1.2MB

本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。
富士通セミコンダクター
SS704-00001-1v0-J
SUPPORT SYSTEM
16 ビットマイクロコントローラ
ファミリ
MB96610 シリーズ
R
MB96610 評価ボード
MB2198-761-01-E/02-E
取扱説明書
はじめに
本書は , F2MC*1-16FX 16 ビットマイクロコントローラ *2 の MB96610 シリーズの評価環
境である「MB96610 評価ボード」について , 使用方法を記載するものです。
*1 : F2MC は FUJITSU Flexible Microcontroller の略で , 富士通セミコンダクター株式会社の
登録商標です。
*2 : 以降 , マイコンまたは MCU と称します。
■ 安全にご使用していただくために
本書には , 本製品を安全にご使用いただくための重要な情報が記載されています。
本製品をご使用になる前に必ずお読みいただき , ご使用の際には説明に従い正しくお使い
くださるようお願い致します。
特に , 本書の冒頭にあります「■ 本書に掲載の製品に対する警告事項」をよく熟読され ,
安全のための確認を十分行った上で , 本製品をご使用ください。
なお , 本書は , 本製品ご使用中 , いつでも参照できるよう大切に保管してください。
■ 関連ドキュメント
以下のマニュアルをあわせて参照してください。
 マイコン評価ボード(MB2198-760-E) 取扱説明書
付属品 - MB96610 評価ボード
数量
品名
型格
1
MB96610 評価ボード ( ソケット実装版 )
MB2198-761-01-E
1
MB96610 評価ボード ( 直実装版 )
MB2198-761-02-E
■ 欧州 RoHS 対応について
型格の末尾に "-E" を付記した製品は欧州 RoHS 対応品です。
■ 本書の内容について
本書の内容は発行当時のものであり , 本書の情報は予告なく変更される場合がありま
す。
最新情報については営業部門にご確認ください。
■ 対象製品
本評価ボードの対象製品は,下記のとおりです。
品種型格 ( パッケージサフィックスは除く)
シリーズ名
MB96610
MB96F612R, MB96F612A
MB96F613R, MB96F613A
MB96F615R, MB96F615A
i
■ 本書に掲載の製品に対する警告事項
本書に掲載している製品に対して下記の警告事項が該当します。
警告
正しく使用しない場合 , 死亡するまたは重傷を負う危険性があること , または ,
お客様のシステムに対し , 故障の原因となる可能性を示しています。
感電・故障
本書に記載されている全ての作業は , システムの全ての電源を切断した状態で
行ってください。
電源を投入したまま作業を行うと , 感電や機器の故障の原因となる場合があり
ます。
感電・故障
電源投入後は , 本製品の金属部分に身体が触れないようにしてください。
金属部分に身体が触れると , 感電や機器の故障の原因となる場合があります。
注意
正しく使用しない場合 , 軽傷 , または中程度の傷害を負う危険性があることと , 本
製品や接続された機器が破損したり , データなどのソフトウェア資産やその他財
産が破壊されたりする危険性があることを示しています。
けが・故障
本製品を移動する場合は , 必ず全ての電源を切断し , 作業は足元に注意して行っ
てください。また , 振動の激しい場所や傾いた場所など , 不安定な場所では使用
しないでください。
本製品が落下し , けがや故障の原因となることがあります。
故障
本製品の上に物を乗せたり , 本製品に衝撃を与えたりしないでください。また ,
電源投入後は , 持ち運んだりしないでください。
過重や衝撃により , 故障の原因となることがあります。
故障
本製品は , 多くの電子部品を使用しているため , 直射日光や高温・多湿を避け , 結
露のないようにしてください。また , ほこりの多い場所や , 長時間強い磁界や電
界のかかる場所での使用や保存は避けてください。
使用環境または保存環境による故障の原因となることがあります。
故障
本製品は , 仕様範囲以内でお使いください。
一般仕様の範囲外で動作させると , 故障する恐れがあります。
故障
静電破壊防止のため , コネクタの金属部分に指や物を触れないようにしてくださ
い。また , 本製品に触れる前に , 金属製のもの ( ドアノブなど ) に触れるなどして
人体の静電気を放電してください。
故障
サブボードを取り付ける際は , メインボードコネクタとサブボードコネクタの
キー位置を合わせ , 必ず固定用ネジセットも装着してご使用ください。取り外す
際は固定用ネジセットをすべて取り外した後 , メインボードからサブボードを垂
直に取り外してください。垂直に取り外さない場合 , コネクタ部が破損するなど
故障の原因となることがあります。
故障
本製品は筐体を持たないため , 保存時は梱包箱に納めておくことをお勧めします。
また , 再輸送を行う場合 , 製品が損傷し , 故障の原因となる恐れがありますので ,
