[AKD4688-A] AKD4688-A AK4688評価用ボードRev.0 概 要 AKD4688-Aは、2ch ADCと2ch DACを内蔵する1チップ24bit CODEC、AK4688の評価用ボードです。 A/Dのみ、D/Aのみの評価に加えて、A/DとD/A非同期動作時の評価も可能です。ディジタルオーディオ インターフェースにも対応しており、光コネクタを介してディジタルオーディオ機器との接続が可能で す。 ■ オーダリングガイド AKD4688-A --- AK4688評価用ボード (IBM-AT互換機のプリンタポートとの接続用ケーブルとコントロールソフトを同梱。 Windows NT上ではコントロールソフトは動作しません。) 機 能 2種類のディジタルオーディオインターフェースから選択可能 - DIT, DIR (AK4118A) を使用した光入出力 - 10ピンヘッダー使用した外部クロックソース 電源供給は個別電源orレギュレーターから選択可能 レジスタコントロール用10ピンヘッダー VSS3 DVDD LOUT ROUT +5V REG AK4118A (DIR) Digital Input PORT 6 10pin Header AVDD2 AVSS2 AK4688 AK4687 PORT4 10pin Header AK4118A (DIT) AVSS1 Digital Output AVDD1 RIN3 LIN3 RIN2 LIN2 RIN1LIN1 Control Data 10pin Header Figure 1. AKD4688ブロック図 * 回路図、パターン図は文末に添付。 [KM109900] 2011/12 -1- [AKD4688-A] ボード概略図 ■ 概略図 J11 J10 AK4688 SUB Area 4688 Mode AKD4688-A Rev.0 Evaluation Board Asahi Kasei Microdevices Corporation Figure 2. AKD4688-A概略図 ■ 説明 (1) J1, J2, J3, J4, J5, J6, J7, J8, J10, J11 (RCAジャック) J1 (白): アナログ信号入力ジャックです。Lchへ入力します。 J2 (赤): アナログ信号入力ジャックです。Rchへ入力します。 J3,J4,J5,J6: 使用しません J7 (白): アナログ信号出力ジャックです。LOUT pinの信号を出力します。 J8 (赤): アナログ信号出力ジャックです。ROUT pinの信号を出力します。 J10(黒): ディジタル信号出力ジャックです。U5 (AK4118A)を介してディジタル信号を出力します。 J11(黒): ディジタル信号入力ジャックです。U6 (AK4118A)を介してディジタル信号を入力します。 (2) +5V, AVDD1, AVDD2, DVDD, D3.3V, AVSS1, AVSS2, VSS3, DGND 電源供給コネクタです。電源を接続して下さい。詳細はP3の「電源の配線」を参照して下さい。 (3) PORT1 (10 pin ヘッダー) コントロールポートです。同梱のケーブルを接続して下さい。 (4) PORT4, PORT6 (10 pin ヘッダー) オーディオインターフェースです。クロック、データを入出力することが出来ます。 (5) PORT3, PORT5 (光コネクタ) PORT5 (入力): AK4118Aを介して光ディジタル信号を入力します。 PORT3 (出力): AK4118Aを介して光ディジタル信号を出力します。 [KM109900] 2011/12 -2- [AKD4688-A] ■ 操作手順 1) 電源の配線 1-1) レギュレーターからAVDD1, AVDD2, DVDD, D3.3Vに電源を供給する場合 (出荷時) ジャンパ設定 JP7 AVDD1_SEL JP8 AVDD2_SEL JP16 D3.3V_SEL REG AVDD1 REG AVDD2 REG 電源の接続 名称 +5V AVDD1 AVDD2 色 赤 橙 橙 DVDD 橙 D3.3V AVSS1 AVSS2 VSS3 DGND 橙 黒 黒 黒 黒 D3.3V 電圧 +5V オープン オープン 内訳 レギュレーターへの入力 AK4688のADCのアナログ電源 AK4688のDACのアナログ電源 AK4688のディジタル電源 オープン (R50をオープン, R51をショートする場合) オープン ディジタル部の電源 0V AK4688のADCのアナロググランド 0V AK4688のDACのアナロググランド 0V AK4688のディジタルグランド 0V ロジック部のグランド Table 1. 電源の配線 1-2) AVDD1, AVDD2, DVDD, D3.3V端子から直接電源を供給する場合 ジャンパ設定 JP7 AVDD1_SEL JP8 AVDD2_SEL JP16 D3.3V_SEL REG AVDD1 REG AVDD2 REG 電源の接続 名称 +5V AVDD1 AVDD2 色 赤 橙 橙 DVDD 橙 D3.3V AVSS1 AVSS2 VSS3 DGND 橙 黒 黒 黒 黒 D3.3V 電圧 オープン 3.0V~3.6V (typ3.3V) 3.0V~3.6V (typ3.3V) 内訳 レギュレーターへの入力 AK4688のADCのアナログ電源 AK4688のDACのアナログ電源 AK4688のディジタル電源 3.0V~3.6V (typ3.3V) (R50をショート, R51をオープンする場合) 3.0V~3.6V (typ3.3V) ディジタル部の電源 3.0V~3.6V (typ3.3V) AK4688のADCのアナロググランド 0V AK4688のDACのアナロググランド 0V AK4688のディジタルグランド 0V ディジタル部のグランド Table 2. 電源の配線 *配線は電源の根本から分けて下さい。 AVDD1とAVDD2は同電位にして下さい。 AVDD1, AVDD2とDVDDの電位差は0.3V以下にして下さい。 2) 評価モード、ジャンパピン、DIPスイッチの設定(以下参照) [KM109900] 2011/12 -3- [AKD4688-A] 3) 電源投入 電源投入後、必ず一度リセットを行って下さい。 リセットの方法はSW1, SW2, SW3, SW5(トグルスイッチ)を一度“L”側に倒して、 AK4118A及びAK4688のパワーダウンを行ってから“H”側に戻してパワーダウンを解除して下さい。 評価モード AK4118Aを使用してAK4688を評価する場合は、必ずAK4688とAK4118Aのオーディオインターフェー スを一致させて下さい。AK4688のオーディオインターフェースフォーマットに関しては、AK4688のデ ータシート、AK4118Aのオーディオインターフェースフォーマットは AK4118Aのデータシートをそれぞ れ参照して下さい。 対応可能な評価モード (1) DIR/DITを使用したA/D, D/A部の評価 (2) 全インターフェース信号を外部から供給 [KM109900] 2011/12 -4- [AKD4688-A] (1) DIR/DITを使用したD/A, A/D部の評価 A/D部の設定 J10 TX (RCAジャック)、またはPORT3 (光コネクタ)を接続して下さい。 PORT4には何も接続しないで下さい。 JP5 MCLK1_SEL JP6 BICK1_SEL JP7 LRCK1_SEL JP8 SDTO MCLK2 MCLK1 BICK2 BICK1 LRCK2 LRCK1 D/A部の設定 J11 RX (RCAジャック)、またはPORT5 (光コネクタ)を接続して下さい。 PORT6には何も接続しないで下さい。 