[AKD5701-A] AKD5701-A AK5701評価用ボードRev.1 概 要 AKD5701-Aは、MICアンプ内蔵16ビットA/Dコンバータ、AK5701の評価用ボードです。ディジタルイ ンタフェースにも対応しており、光コネクタを介してディジタルオーディオ機器とインタフェース可能 です。 オーダリングガイド AKD5701-A --- AK5701評価用ボード (IBM-AT互換機のプリンタポートとの接続用ケーブルとコントロールソフト を同梱。Windows NT上ではコントロールソフトは動作しません。) 機 能 • DIT(AK4114)より、光出力が可能 • 外部クロック用RCAコネクタ • シリアルコントロール用10ピンヘッダー AVDD 5V DVDD AGND DGND 3.3V Regulator Control Data 10pin Header LIN1/ LIN2 MIC DSP 2 10pin Header AK5701 RIN1/ RIN2 DSP 1 10pin Header AK4114 (DIT) Opt Out EXT/LRCK EXT/BCLK CLOCK GEN Fig.1. AKD5701-Aブロック図 * 回路図、パターン図は文末に添付。 <KM076906> 2011 / 12 -1- [AKD5701-A] Ⅰ. 評価ボードマニュアル 操作手順 1) 電源の配線 1-1) レギュレーター(3.3V)を使用する場合 [REG] (赤) = 5V [AVDD] (オレンジ) = open [DVDD] (オレンジ) = open [VD] (オレンジ) = 3.3V (ディジタル部ロジック電源) [AGND] (黒) = 0V [DGND] (黒) = 0V 1-2) レギュレーターを使用しない場合 [REG] (赤) = open [AVDD] (オレンジ) = 2.4 ~ 3.6V (typ. 3.0V) [DVDD] (オレンジ) = 1.6 ~ 3.6V (typ. 3.0V) [VD] (オレンジ) = 2.7 ~ 3.6V (ディジタル部ロジック電源) [AGND] (黒) = 0V [DGND] (黒) = 0V 配線は電源の根本から分けて下さい。 2) 評価モード、ジャンパピン、DIPスイッチの設定(以下参照) 3) 電源投入 電源投入後、必ず一度リセットを行って下さい。 リセットの方法はSW1及びSW2(トグルスイッチ)を一度“L”側に倒して、AK4114及びAK5701の パワーダウンを行ってから“H”側に戻してパワーダウンを解除して下さい。 評価モード AK4114を使用してAK5701を評価する場合は、必ずAK5701とAK4114のオーディオインタフェースを一致させて 下さい。AK5701のオーディオインタフェースフォーマットに関しては、AK5701のデータシート、AK4114のオーデ ィオインタフェースフォーマットはTable 2をそれぞれ参照して下さい。 対応可能な評価モード (1) PLL, Master Mode (出荷時) (2) PLL, Slave Mode (PLL Reference CLOCKがMCKI pinの場合) (3) PLL, Slave Mode (PLL Reference CLOCKがEXBCLK or EXLRCK pinの場合) (4) EXT, Slave Mode (5) Slave & Bypass Mode (6) Bypass Mode <KM076906> 2011 / 12 -2- [AKD5701-A] (1) PLL, Master Mode (出荷時) *PORT2(DSP1)とDSPを接続して下さい。 PORT2のピン配置は下図の通りです。 PORT2 MCKO GND BCLK GND LRCK NC SDTO NC VD NC (1-1) MCKI 部の設定 X1に11.2896MHz , 12MHz, 12.288MHz, 13MHz, 13.5MHz, 19.2MHz, 24MHz, 26MHzあるいは、27MHzを 実装して下さい。なお、評価ボード上では11.2896MHzが実装されています。 J3(EXT/BCLK) からクロックを供給する場合は、JP16(XTI)を “EXT”側にして、JP19(MCLK_SEL)を “EXT”側にして下さい。JP14 (EXT1)はジェネレータ側の出力インピーダンスに応じて適宜設定して下 さい。 JP16 XTI 5701 JP19 MCLK_SEL EXT 4114 JP11 MKFS EXT 256fs 512fs 1024fs MCKO (1-2) BCLK部の設定 JP17 JP12 BCLK_SEL BCLK EXT EXTBCLK/ BCLK/ EXT BCLK DIT 64fs 32fs 16fs DIT BCLKの出力周波数 (32fs/64fs)は、AK5701のBCKO1-0 bit にて設定を行ってください。 JP12の設定とは関係ありません。 (1-3) LRCK部の設定 JP18 JP13 LRCK_SEL LRCK EXT EXT EXTLRCK/ LRCK/ LRCK DIT 2fs 1fs DIT <KM076906> 2011 / 12 -3- [AKD5701-A] (2) PLL, Slave Mode (PLL Reference CLOCKがMCKI pinの場合) *PORT4(DSP2)とDSPを接続して下さい。 PORT4のピン配置は下図の通りです。 PORT4 MCKI GND EXBCLK GND EXLRCK NC EXSDTI NC VD SDTO (2-1) MCKI部の設定 評価ボード上では、X1に11.2896MHzの水晶振動子を実装しています。この場合、11.2896MHzのPLL基準 クロックに対応します。このモードでは AK5701の MCKOpinから出力された信号を分周器(74VHC4040)に 入力し、EXBCLK, EXLRCKを生成しますのでAK5701のMCKO bitは “1”にする必要があります。 J3 (EXT/BCLK)からクロックを入力する場合は、JP16 (XTI)を “EXTCLK/BCLK”側にして、JP19(MCLK_SEL) を “EXTCLK/BCLK”にして下さい。JP14 (EXT1)及び、R20はジェネレータ側の出力インピーダンスに応じ て適宜設定して下さい。 JP16 XTI 5701 JP19 MCLK_SEL EXT 4114 JP11 MKFS EXT 256fs 512fs 1024fs MCKO (2-2) BCLK部の設定 JP17 JP12 BCLK_SEL BCLK EXT EXTBCLK/ BCLK/ EXT BCLK DIT 64fs 32fs 16fs DIT (2-3) LRCK部の設定 JP18 JP13 LRCK_SEL LRCK EXT EXT EXTLRCK/ LRCK/ LRCK DIT 2fs 1fs DIT <KM076906> 2011 / 12 -4- [AKD5701-A] (2-4)AK4114を使用する場合 *このモードでは、BCLK=64fs, LRCK=1fsのみ対応します。 