納入時の梱包材料を保管し , ご使用ください。
ii
 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。
 本資料に記載された動作概要や応用回路例は, 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので, 実
際に使用する機器での動作を保証するものではありません。したがいまして , これらを使用するにあたっ
てはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害などについては ,
当社はその責任を負いません。
 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財
産権やその他の権利の使用権または実施権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用に
ついて , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うものではありません。した
がって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を
負いません。
 本資料に記載された製品は, 通常の産業用, 一般事務用, パーソナル用, 家庭用などの一般的用途に使用され
ることを意図して設計・製造されています。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保され
ない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途(原子力施設
における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持
のための医療機器 , 兵器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求
される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・製造されたものではありません。し
たがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談
なく使用されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。
 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火
災事故 , 社会的な損害を生じさせないよう , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設
計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。
 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連
法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続きをおとりください。
 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。
Copyright ©2012 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED All rights reserved
iii
1. 概要
本製品は , MB96610 シリーズマイコンの評価環境を提供します。
以下に評価ボードの全体を示します。
図 1 評価ボード全体図
1
1.1 機能概要
本製品は , MB96610 マイコンを実装可能です。
ソケットを実装したタイプとマイコンを直接実装するタイプの 2 種類があります。
以下に本製品の主な機能を示します。
RS/USB
選択
モニタ
ランド
サブ
クロック
OCD I/F
Main/Sub
コネクタ
( 半田面実装 )
モード
SW
モニタ
ランド
メイン
クロック
MCU
ソケット
モニタ
ランド
Main/Sub
コネクタ
( 半田面実装 )
外部電源
接続用端子
モニタ
ランド
図 2 MB96610 評価ボード機能概要
2
表 1 MB96610 評価ボード機能一覧
機能
仕様
備考
MCU
MB96F610
ソケットまたは直実装
ソケット仕様
NQPACK48SD-ND
HQPACK48SD
発振子
メインクロック : 4MHz
サブクロック : 32.768kHz
ソケット実装
外部電源
コネクタ
外部電源接続用端子
(DC3.3V ~ 5.0V)
OCD
コネクタ
OCD デバッガ (MB2100-01-E) 接続用
コネクタ
モード SW
MB96610 モード SW
NMIX SW
MB96610 端子モニタランド
RS/USB 選択
UART ch.0 の接続を選択 (RS/USB) する。
3pin ジャンパ。送信受信個別に持つ。
Main/sub
コネクタ
26pin(2 列× 13pin) コネクタ× 2 個
Main ボード上のコネクタと接続される
