2015年9月期 中間決算説明会(抜粋) 2015年5月13日 証券コード 6965 www.hamamatsu.com 注意事項 本資料は当社が発行する有価証券の投資勧誘を目的として作成されたものでは ありません。 本資料に掲載されている事項は、資料作成時点における当社の想定及び所信に 基づく見解であり、その情報の正確性及び完全性を保証または約束するものでは ありません。 実際の業績に影響を与えるリスクや経済動向、業界需要等の不確実要因を含ん でいます。 当社の見込みと実際の業績は異なる場合があります。ご了承ください。 1.業績概要・通期見通し 2.ビジネス展開 3.トピックス 2015年9月期 第2四半期連結実績と通期予想 (単位:百万円) 2014年9月期(67期) 2015年9月期(68期) 上半期 下半期 売上高 56,680 55,412 112,092 営業利益 11,078 10,586 経常利益 11,422 当期純利益 1株当たり純利益 (単位:円) 配当金(単位:円) 通期 上半期 下半期 (予想) 通期 (予想) 前期比 (予想) +9.8% 62,070 124,300 +10.9% 21,665 13,777 +24.4% 11,422 25,200 +16.3% 11,108 22,531 14,582 +27.7% 11,517 26,100 +15.8% 7,468 7,687 15,155 9,861 +32.0% 8,438 18,300 +20.7% 46.45 47.81 94.26 61.33 +32.0% 52.48 113.81 +20.7% 25 30 為替レート 55 62,229 前上半期比 30 実績レート +5 16(32) 実績レート 46(62) +7 前提レート 米ドル 101.53 - 102.29 116.73 - - 115.00 - ユーロ 138.62 - 138.76 138.47 - - 135.00 - 注:「1株当たり純利益」は平成27年4月1日付けで行いました株式分割(1:2)後の株数で2014年9月期も遡及して表示しています。 注:「配当金」は平成27年4月1日付けで行いました株式分割前の株に対する配当金を( )内に表示しています。 百万円未満切り捨て 1 売上高・利益 推移と計画(連結) (単位:百万円) 140,000 30,000 売上高 利益額 120,000 25,000 100,000 20,000 80,000 15,000 60,000 10,000 40,000 5,000 20,000 0 2015年9月期 2008年9月期 2009年9月期 2010年9月期 2011年9月期 2012年9月期 2013年9月期 2014年9月期 売上高(左軸) 98,811 71,976 90,959 101,858 98,067 102,156 112,092 124,300 経常利益(右軸) 20,882 4,794 16,059 22,216 18,350 17,883 22,531 26,100 当期利益(右軸) 13,117 1,791 11,491 13,702 11,206 11,529 15,155 18,300 2 (計画) 0 設備投資(支払ベース)及び減価償却費 推移と計画 (単位:百万円) 主な設備投資計画 2015年9月期(68期) ・電子管事業部:建物(第10棟) ・固体事業部: MOEMS製造設備(第13棟) ・ 産業開発研究所:レーザー照射棟 ・中央研究所:特別高圧受変電設備整備 12,000 10,000 8,000 33億円 19億円 4億円 4億円 6,000 4,000 2,000 0 上期 下期 上期 下期 上期 下期 (計画) 2013年9月期(66期) 2014年9月期(67期) 2015年9月期(68期) 設備投資(連結) 3,939 5,245 7,957 7,542 7,283 9,617 設備投資(単体) 3,598 4,797 7,167 7,023 6,404 8,896 減価償却費(連結) 3,586 4,183 3,434 3,962 3,585 4,914 減価償却費(単体) 3,305 3,852 3,122 3,619 3,231 4,568 3 研究開発費 推移と計画 (単位:百万円) 7,000 12.0% (百分率) 6,000 10.0% 5,000 8.0% 4,000 6.0% 3,000 4.0% 2,000 2.0% 1,000 0 上期 下期 2013年9月期(66期) 上期 下期 2014年9月期(67期) 上期 下期 (計画) 2015年9月期(68期) 研究開発費(連結) 5,182 5,703 5,309 5,668 5,479 6,321 研究開発費(単体) 5,057 5,567 5,123 5,559 5,344 6,166 開発費売上高比率(連結) 