AOB0000CJ7

金属(酸化物)皮膜ヒューズ抵抗器
金属(酸化物)皮膜ヒューズ抵抗器
ERQH タイプ
生産終息品
(0.5 W 難燃性ハーメチックシール形)
ERQC タイプ
(1 W, 2 W, 3 W 不燃性箱形アキシャルリード)
■ 特 長
●
●
●
●
●
確実な溶断性…………………仕様に定められた条件で確実な溶断特性を示します
不燃性…………………………セラミック碍管,又はケースで外装された構造により安全性に優れています
表面温度上昇…………………過負荷時の表面温度上昇が低く600 ℃を超えません
均一な品質性能・高信頼性…品質性能は均一で極めて高い信頼性を有しています
高絶縁耐力……………………絶縁耐力は1000 V以上です
■ 構造図
0.5 W難燃性ハーメチックシール形
ERQ-12H type
リード線
高信頼性金属(酸化物)皮膜
マーキング
溝切
セラミックチューブ
高熱伝導性セラミック
低融点特殊物質
エンドキャップ
ハーメチックシール樹脂
座金
設計・仕様について予告なく変更する場合があります。 ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
– ER109 –
生産終息品
金属(酸化物)皮膜ヒューズ抵抗器
■ 品番構成
1
2
3
E
R
Q
品目記号
金属(酸化物)
皮膜ヒューズ抵抗器
12
1
2
3
4
定格電力
0.5 W
1W
2W
3W
H
C
5
6
7
2
C
J
構造
ハーメチック
シール形
不燃性箱形
アキシャルリード
8
抵抗値許容差
J
±5%
±10 %
K
9
10
11
1
0
1
抵抗値
3桁の数字で表す。最初の
2数字は有効数字を示し,
最後の1数字はそれに続く
0(零)の数を示します。
小数点はその位置すると
ころに英大文字Rを代りに
使用します。
(例)222 : 2.2 k액
8R2 : 8.2 액
12
なし
V
P
P···S
加工・包装等
バルク包装
アキシャルテーピング
(ただし12Hのみ)
自立形リード加工品
(ただし12Hのみ)
自立形リード加工品
(ただし1C,2Cのみ)
上記の例は,定格電力が 2 W の金属(酸化物)皮膜ヒューズ抵抗器で抵抗値が 100 액,抵抗値許容差が ±5 % のものを示します。
■ 定 格
形 式
定格電力
70 °C
(W)
ERQ12H
0.5
ERQ1C
1
最高断続
過負荷電圧
定格電圧
(1)
耐電圧
(V)
の 3 倍 AC 1000
AC 1000
ERQ2C
2
定格電圧の 2.5 倍 AC 1000
ERQ3C
5
AC 1000
抵抗値範囲
(액)
抵抗値
許容差
(%)
K
J
K
J
K
J
K
J
(±10)
(± 5)
(±10)
(± 5)
(±10)
(± 5)
(±10)
(± 5)
min.
0.22
1
0.33
1
0.33
1
0.33
1
max.