JP12 MCLK2 JP13 BICK2 JP14 LRCK2 JP15 SDTI (2) 全インターフェース信号を外部から供給 A/D部の設定 PORT4を使用します。 J10 TX (RCAジャック)、またはPORT3 (光コネクタ)には何も接続しないで下さい。 JP5 MCLK1_SEL JP6 BICK1_SEL JP7 LRCK1_SEL JP8 SDTO MCLK2 MCLK1 BICK2 BICK1 LRCK2 LRCK1 D/A部の設定 PORT6を使用します。 J11 RX (RCAジャック)、またはPORT5 (光コネクタ)には何も接続しないで下さい。 JP12 MCLK2 JP13 BICK2 JP14 LRCK2 [KM109900] JP15 SDTI 2011/12 -5- [AKD4688-A] DIPスイッチの設定 [SW4] (4688 Mode): AK4688の評価モードの設定 No. Name OFF (“L”) ON (“H”) 1 I2C H/Wコントロール I2Cコントロール 2 AIN1 アナログ入力ピンの選択 (Table 7. 参照) (I2C = “L”の場合有効 ) 3 AIN0 4 MSN ADCスレーブモード ADCマスターモード CADアドレスピンの選択 (I2C = “H”の場合 ) 5 CAD0/CKS ADCマスタークロック制御 (I2C = “L”の場合 ) 6 TEST1 AK4688テストモード用 (通常は “L” に固定) 7 TEST2 AK4688テストモード用(通常は“L” に固定) Table 3. AK4688の評価モードの設定 出荷時 L L L L L L L X オーディオ インターフェース MSN pin DIF1 bit DIF1 DIF0 フォーマット L 0 L L 24bit, Left justified (出荷時) 2 L 1 L H 24bit, I S H 0 H L 24bit, Left justified H 1 H H 24bit, I 2 S Table 4. ADCオーディオインターフェースフォーマット設定 AK4688レジスタ設定 AK4118A (U5) SW6設定 P P AK4688 レジスタ設定 DIF21 DIF20 bit bit AK4118A (U6) SW7設定 DIF2 DIF1 DIF0 P P オーディオ インターフェースフ ォーマット 0 0 L L L 16bit, Right justified 0 1 1 1 0 1 L H H H L L H L H 24bit, Right justified 24bit, Left justified 24bit, I2S (出荷時) Table 5. DACオーディオインターフェースフォーマット設定 No. 0 1 2 3 MCKO1 X’tal OCKS1 OCKS0 fs (max) L L 256fs 256fs 96kHz L H 256fs 256fs 96kHz H L 512fs 512fs 48kHz H H 128fs 128fs 192kHz Table 6. AK4118Aマスタークロック出力周波数選択 AIN1 pin L L H H AIN0 pin L H L H 入力選択 LIN1 / RIN1 Reserved Reserved Reserved (出荷時) Table 7. ADC 入力選択 (H/Wコントロールモード) CKS pin L H クロックスピード 256fs 768fs (出荷時) Table 8. ADCマスタークロックスピードコントロール (マスターモード, H/W コントロールモード) [KM109900] 2011/12 -6- [AKD4688-A] その他のジャンパの設定 1) JP19 (GND) OPEN : AGNDとDGNDを別々にします。 SHORT: AGNDとDGNDをショートします。<出荷時> 2) JP1(SCL/AIN0) SCL : I2Cモードでコントロールする場合。 AIN0: H/Wモードでコントロールする場合。 <出荷時> 3) JP2 (SDA/AIN1) SDA :I2Cモードでコントロールする場合。 AIN1:H/Wモードでコントロールする場合。 <出荷時> 4) JP9 (TX) BNC: BNCコネクタでディジタル信号を出力する場合。 <出荷時> OPT : 光コネクタでディジタル信号を出力する場合。 5) JP10 (RX) BNC: BNCコネクタでディジタル信号を入力する場合。 <出荷時> OPT : 光コネクタでディジタル信号を入力する場合。 トグルスイッチの動作 上方が“H”、下方が“L”です。 [SW1] (4688 PDN1): AK4688のADCのパワーダウン。ADC動作中は“H”側に倒します。 電源投入後、必ず一度“L”を入力して下さい。 [SW2] (4688 PDN2): AK4688のDACのパワーダウン。DAC動作中は“H”側に倒します。 電源投入後、必ず一度“L”を入力して下さい。 [SW3] (DIT PDN): U5 (AK4118A) のパワーダウン。U5を使用する場合は“H”側に倒します。 電源投入後、必ず一度“L”を入力して下さい。 [SW5] (DIR PDN): U6 (AK4118A) のパワーダウン。U5を使用する場合“H”側に倒します。 電源投入後、必ず一度“L”を入力して下さい。 [KM109900] 2011/12 -7- [AKD4688-A] シリアルコントロール AKD4688-AはIBM-AT互換機のプリンタポート(パラレルポート)を通してコントロール可能です。同梱 の10線フラットケーブルでPORT1 (CTRL)とPCを接続して下さい。 PORT1 CTRL 10 wire flat Cable 10 PC Connect Red 10pin Connector 9 SCL SDA SDA(ACK) AKD4687-A 2 ▲ 10pin Header Figure 3. 10線フラットケーブルの接続 [KM109900] 2011/12 -8- [AKD4688-A] アナログ入出力回路 (1) 入力回路について J1 LIN1 J2 2 3 1 LIN1 RIN1 2 3 1 RIN1 MR-552LS MR-552LS AVSS1 AVSS1 Figure 4. アナログ入力回路 (2) 出力回路について R19 J7 470 LOUT R21 (OPEN) C11 (OPEN) AVSS2 AVSS2 C12 2.2n 2 3 1 MR-552LS AVSS2 AVSS2 R20 J8 470 ROUT R22 (OPEN) C13 (OPEN) AVSS2 AVSS2 LOUT C14 2.2n ROUT 2 3 1 MR-552LS AVSS2 AVSS2 Figure 5. アナログ出力回路 [KM109900] 2011/12 -9- [AKD4688-A] コントロールソフトマニュアル ■ 評価ボードとコントロールソフトの設定 1. 評価ボードを適宜、設定して下さい。 2. IBM-AT互換機と評価ボードを同梱の10線フラットケーブルで接続して下さい。10ピンヘッダーの向き に注意して下さい。(Windows 2000/XP上でコントロールソフトを動作させる場合、同梱のドライバをイ ンストールして下さい。インストール方法については“AKMデバイスコントロールソフトウェア ドライ バーインストールマニュアル”を見て下さい。Windows95/98/ME上で動作させる場合及び当社の AKDUSBIF-Bインターフェースボードを使用する場合はドライバのインストールは不要です。 3. 後は下記を参照して評価して下さい。 ■ 操作画面 1. 