MCKI部の設定 *X1を使用する場合はJP16をオープンにして下さい。 JP16 XTI 5701 JP19 MCLK_SEL EXT 4114 JP11 MKFS EXT 256fs 512fs 1024fs MCKO LRCK部の設定 JP18 JP13 LRCK_SEL LRCK EXT EXT EXTLRCK/ LRCK/ LRCK DIT 2fs 1fs DIT BCLK部の設定 EXT BCLK JP17 JP12 BCLK_SEL BCLK 64fs 32fs 16fs EXT EXTBCLK/ BCLK/ DIT DIT <KM076906> 2011 / 12 -5- [AKD5701-A] (3) PLL, Slave Mode (PLL Reference CLOCKがEXBCLK or EXLRCK pinの場合) *PORT4(DSP2)とDSPを接続して下さい。 PORT4のピン配置は下図の通りです。 PORT4 MCKI GND EXBCLK GND EXLRCK NC EXSDTI NC VD SDTO (3-1) MCKI部の設定 JP16 XTI 5701 JP19 MCLK_SEL EXT 4114 EXT (3-2) BCLK部の設定 J3 (EXT/BCLK)、J4 (EXT/LRCK)を使用します。X1は外してください。JP14 (EXT1), JP15 (EXT2)及び、 R20,R21はジェネレータ側の出力インピーダンスに応じて適宜設定して下さい。 *AK4114を使用する場合はJP17(BCLK_SEL)を “EXTBCLK/DIT”に、JP18(LRCK_SEL)を “EXTLRCK/DIT” に設定して下さい。この場合、BCLK=64fs, LRCK=1fsのみ対応します。 JP17 JP12 BCLK_SEL BCLK 64fs 32fs 16fs EXT EXTBCLK/ BCLK/ EXT BCLK DIT DIT (3-3) LRCK部の設定 JP18 JP13 LRCK_SEL LRCK EXT EXT 2fs 1fs EXTLRCK/ LRCK/ LRCK DIT DIT <KM076906> 2011 / 12 -6- [AKD5701-A] (4) EXT, Slave Mode *PORT4(DSP2)とDSPを接続して下さい。 PORT4のピン配置は下図の通りです。 PORT4 MCKI GND EXBCLK GND EXLRCK NC EXSDTI NC VD SDTO (4-1) MCKI部の設定 PORT4 (DSP2) を使用します。JP19(MCKI_SEL)はopenにして下さい。 (4-2) BCLK部の設定 EXT JP17 JP12 BCLK_SEL BCLK EXT EXTBCLK/ BCLK/ BCLK DIT 64fs 32fs 16fs DIT (4-3) LRCK部の設定 JP18 JP13 LRCK_SEL LRCK EXT EXT EXTLRCK/ LRCK/ LRCK DIT 2fs 1fs DIT <KM076906> 2011 / 12 -7- [AKD5701-A] (5) Slave & Bypass Mode *PORT4(DSP2)及びPORT2(DSP1)とDSPを接続して下さい。 PORT4, PORT2のピン配置は下図の通りです。 PORT4 PORT2 MCKI GND MCKO GND EXBCLK GND BCLK GND EXLRCK NC LRCK NC EXSDTI NC SDTO NC VD SDTO VD NC (5-1) MCKI部の設定 PORT4 (DSP2) を使用します。JP19(MCKI_SEL)はopenにして下さい。 (5-2) BCLK部の設定 EXT JP17 JP12 BCLK_SEL BCLK EXT EXTBCLK/ BCLK/ BCLK DIT 64fs 32fs 16fs DIT (5-3) LRCK部の設定 JP18 JP13 LRCK_SEL LRCK EXT EXT EXTLRCK/ LRCK/ LRCK DIT 2fs 1fs DIT <KM076906> 2011 / 12 -8- [AKD5701-A] (6)Bypass Mode *PORT4(DSP2)及びPORT2(DSP1)とDSPを接続して下さい。 PORT4, PORT2のピン配置は下図の通りです。 PORT4 PORT2 MCKI GND MCKO GND EXBCLK GND BCLK GND EXLRCK NC LRCK NC EXSDTI NC SDTO NC VD SDTO VD NC (6-1) MCKI部の設定 PORT4 (DSP2) を使用します。JP19(MCKI_SEL)はopenにして下さい。 (6-2) BCLK部の設定 EXT JP17 JP12 BCLK_SEL BCLK EXT EXTBCLK/ BCLK/ BCLK DIT 64fs 32fs 16fs DIT (6-3) LRCK部の設定 JP18 JP13 LRCK_SEL LRCK EXT EXT EXTLRCK/ LRCK/ LRCK DIT 2fs 1fs DIT <KM076906> 2011 / 12 -9- [AKD5701-A] DIPスイッチの設定 [SW2] (MODE): AK4114の評価モードの設定 ONで“H”, OFFで“L”です。 No. 1 2 3 4 Name ON (“H”) OFF (“L”) DIF0 AK4114 Audio Format Setting Table 2参照 DIF1 OCKS0 マスタクロック出力周波数選択Table3. 参照 OCKS1 Table 1. AK5701とAK4114のモード設定 AK5701のレジスタ設定 M/S 0 0 1 1 AK4114:SW3の設定 DIF1 DIF0 DIF1 DIF0 DAUX 1 0 0 0 24bit, Left justified Master 1 1 0 1 24bit, I2S Master 1 0 1 0 24bit, Left justified Slave 1 1 1 1 24bit, I2S Slave Table 2. AK4114オーディオインタフェースフォーマット設定 No. 0 2 OCKS1 OCKS0 MCKO1 X’tal 0 0 256fs 256fs 1 0 512fs 512fs Table 3.AK4114 マスタクロック出力周波数選択 <KM076906> Default Default 2011 / 12 - 10 - [AKD5701-A] その他のジャンパの設定 1) JP1 (GND) : AGNDとDGNDのショート。 