ASAHI KASEI [AKD4565] AKD4565 AK4565評価用ボードRev.A 概 要 AKD4565は、20ビット2ch A/D & D/Aコンバータ、AK4565の評価用ボードです。A/D → D/Aのループ バックモードに加えて、A/Dのみ、D/Aのみの評価も可能です。A/Dのみの評価には当社D/Aコンバータ 評価用ボードとダイレクトにインタフェース可能です。D/Aのみの評価には、当社A/Dコンバータの評 価用ボードとのインタフェースを装備しており、手軽に評価可能です。更にディジタルインタフェース にも対応しており、光コネクタを介してディジタルオーディオ機器とインタフェース可能です。 n オーダリングガイド AKD4565 --- AK4565評価用ボード (IBM-AT互換機のプリンタポートとの接続用ケーブル とコントロールソフトを同梱。) 機 能 • 2種類のインタフェースを装備 - 当社A/D, D/Aコンバータ評価用ボードと10ピンヘッダーを介してダイレクトにインタフェ ース可能 - DIT, DIRにより、光入出力が可能 • 外部クロック用BNCコネクタ • シリアルコントロール用10ピンヘッダー VA GND VT LIN JP13 RIN JP14 CS8412 (DIR) Opt In AK4353 (DIT) Opt Out AK4565 LOUT ROUT Control Data Clock Generator 10pin Header A/D, D/A Data 10pin Header 図 1. AKD4565ブロック図 * 回路図、パターン図は文末に添付。 <KM067001> 2002/01 -1- ASAHI KASEI [AKD4565] 評価ボードマニュアル n 操作手順 1) 電源の配線 [VA] [VT] [D2V] [VD] [AGND] [DGND] (オレンジ) (オレンジ) (オレンジ) (赤) (黒) (黒) = 2.3 ∼ 3.6V (typ. 2.5V, VAピン) = 1.5 ∼ 3.6V (typ. 2.5V, VTピン) = 1.5 ∼ 3.6V (typ. 2.5V, 74LVC541用) = 3.6 ∼ 5.0V (typ. 5.0V, ディジタル部ロジック電源) = 0V = 0V 配線は電源の根本から分けて下さい。D2VはVTと同じ電圧にして下さい。 2) 評価モード、ジャンパピン、DIPスイッチの設定(以下参照) 3) 電源投入 電源投入後、必ず一度リセットを行って下さい。 リセットの方法はSW1,2(トグルスイッチ)を一度 “L”側に倒して、AK4565, AK4353(DIT)のパワーダ ウンを行ってから “H”側に戻してパワーダウンを解除して下さい。 n 評価モード 対応可能な評価モード 1) ループバックでの評価<出荷時> 2) 当社A/Dボード上の10ピンコネクタを使用したD/A部の評価 3) DIR(光コネクタ)を使用したD/A部の評価 4) 当社D/Aボード上の10ピンコネクタを使用したA/D部の評価 5) DIT(光コネクタ)を使用したA/D部の評価 6) マスタクロックを含む全インタフェース信号を外部から供給 <KM067001> 2002/01 -2- ASAHI KASEI [AKD4565] 1) ループバックでの評価<出荷時> PORT3/PORT4 には何も接続しないで下さい。外部クロックをBNCから入力する場合はJP11(CLK)を EXTにしてJP12(XTE)をショートして下さい。 SDTO0をSDTIに入力する場合はJP8(SD0/1)をSD0側に、SDTO1を入力する場合にはSD1側に設定して 下さい。DIF1 = “0”, DIF0 = “1”には対応していません。 64fs ADC DIR JP5 BCLK ADC DIR JP9 JP10 JP11 JP12 SDTI DIR CLK XTE ADC DIR VD GND DIR 32fs JP4 LRCK XTL JP3 X_BCLK AK4565 JP3 (X_BCLK) DIF0 SDTO0/SDTO1 (ADC) SDTI (DAC) 0 32fs 20bit 前詰め 16 bit 後詰め 0 64fs 20bit 前詰め 20bit 前詰め 2 2 1 32fs or 64fs I S互換 I S互換 表 1. AK4565オーディオデータI/FフォーマットとJP3の設定 EXT DIF1 0 1 1 2) 当社A/Dボード上の10ピンコネクタを使用したD/A部の評価 当社A/Dコンバータ評価用ボードをPORT3に接続して評価できます。MCLK, BCLK, LRCKはAKD4565 からA/Dボードに供給され、A/D変換されたデータがAKD4565 に送られます。PORT1/PORT4には何も 接続しないで下さい。外部クロックをBNCから入力する場合は、JP11(CLK)をEXTにしてJP12(XTE) をショートして下さい。 ADC DIR ADC DIR JP10 JP9 SDTI ADC DIR JP11 CLK DIR VD JP12 XTE GND XTL 64fs JP5 BCLK DIR 32fs JP4 LRCK EXT JP3 X_BCLK 3) DIR(光コネクタ)を使用したD/A部の評価 PORT4を使用します。