( 半田面実装 )
2.54mm ピッチ
3
1.2 ブロック図
以下に本製品のブロック図を示します。
OCD connector
Main board
DC12V→
·DC5V
·DC3.3V
4MHz
12V
5.0V
3.3V
MCU
32kHz
(MB96610)
With
Socket 48
Monitor
land
MODE SW
USART ch.2
RS ch.0
USB
USART ch.7
LIN ch.0
CAN ch.2
CAN ch.0
Monitor LED
INT SW
図 3 ブロック図
4
2. 機能詳細
機能の詳細について以下に説明します。
2.1 電源供給設定
以下のジャンパが短絡していることを確認してください。
(J2, J4, J5, J14)
AVCC
AVSS
VCC_MCU
AVRH
図 4 電源供給ジャンパ配置
表 2 電源供給ジャンパ機能
ジャンパ
機能
設定
J2
【VCC_MCU】
VCC 端子への電源供給
短絡 ( 初期値 ) : ON
解放
: OFF
J14
【AVRH】
AVRH 端子への電源供給
短絡 ( 初期値 ) : ON
解放
: OFF
J4
【AVCC】
AVCC 端子への電源供給
短絡 ( 初期値 ) : ON
解放
: OFF
J5
【AVSS】
AVSS 端子への電源供給
短絡 ( 初期値 ) : ON
解放
: OFF
5
2.2 サブクロック設定
サブクロックの接続は以下の J7, J24 によって設定してください。
これらサブクロック接続設定用ジャンパの設定は以下のとおりです。
( 注意事項 ) 本製品出荷時にサブクロック振動子は実装されていません (Xtal 32.768kHz)。
J24
J7
図 5 サブクロック設定ジャンパ配置
表 3 J7 設定
設定
X1A 接続選択
1-2
X1A はサブクロックと接続 ( 初期値 )
2-3
X1A は Q14 と接続
3
2
1
5
3
1
6
4
2
表 4 J24 設定
設定
6
X0A 接続選択
1-3
X0A は GND と接続
3-5
X0A はサブクロックと接続 ( 初期値 )
3-4
X0A は Q13 と接続
2.3 UART ch.0 接続選択ジャンパ
UART ch.0 の接続先は J20/J21 によって選択できます。
各ジャンパの配置と設定は以下のとおりとなっています。
J20
J21
図 6 UART ch.0 接続選択ジャンパ配置
3
2
1
左から 1, 2, 3 ピン
J20:TX , J21:RX
表 5 J20, J21 設定
設定
機能選択
1-2
RS232C ( 初期値 )
2-3
USB
7
2.4 モード SW 設定
マイコンの動作モードはディップ SW(SW1) により設定できます。
モード SW の配置と設定は以下のとおりです。
Mode SW
図 7 モード SW 配置
1
2
N
O
bit1:MD , bit2:DEBUG
表 6 モード SW 設定 (SW1)
8
モード SW 設定
ON
OFF
1, 2
-
MB96F610 : シリアルライタモード
1
2
MB96F610 : ユーザモード ( 初期値 )
2.5 OCD( オンチップデバッガ ) インタフェース
本ボードは富士通 OCD-E を接続することにより SOFTUNE を操作してデバッグが可能
です。
OCD コネクタの配置と接続方法は以下のとおりです。
OCD
コネクタ
図 8 OCD コネクタ配置
左図のように富士通 OCD-E(MB21000-01-E) の
同軸ケーブルをねじ込んで接続してください。
図 9 OCD-E 接続方法
9
2.6 その他のジャンパ設定
表 7 に示すジャンパによって , MCU の端子と周辺 I/O の接続を制御できます。
表 7 信号接続ジャンパ配置
ジャンパ
10
信号
J12
LIN I/F ch.0 : RX
J13
LIN I/F ch.0 : TX
J8
RS I/F ch.0 (USB): RX
J9
RS I/F ch.0 (USB): TX
J10
CAN I/F ch.0 : RX
J11
CAN I/F ch.0 : TX
J19
LIN_NSLP0
J2
VCC_MCU : MCU 電源
J4
AVCC : アナログ電源
J5
AVSS : アナロググランド
J14
AVRH : アナログリファレンス電源
2.7 信号モニタ
信号モニタランドと MCU 端子番号の対応は以下のとおりです。
Q 番号は MCU 端子番号と同じになっています。
表 8 モニタランド対応表
Q
Pin No.
Q
Pin No.
Q
Pin No.
2
2
21
21
43
43
3
3
22
22
44
44
4
4
23
23
45
45
5
5
24
24
46
46
6
6
25
25
47
47
7
7
26
26
8
8
27
27
9
9
28
28
10
10
29
29
11
11
30
30
12
12
31
31
13
13
32
32
14
14
33
33
16
16
39
39
18
18
40
40
19
19
41
41
20
20
42
42
11
2.8 メインボード接続
