
LE,
Clock
“L”レベル入力電圧
VIH
シュミットトリガ入力
0.7 VCC
⎯
⎯
V
VIL
シュミットトリガ入力
⎯
⎯
0.3 VCC
“H”レベル入力電圧 PSIF,
“L”レベル入力電圧 PSRF
VIH
⎯
0.7 VCC
⎯
⎯
V
VIL
⎯
⎯
⎯
0.3 VCC
V
IIH * 4
⎯
− 1.0
⎯
+ 1.0
μA
IIL * 4
⎯
− 1.0
⎯
+ 1.0
μA
IIH
⎯
0
⎯
+ 100
μA
IIL * 4
⎯
− 100
⎯
0
μA
VOH
VCC = Vp = 2.7 V,
IOH =− 1 mA
VCC − 0.4
⎯
⎯
V
VOL
VCC = Vp = 2.7 V, IOL = 1 mA
⎯
⎯
0.4
V
VDOH
VCC = Vp = 2.7 V,
IDOH =− 0.5 mA
Vp − 0.4
⎯
⎯
V
VDOL
VCC = Vp = 2.7 V,
IDOL = 0.5 mA
⎯
⎯
0.4
V
IOFF
VCC = Vp = 2.7 V,
VOFF = 0.5 V ∼ Vp − 0.5 V
⎯
⎯
2.5
nA
IOH * 4
VCC = Vp = 2.7 V
⎯
⎯
− 1.0
mA
IOL
VCC = Vp = 2.7 V
1.0
⎯
⎯
mA
入力感度
入力許容電圧
Data,
LE,
Clock,
“L”レベル入力電流 PSIF,
PSRF
“H”レベル入力電流
“H”レベル入力電流
OSCIN
“L”レベル入力電流
“H”レベル出力電圧
LD/fout
“L”レベル出力電圧
“H”レベル出力電圧
DoIF,
DoRF
“L”レベル出力電圧
ハイインピーダンス
カットオフ電流
“H”レベル出力電流
“L”レベル出力電流
DoIF,
DoRF
LD/fout
⎯
+ 0.4
− 0.4
V
(続く)
6
DS04–21367–2
MB15F72UL
(続き)
(VCC = 2.4 V ∼ 3.6 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C)
項 目
記号
DoIF,
“H”レベル出力電流 DoRF
DoIF,
“L”レベル出力電流 DoRF
チャージポンプ
電流変動率
IDOH
*4
IDOL
条 件
規 格 値
最 小 標 準 最 大
単位
VCC = Vp = 2.7 V,
VDOH = Vp/2,
Ta =+ 25 °C
CS ビット= “H” * 9
− 8.2
− 6.0
− 4.1
mA
CS ビット= “L” * 9
− 2.2
− 1.5
− 0.8
mA
VCC = Vp = 2.7 V,
VDOL = Vp/2,
Ta =+ 25 °C
CS ビット= “H” * 9
4.1
6.0
8.2
mA
CS ビット= “L” * 9
0.8
1.5
2.2
mA
IDOL/
IDOH
IDOMT * 5
VDO = Vp / 2
⎯
3
⎯
%
対 VDO
IDOVD * 6
0.5 V ≦ VDO ≦ Vp − 0.5 V
⎯
10
⎯
%
対 Ta
IDOTA * 7
− 40 °C ≦ Ta ≦+ 85 °C,
VDO = Vp / 2
⎯
5
⎯
%
* 1:finIF = 270 MHz, fOSC = 12.8 MHz, VCCIF = VpIF = 2.7 V, SWIF = 0,
I1
I3
Ta =+ 25 °C ロック時です。
I2
IDOL
* 2:finRF = 910 MHz, fOSC = 12.8 MHz, VCCRF = VpRF = 2.7 V, SWRF = 0,
Ta =+ 25 °C ロック時です。
* 3:AC 結合にしてください。最小動作周波数は 1000 pF 結合時です。
* 4:“ − ” 記号は IC から流れ出す方向を意味します。
I4
IDOH
* 5:VCC = Vp = 2.7 V, Ta =+ 25 °C 時です。
I1
( || I3 |−| I4 || ) /[ ( | I3 |+| I4 | ) / 2] × 100%
Vp/2
Vp − 0.5
0.5
* 6:VCC = Vp = 2.7 V, Ta =+ 25 °C 時です (IDOL, IDOH 各々 ) 。