上記に従って、コントロールプログラムを立ち上げて下さい。 適宜、操作を行い評価して下さい。 [KM109900] 2011/12 - 10 - [AKD4688-A] ■ 操作説明 コントロールソフトでは、レジスタマップ操作、テストツールの操作を行えます。 これらは、上部のタブで切り替えます。 頻繁に使用するレジスタ初期設定ボタン等は、切り替え画面の外側に配置されています。 各ボタンから呼び出されるダイアログの詳細は「各ダイアログ機能の説明」を参照してください。 1. [Port Reset]: USB I/Fボード(AKDUSBIF-A)接続時に使用します。 ソフト起動後 USB I/Fボード(AKDUSBIF-A)を接続した場合、 このボタンをクリックしてください。 2. [Write Default]: レジスタを初期設定にします。 ハード上のリセット等でデバイスの初期化を行った場合、このボタンをクリックしてく ださい。 3. [All Write]: 現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。 4. [All Read]: 現在表示されているレジスタ値を全て読み込みます。 5. [Save]: 現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。 6. [Load]: ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。 7. [All Reg Write]: [All Reg Write] ダイアログを立ち上げます。 8. [Data R/W]: [Data R/W] ダイアログを立ち上げます。 9. [Sequence]: [Sequence] ダイアログを立ち上げます。 10. [Sequence(File)]: [Sequence(File)] ダイアログを立ち上げます。 11. [Read]: 現在のレジスタを読み出して、Register欄に表示します。 [All Read] ボタンとは異なり16進表示のみを行い レジスタマップへの反映は行いません。 [KM109900] 2011/12 - 11 - [AKD4688-A] ■ 各タブ機能の説明 1. [REG] タブ: レジスタマップ レジスタ書込み、レジスタ読み込みを実施する画面です。 レジスタマップの各ビットは押しボタンとなっています。 マウスにより操作することでレジスタの更新を実施します。 “H”または “1”はボタンDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤) 表示、 “L”または “0”はボタンUp状態、青字(Read Onlyではグレー)表示が行われます。 データシートで定義されていない部分は“---”で表示されます。 [KM109900] 2011/12 - 12 - [AKD4688-A] [Write]: データ書き込みダイアログ 同じアドレス上の複数のbitを同時に変更する場合に使用します。 レジスタマップの各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし、ダイアログを立ち上げます。 チェックボックスをチェック(点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、 チェックしなければデータは“L”または“0”になります。 各レジスタに対応したダイアログがあります。 入力した値をレジスタに書き込む場合は[OK]ボタンを、書き込まない場合は[Cancel]ボタンを押して下 さい。 [Read]: データ読み込み実施 レジスタマップの各レジスタに対応した[Read]ボタンをクリックすると、 各レジスタの読み込みを実施します。 各レジスタの読み込み完了後、レジスタの状態に合わせて表示の更新が行われます。 “H”または “1”ではボタンDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤) 、 “L”または “0”ではボタンUp状態、青字(Read Onlyではグレー)に表示されます。 ボタンの設定状態が変更となりますので注意が必要です。 [KM109900] 2011/12 - 13 - [AKD4688-A] 3. [Tool] タブ: テストツール 評価テスト用のテストツール画面 各機能ボタンを押下するとテストツールを呼び出します。 [KM109900] 2011/12 - 14 - [AKD4688-A] ■ 各ダイアログ機能の説明 1. [All Req Write]: [All Req Write] ダイアログ メイン画面で[All Req Write]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 メイン画面の[ SAVE ] で作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができます。 [ Open (左) ] ボタン : レジスタ設定ファイル (*.akr) の選択を実施します。 [ Write ] ボタン : 選択したレジスタ設定ファイルの内容でレジスタの書込みを行います。 [ Write All ] ボタン : 選択したレジスタ設定ファイルの レジスタの書込みをまとめて実施します。 選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。 [ Help ] ボタン : 本機能の説明画面を開きます。 [ Save ] ボタン : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.mar”です。 [ Open (右) ] ボタン :“*. mar”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 [ Close ] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 ※操作上の注意 (1) 右側にある[ Save ] と[ OPEN ] で指定するファイルは 全て同じフォルダ内に入っている必要があります。 (2) レジスタの内容をメイン画面 の [ Save ] ボタンで変更した場合、 その内容を反映させるためにそのファイルを再度読み出して下さい。 [KM109900] 2011/12 - 15 - [AKD4688-A] 2. [Data R/W]: [Data R/W] ダイアログ メイン画面で[Data R/W]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 キーボード操作により指定アドレスに対してデータ書き込みを実施します。 [ Address ] ボックス : エディットボックス内にデータを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 [ Data ] ボックス : エディットボックス内にデータを16進数2桁で入力します。 [ Mask ] ボックス : エディットボックス内にマスクデータを16進数2桁で入力します。 [ Data ]入力に対してAND処理を実施したものが書込みデータとなります。 [ Write ] ボタン : [ Address] ボックスで指定されたアドレスのレジスタに対して [ Data ] 入力と[ Mask ] 入力より生成したデータを書込みます。 [ Read ] ボタン : [ Address] ボックスで指定されたアドレスのレジスタを読み込みます。 表示は[ Read data] ボックス内に16進数で出力されます。 [ Close ] ボタン : 処理を終了します。 特にデータ書込みを実施しない場合はこちらで画面を閉じることで キャンセルを行うことが出来ます。 ※[ Write ] ボタン、[ Read ] ボタンの操作後はレジスタマップの表示が更新されます。 [KM109900] 2011/12 - 16 - [AKD4688-A] 3.[Sequence]: [Sequence] ダイアログ メイン画面で[Sequence]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。 シーケンスの設定 シーケンス設定は以下の手順で設定します。 (1)シーケンス処理内容を選択します。 [Select]コンボボックスから動作させる処理内容を選択します。 処理内容に応じてデータ設定の必要な入力ボックスが有効になります。 < Select選択項目 > ・No_use : 未使用 ・Register : レジスタ書込み ・Reg(Mask) : レジスタ書込み(マスク指定) ・Interval : インターバル ・Stop : 一時停止 ・End : シーケンス終了 (1) 動作させるシーケンスを入力して下さい。 [ Address ] : アドレス [ Data ] : データ [ Mask ] : マスク [ Data ] と[ Mask ]のAND処理を実施したものが書込みデータとなります。 Mask = 0x00のとき、現在値の設定を維持します。 Mask = 0xFFのとき、Dataで設定された8bitデータが書き込まれます。 Mask =0x0Fのとき、Dataで設定された下位4bitデータが書き込まれます。 上位4bitは現在の設定値を維持します。 [KM109900] 2011/12 - 17 - [AKD4688-A] [ Interval ] : インターバル時間 シーケンス処理内容毎の入力項目は次の通りです。 ・No_use : なし ・Register : [ Address ]、[ Data ]、[ Interval ] ・Reg(Mask) : [ Address ]、[ Data ]、[ Mask ]、[ Interval ] ・Interval : [ Interval ] ・Stop : なし ・End : なし [KM109900] 2011/12 - 18 - [AKD4688-A] 操作ボタン説明 操作ボタンの機能は以下の通りです。 [ Start ] ボタン : 設定したシーケンスが実行されます。 [ Help ] ボタン [ Save ] ボタン [ Open ] ボタン [ Close ] ボタン : 本機能の説明画面を開きます。 : シーケンス設定ファイルを保存します。ファイル名は “*.aks” です。 : “*.aks”で保存されたシーケンス設定ファイルの割り当てを読み出します。 : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 シーケンスの一時停止 シーケンス処理内容にStopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します。 再度[ Start ]ボタンを押下すると停止した状態から再び動作を開始します。 再開時のステップは[ Start Step ]のボックスに表示されます。 処理の終わりまで実行させた場合[ Start Step ]は “1”に戻ります。 [ Start Step ]ボックスに任意のステップを入力することで途中から実行することが可能です。 処理の途中で最初から再実行を行いたい場合は[ Start Step ]に ”1”を入力し [ Start ]ボタンを押下して実行してください。 [KM109900] 2011/12 - 19 - [AKD4688-A] 4. [Sequence(File)]: [Sequence(File)] ダイアログ メイン画面で[Sequence(File)]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 シーケンス設定画面([Sequence]ダイアログ)の[ SAVE ]で作成したシーケンス設定ファイルを複数割り当て、 実行することができます。 [ Open (左) ] ボタン: シーケンス設定ファイル (*.aks) の選択を実施します。 [ Start ] ボタン : 選択したシーケンス設定ファイルの内容でシーケンス処理の実行を行います。 [ Start All ] ボタン : 選択したシーケンス設定ファイルのシーケンス処理実行をまとめて実施します。 選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。 [ Help ] ボタン : 本機能の説明画面を開きます。 [ Save ] ボタン : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は "*.mas" です。 [ Open (右) ] ボタン: "*.mas"で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 [ Close ] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 ※操作上の注意 (1) 右側にある[ Save ] と[ OPEN ] で指定するファイルは 全て同じフォルダ内に入っている必要があります。 (2) シーケンス処理内容に Stopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します。 一時停止中は以下のようなメッセージを出力します。[ OK ]ボタンを押下すると先に進みます。 [KM109900] 2011/12 - 20 - [AKD4688-A] 測定結果 1. ADC part [Measurement condition] Measurement unit MCLK BICK fs BW Bit Power Supply Temperature Rf Ri Input Voltage : Audio Precision SYS-2722 : 256fs : 64fs : 48kHz : 20Hz20kHz (fs=48kHz) : 24bit : AVDD1=AVDD2=DVDD=3.3V : Room : 39kΩ : 47kΩ : 2.34Vrms Parameter Input signal Measurement filter S/(N+D) 1kHz, -1dBFS DR 1kHz, -60dBFS S/N No signal 20kHz LPF 20kHz LPF, A-weighted 20kHz LPF, A-weighted Results [dB] Lch Rch 85.1 84.0 98.2 99.2 98.3 [KM109900] 99.3 2011/12 - 21 - [AKD4688-A] 2. DAC part [Measurement condition] Measurement unit MCLK BICK fs BW Resolution Power Supply Temperature : Audio Precision SYS-2722 : 512fs (fs=48kHz), 256fs (fs=96kHz), 128fs (fs=192kHz) : 64fs : 48kHz, 96kHz, 192kHz : 20Hz20kHz (fs=48kHz), 20Hz40kHz (fs=96kHz), 20Hz40kHz (fs=192kHz) : 24bit : AVDD1=AVDD2=DVDD=3.3V : Room fs=48kHz Parameter Input signal Measurement filter S/(N+D) 1kHz, 0dB 20kHz SPCL DR 1kHz, -60dB S/N “0” data 20kHz SPCL, A-weighted 20kHz SPCL, A-weighted Results [dB] Lch Rch 95.4 94.8 105.5 105.5 105.8 105.8 fs=96kHz Parameter Input signal Measurement filter S/(N+D) 1kHz, 0dB DR 1kHz, -60dB S/N “0” data Results [dB] Lch Rch 40kHz SPCL 94.4 94.0 40kHz SPCL, A-weighted 40kHz SPCL, A-weighted 105.5 105.6 105.7 105.8 fs=192kHz Results [dB] Parameter Input signal Measurement filter Lch Rch S/(N+D) 1kHz, 0dB 40kHz SPCL 94.4 93.9 DR 1kHz, -60dB 105.6 105.6 S/N “0” data 40kHz SPCL, A-weighted 40kHz SPCL, A-weighted 105.6 105.6 [KM109900] 2011/12 - 22 - [AKD4688-A] 1. ADC部 +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 10k 20k Hz Figure 6. FFT (Input Frequency =1kHz, Input Level=-1dBFS) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 7. FFT(Input Frequency =1kHz, Input Level=-60dBFS) [KM109900] 2011/12 - 23 - [AKD4688-A] +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 8. FFT(noise floor) -60 -65 -70 -75 -80 -85 -90 d B F S -95 -100 -105 -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr Figure 9. THD + N vs Input Level (Input Frequency =1kHz) [KM109900] 2011/12 - 24 - [AKD4688-A] -60 -65 -70 -75 -80 -85 -90 d B F S -95 -100 -105 -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 10. THD + N vs Input Frequency (Input Level=-1.0dBFS) +0 T TT TT -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr Figure 11. Linearity (Input Frequency =1kHz) [KM109900] 2011/12 - 25 - [AKD4688-A] -0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 d B F S -0.9 -1 -1.1 -1.2 -1.3 -1.4 -1.5 -1.6 -1.7 -1.8 -1.9 -2 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 10k 20k Hz Figure 12. Frequency Response (Input Level=-1.0dBFS) -60 TT T T -65 -70 -75 -80 -85 -90 -95 d B -100 -105 -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 13. Crosstalk (Input Level=-1.0dBFS) [KM109900] 2011/12 - 26 - [AKD4688-A] 2-1. DAC部(fs=48kHz) +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 10k 20k Hz Figure 14. FFT(Input Frequency =1kHz, Input Level=0dBFS) +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 15. FFT(Input Frequency =1kHz, Input Level=-60dBFS) [KM109900] 2011/12 - 27 - [AKD4688-A] +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 16. FFT(noise floor) +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 100k Hz Figure 17. FFT(out-of-band noise) [KM109900] 2011/12 - 28 - [AKD4688-A] -60 -65 -70 -75 -80 d B r A -85 -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 18. THD+N vs Input Level (Input Frequency =1kHz) -60 -65 -70 -75 -80 d B r A -85 -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 19. THD+N vs Input Frequency (Input Level=0dBFS) [KM109900] 2011/12 - 29 - [AKD4688-A] +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 20. Linearity (Input Frequency =1kHz) +1 +0.9 +0.8 +0.7 +0.6 +0.5 +0.4 +0.3 +0.2 d B r A +0.1 +0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 -0.9 -1 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 21. Frequency Response (Input Level=0dBFS, including external RC Filter) [KM109900] 2011/12 - 30 - [AKD4688-A] -60 -65 -70 -75 -80 -85 -90 -95 d B -100 -105 -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 22. Cross-talk (Input Level=0dBFS) [KM109900] 2011/12 - 31 - [AKD4688-A] 2-2. DAC部(fs=96kHz) +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k 