MCU 端子とメインボード上の各 I/O との接続は以下のとおりです。
■ 汎用 LED
メインボード上に実装される汎用 LED と MCU 端子の接続対応表は以下のとおりです。
表 9 汎用 LED
MB96610
モニタ LED
部品番号
端子番号
端子名
LED0
LED28
46
P6_0
LED1
LED29
47
P6_1
LED2
LED32
40
P3_0
LED3
LED33
41
P3_1
LED4
LED36
26
P1_4
LED5
LED37
27
P1_5
LED6
LED40
28
P1_6
LED7
LED41
29
P1_7
■ 割込み SW
メインボード上に実装される割込み SW と MCU 端子の接続対応表は以下のとおりです。
表 10 割込み SW
MB96610
割込み SW
部品番号
端子番号
端子名
INT0
SW4
11
P05_6 (INT4_R)
INT1
SW7
23
P00_3 (INT11)
INT2
SW9
21
P00_4 (INT12)
INT3
SW11
22
P00_5 (INT13)
■ NMI SW
メインボード上に実装される NMI SW と MCU 端子の接続対応表は以下のとおりです。
表 11 NMI SW
MB96610
NMISW
NMI
12
部品番号
SW3
端子番号
端子名
12
NMI
■ リセット SW
メインボード上に実装されるリセット SW と MCU 端子の接続対応表は以下のとおりで
す。
表 12 リセット SW
MB96610
リセット SW
RESET
部品番号
SW2
端子番号
端子名
33
RSTX
■ Volume SW
メインボード上に実装されるボリューム SW と MCU 端子の接続対応表は以下のとおり
です。
表 13 ボリューム SW
MB96610
ボリューム SW
Volume
部品番号
VR1
端子番号
端子名
3
P06_3 (AN3)
13
3. 電源投入について
基本的に , 本ボードのみでは電源投入できません。
メインボード (MB2198-760-E) に搭載して使用してください。
3.1 外部電源接続用端子 ※テスト用途のみ
テスト用途として外部電源接続用端子を持っています。
(VCC = 3.3V ~ 5.0V)
本端子に外部電源を接続して電源供給し , 本ボード単体で使用する場合 , J22(DVCC),
J23(AVCC) を短絡してください。
VCC
GND
図 10 外部電源接続用端子配置
14
3.2 電源投入
電源投入にあたってはメインボード (MB2198-760-E) のユーザーズマニュアルを参照し
てください。
15
48pin socket type : NQPACK048SD
(Socket Head : HQPACK048SD)
FPT-48P-M26
Package code (mold)
LQFP-48
VCC
C
P02_5/BIN0/IN1/TTG1/ADTG_R
P03_0/AIN1/IN4/TTG4/AN24/TTG12
P03_1/BIN1/TTG5/TTG13/IN5/AN25
P03_2/INT10_R/RX2
P03_3/TX2
P03_6/ZIN1/OUT6/AN30
P03_7/OUT7/AN31
P06_0/AN0/PPG0
P06_1/AN1/PPG1
AVCC
P01_1/TOT1/CKOTX1/OUT1_R
P01_4/PPG4_B
P01_5/SIN2_R/INT7_R
P01_6/SOT2_R/PPG6_B
P01_7/SCK2_R/PPG7_B
P02_0/PPG12/CKOT1_R
P02_2/ZIN0/PPG14/CKOT0_R
P02_4/AIN0/IN0/TTG0
RSTX
X1
X0
VSS
P04_0/X0A
P04_1/X1A
MD
P17_0
DEBUG I/F
P00_0/INT8/SCK7_R/PPG0_B
P00_1/INT9/SOT7_R/PPG1_B
P00_2/INT10/SIN7_R
P00_4/INT12/SOT8_R/PPG12_B
P00_5/INT13/SIN8_R/PPG14_B
P00_3/INT11/SCK8_R/PPG3_B
P01_0/TIN1/CKOT1/OUT0_R
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
DGND
AVSS
WL-1-2P
WL-1-2P
R13
1
WL-1-2P
WL-1-2P
WL-1-2P
VCC
2
2
2
2
2
C
P02_5
P03_0
P03_1
P03_2
P03_3
P03_6
P03_7
P06_0
P06_1
P01_1
P01_4
P01_5
P01_6
P01_7
P02_0
P02_2
P02_4
RSTX
X1
X0
X0A
X1A
MD
P17_0
DEBUG_IF
P00_0
P00_1
P00_2
P00_4
P00_5
P00_3
P01_0
(Qxx-Qyy = 2.54mm pitch)
MB96F610 Monitor pin
J10 1
J11 1
1005 10kΩ 5%
2
J19 1
J13 1
J12 1
2
2
Q44
Q
Q
Q45
Q
Q46
Q
Q47
Q39
Q
Q
