本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 富士通マイクロエレクトロニクス DATA SHEET DS07–12613–4 8 ビット・マイクロコントローラ CMOS ® MB95150M シリーズ MB95156M/F156M/F156N/F156J/FV100D-103 ■ 概 要 MB95150M シリーズは , コンパクトな命令体系に加えて , 豊富な周辺機能を内蔵した汎用ワンチップマイクロコント ローラです。 (注意事項)F2MC は FUJITSU Flexible Microcontroller の略で , 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の登録商標です。 ■ 特 長 ・F2MC-8FX CPU コア コントローラに最適な命令体系 ・ 乗除算命令 ・ 16 ビット演算 ・ ビットテストによるブランチ命令 ・ ビット操作命令など ・クロック ・ メインクロック ・ メイン PLL クロック ・ サブクロック ・ サブ PLL クロック ・タイマ ・ 8/16 ビット複合タイマ× 2 チャネル インターバルタイマ , PWC タイマ , PWM タイマおよびインプットキャプチャとして使用可能 ・ 8/16 ビット PPG × 2 チャネル ・ 16 ビット PPG × 1 チャネル ・ タイムベースタイマ× 1 チャネル ・ 時計プリスケーラ× 1 チャネル ・LIN-UART × 1 チャネル ・ LIN 機能 , クロック非同期 (UART) またはクロック同期 (SIO) のシリアルデータ転送可能 ・ 全二重ダブルバッファ ・UART/SIO × 1 チャネル ・ クロック非同期 (UART) またはクロック同期 (SIO) のシリアルデータ転送可能 ・ 全二重ダブルバッファ (続く) 富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 開発における最新の注意事項に関しては , 「デザインレビューシート」を参照してください。 「デザインレビューシート」はシステム開発において , 問題を未然に防ぐことを目的として , 最低限必要と思われる チェック項目をリストにしたものです。 http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ Copyright©2006-2009 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved 2009.3 MB95150M シリーズ (続き) ・外部割込み× 8 チャネル ・ エッジ検出による割込み ( 立上り , 立下りまたは両エッジから選択可能 ) ・ 低消費電力 ( スタンバイ ) モードからの解除としても使用可能 ・8/10 ビット A/D コンバータ× 8 チャネル 8 ビットまたは 10 ビット分解能の選択が可能 ・LCD コントローラ (LCDC) ・ 16 SEG × 4 COM ( 最大 64 画素 ) ・ ブリンキング機能あり ・低消費電力 ( スタンバイ ) モード ・ ストップモード ・ スリープモード ・ 時計モード ・ タイムベースタイマモード ・I/O ポート最大 39 本 ・ 汎用入出力ポート (CMOS):39 本 ・ポートの入力電圧レベルを変更可能 オートモーティブ入力レベル /CMOS 入力レベル / ヒステリシス入力レベル ・フラッシュメモリセキュリティ機能 フラッシュメモリ内容を保護 ( フラッシュメモリデバイスのみ ) 2 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ ■ 品種構成 品種 項目 分類 MB95156M MB95F156M MB95F156N マスク ROM 品 フラッシュメモリ品 ROM 容量 32 K バイト RAM 容量 1 K バイト リセット出力 * オ プ シ ョ ン あり / なし選択可能 あり クロック系統 あり / なし選択可能 クロック スーパバイザ あり / なし選択可能 ポート ( 最大 39 本 ) なし 2 系統 低電圧検出リセット CPU 機能 MB95F156J 基本命令数 命令ビット長 命令長 データビット長 最小命令実行時間 割込み処理時間 なし あり なし あり :136 命令 :8 ビット :1 ∼ 3 バイト :1, 8, 16 ビット長 :61.5 ns ( マシンクロック周波数 16.25 MHz 時 ) :0.6 μs ( マシンクロック周波数 16.25 MHz 時 ) 汎用入出力ポート (CMOS) :39 本 ポートの入力電圧レベルを変更可能 オートモーティブ入力レベル /CMOS 入力レベル / ヒステリシス入力レベル タイムベースタイマ 割込み周期 0.5 ms, 2.1 ms, 8.2 ms, 32.8 ms ( メイン発振クロック 4 MHz 時 ) (1 チャネル ) ウォッチドッグ タイマ リセット発生周期 メイン発振クロック 10 MHz 時 :最小 105 ms サブ発振クロック 32.768 kHz 時 :最小 250 ms ワイルドレジスタ 3 バイト分の ROM データ置換え可能 UART/SIO (1 チャネル ) UART/SIO でのデータ転送可能 全二重ダブルバッファ , 可変データ長 (5/6/7/8 ビット ) , ボーレートジェネレータ内蔵 NRZ 方式転送フォーマット , エラー検出機能 LSB ファースト /MSB ファースト選択可能 クロック非同期 (UART) またはクロック同期 (SIO) のシリアルデータ転送可能 周 辺 LIN-UART 機 (1 チャネル ) 能 8/10 ビット A/D コンバータ (8 チャネル ) 専用リロードタイマによって広範囲の通信速度設定が可能 , 全二重ダブルバッファ クロック非同期 (UART) またはクロック同期 (SIO) のシリアルデータ転送可能 LIN 機能は LIN マスタまたは LIN スレーブとして使用可能 8 ビットまたは 10 ビット分解能の選択が可能 LCD コントローラ (LCDC) COM 出力 :4 ( 最大 ) SEG 出力 :16 ( 最大 ) LCD 駆動電源 ( バイアス ) 端子 :4 16 SEG × 4 COM :64 画素表示可能 デューティ LCD モード LCD スタンバイモード時でも動作可能 ブリンキング機能あり LCD 駆動用分割抵抗内蔵 8/16 ビット 複合タイマ (2 チャネル ) タイマ 1 チャネルにつき 8 ビットタイマ× 2 チャネルまたは , 16 ビットタイマ× 1 チャネル として使用可能 タイマ機能 , PWC 機能 , PWM 機能 , キャプチャ機能内蔵 , 方形波出力あり カウントクロック:内部クロック 7 種類および外部クロックから選択可能 (続く) DS07–12613–4 3 MB95150M シリーズ (続き) 品種 MB95156M 項目 MB95F156M MB95F156N MB95F156J 16 ビット PPG (1 チャネル ) PWM モードまたはワンショットモードを選択可能 カウンタ動作クロック:8 種類のクロックソースから選択可能 外部トリガ起動対応 8/16 ビット PPG (2 チャネル ) PPG 1 チャネルにつき 8 ビット PPG × 2 チャネルまたは , 16 ビット PPG × 1 チャネルと して使用可能 カウンタ動作クロック:8 種類のクロックソースから選択可能 時計カウンタ カウントクロック:4 種類のクロックソース (125 ms, 250 ms, 500 ms, 1 s) から選択可能 カウンタ値は 0 から 63 まで設定可能 ( クロックソース 1 秒を選択し , カウンタ値を 60 に 設定した場合 , 1 分カウント可能 ) 周 時計プリスケーラ 辺 (1 チャネル ) 機 外部割込み 能 (8 チャネル ) 4 種類のインターバル時間 (125 ms, 250 ms, 500 ms, 1 s) から選択可能 エッジ検出による割込み ( 立上り , 立下りまたは両エッジから選択可能 ) スタンバイモードからの解除としても使用可能 自動プログラミング , Embedded Algorithm 書込み / 消去 / 消去一時停止 / 消去再開コマンドをサポート アルゴリズム完了を示すフラグ 書込み / 消去回数 ( 最小 ) :10000 回 データ保持期間:20 年間 ブートブロック構成 各ブロックで消去を実行可能 外部プログラミング電圧によるブロック保護 フラッシュメモリセキュリティ フラッシュメモリ スタンバイモード スリープ , ストップ , 時計 , タイムベースタイマ *:オプションの詳細については , 「■マスクオプション」を参照してください。 (注意事項)MB95150M シリーズの評価用品の品種名は , MB95FV100D-103 です。ご使用の際には MCU ボード (MB2146303A-E) が必要となります。 ■ 発振安定待ち時間 メインクロック発振安定待ち時間の初期値は最大値に固定されています。最大値を以下に示します。 発振安定待ち時間 備考 (2 − 2) /FCH 約 4.10 ms ( メイン発振クロック 4 MHz 時 ) 14 ■ パッケージと品種対応 品種 MB95156M MB95F156M/F156N/F156J MB95FV100D-103 FPT-48P-M26 ○ ○ × FPT-52P-M01 ○ ○ × BGA-224P-M08 × × ○ パッケージ ○:使用可能 ×:使用不可能 4 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ ■ 品種間の相違点と品種選択時の注意事項 ・評価用品使用時の注意 評価用品は F2MC-8FX ファミリの複数のシリーズおよび品種のソフトウェア開発をサポートするため , MB95150M シ リーズの機能だけでなくほかの品種の機能も搭載しています。このため MB95150M シリーズで使用しない周辺機能の I/O アドレスはアクセス禁止になっています。このアクセス禁止アドレスに対して読み書きを行うと , 本来使用しない周辺 機能が動作する場合があり , ハードウェアやソフトウェアの予想外の誤動作を招く危険があります。 特に , 奇数バイトのアクセス禁止領域に対して , ワードアクセスを行わないでください ( 行った場合 , 意図しない読み書 きが行われることがあります ) 。また , 評価用品と , フラッシュメモリ品またはマスク ROM 品では禁止アドレスの読出し 値が異なりますので , その値をプログラムで使用しないでください。 マスク ROM 品 , 評価用品の品種によっては , 1 バイトのレジスタの中で一部のビットの機能がサポートされていない場 合があります。これらのビットに対して , 読み書き動作を行ってもハードウェアの誤動作は発生しません。また評価用品 , フラッシュメモリ品 , マスク ROM 品でもまったく同じハードウェアとソフトウェアの動作を行うようになっています。 ・メモリ空間の相違 評価用品と , フラッシュメモリ品またはマスク ROM 品で搭載するメモリ容量が異なる場合は , 実際に使用する品種と の容量の差をよく確認の上 , ソフトウェア開発を行ってください。 メモリ空間の詳細は , 「■ CPU コア」を参照してください。 ・消費電流 フラッシュメモリ品の消費電流は , マスク ROM 品より多くなります。 消費電流の詳細は ,「■電気的特性」を参照してください。 ・パッケージ 各パッケージの詳細は ,「■パッケージと品種対応」および「■パッケージ・外形寸法図」を参照してください。 ・動作電圧 動作電圧は , 評価用品 , フラッシュメモリ品 , マスク ROM 品で異なります。 動作電圧の詳細は ,「■電気的特性」を参照してください。 DS07–12613–4 5 P07/INT07/AN07 P06/INT06/AN06 P05/INT05/AN05 P04/INT04/AN04 P03/INT03/AN03 P02/INT02/AN02 P01/INT01/AN01 P00/INT00/AN00 MOD X0 X1 VSS 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 P60/SEG08/PPG10 PB7/SEG07/EC0 PB6/SEG06/TO01 PB5/SEG05/TO00 PB4/SEG04/PPG01 PB3/SEG03/PPG00 PB2/SEG02 PB1/SEG01 PB0/SEG00 PA3/COM3 PA2/COM2 PA1/COM1 MB95150M シリーズ ■ 端子配列図 (TOP VIEW) P61/SEG09/PPG11 P62/SEG10/TO10 P63/SEG11/TO11 P64/SEG12/EC1 P65/SEG13/SCK P66/SEG14/SOT P67/SEG15/SIN P14/PPG0 P13/TRG0/ADTG P12/UCK0 P11/UO0 P10/UI0 6 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 LQFP-48 36 35 34 33 32 31 30 29 28 27 26 25 PA0/COM0 P95 P94 P93/V0 P92/V1 P91/V2 P90/V3 RST X0A X1A C VCC (FPT-48P-M26) (続く) DS07–12613–4 P07/INT07/AN07 P06/INT06/AN06 P05/INT05/AN05 P04/INT04/AN04 P03/INT03/AN03 P02/INT02/AN02 NC P01/INT01/AN01 P00/INT00/AN00 MOD X0 X1 VSS 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 52 51 50 49 48 47 46 45 44 43 42 41 40 P60/SEG08/PPG10 PB7/SEG07/EC0 PB6/SEG06/TO01 PB5/SEG05/TO00 PB4/SEG04/PPG01 PB3/SEG03/PPG00 NC PB2/SEG02 PB1/SEG01 PB0/SEG00 PA3/COM3 PA2/COM2 PA1/COM1 MB95150M シリーズ (続き) (TOP VIEW) P61/SEG09/PPG11 P62/SEG10/TO10 P63/SEG11/TO11 P64/SEG12/EC1 P65/SEG13/SCK P66/SEG14/SOT NC P67/SEG15/SIN P14/PPG0 P13/TRG0/ADTG P12/UCK0 P11/UO0 P10/UI0 DS07–12613–4 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 LQFP-52 39 38 37 36 35 34 33 32 31 30 29 28 27 PA0/COM0 P95 P94 P93/V0 P92/V1 P91/V2 NC P90/V3 RST X0A X1A C VCC (FPT-52P-M01) 7 MB95150M シリーズ ■ 端子機能説明 端子番号 端子名 入出力 回路形式 *3 機能 LQFP*1 LQFP*2 1 1 P61/SEG09/ PPG11 2 2 P62/SEG10/TO10 3 3 P63/SEG11/TO11 4 4 P64/SEG12/EC1 5 5 P65/SEG13/SCK 汎用入出力ポートです。 