[ ( || I2 |−| I1 || ) /2] / [ ( | I1 |+| I2 | ) /2] × 100%
チャージポンプ出力電圧 (V)
* 7:VCC = Vp = 2.7 V, Ta =+ 25 °C 時です (IDOL, IDOH 各々 ) 。
[ ( || IDO ( + 85 °C) |−| IDO ( − 40 °C) || ) /2] / [ ( | IDO ( + 85 °C) |+| IDO ( − 40 °C) | ) /2] × 100%
* 8:fOSC = 12.8 MHz, VCCRF = VpRF = VCCIF = 2.7 V, Ta =+ 25 °C 時です。
* 9:チャージポンプ出力電流測定時は , LDS ビット= L, T1 ビット= L, T2 ビット= H に設定してください。
* 10:PSIF = PSRF = GND 時の電源電流 (Data, LE, Clock は VIL = GND, VIH = VCC 設定です。
DS04–21367–2
Vp
7
MB15F72UL
■ 機能説明
1. パルススワロー機能
下記の式に従って , 各値を設定してください。
fVCO = [ (P × N) + A] × fOSC ÷ R
fVCO:外部に接続される VCO の出力周波数
P :プリスケーラの分周比 局 IF (8/16) / 局 RF (64/128)
N :バイナリ 11 ビット プログラマブルカウンタ設定値 (3 ∼ 2047)
A :バイナリ 7 ビット スワローカウンタ設定値 (0 ∼ 127, ただし A < N)
fOSC:基準発振周波数 (OSCIN 入力周波数 )
R :バイナリ 14 ビット リファレンスカウンタ設定値 (3 ∼ 16383)
2. シリアルデータ入力方法について
シリアルデータの入力は Data 端子 , Clock 端子 , LE 端子の 3 入力で行います。局 IF 基準分周器 , 局 RF 基準分周器 , 局
IF 比較分周器 , 局 RF 比較分周器をそれぞれ単独にコントロールします。
Data 端子にはバイナリコードのシリアルデータを入力してください。
シリアルデータは , クロックの立上りで内部のシフトレジスタに順次取り込まれ , ロードイネーブル (LE) の立上りエッ
ジで , コントロールビットの組合せにより , 各ラッチへ転送されます。
局 IF 基準側
局 RF 基準側
局 IF 比較側
局 RF 比較側
CN1
0
1
0
1
CN2
0
0
1
1
(1) データビートの構成
・基準分周の構成
データの入力方向
(LSB)
5
6
7
8
9
10 11 12 13
(MSB)
1
2
3
4
14
15
CN1
CN2
T1
T2 R1 R2 R3 R4 R5 R6 R7 R8 R9 R10 R11
16
17
18
19 20 21 22 23
R12 R13 R14 CS
X
X
X
X
CS
:チャージポンプ電流設定ビット
R1 ∼ R14 :局 IF, 局 RF リファレンスカウンタの分周比設定ビット (3 ∼ 16383)
T1, T2
:試験用ビット
CN1, CN2 :コントロールビット
X
:ダミービット (0 か 1 を入力してください )
(注意事項)データは MSB 側から入力してください。
8
DS04–21367–2
MB15F72UL
・比較分周の構成
(LSB)
1
2
3
CN1
CN2
(MSB)
データの入力方向
4
5
6
7
8
9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
LDS SWIF/RF FCIF/RF A1 A2 A3 A4 A5
A6
A7 N1 N2 N3 N4 N5 N6 N7 N8 N9 N10
23
N11
A1 ∼ A7 :局 IF, 局 RF スワローカウンタの分周比設定ビット (0 ∼ 127)
N1 ∼ N11 :局 IF, 局 RF プログラマブルカウンタの分周比設定ビット (3 ∼ 2047)
LDS
:LD/fout 出力設定ビット