Q40
Q
Q41
Q42
Q
Q
Q43
Q21
Q
Q
Q22
Q
Q23
Q
Q24
Q
Q19
Q
Q20
Q
Q25
Q
Q26
Q
Q27
Q
Q28
Q
Q29
Q
Q30
Q
Q31
Q
Q32
Q
Q33
Q
Q16
Q
Q18
Q9
Q
Q
Q10
Q
Q11
Q
Q12
1
WL-1-2P
1
J25
X0A
(P04_0/X0A)
C
MB96F610 C-pin
X1A
(P04_1/X1A)
1
1
2
2
5
3
1
2
DGND
6
4
2
2
C11
2012 4.7μF 16V
1
VCC
MD
DEBUG
1
2
2
2
2
Q
Q14
C15
1005 10pF 50V
1
J18
PM-1-3P
1
6
5
2
4
3
1
Oscillator
X0A
GND
DGND
Q13
4MHz
MD1
DGND
Q14
X1A
3
2
1
Oscillator
DGND
32kHz
DT-38_32.768kHz_SK
Q
Q13
C14
1005 10pF 50V
DGND
C13
1005 10pF 50V
1
J17
PM-1-3P
P04_0
2
2
C12
1005 10pF 50V
1
DGND
4
3
P04_1
C
J7
WL-1-3P
1
R12
1005 0Ω
2
WLW-1-3PW
J24
1
R10
1005 0Ω
1
1005 10kΩ 5%
2
R4
CHS-02B
SW1
MODE
2
2
HC49SFWB_4MHz_SK
MB96F610 SubCLK IF
X1
X0
MB96F610 MainCLK IF
P17_0
MD
DEBUG_IF
OCD
CN3
HRM-300-134B(40)
2
3
4
5
R2
1005 43Ω 5%
2
K
A
1
1
D1
RN262GT2R
J8
J9
VCC_MCU
R18
R19
R21
R20
1
1
1
1
1
1
P07_0
Q
Q87
Q
Q86
P03_3
2
P05_0
2
RS/USB_RX
P05_1
AVCC
J4
WL-1-2P
2
2
1
LED1
CL-190G
1
DGND
2
J2
WL-1-2P
VCC_MCU
J21 WL-1-3P
(RS:1pin-2pin short)
(USB:2pin-3pin short)
J20 WL-1-3P
(RS:1pin-2pin short)
(USB:2pin-3pin short)
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
DGND
CN7
HIF3FB-26DA-2.54DSA(71)
2
DGND
J5
WL-1-2P
AVSS
2
2
2
2
2
(CN7-25,26pin)
RS/USB_TX
(NMI_SW)
(RS_TX0)
(RS_TX1)
(CAN_TX0)
(CAN_TX1)
1
R6
1005 470Ω
Non-Mount
1
L1
BLM21PG600SN1
(CN6-23,25,26pin)
[R18-R21]
1005 10kΩ 5%
(LIN_TX0)
P00_1
(LIN_NSLP0) P00_0
(LIN_TX1)
Q
Q85
VCC
Main/Sub CN
DGND
AVCC
DGND
C22
3225 10μF 25V
WL-1-2P
WL-1-2P
1
2
1
VCC
1
2
Power Div IF
C23
3225 10μF 25V
VCC
1
2
MB96F610 MODE SET/OCD IF
Non-Mount
1
2
Q
Q2
Q
Q7
Q
Q8
AVRH
Q
Q3
Q
Q4
Q
Q5
Q
Q6
Non-Mount
DGND
VCC_MCU
VCC_MCU
2
1
2
R16
1608 10Ω 1%
AVRH
J14 WL-1-2P
1
R17
1608 4.7Ω 1%
2
1
2
AVRH
P06_3
P06_4
P06_6
P06_7
P05_0
P05_1
P05_2
P05_4
P05_6
P07_0
1
2
1
2
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
C9
1005 0.01μF 25V
AVSS
AVRH
P06_3/AN3/PPG3
P06_4/AN4/PPG4
P06_6/AN6/PPG6
P06_7/AN7/PPG7
P05_0/AN8/SIN2/INT3_R1
P05_1/AN9/SOT2
P05_2/AN10/SCK2
P05_4/AN12/TOT3/INT2_R
P05_6/AN14/INT4_R
P07_0/AN16/INT0/NMI
GND
Q
Q36
Q
Q37
VCC_MCU
Q
Q91
Q
Q90
(RESET)
(RS_RX0)
(RS_RX1)
AVCC
Q
Q53
VCC
(CAN_RX0)
(CAN_RX1)
AVCC
RSTX
P03_2
(LIN_RX0)
P00_2
(LIN_NSLP1)
Q
Q88
(LIN_RX1)
Q
Q89
C30
1005 22pF 25V
AVCC1
R1
1005 10kΩ 5%
R9
1005 1MΩ 5%
R11
1005 1MΩ 5%
C34
2012 1μF 16V
C6