LCDC SEG 出力 (SEG13) と LIN-UART クロック入出力 (SCK) と の兼用端子となります。 6 6 P66/SEG14/SOT 汎用入出力ポートです。 LCDC SEG 出力 (SEG14) と LIN-UART データ出力 (SOT) との兼 用端子となります。 7 8 P67/SEG15/SIN 8 9 P14/PPG0 9 10 P13/TRG0/ADTG 汎用入出力ポートです。 LCDC SEG 出力 (SEG09) と 8/16 ビット PPG ch.1 出力 (PPG11) と の兼用端子となります。 汎用入出力ポートです。 LCDC SEG 出力 (SEG10, SEG11) と 8/16 ビット複合タイマ ch.1 出力 (TO10, TO11) との兼用端子となります。 M N 11 P12/UCK0 11 12 P11/UO0 12 13 P10/UI0 13 14 P07/INT07/AN07 14 15 P06/INT06/AN06 15 16 P05/INT05/AN05 16 17 P04/INT04/AN04 17 18 P03/INT03/AN03 18 19 P02/INT02/AN02 19 21 P01/INT01/AN01 20 22 P00/INT00/AN00 21 23 MOD 22 24 X0 23 25 X1 24 26 25 26 汎用入出力ポートです。 LCDC SEG 出力 (SEG15) と LIN-UART データ入力 (SIN) との兼 用端子となります。 汎用入出力ポートです。 16 ビット PPG ch.0 出力 (PPG0) との兼用端子となります。 H 10 汎用入出力ポートです。 LCDC SEG 出力 (SEG12) と 8/16 ビット複合タイマ ch.1 クロック 入力 (EC1) との兼用端子となります。 汎用入出力ポートです。 16 ビット PPG ch.0 トリガ入力 (TRG0) と A/D コンバータトリガ 入力 (ADTG) との兼用端子となります。 汎用入出力ポートです。 UART/SIO ch.0 クロック入出力 (UCK0) との兼用端子となりま す。 汎用入出力ポートです。 UART/SIO ch.0 データ出力 (UO0) との兼用端子となります。 G 汎用入出力ポートです。 UART/SIO ch.0 データ入力 (UI0) との兼用端子となります。 D 汎用入出力ポートです。 外部割込み入力 (INT00 ∼ INT07) と A/D コンバータアナログ入 力 (AN00 ∼ AN07) との兼用端子となります。 B 動作モード指定用端子です。 A メインクロック用発振端子です。 VSS ⎯ 電源 (GND) 端子です。 27 VCC ⎯ 電源端子です。 28 C ⎯ 容量接続端子です。 (続く) 8 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ (続き) 端子番号 LQFP*1 LQFP*2 端子名 入出力 回路形式 *3 機能 27 29 X1A 28 30 X0A 29 31 RST 30 32 P90/V3 31 34 P91/V2 32 35 P92/V1 33 36 P93/V0 34 37 P94 35 38 P95 36 39 PA0/COM0 37 40 PA1/COM1 38 41 PA2/COM2 39 42 PA3/COM3 40 43 PB0/SEG00 41 44 PB1/SEG01 42 45 PB2/SEG02 43 47 PB3/SEG03/ PPG00 44 48 PB4/SEG04/ PPG01 45 49 PB5/SEG05/TO00 46 50 PB6/SEG06/TO01 47 51 PB7/SEG07/EC0 48 52 P60/SEG08/ PPG10 M 汎用入出力ポートです。 LCDC SEG 出力 (SEG08) と 8/16 ビット PPG ch.1 出力 (PPG10) と の兼用端子となります。 ⎯ 7, 20, 33, 46 NC ⎯ 内部接続端子です。 必ず開放にしてください。 A サブクロック用発振端子です (32 kHz) 。 B’ リセット端子です。 R 汎用入出力ポートです。 LCDC 駆動用電源 (V0 ∼ V3) との兼用端子となります。 S 汎用入出力ポートです。 M 汎用入出力ポートです。 LCDC COM 出力 (COM0 ∼ COM3) との兼用端子となります。 汎用入出力ポートです。 LCDC SEG 出力 (SEG00 ∼ SEG02) との兼用端子となります。 M 汎用入出力ポートです。 LCDC SEG 出力 (SEG03, SEG04) と 8/16 ビット PPG ch.0 出力 (PPG00, PPG01) との兼用端子となります。 汎用入出力ポートです。 LCDC SEG 出力 (SEG05, SEG06) と 8/16 ビット複合タイマ ch.0 出 力 (TO00, TO01) との兼用端子となります。 汎用入出力ポートです。 LCDC SEG 出力 (SEG07) と 8/16 ビット複合タイマ ch.0 クロック 入力 (EC0) との兼用端子となります。 * 1:FPT-48P-M26 * 2:FPT-52P-M01 * 3:入出力回路形式については , 「■ 入出力回路形式」を参照してください。 DS07–12613–4 9 MB95150M シリーズ ■ 入出力回路形式 分類 回路 X1 (X1A) 備考 クロック入力 A N-ch X0 (X0A) ・発振回路 ・高速側 帰還抵抗:約 1 MΩ ・低速側 帰還抵抗:約 10 MΩ スタンバイ制御 B モード入力 ・入力専用 ・ヒステリシス入力 リセット入力 ・ヒステリシス入力 ・リセット出力 B’ N-ch リセット出力 R P-ch プルアップ制御 P-ch デジタル出力 デジタル出力 ・CMOS 出力 ・ヒステリシス入力 ・アナログ入力 ・プルアップ制御あり ・オートモーティブ入力 N-ch D アナログ入力 オートモーティブ 入力 A/D 制御 ヒステリシス入力 スタンバイ制御 外部割込み制御 R P-ch プルアップ制御 P-ch G N-ch デジタル出力 デジタル出力 ・CMOS 出力 ・CMOS 入力 ・ヒステリシス入力 ・プルアップ制御あり ・オートモーティブ入力 CMOS 入力 ヒステリシス入力 オートモーティブ 入力 スタンバイ制御 R P-ch プルアップ制御 P-ch H N-ch デジタル出力 ・CMOS 出力 ・ヒステリシス入力 ・プルアップ制御あり ・オートモーティブ入力 デジタル出力 ヒステリシス入力 スタンバイ制御 オートモーティブ 入力 (続く) 10 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ (続き) 分類 回路 備考 P-ch デジタル出力 デジタル出力 N-ch M ・CMOS 出力 ・LCD 出力 ・ヒステリシス入力 ・オートモーティブ入力 LCD 出力 ヒステリシス入力 LCD 制御 スタンバイ制御 オートモーティブ入力 P-ch デジタル出力 デジタル出力 N-ch N ・CMOS 出力 ・LCD 出力 ・CMOS 入力 ・ヒステリシス入力 ・オートモーティブ入力 LCD 出力 CMOS 入力 ヒステリシス入力 LCD 制御 スタンバイ制御 オートモーティブ入力 P-ch N-ch デジタル出力 デジタル出力 ・CMOS 出力 ・LCD 電源 ・ヒステリシス入力 ・オートモーティブ入力 LCD 内蔵分割抵抗入出力 R ヒステリシス入力 LCD 制御 スタンバイ制御 オートモーティブ入力 P-ch デジタル出力 ・CMOS 出力 ・ヒステリシス入力 ・オートモーティブ入力 デジタル出力 N-ch S ヒステリシス入力 スタンバイ制御 DS07–12613–4 オートモーティブ入力 11 MB95150M シリーズ ■ デバイス使用上の注意 ・ラッチアップの防止 使用に際して , 最大定格電圧を超えることのないようにしてください。 CMOS IC では , 中・高耐圧以外の入力端子や出力端子に Vcc より高い電圧や Vss より低い電圧が印加された場合 , また は Vcc 端子と Vss 端子の間に定格を超える電圧が印加された場合 , ラッチアップ現象が発生することがあります。 ラッチアップ現象が発生すると電源電流が激増し , 素子が熱破壊する恐れがあります。 ・供給電圧の安定化 供給電圧は , 安定させてください。 Vcc 電源電圧の動作保証範囲内において , 電源電圧の急激な変化があると誤動作を生じることがあります。 安定化の基準として , 商用周波数 (50/60 Hz) での Vcc リプル変動 (P-P 値 ) は , 標準 Vcc 値の 10% 以下に , また電源の切 換え時などの瞬時変化においては , 過渡変動率が 0.1 V/ms 以下になるよう電圧変動を抑えてください。 ・外部クロック使用時の注意 外部クロック使用時において , パワーオンリセット , サブクロックモードまたはストップモード解除時には , 発振安定 待ち時間が発生します。 ・シリアル通信について シリアル通信においては , ノイズなどにより間違ったデータを受信する可能性があります。 そのため , ノイズを抑えるボードの設計をしてください。 また , 万が一ノイズなどの影響により , 誤ったデータを受信した場合を考慮して最後にデータのチェックサムなどを付 加してエラーが発生した場合には再送を行うなどの処理をしてください。 12 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ ■ 端子接続について ・未使用端子の処理 入力に用いる未使用端子を開放のままにしておくと , 誤動作およびラッチアップ現象による永久破壊の原因になること があります。使用していない入力端子は 2kΩ 以上の抵抗を介してプルアップまたはプルダウンの処理をしてください。 使用していない入出力端子は,出力状態に設定して開放とするか,入力状態に設定して入力端子と同じ処理をしてくだ さい。使用していない出力端子は,開放としてください。 ・電源端子 Vcc 端子または Vss 端子が複数ある場合,デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するためにデバイス内部 で同電位にすべきものどうしを接続してあります。不要輻射の低減,グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動 作の防止,総出力電流規格を遵守などのために,必ずすべての Vcc 端子と Vss 端子を外部で電源とグランドに接続してく ださい。また,電流供給源と本デバイスの Vcc 端子と Vss 端子は低インピーダンスで接続してください。 本デバイスの近くで,Vcc 端子と Vss 端子の間に 0.1μF 程度のセラミックコンデンサをバイパスコンデンサとして接続 することをお勧めいたします。 ・モード端子 (MOD) MOD 端子を Vcc 端子または Vss 端子に直接接続してください。 ノイズによってデバイスが意図せずにテストモードに入るのを防止するため, MOD 端子から Vcc 端子または Vss 端子 への距離を最小にし,低インピーダンスで接続するようにプリント基板を配置してください。 セラミックコンデンサまたは同程度の周波数特性のコンデンサを使用してください。 VCC 端子のバイパスコンデンサは CS より大きい容量値のコンデンサを接続してください。平滑コンデンサ CS の接続は下図を参照してください。 ・C 端子接続図 C CS ・NC 端子の処理 NC ( 内部接続 ) 端子は , 必ず開放にして使用してください。 DS07–12613–4 13 MB95150M シリーズ ■ パラレルライタによるフラッシュメモリマイコンの書込みについて ・対応パラレルライタとアダプタ パッケージ 適合アダプタ型格 パラレルライタ FPT-48P-M26 TEF110-95F156HPFV FPT-52P-M01 TEF110-95F156HPMC AF9708 (Ver 02.35G 以上 ) AF9709/B (Ver 02.35G 以上 ) AF9723+AF9834 (Ver 02.08E 以上 ) (注意事項)適合アダプタ型格とパラレルライタについてのお問い合わせ先は下記のとおりです。 フラッシュサポートグループ株式会社 TEL : 053-428-8380 ・セクタ構成 CPU によるアクセス時とパラレルライタ使用時の各セクタに対応するアドレスを下記に示します。 ・MB95F156M/F156N/F156J フラッシュメモリ CPU アドレス ライタアドレス * 8000H 18000H FFFFH 1FFFFH 32 K バイト * : ライタアドレスとは , フラッシュメモリにパラレルライタでデータを書き込む場合 , CPU アドレスに 対応するアドレスです。 パラレルライタを使用し書込み / 消去を行う場合 , このライタアドレスで書込み / 消去を行います。 ・書込み方法 1) パラレルライタのタイプコードを “17222” に設定してください。 2) プログラムデータをパラレルライタの 18000H ∼ 1FFFFH にロードしてください。 3) パラレルライタで書き込んでください。 14 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ ■ ブロックダイヤグラム F2MC-8FX CPU RST リセット制御 X0/X1 X0A/X1A クロック制御 ROM RAM 割込み制御 時計プリスケーラ ワイルドレジスタ 時計カウンタ P00/INT00 ~ P07/INT07 外部割込み 8/16 ビット PPG ch.1 P10/UI0 P11/UO0 UART/SIO 8/16 ビット 複合タイマ ch.1 P13/TRG0/ADTG P14/PPG0 (P00/AN00 ~ P07/AN07) 16 ビット PPG 8/10 ビット A/D コンバータ 内部バス P12/UCK0 P61/SEG09/PPG11 P62/SEG10/TO10 P63/SEG11/TO11 P64/SEG12/EC1 P65/SEG13/SCK LIN-UART P66/SEG14/SOT P67/SEG15/SIN LCDC 8/16 ビット PPG ch.0 8/16 ビット 複合タイマ ch.0 ポート P60/SEG08/PPG10 P90/V3 ~ P93/V0 P94,P95 PA0/COM0 ~ PA3/COM3 PB0/SEG00 ~ PB2/SEG02 PB3/SEG03/PPG00 PB4/SEG04/PPG01 PB5/SEG05/TO00 PB6/SEG06/TO01 PB7/SEG07/EC0 ポート その他の端子 MOD, VCC, VSS, C, NC DS07–12613–4 15 MB95150M シリーズ ■ CPU コア 1. メモリ空間 MB95150M シリーズのメモリ空間は 64 K バイトで , I/O 領域 , データ領域とプログラム領域によって構成されます。メ モリ空間の中には汎用レジスタ , ベクタテーブルなど特定の用途に使用される領域があります。MB95150M シリーズのメ モリマップを以下に示します。 ・メモリマップ MB95156M 0000H I/O I/O 0080H RAM 1 K バイト 0100H レジスタ 0200H 0080H RAM 1K バイト 0100H レジスタ 0200H 0480H 0480H アクセス禁止 0F80H 0000H I/O 0080H RAM 3.75K バイト 0100H レジスタ 0200H アクセス禁止 0F80H 拡張 I/O 0F80H 拡張 I/O 1000H 1000H MB95FV100D-103 MB95F156M/F156N/F156J 0000H 拡張 I/O 1000H アクセス禁止 アクセス禁止 フラッシュ メモリ 60 K バイト 8000H 8000H フラッシュ メモリ 32 K バイト マスク ROM 32 K バイト FFFFH 16 FFFFH FFFFH DS07–12613–4 MB95150M シリーズ 2. レジスタ MB95150M シリーズには , CPU 内にある用途専用のレジスタとメモリ上にある汎用レジスタの 2 種類のレジスタがあ ります。専用レジスタは以下のものが該当します。 プログラムカウンタ (PC) アキュムレータ (A) :16 ビット長 , 命令格納位置を示します。 :16 ビット長 , 演算などの一時記憶レジスタで 8 ビットデータ処理命令では下位側 の 1 バイトを使用します。 テンポラリアキュムレータ (T) :16 ビット長 , アキュムレータとの間で演算を行います。 8 ビットデータ処理命令では下位側の 1 バイトを使用します。 インデックスレジスタ (IX) :16 ビット長 , インデックス修正を行うレジスタです。 エクストラポインタ (EP) :16 ビット長 , メモリアドレスを示すポインタです。 スタックポインタ (SP) :16 ビット長 , スタック領域を示します。 プログラムステータス (PS) :16 ビット長 , レジスタバンクポインタ , ダイレクトバンクポインタおよびコンディ ションコードレジスタを格納するレジスタです。 初期値 16 ビット PC :プログラムカウンタ FFFDH AH AL :アキュムレータ 0000H TH TL :テンポラリアキュムレータ 0000H IX :インデックスレジスタ 0000H EP :エクストラポインタ 0000H SP :スタックポインタ 0000H PS :プログラムステータス 0030H さらに , PS は上位 8 ビットがレジスタバンクポインタ (RP) とダイレクトバンクポインタ (DP) から構成され , 下位 8 ビッ トがコンディションコードレジスタ (CCR) となります ( 下図を参照してください ) 。 ・プログラムステータスの構造 bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 PS R4 R3 R2 RP DS07–12613–4 R1 R0 DP2 DP1 DP bit 8 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 DP0 H I IL1 IL0 N Z V C CCR 17 MB95150M シリーズ RP は現在使用しているレジスタバンクのアドレスを示します。RP の内容と実アドレスの関係は下図に示す変換規則に なっています。 ・汎用レジスタ領域の実アドレス変換規則 オペコード下位 RP 上位 "0" "0" "0" "0" "0" "0" "0" "1" R4 R3 R2 R1 R0 b2 b1 b0 発生アドレス A15 A14 A13 A12 A11 A10 A9 A8 A7 A6 A5 A4 A3 A2 A1 A0 DP は 0080H ∼ 00FFH へのダイレクトアドレスを用いた命令 (MOV A, dir など 16 種類 ) をマッピングする領域を指定し ます。 ダイレクトバンクポインタ (DP2 ∼ DP0) 指定アドレス領域 マッピング領域 XXXB ( マッピングに影響しません ) 0000H ∼ 007FH 0000H ∼ 007FH ( マッピングなし ) 000B ( 初期値 ) 0080H ∼ 00FFH ( マッピングなし ) 001B 0100H ∼ 017FH 010B 0180H ∼ 01FFH 011B 0080H ∼ 00FFH 100B 0200H ∼ 027FH 0280H ∼ 02FFH 101B 0300H ∼ 037FH 110B 0380H ∼ 03FFH 111B 0400H ∼ 047FH CCR は演算の結果や転送データの内容を示すビットと , 割込み時の CPU の動作を制御するビットがあります。 H フラグ :演算の結果 , bit3 から bit4 への繰上げ ( キャリ ) や借越し ( ボロー ) が発生した場合 , “1” にセットされ , そ れ以外の場合は “0” にクリアされます。このフラグは 10 進補正命令用です。 I フラグ :このフラグが “1” の場合,割込みを許可し , “0” の場合,割込みを禁止します。リセット時に “0” になりま す。 IL1, IL0 :現在許可している割込みのレベルを示します。このビットが示す値より強い割込み要求があった場合の み , 割込み処理を行います。 IL1 IL0 割込みレベル 優先順位 0 0 0 高い 0 1 1 1 0 2 1 1 3 低い ( 割込みなし ) N フラグ :演算の結果 , 最上位ビットが “1” の場合,“1” にセットされ , “0” の場合は “0” にクリアされます。 Z フラグ :演算の結果 , “0” であれば “1” にセットされ , それ以外の場合は “0” にクリアされます。 V フラグ :演算の結果 , 2 の補数のオーバフローが発生した場合,“1” にセットされ , それ以外の場合は “0” にクリアさ れます。 C フラグ :演算の結果 , bit7 から繰上げ ( キャリ ) や借越し ( ボロー ) が発生した場合 , “1” にセットされ , それ以外の 場合は “0” にクリアされます。また , シフト命令ではシフトアウトした値になります。 18 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ また , 汎用レジスタとして , 以下のものがあります。 汎用レジスタ:8 ビット長 , データを格納するレジスタ 汎用レジスタは 8 ビット長のレジスタで , メモリ上のレジスタバンク内にあります。1 バンクあたり 8 個のレジスタがあ り , MB95150M シリーズでは全部で 32 バンクまで使用することができます。現在使用しているバンクは , レジスタバンク ポインタ (RP) で指定され , オペコードの下位 3 ビットが汎用レジスタ 0 (R0) ∼汎用レジスタ 7 (R7) を示します。 ・レジスタバンク構成 8 ビット 1F8H ここのアドレス = 0100H + 8 × (RP) R0 アドレス 100H R0 R0 R1 R2 R3 R4 R5 107H R6 R1 R2 R3 R4 R5 R6 R7 R7 バンク 0 R1 R2 R3 R4 R5 R6 1FFH R7 バンク 31 32 バンク 使用できる RAM 容量に よって , バンク数は制限 されます。 メモリ領域 DS07–12613–4 19 MB95150M シリーズ ■ I/O マップ アドレス レジスタ略称 レジスタ名称 R/W 初期値 0000H PDR0 ポート 0 データレジスタ R/W 00000000B 0001H DDR0 ポート 0 方向レジスタ R/W 00000000B 0002H PDR1 ポート 1 データレジスタ R/W 00000000B 0003H DDR1 ポート 1 方向レジスタ R/W 00000000B 0004H ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0005H WATR 発振安定待ち時間設定レジスタ R/W 11111111B 0006H PLLC PLL 制御レジスタ R/W 00000000B 0007H SYCC システムクロック制御レジスタ R/W 1010X011B 0008H STBC スタンバイ制御レジスタ R/W 00000000B 0009H RSRR リセット要因レジスタ R/W XXXXXXXXB 000AH TBTC タイムベースタイマ制御レジスタ R/W 00000000B 000BH WPCR 時計プリスケーラ制御レジスタ R/W 00000000B 000CH WDTC ウォッチドッグタイマ制御レジスタ R/W 00000000B ∼ 0015H ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0016H PDR6 ポート 6 データレジスタ R/W 00000000B 0017H DDR6 ポート 6 方向レジスタ R/W 00000000B ∼ 001BH ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 001CH PDR9 ポート 9 データレジスタ R/W 00000000B 001DH DDR9 ポート 9 方向レジスタ R/W 00000000B 001EH PDRA ポート A データレジスタ R/W 00000000B 001FH DDRA ポート A 方向レジスタ R/W 00000000B 0020H PDRB ポート B データレジスタ R/W 00000000B 0021H DDRB ポート B 方向レジスタ R/W 00000000B ∼ 002BH ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 002CH PUL0 ポート 0 プルアップレジスタ R/W 00000000B 002DH PUL1 ポート 1 プルアップレジスタ R/W 00000000B ∼ 0035H ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0036H T01CR1 8/16 ビット複合タイマ 01 制御ステータスレジスタ 1 ch.0 R/W 00000000B 0037H T00CR1 8/16 ビット複合タイマ 00 制御ステータスレジスタ 1 ch.0 R/W 00000000B 0038H T11CR1 8/16 ビット複合タイマ 11 制御ステータスレジスタ 1 ch.1 R/W 00000000B 0039H T10CR1 8/16 ビット複合タイマ 10 制御ステータスレジスタ 1 ch.1 R/W 00000000B 003AH PC01 8/16 ビット PPG1 制御レジスタ ch.0 R/W 00000000B 003BH PC00 8/16 ビット PPG0 制御レジスタ ch.0 R/W 00000000B 000DH 0018H 0022H 002EH (続く) 20 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ アドレス レジスタ略称 レジスタ名称 R/W 初期値 003CH PC11 8/16 ビット PPG1 制御レジスタ ch.1 R/W 00000000B 003DH PC10 8/16 ビット PPG0 制御レジスタ ch.1 R/W 00000000B ∼ 0041H ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0042H PCNTH0 16 ビット PPG 状態制御レジスタ上位 ch.0 R/W 00000000B 0043H PCNTL0 16 ビット PPG 状態制御レジスタ下位 ch.0 R/W 00000000B ∼ 0047H ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0048H EIC00 外部割込み回路制御レジスタ ch.0/ch.1 R/W 00000000B 0049H EIC10 外部割込み回路制御レジスタ ch.2/ch.3 R/W 00000000B 004AH EIC20 外部割込み回路制御レジスタ ch.4/ch.5 R/W 00000000B 004BH EIC30 外部割込み回路制御レジスタ ch.6/ch.7 R/W 00000000B ∼ 004FH ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0050H SCR LIN-UART シリアル制御レジスタ R/W 00000000B 0051H SMR LIN-UART シリアルモードレジスタ R/W 00000000B 0052H SSR LIN-UART シリアルステータスレジスタ R/W 00001000B 0053H RDR/TDR LIN-UART 受 / 送信データレジスタ R/W 00000000B 0054H ESCR LIN-UART 拡張ステータス制御レジスタ R/W 00000100B 0055H ECCR LIN-UART 拡張通信制御レジスタ R/W 000000XXB 0056H SMC10 UART/SIO シリアルモード制御レジスタ 1 ch.0 R/W 00000000B 0057H SMC20 UART/SIO シリアルモード制御レジスタ 2 ch.0 R/W 00100000B 0058H SSR0 UART/SIO シリアルステータスレジスタ ch.0 R/W 00000001B 0059H TDR0 UART/SIO シリアル出力データレジスタ ch.0 R/W 00000000B 005AH RDR0 UART/SIO シリアル入力データレジスタ ch.0 R 00000000B ∼ 006BH ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 006CH ADC1 8/10 ビット A/D コンバータ制御レジスタ 1 R/W 00000000B 006DH ADC2 8/10 ビット A/D コンバータ制御レジスタ 2 R/W 00000000B 006EH ADDH 8/10 ビット A/D コンバータデータレジスタ上位 R/W 00000000B 006FH ADDL 8/10 ビット A/D コンバータデータレジスタ下位 R/W 00000000B 0070H WCSR 時計カウンタステータスレジスタ R/W 00000000B 0071H ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0072H FSR フラッシュメモリステータスレジスタ R/W 000X0000B 0073H SWRE0 フラッシュメモリセクタ書込み制御レジスタ 0 R/W 00000000B 0074H SWRE1 フラッシュメモリセクタ書込み制御レジスタ 1 R/W 00000000B 0075H ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0076H WREN ワイルドレジスタアドレス比較許可レジスタ R/W 00000000B 003EH 0044H 004CH 005BH (続く) DS07–12613–4 21 MB95150M シリーズ アドレス レジスタ略称 レジスタ名称 R/W 初期値 0077H WROR ワイルドレジスタデータテスト設定レジスタ R/W 00000000B 0078H ⎯ レジスタバンクポインタ (RP) , ダイレクトバンクポインタ (P) のミラー ⎯ ⎯ 0079H ILR0 割込みレベル設定レジスタ 0 R/W 11111111B 007AH ILR1 割込みレベル設定レジスタ 