OPEN: AGNDとDGNDを別々にします。 SHORT: AGNDとDGNDをショートします。<Default> 2) JP2(AVDD_SEL) : AVDD供給の選択。 OPEN: AVDDをAVDD端子から供給する場合 SHORT: AVDDをレギュレータから供給する場合<Default> 3) JP3(DVDD_SEL) : DVDD供給の選択。 AVDD: DVDDをAVDD端子から供給する場合 <Default> DVDD: DVDDをDVDD端子から供給する場合 4) JP4(CSP): CSP Hi/Low の選択 H: CSP= “H” L: CSP= “L” <Default> 5) JP5,JP6(MPWR): AK5701MPWRの選択 OPEN: MPWRを接続しません。<Default> SHORT: MPWRを接続します。 6) JP8(CCLK): AK5701CCLK入力の選択 OPEN: CCLK入力無し SHORT: CCLK入力有り<Default> 7) JP7(LVC_SEL): LVC Logic電源供給の選択。 DVDD: LVC Logicの電源を DVDD端子から供給する場合 VD: LVC Logicの電源をVD端子から供給する場合 <Default> 8) JP20(SDTO): PORT4 (DSP2) pin#4の選択。 OPEN: EXSDTIへの入力データ<Default> SHORT: PORT4 (DSP2) SDTOの出力データ <KM076906> 2011 / 12 - 11 - [AKD5701-A] トグルスイッチの動作 上方が“H”、下方が“L”です。 [SW1] (DIT): AK4114のパワーダウン。動作中は“H”側に倒します。 電源投入後、必ず一度“L”を入力して下さい。 AK4114を使用しない場合には、“L”側に倒して下さい。 [SW3] (PDN): AK5701のパワーダウン。動作中は“H”側に倒します。 電源投入後、必ず一度“L”を入力して下さい。 LEDの表示 [LED1] (ERF): AK4114のINT0ピンの出力です。 シリアルコントロール AKD5701-AはIBM-AT互換機のプリンタポート(パラレルポート)を通してコントロール可能です。同梱 の10線フラットケーブルでPORT3 (CTRL)とPCを接続して下さい。 1 10 CSN Connect CCLK PC CDTI 5 AKD5701-A 6 10 Wire Flat Cable 10pin Connector 10pin Header Fig.2. 10線フラットケーブルの接続 <KM076906> 2011 / 12 - 12 - [AKD5701-A] アナログ入出力回路 (1) 入力回路について ① LIN/RIN,MIC入力回路 R38 (Open) J1 LIN JP9 LIN LIN1 LIN1 2 3 1 LIN2 MR-552LS LIN2 J5 4 6 3 MIC J2 RIN JP10 RIN RIN1 RIN1 2 3 1 RIN2 MR-552LS R39 (Open) RIN2 Fig 3.LIN/RIN, MIC入力回路 (1-1) LIN1, RIN1から入力 JP9 JP10 RIN LIN LIN1 LIN2 RIN1 RIN2 (1-2) LIN2, RIN2から入力 JP10 RIN JP9 LIN LIN1 LIN2 RIN1 RIN2 ∗ 当社では回路例の使用によるトラブルについて一切の責任は負いません。 <KM076906> 2011 / 12 - 13 - [AKD5701-A] Ⅱ. コントロールソフトマニュアル 評価ボードとコントロールソフトの設定 1. AKD5701-Aを前項参照の上、適宜、設定して下さい。 2. IBM-AT互換機とAKD5701-Aを同梱の10線フラットケーブルで接続して下さい。10ピンヘッダーの向き に注意して下さい。(Windows 2000/XP上でコントロールソフトを動作させる場合、同梱のドライバをイ ンストールして下さい。インストール方法については“AKMデバイスコントロールソフトウェア ドラ イバーインストールマニュアル”を見て下さい。Windows95/98/ME上で動作させる場合はドライバのイ ンストールは不要です。尚、Windows NT上ではコントロールソフトは動作しません。) 3. “AK5701 Evaluation Kit”のラベルが貼ってあるCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入して下さい。 4. CD-ROMドライブにアクセスして、“akd5701.exe”(*)をダブルクリックし、コントロールプログラムを立 ち上げて下さい。 (*)CSP pin = “L”として下さい。 5. 後は下記を参照して評価して下さい。 操作手順 下記の手順を守って下さい。 1. 上記に従って、コントロールプログラムを立ち上げて下さい。 2. Port Setupボタンをクリックして下さい。 3. Resetボタンをクリックして下さい。 各ボタンの説明 1. [Port Reset] : USB I/Fボード接続時に使用します。 2. [Write default] : AK5701のレジスタを初期設定にします。 3. [All Write] : 現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。 4. [Function1] : キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。 5. [Function2] : キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。 6. [Function3] : レジスタのシーケンスを設定し、実行します。 7. [Function4] : [Function3] で作成したシーケンスファイルを割り当て、実行します。 8. [Function5] : メイン画面の[Save]で作成したレジスタ設定を複数割り当て実行ができます。 9. [SAVE] : 現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。 10. [OPEN] : 保存してあるレジスタ値を書き込みます。 11. [Write] : 各レジスタに対応したマウス操作によるデータ書き込みダイアログを立ち上げます。 データの表示 入力されたデータはレジスタマップに表示されます。