光コネクタ(TORX176)で受信したデータからDIRにより、MCLK, BCLK, LRCK, SDTIを再生します。CDテストディスクを使用した評価等で使われます。PORT1/PORT3には何も接続 しないで下さい。 ADC DIR ADC DIR JP10 DIR JP9 SDTI ADC DIR VD JP11 CLK <KM067001> JP12 XTE GND XTL 64fs JP5 BCLK DIR 32fs JP4 LRCK EXT JP3 X_BCLK 2002/01 -3- ASAHI KASEI [AKD4565] 4) 当社D/Aボード上の10ピンコネクタを使用したA/D部の評価 当社D/Aコンバータ評価用ボードをPORT3に接続して評価できます。MCLK, BCLK, LRCKはD/Aボー ドからAKD4565に供給されます。PORT4には何も接続しないで下さい。 SDTO0をPORT1に出力する場合はJP8(SD0/1)をSD0側に、SDTO1を出力する場合にはSD1側に設定し て下さい。 ADC DIR ADC DIR JP10 DIR JP9 SDTI ADC DIR VD JP11 CLK JP12 XTE GND XTL 64fs JP5 BCLK DIR 32fs JP4 LRCK EXT JP3 X_BCLK 5) DIT(光コネクタ)を使用したA/D部の評価 PORT1を使用します。光コネクタ(TOTX176)からA/D変換データを送信できます。当社D/Aコンバータ 評価用ボードやディジタルアンプ等と接続できます。PORT3/PORT4には何も接続しないで下さい。 DIT(AK4353)はSW2を “H”側に倒すと動作します。外部クロックをBNCから入力する場合は、 JP11(CLK)をEXTにしてJP12(XTE)をショートして下さい。 SDTO0をPORT1に出力する場合はJP8(SD0/1)をSD0側に、SDTO1を出力する場合にはSD1側に設定し て下さい。 ADC DIR ADC DIR JP10 DIR JP9 SDTI ADC DIR VD JP11 CLK JP12 XTE GND XTL 64fs JP5 BCLK DIR 32fs JP4 LRCK EXT JP3 X_BCLK 6) マスタクロックを含む全インタフェース信号を外部から供給 AK4565に必要な信号を全て外部からPORT3を通して供給する場合には以下の設定にして下さい。外 部ソースをD/A部に接続する場合はJP7(SDTO)をオープン、A/Dデータを外部に出力する場合は JP9(SDTI)をADCに設定にして下さい。JP9(SDTI)をオープンにした場合、JP7(SDTO)をショートすると PORT3からA/Dデータを同時に出力できます。 ADC DIR ADC DIR JP10 DIR JP9 SDTI ADC DIR VD JP11 CLK <KM067001> JP12 XTE GND XTL 64fs JP5 BCLK DIR 32fs JP4 LRCK EXT JP3 X_BCLK 2002/01 -4- ASAHI KASEI [AKD4565] n DIPスイッチの設定 [SW3] (MODE): CS8412(DIR)の評価モードの設定 “1”でON, “0”でOFFです。 AK4565 SW3 MODE JP6 DIF1 DIF0 M0 M1 M2 0 0 1 0 1 THR 16bit 後詰め 0 1 N/A 20bit 後詰め 1 0 0 0 0 INV 20bit 前詰め 2 1 1 0 1 0 THR I S互換 表 2. AK4565オーディオデータI/FフォーマットとSW3及びJP6の設定 AK4565のオーディオデータフォーマットと合わせて下さい。 n その他のジャンパの設定 ① JP1 (GND) : AGNDとDGNDのショート OPEN: AGNDとDGNDを別々にします。 SHORT: AGNDとDGNDをショートします。 ② JP2 (VT) : D2VとVTのショート OPEN: D2VとVTを別電源にします。 SHORT: D2VとVTを同一電源にします。(コネクタ “VT”はオープンにできます。) ③ JP6 (PHASE) : DIR使用時のBCLKの位相 THR: AK4565と同一位相。(DACを16bit後詰め及びI2Sで評価する場合に設定します。) INV: AK4565と反転位相。(DACを20bit前詰めで評価する場合に設定します。) ④ JP7 (SDTO) : AK4565のSDTO 常にオープンに設定して下さい。「評価モード7)」の時のみショート可能です。 ⑤ JP8 (SD0/1) : PORT1(DIT)及びPORT3から出力するデータ(SDTO0 or SDTO1)を選択します。 SD0: SDTO0を選択します。 SD1: SDTO1を選択します。 n トグルスイッチの動作 上方が“H”、下方が“L”です。 [SW1] (PDN): AK4565のパワーダウン。動作中は “H”側に倒します。 