1 R/W 11111111B 007BH ILR2 割込みレベル設定レジスタ 2 R/W 11111111B 007CH ILR3 割込みレベル設定レジスタ 3 R/W 11111111B 007DH ILR4 割込みレベル設定レジスタ 4 R/W 11111111B 007EH ILR5 割込みレベル設定レジスタ 5 R/W 11111111B 007FH ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0F80H WRARH0 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ上位 ch.0 R/W 00000000B 0F81H WRARL0 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ下位 ch.0 R/W 00000000B 0F82H WRDR0 ワイルドレジスタデータ設定レジスタ ch.0 R/W 00000000B 0F83H WRARH1 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ上位 ch.1 R/W 00000000B 0F84H WRARL1 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ下位 ch.1 R/W 00000000B 0F85H WRDR1 ワイルドレジスタデータ設定レジスタ ch.1 R/W 00000000B 0F86H WRARH2 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ上位 ch.2 R/W 00000000B 0F87H WRARL2 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ下位 ch.2 R/W 00000000B 0F88H WRDR2 ワイルドレジスタデータ設定レジスタ ch.2 R/W 00000000B ∼ 0F91H ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0F92H T01CR0 8/16 ビット複合タイマ 01 制御ステータスレジスタ 0 ch.0 R/W 00000000B 0F93H T00CR0 8/16 ビット複合タイマ 00 制御ステータスレジスタ 0 ch.0 R/W 00000000B 0F94H T01DR 8/16 ビット複合タイマ 01 データレジスタ ch.0 R/W 00000000B 0F95H T00DR 8/16 ビット複合タイマ 00 データレジスタ ch.0 R/W 00000000B 0F96H TMCR0 8/16 ビット複合タイマ 00/01 タイマモード制御レジスタ ch.0 R/W 00000000B 0F97H T11CR0 8/16 ビット複合タイマ 11 制御ステータスレジスタ 0 ch.1 R/W 00000000B 0F98H T10CR0 8/16 ビット複合タイマ 10 制御ステータスレジスタ 0 ch.1 R/W 00000000B 0F99H T11DR 8/16 ビット複合タイマ 11 データレジスタ ch.1 R/W 00000000B 0F9AH T10DR 8/16 ビット複合タイマ 10 データレジスタ ch.1 R/W 00000000B 0F9BH TMCR1 8/16 ビット複合タイマ 10/11 タイマモード制御レジスタ ch.1 R/W 00000000B 0F9CH PPS01 8/16 ビット PPG1 周期設定バッファレジスタ ch.0 R/W 11111111B 0F9DH PPS00 8/16 ビット PPG0 周期設定バッファレジスタ ch.0 R/W 11111111B 0F9EH PDS01 8/16 ビット PPG1 デューティ設定バッファレジスタ ch.0 R/W 11111111B 0F9FH PDS00 8/16 ビット PPG0 デューティ設定バッファレジスタ ch.0 R/W 11111111B 0FA0H PPS11 8/16 ビット PPG1 周期設定バッファレジスタ ch.1 R/W 11111111B 0FA1H PPS10 8/16 ビット PPG0 周期設定バッファレジスタ ch.1 R/W 11111111B 0FA2H PDS11 8/16 ビット PPG1 デューティ設定バッファレジスタ ch.1 R/W 11111111B 0FA3H PDS10 8/16 ビット PPG0 デューティ設定バッファレジスタ ch.1 R/W 11111111B 0F89H (続く) 22 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ アドレス レジスタ略称 レジスタ名称 R/W 初期値 0FA4H PPGS 8/16 ビット PPG 起動レジスタ R/W 00000000B 0FA5H REVC 8/16 ビット PPG 出力反転レジスタ R/W 00000000B ∼ 0FA9H ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0FAAH PDCRH0 16 ビット PPG ダウンカウンタレジスタ上位 ch.0 R 00000000B 0FABH PDCRL0 16 ビット PPG ダウンカウンタレジスタ下位 ch.0 R 00000000B 0FACH PCSRH0 16 ビット PPG 周期設定バッファレジスタ上位 ch.0 R/W 11111111B 0FADH PCSRL0 16 ビット PPG 周期設定バッファレジスタ下位 ch.0 R/W 11111111B 0FAEH PDUTH0 16 ビット PPG デューティ設定バッファレジスタ上位 ch.0 R/W 11111111B 0FAFH PDUTL0 16 ビット PPG デューティ設定バッファレジスタ下位 ch.0 R/W 11111111B ∼ 0FBBH ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0FBCH BGR1 LIN-UART ボーレートジェネレータレジスタ 1 R/W 00000000B 0FBDH BGR0 LIN-UART ボーレートジェネレータレジスタ 0 R/W 00000000B 0FBEH PSSR0 UART/SIO 専用ボーレートジェネレータプリスケーラ 選択レジスタ ch.0 R/W 00000000B 0FBFH BRSR0 UART/SIO 専用ボーレートジェネレータボーレート 設定レジスタ ch.0 R/W 00000000B ∼ 0FC2H ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0FC3H AIDRL A/D 入力禁止レジスタ下位 R/W 00000000B 0FC4H LCDCC LCDC 制御レジスタ R/W 00010000B 0FC5H LCDCE1 LCDC 許可レジスタ 1 R/W 00110000B 0FC6H LCDCE2 LCDC 許可レジスタ 2 R/W 00000000B 0FC7H LCDCE3 LCDC 許可レジスタ 3 R/W 00000000B ∼ 0FCAH ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0FCBH LCDCB1 LCDC ブリンキング設定レジスタ 1 R/W 00000000B 0FCCH LCDCB2 LCDC ブリンキング設定レジスタ 2 R/W 00000000B LCDRAM LCDC 表示 RAM R/W 00000000B ∼ 0FE2H ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0FE3H WCDR 時計カウンタデータレジスタ R/W 00111111B ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0FA6H 0FB0H 0FC0H 0FC8H 0FCDH ∼ 0FD4H 0FD5H 0FE4H ∼ 0FE6H (続く) DS07–12613–4 23 MB95150M シリーズ (続き) アドレス レジスタ略称 レジスタ名称 R/W 初期値 0FE7H ILSR2 入力レベル選択 レジスタ 2 R/W 00000000B 0FE8H, 0FE9H ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0FEAH CSVCR クロックスーパバイザ制御レジスタ R/W 00011100B ∼ 0FEDH ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0FEEH ILSR 入力レベル選択レジスタ R/W 00000000B 0FEFH WICR 割込み端子選択回路制御レジスタ R/W 01000000B ⎯ ( 使用禁止 ) ⎯ ⎯ 0FEBH 0FF0H ∼ 0FFFH ・ R/W についての説明 R/W :リード / ライト可能 R :リードオンリ W :ライトオンリ ・ 初期値についての説明 0 :このビットの初期値は “0” です。 1 :このビットの初期値は “1” です。 X :このビットの初期値は不定です。 (注意事項)“ ( 使用禁止 ) ” への書込みは行わないでください。“ ( 使用禁止 ) ” を読み出した場合,不定が読み出されます。 24 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ ■ 割込み要因のテーブル ベクタテーブルの アドレス 上位 下位 割込みレベル 設定レジスタ のビット名 IRQ0 FFFAH FFFBH L00 [1:0] IRQ1 FFF8H FFF9H L01 [1:0] IRQ2 FFF6H FFF7H L02 [1:0] IRQ3 FFF4H FFF5H L03 [1:0] UART/SIO ch.0 IRQ4 FFF2H FFF3H L04 [1:0] 8/16 ビット複合タイマ ch.0 ( 下位 ) IRQ5 FFF0H FFF1H L05 [1:0] 8/16 ビット複合タイマ ch.0 ( 上位 ) IRQ6 FFEEH FFEFH L06 [1:0] LIN-UART ( 受信 ) IRQ7 FFECH FFEDH L07 [1:0] LIN-UART ( 送信 ) IRQ8 FFEAH FFEBH L08 [1:0] 8/16 ビット PPG ch.1 ( 下位 ) IRQ9 FFE8H FFE9H L09 [1:0] 8/16 ビット PPG ch.1 ( 上位 ) IRQ10 FFE6H FFE7H L10 [1:0] ( 未使用 ) IRQ11 FFE4H FFE5H L11 [1:0] 8/16 ビット PPG ch.0 ( 上位 ) IRQ12 FFE2H FFE3H L12 [1:0] 8/16 ビット PPG ch.0 ( 下位 ) IRQ13 FFE0H FFE1H L13 [1:0] 8/16 ビット複合タイマ ch.1 ( 上位 ) IRQ14 FFDEH FFDFH L14 [1:0] 16 ビット PPG ch.0 IRQ15 FFDCH FFDDH L15 [1:0] ( 未使用 ) IRQ16 FFDAH FFDBH L16 [1:0] ( 未使用 ) IRQ17 FFD8H FFD9H L17 [1:0] 8/10 ビット A/D コンバータ IRQ18 FFD6H FFD7H L18 [1:0] タイムベースタイマ IRQ19 FFD4H FFD5H L19 [1:0] 時計プリスケーラ / 時計カウンタ IRQ20 FFD2H FFD3H L20 [1:0] ( 未使用 ) IRQ21 FFD0H FFD1H L21 [1:0] 8/16 ビット複合タイマ ch.1 ( 下位 ) IRQ22 FFCEH FFCFH L22 [1:0] フラッシュメモリ IRQ23 FFCCH FFCDH L23 [1:0] 割込み要因 外部割込み ch.0 割込み 要求番号 外部割込み ch.4 外部割込み ch.1 外部割込み ch.5 外部割込み ch.2 外部割込み ch.6 外部割込み ch.3 外部割込み ch.7 DS07–12613–4 同一レベル 優先順位 ( 同時発生時 ) 高い 低い 25 MB95150M シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大定格 項目 電源電圧 *1 記号 定格値 単位 最小 最大 Vcc Vss − 0.3 Vss + 6.0 V 備考 V0 ∼ V3 Vss − 0.3 Vss + 6.0 V *2 1 VI Vss − 0.3 Vss + 6.0 V *3 1 VO Vss − 0.3 Vss + 6.0 V *3 ICLAMP − 2.0 + 2.0 mA 該当端子 *4 Σ|ICLAMP| ⎯ 20 mA 該当端子 *4 IOL ⎯ 15 mA 該当端子 *4 該当端子 *4 平均出力電流=動作電流×動作率 ( 端子 1 本 ) LCD 用電源電圧 入力電圧 * 出力電圧 * 最大クランプ電流 最大総クランプ電流 “L” レベル最大出力電流 “L” レベル平均電流 IOLAV ⎯ 4 mA “L” レベル最大総出力電流 ΣIOL ⎯ 100 mA “L” レベル平均総出力電流 ΣIOLAV ⎯ 50 mA 平均総出力電流=動作電流×動作率 ( 端子の総和 ) IOH ⎯ − 15 mA 該当端子 *4 “H” レベル平均電流 IOHAV ⎯ −4 mA 該当端子 *4 平均出力電流=動作電流×動作率 ( 端子 1 本 ) “H” レベル最大総出力電流 ΣIOH ⎯ − 100 mA “H” レベル平均総出力電流 ΣIOHAV ⎯ − 50 mA 消費電力 Pd ⎯ 320 mW 動作温度 TA − 40 + 85 °C 保存温度 Tstg − 55 + 150 °C “H” レベル最大出力電流 平均総出力電流=動作電流×動作率 ( 端子の総和 ) * 1: VSS = 0.0 V を基準にしています。 * 2: V0 ∼ V3 は Vcc + 0.3 V を超えてはいけません。 * 3: VI, Vo は VCC + 0.3 V を超えてはいけません。VI は定格電圧を超えてはいけません。ただし , 外部の部品を使用し て入力への電流または入力からの電流の最大値を制限する場合は , VI 定格に代わって ICLAMP 定格が適用されます。 (続く) 26 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ (続き) * 4: 該当端子:P00 ∼ P07, P10 ∼ P14, P60 ∼ P67, P90 ∼ P95, PA0 ∼ PA3, PB0 ∼ PB7 ・ 推奨動作条件内で使用してください。 ・ 直流電圧 ( 電流 ) で使用してください。 ・ + B 信号は,VCC 電圧を超える入力信号です。+ B 信号とマイクロコントローラの間には , 必ず制限抵抗を接続 し+ B 信号を印加してください。 ・ + B 入力時にマイクロコントローラ端子に入力される電流が , 瞬時・定常を問わず規格値以下になるように制限 抵抗の値を設定してください。 ・ 低消費電力モードなど , マイクロコントローラの駆動電流が少ない動作状態では , + B 入力電位が保護ダイオー ドを通して Vcc 端子の電位を上昇させ , 他の機器へ影響を及ぼします。 ・ マイクロコントローラ電源が OFF 時 (0 V に固定していない場合 ) に+ B 入力がある場合は , 端子から電源が供 給されているため , 不完全な動作を行う可能性があります。 ・ 電源投入時に+B入力がある場合は, 端子から電源が供給されているため, パワーオンリセットが動作しない電源 電圧になる可能性があります。 ・ + B 入力端子は , 開放状態にならないようにしてください。 ・ A/D 入力端子を除くアナログ系入出力端子 (LCD 駆動端子など ) は , + B 入力ができません。 ・ 推奨回路例 ・入出力等価回路 保護ダイオード Vcc 制限 抵抗 P-ch + B 入力 (0 V ∼ 16 V) N-ch R <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 DS07–12613–4 27 MB95150M シリーズ 2. 推奨動作条件 (VSS = 0.0 V) 項目 記号 条件 規格値 単位 備考 最小 最大 2.4*1, *2 5.5*1 2.3 5.5 2.7 5.5 2.3 5.5 V0 ∼ V3 VSS VCC V 液晶電源範囲 ( 最適値は , 使用する液晶表示 素子によって決まります。) 平滑コンデンサ CS 0.1 1.0 μF *3 動作温度 TA − 40 + 85 °C MB95FV100D-103 以外 +5 + 35 °C MB95FV100D-103 電源電圧 VCC ⎯ LCD 用 電源電圧 通常動作の場合 V ストップモードでの 状態保持 MB95FV100D-103 以外 通常動作の場合 ストップモードでの 状態保持 MB95FV100D-103 * 1: 動作周波数 , マシンクロック , アナログ保証範囲により異なります。 * 2: 低電圧検出リセット使用時は , 低電圧が検出されている期間はリセットが発生します。低電圧検出に関しては , 「4. 交流規格」の「(8) 低電圧検出」を参照してください。 * 3: セラミックコンデンサ , または同程度の周波数特性のコンデンサを使用してください。VCC 端子のバイパスコンデ ンサは CS より大きい容量値のものを接続してください。平滑コンデンサ CS の接続は下図を参照してください。 ・C 端子接続図 C CS <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。 28 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ 3. 直流規格 (Vcc = 5.0 V ± 10%, Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 VIH1 “H” レベル 入力電圧 P10, P67 P00 ∼ P07, VIHA P10 ∼ P14, P60 ∼ P67, P90 ∼ P95, VIHS1 PA0 ∼ PA3, PB0 ∼ PB7 VIHM VIL “L” レベル 入力電圧 端子名 RST, MOD P10, P67 P00 ∼ P07, VILA P10 ∼ P14, P60 ∼ P67, P90 ∼ P95, VILS PA0 ∼ PA3, PB0 ∼ PB7 条件 規格値 単位 備考 VCC + 0.3 V CMOS 入力レベル選択 の場合 ⎯ Vcc + 0.3 V オートモーティブ入力 レベルが選択された場 合の端子入力 0.8 VCC ⎯ VCC + 0.3 V ヒステリシス入力 ⎯ 0.8 VCC ⎯ VCC + 0.3 V ヒステリシス入力 *1 VSS − 0.3 ⎯ 0.3 VCC V CMOS 入力レベル選択 の場合 ( ヒステリシス入力 ) ⎯ Vss − 0.3 ⎯ 0.5 Vcc V オートモーティブ入力 レベルが選択された場 合の端子入力 *1 VSS − 0.3 ⎯ 0.2 VCC V ヒステリシス入力 ⎯ VSS − 0.3 ⎯ 0.2 VCC V ヒステリシス入力 VCC − 0.5 ⎯ ― V ⎯ ⎯ 0.4 V −5 ⎯ +5 μA プルアップ禁止設定の 場合 最小 標準 最大 *1 0.7 VCC ⎯ ⎯ 0.8 Vcc *1 VILM RST, MOD “H” レベル 出力電圧 VOH 全出力端子 IOH =− 4.0 mA “L” レベル 出力電圧 VOL 全出力端子 , RST*2 IOL = 4.0 mA 入力リーク 電流 (Hi-Z 出力リーク 電流 ) ILI P00 ∼ P07, P10 ∼ P14 以外の 0.0 V < VI < Vcc ポート プルアップ 抵抗 RPULL P00 ∼ P07, P10 ∼ P14 VI = 0.0 V 25 50 100 kΩ プルアップ許可設定の 場合 プルダウン 抵抗 RMOD MOD V1 = VCC 50 100 200 kΩ マスク ROM 品のみ (続く) DS07–12613–4 29 MB95150M シリーズ (Vcc = 5.0 V ± 10%, Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 条件 規格値 単位 備考 12.5 mA フラッシュメモリ品 ( フラッシュメモリ書 込み , 消去以外の場合 ) 30 35 mA フラッシュメモリ品 ( フラッシュメモリ書 込み , 消去の場合 ) ⎯ 11.9 17.2 mA フラッシュメモリ品 (A/D 変換の場合 ) ⎯ 7.2 9.5 mA マスク ROM 品 ⎯ 9.6 14.2 mA マスク ROM 品 (A/D 変換の場合 ) ⎯ 15.2 20.0 mA フラッシュメモリ品 ( フラッシュメモリ書 込み , 消去以外の場合 ) ⎯ 35.7 42.5 mA フラッシュメモリ品 ( フラッシュメモリ書 込み , 消去の場合 ) ⎯ 19.0 27.5 mA フラッシュメモリ品 (A/D 変換の場合 ) ⎯ 11.6 15.2 mA マスク ROM 品 ⎯ 15.4 22.7 mA マスク ROM 品 (A/D 変換の場合 ) VCC = 5.5 V, FCH = 20 MHz, FMP = 10 MHz メインスリープ モード (2 分周 ) ⎯ 4.5 7.5 mA VCC = 5.5 V, FCH = 32 MHz, FMP = 16 MHz メインスリープ モード (2 分周 ) ⎯ 7.2 12.0 mA VCC = 5.5 V, FCL = 32 kHz, FMPL = 16 kHz サブクロック モード (2 分周 ) , TA =+ 25 °C ⎯ 45 100 μA VCC = 5.5 V, FCH = 20 MHz, FMP = 10 MHz メインクロック モード (2 分周 ) 最小 標準 最大 ⎯ 9.5 ⎯ ICC Vcc ( 外部クロック 動作 ) 電源電流 *3 ICCS ICCL VCC = 5.5 V, FCH = 32 MHz, FMP = 16 MHz メインクロック モード (2 分周 ) (続く) 30 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ (続き) (Vcc = 5.0 V ± 10%, Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 電源電流 *3 記号 端子名 最小 標準 最大 単位 備考 ICCLS ⎯ 10 81 μA ICCT VCC = 5.5 V, FCL = 32 kHz 時計モード メインストップモード TA =+ 25 °C ⎯ 4.6 27.0 μA VCC = 5.5 V, FCH = 4 MHz, FMP = 10 MHz メイン PLL モード (2.5 逓倍 ) ⎯ 9.3 12.5 mA フラッシュ メモリ品 ⎯ 7.0 9.5 mA マスク ROM 品 VCC = 5.5 V, FCH = 6.4 MHz, FMP = 16 MHz メイン PLL モード (2.5 逓倍 ) ⎯ 14.9 20.0 mA フラッシュ メモリ品 ⎯ 11.2 15.2 mA マスク ROM 品 ⎯ 160 400 μA ⎯ 0.40 1.10 mA VCC = 5.5 V サブストップモード TA =+ 25 °C ⎯ 3.5 20 μA V3 と VSS の間 ⎯ 300 ⎯ kΩ ⎯ ⎯ 5 kΩ ⎯ ⎯ 7 kΩ −1 ⎯ +1 μA ⎯ 5 15 pF ICCMPLL Vcc ( 外部クロック 動作 ) VCC = 5.5 V, FCL = 32 kHz, FMPL = 128 kHz サブ PLL モード (4 逓倍 ) TA =+ 25 °C VCC = 5.5 V, FCH = 10 MHz タイムベースタイマモード TA =+ 25 °C ICTS ICCH RLCD ⎯ COM0 ∼ COM3 出力 インピーダンス RVCOM COM0 ∼ COM3 SEG00 ∼ SEG15 出力 インピーダンス RVSEG SEG00 ∼ SEG15 LCD リーク電流 ILCDL V0 ∼ V3 COM0 ∼ COM3 SEG00 ∼ SEG15 入力容量 規格値 VCC = 5.5 V, FCL = 32 kHz, FMPL = 16 kHz サブスリープモード (2 分周 ) , TA =+ 25 °C ICCSPLL LCD 内部分割 抵抗 条件 V1 ∼ V3 = 5.0V CIN Vcc, Vss 以外 ⎯ f = 1 MHz * 1: P10, P67 は , 入力レベルを “CMOS 入力レベル ” もしくは “ ヒステリシス入力レベル ” に切り換えることができます。 入力レベルの切換えは , 入力レベル選択レジスタ (ILSR) で設定します。 * 2: クロックスーパバイザなし品のみ * 3:・ 電源電流は外部クロックで規定されています。また,低電圧検出およびクロックスーパバイザのオプションを 選択された場合は,低電圧検出回路の消費電流 (ILVD) および内蔵 CR 発振器の消費電流 (ICSV) それぞれの値を電源 電流値に足してご検討くださるようお願いいたします。 ・ FCH, FCL は , 「4. 交流規格 (1) クロックタイミング」を参照してください。 ・ FMP, FMPL は , 「4. 交流規格 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 DS07–12613–4 31 MB95150M シリーズ 4. 交流規格 (1) クロックタイミング (Vcc = 2.4 V ∼ 5.5 V, Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 FCH 端子名 条件 X0, X1 クロック周波数 FCL X0A, X1A ⎯ tHCYL X0, X1 クロックサイクルタイム 入力クロックパルス幅 入力クロック立上り , 立下り時間 32 規格値 単位 備考 16.25 MHz メイン発振回路使用の場合 ― 32.50 MHz 外部クロック使用の場合 3.00 ― 10.00 MHz メイン PLL1 逓倍 3.00 ― 8.13 MHz メイン PLL2 逓倍 3.00 ― 6.50 MHz メイン PLL2.5 逓倍 3.00 ― 4.06 MHz メイン PLL4 逓倍 ― 32.768 ― kHz サブ発振回路使用の場合 ― 32.768 ― kHz サブ PLL 使用の場合 61.5 ⎯ 1000 ns 発振回路使用の場合 30.8 ⎯ 1000 ns 外部クロック使用の場合 最小 標準 最大 1.00 ― 1.00 tLCYL X0A, X1A ⎯ 30.5 ⎯ μs サブクロック使用の場合 tWH1 tWL1 X0 61.5 ⎯ ⎯ ns tWH2 tWL2 X0A ⎯ 15.2 ⎯ μs 外部クロック使用時 デューティ比 30%∼ 70%を 目安としてください。 tCR tCF X0, X0A ⎯ ⎯ 5 ns 外部クロック使用の場合 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ ・外部クロック使用の場合の入力波形 ( メインクロック ) tHCYL tWH1 tWL1 tCR tCF 0.8 VCC 0.8 VCC X0 0.2 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC ・メインクロック入力ポート外部接続図 水晶振動子使用時 または セラミック振動子使用時 外部クロック使用時 マイクロ コントローラ X0 X1 マイクロ コントローラ X0 X1 開放 FCH FCH C1 C2 ・外部クロック使用の場合の入力波形 ( サブクロック ) tLCYL tWH2 tCR tWL2 tCF 0.8 VCC 0.8 VCC X0A 0.2 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC ・サブクロック入力ポート外部接続図 水晶振動子使用時 または セラミック振動子使用時 外部クロック使用時 マイクロ コントローラ X0A X1A マイクロ コントローラ X0A X1A FCL 開放 FCL C1 DS07–12613–4 C2 33 MB95150M シリーズ (2) ソースクロック / マシンクロック (Vcc = 5.0 V ± 10%, Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 ソースクロック サイクルタイム *1 ( 分周設定前のクロック ) 条件 単位 備考 2000 ns メインクロック使用の場合 最小:FCH = 8.125 MHz, PLL2 逓倍 最大:FCH = 1 MHz, 2 分周 ⎯ 61.0 μs サブクロック使用の場合 最小:FCL = 32 kHz, PLL4 逓倍 最大:FCL = 32 kHz, 2 分周 0.50 ⎯ 16.25 16.384 ⎯ 131.072 kHz 61.5 ⎯ 32000 ns メインクロック使用の場合 最小:FSP = 16.25 MHz, 分周なし 最大:FSP = 0.5 MHz, 16 分周 7.6 ⎯ 976.5 μs サブクロック使用の場合 最小:FSPL = 131 kHz, 分周なし 最大:FSPL = 16 kHz, 16 分周 FMP 0.031 ⎯ 16.250 MHz メインクロック使用の場合 FMPL 1.024 ⎯ 131.072 kHz FSPL マシンクロック サイクルタイム *2 ( 最小命令実行時間 ) 最小 標準 最大 61.5 ⎯ 7.6 tSCLK FSP ソースクロック周波数 規格値 ⎯ MHz メインクロック使用の場合 tMCLK マシンクロック周波数 サブクロック使用の場合 サブクロック使用の場合 * 1:マシンクロック分周比選択ビット (SYCC:DIV1, DIV0) による分周設定前のクロックです。本ソースクロックがマ シンクロック分周比選択ビット (SYCC:DIV1, DIV0) により分周され , マシンクロックとなります。なお , ソース クロックは , 以下から選択が可能です。 ・メインクロックの 2 分周 ・メインクロックの PLL 逓倍 (1, 2, 2.5, 4 逓倍から選択 ) ・サブクロックの 2 分周 ・サブクロックの PLL 逓倍 (2, 3, 4 逓倍から選択 ) * 2:マイクロコントローラの動作クロックです。マシンクロックは , 以下から選択が可能です。 ・ソースクロック ( 分周なし ) ・ソースクロックの 4 分周 ・ソースクロックの 8 分周 ・ソースクロックの 16 分周 ・クロック生成部の概略図 FCH ( メイン発振 ) 2 分周 メイン PLL ×1 ×2 × 2.5 ×4 SCLK ( ソースクロック ) FCL ( サブ発振 ) 2 分周 サブ PLL ×2 ×3 ×4 34 分周回路 ×1 × 1/4 × 1/8 × 1/16 MCLK ( マシンクロック ) クロックモード選択ビット (SYCC:SCS1, SCS0) DS07–12613–4 MB95150M シリーズ ・動作電圧−動作周波数 (TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) ・MB95156M/F156M/F156N/F156J メインクロックモード , メイン PLL モード動作保証範囲 サブ PLL, サブクロックモード , 時計モード動作保証範囲 5.5 動作電圧 (V) 動作電圧 (V) 5.5 2.4 16.384 kHz 32 kHz 3.5 2.4 0.5 MHz 3 MHz 131.072 kHz 10 MHz 16.25 MHz PLL 動作保証範囲 PLL 動作保証範囲 メインクロック動作保証範囲 ソースクロック周波数 (FSP) ソースクロック周波数 (FSPL) ・動作電圧−動作周波数 (TA =+ 5 °C ∼+ 35 °C) ・MB95FV100D-103 メインクロックモード , メイン PLL モード動作保証範囲 サブ PLL, サブクロックモード , 時計モード動作保証範囲 5.5 動作電圧 (V) 動作電圧 (V) 5.5 2.7 16.384 kHz 32 kHz 131.072 kHz PLL 動作保証範囲 ソースクロック周波数 (FSPL) DS07–12613–4 3.5 2.7 0.5MHz 3 MHz 10 MHz 16.25 MHz PLL 動作保証範囲 メインクロック動作保証範囲 ソースクロック周波数 (FSP) 35 MB95150M シリーズ ・メイン PLL 動作周波数 [MHz] 16.25 16 15 4 逓倍 ソースクロック周波数 (FSP) 12 2.5 逓倍 10 1 逓倍 2 逓倍 7.5 6 5 3 0 3 4 4.062 5 6.4 6.5 8 8.125 10 [MHz] メインクロック周波数 (FMP) 36 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ (3) 外部リセット (Vcc = 5.0 V ± 10%, Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 RST “L” レベル パルス幅 tRSTL 端子名 規格値 条件 RST ⎯ 最小 最大 2 tMCLK*1 ⎯ 単位 備考 ns 通常動作の場合 振動子の発振時間 *2 + 100 ⎯ μs ストップモード , サブクロックモード , サブスリープモード , 時計モードの場合 100 ⎯ μs タイムベースタイマ モードの場合 * 1:tMCLK については「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 * 2:振動子の発振時間は , 振幅の 90%に達した時間です。水晶振動子は数 ms ∼数十 ms, セラミック振動子は 数百 μs ∼数 ms, 外部クロックは 0 ms となります。 ・通常動作の場合 tRSTL RST 0.2 VCC 0.2 VCC ・ストップモード , サブクロックモード , サブスリープモード , 時計モード , 電源投入の場合 tRSTL RST 0.2 VCC 0.2 VCC 振幅の 90% X0 内部動作 クロック 振動子の 発振時間 100 μs 発振安定待ち時間 命令実行 内部リセット DS07–12613–4 37 MB95150M シリーズ (4) パワーオンリセット (Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 電源立上り時間 tR tOFF 電源断時間 端子名 条件 VCC ⎯ tR 規格値 単位 最小 最大 ⎯ 50 ms 1 ⎯ ms 備考 電源投入までの待ち時間 tOFF 2.5 V VCC 0.2 V 0.2 V 0.2 V (注意事項)電源電圧を急激に変化させると , パワーオンリセットが起動される場合があります。動作中に電源電圧を変 化させる場合は,下図のように立上りの傾きを , 30 mV/ms 以下にしてください。 VCC 立上りの傾きを , 30 mV/ms 以下 にしてください。 2.3 V ストップモードでの状態保持 VSS 38 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ (5) 周辺入力タイミング (Vcc = 5.0 V ± 10%, Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 条件 周辺入力 “H” パルス幅 tILIH 周辺入力 “L” パルス幅 tIHIL INT00 ∼ INT07, EC0, EC1, TRG0/ADTG ⎯ 規格値 単位 最小 最大 2 tMCLK* ⎯ ns 2 tMCLK* ⎯ ns *:tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 tILIH INT00 ~ INT07, EC0, EC1, TRG0/ADTG DS07–12613–4 tIHIL 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC 39 MB95150M シリーズ (6) UART/SIO シリアル I/O タイミング (Vcc = 5.0 V ± 10%, Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 条件 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC UCK0 UCK ↓ → UO 時間 tSLOV UCK0, UO0 有効 UI → UCK ↑ tIVSH UCK0, UI0 UCK ↑→ 有効 UI ホールド時間 tSHIX UCK0, UI0 シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL UCK0 シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH UCK0 UCK ↓ → UO 時間 tSLOV UCK0, UO0 有効 UI → UCK ↑ tIVSH UCK0, UI0 UCK ↑→ 有効 UI ホールド時間 tSHIX UCK0, UI0 規格値 単位 最小 最大 内部 クロック 動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL. 4 tMCLK* ⎯ ns − 190 + 190 ns 2 tMCLK* ⎯ ns 2 tMCLK* ⎯ ns 外部 クロック 動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL. 4 tMCLK* ⎯ ns 4 tMCLK* ⎯ ns ⎯ 190 ns 2 tMCLK* ⎯ ns 2 tMCLK* ⎯ ns *:tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 ・内部シフトクロックモード tSCYC UCK0 2.4 V 0.8 V 0.8 V tSLOV UO0 2.4 V 0.8 V tIVSH UI0 tSHIX 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC ・外部シフトクロックモード tSLSH tSHSL 0.8 VCC 0.8 VCC UCK0 0.2 VCC 0.2 VCC tSLOV UO0 2.4 V 0.8 V tIVSH UI0 40 tSHIX 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC DS07–12613–4 MB95150M シリーズ (7) LIN-UART タイミング サンプリングクロックの立上りエッジでサンプリング *1, シリアルクロック遅延禁止 *2 (ESCR レジスタ:SCES ビット= 0, ECCR レジスタ:SCDE ビット= 0) (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC SCK 規格値 条件 内部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL. 単位 最小 最大 5 tMCLK*3 ⎯ ns − 95 + 95 ns tMCLK*3 + 190 ⎯ ns SCK ↓→ SOT 遅延時間 tSLOVI SCK, SOT 有効 SIN → SCK ↑ tIVSHI SCK, SIN SCK ↑→有効 SIN ホールド時間 tSHIXI SCK, SIN 0 ⎯ ns シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCK 3 tMCLK*3 − tR ⎯ ns シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL SCK tMCLK*3 + 95 ⎯ ns SCK ↓→ SOT 遅延時間 tSLOVE SCK, SOT ⎯ 2 tMCLK*3 + 95 ns 有効 SIN → SCK ↑ tIVSHE SCK, SIN 190 ⎯ ns SCK ↑→有効 SIN ホールド時間 tSHIXE SCK, SIN tMCLK*3 + 95 ⎯ ns SCK 立下り時間 tF SCK ⎯ 10 ns SCK 立上り時間 tR SCK ⎯ 10 ns 外部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL. * 1:受信データのサンプリングをシリアルクロックの立上りで行うか , 立下りで行うかを切り換える機能です。 * 2:シリアルクロック遅延機能は , シリアルクロックの出力信号を半クロック遅延させる機能です。 * 3:tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 ・内部シフトクロックモード tSCYC 2.4 V SCK 0.8 V 0.8 V tSLOVI 2.4 V SOT 0.8 V tIVSHI tSHIXI 0.8 VCC 0.8 VCC SIN 0.2 VCC 0.2 VCC ・外部シフトクロックモード tSHSL tSLSH SCK 0.8 VCC 0.2 VCC tF SOT 0.8 VCC 0.2 VCC tR tSLOVE 2.4 V 0.8 V tIVSHE SIN tSHIXE 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC DS07–12613–4 41 MB95150M シリーズ サンプリングクロックの立下りエッジでサンプリング *1, シリアルクロック遅延禁止 *2 (ESCR レジスタ:SCES ビット= 1, ECCR レジスタ:SCDE ビット= 0) (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC SCK 規格値 条件 内部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL. 単位 最小 最大 5 tMCLK*3 ⎯ ns − 95 + 95 ns tMCLK* + 190 ⎯ ns ⎯ ns SCK ↑→ SOT 遅延時間 tSHOVI SCK, SOT 有効 SIN → SCK ↓ tIVSLI SCK, SIN SCK ↓→有効 SIN ホールド時間 tSLIXI SCK, SIN 0 シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL SCK 3 tMCLK* − tR ⎯ ns シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCK tMCLK* + 95 ⎯ ns SCK ↑ → SOT 遅延時間 tSHOVE SCK, SOT ⎯ 3 2 tMCLK* + 95 ns 有効 SIN → SCK ↓ tIVSLE SCK, SIN 190 ⎯ ns SCK ↓→有効 SIN ホールド時間 tSLIXE SCK, SIN 3 tMCLK* + 95 ⎯ ns SCK 立下り時間 tF SCK ⎯ 10 ns SCK 立上り時間 tR SCK ⎯ 10 ns 3 3 3 外部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL. * 1:受信データのサンプリングをシリアルクロックの立上りで行うか , 立下りで行うかを切り換える機能です。 * 2:シリアルクロック遅延機能は , シリアルクロックの出力信号を半クロック遅延させる機能です。 * 3:tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 ・内部シフトクロックモード tSCYC 2.4 V SCK 2.4 V 0.8 V tSHOVI 2.4 V SOT 0.8 V tIVSLI tSLIXI 0.8 VCC 0.8 VCC SIN 0.2 VCC 0.2 VCC ・外部シフトクロックモード tSHSL SCK 0.8 VCC tSLSH 0.8 VCC 0.2 VCC tR SOT 0.2 VCC 0.2 VCC tF tSHOVE 2.4 V 0.8 V tIVSLE SIN tSLIXE 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC 42 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ サンプリングクロックの立上りエッジでサンプリング *1, シリアルクロック遅延許可 *2 (ESCR レジスタ:SCES ビット= 0, ECCR レジスタ:SCDE ビット= 1) (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC SCK SCK ↑→ SOT 遅延時間 tSHOVI SCK, SOT 有効 SIN → SCK ↓ tIVSLI SCK, SIN SCK ↓→有効 SIN ホールド時間 tSLIXI SCK, SIN tSOVLI SOT → SCK ↓ 遅延時間 規格値 条件 内部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL. 単位 最小 最大 5 tMCLK*3 ⎯ ns − 95 + 95 ns 3 tMCLK* + 190 ⎯ ns 0 ⎯ ⎯ SCK, SOT ns 3 4 tMCLK* ns * 1:受信データのサンプリングをシリアルクロックの立上りで行うか , 立下りで行うかを切り換える機能です。 * 2:シリアルクロック遅延機能は , シリアルクロックの出力信号を半クロック遅延させる機能です。 * 3:tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 tSCYC 2.4 V SCK 0.8 V SOT 2.4 V 0.8 V 2.4 V 0.8 V tIVSLI SIN DS07–12613–4 0.8 V tSHOVI tSOVLI 0.8 VCC 0.2 VCC tSLIXI 0.8 VCC 0.2 VCC 43 MB95150M シリーズ サンプリングクロックの立下りエッジでサンプリング *1, シリアルクロック遅延許可 *2 (ESCR レジスタ:SCES ビット= 1, ECCR レジスタ:SCDE ビット= 1) (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC SCK SCK ↓→ SOT 遅延時間 tSLOVI SCK, SOT 有効 SIN → SCK ↑ tIVSHI SCK, SIN SCK ↑ →有効 SIN ホールド時間 tSHIXI SCK, SIN tSOVHI SOT → SCK ↑ 遅延時間 規格値 条件 内部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL. 単位 最小 最大 5 tMCLK*3 ⎯ ns − 95 + 95 ns 3 tMCLK* + 190 ⎯ ns 0 ⎯ ⎯ SCK, SOT ns 3 4 tMCLK* ns * 1:受信データのサンプリングをシリアルクロックの立上りで行うか , 立下りで行うかを切り換える機能です。 * 2:シリアルクロック遅延機能は , シリアルクロックの出力信号を半クロック遅延させる機能です。 * 3:tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 tSCYC 2.4 V SCK 2.4 V 0.8 V tSOVHI SOT 2.4 V 0.8 V 2.4 V 0.8 V tIVSHI SIN 44 tSLOVI 0.8 VCC 0.2 VCC tSHIXI 0.8 VCC 0.2 VCC DS07–12613–4 MB95150M シリーズ (8) 低電圧検出 (Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 規格値 条件 最小 標準 最大 単位 備考 解除電圧 VDL+ 2.52 2.70 2.88 V 電源上昇の場合 検出電圧 VDL- 2.42 2.60 2.78 V 電源降下の場合 ヒステリシス幅 VHYS 70 100 ⎯ mV 電源開始電圧 Voff ⎯ ⎯ 2.3 V 電源到達電圧 Von 4.9 ⎯ ⎯ V 0.3 ⎯ ⎯ μs リセット解除信号が発生する電源 の傾き ⎯ 3000 ⎯ μs リセット解除信号が規格内 (VDL+) で発生する電源の傾き 300 ⎯ ⎯ μs リセット検出信号が発生する電源 の傾き ⎯ 300 ⎯ μs リセット検出信号が規格内 (VDL-) で発生する電源の傾き 電源電圧変化時間 ( 電源上昇の場合 ) tr ⎯ 電源電圧変化時間 ( 電源降下の場合 ) tf リセット解除遅延時間 td1 ⎯ ⎯ 400 μs リセット検出遅延時間 td2 ⎯ ⎯ 30 μs ILVD ⎯ 38 50 μA 消費電流 低電圧検出回路のみの消費電流 VCC Von Voff 時間 VCC tr tf VDL+ VHYS VDL- 内部リセット信号 時間 td2 DS07–12613–4 td1 45 MB95150M シリーズ (9) クロックスーパバイザクロック (Vcc = 5 V ± 10%, Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 発振周波数 fOUT 発振起動時間 twk 消費電流 ICSV 46 条件 ⎯ 規格値 単位 最小 標準 最大 50 100 200 kHz ⎯ ⎯ 10 μs ⎯ 20 36 μA 備考 内蔵 CR 発振器の消費電流 100 kHz 発振の場合 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ 5. A/D 変換部 (1) A/D 変換部電気的特性 (Vcc = 4.0 V ∼ 5.5 V, Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 分解能 総合誤差 直線性誤差 ⎯ 微分直線性誤差 規格値 単位 最小 標準 最大 ⎯ ⎯ 10 bit − 3.0 ⎯ + 3.0 LSB − 2.5 ⎯ + 2.5 LSB − 1.9 ⎯ + 1.9 LSB 備考 ゼロトランジション 電圧 VOT Vss − 1.5 LSB Vss + 0.5 LSB Vss + 2.5 LSB V フルスケール トランジション電圧 VFST VCC − 3.5 LSB VCC − 1.5 LSB VCC + 0.5 LSB V 0.9 ⎯ 16500 μs 4.5 V ≦ Vcc ≦ 5.5 V 1.8 ⎯ 16500 μs 4.0 V ≦ Vcc < 4.5 V 0.6 ⎯ ∞ μs 4.5 V ≦ Vcc ≦ 5.5 V, 外部インピーダンス< 5.4 kΩ の場合 1.2 ⎯ ∞ μs 4.0 V ≦ Vcc < 4.5 V, 外部インピーダンス< 2.4 kΩ の場合 コンペア時間 サンプリング時間 ⎯ ⎯ アナログ入力電流 IAIN − 0.3 ⎯ + 0.3 μA アナログ入力電圧範囲 VAIN Vss ⎯ Vcc V DS07–12613–4 47 MB95150M シリーズ (2) A/D 変換部の注意事項 ・アナログ入力の外部インピーダンスとサンプリング時間について サンプルホールド付き A/D コンバータです。外部インピーダンスが高くサンプリング時間を十分に確保できない場合に は , 内部サンプルホールド用コンデンサに十分にアナログ電圧が充電されず , A/D 変換精度に影響を及ぼします。したがっ て , A/D 変換精度規格を満足するために , 外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係から , サンプリング時間を 最小値より長くなるように , レジスタ値と動作周波数を調整するか , 外部インピーダンスを下げてご使用ください。また , サンプリング時間を十分に確保できない場合は , アナログ入力端子に 0.1 μF 程度のコンデンサを接続してください。 ・アナログ入力等価回路 R アナログ入力 コンパレータ C サンプリング時 ON R C 4.5 V ≦ Vcc ≦ 5.5 V 2.0 kΩ ( 最大 ) 16 pF ( 最大 ) 4.0 V ≦ Vcc < 4.5 V 8.2 kΩ ( 最大 ) 16 pF ( 最大 ) ( 注意事項 ) 数値は参考値です。 ・外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 Vcc ≧ 4.5 V Vcc ≧ 4.0 V 0 2 4 6 8 10 12 ( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 20 kΩ の場合 ) 外部インピーダンス (kΩ) 外部インピーダンス (kΩ) ( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 100 kΩ の場合 ) 20 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0 14 最小サンプリング時間 (μs) Vcc ≧ 4.5 V Vcc ≧ 4.0 V 0 1 2 3 4 最小サンプリング時間 (μs) ・誤差について |VCC − VSS| が小さくなるに従って , 相対的な誤差は大きくなります。 48 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ (3) A/D コンバータの用語の定義 ・ 分解能 A/D コンバータにより識別可能なアナログ変化 10 ビットなら , アナログ電圧を 210 = 1024 の部分に分解することが可能 ・ 直線性誤差 ( 単位:LSB) デバイスのゼロトランジション点 (“00 0000 0000” ←→ “00 0000 0001”) とフルスケールトランジション点 (“11 1111 1111” ←→ “11 1111 1110”) とを結んだ直線と , 実際の特性との誤差 ・ 微分直線性誤差 ( 単位:LSB) 出力コードを 1 LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差 ・ 総合誤差 ( 単位:LSB) 実際の値と理論値との差を言い , ゼロトランジション誤差 / フルスケールトランジション誤差 / 直線性誤差 / 量子誤差 および雑音に起因する誤差 理想入出力特性 総合誤差 VFST 3FFH 3FFH 3FEH 1.5 LSB 3FDH 004H 003H VOT 002H デジタル出力 デジタル出力 3FEH 3FDH 実際の変換特性 {1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB} 004H VNT 003H 実際の変換特性 002H 1 LSB 001H 001H 理想特性 0.5 LSB VSS VCC VSS アナログ入力 1 LSB = VCC − VSS 1024 VCC アナログ入力 (V) デジタル出力 N = VNT − {1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB} [LSB] の総合誤差 1 LSB N :A/D コンバータデジタル出力値 VNT:デジタル出力が (N − 1) H から NH に遷移する電圧 (続く) DS07–12613–4 49 MB95150M シリーズ (続き) フルスケールトランジション誤差 ゼロトランジション誤差 理想特性 004H 3FFH デジタル出力 デジタル出力 実際の変換特性 003H 002H 実際の変換特性 理想特性 実際の変換特性 3FEH 001H 実際の変換特性 3FCH VOT ( 実測値 ) VSS VCC VSS アナログ入力 VCC アナログ入力 微分直線性誤差 直線性誤差 理想特性 実際の変換特性 3FFH (N+1)H 3FDH {1 LSB × N + VOT} 実際の変換特性 VFST ( 実測値 ) VNT 004H 実際の変換特性 003H デジタル出力 3FEH デジタル出力 VFST ( 実測値 ) 3FDH NH (N-1)H VNT 実際の変換特性 理想特性 002H V (N+1)T (N-2)H 001H VOT ( 実測値 ) VSS VCC VSS アナログ入力 デジタル出力 N の = VNT − {1 LSB × N + VOT} 直線性誤差 1 LSB VCC アナログ入力 デジタル出力 N の = V (N + 1) T − VNT 微分直線性誤差 1 LSB −1 N :A/D コンバータデジタル出力値 VNT:デジタル出力が (N − 1) H から NH に遷移する電圧 VOT ( 理想値 ) = VSS + 0.5 LSB [V] VFST ( 理想値 ) = VCC − 1.5 LSB [V] 50 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ 6. フラッシュメモリ書込み / 消去特性 項目 規格値 単位 備考 最小 標準 最大 チップ消去時間 ⎯ 1.0*1 15.0*2 s 内部での消去前書込み時間は除く。 バイト書込み時間 ⎯ 32 3600 μs システムレベルのオーバヘッド時間は 除く。 10000 ⎯ ⎯ cycle 消去 / 書込み時の電源電圧 4.5 ⎯ 5.5 V フラッシュメモリデータ保持時間 20*3 ⎯ ⎯ year 消去 / 書込みサイクル 平均 TA =+ 85 °C * 1: TA =+ 25 °C, Vcc = 5.0 V, 10000 サイクル * 2: TA =+ 85 °C, Vcc = 4.5 V, 10000 サイクル * 3: テクノロジ信頼性評価結果からの換算値です ( アレニウスの式を使用し , 高温加速試験結果を平均温度+ 85 °C へ 換算しています ) 。 DS07–12613–4 51 MB95150M シリーズ ■ 特性例 ・電源電流特性・温度特性 ( フラッシュメモリ品 ) ICC − VCC TA =+ 25 °C, FMP = 2, 4, 8, 10, 16 MHz (2 分周 ) メインクロックモード , 外部クロック動作時 16 16 14 14 FMP = 16 MHz 10 FMP = 10MHz FMP = 8MHz 8 6 6 4 2 FMP = 2MHz 2 3 4 Vcc [V] 5 0 −50 −35 −20 6 ICC − VCC TA =+ 25 °C, FMP = 2, 4, 8, 10, 16 MHz (2 分周 ) メインクロックモード+ AD 動作 , 外部クロック動作時 −5 +10 +25 +40 +55 +70 +85 +100 TA [°C] ICC − TA VCC = 5.5 V, FMP = 10, 16 MHz (2 分周 ) メインクロックモード+ AD 動作 , 外部クロック動作時 16 16 FMP = 16 MHz 14 FMP = 16 MHz 14 12 10 FMP = 10MHz FMP = 8MHz 8 6 ICC [mA] 12 FMP = 4MHz 4 FMP = 10 MHz 10 8 6 4 FMP = 2MHz 2 2 0 2 3 4 Vcc [V] 5 0 −50 −35 −20 6 ICCS − VCC TA =+ 25 °C, FMP = 2, 4, 8, 10, 16 MHz (2 分周 ) メインスリープモード , 外部クロック動作時 16 16 14 14 12 12 10 8 6 FMP= 16MHz FMP = 10MHz FMP = 8MHz FMP = 4MHz FMP = 2MHz 4 2 0 2 3 4 Vcc [V] 5 6 −5 +10 +25 +40 +55 +70 +85 +100 TA [°C] ICCS − TA VCC = 5.5 V, FMP = 10, 16 MHz (2 分周 ) メインスリープモード , 外部クロック動作時 ICCS [mA] ICCS [mA] FMP = 10 MHz 8 FMP = 4MHz 0 ICC[mA] 10 4 2 FMP = 16 MHz 12 ICC [mA] 12 ICC [mA] ICC − TA VCC = 5.5 V, FMP = 10, 16 MHz (2 分周 ) メインクロックモード , 外部クロック動作時 10 8 6 FMP = 16 MHz 4 FMP = 10 MHz 2 0 −50 −35 −20 −5 +10 +25 +40 +55 +70 +85 +100 TA [°C] (続く) 52 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ ICCMPLL − VCC TA =+ 25 °C, FMP = 2, 4, 8, 10, 16 MHz (2.5 逓倍 ) メイン PLL モード , 外部クロック動作時 16 14 14 FMP = 16 MHz 10 FMP = 10 MHz FMP = 8 MHz 8 6 ICCMPLL [mA] 16 12 ICCMPLL [mA] ICCMPLL − TA VCC = 5.5 V, FMP = 10, 16 MHz (2.5 逓倍 ) メイン PLL モード , 外部クロック動作時 10 6 FMP = 4 MHz 4 2 FMP = 2 MHz 2 0 −50 −35 −20 0 3 4 Vcc [V] 5 6 80 80 70 70 60 60 50 40 30 40 30 20 10 10 0 −50 −35 −20 −5 +10 +25 +40 +55 +70 +85 +100 TA [°C] 0 4 Vcc [V] 5 6 ICCLS − TA VCC = 5.5 V, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) サブスリープモード , 外部クロック動作時 80 80 70 70 60 60 ICCLS [μA] ICCLS [μA] ICCLS − VCC TA =+ 25 °C, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) サブスリープモード , 外部クロック動作時 50 40 30 50 40 30 20 20 10 10 0 2 3 4 Vcc [V] 5 +10 +25 +40 +55 +70 +85 +100 TA [°C] 50 20 3 −5 ICCL − TA VCC = 5.5 V, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) サブクロックモード , 外部クロック動作時 ICCL [μA] ICCL [μA] ICCL − VCC TA =+ 25 °C, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) サブクロックモード , 外部クロック動作時 2 FMP = 10 MHz 8 4 2 FMP = 16 MHz 12 6 0 −50 −35 −20 −5 +10 +25 +40 +55 +70 +85 +100 TA [°C] (続く) DS07–12613–4 53 MB95150M シリーズ ICCT − TA VCC = 5.5 V, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) 時計モード , 外部クロック動作時 20 20 16 16 ICCT[μA] ICCT[μA] ICCT − VCC TA =+ 25 °C, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) 時計モード , 外部クロック動作時 12 8 12 8 4 4 0 −50 −35 −20 0 2 3 4 Vcc [V] 5 6 ICCSPLL − TA 特性例 VCC = 5.5 V, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) サブ PLL モード , 外部クロック動作時 500 500 400 400 ICCSPLL [μA] ICCSPLL [μA] ICCSPLL − VCC TA =+ 25 °C, FMPL = 128 kHz (4 逓倍 ) サブ PLL モード , 外部クロック動作時 300 200 300 200 100 100 0 −50 −35 −20 −5 +10 +25 +40 +55 +70 +85 +100 TA [°C] 0 2 3 4 Vcc [V] 5 6 ICTS − VCC TA =+ 25 °C, FMP = 2, 4, 8, 10, 16 MHz (2 分周 ) タイムベースタイマモード , 外部クロック動作時 ICTS − TA VCC = 5.5 V, FMP = 10, 16 MHz (2 分周 ) タイムベースタイマモード , 外部クロック動作時 1.4 1.4 1.2 FMP = 16 MHz 1.2 FMP = 16 MHz 0.8 FMP = 10 MHz 0.6 FMP = 8 MHz 0.4 FMP = 4 MHz 0.2 FMP = 2 MHz 0 2 3 4 Vcc [V] 5 6 ICTS [mA] 1 1 ICTS [mA] −5 +10 +25 +40 +55 +70 +85 +100 TA [°C] FMP = 10 MHz 0.8 0.6 0.4 0.2 0 −50 −35 −20 −5 +10 +25 +40 +55 +70 +85 +100 TA [°C] (続く) 54 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ (続き) ICCH − TA VCC = 5.5 V, FMP = stop サブストップモード , 外部クロック停止時 20 20 16 16 ICCH [μA] ICCH [μA] ICCH − VCC TA =+ 25 °C, FMP = stop サブストップモード , 外部クロック停止時 12 8 12 8 4 4 0 0 2 3 4 Vcc [V] DS07–12613–4 5 6 −50 −35 −20 −5 +10 +25 +40 +55 +70 +85 +100 TA [°C] 55 MB95150M シリーズ ・入力電圧特性 ( フラッシュメモリ品 ) VIH1 − VCC および VIL − VCC TA =+ 25 °C VIHS1 − VCC および VILS − VCC TA =+ 25 °C 5 5 4 4 VIHS1 / VILS [V] VIH1 / VIL [V] VIHS1 VIH1 3 VIL 2 1 3 2 VILS 1 0 0 2 3 4 5 6 2 3 VCC [V] 5 5 4 4 VIH2 3 VIL 2 5 6 VIHS2 − VCC および VILS − VCC TA =+ 25 °C VIHS2 / VILS [V] VIH2 / VIL [V] VIH2 − VCC および VIL − VCC TA =+ 25 °C 4 VCC [V] VIHS2 3 2 VILS 1 1 0 0 2 3 4 VCC [V] 5 6 2 VIHA − VCC および VILA − VCC TA =+ 25 °C 3 4 VCC [V] 5 6 VIHM − VCC および VILM − VCC TA =+ 25 °C 5 5 VIHA 4 VIHM / VILM [V] VIHA / VILA [V] 4 VILA 3 2 VIHM 2 VILM 1 1 0 0 2 56 3 3 4 VCC [V] 5 6 2 3 4 VCC [V] 5 6 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ ・出力電圧特性 ( フラッシュメモリ品 ) (VCC − VOH) − IOH TA =+ 25 °C VOL − IOL TA =+ 25 °C Vcc = 2.5 [V] 2.7 [V] 3.0 [V] Vcc = 3.5 [V] 1.2 1 1 Vcc = 4.5 [V] Vcc = 5.0 [V] Vcc = 5.5 [V] 0.8 0.6 Vcc = 2.5 [V] 0.4 0.2 0.2 0 −2 −4 −6 IOH [mA] −8 Vcc = 3.5 [V] Vcc = 4.0 [V] Vcc = 4.5 [V] Vcc = 5.0 [V] Vcc = 5.5 [V] 0.6 0.4 0 Vcc = 2.7 [V] Vcc = 3.0 [V] 0.8 VOL [V] Vcc-VOH [V] 1.2 Vcc = 4.0 [V] 0 −10 0 2 4 6 IOL [mA] 8 10 ・プルアップ特性 ( フラッシュメモリ品 ) RPULL − VCC TA =+ 25 °C 250 RPULL [kΩ] 200 150 100 50 0 2 DS07–12613–4 3 4 VCC [V] 5 6 57 MB95150M シリーズ ■ マスクオプション 品種名 MB95156M MB95F156M MB95F156N MB95F156J MB95FV100D-103 指定方法 マスク発注時に指定 設定不可 設定不可 1 クロックモード選択 ・ 1 系統クロックモード ・ 2 系統クロックモード 2 系統 クロックモード 2 系統 クロックモード MCU ボード上のスイッチ で切換え 2 低電圧検出リセット* ・ 低電圧検出リセット あり ・ 低電圧検出リセット なし マスク発注時に 指定 型格で指定 MCU ボード上のスイッチ で切換え 3 クロックスーパバイザ* ・ クロックスーパバイザ あり ・ クロックスーパバイザ なし マスク発注時に 指定 型格で指定 MCU ボード上のスイッチ で切換え 型格で指定 MCU ボードスイッチは次 のように切換え ・ スーパバイザあり: リセット出力なし ・ スーパバイザなし: リセット出力あり No. 4 リセット出力* ・ リセット出力あり ・ リセット出力なし 5 発振安定待ち時間 マスク発注時に指定 (214 − 2) /FCH の発振安定待 (214 − 2) /FCH の発振安定待 (214 − 2) /FCH の発振安定待 ち時間に固定 ち時間に固定 ち時間に固定 *: クロックモード選択,低電圧検出リセット,クロックスーパバイザの選択およびリセット出力については, 下表を参照してください。 品種名 MB95156M クロックモード選択 2 系統 MB95F156M MB95F156N 2 系統 MB95F156J 1 系統 MB95FV100D-103 2 系統 58 低電圧検出リセット クロックスーパバイザ リセット出力 なし なし あり あり なし あり あり あり なし なし なし あり あり なし あり あり あり なし なし なし あり あり なし あり あり あり なし なし なし あり あり なし あり あり あり なし DS07–12613–4 MB95150M シリーズ ■ オーダ型格 品種名 パッケージ MB95156MPMT MB95F156MPMT MB95F156NPMT MB95F156JPMT プラスチック・LQFP, 48 ピン (FPT-48P-M26) MB95156MPMC MB95F156MPMC MB95F156NPMC MB95F156JPMC プラスチック・LQFP, 52 ピン (FPT-52P-M01) MCU ボード MB2146-303A-E (MB95FV100D-103PBT 搭載 ) DS07–12613–4 プラスチック・PFBGA, 224 ピン (BGA-224P-M08) ( ) 59 MB95150M シリーズ ■ パッケージ・外形寸法図 プラスチック・LQFP, 48 ピン (FPT-48P-M26) リードピッチ 0.50mm パッケージ幅× パッケージ長さ 7 × 7mm リード形状 ガルウイング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70mm MAX 質量 0.17g コード(参考) P-LFQFP48-7×7-0.50 プラスチック・LQFP, 48 ピン (FPT-48P-M26) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含む。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 9.00±0.20(.354±.008)SQ +0.40 +.016 * 7.00 –0.10 .276 –.004 SQ 36 0.145±0.055 (.006±.002) 25 37 24 0.08(.003) Details of "A" part +0.20 1.50 –0.10 +.008 48 13 "A" 0˚~8˚ LEAD No. 1 0.50(.020) (Mounting height) .059 –.004 INDEX 0.10±0.10 (.004±.004) (Stand off) 12 0.20±0.05 (.008±.002) 0.08(.003) 0.25(.010) M 0.60±0.15 (.024±.006) ©2003-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F48040S-c-2-3 C 2003 FUJITSU LIMITED F48040S-c-2-2 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ (続く) 60 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ (続き) プラスチック・LQFP, 52 ピン リードピッチ 0.65 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 10.0 × 10.0 mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70 mm Max コード(参考) P-LQFP52-10×10-0.65 (FPT-52P-M01) プラスチック・LQFP, 52 ピン (FPT-52P-M01) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 12.00±0.20(.472±.008)SQ * 10.00±0.10(.394±.004)SQ 0.145±0.055 (.006±.002) 39 27 40 26 Details of "A" part 0.10(.004) +0.20 1.50 –0.10 +.008 (Mounting height) .059 –.004 INDEX 0˚~8˚ 52 14 0.10±0.10 (.004±.004) (Stand off) "A" LEAD No. 1 13 0.65(.026) 0.30 .012 +0.065 –0.035 +.0027 –.0014 0.13(.005) M ©2005-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F52001S-c-1-2 C 2005 FUJITSU LIMITED F52001S-c-1-1 0.50±0.20 (.020±.008) 0.60±0.15 (.024±.006) 0.25(.010) 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ DS07–12613–4 61 MB95150M シリーズ ■ 本版での主な変更内容 ページ 場所 4 ■ 品種構成 12 ■ デバイス使用上の注意 28 ■ 電気的特性 59 ■ オーダ型格 変更箇所 ( 注意事項 ) を変更 (MB2146-303A → MB2146-303A-E) 「・シリアル通信について」を追加 表下注釈文 *2 を変更 2. 推奨動作条件 品種名を変更 (MB2146-303A → MB2146-303A-E) 変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。 62 DS07–12613–4 MB95150M シリーズ MEMO DS07–12613–4 63 MB95150M シリーズ 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fml/ お問い合わせ先 富士通エレクトロニクス株式会社 〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fei/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで , 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 プロモーション推進部