10k 20k 40k Hz Figure 23. FFT(Input Frequency =1kHz, Input Level=0dBFS) +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 24. FFT(Input Frequency =1kHz, Input Level=-60dBFS) [KM109900] 2011/12 - 32 - [AKD4688-A] +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz Figure 25. FFT(noise floor) +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 100k Hz Figure 26. FFT (Out of band Noise) [KM109900] 2011/12 - 33 - [AKD4688-A] -60 -65 -70 -75 -80 d B r A -85 -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 27. THD+N vs Input Level (Input Frequency =1kHz) -60 -65 -70 -75 -80 d B r A -85 -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz Figure 28. THD+N vs fin (Input Level=0dBFS) [KM109900] 2011/12 - 34 - [AKD4688-A] +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 29. Linearity (Input Frequency =1kHz) +1 +0.9 +0.8 +0.7 +0.6 +0.5 +0.4 +0.3 +0.2 d B r A +0.1 +0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 -0.9 -1 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz Figure 30. Frequency Response (Input Level=0dBFS, including external RC Filter) [KM109900] 2011/12 - 35 - [AKD4688-A] -60 -65 -70 -75 -80 -85 -90 -95 d B -100 -105 -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz Figure 31. Cross-talk (Input Level=0dBFS) [KM109900] 2011/12 - 36 - [AKD4688-A] 2-3. DAC部 (fs=192kHz) +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 80k 20k 50k 80k Hz Figure 32. FFT(Input Frequency =1kHz, Input Level=0dBFS) +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k Hz Figure 33. FFT(Input Frequency =1kHz, Input Level=-60dBFS) [KM109900] 2011/12 - 37 - [AKD4688-A] +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 80k Hz Figure 34. FFT(noise floor) +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 100k Hz Figure 35. FFT (Out of band Noise) [KM109900] 2011/12 - 38 - [AKD4688-A] -60 -65 -70 -75 -80 d B r A -85 -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 36. THD+N vs Input Level (Input Frequency =1kHz) -60 -65 -70 -75 -80 d B r A -85 -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 80k Hz Figure 37. THD+N vs Input Frequency (Input Level=0dBFS) [KM109900] 2011/12 - 39 - [AKD4688-A] +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 38. Linearity ( Input Frequency =1kHz) +2 +1.8 +1.6 +1.4 +1.2 +1 +0.8 +0.6 +0.4 d B r A +0.2 +0 -0.2 -0.4 -0.6 -0.8 -1 -1.2 -1.4 -1.6 -1.8 -2 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 80k Hz Figure 39. Frequency Response (Input Level=0dBFS, including external RC Filter) [KM109900] 2011/12 - 40 - [AKD4688-A] -60 -65 -70 -75 -80 -85 -90 -95 d B -100 -105 -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 80k Hz Figure 40. Cross-talk (Input Level=0dBFS) [KM109900] 2011/12 - 41 - [AKD4688-A] 改訂履歴 Date Manual Board (YY/MM/DD) Revision Revision 2011/12/12 KM109900 0 Reason Contents 初版 重要な注意事項 本書に記載された製品、および、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく変更すること があります。従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであることを弊社 営業担当、あるいは弊社特約店営業担当にご確認ください。 本書に記載された周辺回路、応用回路、ソフトウェアおよびこれらに関連する情報は、半導体製品の動 作例、応用例を説明するものです。お客様の機器設計において本書に記載された周辺回路、応用回路、 ソフトウェアおよびこれらに関連する情報を使用される場合は、お客様の責任において行ってください。 本書に記載された周辺回路、応用回路、ソフトウェアおよびこれらに関連する情報の使用に起因してお 客様または第三者に生じた損害に対し、弊社はその責任を負うものではありません。また、当該使用に 起因する、工業所有権その他の第三者の所有する権利に対する侵害につきましても同様です。 本書記載製品が、外国為替および、外国貿易管理法に定める戦略物資(役務を含む)に該当する場合、 輸出する際に同法に基づく輸出許可が必要です。 