SWIF/RF :プリスケーラの分周比設定 ( 局 IF:SWIF, 局 RF:SWRF)
FCIF/RF
:位相比較器のフェーズ切換えビット ( 局 IF:FCIF, 局 RF:FCRF)
CN1, CN2 :コントロールビット
(注意事項)データは MSB 側から入力してください。
(2) データ設定について
・バイナリ 14 ビットリファレンスカウンタの設定 (R1 ∼ R14)
分周比
R14
R13
R12
R11
R10
R9
R8
R7
R6
R5
R4
R3
R2
R1
3
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
1
4
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
・
・
・
16383
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
(注意事項)分周比 3 未満は禁止です。
・バイナリ 11 ビットプログラマブルカウンタの設定 (N1 ∼ N11)
分周比
N11
N10
N9
N8
N7
N6
N5
N4
N3
N2
N1
3
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
1
4
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
・
・
・
2047
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
(注意事項)分周比 3 未満は禁止です。
・バイナリ 7 ビットスワローカウンタの設定 (A1 ∼ A7)
分周比
A7
A6
A5
A4
A3
A2
A1
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
1
・
・
・
127
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・
・
・
1
・プリスケーラ分周比の選択 (SW)
分周比
SW = “1”
SW = “0”
局 IF プリスケーラ分周比
8/9
16/17
局 RF プリスケーラ分周比
64/65
128/129
DS04–21367–2
9
MB15F72UL
・チャージポンプ電流の選択 (CS)
電流値
CS
± 6.0 mA
1
± 1.5 mA
0
・LD/fout 出力の選択
LDS
T1
T2
0
0
0
0
1
0
0
1
1
frIF
1
0
0
frRF
1
1
0
fpIF
1
0
1
fpRF
1
1
1
LD/fout 出力
LD 出力
fout 出力
・位相比較器のフェーズ切換えビット (FCIF, FCRF)
FCIF, FCRF = “1”
FCIF, FCRF = “0”
DoIF, DoRF
DoIF, DoRF
fr > fp
H
L
fr < fp
L
H
fr = fp
Z
Z
位相比較器入力
Z:ハイインピーダンス状態
PLL 周波数シンセサイザを設計する際には , ローパスフィルタ , VCO の極性に応じて FC ビットを設定してください。
VCO 極性が (1) の場合
FC:“1”
VCO 極性が (2) の場合
FC:“0”
VCO 出力周波数
高
(1)
(2)
ローパスフィルタ出力電圧
大
(注意事項)アクティブ型のローパスフィルタを使用する場合には , その極性に注意してください。
10
DS04–21367–2
MB15F72UL
3. パワーセーブ ( 間欠動作について )
回路状態
PS 端子
通常状態
H
停止状態
L
パワーセーブとは , 内部回路を必要なときに動作させ , 不必要なときには停止させる間欠動作により , 回路全体の消費
電力を抑える機能です。しかし , 回路を単純に停止状態から動作させると , 位相比較器に入力した基準周波数 (fr) と比較周
波数 (fp) が同じであっても位相関係が不定であるため , 位相比較器から過大な誤差信号が出力され , PLL のロックが外れ