1005 0.01μF 25V
1
2
C1
1005 0.1μF 25V
1
2
Q
Q51
Q
Q84
1005 10kΩ 5%
R22 1
2
(USB_RX0)
VCC
DGND
DGND
25
23
21
19
17
15
13
11
9
7
5
3
1
2
1
AVCC
DVCC_M
Q
Q49
(USB_TX0)
(INT_SW0)
(INT_SW2)
(LED0)
(LED2)
(LED4)
(LED6)
+12V0
P05_6
P00_4
P06_0
P03_0
P01_4
P01_6
Q
Q52
+12V0
DVCC_M
DVCC_M
2
J23 WL-1-2P
1
J22 WL-1-2P
GND
VCC
CN6
HIF3FB-26DA-2.54DSA(71)
26
24
22
20
18
16
14
12
10
8
6
4
2
AVSS
Q
Q1
Q
Q48
AVCC1
Stand-alone J22-J23 short
AVSS
AVCC1
J16
WL-1-4P
VCC
AVSS
AVRH
AVCC1
J15
WL-1-4P
DGND
C33
1005 220pF 25V
P06_3
P00_3
P00_5
P06_1
P03_1
P01_5
P01_7
+3V3
+3V3
C32
1005 0.1μF 25V
(Volume_SW)
(INT_SW1)
(INT_SW3)
(LED1)
(LED3)
(LED5)
(LED7)
+5V0
+5V0
Q
Q50
1
2
C2
1005 0.1μF 25V
Non-Mount
R14
1005 1MΩ 5%
Non-Mount
R15
1005 1MΩ 5%
1
2
1
2
1
3
1
3
VCC_MCU
C31
2012 1μF 16V
NQPACK048SD(MB96F610)
C29
1005 0.1μF 25V
1
2
2
R3
1005 10kΩ 5%
1
3
1
2
1
3
1
3
1
2
1
2
1
2
4
3
2
1
16
4
3
2
1
U1
4. 回路図
5. リサイクルの対応
Valid for European Union Countries:
According to the European WEEE-Directive and its implementation into national laws we
take this device back.
For disposal please send the device to the following address:
Fujitsu Semiconductor Europe GmbH
Warehouse / Disposal
Monzastraße 4a
63225 Langen
Gültig für EU-Länder:
Gemäß der Europäischen WEEE-Richtlinie und deren Umsetzung in landesspezifische
Gesetze nehmen wir dieses Gerät wieder zurück.
Zur Entsorgung schicken Sie das Gerät bitte an die folgende Adresse:
Fujitsu Semiconductor Europe GmbH
Warehouse / Disposal
Monzastraße 4a
63225 Langen
17
6. 中華人民共和国「電子情報製品汚染防止管理弁法」の対応
■ China-RoHS regulation
Compliance with Administration on the Control of Pollution Caused by Electronic Information
Products of the People’s Republic of China
这标记是按照2006年2月28日公布的[电子信息产品污染控制管理办法]以及SJ/T11364-2006[电子信
息产品污染控制标识要求]在中国销售的电子信息产品的环保使用期限。如遵守关于这产品的安全或
使用上的注意,在这期限内(从生产日期起算)不会因产品中的有害物质漏到外部、或发生突然变异,
而引起环境污染和对人体或财产的重大影响。
产品中有毒有害物质或元素的名称及含量
有毒有害物质或元素
部件名称
铅
汞
镉
六价铬
多溴联苯
多溴二苯醚
(Pb)
(Hg)
(Cd)
(Cr(VI))
(PBB)
(PBDE)
印刷线路板
×
○
○
○
○
○
电源
○
○
○
○
○
○
○:表示该有毒有害物质在该部件所有均质材料中的含量均在SJ/T 11363-2006规定的限量要求以下。
×:表示该有毒有害物质至少在该部件的某一均质材料中的含量超出SJ/T 11363-2006规定的限量要求。
18
SS704-00001-1v0-J
富士通セミコンダクター・SUPPORT SYSTEM
16 ビットマイクロコントローラ
F2MC-16FX ファミリ
MB96610 series
MB96610 評価ボード
MB2198-761-01-E/02-E
取扱説明書
2012 年 7 月 初版発行
発行
富士通セミコンダクター株式会社
編集
企画部 プロモーション推進部