医療機器、安全装置、航空宇宙用機器、原子力制御用機器など、その装置・機器の故障や動作不良が、 直接または間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるような極め て高い信頼性を要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必ず事前に弊社代表取締役の書面によ る同意をお取りください。 この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生ずる損害等の 責任を一切負うものではありませんのでご了承ください。 お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用から損 害等が生じた場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい。 [KM109900] 2011/12 - 42 - 5 4 3 LOUT ROUT VSS3 2 DVDD TEST2 1 TEST1 CN101 CL102 CL101 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 48pin_1 1 D 1 2 2 D Cut Land open Cut Land short VSS3 CVSS R101 R102 0 0 AVSS2 CVSS VSS3 C101 + CN102 C104 1u 10u 1u 0.1u VSS2 C 19 3 CAD0/CKS 10 R104 SDTI 11 CAD0 12 TEST1 13 TEST2 14 1 DVDD 15 16 DVSS 2 CP 17 CN CVEE CVSS 18 1 AVDD2 CN103 C102 + + C103 SDTI 2 51 R103 ROUT LRCK2 9 LRCK2 3 C 51 R105 VSS5 20 4 LOUT BICK2 8 VSS4 VSS1 51 R106 21 5 C107 +1u 22 AVSS1 + MCLK2 U101 AVDD2 C106 23 0.1u 10u 7 VREF2 7 MCLK2 5 51 6 C105 AVDD1 BICK2 4 AVSS2 PDN2 AVSS2 PDN1 6 PDN2 6 5 PDN1 7 R107 24 8 C108 C109 MCLK1 4 MCLK1 8 51 R108 + 10u 9 AK4688 AVSS1 25 0.1u AVDD1 BICK1 3 BICK1 9 51 R109 26 10 B RI LRCK1 2 LRCK1 10 R110 B 51 R111 39k 27 11 RO SDTO 1 SDTO 11 MSN R112 48pin_2 MSN 12 36 SCL SCL SDA 34 33 I2C LIN1 32 31 NC RIN1 30 29 28 12 LI LO 51 48pin_3 4 NC RIN1 LIN1 NC 1 5 LIN2 2 6 47k 7 R114 47k 8 LIN3 9 11 RIN3 10 12 CN104 R113 3 AVSS1 39k 48pin_4 A A NC RIN2 I2C SDA/AIN1 SCL/AIN0 Title Size A3 - 43 5 4 3 Date: 2 AKD4688-A-36QFN-SUB Document Number Rev 0 AK4688 Plastic Thursday, November 24, 2011 Sheet 1 1 of 1 5 4 3 J1 LIN1 MR-552LS D AVSS1 AVSS1 J3 LIN2 J4 2 3 1 LIN2 RIN1 2 3 1 RIN1 MR-552LS D 1 J2 2 3 1 LIN1 2 RIN2 2 3 1 RIN2 MR-552LS MR-552LS AVSS1 AVSS1 C C J5 LIN3 J6 2 3 1 LIN3 MR-552LS MR-552LS AVSS1 AVSS1 R19 B R20 J7 470 LOUT R21 (OPEN) AVSS2 RIN3 2 3 1 RIN3 C11 C12 2.2n (OPEN) 2 3 1 ROUT R22 (OPEN) MR-552LS AVSS2 AVSS2 J8 470 LOUT AVSS2 C13 (OPEN) AVSS2 AVSS2 C14 2.2n ROUT B 2 3 1 MR-552LS AVSS2 AVSS2 A A Title - 44 5 4 3 Size A4 Date: 2 AKD4688-A Document Number Rev 0 Analog Input / Output Tuesday, December 13, 2011 Sheet 2 1 of 6 5 4 3 2 1 2 D3.3V R23 1 D1 HSU119 10k 1 3 5 9 11 13 14 7 D 1 H 3 L C15 0.1u D3.3V 1A 2A 3A 4A 5A 6A VCC GND 2 SW1 ATE1D-2M3 4687 PDN1 U2 1Y 2Y 3Y 4Y 5Y 6Y 2 4 6 8 10 12 R24 0 R25 0 PDN1 74HC14 C16 0.1u D3.3V DGND D3.3V D3.3V 2 DGND 1 R26 R27 R28 R29 10k 10k 10k 10k JP1 PORT1 10 8 6 4 2 R30 D2 HSU119 D PDN2 10k 9 7 5 3 1 U3 SCL SDA SDA(ACK) R31 R34 R32 1 3 5 9 11 13 470 470 0 CTRL 1 H 3 L C17 0.1u C D3.3V 14 C18 0.1u 7 1Y 2Y 3Y 4Y 5Y 6Y 2 4 6 8 10 12 R35 51 SCL/AIN0 SCL/AIN0 51 JP2 SDA/AIN1 Vcc AIN1 SDA/AIN1 GND C 2 SW2 ATE1D-2M3 4687 PDN2 DGND 1A 2A 3A 4A 5A 6A AIN0 R33 DGND 74LVC07 DGND 2 D3.3V R36 1 D3 HSU119 1 C19 0.1u ATE1D-2M3 DIT PDN D3.3V 2 SW3 B 1 3 5 9 11 13 14 7 H 3 L 10k U4 1A 2A 3A 4A 5A 6A VCC GND 1Y 2Y 3Y 4Y 5Y 6Y 2 4 6 8 10 12 DIT PDN DIR PDN I2C 1 AIN1 2 AIN0 3 MSN 4 CAD0/CKS 5 TEST1 6 TEST2 7 74HC14 C20 0.1u VDD SW4 14 13 12 11 10 9 8 B AK4687 MODE DGND D3.3V 2 DGND RP1 7 6 5 4 3 2 1 R37 1 D4 HSU119 I2C AIN1 AIN0 MSN CAD0/CKS TEST1 TEST2 1 H 3 L 10k 47K C21 0.1u SW5 2 ATE1D-2M3 DIR PDN VSS3 DGND A A Title Size A3 - 45 5 4 3 Date: 2 AKD4688-A Document Number Rev 0 CONTROL Tuesday, December 13, 2011 Sheet 1 3 of 6 5 4 3 2 1 DGND + 2 1 D3.3V C24 10u C25 0.1u D D C27 0.47u R40 10k 2 3 RP2 4 3 2 1 C DIT OCKS1 DIT OCKS0 38 37 INT1 R AVDD 39 40 VCOM 41 AVSS 42 RX0 43 NC 44 RX1 45 46 NC TEST1 TP1 IPS0 DIT 4 DIT_INT0 INT0 NC OCKS0 DIF0 OCKS1 TEST2 CM1 DIF1 CM0 36 1 1 RX2 U5 8 7 6 5 RX3 1 2 3 4 47 SW6 DIF1 DIF0 OCKS1 OCKS0 48 D3.3V 35 DIT OCKS0 34 DIT OCKS1 33 47k C 5 32 D3.3V DGND AK4118A NC 7 DIF2 PDN 31 DIT PDN C28 XTI 30 9 10 IPS1 XTO P/SN DAUX XTL0 MCKO2 29 C29 5p 2 X1 12.288MHz 8 5p 1 6 DGND 28 DIR_MCLK 27 MCLK2 JP5 MCLK1 MCLK1 MCLK1_SEL 11 XTL1 BICK 26 BICK2 JP6 DIR_BICK BICK1 BICK1 12 25 DIR_LRCK LRCK2 JP7 LRCK1 LRCK1 C31 (open) 24 23 C34 0.1u 22 21 20 19 18 17 16 13 C33 0.1u 14 LRCK1_SEL DGND JP8 SDTO 2 1 C35 10u GND D3.3V D3.3V 1 OPT TX R41 R42 MR-552LS 1:1 SDTO PORT4 2 4 6 8 10 GND GND GND GND GND BNC DGND 240 150 Title DGND Size A3 - 46 5 1 3 5 7 9 MCLK1 BICK1 LRCK1 JP9 T1 DA02 2 3 1 A A1-10PA-2.54DSA DGND C37 0.1u DGND TX 2 DGND 3 2 TOTX147 J10 C32 (open) C36 10u PORT3 IN VCC + 1 + SDTO D3.3V B C30 (open) BICK1_SEL LRCK MCKO1 DVSS DVDD VOUT UOUT COUT BOUT TX1 DVSS TX0 SDTO TVDD VIN 15 B 4 3 Date: 2 AKD4688-A Document Number Rev 0 DIT Tuesday, December 13, 2011 Sheet 1 4 of 6 A 5 4 3 2 1 PORT5 VCC GND OUT 3 D3.3V 2 1 C38 0.1u TORX147 C39 + 10u DGND R43 C40 10u 2 OPT J11 RX 2 3 1 D 470 C41 0.1u 1 D3.3V + DGND JP10 C42 0.1u RX BNC R44 D 75 MR-552LS DGND C43 0.47u DGND R45 10k DGND 38 37 INT1 R AVDD 39 40 VCOM 41 AVSS 42 RX0 43 NC 44 RX1 45 TEST1 46 RX2 DIR_INT0 TP2 IPS0 INT0 36 1 1 NC RX3 47 U6 10 9 8 7 6 DIF2 1 DIF1 2 DIF0 3 OCKS1 4 OCKS0 5 48 D3.3V SW7 DIR 2 NC OCKS0 DIF0 OCKS1 35 DIR OCKS0 RP3 7 6 5 4 3 2 1 3 DIR OCKS1 DIR OCKS0 4 TEST2 CM1 DIF1 CM0 34 DIR OCKS1 33 C C DGND 6 AK4118A NC 7 DIF2 PDN 32 31 DIR PDN C44 5p XTI 30 1 5 47K IPS1 XTO P/SN DAUX XTL0 MCKO2 29 C45 5p 2 X2 24.576MHz 8 DGND DGND 9 28 DGND 10 11 XTL1 BICK 27 JP12 MCLK2 MCLK2 26 JP13 BICK2 12 C46 0.1u BICK2 LRCK 25 B JP14 LRCK2 LRCK2 24 MCKO1 23 22 DVSS DVDD 21 VOUT 20 UOUT 19 COUT 18 BOUT 17 TX1 16 DVSS 14 13 DGND TX0 SDTO TVDD VIN 15 B C47 0.1u 2 1 C48 10u D3.3V + + JP15 SDTI 1 SDTI 2 C49 10u DGND D3.3V DIR_LRCK DGND 1 3 5 7 9 MCLK2 BICK2 LRCK2 SDTI DIR_BICK PORT6 2 4 6 8 10 GND GND GND GND GND A1-10PA-2.54DSA DIR_MCLK A A DGND Title Size A3 - 47 5 4 3 Date: 2 AKD4688-A Document Number Rev 0 DIR Tuesday, December 13, 2011 Sheet 1 5 of 6 5 4 3 10u OUT C51 1 C50 + IN 2 1 LM1117-3.3V GND T2 TM_+5V 3 0.1u R46 2 REG JP16 C52 C53 0.1u (short) + D3.3V D3.3V_SEL +5V1 T-45(O) D3.3V 10u DVDD1 T-45(O) AVDD1 T-45(O) AVDD2 T-45(O) D3.3V1 T-45(O) 1 1 1 1 D TM_D3.3V 1 D VSS3 TM_+5V TM_AVDD1 + TM_DVDD TM_AVDD1 TM_AVDD2 TM_D3.3V C54 47u AVSS2 T-45(B) VSS3 T-45(B) DGND1 T-45(B) 1 47u AVSS1 T-45(B) 1 DGND REG 1 AVDD1 C55 1 JP17 + AVDD1_SEL AVSS1 C AVDD1 C AVSS1 AVSS2 VSS3 DGND TM_AVDD2 JP18 + AVDD2 C56 REG 47u R47 R48 R49 (open) (open) (open) AVDD2_SEL AVSS2 AVDD2 AVSS1 B TM_DVDD AVSS2 AVSS2 R51 1 1 2 + C57 AVSS1 B JP19 2 GND Cut Land open Cut Land short (open) VSS3 CL2 CL1 R50 VSS3 (short) CVSS 47u CVSS AVSS2 VSS3 DGND VSS3 VSS3 DVDD A A R52 VDD Title (short) - 48 5 4 3 Size A4 Date: 2 AKD4688-A Document Number Rev 0 POWER Tuesday, December 13, 2011 Sheet 6 1 of 6 㻭㻷㻰㻠㻢㻤㻤㻙㻭㻙㻿㼁㻮㻌㻾㻱㼂㻚㻜 㒊ရ㠃䝅䝹䜽ᅗ - 49 - 㻭㻷㻰㻠㻢㻤㻤㻙㻭㻙㻿㼁㻮㻌㻾㻱㼂㻚㻜 ༙⏣㠃䝅䝹䜽ᅗ - 50 - 㻭㻷㻰㻠㻢㻤㻤㻙㻭㻙㻿㼁㻮㻌㻾㻱㼂㻚㻜 䝟䝍䞊䞁ᅗ - 51 - 㻭㻷㻰㻠㻢㻤㻤㻙㻭㻙㻿㼁㻮㻌㻾㻱㼂㻚㻜 䝟䝍䞊䞁ᅗ - 52 - 㻭㻷㻰㻠㻢㻤㻤㻙㻭㻙㻿㼁㻮㻌㻾㻱㼂㻚㻜 䝟䝍䞊䞁ᅗ - 53 - 㻭㻷㻰㻠㻢㻤㻤㻙㻭㻙㻿㼁㻮㻌㻾㻱㼂㻚㻜 䝟䝍䞊䞁ᅗ - 54 - 㻭㻷㻰㻠㻢㻤㻤㻙㻭㻌㻾㼑㼢㻚㻜 㒊ရ㠃䝅䝹䜽ᅗ - 55 - 㻭㻷㻰㻠㻢㻤㻤㻙㻭㻌㻾㼑㼢㻚㻜 ༙⏣㠃䝅䝹䜽ᅗ - 56 - 㻭㻷㻰㻠㻢㻤㻤㻙㻭㻌㻾㼑㼢㻚㻜 䝟䝍䞊䞁ᅗ - 57 - 㻭㻷㻰㻠㻢㻤㻤㻙㻭㻌㻾㼑㼢㻚㻜 䝟䝍䞊䞁ᅗ - 58 -