電源投入後、必ず一度 “L”を入力して下さい。 [SW2] (DIT): AK4353のパワーダウン。動作中は “H”側に倒します。 電源投入後、必ず一度 “L”を入力して下さい。 <KM067001> 2002/01 -5- ASAHI KASEI [AKD4565] n LEDの表示 [LED1] (VERF): CS8412のVERFピンの出力です。CS8412でエラーが起こると点灯します。 [LED2] (PREM): CS8412が受信したデータのプリエンファシスの有無を示すLEDです。 プリエンファシスON時点灯します。 n シリアルコントロール AKD4565 はIBM-AT互換機のプリンタポート(パラレルポート)を通してコントロール可能です。同梱 の10線フラットケーブルでPORT2(CTRL)とPCを接続して下さい。 Connect PC 10 wire flat cable 10pin Connector CSN CCLK CDTI AKD4565 10pin Header 図 2. 10線フラットケーブルの接続 <KM067001> 2002/01 -6- ASAHI KASEI [AKD4565] n 入出力回路及び入出力回路のジャンパ設定 (1) 入力回路について J2 LIN JP13 INTL1 + R34 560 C37 10u INT1 INT0 EXT LIN C38 10u + LIN INTL0 C39 10u + EXTL C41 10u + J4 RIN JP14 C42 10u INT1 INT0 EXT RIN + R38 560 LIN + RIN INTR1 C44 10u INTR0 C45 10u + EXTR C46 10u + RIN 図 3. LIN/RIN入力回路 1. INTL1, INTR1に入力する場合 JP13 LIN JP14 RIN INT1 INT1 INT0 INT0 EXT EXT LIN RIN 2. INTL0, INTR0に入力する場合 JP13 LIN JP14 RIN INT1 INT1 INT0 INT0 EXT EXT LIN RIN <KM067001> 2002/01 -7- ASAHI KASEI [AKD4565] 3. EXTL, EXTRに入力する場合 JP13 LIN JP14 RIN INT1 INT1 INT0 INT0 EXT EXT LIN RIN 4. LIN, RINに入力する場合 JP13 LIN JP14 RIN INT1 INT1 INT0 INT0 EXT EXT LIN RIN (2) 出力回路について + AK4565のDACの出力はJ3, J5に出力されます。 R35 220 J3 LOUT R37 220 J5 ROUT LOUT R36 10k + C40 22u ROUT C43 22u R39 10k 図 4. LOUT/ROUT出力回路 ∗ 当社では回路例の使用によるトラブルについて一切の責任は負いません。 <KM067001> 2002/01 -8- ASAHI KASEI [AKD4565] コントロールソフトマニュアル n 評価ボードとコントロールソフトの設定 1. AKD4565を前項参照の上、適宜、設定して下さい。 2. IBM-AT互換機とAKD4565を同梱の10線フラットケーブルで接続して下さい。10ピンヘッダーの向きに注 意して下さい。(Windows NT上ではコントロールソフトは動作しませんので、Widows95/98上で動作させ て下さい。) 3. “AKD4565 Control Program ver 1.0”のラベルが貼ってあるフロッピーディスクをフロッピーディスクドラ イブに挿入して下さい。 4. フロッピーディスクドライブにアクセスして、”akd4565.exe”をダブルクリックし、コントロールプログ ラムを立ち上げて下さい。 5. 後は下記を参照して評価して下さい。 n 操作手順 下記の手順を必ず守って下さい。 1. 上記に従って、コントロールプログラムを立ち上げて下さい。 2. Port Setupボタンをクリックして下さい。 3. Write defaultボタンをクリックして下さい。 4. AK4353の評価モードを設定して下さい。 5. 後は適宜、ダイアログを立ち上げ、データを入力してAK4565を評価して下さい。 n 各ボタンの説明 ・ AK4565について 1. [Port Setup] : 2. [Write default] : 3. [Read] : 4. [Function1] : 5. [Function2] : 6. [Write] : プリンタポートの設定をします。 AK4565のレジスタを初期設定にします。 キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。 キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。 IPGA評価用ダイアログ 各レジスタに対応したマウス操作によるデータ書き込みダイアログを立ち上げます。 ・ AK4353について 1. [MSB] : 2. [LSB] : 3. [I2S] : AK4353のDITのモードを前詰めに設定します。 AK4353のDITのモードを16bit 後詰めに設定します。 このモードは、AK4565が20bit前詰めかつBICK=32fsの時、使用します。 AK4353のDITのモードをI2Sに設定します。 注1: AK4353の評価モードはAK4565 と同一にして下さい。例えば、AK4565をオーディオデータI/Fフォ ーマットをI2Sで評価する場合は、I2Sボタンを押して下さい。 注2 : AK4353のデフォルト値はマスタクロック256fs、オーディオデータI/FフォーマットI2Sです。 注3 : AK4353のマスタクロックは256fsに固定です。 <KM067001> 2002/01 -9- ASAHI KASEI [AKD4565] n 各ダイアログの説明 1. [Readダイアログ] : ・Addressボックス: キーボード操作によるデータ読み込みダイアログ データを読み込むアドレスを16進数2桁で入力します。 ・入力した値をAK4565に書き込む場合は “OK”ボタンを、書き込まない場合は “Cancel”ボタンを押して 下さい。 2. [Function1ダイアログ] : キーボード操作によるデータ書き込みダイアログ ・Addressボックス: ・Dataボックス: データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 データを16進数2桁で入力します。 ・入力した値をAK4565に書き込む場合は “OK”ボタンを、書き込まない場合は “Cancel”ボタンを押して 下さい。 3. [Function2ダイアログ] : IPGA評価用のダイアログ ・アドレス07Hにのみ対応するダイアログです。 ・Addressボックス: データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 ・Start Dataボックス: Start Dataを16進数2桁で入力します。 ・End Dataボックス: End Dataを16進数2桁で入力します。 ・Intervalボックス: Interval間隔でAK4565にデータを書き込みます。 ・Stepボックス: Step間隔でデータを書き換えます。 ・Mode Selectボックス: ü点でチェックした場合、空白でチェックしない場合です。 チェックした場合: Start DataからEnd Dataまで達し、さらにStart Dataに戻ります。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 09 データの流れ: 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00 チェックしない場合: Start DataからEnd Dataまで達し、Start Dataには戻りません。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 09 データの流れ: 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 ・入力した値をAK4565に書き込む場合は “OK”ボタンを、書き込まない場合は “Cancel”ボタンを押して下さい。 4. [Writeダイアログ] : マウス操作によるデータ書き込みダイアログ ・各レジスタに対応したダイアログがあります。 ・各レジスタに対応したWriteボタンをクリックし、ダイアログを立ち上げます。チェックボックスをチ ェック(ü点がチェックした印です)すると、データは “H”または “1”になり、チェックしなければデー タは “L”または “0”になります。 ・入力した値をAK4565に書き込む場合は “OK”ボタンを、書き込まない場合は “Cancel”ボタンを押して 下さい。 <KM067001> 2002/01 - 10 - ASAHI KASEI [AKD4565] n データの表示 入力されたデータはレジスタマップに表示されます。赤字は “H”または “1”を表し、青字は “L”または “0”を 表します。ブランク部分はデータシートで定義されていない部分です。 n 操作上の注意 Read, Function1, Function2ダイアログを立ち上げたら、必ず全てのボックスにデータを入力して下さい。デー タシートで許されていないデータやアドレスを入力した場合、または、データの入力が途中の場合で “OK”ボ タンをクリックした場合は、警告ダイアログが表示されますので、再度、ダイアログを立ち上げて、データ を入力し直して下さい。 “Cancel”ボタンをクリックした場合及び、チェックボックスの場合はこの限りでは ありません。 <KM067001> 2002/01 - 11 - ASAHI KASEI [AKD4565] MEASUREMENT RESULTS [Measurement condition] • Measurement unit: Audio Precision, System Two • MCLK : 256fs • BCLK : 64fs • fs : 48kHz • Bit : 20bit • Power Supply : VA=VD=VT=2.5V • Interface : DIR/DIT • Temperature : Room [Measurement Results] Parameter ADC Analog Input Characteristics S/(N+D) (-2.0dB Input) D-Range (A-weighted) S/N (A-weighted) Interchannel Isolation DAC Analog Output Characteristics S/(N+D) D-Range (A-weighted) S/N (A-weighted) Interchannel Isolation Input Pin Result (Lch / Rch) Unit INTL0 / INTR0 INTL1 / INTR1 EXTL / EXTR LIN / RIN INTL0 / INTR0 INTL1 / INTR1 EXTL / EXTR LIN / RIN INTL0 / INTR0 INTL1 / INTR1 EXTL / EXTR LIN / RIN INTL0 / INTR0 INTL1 / INTR1 EXTL / EXTR LIN / RIN 86.2 / 86.2 86.1 / 86.2 86.2 / 86.1 85.7 / 85.7 88.8 / 88.9 88.8 / 88.9 88.7 / 88.8 88.3 / 88.3 88.8 / 88.9 88.6 / 88.8 88.7 / 88.9 88.3 / 88.2 110.7 / 110.0 110.2 / 110.3 110.4 / 110.5 107.0 / 108.0 dB dB dB dB dB dB dB dB dB dB dB dB dB dB dB dB - 88.5 / 88.5 91.9 / 91.5 92.5 / 92.7 108.1 / 107.9 dB dB dB dB <KM067001> 2002/01 - 12 - ASAHI KASEI [AKD4565] [ADC Plot] AKM AK4565 ADC THD+N vs. fin (fs=48kHz,-2dBFS input) -60 -64 -68 -72 d B F S -76 -80 -84 -88 -92 -96 -100 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k -12.45 -0.5 Hz Figure 1. THD+N vs. Input Frequency AKM AK4565 ADC THD+N vs. Input Level ( fs=48kHz, fin=1kHz) -60 -64 -68 -72 d B F S -76 -80 -84 -88 -92 -96 -100 -120 -108.05 -96.1 -84.15 -72.2 -60.25 -48.3 -36.35 -24.4 dBr Figure 2. THD+N vs. Input Level <KM067001> 2002/01 - 13 - ASAHI KASEI [AKD4565] AKM A K 4 5 6 5 A D C C rosstalk (fs=48kHz,fin=1kHz, -2dBFS Input) Upper@1kHz; Lch--->Rch, Lower@1kHz; Rch---->Lch -70 -75 -80 -85 -90 -95 d B -100 -105 -110 -115 -120 -125 -130 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 3. Crosstalk AKM AK4565 ADC Linearity (fs=48kHz, fin=1kHz) +0 -20 -40 d B F S -60 -80 -100 -120 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr Figure 4. Linearity <KM067001> 2002/01 - 14 - ASAHI KASEI [AKD4565] AKM AK4565 ADC Frequency Response (fs=48kHz,-2dBFS Input) -1.5 -1.6 -1.7 -1.8 d B F S -1.9 -2 -2.1 -2.2 -2.3 -2.4 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 10k 20k Hz Figure 5. Frequency Response AKM AK4565 ADC FFT (fs=48kHz, fin=1kHz, -2dBr Input) FFT point=16384, Avg=8, window=Equiripple +0 -20 -40 -60 d B F S -80 -100 -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 6. FFT plot <KM067001> 2002/01 - 15 - ASAHI KASEI [AKD4565] AKM AK4565 ADC FFT (fs=48kHz, fin=1kHz, -60dBr Input) FFT point=16384, Avg=8, window=Equiripple +0 -20 -40 -60 d B F S -80 -100 -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz Figure 7. FFT plot AKM AK4565 ADC FFT (No signal Input) FFT point=16384, Avg=8, window=Equiripple +0 -20 -40 -60 d B F S -80 -100 -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k Hz Figure 8. FFT plot <KM067001> 2002/01 - 16 - ASAHI KASEI [AKD4565] [DAC Plot] AKM AK4565 DAC THD+N vs. Input Frequency (fs=48kHz, input level=0dBFS) -60 -65 -70 d B r A -75 -80 -85 -90 -95 -100 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 9. THD+N vs. Frequency AKM AK4565 DAC THD+N vs. Input Lever (fs=48kHz, fin=1kHz) -60 -64 -68 -72 d B r -76 A -84 -80 -88 -92 -96 -100 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 10. THD+N vs. Input Level <KM067001> 2002/01 - 17 - ASAHI KASEI [AKD4565] AKM A K 4 5 6 5 D A C C rosstalk (fs=48kHz, Input Level=0dB) Upper@1kHz Lch--->Rch, Lower@1kHz Rch--->Lch -60 -65 -70 -75 -80 -85 d B -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 11. Crosstalk AKM AK4565 DAC Linearity ( fs=48kHz, fin=1kHz) +0 -20 -40 d B r -60 -80 A -100 -120 -140 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 12. Linearity <KM067001> 2002/01 - 18 - ASAHI KASEI AKM [AKD4565] AK4565 DAC Frequency Response (fs=48kHz, Input Level=0dB) +1 +0.8 +0.6 +0.4 d B r +0.2 A -0.2 -0 -0.4 -0.6 -0.8 -1 2k 4k 6k 8k 10k 12k 14k 16k 18k 20k 10k 20k Hz Figure 13. Frequency Response AKM AK4565 DAC FFT (fs=48kHz, fin=1kHz, 0dBFS Input) FFT point=16384, Avg=8, window=Equiripple +0 -20 -40 -60 d B r -80 -100 A -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 14. FFT plot <KM067001> 2002/01 - 19 - ASAHI KASEI [AKD4565] AKM AK4565 DAC FFT (fs=48kHz, fin=1kHz, -60dBFS Input) FFT point=16384, Avg=8, window=Equiripple +0 -20 -40 -60 d B r -80 -100 A -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz Figure 15. FFT plot AKM AK4565 DAC FFT (No d ata Input) FFT point=16384, Avg=8, window=Equiripple +0 -20 -40 -60 d B r -80 -100 A -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k Hz Figure 16. FFT plot <KM067001> 