0.82
3.9 k
0.82
1 k
0.82
1 k
0.82
3.3 k
標準
抵抗値
E12
E24
E12
E24
E12
E24
E12
E24
抵抗温度
係数
質 量
表示方法
-6
[҂10 /°C (g/ 個 )
(ppm/°C)]
0.73
1.1
捺印
±500
2
5.1
(1)定格電圧 =앀 定格電力 ҂ 抵抗値による算出値がその定格電圧となります。
最高開回路電圧
電気回路において抵抗器が開放状態になったとき,抵抗器の端子間に加えることのできる電圧の最高値をいい,形状抵抗
値によって異なり個別に定めております。
ER114 ページの最高開回路電圧以下でご使用ください。
120
定格電力比 (%)
負荷軽減曲線
周囲温度 70 ℃以上で使用されるときは,右図負荷軽減曲
線にしたがって定格電力を軽減してください。
100
–30 °C
70 °C
80
60
40
20
0
–60 –40 –20 0
C type
H type
150 °C
20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 220
周囲温度 (°C)
設計・仕様について予告なく変更する場合があります。 ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
– ER110 –
生産終息品
金属(酸化物)皮膜ヒューズ抵抗器
■ 捺印表示
12H タイプ 表示:黒で捺印表示
C タイプ 表示:赤で捺印表示
定格電力
商標
製造連番
定格電力,抵抗値及び抵抗値許容差記号
1 0 8
1/2W
16액J
712
3.3액J
Q712
抵抗値許容差記号
商標
抵抗値
製造日(年,月,旬)
ヒューズ抵抗器を表わす略号
■ 形状寸法
ERQ12H タイプ
寸法 (mm)
形 式
±1.5
ERQ12H
12.0
ERQ1C
13.0
ERQ2C
18.0
ERQ3C
22.0
5.3
±1.0
+3
13 –2 (mm)
k
fD
L
fd
A
±3.0
0.65
±0.05
±4.0
0.65
±0.05
5.5
±4.0
0.80
±0.05
6.4
±4.0
0.80
±0.05
9.5
28.5
±1.0
—
25.0
±1.0
—
25.0
±1.0
—
32.0
製造日(年,月,旬)
fD
fd
—
±1.0
l
l
L
±1.0
ERQC タイプ
±1.0
l
A
fd
l
L
A
■ 自立形リード加工仕様
P タイプ
S
h2
h1
fD
L
f0.65±0.05
0.8
3 max.
1.2±0.2
単位:mm
fD
L
品 番
ERQ12H첸첸첸첸P
±1.5
S
±1.0
f5.3
12.0
h2
h1
±1.5
±1.50
17.5
±1.0
5.85
4.0
P···S タイプ
S
A
A
h2
h1
L
fd
W2
3 max.
W1
単位:mm
L
品 番
fd
S
18.0
25.0
13.0
(2 W)
20.0
(1 W)
ERQ2C첸P첸첸첸S
±1.0
ERQ1C첸P첸첸첸S
±1.0
±2.0
0.65
±2.0
0.80
A
±0.10
5.5
±0.10
6.4
h1
±1.0
6.0
±1.0
5.8
h2
±1.5
4.0
±1.5
4.0
W1
±1.0
1.2
±1.0
1.4
W2
±0.2
0.8
±0.2
1
設計・仕様について予告なく変更する場合があります。 ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
– ER111 –
生産終息品
金属(酸化物)皮膜ヒューズ抵抗器
■ アキシャルテーピング仕様(12Hタイプ)
単位:mm
l2
+3
13 –2
標準数量
1000 pcs./box
D
l1
+3
l1,l2及び 13 –2 の寸法は
側面からみてD/2のところ
で測定した値
6.0±1.0
| l1-l2 | ≦ 2.0
95±2
+3
13 –2
D/2
l1
10.0±0.5
52.0±1.0
75 +2
–1
325±3
■ 包装方法・形態につきましては,別途お問い合わせください。(ERQCタイプ)
■ 性能・仕様などの概要
特性項目
規格値
試験方法
難燃性
試験火炎から抵抗器を取り出したと