てしまうという問題が生じます。そこで , このような問題を解決するため , 動作開始の際に強制的に位相を合わせ , ロック
した周波数の変動を抑えて間欠動作制御を実現しています。
・動作モード
設定した局と水晶発振回路が動作状態にあり , 通常の PLL 動作を行います。
・パワーセーブモード
動作を停止しても , 不都合を生じない回路を停止して , 低消費電流状態になります。この状態による消費電流は 1 局あた
り標準で 0.1 μA, 最大で 10 μA です。
このときの Do および LD は PLL がロックしたときと同じレベルです。Do の場合は , ハイインピーダンス状態になり ,
電圧制御発振器 (VCO) への入力電圧は , 低域通過フィルタの時定数で動作モード時 ( つまりロック時 ) の電圧に保持され
るため VCO の出力周波数はほぼロック周波数を保てます。
(注意事項)・電源投入時は , 必ずパワーセーブ状態にしてください。
・シリアルデータの入力は電源電圧が安定した後に行い , データの設定が完了したら , パワーセーブ状態を解
除してください。
OFF
ON
V CC
tV ≧ 1μs
Clock
Data
LE
PS
tPS ≧ 100 ns
(1)
(2)
(3)
(1) 電源立上げ時は , PS 端子は “L” レベル ( パワーセーブ状態 )
(2) 電源電圧が安定 (VCC ≧ 2.2 V) した後 , 1 μs 以上経過後 , データ設定を開始
(3) データの設定が完了し , 100 ns 以上経過後 , PS 端子を “L” → “H” レベルにして , パワーセーブ状態を解除
DS04–21367–2
11
MB15F72UL
4. シリアルデータ入力タイミングについて
分周比の設定は Data 端子 , Clock 端子 , LE 端子のシリアル・インタフェースで行います。
設定データは Clock 信号の立上りでシフトレジスタに読込み , LE 信号の立上りでラッチに転送されます。次に , 設定デー
タの入力タイミングを示します。
1st データ
2nd データ
コントロールビット 無効データ
Data
MSB
LSB
Clock
t1
t2
t3
t6
t7
LE
t4
t5
項 目
最小
標準
最大
単位
項 目
最小
標準
最大
単位
t1
20
⎯
⎯
ns
t5
100
⎯
⎯
ns
t2
20
⎯
⎯
ns
t6
20
⎯
⎯
ns
t3
30
⎯
⎯
ns
t7
100
⎯
⎯
ns
t4
30
⎯
⎯
ns
注意:シフトレジスタにデータを読み込む際には , LE は “L” レベルにしてください。
12
DS04–21367–2
MB15F72UL
■ 位相比較器の出力波形
fr IF / RF
fp IF /Do RF
t WU
t WL
LD
(FC ビット= “1” 設定時 )
H
Do IF /Do RF
Z
L
(FC ビット= “0” 設定時 )
H
Do IF /Do RF
Z
L
・LD 出力の論理
局 IF
局 RF
LD 出力
ロック状態 / パワーセーブ状態
ロック状態 / パワーセーブ状態
H
ロック状態 / パワーセーブ状態
アンロック状態
L
アンロック状態
ロック状態 / パワーセーブ状態
L
アンロック状態
アンロック状態
L
(注意事項)・位相差の検出は− 2 π ∼+ 2 π です。
・ロック時の DoIF/DoRF パルス ( ひげ ) は不感地帯をなくすために出力しています。
・LD 出力は位相 tWU 以上になったとき “L” になり , tWL 以下の状態が 3 周期以上連続したとき “H”になります。
・tWU, tWL は , OSCIN 入力周波数で決定され , 下記のとおりになります。
tWU ≧ 2/fosc [s]
例 ) fosc = 12.8 MHz 時 :tWU ≧ 156.3 ns
:tWL ≦ 312.5 ns
tWL ≦ 4/fosc [s]
DS04–21367–2
13
MB15F72UL
■ 測定回路例 (fin, OSCIN 入力感度測定 )
fout
オシロスコープ
1000 pF
VCCIF
VpIF
0.1 μF
1000 pF
S.G.