2002/01 - 20 - ASAHI KASEI [AKD4565] AKM AK4565 DAC FFT (Out-band-noise) FFT points=16384, Avg=8, widow=Equiripple +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 100k Hz last.at2c Figure 17. FFT plot (Out-of-band Noise) <KM067001> 2002/01 - 21 - A B C DGND D JP1 GND E AGND E E U1 1 LOUT 2 ROUT 3 INTL1 LOUT PDN ROUT CCLK INTL1 CSN U2 28 R1 51 R2 51 27 26 R3 4 INTR1 INTR1 CDTI R4 INTL0 5 INTL0 CDTO 24 INTR0 6 INTR0 BCLK 23 R5 R6 7 EXTL 8 EXTR C EXTL MCLK EXTR LRCK LIN SDTI 20 RIN 10 RIN SDTO1 19 SDTO0 18 R7 51 R8 51 C1 47u 1 SDTO0 + C4 0.1u D2V 12 + C6 10u VCOM AGND VT 17 DGND 16 VD 15 C7 0.1u VA C9 0.1u 14 VREF VA Y7 A7 8 CCLK 13 Y6 A6 7 CSN 14 Y5 A5 6 CDTI 15 Y4 A4 5 BCLK 16 Y3 A3 4 MCLK 17 Y2 A2 3 LRCK 18 Y1 A1 2 SDTI 10 GND G2 19 G1 1 C2 0.1u 2 C 20 VCC L1 10u 74LVC541 + C5 10u C8 0.1u 13 12 51 SDTO1 + C3 2.2u PDN CDTO 51 + 11 9 D 21 9 A8 51 22 LIN Y8 51 25 D 11 2VD C10 10u AK4565 VD L2 + B R9 10 (short) VT L3 10u 1 JP2 VT 2 C12 47u 2 C11 47u 2 2VD + 1 1 B D1 1S1588 R10 10k 1 2 74HC14 3 U3B 4 PDN 74HC14 1 H 3 L U3A C13 0.1u 2 SW1 PDN A A Title Size A3 Date: A B C D AKD4565 Document Number Rev AK4565 Friday, October 26, 2001 Sheet E A 1 of 3 A B C D E VD PORT1 5 5 6 6 R11 1k DIT VD E VD 4 3 2 1 IN VCC IF GND C14 0.1u E 1 D2 1S1588 R16 10k U3C 74HC14 5 H 1 3 L 9 C16 0.1u 8 R14 10k R15 1k C15 10u C17 0.1u CSN R18 5.1 R19 470 VD CCLK + U4 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2 SW2 DIT 6 R13 10k R17 470 U3D 74HC14 SDTO D R22 51 C18 0.1u MCKO TX DVDD DVSS MCKI BICK SDTI LRCK PDN CSN SCL/CCLK SDA/CDTI DZF NC AVDD AVSS VCOM AOUTL AOUTR CAD0 CAD1 I2C TTL TST 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 PORT2 10 9 8 7 6 C19 + 10u 1 2 3 4 5 R20 470 CSN CCLK CDTI CDTO CDTI R21 51 U5A SN74LVC07A 2 + 2 R12 10k C20 0.1u C21 10u 1 CDTO CTRL D AK4353 VD U6 X_LRCK ADC DIR_LRCK DIR X_BCLK ADC C CSN RST SDTO 1 2 3 4 5 JP3 X_BCLK C23 0.1u U3E 74HC14 ROM X_LRCK C 2VD VD 74HC4040 R27 11 R25 1k INV R26 1k 4 3 JP8 SD0/1 10k SDTO0 U5C SN74LVC07A SDTI DIR 6 DIR_BCLK 5 SDTO1 SD1 VD for SN74LVC07A U5B SN74LVC07A SD0 JP9 SDTI + C22 47u C25 0.1u for 74HCU04, 74HC14, 74HC4040 fs JP7 SDTO VD C24 0.1u X_BCLK C26 0.1u 10 9 8 7 6 SDTO ADC THR 9 7 6 5 3 2 4 13 12 14 15 1 Q1 Q2 Q3 Q4 Q5 Q6 Q7 Q8 Q9 Q10 Q11 Q12 