赤字は “H”または “1”を表し、青字は “L”または “0”を 表します。ブランク部分はデータシートで定義されていない部分です。 <KM076906> 2011 / 12 - 14 - [AKD5701-A] 各ダイアログの説明 1. [Writeダイアログ] : マウス操作によるデータ書き込みダイアログ ・各レジスタに対応したダイアログがあります。 ・各レジスタに対応したWriteボタンをクリックし、ダイアログを立ち上げます。チェックボックスを チェック(9点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、チェックしなければデ ータは“L”または“0”になります。 ・入力した値をAK5701に書き込む場合は“OK”ボタンを、書き込まない場合は“Cancel”ボタンを 押して下さい。 2. [Function1ダイアログ] : キーボード操作によるデータ書き込みダイアログ ・Addressボックス: ・Dataボックス: データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 データを16進数2桁で入力します。 ・ 入力した値をAK5701に書き込む場合は “OK”ボタンを、書き込まない場合は “Cancel”ボタンを押して 下さい。 3. [Function2ダイアログ] : IVOL, OPGA評価用のダイアログ ・アドレス18H, 19Hにのみ対応するダイアログです。 ・Addressボックス: データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 ・Start Dataボックス: Start Dataを16進数2桁で入力します。 ・End Dataボックス: End Dataを16進数2桁で入力します。 ・Intervalボックス: Interval間隔でAK5701にデータを書き込みます。 ・Stepボックス: Step間隔でデータを書き換えます。 ・Mode Selectボックス: 9点でチェックした場合、空白でチェックしない場合です。 チェックした場合: Start DataからEnd Dataまで達し、さらにStart Dataに戻ります。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 09 データの流れ: 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00 チェックしない場合: Start DataからEnd Dataまで達し、Start Dataには戻りません。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 09 データの流れ: 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 ・入力した値をAK5701に書き込む場合は “OK”ボタンを、書き込まない場合は “Cancel”ボタンを押して 下さい。 <KM076906> 2011 / 12 - 15 - [AKD5701-A] 4. [Save] ボタンと [Open] ボタンについて 4-1. [Save] 現在のレジスタ設定値を保存します。ファイル名の拡張子は “akr”です。 <操作方法> (1) [Save] ボタンをクリックして下さい。 (2) ファイル名を指定して [Save] ボタンをクリックして下さい。拡張子は “akr”にして下さい。 4-2. [Open] [Save]で保存したレジスタ値を AK5701 へ書き込みます。ファイル形式は[Save] と同じ形式です。 <操作方法> (1) [Open] ボタンをクリックして下さい。 (2) ファイル名(拡張子は “akr ”)を選択して [Open] ボタンをクリックして下さい。 <KM076906> 2011 / 12 - 16 - [AKD5701-A] 5. [Function3ダイアログ] レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。 (1) [F3] を押して下さい。 (2) 動作させるシーケンスをセットして下さい。 アドレス、データ、インターバル時間を入力して下さい。シーケンスを終わらせるステップのアドレス には “-1”を入力して下さい。 (3) [Start] ボタンを押して下さい。設定したシーケンスが実行されます。 インターバル時間が “-1” のとき、そのステップを実行後、シーケンスが停止します。再度 [START] ボ タンを押すと停止した状態から再び動作を開始します。 シーケンスは[Function3] のWindow中の[Save] や[Open] ボタンで保存または開くことができます。ファ イル名の拡張子は “aks” です。 Figure 1. Window of [F3] <KM076906> 2011 / 12 - 17 - [AKD5701-A] 6. [Function4ダイアログ] [Function3] で作成したシーケンスファイルの設定を割り当て、実行することができます。[F4] ボタンを押 すとFigure 2に示すようなwindowが開きます。 Figure 2. [F4] window <KM076906> 2011 / 12 - 18 - [AKD5701-A] 6-1. 左側の [OPEN] ボタンと [START] ボタンについて (1) [OPEN] ボタンを押し、シーケンスファイル (*.aks)を選択して下さい。 シーケンスファイルがFigure.3 に示す様に表示されます。 Figure 3. [F4] window(2) (2) [START] ボタンを押すとシーケンスを実行します。 6-2. 右側下の[SAVE] ボタンと[OPEN] ボタンについて [SAVE] : シーケンスファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.ak4”です。 [OPEN] : “*.ak4”でセーブしたシーケンスファイルの割り当てを読み出します。 6-3. 操作上の注意 (1) [Function4] はシーケンスを一時停止する機能はサポートしていません。 (2) 右側にある [SAVE] と [OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要がありま す。 (3) [Function3] においてシーケンスを変更した場合、その内容を反映させるためにそのファイルを再度読み 出しして下さい。 <KM076906> 2011 / 12 - 19 - [AKD5701-A] 7. [Function5ダイアログ] メイン画面の[SAVE] で作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができます。 [F5] ボタンを押すとFigure 4に示す様なWindowが開きます。 Figure 4. [F5] window 7-1. 左側の[OPEN] ボタンと[WRITE]ボタンについて (1) [OPEN] ボタンを押し、 レジスタ設定ファイル (*.akr) を選択して下さい。 レジスタ設定ファイル名がFigure.5に示す様に表示されます。 (2) [WRITE] ボタンを押すとレジスタへの書き込みが実行されます。 <KM076906> 2011 / 12 - 20 - [AKD5701-A] Figure 5. [F5] windows(2) 7-2. 右側の[SAVE] ボタン と [OPEN] ボタンについて [SAVE] : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.ak5” です。 [OPEN] : “*.ak5”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 7-3. 操作上の注意 (1) 右側にある[SAVE] と[OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要があります。 (2) レジスタの内容をメイン画面 の [Save] ボタンで変更した場合、その内容を反映させるためにそのファ イルを再度読み出して下さい。 <KM076906> 2011 / 12 - 21 - [AKD5701-A] MEASUREMENT RESULTS 1.AK5701 Mode: EXT mode (Slave) [Measurement condition] • Measurement unit: AP2 (Audio Precision, System two, Cascade) • MCKI: 256fs • BCLK: 64fs • Bit: 16bit • Sampling Frequency: 44.1kHz • Measurement Frequency: 20 ∼ 20kHz • Power Supply: AVDD=DVDD=VD=3.0V • Temperature: Room • Input Frequency: 1kHz [Measurement Results] 1.ADC characteristics (MIC Gain = 0dB, IVOL=0dB, ALC = OFF, LIN/RIN Æ ADC) S/(N+D) (-0.5dBFS) D-Range (-60dBFS) S/N Result MGAIN=0dB LIN RIN 79.0dB 79.0dB 89.8dB 89.8dB 89.9dB 89.8dB MGAIN=+15dB LIN RIN 78.3dB 78.4dB 87.7dB 87.7dB 87.7dB 87.7dB 2.AK5701 Mode: PLL MASTER mode [Measurement condition] • Measurement unit: AP2 (Audio Precision, System two, Cascade) • MCKI: 12MHz • BCLK: 64fs • Bit: 16bit • Sampling Frequency: 44.0995kHz • Measurement Frequency: 20 ∼ 20kHz • Power Supply: AVDD=DVDD=VD=3.0V • Temperature: Room • Input Frequency: 1kHz [Measurement Results] ADC characteristics Result S/(N+D) (-0.5dBFS) D-Range (-60dBFS) S/N MGAIN=0dB LIN RIN 78.7dB 78.3dB 89.3dB 89.3dB 89.3dB 89.3dB <KM076906> MGAIN=+15dB LIN RIN 77.9dB 77.5dB 87.4dB 87.3dB 87.4dB 87.3dB 2011 / 12 - 22 - [AKD5701-A] 3.Plot data [Gain = 0dB] AKM AK5701 THD+N vs Input Level (fin=1kHz, GAIN=0dB) -60 -64 -68 -72 -76 d B F S -80 -84 -88 -92 -96 -100 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 dBr Figure 1. THD+N vs. Input Level AK5701 THD+N vs Frequency (fin=1kHz, GAIN=0dB) AKM -60 -64 -68 -72 -76 d B F S -80 -84 -88 -92 -96 -100 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 2. THD+N vs. Input Frequency <KM076906> 2011 / 12 - 23 - [AKD5701-A] AKM AK5701 Linearity (fin=1kHz, GAIN=0dB) +0 TT T T T -12 -24 -36 -48 d B F S -60 -72 -84 -96 -108 -120 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr Figure 3. Linearity AKM AK5701 Freqency Responce (fin=1kHz, GAIN=0dB) +0 -0.2 -0.4 -0.6 -0.8 d B F S -1 -1.2 -1.4 -1.6 -1.8 -2 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 4. Frequency Response <KM076906> 2011 / 12 - 24 - [AKD5701-A] AKM AK5701 Crosstalk (fin=1kHz, GAIN=0dB) -60 T T TT T T TT T T T T T T T T T T T -68 -76 -84 -92 d B -100 -108 -116 -124 -132 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz Figure 5. Crosstalk AKM AK5701 FFT S/(N+D) -0.5dBFS (fin=1kHz, GAIN=0dB) -0 -16 -32 -48 -64 d B F S -80 -96 -112 -128 -144 -160 20 50 100 200 500 1k 2k Hz Figure 6. FFT Plot <KM076906> 2011 / 12 - 25 - [AKD5701-A] AKM AK5701 FFT DR (fin=1kHz, GAIN=0dB) -0 -16 -32 -48 -64 d B F S -80 -96 -112 -128 -144 -160 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 7. FFT Plot AKM AK5701 FFT S/N MGAIN=0dB +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 20 50 100 200 500 1k Hz Figure 8. FFT Plot <KM076906> 2011 / 12 - 26 - [AKD5701-A] [Gain = +15dB] AKM AK5701 THD+N vs Input Level MGAIN=+15dB -60 -64 -68 -72 -76 d B F S -80 -84 -88 -92 -96 -100 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 dBr Figure 9. THD+N vs. Input Level AKM AK5701 THD+N vs Freqency (fin=1kHz, GAIN=+15dB) -60 -64 -68 -72 -76 d B F S -80 -84 -88 -92 -96 -100 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 10. THD+N vs. Input Frequency <KM076906> 2011 / 12 - 27 - [AKD5701-A] AKM AK5701 Lineearity (fin=1kHz, GAIN=+15dB) +0 T TT -12 -24 -36 -48 d B F S -60 -72 -84 -96 -108 -120 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr Figure 11. Linearity AKM AK5701 Freqency Responce (fin=1kHz, GAIN=+15dB) +0 -0.2 -0.4 -0.6 -0.8 d B F S -1 -1.2 -1.4 -1.6 -1.8 -2 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 12.Freqency Response <KM076906> 2011 / 12 - 28 - [AKD5701-A] AKM AK5701 Crosstalk (fin=1kHz, GAIN=+15dB) -60 T T T TT T T T T T T T T T T T T T T -68 -76 -84 -92 d B -100 -108 -116 -124 -132 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz Figure 13.Crosstalk AKM AK5701 FFT S/(N+D) -0.5dBFS MGAIN=+15dB +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 20 50 100 200 500 1k 2k Hz Figure 14. FFT Plot <KM076906> 2011 / 12 - 29 - [AKD5701-A] AKM AK5701 FFT DR MGAIN=+15dB +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 15. FFT Plot AKM AK5701 FFT S/N MGAIN=+15dB +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 20 50 100 200 500 1k Hz Figure 16. FFT Plot <KM076906> 2011 / 12 - 30 - [AKD5701-A] 改訂履歴 Date 04/12/27 05/01/07 Manual Revision KM076900 KM076901 Board Revision 0 0 05/01/28 KM076902 0 Reason 初版 誤記訂正 測定データ 修正 誤記訂正 05/04/25 KM076903 0 06/06/26 KM076904 1 測定データ 追加 変更 10/12/02 KM076905 1 誤記訂正 Contents P14: “akd5701-a.exe” Æ “akd5701-H.exe”(CSP pin = “H”時) または “akd5701-L.exe”(CSP pin = “L”時) P16: 4-1. [Save] 「EXCELのCSV形式のファイルに」を削除。 「ファイル名の拡張子は “akr”です。」を追加。 <ファイル形式>の説明文を削除。 4-2. [Open] 「EXCELのCSV形式で」Æ「[Save]で」 拡張子は “csv” Æ “akr” <注意>の説明文を削除。 P20: レジスタ設定ファイル(*.csv) Æ *.akr P22: 測定結果を最新データに変更。 回路図の修正 JP7 LVC_SELの電源ラインの変更。 U7 (74LVC74) の電源ラインをVD Æ LVCに変更。 測定結果にプロットデータを追加。 回路図変更: C28,29 Open Æ 5pF P1: Fig.1 AKD5701-Aブロック図変更: VD削除。 P2: 1-1) レギュレーター(3.3V)を使用する場合 [VD] (オレンジ) = 2.7~3.6V ⇒ 3.3Vに固定。 評価モード(3) PLL, Slave Mode (PLL Reference CLOCKがBICK or LRCK pinの場合) ⇒ (PLL Reference CLOCKがEXBCLK or EXLRCKの場合) P3: (1-1) MCKI部の設定 JP16 XTIの設定: 5701側ショート⇒OPEN P4: (2-1) MCKI部の設定 JP16 XTIの設定: 5701側ショート⇒OPEN P5: (2-4) MCKI部の設定 JP16 XTIの設定: 5701側ショート⇒OPEN P6: (3) PLL, Slave Mode (PLL Reference CLOCKがBCLK or LRCK pinの場合)⇒ (PLL Reference CLOCKがEXBCLK or EXLRCKの場合) P7: EXT, Slave Mode ⇒ (4) EXT, Slave Mode P8: (4) Slave & Bypass MODE ⇒ (5) Slave & Bypass Mode P11: 7) JP7(LVC_SEL)デフォルト設定変更: DVDD ⇒ VD P12: Fig.2 10線フラットケーブルの接続 10 pin Headerにピン番号及び、 10 Wire Flat Cableに色を追加。 