50 Ω
0.1 μF
1000 pF
LD/
fout
DoIF
VpIF
PSIF
VCCIF
GNDIF
XfinIF
finIF
GND
OSCIN
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
DoRF
VpRF
PSRF
VCCRF
GNDRF
XfinRF
finRF
LE
Data
Clock
50 Ω
S.G.
1000 pF
コントローラ
( 分周比設定 )
1000 pF
VpRF
0.1 μF
VCCRF
0.1 μF
50 Ω
S.G.
(注意事項)端子番号は TSSOP パッケージの番号です。
14
DS04–21367–2
MB15F72UL
■ 標準特性
1. fin 入力感度特性
局 RF 入力感度−入力周波数特性
10
PfinRF (dBm)
0
SPEC
−10
−20
VCC = 2.4 V
VCC = 2.7 V
VCC = 3.0 V
VCC = 3.6 V
SPEC
−30
−40
−50
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
1600
1800
2000
2200
2400
finRF (MHz)
局 IF 入力感度−入力周波数特性
10
PfinIF (dBm)
0
SPEC
−10
−20
VCC = 2.4 V
VCC = 2.7 V
VCC = 3.0 V
VCC = 3.6 V
SPEC
−30
−40
−50
0
100
200
300
400
500
600
700
800
finIF (MHz)
DS04–21367–2
15
MB15F72UL
2. OSCIN 入力感度
入力感度−入力周波数特性
10
SPEC
入力感度 VOSC (dBm)
0
−10
−20
−30
VCC = 2.4 V
VCC = 2.7 V
VCC = 3.0 V
VCC = 3.6 V
SPEC
−40
−50
−60
0
50
100
150
200
250
300
入力周波数 fOSC (MHz)
16
DS04–21367–2
MB15F72UL
3. 局 RF Do 出力電流特性
・1.5 mA モード
IDO − VDO 特性
チャージポンプ出力電流 IDO (mA)
10.0
VCC = Vp = 2.7 V
0
−10.0
0.0
1.0
2.0
3.0
チャージポンプ出力電圧 VDO (V)
・6.0 mA モード
IDO − VDO 特性
チャージポンプ出力電流 IDO (mA)
10.0
VCC = Vp = 2.7 V
0
−10.0
0.0
1.0
2.0
3.0
チャージポンプ出力電圧 VDO (V)
DS04–21367–2
17
MB15F72UL
4. 局 IF Do 出力電流特性
・1.5 mA モード
IDO − VDO 特性
10.0
チャージポンプ出力電流 IDO (mA)
VCC = Vp = 2.7 V
0
−10.0
0.0
1.0
3.0
2.0
チャージポンプ出力電圧 VDO (V)
・6.0 mA モード
IDO − VDO 特性
チャージポンプ出力電流 IDO (mA)
10.0
VCC = Vp = 2.7 V
0
−10.0
0.0
1.0
2.0
3.0
チャージポンプ出力電圧 VDO (V)
18
DS04–21367–2
MB15F72UL
5. fin 入力インピーダンス特性
finRF 入力インピーダンス特性
4 : 8.252 Ω
−58.291 Ω
2.1 pF
1 300.140 000 MHz
1 : 332.28 Ω
−811.72 Ω
100 MHz
2 : 21.805 Ω
−182.83 Ω
500 MHz
3 : 9.6133 Ω
−83.98 Ω
1 GHz
1
2
4
3
START 100.000 000 MHz
STOP 1 500.000 000 MHz
finIF 入力インピーダンス特性
4 : 21.344 Ω
−181.55 Ω
1.7532 pF
500.000 000 MHz
1 : 939.62 Ω
−1.135 Ω
50 MHz
2 : 332.03 Ω
−802.69 Ω
100 MHz
3 : 45.953 Ω
−303.47 Ω
300 MHz
1
2
4 3
START 50.000 000 MHz
DS04–21367–2
STOP 500.000 000 MHz
19
MB15F72UL
6. OSCIN 入力インピーダンス特性
OSCIN 入力インピーダンス特性
4 : 25.125 Ω
−686.59 Ω
2.318 pF
100.000 000 MHz
1 :10.781 kΩ
−13.358 kΩ
3 MHz
2 : 1.534 kΩ
−6.5593 kΩ
10 MHz
42
1
3
START 3.000 000 MHz
20
3 : 119.25 Ω
−1.7281 kΩ
40 MHz
STOP 100.000 000 MHz
DS04–21367–2
MB15F72UL
■ ループ特性測定例 ( ロックアップタイム , 位相ノイズ , リファレンスリーク )
Test Circuit
S.G.