き,炎は 10 秒以内に消えること。
抵抗器を内炎上に 15 秒間隔で 5 回繰り返して置く。
溶断特性
溶断特性で規定された条件を満足す
ること。
(ER113 ページをご参照ください。)
定電圧電源を使用し,定電圧回路にて試験を行う。
最高開回路電圧
最高開回路電圧で規定された条件を
満足すること。
(ER114 ページをご参照ください。)
最高開回路電圧で規定された回路にて試験を行う。
設計・仕様について予告なく変更する場合があります。 ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
– ER112 –
生産終息品
金属(酸化物)皮膜ヒューズ抵抗器
■ ERQH, Cタイプ 溶断特性規格値
( 単位:秒 )
定格電力の倍率(倍)
ERQ12H タイプ
10
12
16
20
25
30
< 30
< 25
< 10
< 45
< 25
< 20
< 10
0.22 ∼ 0.82 (액)
1.0 ∼
抵抗値範囲
4.3 (액)
4.7 ∼
16 (액)
18 ∼
47 (액)
< 150
< 180
< 90
< 45
< 25
< 20
< 10
< 120
< 60
< 45
< 15
< 10
< 7
< 45
< 25
< 10
< 45
< 30
< 20
< 10
< 45
< 25
51 ∼ 200 (액)
220 ∼ 620 (액)
< 180
680 ∼ 3.9 k (액)
40
< 90
( 単位:秒 )
定格電力の倍率(倍)
ERQ1C タイプ
10
0.33 ∼ 0.91 (액)
1.0 ∼
抵抗値範囲
3.9 (액)
12
16
20
25
30
< 300
< 90
< 180
< 40
< 20
< 10
< 45
< 15
< 7
< 7
4.3 ∼
16 (액)
< 90
< 60
< 30
< 10
< 7
< 7
18 ∼
47 (액)
< 60
< 30
< 15
< 10
< 7
< 7
< 90
< 20
< 15
< 10
< 60
< 20
< 7
< 7
< 60
< 10
< 7
< 7
51 ∼ 180 (액)
200 ∼ 620 (액)
< 90
680 ∼ 1 k (액)
( 単位:秒 )
定格電力の倍率(倍)
ERQ2C タイプ
10
12
16
< 90
< 30
< 15
< 7
< 90
< 45
< 20
< 15
< 7
0.33 ∼ 0.91 (액)
1.0 ∼
抵抗値範囲
3.9 (액)
20
25
30
< 45
< 30
< 10
< 7
< 7
< 30
< 20
< 10
< 7
< 7
51 ∼ 180 (액)
< 120
< 60
< 20
< 10
< 7
200 ∼ 620 (액)
< 90
< 30
< 10
< 7
< 7
< 30
< 20
< 10
< 7
< 7
4.3 ∼
30 (액)
33 ∼
47 (액)
680 ∼ 1 k (액)
< 45
< 60
( 単位:秒 )
定格電力の倍率(倍)
ERQ3C タイプ
10
12
0.33 ∼ 0.91 (액)
1.0 ∼
抵抗値範囲
3.9 (액)
16
20
25
30
< 240
< 90
< 45
< 20
< 240
< 90
< 20
< 15
4.3 ∼
20 (액)
< 300
< 120
< 60
< 20
< 15
< 15
22 ∼
91 (액)
< 100
< 60
< 30
< 15
< 15
< 15
100 ∼ 200 (액)
< 180
< 90
< 30
< 20
< 15
220 ∼ 3.3 k (액)
< 90
< 60
< 20
< 15
< 15
設計・仕様について予告なく変更する場合があります。 ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
– ER113 –
生産終息品
金属(酸化物)皮膜ヒューズ抵抗器
■ ERQH, Cタイプ 最高開回路電圧
最高開回路電圧
電気回路においてヒューズ抵抗器が開放状態になった時、ヒューズ抵抗器の両端に加えることのできる電圧の最高値を示し,
形状,抵抗値によって異なり個別に定めております。最高開回路電圧以下(グラフ参照)でご使用ください。
ご使用の際には実機にて充分ご確認をお願いいたします。