P14: 評価ボードとコントロールソフトの設定 3. “AK5701-A Evaluation Kit” ⇒ “AK5701 Evaluation Kit” <KM076906> 2011 / 12 - 31 - [AKD5701-A] Date 11/12/01 Manual Revision KM076906 Board Revision 1 Reason 仕様変更 Contents P14:評価ボードとコントロールソフトの設定 4.CD-ROM ドライブにアクセスして、 “akd5701-H.exe”(CSP pin = “H”時)または “akd5701-L.exe”(CSP pin = “L”時)をダブルクリック し、コントロールプログラムを立ち上げて下さい。 ⇒ 4. CD-ROM ドライブにアクセスして、 “akd5701.exe”(*)をダブルクリックし、コントロール プログラムを立ち上げて下さい。 (*) CSP pin = "L" としてください。 重要な注意事項 z z z z z z 本書に記載された製品、および、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく変更すること があります。従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであることを弊社 営業担当、あるいは弊社特約店営業担当にご確認ください。 本書に記載された周辺回路、応用回路、ソフトウェアおよびこれらに関連する情報は、半導体製品の動 作例、応用例を説明するものです。お客様の機器設計において本書に記載された周辺回路、応用回路、 ソフトウェアおよびこれらに関連する情報を使用される場合は、お客様の責任において行ってください。 本書に記載された周辺回路、応用回路、ソフトウェアおよびこれらに関連する情報の使用に起因してお 客様または第三者に生じた損害に対し、弊社はその責任を負うものではありません。また、当該使用に 起因する、工業所有権その他の第三者の所有する権利に対する侵害につきましても同様です。 本書記載製品が、外国為替および、外国貿易管理法に定める戦略物資(役務を含む)に該当する場合、 輸出する際に同法に基づく輸出許可が必要です。 医療機器、安全装置、航空宇宙用機器、原子力制御用機器など、その装置・機器の故障や動作不良が、 直接または間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるような極め て高い信頼性を要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必ず事前に弊社代表取締役の書面によ る同意をお取りください。 この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生ずる損害等の 責任を一切負うものではありませんのでご了承ください。 お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用から損 害等が生じた場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい。 <KM076906> 2011 / 12 - 32 - A B C D E JP1 GND REG C3 + 47u DVDD C2 0.1u E BCLK 1 OUT 2 IN C1 0.1u JP2 AVDD_SEL AVDD GND REG_IN T1 TA48033F E AVDD1 L1 T45_BK T45_BK REG_IN C6 7 5701_EXSDTI 11 5701_EXLRCK 12 R9 AVDD DVDD 3 5 DVSS 22 MCKO LIN2 21 EXSDTI RIN2 20 AK5701 EXLRCK MPWR 13 JP7 DVDD LVC_SEL R40 51 LVC R12 51 R13 51 R14 51 R15 51 VD CN4 C14 24 2 1 + 1u C15 1 LIN1 22 RIN1 21 LIN2 20 RIN2 C C16 2 1u 1 23 2 1u C17 2 1u 51 12 + RIN1 1 51 11 24pin_2 CSP 51 10 R8 23 + R6 C13 4.7n + 9 10 LIN1 19 JP5 MPWR 19 JP6 MPWR 24pin_4 R10 2.2k PDN MCKO SDTO R11 2.2k 18 L R4 24 51 9 C C11 (open) 10k CSN R5 0.1u 17 8 0.1u CCLK JP4 CSP D 51 8 H C10 16 SDTO R7 C9 VCOC CDTI 7 VD1 1 2.2u LRCK 15 LRCK 6 51 MCKI R3 CN2 14 DVDD (short) BCLK + EXBCLK 47u 4 0.1u U1 DVDD 2 2 C12 1 1 2 2 JP3 AVDD DVDD_SEL L2 DVDD1 + R1 5.1 DVDD1 C8 2 10u 1 1 10u R2 51 VCOM 1 + AVDD AVDD1 C7 AVSS 2 D + C5 DGND1 1 AGND1 T45_O 1 VD1 T45_O 1 DVDD1 T45_O 1 AVDD1 T45_R 1 REG1 1 1 2 3 4 CN1 24pin_1 AVDD 6 47u 2 (short) 2 + 5 1 1 C4 R16 51 R17 (open) R18 (open) B B 17 18 CSN PDN 15 CDTI 16 14 1 5701_MCKI 47u 24pin_3 VD + 2 C18 CN3 2 13 L3 (short) 1 5701_EXBCLK VD1 JP8 CCLK A A CCLK Title Size A3 -33A B C Date: D AKD5701-A Document Number Rev AK5701 Monday, June 26, 2006 Sheet E 1 1 of 5 A B C D E R38 (Open) E E JP9 LIN LIN1 J1 LIN LIN1 2 