OSCIN
LPF
DO
fin
fVCO = 720.5 MHz
KV = 31 MHz/V
fr = 12.5 kHz
fOSC = 19.2 MHz
LPF
VCC = 3.0 V
VVCO = 3.0 V
Ta =+ 25 °C
CP:6 mA mode
9.1 kΩ
Spectrum
Analyzer
VCO
6800 pF
2 kΩ
3300 pF
0.1 μF
・PLL Reference Leakage
ATTEN 10 dB
RL 0 dBm
VAVG 24
10 dB/
MKR -70.33 dB
12.7 kHz
MKR
D 12.7 kHz
S -70.33 dB
CENTER 720.5000 MHz
RBW 1.0 kHz
VBW 1.0 kHz
SPAN 200.0 kHz
SWP 500 ms
・PLL Phase Noise
ATTEN 10 dB
RL 0 dBm
VAVG 34
10 dB/
MKR - 50.16 dB
3.07 kHz
MKR
D 3.07 kHz
S -50.16 dB
CENTER 720.50000 MHz
RBW 100 Hz
VBW 100 Hz
SPAN 20.00 kHz
SWP 1.60 s
(続く)
DS04–21367–2
21
MB15F72UL
(続き)
・PLL Lock Up time
・PLL Lock Up time
720.5 MHz → 757.5 MHz within ± 1 kHz
Lch → Hch 2.533 ms
757.504500 MHz
720.504250 MHz
757.500500 MHz
720.500250 MHz
757.496500 MHz
720.496250 MHz
−5.000 ms
22
757.5 MHz → 720.5 MHz within ± 1 kHz
Hch → Lch
2.511 ms
0.00 s
1.000 ms/div
5.000 ms
−5.000 ms
0.00 s
1.000 ms/div
5.000 ms
DS04–21367–2
MB15F72UL
■ 応用回路例
VCO
OUTPUT
2.7 V
1000 pF
コントローラより
LPF
2.7 V
1000 pF
0.1 μF
0.1 μF
Clock
Data
LE
finRF
XfinRF
GNDRF
VCCRF
PSRF
VpRF
DoRF
20
19
18
17
16
15
14
13
12
11
MB15F72UL
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
OSCIN
GND
finIF
XfinIF
GNDIF
VCCIF
PSIF
VpIF
DoIF
LD/fout
Lock Det.