10.3% 11.0% 9.4% 10.2% 8.8% 10.2% 4 0.0% 地域別売上高 実績(連結) 地域 2014年9月期 上半期 (単位:百万円) 2015年9月期 下半期 通期 上半期 上半期比 占有比 日本国内 19,861 16,963 36,823 19,711 -0.8% 31.7% 北米 14,741 16,361 31,102 17,956 +21.8% 28.8% 欧州 13,832 13,850 27,683 15,175 +9.7% 24.4% 8,143 8,105 16,248 9,204 +13.0% 14.8% 103 132 236 183 +77.5% 0.3% 56,680 55,412 112,092 62,229 +9.8% 100.0% アジア・中国 その他 合計 北米:米国 欧州:ドイツ、フランス、イギリス アジア中国:イスラエル、インド、中国、韓国、台湾 その他:オーストラリア 5 2015年9月期(68期上期) 連結地域別売上高 2014年9月期(67期上) 56,680百万円 2015年9月期(68期上) 62,229百万円 アジア・中国, アジア・中国, 8,143 , 14% 9,204 , 15% 日本国内, 19,711 , 19,861 , 13,832 , 25% 32% 欧州, 35% 欧州, 日本国内, 15,175 , 24% 北米, 北米, 14,741 , 17,956 , 26% 29% 米ドル ユーロ 101.53円 138.62円 米ドル ユーロ 6 116.73円 138.47円 1.業績概要・通期見通し 2.ビジネス展開 3.トピックス 7 業界別 通期実績と計画(連結) 1/2 (単位:百万円) 2013年9月期 分野業界(連結) 医用機器 放射線検査装置:X線CT.PET.歯科用X線等 検体検査装置:血液,DNA分析等 その他の医用機器:製薬検査装置他 2013年 3月 2014年9月期 2014年 3月 2013年9月 2015年9月期 2015年 3月 2014年9月 上期実績 下期実績 通期実績 % 18,945 19,51938,464 37.7 20,452 19,27639,729 35.4 23,45223,240 46,692 37.6 14,036 15,28429,321 28.7 15,893 14,47230,366 27.1 17,68717,590 35,277 28.4 3,866 3,541 7,407 7.3 3,744 3,916 7,660 6.8 4,924 4,607 9,531 7.7 1,043 1.7 1.5 841 1,043 1,884 1.5 694 1,736 上期実績 下期実績 通期実績 815 886 1,701 % 2015年9月 上期実績 下期計画 通期計画 % 11,250 12,09223,343 22.9 13,443 13,84927,293 24.3 14,96915,621 30,591 24.6 半導体製造装置:故障解析、表面検査等 5,604 5,059 10,664 10.4 6,746 6,589 13,336 11.9 7,365 7,629 14,994 12.1 非破壊検査装置:電子回路、食物等 3,465 3,839 7,304 7.1 3,842 3,905 7,748 6.9 4,377 4,501 8,878 7.1 FA機器:エンコーダー UVキュアー等 1,450 2,275 3,725 3.6 2,133 2,676 4,810 4.3 2,371 2,692 5,063 4.1 1.6 1.2 799 1,656 1.3 産業用機器 その他の産業用機器 :金融機器等 731 919 1,650 721 677 1,398 856 分析機器: 材料、水質、環境等 5,660 6,273 11,932 11.7 6,778 8,025 14,803 13.2 8,021 8,253 16,273 13.1 学術研究:高エネルギー物理学、宇宙線等 4,226 3,451 7,677 7.5 4,142 2,698 6,840 6.1 3,840 2,137 5,977 4.8 外国為替レート 実績 実績 実績 US$ 86.57 円 ー 92.84 円 101.53 円 ユーロ€ 113.28 円 ー 121.80 円 138.62 円 8 実績 実績 前提 ー 102.29 円 116.73 円 ー 115.00 円 ー 138.76 円 138.47 円 ー 135.00 円 業界別 通期実績と計画(連結) 2/2 2013年9月期 分野業界(連結) 2013年3月 上期実績 2014年9月期 2013年9月 下期実績 通期実績 2014年3月 % 上期実績 2015年9月期 2015年3 月 2014年9月 下期実績 通期実績 (単位:百万円) % 2015年9月 上期実績 下期計画 通期計画 % 計測機器: 放射線検出、石油探査等 3,838 3,890 7,728 7.6 3,998 3,910 7,908 7.1 3,989 3,943 7,932 6.4 輸送機器: 車載用センサ,光データリンク等 1,439 1,640 3,080 3.0 1,905 1,986 3,892 3.5 2,167 2,148 4,315 3.5 944 1,781 1.7 1,107 1,109 2,217 2.0 873 871 1,744 1.4 1,095 1,075 2,170 2.1 1,196 1,073 2,269 2.0 1,162 998 2,159 1.7 0.5 288 581 0.5 5.8 3,464 4,571 8,035 6.5 50,474 51,682 102,156 100.0 56,680 55,412 112,092 100.0 62,229 62,071 124,300 100.0 通信・情報機器: 光通信,複写機,POS 光学・写真機器: レーザ走査型顕微鏡等 民生機器: オーディオリンク等 その他・未分類(計) 合計 837 264 252 517 2,920 2,545 5,465 外国為替レート 実績 US$ 86.57 円 ー ユーロ€ 113.28円 ー 0.5 317 591 5.3 3,379 3,164 6,544 実績 273 実績 92.84 円 121.80円 9 293 実績 実績 前提 101.53円 ー 102.29円 116.73 円 ー 115.00円 138.62円 ー 138.76円 138.47 円 ー 135.00円 業界別構成比 予想 2015年9月期 通期(連結) 通信・情報機器:光通信、POS他 1% 光学・写真機器:レーザ走査型顕微鏡 民生機器:オーデオリンク等 放射線検査装置:X線CT・ 1% PET、歯科用X線等 その他 2% 28% 6% 輸送機器:MOST,車載用センサ、光データリンク等 4% 学術研究:高エネルギー物理学、宇宙線等 5% 計測機器:放射線検出、石油 探査等 6% その他 医用機器 38% 37% 分析機器:材料、水質、 環境等 産業機器 13% 25% その他の産業用機器 :金融機器等 検体検査装置:血液,DNA 分析等 8% 1% その他の医用機器:製薬検査装置他 FA機器:UVキュアー、エンコーダー等 2% 4% 非破壊検査装置:電子回路、食物等 半導体製造装置:故障解析、表面検査等 7% 12% 10 1.業績概要・通期見通し 2.ビジネス展開 3.トピックス 11 高エネルギー・素粒子 実験計画動向 光電子増倍管関連 実験大別 実験名 実験の種類 実験場所 納入開始時期 HyperKamiokande ニュートリノ 陽子崩壊 日本 2018年 LENA ニュートリノ 陽子崩壊 欧州 2017年 32,000本 LZ-7 ダークマター 米国 2015年 450本 Super-NEMO ダブルベータディケイ 欧州 2015年 10,000本 JUNO (Daya Bay Ⅱ) ニュートリノ 中国 2016年 16,500本 深海実験 KM3NeT ニュートリノ 欧州 2014年 150,000本 氷中実験 IceCube/PINGU ニュートリノ 南極 2016年 4,000本 地表実験 CTA ガンマ線望遠鏡 南北半球 2015年 96,000本 衛星実験 JEM-EUSO ISS 2017年 5,000本 RICH/LHCB/CERN 超高エネルギー粒子 探索 衝突型実験(Higgs) 欧州 2015年 4,000本 RICH/CBM/GSI 固定ターゲット実験 欧州 2015年 850本 地下実験 加速器実験 12 納入数量 99,000本 25,000本 光電子増倍管の検体検査への応用 (DNA・血液他) 細胞計測装置 (フローサイトメータ) 細胞の高速計測 DNAシーケンサー 培養などへ 13 産業開発研究所 レーザー照射棟 当社は、レーザー核融合発電を目指す大出カ レーザー開発部の拠点である産業開発研究所 (浜松市西区)に、世界最強の100ジュール級 超高出力半導体レーザー励起高繰り返し全固体 大出カレーザーの応用研究に向けレーザー照射 棟を建設していました。 2015年2月から稼動を開始しました。 2005年から、発電の鍵となる高繰り返しレーザーを構築し、2008年から、光産業創成大 学院大学、トヨタ自動車株式会社などと共同で、MJ の10万分の1の10ジューレーザーで、 レーザー核融合発電に向けた基礎研究を開始し、爆縮による高繰り返し核融合反応実験をして きました。 最近は、爆縮高速点火による高繰り返し核融合反応の研究ならびに、レーザーによって超高 圧状態を、発生させて、新材料を創生するための基礎研究を進めています。 14 5-12-10