ERQH, Cタイプ
試験回路
ERQ1Cタイプ
ERQ12Hタイプ
1000
最高開回路電圧 (V)
最高開回路電圧 (V)
1000
100
100
10
10
0.1
1
10
100
1000
0.1
10000
1
ERQ2Cタイプ
100
1000
10000
1000
10000
ERQ3Cタイプ
1000
1000
最高開回路電圧 (V)
最高開回路電圧(V)
10
抵抗値(액)
抵抗値(액)
100
10
100
10
0.1
1
10
100
1000
10000
抵抗値(액)
0.1
1
10
100
抵抗値 (액)
設計・仕様について予告なく変更する場合があります。 ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
– ER114 –
生産終息品
金属(酸化物)皮膜ヒューズ抵抗器
安全上のご注意
以下の内容は,製品個別の注意事項ですが,本カタログの頁 「ER3」 に固定抵抗器の共通注意事項を示しておりますので,
その内容も十分ご確認の上ご検討ください。
1. 溶断条件の確認
1) 溶断特性は品種,形状及び抵抗値によって異なりますので溶断条件を確認の上,品種をご選定ください。
2) 回路異常時に定格電圧に対して高倍率の電圧が印加される場合、過電流で断線した後,更に高電圧が印加される場合
などは,アーク現象が起こることがありますので、最高開回路電圧以下でご使用ください。
2. パルス電圧,衝撃電圧,過渡的電圧の考慮
衝撃電圧が発生する回路や短時間でかなりの高電圧が印加される過渡現象や,ピーク値電圧の高いパルス電圧が印加
される場合などについては,貴社製品にて実装された状態で必ず評価・確認を実施してください。特殊な条件下での
用途については,必ず事前に当社営業窓口へご相談ください。
3. 定常時の使用条件
定常時の負荷条件が負荷軽減曲線以内において,余裕のある使い方になっているか十分検討ご確認ください。なお,
当製品の諸特性は定電圧回路にて設定しております。
〔参考特性データ〕
■ パルス特性(定常時の場合)
Pp (Vp)
PP
VP
t
T
VR
P
R
Vp max.
t
:
:
:
:
:
:
:
:
パルス限界電力 (W)
パルス限界電圧 (V)
パルス持続時間 (s)
周期 (s)
定格電圧 (V)
定格電力 (W)
抵抗値 (액)
最高パルス限界電圧 (V)
T
耐パルス限界電力 PP 及び,電圧 VP は次式により算出される。
PP = K · P · T/t
VP = 앀 K · P · R · T/t
定数 K 及び Vp max. は右表による。
形 式
K
Vp max. (V)
ERQ12H
0.6
200
ERQ1C
0.3
200
ERQ2C
0.25
300
ERQ3C
0.2
300
● T>1(s) の場合は,T=1(s) として算出する。
● T/t>100 の場合は,T/t=100 として算出する。
● PP<P の場合は,P をもって PP とする。
(VP<VR の場合は,VR をもって VP とする。
)
● 印加する電圧は,Vp max. 以下とする。
● PP 及び,VP はパルス印加時間 1000 時間で抵抗値変化率が ±5 %以内となる参考値です。(室温条件にて)
設計・仕様について予告なく変更する場合があります。 ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
– ER115 –
生産終息品
金属(酸化物)皮膜ヒューズ抵抗器
■ 溶断特性(定電圧回路)
下記データは参考値です。規格値はER113ページに定めています。
ERQ12H
ERQ1C
1액
100 액
1k액
100
70
60
50
40
30
溶断時間 (秒)
溶断時間 (秒)
70
60
50
40
30
20
10
7
6
5
4
3
20
10
7
6
5
4
3
2
2
1
1
0
8 10 12
15
20
定格電力の倍率(倍)
25
30
0
ERQ2C
8 10 12
15
20
定格電力の倍率(倍)
25
30
ERQ3C
1액
100 액
1k액
100
70
60
50
40
30
1액
3.3 k 액
200
100
20