1000 pF
1000 pF
2.7 V
2.7 V
1000 pF
0.1 μF
0.1 μF
TCXO
OUTPUT
VCO
LPF
(注意事項)・Clock, Data, LE:シュミットトリガー回路内蔵 ( 入力オープンとなる場合は , 発振防止のため
Pull Down/Up 抵抗を挿入してください。)
・端子番号は TSSOP パッケージでの番号です。
DS04–21367–2
23
MB15F72UL
■ 使用上の注意
(1) VCCRF, VpRF, VCCIF, VpIF は , 同時制御による使用をお願します。
RF, IF どちらか単体の使用の場合でも VCCRF, VpRF, VCCIF, VpIF すべて電圧印加し , PS 制御による使用をお願します。
(2) 静電気破壊に対しては , 静電防止素子を付加し , また回路上で向上を図っておりますが , 取扱いについては下記の
事項を守ってください。
・ 保管の移動の際には , 導電性ケースに入れてください。
・ 取り扱う前に , 作業者および治具 , 工具類が帯電のない状態 ( アース ) であることを確認し , 作業台にはアースされた
導電性シートをご用意ください。
・ LSI をソケットに挿入またはソケットから取り外す際には , 電源をオフにしてください。
・ LSI を実装したボードを取り扱う ( 運搬など ) 際には , リードを導電性のシートで保護してください。
24
DS04–21367–2
MB15F72UL
■ オーダ型格
型 格
MB15F72ULPFT
MB15F72ULWQN
DS04–21367–2
パッケージ
備 考
プラスチック・TSSOP, 20 ピン
(FPT-20P-M06)
プラスチック・QFN, 20 ピン
(LCC-20P-M63)
25
MB15F72UL
■ パッケージ・外形寸法図
プラスチック・TSSOP, 20 ピン
(FPT-20P-M06)
プラスチック・TSSOP, 20 ピン
(FPT-20P-M06)
リードピッチ
0.65mm
パッケージ幅×
パッケージ長さ
4.40 × 6.50mm
リード形状
ガルウィング
封止方法
プラスチックモールド
取付け高さ
1.10mm MAX
質量
0.08g
コード(参考)
P-TSSOP20-4.4×6.5-0.65
注 1)*1 印寸法のレジン残りは片側 +0.15(.006)MAX
注 2)*2 印寸法はレジン残りを含まず。
注 3)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。
注 4)端子幅はタイバ切断残りを含まず。
*1 6.50±0.10(.256±.004)
0.17±0.05
(.007±.002)
11
20
*2 4.40±0.10 6.40±0.20
(.173±.004) (.252±.008)
INDEX
Details of "A" part
1.05±0.05
(Mounting height)
(.041±.002)
LEAD No.
1
10
0.65(.026)
"A"
0.24±0.08
(.009±.003)
0.13(.005)
M
0~8°
+0.03
(0.50(.020))
0.10(.004)
C
2003-2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED F20026S-c-3-5
0.60±0.15
(.024±.006)
+.001
0.07 –0.07 .003 –.003
(Stand off)
0.25(.010)
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
(続く)
26
DS04–21367–2
MB15F72UL
(続き)
プラスチック・QFN, 20 ピン
リードピッチ
0.50 mm
パッケージ幅×
パッケージ長さ
4.00 mm × 4.00 mm
封止方法
プラスチックモールド
取付け高さ
0.80 mm Max.
質量
0.04 g
(LCC-20P-M63)
プラスチック・QFN, 20 ピン
(LCC-20P-M63)
2.00±0.10
(.0.79±.004)
4.00±0.10
(.157±.004)
+0.05
4.00±0.10
(.157±.004)
0.25 –0.07
(.010 +.002
–.003 )
2.00±0.10
(.0.79±.004)
INDEX AREA
1PIN ID
(C0.35(C.014))
0.40±0.05
(.016±.002)
0.50(.020)
(TYP)
0.75±0.05
(.030±.002)
+0.03
0.02 –0.02
(.001 +.001
–.001 )
C
0.20(.008)
2012 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED HMbC20-63Sc-1-1
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
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27
MB15F72UL
■ 本版での主な変更内容
変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。
ページ
28
場所
変更内容
1
■ 概要
文章を削除
2
■ 端子配列図
3
■ 端子機能説明
パッケージコードを変更
LCC-20P-M05 → LCC-20P-M63
25
■ オーダ型格
オーダ型格を変更
27
■ パッケージ・外形寸法図
パッケージコードを変更
LCC-20P-M05 → LCC-20P-M63
DS04–21367–2
MB15F72UL
MEMO
DS04–21367–2
29
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MEMO
30
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MB15F72UL
MEMO
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31
MB15F72UL
富士通セミコンダクター株式会社
〒 222-0033
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