PORT3 MCLK BCLK LRCK SDTI ROM BCLK LRCK 10 CLK 11 JP5 BCLK DIR JP6 PHASE 10 R24 51 32fs CCLK JP4 LRCK 64fs CDTI R23 51 JP10 DIR B GND R28 1k B VD R29 1k LED1 1 U3F 74HC14 2 12 MCLK X1 13 2 L4 1 5 GND VCC GND OUT 4 3 2 1 2 6 5 2 6 C31 0.1u DIR + C32 10u LED2 PREM U7 R31 1k C33 A 0.01u C35 0.1u DIR_LRCK DIR_BCLK C36 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 C Cd/F1 Cc/F0 Cb/E2 Ca/E1 C0/E0 VD+ DGND RXP RXN FSYNC SCK CS12/FCK U VERF Ce/F2 SDATA ERF M1 M0 VA+ AGND FILT MCK M2 M3 SEL CBL 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 + 1 1 L5 47u PORT4 2 10u M0 R30 C27 10u R32 1k M2 1M U8A U8B 4 C28 0.1u M1 3 2 74HCU04 C34 47n JP12 XTE 1 74HCU04 C29 (open) C30 (open) A J1 EXT U8C 6 5 Title 74HCU04 CS8412 1 12.288MHz DIR EXT VD JP11 CLK XTL VERF R33 51 Size A3 0.01u Date: A B C D AKD4565 Document Number Rev Interface Friday, October 26, 2001 Sheet E A 2 of 3 A B C D E E E JP13 C37 10u + R34 560 INT1 INT0 EXT LIN + LIN INTL1 C38 10u D INTL0 C39 10u + J2 LIN + EXTL C41 10u C40 22u C INTR1 C44 10u + RIN C42 10u + R38 560 INT1 INT0 EXT RIN + JP14 J3 LOUT R37 220 J5 ROUT D R36 10k LIN + J4 RIN R35 220 LOUT ROUT C43 22u INTR0 C R39 10k C45 10u + EXTR C46 10u + RIN VD M2 M1 M0 B SW3 1 2 3 U8D 74HCU04 6 5 4 8 9 U5D SN74LVC07A 8 9 U5E SN74LVC07A 11 B 10 MODE U8E 74HCU04 RP1 3 2 1 10 M2 M1 M0 11 U5F SN74LVC07A 12 13 U8F 74HCU04 47k 12 13 A A Title Size A3 Date: A B C D AKD4565 Document Number Rev Input/Output Friday, October 26, 2001 Sheet E A 3 of 3 重要な注意事項 • 本書に記載された製品、及び、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく変更する ことがあります。従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであること を弊社営業担当、あるいは弊社特約店営業担当にご確認下さい。 • 本書に掲載された情報・図面の使用に起因した第三者の所有する特許権、工業所有権、その他の 権利に対する侵害につきましては、当社はその責任を負うものではありませんので、ご了承下さい。 • 本書記載製品が、外国為替及び、外国貿易管理法に定める戦略物資(役務を含む)に該当する場合、 輸出する際に同法に基づく輸出許可が必要です。 • 医療機器、安全装置、航空宇宙用機器、原子力制御用機器など、その装置・機器の故障や動作不 良が、直接または間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想される ような極めて高い信頼性を要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必ず事前に弊社代表 取締役の書面による同意をお取り下さい。 • この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生ずる損害 等の責任を一切負うものではありませんのでご了承下さい。 • お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用 から損害等が生じた場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい。