ASAHI KASEI [AKD4584] AKD4584 AK4584評価用ボードRev.A 概 要 AKD4584は、24ビット 96kHz CODEC、AK4584の評価用ボードです。A/D → D/Aのループバックモー ドに加えて、A/Dのみ、D/Aのみの評価も可能です。ディジタルインタフェースにも対応しており、光 コネクタを介してディジタルオーディオ機器とインタフェース可能です。 オーダリングガイド AKD4584 --- AK4584評価用ボード (IBM-AT互換機のプリンタポートとの接続用ケーブル とコントロールソフトを同梱。) 機 能 • DIT, DIRにより、光入出力が可能 • 外部クロック用BNCコネクタ • シリアルコントロール用10ピンヘッダー 2.7 ~ 5.25V 4.75 ~ 5.25V GND LIN Control Data RIN 10pin Header LOUT ROUT ROM AK4584 10pin Header Opt In BNC In Opt out AK4114 Opt In Opt Out BNC out Clock Gen 図1. AKD4584ブロック図 * 回路図、パターン図は文末に添付。 <KM065802> 2009/06 -1- ASAHI KASEI [AKD4584] 評価ボードマニュアル アナログ入出力回路 (1) 入力回路について AK4584のアナログ入力はJ1(RIN), J3(LIN)から入力されます。 J1 RIN C32 10u + RIN R16 560 J3 LIN C34 10u + LIN R19 560 図2. LIN/RIN入力回路 (2) 出力回路について AK4584のDACの出力はJ2(ROUT), J4(LOUT)に出力されます。 + R15 220 J2 ROUT ROUT R17 10k R18 220 + C33 22u J4 LOUT LOUT C35 22u R20 10k 図3. LOUT/ROUT出力回路 ∗ 当社では回路例の使用によるトラブルについて一切の責任は負いません。 <KM065802> 2009/06 -2- ASAHI KASEI [AKD4584] ディジタル入出力回路及びジャンパ設定 (1) ディジタル入力回路について AK4584のディジタル入力はJ7(RX)及びPORT5(DIR)から入力されます。 2 VDD 5 PORT5 6 5 GND VCC GND OUT L4 47u 4 3 2 1 1 6 C37 0.1u DIR + C38 10u RX1 R39 RX JP12 470 JP13 RX J7 RX C39 R40 75 RX2 RX1 RX2 RX3 RX4 RX3 RX1-4 BNC RX4 0.1u 図4. ディジタル入力回路 1. RX1-4ピンにそれぞれ入力する場合 JP12 RX1-4 JP12 RX1-4 JP12 RX1-4 JP12 RX1-4 RX1 RX1 RX1 RX1 RX2 RX2 RX2 RX2 RX3 RX3 RX3 RX3 RX4 RX4 RX4 RX4 2. PORT5(DIR)及びJ7(RX)から入力する場合 JP13 RX JP13 RX RX BNC RX <KM065802> BNC 2009/06 -3- ASAHI KASEI [AKD4584] (2) ディジタル出力回路について AK4584のディジタル出力はJ6(TX)及びPORT4(DIT)に出力されます。 VDD 5 6 PORT4 5 6 IN VCC IF GND 4 3 2 1 DIT J6 TX T2 DA-02F TX R32 1k JP8 TX JP9 C36 0.1u R37 330 TX1 TX2 TX3 TX1 TX2 TX3 TX1-3 BNC R38 100 図5. ディジタル出力回路 1. TX1-3ピンを出力する場合 JP9 TX1-3 JP9 TX1-3 JP9 TX1-3 TX1 TX1 TX1 TX2 TX2 TX2 TX3 TX3 TX3 2. PORT4(DIT)及びJ6(TX)に出力する場合 JP8 TX TX BNC JP8 TX TX <KM065802> BNC 2009/06 -4- ASAHI KASEI [AKD4584] 操作手順 1) 電源の配線 [AVDD] [TVDD] [VCC] [VDD] [AGND] [DGND] (赤) (オレンジ) (赤) (赤) (黒) (黒) = 4.75 ∼ 5.25V (typ. 5.0V, AVDD, DVDD, PVDDピン) = 2.7 ∼ 5.25V (typ. 3.0V, TVDDピン) = 5.0V (ディジタル部ロジック電源) = 5.0V (ディジタル部ロジック電源) = 0V = 0V 配線は電源の根本から分けて下さい。 2) 評価モード、ジャンパピン、DIPスイッチの設定(以下参照) 3) 電源投入 電源投入後、必ず一度リセットを行って下さい。 リセットの方法はSW1(トグルスイッチ)を一度“L”側に倒して、AK4584の パワーダウンを行ってから“H”側に戻してパワーダウンを解除して下さい。 評価モード (1) スレーブモード AK4114を使用してAK4584を評価する場合は、必ずAK4584とAK4114のオーディオインタフェースを 一致させて下さい。AK4584のオーディオインタフェースフォーマットに関しては、AK4584のデータ シート、AK4114のオーディオインタフェースフォーマットはTable 2をそれぞれ参照して下さい。 (1-1) AK4584のDIT機能を使用したA/D部の評価 (1-2) AK4114のDIT機能を使用したA/D部の評価 (1-3) AK4114のDIR機能を使用したD/A部の評価 (1-4) マスタクロックを含む全インタフェース信号を外部から供給 (1-1) AK4584のDIT機能を使用したA/D部の評価 外部クロックソースJ5及びPORT4またはJ6を使用します。J7, PORT1, PORT5, PORT6には何も接続し ないで下さい。水晶発振子X1は外して下さい。TX3ピンからA/D変換したデータをIEC60958フォーマ ットに変換したデータが出力されます。JP6(EXT)はオープンにして下さい。 JP3 XTI JP6 EXT JP10 MCLK JP11 BICK EXT DIR EXT JP15 SDTI DIR ADC ADC EXT DIR DIR JP14 LRCK <KM065802> 2009/06 -5- ASAHI KASEI [AKD4584] • クロック設定 (1-1-1) 標準速の場合 (MCLK=256fs=11.2896MHz@fs=44.1kHz) JP4 MCLK M2 x1 BCFS LRFS x2 x4 x4 M1 JP7 x1 x1 MCKO JP5 x2 JP1 (1-1-2) 標準速の場合 (MCLK=512fs=22.5792MHz@fs=44.1kHz) JP4 MCLK M2 x1 BCFS LRFS x2 x4 x4 M1 JP7 x1 x1 MCKO JP5 x2 JP1 (1-1-3) 2倍速の場合 (MCLK=256fs=22.5792MHz@fs=88.2kHz) JP4 MCLK M2 x1 BCFS LRFS x2 x4 x4 M1 JP7 x1 x1 MCKO JP5 x2 JP1 • SW2(MODE)の設定(Table 1参照) 標準速、2倍速の全てのモードとも同じ設定です。 (1) XTALEを“H”にすると、AK4584がパワーダウン状態でもMCKO1/2ピンからMCLKを出力できま す。 (2) DMCKを“H”にすると、MCKO1ピンの出力をディセーブルします。 H 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 DIF0 DIF1 DIF2 OCKS0 OCKS1 CM0 TEST3 XTALE DMCK MS L <KM065802> 2009/06 -6- ASAHI KASEI [AKD4584] (1-2) AK4114のDIT機能を使用したA/D部の評価 水晶発振子X2及びPORT2を使用します。J5, J7, PORT1, PORT5, PORT6には何も接続しないで下さい。 水晶発振子X1は外して下さい。JP6(EXT)はショートして下さい。標準速、2倍速の全ての場合におい て、JP1(MCKO), JP4(MCLK), JP5(BCFS), JP7(LRFS)は全てオープンにして下さい。 JP3 XTI JP6 EXT JP10 MCLK JP11 BICK EXT DIR EXT JP15 SDTI DIR ADC ADC EXT DIR DIR JP14 LRCK • SW2(MODE)の設定(Table 1参照) 標準速、2倍速の全てのモードとも同じ設定です。 (1) DIF2-0でAK4114のオーディオインタフェースフォーマットを設定します。 (2) OCKS1-0でAK4114のマスタクロック出力を設定します。 (3) CM0でAK4114のPLLモードかX’talモードを設定します。 (4) XTALEを“H”にすると、AK4584がパワーダウン状態でもMCKO1/2ピンからMCLKを出力できま す。 (5) DMCKを“H”にすると、MCKO1ピンの出力をディセーブルします。 H 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 DIF0 DIF1 DIF2 OCKS0 OCKS1 CM0 TEST3 XTALE DMCK MS L 図は24bit前詰め、AK4114のMCKO出力256fs、X’talモードの場合です。 AK4114のDITを使用する場合は、必ずAK4114をX’talモードで使用して下さい。 <KM065802> 2009/06 -7- ASAHI KASEI [AKD4584] (1-3) AK4114のDIR機能を使用したD/A部の評価 PORT1を使用します。J7, PORT5, PORT6には何も接続しないで下さい。水晶発振子X1は外して下さ い。JP6(EXT)はショートして下さい。標準速、2倍速、4倍速の全ての場合において、JP1(MCKO), JP4(MCLK), JP5(BCFS), JP7(LRFS)は全てオープンにして下さい。 JP3 XTI JP6 EXT JP10 MCLK JP11 BICK EXT DIR EXT JP15 SDTI DIR ADC ADC EXT DIR DIR JP14 LRCK • SW2(MODE)の設定(Table 1参照) (1) DIF2-0でAK4114のオーディオインタフェースフォーマットを設定します。 (2) OCKS1-0でAK4114のマスタクロック出力を設定します。 (3) CM0でAK4114のPLLモードかX’talモードを設定します。 (4) XTALEを“H”にすると、AK4584がパワーダウン状態でもMCKO1/2ピンからMCLKを出力できま す。 (5) DMCKを“H”にすると、MCKO1ピンの出力をディセーブルします。 H 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 DIF0 DIF1 DIF2 OCKS0 OCKS1 CM0 TEST3 XTALE DMCK MS L 図は24bit前詰め、AK4114のMCKO出力256fs、PLLモードの場合です。 AK4114のDIRを使用する場合は、必ずAK4114をPLLモードで使用して下さい。 AK4114を4倍速で使用する場合はOCKS1=“H”, OCKS0=“H”に設定して下さい。この時、AK4114の MCKO出力は128fsが出力されます。 <KM065802> 2009/06 -8- ASAHI KASEI [AKD4584] (1-4) マスタクロックを含む全インタフェース信号を外部から供給 PORT6を使用します。J7, PORT1, PORT5には何も接続しないで下さい。水晶発振子X1は外して下さ い。JP6(EXT)はショートして下さい。標準速、2倍速、4倍速の全ての場合において、JP1(MCKO), JP4(MCLK), JP5(BCFS), JP7(LRFS)は全てオープンにして下さい。 JP3 XTI JP6 EXT JP10 MCLK JP11 BICK EXT DIR EXT JP15 SDTI DIR ADC ADC EXT DIR DIR JP14 LRCK • SW2(MODE)の設定(Table 1参照) (1) XTALEを“H”にすると、AK4584がパワーダウン状態でもMCKO1/2ピンからMCLKを出力できま す。 (2) DMCKを“H”にすると、MCKO1ピンの出力をディセーブルします。 H 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 DIF0 DIF1 DIF2 OCKS0 OCKS1 CM0 TEST3 XTALE DMCK MS L <KM065802> 2009/06 -9- ASAHI KASEI [AKD4584] (2) マスターモード (2-1) AK4584のDIT機能を使用したA/D部の評価(Default) 水晶発振子X1及びPORT4またはJ6を使用します。J7, PORT1, PORT5, PORT6には何も接続しないで下 さい。TX3ピンからA/D変換したデータをIEC60958フォーマットに変換したデータが出力されます。 JP6(EXT)はショートして下さい。標準速、2倍速、4倍速の全ての場合において、JP3(XTI), JP4(MCLK), JP5(BCFS), JP7(LRFS)は全てオープンにして下さい。 JP3 XTI JP6 EXT JP10 MCLK JP11 BICK EXT DIR EXT JP15 SDTI DIR ADC ADC EXT DIR DIR JP14 LRCK • クロック設定 (2-1-1) MCKO1を選択する場合 JP4 MCLK M2 x1 BCFS LRFS x2 x4 x4 M1 JP7 x1 x1 MCKO JP5 x2 JP1 (2-1-2) MCKO2を選択する場合 JP4 MCLK M2 x1 BCFS LRFS x2 x4 x4 M1 JP7 x1 x1 MCKO JP5 x2 JP1 • SW2(MODE)の設定(Table 1参照) 標準速、2倍速の全てのモードとも同じ設定です。 (1) XTALEを“H”にすると、AK4584がパワーダウン状態でもMCKO1/2ピンからMCLKを出力できま す。 (2) DMCKを“H”にすると、MCKO1ピンの出力をディセーブルします。 H 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 DIF0 DIF1 DIF2 OCKS0 OCKS1 CM0 TEST3 XTALE DMCK MS L <KM065802> 2009/06 - 10 - ASAHI KASEI [AKD4584] (2-2) AK4584のDIR機能を使用したD/A部の評価(Default) PORT5またはJ7を使用します。PORT1, PORT6には何も接続しないで下さい。水晶発振子X1を外す必 要はありません。JP6(EXT)はショートして下さい。標準速、2倍速、4倍速の全ての場合において、 JP3(XTI), JP4(MCLK), JP5(BCFS), JP7(LRFS)は全てオープンにして下さい。 JP3 XTI JP6 EXT JP10 MCLK JP11 BICK EXT DIR EXT JP15 SDTI DIR ADC ADC EXT DIR DIR JP14 LRCK • クロック設定 (2-2-1) MCKO1を選択する場合 JP4 MCLK M2 x1 BCFS LRFS x2 x4 x4 M1 JP7 x1 x1 MCKO JP5 x2 JP1 (2-2-2) MCKO2を選択する場合 JP4 MCLK M2 x1 BCFS LRFS x2 x4 x4 M1 JP7 x1 x1 MCKO JP5 x2 JP1 • SW2(MODE)の設定(Table 1参照) 標準速、2倍速、4倍速の全てのモードとも同じ設定です。 (1) XTALEを“H”にすると、AK4584がパワーダウン状態でもMCKO1/2ピンからMCLKを出力できま す。 (2) DMCKを“H”にすると、MCKO1ピンの出力をディセーブルします。 H 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 DIF0 DIF1 DIF2 OCKS0 OCKS1 CM0 TEST3 XTALE DMCK MS L <KM065802> 2009/06 - 11 - ASAHI KASEI [AKD4584] DIPスイッチの設定 [SW2] (MODE): AK4584とAK4114の評価モードの設定 ONで“H”, OFFで“L”です。 No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 Mode 0 1 2 3 4 5 Name ON (“H”) OFF (“L”) DIF0 AK4114 Audio Format Setting DIF1 Table 2参照 DIF2 AK4114 Master Clock Output Setting OCKS0 Table 3参照 OCKS1 CM0 AK4114 X’tal Mode AK4114 PLL Mode TEST3 Normally OFF XTALE MCKO1/2 Enable MCKO1/2 Disable DMCK MCKO1 Disable MCKO1 Enable M/S Master Mode Slave Mode Table 1. AK4584とAK4114のモード設定 DIF2 DIF1 DIF0 AK4114 DAUX AK4114 SDTO 0 0 0 24bit, MSB justified 16bit, LSB justified 0 0 1 24bit, MSB justified 18bit, LSB justified 0 1 0 24bit, MSB justified 20bit, LSB justified 0 1 1 24bit, MSB justified 24bit, LSB justified 1 0 0 24bit, MSB justified 24bit, MSB justified 1 0 1 24bit, I2S 24bit, I2S Table 2. AK4114オーディオインタフェースフォーマット設定 Mode 0 1 2 3 OCKS1 OCKS0 MCKO1 X’tal 0 0 256fs 256fs 0 1 256fs 256fs 1 0 512fs 512fs 1 1 128fs 128fs Table 3. AK4114マスタクロックアウト設定 fs ∼ 96kHz ∼ 96kHz ∼ 48kHz ∼ 192kHz その他のジャンパの設定 ① JP2 (GND) : AGNDとDGNDのショート OPEN: AGNDとDGNDを別々にします。 SHORT: AGNDとDGNDをショートします。 トグルスイッチの動作 上方が“H”、下方が“L”です。 [SW1] (PDN): AK4584のパワーダウン。動作中は“H”側に倒します。 電源投入後、必ず一度“L”を入力して下さい。 [SW3] (DIR): AK4114のパワーダウン。動作中は“H”側に倒します。 電源投入後、必ず一度“L”を入力して下さい。 AK4114を使用しない場合には、“L”側に倒して下さい。 <KM065802> 2009/06 - 12 - ASAHI KASEI [AKD4584] LEDの表示 [LED1] (INT0): AK4584のINT0ピンの出力です。 [LED2] (INT1): AK4584のINT1ピンの出力です。 [LED3] (ERF): AK4114のINT0ピンの出力です。 [LED4] (DZF): AK4584のDZFピンの出力です。 シリアルコントロール AKD4584はIBM-AT互換機のプリンタポート(パラレルポート)を通してコントロール可能です。同梱の 10線フラットケーブルでPORT3 (CTRL)とPCを接続して下さい。 Connect PC 10 wire flat cable 10pin Connector CSN CCLK CDTI CDTO AKD4584 10pin Header 図6. 10線フラットケーブルの接続 <KM065802> 2009/06 - 13 - ASAHI KASEI [AKD4584] コントロールソフトマニュアル 評価ボードとコントロールソフトの設定 1. AKD4584を前項参照の上、適宜、設定して下さい。 2. IBM-AT互換機とAKD4584を同梱の10線フラットケーブルで接続して下さい。10ピンヘッダーの向きに 注意して下さい。(Windows 2000/XP上でコントロールソフトを動作させる場合、同梱のドライバをイン ストールして下さい。インストール方法については“AKMデバイスコントロールソフトウェア ドライ バーインストールマニュアル”を見て下さい。Windows95/98/ME上で動作させる場合はドライバのイン ストールは不要です。尚、Windows NT上ではコントロールソフトは動作しません。) 3. “AKD4584 Evaluation Kit”のラベルが貼ってあるCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入して下さい。 4. CD-ROMドライブにアクセスして、 “akd4584.exe”をダブルクリックし、コントロールプログラムを立ち 上げて下さい。 5. 後は下記を参照して評価して下さい。 操作手順 下記の手順を守って下さい。 1. 上記に従って、コントロールプログラムを立ち上げて下さい。 2. Port Resetボタンをクリックして下さい。 後は適宜、ダイアログを立ち上げ、データを入力して評価して下さい。 各ボタンの説明 1. [Port Reset]: USB I/Fボード (AKDUSBIF-A) 接続時に使用します。 2. [Write Default]: AK4584のレジスタを初期設定にします。 3. [All Write]: 現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。 4. [Function1]: キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。 5. [Function2]: キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。 6. [Function3]: レジスタのシーケンスを設定し、実行します。 7. [Function4]: [Function3] で作成したシーケンスファイルを割り当て、実行します。 8. [Function5]: メイン画面の [Save] で作成したレジスタ設定を複数割り当て実行ができます。 9. [Save]: 現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。 10. [Open] ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。 11. [Write]: 各レジスタに対応したマウス操作によるデータ書き込みダイアログを立ち上げます。 データの表示 入力されたデータはレジスタマップに表示されます。赤字は “H”または “1”を表し、青字は “L”または “0” を表します。ブランク部分はデータシートで定義されていない部分です。 <KM065802> 2009/06 - 14 - ASAHI KASEI [AKD4584] 各ダイアログの説明 1. [Writeダイアログ]: マウス操作によるデータ書き込みダイアログ ・各レジスタに対応したダイアログがあります。 ・各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし、ダイアログを立ち上げます。チェックボックスを チェック(9点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、チェックしなければデ ータは“L”または“0”になります。 ・入力した値をAK4584に書き込む場合は[OK]ボタンを、書き込まない場合は[Cancel]ボタンを 押して下さい。 2. [Function1ダイアログ]: ・Addressボックス: ・Dataボックス: キーボード操作によるデータ書き込みダイアログ データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 データを16進数2桁で入力します。 ・ 入力した値をAK4584に書き込む場合は [OK]ボタンを、書き込まない場合は [Cancel]ボタンを押して 下さい。 3. [Function2ダイアログ]: GAIN/ATT評価用のダイアログ ・アドレス04H, 05H, 06H, 07Hにのみ対応するダイアログです。 ・Addressボックス: データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 ・Start Dataボックス: Start Dataを16進数2桁で入力します。 ・End Dataボックス: End Dataを16進数2桁で入力します。 ・Intervalボックス: Interval間隔でAK4584にデータを書き込みます。 ・Stepボックス: Step間隔でデータを書き換えます。 ・Mode Selectボックス: 9点でチェックした場合、空白でチェックしない場合です。 チェックした場合: Start DataからEnd Dataまで達し、さらにStart Dataに戻ります。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 09 データの流れ: 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00 チェックしない場合: Start DataからEnd Dataまで達し、Start Dataには戻りません。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 09 データの流れ: 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 ・入力した値をAK4584に書き込む場合は [OK]ボタンを、書き込まない場合は [Cancel]ボタンを押して下 さい。 <KM065802> 2009/06 - 15 - ASAHI KASEI [AKD4584] 4. [Save] ボタンと [Open] ボタンについて 4-1. [Save] 現在のレジスタの設定値を保存します。ファイル名の拡張子は “akr”です。 <操作方法> (1) [Save] ボタンをクリックして下さい。 (2) ファイル名を指定して [Save] ボタンをクリックして下さい。拡張子は “akr”にして下さい。 4-2. [Open] [Save]で保存したレジスタ値を AK4584 へ書き込みます。ファイル形式は[Save] と同じ形式です。 <操作方法> (1) [Open] ボタンをクリックして下さい。 (2) ファイル名(拡張子は “akr ”)を選択して [Open] ボタンをクリックして下さい。 <KM065802> 2009/06 - 16 - ASAHI KASEI [AKD4584] 5. [Function3ダイアログ] レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。 (1) [F3] を押して下さい。 (2) 動作させるシーケンスをセットして下さい。 アドレス、データ、インターバル時間を入力して下さい。シーケンスを終わらせるステップのアドレスには “-1”を入力して下さい。 (3) [Start] ボタンを押して下さい。設定したシーケンスが実行されます。 インターバル時間が “-1” のとき、そのステップを実行後、シーケンスが停止します。再度 [START] ボタン を押すと停止した状態から再び動作を開始します。 シーケンスは[Function3] のWindow中の[Save] や[Open] ボタンで保存または開くことができます。ファイル名 の拡張子は “aks” です。 Figure 1. Window of [F3] <KM065802> 2009/06 - 17 - ASAHI KASEI [AKD4584] 6. [Function4ダイアログ] [Function3] で作成したシーケンスファイルの設定を割り当て、実行することができます。[F4] ボタンを押 すとFigure 2に示すようなwindowが開きます。 Figure 2. [F4] window <KM065802> 2009/06 - 18 - ASAHI KASEI [AKD4584] 6-1. 左側の [OPEN] ボタンと [START] ボタンについて (1) [OPEN] ボタンを押し、シーケンスファイル (*.aks)を選択して下さい。 シーケンスファイルがFigure 3 に示す様に表示されます。 Figure 3. [F4] window(2) (2) [START] ボタンを押すとシーケンスを実行します。 6-2. 右側下の[SAVE] ボタンと[OPEN] ボタンについて [SAVE] : シーケンスファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.ak4”です。 [OPEN] : “*.ak4”でセーブしたシーケンスファイルの割り当てを読み出します。 6-3. 操作上の注意 (1) [Function4] はシーケンスを一時停止する機能はサポートしていません。 (2) 右側にある [SAVE] と [OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要がありま す。 (3) [Function3] においてシーケンスを変更した場合、その内容を反映させるためにそのファイルを再度読み 出しして下さい。 <KM065802> 2009/06 - 19 - ASAHI KASEI [AKD4584] 7. [Function5ダイアログ] メイン画面の[SAVE] で作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができます。 [F5] ボタンを押すとFigure 4に示す様なWindowが開きます。 Figure 4. [F5] window 7-1. 左側の[OPEN] ボタンと[WRITE]ボタンについて (1) [OPEN] ボタンを押し、 レジスタ設定ファイル (*.akr) を選択して下さい。 (2) [WRITE] ボタンを押すとレジスタへの書き込みが実行されます。 7-2. 右側の[SAVE] ボタン と [OPEN] ボタンについて [SAVE] : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.ak5” です。 [OPEN] : “*.ak5”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 7-3. 操作上の注意 (1) 右側にある[SAVE] と[OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要があります。 (2) レジスタの内容をメイン画面 の [Save] ボタンで変更した場合、その内容を反映させるためにそのファ イルを再度読み出して下さい。 <KM065802> 2009/06 - 20 - ASAHI KASEI [AKD4584] 測定結果 [Measurement condition] • Measurement unit • MCLK • BICK • fs • Bit • Power Supply • Interface • Temperature • Evaluation mode [Measurement Results] :Audio Precision, System Two Cascade : 256fs : 64fs : 44.1kHz, 96kHz : 24bit : AVDD=DVDD= PVDD=5.0V, TVDD=3.0V : DIR/DIT : Room : Master Mode パラメータ ADCアナログ入力特性 S/(N+D) (fs=44.1kHz, -0.5dB Input) (fs=96kHz, -0.5dB Input) D-Range (fs=44.1kHz, -60dB Input, A-weighted) (fs=96kHz, -60dB Input) S/N (fs=44.1kHz, A-weighted) (fs=96kHz) チャネル間アイソレーション DACアナログ出力特性 S/(N+D) (fs=44.1kHz, 0dB Output) (fs=96kHz, -0.5dB Output) D-Range (fs=44.1kHz, -60dB Output, A-weighted) (fs=96kHz, -60dB Output) S/N (fs=44.1kHz, A-weighted) (fs=96kHz) チャネル間アイソレーション <KM065802> 実測値 単位 92.0 88.3 dB dB 100.6 96.1 dB dB 101.0 96.1 110.5 dB dB dB 95.3 95.1 dB dB 105.5 100.4 dB dB 105.9 100.5 115.5 dB dB dB 2009/06 - 21 - ASAHI KASEI [AKD4584] [ADC Plot: fs=44.1kHz] AKM AK4584 ADC THD+N vs. Input Level VDD=5.0V, fs=44.1kHz, fin=1kHz -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 d B F S -94 -96 -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 dB r C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 D SP Anlr.TH D +N Am pl A L eft la s t.at2c Figure 1. THD+N vs. Input Level AKM AK4584 ADC THD+N vs. Input Frequency VDD=5.0V, fs=44.1kHz, Input=-0.5dBr -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 d B F S -94 -96 -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 D SP Anlr.TH D +N Am pl A L eft la s t.at2c Figure 2. THD+N vs. Input Frequency <KM065802> 2009/06 - 22 - ASAHI KASEI [AKD4584] AKM AK4584 ADC Linearity VDD=5.0V, fs=44.1kHz, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 d B F S -50 -60 -70 -80 -90 -100 -110 -120 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dB r C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 D SP Anlr.Ban dp as s A L eft la s t.at2c Figure 3. Linearity AKM AK4584 ADC Frequency Response VDD=5.0V, fs=44.1kHz, Input=-0.5dBr +0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 d B F S -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 -0.9 -1 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 D SP Anlr.Am p l A L eft la s t.at2c Figure 4. Frequency Response <KM065802> 2009/06 - 23 - ASAHI KASEI [AKD4584] AKM AK4584 ADC Crosstalk VDD=5.0V, fs=44.1kHz, Input=-0.5dBr -80 -85 -90 -95 -100 -105 d B -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue Blue So lid So lid 3 3 D SP Anlr.C ro s s talk B D SP Anlr.C ro s s talk A L eft L eft la s t.at2c Figure 5. Crosstalk AKM AK4584 ADC FFT Plot VDD=5.0V, fs=44.1kHz, fin=1kHz, Input=-0.5dBr +0 -20 -40 -60 d B F S -80 -100 -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Fft.C h.1 Am pl Le ft la s t.at2c Figure 6. FFT Plot <KM065802> 2009/06 - 24 - ASAHI KASEI [AKD4584] AKM AK4584 ADC FFT Plot VDD=5.0V, fs=44.1kHz, fin=1kHz, Input=-60dBr +0 -20 -40 -60 d B F S -80 -100 -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 2k 5k 10k 20k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Fft.C h.1 Am pl Le ft la s t.at2c Figure 7. FFT Plot AKM AK4584 ADC FFT Plot VDD=5.0V, fs=44.1kHz, fin=None +0 -20 -40 -60 d B F S -80 -100 -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Fft.C h.1 Am pl Le ft la s t.at2c Figure 8. FFT Plot <KM065802> 2009/06 - 25 - ASAHI KASEI [AKD4584] [ADC Plot: fs=96kHz] AKM AK4584 ADC THD+N vs. Input Level VDD=5.0V, fs=96kHz, fin=1kHz -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 d B F S -94 -96 -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 dB r C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 D SP Anlr.TH D +N Am pl A L eft la s t.at2c Figure 9. THD+N vs. Input Level AKM AK4584 ADC THD+N vs. Input Frequency VDD=5.0V, fs=96kHz, Input=-0.5dBr -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 d B F S -94 -96 -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 D SP Anlr.TH D +N Am pl A L eft la s t.at2c Figure 10. THD+N vs. Input Frequency <KM065802> 2009/06 - 26 - ASAHI KASEI [AKD4584] AKM AK4584 ADC Linearity VDD=5.0V, fs=96kHz, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 d B F S -50 -60 -70 -80 -90 -100 -110 -120 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dB r C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 D SP Anlr.Ban dp as s A L eft la s t.at2c Figure 11. Linearity AKM AK4584 ADC Frequency Response VDD=5.0V, fs=96kHz, Input=-0.5dBr +0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 d B F S -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 -0.9 -1 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 D SP Anlr.Am p l A L eft la s t.at2c Figure 12. Frequency Response <KM065802> 2009/06 - 27 - ASAHI KASEI [AKD4584] AKM AK4584 ADC Crosstalk VDD=5.0V, fs=96kHz, Input=-0.5dBr -80 -85 -90 -95 -100 -105 d B -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k 5k 10k 20k 40k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue Blue So lid So lid 3 3 D SP Anlr.C ro s s talk B D SP Anlr.C ro s s talk A L eft L eft la s t.at2c Figure 13. Crosstalk AKM AK4584 ADC FFT Plot VDD=5.0V, fs=96kHz, fin=1kHz, Input=-0.5dBr +0 -20 -40 -60 d B F S -80 -100 -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Fft.C h.1 Am pl Le ft la s t.at2c Figure 14. FFT Plot <KM065802> 2009/06 - 28 - ASAHI KASEI [AKD4584] AKM AK4584 ADC FFT Plot VDD=5.0V, fs=96kHz, fin=1kHz, Input=-60dBr +0 -20 -40 -60 d B F S -80 -100 -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k 5k 10k 20k 40k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Fft.C h.1 Am pl Le ft la s t.at2c Figure 15. FFT Plot AKM AK4584 ADC FFT Plot VDD=5.0V, fs=96kHz, fin=None +0 -20 -40 -60 d B F S -80 -100 -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Fft.C h.1 Am pl Le ft la s t.at2c Figure 16. FFT Plot <KM065802> 2009/06 - 29 - ASAHI KASEI [AKD4584] [DAC Plot: fs=44.1kHz] AKM AK4584 DAC THD+N vs. Input Level VDD=5.0V, fs=44.1kHz, fin=1kHz -80 -82 -84 -86 -88 -90 d B r -92 -94 -96 A -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dB FS C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Anlr.TH D +N Am pl Le ft la s t.at2c Figure 1. THD+N vs. Input Level AKM AK4584 DAC THD+N vs. Input Frequency VDD=5.0V, fs=44.1kHz, Input=0dBFS -80 -82 -84 -86 -88 -90 d B r -92 -94 -96 A -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Anlr.TH D +N Am pl Le ft la s t.at2c Figure 2. THD+N vs. Input Frequency <KM065802> 2009/06 - 30 - ASAHI KASEI [AKD4584] AKM AK4584 DAC Linearity VDD=5.0V, fs=44.1kHz, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 d B r -50 A -70 -60 -80 -90 -100 -110 -120 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dB FS C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Anlr.Ban dp as s L eft la s t.at2c Figure 3. Linearity AKM AK4584 DAC Frequency Response VDD=5.0V, fs=44.1kHz, Input=0dBFS +1 +0.8 +0.6 +0.4 d B r A +0.2 +0 -0.2 -0.4 -0.6 -0.8 -1 2k 4k 6k 8k 10k 12k 14k 16k 18k 20k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Anlr.Am p l L eft la s t.at2c Figure 4. Frequency Response <KM065802> 2009/06 - 31 - ASAHI KASEI [AKD4584] AKM AK4584 DAC Crosstalk VDD=5.0V, fs=44.1kHz, Input=0dBFS -100 -102.5 -105 -107.5 -110 -112.5 d B -115 -117.5 -120 -122.5 -125 -127.5 -130 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue Blue So lid So lid 3 3 Anlr.C ros s talk Anlr.C ros s talk L eft L eft la s t.at2c Figure 5. Crosstalk AKM AK4584 DAC FFT Plot VDD=5.0V, fs=44.1kHz, fin=1kHz, Input=0dBFS +0 -20 -40 -60 d B r -80 -100 A -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Fft.C h.1 Am pl Le ft la s t.at2c Figure 6. FFT Plot <KM065802> 2009/06 - 32 - ASAHI KASEI [AKD4584] AKM AK4584 DAC FFT Plot VDD=5.0V, fs=44.1kHz, fin=1kHz, Input=-60dBFS +0 -20 -40 -60 d B r -80 -100 A -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 2k 5k 10k 20k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Fft.C h.1 Am pl Le ft la s t.at2c Figure 7. FFT Plot AKM AK4584 DAC FFT Plot VDD=5.0V, fs=44.1kHz, fin=None +0 -20 -40 -60 d B r -80 -100 A -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Fft.C h.1 Am pl Le ft la s t.at2c Figure 8. FFT Plot <KM065802> 2009/06 - 33 - ASAHI KASEI [AKD4584] [DAC Plot: fs=96kHz] AKM AK4584 DAC THD+N vs. Input Level VDD=5.0V, fs=96kHz, fin=1kHz -80 -82 -84 -86 -88 -90 d B r -92 -94 -96 A -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dB FS C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Anlr.TH D +N Am pl Le ft la s t.at2c Figure 9. THD+N vs. Input Level AKM AK4584 DAC THD+N vs. Input Frequency VDD=5.0V, fs=96kHz, Input=0dBFS -80 -82 -84 -86 -88 -90 d B r -92 -94 -96 A -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Anlr.TH D +N Am pl Le ft la s t.at2c Figure 10. THD+N vs. Input Frequency <KM065802> 2009/06 - 34 - ASAHI KASEI [AKD4584] AKM AK4584 DAC Frequency Response VDD=5.0V, fs=96kHz, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 d B r -50 A -70 -60 -80 -90 -100 -110 -120 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dB FS C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Anlr.Ban dp as s L eft la s t.at2c Figure 11. Linearity AKM AK4584 DAC Frequency Response VDD=5.0V, fs=96kHz, Input=0dBFS +1 +0.8 +0.6 +0.4 d B r A +0.2 +0 -0.2 -0.4 -0.6 -0.8 -1 2.5k 5k 7.5k 10k 12.5k 15k 17.5k 20k 22.5k 25k 27.5k 30k 32.5k 35k 37.5k 40k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Anlr.Am p l L eft la s t.at2c Figure 12. Frequency Response <KM065802> 2009/06 - 35 - ASAHI KASEI [AKD4584] AKM AK4584 DAC Crosstalk VDD=5.0V, fs=96kHz, Input=0dBFS -90 -95 -100 -105 d B -110 -115 -120 -125 -130 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k 5k 10k 20k 40k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue Blue So lid So lid 3 3 Anlr.C ros s talk Anlr.C ros s talk L eft L eft la s t.at2c Figure 13. Crosstalk AKM AK4584 DAC FFT Plot VDD=5.0V, fs=96kHz, fin=1kHz, Input=0dBFS +0 -20 -40 -60 d B r -80 -100 A -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Fft.C h.1 Am pl Le ft la s t.at2c Figure 14. FFT Plot <KM065802> 2009/06 - 36 - ASAHI KASEI [AKD4584] AKM AK4584 DAC FFT Plot VDD=5.0V, fs=96kHz, fin=1kHz, Input=-60dBFS +0 -20 -40 -60 d B r -80 -100 A -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k 5k 10k 20k 40k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Fft.C h.1 Am pl Le ft la s t.at2c Figure 15. FFT Plot AKM AK4584 DAC FFT Plot VDD=5.0V, fs=96kHz, fin=None +0 -20 -40 -60 d B r -80 -100 A -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Fft.C h.1 Am pl Le ft la s t.at2c Figure 16. FFT Plot <KM065802> 2009/06 - 37 - ASAHI KASEI [AKD4584] AKM AK4584 DAC FFT Plot VDD=5.0V, fs=44.1kHz, fin=None +0 -20 -40 -60 d B r -80 -100 A -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Fft.C h.1 Am pl Le ft la s t.at2c Figure 17. Outband Noise (fs=44.1kHz) AKM AK4584 DAC FFT Plot VDD=5.0V, fs=96kHz, fin=None +0 -20 -40 -60 d B r -80 -100 A -120 -140 -160 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 80k Hz C olor Lin e Style Th ick D ata Axis Blue So lid 3 Fft.C h.1 Am pl Le ft la s t.at2c Figure 18. Outband Noise (fs=96kHz) <KM065802> 2009/06 - 38 - ASAHI KASEI [AKD4584] 改定履歴 Date (YY/MM/DD) Manual Revision Board Reason Revision 01/11/01 KM065800 0 初版 06/06/26 09/06/17 KM065801 KM065802 0 0 変更 変更 Contents コントロールソフトマニュアル更新 出荷時のJPピンDefault設定追加 テーブルデータ条件修正 重要な注意事項 • 本書に記載された製品、及び、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく変更する ことがあります。従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものである ことを弊社営業担当、あるいは弊社特約店営業担当にご確認下さい。 • 本書に掲載された情報・図面の使用に起因した第三者の所有する特許権、工業所有権、その他の 権利に対する侵害につきましては、当社はその責任を負うものではありませんので、ご了承下さ い。 • 本書記載製品が、外国為替及び、外国貿易管理法に定める戦略物資(役務を含む)に該当する場合、 輸出する際に同法に基づく輸出許可が必要です。 • 医療機器、安全装置、航空宇宙用機器、原子力制御用機器など、その装置・機器の故障や動作不 良が、直接または間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想され るような極めて高い信頼性を要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必ず事前に弊社代 表取締役の書面による同意をお取り下さい。 • この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生ずる損 害等の責任を一切負うものではありませんのでご了承下さい。 • お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用か ら損害等が生じた場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい。 <KM065802> 2009/06 - 39 - A B C D R1 5.1 1 DVDD 1 LIN R2 5.1 2 L1 (short) RIN RX1 RX2 E AVDD + C1 47u 2 VCC E E 34 35 + 36 37 38 39 1 2 CN3 AVSS VREF AVDD 34 C5 0.1u 35 C4 0.1u 36 C3 10u 37 40 R 41 PVSS 42 RX1 43 TEST1 RX2 44 U2 CN2 D D 1 1 TEST2 ROUT 33 2 2 RX3 LOUT 32 33 ROUT 32 LOUT 1 RX3 1 C2 10u RIN 1 R4 13k C6 0.1u 2 SW1 PDN 40 41 42 2 PDN 38 4 74HC14 LIN 74HC14 H 3 3 + L U1B 2 39 U1A 1 43 44 R3 10k D1 HSU119 PVDD 1 2 CN1 3 NC RX4 4 4 PDN 5 6 C7 0.1u VCOM 31 RX4 DZF 30 30 DZF 5 PDN M/S 29 29 M/S 6 INT0 LRCK 28 28 31 2 3 + C8 2.2u R5 100 VCC LED1 INT0 1 C AK4584 U3A 74HCT04 2 LED2 INT1 1 R6 1k 2 R8 1k 1 U3B 74HCT04 2 4 3 4584_LRCK R7 100 C 4584_BICK U4 7 7 INT1 BICK 27 27 CDTI 8 8 CDTI SDTI 26 26 CDTO 9 9 CDTO SDTO 25 25 CCLK 10 10 CCLK MCKO2 24 24 CSN 11 11 CSN MCKO1 23 23 6 5 4 3 2 1 4584_SDTI 4584_SDTO RP1 47k JP1 MCKO M2 2 3 4 5 6 7 8 9 A1 A2 A3 A4 A5 A6 A7 A8 19 1 G DIR 18 17 16 15 14 13 12 11 B1 B2 B3 B4 B5 B6 B7 B8 6 5 4 3 2 1 RP2 47k 74HCT245 22 B TVDD C11 1 2 L2 (short) AGND 2 DGND 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 + C14 47u C15 C13 10u JP2 GND 1 TVDD JP3 XTI 12 M/S DMCK XTI/MCKI 21 XTO 2 1 + C12 10u 1 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