3 1 LIN2 MR-552LS J5 MIC LIN2 6 4 3 D D JP10 RIN RIN1 J2 RIN RIN1 2 3 1 RIN2 MR-552LS R39 (Open) RIN2 C C B B A A Title Size A3 -34A B C Date: D AKD5701-A Document Number Rev Input Monday, June 26, 2006 1 Sheet E 2 of 5 A B C D E for 74AC74,74VHC4040,74HC14 for 74LVC07ANS LVC C19 0.1u E C20 0.1u C21 0.1u 2 1 VD + C23 47u C22 0.1u E D D EXT_MCLK VD Q 5 12 11 1 CLK 6 74AC74 C D PR Q U3B Q CL 3 MCKI D Q 9 256fs 512fs 1024fs MCKO JP11 MKFS U2 CLK 13 2 PR 4 U3A CL R19 short 10 VD 8 74AC74 10 CLK 11 RST Q1 Q2 Q3 Q4 Q5 Q6 Q7 Q8 Q9 Q10 Q11 Q12 9 7 6 5 3 2 4 13 12 14 15 1 JP12 64fs 32fs 16fs EXT_BCLK BLCK_SEL C JP13 2fs 1fs EXT_LRCK 74VHC4040 LRCK_SEL MCKO J3 EXT/BCLK 2 3 1 MR-552LS AVSS EXTCLK/BCLK R20 51 JP14 EXT1 B B J4 EXT/LRCK 2 3 1 MR-552LS EXTCLK/LRCK R21 51 JP15 EXT2 A A Title Size A3 -35A B C Date: D AKD5701-A Document Number Rev CLOCK Monday, June 26, 2006 Sheet E 1 3 of 5 A B C D E R22 10k A E K VD 2 1 1 4 74HC14 + VD 3 74HC14 L C26 0.1u H SW1 DIT 2 C25 0.1u 1 C24 10u 2 E U4B 3 U4A D1 HSU119 1 MODE2 37 INT1 38 AVDD 39 VCOM AVSS R 41 42 RX0 43 NC 44 RX1 45 TEST1 46 47 NC RX2 8 7 6 5 RX3 1 2 3 4 48 U5 SW2 DIF0 DIF1 OCKS0 OCKS1 D R23 18k 40 C27 0.47u VD D R24 1k U4C IPS0 INT0 36 5 6 LED1 ERF K A VD 74HC14 2 NC OCKS0 35 OCKS0 3 DIF0 OCKS1 34 OCKS1 4 TEST2 CM1 33 5 DIF1 CM0 32 6 NC PDN 31 RP1 5 4 3 2 1 OCKS0 OCKS1 47k AK4114 7 VD C JP16 XTI EXTCLK/BCLK DIF2 XTI 30 1 C 8 IPS1 XTO 29 9 P/SN DAUX 28 10 XTL0 MCKO2 27 11 XTL1 BICK 26 12 VIN SDTO 25 5701_MCKO C28 5p C29 5p 2 X1 11.2896MHz DAUX 4114_BICK LRCK 24 MCKO1 4114_LRCK IN VCC GND 23 1 2 C33 10u VD PORT1 A 4114_MCKO 2 C32 10u VD 22 C31 0.1u + + C30 0.1u 1 DVSS DVDD 21 20 VOUT UOUT 19 COUT 18 BOUT 17 TX1 16 15 14 TVDD 13 TX0 B DVSS B 3 2 1 VD C34 0.1u TOTX141 A Title Size A3 -36A B C Date: D AKD5701-A Document Number Rev DIT Monday, June 26, 2006 1 Sheet E 4 of 5 A B C D E VD U6 R25 R26 R27 R28 330 330 330 330 E 5701_EXBCLK 5701_EXLRCK 11 Y8 A8 9 12 Y7 A7 8 U7A 1 MCKO 5701_MCKI 13 Y6 A6 7 5701_EXSDTI 14 Y5 A5 6 15 Y4 A4 5 3 CCLK 17 CSN 18 A3 4 Y2 A2 3 Y1 A1 2 Y3 4 5 PORT2 6 MCKI BCLK LRCK SDTO VD 74LVC07ANS U7D 9 SDTO 16 5701_MCKO 74LVC07ANS U7C EXSDTI LRCK CDTI 2 74LVC07ANS U7B BCLK PDN E 8 1 2 3 4 5 74LVC07ANS 10 9 8 7 6 DSP1 D D R29 VD 10k 10 GND G2 19 20 VCC G1 1 JP17 BCLK-DIT EXBCLK-DIT EXT EXTBCLK 4114_BICK EXT_BCLK EXTCLK/BCLK BCLK_SEL C35 0.1u JP18 4114_LRCK LRCK-DIT EXLRCK-DIT EXTLRCLK EXT 74LVC541 EXTCLK/LRCK EXT_LRCK LRCK_SEL C C 2 1 LVC + C36 47u DAUX R30 R31 R33 VD 10k 10k 10k R32 R35 R34 470 470 470 4114_MCKO EXT_MCLK PORT3 1 2 3 4 5 B 10 9 8 7 6 EXTCLK/BCLK CSN CCLK CDTI JP19 MCKI 1 EXBCLK 2 EXLRCK 3 EXSDTI 4 VD 5 MCKI MCKI_SEL PORT4 10 9 8 7 6 DSP2 SDTO B R36 CTRL VD 10k VD JP20 K EXSDTI A D2 HSU119 R37 10k SDTO U4D 9 74HC14 U4E 11 10 74HC14 1 H 3 L 8 SW3 PDN C37 0.1u U7E 11 10 A 2 A 74LVC07ANS U4F 13 U7F 12 13 B C Title Size A3 -37A 12 74LVC07ANS 74HC14 Date: D AKD5701-A Document Number Rev LOGIC Monday, June 26, 2006 1 Sheet E 5 of 5 -38- -39- -40- -41-