50
10
溶断時間 (秒)
溶断時間 (秒)
1액
100 액
1k액
100
7
6
5
4
3
10
2
1
0
8 10 12
15
20
定格電力の倍率(倍)
25
30
7
6
5
4
3
2
1
0
8 10 12
15
20
定格電力の倍率(倍)
25
30
■ 表面温度上昇(参考値)
表面温度上昇分 왕T (K)
500
400
2CJ680
300
測定点
3CJ1R0
200
1CJ680
100
12HJ680
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
定格電力の倍率(倍)
設計・仕様について予告なく変更する場合があります。 ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
– ER116 –
安全上のご注意
(固定抵抗器の共通注意事項)
・当製品をご使用の際には,用途の如何にかかわらず,事前に納入仕様書の取交しをお願いします。本カタログに記載
の設計・仕様については予告なく変更する場合があります。
・本カタログの記載内容を逸脱して当製品をご使用しないでください。
・本カタログは部品単体での品質・性能を示すものです。ご使用に際しては,必ず貴社製品に実装された状態で
ご評価,ご確認ください。
・輸送機器(列車,自動車,船舶等)
,信号機器,医療機器,航空宇宙機器,電熱用品,燃焼・ガス機器,回転機器,防
災・防犯機器等の機器において,当製品の不具合により人命その他の重大な損害発生が予測される場合は,以下のよ
うなシステムによりフェールセーフ設計を行い,安全性の確保をお願いします。
*保護回路,保護装置を設けたシステム
*冗長回路等を設けて単一故障では不安全とならないシステム
1)使用上の注意事項
・当製品は,一般電子機器(AV,家電,事務機器,情報・通信機器等)の汎用・標準的な用途のために設計・製造
されたものです。
・当製品は,下記の特殊環境での使用を考慮した設計はしておりませんので,必ず事前に品質・性能への影響について
十分調査確認いただいた上でご使用の可否をご判断ください。
1. 水,油,薬液,有機溶剤等の液体中
2. 直射日光,屋外暴露,塵埃中
3. 潮風,Cl2,H2S,NH3,SO2,NO2 等の腐食性ガスの多い場所
4. 静電気の発生し易い環境
小形部品は静電気放電 (ESD) に敏感です。
静電気放電 (ESD) によって,損傷を受けます。
静電気放電 (ESD) 対策を行なってください。
5. 電磁波の環境
強い電磁波環境下でのご使用は避けてください。
6. 当製品が結露するような環境
7. 当製品又は当製品を取り付けたプリント基板を樹脂等で封止,コーティングしたもの
・当製品は,通電によりジュール熱が生じます。他の部品へ熱的な悪影響を与えないように,取り付け位置にご注意く
ださい。
・周辺の発熱部品により,当製品がカテゴリ温度範囲を越えないように,部品取り付け位置にご注意ください。また,
当製品に発熱部品やビニール被覆線等可燃物を近接して取り付けたり配置しないでください。
・無洗浄はんだを使用する場合や,ハロゲン系の活性度の高いフラックス又は水溶性フラックスを使用する場合は,
性能・信頼性の劣化が考えられるためご注意ください。
・はんだ付け後のフラックス洗浄剤等により性能・信頼性の劣化が考えられるため洗浄剤の選定にはご注意ください。
特に,水及び水溶性洗浄剤をご使用の場合は,水分の残留による絶縁性の劣化が考えられます。
2)保管上の注意事項
はんだ付け性等の性能の保証期間は,温度(5 ℃∼ 35 ℃),湿度(45 % ∼ 85 %RH)の環境下において,当製品納入時
の包装状態で貴社到着日より 1 年です。
しかしながら,上記の保証期間内であっても電気性能やはんだ付け性の劣化、包装材料(テーピング等)の変形・
変質による実装不具合の発生につながる可能性がありますので下記のような環境では当製品を保管しないでください。
1. 潮風,Cl2,H2S,NH3,SO2,NO2 等の腐食性ガスの多い場所
2. 直射日光の当たる場所
<包装表示>
包装表示には,品番・数量・原産地などについて表示しております。
なお,原産地の表示は,原則として英文とします。
– ER3 –